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旅客船・高速船・フェリー等のスレ

35千葉9区:2009/05/11(月) 22:36:03
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000000905110005
たこフェリーGW半減
2009年05月11日


やはり影響は大きかった――。大型連休中、明石市と淡路島を結ぶ「たこフェリー」は、利用した車が前年より約半分に減った。同じ区間を結ぶ明石海峡大橋のETC割引のあおりをまともに受けた。同橋開通から11年。船員からは「橋と共存できたと思っていたのに……」とため息が漏れる。(小野大輔)
 「オールライン、レッコー」。4月29日、昭和の日。中野達也船長(43)のかけ声で岸壁の綱が外され、フェリーが明石港を出た。トラックや乗用車は定員の約半分。「例年なら、乗りきれずに港の駐車場に行列ができたのに」と中野船長が語った。
 昨年9月、神戸淡路鳴門自動車道でETCを付けた中型、大型、特大車を対象に夜間割引がスタート。そして今年3月20日には、乗用車が土日、祝日「上限千円」になった。一方、フェリーの乗用車の運賃は2050円だ。
 同社によると、4月25日から5月6日までの間、同フェリーを利用した乗用車、トラックなどの車は9256台で、前年同期より48%減。橋開通で約7割減った98年以来の打撃だ。
 社も手をこまぬいているわけではない。そもそも運賃値下げや、ゆるキャラ「パパたこ」によるPRで、客足は01年度以降7年連続で回復していた。
 4月から、橋を通行できない125cc以下の二輪車や自転車の2人組などを対象に、計1160〜2420円の運賃から380円を割り引く「たこでハッピーツーリング」を導入した。淡路島で下船せずにクルーズする「明石海峡遊覧きっぷ」(大人620円、子ども320円)で、日中だけでなく夜間も乗れるようにもした。だが、それもETC効果にかすんだ。
 国土交通省は4月、フェリーや離島航路への「地域交通の活性化」として、計414億円の補正予算案を国会に提出した。ただ、「省エネ設備の導入やバリアフリー化といった新しい取り組みに対する支援であって、単純な損失補填(ほ・てん)には認められない」(同省海事局)といい、たこフェリーがどれだけの恩恵を受けられるかは不透明だ。
 大麻一秀社長(56)は「橋の通行料が安くなるのは良いこと」としたうえで、「相手が国では価格競争に勝てっこない。運賃との差額分を穴埋めしてほしいのが本音」と話す。人件費削減にも乗り出し、社員の手当を減額、賞与も全額カットする方針だ。4月下旬からは希望退職を募っている。


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