したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

旅客船・高速船・フェリー等のスレ

349チバQ:2014/07/01(火) 22:07:12
対馬海峡を渡る日本人が激減
 ビートルの乗船客を見る限り、韓国に対する印象が良い時期は人数が増え、悪ければ減るという具合に、感情がストレートに表れるのが、日本人だ。

ビートルの博多〜釜山航路の国籍別乗客数(片道ごとに集計)

[画像クリックで拡大表示] ビートルで対馬海峡を渡った日本人の数は、過去に2度ピークを迎えている。1度目は2001年度である。サッカーのワールドカップ日韓大会の開催を翌年度に控え、韓国に対する関心が高まった時期だった。2度目は韓流ブームが最高潮に達した2008年度で、日本人乗客は過去最高の23万8000人に上った。

 その後、韓流ブームの沈静化で日本人乗客は徐々に減っていく中、2012年度に韓国の李明博大統領(当時)が竹島(韓国名・独島)に上陸し、さらに天皇陛下への謝罪要求発言が伝わると、韓国に対する感情は一気に悪化した。

 その影響で2013年度の日本人客は、ピーク時の半分以下の11万1000人にまで落ち込んだ。朴槿恵大統領が引き続き反日的な外交姿勢を取っていることが影響して、現在も減少に歯止めがかからない。今年7月と8月の日本人による乗船予約件数は、前年同月比4割減だという。

 川口社長は「台湾や香港、バンコクに日本人観光客を奪われている」と言う。

訪日する韓国人の複雑な心情
 一方、ビートルの韓国人乗客数は、対日感情の良しあしとは関係なく、推移する。

 韓国の憲法裁判所が2011年、韓国政府に対して従軍慰安婦問題で日本と外交交渉しないのは違憲との判断を下したことをきっかけに、韓国内の対日感情は悪化の一途をたどっている。それでも2011年度の3万9000人、2012年度の4万6000人、2013年の7万人と、ビートルの韓国人乗船客は増え続けている。

 日本は大嫌いだけど、好き――。そんな複雑にねじれた感情を抱いているのだろうか。

 川口社長は「日韓関係に関係なく、韓国人には楽しいことはしたいという割り切りがある」と分析する。悪化する日韓関係については、「ちょっと船に乗れば相手国を訪問できる気楽さで、両国をどうにかつなぎとめたい」と語る。

 ただ日本人乗客の減少やLCC(格安航空会社)との競争激化の余波で、JR九州高速船は2013年度まで3期連続で赤字だ。

 2014年度も見通しは暗く、このほど4隻あったビートルのうち、1隻を売却することを決めた。日韓友好の「中継ぎ役」としてスタートした高速船事業は、正念場を迎えた。日韓海底トンネルの実現というゴールは、はるか遠い。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板