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旅客船・高速船・フェリー等のスレ

321荷主研究者:2013/12/28(土) 23:45:16

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/507311.html
2013年11/30 10:19、11/30 15:26 北海道新聞
フェリー撤退5年、室蘭航路の再開見えず 港湾業界など振興策探る

フェリー埠頭にあるターミナルビル。航路再開に不可欠として室蘭市が譲り受け、管理を続ける=室蘭市入江町

 【室蘭】2008年11月に東日本フェリー(当時)が室蘭―青森航路から撤退し、室蘭港からフェリー航路がなくなって30日で5年。室蘭市は航路の誘致活動を続けているものの、最近の景気回復は地域物流の活性化には結びつかず、航路再開の道筋は見えない。市や地元港湾業界はフェリー誘致と並行し、クルーズ客船誘致や貨物増を目指す研究に力を入れるなど、港の生き残りへ模索を続けている。

 室蘭港フェリー埠頭(ふとう)にあるターミナルビル。発券窓口や待合室を兼ねた鉄筋コンクリート3階建てのビルはいま、年に数回催し会場に使われるだけ。周囲も釣り糸を垂らす姿が目に付く程度だ。

 室蘭港は1967年に青森航路を開設したのを皮切りに、最盛期の90年代半ばには5航路を数えた。だが、道央圏に近く輸送コストを抑制できる苫小牧港へ荷物の集中が進み、それに伴って同港の機能も向上。室蘭港との差は広がり、08年までの10年あまりで室蘭航路は次々と休止された。

 同ビルは青森航路撤退後の09年、室蘭市が再開に不可欠としてフェリー会社から無償で譲り受けた。市は電気代や駐車場と岸壁の管理費などを含め年間約660万円の維持費を負担しながら、道内航路を持つ船会社を回って航路誘致を継続。11年5月に就任した青山剛市長も年3、4社を訪ねているが、就航のめどはたっていない。

 このため、フェリー誘致だけでなく、幅広く振興策を探る動きも出始めた。津波などの災害に強い天然の良港というメリットを生かそうと、室蘭商工会議所などが中心となり、自衛隊関連施設の誘致期成会を今年4月に立ち上げたのもその一環だ。

 また、室蘭市や港湾・運輸業者、行政機関など13団体は昨年、貨物増加を目指す「室蘭港貨物等輸送研究会」を設立。積み荷を既存の工業製品だけではなく、農産物にも広げようと物流調査を続ける。

 ただ、JX日鉱日石エネルギー室蘭製油所が来年3月で原油処理を停止することが決まり、室蘭港全体の取扱貨物量が激減するのは必至。地盤沈下に歯止めがかからない現状に、関係者の危機感は募るばかりだ。(室蘭報道部 福田講平)<北海道新聞11月30日朝刊掲載>


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