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旅客船・高速船・フェリー等のスレ

319チバQ:2013/12/24(火) 23:06:31
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/131223/wec13122318000006-n1.htm
【ビジネスの裏側】
韓国に奪われた船舶貨物を取り戻せ…世界5位・釜山港を逆転するための「大阪港」秘策はあるか
2013.12.23 18:00 (1/5ページ)[ビジネスの裏側]

夕日を浴びる中、コンテナ貨物を取り扱う大型クレーンが立ち並ぶ夢州地区の高規格コンテナターミナル=12月4日午後4時5分ごろ、大阪市の大阪港(西川博明撮影)
 かつて日本一の貨物取り扱い量を誇った大阪港。国の「国際コンテナ港湾」戦略強化方針を受け、日本のハブ(中枢)港湾としての拡張工事が進んでいる。狙いは平成7(1995)年1月の阪神淡路大震災以降、韓国・釜山港に奪われた国内の海外向け貨物を取り戻し、国際港湾としての地位を奪還することだ。だが、物流コストなど競争力では釜山港など東アジア主要港湾と対峙(たいじ)できるレベルにはないのが実情。果たして、大阪港に巻き返しのチャンスはあるのだろうか。


戦災に震災…地位低下


 「釜山(韓国)に移った西日本各地の港湾経由の船舶貨物を、再び日本へ取り戻し、大阪港に集めたい」

 12月上旬。地平線に夕日が沈む絶景の中、船で大阪港を案内してくれた国土交通省近畿地方整備局の関係者らは、異口同音に口をそろえた。

 5〜6世紀から難波津(なにわのつ)として国際港の役割を果たしてきた大阪港。戦前の昭和12〜14年ごろをピークに、日本一の取り扱い貨物量を誇った。

 だが太平洋戦争による米軍の空襲で壊滅的な被害を受け、港湾の地位は徐々に低下。阪神淡路大震災があった平成7年の総貨物量は約1億2200万トンだったが、神戸港を含む阪神港の取り扱い貨物は徐々に釜山港経由へシフト。24年には約3割減の約8700万トンへ減少した。

 22(2010)年のコンテナ貨物量の国際港湾比較をみても、大阪港は上海(中国)の8%、釜山の16%程度。世界のコンテナ取扱量(2012年、速報値)では日本は東京港の29位が最高で、1位上海、2位シンガポール、3位香港…とアジアの主要港に惨敗した。一方、韓国は全港湾での取扱量が昨年過去最高を記録し、釜山は10年連続で世界5位の地位を確保している。

 海外から輸送され、積み替えてさらに海外に輸送される「トランシップ貨物」の取扱量をみると、日本の現状はさらに深刻だ。2011年の日本の取扱量が取扱貨物全体のわずか2%、27万TEUにとどまるのに対し、釜山は46%、735万TEU。このうち、日本からの流出コンテナは約100万TEUとみられている。これは日本から海外に運ばれる貨物の実に約4分の1に相当する。


競争力は遠く及ばず…


 震災を契機に釜山港に貨物を奪われた後も、大阪港の国際港湾としての地位が低下したままなのはなぜなのか。リーマンショック後の不況からなかなか立ち直れなかった日本に対し、アジア各国は急激な成長を遂げたという経済情勢の違いもあるが、「荷物を船から船へ移し替えるリードタイム(所要時間)や、手数料などのコスト(経費)で、韓国の方が競争力がある」(中本隆国土交通省大阪港湾・空港地方整備事務所長)と、日本側の課題も大きい。

 実際、コンテナ貨物の取扱料金(平成20年)を比較すると、日本の港湾を100とした場合、釜山港は79、シンガポール港は85、台湾・高雄港は69。入港から行政手続きを経て貨物を引き渡すまでにかかる時間も、シンガポールが24時間以内なのに対し、大阪港は3、4日かかる。アジア主要港は24時間運営が常識だが、日本ではまだモデル事業の実施にとどまっている。


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