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旅客船・高速船・フェリー等のスレ

301チバQ:2013/03/05(火) 22:46:26
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20130304-OYT8T01617.htm
悩ましい客船大型化 青森港・新中央埠頭



昨年9月に青森港・新中央埠頭に入港した5万トン級の「飛鳥2」(青森港国際化推進協議会提供) 旅客船専用ターミナルとして2003年に供用が始まった青森港・新中央埠頭(ふとう)(青森市)に近年、当初の計画を上回る規模の大型客船が寄港している。旺盛なクルーズ需要を背景に客船の大型化が進んだためだが、実は何万トン級まで受け入れ可能なのかわかっていない。港を管理する県は2013年度予算案に調査費約2800万円を計上した。

◇悩みの種◇

 「沖館を使ってほしい」

 昨年10月に寄港を予定していた大型客船の受け入れを巡り、県は打診された新中央埠頭の代わりに、貨物船用の「沖館埠頭」に入港する案を提示した。

 その相手とは、全長290メートル、総トン数11万6000トンの「ダイヤモンド・プリンセス」――。約2700人の客が乗船できる米国の豪華客船で、日本やロシア、中国を周遊する計画を組んでいた。

 問題は、新中央埠頭に安全に接岸できるかどうか。ともに協議した青森海上保安部の答えは「ノー」。岸壁の長さ(280メートル)や水深(10メートル)、船形などを勘案して検討したが、「入港は厳しい」(青森海保担当者)と判断した。

 それならばと、10万トン級でも接岸できる沖館埠頭で急場をしのごうとしたわけだが、観光業者からは「貨物用なので殺風景で見栄えがよくない」と評判は今ひとつ。市中心部から2キロ・メートルほど離れているのも難点で、新中央埠頭に比べて利便性は劣る。

 結局、ダイヤモンド・プリンセス号は台風のため寄港を見送ったが、県港湾空港課の奈良信秀課長は「何万トン級まで大丈夫なのかと言われると、よく分かっていない」と明かす。

◇大型船対応◇

 国内最大(当時)の「飛鳥」(約2万9000トン)にも対応できる岸壁として整備された新中央埠頭だが、近年は乗船単価を抑えるため大型船の就航が進み、10万トン超級も珍しくない。

 これまでに同埠頭に入港した客船で最大規模は6万9000トンの「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」。今年は7万7000トン、14年には、ダイヤモンド・プリンセスの寄港も再計画されている。

 県は8〜9万トン級までは「セーフ」と見立てる。一方で、それ以上の規模の入港になると確証が持てないという。

 青森港への寄港数は年間10件前後と横ばい傾向が続く。過熱するクルーズ市場の裏では、数千万円とも試算される経済効果を期待する誘致合戦も激化しており、地元の商工会議所や観光団体が大型船への対応を急ぐよう県に求めている。

 奈良課長は「調査結果を踏まえ、改修も視野に対応を検討していきたい」と話している。

(2013年3月5日 読売新聞)


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