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旅客船・高速船・フェリー等のスレ

105荷主研究者:2009/12/11(金) 00:18:50

http://kumanichi.com/news/local/main/20091207002.shtml
2009年12月07日 熊本日日新聞
広がるフェリーの運賃割引 ETC割引に対抗

運賃割引が実施されている熊本港のフェリー会社窓口=熊本市の同港フェリーターミナル

 高速道路のETC割引の影響で客離れが続く県内フェリー会社で、独自の運賃割引制度を導入する動きが広がっている。ドライバーらからは高速道とフェリー“二重”の料金割引を歓迎する声が上がるが、フェリー業界にとっては、厳しい経営環境の中で減収覚悟の対抗措置。利用客からは生活の足ともなっているフェリーの行く末を案じる声も出ている。

 熊本港〜島原外港(長崎県島原市)を結ぶ熊本フェリー(熊本市)は5日から、土日祝日の車両運賃を一律千円に割引した(6メートル未満の車)。

 同社は高速道路の割引が始まった今春以降、土日の車両利用が前年比15%程度減少した。ETC割引の対抗策として導入した独自の割引制度で「初日は7便中5便が満船と好評だった」(熊本フェリー)とし、正月三が日を除く来年1月31日まで続ける予定だ。

 6日、家族の日帰り旅行で利用した城南町の会社員、山内信博さん(55)は「割引を知って使った。以前より2500円ほど得した。高速で出掛ける機会が増えたが、フェリーは疲れないし、今後も利用したい」と喜ぶ。

 同じ有明海でフェリーを運航する会社では、九商フェリー(島原市)が11月末から車両と旅客運賃を土日祝日は半額とするキャンペーンを開始。長洲港−多比良港(長崎県雲仙市)を運航する有明フェリーも11月末までの2カ月間、復路運賃の割引を実施した。

 有明フェリーは「春以降利用台数は前年比20〜25%減少したが、割引期間中は10〜15%程度の回復効果があった」と話す。

 ただ、「高い割引率を継続するのは、現実的に困難」と同社。熊本、九商、有明の3社は今年5月以降、高速道路割引によるフェリーへの影響軽減のための支援などを国土交通省などへ訴え続けている。

 民主党は衆院選マニフェスト(政権公約)に高速道路の無料化を掲げており、政府が政権公約通りに実施に移せば、フェリー業界への打撃がさらに深刻化する懸念もある。

 6日、山都町の実家へ里帰り後、長崎県諫早市の自宅へ戻るため熊本港でフェリー待ちをしていた主婦、平古場房子さん(53)は「いつも利用しており、安い料金はありがたい。でも、フェリー会社の経営は大変ではないか」と話し、経営悪化による運航中止を危ぐしていた。(井上直樹)


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