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宗教
197
:
チバQ
:2012/06/24(日) 13:22:19
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120624/crm12062407000000-n1.htm
【オウム真理教研究】
(上)江川紹子さんインタビュー 「遊び感覚」で殺人行為 暴走した「普通の人たち」
2012.6.24 07:00 (1/2ページ)[オウム事件]
ジャーナリストの江川紹子さん
オウム真理教による凶悪事件を知らない世代が増える中、17年にわたって逃走を続けていた特別手配犯の高橋克也(54)、菊地直子(40)両容疑者が逮捕されるなど教団が改めてクローズアップされている。教祖の麻原彰晃死刑囚(57)=本名・松本智津夫=に率いられた教団と、多くの命が奪われた数々の事件を振り返る。(上)では、ジャーナリストの江川紹子さんに聞いた。
◇
オウム事件がなぜ起きたのか。それを一言でいうのは難しい。ただ、この特異な事件を起こした信者らは、はじめは「ごく普通の人たち」だったことを伝えておかなければならない。
事件が起きたのはバブルの絶頂期。好景気に浮かれる人の一方、むなしさを感じる人もいた。そこに精神的な救済をうたってつけ込んだのが、麻原彰晃死刑囚を教祖とするオウム真理教だった。
出家させて外部の情報を遮断。閉鎖的な環境のなか、自分たちこそが正しい、疑問を呈するものはすべて間違いだと教え込んだ。疑問を持つのは帰依が足りない、レベルが低いからだと。電流が流れ苦痛を与えるヘッドギアをかぶらせ、LSDや覚醒剤を使って幻覚を見させた。「(幻覚を)体験したのは教義が正しいからだ。オウムは真理だ」と。教祖の教えは絶対。信者らを思考停止にし、教団はブレーキのない車のような状態となった。
武装化に向かった際、どれだけの信者が本当に人を殺そうと思ってやっていたのか疑問だ。松本サリン事件で、サリンを噴霧した端本悟死刑囚は公判で「またバカなことやってるな、いたずらやってるなと感じていた」と証言している。
オウム事件には残虐性の一方、どこか「遊び感覚」のような現実離れしたところがある。仮谷清志さん拉致事件の際にも最初の指示は「村井(秀夫元幹部)の造ったレーザー銃を使え」というものだったし、ロボットや潜水艦を造ろうとしたり薬物を噴霧しようと何百万円もかけて買ったラジコンヘリを木にぶつけて大破させたり、ばかばかしいことをたくさんしている。
こうした「おもちゃ」で遊んでいるようなところと、殺人という恐ろしい行為が、まったく同じ次元で行われていたところにこの事件の怖さがある。
高橋克也容疑者はいまも教祖への信仰心を捨てていないように思える。逃亡生活で外部の人と心を交わす機会がなく、教祖との関係を超える大切なものができなかったからだろう。
人間は弱い。恐怖や不安につけこまれ、だれもがまっとうな思考を保っていけるかといえば、私はそんなことはないと思う。いまは景気も低迷し、不安を抱える人が多い。原発事故で、放射能が怖い気持ちにつけ込む「似非(えせ)科学」のようなものまで出てきている。当時以上の危うさを感じる。同じ轍(てつ)を踏んではならない。(談)
えがわ・しょうこ 昭和33年、東京生まれ。神奈川新聞記者として活動後、フリー記者に。坂本弁護士一家殺害事件をきっかけにオウム事件を追及。平成6年には自宅に毒ガスのホスゲンをまかれ、自身も命を狙われた。著書に『「オウム真理教」追跡2200日』など。
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