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宗教

182チバQ:2011/04/01(金) 22:51:17
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110401/dst11040119590060-n1.htm
身元確認なく火葬、家族と確信も引き取れず 遺族の思いは…
2011.4.1 19:52 (1/2ページ)

一時的に遺体を土葬した宮城県気仙沼市内の広場。名前ではなく、番号だけが記された墓標も多い=31日(早坂洋祐撮影)

「せめて家族で葬ってやりたい」


 岩手、宮城、福島3県の震災犠牲者は1万1000人を超え、うち2300人以上の身元が確認されないまま、順次火葬が始まる。「自分の手で葬りたい」。家族らを捜す人たちは“時間との闘い”に焦りを強めている。(SANKEI EXPRESS)


身元確認なく火葬


 法政大に通う長男(21)と父親(75)を捜す宮城県名取市閖上(ゆりあげ)の会社員、田村功さん(51)は3月29日、遺体安置所の張り紙で身元不明遺体の火葬について知った。「何とか早く見つけ出してやらないと」。市役所に掲げられた遺体情報リストを食い入るように見つめた。

 地震直後、田村さんら家族5人は車2台に分乗して自宅から逃げた。仙台市での就職活動のため、東京から戻っていた長男と父親が乗った車は突然自宅へ向きを変えた。「就活で必要なパソコンを取りに戻ったのかも」。津波にのみ込まれた車は10日後、近所で見つかったが、2人の行方は分からないままだ。田村さんは仕事を休んで連日複数の安置所に通う。

 墓地埋葬法は身元不明者の遺体について、市町村長が埋葬か火葬にすると定めており、傷みが進むなどした遺体は検視後、発見場所の市町村に引き渡される。名取市は1日、30体を東京に運んで火葬する。

 「顔を見ても誰だか分からなくなってきており、市が火葬にするのはしょうがないとも思う。でもやはり家族で葬ってやりたい」。田村さんは複雑な思いをのぞかせた。


DNA鑑定に1カ月


 家族の遺体だと確信しているのに、引き渡しを受けられない人たちもいる。娘と孫を亡くした千葉県市川市の自営業、菊地二三男さん(56)は「一番悔しいのは、まだ娘と孫を荼毘(だび)に付してやれないこと」と唇をかみしめる。

 岩手県山田町の火災現場から見つかった2人の遺体。菊地さんの長女、真田夕紀さん=当時(31)=と孫の聖斗ちゃん=(1)=は発見された時、折り重なるように倒れていた。2人は真っ黒になっていたが、顔の輪郭から夕紀さんと確信したという。

 そばにあった鍵などの所持品も夕紀さんのものと一致。菊地さんは「娘と孫に違いない。家族だから分かる」と断言する。聖斗ちゃんの遺体は夕紀さんに比べ損傷が少なく、「娘は孫を最後まで守ろうとしたんだ」と思った。

 「せめて自分の手で早く埋葬してあげたい」と引き取ろうとしたが、県警から「身元確認のためのDNA型鑑定の結果が出るまでに1カ月はかかる」と告げられた。

 地震発生後、千葉県の自宅から自動車を飛ばして山田町に入った菊地さん。携帯電話に残る2人の写真をいとおしそうに見つめ、「こういう現場があることも知ってほしい」と目を潤ませた。


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