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宗教

177チバQ:2011/03/23(水) 21:22:26
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110323t13054.htm
火葬限界 5市4町が土葬方針 宮城
 宮城県警は22日午後5時までに、5607人の遺体を収容した。今後も遺体は増え続けるとみられ、火葬は限界に達している。宮城県内では東松島市と亘理町のほか、仙台、気仙沼、石巻、名取の4市と南三陸、女川、山元の3町が土葬を実施する予定となっている。
 名取市は身元不明の遺体を「仮埋葬」として土葬する方針。閖上海岸の県有地約5000平方メートルに約250体規模の墓地を造ることを検討する。火葬も実施しているが、仙台、上山両市に1日計5体分の枠を確保しているのみで、市は「ご遺体に失礼がないよう、最善を尽くす」と土葬にも理解を求める。
 石巻市は市の斎場の稼働時間を延長。通常は1日9体を20体まで拡大して火葬しているが、追いつかず、市内3カ所で土葬墓地の整備を始めた。やはり仮埋葬の位置付けで「2年かけて順次、火葬したい」(市環境対策課)という。
 山元町は26日にも土葬を始め、亘理町とともに今月末で被災遺体の火葬を打ち切る。
 埋火葬には市町村長の許可が必要だが、厚生労働省は戸籍の確認も困難な被災自治体の事情を考慮。許可を不要とするなど手続きの簡素化を都道府県に通知した。こうした特例措置は阪神・淡路大震災の際にも講じられたが、今回は土葬も含めた初のケースとなる。
 土葬は法的に認められているが、火葬を希望する遺族が大半で、自治体も対応に苦慮する。
 気仙沼市は市の斎場で1日9体を火葬し、隣接の一関市にも委託する。並行して土葬場所の選定も進めるが、市環境課は「市民に土葬の説明はしていない。不安を与えないよう今は火葬に努めている」と説明する。
 南三陸町は町内のほか登米市、24日からは栗原市でも火葬する一方、町有地に土葬用地約3000平方メートルを確保。それでも「極力、火葬したい。土葬しても後に火葬する」との姿勢だ。多賀城市や七ケ浜町などの遺体を市内の斎場で火葬する塩釜市も「市街地で土葬はなかなかできない。火葬で何とか対応したい」と話す。
 身元不明の遺体については、土葬後の身元確認に備え、自治体側は遺留品や身体の特徴などを記録。県警も検視時に採取した指紋や掌紋、DNA、全身と顔の写真などを保管する。


◎南三陸の火葬場 規模縮小し再開

 宮城県南三陸町唯一の火葬場である「南三陸斎苑(えん)」が22日、再開した。停電で発電機を使うため、火葬できるのは1日4体と通常の半数。それでも被災後は町外の自治体に頼らざるを得なかっただけに、再開に安堵(あんど)する遺族も見られた。
 町内の道路が通行可能になり、火葬用の燃料も調達できたことで再開に踏み切った。町は「遺族が一日も早い火葬を望んでいた」と説明する。
 通常なら炉2基で1日8体まで火葬できるが、自動制御に発電機を使うため、当面は4体にとどめるという。
 この日、津波の犠牲になった祖母の遺体を火葬した仙台市宮城野区の運送業男性(34)は「いつ火葬されるか分からず、キャンセル待ちの状況だった。近場で火葬できて心も落ち着いた」と話し、町内の親族とともに遺骨を引き取った。
 同町の遺体火葬は、登米市が16日から受け入れに協力。栗原市も24日から受け入れる。


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