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宗教

163チバQ:2010/09/19(日) 17:23:28
http://mainichi.jp/select/world/news/20100916dde007030002000c.html
ローマ法王:公式訪問に揺れる英国 16世紀以来の「和解」 児童虐待への批判も
 【ロンドン笠原敏彦】ローマ法王ベネディクト16世は16日から4日間の日程で英国を公式訪問する。16世紀に英国王ヘンリー8世が離婚問題でバチカンと決別し、英国国教会が設立されて以来、法王の英国公式訪問は初めて。「歴史的」(キャメロン首相)と位置づけられる一方で、神父による児童らの性的虐待スキャンダルなどが訪問に影を落としている。

 法王は16日、スコットランドのエディンバラに入り、エリザベス女王の歓迎を受ける。英国国教会の最高権威である女王は1980年に英国家元首として初めてバチカンを公式訪問した。女王の招待による今回の訪問は30年ぶりの返礼となり、英国とバチカンの「和解」が一層推進される。

 一方で、米国やアイルランドなどで噴出したカトリック教会神父による児童性的虐待スキャンダルは各国に拡大し、バチカンへの厳しい批判が続く。

 また、英国は世俗化が著しく、国教会とバチカンは同性愛の容認や避妊問題などで見解が対立している。そのためバチカンの「伝統的価値の堅持」に反発する市民グループなどが法王への抗議行動を予定している。

 さらに超緊縮財政下で英政府が今回の訪問に1200万ポンド(約16億円)を支出することにも世論の不満があり、中立系インディペンデント紙は「タイミングの悪い訪問」と報じている。

 英政府には、途上国の開発問題や貧困対策などに影響力を持つバチカンと関係を強化したい思惑があるようだ。

 法王は各地でミサや宗教間対話などの行事に参加する予定。バチカンからは、前法王の故ヨハネ・パウロ2世が82年に非公式に訪英している。

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 ■ことば

 ◇英国国教会
 1534年、バチカン(ローマ・カトリック教会)から独立。英国王ヘンリー8世(在位1509〜1547年)が妻キャサリンとの離婚を当時のローマ法王クレメンス7世に訴え、却下されたことが引き金になった。教義はプロテスタント的だが、教会政治や典礼の面ではカトリック的であるとされる。


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