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宗教

12千葉9区:2009/01/11(日) 23:34:34
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090111ddlk40100205000c.html
九大三景:/8 箱崎 信仰と交友の拠点 /福岡
 お昼どき、箱崎キャンパス(東区)の留学生課の建物の隣に長い行列ができる。列の先には青いプレハブ小屋が1軒。エジプト人のアマー・ナビールさん(48)が切り盛りする屋台「ナビさん」だ。

 戒律が厳しいイスラム教徒(ムスリム)向けに豚肉やアルコールを使わない「ハラル料理」を出す。鶏肉とトマトを薄皮のピタパンで包んだ「チキンドナケバブ」や、そぎ切りにしたラム肉と野菜をご飯に盛った丼など日替わりの献立が人気。本場の味は留学生にとどまらず、日本人学生、さらには学外客の舌をも魅了する。「卒業後も食べに来てくれる人がいる。こんなうれしいことはないね」

   ◇

 98年に来日し、北九州市で九州初のハラル料理店を開いたナビールさんが、ここに出店したのは4年前のこと。日ごろの外食に困っていたムスリム留学生たちの要望を受けた大学がナビールさんに白羽の矢を立てた。

 当初は北九州市から乗り付けたワゴン車で販売を続けたが、昨年夏に自宅を箱崎へ移した。秋にはプレハブ店舗が完成し、営業時間も従来の2時間から6時間半に延ばした。

 引きも切らない客足の中、ナビールさんが毎週欠かさず仕事の手を休めて訪れる場所がある。学内の留学生用集会室。金曜日、メッカの方角を向いて集団礼拝が営まれるのだ。

 九大の留学生約1500人のうちイスラム圏出身は200人近くに上る。男性信者の多くが参加する集団礼拝は、信仰だけでなく、異国の地で暮らす者同士の交友を深める意義もある。JR箱崎駅西側には今春、九州初のモスクが誕生する。箱崎地区は福岡在住のムスリムたちの拠点という一面を併せ持つ。

   ◇

 一方で、キャンパス移転で留学生たちも西区伊都へ移る。ナビールさんも4月、伊都にできる新しい生協食堂にハラル料理コーナーをオープンさせる。

 だが、ナビールさんは最後まで箱崎の店の火を落とさないつもりだ。「This is my place(ここが自分の場所)」。そう思うから。多くのムスリム留学生たちの心の声でもある。【阿部周一】

〔福岡都市圏版〕

毎日新聞 2009年1月11日 地方版


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