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社会福祉綜合スレ

96名無しさん:2009/09/11(金) 19:35:04
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090911ddm003010113000c.html
日本が変わる:年金問題(その2止) 民主「両刃の剣」
 <世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>

 <1面からつづく>

 ◇「記録解明、2年で実現」−−意気込む民主
 日本年金機構に求められてきたのは、社会保険庁に代わって国民の年金記録を厳重に管理する任務だ。民主党は記録漏れを追及して07年参院選に大勝し、政権交代への流れをつかんだ。しかし、政権に就きながら年金記録の解決を遅らせた場合、国民の批判は民主党に向かう。年金問題は、民主党にとって追い風にも逆風にもなり得る「両刃の剣」だ。

 3日午後、民主党の「ミスター年金」こと長妻昭政調会長代理は、国会内で厚生労働省の二川一男官房審議官らと向き合っていた。「消えた年金」の記録を回復させる法案を提出した場合について長妻氏は問い詰めた。

 「法案が成立したら、救済範囲が広がる。その時、厚労省はどう対応するんですか」

 同法案は、保険料を払った証拠書類がそろっていなくても、一定の要件で本人の申し立てで消えた年金記録の回復を可能にする内容だ。民主党は先の通常国会に提出したが、衆院解散で廃案になった。民主党の野党時代、厚労省は「不正受給を招く」と歯牙にもかけなかったが、二川氏らは「努力します」と答えた。長妻氏は政権交代を実感した。

 民主党は記録問題の解明を国家プロジェクトと位置づけ、2000億円をかけて2年間で集中的に取り組む方針だ。ただし、実態の把握は容易ではない。中でも最大の難問は、旧式の紙台帳に手書きで残された8億5000万件もの記録すべてを、コンピューター内のオンライン記録と突き合わせる照合作業だ。

 同党は政策集に「全件照合を速やかに開始し、コンピューター上の記録の訂正・統合を行う」と明記している。だが、紙台帳が全部正しいとは限らない。照合の結果、オンライン記録を誤ったデータに書き換える恐れもあり「全件照合は無駄」(野村修也・中央大大学院教授)との指摘もある。

 厚労省は、全件照合を完了するには7000人を投入しても10年かかると見積もる。

 「もしその作業を2年でやるんなら、3万5000人が必要になる。東京中の派遣会社から人をかき集めても足りるかなあ」

 厚労省幹部の一人は冗談まじりに言った後、新政権にクギを刺した。「さらに主力職員を2年間も記録問題に充てたら、本業をできる人間が育たず、組織が壊れてしまう」

 高すぎる目標で自縄自縛に陥ることを恐れた民主党の一部幹部は「全件照合は無理かもしれない」と別の「出口」を模索するサインを社保庁に送っている。社保庁幹部は「民主党が『これが解決』と言えるアイデアを示してくれれば、対応する」と話している。


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