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社会福祉綜合スレ

80千葉9区:2009/08/12(水) 21:45:37
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20090805ddlk13010243000c.html
’09衆院選:ルポ・地域の課題を追う 都内一の高齢化率 /東京
 ◇生活支援の予算足りず
 「東京の奥座敷」と呼ばれる檜原村で、過疎化と高齢化が急速に進んでいる。高齢化率は都で最も高い42%で、全国平均(22%)を大きく上回る。高齢者の生活支援や見守り対策などが求められているが、過疎の村を取り巻く課題は多い。

 村北西部の藤原地区。山道を30分ほど歩くと、小林ウメ子さん(86)の自宅に着く。標高約720メートル。16年前に夫と死別して以降、1人暮らしを続ける。

 あきる野市に住む長男が週末に食料品を届け、週1回、村のデイサービスや弁当配食サービスを利用するが、それ以外で人と接する機会はほとんどない。現在、身の回りのことはすべて自分でこなせるが、もしもの時の不安は常に消えない。

 村によると、6月末現在、人口2803人のうち42%が65歳以上の高齢者。総面積の約9割が森林で、急峻(きゅうしゅん)な山間部に集落が点在する中、全世帯の約1割が1人暮らしの高齢者だ。山の尾根などに住む高齢者が上り下りするための生活用モノレールが、村内には5路線整備されている。

 こうした高齢者の生活支援は、地域包括支援センターが主体となって行うが、村では、社会福祉士の資格を持つ福祉けんこう課の職員1人が業務を兼任する状態。認知症を持つ高齢者など見守りが必要な住民宅への訪問は月に1回が限度で、対象者も限られる。村は、都の市町村総合交付金の増額要件を満たすため人件費の抑制を迫られており、職員を増員する余裕はない。

 地域包括支援センターは、05年の介護保険法改正で、地域福祉の拠点として各市町村に設置が義務付けられた。人口2万〜3万人ごとに1カ所を目安に設置され、保健師、社会福祉士、主任ケアマネジャーの3者が、介護予防ケアプランの作成や高齢者の総合相談などに取り組む。しかし、設置は各市町村の単独予算で、国の財政支援がないことから、自治体によって機能に差が出ているのが実情だ。

 同課の久保嶋光浩課長補佐は「限られた予算の中で最大限の努力をしているが、マンパワーだけで乗り切るには限界がある。国は制度や仕組みを作るだけでなく、予算的な裏付けも整えてほしい」と訴えている。【袴田貴行】

〔都内版〕


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