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社会福祉綜合スレ

19とはずがたり:2008/12/06(土) 06:26:00
甘いヽ(`Д´)ノ

旧制度の盲点突く 軍人恩給の不正受給事件
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081205t13030.htm

 元軍人遺族への恩給約150万円をだまし取ったとして、仙台地検特別刑事部が4日、全国で初めて摘発した恩給不正受給事件の巧妙な手口は、過去の支給システムの盲点を浮き彫りにした。信頼を裏切られた国と町長印を偽造された宮城県大河原町は、怒りと戸惑いを隠せずにいる。

 「一括は無理。分割で返します」。総務省人事・恩給局が2003年、無職池沢美恵子容疑者(63)=大河原町大谷=に不正受給分の返還を求めると、非を認めて返済を約束した。同局によると、同様の不正受給はこれまでに4件あったが、いずれも返還済みや返還中で告訴に至らなかった。

 事件発覚のきっかけとなった住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)が同年4月に本格稼働するまで、本人確認の手段は、受給権者に年1回送付されるはがき状の受給権調査申立書のみ。受給権者は申立書に市町村長の証明印を押してもらい、国に返送していた。

 かつては戸籍の謄本や抄本の添付義務もあったが、1988年以降は廃止され、酷似した証明印さえあれば不正は気付かれない。
 池沢容疑者は、恩給事務の簡略化や、国による支給と市町村による本人確認が分離していた制度の盲点も巧みに突いた格好だ。

 人事・恩給局の担当者は「本人(池沢容疑者)が返還すると言うので、ずっと待っていたが、裏切られた」と憤る。寛大な対応を継続した結果、告訴が遅れ、総額約1000万円に上る不正受給の多くが時効を迎えた。偽造印が使われ不正の証拠となる申立書も、発覚当時に保存期限(約1年)内だった02年分の1枚しか残っていなかった。

 町長印を偽造された大河原町は、想定外の犯行に衝撃を受けている。現在の町長印は少なくとも10年前には使用を開始。縦横各1.8センチと小ぶりで、文字も小さい。池沢容疑者は住民票などの印影を基に、印章業者に偽造を依頼したという。

 町民生活課は「もし町内の業者に偽造依頼があったなら、業者が不審に思って町に連絡したはずだ」と困惑している。
2008年12月05日金曜日


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