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大相撲スレ

851とはずがたり:2017/11/25(土) 15:14:47
クーデターも不発 貴乃花親方は理事長選どころか再起不能
2017年11月22日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/218035

 横綱日馬富士(33)が同郷の貴ノ岩(27)に暴行を加えた事件で、いつしか貴ノ岩の師匠である貴乃花親方(45)に火の粉が降り注ぐようになったのはある意味、当然かもしれない。

 巡業部長の要職にありながら、協会より先に鳥取県警に被害届を提出。貴ノ岩の負ったケガが言われるほど重傷ではないことが露見した以降も、民事訴訟などの法的手段を検討しているという。騒ぎを大きくすることによって相撲協会の現体制にダメージを与えようという意図がありありで、それもこれも来年3月の理事長選を見据えた言動との見方がすでに定着しつつある。

「協会の理事では少数派の貴乃花親方は今回の騒動を利用、騒ぎを大きくすることによって、一発逆転を狙った。来年の理事長選に向けて、形勢が不利だからこそ派手に騒ぎ立て、少しでも自分の勢力を拡大する必要があったのです」とは、ある親方だ。

 来年3月の理事長選は1月の理事選と密接にリンクしている。相撲協会の理事長は、理事選に当選した元力士10人の互選によって決まる。つまり理事長選の投票権を持つ理事の支持をどれだけ集められるかがカギになるわけで、理事が決まった時点で大勢が決すると言っても過言ではない。

 昨年の理事長選では八角現理事長と貴乃花親方が候補に。推薦された2人を除く理事8人の投票が行われ、貴乃花親方は2対6で八角理事長に敗れた経緯がある。貴乃花親方は力士出身の理事による投票だけでは限界があると判断したのだろう。周辺も含めて本来、投票権のない外部理事にも投票権を与えようとあれこれ画策したが、それもかなわなかった。

「理事長選で貴乃花親方を支持したのは日馬富士の師匠である伊勢ケ浜親方(57)と、山響親方(47=元巌雄)の2人です。伊勢ケ浜親方は1月の理事選で票を回してもらった見返りで貴乃花親方に票を投じたのですが、理事長選が終わると、貴乃花親方と距離を置くようになった。いまでは八角理事長の体制派ともいわれています。それだけに貴乃花親方は伊勢ケ浜親方に対して恨み骨髄です」(前出の親方)

■伊勢ケ浜親方の代わりは九重親方

 伊勢ケ浜親方が現体制維持に傾いたいま、協会内部のパワーバランスでいえば貴乃花親方が圧倒的に不利。理事10人のうち、貴乃花親方を支持しているのは山響親方ひとりになるからだ。別の親方がこう言う。

「貴乃花親方は1月の理事選で伊勢ケ浜親方を落選させ、代わりに九重親方(41=元千代大海)を理事にしようともくろんでいる。九重親方は師匠で故人の千代の富士に、兄弟子である自分を差し置いて理事長の座に納まった八角親方はとんでもないヤツだと、あることないことを吹き込まれていたといいます。貴乃花親方はそこに付け込んだのではないか。次回理事選では貴乃花親方の息のかかった九重親方の当選が有力視されています」

 それでも、貴乃花親方の支持は2人。前回同様の勢力図にするのがやっとだからこそ、今回のクーデターとも受け取れる賭けに打って出るしかなかったのだ。いまの執行部は信用できない、協会の改革が必要だと猛アピール。そうやって今回の事件に乗じて騒ぎ立てることで形勢逆転、勢力拡大を狙った貴乃花親方の言動はしかし、裏目に出た。

 20日、両国国技館では評議員会が行われた。池坊保子議長は貴ノ岩が暴行を受けたのが巡業中だったことから、巡業部長である貴乃花親方の対応を疑問視。「巡業部長は何かあれば理事長に報告する義務が課せられている。すみやかに理事長に報告していれば、対処のしようがあったと思います」と話した。

 相撲協会は貴乃花親方を、来月3日から始まる冬巡業に帯同させない方向で調整しているともいわれる。危機管理委員会による調査を優先させるためらしいが、今回の騒動によって協会側が貴乃花親方に対して不信感を抱き、それが増幅しているのは想像に難くない。

 協会執行部を揺さぶろうという思惑は外れ、むしろ逆風になって貴乃花親方に襲いかかっている。来年3月の理事長選が貴乃花親方の「終戦記念日」になるどころか、執行部に刃を向けることすらできなくなる可能性は極めて高い。


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