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大相撲スレ

205チバQ:2010/05/27(木) 23:28:04
http://mainichi.jp/enta/sports/general/news/20100526ddm035050104000c.html
インサイド:角界立て直し 逆風下の大相撲/2

引退会見で頭を下げる朝青龍(左)と高砂親方=津村豊和撮影 ◇「師匠教育」具体策見えず
 4月23日、「元横綱朝青龍引退に関する報告書」が日本相撲協会から文部科学省に提出された。A4用紙10枚に、初場所中に起きた朝青龍による知人男性への暴行問題の調査結果や、引退に至る経過などが記載されていた。

 中でも目をひいたのは「師匠のレベルアップが不可欠」と、師匠教育の必要性が強調されたことだ。同日に行われた相撲協会・生活指導部特別委の外部委員の会見でも野呂田芳成・元農相(80)が「問題を起こさないためには師匠をしっかり教育していく必要がある」と提言。横では生活指導部の陸奥部長(元大関・霧島)が神妙な表情で座っていた。

     ◇

 「師匠教育」の必要性は、これまで幾度か横綱審議委員からも提案されたが、協会は受け流してきた。弟子を教える立場の師匠を教育することは、組織の弱体化を自ら認めることにもなるからだ。しかし不祥事の続発に、ついに所管官庁に師匠教育を確約するはめに陥った。

 師匠が傷害致死罪で有罪判決(上告中)を受けた時津風部屋暴行死事件はもちろん、朝青龍騒動の根幹にも、師匠の指導力不足があると指摘する声は多い。

 朝青龍の師匠、高砂親方(元大関・朝潮)の指導は、よく言えば放任主義。それが朝青龍の才能を伸ばした面もあるが、半面、番付が上がるに従って増長する朝青龍を止めるすべを持たなかった。けいこ場に毎日来るという、当然の義務すら果たさない横綱を、高砂親方が厳しくしかる場面は最後まで見られなかった。

 親方たちの指導力低下は何に起因するのか。一つは小部屋の増加で親方が師匠1人しかいない部屋が増え、多忙になったことがある。部屋付き親方がいる部屋でも、師匠を十分にサポートしていないケースが散見され、一人一人の弟子に目が行き届いていない。

 各一門の結び付きが弱まったことも大きい。かつては一緒に巡業を行ったり、親方衆が頻繁に会合を持つ中で、先輩から後輩へ指導の極意が伝えられた。現在は2年に1度の理事選挙の時に脚光を浴びる程度。2月の理事選で二所ノ関一門を離脱して立候補した貴乃花親方(元横綱)が予想以上の得票で当選したことが、一門の結束が緩んでいることの証拠だろう。ある古参親方は「最近の若い親方たちは、一門よりも友達関係を優先している」とこぼす。

 さらに、中堅親方の一人は学生相撲出身の親方の増加も挙げる。下積みの苦労を知らずに出世した力士が多いせいか「大相撲の伝統を守っていこうという意識が希薄な人がいる。強い力士を育てるだけが師匠の仕事ではない」と話し、手っ取り早く有望外国人や学生に頼りがちな風潮に疑問を投げ掛ける。

     ◇

 さて師匠教育を掲げた協会だが、具体策となると心もとない。文科省への報告書の中には「健康管理や実践マナーなどに関する講演会を検討中」とあるだけだ。親方になるためのハードルを上げたり、部屋で不祥事が起きた場合のペナルティーを重くするなどの方法もある。「師匠教育」をかけ声倒れに終わらせてはいけない。【大矢伸一】=つづく


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