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九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:16:25

統一地方選スレから西海道・琉球地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

6529名無しさん:2018/10/01(月) 10:24:50
>>6486

沖縄県選挙区 与那国町
開票終了

佐喜眞 淳  
無・新
54歳
599

玉城 デニー 
無・新
58歳
402

渡口 初美  
無・新
83歳
15

兼島 俊   
無・新
40歳
4

6530名無しさん:2018/10/01(月) 11:01:16
>>6486

沖縄県選挙区 東村
開票終了

佐喜眞 淳  
無・新
54歳
589

玉城 デニー 
無・新
58歳
516

渡口 初美  
無・新
83歳
11

兼島 俊   
無・新
40歳
2

6531名無しさん:2018/10/01(月) 11:01:54
>>6486

沖縄県選挙区 今帰仁村
開票終了

玉城 デニー 
無・新
58歳
3,261

佐喜眞 淳  
無・新
54歳
1,817

渡口 初美  
無・新
83歳
31

兼島 俊   
無・新
40歳
19

6532名無しさん:2018/10/01(月) 11:02:47
>>6486

沖縄県選挙区 本部町
開票終了

玉城 デニー 
無・新
58歳
3,621

佐喜眞 淳  
無・新
54歳
3,095

渡口 初美  
無・新
83歳
34

兼島 俊   
無・新
40歳
23

6533名無しさん:2018/10/01(月) 11:03:27
>>6486

沖縄県選挙区 恩納村
開票終了

玉城 デニー 
無・新
58歳
2,771

佐喜眞 淳  
無・新
54歳
2,275

渡口 初美  
無・新
83歳
38

兼島 俊   
無・新
40歳
23

6534名無しさん:2018/10/01(月) 11:04:27
>>6486

沖縄県選挙区 宜野座村
開票終了

玉城 デニー 
無・新
58歳
1,716

佐喜眞 淳  
無・新
54歳
1,389

渡口 初美  
無・新
83歳
21

兼島 俊   
無・新
40歳
20

6535チバQ:2018/10/01(月) 20:57:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181001-00000039-mai-soci
<那珂川市昇格>「わずか4人の5万人超え」陰に職員の奮闘
10/1(月) 11:35配信 毎日新聞
<那珂川市昇格>「わずか4人の5万人超え」陰に職員の奮闘
民間企業での経験を生かし、人口増加策推進員として「人口5万人突破」に奔走した三宅真仁さん=福岡県那珂川町で2018年9月26日、山下俊輔撮影
 1日に誕生した福岡県那珂川市が、市制の要件である「人口5万人」を突破した背景には多くの職員の奮闘があった。民間の経験を生かし嘱託の人口増加策推進員として奔走した三宅真仁(しんじ)さん(63)もその一人。「うれしく、誇らしい気持ち」と語る。

 北海道出身で医療機器販売会社の営業マンだったが福岡に転勤となり、2000年から那珂川町に移った。退職後に患ったがんが人生観を変えた。「生きることに対し感謝と貪欲さが生まれた」。12年に町が嘱託職員を募集しているのを知り、これまでの経験を生かした町への“恩返し”の気持ちもあり応募した。

 採用後、最初に取り組んだのは県内など600社超の会社訪問だ。景気の影響で社宅を廃止したり、転勤を伴わない地元採用に切り替えたりする会社が増えていることに気付いた。町内で住宅を取得し居住した場合、5年分の固定資産税相当額を最大100万円補助する制度を提案した。

 12、13年は人口が前年比で減少し、すぐに結果は出なかった。町を挙げて子育て支援策などを打ち出し、少しでも人口を増やそうと住民票はないが仕事などで居住実態がある人の調査までした。そして迎えた、市制移行が懸かる15年の国勢調査。発表された確定値は5万人をわずか4人上回った。薄氷の達成に「腰を抜かすほどびっくりした」。

 人を呼び込むことにまい進してきた三宅さんだが、市制を達成した今、さらなる人口増が必要とは考えていないという。これ以上人口が増えれば学校などインフラ整備が伴う。財政を圧迫し、せっかく充実させてきた住民サービスにも影を落としかねないからだ。

 「今の人口を維持することが大切。そのためには住んでいる人が誇りを持てる街づくりが必要」。がん療養中、体力をつけようと始めた愛犬との散歩で、豊かな自然にアクセスしやすいのが那珂川のよさと身をもって感じている。「魅力を知ってもらえれば評価される」と新市の可能性に期待を寄せる。【山下俊輔】

6536チバQ:2018/10/01(月) 21:00:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181001-00000007-ryu-oki
「種受け継ぎ、花咲かす」 宜野湾市長に松川さん 副市長からトップへ 
10/1(月) 5:34配信 琉球新報
「種受け継ぎ、花咲かす」 宜野湾市長に松川さん 副市長からトップへ 
当選し花束を受け取る松川正則氏(左)=30日午後11時24分、宜野湾市普天間
 【宜野湾】当選を告げる一報が届くと、普段は冷静な松川正則さん(65)も思わず頰を緩めた。喜びで目を潤ませ、支持者に何度も頭を下げた。沖縄県宜野湾市で佐喜真淳前市長の後継者として市政の継承・発展を訴え、相手候補に5239票差をつけて初当選した。拍手と指笛で沸き上がる事務所で支持者らの声援を受け、カチャーシーを舞った。
 2012年に副市長に就任し約6年半、佐喜真さんを支えた。事務所に着いた直後、県知事選に立候補していた佐喜真さんの落選を知ると、眉間にしわを寄せて終始、厳しい表情で市長選の結果を待った。米軍普天間飛行場の閉鎖・返還や生活の向上に向けて「市長の重責をしっかりと果たす」と力を込めた。

 市長選への出馬表明後は、休む間もなくあいさつ回りや手ぶりを続けた。慣れない選挙活動だったが、強い日差しの日も、風吹く雨の日も妻・秀子さん(65)から贈られた運動靴で奔走した。当確を支持者と喜んだ後、そばにいた秀子さんの手をぎゅっと握った。

 宜野湾市役所に入庁してから45年間、宜野湾市の発展に力を注いできた。選挙戦では「これまで市民生活を一番に掲げて行政を担ってきた。市政をさらに発展させられるのは私しかいない」と強く訴えた。行政手腕については佐喜真さんが「私より実力がある」と評したこともある。宜野湾市のさらなる発展に向けて、百戦錬磨の行政マンが市民の先頭に立って走りだす。

琉球新報社

6537チバQ:2018/10/01(月) 21:01:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180929-00000037-ryu-oki
沖縄・名護市議会、再び与党少数 公明議員、くじで議長に
9/29(土) 11:24配信 琉球新報
沖縄・名護市議会、再び与党少数 公明議員、くじで議長に
大城秀樹氏
 【名護】名護市議会9月定例会が28日に開会し議長選挙が行われた。その結果、新しい議長に与党公明党の大城秀樹氏(68)が選出された。渡具知武豊市長を支える与党から議長が選ばれたことにより、再び少数与党となり市長は議会運営に苦慮することが予想されたが、渡具知市政に是々非々で臨む新会派が野党に発足し、議会では新たなき動きが出てきそうだ。

 議長選挙では、26人全市議が無記名で投票し、大城氏13票、自民系会派礎之会の比嘉拓也氏13票の同数となり、最後はくじ引きで大城氏に決まった。副議長には指名推薦で比嘉氏が選出された。

 9日投開票の名護市議会議員選挙で与党13、野党12、中立1の構図となった。その後、野党の保守系議員らが中心となり新しい会派「にぬふぁぶし名護」を発足させた。同会派の小濱守男会長は今後、渡具知市政に対し、是々非々の立場を取る姿勢を示している。

 小濱会長は「市民の立場に立って、物事がいいのか悪いのかをその時々で判断したい。是々非々主義で行かないといけない」と述べた。

 6月議会では、新基地建設を受け入れたことで得られた再編交付金を活用した補正予算案を巡り、与野党が対立し議会が紛糾した。9月議会でも渡具知市長は再編交付金約4億円を活用した補正予算案を提出する予定で、今後の議会の動きが注目される。渡具知市長は「(与党)多数ではないが、議会が紛糾しないように議会の皆さんに丁寧に説明していく」と答えた。

琉球新報社

6538チバQ:2018/10/01(月) 21:06:16
山内末子  民主系 >>5619でうるま市長選出馬落選
大浜一郎  自民系 保守分裂選挙

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181001-00322792-okinawat-oki
山内末子氏と大浜一郎氏が当選確実 沖縄県議補選
10/1(月) 0:45配信 沖縄タイムス
山内末子氏と大浜一郎氏が当選確実 沖縄県議補選
県議補選で当選確実にした(左から)山内末子氏と大浜一郎氏
 沖縄県議会議員補欠選挙が30日、投開票され、うるま市区で無所属で前県議の山内末子氏(60)が、石垣市区(石垣市、竹富町、与那国町)で自民公認の新人で会社代表の大浜一郎氏(56)=公明、維新推薦=が当選を確実にした。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181001-00000003-ryu-oki
九州・沖縄
県議補選うるま市区は山内末子氏が当選
10/1(月) 2:19配信 琉球新報
県議補選うるま市区は山内末子氏が当選
山内末子氏
 県議会議員の欠員に伴う県議補選は一部地域を除き知事選と同日の30日に投票され、同日開票された。欠員1が生じていたうるま市区は前県議で県政与党が推す山内末子氏(60)が新人でラジオパーソナリティーの伊波かおり氏(40)=自民公認、公明、維新推薦=を破り、当選した。

 補選の結果、県議会(定数48)の与野党構成は与党が26議席(議長除く)となり引き続き過半数を維持した。野党自民は14議席となる。【琉球新報電子版】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181001-00000002-ryu-oki
県議補選石垣市区は大浜一郎氏が当選
10/1(月) 2:14配信 琉球新報
県議補選石垣市区は大浜一郎氏が当選
大浜一郎氏
 県議会議員の欠員に伴う県議補選は一部地域を除き知事選と同日の30日に投票され、同日開票された。

 欠員1が生じていた石垣市区は、会社経営の大浜一郎氏(56)=自民公認、公明、維新推薦=が県政与党系で会社経営の金城利憲氏(63)、同じく与党系で前石垣市議の﨑枝純夫氏(63)を破り、初当選した。

 補選の結果、県議会(定数48)の与野党構成は与党が26議席(議長除く)となり引き続き過半数を維持した。野党自民は14議席となる。【琉球新報電子版】

6539チバQ:2018/10/01(月) 22:09:43
デニー得票率。市部でまんべんなく勝ち越してる感じですね

那覇市 58%
豊見城市57%
うるま市56%   沖縄3区
沖縄市 56%   沖縄3区
南城市 56%
糸満市 55%
浦添市 54%
名護市 52%   沖縄3区
石垣市 48%・・・先島諸島
宜野湾市45%・・・普天間所在地
宮古島市45%・・・先島諸島


大宜味村65%   沖縄3区
今帰仁村64%   沖縄3区
北中城村62%
西原町 62%
南風原町61%
読谷村 60%
北谷町 59%
久米島町58%
中城村 58%
八重瀬町57%
伊江村 56%   沖縄3区
与那原町56%
宜野座村55%   沖縄3区
座間味村54%
恩納村 54%   沖縄3区
本部町 53%   沖縄3区
嘉手納町52%
金武町 51%   沖縄3区
竹富町 50%
渡嘉敷村48%
粟国村 47%
東村 46%   沖縄3区
渡名喜村46%
伊平屋村42%   沖縄3区(離党)
国頭村 41%   沖縄3区
与那国町39%
伊是名村39%   沖縄3区(離党)
多良間村31%
南大東村31%
北大東村20%

6540チバQ:2018/10/01(月) 22:51:41
https://www.asahi.com/articles/ASL9X71ZBL9XUTIL06C.html
菅氏演説は批判浴び…沖縄知事選、政権の全面支援空振り
2018年10月1日09時48分
沖縄知事に玉城氏初当選
 佐喜真淳氏(54)は報道陣に敗因を問われ、「県民の暮らし最優先を訴えたが、浸透しなかった」と述べた。

 自民党国会議員らが擁立を決めたのは7月。宜野湾市長として、政府との良好な関係を築いてきたことが決め手で、選挙戦でも国との対話路線を強調した。

 選挙戦は安倍政権が全面支援。小泉進次郎・自民党筆頭副幹事長が3度駆けつけるなど、自民、公明などの国会議員が次々と沖縄入り。菅義偉官房長官は自ら街頭に立ち「携帯電話料金の4割削減」と掲げてみせた。だが、携帯料金の引き下げは知事に権限はなく「県民を愚弄(ぐろう)するような宣伝」(小池晃・共産党書記局長)との批判を浴びた。

 基地問題では、宜野湾市長とし…

6542チバQ:2018/10/02(火) 20:02:16
https://news.goo.ne.jp/article/ryukyu/region/ryukyu-20181002114211.html
玉城氏、全て過半数 沖縄県知事選得票・4選挙区で分類 無党派層取り込む
11:42琉球新報

玉城氏、全て過半数 沖縄県知事選得票・4選挙区で分類 無党派層取り込む

琉球新報

(琉球新報)

 9月30日に実施された知事選の候補者別得票数を衆院の県内4小選挙区ごとに集計した。県政与党が推した玉城デニー氏が無党派層の多い衆院1区を含め、全ての選挙区で投票者の過半数を獲得した。政府与党が推した佐喜真淳氏は、保守地盤とされる先島を含む4区で強さを発揮した。

 【1区】

 県内最大票田の那覇市を含む衆院1区では、玉城氏が57・1%(9万5952票)で最多を占め、佐喜真氏よりも16・2ポイント(2万7290票)上回った。那覇市だけを見てもほぼ同様の割合で、玉城氏が57・4%(9万2624票)、佐喜真氏が40・6%(6万5524票)となっている。8市町村のうち、那覇市、座間味村、久米島町の3市町村で玉城氏が最多得票。渡嘉敷村、粟国村、渡名喜村、南・北大東村では佐喜真氏が最多得票だった。

 【2区】

 2区は玉城氏が53・6%(9万8598票)を獲得し、佐喜真氏の44・9%(8万2595票)を8・7ポイント上回った。玉城氏、佐喜真氏ともに同日選の宜野湾市長選とのセット戦術を展開した。玉城氏は2区で最大の票田である浦添市のほか、中頭郡(6町村)で最多得票数だった。佐喜真氏は地元・宜野湾市で玉城氏を4265票上回った。

 【3区】

 3区は玉城氏が54・8%(10万6674票)を得て、43・5%(8万4627票)の佐喜真氏を11・3ポイント引き離した。2月の市長選で、辺野古新基地建設を事実上容認する渡具知武豊市長が誕生した名護市は、玉城氏が1万6796票を獲得し、佐喜真氏の1万5013票を1783票上回った。14市町村中、玉城氏は地盤である沖縄市や地元うるま市など10市町村で佐喜真氏を上回った。佐喜真氏は国頭、東、伊平屋、伊是名村で玉城氏を上回った。

 【4区】

 南部と先島を含む保守地盤の4区では、11市町村のうち、玉城氏が10月14日に市長選がある豊見城市のほか、糸満市、南城市など7市町村で佐喜真氏を上回った。一方、佐喜真氏は自衛隊配備で揺れる石垣市、宮古島市で玉城氏を上回ったほか、与那国町や多良間村でも最多得票数だった。

6543チバQ:2018/10/03(水) 15:58:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181003-00000002-ryu-oki
議長選19回も決まらず 与那国町議会 与野党同数で少数避けて辞退
10/3(水) 5:04配信 琉球新報
議長選19回も決まらず 与那国町議会 与野党同数で少数避けて辞退
新議長が決まらず、議長選を繰り返す与那国町議会=2日、与那国町
 【与那国】沖縄県与那国町議会(定数10)の新しい議長が決まらない。9月に選挙が行われ、新たなスタートを切った議会だが、2日までに19回行われた議長選で、選ばれた議員全てが辞退しているためだ。議席は外間守吉町長支持の与党と不支持の野党が5議席ずつ分け合っており、採決に加わらない議長の選出を避けたい与野党の思惑が真っ向からぶつかっている。異例の事態の収束は見えない。 
 議長選はまず、改選後初めて開かれた定例会初日の9月28日に8回行われた。いずれも与党は野党議員に、野党は与党議員に投じて5票ずつの同数となったが、くじで当選した議員が就任を辞退した。10月1日には6回、2日は5回投票が行われたが、同様に辞退が繰り返された。

 2日の議長選は、与野党共に、議長経験者の与党・前西原武三氏と野党・田里千代基氏に“照準”が絞られた。休憩を挟みながらも1回当たり30分弱の作業が延々と続く状況に、議員の表情にも疲労の色がうかがわれ、くじの当選者の「辞退します」との言葉にため息も漏れた。

 徒労感が漂う一方で、与野党双方とも譲る気配はない。前西原氏は「定数を6から10に増やした野党が責任を持つべきだ。教育長人事の否決が続くなど、町政運営に影響を及ぼす可能性がある」とし、田里氏は「慣例として与党が出すべきだ。長期にわたる現町政の問題点を議場でじかに指摘するとの姿勢を5人で確認している」と強調する。

 町議会は議長が決まらないため、議案審議にも進めていない。外間町長は「行政提案も審議されない状況で、町民のことを考えた議会運営かは非常に疑問だ。一刻も早く正常な議会になってほしい」と話した。

6544チバQ:2018/10/03(水) 18:21:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180929-00000048-jij-pol
保革対決に変化も=過去20年、自民4勝1敗―沖縄知事選
9/29(土) 15:26配信 時事通信
 日米両政府が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の返還で合意した後、同県知事選は今回で6回目となる。

 1998年からの4戦は自民党系候補が勝利したが、2009年の政権交代を機に名護市辺野古への移設に関する主張は接近。保守と革新の対決構図に変化が生じた。自民党が政権に復帰した前回は、辺野古反対を掲げた非自民系候補が県政を奪取した。

 98年から3回の選挙は、自民党の推す候補が使用期限の設定などの条件付きで県内移設を容認して当選。革新系は一貫して県内移設反対を唱えてきたが及ばなかった。

 転機は09年の自民党下野。旧民主党の鳩山由紀夫代表(当時、以下同)が「最低でも県外」との方針を示して政権に就くと、保守層の間でも県外移設を求める声が高まった。10年4月には県内の与野党が経済界を交えて県内移設断念を政府に求める集会を開催。条件付きで移設を容認していた仲井真弘多知事も登壇した。

 同年11月に行われた知事選では、翁長雄志那覇市長が、県外移設の公約を条件に仲井真氏の選対本部長に就任。自民党は県連推薦にとどめた。保革が共に県外移設を主張して争点がぼやける中、仲井真氏が勝利した。

 12年10月には、県民反対の中、米軍の輸送機オスプレイが普天間に配備された。13年1月には、配備撤回を求め県内全41市町村の首長や与野党の県議らが署名した「建白書」を携え、翁長氏らが東京をデモ行進。保革の枠を超えた「オール沖縄」が形成された。

 これに対し、安倍政権は手厚い予算措置で仲井真氏を懐柔。同氏は13年12月、辺野古の埋め立てを承認した。翁長氏は「公約を破棄した」と批判して自らが翌14年の知事選に出馬し、勝利した。その後、革新色を強めたオール沖縄から保守層が離脱し、当初の枠組みは崩れている。

6545とはずがたり:2018/10/03(水) 20:31:50
2018年09月28日 16:06
【特報】高島宗一郎福岡市長に出馬要請相次ぐも、消えない「入閣」情報
https://www.data-max.co.jp/article/25201
戦略的優柔不断を続ける高島市長

▲2010年の福岡市長選で
 12月の任期満了まで2カ月。11月4日告示、18日投開票の福岡市長選に高島宗一郎・現市長が出馬するのかをめぐって、さまざまな思惑が飛び交っている。

 福岡市議会の会派「自民党新福岡」の3市議は25日、約1,000人の署名を持参して高島市長に立候補を要請。翌26日は西日本鉄道の倉富純男社長が「引き続きアジアのリーダー都市を目指してほしい」と3選出馬への期待を語った。27日には福岡市の医師、歯科医師、薬剤師からなる政治団体が出馬を要請する要望書を本人に手渡している。

 なにやらできすぎの感もある「高島待望論」。ここまで熱視線を送られながらも、本人が沈黙を続けるのはなぜなのか。

最終目的は「東京都知事」か
 高島市長の「出馬宣言」を阻んでいる最大の障壁は、何を隠そう本人の「上昇志向、中央志向」だ。九州最大の都市であり、人口増加数日本一(市と区)を達成するなど成長を続ける大・福岡市でも高島市長の自尊心を満たすことはできず、中央政界入りのチャンスを虎視眈々と狙っているというのだ。

 非常に近い関係にある安倍首相に入閣を直訴したといわれており、NetIB-News取材班が27日に入手した、「官邸内の会議で、『サプライズ人事』として高島市長の名前が挙がった」(与党関係者)という情報も、それを裏付けている。高島市長の入閣情報については、福岡市のニュースサイト「HUNTER」も伝えており、「市長は、周辺のドタバタに嫌気がさしていた」(高島陣営の関係者)という声も聞こえているという。

 サプライズ入閣が叶わなかった場合でも、高島市長が思い描く「次」のプランは複数ある。そのなかには「キー局のニュースキャスターで知名度を上げた後に、都知事選に出る」というミーハー丸出しの仰天プランも含まれているというから恐れ入る。

福岡市民は「蚊帳の外」の市長選
 いずれにせよ、高島市長の出馬宣言は10月2日の内閣改造後になるのは間違いない。サプライズ人事で名前が挙がれば涙ながらに福岡市を去り、あえなく落選すれば「満を持して」の出馬宣言――。冒頭にあげた各種待望論は、サプライズ入閣を逃した後に出馬宣言をするための大義名分の1つであり、出馬への布石と考えるほうがしっくりくる。

 残念ながら、高島市長の視線の先に福岡市民はいない、のだ。

6546とはずがたり:2018/10/03(水) 21:06:55
NHKらしいしっかりとした取材の記事だ。

併し9/16の期日前の出口の支持の色分けが少なくとも14〜21の累計でも18〜50代迄さきま優勢で,無党派・女性に強いとか云っても納得は出来ない。

終盤に基地問題が再浮上したのは説得的だがこの時の前半・中盤と同じグラフを出さないので何となくしっくりこない。

詰まり9/16と投票日当日のグラフの中間が抜け落ちているのである。

2018年10月3日
特集記事
玉城デニーはこうして勝った
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/9357.html

翁長知事の突然の死去に伴って行われた沖縄県知事選挙。“後継色”を前面に出した野党系の玉城デニー氏が、与党系の佐喜真淳氏におよそ8万票の差をつけて、初当選を果たした。
今回の選挙戦を語る上で欠かせないのは、期日前投票者の多さだ。実に、投票した人全体の、半数を超える人が利用した。知事選としては全国過去最高の“利用率”だ。NHKはこの期日前投票で連日、出口調査を実施。およそ2万人から回答を得た。
なぜ、玉城氏は勝利したのか。激しい選挙戦の実態を克明なデータとともに報告する。
(報道局選挙プロジェクト 久保隆 鵜澤正貴/沖縄局 瀧川学 堀之内公彦)

告示日翌日 9月14日(金)〜17日(月・祝)
知事選の告示日翌日。私たちは期日前投票者の出口調査をスタートした。
今回の選挙は、いわゆる与野党激突型。基地問題が最大の争点となる注目選挙だ。

このような激突型選挙の場合、自民党や公明党が支援する候補が組織の力を生かして「スタートダッシュ」する傾向にある。その効果は、早くも私たちの調査結果に現れた。

佐喜真氏を推薦した自民・公明・維新・希望の4党の支持層が、日曜日(16日)には半数を超えた。その投票先は85%以上が佐喜真氏となっていた。

これは、佐喜真陣営の自民・公明両党が、県外から大量の応援部隊を投入して、徹底的な組織固めと期日前投票の利用を呼びかけたからだ。

佐喜真陣営が取ったこの戦略の背景には、ある成功体験があった。自民・公明両党が推薦する新人候補が当選を果たした、ことし2月の名護市長選挙だ。

「奇跡の再現を」

さまざまなレベルでの作戦会議で主導権を握ったのは、きめ細かい選挙戦略に定評がある公明党だ。

ある自民党関係者が振り返る。
「沖縄県の自民党は、他県に比べて決して強いわけではない。それで公明党側に『そんなやり方では生ぬるい』と何度も締め上げられた」

活動は単なる呼びかけの徹底にとどまらない。集会では、期日前投票を済ませた人の報告を求める文書が配られていた。いつも以上の締め付けの強さがうかがえた。

9月18日(火)〜21日(金)
最初の3連休が終わると、有権者の投票行動がよりはっきりと見えはじめた。
私たちが注目したのは、「年代別支持層」「無党派層」「女性」の投票先だ。

年代別に見ると、若い年代は佐喜真氏がリードしていたが、60代以上では、玉城氏が圧倒し、年代によって投票行動が大きく異なっていた。

また、調査対象者の3割を超えている無党派層では、玉城氏が一貫して、およそ7割の人から支持を集め続けていた。無党派層への支持の広がりでは玉城氏に分があるということがうかがえた。

また、女性を見ると、玉城氏の方がやや優勢であるような印象を受けた。

どうして無党派や女性で玉城氏の方が優勢となったのか?

地元ラジオのDJを長年つとめた玉城氏。選挙活動でも、軽妙な語り口で「親しみやすさ」をアピール。

「相手や場面に応じて、話題を選ぶことができる。抜群の話術だ」と、陣営の幹部も舌を巻いた。
訴えの中心は「新基地反対」だが、自分の出自についても赤裸々に語った上で、貧困対策や子育て支援の重要性を訴えるなどして、有権者との距離を縮めるような様子が印象に残った。こうした活動が「基地移設に反対」という人がそもそも多い、「高年齢層」や「女性」の支持獲得につながったとみられる。

6547とはずがたり:2018/10/03(水) 21:07:22
>>6546
9月22日(土)
土日・祝日は佐喜真陣営が強く、平日は玉城陣営が強い。そんな感触もつかみつつある中、選挙期間中、2度目の3連休がやってきた。

その初日(22日)、インパクトのある動きがあった。

玉城陣営が那覇市で開いた決起集会に、翁長氏の妻の姿があったのだ。

応援演説に登壇した樹子婦人。
「夫の心をデニーさんが継いでくれると思ったら、涙が止まりません。よかった」
聴衆には、涙を流す人もいた。

9月23日(日)〜24日(月・祝)
投票日まで残り1週間。玉城陣営は、さらに一手を打った。
掲示板のポスターを新しいものに差し替えたのだ。

新しいポスターは急逝した翁長氏も写ったものに。キャッチフレーズも「誇りある豊かな沖縄。新時代沖縄」から「翁長知事の遺志を引き継ぐ」に変更。
「翁長前知事の後継者は玉城。それをわかりやすく表現した」(陣営関係者)
こうして、「弔い合戦」「基地問題のワンイシュー化」がさらに進んだ。

玉城氏は翁長氏の後継として、辺野古への新基地建設阻止を。一方の佐喜真氏は県民所得の向上など、生活最優先の姿勢を強調した。しかし、選挙戦も中盤を過ぎると、有権者がどの政策を重視しているのかが、はっきりと見えてきた。

調査では、投票にあたって重視した政策も聞いているが、最も重視されたのは「普天間基地の移設問題」だった。「地域振興・経済対策」は広がりを欠いていた。

9月25日(火)
選挙戦も最終盤になると、両陣営の関係者からは、盛んにある言葉が聞かれるようになった。

「3日攻防」

島の選挙は、最後の3日間で決まる、そういう意味を表す。

おだやかな印象のウチナーンチュだが、緊張感を強めていた。
「ここからが本当の選挙だ。やるしかない」

3日攻防の嵐を迎えようとしていた沖縄。
そこに、実はもうひとつの嵐が近づこうとしていた。台風24号である。

9月26日(水)〜29日(土)
「台風が来る前に、投票を」

両陣営は、さかんに期日前投票を呼びかけ、各地の投票所で長い行列ができた。

この台風は、どちらに有利になるのか? 少し不謹慎な会話がしきりと交わされた。

本来ならば、両陣営にとって、最後の追い込みとなる選挙戦最終日に台風の直撃が予想され、両陣営とも実質的に選挙運動は28日で終了。

安全を考慮し、私たちの期日前出口調査も終了となった。
着実に増えた期日前投票者数は前回の2倍以上となり、まさに異例の選挙戦となった。

投開票日当日 9月30日(日)
朝はまだ風が強い状態が続いていたものの、台風が過ぎ去り、やがて晴れ間が広がった。

投票はほぼ予定通り行われ、私たちは県内32か所で出口調査を行った。投票日当日の出口調査は、おおむね期日前出口調査でつかんだ傾向と変わらなかった。

玉城氏は支援を受けた野党支持層をほぼ固めきった上で、無党派層からも7割程度の支持を得た。

佐喜真氏を支援した自民・公明など4党を支持する人の割合は、当日は4割を切った。期日前でフル稼働した組織も、最後は息切れした。

およそ8万票差の勝利に、玉城陣営の関係者は、「ここまでの勝ち方ができるとは思わなかった。不思議な感じだ」と振り返った。

実際、選挙戦は、中盤まで一進一退を重ね、終盤になって、風をつかんだ玉城氏が抜け出していった。
空前の期日前投票からは、そんな攻防がはっきりと見てとれた。

NHK期日前出口調査

6548チバQ:2018/10/03(水) 23:17:20
貼ってなかったようなので
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-799791.html
名護市議会議員選挙の開票結果(選管最終)
2018年9月10日 00:57
統一地方選 名護市議会
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名護市議会議員選挙の開票結果(議員定数26)
【見方】

※順番は得票順、氏名の前の「当」は当選、「次」は次点

氏名、年齢(投開票日の翌日現在)、所属政党、現職・新人・前職・元職の区別、得票数。「現」「前」「元」の次の数字は今回も含めた当選回数。



当 仲尾ちあき 48 無・現2   1386票
当 岸本洋平 45 無・現4    1359票
当 宮城さゆり 54 無・現2   1340票
当 金城善英 58 公明・現5   1268票
当 大城秀樹 68 公明・現6   1192票
当 平光男 65 無・新      1192票
当 比嘉忍 51 無・現4     1190票
当 吉居俊平 25 共産・新    1160票
当 小濱守男 61 無・現6    1146票
当 石嶺康政 63 無・新     1119票
当 島袋力 44 無・新      1118票
当 岸本直也 57 無・現4    1109票
当 仲村善幸 71 無・現4    1086票
当 宮城安秀 63 無・現3    1046票
当 比嘉勝彦 61 無・現3    1040票
当 東恩納琢磨 57 社大・現4  1019票
当 大城敬人 77 無・現11   1012票
当 金城隆 63 無・現2      969票
当 宮里尚 70 無・現2      927票
当 長山正邦 60 無・新      925票
当 比嘉祐一 74 無・現7     924票
当 神山正樹 59 無・現5     915票
当 川野純治 63 社民・現3    890票
当 翁長久美子 62 無・現3    841票
当 比嘉拓也 58 無・現3     833票
当 大浜幸秀 60 無・新      833票

次 比嘉政昭 51 無・新      807票
  大城松健 65 無・現1     763票
  島袋吉文 57 無・新      660票
  新垣直樹 47 無・前1     643票
  嘉数剛 48 無・新       640票
  比嘉清仁 68 無・新       78票

6549チバQ:2018/10/03(水) 23:18:07
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-812443.html
沖縄県知事選 存在感見せた翁長氏 樹子夫人登壇で玉城陣営の潮目変化
2018年10月2日 10:38
知事選 沖縄県知事選 玉城デニー
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 選挙戦終盤、圧倒的な運動量を誇る自公勢力が支援する佐喜真淳氏が「優勢」との世論調査の情報が駆け巡った。玉城陣営に衝撃が走る。

 「樹子さんが出ないと戦えない」。玉城陣営幹部は「デニーカラー」を前面に出す作戦を切り替え、故翁長雄志知事の存在を押し出すことに注力する。そのためには妻樹子さんの協力が不可欠だった。喪に服す樹子さんは打診を受けるも選挙戦に関わることに難色を示し続けた。那覇市議の息子雄治さんにも「私は表に出ない」と伝えていた。翁長後援会幹部は那覇市大道の自宅に何度も通い、渋る樹子さんへの説得を粘り強く続けた。


玉城デニー氏(左)の総決起集会で登壇した翁長雄志知事の妻樹子さん=9月22日、那覇市の新都心公園
 そしてついに決意する。「この選挙、万が一負けたら沖縄はどうなるのか」。樹子さんは9月22日の決起集会の壇上に立った。強権的に辺野古新基地建設を進める政府を痛烈に批判し、こう語り掛けた。「頑張りましょうね。命(ぬち)かじり、命かじりですよ」。ウチナーンチュの結集を呼び掛けた言葉に共感が広がり、熱気にあふれた。

 陣営は集会を機に潮目が変わったと実感する。そのうねりは、台風を前に陣営が呼び掛けた期日前投票に応える人々の列に表れた。投票の結果、佐喜真氏を約8万票上回り、知事選過去最多の39万票余りを獲得した。雄治さんは選挙結果を「ウチナーンチュとしての選択だ」と見る。

 「相手が2人いる感じだった」。玉城デニー氏の当選確実の報を受け、佐喜真氏が敗戦の弁を述べたホテルから引き揚げる自民県連幹部はこう語り、亡くなった翁長氏の存在感の大きさを吐露した。

 選挙戦突入前の8月末、自民の議員が集まった会合で、翁長氏の“評価”について話し合われた。その場で、自民県連会長の国場幸之助衆院議員は翁長氏について「認めるべきは認めた方がいい」と促した。

 佐喜真陣営は選挙期間中、翁長氏への批判を避けた。支援母体の支部事務所開きで、翁長氏について「功績は非常に大きい」と持ち上げる場面もあった。

 選挙後、自民県連幹部は「翁長氏を評価しつつも次のステージに進んでいかないといけない。その訴えは間違っていなかった…」と声を落とした。佐喜真陣営の選挙運動にも、翁長氏の存在が常について回っていた。

◆「翁長をもっと出そう」

 玉城陣営は当初、故翁長雄志知事の「弔い選挙」を前面に出す戦略だった。しかし玉城デニー氏は告示日、那覇市ではなく、母親の故郷である伊江島で出発式を開くなど自身の考えに強いこだわりを見せた。こうした玉城氏の行動に選対内には反発もあり、不協和音が響いた。

 陣営の選挙カラーを巡っても意見が食い違った。翁長氏を支えたメンバーは翁長カラーの“緑”を希望したが、玉城氏周辺は“オレンジ”を身にまとった。そんな状況をうまくまとめたのは、4年前に翁長氏の選挙で選対本部長を務め、今回も選対のかじ取り役を担った呉屋守将金秀グループ会長だ。「緑の中にオレンジがあれば、花のように目立つだろう」。それぞれの考えを尊重することになった。

 玉城陣営は、国会議員はできるだけ表に出さない選挙戦を展開。玉城氏は選挙カーの上に立たずに平場で支持を訴えた。国会議員が東京から続々と入る佐喜真陣営との違いを際立たせ、集票につなげた。「大量動員や物量で上回る相手候補のやり方に対し、ウチナーンチュの良心からの反発があった」(陣営幹部)と分析する。

 「翁長をもっと出した方がいい」。玉城陣営は9月19日午後、那覇市新都心で22日に予定された決起集会に向けた会合で、保守系の支持者から受けた助言を行動に移すことを確認した。陣営幹部は翌朝、玉城氏に対し「玉城カラーを抑え、翁長知事を前面に出す戦略に変更しよう」と打診する。法定掲示板のビラも翁長知事と玉城氏セットの写真に変更し、全て張り替えた。玉城氏は政策の訴えで「翁長知事の遺志を継ぐ」と強調し「国の言いなりの古い政治に戻すのか、子や孫に誇りある豊かな沖縄を引き継ぐのか」と翁長氏の言葉を引用する訴えを増やした。

 陣営幹部の読みは「的中」した。辺野古新基地建設に反対する「良心のある中道保守層への浸透」を実感する。与那原町では1人で400人以上の支持を自主的に集めた市民もいたという。支援母体顧問で経済界の取りまとめ役を担った照屋義実氏の下には、中小企業からも「辺野古新基地建設反対」に賛同する声が続々と寄せられた。「表だっては言えないけど応援しているからね」。照屋氏は玉城氏への共感の広がりに、確かな手応えを感じた。
 (’18知事選取材班)

6550チバQ:2018/10/03(水) 23:24:01
https://www.sankei.com/region/news/181003/rgn1810030007-n1.html
2018.10.3 07:04

福岡市長選 高島氏が3選出馬を正式表明


 福岡市の高島宗一郎市長(43)は2日、任期満了に伴う福岡市長選(11月4日告示、18日投開票)に、3選を目指し無所属で立候補すると正式に表明した。

 定例記者会見後、記者団に「福岡市の変化で社会全体を触発し、『日本再興』の一助になりたい」と語った。同市長選で出馬を表明したのは高島氏が初めて。

 高島氏は出馬を決断した理由に、市中心部や、九州大箱崎キャンパス跡地の再開発に加え、高齢化社会対策の進展を挙げた。「ようやく形になってきた。この勢いや元気を止めず、引き続きチャレンジしていく」と意欲を語った。

 高島氏は当初、4日に始まる市議会決算特別委員会後に、態度を表明するとしていた。表明を前倒しした理由について、「市民から『選挙に出ないのか』『東京に行かないで』との声を聞くようになった」と述べた。選挙公約は今後詳細を詰め、発表する。

 前回の市長選では自民、公明両党から推薦を受けた。今回の対応について「基本的に態勢は変わらない」とした。

 高島氏は大分市出身で元民放アナウンサー。市長選では共産党系の団体などが候補擁立を検討している。

6551チバQ:2018/10/03(水) 23:26:56
https://www.sankei.com/region/news/180306/rgn1803060028-n1.html
2018.3.6 07:08

みやま市長、議会欠席 リハビリ入院 市政停滞、指摘の声

 福岡県みやま市の定例市議会が5日開会したが、西原親市長(79)はリハビリ入院を理由に欠席した。3月議会は来年度当初予算案の審議など多くの議題があり、議員から市政の停滞を指摘する声も出た。

 市によると、西原氏は筋力低下による足腰のリハビリのため、2月1日から入院している。同19日から高野道生副市長が職務代理者として、職務を代行している。期間は未定という。

 西原氏は、平成28年に頸椎(けいつい)の手術のため入院し、同年8〜10月にも職務代理を立てた。

 みやま市では、市が出資し、27年に設立した電力小売り企業「みやまスマートエネルギー」(みやまSE、磯部達社長)が2年連続の赤字で債務超過に陥り、市政の大きな課題となっている。

 さらに、3月末で任期満了となる市教育長の後任人事案も、3月議会に提案されない見通し。議員から「議論を深めることができず、市民も心配している」との声が出た。

 5日の市議会では、西原氏の施政方針を、高野氏が代読した。その中で、みやまSEについて「売上額は伸びており、29年度決算時は単年度黒字が見込める。地方創生の重要な柱として、全国的に情報発信ができるまでになった。地域に根ざした自治体の電力事業会社として推進していく」と触れた。

6552チバQ:2018/10/03(水) 23:27:07
https://www.sankei.com/region/news/180615/rgn1806150010-n1.html
018.6.15 07:01

みやま市の三セク経営姿勢に疑義 みやまSEに市議会で集中砲火

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 福岡県みやま市が出資する第三セクターで電力小売業の「みやまスマートエネルギー」(みやまSE)について、開会中の同市議会で、問題点の指摘が相次いだ。同社が掲げる「エネルギーの地産地消」の行き詰まりが明確になったばかりか、経営姿勢への疑義が突きつけられる。出資者である市の責任も問われる事態となった。 (高瀬真由子)

                   ◇

 「地産地消のコンセプトは立派だが、計画が甘い」

 14日の市議会一般質問で、末吉達二郎議員はこう訴えた。末吉氏は、みやまSEの電力販売契約の内情に疑問を呈した。

 みやまSEは、ホームページなどで「新たな財源を求める事なく、地域外に支払いをしていた電気料金を地域内に留め還流する仕組みを構築します。この電気に対する流れを変える事が、電気の地産地消なのです」と謳う。

 だが、4月末までの契約4535件のうち、1406件が新電力最大手、エネット(東京)の電力の取り次ぎ契約だ。エネットは、株主でもある大阪ガスのLNG(液化天然ガス)火力発電所を主要電源とする。

 端的に言えば、関西圏にある火力発電所の電気を買っていることになる。

 みやまSEは平成27、28年度決算で最終赤字を計上した。29年度決算でようやく106万円の黒字を出したが、累積赤字は3400万円に上る。

 そのみやまSEは、ドイツのBMWと、電気自動車のリース契約を結ぶ。電力事業のPR用だが、あまり稼働していないという。リース料は年約60万円支払っている。

 末吉氏は同社の問題を早くから指摘してきた。議会でも「電力事業は薄利多売であり、無駄な出費をいかに抑えるかが重要だ。電気自動車が債務超過の会社に必要なものか、経営者は考えるべきだ」と批判した。

 みやまSEの問題は、今市議会において、論戦の主要テーマの一つとなり、議員の集中砲火を浴びた。

 13日には中島一博議員が、市内1万4千世帯のうち、みやまSEとの契約が500件程度にとどまることや、同社が手掛ける市民サービスの利用者が少ないことを指摘した。

 当初みやまSEは、全世帯のうち、3年間で7割の切り替えを目標に掲げていた。中島氏は「地元で足元を固めてから、外部に出るべきだ。市も議員も、市民の代表として、健全経営しているのか監視する責任がある」と語った。

 ◆しばらく待って

 こうした指摘に対し、西原親市長は答弁で「もうしばらく待ってほしい」と繰り返した。

 こんな答弁もあった。

 「会社の内部事情に私たちがどうこう言うことはできない。議員から言ってください」「彼(みやまSE社長)に恨みか何かあるのか」「つぶれたら、みやま市の『地産地消エネルギー』が国からも笑われる」

 だが、市はみやまSEに1100万円を出資する筆頭株主であり、市長の西原氏は取締役を務める。

 市民の中には「市がやっているから」という信頼感で契約した人も多い。市に責任の一端があるのは明白だ。

 ◆社長の資質

 みやまSEは市が55%、民間企業の「みやまパワーHD」が40%、筑邦銀行(福岡県久留米市)が5%出資する。みやまSEは、みやまパワーHDに業務を委託している。

 この両社の社長を、磯部達氏が務める。

 磯部氏は4月、産経新聞の取材に「みやまパワーHDの経営状況はみやまSEの取締役会に報告し、透明化を図っている」と答えた。

 しかし14日の一般質問で、市側は「(みやまHDの)活動報告はあったが、詳しい経営状況の報告はなかった」と答弁した。

 議員からは、業務委託の費用などが適切かどうかチェックすべきだとの声も上がる。この点について、磯部氏は産経新聞の取材に「一企業なのであり得ない」と説明を拒んでいる。

 こうした不透明さに、市議会では、磯部氏の経営姿勢そのものを批判する声もあった。

 みやまSEは、再生可能エネルギーを使った自治体電力の草分けとして、多くのメディアで好意的に取り上げられている。磯部氏も国内各地で講演するなどしている。

 会社関係者によると、社内の従業員は、顧客獲得に懸命に汗を流す。

 一方、「会社は市民の方を向いていない」などの理由や、労働環境の厳しさから退職した人も少なくないという。

6553チバQ:2018/10/03(水) 23:27:58
https://mainichi.jp/articles/20180825/ddl/k40/010/371000c
西原・みやま市長
健康を理由に来月末で退職へ /福岡
会員限定有料記事 毎日新聞2018年8月25日 地方版

 みやま市の西原親市長(80)は24日、健康を理由に9月30日付で退職する意向を表明した。この日の市議会全員協議会で、西原市長のメッセージを高野道生副市長が「任期までは職務を全うしようと体調管理に努めてきたが、思うように回復できず進退を決めることにした」と代読した。「退職申し出書」を議長に提出し、選…

6554チバQ:2018/10/03(水) 23:28:43
https://mainichi.jp/articles/20181002/ddl/k40/010/507000c
選挙
みやま市長選 元中学校長、松嶋氏が出馬表明 立候補予定3人に /福岡
会員限定有料記事 毎日新聞2018年10月2日 地方版

地方選挙
福岡県
選挙・福岡
 みやま市の元中学校長、松嶋盛人氏(65)が1日、市長選(21日告示、28日投開票)に無所属で立候補することを表明した。同市長選への立候補予定者は高野道生副市長(73)、野田力市議(77)に次いで3人目。

 松嶋氏は、高齢化や人口減に伴う地元の衰退をくい止めたいと立候補を決意。約40年間、教育の現場に…

6555チバQ:2018/10/04(木) 18:28:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181004-00000005-san-l40
福岡市長選 共産市議団事務局長が出馬へ
10/4(木) 7:55配信 産経新聞
 任期満了に伴う福岡市長選(11月4日告示、18日投開票)で、新人で共産党福岡市議団事務局長の神谷貴行氏(48)が3日、立候補に向けて調整に入った。近く会見を開き、正式に出馬を表明する見通し。

 共産党系の市民団体が同日、福岡市中央区内で集会を開き、神谷氏に出馬を要請した。神谷氏は「市民のための政治をやってほしいという声をしっかりと重く受け止める。ぜひ前向きに考えていきたい」と応じた。

 福岡市長選には、現職の高島宗一郎市長(43)が3選を目指し立候補を表明している。

6556チバQ:2018/10/04(木) 18:30:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181004-00010001-nishinpc-soci
福岡県と福岡市、「宿泊税」巡り対立激化 市町村の75%“県税”支持
10/4(木) 10:09配信 西日本新聞
福岡県と福岡市、「宿泊税」巡り対立激化 市町村の75%“県税”支持
県が観光振興の財源確保策(宿泊税)を講じることへの60市町村の賛否
 ホテルや旅館の宿泊客から徴収する「宿泊税」を巡り、共に導入を目指す福岡県と福岡市の対立が3日、激化した。県議会決算特別委員会で、県は県内市町村のうち75%が県税としての徴収を支持していることを公表、導入に向けた取り組みの加速を表明した。一方、市は宿泊税創設に向けた調査検討委員会の初会合を開催。県が前日の2日に申し入れた協議の場の設置について応じない意向を明らかにし、対決姿勢を鮮明にした。

 「早い者勝ちの論理で横暴だ」「県を欺いた動きはまさに言語道断だ」-。3日の県議会決算特別委。質疑に立った自民党県議団や国民民主・県政県議団の委員たちは、福岡市の対応に怒りをぶちまけた。

 宿泊税は県が市に先行して導入検討に着手。8月までに2回の有識者会議を開き、検討過程を市に説明してきた経緯がある。市側の方はまず市議会が今春から検討に入り、9月定例会で市に税導入を課す議員提案の条例案を可決。これを受け市が県に先手を打つ形で税創設方針を決めた。

「県税」反対は福岡市のみ
 決算特別委で、市への不信感を募らせる県議から対応をただされた県は、県内全60市町村に対して行った意見照会の結果を報告。県が財源措置を講じることについて反対は福岡市のみで、45自治体が賛成だったとした。

 県商工部の岩永龍治部長は「多くの市町村から大変強い期待が寄せられている」として、11月に予定していた3回目の有識者会議の日程を前倒しする考えを表明。「まずは事務レベルで(市と)しっかりと調整を行いたい」と述べた。

 一方、市は同日午後、宿泊税の税率や徴収方法などを議論する調査検討委員会を初めて開催。着々と独自路線を突き進む。会合後、取材に応じた市観光コンベンション部の吉田宏幸部長は、協議の場に関する県の申し入れについて「県は検討過程なので、まず結論を出していただいて、協議のテーブルができるのではないか」と指摘。現段階では応じる考えのないことを明らかにした。福岡県と福岡市の距離は一向に縮まる気配を見せていない。

西日本新聞社

6557チバQ:2018/10/05(金) 00:16:40
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/fukuoka_city_election/article/454549/
自民市議団、高島氏支援 「全会一致」もくすぶる不満
2018年10月03日 06時00分

 自民党市議団(南原茂会長)は2日、会派所属の全市議が集まった会議で市長選への対応を協議し、現職の高島宗一郎市長の支援を決めた。高島氏と市議団は緊張関係にあるが、南原会長は「支援が決まった以上は、高島氏一本できっちり応援する」と話した。今後、推薦や政策協定について協議していく。

 南原会長によると、会議で「8年前に自民党が擁立した市長であり、政策的な失敗もない。応援しない理由がない」と会長として支援を提案。一部では異論も出たが、全面的に支援することが決まったという。

 高島氏と市議団は初当選後、徐々に溝が表面化。前回市長選では、会派の方針に反して一部市議が対抗馬を応援した。さらに昨年春には、民営化される福岡空港の新運営会社に対する出資の是非などを巡って対立が先鋭化していた。

 この日の会議では、南原会長が「過去のことを振り返っても仕方ない。前向きに進もう」と取りまとめたという。しかし、市議団内には、依然として高島氏の政治手法に対する不満もくすぶり、ある市議は「対抗馬も出せないので応援せざるを得ない」と漏らした。

=2018/10/03付 西日本新聞朝刊=

6558チバQ:2018/10/05(金) 00:18:56
https://toyokeizai.net/articles/-/240078
北九州市議「海外視察ツアー」謎だらけの顚末
血税800万円の投下が市政にどう生きるのか
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フジテレビ報道局「実録!金の事件簿」取材班 2018/10/04 8:00
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スペイン・マヨール広場で写真撮影を楽しむ一行(写真:フジテレビ)
出張中は飲酒禁止です!の大号令
「日中の飲酒は、公務に対する信頼性を低下させるおそれがある。国外、私費でも認められない」――。

9月10日、福岡県の北九州市議会(定数57)は、井上秀作議長名で「公務出張中の日中の飲酒を禁止する通知」を出した。かつての禁酒法のような通達はなぜ出たのか? そこにはテレビ番組によって暴かれた北九州市議たちによる海外視察の“不都合な実態”があった。

北九州市はかつて炭鉱や製鉄で栄えた町だが、今では財政状況も逼迫し財源不足で借金を繰り返している。さらに人口に占める65歳以上の割合を占める「高齢化率」も約30%と政令指定都市の中でもトップ。北九州市議たちには早急な改革が求められている。

今回、「実録!金の事件簿」(10月5日(金)19時〜フジテレビ系列で放送一部地域除く)取材班は6月から7月にかけて行われた北九州市議8人によるスペイン・マドリード〜バルセロナ〜フィンランド・ヘルシンキ6泊8日の海外視察の一部始終を”勝手に“取材し映像に収めている。

政治家の海外視察をめぐっては昨年7月21日に放送した「実録!金の事件簿2」で香川県議会の議員たちが訪れたドイツ、スイス、イタリアの視察の実態を暴いた。視察“らしきもの”は9日間のうち4時間程度で、視察の合間にビールやワインを何度も飲み、ひたすら世界遺産を訪れては記念撮影、さらにおよそ香川とは縁遠いようにも思えるアルプスでマッターホルンを眺めてはここでもまた記念撮影……と、観光とも思える内容だった。

番組放送後には、高まる批判の声に香川県議会の自民党議員会が海外視察を原則自粛、オンブズマンによる旅費の返還を求める住民監査請求も行われている。

あれからおよそ1年が経つ。もうあのような海外視察はないだろう……そう思いながら今回もバレないように“勝手に”追跡した。

8日間の費用はもちろん税金から出ていて、飛行機はビジネスクラスで市議には初日と最終日は2日分の「日当」として計1万3600円がつく。さらに食事も昼は3000円、夜は5000円までが支給される。視察には全日程で市の職員2人が同行し、旅行代理店の添乗員も同行、現地でガイドも雇う“至れり尽くせり”の海外視察で、総額はおよそ800万円となる。

また飛行機以外の移動の足はすべてチャーターした大型バスで、およそ視察とは関係のないものと思われる夜の飲食店などへの送迎まですべてこうした税金でチャーターした大型バスが使われていた。

6559チバQ:2018/10/05(金) 00:20:06
その「視察」の中身と詳細については番組で詳しく報じるが、実態は首をかしげたくなるものだった。その一部を紹介したい。

団長議員は最初、「話す必要はない」と回答
彼らは視察の合間に頻繁にビールやワインを飲んでおり、われわれはその瞬間をカメラに収めていた。この疑問を現地で市議たちにぶつけるべく直撃をしたところ、多くの議員が回答を拒否して逃げた。ようやくつかまえた市議団の団長議員は最初、「話す必要はない」とまで述べた。

再度市議らに取材を申し込み、市議会の部屋に通されたところ、なぜか団長のほかに議長が現れた。呼んでもいないのに実に丁寧なことだが「報告書をきちんと出しているから観光ではない。ほかに比べればうちは随分まじめな議会だ」と主張、飲酒も乾杯程度と説明した。

前述した公務中の飲酒禁止通達はこのあたりが原因で出ているようだがわれわれが疑問に思っているのは視察途中の飲酒もあるがそれだけではない。海外視察の成果が市政にどう生かされているか、見えてこないからだ。

地方議会の政治家たちは主に旅行代理店を使って海外視察に行く。入札で行われるのが一般的だが受注した旅行代理店はきちんと「旅行のしおり」まで作り、全日程に同行してくれるのだ。地方議会の中には任期期間中に少なくとも1度海外視察に行くということが半ばルール化されている議会もあり、上限の金額はさまざまだが、ある地方議員が「任期を勤め上げたご褒美みたいなもの」と語るほどまるで「観光ツアー」のようなものが多い。

行政視察は1日に1〜2つで、そのほかの時間は何を?
番組では多くの自治体の海外視察資料を調査したが、おおむね人気なのが欧州、北米、アジアはタイ、ベトナムとシンガポールだ。行先はだいたい現地の日本法人か行政視察が1日に1つか2つスケジュールで入っている程度である。そのほかの時間は何をしているか不明である。

もちろん、すべての議会がそういうわけではないだろうし、過密スケジュールの中で綿密な視察を行っている地方議会もあるだろう。しかし、団体で大名行列のように訪問し、「あの施設を見てきた」「役所でレクチャーを受けた」「現地で活動する日本企業を見てきた」というのがほとんどで、それを「報告書」にまとめて終わるのが多いのではないだろうか(中には何かの記事をコピペまでして報告書を仕上げる政治家もいる)。


マドリード市役所前で記念撮影をする一行。「実録!金の事件簿」は10月5日(金)19時からフジテレビ系列で放送(一部地域除く、写真:フジテレビ)
今回の北九州市議もいくつかの施設を視察してきたようだが、報告書にはそれを具体的にどうこれから北九州市に生かしていくのかということはあまりよくわからない。

ちなみに、これまで北九州市議会では報告書は一般公開されておらず、情報公開請求して初めて目にすることができたのだが、番組の取材を受けて初めて北九州市議会はわざわざ報告書をHPに初めて公開した。「視察はきちんと行ったのだ!」とどうしてもわかってほしいようだ。

多くの地方議会で見直しが行われている中、市民の“血税”を使って行われた海外視察。報告書を書いて満足するのではなく、しっかりと市民生活に役立つようにしてもらいたいものだが……団体旅行のような形で行く海外視察のあり方。もっと議論されていいだろう。

6560 チバQ:2018/10/08(月) 08:21:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181007-00000024-ryu-oki
豊見城市長選 告示締め切り 山川仁氏、宜保安孝氏、宜保晴毅氏の三つどもえが確定 

10/7(日) 17:54配信��


豊見城市長選に立候補し、支持を訴える(左から)山川仁氏、宜保安孝氏、宜保晴毅氏

 【豊見城】任期満了に伴う豊見城市長選挙の告示が7日午後5時に締め切られた。午前中に届け出た3氏のほかに立候補者はいなかった。

 届け出順に前市議の山川仁氏(44)=社民、共産、社大、自由、国民民主、立民推薦、前市議の宜保安孝氏(41)=自民、維新、希望推薦、3期目を目指す現職の宜保晴毅氏(50)の無所属3氏の三つどもえが確定した。14日に投開票される。【琉球新報電子版】

6561 チバQ:2018/10/08(月) 08:22:49
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-815260.html
豊見城市長選 10・14

経済、子育て争点に 豊見城市長選告示 保守票分裂か

政治

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2018年10月07日 11:03

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豊見城市長選

 【豊見城】7日告示、14日投開票される豊見城市長選は、前市議の宜保安孝氏(41)=自民、維新、希望推薦、前市議の山川仁氏(44)=社民、共産、社大、自由、国民民主、立民推薦、3期目を目指す現職の宜保晴毅氏(50)=無所属3氏の三つどもえの決戦となる見通しだ。3氏は経済振興策や子育て・教育支援策などを争点に前哨戦を展開している。現市政に対する市民の評価が問われる。

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 豊見城市は現在5期20年の保守市政が続いている。前回2014年の市長選は自公が推薦する現職と、社民や共産、社大が推薦した候補の保革一騎打ちで、2699票差で現職が勝利した。

 一方、今回は自民や維新、希望が推薦する宜保安孝氏と、保守系の現職・宜保晴毅氏が特定の政党の推薦を受けずに出馬し、保守分裂となった。さらに、市政野党が擁立した山川氏も、現県政を支持する保守・中道の市町村議会議員でつくる「新しい風・にぬふぁぶし」の支持を受けており、保守層の票が分裂する可能性がある。

 過去2回の選挙で現職を推薦した公明は、今回は自主投票を決めた。公明票の行方も選挙の鍵となる可能性がある。

 宜保安孝氏は48自治会との行政懇談会の実施を掲げ、中心街区の整備による産業振興、部活動の派遣を支える基金の創設や中学卒業までの医療費無料化などを訴えている。

 山川仁氏は行財政改革検討委員会の新設や委託業務の見直しなどを提案。習い事代金の助成による子育て教育支援や高校卒業までの通院医療費無料化などを訴えている。

 宜保晴毅氏は2期8年の実績を強調。メディカルツーリズム推進などによる経済活性化やひとり親世帯などへの居住支援、中学卒業までの医療費無料化などを訴えている。

6562 チバQ:2018/10/08(月) 09:03:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181007-00000013-ryu-oki
データで見る那覇市長選 城間、翁長氏対決へ

10/7(日) 11:24配信��
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(写真:琉球新報社)

 21日投開票の那覇市長選挙まで7日で2週間に迫った。6日時点で、無所属現職の城間幹子氏(67)と無所属新人で前県議の翁長政俊氏(69)=自民、公明、維新、希望推薦=が出馬を表明しており、事実上の一騎打ちになる見通しだ。自公の候補と、革新勢力に保守の一部を含めた「オール沖縄」候補の対決となった4年前と同様の構図になる。過去の得票数や投票率をまとめた。(’18那覇市長選取材班)


◇当選 平均7万票 前回10万

 過去の那覇市長選を振り返ると、2008年までは「保守」対「革新」の構図が鮮明だ。復帰前の1968年以降32年間、平良良松氏から親泊康晴氏へと革新市政が続いたが、自民党県連幹事長を務めた翁長雄志氏が2000年に当選し、保守が市政を奪還した。翁長氏の4期目は自民、公明に加えて民主も支持。新たな枠組みと革新系との対立となった。

 14年には、翁長氏が辺野古移設反対で保革を取り込んだ「オール沖縄」体制を構築し、知事選に当選。翁長氏の後継である城間氏も翁長氏と同じ体制で知事選と同日に市長選に臨み、「オール沖縄」対自公の新たな構図が確立した。

 「オール沖縄」が支援した城間氏が2期目を目指す今回も支援体制は大きく変わらず、4年前と同様の構図になるとみられる。

 12年まで当選者の平均得票数は7万票だったが、14年は城間氏が那覇市長選で最多となる10万票を獲得した。9月30日の県知事選では、城間氏が支援する玉城デニー氏が那覇市区で2万8千票差を付けて9万2624万票を獲得。知事選の結果が、市長選にどのように影響するのかにも注目が集まる。


◇前回の投票率 65%超に上昇 今回低下の見方も

 本土復帰後の那覇市長選の投票率を振り返ると、80年代は70%台と高い投票率を維持していたが、92年に無投票で親泊康晴氏が当選した次の選挙は25・97%まで下がるなど変動が大きい。2000年の翁長雄志氏の初当選時は63・52%まで上がったが、2期目以降は50%台に低下。革新側が候補者選定に苦戦し、超短期決戦となった12年は39・43%まで落ちた。平良氏、親泊氏、翁長氏と長期市政の後半になるに従い、投票率も低下する傾向にある。

 しかし、14年の市長選は知事選と同日実施だったこともあり、65・25%まで回復。高い投票率で得票数も大幅に伸びた。今回も当初は、知事選と同日実施か知事選の前になると見込まれていたが、翁長前知事の逝去で知事選の後になった。7月には両陣営とも候補を固めていたが、知事選が先になったために両陣営とも知事選の候補者の応援に傾注し、市長選の重要日程が後に。市長選単独で実質的には超短期決戦となったため、投票率は前回より下がるとの見方も出ている。

琉球新報社

6563チバQ:2018/10/08(月) 21:48:25
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/fukuoka_city_election/article/454869/
「高島路線」の評価争点に 福岡市長選告示まで1カ月
2018年10月04日 06時00分

 福岡市長選(11月18日投開票)の告示まで、4日で1カ月。現職の高島宗一郎氏(43)が2日に3選出馬を正式表明したのに続き、3日には、市議会の共産党市議団が市議団事務局長の神谷貴行氏(48)の事実上の擁立を明らかにした。今のところ、ほかに立候補を探る動きは表面化していないが、選挙戦になるのは必至で、2期8年にわたる「高島市政」の評価が最大の争点になりそうだ。

 「高島さんは『福岡が元気になった』と言うが、進めてきた政策は市民の実感では失敗しているんじゃないか。市政を変えなきゃいけないと思う大きな理由です」。3日夕、共産などでつくる市民団体「市民が主人公の福岡市をめざす市民の会」から出馬要請を受けた神谷氏は「(出馬を)前向きに検討したい」と繰り返した。「大型開発優先」と高島市政を批判してきた共産は少なくとも過去20年間、市長選で独自候補を擁立しており、今回も現職批判票の「受け皿」として正面から戦いを挑む方針だ。

 一方の高島氏は2日の定例記者会見で3選出馬を正式に表明したが、それまで出馬に関し一切沈黙。そのため9月の自民党総裁選前から、安倍晋三首相、麻生太郎副総理兼財務相との親密な関係を背景に「内閣改造を機に、国の要職に就くこともあり得る」との臆測が広まっていた。

 一時期、高島氏が進退を含めた今後について「さまざまな選択肢の中で本当に迷っていたのは事実」と同氏周辺。最終的には、続投を求める多くの声に背中を押されたという。

 高島氏とぎくしゃくした関係が続いている「生みの親」の自民党市議団。高島氏から正式表明の前に3選出馬の意向を伝えられると、2日の会派会議は高島氏支援でまとまった。公明など、ほかの与党系3会派も支援に回るとみられる。

 昨春、市議会では福岡空港の新運営会社に対する出資の是非を巡り、高島氏と自民、旧民進党系の市民クラブ、共産などが激突した。市議の一部には超党派で包囲網を敷いた当時の再現を狙い、統一候補の対抗馬を模索する動きもあったが、実現に至らなかった。

 神谷氏が立候補を正式表明すれば、選挙戦は国との太いパイプを生かし、国家戦略特区による規制緩和などで「都市の成長と生活の質の向上」を目指してきた「高島路線」の是非を問うものになる。

=2018/10/04付 西日本新聞朝刊=

6564チバQ:2018/10/08(月) 21:50:02
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/fukuoka_city_election/article/455780/
福岡市の隠れ待機児童1431人 急ぐ保育所新設、拭えぬ不安 住民「生活環境に配慮を」
2018年10月07日 06時00分
保育所建設予定地付近からは、住宅が密集する地域が見渡せた
保育所建設予定地付近からは、住宅が密集する地域が見渡せた
写真を見る

 「保育所の緊急整備が必要なのは分かるが、建設予定地の住民には戸惑いもある」。認可保育所などを希望しても入所できない待機児童の解消に向け、福岡市が急ぐ「保育の受け皿確保」を巡り、読者から取材班に連絡があった。現場を歩くと、人口が増え続ける中、市が進めるかつてない「スピード整備」の陰で苦慮する住民や保育関係者の姿があった。

 保育所設置へ、地域から懸念が出ていると指摘があった福岡市の保育所建設予定地に向かった。路線バスが走る大通りから徒歩約5分。高低差約30メートルの坂を上った丘にある閑静な住宅地だ。一戸建てが並ぶ区画の真ん中の空き家を解体した後、社会福祉法人が認可保育所を建設するという。

 近所の住民男性は語る。「未来を担う子どものために協力したい思いはある。でも…」。約100人という予想以上に多い定員に不安を覚えたという。送迎のピークは小学校の通学時間と重なる。「周囲の道幅は広くない。もし事故が起きたら…。ここが保ってきた静かな環境にも配慮してほしい」と口にした。

   ◆    ◆

 この地での開設は、既に福岡市が認可している。事業者公募に社会福祉法人が応じ、今春、事業計画が市の審査を通過した。市によると、用地について、位置図を見た有識者による専門部会から異論はなかったという。「丘の上の住宅密集地で、保育所用地として完璧ではないかもしれない。でもニーズがある所に、まとまった土地はそもそも少ない」と市子育て支援部の担当者は語る。

 認可保育所などへの入所申込数は、福岡市で年々増えている。今年4月時点で約3万8千人の申し込みがあり40人の待機児童が出た。希望先を絞ったなどの理由で待機児童に数えられなかった「隠れ待機児童」は1431人いる。

 市は本年度も49億円を投じて約2千人分の受け皿を新たにつくる方針。担当者は「政策の一丁目一番地。待っている親御さんがいるから頑張らないと」と力を込める。

   ◆    ◆

 受け皿を増やすのに一番効果的なのが保育所の新設だ。福岡市は17年度の整備で、20カ所の開設を予定していた。だが、うち2カ所は地元住民との調整が進まず、今も開園していない。2カ所の事業者は「お話しすることはない」「住民の意向を踏まえ引き続き検討する」と多くを語らない。

 18年度に設置が決まった16カ所は全て来春の開設を目指すが、この「丘の上」の保育所は遅れる見込みだという。

 事業者の社会福祉法人は地元への丁寧な対応に努めてきたという。「この先数十年、そこにあり続ける施設だから」と、定員の2割削減や、エアコン室外機の位置の変更など計画を改めてきた。まだ本格工事には着手していない。「最大限、地元の理解を得た上で造らせてもらいたい」

 6〜7月に3回、公民館で説明会を開いた。時に住民からの厳しい意見にさらされる“最前線”の場に市職員を呼んでいない。「民と民の問題なので、市には頼らない」との姿勢だ。市はやりとりを見守る意向という。

 住民にも、保育所の必要性自体を否定する人は少ない。だが「いざ自宅の隣にできると聞けば、誰もが考え込んでしまうのが現実」と福岡市保育協会の篠原敬一理事長は近年の実情を明かす。保育所ができたら周囲の生活環境はどう変わるか、住民がはっきりと分からないという背景もある。

 共働きが当たり前の社会で「社会インフラ」(福岡市の事業者)になった保育所。成長を続ける福岡市では、さらなる整備が必要になるだろう。地域との共生への処方箋づくりに、市はもう一歩、踏み出すべきではないだろうか。

   ◇    ◇

子育て環境整備で論戦

 人口の増え続ける福岡市では子育て環境の整備は重要な政策課題。11月4日告示、18日投開票の市長選でも論戦が展開される。

 今月2日に3選立候補を表明した現職の高島宗一郎市長は就任以来、昨年度末までの7年間で約1万3000人分の保育所の定員を増やした。6月の定例記者会見では、子どもの数だけでなく、好景気で親が働く場所も増えているとして「保育需要にしっかりと応えていきたい」と強調した。

 今月5日に立候補を表明した神谷貴行氏は会見で「高島さんになってから待機児童が減ったと説明しているが、『隠れ待機児童』は過去最悪のレベルで推移している。今のやり方は小手先で、問題は解消できない」と批判している。

=2018/10/07付 西日本新聞朝刊=

6565チバQ:2018/10/09(火) 22:28:12
少なくとも、
こんな風に罵声を浴びることは予想ついてたのに行った菅官房長官は偉いし、
葬式の類で罵声を飛ばす左の人間をネガティブな存在だと
わたしは思うのです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181009-00000007-ryu-oki
菅官房長弔辞「基地負担の軽減へ結果を出す」 一般参列者から怒声 翁長前知事県民葬
10/9(火) 15:04配信 琉球新報
菅官房長弔辞「基地負担の軽減へ結果を出す」 一般参列者から怒声 翁長前知事県民葬
菅義偉官房長官
 9日の翁長雄志前知事の県民葬に出席した菅義偉官房長官は、安倍晋三首相の弔辞を代読した。菅義偉官房長官は、沖縄の過重な基地負担を全国に訴えてきた翁長氏の政治姿勢に触れ、「沖縄県に大きな負担を担ってもらっている現状はとうてい是認できるものではない。政府としてもできることは全て行う、目に見える形で実現するという方針の下、基地負担の軽減へ向けて一つ一つ確実に結果を出していく」と述べた。

 一方で、普天間飛行場の移設に伴う辺野古新基地建設阻止を掲げた翁長県政と激しく対立してきた菅氏の言葉に対し、一般参列者の席から「帰れ」など激しい怒声が飛び交え、騒然となった。

 首相の弔辞では「沖縄が日本を牽引し、21世紀の万国津梁として世界の架け橋になる日が現実になっている。政府としても翁長知事の沖縄にかける思いをしっかりと受け止め、沖縄の振興をさらに前に進めることを誓う」と沖縄振興の取り組みなどにも触れた。【琉球新報電子版】

琉球新報社

6566チバQ:2018/10/10(水) 20:08:07
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASLB931LVLB9TIPE00C.html
海外視察中の飲酒シーンがテレビ放映 市議会に批判殺到
10:57朝日新聞

海外視察中の飲酒シーンがテレビ放映 市議会に批判殺到

スペイン・マドリードのマヨール広場に立つ視察団=フジテレビ「実録!金の事件簿」提供

(朝日新聞)

 北九州市議が海外視察先で昼間に飲酒するなどの視察にそぐわない行動をしていたことがフジテレビ系列の番組で放送され、議会や市に市民からの批判や苦情が殺到している。市議会事務局によると、5日夜の放送を受け、9日午後6時までに361件がメールと電話で寄せられた。

 視察したのは市政与党の自民、公明、ハートフル北九州の8議員。6月24日〜7月1日に子育てなどの視察目的でスペインとフィンランドを訪問。飛行機のビジネスクラスに乗るなどで経費は計800万円。

 この視察にフジテレビの取材班が独自に同行し、多くの場面を撮影した。番組によると、一部議員が昼食時にワインを複数杯飲み干したり、買い物に興じたりしていた。また、公費で借りたバスで移動し、サグラダ・ファミリア教会の見学もしていた。番組が視察とみなした時間は6泊8日の間、約9時間だったという。

 また、帰国後、視察団長の佐々木健五氏と井上秀作議長が番組の取材に応じた。井上議長が「(サグラダ・ファミリア教会などの)見学は公務」「泊まってあげ、食事をしてあげ、お土産物を買ってあげるのは(視察先に対する)恩返し」と答えた。報告書を出しており「他の議会に比べたら随分まじめ」などとも述べた。

 参加した一部の議員は朝日新聞の取材に飲酒などの事実を認めている。

 番組の内容に市民からは苦情が殺到。「遊びに行っているのか」「ビジネスクラスで行くのはいかがなものか」「北九州市民の代表者である議員がああいう行動をして恥ずかしい」などの声が寄せられたという。取材をきっかけに北九州市議会では9月、議員が国内外を視察する際、日中の飲酒を禁止することを決めていた。

 同番組の昨年の放送では、香川県議の海外視察先での飲酒などを放映。県民からの批判の高まりを受け、香川県議会は派遣基準の明確化や訪問先などを記載した実施計画の事前審査などの改善をしたが、旅費の返還を求める住民訴訟を起こされている。(井石栄司)

6567チバQ:2018/10/10(水) 20:18:44
https://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/nation/nishinippon-1000456310.html
沖縄「民意」続く苦悩 知事選から1週間 移設反対、漂う無力感 容認派との溝深く
06:00西日本新聞

沖縄「民意」続く苦悩 知事選から1週間 移設反対、漂う無力感 容認派との溝深く

沖縄「民意」続く苦悩 知事選から1週間 移設反対、漂う無力感 容認派との溝深く

(西日本新聞)

辺野古の地域振興を目指して研究所を立ち上げた玉利朝輝さん=いずれも9日、沖縄県名護市
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する玉城(たまき)デニー氏が勝利した沖縄県知事選から1週間余。反対派は移設阻止に向けた動きを強めるが、「民意」に向き合わず移設推進の構えを崩さない政府の姿勢に対し、先行きへの不安もよぎる。一方、県内移設を受け入れ経済振興を目指した容認派には、失望と共に「地域振興を求めることは悪なのか」との葛藤がこみ上げる。基地問題を巡る「対立と分断の構図」は、沖縄に深く横たわったままだ。

 「沖縄の思いを訴え抜いた翁長さんの遺志をしっかりと受け継いでいく」。9日に那覇市で営まれた移設反対を貫いた翁長雄志(おながたけし)前知事の県民葬。参列した宜野湾市の大学院生、元山仁士郎さん(26)は遺影をまっすぐ見つめ、誓った。

 9月の知事選で県民は玉城氏に史上最高の約39万6千票を投じ移設を進める政府に対し、強烈な「ノー」を突きつけた。県民葬では安倍晋三首相の式辞を代読する菅義偉官房長官に、参列者から「来なくていいよ」「帰れ」などのヤジが飛び交った。

 元山さんが代表を務める団体は9月、約9万筆の署名と共に県に「県民投票条例」の制定を請求。元山さんは民意の後押しを得て、実現へ自信を深める。「政府が工事を止める大義になるよう、県民投票で最後の一押しをしたい」

   ■    ■

 移設先となる辺野古沿岸部。県による埋め立て承認撤回で工事は一時止まり、静けさを取り戻している。だが、すでに埋め立て予定区域は真新しい護岸で囲われている。菅氏は知事選翌日の1日の記者会見で言い切った。「政府の考えは何ら変わらない」

 目の前で着々と進む工事を見続けてきた名護市の女性(66)は「移設反対の民意を示しても、国がここから引き返すとは思えない」と力なく語る。

 辺野古にある米軍キャンプ・シュワブ前のテント村に通う宜野湾市の調理師、赤嶺和伸さん(64)には忘れられない言葉がある。昨年12月、米軍ヘリの窓枠が普天間第二小の運動場に落下した日、自身が運営する「子ども食堂」を訪れた同小の女児がつぶやいた。「でも明日も飛ぶんでしょ」

 いくら民意を突きつけても国は変わらない-。県民には怒りと無力感が交錯する。それでも赤嶺さんは9日もマイクを握った。「これが当たり前の未来は残せない。そのために一つずつ民意を積み重ねていく」

   ■    ■

 与党候補の佐喜真淳(さきまあつし)氏は国とのパイプを生かした経済振興を訴えたが敗れた。名護市の食品製造業、玉利朝輝さん(59)には父親が辺野古で経営していた米軍相手のレストランがにぎわっていた記憶が残る。「本当に子や孫の世代のことを考えるなら経済振興を求めるのは当然だろう」

 基地反対か経済振興か-。県民は選挙の度に「二律背反」を突きつけられ、分断される。名護市の男性(55)は「経済発展を求めることは悪いことではないのにこれで容認派は後ろ指をさされる」と眉をひそめる。

 佐喜真氏に投票した豊見城市のタクシー運転手男性(72)は語気を強めた。「県民同士が分断されるのはもうたくさんだよ」

=2018/10/10付 西日本新聞朝刊=

6568チバQ:2018/10/10(水) 20:23:55
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1810060017.html
【沖縄の選択〜「ポスト翁長」時代】(上)幻となった4者協議 玉城氏当選で霧消
10月06日 21:44産経新聞

【沖縄の選択〜「ポスト翁長」時代】(上)幻となった4者協議 玉城氏当選で霧消

(産経新聞)

 沖縄県知事選が投開票された9月30日夕、菅義偉(すが・よしひで)官房長官は選挙後の対応について、関係者とひそかに協議を始めていた。投票はまだ続いていたが、報道各社の出口調査は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する玉城デニー氏の当選確実を示していた。玉城氏が当選すれば、首相官邸への訪問を打診してくるだろう。

 「会わざるを得ない」

 菅氏が達した結論は自民党県連幹部にも伝わった。知事選から一夜明けた今月1日の記者会見で、菅氏は玉城氏との面会について問われ「当然、日程が合えばお会いしたい」と答えた。

 知事選は、自民党などが推薦する佐喜真(さきま)淳前宜野湾市長が玉城氏を追い上げる展開とみられていた。投開票の2日前には佐喜真氏が1・1ポイント差に迫ったとの情勢調査も自民党幹部に報告されている。政府内では佐喜真氏の勝利を見越し、ある計画が浮上していた。政府、県、宜野湾市、名護市による「4者協議」だ。

 普天間飛行場が市街地の中心に位置する宜野湾市に対し、移設先を抱える名護市。「送り出す側」と「受け入れる側」が参加する枠組みはなかった。政府関係者は「宜野湾市長が名護市長に頭を下げ、宜野湾出身の『佐喜真知事』も国も頭を下げる。そういう場を作れば県民も納得するのではないか」と語っていた。

 玉城氏当選で4者協議は幻に終わった。玉城氏が辺野古移設実現のため、名護市長に頭を下げることは考えられない。

    ◇

 9月の沖縄県知事選は、国、県、宜野湾市、名護市による4者協議に向け、千載一遇のチャンスだった。

 日米両政府が平成8年に米軍普天間飛行場の移設で合意した後、4者協議の環境は整っていなかった。県知事、宜野湾市長、名護市長の全てが自民党系でそろったことが一度もなかったからだ。

 今年2月の名護市長選は同市辺野古への移設を事実上容認する渡具知(とぐち)武豊氏が当選した。知事選で佐喜真氏が勝利すれば、同じ日に行われた宜野湾市長選で当選した佐喜真氏後継の松川正則氏とともに、4者協議が実現するはずだった。

4年前の反省

 玉城知事の誕生で、4者協議の代わりに焦点となるのが国と県による協議だ。玉城氏は当選後、国との協議を繰り返し求めている。これに対し、菅官房長官が玉城氏と面会する意向を示した背景には、4年前の反省がある。

 26年11月の知事選で当選した翁長雄志(おなが・たけし)前知事は自民党県連幹事長も務めたが、共産党や社民党と組んで県トップの座に就いた。翁長氏を「裏切り者」と考えた自民党県連は菅、翁長両氏の面会に反対した。2人の初会談が実現したのは翌年4月。双方の関係は冷え切り、対立は今年8月に翁長氏が死去するまで続いた。

 首相官邸と沖縄県の関係は、会おうともしなかった4年前とは異なるようにも見える。しかし、両者の間には、深い溝が横たわっている点で何も変わっていないのが実情だ。

 玉城氏は政府との協議について「今やっている基地の工事は認められないことを確認すべきだ」と述べている。「辺野古が唯一の解決策」と位置づける政府が受け入れる余地はない。

 「公約」果たせず

 県が8月に辺野古埋め立て承認を撤回したのに対し、政府は撤回を取り消すよう求める法的対抗措置をとる方針だ。撤回の執行停止も申し立てる考えで、早ければ1カ月以内に埋め立て工事に着手できる。

 玉城氏は「訴訟合戦になれば、国が対話も協議の場も閉ざすことになる」と牽制(けんせい)するが、2日の内閣改造で就任した岩屋毅防衛相は「必要な法的措置をとることになる」と言い切った。「辺野古移設を阻止する」と訴えた玉城氏は、就任早々「公約」を果たせないことになる。

 一方、政府は玉城氏の当選により、辺野古移設の進展が遅れる事態も想定している。辺野古の軟弱地盤改良や設計変更の知事承認を得られる見通しが立たなくなったからだ。

 菅氏は知事選後も「飛行経路が海上となるため安全性が格段に向上し、住宅防音が必要となる世帯は1万数千戸からゼロになる」と辺野古移設の利点を説き続けている。だが、政府関係者は玉城氏が当選した夜、こう吐き捨てた。

 「もう知らない。どうにでもなれ」



 翁長前知事は辺野古移設に反対し、政府と激しく対立した。「ポスト翁長」時代の県政を担う玉城知事の今後を占う。

6569チバQ:2018/10/10(水) 20:24:37
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1810070015.html
【沖縄の選択〜「ポスト翁長」時代】(中)米軍基地整理・縮小「冬の時代」も 玉城氏登場で辺野古は「遠慮なく」
10月07日 20:44産経新聞

【沖縄の選択〜「ポスト翁長」時代】(中)米軍基地整理・縮小「冬の時代」も 玉城氏登場で辺野古は「遠慮なく」

(産経新聞)

 9月30日の沖縄県知事選で、政府・与党は佐喜真淳(さきま・あつし)前宜野湾(ぎのわん)市長を総力支援した。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設を実現するためには、何としても自民党系の知事が必要だとの判断からだ。だが、過去の経緯をたどると、保守系知事の時代に辺野古移設が順調に進んだとは必ずしも言えない。

 平成10年に就任した稲嶺恵一元知事は、15年間の使用期限付きで辺野古沖への移設を容認したものの2期8年の間、消極的態度に終始した。任期切れ直前、政府と名護市が合意した案にも明確に賛成しなかった。

 また、18年に就任した仲井真弘多(なかいま・ひろかず)元知事は25年末に辺野古埋め立てを承認したが、それ以前には「県外移設」を唱えていた。

 政府関係者は「保守系知事だと自民党政権が配慮して、相手のペースに合わせてしまっていた」と振り返る。自民党の大物議員が政府と県の交渉に介入して事態を混乱させたことも、一度や二度ではなかった。

 基地問題の真理

 沖縄県側がどこまで基地問題の解決に真剣か、疑わせるような発言もある。

 知事選で玉城(たまき)デニー知事を支援した有力県議は「基地問題が解決したら沖縄は見放される。沖縄振興予算は減らされる」と語る。これを伝え聞いた自民党県連幹部は「それは一面の真理だ」と認めた。基地問題が、沖縄振興予算を継続的に引き出す交渉カードになってきた面は否めない。

 「玉城氏が知事になったことで、かえって辺野古は遠慮なく進められる」

 こう明かす防衛省幹部もいる。その認識の背景には、翁長雄志(おなが・たけし)前知事時代の「実績」がある。翁長氏は辺野古移設に反対して政府と激しく対立したが、工事はこれまでと比較できないほど進んだ。27年10月に本体工事、29年4月に護岸工事に着手し、今年8月17日には埋め立てを開始できるところまでこぎ着けた。

 確かに辺野古の軟弱地盤改良や設計変更で玉城氏の承認を得られなければ、工事がある時点でストップする可能性は残る。しかし、辺野古の一部区画では護岸工事が完了しており、防衛省幹部は「いけるところまで工事を進める」と語る。

 「官邸が怖い」

 翁長知事時代に進んだ米軍基地の整理・縮小は、辺野古移設だけではない。

 27年3月にキャンプ・瑞慶覧(ずけらん)の西普天間住宅地区(宜野湾市)の返還が実現した。28年12月に返還された北部訓練場(国頭村など)の面積約4千ヘクタールは、本土復帰後最大規模だ。いずれも日米両政府が8年に沖縄に関する日米特別行動委員会(SACO)で合意した計画に盛り込まれているが、実現まで20年かかった。

 「だって首相官邸が怖いんだもん。今までの自民党政権はやる気がなかったが、安倍晋三政権は違う」

 政府の米軍再編担当者はこう打ち明ける。菅義偉(すが・よしひで)官房長官は口癖のように「できることはすべてやる」と繰り返し、米政府との交渉に発破をかけてきた。今後は那覇軍港(那覇市)の浦添埠頭(ふとう)地区(浦添市)への移設や、牧港補給地区(浦添市)の倉庫・整備工場をキャンプ・ハンセン(金武町など)に移転することによる整理・縮小が進む。

 ただ、それでも不安材料は残る。日米両政府は24年4月、辺野古移設が進展しなくても、それ以外の米軍基地の整理・縮小を進めることで合意した。だが、交渉担当者は懸念を示す。

 「普天間移設の進展が見込めなくなれば、米側はそれ以外の返還交渉に応じなくなるのではないか」

 玉城氏の知事選当選は、沖縄の過重な基地負担に異議を唱えたことによる。玉城県政の誕生で米軍基地の整理・縮小が「冬の時代」を迎えることになれば、皮肉な結果というしかない。

6570チバQ:2018/10/10(水) 20:25:26
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1810090038.html
【沖縄の選択〜「ポスト翁長」時代】(下)「政治の師」の小沢氏介入に警戒
10月09日 21:49産経新聞

【沖縄の選択〜「ポスト翁長」時代】(下)「政治の師」の小沢氏介入に警戒

沖縄県知事選期間中に魂魄の塔を慰霊した自由党の小沢一郎代表(右から2人目)と共産党の志位和夫委員長(同3人目)ら=9月25日午後、沖縄県糸満市

(産経新聞)

 翁長雄志前沖縄県知事の県民葬が那覇市の県立武道館で行われた9日夜、玉城デニー知事は、県庁で東京からの来客を迎えた。野党各党の国対委員長だ。

 玉城氏が幹事長と国対委員長を務めた自由党は所属議員6人の小政党だった。最大野党・立憲民主党の辻元清美氏が、上座に座った玉城氏に「知事はいつもあの辺に座っていた」と末席を指さしても、玉城氏は機嫌を損ねず「そうです。あっちが指定席でした」と笑顔を見せた。

 玉城氏が衆院議員を4期務めた間に培った経験と人脈は、翁長氏にはない強みだ。その中でも最大の財産と位置づけるのが、政治行動を共にしてきた自由党の小沢一郎代表との関係だ。

 「一番自分の考え方にあった人が小沢一郎さんだった。この人を政治の先生にしようと思った」

 玉城氏は、小沢氏の宜野座村の豪華別荘が週刊誌で批判的に取り上げられた後も、小沢氏との関係を隠すどころか誇示した。

 玉城氏は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対して当選し、政府との対立が予想される。玉城氏を推した「オール沖縄」系の県議は「政府と県の交渉が難航すれば安倍晋三政権の要人が小沢さんに仲介を頼むかもしれない。だが、辺野古で妥協したらデニーさんから県民の気持ちは離れてしまう」と警戒心を隠さない。

振り回されたくない

 オール沖縄は玉城氏を翁長氏の後継候補として擁立したが、小沢氏の存在を歓迎していたわけではない。

 かつてオール沖縄が玉城氏に出馬表明を急ぐよう求めたのに対し、小沢氏は国政野党幹部への挨拶回りを優先させるよう指示した。出馬表明を2回延期させられ、県議からは「小沢さんに振り回されたくない」と戸惑いの声も上がった。

 知事選終盤の9月25日には、小沢氏や共産党の志位和夫委員長ら野党幹部が、沖縄戦の戦没者を慰霊する「魂魄の塔」(糸満市)で顔をそろえた。小沢氏が野党結束を固めるため合同慰霊を呼びかけたが、まな弟子であるはずの玉城氏の姿はなかった。

 玉城陣営は政党色を排除する方針を徹底し、集会では東京から駆け付けた野党幹部を壇上に上げなかった。玉城選対幹部は、小沢氏主導の野党幹部そろい踏みについて「あれは選挙に何の影響もない。中央の都合でしょ」と語った。

評価一変「さすが」

 選挙戦が終わって、小沢氏の評価は一変している。オール沖縄の保守系県議は「後になって考えれば、さすが小沢さんの判断が正しかった」と語る。野党各党の支持を取り付けたことで、玉城陣営には常に国会議員の秘書約20人が陣取り、企業回りなどにあたったという。陣営幹部は「カネの面でも野党の支援が大きかった」と振り返る。

 小沢氏にとっても、玉城氏の当選は天の恵みといえる。かつて権勢を振るった小沢氏の存在感は埋没気味だったが、沖縄県知事選では野党共闘のキーマンに返り咲いた。

 魂魄の塔に野党各党の幹部を集めたのも、来年夏の参院選での候補者調整を見据え、連携を演出したい思惑のあらわれだ。とりわけ志位氏への参加呼びかけには、野党支持層にも根強い「共産党アレルギー」を払拭したい意図が透ける。

 共産党は平成28年1月、天皇陛下のご臨席などを理由に見送っていた国会の開会式に出席した。志位氏に直談判して開会式出席を促したのは、ほかならぬ小沢氏だ。当時、小沢氏は「これで国民の意識も変わる。このままでいけば共産党の勢いは民主党をしのぐ」と周囲に語っている。

 だが、小沢氏が沖縄県政に介入する可能性に関しては、共産党からも冷ややかな声が上がる。党県委員会の幹部は、玉城氏が29年の衆院選で自由党公認でなく、無所属で出馬したことに触れ「あれでデニーさんの評価が上がった。小沢さんもそのことは分かっているでしょ」と話した。



 この連載は杉本康士、松本学、石鍋圭、大島悠亮、中村智隆が担当しました。

6571チバQ:2018/10/10(水) 21:11:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181009-00000002-ryu-oki
議長不在いつまで… 与那国町議会 予算審議入れず、県民葬も欠席
10/9(火) 10:29配信 琉球新報
議長不在いつまで… 与那国町議会 予算審議入れず、県民葬も欠席
新議長が決まらず、議長選を繰り返す与那国町議会=2日、与那国町
 【与那国】沖縄県与那国町議会の議長が決まらないことで、町行政など多方面に影響が広がっている。補正予算案などの議案審議に入れないことから、町は本来、町議会が議決・決定する事項を町長が代わりに処理する「専決処分」を検討する。新しい議長が出席予定だった9日の翁長雄志前知事の県民葬への欠席も決まった。


 村議会定例会が開会した9月28日から10月5日まで計34回の議長選がこれまで実施されたが、いずれも当選者が辞退し、議長が決まっていない。与野党の議席数がきっ抗し、双方とも採決に加わらない議長の選出を避けたいのが理由だ。

 議長不在では、一般質問の通告ができないほか、自治体議員が兼任する八重山広域市町村圏事務組合議会議員の選出などの手続きもできない。

 与那国町は、防災行政無線工事発注に関する経費や定数増で増えた議員4人分の報酬などを盛り込んだ約6億円の補正予算案を町議会に提出する予定だが、町議会での審議入りが見通せない状況だ。

6572チバQ:2018/10/11(木) 17:27:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181011-00328173-okinawat-oki
議長なりたくない? 投票39回も決まらず 異常事態が続く沖縄・与那国町議会
10/11(木) 13:40配信 沖縄タイムス
議長なりたくない? 投票39回も決まらず 異常事態が続く沖縄・与那国町議会
(資料写真)与那国町祖納=2018年3月
 議長選出が難航している沖縄県与那国町議会は10日も決まらず、議案審議できない異常事態が続いている。開会から連日続く議長選はすでに39回に上った。勢力が拮抗(きっこう)する与野党双方に過半数を維持したい思惑があるが、機能不全の議会に識者は「議会そのものの存在意義を失わせる。もう解散するしかないのでは」と指摘する。

 会期日程は当初の「申し合わせ」では11日までとしたが、議長不在のため正式な日程も決まらないまま今後も開会し続けるという。

 10日の県町村議会議長会の総会は欠席となり、11日の県離島振興市町村議会議長会も出席できない状況。八重山広域市町村圏事務組合議会議員の選任もできず、影響が広がっている。

 町は防災行政無線のデジタル化の経費や、定数4人増に伴う議員報酬などを盛り込んだ約6億8千万円の補正予算案を上程する予定だったが、審議できないため、12日にも専決処分を行う方向で調整している。

 議長選は9月定例会が開会した9月28日から連日実施。いずれも与党側は野党1人に、野党側は与党1人に投票するため同数で並び、地方自治法に基づく「くじ引き」で選んでも当選者が辞退を繰り返している。

 琉球大学の島袋純教授(政治学)は「慣例で拘束力は無いが議会運営上、与党から議長を出すのが原則」とした上で、「与野党問わずどこかで折れて決着をつけなければ、議会自体が存在しなくてもいいことになる。このままでは議会の自殺行為だ」と述べた。

6573チバQ:2018/10/12(金) 18:52:40
https://www.sankei.com/region/news/181012/rgn1810120009-n1.html
2018.10.12 07:02

自民党福岡県議団VS知事 特別委答弁に一斉反発 宿泊税めぐり紛糾
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 ホテル・旅館の宿泊客に課税する「宿泊税」問題をめぐり、自民党福岡県議団が小川洋知事への批判を強める。同県議団は問題解決へ知事のリーダシップが不足しているとして、決算特別委員会での小川氏の答弁に反発し、委員会は2日間にわたって紛糾した。県議団はかねてから、小川県政への不満を抱いており、来春の知事選への3選出馬を牽制(けんせい)する狙いもありそうだ。(小沢慶太)

 「昨日の質疑に対する私の答弁で、審議が中断され日程が遅れたことをおわび申し上げる」

 11日午後5時前、当初予定から5時間45分遅れて開会した決算特別委員会の冒頭、小川氏は陳謝した。

 紛糾の発端は、前日の委員会だった。質問に立った自民党の香原勝司議員が、小川氏に対し、宿泊税で県と対立する福岡市の高島宗一郎市長と直接協議し、問題を解決すべきだと主張し、「職を賭して解決に取り組む覚悟はあるのか」と迫った。

 これに対し小川氏は「職を賭すくらいの気持ちでやらせてもらう」などと答えた。香原氏は納得せず委員会は中断。

 残りの質疑は翌日への持ち越しとなった。

 11日も、同委員会理事会が、小川氏の答弁に対する抗議声明を出した。その後も、知事側と県議側の調整が断続的に行われるなど混乱が続き、日程は大幅にずれ込んだ。

 ようやく始まった委員会では、小川氏が陳謝した上で、問題解決に向けて「先頭に立って職を賭す、政治生命をかける、そうした覚悟で取り組んでいきたい」と答弁した。

 県議側へ配慮し、踏み込んだ答弁だが、県議側は矛を収めない。

 自民党の中堅県議は「とりあえず知事の覚悟は聞けたが、今後の対応は注視していかなければいけない」と厳しい表情で語った。

 宿泊税の導入をめぐって、県と福岡市が綱引きを繰り広げる。

 福岡市議会は9月14日、税導入を市に求める条例を可決した。

 これを受けて市は、県に対して「二重課税で、宿泊者に負担がかかりかねない。配慮してほしい」などと求めた。一方、県は「(宿泊税は)県が先に検討を始めた。経過を無視した不誠実な対応だ」と市を批判した。

 この間も福岡市は、市長の指示の下、導入に向け検討委員会を発足させるなど、着々と準備を進めた。

 自民党など県議は、問題解決に乗り出さない小川氏の姿勢に、物足りなさを感じる。加えて、小川氏の政治姿勢への不信感もある。

 特に、小川氏は自民党の分裂選挙となった平成28年の衆院福岡6区補欠選で、態度をはっきりさせなかった。これが、麻生太郎副総理兼財務相の逆鱗に触れた。県連内にも「小川知事のままでは駄目だ」という声が出るようになった。

 自民党県連の幹部は小川県政について「知事は結局何もしていない。覚悟がなければ県民や市民がかわいそうだ」と不満を募らせる。宿泊税問題が、知事選での「小川下ろし」に発展する可能性もある。

6574チバQ:2018/10/14(日) 22:38:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181014-00000058-mai-pol
<豊見城市長選>無所属新人の山川仁氏、保守系破り初当選
10/14(日) 22:15配信 毎日新聞
 沖縄県の豊見城(とみぐすく)市長選が14日投開票され、無所属新人で元市議の山川仁(ひとし)氏(44)=立憲民主、国民民主、共産、社民、自由、地域政党・沖縄社会大衆推薦=が、無所属新人で元市議の宜保安孝(ぎぼ・やすたか)氏(41)=自民、維新、希望推薦=と、3選を狙った無所属現職の宜保晴毅(ぎぼ・はるき)氏(50)の保守系2人を破って初当選した。投票率は53.28%。

 山川氏は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設計画に反対の立場で、4日に就任した玉城(たまき)デニー知事の支援を受けた。9月30日の知事選後、玉城知事は初めての市長選で支援候補が勝利し、今後の県政運営に弾みがつく形となった。県内11市のうち、辺野古移設に反対する市長は那覇、南城(なんじょう)に続いて3人目となる。

 保守系は候補者を一本化できず、分裂選挙となった。【遠藤孝康】

6575チバQ:2018/10/14(日) 22:40:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181014-00000035-mai-pol
<那覇市長選>告示、2人が立候補 9月知事選と同じ構図に
10/14(日) 19:42配信 毎日新聞
 任期満了に伴う那覇市長選が14日告示された。無所属新人で元県議の翁長政俊(おなが・まさとし)氏(69)=自民、公明、維新、希望推薦=と、再選を目指す無所属現職の城間幹子(しろま・みきこ)氏(67)の2人が立候補を届け出た。投開票は21日。

 自民県連会長などを務めた翁長氏を安倍政権が推し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設計画に反対する城間氏を4日に就任した玉城(たまき)デニー知事が支援する9月の知事選と同じ構図となった。

 翁長氏は子供の給食費や医療費の無償化などを公約に掲げ、城間氏は1期4年の実績を強調して福祉施策の充実などを訴えている。

 13日現在の有権者数は25万9188人。【遠藤孝康】

6576とはずがたり:2018/10/15(月) 23:15:58
2018年10月10日 15:35福岡県議会、小川知事答弁めぐり空転〜自民県議「宿泊税導入に政治生命を!」
https://www.data-max.co.jp/article/25405
▲福岡県議会
 10日午前11時30分から始まった福岡県議会 決算特別委員会は、宿泊税に関する小川洋県知事の発言をめぐり、議事が中断。午後3時30分になってようやく再開した。

 議会関係者によると、決算特別委員会では、1人目の質問に立った自民党県議団・香原勝司県議が、宿泊税の導入について、小川知事に「政治生命を賭けて取り組む覚悟はあるのか?」などと質問。小川知事の「持てる力をすべて出し切る覚悟で取り組みたい」との答弁に納得せず、4回、同様の質問が繰り返された。同委員会の理事が集められ、「質疑がかみ合っていない」(樋口明委員長)として中断したという。

 宿泊税については、近年のインバウンドの増加を受けて、新たな財源とすべく福岡県と福岡市のそれぞれで導入を検討中。二重課税の懸念があることから、両自治体間での調整が望まれるが、話し合いは平行線をたどっている。

6577チバQ:2018/10/16(火) 02:13:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181015-00329616-okinawat-oki
デニー県政の船出に追い風 沖縄・豊見城市長選、得票は2氏合計を下回る
10/15(月) 5:00配信 沖縄タイムス
デニー県政の船出に追い風 沖縄・豊見城市長選、得票は2氏合計を下回る
テレビの「当確速報」に歓声を上げる山川仁氏(前列右から4人目)と玉城デニー知事(同5人目)=14日午後10時1分、豊見城市渡橋名の選挙事務所(下地広也撮影)
 沖縄県知事選後、初の選挙として注目が集まった豊見城市長選は、玉城デニー知事が全面的に支援し、「オール沖縄」勢力が推した山川仁氏が制した。知事選に続く勝利で、船出したばかりの玉城県政に追い風となる。21日の那覇市長選にも大きな弾みをつけた。一方、自民は保守分裂の末の連敗で、今後の選挙に向け態勢の立て直しを迫られる。

セット戦術が成功
 「オール沖縄」勢力が市長選で勝利するのは、1月の南城市以来。11市のうち「オール沖縄」勢力が推す市長は那覇市、南城市に続いて3人目となり県政運営の後押しとなりそうだ。

 選挙戦では、玉城知事らが積極的に応援に入ったほか、知事選同様、翁長雄志前知事の存在を前面に出した。「オール沖縄」勢力は那覇市長選を含め、今後の選挙でも同じ戦略で臨む構えだ。試金石でもあった豊見城市長選での翁長氏、玉城氏とのセット戦術の成功は「オール沖縄」勢力にとり、今後へつながる重要な成功事例となった。

 ただ、山川氏は投票総数の過半数を獲得できなかった。保守2氏の得票合計を下回っており、「オール沖縄」勢力が支持を伸ばしたとは言い切れない。また、来年予定の衆院補選、参院選は政党が全面に出る政党選挙となる。

 知事選以降、立憲民主、国民民主など県内での基盤が薄い国政野党も積極的に関与しており、複数政党でつくる「オール沖縄」勢力が候補者擁立で折り合えるかが鍵を握る。

自民は立て直しへ
 一方、自民は保守分裂の結果、宜保安孝氏への公明の推薦が得られず、出だしでつまずいた。知事選で敗北を喫した後、豊見城市長選で勝利して那覇市長選に勢いをつけたかっただけに、痛手となった。

 保守系首長の「チーム沖縄」メンバーを減らしたことや、分裂で保守内にできたしこりが今後の大型選挙を戦う上での不安要素となりそうだ。来年の国政選挙に向け、自民が公明、維新と改めて協力態勢を構築できるかが注目される。(政経部・大野亨恭)

6578 チバQ:2018/10/16(火) 02:45:50
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20181015/k00/00m/010/089000c
豊見城市長選

辺野古反対派の山川氏当選 玉城知事が支援

毎日新聞��2018年10月14日 22時14分(最終更新 10月15日 00時34分)

マイニュース

 沖縄県の豊見城(とみぐすく)市長選が14日投開票され、無所属新人で元市議の山川仁(ひとし)氏(44)=立憲民主、国民民主、共産、社民、自由、地域政党・沖縄社会大衆推薦=が、無所属新人で元市議の宜保安孝(ぎぼ・やすたか)氏(41)=自民、維新、希望推薦=と、3選を狙った無所属現職の宜保晴毅(ぎぼ・はるき)氏(50)の保守系2人を破って初当選した。投票率は53.28%。
 山川氏は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設計画に反対の立場で、4日に就任した玉城(たまき)デニー知事の支援を受けた。9月30日の知事選後、玉城知事は初めての市長選で支援候補が勝利し、今後の県政運営に弾みがつく形となった。県内11市のうち、辺野古移設に反対する市長は那覇、南城(なんじょう)に続いて3人目となる。
 保守系は候補者を一本化できず、分裂選挙となった。【遠藤孝康】

 確定得票数次の通り。
当11274 山川仁<1>無新
=[国][共][社][由]
  7645 宜保安孝 無新
=[自]
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6579チバQ:2018/10/17(水) 16:49:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181017-00330913-okinawat-oki
宜野湾市長、ディズニー誘致「土地の確保厳しい」 前市長の施策、継承せず
10/17(水) 8:15配信 沖縄タイムス
宜野湾市長、ディズニー誘致「土地の確保厳しい」 前市長の施策、継承せず
ディズニーのホテル建設が検討されていたインダストリアル・コリドーの宜野湾地区
 【宜野湾】宜野湾市の松川正則市長は16日、前市長の佐喜真淳氏が2016年1月の市長選で公約として掲げていたディズニーリゾートの誘致について「今回は政策としては掲げていません」と述べ、この誘致施策に関しては前市政を継承しない考えを示した。市議会一般質問で、玉城健一郎氏(結・市民ネットワーク)に答えた。

【地図】ディズニーのホテル建設が検討されるインダストリアルコリドー地区

 松川市長は「西普天間住宅地区のある程度のゾーンも見えてきたし、土地の確保が厳しい」と答弁。前市政は誘致は西普天間住宅地区に隣接するインダストリアル・コリドー地区を想定していたが、「コリドー地区の早期返還を優先した」と述べた。

 松川氏は佐喜真前市長が在任していた際の副市長で、9月30日投開票の市長選では前市政の継承・発展を訴えて初当選していた。

6581チバQ:2018/10/18(木) 10:46:03
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/fukuoka_city_election/article/458318/
「元気な街」加速する高齢化 福祉、雇用どう道筋示す 福岡市長選まで1カ月
2018年10月18日 06時00分

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認知症のケア技法「ユマニチュード」の講座を受ける児童たち
認知症のケア技法「ユマニチュード」の講座を受ける児童たち
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 福岡市長選(11月4日告示)の投開票日まで18日であと1カ月。人口約157万人、「日本一元気な街」と評される福岡市に高齢化が影を落としている。現在の高齢化率(65歳以上の割合)は21・4%で超高齢社会に突入、2045年には31・7%に拡大する。高齢者数は現在の約1・6倍、約53万人に上る見込みだ。社会保障費の膨張が避けられない中、いかに必要な公的サービスを維持し、健康で自分らしく生きる社会モデルを示せるか-。「次の4年間」が問われている。

 9月、福岡市南区の小学校で、認知症の人の尊厳を重視するフランス発祥のケア技法「ユマニチュード」の児童向け講座が初めて開かれた。4年生が患者役と支援者役の2人一組で向き合い、包み込むように手を握り合うと笑みがこぼれた。「何だかほっこりする。困っているお年寄りにはこんな風に接すればいいんだね」

 市は全国に先駆けてユマニチュードを導入した。患者の家族や専門職だけでなく、子どもたちも高齢者が地域で暮らせるための担い手として期待している。

    ◇   ◇

 国立社会保障・人口問題研究所の推計では、15年から45年の高齢者増加数は、同じ政令市の北九州市と熊本市が約9500人、5万6千人に対し、福岡市は約20万7千人と突出。市財政を見ると、昨年度、歳出のうち医療、介護など「保健福祉費」は一般会計の中で最大の24%超、2065億円を占めた。

 市は2年前、保健福祉総合計画で「配る」から「支える」福祉に方針を変え、「人生100年時代」に対応した仕組みづくりを目指した。医療・介護などの分野で、IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)の応用に挑むベンチャー企業を支援し、規制緩和によりネットを生かした遠隔服薬指導を始めている。

 一方で、80歳以上に1万〜3万円を支給した「敬老祝い金」を昨年度で廃止するなど、「痛み」を伴う給付見直しには反発の声も根強い。70歳以上に最大年1万2千円分の交通費を助成している「高齢者乗車券」は、市が昨年度、所得などに応じた一律給付ではなく、ボランティアなど地域活動に取り組むとポイントが与えられる制度に変更する検討経費を予算計上した。これに対し、市議会の共産が反発。市は「現在は廃止・削減といった検討はしていない」と釈明に追われた。

 小川全夫九州大名誉教授(社会老年学)は「市民は分配、給付に関心が高い」とした上で「自治体は、健康に幸せに暮らせる予算の使い方について、選択肢を目に見える形で示していく必要がある」と指摘する。

    ◇   ◇

 10年と15年の国勢調査を比較すると、市人口は約7万5千人増えたが、このうち働き手の中心となる生産年齢人口(15〜64歳)は約5千人にとどまり、高齢者が約6万人と8割を占めた。市は団塊の世代が一斉に65歳以上になったためとみている。福岡大の木下敏之教授(九州経済論)は「高齢者の就業を促さなければ、社会保障制度を維持できなくなる」と指摘する。

 市は本年度からシルバー人材センターなどを通じ、高齢者の民間雇用先を開拓しているが「企業が求める人材とミスマッチがある。具体的な成果は見えていない」(市高齢福祉課)のが現状だ。高齢者の起業セミナーも1回実施し、26人が参加したが、起業につながった人はいまだゼロ。木下教授は「特に文系シニアが働ける仕事が圧倒的に少ない」と課題を指摘し「官民が働き口の確保に知恵を絞るべきだ」としている。

      ■

 福岡市長選には3選を目指す現職の高島宗一郎市長(43)と、新人で共産党が推薦する市議団事務局長の神谷貴行氏(48)が立候補を表明している。

=2018/10/18付 西日本新聞朝刊=

6582チバQ:2018/10/18(木) 11:28:31
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/458034/
贈賄2人は「私の両腕」 前町長、就任直後から関係 鞍手特養汚職1週間
2018年10月17日 06時00分

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 福岡県鞍手町の特別養護老人ホーム開設を巡り、社会福祉法人側から便宜を図る見返りに現金1千万円を受け取ったとして、前町長の徳島真次容疑者(59)が受託収賄容疑で逮捕されて17日で1週間。徳島容疑者の逮捕は4回目で、贈賄側とみられる法人の元理事長(46)ら2人(ともに時効成立)は別の二つの事件にも関わっていた。町長就任後間もなく知り合った3人は、今回の事件を機に懇意になっていく。関係の深化とともに公正な行政から離れていった徳島容疑者の姿が浮かび上がる。

 「私の(右腕ならぬ)両腕なんですよ」。徳島容疑者は元理事長と自称ブローカーの会社役員(61)との親密さを公言し、町長室に2人が頻繁に出入りするのをいぶかしがる職員も少なくなかった。

 会社役員は、筑豊地区の政治家の事務所にも顔を出し、選挙区事情などを“解説”していた。応対した関係者はこんな意味深な言葉を覚えている。

 「鞍手はおいしい。町長は話が分かる人だから」

   ◇    ◇   

 徳島容疑者が町長選に初当選した2013年1月以降、会社役員は町で特養開設を検討していた元理事長と接近する。関係者によると「3人は会食を重ねて親しくなった」という。

 同年秋、徳島容疑者は町外の飲食店で2人から特養開設に有利な取り計らいを頼まれた疑いが持たれている。徳島容疑者は謝礼として「1千万円」を要求したと供述している。

 特養の新規設置には、市町村の意向を反映した県策定の整備計画に盛り込まれる必要がある。徳島容疑者は、県の意向聴取に出向き、町長の公印を押した文書で県とやりとりしていた。捜査関係者は「稚拙で大胆な働き掛け」と驚く。

 県が町に特養開設を認めた15年2月、3人は同じ飲食店で顔を合わせ、徳島容疑者はここで現金1千万円を受け取ったとみられる。結局、元理事長は鞍手町では応募せず、同時期に別の地域で特養開設が認められた。

   ◇    ◇   

 この年の7月、町発注の下水道事業に関する指名競争入札で、徳島容疑者は副町長(当時)の制止を振り切り、特例で最低制限価格を設定。3件の入札で、業者に非公開の最低制限価格を教え、落札させたとされる。うち1件に関わっていたとして、官製談合防止法違反容疑で元理事長と会社役員は逮捕された。

 徳島容疑者は17年の再選後、さらに強引な手法をとるようになる。人事権がない地方独立行政法人「くらて病院」に対し、2人を「絶大なる支援者」と紹介して外部理事への起用を迫る。これに反発した町議会は辞職勧告を突き付ける。最初に逮捕された今年7月9日は、公用車の私的流用を巡り、町議会が調査権限の強い「百条委員会」設置を決めた日でもあった。

 「徳島容疑者が2人と金もうけ仲間に落ちたきっかけの事件」。複数の関係者は1千万円を受け取った事件をこう評する。県警は、3人の関係性など詳しい経緯を含め全容解明を急いでいる。

=2018/10/17付 西日本新聞朝刊=

6583チバQ:2018/10/20(土) 10:36:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181020-00000033-san-l40
みやま市長選あす告示 出馬予定者、再エネ三セクへの厳しい見方は一致
10/20(土) 7:55配信 産経新聞
 福岡県みやま市長選が21日、告示される。立候補を予定する3人のうち2人は、前市長が推進した電力小売業の第三セクター、みやまスマートエネルギー(みやまSE)について、経営改善が必要と強調した。もう一人も事業の精査を口にする。数々の問題点が浮上したみやまSEに対し、新市長が厳しい姿勢で臨む可能性がある。(高瀬真由子)

                   ◇

 これまでに出馬を表明したのは、いずれも無所属新人で、元副市長の高野道生(たかの・みちお)氏(73)▽市議の野田力(つとむ)氏(77)▽元中学校長の松嶋盛人(もりと)氏(65)-の3人。

 前みやま市長の西原親氏(80)は9月末、健康上の理由で辞職した。

 西原氏は、みやまSEの事業に力を注いだが、契約件数は5256件(8月末)で、このうち市内の家庭用電力の契約は1077件だった。市内には約1万4千世帯あり、普及率は7%に過ぎない。同社は設立時、平成30年度までに市内1万世帯の契約を目標と掲げたが、実現は遠い。

 みやまSEの現状について、高野氏は「エネルギーの地産地消はまだ名ばかり。市民に理解してもらう努力が足りない。健全経営をし、利益を市民に還元できるよう、事業を推進していきたい」と語った。

 高野氏は、西原氏から後継候補に指名され、みやまSEの事業推進と、健全経営に取り組んでほしいと要請されたという。

 野田氏は、さらに厳しい。「電気を安く仕入れて高く売るのは難しい。(みやまSE側は)業績がすごく伸びるように説明してきたが、事業は成り立っていない。利益を福祉事業に回すというが、福祉サービスはすでにある」と述べた。

 みやまSEは市が55%、民間企業の「みやまパワーHD」が40%、筑邦銀行(福岡県久留米市)が5%出資する。みやまSEは、みやまパワーHDに業務を委託する。両社の社長を同じ磯部達氏が務めることもあり、市議会では、業務委託の不透明さが指摘された。

 野田氏は、この点にも疑問を投げかける。「みやまパワーHDに業務委託する理由が分からない。経営の透明化を図り、人員配置などを厳しく点検していきたい」と語った。

 一方、松嶋氏は「みやまSEに関しては、これから勉強する」としながらも、「エネルギー事業は、政府の政策や、社会状況に影響を受ける。いろんな部分を精査しないといけない」と述べた。

 前市長の西原氏は、みやまSEについて、記者会見で「5年6年の間には、何千万円か黒字が出ることを確認している」と述べた。

 だが、平成27、28年度決算は最終赤字だった。29年度決算で106万円の黒字を出したが、累積赤字は3400万円に達した。労働基準監督署から職場環境に関する是正勧告も受け、市政の大きな課題となった。

                   ◇

 みやま市は、福岡県有数の農業生産を誇る。ただ人口減少が進み、今年9月末の人口は約3万7千人で、昭和60年に比べ27%減少した。過疎地域自立促進特別措置法に基づき、市域全体が過疎地に指定された。

 市長選の出馬予定者のうち、高野氏は、農林水産業の振興や企業誘致などを重点政策に掲げる。野田氏も、企業誘致の加速や子育て世帯への支援充実などを訴える。松嶋氏は、教員の経験を生かして人材育成を図ると強調する。

 市長選は、28日に投開票される。

6584チバQ:2018/10/20(土) 10:36:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181020-00000027-jij-pol
普天間、再び法廷闘争も=対抗措置に沖縄猛反発-対話ムード霧消〔深層探訪〕
10/20(土) 8:28配信 時事通信
普天間、再び法廷闘争も=対抗措置に沖縄猛反発-対話ムード霧消〔深層探訪〕
沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場の移設先に計画されている名護市辺野古の海岸。中央は米軍のキャンプ・シュワブ。移設工事は現在、同県による埋め立て承認撤回で止まっている=2日(小型無人機で撮影)
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐり、政府が県による埋め立て承認撤回に対する対抗措置に動いた。9月の知事選後にかすかに漂った対話の空気はかき消され、政府と県の対決ムードが一気に再燃。攻防は再び法廷闘争に発展する可能性がある。

 ◇「なぜ選挙戦中」
 「本日、行政不服審査法に基づいて国土交通相に審査請求と執行停止の申し立てを行った。今後、法に従って手続きがなされる」。菅義偉官房長官は17日の記者会見で、沖縄県への対抗措置を取ったことを淡々と説明した。

 県側には想定外のタイミングだった。9月末の県知事選で移設反対派の玉城デニー氏が過去最高得票で初当選。玉城知事は今月12日、安倍晋三首相と初会談し、協議を要請した。対抗措置は早くとも21日の那覇市長選後との見方が大勢だった。県幹部は「なぜ選挙中に…」と驚きを隠さない。

 政府が手続きを急いだ背景には、移設が暗礁に乗り上げかねないとの懸念があるとみられる。県は故翁長雄志前知事の遺志に従って8月末に承認を撤回。しかし、政府は知事選への影響を懸念し、対抗措置を先送りしてきた。この間、移設に緊急性があるとの政府の主張は徐々に根拠を失った。

 菅長官は会見で、対抗措置まで1カ月半を要した理由について「慎重に精査した結果だ」と語った。しかし、2015年に翁長氏が埋め立て承認を取り消した際は、わずか1日で対抗措置に打って出ており、説得力は乏しい。

 ◇身内が身内を
 もう一つの想定外は、政府が行政不服審査制度を使ったことだ。同制度の申立先は裁判所ではなく国土交通省。政府は15年の承認取り消し時に同制度を利用した際、「身内による身内の審査」と批判を浴びた経緯があった。関係者の間では今回、裁判手続きを当然視する声が強かった。

 政府はかねて「裁判には確実に勝てる」(高官)と自信を見せていたが、県の撤回から時間を要したことも踏まえ、政府のコントロールが及ばない裁判を避けたとみられる。岩屋毅防衛相は記者団に、手続きの「迅速」さを考慮したと説明。政府高官は「国交省の方が確実だ」と語った。

 ◇「あまりに強権的」
 協議の申し入れを一蹴された形となった県は猛反発した。玉城氏は記者団に、首相との12日の面会に触れ、「そのわずか5日後に対抗措置を講じた国の姿勢は民意を踏みにじるもので、到底認められない。あまりに強権的だ」と述べ、珍しく厳しい口調で政府を批判した。

 玉城氏は政府が選んだ行政不服審査制度について「私人の権利利益の救済が目的。国が用いるのは違法で、法治国家においてあるまじき行為だ」と指弾。この後、街頭演説し「役所が役所に助けてくれというのは自作自演だ。本当に情けない」と切り捨てた。

 玉城氏は、引き続き協議を求めていく考えだが、「いずれ法廷闘争になる」(沖縄防衛局関係者)との見方が強い。政府と県が互いに提訴し合い、最高裁までもつれ込んだ15〜16年の法廷闘争の再現が予想される。「まずは国の出方を見極める」。玉城氏を支える県政与党幹部は気を引き締めた。

6585チバQ:2018/10/21(日) 21:04:38
NHK,ゼロ打ちか
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/politics/nhknews-10011680321_20181021.html
那覇市長選 現職の城間氏 当選確実
20:01NHKニュース&スポーツ

任期満了に伴う那覇市長選挙は21日に投票が行われ、沖縄県の玉城知事や野党が支援した現職の城間幹子氏が、自民・公明両党などが推薦した新人を抑え、2回目の当選を確実にしました。

6586とはずがたり:2018/10/21(日) 21:44:20
おながが出陣式かなんかで既に泣きそうな顔してるし学会は全く動員しないで聴衆0でおながと遠山で演説してるしやる気全く見えなかったですもんね。
ステルスで水面下で動いてるかと思ったら罰ゲームみたいな選挙だった。まあ選挙疲れはMAXだろうしな。

那覇市長選、現職・城間幹子氏の再選確実
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181021-00050071-yom-pol
10/21(日) 20:05配信 読売新聞
 那覇市長選は21日、投票され、読売新聞の出口調査と取材の結果、共産党、社民党などの支援を受けた現職の城間幹子氏(67)(無)が、新人の前沖縄県議・翁長政俊氏(69)(無=自民・公明・維新・希望推薦)を抑え、再選を確実にした。

 城間氏は、9月の沖縄県知事選で米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設反対を訴え、初当選した玉城デニー知事の支援も受けた。

6587チバQ:2018/10/21(日) 23:45:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181021-00332965-okinawat-oki
【速報】国場幸之助氏、自民沖縄県連会長辞任へ 選挙3連敗で引責
10/21(日) 21:40配信 沖縄タイムス
【速報】国場幸之助氏、自民沖縄県連会長辞任へ 選挙3連敗で引責
国場幸之助氏
 21日の那覇市長選で推薦した翁長政俊氏の敗北を受け、自民党県連会長の国場幸之助衆院議員は会長を辞任する考えを明らかにした。那覇市内で記者団に語った。

 国場氏は「(選挙結果の)責任は私にある。県連会長を辞して責任をとりたい」と述べた。知事選、豊見城市長選に続く3連敗の責任をとる形で辞任する。近く県連役員会や議員総会を開き正式決定する見込み。

6588チバQ:2018/10/22(月) 15:11:39
https://www.sankei.com/politics/news/181022/plt1810220013-n1.html
那覇も敗北…「県都」市長選、与党相次ぐ苦戦、参院選に暗い陰
2018.10.22 12:16
 21日投開票された那覇市長選では、共産党や社民党、労組などでつくる「オール沖縄」が推す無所属、現職の城間幹子氏(67)が自民、公明両党などが推した候補を破り、再選を果たした。与党は沖縄で9月の知事選、今月の豊見城(とみぐすく)市長選に続く敗北で、米軍普天間飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)移設問題にも影を落としそうだ。「県都」の市長選は国政選のバロメーターとしても注目度が高いが、最近は各地で与党の敗北が相次いでいる。

 自民党の甘利明選対委員長は22日、取材に「現職の壁は破れなかった。沖縄県民、市民の思いを共有しつつ、安全保障の問題をどうすり合わせていくのか、これからの課題として受け止めていく」と振り返った。

 那覇市長選の結果は単なる首長選の敗北にとどまらない。別の自民党選対幹部は「連敗で雰囲気は悪い。来年は4月に統一地方選、衆院沖縄3区補選もある。このままじゃ戦えない」と漏らす。

 国会で与野党が対立していても、地方議会では野党系会派も含め「オール与党化」し、首長選も与野党相乗りになる傾向がある。ただ、県庁所在地は一般的に無党派層や野党支持者が多く、市長選で与野党対決の構図になるケースがある。

 その県都の市長選で、自民党が苦杯をなめるケースは少なくない。

 今年1月の岐阜市長選では、元民主党衆院議員の柴橋正直氏が、自公両党が推薦した候補にダブルスコアを付け、新人7人の争いを制して初当選を果たした。野田聖子総務相(当時)の地元でもある保守の牙城の同市長選で与党系候補が敗れたのは16年ぶりだった。

 昨年7月の仙台市長選でも、引退を表明した前市長の支援を受けて臨んだ自公両党の推薦候補が、共産、社民など野党4党の支援を受けた郡和子元民進党衆院議員に敗れた。宮城県では28年の参院選でも、共産や社民各党などと共闘した民進党候補が1人区を制し、野党共闘が連勝している。

 28日には新潟市長選が投開票される。自民党は候補者を一本化できず分裂選挙となったのに対し、野党各党は特定候補の支援でまとまった。同市長選は自民党本部が新体制になって直接関わる初めての選挙で、選対幹部は「県庁所在地の選挙は党勢の一つのバロメーターだ」と語る。来年夏の参院選に向けた野党共闘の有効性を占う戦いともなっており、甘利氏は「全力を挙げる」と表情を引き締めた。(千葉倫之、今仲信博)

6589チバQ:2018/10/22(月) 15:34:18
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/291198
鳥栖市長選 市職員・槙原氏出馬へ
10/20 9:30
 来年3月に任期満了を迎える鳥栖市長選に、新人で市市民環境部次長の槙原聖二氏(54)=萱方町=が立候補する意向を固めた。市幹部や市議会の各会派代表者らに既に伝えた。17日に、11月15日付での退職願を提出しており、退職後に正式に出馬を表明する見通し。市長選には現職の橋本康志氏(62)=本町=が4選出馬を表明しており、4期連続で選挙戦になる公算が強まった。

 槙原氏は鳥栖高―西南学院大卒。1987年に市役所入り。企画畑が長く、市制施行50周年記念事業や市総合計画策定などに携わった。現在は市民環境部次長兼環境対策課長として、鳥栖市など2市3町のごみを処理する次期ごみ処理施設の建設を担当していた。

 関係者は、槙原氏が出馬を決意した理由について「遅れている新産業集積エリア整備など大型事業を前に進め、潜在力の高い鳥栖市をもっと成長させたいとの思いが強まったようだ」と話している。市民から幅広く支持を得るため、無所属で出馬する意向とみられる。

6590チバQ:2018/10/22(月) 19:59:02
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/333026
「こうも簡単に見捨てるのか」 政府与党、劣勢で配慮一転 那覇市長選敗北
2018年10月22日 09:34
 沖縄県知事選、豊見城市長選に続き那覇市長選でも敗北し、3連敗を喫した自民党。知事選では菅義偉官房長官ら閣僚や重鎮議員を大量に送り込み、国政並みの選挙戦を展開した政府・与党だが、那覇市長選では翁長政俊氏「劣勢」を見越し、選挙戦に配慮する姿勢を示さなかった。


 選挙終盤の17日、政府は名護市辺野古の埋め立て承認撤回への対抗措置を打ち出した。政府はこれまで、投票結果への影響を避けるため選挙中は新基地建設工事を中断することが常とうの手法だった。

 今回も、対抗措置は那覇市長選後との見方が強かった。17日の発表を聞いた県連関係者は「厳しい情勢調査の結果を見て、もう、選挙に配慮する必要はないと判断したのだろう」と指摘。「これまで政府とのパイプ役を担ってきた翁長氏をこうも簡単に見捨てるのか」と憤った。

 さらに、陣営内には知事選から続く、連日の選挙疲れもあった。自民、公明、維新の3党態勢で臨んだが、「人海戦術が持ち味の創価学会員の姿が見えなかった」(県連関係者)という。翁長氏選対関係者は「勝てないと思ったら、みんな手を引く。これが現実だ」とため息をついた。

6591チバQ:2018/10/22(月) 19:59:40
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/333000
3連勝の「オール沖縄」勢い 玉城県政 国との対決へ基盤【深掘り】
2018年10月22日 07:10
 選挙イヤーを締めくくる県都・那覇市長選で、玉城デニー知事が全面支援した現職の城間幹子氏が再選を果たした。「オール沖縄」勢力は知事選、豊見城市長選に続く3連勝で、発足したばかりの玉城県政に強力な追い風となるのは確実だ。一方、痛恨の3連敗を喫した自民県連は、国場幸之助会長が辞任する意向を示した。4月の衆院補選に向け、組織や選挙態勢の見直しが迫られる。

「オール沖縄」勢力は、最大の政治決戦だった知事選を制し、勢いを維持したまま豊見城、那覇の市長選に臨んだ。今年2月の名護市長選、4月の沖縄市長選の敗北による劣勢を巻き返し、県内政局で存在感を高めることになる。

 選挙終盤の17日に政府は名護市辺野古の新基地建設を巡る県の埋め立て承認撤回への対抗措置を打ち出した。今後、政府と厳しく対峙(たいじ)することになる玉城氏にとり、直近の2市長選の勝利は戦う態勢の基盤づくりに成功したといえる。

 一方、豊見城市は保守分裂、那覇市は現職で女性候補の強みを生かした勝利となり、「オール沖縄」勢力の組織力がどこまで勝利に結びついたかは見通せない。

 今後、来年4月の衆院補選の候補者選考が加速する。参院選を含め、国政選挙は政党が全面に出る政党選挙となる。知事選から関与を深めている立憲民主、国民民主などの政党は国政の議席獲得も見据えており、複数政党でつくる「オール沖縄」勢力が候補者擁立で折り合えるかが鍵を握る。

 一方、選挙イヤー最後の3選挙を落とした自民には大きな痛手だ。自民県連は玉城新県政に厳しい姿勢で臨む構えだが、組織の主柱だった翁長政俊氏の不在を不安視する声も大きい。

 また、知事選と同じく自民、公明、維新の共闘が力を発揮できず、保守票もまとめきれなかった。来年の国政選挙に向け態勢の仕切り直しに着手するが、保守分裂や自公維共闘の「不発」によるしこりが不安要素となる。(政経部・大野亨恭)

6592チバQ:2018/10/22(月) 20:00:33
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2018102202000066.html
那覇市長に知事派再選
城間幹子氏

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 那覇市長選は二十一日投開票され、無所属の現職城間(しろま)幹子氏(67)が、無所属新人の元沖縄県議翁長(おなが)政俊氏(69)=自民、公明、維新、希望推薦=を破り、再選された。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する玉城(たまき)デニー知事や野党が支援する城間氏が、安倍政権の推す翁長氏との「代理対決」を制した。玉城氏は、選挙期間中に国が県による辺野古沿岸部の埋め立て承認撤回に対抗措置を取ったことに関し「非常に強い憤りが投票行動に表れた」と述べた。投票率は48・19%。

 四日に就任したばかりの玉城氏にとっては、県政運営上の追い風となるのは確実だ。一方の政権側は、知事選や県内最大の人口を抱える那覇市での敗北を受け、来年の沖縄以外での統一地方選や、参院選に向け戦術の検証を迫られそうだ。玉城氏が支援した辺野古反対派候補は、十四日の豊見城(とみぐすく)市長選でも、政権側候補に勝利している。

 那覇市長だった翁長雄志(たけし)前知事の後継として四年前に当選した城間氏は、選挙戦で市政の継続を主張した。玉城氏も告示日から応援に入り、県政との連携や辺野古反対をアピールした。子どもの医療費や幼児教育の無償化を掲げ、野党や無党派層からも幅広い支持を得た。

 玉城氏は那覇市内の城間氏の事務所で記者団に「辺野古に新基地は造らせない、平和な沖縄をつくる、といったさまざまな思いがこの選挙結果に込められた」と強調した。

 城間氏は「翁長雄志氏の遺志を継いだ選挙戦が評価されたことは、玉城県政にとっても力強い後押しになるのではないか」と述べた。

 翁長政俊氏は知事選と同様に自民、公明、日本維新の会などの各党が支援した。交通渋滞の解消や那覇空港の整備促進の他、子育て支援策の充実などを訴えたが、及ばなかった。

 ◆那覇市長選確定得票

当 79677 城間 幹子 無現

  42446 翁長 政俊 無新

6593チバQ:2018/10/22(月) 21:03:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181022-00000076-asahi-pol
議長選77回やっても決まらず 候補が次々と辞退 沖縄
10/22(月) 20:16配信 朝日新聞デジタル

 日本最西端の町、沖縄県与那国町の町議会(定数10)で、議長選が77回も繰り返される異例の事態になっている。与野党が5議席ずつを分け合っており、議長を出せば採決時に少数派になるためだ。議案の審議にも入れず、町民からは批判の声が上がっている。

 町議会は22日、5回の議長選を実施した。2人の候補に対し与野党それぞれが同じ議員に投票して「5対5」になるため、くじ引きで決めるが、当選者は辞退を繰り返した。

 与野党の議員は会話も交わさない。取材に対し、野党の田里千代基(たさとちよき)氏は「慣例通り与党が議長を出すのが当然。独善的な町政を続けさせないためにも譲らない」、与党の崎原敏功(さきはらとしかつ)氏は「慣例に従う決まりはない。否決ばかりする野党が過半数となれば町政が進まないため、必要な手段だ」と答えた。

 地方自治法は議長は選挙で選ぶと定めるが、当選者の辞退に関する規定はない。全国町村議会議長会によると、他の自治体の同様のケースはほとんどが話し合いで解決したという。担当者は「これほど選挙が繰り返されるのは聞いたことがない」とあきれる。

朝日新聞社

6594チバQ:2018/10/22(月) 21:55:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181022-00000088-mai-pol
<地方選>自民支援候補が相次いで敗北、党内に警戒感
10/22(月) 21:08配信 毎日新聞
 自民党が支援する候補が地方選で相次いで敗北し、党内に警戒感が広がりつつある。21日投開票の那覇市長選で与党系候補が敗れ、沖縄県では知事選から3連敗。千葉、兵庫両県でも計2市長選を落とした。地元の保守分裂という「不運」もあったが、国政の与野党対決を持ち込まれての敗戦続きで、2日の内閣改造・党人事で発足した新執行部は、来年の統一地方選と参院選に向けて立て直しに躍起だ。【竹内望、浜中慎哉】

 「国政は国政でしっかり運営したい。地方の首長選は政党選挙ではない」。自民の萩生田光一幹事長代行は22日の記者会見で、相次ぐ敗北は政権運営に影響しないと強調した。

 だが実際には9月の自民党総裁選で安倍晋三首相が3選して以降、地方選の悪循環に歯止めがかからない。沖縄県知事選(9月30日投開票)で敗れ、「選挙の顔」としての首相に疑問も漏れる中、首相は信頼する甘利明氏を選対委員長に起用して立て直しを期した。

 ところが沖縄県では豊見城(とみぐすく)市長選、那覇市長選と、玉城デニー新知事が推した候補に与党系が連敗。さらに沖縄以外でも今月14日の千葉県君津市長選と21日の兵庫県川西市長選で敗れ、「悪い流れ」(自民党中堅)は止まらなかった。

 豊見城と君津では保守系候補が分裂して共倒れしており、自民党内には「野党がうまくいっているわけではない」という楽観論もある。ただ、与党系が敗北した地方選はいずれも、立憲民主など主要野党が連携して対立候補を支援した。2016年の前回参院選で、全国32の1人区(改選数1)で野党統一候補が11勝と善戦したことと重なる。自民の閣僚経験者は「来夏の参院選でも野党に一本化されたら、目も当てられない」と話す。

 今後も悪循環を断ち切れる保証はない。新潟市長選(28日投開票)も、自民の元参院議員と元市議が保守分裂選挙に陥った。自民選対は「一本化すれば勝てる」とみていただけに、「敗れれば甘利氏の調整力に疑問符が付く」(党幹部)との声も漏れる。山梨県知事選(来年1月27日投開票)でも、保守系の現職に対し、自民の元衆院議員が出馬を表明。地方選を取りこぼす展開が続けば、首相の求心力低下がじわじわ進む可能性もある。

6595チバQ:2018/10/22(月) 22:09:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181022-00000003-ryu-oki
翁長政俊氏が引退を表明
10/22(月) 1:39配信 琉球新報
翁長政俊氏が引退を表明
城間幹子氏の当選確実の報道を受け、うなだれる翁長政俊氏(左から3人目)の陣営=21日、那覇市の選挙事務所
 21日の那覇市長選で落選した翁長政俊氏は同日夜、記者団に対し「一般人として、これからも政治には関わっていこうと思っているが、私が次の選挙に出ることは多分ないと思う」と述べ、政界から引退する考えを表明した。

 翁長氏は1985年に那覇市議に初当選し、市議2期、県議5期を務めた。自民党県連の会長や幹事長などを歴任するなど沖縄保守政治家の重鎮として知事選や国政選挙など県内の多くの選挙を仕切ってきた。政策通としても定評がある。今後も政治に関わると述べていることから、県連の相談役に就くとみられる。

6596チバQ:2018/10/22(月) 23:21:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181022-00000002-ryu-oki
オール沖縄、衆院補選や夏の参院選に向け弾み 自民、立て直し急務 
10/22(月) 1:09配信 琉球新報
オール沖縄、衆院補選や夏の参院選に向け弾み 自民、立て直し急務 
祝福の花束を受け取り、支持者らに感謝の言葉を述べる城間幹子氏(中央)=21日午後8時17分、那覇市松山の選挙事務所
 今年「選挙イヤー」の県内で、締めくくりとなる那覇市長選は、玉城デニー知事が支援する現職の城間幹子氏が再選を果たした。

 県政与党などで構成する「オール沖縄」勢にとって宜野湾市長選は敗北したものの、知事選、豊見城市長選に続く勝利で、来年4月に実施が見込まれる衆院沖縄3区の補欠選挙や夏の参院選に向け弾みが付いた。

 一方、自民は態勢の立て直しが急務で、4月に発足したばかりの現執行部の責任問題に波及しそうだ。

 那覇市長選は、9月の知事選と同様に「オール沖縄」勢と、安倍政権与党の自民・公明に維新が加わった「自公維」が対決する構図となった。現職の城間氏は、玉城デニー知事や翁長雄志前知事の次男で那覇市議の雄治氏が前面に出る戦術を展開したことで、無党派層を含め幅広い層で支持を広げた。

 那覇市長選が終わり、県内政局は玉城氏の知事選出馬に伴う来年の衆院補選と参院選に移る。補選は両陣営とも現職不在となっており、今後は候補者の人選が焦点となる。3区は玉城氏が自由党の幹事長を務めていたため、自由党は自ら候補者を出したい意向がある。ただ、県内で基盤を強固にしたい立憲民主党や県政与党第一党の社民党、県政与党会派のおきなわなどの思惑が絡み、曲折も予想される。

 対する自民党県連は年内にも衆院補選の候補者となる3区支部長を選任したい考え。出馬に意欲を示す候補者が複数おり、こちらも曲折がありそうだ。(吉田健一)

琉球新報社

6597チバQ:2018/10/23(火) 18:27:07
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/local_election/article/459552/
【福岡】小川氏、3選へ二つの壁 福岡知事選あと半年 県議団、強硬路線に転換 福岡市、宿泊税巡り対立
2018年10月23日 06時00分
後援会長で九州電力の松尾新吾特別顧問(中央)と出席者にあいさつする小川洋知事(右)
後援会長で九州電力の松尾新吾特別顧問(中央)と出席者にあいさつする小川洋知事(右)
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 福岡県の小川洋知事(69)は22日、福岡市内で政治資金パーティーを開いた。同日はくしくも、自身の2期目の任期満了までちょうど半年。小川氏は来春の知事選に立候補する意向で、着実に地ならしを進めている。ただ、ここに来て県議会との関係が緊迫化。宿泊税を巡って福岡市との対立も表面化し、厳しいかじ取りを迫られている。

 「素晴らしい知事にずっと続けてもらうために、ご助力を」。同日夜、福岡市内のホテル。小川氏の後援会長、松尾新吾九州電力特別顧問は、パーティーの出席者にこう呼び掛けた。集まったのは財界関係者など約700人(主催者発表)。しかし、4年前の同じパーティーであいさつに立った県政界最大の実力者、麻生太郎副総理兼財務相の姿はそこになかった。

 2011年知事選で小川氏を担ぎ、「小川県政の生みの親」といわれる麻生氏。だが、16年の衆院福岡6区補欠選挙で麻生氏が求めた候補の応援を小川氏が断り、両者の関係は終焉(しゅうえん)。麻生氏は独自候補の擁立に執念を燃やし、自民県連にじわりと圧力をかける。

 県議会最大会派の自民県議団も呼応する。これまで小川氏には是々非々の姿勢だったが、9月定例会は17年度一般会計決算の不認定という最強硬路線に転じ、親小川氏路線を取ってきた主要政党の各会派も追随した。「これで小川氏を候補から外す理由ができた」(自民中堅県議)。過去2度の知事選で小川氏を支援した自民だが、県連は近く候補者選考組織を設ける方針。蔵内勇夫会長ら県連幹部は今月18日、党本部で麻生派の甘利明党選対委員長と会談、知事選で緊密に連携することを確認した。

 小川氏にとっては、宿泊税を巡って県と対立を深める福岡市との関係も悩みの種だ。トップ会談での事態打開に意欲を示す小川氏だが、高島宗一郎市長は関係者に「市が20カ国・地域(G20)首脳会合の誘致に取り組んだときも、県は何もしてくれなかった」と不満を漏らしており、「会談に応じる可能性は低い」(市長周辺)との見方が大勢だ。

 9月定例会で「政治生命を懸ける覚悟で取り組みたい」と答弁した小川氏に対し、県議会側が12月定例会で報告を求めるのは必至。結果が出ていなければ、再び主要会派がまとまり小川氏包囲網を敷く可能性がある。

 「今、やらなければならないことがたくさんあるので」。19日の定例会見で知事選について、けむに巻いた小川氏。前例にならえば、12月定例会最終日の立候補表明が見込まれるが、知事周辺は「そのときまでに環境を整えられるだろうか」と不安を隠さない。

=2018/10/23付 西日本新聞朝刊=

6598チバQ:2018/10/24(水) 18:58:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181023-00010006-kbcv-l40
【福岡】野党最大会派 福岡市長選に候補擁立断念
10/23(火) 19:28配信 九州朝日放送

福岡市議会の野党最大会派は来月行われる福岡市長選への候補者擁立を断念すると発表しました。これで3選を目指す現職と共産党が推す新人が争う構図となりそうです。
福岡市民クラブの阿部正剛代表は23日3選を目指す現職の高島宗一郎氏への対立候補の擁立を断念すると発表しました。高島市政の8年間は都市の成長という点では評価でき、大きな失政もなく戦える候補が見つからなかったとしています。福岡市民クラブは国民民主、立憲民主、社民などの市議で作る市議会第3の会派で、野党で最も大きな勢力です。
自民党福岡市議団はすでに高島氏を支援する方針を打ち出しています。福岡市長選には無所属で共産党推薦の新人・神谷貴香氏が出馬を表明しています。

6599チバQ:2018/10/24(水) 19:48:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181024-00000008-ryu-oki
議長が決まらない与那国町議会 与党が総辞職提案も野党が拒否
10/24(水) 10:14配信 琉球新報
議長が決まらない与那国町議会 与党が総辞職提案も野党が拒否
与党から議員総辞職が提案された与野党議員による全体会議=23日、与那国町役場
 【与那国】議長選出が難航している与那国町議会は23日も議長選を1回行ったが、くじでの当選議員が辞退し議長が決まらなかった。9月28日からの議長選の実施回数は通算で78回に達した。事態の収束が見通せないことから、全議員参加による全体会議を開催。与党側が議員総辞職を提案したが、野党側は「大義がない」などとして拒否し、話し合いは決裂した。

 全体会議で与党は「何回やっても進展がなく、町民に申し訳がない。総辞職して新たな議会で進めよう」などとし、総辞職を提案した。これに対して野党は「慣例に沿って与党が議長職を取るべきだ。辞めたいなら与党だけが辞めれば良い」「(選挙をして議会構成が)変わらなかったらどうするのか」などと反発。さらに与党が「議会は10人で成り立っている。与党だけの責任ではない」などと応酬して、会議は紛糾した。

 野党議員によると、全体会議後に与党議員から一部野党議員に、議長職を途中で交代する「妥協案」の提案もあったという。

琉球新報社

6600チバQ:2018/10/25(木) 17:28:30
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20181025/k00/00e/010/268000c
福岡市長選
推薦巡り現職市長と自民市議団などが神経戦
毎日新聞2018年10月25日 14時15分(最終更新 10月25日 14時48分)

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高島市長と自民党の関係
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 任期満了に伴う福岡市長選(11月4日告示、18日投開票)に3選を目指して出馬表明した高島宗一郎市長(43)の推薦を巡り、高島氏と自民党市議団などが神経戦を繰り広げている。市議団は推薦を出して全面的に支援したい考えだが、高島氏は「(推薦は)マスト(必須)案件ではない」として推薦願は出さない方針だ。告示まで2週間を切っても選挙態勢が見えてこない異例の事態に、自民党関係者には戸惑いといら立ちが募っている。

 「私を推薦したい党があれば推薦していただければいい。マスト案件ではない」。高島氏は今月2日、記者会見で出馬表明した際に政党推薦について問われ、こう言い放った。「もうちょっと言い方がないのかね」。会見内容を聞いた自民党市議団の一人は、苦り切った表情を浮かべた。

 高島氏は2010年の市長選で自民党の要請を受けて出馬し、自民、公明両党の支援を受けて初当選した。前回14年の市長選では両党から推薦をもらい、市長選で過去最多得票となる約25万6000票で再選を果たした。

 今回も自公から推薦を受ければ、組織を挙げての選挙戦が期待される。来春の統一地方選で実施される市議選を見据えて協力体制を築きたい市議団は、高島氏からの推薦願を県連を通じて党本部に提出し、推薦を得たい考えもあった。しかし、高島氏に市議団への推薦願提出を打診しても、回答がない状態が続いているという。

 高島氏は、安倍晋三首相や麻生太郎副総理兼財務相ら政権中枢と親密な関係で知られる。にもかかわらず推薦願を出さないのはなぜなのか。高島氏に近い関係者は「落とし前がついていないのに、こちらから頭を下げることはできない」として、二つの出来事を挙げて理由を説明する。

 「まもなく脱法ハーブで逮捕されるといううわさがある。やっていない証明をしてほしい。本当だったら自民党が大事(おおごと)になる。責任は取れない」。14年10月5日、市内のホテルの地下レストランで開かれた高島氏と自民党県連幹部らの会合。高島氏が市議団に提出した推薦願について、ある地元選出の若手国会議員は高島氏にこう言って突き放した。その後、党本部から推薦は出されたが、高島氏側は虚偽情報に踊らされる県連幹部らに不信感が募ったという。

 さらに当時、高島氏支援を決めた自民党市議団から市議が辞職し市長選に出馬。市議団の一部はこの元市議の応援に回った。しかし、市議団が元市議を応援した一部市議に出した処分は謹慎数日間。高島氏に近い関係者は「この件でも一度も謝罪を受けていない」と不快感をにじませる。

 告示が近づいても高島氏が自民党サイドに歩み寄りを見せる様子はなく、高島氏に近い関係者も「それぞれが勝手連的に応援してくれたらいい」と素っ気ない。自民党関係者は焦りを隠せず、ある県連幹部は「『推薦するならしてもらっていい』とか言える人は、物事が分かってないのか、自信家なのか」と皮肉交じりに批判。選挙態勢作りなどで高島氏側に協議を打診している市議団幹部は「まるで動きがないので、どうしようもない」と途方に暮れている。【志村一也、蓬田正志】

6601 チバQ:2018/10/29(月) 21:09:17
7073 チバQ 2018/10/29(月) 18:03:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181029-00000004-mai-pol
<みやま市長選>松嶋盛人氏が初当選
10/29(月) 0:07配信 毎日新聞
 みやま市長(福岡県)元中学校長の松嶋盛人氏(65)が初当選。元副市長の高野道生氏(73)▽元市議の野田力氏(77)を破る。投票率は60.71%。

 確定得票数次の通り。

当 8770 松嶋盛人<1>無新

  8546 高野道生 無新

  2023 野田力 無新

6602チバQ:2018/10/30(火) 17:50:51
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/local_election/article/461392/
【佐賀】自公に接近、野党と溝 唯一出馬表明の現職山口氏 知事選告示まで1カ月 オスプレイ容認で構図一変
2018年10月30日06時00分 (更新 10月30日 06時13分)
県内で開いている県政報告会後、出席者に握手を求める現職の山口祥義氏=今月12日、武雄市
県内で開いている県政報告会後、出席者に握手を求める現職の山口祥義氏=今月12日、武雄市
写真を見る
 任期満了に伴う知事選は29日で告示まで1カ月を迎えた。立候補を表明したのは現職山口祥義氏(53)のみ。4年前は、自民、公明の推薦候補を破って初当選した山口氏。今回は、政府が求めるオスプレイ佐賀空港配備計画の受け入れを表明し、自公から推薦を受ける見通しだ。与党に接近する山口氏に、前回支援した連合佐賀は推薦を見送る方針で、野党とは溝ができつつある。

 「自民党総裁が出す推薦状の重みをちゃんと分かってほしい」。自民県連幹部は26日、山口氏の後援会幹部を県連に呼んで、詰め寄った。県連は9日に山口氏の推薦を党本部に申し立て、推薦決定が早々に出ると踏んでいたが、2週間過ぎても音沙汰がないという。

 県連は9日、党本部の意向として連合佐賀や野党に推薦願を出さないように山口氏の後援会に申し入れたが、その日のうちに後援会が連合に推薦願を提出。「県連の申し入れを知らずに手続きが進んだ」と説明したが、県連内では反発する声も。山口氏が18日の記者会見で、自公にも連合にも推薦を求めたことについて「もともと県民党だ」と述べたことでも自民側の態度が硬化しているという。

 前回の知事選で戦った自民党と山口氏。両者の距離を縮めたのが、政府が求めるオスプレイ配備の受け入れ表明だ。諫早湾干拓事業や九州新幹線西九州ルート整備など国策絡みの課題が多い佐賀県。山口氏周辺からは「国政課題を進めるには政権与党の推薦がいる」との声が上がっていた。

 だが、前回知事選で自民批判票も取り込んだこともあり、与党に接近しすぎれば世論の反発を招きかねない。「県民党」の旗は降ろさず、自民との摩擦も重ねながら、どう距離を詰めるか模索する。

 連合佐賀や野党の関係は微妙になったが、対抗馬擁立の動きは鈍い。野党を支援してきた連合佐賀は山口氏の推薦願を受けたが、オスプレイ配備に反対する労組もあって「推薦は困難」との立場だ。

 国民民主党の原口一博県連代表は「(オスプレイ受け入れで)何の説明もない」と不信感を示しつつも党としての対応を決めきれない。前回は山口氏を応援した無所属の大串博志衆院議員は「推移を見守りたい」と述べるにとどめる。

 オスプレイ配備に反対する社民党県連合は山口氏の「不支持」を確認して自主投票を決定。共産党県委員会は「反山口氏の候補を必ず擁立する」というが、まだ候補が決まっていない。

=2018/10/30付 西日本新聞朝刊=

6603チバQ:2018/10/30(火) 17:51:14
https://mainichi.jp/articles/20181030/ddl/k44/010/286000c
選挙
国東市長選 酒匂氏が出馬意向 「市民に寄り添った施策を」 /大分
会員限定有料記事 毎日新聞2018年10月30日 地方版

地方選挙
大分県
選挙・大分
 来年3月3日で任期満了を迎える国東市長選に、同市国東町在住の元キャセイパシフィック航空(香港)客室乗務員、酒匂(さこう)法子(のりこ)氏(50)が出馬する意向であることが29日、分かった。

 酒匂氏は取材に対し「国東市は、県内で最も人口減少が著しいのに危機感が足りない。海外へ誇れる自然、文化、人材を…

6604チバQ:2018/10/31(水) 10:48:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181031-00337828-okinawat-oki
マスコミ殺到、町民からも怒り 与那国議長選、きょう99回目で選出へ
10/31(水) 8:10配信 沖縄タイムス
マスコミ殺到、町民からも怒り 与那国議長選、きょう99回目で選出へ
与那国町議会
 【与那国】議長選出が難航している与那国町議会で、与党の前西原武三氏は30日、与党側が議長職を引き受けることについて「われわれもやむを得ないと話している」と述べ、議長選99回目を迎える31日にも議長が決まる見通しを示した。条件としていた教育長人事の専決処分については外間守吉町長が県の見解を受けて断念し、与党に伝えた。

 同日の議会は午前、午後とも開会直後に与党が休憩を求めて協議に入り、議長選は行われないまま延会となった。議場には県内外からマスコミが殺到。役場には苦情の電話もあった。

 前西原氏は「町民から『99回で止めて』と怒りの声もある。町民、県内外の人々にご迷惑を掛けて申し訳ない」と陳謝。「われわれもよく考え、(議長を)取らなければと話している。結論を出し明日には決着をつけたい」と述べた。

 教育長人事の専決処分を巡っては、県に確認したところ慎重な判断を求められたという。

 町によると、県の担当者は、現状で仮に教育長人事を専決処分すれば住民監査請求や訴訟が起きる可能性もあると説明し「妥当ではなかったと裁定されれば、町の責任になる」との見解を示した。

6605チバQ:2018/10/31(水) 10:50:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181031-00000010-ryu-oki
99回目で決まった 与那国町議会議長に前西原武三氏
10/31(水) 10:49配信 琉球新報
99回目で決まった 与那国町議会議長に前西原武三氏
与那国町議会の議長に決まった前西原武三氏
 【与那国】約1カ月にわたり議長選を実施してきた与那国町議会は31日午前、通算99回目の議長選を行い、与党の前西原武三氏を全会一致で議長に選出した。議会が議長を決められないという異常事態は、大台の100回目を目前に、ようやく収束を迎えた。

 前西原氏は就任のあいさつで「前代未聞の議長選挙において、町民、県内外の皆さまに多大なご迷惑・ご心配をお掛けして申し訳なく思う」と謝罪し、「ますます混乱を招きかねないとの思いから、このたび苦渋の選択で引き受けさせてもらう」とした。議場からは拍手が起こった。

 議会は31日午前10時から開会し、この日1回目の議長選で議長を選出した。この日も県内外のメディアが議場に詰めかけ、全国的な関心の高さをうかがわせた。【琉球新報電子版】

6606名無しさん:2018/11/01(木) 11:34:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181101-00338318-okinawat-pol
心労で10キロやせた…与那国の事務局長 議長選に費やされた「空白」の1カ月
11/1(木) 5:00配信 沖縄タイムス
心労で10キロやせた…与那国の事務局長 議長選に費やされた「空白」の1カ月
通算99回を数えた議長選で使われた投票用紙の束=31日、与那国町議会
 使われた投票用紙計990枚、与野党議員に支払われる交通費など計23万円-。与那国町議会で開会から1カ月余り繰り返された議長選は100回を目前に控えた31日、与党が引き受け終止符を打った。県内外から相次ぐ批判に押され、与党が外間守吉町長の説得に応じた形だ。関係者は安堵(あんど)する一方、議案審議もせず議長選に費やされた時間と費用の大きさに町民らの不信感は増すばかりだ。抜本的な議会の改革を望む声も上がった。

「決まってよかった」
 「100回続けたらずるずる同じ形になる。これ以上町民に迷惑を掛けられない」。与党の前西原武三氏は31日、これまで辞退し続けた議長職を引き受けた理由を記者団に語った。

 開会から続く心労でこの間10キロ余り痩せたという議会事務局の米城資晴局長は「長かったが、決まって良かった。想定外だったが、雨降って地固まる。これからは町民のために与野党が一丸となってほしい」と願った。

 一方、町民からは「税金の無駄遣い」などの批判が相次ぐ。かつてない事態に、全国のメディアから町が不本意な形で注目されたと憤る声がやまない。

 今議会を3度傍聴し議長選出を見届けた50代男性は「今まで決まらず歯がゆかった」と胸をなで下ろす。「変な意味で与那国の名前が全国に売れてしまったのは、本当に恥ずかしい」と下を向いた。

 買い物中の50代女性は「駆け引きはあるだろうが、あまりにも決めるのが遅すぎる。町民のための仕事はもっとたくさんある。これで多少は前に進んでほしい」と話した。

 70代男性は「90回とか100回とか回数の問題じゃない。ここまで長引いたのは与那国の恥。今日決まらなければ町長のリコールにも発展した」と怒り心頭の様子。「(与党は)苦渋の選択と言ったが、議長は与党から出すのが常識だ。それを教育長人事問題などで辞退してきたのはおかしい」と指摘した。

 議会の改革と住民に説明を

 琉球大学の島袋純教授(政治学)の話 住民の批判を真摯(しんし)に受け止め、抜本的に議会を変えていくべきだ。早急に公聴会を設けて説明責任を果たし、住民とともに議会の将来を考え思い切った改革が必要。地方自治法が想定しているのは、与野党ともに是々非々で望む「首長」対「議会」の機関競争主義。行政にべったりの与党では議会が機能しなくなる現実がある。議会とは何か、二元代表制とは何かといった原点を無視してはいけない。

6607チバQ:2018/11/01(木) 13:02:19
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181101-00551049-shincho-pol
自公の「沖縄」3連敗 「創価学会」の協力得られず
11/1(木) 5:59配信 デイリー新潮
自公の「沖縄」3連敗 「創価学会」の協力得られず
玉城陣営でもはためいた三色旗(撮影・前城均)
 ソフトバンクが3連勝でクライマックスシリーズを制したその日。3連敗という現実を受け止めきれず首を垂れたのは、那覇市長選に敗れた自民と公明である。

 10月21日に投開票が行われた沖縄県の那覇市長選。玉城(たまき)デニー知事が推す、オール沖縄系の現職・城間(しろま)幹子氏に挑んだのは自民・公明など保守系4党が推薦を出した前県議の翁長正俊氏だ。しかし、

「投票が締め切られる20時を迎えた瞬間、テレビでは城間さんの当確が流れた。それほどの圧勝でしたね」

 と、地元記者。自公両党にとっては県知事選で敗北して以来、豊見城(とみぐすく)市長選に続いて、手痛い3連敗である。

「現職が相手ですから、自公にとっては不利な選挙でした。ただ、結果はダブルスコア近い差がつく大敗。選挙期間中の17日に、政府が沖縄県の埋め立て承認撤回に対して不服審査請求という対抗措置を発動したことも敗因の一つですが、3連敗の最大の原因は創価学会の協力が得られなかったことでしょう」(同)

 一体どういうことなのか。公明党関係者によれば、

「正直、県知事選挙のときから学会の票の取り込みが弱いというのは自公の悩みのタネだったんです。企業や団体に対する活動はあったのですが、肝心の婦人部の動きが鈍かった」

 創価学会婦人部といえば、公明党の選挙には欠かせない学会の実働部隊である。

「今回も公明党の遠山清彦幹事長代理が応援演説に沖縄入りしたのに、聴衆は皆無。結局、婦人部が動かなければ公明党の議員も“ただの人”なんですよ。基地問題に敏感な地元学会員への説明不足で、中央と沖縄との間にねじれが起きているとしか思えません」(同)

 4連敗目も見えてきた? 

「週刊新潮」2018年11月1日号 掲載

6608チバQ:2018/11/01(木) 13:03:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181101-00000004-nagasaki-l42
長崎市長選まで半年 現職、市議、県議 前哨戦の様相
11/1(木) 11:00配信 長崎新聞
長崎市長選まで半年 現職、市議、県議 前哨戦の様相
長崎市長選に出馬を表明した(左から)高比良氏、橋本氏と立候補する見通しの田上氏のコラージュ
 来年4月25日の任期満了に伴う長崎市長選まで半年を切った。既に立候補を表明している同市区選出の県議、高比良元(66)=3期目=と同市議の橋本剛(49)=1期目=、4期目を目指し11月中に立候補を表明するとみられる現職、田上富久(61)を軸に選挙戦となる見通し。市長選後に着工予定の新市庁舎とMICE(コンベンション)施設の整備、多選の是非が主な争点となりそうだ。各自、精力的に動いており、前哨戦の様相を帯びている。
 「このままではこのまちが壊れる。今変えないといけない」。10月25日、市中心部であった「はしもと剛を支援する会」結成集会。橋本は支持者らに訴えた。
 橋本は著しい人口減少と市財政の先行きを懸念。総事業費258億円の新市庁舎は規模を縮小し、総事業費216億円のMICE施設建設は他施設との競合をよく見極めて対応する必要があると主張している。
 地盤の市中心部に一定の支持層はあるが「現職が大関なら、うちは前頭3枚目」(陣営関係者)。ミニ集会や街頭演説など“草の根”で支持を広げる構えだ。
 高比良は地盤の市南部を中心に市内5カ所に後援会支部を構えた。9月から精力的に街頭演説を重ねており、認知度向上に躍起だ。
 公会堂存続問題などで市民団体による住民投票条例制定の直接請求が相次ぎ、田上が全て反対したことを橋本と同じく批判。10月20日の街頭演説では「市民の声が届かない市政は市民で変えよう」と呼び掛けた。
 新市庁舎は現行計画の公会堂跡地で建設するのではなく、旧県庁舎跡地で新文化施設と合築し経費を抑えるとし、MICE施設計画の撤回と国立の科学技術系施設の誘致も掲げている。
 一方、田上は30日、茂木町で「市政報告会」を開き、ハード・ソフト両面でまちの基盤整備を進めていると説明。「長崎は進化の真っ最中。止めたり戻ったりしてはいけない」と述べ、続投意欲を漂わせた。
 市政報告会は例年1回だったが、今年はこの日から11月下旬にかけ計5回開く。「選挙対策」(ある市議)と見る向きもある。
 田上を巡り、市議の間では「まじめで選挙受けする」との一方「長期政権で飽きられている面もある」との声がある。経済人の一人は「誰を支持するかまだ様子見の人は多い」と語る。
 東京都の市民団体代表、寺田浩彦(56)も立候補を予定。共産党なども候補者擁立の可否を検討している。=文中敬称略=

6609チバQ:2018/11/01(木) 15:09:20
http://mainichi.jp/articles/20181030/ddl/k42/010/293000c
選挙
宮島元衆院議員、県議選へ 国民民主の公認申請取り下げ /長崎
会員限定有料記事 毎日新聞2018年10月30日 地方版

地方選挙
長崎県
選挙・長崎
 元衆院議員の宮島大典氏(55)は29日、佐世保市役所で記者会見し、来春の県議選佐世保市・北松浦郡区(定数9)に無所属で立候補する意向を表明した。宮島氏は次期衆院選長崎4区で、国民民主党の公認候補に内定していたが、公認申請を取り下げる。

 宮島氏は1991年に県議初当選。98年の衆院補選で自民党から出…

6610チバQ:2018/11/01(木) 16:08:15
https://news.goo.ne.jp/article/nagasaki/region/nagasaki-20181101102120.html
政活費不正 吉原日出雄長崎市議 辞職へ 勧告3回「重く受け止め」
12:03長崎新聞

 政務活動費を繰り返し不正受給したとして長崎市議会から3回の議員辞職勧告を受けた吉原日出雄市議(60)が近く辞職する意向を固めたことが31日、分かった。吉原氏は取材に対し「3回の勧告を重く受け止めたい」としている。
 吉原氏はこの時期に辞職する意向を固めた理由について「市立式見中の存続を求めた署名運動など、現職の方が活動しやすかった。辞職するタイミングを考えていた」と述べた。来春に控えた長崎市議選の出馬は「現時点では考えていない」とするにとどめた。
 吉原氏は2015〜17年度、他人のガソリン代の領収書を使ったり、自家用車で視察したのに公共交通費を請求したりして政活費をだまし取ったとして詐欺などの疑いで市から2回、刑事告訴された。長崎署は累計約33万円の被害を確認し、書類送検した。検察の処分はまだ明らかになっていない。
 一連の問題で、市議会は昨年6月と今年6月、9月に計3回、辞職勧告を出した。9月の辞職勧告決議文では、不正が次々と発覚した経緯に触れ「まったく反省していない」などと強く批判した。それでも吉原氏は辞職していなかった。
 吉原氏によると、不正受給が指摘された政活費は全て返還したという。

6611チバQ:2018/11/01(木) 16:16:43
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1810260042.html
二者択一の沖縄県民投票に批判「虫食い投票」懸念も
10月26日 23:04産経新聞

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設の賛否を問う県民投票条例案が26日に県議会で可決されたことで、辺野古移設に反対する玉城デニー知事は県民投票を求心力を高めることに生かしたい考えだ。だが、投票結果に法的拘束力はなく、県内の一部自治体では投票実施が危ぶまれている。結果次第では辺野古移設に反対する立場に不利な状況も生まれかねない。

 県民投票は今年度内に行われる見通しで、その後の来年4月以降は自身の知事転出に伴う衆院沖縄3区補選、参院選が予定されている。玉城氏とすれば、県民投票で反基地感情を盛り上げ、連勝を図りたいところだ。

 野党も9月の知事選で成果を出した野党共闘を全国に広げ、政権交代につなげたい考えだ。立憲民主党の辻元清美国対委員長は「安倍晋三首相が沖縄県民の民意をどう受け止めているのか国会審議を通じてただしたい」と述べ、県民投票を通じ国政レベルでの政権批判につなげる姿勢を示した。

 しかし、県民投票には反発も根強い。県議会の審議では、「賛成」か「反対」の二者択一を迫ることに批判が集まった。公明党の金城勉県議は「普天間移設には多様な意見がある。賛成か反対で切り分けるのはあまりにも乱暴だ」と疑問を呈した。

 辺野古移設は普天間飛行場の危険性を除去するための計画だが、条例は危険性について明記していない。宜野湾市の松川正則市長は26日の玉城氏との会談で「原点の普天間飛行場の危険性が条例に見えない。いかがかなあという疑問を感じている」と伝えた。記者団には投開票事務への協力について「躊躇(ちゅうちょ)する部分を持っている」と述べた。

 投開票には、各市町村議会で関連経費を盛り込んだ補正予算案の可決が必要だが、石垣市議会は17日、県民投票に反対する意見書を採択した。関係者によると、他市町村でも同様の動きがあり、「虫食い県民投票」(自民党県議)となる可能性もある。県は「一部の市町村で実施されないとしても意義がある」との立場だが、投票の意義は揺らぐことになる。

 玉城氏は知事選で過去最多の約39万票を獲得し、「反辺野古の民意」と強調している。県民投票での反対票は対立候補の約31万票を下回る可能性も否定できず、県選出国会議員は「そうなれば、玉城氏は反辺野古で選ばれたことにはならなくなる。後で後悔することになるだろう」と語った。(杉本康士、千田恒弥)

6612 チバQ:2018/11/02(金) 12:19:33
>>6606
定数を9にしようぜー

6613 チバQ:2018/11/03(土) 22:27:52
https://www.nishinippon.co.jp/sp/nnp/fukuoka_city_election/article/462316/
地方議会「見える化」

西日本新聞

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高島氏、選対本部設けず 神谷氏、市民代表を強調 政党色薄め異例の態勢 福岡市長選

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高島氏、選対本部設けず 神谷氏、市民代表を強調 政党色薄め異例の態勢 福岡市長選

2018年11月02日 06時00分

 福岡市長選が4日、告示される。3選を目指す現職の高島宗一郎氏(44)は今回、政党や市議会会派の推薦を受けず、選挙対策本部も設けない「完全無所属」(周辺)の態勢で臨む方針だ。無所属新人の神谷貴行氏(48)も推薦を受ける共産のカラーを薄め、幅広く「反高島票」を集めたい意向。候補者が前面に出て政党が後方に引く選挙戦になりそうだ。
 前回市長選で高島氏を推薦した自民と公明の市議団は1日までに、推薦はせず「支援」にとどめる方針をそれぞれ決めた。理由については「高島氏から推薦願が来なかったため」(自民幹部)、「高島氏の選挙に対する意向を尊重したい」(公明の黒子秀勇樹団長)などと説明する。同様に、与党系会派のみらい・無所属の会と自民新福岡も推薦という形は取らず、全面支援していくとしている。

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 高島氏と自民の間には、昨春の福岡空港の運営会社に対する出資問題などを巡って対立したしこりがなお残る。高島氏としては、自民を含む市議会会派から適度に距離を取って選挙活動することで「(仮に3期目に入った場合に)対議会でフリーハンドを確保しておきたい狙いもあるのではないか」(与党系市議)との見方が出ている。
 大型選挙では通常、議員や企業・団体関係者などでつくる選対本部も設けない。「『勝手連』的に応援してもらえる方には応援してもらいたい」(陣営関係者)という選挙の姿とは-。
 例えば、前回までは選対本部の調整と指揮の下に、議員が自身の支持者を動員して開いてきた個人演説会などではなく、高島氏が遊説カーで市内をくまなく回りながら街頭遊説し、有権者に直接訴えかける戦術。告示日の選挙ポスター張りなども「勝手連」で対応するようだ。
 市長周辺は、議員に極力頼らないこうした異例の態勢となることも念頭に、約1年前の衆院選時に高島氏と親しい福岡1区の井上貴博衆院議員(自民)陣営に入り、必要な人員などのシミュレーションをしてきたという。
    ◇    ◇    
 高島氏と同様、神谷氏も政党色を前面に出さず、幅広く浸透を図りたい考えだ。

6614 チバQ:2018/11/04(日) 10:06:18
https://www.nishinippon.co.jp/sp/nnp/fukuoka_city_election/article/462855/

福岡市長選4日告示 熊本市長選も、現新一騎打ちか

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福岡市長選4日告示 熊本市長選も、現新一騎打ちか

2018年11月04日 06時00分

 任期満了に伴う福岡、熊本の両政令市長選は4日、告示される。両市長選とも、現職と新人の2人が無所属で立候補を予定している。投票は18日で、即日開票される。
 福岡市長選には3選を目指す現職の高島宗一郎氏(44)と、新人で共産党市議団事務局長の神谷貴行氏(48)=共産推薦=が立候補を予定。現新2人による一騎打ちが確定すれば、1994年以来の構図となる。

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 同市は人口増加数が20政令市でトップだが、都市再開発の在り方や超高齢化・少子化への対応、雇用環境の改善など、市民生活を取り巻く課題も多い。
 高島氏はこれまで、国とのパイプを活用した規制緩和などで経済を成長させ、その果実を社会保障に回していく循環をつくると説明してきた。今回は、こうした「高島路線」の市政運営に対する評価を巡り論戦が交わされそうだ。
 熊本市長選は現職で再選を目指す大西一史氏(50)=自民、公明推薦=と、新人で元市議の重松孝文氏(71)=共産推薦=の一騎打ちとなる見通し。
 2016年4月の熊本地震後初の市長選で、復興施策や被災者支援の在り方を問う選挙となりそうだ。同市では、9月末の時点で1万2千人を超す被災者が仮設住宅などでの仮住まいを続けている。
=2018/11/04付 西日本新聞朝刊=

6615チバQ:2018/11/06(火) 17:33:54
https://www.data-max.co.jp/article/25928
2018年11月05日 10:39福岡知事選、ウワサの面々〜麻生泰氏の名前も
 現職と新人の一騎打ちとなり、複数の候補者が乱立した過去2回に比べて盛り上がりに欠ける福岡市長選。その一方で、水面下の駆け引きがし烈になってきているのが来年4月に行われる福岡県知事選だ。現職の小川洋知事は、与党である自民党県議団との溝が深まっており、対抗馬擁立の話が後を絶たない。かつて小川氏を知事の座に就けたのは、京大と通産省(現・経産省)の先輩である麻生渡前知事。宿泊税をめぐり、県と市の対立がクローズアップされるなか、現職・高島宗一郎氏の応援団長を務めるなど、ニュースサイト「HUNTER」でも“ねじれた構図”が指摘されている。(詳細はコチラ)

 そのようななか、ある人物の動きが活発になっている。麻生太郎氏が次の自民党推薦候補に推していた元厚生官僚の武内和久氏だ。福岡の民放テレビ・KBC九州朝日放送のテレビ番組、ラジオなどで露出が増えており、知名度アップに躍起になっているともとれる。しかし、県政関係者の間では、「2期8年の実績と、財界からの支持を受けている小川氏を相手にすると、正直、厳しいのではないか」という声も。一部では、新たに、麻生太郎氏の実弟で九州経済連合会会長を務める麻生泰氏の名前があがっている。

6616チバQ:2018/11/07(水) 16:34:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000039-san-l40
福岡宿泊税問題、小川知事の思惑暗礁に 実務者協議入り不透明
11/7(水) 7:55配信 産経新聞
 ■「TPOわきまえない」募る不信

 宿泊税に関する福岡県の小川洋知事の思惑が、暗礁に乗り上げている。綱引きをする福岡市の高島宗一郎市長と面談し、実務者協議を始めることで合意したが、議論のテーブルに県と政令指定都市をめぐる包括的な課題を載せるかどうかで、両者の認識が食い違う。さらに、小川氏の申し入れが、皇族が出席する式典の直前だったことなどから、市だけでなく県議の間にも、不信感が募る。(小沢慶太)

 「宿泊税の問題は多くの方が心配している。速やかに精力的に議論を進めていくことが大事だ」

 小川氏は6日の記者会見で、県と市の実務者協議を早期に始める必要性を強調した。

 だが、協議開催の見通しは立たない。大きな理由が議題だ。

 高島氏や市側は、宿泊税と、子供医療費助成や森林環境税などについて、セットで協議することに合意したと主張する。いずれも、政令市の財政負担が一般市町村より大きいとして、市が以前から改善を求めてきた。

 だが、小川氏はこの日の記者会見で「宿泊税とは緊急度が違う。一緒に議論すべき課題ではない」として、宿泊税の議論を先行すべきとの認識を示した。

 県の姿勢に、市は反発する。県は5日、宿泊税に絞った協議入りを申し入れたが、市側は「トップ会談の合意内容と異なる」と、難色を示した。議論の入り口は見えない。

 さらに尾を引きそうなのが、小川氏の一連の言動だ。

 小川氏から高島氏への最初の申し入れは1日昼、アクロス福岡(市中央区)で開かれる「伝統的工芸品月間国民会議全国大会福岡大会(KOUGEI EXPO)」の控え室でだった。

 この式典には、高円宮妃久子さまが出席された。

 関係者によると、会談を打診した小川氏に対し、高島氏は「これから皇族が来られるのに、そういう話をするんですか」と不快感を示したという。

 県政界の一部からも「皇族に対して失礼だ」と批判が上がる。

 小川氏は6日の記者会見で「皇室の前ではなく、行事の前に別のところで話をした。批判は当たらない」と述べた。

 小川氏が高島氏との再協議の場を、今月19、20日に開くよう求めたことも、火だねとなっている。

 福岡市長選は4日告示され、18日に投開票される。高島氏の市長としての任期満了日は12月6日。高島陣営は「告示直前に突然申し入れられ、しかも選挙直後の日程を挙げる。常識がない」と嘆く。自民党福岡県連のある幹部も「知事はTPOをわきまえていない」と憤った。

 宿泊税は、県と市が導入を目指す。現状では二重課税となる公算が大きい。

 小川氏は、高島氏とのトップ会談で調整するよう、県議会から突き上げられた。気がせいた結果かもしれないが、事態は混迷を深めている。

6617チバQ:2018/11/07(水) 19:54:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00033020-mbcnewsv-l46
阿久根市長選挙 現職と元職が立候補を表明
11/7(水) 19:48配信 MBC南日本放送

MBC南日本放送

来月行われる任期満了に伴う阿久根市の市長選挙に、元市長で市議会議員の竹原信一さんが立候補する意向を明らかにしました。現職の西平良将さんも立候補を表明しています。

竹原信一さん(59)は、2008年に市長に初当選しました。その後、失職と再選を経て2010年にリコールで失職。出直しとなった2011年の市長選、そして、2014年の市長選でも現職の西平さんに敗れました。2015年からは阿久根市議会議員を務めています。竹原さんは7日、会見を開いて市長選への立候補を表明しました。

一方、現職の西平良将さん(45)は、3期目を目指して市長選に立候補することをすでに6月に表明しています。阿久根市長選挙は来月16日に告示され、23日に投票が行われます。

MBC南日本放送 | 鹿児島

6618チバQ:2018/11/08(木) 10:37:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000093-mai-pol
<阿久根市長選>竹原前市長が出馬表明 西平氏も3選目指し
11/7(水) 20:29配信 毎日新聞
 任期満了に伴う鹿児島県阿久根(あくね)市長選(12月16日告示、23日投開票)に竹原信一前市長(59)が無所属で立候補すると7日表明した。現在市議の竹原氏は2008〜10年の市長時代、インターネットのブログで辞めさせたい市議の実名投票を呼び掛けるなどして議会と対立。解職請求(リコール)を受けた住民投票の末、失職した。市長選には現職の西平良将氏(45)も3選を目指し出馬表明している。

 竹原氏は11年と14年の市長選にも出馬したがいずれも西平氏が当選した。記者会見した竹原氏は「現市政は市が疲弊していくのを加速している。生産性を上げなければならないが、それは私にしかできない」と出馬理由を語った。議会との対立や市のホームページでの全職員の給与明細公開、突然の降格人事など、市長時代に物議を醸した自身の言動については「騒いだのは報道機関だ」と述べた。

 西平氏は竹原氏の市長時代、リコール運動を中心的に進めた。竹原氏の出馬について「選挙は自分の考えを住民に伝えていくことに尽きる。相手を批判する必要はない」と述べた。【降旗英峰】

6619チバQ:2018/11/09(金) 03:10:03
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/fukuoka_city_election/article/463046/
福岡市長選、現新の争い 高島路線の是非焦点
2018年11月05日06時00分 (更新 11月05日 06時47分)

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 九州最大の157万人都市のリーダーを決める福岡市長選が4日、告示され、いずれも無所属で、共産党市議団事務局長の新人神谷貴行氏(48)=共産推薦=と、3選を目指す現職の高島宗一郎氏(44)が立候補を届け出た。現職と新人による一騎打ちは1994年以来。人口増加が続く一方で高齢化や経済格差拡大などの課題が指摘される中、市長選では都市の「成長」の在り方が問われる。投票は18日。即日開票される。

 都市再開発と規制緩和で経済を成長させ、社会保障も充実させる循環をつくるとしてきた「高島路線」の是非が主な争点。高島氏が公約に掲げた、JR博多駅と博多港中央・博多ふ頭地区を結ぶロープウエー導入でも論戦が繰り広げられる。

 神谷氏は第一声で「低所得世帯が増えるなど、今の市長のやり方は大失敗だった。市政を変え、ロープウエーはきっぱり中止し、そのお金を皆さんの暮らしと福祉に使う」と主張。

 高島氏は出陣式で「都市の成長と生活の質向上の好循環を確固たるものとし、次世代に素晴らしい福岡を残していくために、これからもチャレンジを続けていきたい」と訴えた。

 選挙戦では、市議会の自民、公明、みらい・無所属の会、自民新福岡の与党系4会派が高島氏を支援する。神谷氏は、共産だけでなく党派を超えて「反高島票」を結集する受け皿を目指す。立憲民主、国民民主、社民系市議でつくる市議会会派の市民クラブは独自候補の擁立を断念し、自主投票とした。

 有権者数は125万8232人(3日現在、市選管調べ)。前回2014年に比べ6万8730人の増。今回は同市長選として「18歳選挙権」が導入される初の選挙で、18、19歳の有権者は2万8451人。

6620チバQ:2018/11/09(金) 03:10:22
政党色薄める戦術 “借り”嫌う現職 新人は共闘布石

 来春の統一地方選の前哨戦となる福岡市長選が4日、火ぶたを切った。いずれも無所属の新人神谷貴行氏(48)と現職高島宗一郎氏(44)の争いとなったが、高島氏は前回市長選で推薦を受けた自民、公明に推薦を求めず、神谷氏も推薦政党の共産色を薄めて幅広い層に支持を訴える。政党の影が薄い選挙戦の背景には、高島氏の強い自負と、野党共闘への布石としたい共産の思惑がにじむ。

 「こんな市長選は初めて。これから何をすればいいんやろうね」。4日、同市中央区であった高島氏の出陣式で自民市議団の南原茂会長は思案顔だった。

 2期目の高島氏と自民は、昨春の福岡空港出資問題などで対立する局面が目立ち、しこりを解消できないまま市長選に突入。高島氏は推薦願を出さず、自民は「生みの親」であるにもかかわらず異例の支援にとどめた。同様に、高島氏を一貫して支えてきた公明にも推薦願は来なかった。

 高島氏が、政党に頼らない選挙戦をするのは、議会側に“借り”を作りたくないとの意図があるとみられる。それを支えるのは、高い知名度と2期8年の実績が浸透しているという自信。加えて安倍晋三首相、地元の麻生太郎副総理兼財務相といった国政トップとの太いパイプを生かし、規制緩和など大型施策にも取り組める環境がある。

 高島氏は、政党がセットする個人演説会などの舞台には原則立たず、遊説カーで有権者に直接訴え掛ける戦術を取る。与党系市議からは「首長と議会は車の両輪のはずなのに、高島さんはあまりにワンマンすぎないか」との不満も漏れる。

 一方の神谷氏。共産市議団事務局長の肩書を持つが、10月の出馬会見では「公約を見てもらい、自民支持層や創価学会、旧民主党の人にも支持してほしい」と幅広い層に呼びかけた。4日に陣営が配ったビラは「共産」の文字が目立たない。関係者は「党を前面に出すことはしない」と話す。

 過去3回の市長選では旧民進系の会派・市民クラブが独自候補を擁して戦ったが、今回は自主投票としており、この層の票が宙に浮いている。国政では共産と旧民進系が野党共闘を模索していることから、神谷氏の陣営幹部は「来夏の参院選までを射程に入れた大きな流れの中で幅広い共闘を追求し、『アンチ高島氏』票の受け皿となる」と意気込んでいる。

=2018/11/05付 西日本新聞朝刊=

6621チバQ:2018/11/09(金) 17:17:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181109-00010004-nishinpc-l40
博多のロープウエー構想、是非は 福岡市長選の争点に 2候補の考え真っ向から対立
11/9(金) 10:47配信 西日本新聞
博多のロープウエー構想、是非は 福岡市長選の争点に 2候補の考え真っ向から対立
ロープウエー構想が浮上しているJR博多駅(手前)と博多港ウオーターフロント地区(奥)を結ぶ大博通り
 博多の大通りの上空をロープウエーが行き交う-。福岡市長選(18日投開票)で、博多駅と博多港エリアを結ぶロープウエー構想の是非が争点として急浮上している。現職の高島宗一郎氏(44)=無所属=が、博多港エリアで計画する大型再整備を視野に「渋滞緩和に必要」と導入を公約の目玉の一つに掲げたのに対し、新人の神谷貴行氏(48)=同、共産推薦=は「暮らしにお金を」と真っ向から対立。国内でも例のない都市型ロープウエーを巡る論戦は、地元財界も巻き込み熱を帯びている。

【地図】博多駅と博多港エリアを結ぶロープウエー構想のルートイメージ

 「建設費は地下鉄より大幅に割安なのに輸送力は半分もある。輸送力やコストなどを比較して一番妥当だ」。高島氏は8日夜、同市中央区で開いた個人演説会で、ロープウエーの利点を力強く訴えた。

クルーズ船の寄港は3年連続で全国最多
 すでに米ポートランドなどの先行事例を視察。昨年12月には、政治資金パーティーで「私の夢」として実現に強い意欲を示した。

 福岡市でロープウエー構想が浮上したのは3年前。市が公募した博多港ウオーターフロント(WF)地区の再整備に関する民間アイデアで、JR九州などが博多駅との約2キロを結ぶ交通手段として提案したのだ。

 福岡市はWF地区を博多、天神に次ぐ「第3の核」と位置付け、港湾の岸壁延伸などを進めてきた。クルーズ船の寄港は3年連続で全国最多となり、将来的にホテルや商業施設を誘導する大型再整備を進める計画だ。課題はアクセスの不便さ。現在の公共交通はバスに限られる。高島氏は「今でもイベント時は人が混雑し、渋滞緩和への期待は大きい」と構想の意図を語る。さらに「元気な福岡」の象徴として全国に発信したい考えだ。

 一方の神谷氏は4日の告示後、第一声で「ロープウエーはきっぱり中止し、そのお金を皆さんの暮らしと福祉に使う」と訴えた。

 市によると、海外の都市型ロープウエーの事業費は1キロ当たり13億〜64億円。仮に市が公設で事業化する場合には巨額の公費が必要とされる。神谷氏は「都心部ばかりではなく、生活地域の渋滞解消を」と主張し、高島市政を「開発偏重」と批判する。

市議会でも賛否割れる
 関係者の受け止めはさまざまだ。発案者のJR九州首脳は「整備費が安価かつ魅力的」と後押し。博多駅を起点とする新たな公共交通機関の拡大を歓迎する。一方、すでに同ルートには連節バス網も整備されており、地元企業幹部は「採算性などを含めて考えれば、バス専用道の方が現実的」と慎重論を語る。

 市議会でも「観光の目玉になり街の魅力が高まる」(高島氏に近い市議)と推す声がある一方で、「都市交通として使い勝手が悪いのでは。部品落下など安全面の不安もある」などと難色を示す与党市議もおり、賛否は割れている。

西日本新聞社

6622チバQ:2018/11/09(金) 17:23:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181109-00010000-nishinp-l40
市長の仕事って何するの?年収は? 福岡市は部下9100人、予算は1兆8千億円
11/9(金) 10:26配信 西日本新聞
市長の仕事って何するの?年収は? 福岡市は部下9100人、予算は1兆8千億円
福岡市のデータ
 11月18日に投開票日を迎える福岡市長選。157万人の人口がさらに増え続けている、九州最大都市のリーダーを決める選挙だ。

福岡市長の主な仕事は?給与は?

 新聞では選挙や市長のことを伝える記事は多いけれど、そもそも「市長」って、どんな仕事、どんな役割の人なのだろう。中でも福岡市長って、どんな存在なんだろうか。法律を調べたり、市に聞いたりしてまとめてみた。(三重野諭)

 福岡市に限らず市長や町長、村長、知事など自治体の長を「首長」という。首長の仕事は「地方自治法」という法律に書かれてある。主なものを簡潔に説明すると、

 (1)議会に議案を出す

 (2)予算を作って使う

 (3)税金を取り立てる

 (4)自治体の財産を取得、管理、処分する

 (5)自治体の施設を設置、管理、廃止する

 これらを市長の仕事として考えてみる。

 (1)は、市のルール「条例」を作ったり変えたりするために、議案を市議会に提案して、議員にOK(議決)をもらう手続き。

 (2)は市が税金などで集めたお金の使い道を決める作業。この(1)、(2)は特に市民の暮らしを左右するので、とても重要な仕事だ。

福岡市が1年間に使う金額は?
 じゃあ、福岡市が1年間に使う金額はどのくらいなのか。ニュースでよく見るのは、教育や福祉、防災、道路の整備など、市民全般に関わる「一般会計」。本年度の当初(※)の予算は8387億円だった。

(※年度の「最初の段階」という意味。予算は年度の途中に足すことが多い)

 実は一般会計の他にも「特別会計」という予算がある。国民健康保険や介護保険、水道、地下鉄など、それぞれ独自の収入、使い道があり、一般会計とは別に、財布が幾つもあるようなものだ。

福岡市の職員数は1万5882人
 福岡市の全ての財布(一般会計+特別会計)を合わせると、本年度の当初予算は1兆8765億円に上った。

 中には職員の人件費や生活保護費、市の借金の返済といった不可欠な支出(義務的経費)もある。全てが市長の自由にはならないとしても、どの分野の支出を削り、どの分野に多く充てるのか。市長のかじ取りで決まる予算配分は、市の未来を大きく左右する。

 とはいっても、市長1人で多岐にわたる細かい予算を決め、実際にお金を使う時まで全て関わるのは無理だろう。このため、職員の人事を決めたり、仕事を任せたりすることも市長の大事な役割になる。

 「地方自治法」や「地方公務員法」といった法律には、首長が職員の任命や免職などの権限を持つこと、自分の仕事を職員に任せることができる-と書かれている。

 福岡市の職員数は1万5882人(5月1日現在)。ただ、市によると、市長は全員に対して人事権があるとも言えないらしい。

6623チバQ:2018/11/09(金) 17:23:59
 6722人いる市立小中高、幼稚園の教員は、市教育委員会が独自に採用して、人事権も持っている。職員から教員を差し引いた9160人のトップに立つのが市長だと言えるだろう。

 福岡市は「政令指定都市」という特別な市のため、普通の市では都道府県が担当する都市計画や福祉、教育などの役割の一部も任されている。人口が多いだけでなく、仕事も多い特別な市のため、予算や職員数も多くなっている。

 市長には予算や人事の他にも仕事がある。

 市民にとって、身近なのは市の「顔」としての役割だ。記者会見では、新聞やテレビのニュースなどを通じて市の取り組みや方針をアピールする。最近では会員制交流サイト(SNS)やブログを使って直接発信する首長も多い。

 さらに市長は、スポーツ選手や要人、芸能人といった市役所への表敬訪問に対応するほか、国内外に出かけて特産品や観光名所のPR、企業やイベントの誘致など、市の魅力をトップセールスすることもある。

 ちなみに現職福岡市長の2016年度の出張は国内23回、国外9回だった。他の自治体や国、企業などと関係をつくり、福岡にとって重要な交渉や決断をするのも大切な役目だ。

福岡市長の給与はいくら?
 ところで、これだけの大役を任される福岡市長の給与がいくらかご存じだろうか。17年度の給与は1716万円、賞与は673万5300円。合計した年収は2389万5300円だった。これに加え、任期ごとに在職月数に応じた退職手当がもらえる。今期の4年分は満額となり、2995万2千円を受け取ることができる。

 最後に、とても大事な点をお知らせしたい。市長と市議会の関係だ。

 市長が自身の大きな仕事である議案の提出や予算作りはもちろん、副市長や教育長など幹部を任命する際にも、市議会からOK(議決)をもらわなければならない。

 (細かく言うと、議会の議決を必要としない「専決処分」が使える場合もある)

 市長の提案に賛否を決めるという点で、市議会議員の役割は重要だ。「議員とは」についても、また別の機会に解説したい。

西日本新聞社

6624名無しさん:2018/11/09(金) 17:35:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181109-00000032-san-l40
福岡市長選 維新市議が高島氏支援
11/9(金) 7:55配信 産経新聞
 18日投開票の福岡市長選で、市議会派「福岡維新の会」代表の富永周行市議が8日、3選を目指し立候補している現職、高島宗一郎氏の陣営に独自の支援を申し入れた。同会派は市長選で自主投票を決めているが、「高島氏の公約に賛同できる部分が多い」と述べた。

 富永氏は同市中央区の高島氏事務所を訪れ、高島氏を招いた演説会の開催を打診した。優勢が伝えられる高島氏の支持を鮮明にすることで、来春の統一地方選で高島氏の支援を得たい思惑があるとみられる。

 高島氏は今回の市長選で政党推薦を受けていないが、陣営関係者によると複数の現職市議が支援を申し出ているという。富永氏は産経新聞の取材に「あくまで自分1人の考えだ。維新は是々非々であり、市政与党入りを目指したものではない」と強調した。

 市長選には、新人で共産党市議団事務局長の神谷貴行氏=共産推薦=も立候補している。

6625チバQ:2018/11/12(月) 14:11:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181112-00000031-mai-pol
<北九州市長選>自民市議団、現職の北橋氏を支援へ
11/12(月) 13:31配信 毎日新聞
 任期満了に伴う北九州市長選(来年1月13日告示、同27日投開票)で、市議会最大会派の自民党市議団は12日の会合で、4選を目指して立候補する意向を固めている北橋健治市長(65)を支援することを決めた。市政与党3会派のうち公明党議員団と国民民主党系のハートフル北九州も支援するとみられ、北橋氏は近く記者会見で正式に出馬表明する方向で調整している。

 自民党の一部には対抗馬擁立を目指す動きもあったが、実績などを評価する声が上回った。党本部は政令市長選の候補者推薦を「3期まで」としているため、北橋氏から推薦願いが出れば市議団としての推薦を検討する。

 北橋氏は民主党衆院議員を経て、前市長の引退に伴う2007年の市長選で自公推薦候補を破って初当選した。自民が独自候補擁立を見送った11年には政党推薦を求めない「市民党」を掲げて再選。15年は「自民党の単独推薦」を受け入れて3選を果たした。【下原知広、木村敦彦】

6626チバQ:2018/11/14(水) 18:10:53
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20181114/k00/00e/010/288000c
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福岡市長選
博多ロープウエー構想が争点浮上
毎日新聞2018年11月14日 12時40分(最終更新 11月14日 16時10分)

JR博多駅(手前)とウオーターフロント地区(後方)を結ぶロープウエー構想=福岡市博多区で2017年3月、本社ヘリから田鍋公也撮影

 18日投開票の福岡市長選で、JR博多駅と博多港ウオーターフロント(WF)地区を結ぶロープウエー構想が争点に浮上している。3選を目指す現職の高島宗一郎氏(44)が「都心部の渋滞緩和策」として公約に実現を盛り込めば、共産市議団事務局長の新人、神谷貴行氏(48)=共産推薦=は「中止して暮らしにお金を回す」と主張する。実現すれば国内初の都市型ロープウエーとあって市民の関心も高く、最終盤に向けて論戦はさらにヒートアップしそうだ。【蓬田正志、志村一也】

 「ロープウエーが無駄だって言い方もあるが、地下鉄にしたらもっとお金がかかる」。11日夜、福岡市中央区の公民館で開かれた個人演説会で、高島氏は集まった約100人を前に、ロープウエーの必要性を力説した。

 構想は、クルーズ船の寄港などでにぎわうWF地区と九州の玄関口であるJR博多駅の約2キロを大博通り沿いにロープウエーで結ぶもの。渋滞緩和とアクセス向上が狙いで、海外の整備費は1キロ当たり13億〜64億円のため単純計算すると26億〜128億円はかかる。都市型ロープウエーとしては英ロンドンや米ニューヨークに先行事例があるが、国内では実現していないという。

 もともとは市がWF地区の再開発に向けた民間アイデアを募集した2015年にJR九州が提案した。高島氏は昨年12月の政治資金パーティーで「私の夢」として検討を開始することを公表。今年1月にはWF地区と博多駅を結ぶ新たな交通システムについての研究会を設置し、モノレールや地下鉄などとともに導入を検討している。

 高島氏は「景観、輸送力、コストの面からも圧倒的にロープウエーが優れているのは明らかだ」とその優位性を説明するが、コスト負担や運営を誰がするかなど具体的なことは決まっていない。

 一方、神谷氏は出馬表明した当初からロープウエーの是非を争点に掲げる。選挙戦では連日、街頭演説などで「いろんな人に話を聞いたが一人もやってほしい、ここにぜひ造ってほしいという方はいない。中止して皆さんの暮らしや福祉に回す」と主張。天神ビッグバンなど大型再開発を進める高島市政の象徴として批判を強める。

市民は賛否分かれ
 構想を提案したJR九州の広報部は「都市型ロープウエーは日本初で話題にもなり、WF地区の発展や観光資源として魅力向上に寄与できる」と提案理由を説明。青柳俊彦社長は昨年12月のインタビューで事業参入に意欲を示した。大博通りで路線バスを運行する西日本鉄道の倉富純男社長も「すみ分けと連携が大事だが、ロープウエーは都市観光の材料になる」と前向きだ。

 しかし、市民の間では賛否が分かれる。大博通り沿いの洋品店の店長(48)は「実現すれば外国人客が増えるのではないか。途中下車できる駅も造ってほしい」と期待するが、別の店舗従業員(70)は「整備費がかかりすぎる。バス路線を充実させた方がいい」と反対する。前回選で高島氏に投票したという福岡市博多区の主婦(73)は「物珍しさはあるけど観光客がいつまでも続くわけではなく、子育て支援などもっと税金を回すべきことがあるのでは」と話した。

6627チバQ:2018/11/15(木) 21:25:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181115-00010020-nishinpc-l40
町議を逮捕 採用試験で特定受験者の合格依頼した疑い
11/15(木) 17:34配信 西日本新聞
町議を逮捕 採用試験で特定受験者の合格依頼した疑い
イメージ(写真と本文は直接関係ありません)
 福岡県警は15日、同県築上町安武の同町議会議員で京築広域市町村圏事務組合議員の男(61)を地方公務員法違反の疑いで逮捕した。逮捕容疑は、京築広域圏消防吏員採用試験に絡み、特定の受験者を合格させるため、今年9月以降に消防本部の幹部公務員に依頼した疑い。男は消防関係を担当する同組合消防委員会の委員長を務めている。

西日本新聞社

6628チバQ:2018/11/16(金) 14:26:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181115-00000074-mai-pol
<福岡市長選>自民が現職の高島宗一郎氏「支持」決める
11/15(木) 20:03配信 毎日新聞
 自民党は15日、任期満了に伴う福岡市長選(18日投開票)で3選を目指す現職の高島宗一郎氏(44)の「支持」を決めた。甘利明選対委員長によると、高島氏本人から党本部側に要請があり、投開票日が間近なことから甘利氏が党役員に連絡した上で急きょ決定した。党議拘束のかかる「推薦」は県連から党本部に求めた場合に出すため、今回は「支持」にとどめた。福岡県連も理解を示しているという。


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