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九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:16:25

統一地方選スレから西海道・琉球地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

5308チバQ:2016/09/27(火) 21:11:11
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kagoshima/article/277534

屋久島で町長リコール活動 住民ら、新庁舎建設見直し求め [鹿児島県]

2016年09月27日 00時00分






 鹿児島県屋久島町が約20億円をかける新庁舎建設を巡って揺れている。住民グループ「屋久島の未来を考える会」は26日、「住民に周知しておらず、無駄も多い」として荒木耕治町長の解職請求(リコール)に向けた署名活動を始めた。

 屋久島町は屋久町と上屋久町の合併で発足した2007年10月以来、役場機能が本庁と三つの支所に分散している。町は14年10月、新庁舎の建設場所を旧町境付近に決め、15年1月に基本構想、同年10月に基本設計案をまとめた。

 計画によると、新庁舎は平屋(一部2階建て)で、島内の木材だけを使う。住民や観光客が交流するフォーラム棟、議場を講演会やコンサートに使えるホール棟を備える。町は18年度の完成を目指し、今年12月に着工する予定。町議会は、建設費8億5600万円を含む本年度当初予算案を可決している。

 だが、3月の町議会で設計が明らかになると、住民から見直しを求める声が上がった。考える会の松田正代表は「町の一大事業なのに住民に知らせていない。役場の機能として必要ないものもある」と主張する。

 考える会は6月、新庁舎見直しの陳情を町議会に提出。不採択になると、建設の是非を問う住民投票条例制定を求める2349人の署名を集め、話し合いを求めたが町は応じなかった。

 荒木町長は6月、町議会で「住民への周知が不足していた」と認め、設計図や事業費の内訳をホームページに公開した。9月議会では「総合的な防災拠点となり、低迷する林業振興の起爆剤にもなる」と計画に理解を求めた。

 解職請求には有権者1万793人(9月2日現在)の3分の1に当たる3598人以上の署名が必要。松田代表は「住民の声を聞かず、強引に計画を進める町長を止めるにはリコールしかない」と話した。


=2016/09/27付 西日本新聞朝刊=

5309チバQ:2016/09/28(水) 00:32:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160927-00010007-nishinp-soci

「反省を重ねながら過ごしたい」市長給与半減案を可決 唐津市議会、政治献金問題で

西日本新聞 9月27日(火)11時43分配信



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「反省を重ねながら過ごしたい」市長給与半減案を可決 唐津市議会、政治献金問題で


政治資金規正法違反容疑で書類送検され、報道陣に囲まれて市民におわびの言葉を述べる坂井俊之市長=13日正午すぎ、唐津市役所


 佐賀県唐津市議会は26日、坂井俊之市長が政治献金問題を巡って自ら提案した市長給与を2カ月間50%減額する条例案を23対3の賛成多数で可決した。共産、社民両党議員3人が提案した市長給与を来年2月の任期満了まで無給とする修正案は賛成少数で否決した。

 坂井市長は採決後、記者団に「任期満了まで身を引き締め、反省を重ねながら過ごしたい」と述べた。

 可決した給与減額案は坂井市長が8日、一連の政治献金問題で市政治倫理審査会が「条例違反」と認定したことを受け、来年1月の次期市長選に立候補しないと表明するとともに「道義的責任を取る」と提案していた。

 県警は12日付で、坂井市長を政治資金規正法違反容疑で佐賀地検に書類送検している。

 無給案については、共産党の浦田関夫市議が「他市は同様の事例でより厳しい処分をしている」と提案理由を述べたのに対し、市議会で過半数を占める志政会会派(15人)の青木茂議員は「他市の事例は司法判断後の処分。坂井市長は司法判断が出てから対応すると説明している。給与を与えないのは憲法が定める人権を奪う」と反対した。

 公明党の市議団3人のうち、1人は条例案と修正案の採決にいずれも加わらず、退席した。

=2016/09/27付 西日本新聞朝刊=

5310チバQ:2016/09/29(木) 17:40:08
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/360867

唐津市長選 宮崎氏が出馬表明

「市民目線の市政基本に」


2016年09月29日 10時29分



「市民目線で市民に奉仕する市政を目指す」と訴える宮崎泰茂氏=唐津市役所

「市民目線で市民に奉仕する市政を目指す」と訴える宮崎泰茂氏=唐津市役所





 来年1月22日告示、29日投開票の唐津市長選で、元県議の宮崎泰茂氏(73)=佐志=が28日、会見を開いて正式に出馬表明し、「市民目線の市政で市民に奉仕することを基本に据える。まずは職員の意識改革をやる」と訴えた。無所属で、政党の推薦は要請しない。

 合併前から14年続く坂井市政を「企業誘致などいい面もあったが、長くなると水もよどむ。市長の献金問題もゆゆしきものだが、部長の汚職事件など市長の重しが利かなくなった」と批判した。

 中学生までの医療費無料化、大学学部など高等教育機関の誘致、火力発電所や旧日赤病院の跡地を利用した企業誘致などの公約を発表した。「子どもたちを大事にしていく政治」「若者が安定して働ける場を提供したい」と語った。

 玄海原発の再稼働には「安全協定を見直し、事前了解の権限を市が持つまで当面は反対。それが実現して安全性を見極める。基本は原発ゼロの姿勢だが、現状では段階的に停止し、廃炉を求める」と述べた。

 唐津市長選には現在、元県議の峰達郎氏(56)=山本=が出馬表明し、現職は不出馬の意向を明言している。

5311チバQ:2016/09/29(木) 18:10:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160927-00010001-nishinp-soci

市長の目玉公約が白紙に 地権者のJA側とずれ 佐賀市コンベンション断念

西日本新聞 9月27日(火)10時58分配信



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市長の目玉公約が白紙に 地権者のJA側とずれ 佐賀市コンベンション断念


佐賀市のコンベンション施設整備候補地だったJR佐賀駅南口の駐車場


 佐賀市がJR佐賀駅前のコンベンション施設整備構想を断念した背景には、一等地の再開発を巡って採算性を慎重に見極めたい地権者のJA佐賀市中央側と今秋までに市長公約の実現に道筋をつけたい市側との考え方のずれがあった。市側は断念後も「コンベンション機能は必要」との認識だが、別の候補地は未定で実現可能性は見通せない。秀島敏行市長=3期目=の公約は白紙に戻り、来年10月の任期満了に伴う市長選にも影響を及ぼしそうだ。

【画像】なぜ?夜の佐賀県庁に行列 来場者数が1万人を突破

 秀島市長は次期市長選での進退に言及していないが、2013年10月の前回市長選で支援した市議の1人は「コンベンション施設は市長肝いりの公約。このまま頓挫すれば、4期目を目指すのは難しくなるかもしれない」と話す。
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JA側と他のテナントとの交渉が不調に

 市やJA側によると、構想は前回市長選前に浮上。秀島市長と駅前再開発を模索していたJA側との考えが一致し、市長は構想を目玉の公約に掲げて3選を果たした。

 その後、しばらく目立った動きはなかったが、JA側が昨年5月、市に入居予定のテナントの業態を含めた複合ビル建設のイメージ図などを提示。秀島市長は同9月の市議会で「私も任期はあと2年。不退転の決意でやらせていただく」と述べ、任期中に完成予定時期も示すとしていた。

 しかし、JA側と他のテナントとの交渉が不調に終わるなど難航。JA側は今年8月、改めて総事業費や市の負担額などを示さないままテナントを入れ替えた新案を市側に伝えたが、再び難航する事態も想定されることから、市は来年度当初予算案の編成には間に合わないと判断したという。

 JA側の関係者は「テナントの交渉に時間がかかっているが、採算性の見極めは重要」と話す。

 市はコンベンション施設の整備構想自体は取り下げていないが、今後の見通しについては市職員の間にも「代替地を市長の任期中に見つけるのは容易ではない」との声がある。


=2016/09/27付 西日本新聞朝刊=

5312チバQ:2016/09/29(木) 20:30:56
http://www.sankei.com/politics/news/160929/plt1609290003-n1.html
2016.9.29 01:22

沖縄県議名義の車両を押収 県警、ヘリパッド工事妨害で県道に斜め駐車

反応 プッシュ通知

反応



 沖縄県の米軍北部訓練場(東村など)の過半の返還に向けたヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)の移設工事に対する妨害活動で、車の通行を妨げたとして、沖縄県議の新垣清涼氏名義の車両が沖縄県警に押収されていたことが28日、分かった。新垣氏は産経新聞の取材に事実関係を認め、県警から返還された後も車両は移設工事に対する妨害活動に使われているとの認識を示した。

 新垣氏の車両が押収されたのは今月15日。工事車両の通行を妨げるため、東村の県道に乗用車を斜めに駐車したとして、男女2人が往来妨害容疑で現行犯逮捕された。その際、男が乗っていた車が新垣氏の名義だった。

 新垣氏は車を基地問題に関する団体に提供しており、「(押収の)現場にいなかったので状況はわからないが、(移設工事反対の)支援をするために使ってもらっている」と述べた。

 新垣氏は県議会では同県の翁(お)長(なが)雄(たけ)志(し)知事を支える与党会派に所属している。

 北部訓練場のヘリパッド移設工事では反対派によるよる妨害が常態化。28日にも反対派とみられる60歳代の男が運転する車が警察官2人に接触し、打撲などの軽傷を負わせる事故が起き、県警が捜査している。

5313名無しさん:2016/09/30(金) 18:51:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160930-00010005-nishinp-soci

鹿児島初の女性副知事 三反園知事、厚労省小林氏提案へ

西日本新聞 9月30日(金)11時52分配信



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鹿児島初の女性副知事 三反園知事、厚労省小林氏提案へ


事務所を後にする三反園訓氏=7月11日、鹿児島市の事務所


 鹿児島県の三反園訓(みたぞのさとし)知事は29日、副知事の1人に厚生労働省労働政策担当参事官室長の小林洋子氏(50)を充てる方針を県議会各会派の代表者に説明した。10月7日の県議会最終日に人事案を追加提案する。女性副知事は三反園知事の主要公約の一つで、同意されれば同県では初めて。知事選で敗れた前知事を支援した最大会派・自民党の対応が焦点となるが、この日は“根回し”がなかったとして賛意は示されなかった。

 小林氏は1989年、旧労働省に入り、石川県小松市助役や同省雇用均等政策課長などを歴任した。三反園知事は、副知事2人のうち総務省出身の佐々木浩氏の後任を小林氏にする考え。だが出席者からは「事前説明がなかった」と反発の声が上がり、定数51のうち37議席を占める同党県議団の堀之内芳平会長は記者団に「議会軽視も甚だしい。会派内で協議して対応を決めたい」と語った。

 三反園知事は7月末の就任直後から高市早苗総務相に女性の総務官僚の派遣を求めるなど人選を進めていた。一方、知事が九州電力川内原発(同県薩摩川内市)の即時一時停止を要請したことなどに県議会内の不満も高まっている。

5314名無しさん:2016/10/01(土) 20:00:35
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092900714&g=pol
初の女性副知事に厚労省の小林氏=鹿児島県

 鹿児島県の三反園訓知事は29日、厚生労働省参事官兼政策統括官付労働政策担当参事官室長の小林洋子氏(50)を副知事に起用する人事案を固めた。開会中の9月議会に提案し、同意を得て発令する。女性副知事の起用は7月に初当選した三反園知事の公約で、鹿児島県では初。佐々木浩副知事(55)は総務省に復帰する。
 小林 洋子氏(こばやし・ようこ)京大法卒。89年労働省に入り、厚労省雇用均等政策課長などを経て16年6月から現職。奈良県出身。(2016/09/29-17:24)

5315名無しさん:2016/10/02(日) 01:44:16
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016093000891&g=pol
山口祥義佐賀県知事の父、惣二氏死去

 山口 惣二氏(やまぐち・そうじ=山口祥義佐賀県知事の父)30日、病気のため埼玉県内の自宅で死去、85歳。佐賀県出身。告別式は10月3日午前11時30分から埼玉県入間市久保稲荷3の1の9の入間メモリードホールで。喪主は長男祥義(よしのり)氏。 (2016/09/30-19:51)

5316チバQ:2016/10/02(日) 21:54:49
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160930ddlk42010244000c.html
<選挙>西海市長選 杉沢市議が出馬表明 「地域力を育てる」と抱負 /長崎
09月30日 13:42毎日新聞

 西海市の杉沢泰彦市議(64)が29日、県庁で記者会見し、任期満了に伴う西海市長選(来年4月16日告示、23日投開票)に無所属で立候補することを表明した。

 杉沢氏は「市民の間の閉塞(へいそく)感を無くすため、私が先頭に立つしかないと感じた」と述べた。地元産業の育成や教育に力を入れるとし、「地域力を育て、西海市に誇りを持っていただける街づくりをしたい」と抱負を語った。

 杉沢氏は早稲田大を卒業。1999年から旧崎戸町議を2期務めた。2005年からは合併に伴い発足した西海市の市議となり、現在3期目。副議長を務める。

 同市長選には、現職の田中隆一氏(69)も3期目に向けて出馬表明している。【今手麻衣】

〔長崎版〕

5317チバQ:2016/10/02(日) 21:59:17
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161001ddlk41010272000c.html
<JR佐賀駅周辺整備事業>コンベンション施設断念 秀島市長が謝罪「複合施設への参画見送った」 佐賀市議会全員協 /佐賀
10月01日 15:05毎日新聞

 佐賀市がJR佐賀駅周辺の整備事業の一環で駅南側に設置を検討していたコンベンション施設を断念した問題で、秀島敏行市長は30日の市議会全員協議会で「JA佐賀市中央が計画する複合施設への参画を見送った。大変申し訳ない」と謝罪した。計画は秀島市長が2013年の市長選で公約に掲げていたが、任期内(来年10月まで)で方向性を示すことは難しいとした。【石井尚】

 駅南側のコンベンション施設の設置については、14年2月から商業施設(西友佐賀店)の駐車場として使用されている土地を有力候補として地権者のJA側と協議をし、JA側は複合ビルの建設を検討していた。今年8月29日に核となる大型店舗を含めた複合施設の図面を提示されていたが、今月15日、複合施設の7フロア分を占める大型店舗が参画を見送ったことが明らかになったという。

 市側は複合施設への設置を見送った理由として、図面で提示された大型店舗が入居を断念し、全体像の確定に時間がかかること▽JA側から早期の回答を求められていたこと--を挙げた。

 議員から「大型店舗が入ることが条件だったのか」と質問が出ると、市側は「全体像が見えず、市の工事負担額が見えない中では参画しづらい」と回答した。この他、「急いでやるべきではない」などの声は上がったが、秀島市長の責任を問う質疑はなかった。

 市は今後も、コンベンション機能の設置可能性については引き続き検討するとした。秀島市長は「コンベンション機能を持たせて佐賀市の活性化につなげられたら、という願いは持っている。新たにまちづくりで検討しなければいけない部分もあるので、じっくり見て次なる手を考えたい」と語った。

5318名無しさん:2016/10/02(日) 22:11:43
http://www.sankei.com/politics/news/160930/plt1609300054-n1.html
2016.9.30 22:47

在米沖縄県ワシントン事務所長を沖縄県議会へ召還求める 自民党県議、不適正ビザでの活動継続方針を問題視

 米ワシントンにある「沖縄県ワシントン事務所」の平安山英雄所長が不適正な査証(ビザ)で活動している問題で、同県の謝花喜一郎知事公室長は30日の県議会一般質問に対する答弁で、平安山氏が試みていた適正な就労ビザの取得を断念したことを明らかにした。短期滞在が対象の商用ビザで平安山氏に活動を続けさせる考えも示したが、県職員が不適正なビザのまま永続的に活動を続けることは問題だとして、自民党県議は平安山氏の県議会への召喚を求めた。

 平安山氏に関するビザなどの問題は自民党県議が29、30両日に追及した。

 謝花氏は7月の県議会で平安山氏の就労ビザについて「8月には(取得に)一定の方向性が出る見込みだ」と答弁していたが、完全に翻した。さらに平安山氏が就労ビザを取得できていないことを認めた上で、「弁護士と相談した結果、今のビザで対応することを決めた」と述べた。

 県は平安山氏が商用ビザで活動を続けることは不適正と認識していたため、就労ビザを取得させようとした経緯があり、そのために米国の弁護士に年間約680万円の相談料も支払っている。

5319名無しさん:2016/10/02(日) 22:12:25
http://www.sankei.com/politics/news/160729/plt1607290014-n1.html
2016.7.29 08:11

“開店休業”状態の在米沖縄事務所 平安山英雄所長の不適正査証での活動、高額な外国勤務手当…高まる不要論

 「沖縄県ワシントン事務所」がコンサルタント会社に業務を事実上丸投げしていることが明らかになったことで、平安山英雄所長の不適正な査証(ビザ)での活動や高額な外国勤務手当の受給などの問題を抱える事務所の不要論はさらに高まりそうだ。

 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設阻止に向け、翁長雄志知事は昨年4月、米国内での情報収集・発信を目的に事務所を開設した。長く在沖縄米総領事館の職員を務めた経歴を買い、平安山氏を所長に任命したことが誤算だったようだ。

 平安山氏は米政府の一員として辺野古移設を推進していた立場から一転、移設阻止を訴えるポストに就いた。米政府内では裏切りと映り、平安山氏が旧知の米政府高官に接触しようとしても敬遠されるのは当然といえる。今年5月の翁長氏の訪米の際、米政府関係者との面談を実現できなかったことが象徴している。

 平安山氏は適正な就労ビザも取得できておらず、身分は不安定なままで、行動を制限されている可能性もある。その一方で高額な外国勤務手当の受給が続く。

 コンサル会社に業務を丸投げしたものの成果は乏しく、身動きのとれない平安山氏の穴を埋めているとはいいがたい。仮に、県がコンサル会社への丸投げが適切だと主張するのであれば、その前に事務所の閉鎖が求められる。(半沢尚久)

5320チバQ:2016/10/02(日) 22:13:08
http://www.sankei.com/politics/news/160721/plt1607210003-n1.html
2016.7.21 01:00

沖縄県、在米沖縄事務所長に年9百万円の外国勤務手当 外務省の駐米大使級並み


 米ワシントンにある「沖縄県ワシントン事務所」の平安山(へんざん)英雄所長が不適正な査証(ビザ)で米政府や議会にロビー活動を行っている問題で、県が平安山氏に外国勤務手当として月額約75万円を支給していることが20日、分かった。1年間の外国勤務手当の支給額は約900万円に上る。これとは別に部長級は給与として1千数十万円が支給されるため平安山氏の年収は約2千万円とみられる。

 県の条例では職員の階級に応じ、外国勤務手当は在外公館に勤務する外務省職員を基準にその8割を支給することになっているが、駐米大使級の扱いであることも判明した。

 平安山氏は同県の翁長雄志知事の2度の訪米で会談相手の調整や訪米時の対応を行っているが、今年5月の2度目の訪米では米政府関係者との会談は実現しなかった。首脳・外相会談をはじめ、日米間で安全保障や経済など多様なテーマについて調整や協議を行う駐米大使と同等の扱いをしていることは疑問視される。

 県職員の特殊勤務手当に関する条例では、外国勤務手当として外務省職員の手当の8割を支給すると規定し、外務省職員の手当は階級ごとに異なる。住居手当などが加算されている可能性はあるものの、月額約75万円の支給は米国に駐在する外務省職員としてはトップの駐米大使の手当である94万円の8割に相当する。約2千万円の年収は県では通常の部長の年収の2倍にあたる。

5321チバQ:2016/10/02(日) 22:47:44
http://news.goo.ne.jp/article/ryukyu/region/ryukyu-50890701.html
那覇市議会、新議長に3氏浮上 7日にも決定
11:00琉球新報

那覇市議会、新議長に3氏浮上 7日にも決定
琉球新報
(琉球新報)
 議会混乱の責任を取って辞任を表明した那覇市議会の金城徹議長(63)の後任として、1日までに、元新風会で無所属の知念博氏(62)と、元新風会でなはの翼無所属Gに所属する屋良栄作氏(47)が挙がっている。公明党の翁長俊英氏(59)を推す声もある。金城氏が5日に議長職を辞任し、7日には新議長が決まる見通し。 3氏とも金城氏の議長不信任決議に賛成していた。関係者によると、4日に不信任決議に賛成した会派や議員で話し合い、5日までには候補を一本化する予定。金城氏は、反議長派に「与野党で合意できる人物をお願いしたい」と求めている。議長派の会派からは、今のところ新議長候補を出す動きはない。 金城氏が議長に就任した2014年12月には、新風会会派内で金城氏と知念氏で議長の任期を分け合う約束があった。しかし会派内の認識がそろわず、金城氏が議長を継続し、知念氏が会派を抜けた。 屋良氏は安慶田光男副知事の議長辞任後の14年12月に新風会から議長選に立候補したが、金城氏と同数になり、くじ引きで金城氏が議長に決まった。その後、新風会を離脱した。

5322チバQ:2016/10/03(月) 22:07:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161001-00000026-san-l46
「原発争点にせず」 薩摩川内市長選に小田原市議が名乗り
産経新聞 10月1日(土)7時55分配信

「原発争点にせず」 薩摩川内市長選に小田原市議が名乗り
(写真:産経新聞)
 任期満了に伴う鹿児島県薩摩川内市長選(10月16日告示、23日投開票)で、同市議の小田原勇次郎氏(54)=写真=が30日、無所属での立候補を表明した。同市に立地する九州電力川内原発について「原発を争点にして戦おうとは思っていない」と述べた。

 市長選には現職の岩切秀雄氏(74)も3選を目指し、立候補を表明している。一騎打ちの選挙戦となる公算が大きいが、原発は争点になりそうにない。

 小田原氏は記者会見で「原発は今は必要であり、反原発、脱原発という言葉で戦う気はない。市民の声が届く市政に変える『市政刷新』が、私の戦いのメインテーマ」と述べた。

 運転期間延長など原発政策の検討にあたっては、必要に応じて住民投票を行って判断する方針も示した。

 薩摩川内市の過去の市長選では、原発稼働の是非が争点となった。

 今回の市長選で、共産党や市民団体の中には、小田原氏が「脱原発を目指している」として推す声もあった。この日の小田原氏の発言を受け、共産党の井上勝博市議は、支援について白紙に戻す考えを示した。

 一方、岩切氏は「安全が確保されている原発は動かすべきだ」と主張し、川内原発再稼働にも同意した。選挙戦では、暮らしやすい街づくりや、持続可能な行財政運営を掲げる。

 公明党は30日、鹿児島県本部として岩切氏を推薦することを決定した。

5323チバQ:2016/10/06(木) 16:12:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161005-00065194-okinawat-oki

新議長に翁長俊英氏有力 那覇市議会

沖縄タイムス 10月5日(水)8時10分配信



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新議長に翁長俊英氏有力 那覇市議会

 那覇市議会混乱の責任をとって辞任する金城徹議長の後任人事で、全会一致の候補として、市政野党で市議会最大会派の公明党市議団団長の翁長俊英議員(59)が4日までに有力となった。金城議長や与党会派も翁長氏選出に理解を示しており、その意向を翁長氏側にも既に伝えている。

 一方、新風会を離脱した議員や民進議員でつくる「なはの翼(無所属G)」ディレクターの屋良栄作議員(47)を推す声もある。金城議長の辞職勧告決議に賛成した自公や「なはの翼」など反議長派の議員は5日に候補を一本化し、与党会派に全会一致での選出を打診する見通し。

 金城議長は5日に辞表届を提出し、7日の9月定例会最終本会議で新議長が選出される予定。

 公明党市議団は2014年市議選で城間幹子市長の対立候補を応援した。一方、城間氏が継承を強調する翁長雄志前市長の市政運営を支えてきた立場でもある。

5324チバQ:2016/10/06(木) 17:33:12
http://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/nation/nishinippon-20161005141000533.html
佐賀県議会が「海外日当」 交通費や宿泊費とは別 使途不問、政活費から

10月05日 14:07西日本新聞


 佐賀県議会が政務活動費(政活費)を使って議員が海外視察する際、交通費や宿泊費とは別に定額の「海外日当」を認めていることが分かった。訪問する国や地域によって5100円から8300円で、2015年度は議員定数38の4割を超える17人が計50万2900円を受けた。九州の他の県議会にはなく、識者は「使途が不透明な日当を認める必要はない」と批判している。

 佐賀県議会は月に議員1人当たり30万円の政活費を会派に支給する。議会事務局によると、海外日当は内規で、県の旅費規程を準用し、知事と同額を充てることができると定めている。

 本紙が情報公開請求で入手した海外日当支払調書などによると、15年度は調査研究目的で、17人がフランス、フィリピン、台湾を視察。航空機運賃やホテル代、現地の通訳費などとは別に政活費から日当を受けた。有田焼の展示販売や日本家具展示会などを視察するためにフランスを7日間訪問した議員は、政活費から約65万9千円を充て、このうち5万8100円が日当だった。日当は使途が制限されない。

 九州の他の県議会は「視察は実費弁償が原則」(長崎)として海外日当を認めていない。佐賀県議の一人は「全国の状況を詳しく調べているわけではないが、日当を廃止する流れがあるように聞いている。見直しは議論になっていない。他県の状況を踏まえて対応を検討したい」と話した。

 佐賀県議には毎月76万円の報酬が支給されており、日当を上乗せするのは県民から疑問視されそうだ。日本大の岩井奉信教授(政治学)は「海外日当は税金の使われ方が分からず、県民に説明できないのではないか。議員活動に日当を出す必然性はない」と指摘している。

=2016/10/05付 西日本新聞朝刊=

5325名無しさん:2016/10/07(金) 18:45:46
http://news.goo.ne.jp/article/ryukyu/region/ryukyu-51550966.html
新議長に翁長俊英氏 那覇市議会

10:47琉球新報


新議長に翁長俊英氏 那覇市議会

琉球新報

(琉球新報)

 金城徹議長の辞任に伴い、那覇市議会は7日、本会議で新議長に公明党会派長の翁長俊英議員を選出した。翁長氏は同日付で議長に就任した。翁長氏以外に立候補者はおらず、指名推薦により、全会一致で承認された。 翁長議長は所信表明で、金城議長の不信任を巡る議会の混乱について市民に向けて謝罪した上で「議会の信頼回復に向けたルールづくり、議事録削除問題解明などを優先し、議員各位の協力を得ながら課題解決に全力で取り組んでいく」と述べた。【琉球新報電子版】

5326チバQ:2016/10/10(月) 21:02:54
960 :チバQ:2016/10/10(月) 21:02:05
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1610100016.html
【福岡6区補選】小池氏来県が引き金に? 自民県連に激震 県連会長突然の辞意表明
18:19産経新聞

【福岡6区補選】小池氏来県が引き金に? 自民県連に激震 県連会長突然の辞意表明
鳩山二郎氏(左)の応援に駆けつけた小池百合子東京都知事=10日午後、福岡県久留米市(中村雅和撮影)
(産経新聞)
 衆院福岡6区補欠選挙の告示を翌日に控えた10日午前、自民党福岡県連に激震が走った。「福岡県政界のドン」と呼ばれる蔵内勇夫県連会長(62)が突然、辞任を表明したのだ。引き金を引いたのは、小池百合子東京都知事が、自民県連とは一線を画し、立候補を表明している鳩山二郎氏(37)の応援演説を行うとの情報だった。(村上智博、中村雅和)

 蔵内氏は当選8回のベテランだ。昨年5月、県連会長になるまで12年間、県議団会長を務めるなど福岡県下で権勢をふるってきた。

 補選では、長男の謙氏(37)を立て、鳩山氏と激しく公認を争う。福岡県議団や自民県連とそろって謙氏の当選を目指す。そこに数日前、小池氏の福岡入りの情報が飛び込んできた。蔵内陣営は慌てた。

 小池氏は都知事選で「都議会のドン」といわれる内田茂都議を敵に回し、都議会の刷新を訴え、圧勝した。その手法は国民の喝采を浴び、東京・築地市場の移転問題では全国的にもメディアの注目を集める。

 こうした首都東京を舞台に小池氏と都議会との間で繰り広げられる主導権争いが、福岡でも炸(さく)裂(れつ)した。

●人ごとではない

 鳩山陣営は告示日の直前のタイミングを狙い、小池氏の応援を選挙戦への弾みにしようとした。爆弾のように威力のあるその「発信力」に期待を寄せた。

 蔵内会長の辞任会見から3時間後の同日午後1時半、小池氏は福岡県久留米市で演説を始めた。主催者発表では5000人とのことだったが、見た目は2000人ほどだったろう。それでも押すな押すなの盛況ぶりで、改めて小池氏の人気の高さを印象付けた。

 「二郎さんが公認を取れなかったのは、人ごとではございません。福岡県選出の国会議員で応援するのはお一方だけ。それも人ごとではございません。都知事選とはまあ、図式は似たようなものです」

 自民福岡県連を意識したのか、小池氏がこう皮肉っぽく語ると、聴衆は大きな拍手で応えた。

●懸念した事態

 県連側はこの事態を懸念していた。小池氏の来県の報に、蔵内氏が影響力を持つ福岡県連や県議会を敵に回すような発言を持ち出すのではと察し、身構えていた。

 自民党本部の6区の情勢調査では、謙氏側は鳩山氏に大きくリードを許しており、差が縮まらない。しかも、謙氏は党公認が取れず、蔵内会長は保守分裂選挙を避けきれなかった。

 この先、謙氏が劣勢を挽回できれば公認を得られる可能性はあるが、できなければ、選挙戦後、蔵内会長の責任論が浮上しかねなかった。

 確かに、蔵内会長はこの日、会長を辞任することで、謙氏に公認を出さない党本部に抗議した。

 だが、それだけではない。蔵内会長は次期県知事選への出馬もささやかれる。そこで、この先受けるかもしれないダメージの大きさを考えれば、このタイミングで辞意を表明するのが得策だと、判断したもようだ。

 ある県連幹部は「小池さんの演説後、いずれ結果的に辞めでもしたら、蔵内会長は『小池さんに辞めさせられた』ことになりかねない。それだけは避けたかったのだろう」と語った。

5327チバQ:2016/10/10(月) 21:04:37
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1610100009.html
【福岡6区補選】自民・蔵内勇夫氏、県連会長辞任を表明 「公認得られず責任」
11:54産経新聞

【福岡6区補選】自民・蔵内勇夫氏、県連会長辞任を表明 「公認得られず責任」
会見する自民党福岡県連の蔵内勇夫会長=10日午前、福岡市博多区(中村雅和撮影)
(産経新聞)
 鳩山邦夫元総務相の死去に伴う衆院福岡6区補欠選挙(11日告示、23日投開票)をめぐり、自民党の蔵内勇夫県連会長が10日、辞任を表明した。自民党県連が7月末に、蔵内氏の長男で参院議員秘書の謙氏(35)を公認申請していたが、同日までに手続きの瑕疵(かし)がないにも関わらず、公認が得られなかったことについて抗議の意志を党本部に対して示した格好だ。

 補選は、鳩山氏の長男で前福岡県大川市長の二郎氏(35)も立候補を表明する予定で、自民党系は蔵内氏との保守分裂になることが確定していた。

 蔵内氏は10日の記者会見で「きょうの時点で公認が得られず、候補者(謙氏)や多くの支援者への責任を感じている。候補者選考過程で一切の瑕疵はなかった。補選への影響はない。今後は県連の総力を挙げて戦いたい」と語った。

5328チバQ:2016/10/11(火) 22:20:10
>>5270
http://news.goo.ne.jp/article/miyanichi/region/miyanichi-1475812764.html
県議補選告示2候補届け出 西都市・西米良村区
10月07日 12:55宮崎日日新聞

 欠員に伴う西都市・西米良村区の県議補選(定数1)は7日告示され、元県議の浜砂守氏(63)と元西都市議の楠瀬寿彦氏(60)=いずれも無所属、届け出順=の2人が立候補した。16日投開票される。

 出陣式で浜砂氏は市議2期、県議3期の実績をアピール。「任期4年のうち2年ほどしかない中での県議補選。経験があり即戦力の私が西都・西米良の声を県政に届けたい」と力説した。

5329チバQ:2016/10/12(水) 19:47:47
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/365283

唐津市長選 酒井氏、一転「出馬せず」

家族の健康問題で
 来年1月の唐津市長選に出馬の意向を固めていた元鎮西町長の酒井幸盛氏(67)は11日、「家族の健康問題が出てきた」との理由で、一転して立候補断念を明らかにした。

 酒井氏は今月7日に取材に対して「近く記者会見を開き、市長選への出馬を表明する」と話していた。

 市長選には現在、峰達郎氏(56)=山本=と宮崎泰茂氏(73)=佐志=の元県議2人が出馬表明し、現職の坂井俊之氏(55)=3期、二タ子=は不出馬の意向を明言している。

5330チバQ:2016/10/13(木) 18:20:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161013-00066249-okinawat-oki

浦添市長選、3氏浮上 現職への対立候補

沖縄タイムス 10月13日(木)8時15分配信
 浦添市政野党と県政与党の議員や経済界の代表者らは12日、来年2月予定の浦添市長選に向けて現職への対立候補を決める選考委員会を立ち上げた。候補者として、浦添市議の又吉健太郎氏(42)、市内で会社を経営する浦添商工会議所副会頭の玉城芳信氏(56)、県議会副議長の赤嶺昇氏(49)の3氏の名前が上がった。

 関係者らによると、会合では委員の過半数が又吉氏の名前を挙げたという。14日の面談で3氏の意思を確認し、同日中にも話し合いで候補者を擁立する見通しだ。

 候補者には赤嶺氏を推す声も上がっているが、支持者らの中には「県議選で当選したばかりなので、県政に集中してほしい」との意見もあり、慎重な姿勢を示している。

 市長選を巡っては、8月下旬に浦添商工会議所の政治団体である日本商工連盟浦添地区が現職に対抗する立場を取ることを決定。「反松本」勢力は人選に向けて協議を重ね、政党の推薦を受けない「市民党」として対立候補を擁立することなどをすでに確認している。

 市長選には現職の松本哲治氏(48)が出馬を表明している。

5331チバQ:2016/10/17(月) 18:30:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161017-00000019-san-l46
薩摩川内市長選は現新2氏の一騎打ち 両者とも原発稼働容認

産経新聞 10月17日(月)7時55分配信

 任期満了に伴う鹿児島県薩摩川内市長選が16日、告示され、元市議で新人の小田原勇次郎氏(54)と、現職で3選を目指す岩切秀雄氏(74)がいずれも無所属で立候補を届け出た。両氏とも原発稼働については容認しており、少子高齢化対策や地域活性化策を争点に、選挙戦が繰り広げられる。投開票は23日。

 小田原氏は午前9時、旧市立体育館跡地で第一声を上げた。「市政刷新」の看板を立てた会場に、支援者約200人が集まった。小田原氏は「地場産業や若い人を雇用できる産業を育てる。旧市町村の特徴を生かし、市の発展につなげる」と訴えた。

 後援会長の石走耕一氏(63)は「市を変える希望と情熱を持った小田原さんに力を貸してほしい」と呼びかけた。

 岩切氏は午前9時半から、市役所前の公園で出陣式を開いた。「地元の誇り 継続」という旗の下、約400人が集まった。檀上には小渕優子元経済産業相や鹿児島選出の衆参議員、県議ら計22人が並んだ。

 岩切氏は「少子化対策には1期目から取り組んできた。これからは女性の活躍推進にも取り組む。職員、議会、市民と、すばらしいまちづくりを実行したい」と決意を述べた。

 小渕氏は「中央とのパイプもしっかりある。先日、自民党本部の幹事長室前でお目にかかった。自由に幹事長室を行ったり来たりできる首長はなかなかいない」と力説した。

 15日現在の選挙人名簿登録者数は8万191人。

5332チバQ:2016/10/17(月) 18:30:22

▽薩摩川内市長選      

 (1-2 届け出順)

小田原勇次郎54 元市議  無新

岩切 秀雄 74 元副市長 無現

                   ◇

 ■異例の安倍総裁推薦証、エネルギー問題へ危機感

 岩切秀雄氏の選挙事務所には告示直前、安倍晋三首相の自民党総裁としての推薦証が届いた。政令指定都市以外の市長選で、党総裁が推薦証を出すのは極めて異例であり、政権のエネルギー問題に対する危機感の表れだといえる。

 薩摩川内市には九州電力川内原発がある。川内原発は昨年8月と10月に、1、2号機がそれぞれ再稼働した。新規制基準の下、全国初の再稼働だった。

 一部の反対派がいる中で、先陣を切るのは容易なことではない。同市には全国から反原発団体が集まり、市民の迷惑も顧みず、反対運動を展開した。その中で地元同意をまとめたのが岩切氏だった。

 「原子力発電所を基幹エネルギーとし、次世代エネルギーも進めてきた」。岩切氏は告示日の第一声で、原発についてこう語った。

 だが、今年7月の鹿児島県知事選では、原発停止を公約に掲げた三反園訓(みたぞのさとし)氏が、再稼働に同意した現職を破った。

 10月に入ると、原発が争点となった新潟県知事選で、与党推薦候補の苦戦が伝えられた。安倍首相が岩切氏への推薦証を出したのは、同月12日付だった。

 安倍首相は9月29日の参議院本会議で「資源に乏しいわが国がエネルギーの安定的かつ低廉な供給と、気候変動問題への対応を同時に実現するには原子力はどうしても欠かすことはできない」と述べた。

 同意をまとめた岩切氏が負ければ、原発への逆風がさらに強まると想定される。

 今回の薩摩川内市長選で、自民、公明両党は県組織レベルで岩切氏推薦を決めた。岩切氏の出陣式には、県内の自民党国会議員や公明党関係者がずらりと並び、総力戦をアピールした。

 自民党鹿児島県連会長の森山裕衆院議員(鹿児島5区)は「日本国民は川内原発の再稼働に大変お世話になった。今回の選挙は本当に大事な選挙だ。人生は上り坂もあれば下り坂もあるが、選挙は“まさかのさか”がある。油断は大敵だ」と引き締めた。

 公明鹿児島県本部幹事会会長の持冨八郎県議も「確かな実績、原発に対する基本的考え方が一致しており、推薦を決めた。全力で応援する」と語った。

 一方、岩切氏に挑む小田原勇次郎氏も、原発の稼働を容認する。第一声では原発について触れなかったが、12日の公開討論会では「原子力エネルギーは国力維持の観点で必要と認識している」と主張した。

 学生服専門店を営む楠原靖朝さん(60)は「九電関係者の子供が、年間30人ほど学生服を買いに来ていたが、原発停止中はそれがなくなり、売り上げに大きく響いた。原発に代わる大きな産業は、なかなかない」と語った。

 今回の市長選、反原発派は候補を立てられなかった。原発の是非が争点とならなかったのは、地域産業への影響に加え、国のエネルギーを支えてきたという市民の思いがある。

 パート従業員の女性(48)も「地元が電気をつくっていることに誇りを持っている。三反園知事は原発停止を要請したが、電気代が値上げされたら鹿児島県が負担できるのか。まずは、地元の市長と話をしてほしい」と求めた。 

(九州総局 高瀬真由子)

5333チバQ:2016/10/17(月) 19:17:08
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161012ddlk46040371000c.html
<原発のまち>薩摩川内市長・市議選を前に/1 人口 10万都市の夢ついえ 合併で財政悪化、3号機増設も凍結 /鹿児島
10月12日 14:44毎日新聞

 「21世紀にはばたく10万都市づくり」。1986年改訂の旧川内市総合計画で、当時の仁礼国市市長(故人)はうたった。九州電力川内原発1号機が84年に、2号機が翌85年に営業運転を開始した時期にあたる。

 まちは潤った。79年と81年にそれぞれ始まった1、2号機の建設費は合計5100億円で、うち地元受注額は690億円とされる。

 国から市に交付される電源3法交付金のうち、着工から運転開始5年後まで交付される電源立地促進対策交付金だけで約91億円。インフラ整備が進んだだけでなく市の財政も豊かになった。自治体の財政力を示す「財政力指数」は86年度から1を超え、4年間、地方交付税(普通交付税)の不交付団体となった。

 しかし、それも90年代半ばになると、陰りが見え始める。交付金と原発の固定資産税は制度上、年々減っていく。2000年度の財政力指数は0・64に落ち込んだ。

 人口も85年以降ほぼ横ばい状態。86年の総合計画で目標人口を95年に10万人と推計していたが、それを達成できなかった96年の総合計画では将来目標は10万人としながらも00年に8万人と修正した。

 そこに「平成の大合併」。新市まちづくり計画原案(03年)には、地方拠点都市として「都市規模を拡大してスケールメリットを活用」と書かれている。当時市長だった森卓朗さん(81)は「山の部分、海の部分、市街地をいかそうという構想だった」と振り返る。川薩地区法定合併協議会の委員を務めた岩下早人・元市議会議長(68)は「10万都市にしたかったんだと思う。良いチャンスだったのだろう」と考える。

 04年10月、川内市と周辺4町、甑島4村が合併し、総面積が県内最大の薩摩川内市が誕生した。平成の大合併では県内第1号。直後の05年の国勢調査(5年に1度)で念願の「10万都市」となった。新市の第1次総合計画(06年)で、15年の人口を10万2000人と目標設定。しかし、10年の国勢調査で10万人を割った。

   ◇  ◇

 原発のまちは90年代から、川内3号機の増設が大きな関心事となる。九電は増設に向け95年、地質予備調査に着手し、00年に環境調査の実施を県と市に申し入れた。森前市長は01年に「増設とは切り離す」としながらも、環境調査に同意した。

 3号機増設と合併はリンクしていたのか。森前市長は「それは全然、考えていなかった」と否定する。一方、当時、祁答院町長だった今村松男さん(72)は「大きなまちと合併した方が子どもたちのためには将来良いだろうと考えたことだが、3号機増設の経済効果には期待していた」と振り返る。

 3号機増設は現在の岩切秀雄市長(74)が10年に同意。しかし、翌年の東日本大震災による東京電力福島第1原発事故を受け、凍結状態にあり、岩切市長も「今の段階で3号機は考えるべきでない」という。

 財政力の弱い周辺町村との合併直後、市の財政力指数は0・44(05年度)に落ち込んだ。普通交付税の合併特例措置は合併11年後から減額され、16年後にはなくなる。一方、3号機が増設されれば、市に直接入る電源立地地域対策交付金だけで約193億円、固定資産税は運転開始後6年間で約157億円と見込まれた。

 96年に退任し自伝(同年)で「原発の火付け役は何を隠そうこの私」と明かした仁礼元市長は「今後川内市がかかえる諸問題に対応する財政負担については、原発増設による収入以外には考えられないのだが……」と書いているのだ。

    ◇

 川内原発と歩み続けたまち・薩摩川内市。16日告示、23日投開票の市長選・市議選を前に、どのように市は発展し課題を抱えていったのかを探った。【宝満志郎】

5334名無しさん:2016/10/17(月) 19:17:31
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161013ddlk46040363000c.html
<原発のまち>薩摩川内市長・市議選を前に/2 依存 経済変動のリスク抱え「エネルギーと製造業のまち」に明暗 /鹿児島
10月13日 16:21毎日新聞

 九州電力川内1、2号機が共に停止して1年以上が経過した2013年1月、薩摩川内市中心部・太平橋通りの若手商店主らが集まった。商店街の活性化を目指し有志で青年部を発足させた。「原発停止の影響が大きいと感じる」「(1号機の建設が始まったころの)35年前は通りに肩と肩が触れるくらい人がいた」という声が聞かれた。

 市内総生産は10年度は約4500億円あった。それが原発停止の11年度は約3700億円、12年度は約3300億円に落ち込んだ。特に電気・ガス・水道のエネルギー分野では、10年度671億円から12年度は212億円と3分の1以下に減った。

 鹿児島銀行グループの九州経済研究所によると、地域の産業構造がどの分野に特化しているかを示す「特化係数」(13年度)は薩摩川内市の場合、エネルギー分野が3・1、製造業が2・3。係数が1・0を超えると、その産業への依存度合いが県平均に比べ高いことを表す。「エネルギーと製造業のまち」といえる。

 電気は、九州電力の原発と火力発電所だろう。また、原発の電源3法交付金の中で、立地地域に進出する企業に対する設備補助(現在は廃止)や電気料金割引の制度がある。その電気料金割引の対象となった事業所(飲食店なども含む)は、07年度から9年間で135社に上る。

 14年に富士通系工場が閉鎖した跡地を市が買い取り整備した入来工業団地。レタス生産工場を建設する企業は今年8月に市と立地協定を結んだ。グループ会社の社長は「電気が非常に安く、魅力的」と語っていた。

 原発誘致に取り組んだ田中憲夫・川内商工会議所前会頭は「原発や工場、誘致してきたものをベースに地域の活性化が行われてきたのは事実だろう。依存というが、依存するものもないまちは衰退していく」と話す。

 人口規模が類似した薩摩川内市(15年国勢調査約9万6000人)と霧島市(同12万6000人)、鹿屋市(同10万4000人)の市内総生産の推移をみると、製造業の特化係数が2・0と高い霧島市と薩摩川内市は総生産の変動が大きい。一方、農業の特化係数が1・6と高い鹿屋市は比較的安定している。変動をならしてみると、霧島市▽薩摩川内市▽鹿屋市--の順だ。

 九州経済研究所の福留一郎経済調査部長は「製造業などは雇用を創出し地域経済を押し上げるが、外部環境の変化に左右される。一番望ましいのはもちろん高位安定」と指摘する。

 一方、商店街の衰退は原発停止以前から始まっている。経済産業省の商業統計によると、太平橋通り商店街の店舗数(小売業)と年間販売額は、1997年は107店90億1300万円だったが、07年は65店56億700万円と激減している。

 九州経済研究所によると、薩摩川内市の「小売吸引力指数」(14年)は0・95。この指数が1を超えると周辺市町村から買い物客が流れ込んでいることを示す。下回ればその逆だ。鹿屋市は1・24、霧島市は1・16で、ともに1を超えている。薩摩川内市は商業面で拠点都市とはなりえてないようだ。

 まちの経済の核となってきた川内原発。しかし、安全性だけでなく経済変動のリスクも抱え、他の産業とのバランスを考える時期に来ているのだろう。【宝満志郎】

5335チバQ:2016/10/17(月) 19:17:56
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161014ddlk46040247000c.html
<原発のまち>薩摩川内市長・市議選を前に/3 恩恵 経済効果2400億円以上 「検証必要」の指摘も /鹿児島
10月14日 15:40毎日新聞

 ◇過疎進み、業種で濃淡

 九州電力川内原発から5キロ圏にある薩摩川内市寄田地区。9月中旬、地区の文化祭を兼ねた敬老祝賀会が開かれた。寄田地区コミュニティ協議会の浜田義博会長(74)は「寄田もどんどん人が少なくなり、いつか消えてなくなることも考えられる。皆さんがいつまでも元気でおっていただきたい」とあいさつした。

 地区の65歳以上の高齢化率は約61%。国勢調査の人口は1960年に405世帯1737人だったが、今年9月の住民登録者数は190世帯292人。敬老祝賀会が開かれた体育館も寄田小学校の施設だったが、小学校は12年に閉校した。体育館にはその後、原発事故に備えた放射線防護の避難施設が整備された。

 川内原発1号機は79年に着工し、84年から営業運転。1、2号機による薩摩川内市への経済効果は巨額だ。市財政に入る電源3法交付金や各種税、当時の建設費、地元業者との取引、定期検査関連などを合算すると、これまで少なくとも2400億円以上が薩摩川内に落ちたと考えられる。

 寄田と同じく川内原発5キロ圏で、定住促進の取り組みを続けている峰山地区。しかし、2018年春に地元の高江中学校は閉校する。峰山地区コミュニティ協議会の徳田勝章会長(78)は「巨額の交付金などがあったが、周辺は過疎が進み、商店街はさびれていく。市民から見ると、結局、何が良くなったのか」と疑問を持つ。

 人口減少は市中心部も同じだ。シャッターが閉まった店舗が目立つ太平橋通りの自治会では、高齢化率50%以上の「ゴールド集落」になっているところもある。

 11年の福島第1原発事故を受けて川内原発1号機は約4年停止し、昨年8月に再稼働。今月6日から22回目の定期検査に入った。定期検査は13カ月に1回実施される。作業員の宿泊、交通、飲食などその経済効果は約6億円とされる。

 太平橋通りで、約8年前から飲食店を開いている青崎裕さん(44)は「原発ができた当初はすごかったと聞く。しかし、店にもよるだろうが、この8年間、原発効果で自分の店が潤ったという実感はない」と話す。

 川内商工会議所が14年に実施した会員事業所へのアンケートでは、原発停止が経営に「影響があった」と回答したのは48・9%、「なかった」は50・3%。「なかった」が若干上回った。

 一方、県タクシー協会によると旧川内市にある5社の売り上げは、原発が停止した11年度から12年度は約10%落ち込んだが、12年度から15年度は約9%増加し回復している。

 九電は国の新規制基準に対応する安全対策工事などに川内原発で二千数百億円の費用を見込んでいる。停止中も薩摩川内市にかなりの経済投資があったはずだ。

 川内原発の経済効果は、業種などにより濃淡があるようで、しかも見えにくい。徳田会長は「これまでの原発の経済効果の検証が必要だ」と指摘する。【宝満志郎】

………………………………………………………………………………………………………

 ◆川内原発による主な経済効果

▽電源立地地域対策交付金など344億9000万円(2015年度までの累計)

▽原子力立地給付金     149億8200万円(同)

 ※電気料金割引制度。市内の家庭・企業に給付

▽使用済み核燃料税     39億3700万円(同)

▽九電からの協力金(寄付金)27億4100万円(07年度までの累計)

▽九電の法人市民・固定資産税562億円(1985〜2007年度川内商工会議所推計)

▽建設費地元発注額     690億円

▽地元業者との年間取引額  378億円(30年間としての推計)

 ※年間12億6000万円(川内商工会議所推計)×30年

▽定期検査による波及効果  246億円(これまでの推計)

 ※作業員の宿泊費など。1回6億円(同商工会議所推計)×41回

5336チバQ:2016/10/17(月) 19:18:14
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161015ddlk46040257000c.html
<原発のまち>薩摩川内市長・市議選を前に/4 ツケ 箱もの維持、市財政圧 迫電源交付金で新たな施設構想も /鹿児島
10月15日 16:13毎日新聞

 「川内の街は特色がないといわれる。にぎわいのある施設として考えなければならない」。6月、薩摩川内市の地区住民代表が集まるコミュニティ協議会の会合で、岩切秀雄市長は、JR川内駅東口のコンベンション施設構想に理解を求めた。

 基本構想では、約8200平方メートルの市有地にコンベンション施設を中心ににぎわいを創出する複合施設を建設する。コンベンション機能は県内では手薄な1000人規模のホールを想定している。市では久々の新規大型プロジェクトだ。

 この財源となるのが、九州電力川内原発に伴う電源3法交付金の一つ、立地地域共生交付金25億円だ。運転年数が30年を超える原発がある都道府県に国から支出される。「伊藤(祐一郎前)知事が『薩摩川内市が将来発展する施設を造るんだったら全額やってもいいよ』ということだった」(岩切市長)という。

 電源交付金のうち、市の財政に直接入る立地地域対策交付金だけで2015年度までの累積は298億円。これらで道路や公共施設を整備してきた。

 中でも、歴史資料館(オープンは1984年、建設事業費5億300万円)▽国際交流センター(95年、同10億5000万円)▽まごころ文学館(2004年、同5億900万円)--などの施設が建設された。

 各施設の15年度の入館料や使用料などは、歴史資料館23万円▽国際交流センター339万円▽まごころ文学館54万円。一方、管理維持費は、歴史資料館2094万円▽国際交流センター2283万円▽まごころ文学館2431万円。歴史資料館などは営利施設でなく、社会教育施設だ。収益だけで論じられないが「いわゆる箱ものはたくさん整備されたが、市の財政の圧迫につながっている」(岩切市長の10年9月議会での答弁)という。

 04年の1市4町4村合併に伴い公共施設は増加した。市の公共施設白書(15年)では、古くなった施設の更新費用は今後、年平均で約66億円と試算している。施設の統廃合も視野に適正配置を検討していくとしている。

 既に集会所や観光施設などの無償譲渡が始まっている。20施設が無償譲渡され、なお、26施設が無償譲渡も含め計画中。この46施設のうち9施設は、電源交付金を活用して整備された施設だ。

 また、15年度の立地地域対策交付金約14億4600万円のうち、10億9600万円は、消防署員や保健師らの人件費に使われている。

 コンベンション施設の基本構想では、公設民営の事業手法を取り入れる。民間が建設し、それを市が買い取り管理運営を任せる。

 しかし、稼働率や収益見込みは示されていない。年間の維持管理運営費を約7000万円と見込むが、赤字分は市が補填(ほてん)する。市企画政策課は「にぎわいを創出するため、補填しても利用者の食事や宿泊費などで地域経済への波及効果が果たせる」としているのだ。【宝満志郎】

5337チバQ:2016/10/17(月) 19:18:33
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161016ddlk46040154000c.html
<原発のまち>薩摩川内市長・市議選を前に/5止 別の道 次世代エネ活用模索も 観光、1次産業でも振興図る /鹿児島
10月16日 14:39毎日新聞

 「朝のとれたてですよ〜」。元気な呼び声が飛ぶ。8月27日、薩摩川内市港町の川内市漁協で毎月第4土曜日恒例の「川内・甑とれたて市」が開かれた。マダコ、ヤリイカ、イサキなど近海でとれた新鮮な魚介類が並ぶ。販売開始前から客が列を作り、マダコなどはすぐ売り切れた。

 甑島を含めた薩摩川内市は海に恵まれているが、近年、水揚げ量は減少している。市によると、川内市と甑島の両漁協の水揚げ量の合計は2768トン(2011年度)から1841トン(15年度)に減少。高齢化などから両漁協の正組合員数も526人(10年度)から447人(15年度)に減った。

 近くの川内港ターミナル隣に、川内市漁協主体で運営する直売所・レストラン「川内とれたて市場」が11月にオープンする。建設費を含めた総事業費は約1億5000万円。県と市が約1億2000万円補助する。

 8月のとれたて市でかき氷を客に振る舞った川内市漁協青壮年部長の小倉貞洋さん(44)は「多角化し可能性を広げる時期に来ている。なんとかしなければならない」と抱負を語る。青壮年部は、海を荒らすウニの一種、ガンガゼの駆除に取り組んだり、鹿児島純心女子大(薩摩川内市)と協力しガンガゼを利用したスナック菓子の開発に取り組んできた。

   ◇  ◇

 「原発だけに頼らず、次世代エネルギーも必要」。今年6月、市内48地区の住民代表が集まるコミュニティ協議会の会合で、住民代表を前に岩切秀雄市長は太陽光発電やバイオマス発電など次世代エネルギー、観光産業、六次産業化による1次産業の振興などを訴えた。

 市は甑島の観光などに力を入れ、市内の延べ観光客数(宿泊・日帰り合計)は、10年度は約240万人だったが、15年度は約364万人に増加した。

 また、福島第1原発事故後の13年3月に、次世代エネルギービジョンと行動計画を策定し、次世代エネルギーの普及・啓発などに取り組んできた。

 薩摩川内市内の再生可能エネルギーの導入は、12年7月の再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度がスタートして以降、4034件・13万3714キロワット(今年3月、約8万2000世帯分)。導入量は県内19市で第3位だ。

 市が目指す「次世代エネルギーを活用したまちづくり」は、次世代エネルギーの生活スタイルなどを生かして移住者らを増やそうという狙いとともに、次世代エネルギー関連の産業を誘致し雇用を増加させようという狙いもある。しかし、雇用増加の部分などは「まだまだ、イントロのところ」(久保信治・市新エネルギー対策監)という。

 市の第2次総合計画(15年)では、観光や次世代エネルギー、1次産業など各分野で成果指標の目標値を導入した。原発とは別の道も模索し始めた薩摩川内市だが、未知数の部分も多い。そして、川内原発の将来のあり方について、その総合計画には書かれていない。【宝満志郎】=おわり

5338チバQ:2016/10/18(火) 17:58:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161018-00050103-yom-pol
16回連続無投票の村長選、61年ぶり選挙戦へ

読売新聞 10月18日(火)16時41分配信

 16回連続で無投票が続いている大分県姫島村の村長選(11月1日告示、同6日投開票)が、61年ぶりに選挙戦となる見通しとなった。

 9選を目指して立候補を表明している現職の藤本昭夫氏(73)に加え、新人の村教育委員、藤本敏和氏(67)が立候補する意向を固めたためだ。選挙戦になれば1955年以来となる。総務省は「半世紀以上も首長選が実施されていなかったというケースは聞いたことがない」としている。

 藤本昭夫氏は父・熊雄氏の急逝に伴い、84年に無投票で初当選して以降、8回連続で無投票当選している。全国町村会(東京)によると、現職で8回連続無投票当選は北海道乙部(おとべ)町の寺島光一郎氏と並び全国最多タイ。村では現職の辞職に伴う57年以降、藤本昭夫氏を含めた3人が計16回連続して無投票当選している。

 新人の藤本敏和氏は同村出身で東京外国語大を卒業後、NHKでアナウンサーやディレクターを務めた。2014年9月に村に戻り、15年9月から村教育委員。読売新聞の取材に「村には閉塞感がある。自ら風穴を開け、しがらみのない村政を実現したい」と述べた。

 同村の有権者数は9月2日現在、1958人。

5339チバQ:2016/10/18(火) 18:01:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161018-00000035-mai-soci

<姫島村>61年ぶり村長選へ…16期連続で無投票 大分

毎日新聞 10月18日(火)12時6分配信

 任期満了に伴う大分県姫島村の村長選(11月1日告示、6日投開票)が、61年ぶりに選挙戦となる見通しとなった。村教育委員で元NHK職員の藤本敏和氏(67)が「現村長は優秀なリーダーだが、長期政権で弊害は多い」として立候補する意向を固めた。既に9選を目指して出馬表明している現職の藤本昭夫氏(73)との一騎打ちになる公算が大きい。

 姫島村長選は、1955年を最後に16期連続で無投票が続いている。55年の村長選は、元職と新人の一騎打ちで激しい選挙戦となったため、狭い島にしこりが残って選挙を避ける風潮が生まれたとされる。全国町村会によると、町村長選で16回連続無投票は他に例がないとみられるが、正確な記録はないという。

 敏和氏は、姫島村出身で東京外大を卒業後にNHKに入局。アナウンサーやチーフプロデューサーを務め、退局後は韓国の大学の客員教授などを経て2014年にUターンしていた。現職の昭夫氏は慶大卒業後、日本住宅公団勤務を経て帰郷し、1984年から村長。クルマエビ養殖やジオパーク認定による離島観光などに力を入れている。2人は同姓だが親戚ではない。

 村選挙管理委員会によると、9月2日現在の選挙人名簿登録者数は1958人。【大島透】

5340チバQ:2016/10/18(火) 23:07:36
http://www.asahi.com/articles/ASJBL3T8FJBLTIPE00B.html
福岡県知事、入院中は東京に 危機管理上、問題との声も
2016年10月18日21時53分

 福岡県の小川洋知事が18日、入院から8日ぶりに職務に復帰し、入院期間中は福岡を離れ東京都内の病院にいたことを明らかにした。県は小川知事の入院先を公表していなかった。

 小川知事によると、以前から痛めていた腰の状態を調べるため、都内の病院に10〜17日に入院。10日の原子力防災訓練など5件の公務を副知事と交代した。精密検査の結果について知事は、「(今後の)公務に影響はない」と説明した。

 県は7日に小川知事が入院することを取材に明らかにした際、入院先や入院期間を公表しなかった。県幹部によると、知事は東京で入院することを副知事ら一部の幹部には伝えていたが、病院名までは知らされていなかったという。

 県議会最大会派の自民県議からは「熊本地震の後に危機管理を強調していた人が、県職員が所在を把握できないまま地元不在で東京にいたことは、危機管理上ゆゆしき事態だ」と問題視する声が出ている。

 知事は職務復帰した18日、記者団に入院中の危機管理について「携帯やメールでやりとりしていた。何かことがあれば最善の決定をし、対応しようと思っていた」と説明した。

5341チバQ:2016/10/19(水) 17:20:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161017-00010000-senkyocom-pol

ある一家の支配が60年続く現実が日本にあるんです。そう、大分県に・・・

選挙ドットコム 10月17日(月)17時16分配信



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ある一家の支配が60年続く現実が日本にあるんです。そう、大分県に・・・

大分県姫島村。この村の村長選は1955年に選挙戦が行われて以降、現在まで61年間、選挙が行われていません。1名の候補者以外に対抗馬となる候補者が立候補しておらず、16回連続で無投票に終わっています。これは首長選としては全国最多であり、今年11月に予定されている村長選でも現職の藤本昭夫氏しか今のところ立候補の予定がなく無投票になることが予想されています。今回はこの姫島村長選にスポットを当ててみます。
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村を二分する激戦、相次ぐ突然の辞職

投票が行われた最後の姫島村長選は1955年でした。この選挙は公職追放を受けて解除されたばかりの元村長の藤本憲吉氏と新人の鹿野亀太郎氏の一騎打ちとなり、村内を二分する激しい戦いになりました。そして、藤本憲吉氏が1,166票対1,061票の僅差で勝利しました。
しかし、藤本憲吉氏は1957年に甥が村有地から石を盗掘した疑いが村議会で問題となり、その直後に病気を理由に辞職。その後の村長選では前回の選挙に立候補した鹿野亀太郎氏のみが立候補し、無投票当選しました。しかし、この鹿野氏も一身上の都合で1959年12月に突如辞職。1960年1月の村長選では当時の村議会議長の藤本熊雄氏のみが立候補し、無投票当選しました。この藤本熊雄氏はその後の6回の村長選も全て無投票当選し、1984年11月に村長在任中に死去しました。
死去に伴う村長選には2、3人の立候補者が出るのではないかと噂されていたものの、藤本熊雄氏の長男である藤本昭夫氏のみが立候補し、無投票で当選。現在も藤本昭夫氏は最初の当選を含めて8回の村長選を全て無投票当選し、親子2代で15回連続無投票当選、56年間村長職に就いています。
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親族で憎しみあった選挙が尾を引く

長期間無投票が続いている理由として次のような理由が考えられます。

・1955年の選挙戦の激しさ
1955年の村長選では村を二分する争いとなりました。この選挙戦は親類間でも対立が起き、選挙後も互いの陣営では挨拶すらしないなど、激しいしこりを残しました。この苦い経験から村長選を避けようとする強い雰囲気が未だにあります。

・姫島出身の政治家 西村英一
姫島出身の人物に1949-80年に衆議院議員を務め、建設大臣や厚生大臣、自民党の副総裁まで上り詰めた西村英一氏という人物がいます。藤本熊雄氏はこの西村氏の右腕として活躍し、「地元家老」と呼ばれるほどでした。藤本熊雄氏は西村氏と共に村内の港や道路の整備を推し進め、新産業を起こすなどの政策を進めたため、村全体で両氏体制をバックアップしていました。なお、藤本熊雄氏はこのようなことから村で大きく評価され、業績をたたえる祭りが毎年行われるほどになっています。

・姫島特有の公務員の雇用形態
全住民に雇用を確保できるほど産業が無く、このままでは人口が流出してしまうため、村の仕事をワークシェアリングすることで多数の住民に仕事を提供するという手に出ました(2015年のデータによると人口の約8%が公務員あるいは公営企業などの職員になっています)。この政策は住民に支持されており、この政策を続けるために他の自治体との合併に極めて後ろ向きで、村そのものが合併によって消滅しなかったことも無投票記録に寄与しています。

この他、村内に行政経験のある人がいないという事情もあります。
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議員も発言できない。政治的な活動を止める圧力

一部の住民の声として、新しい人が立候補してほしいという声もあるようです。また、村議会も選挙があるものの活発ではなく、2012年に村の融資に不正があったとして15年ぶりに議会で質問が出ましたが、基本的には質問が行われず、村が提出した案を原案通り可決して1日で議会が終わるような状態になっており、村内で政治的な声を挙げられない状況にあるという批判もあります。
ただ、一方で現在住んでいる村民の大半は村長を評価しているようで、対抗馬が出てくる気配はないようです。今後、何らかの争点が生じて1955年以来の選挙戦で繰り広げられるのか、あるいはこのまま無投票記録が続くのか、今後も目が離せない所です。

5342チバQ:2016/10/19(水) 18:07:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161019-00000014-ryu-oki
宮古島市長選 保守系一本化が決裂 三つどもえの公算か

琉球新報 10月19日(水)10時39分配信


 【宮古島】来年1月22日の宮古島市長選で、保守系で現職の下地敏彦氏(70)と市議の真栄城徳彦氏(66)が出馬を表明し、保守陣営の市議らが一本化を模索していたが、交渉決裂したことが18日、関係者への取材で分かった。同日、下地氏本人も出席する中、下地派の市議らが会合を開き、改めて同氏への支持を確認した。これを受け、下地氏の出馬に疑問を呈していた「新保守クラブ」(西里芳明会長)は別候補の擁立を目指し、中立会派などに呼び掛ける方針だ。「オール沖縄」陣営も候補者擁立を模索しており、三つどもえになる可能性が出てきた。

 保守陣営は、一本化を模索し会合を重ねてきたが、陸上自衛隊配備計画の答弁変遷や観光プロモーション事業問題などが表面化したため、下地氏への支持を巡って議論が割れていた。

 新保守クラブによると、この日、下地派の「市議会与党市議団」(平良隆会長)と一本化に向けた会合が開かれる予定だったが、同市議団側から会合中止が伝えられた。新保守クラブは一本化の断念を決めた。中立会派と公明会派に呼び掛け、真栄城氏も含めた支持候補者を決める方針だ。
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琉球新報社

5343チバQ:2016/10/19(水) 18:28:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161019-00000013-ryu-oki
浦添市長選 又吉健太郎氏、出馬へ

琉球新報 10月19日(水)10時29分配信

 【浦添】来年2月予定の浦添市長選で、市政野党と県政与党の議員らは18日、同市内で開いた会合で現職の対立候補として浦添市議の又吉健太郎氏(42)を擁立することを決めた。又吉氏は、出馬する考えを示している。

 選考は又吉氏と市内の会社社長で浦添商工会議所副会頭の玉城芳信氏(56)の2人に絞って行われたが難航。玉城氏を推してきた浦添商工会議所の政治団体である日本商工連盟浦添地区が「合意に達しなかった」として協議の枠組みから外れると表明し、又吉氏に候補が決まった。

 又吉健太郎氏は1974年10月生まれ。市港川出身。ニューヨーク州立大卒。2001年、浦添市議に初当選した。現在4期目(無所属)。元民主党県連幹事長。12年には県議選に立候補し、落選した。

 現職で、2期目を目指す松本哲治氏(48)は23日に正式に出馬を表明する。

5344チバQ:2016/10/19(水) 19:06:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161019-00067205-okinawat-oki
民進党大会参加に政務活動費 那覇市議が不適切使用

沖縄タイムス 10月19日(水)14時0分配信


 那覇市議の花城正樹氏(民進党沖縄県連代表)が、市議会の政務活動費に関する手引に反し、活動費の一部を政党活動に充てていたことが18日分かった。今年3月、政務活動費を支出して県外視察中、民進党の結党大会に出席していた。花城議員は取材に「認識が甘かった」とし、不適切分を返還する考えを示した。

 手引は、党大会参加など政党活動経費への支出を不適切としている。

 花城議員は3月、政務活動費から8万1700円を使い、宇都宮市の次世代型路面電車(LRT)導入に向けた取り組みを視察した。3日間の日程のうち、初日午後に都内であった結党大会に出席。同日夕に栃木県に着き、LRT関連の意見交換会に加わった。

 出張報告書は提出しておらず、航空チケットなどの領収書だけで、政務活動費の収支報告書上で具体的な行き先や視察内容が確認できない状態だった。

 花城議員は「厳密に案分して支出すべきだった。反省している」と話した。7日付で8万1700円を減額した訂正報告書を出し、近く市に返還するという。
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政務活動費「手引」改定検討へ

 那覇市議会(翁長俊英議長)は、近く政務活動費の使い方の基準となる「手引」の改定に向けて検討に入る見通しだ。政務活動費を使った出張報告書の提出義務化も視野に入れる。

 市は議員1人当たり年間108万円の政務活動費を支給。現行では、政務活動費を使った出張の報告書のほか、活動費で議員が雇った職員の雇用契約書・勤務状況記録の提出を義務付けておらず「保存・保管すること」にとどめている。

5345チバQ:2016/10/19(水) 19:10:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161019-00010003-nishinp-soci

「政活費で懇談会」OK? 市議2人が計上 福岡市議会で割れる対応

西日本新聞 10月19日(水)11時39分配信
 議員が市職員との“公式”な飲食付き懇談会に政務活動費(政活費)を支出するのは是か非か-。福岡市議会の市議2人(公明)が、こうした懇談会費を政活費で支払っていたことが分かった。同市議会は、内規により上限5千円までの支出を容認。議会事務局によると全国20政令市議会のうち14市議会も政活費の計上を認めており、小畠久弥議長は「問題ない」との立場だ。一方、一部の市議は誤解を招きかねないとして「自腹で」と主張しており、論議を呼びそうだ。

 2人は昨年5月、同じ早良区選出の市議7人とともに、区役所が開いた「事業等説明会・懇談会」に出席。場所は同区西新の鍋料理店だった。店の個室で、区役所の部長らが主要事業を約40分かけて説明。その後、テーブルや席の配置を換えて約2時間、鍋を囲んだという。会費は1人5500円で、このうち5千円を政活費に計上した。

 同市議会が2013年に政活費の支出ルールを定めた手引により「会議に付随する懇談会」ならば支出が認められるからだ。

 ただ、その「場所」について、手引は「飲食を主とする店舗は適切とはいえない」と明記。他の区は区役所などで説明会を行い、ホテルなどに移って懇談会を開くのが通例とされる。鍋料理店での会合なら“違反”となりそうだが、早良区は「区役所がある藤崎地区に適当な場所がなく、2年前から鍋料理店で開催していた」(総務課)という。

 今回、政活費で支払った1人は「区主催の勉強会をきちんとやっており、懇談会も飲食目的ではない」と妥当性を強調しつつ「(会場の規定は)手引の読み込みが甘かった」と語った。

 小畠議長は「区役所との間で住民の要望や地域課題についてざっくばらんに意見交換する懇談会は、まさに議員活動の一環だ」と説明。現時点で支出ルールの見直しは考えていないという。一方、同じ懇談会に出席した市議(共産)は「懇談会は職員と懇親を深める場なので、自分で負担するのは当然だ」と指摘。富山市議会の政活費問題が注目される中、「政活費の透明性を高める協議を活発化すべきだ」と言う。

=2016/10/19付 西日本新聞朝刊=

5346チバQ:2016/10/19(水) 22:16:08
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20161018-567-OYT1T50101.html
2市議、飲食店での会議に政活費…鍋料理も囲む
10月18日 17:42読売新聞

 福岡市議会の議員2人が、市内の飲食店で開催された会議・懇談会の費用に2015年度分の政務活動費を充てていたことが18日、わかった。

 同市議会の指針では、飲食を主とする店舗での会議で政活費の使用を原則認めておらず、市議会事務局は「不適切な支出」と指摘している。

 政活費の収支報告書と添付された領収書によると、公明党の2人は昨年5月19日の「早良区主要事業等説明会・懇談会」の費用5500円のうち5000円分を政活費から支出していた。領収書は区総務課長名で発行されている。

 早良区によると、区選出の議員9人と区長や部長らが出席し、区の事業の説明会を店内の広間で実施。その後、テーブルの配置を換えて、鍋料理を囲んで懇談会を開いたという。

5347チバQ:2016/10/19(水) 22:20:09
接戦だったようで
http://news.goo.ne.jp/article/miyanichi/region/miyanichi-1476799402.html
浜砂氏が自民復党意向 県連支部は承認済み
06:02宮崎日日新聞

 辞職に伴う西都市・西米良村区の県議補欠選挙(定数1)に無所属で立候補し当選した元職の浜砂守氏(63)は18日、宮崎日日新聞の取材に対し、2010年に除名処分を受けた自民党に復党したい意向を示した。党県連西都市支部は復党を承認済みで、補選の追加公認も含め、近く県連に上申書を提出する。

http://news.goo.ne.jp/article/miyanichi/region/miyanichi-1476622656.html
浜砂氏が当選 県議補欠選挙、西都市・西米良村区
10月16日 22:00宮崎日日新聞

 県議の辞職に伴う西都市・西米良村区の補欠選挙(定数1)は16日、投開票され、元職の浜砂守氏(63)=無所属=が6578票を獲得、新人で元同市議の楠瀬寿彦氏(60)=同=に362票の僅差で4回目の当選を果たした。投票率は47・46%(男性47・56%、女性47・38%)で、前回を11・49ポイント下回った。

5348チバQ:2016/10/20(木) 21:28:01
http://www.yomiuri.co.jp/local/kagoshima/news/20161019-OYTNT50064.html
課題山積 どう対策 薩摩川内市長選・市議選
2016年10月20日
 薩摩川内市の市長選と市議選は23日に投開票される。選挙戦中盤。各候補は市政の発展に向けた公約を掲げ、支持を訴えている。市の現状と課題を探った。


■人口減

 薩摩川内市は2004年10月、川内市と周辺4町4村が合併して誕生した。市としては県内最大の約683平方キロ。人口も悲願の「10万都市」を実現し、約10万3000人となった。

 しかし、合併以降は年々減り続け、現在は約9万7000人にまで落ち込んだ。少子高齢化を背景とする「自然減」だけでなく、転出が転入を上回る「社会減」も目立ち、市の将来に暗い影を落とす。

 高齢化率は13年10月1日現在、28・2%で、県内43市町村のうち38番目。ただ、市内を地域別に見ると、地域格差が著しく、48か所の地区コミュニティ協議会のうち、41か所で50%を超えている。

 こうした現状に対し、市は子育て環境の整備に着手。子どもの医療費の無料化を小学生から段階的に引き上げ、今秋からは高校生にまで拡大した。市子育て支援課は「安心して2人目、3人目と産んでもらいたい」と期待する。

■観光振興

 市は交流人口を増やして活性化を図ろうと、観光振興を強化。特に、断崖絶壁などの美しい景観で知られる甑島に力を注いでおり、14年4月には、川内港と甑島を結ぶ公設民営の高速船の運航を始めた。

 市などの働きかけで、甑島に住む女性の生活を取り上げる全国放送のテレビ番組が実現し、知名度アップに貢献。甑島では海と陸を舞台にしたアクアスロン大会もあり、市内観光の核になろうとしている。

 「今後の課題は、甑島の勢いを本土にも広げ、市内全域を魅力ある観光地にすること」と、市観光・スポーツ対策監の古川英利さん(52)。川内青年会議所まちづくり委員長の池上亮太郎さん(28)も「埋もれた地域の観光資源をどう生かすかが、活性化のカギになる」と話す。

■活気の格差

 九州電力川内原子力発電所は、市の経済と密接にかかわっている。川内商工会議所の試算では、川内原発は年間14億円前後の交付金を市にもたらし、最大で26億円の経済効果があるという。

 今月には新規制基準に基づく初めての定期検査が始まり、約2000人の作業員が現地に入った。市外の作業員は市中心部のホテルや旅館などに泊まり込み、商店街はその恩恵を受ける。川内原発が再稼働した15年夏以降、空き店舗も減ってきたという。

 同商議所が昨年、地元で起業したい人を対象に創業スクールを開校したところ、想定を上回る約50人が参加。商議所中小企業相談部長の中島道彦さん(59)は「まちが少しずつ活気づいている証拠で、明るい兆し」と前向きだ。

 一方、市中心部に対し、旧4町の商店街は疲弊が進み、市内で地域格差が顕著に表れている。

 市中心部の太平橋通り商店街振興組合理事長の借屋立夫さん(64)は「(周辺の商店街では)将来に希望を見いだせず、子どもに家業を継がせないところが増えている。活性化を請け負う人材を公募するなど抜本的な支援策を考えてもいいのではないか」と注文をつけた。

2016年10月20日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5349チバQ:2016/10/21(金) 11:50:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161019-00000007-san-l40

小川福岡県知事が公務に復帰

産経新聞 10月19日(水)7時55分配信

 腰痛のため検査入院していた福岡県の小川洋知事が18日、約1週間ぶりに公務に復帰した。記者団に対し「今後の公務に影響はない」と語ったが、保守分裂となった衆院福岡6区補欠選挙の告示前日からの入院とあって一部の県議は「態度を露わにしないための入院だ」と勘ぐる。県政運営上の頭痛の種となりそうだ。

 小川氏は10日、東京都内の病院に検査入院し、17日に退院した。原子力防災訓練やメキシコで開かれた福岡県人会世界大会など、当初予定していた公務は、副知事らが代行した。

 入院中の11日には、福岡6区補選が告示された。自民系2人、民進党候補ら計4人が立候補した。

 小川氏に出陣式などへの出席を要請した陣営は、疑いの目を向ける。ある自民党県連幹部は「誰を支持するか態度をはっきりさせたくないから、公務もほったらかして逃げたのではないか」と語った。

 小川氏は「(選挙と重なったのは)まったくたまたまとしか、いいようがない。応援はいろいろなことを総合評価してやらせてもらいたい。公務についても、入院先から連絡調整し、態勢に問題はない」と述べた。

5350名無しさん:2016/10/22(土) 23:18:31
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101800789&g=pol
61年ぶり村長選へ=16回連続無投票-大分県姫島村

 任期満了に伴う大分県姫島村長選(11月1日告示、6日投開票)が、61年ぶりに選挙戦となる見通しとなった。村教育委員で元NHK職員の藤本敏和氏(67)が出馬の意向を固め、9選出馬を表明している現職の藤本昭夫氏(73)との一騎打ちとなる見込みだ。
 村長選は1955年を最後に、16回連続で無投票となっている。昭夫氏は初当選した84年以降、8回連続無投票で当選。全国町村会によると、現職の首長で8回連続無投票当選は北海道乙部町の寺島光一郎氏と並び全国最多という。 
 藤本敏和氏は取材に対し、「多選により村に閉塞(へいそく)感が生まれている。若い人が力を発揮できるような村にしたい」と述べた。
 姫島村は大分県国東半島の北部に位置する人口約2000人の離島。車エビ養殖などの漁業、観光が主な産業。(2016/10/18-19:22)

5351名無しさん:2016/10/23(日) 09:43:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161017-00010000-senkyocom-pol
ある一家の支配が60年続く現実が日本にあるんです。そう、大分県に・・・
選挙ドットコム 10月17日(月)17時16分配信

ある一家の支配が60年続く現実が日本にあるんです。そう、大分県に・・・
大分県姫島村。この村の村長選は1955年に選挙戦が行われて以降、現在まで61年間、選挙が行われていません。1名の候補者以外に対抗馬となる候補者が立候補しておらず、16回連続で無投票に終わっています。これは首長選としては全国最多であり、今年11月に予定されている村長選でも現職の藤本昭夫氏しか今のところ立候補の予定がなく無投票になることが予想されています。今回はこの姫島村長選にスポットを当ててみます。

村を二分する激戦、相次ぐ突然の辞職
投票が行われた最後の姫島村長選は1955年でした。この選挙は公職追放を受けて解除されたばかりの元村長の藤本憲吉氏と新人の鹿野亀太郎氏の一騎打ちとなり、村内を二分する激しい戦いになりました。そして、藤本憲吉氏が1,166票対1,061票の僅差で勝利しました。
しかし、藤本憲吉氏は1957年に甥が村有地から石を盗掘した疑いが村議会で問題となり、その直後に病気を理由に辞職。その後の村長選では前回の選挙に立候補した鹿野亀太郎氏のみが立候補し、無投票当選しました。しかし、この鹿野氏も一身上の都合で1959年12月に突如辞職。1960年1月の村長選では当時の村議会議長の藤本熊雄氏のみが立候補し、無投票当選しました。この藤本熊雄氏はその後の6回の村長選も全て無投票当選し、1984年11月に村長在任中に死去しました。
死去に伴う村長選には2、3人の立候補者が出るのではないかと噂されていたものの、藤本熊雄氏の長男である藤本昭夫氏のみが立候補し、無投票で当選。現在も藤本昭夫氏は最初の当選を含めて8回の村長選を全て無投票当選し、親子2代で15回連続無投票当選、56年間村長職に就いています。

親族で憎しみあった選挙が尾を引く
長期間無投票が続いている理由として次のような理由が考えられます。

・1955年の選挙戦の激しさ
1955年の村長選では村を二分する争いとなりました。この選挙戦は親類間でも対立が起き、選挙後も互いの陣営では挨拶すらしないなど、激しいしこりを残しました。この苦い経験から村長選を避けようとする強い雰囲気が未だにあります。

・姫島出身の政治家 西村英一
姫島出身の人物に1949-80年に衆議院議員を務め、建設大臣や厚生大臣、自民党の副総裁まで上り詰めた西村英一氏という人物がいます。藤本熊雄氏はこの西村氏の右腕として活躍し、「地元家老」と呼ばれるほどでした。藤本熊雄氏は西村氏と共に村内の港や道路の整備を推し進め、新産業を起こすなどの政策を進めたため、村全体で両氏体制をバックアップしていました。なお、藤本熊雄氏はこのようなことから村で大きく評価され、業績をたたえる祭りが毎年行われるほどになっています。

・姫島特有の公務員の雇用形態
全住民に雇用を確保できるほど産業が無く、このままでは人口が流出してしまうため、村の仕事をワークシェアリングすることで多数の住民に仕事を提供するという手に出ました(2015年のデータによると人口の約8%が公務員あるいは公営企業などの職員になっています)。この政策は住民に支持されており、この政策を続けるために他の自治体との合併に極めて後ろ向きで、村そのものが合併によって消滅しなかったことも無投票記録に寄与しています。

この他、村内に行政経験のある人がいないという事情もあります。

議員も発言できない。政治的な活動を止める圧力
一部の住民の声として、新しい人が立候補してほしいという声もあるようです。また、村議会も選挙があるものの活発ではなく、2012年に村の融資に不正があったとして15年ぶりに議会で質問が出ましたが、基本的には質問が行われず、村が提出した案を原案通り可決して1日で議会が終わるような状態になっており、村内で政治的な声を挙げられない状況にあるという批判もあります。
ただ、一方で現在住んでいる村民の大半は村長を評価しているようで、対抗馬が出てくる気配はないようです。今後、何らかの争点が生じて1955年以来の選挙戦で繰り広げられるのか、あるいはこのまま無投票記録が続くのか、今後も目が離せない所です。

Actin

5352チバQ:2016/10/24(月) 18:32:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161024-00000097-jij-pol
蔵内会長を慰留=自民福岡県連

時事通信 10月24日(月)18時0分配信

 自民党福岡県連は24日の幹部会合で、保守分裂選挙となった衆院福岡6区補選をめぐり辞意を表明した蔵内勇夫県連会長を慰留することで一致した。

 補選では蔵内会長の長男謙氏が敗北したが、県連幹部は「(謙氏を推した)県連の判断に瑕疵(かし)はない」との認識を示した。同会長は記者団に対し「気持ちに変わりないが、よく考える」と語った。

5353チバQ:2016/10/24(月) 20:41:00
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local_election/article/284037
大川市長に新人倉重氏
2016年10月24日 01時09分
初当選し、支持者とともに万歳三唱する倉重良一氏(中央)
初当選し、支持者とともに万歳三唱する倉重良一氏(中央)
写真を見る

 前市長の辞職に伴う福岡県大川市長選は23日投開票され、無所属新人で元JA福岡中央会職員の倉重良一氏(39)が、無所属元職で商業施設協同組合事務局長の江上均氏(54)=自民、民進推薦=を破り、初当選した。投票率は過去最低の59・94%。当日有権者数は3万338人(市選管調べ)。


■大川市長選 (開票終了)

当 倉重良一 無新   14,034

  江上均 無元    3,722

=2016/10/24付 西日本新聞朝刊=

5354チバQ:2016/10/24(月) 21:20:35
http://www.yomiuri.co.jp/local/kagoshima/news/20161023-OYTNT50130.html?from=ycont_top_txt
岩切さん実績の勝利 薩摩川内市長選
2016年10月24日

 23日に投開票された薩摩川内市長選と市議選(定数26)。市長選は、現職の岩切秀雄さん(74)(無所属=自民、公明推薦)が新人の前市議・小田原勇次郎さん(54)(無所属)を破り、3度目の当選を決めた。投票率は63・59%で、市長選としては最低だった。

 同市永利町の岩切さんの事務所に当選の知らせが届くと、集まった支援者から大きな拍手が湧き起こった。岩切さんは「これからも暮らしやすいまちづくりに力を尽くしたい」などと述べた。

 岩切さんは、企業誘致や観光振興、子どもの医療費の無料化など、これまでの実績を訴えながら「市政の継続」を主張。後援会組織もフル回転し、自民、公明支持層を中心に幅広い支持を得た。

 市政の刷新を掲げた小田原さんは、「オール市民党」として選挙戦を展開したが、出馬表明が告示の2週間前と出遅れたことが響いた上、現職の知名度と組織力に及ばなかった。

 前回の市長選では、九州電力川内原子力発電所の稼働の是非が争点となったが、今回は両候補とも稼働を容認する姿勢を示していた。

2016年10月24日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5355チバQ:2016/10/24(月) 21:21:03
http://www.yomiuri.co.jp/local/kagoshima/news/20161019-OYTNT50064.html?from=yartcl_popin
課題山積 どう対策 薩摩川内市長選・市議選
2016年10月20日
 薩摩川内市の市長選と市議選は23日に投開票される。選挙戦中盤。各候補は市政の発展に向けた公約を掲げ、支持を訴えている。市の現状と課題を探った。


■人口減

 薩摩川内市は2004年10月、川内市と周辺4町4村が合併して誕生した。市としては県内最大の約683平方キロ。人口も悲願の「10万都市」を実現し、約10万3000人となった。

 しかし、合併以降は年々減り続け、現在は約9万7000人にまで落ち込んだ。少子高齢化を背景とする「自然減」だけでなく、転出が転入を上回る「社会減」も目立ち、市の将来に暗い影を落とす。

 高齢化率は13年10月1日現在、28・2%で、県内43市町村のうち38番目。ただ、市内を地域別に見ると、地域格差が著しく、48か所の地区コミュニティ協議会のうち、41か所で50%を超えている。

 こうした現状に対し、市は子育て環境の整備に着手。子どもの医療費の無料化を小学生から段階的に引き上げ、今秋からは高校生にまで拡大した。市子育て支援課は「安心して2人目、3人目と産んでもらいたい」と期待する。

■観光振興

 市は交流人口を増やして活性化を図ろうと、観光振興を強化。特に、断崖絶壁などの美しい景観で知られる甑島に力を注いでおり、14年4月には、川内港と甑島を結ぶ公設民営の高速船の運航を始めた。

 市などの働きかけで、甑島に住む女性の生活を取り上げる全国放送のテレビ番組が実現し、知名度アップに貢献。甑島では海と陸を舞台にしたアクアスロン大会もあり、市内観光の核になろうとしている。

 「今後の課題は、甑島の勢いを本土にも広げ、市内全域を魅力ある観光地にすること」と、市観光・スポーツ対策監の古川英利さん(52)。川内青年会議所まちづくり委員長の池上亮太郎さん(28)も「埋もれた地域の観光資源をどう生かすかが、活性化のカギになる」と話す。

■活気の格差

 九州電力川内原子力発電所は、市の経済と密接にかかわっている。川内商工会議所の試算では、川内原発は年間14億円前後の交付金を市にもたらし、最大で26億円の経済効果があるという。

 今月には新規制基準に基づく初めての定期検査が始まり、約2000人の作業員が現地に入った。市外の作業員は市中心部のホテルや旅館などに泊まり込み、商店街はその恩恵を受ける。川内原発が再稼働した15年夏以降、空き店舗も減ってきたという。

 同商議所が昨年、地元で起業したい人を対象に創業スクールを開校したところ、想定を上回る約50人が参加。商議所中小企業相談部長の中島道彦さん(59)は「まちが少しずつ活気づいている証拠で、明るい兆し」と前向きだ。

 一方、市中心部に対し、旧4町の商店街は疲弊が進み、市内で地域格差が顕著に表れている。

 市中心部の太平橋通り商店街振興組合理事長の借屋立夫さん(64)は「(周辺の商店街では)将来に希望を見いだせず、子どもに家業を継がせないところが増えている。活性化を請け負う人材を公募するなど抜本的な支援策を考えてもいいのではないか」と注文をつけた。

5356チバQ:2016/10/24(月) 21:21:40
http://the-liberty.com/article.php?item_id=12122
鹿児島県薩摩川内市議選に幸福実現党候補が当選
2016.10.24
23日に投開票が行われた鹿児島県薩摩川内市議選において、幸福実現党県本部副代表の松澤力氏(34)が当選した。

松澤氏は本誌取材に対し、「今回の当選は、本当に皆様のご支援のおかげです。わたくしにとってはここがスタートだと考えています。チャンスを頂いたこの4年間で、地域の困りごとにも丁寧に耳を傾け、『松澤議員でよかった』と思っていただける仕事を重ねていきたい。一つひとつ、市民の皆様の役に立つ政策を実現してまいりたいです」と決意を語った。

松澤氏は、鹿児島県鹿児島市出身。コンビニエンスチェーン本部勤務を経て、幸福の科学・大川隆法総裁が創立したHS政経塾を卒業している。

松澤氏は2012年9月の国政選挙に初挑戦して以来、川内原発再稼働の必要性を一貫して主張してきた。鹿児島県においては、知事の三反園訓氏が再稼働に反対の立場で、これまでにも川内原発の即時停止を九州電力に複数回申し入れるなどしている。松澤氏は市議選においても、「地元の市議として、川内原発再稼働の必要性を訴えていきたい」などとしていた。

5357チバQ:2016/10/25(火) 01:03:19
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/oita/article/284255
61年ぶり村長選、揺れる姫島 島二分する激戦が脳裡に [大分県]
2016年10月25日 00時00分
姫島と大分県国東市を結ぶフェリー乗り場。住民は村長選をどう受け止めるか
姫島と大分県国東市を結ぶフェリー乗り場。住民は村長選をどう受け止めるか
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 村長選の告示(11月1日)を1週間後に控えた大分県姫島村が揺れている。現職と新人の一騎打ち。選挙戦になるのは実に61年ぶりだ。村のこれからを考える好機だが、島を二分したかつての村長選を知る高齢者の脳裏を苦い記憶がかすめる。人口約2100人の村に期待と不安が交錯する。

 「選挙戦はなあ、いややなあ。どっちか、引っ込んでくれんかな」

 1955年の村長選を思い起こし、80代の男性はため息をついた。今回と同じ一騎打ちの構図。激しい選挙は親兄弟、親戚までも分断した。口論やけんかが絶えず、夜になると集落の境に選挙員と称する「自警団員」が立ち、部外者の出入りを厳しく禁じた。

 「選挙の後も、親戚同士なんに、結婚式や葬式で目も合わさんかった。20年以上続いたよ」。男性は下を向いた。

 激しい争いはこりごり。選挙戦を避けたい住民が多かったのだろう。2年後の村長辞職に伴う村長選から16期連続で無投票が続く。

 60年から村長を7期務めた故藤本熊雄氏は、公園に立像が立つ「功労者」。漁業以外に目立った産業のない村で車エビ養殖を起こし、役場の給与を周辺自治体の7〜8割に抑えて標準よりも多くの職員を雇用した。住民の生活水準を高め、融和に努めた。

 熊雄氏の死後、村長になったのは息子の藤本昭夫氏(73)。父の方針を継承し、現在まで8期続けて無投票当選を重ねた。

 安定した村政運営を続ける昭夫氏。手腕が評価される一方で、長期在任の弊害を指摘する声もある。ある村議は「村長の存在が大き過ぎて、意見を言えるもんなんていない」と語る。

 「常識的に考えて、あまりに長過ぎる」。18日、村長選への立候補を表明した新人で前村教育委員の藤本敏和氏(67)は多選を強く批判した。村出身で元NHK職員。「村政に風穴をあけたい」と意欲を見せる。

 藤本昭夫氏はかねて、村を二分する選挙戦は好ましくないと考えていたが、西日本新聞の取材に「次の4年で後継者を育成し、バトンを渡す」と明言。25日に記者会見し、立候補の意向をあらためて表明する。

 久しぶりの選挙戦について、神戸大大学院の松並潤教授(行政学)は「村政の継続か新風かではなく、姫島村の課題について政策論争できることが村民にとって有意義だ」と話している。

=2016/10/25付 西日本新聞朝刊=

5358チバQ:2016/10/25(火) 01:05:36

1110 :チバQ :2016/10/25(火) 01:04:49
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_sougou/article/284272
自民県連、権力構図変化も 野党共闘、効果検証へ [福岡県]
2016年10月25日 00時28分

 衆院福岡6区補欠選挙は鳩山二郎氏が大差で初当選し、自民党県連内の権力構造がどう変化するかが今後の焦点だ。県連が全面支援した蔵内謙氏は民進党の新井富美子氏にも及ばず、選対本部長を務めた麻生太郎副総理兼財務相や、県議会で権勢を振るう父親の蔵内勇夫会長らの影響力低下が避けられないとの見方がある。さらに追加公認された鳩山氏との関係は冷え切っており、修復は容易ではない。

 「弔い合戦のすさまじさを実感した」

 県連は24日午後の執行部会で、鳩山氏が圧勝した補選を、通常とは異なる選挙であったとの認識で総括。責任問題までは踏み込まず、辞意を表明していた蔵内会長の慰留を全会一致で決定した。これに対し蔵内会長は報道陣に「気持ちに変わりはない」と、続投に否定的な考えを示した。

 県連は今回、武田良太衆院議員を除く所属国会議員やほぼ全ての県議が蔵内氏を支援。選挙前から劣勢が伝えられていたが「差は2万票以内。投票日3日前には追い付く」(ベテラン県議)と強気の姿勢を崩さなかった。形勢が好転しないと、執行部は県議らの働き具合をチェックするなど締め付けを徹底。しかし結果は完敗に終わった。

 県連関係者は「麻生氏の中央政界での影響力に変化はないが、県政界での力は多少減退するのでは」と推測。蔵内会長に関しても「少なくとも選挙での発言力は低下する」とみる。

 小選挙区で当選した公認候補が選挙区支部長になるのが慣例の自民で、6区は今後、どうなるか。中村明彦会長代行(県議)は執行部会後の記者会見で、鳩山氏との面会予定は「全然ない」。別の県議も「『選挙終了でノーサイド』とはいかない」と話し、溝の深さをうかがわせた。

 一方、鳩山氏はこの日、「私から修復をどうこうということではない」と言葉を選びながら語った。

   ◇    ◇

 民進党県連は今回初めて、県内の国政選挙で野党共闘を成立させたが、大敗した。今後、効果と課題を検証する方針で、緒方林太郎県連代表は、次期衆院選では「適切に判断する」と述べるにとどめた。

 共闘を巡っては関係者の評価もさまざまだ。候補者を取り下げた共産党県委員会の岡野隆委員長は「収穫はあった」と好意的。連合福岡幹部は「(共闘で)離れた支持者がいたかもしれない」と疑問視した。

=2016/10/25付 西日本新聞朝刊=

5359チバQ:2016/10/26(水) 13:26:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161026-00010006-nishinp-soci

「危機管理上、問題」 福岡県知事、入院先知らせず 県議から疑問視する声

西日本新聞 10月26日(水)11時14分配信
「危機管理上、問題」 福岡県知事、入院先知らせず 県議から疑問視する声
 福岡県議会決算特別委員会が25日開かれ、10〜17日に腰痛の検査のため東京都内で入院していた小川洋知事が、幹部職員にも病院名を知らせていなかったことが明らかになった。質問した県議からは「職務代理者も置いておらず、危機管理の上で問題ではないか」と疑問視する声が上がった。

 自民党の吉松源昭氏が取り上げた。同特別委は通常は知事の出席を最終日以外は求めておらず、この日は県幹部が答弁した。

 小川知事の入院予定を知った経緯を問われた野田和孝秘書室長は「4日に知事から、『腰痛がひどくて、海外出張(12〜19日)を断念せざるを得ない。医師から検査を勧められている』と聞いた」と説明。その後、東京の病院への入院が決まったが、病院名は知らされなかったという。

 他の県幹部への連絡は秘書室長が行い、9〜11日に出席が予定されていた県原子力防災訓練や各種イベントに知事が欠席すると5日に伝え、さらに7日夕には「週明けから数日間入院する」と報告したという。

 吉松氏は「幹部が所在を知らないまま知事が約1週間入院し、危機管理は大丈夫かと県民は不安に思う」と指摘。これに対し鷺山俊勝防災危機管理局長は「災害時優先電話である知事の公用携帯に連絡を取り、判断を仰いでいる」と答えた。職務代理者を置かなかったことについて野田秘書室長は「通信手段の発達で、置かないのが(県の)通例になっている」と述べた。

 地方自治に詳しい村上英明福岡大法科大学院教授は西日本新聞の取材に対し「検査入院であれば事前に日程が分かるはずで、居場所や日程を職員に明らかにした上で、携帯電話があるとしても職務代理者を置くべきだった。疑問がある対応だ」と話した。

=2016/10/26付 西日本新聞朝刊=

5360チバQ:2016/10/26(水) 14:44:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161026-00000035-mai-soci

<福岡県>知事の入院先、把握せず 県幹部が認める

毎日新聞 10月26日(水)11時35分配信


 福岡県議会決算特別委員会で25日、知事不在時の県の危機管理体制について質疑があり、県は今月10〜17日、小川洋知事の正確な所在を把握していなかったことを認めた。小川知事は同期間、腰痛の検査入院のため東京に滞在したが、県幹部は入院先を知らず、委員から緊急時の対応を不安視する声が上がった。

 県によると、小川知事は持病の腰痛の悪化のため医師に検査を勧められ入院し、その間の海外出張や原子力防災訓練などの公務をキャンセル。職務代理者は置かず、18日に復帰するまで携帯電話や電子メールで必要な連絡を取っていたという。

 決算特別委の質疑で総務部長、秘書室長、防災危機管理局長ら幹部はいずれも「東京とは聞いたが入院先は知らない」と答弁。県側は、知事不在時に県内で大規模災害が発生した場合、災害優先電話で知事と対応を協議するなどと説明した。しかし、吉松源昭委員(自民)は「居場所が分からないと、電話故障時などに連絡が取れない可能性あった。本当にこれで大丈夫か」と苦言を呈した。【門田陽介】

5361チバQ:2016/10/26(水) 22:08:49
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161026ddlk46010265000c.html
<選挙>鹿児島市長選 あと1カ月…立候補表明は現職森氏のみ 対立候補、擁立難航 /鹿児島
16:52毎日新聞

 任期満了に伴う鹿児島市長選(11月27日投開票)が約1カ月後に迫った。これまでに立候補を表明したのは、4期目を目指す現職の森博幸氏(66)ただ1人。医師や大学教授らの市民団体「安心と希望の鹿児島市をつくる会」が対立候補の擁立を目指しているが、作業は難航している。市役所で24日あった立候補予定者説明会には、森氏の陣営関係者と同会の関係者が出席した。

 森氏は8月30日の市長定例記者会見で「医療、介護、観光などさまざな団体から出馬要請を受け、決意した」として出馬表明。鹿児島市が人口減少の局面を迎える中、地方の活力維持に取り組むことに決意を示した。

 多選については「実績、ネットワーク、経験、知識もプラス(評価)ではないか」と持論を述べて批判をかわす。29日には事務所開きも予定。陣営によると、建設、農業、福祉など幅広い団体から推薦状が届き、着々と準備を進めている。

 一方、安心と希望の鹿児島市をつくる会では、候補者の選考に時間がかかっている。

 「呼びかけ人15人の中から擁立すべく議論を重ねたが、決意表明するには至らなかった」。23日、会発足の記者会見で、竪山清隆市議(共産)は厳しい表情で語った。

 竪山市議によると、擁立しようとしたメンバーの個人的な事情で発表には至らなかったという。「幅広く立候補にふさわしい人物を模索して11月1日に開く役員会までに決定したい」(竪山市議)とするが、11月20日の告示まで残された時間は多くない。【津島史人】

5362チバQ:2016/10/27(木) 23:38:32
http://www.sankei.com/politics/news/161027/plt1610270042-n1.html
2016.10.27 22:45
【三反園・鹿児島知事 就任3カ月】
「自民党と方向性は同じ」原発対応、現実路線へ 転換に期待の声も
 鹿児島県の三反園(みたぞの)訓(さとし)知事が28日、就任3カ月を迎える。九州電力に2度にわたり川内原発(同県薩摩川内市)の停止を要請し、「脱原発知事」として度々メディアに登場した。ただ、最近は原発依存度の低減には時間が必要と認め、「自民党と方向性は同じ」と語った。3カ月間の発言を追いかけると、エネルギー問題の現実を直視し、舵を切りつつある様子が伺える。(九州総局 高瀬真由子)

 今月6日、鹿児島県の自民党県議は、三反園氏の発言に驚いた。

 「再生可能エネルギーを導入し、少しずつ原発依存度を減らす。自民党と方向性は同じだと思います」

 同党県議団執行部との非公開の会合で、三反園氏はこうした趣旨の発言をしたという。

 自民党は原子力について「重要なベースロード電源」と位置付ける。九電に原発停止を迫った三反園氏が、自民党と同じ姿勢とは誰も想像していなかった。

 三反園氏は就任から1カ月もたたない8月26日、九電に最初の停止要請を行った。「原発をいったん停止し、再点検、再検証すべきだ。強く要請する」。要請文を差し出した。

 だが、知事に原発を停止する権限はない。原子力規制委員会は熊本地震後も、川内原発の運転に問題はない、としている。九電は要請を拒否し、特別点検や原発周辺の安全対策への協力を伝えた。

 九電の回答から2日後、三反園氏は再度、原発停止を求めた。九電は再び拒否した。

「時間的に難しい」

 自民党は7月10日に投開票された参院選公約で「原発依存度の低減」を掲げた。その上で「原子力は安全性の確保を大前提に、エネルギー需給構造の安定性に寄与する重要なベースロード電源との位置づけのもとに活用する」と記した。

 代替電源や環境対策の観点から、原発は安全を確認した上で動かすしかない。それが日本の現実だ。三反園氏の発言も、少しずつこの点を踏まえたものとなっている。

 象徴的なのが、9月26日の定例県議会だった。

 原発停止に伴う代替電源について問われた三反園氏は「鹿児島は地熱、小水力といったエネルギーもある。それを少しずつ、少しずつ、少しずつ進めることによって、原発に頼らない自然再生エネルギー県に変身させたい」「自然再生エネルギーですぐにエネルギー県に変身させようと思っても、時間的に難しいのは事実」と答弁した。

 「自民党と方向性は同じ」という発言は、この延長にあるといえる。

 この発言について、産経新聞は県庁を通じて三反園氏に真意の確認を求めた。知事公室は「公式の場における発言以外のことについて、現時点でコメントすることは差し控えさせていただきたい」と回答した。

 自民党県議団の堀之内芳平会長は「知事は自民党の考えを理解していると思う。ただ、選挙で反原発団体の協力を得たことが、対応を難しくしているのだろう」と推察した。

 三反園氏は知事選で、反原発団体と政策協定を結んだ。団体は、知事就任後も、三反園氏に原発停止のプレッシャーをかける。

 それでも、三反園氏は「周辺の安全対策は3歩も4歩も進んだ」として、振り上げた拳を、降ろそうとした。この対応に、九電だけでなく経済界から安堵(あんど)と歓迎の声が上がった。

新潟とは異なる

 だが今月16日の新潟県知事選で、原発再稼働に反対する候補者が当選した。メディアは「原発再稼働に、鹿児島に続いてノーを突きつけた」(共同通信)などと報じた。三反園氏は「脱原発知事」として再び脚光を浴びた。

 しかし、新潟と鹿児島は状況が異なる。原発が主要争点となった新潟県知事選に対し、鹿児島で主に問われたのは、当時の現職の多選の是非だった。

 三反園氏は街頭演説などで、原発についてほとんど触れていない。

 川内原発は1号機が定期検査中で、12月上旬の再稼働を予定する。

 三反園氏は原発に関する有識者委員会を設置し、九電が実施する特別点検を、専門家と視察する意向を示した。委員会設置も視察もまだ実現していない。

 新潟県知事選から1週間後の23日。薩摩川内市長選で、原発稼働を容認する現職の岩切秀雄氏が3選を果たした。岩切氏は記者団に「知事と意思疎通を図っていかないといけない。今までの(市の取り組みの)経過を知事に伝え、判断してもらえるのが理想だ。私も(知事の視察に)一緒に行きたい」と述べた。

 自民党や経済界は、知事の路線転換を期待する。それだけに三反園氏が、適切な手順を踏まえずに、再稼働反対や原発停止を再度求めれば、批判はより大きくなるだろう。

5363名無しさん:2016/10/30(日) 11:08:19
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016102800437&g=pol
「土人」発言で抗議決議=沖縄県議会

 沖縄県の米軍北部訓練場(東村など)のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設現場周辺で、県外から派遣された機動隊員が抗議活動中の住民らに「土人」などと発言した問題をめぐり、県議会は28日、臨時会を開き、抗議決議と意見書を共産、社民両党などの賛成多数で可決した。
 決議と意見書は「侮蔑的な差別用語で、県民の心に癒やしがたい傷を与えた」と非難。「沖縄の苦難の歴史を否定し、平和を願う県民の思いを一瞬で打ち砕いた」として、国家公安委員長や警察庁長官に「このようなことが繰り返されないよう強く要請する」とした。(2016/10/28-12:32)

5364名無しさん:2016/10/30(日) 21:31:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161025-00000022-san-l40
福岡6区補選終え水面下に残るしこり 自民県連・蔵内会長は求心力低下も
産経新聞 10/25(火) 7:55配信

 鳩山二郎氏(37)の勝利で幕を閉じた衆院福岡6区補欠選挙は、保守分裂となった自民党、そして「共闘」したはずの野党内にも、さまざまな禍根を残した。このうち自民党福岡県連では、長男を擁立しながら、3位に終わった蔵内勇夫県連会長の求心力低下が避けられそうにない。(村上智博)

                   ◇

 自民党福岡県連は24日、執行部会などを開き、今後の対応を協議した。

 一つの焦点が蔵内会長の進退だ。

 今回の選挙で自民党県連は蔵内氏の長男、謙氏(35)をかつぐことを決めた。だが、党本部は鳩山氏と蔵内氏の「勝った方を追加公認する」と判断した。

 蔵内氏は告示日直前の今月10日、党本部への抗議の意志を示すとして、県連会長辞意を表明した。

 24日の会合では、「会長だけに責任を負わせれば、(県連に)瑕疵(かし)があったと認めることになる」との意見が上がり、辞意撤回を求めることで一致した。蔵内氏はこの会合を欠席した。

 その後、県連幹部らが県議会内で蔵内氏に直接、続投を要請した。

 蔵内氏は「辞める気持ちは変わらない」と譲らなかったが、再三の要請に、この日の結論は持ち越した。

 ただ、福岡県選出のある国会議員は「プライドの高い人だけに、辞意は固いだろう」と語った。

 今回の選挙で、麻生太郎副総理兼財務相は、謙氏の選対本部長を務めた。一方、菅義偉官房長官や二階俊博幹事長は鳩山氏に近い。政権・党中枢による「代理戦争」の側面もあった。それだけに県連内には、党本部への不満がくすぶる。

 ◆自民支持層の8割

 とはいえ、選挙結果を見る限り、自民党県連の考えは有権者に染みこまなかった。

 県連は謙氏を擁立し、県議団43人は結束して戦ったはずだった。福岡県選出の衆参議員も13人中、武田良太衆院議員(福岡11区)以外は支持した。

 だが、得票数は鳩山氏の5分の1で、民進党候補にも敗れた。共同通信社の出口調査によると、自民党支持層の8割近くが鳩山氏に投票した。謙氏への投票は2割を切った。

 この点について、県連は「すさまじい弔い合戦を初めて体験した。今後の教訓になった」と総括した。

 弔い合戦という事情に加え、なぜ謙氏でなければならないのかという、説得力に欠けたのではなかったか。

 6区の大票田、久留米市は古くから筑後地方の中心都市として栄えてきた。現代に入ってからはブリヂストンという世界企業を育んだ。

 これに対し、蔵内氏の地盤は隣の福岡7区内の筑後市だ。同じ「県南」といっても、久留米市では「よそ者」扱いされた。

 また、蔵内陣営は「政治は鳩山家のためにあるのではない」(大家敏志参院議員)と世襲批判を繰り返したが、父親が政治家という点では謙氏も同じ。有権者にとって、うなずくことは難しかっただろう。

 ◆ボディーブロー

 いずれにせよ、自民県連は7月の参院選で民進党候補にトップを譲ったのに続く2連敗となった。

 次期知事選への立候補もささやかれる蔵内氏は、県連会長を降りても降りなくても、無傷ではいられそうにない。

 福岡県選出のある国会議員も「県議も今は唯々諾々としているが、やがてこの敗戦がボディーブローとして効いてくるだろう」と声を潜めた。

 福岡県政界が今後、慌ただしくなるのは間違いない。

 自民党の県議は「鳩山氏は県連内で独りぼっちになるだろう」と吐き捨てた。

 これに対し、鳩山邦夫氏が主宰した自民党の派閥横断型政策グループ「きさらぎ会」の関係者は「焦ることはない。ゆっくり時間をかければ情勢は変わる」と語った。

5365名無しさん:2016/10/30(日) 21:53:15
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local_election/article/284562
定数4減、激戦の様相 北九州市議選、来年1月投開票
2016年10月26日 00時23分

 北九州市議選の投開票日が来年1月29日に決まり、各政党や立候補予定者が本格的な準備に動きだした。定数は現行の61から4減し57となる一方、現時点で前回(74人)並みの70人超が立候補の動きを見せ、激戦が予想される。年明けには衆院解散の観測も浮上しており、解散の時期次第では衆院選の「前哨戦」に位置付けられる可能性もある。

 「安倍政権の支持は底堅い。衆院選の候補者とも連動して戦いたい」。最大会派、自民党(21人)の幹部は衆院選を来年2月と想定し、23日の衆院福岡6区、東京10区補欠選挙で大勝した勢いを市議選につなげる戦略を描く。党は今のところ現職19人を公認予定。無所属での当選者と合わせ、最大会派の維持を目指す。

 同じく国政与党で、第3会派の公明党(11人)は小倉北、小倉南両区で公認を1人ずつ増やし、前回より2人多い13人を擁立する。党は前回衆院選比例九州ブロックで過去最高の4議席を獲得し、7月の参院選福岡選挙区では24年ぶりの議席を得た。県本部幹部は「市議選も拡大路線で行く。第2会派を狙う」と強気だ。

 解散を見据え、政権の「実績」を市議選の追い風にしたい与党に対し、野党も市議選を支持拡大の手掛かりにしたい考え。

 民進、社民両党などでつくる第2会派の「ハートフル北九州」(12人)は民進が9人、社民が1人の公認を決定。民進は1人、社民は3人を推薦する。会派は北橋健治市長を2007年の就任当初から支えており、民進市議は「党の支持率は上がらないが、一喜一憂しても仕方ない。市政の実績を掲げて戦う」と話す。

 共産党(9人)は前回と同じ10人を擁立。「無駄な大型開発をやめる」などと訴え、前回失った八幡東区の議席奪還を目指す。前回3議席を獲得した維新の会は5人の擁立がほぼ確定。同会は「さらに候補を増やしたい」としている。このほか諸派や無所属で10人超が立候補の動きを見せる。

 各区別の定数は門司、小倉北、若松、八幡東で1減し、門司6▽小倉北11▽小倉南12▽若松5▽八幡東4▽八幡西15▽戸畑4-となる。全国の議会で政務活動費の不正が発覚する中、「政治とカネ」の問題や議会改革も争点となりそうだ。

=2016/10/26付 西日本新聞朝刊=

5366名無しさん:2016/10/30(日) 22:02:02
http://www.asahi.com/articles/ASJBX5HRVJBXTIPE02V.html
川内1号機再開、事実上容認する姿勢 鹿児島知事
中島健2016年10月28日21時12分

 定期検査で停止中の九州電力川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)の運転再開について、鹿児島県の三反園訓知事は28日の記者会見で「私に稼働させるかさせないかの権限はない」としたうえで「私がどう対応をとろうとも、九電は稼働させていくことになる」と述べ、運転再開を事実上容認する姿勢を示した。

 三反園知事は8〜9月に2回、稼働中の川内原発の即時停止と再点検を九電に要請したが拒否されており、12月8日ごろに九電が予定する1号機の運転再開を認めるかどうかが焦点になっている。

 三反園知事の記者会見は7月末の就任会見以来3カ月ぶり。これまで、原発の安全性を検証する県独自の第三者機関「原子力問題検討委員会」の議論を踏まえて判断する意向を示してきたが、会見では検討委の設置時期について「できるだけ早く」と述べるにとどめた。設置に必要な予算案はまだ県議会に提出しておらず、次に開会するのは11月下旬の見込み。運転再開までの設置は厳しい情勢だ。

 一方、11月中旬をめどに複数の専門家と川内原発を視察し、九電が定期検査とは別に追加で取り組む「特別点検」の内容などを確認する考えも明らかにした。「安全かどうか専門家と協議して、ある程度の考えをまとめたい。必要があれば何らかの対応はとりたい」とも話した。

 三反園知事は熊本地震による県…

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5367チバQ:2016/10/31(月) 01:00:10
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161028ddlk44010350000c.html
<選挙>臼杵市長選 前市長の長女・後藤氏が出馬へ /大分
10月28日 15:34毎日新聞

 任期満了に伴う臼杵市長選(来年1月8日告示、15日投開票)に後藤国利・前市長の長女で「うすき林業」専務の後藤亮子氏(48)が出馬する意向を固めた。取材に「若さを生かして世代交代をアピールしたい」と語った。同市長選は、現職の中野五郎市長(70)が9月市議会で3選を目指して出馬表明。市議の若林純一氏(57)も出馬する意向で、後藤氏で3人目。

 後藤氏は父国利氏の支援は受けずに無所属で出馬し、草の根で支持を訴えるという。南海トラフ地震で想定される津波対策として、耐震補強中の市庁舎を海岸から約4キロ離れた旧臼杵商高跡地へ移転することなど、安心安全の街づくりを掲げる。また農林業の後継者育成に力を注ぐと訴える考えだ。

 後藤氏は同市出身。製薬会社専務などを歴任し、2011年から現職。【柳瀬成一郎】

5368チバQ:2016/10/31(月) 01:07:05
>>5308
http://news.goo.ne.jp/article/minaminippon/region/minaminippon-54449275.html
屋久島町長リコール 収集署名必要数超す 選管へ31日提出
10月29日 13:30南日本新聞

屋久島町長リコール 収集署名必要数超す 選管へ31日提出
南日本新聞
(南日本新聞)
 屋久島町の本庁舎建設計画見直しを訴え、荒木耕治町長の解職請求(リコール)に向けた署名活動をしてきた住民グループ「屋久島の未来を考える会」(松田正代表)は28日、署名数を3889人と発表した。収集分は必要数を超えている。署名簿の誤字や重複を確認し、31日に町選挙管理委員会へ提出する予定。 町選管の審査や署名簿の縦覧などを経て、有効署名数が町内有権者(1万793人、9月2日時点)の3分の1(3598人)を超えることが確定すれば、11月下旬にも町長解職を直接請求できる。請求受理から60日以内に解職の賛否を問う住民投票が実施され、過半数の同意があれば町長は失職し、50日以内に出直し町長選挙が行われる。

5369チバQ:2016/10/31(月) 01:30:11
http://news.goo.ne.jp/article/ryukyu/region/ryukyu-54313526.html
「土人」発言に抗議決議 県議会 賛成多数で可決、自民は反対 
10月28日 12:25琉球新報

「土人」発言に抗議決議 県議会 賛成多数で可決、自民は反対 
琉球新報
(琉球新報)
 米軍北部訓練場のヘリパッド建設の抗議現場で、県外機動隊員が「土人」「シナ人」などと差別発言をしたことを受け、沖縄県議会(新里米吉議長)は28日午前、臨時会を開き、発言に抗議する抗議決議と意見書をそれぞれ与党と中立会派の賛成多数で可決した。沖縄・自民会派は「現場の抗議参加者の発言も自制すべきではないか」などとして反対した。県議会は後日、県公安委員会と県警本部に対し、抗議決議を手交する。 決議は「発言は県民の誇りと尊厳を踏みにじり、癒やしがたい深い傷を与えた」「法を守り、市民県民の人権を守る先頭に立つべき機動隊員らによる発言に対し、県内外から多数の非難が出ており、不信感が広がっている事実を警察関係者は受け止めるべきだ」などと指摘している。【琉球新報電子版】

5370チバQ:2016/10/31(月) 01:30:36
http://news.goo.ne.jp/article/okinawa/region/okinawa-54288886.html
差別発言抗議から「機動隊撤退」が消えた理由 沖縄県議会攻防の舞台裏
10月28日 07:53沖縄タイムス

差別発言抗議から「機動隊撤退」が消えた理由 沖縄県議会攻防の舞台裏
沖縄タイムス
(沖縄タイムス)
 沖縄東村高江の米軍ヘリパッド建設の抗議現場での機動隊員による「土人」「シナ人」発言を巡る沖縄県議会の対応は、与党と中立5会派が「県民侮辱」として抗議する決議・意見書両案が可決の見通しとなった。与党は当初検討していた「機動隊撤退」は盛り込まず、抗議に絞ることで中立を含めた可決で決議・意見書に重みを持たせることを優先した。一方で、与党内では従来から過剰警備と指摘してきた県外からの機動隊導入を「撤退」でただすべきだったとの不満もくすぶる。(政経部・銘苅一哲)■与野党協議決裂 与党は21日に抗議決議の提案に向けて動き、機動隊撤退を要求する方針を確認した。過半数を占めるため単独の可決も可能だが「抗議に絞り全会一致の可能性を探るべきだ」との意見が上がり、25日の総務企画委員会では撤退に踏み込まない案がテーブルに乗った。 しかし、野党の沖縄・自民は発言を問題視しつつ「抗議参加者への発言で、県民全体に向けられたものではない」として協議は決裂した。 全会一致の見通しが立たなくなったことを受け、与党は「機動隊撤退」の復活を含めて対応を検討したが、最終的には抗議に絞れば公明、維新の中立会派の賛成を得られるとして撤退を見送った。 与党の一人は「与党だけで撤退にこだわるよりも、中立と抗議をすることで自民を孤立させる方が政治的な意味でも重要だ」と説明する。 一方で、別の与党議員は「骨抜きの決議。抗議だけでは問題の本質は解決しない」と不満を隠さない。与党各会派が県議会定例会で過剰警備を県警や県公安委員会に指摘してきた経緯に触れ「侮辱発言の背景には機動隊の大量動員がある。われわれは市民、非権力側の代表。与党単独の可決でも、撤退を突き付けるべきだった」と本音を漏らした。■市民の発言並列 野党の沖縄・自民は対案として「不穏当発言」に抗議し防止を求めると同時に「警察官の負担軽減、十分な休養と心のケア」を要請する意見書案をまとめた。 意見書案は、機動隊員のケアを求める理由として、市民の機動隊員に対する「お前は心がゆがんでいるから顔もゆがんでいる」などの発言があるとし、事例を列挙。 権力側の公務員と市民の発言を並列に扱うことは疑問視されかねないが、議員の一人は「ありのままの真実を意見書で明らかにし、県民に判断してもらうためだ」と強調する。 ただ、与党は対案に反対の姿勢のため、可決は見通せない。与党幹部は「市民の発言を引き合いに出しているが、それは政府の圧力への抵抗。県民の方向を向いていない意見書だ」と断じた。

5371チバQ:2016/11/01(火) 20:17:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161101-00000022-mai-soci
<大分県姫島村長選>61年ぶり選挙戦 現職と新人が届け出

毎日新聞 11/1(火) 10:13配信

 任期満了に伴う大分県姫島村長選が1日告示(6日投開票)され、8期連続で無投票当選している現職の藤本昭夫氏(73)と、新人で元NHK職員の藤本敏和氏(67)の無所属2人が立候補を届け出た。1955年を最後に16回連続で無投票が続いてきた村長選は61年ぶりの選挙戦に突入した。市町村長選での16回連続無投票は全国でも前例がないとみられ、村民も戸惑いながら告示を迎えた。

 姫島村は国東半島の沖に浮かぶ離島で、10月31日現在の有権者は1951人。55年の激しい選挙戦で狭い島内にしこりが残ったため、村長選を避ける風潮が生まれた。村議選(定数8)でも各候補は地縁血縁頼みで目立った選挙運動はしないという。この日は両陣営が出陣式を開き、街頭演説を始めたが、村民には見慣れない光景となった。

 昭夫氏は「狭い島が二分されればその後も尾を引く。だから『選挙戦は良くない』と言い続けた。長年の無投票は村民の信頼があってのこと。だが、私の重点施策を否定する対立候補が出馬した以上、不本意でも戦うしかない」と訴える。

 一方、敏和氏は「現村長は優秀なリーダーだが8期連続無投票は異常で、閉塞(へいそく)感は強い。4年ごとに村民の審判が下るのが正常な民主主義の姿。村政に風穴を開けるため、あえて選挙戦に持ち込んだ」と村民に理解を求めている。

 小さな村だけに、村民は複雑な表情だ。50代の漁師は「現村長には多くの恩義があり、『選挙戦は村を分断するから良くない』という持論にも賛成」と話す一方で、「やっと新人が名乗りを上げた今回、長年一人で背負ってきた重荷を降ろし、後進に道を譲ることも考えてほしかった」とつぶやいた。

 50代の主婦は「いろいろな会合でも、村長選の話題は避けられている。現村長には何の落ち度もないし、自己犠牲的な精神で打って出た新人の気持ちもよく分かる。投票先を決めるのは難しい」と漏らした。【大島透】

5372チバQ:2016/11/01(火) 20:18:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161101-00050086-yom-pol
顔見知りでポスターなし…61年ぶり選挙戦の村

読売新聞 11/1(火) 11:42配信

 16回連続で無投票が続いている大分県姫島村の村長選が1日告示され、いずれも無所属で、9選を目指す現職・藤本昭夫氏(73)と元村教育委員の新人・藤本敏和氏(67)の2氏が立候補を届け出た。

 1955年以来、61年ぶりの選挙戦となった。

 村の人口は約2200人。車エビの養殖が盛んな漁業の村で、57年以降、藤本昭夫氏を含めた3人が計16回連続して無投票で当選してきた。8回連続無投票の同氏はこれまで、告示日に選挙運動をしたことがなく、選挙戦を経験するのは2氏とも初めてだ。村民の多くが顔見知りという同村では、村長選、村議選でのポスター掲示場の設置を定めた条例が存在しないため、選挙ポスターもない。

 村の女性(88)は「選挙戦は、村の将来を真剣に考える良い機会になると思う」と話した。

 有権者数は10月31日現在、1951人。

5373チバQ:2016/11/01(火) 20:18:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161101-00010008-nishinp-soci
「選挙カー初めて見た」61年ぶり、大分・姫島村長選が告示 70代以下の有権者は初体験

西日本新聞 11/1(火) 11:36配信

 16期連続無投票が続いていた大分県姫島村長選が1日告示され、9選を目指す現職と新人が立候補し、1955年以来61年ぶりの選挙戦となった。親子2代で半世紀以上、無投票だった村政の継続か、風穴をあける刷新か-。村政トップ選びは有権者のほとんどが未経験。多選の是非が最大争点となる選挙戦に固唾(かたず)をのむ。

 周防灘に浮かぶ面積約7平方キロの姫島。村の有権者は1951人(10月31日現在)だ。1日午前、立候補を届け出たのは無所属現職の藤本昭夫氏(73)と無所属新人で元村教育委員の藤本敏和氏(67)。昭夫氏は、7期無投票だった父・故藤本熊雄氏の銅像が立つフェリー乗り場近くで、出馬9回目にして初の出陣式。「実績と県との太いパイプ」を強調した。かつてNHK職員も務めた敏和氏は自宅前で出発式。遊説ではさっそく「61年間選挙がなかったのは長過ぎた。風通しがよくない」と訴えた。

 村内に、候補者2人のポスターを張る掲示板はゼロ。村議選は度々選挙戦になるものの「全員、顔見知り」なため、そもそも設置条例がない。県議選などを除けば選挙カー自体が走ることも少なく、今回も選挙カーは「迷惑を掛ける」(現職陣営)ため移動手段のみとし、マイクの連呼も自粛するという。

 55年の前回選挙戦は一騎打ちの激戦となり、親兄弟がけんかするなど村を二分。ただこうした経験は80代以上(364人、9月末現在)に限られる。55年生まれの女性(61)は現職の出陣式で「必勝鉢巻き」を手渡され「運動会では巻くけど。選挙と言われても戸惑いやな」。漁業関係者の男性(63)は「村の選挙で選挙カーを初めて見たよ。2人の候補が何を言っているのか聞いてみたいし、村が変わるきっかけになるんじゃないか」と論戦に期待した。

=2016/11/01 西日本新聞=
.
西日本新聞社

5374チバQ:2016/11/01(火) 20:19:12
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/284256
61年ぶり村長選、揺れる姫島 島二分する激戦が脳裡に

2016年10月25日00時00分 (更新 10月25日 01時45分)
 村長選の告示(11月1日)を1週間後に控えた大分県姫島村が揺れている。現職と新人の一騎打ち。選挙戦になるのは実に61年ぶりだ。村のこれからを考える好機だが、島を二分したかつての村長選を知る高齢者の脳裏を苦い記憶がかすめる。人口約2100人の村に期待と不安が交錯する。

 「選挙戦はなあ、いややなあ。どっちか、引っ込んでくれんかな」

 1955年の村長選を思い起こし、80代の男性はため息をついた。今回と同じ一騎打ちの構図。激しい選挙は親兄弟、親戚までも分断した。口論やけんかが絶えず、夜になると集落の境に選挙員と称する「自警団員」が立ち、部外者の出入りを厳しく禁じた。

 「選挙の後も、親戚同士なんに、結婚式や葬式で目も合わさんかった。20年以上続いたよ」。男性は下を向いた。

 激しい争いはこりごり。選挙戦を避けたい住民が多かったのだろう。2年後の村長辞職に伴う村長選から16期連続で無投票が続く。

 60年から村長を7期務めた故藤本熊雄氏は、公園に立像が立つ「功労者」。漁業以外に目立った産業のない村で車エビ養殖を起こし、役場の給与を周辺自治体の7〜8割に抑えて標準よりも多くの職員を雇用した。住民の生活水準を高め、融和に努めた。

 熊雄氏の死後、村長になったのは息子の藤本昭夫氏(73)。父の方針を継承し、現在まで8期続けて無投票当選を重ねた。

 安定した村政運営を続ける昭夫氏。手腕が評価される一方で、長期在任の弊害を指摘する声もある。ある村議は「村長の存在が大き過ぎて、意見を言えるもんなんていない」と語る。

 「常識的に考えて、あまりに長過ぎる」。18日、村長選への立候補を表明した新人で前村教育委員の藤本敏和氏(67)は多選を強く批判した。村出身で元NHK職員。「村政に風穴をあけたい」と意欲を見せる。

 藤本昭夫氏はかねて、村を二分する選挙戦は好ましくないと考えていたが、西日本新聞の取材に「次の4年で後継者を育成し、バトンを渡す」と明言。25日に記者会見し、立候補の意向をあらためて表明する。

 久しぶりの選挙戦について、神戸大大学院の松並潤教授(行政学)は「村政の継続か新風かではなく、姫島村の課題について政策論争できることが村民にとって有意義だ」と話している。

=2016/10/25付 西日本新聞朝刊=

5375名無しさん:2016/11/04(金) 21:30:19
http://news.goo.ne.jp/article/oita/region/oita-1C511390-C1A3-483A-BA4C-169C88372F90.html
終盤の情勢 姫島村長選
03:01大分合同新聞

終盤の情勢 姫島村長選
終盤の情勢 姫島村長選
(大分合同新聞)
藤本昭氏 組織力生かし先行
 任期満了に伴う姫島村長選は6日の投開票に向けて、現職で9選を目指す藤本昭夫氏(73)、新人で元NHK職員の藤本敏和氏(67)=ともに無所属=の一騎打ちになっている。選挙戦は1955年以来、61年ぶりで両陣営とも手探りの戦い。長年の行政経験を打ち出す藤本昭氏がリードし、村政の刷新を訴える藤本敏氏が追う展開になっている。

藤本敏氏 草の根で追い上げ
 藤本昭候補は村議8人のうち7人が支持。漁協、農協、クルマエビ養殖会社、区長会、老人クラブなど村内主要団体トップの支持も受け、強固な組織力と県や中央とのパイプをアピールして戦う。高齢者層の支持も厚い。「もしものことがないよう気を引き締めている」と陣営関係者。
 藤本敏候補は村議1人や村政刷新を望む有志が支持。元収入役、元村議会議長も支援するが、主要団体からの支持はなく、草の根選挙を展開する。陣営幹部は「陰で応援してくれている人はいるが全体像は見えない」と話す。現状に閉塞(へいそく)感を抱く村職員や若手の取り込みを狙っている。
 選挙人名簿登録者数は1951人(10月31日現在)。過去、地縁血縁が頼りの村議選(2011年)は90%以上の投票率だった。両陣営とも今回の村長選は80%台になるとみている。

5376名無しさん:2016/11/05(土) 23:30:06
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016110100128&g=pol
61年ぶりに村長選=2氏が届け出-大分・姫島

 任期満了に伴い1日告示された大分県姫島村長選に、無所属現職で9選を目指す藤本昭夫氏(73)と無所属新人で元村教育委員の藤本敏和氏(67)が立候補を届け出、1955年以来61年ぶりの選挙戦が始まった。多選の是非などが争点で、6日に投開票される。
 昭夫氏は無投票当選が続いたことについて「村民の信任と受け止めている」と強調。敏和氏は「閉塞(へいそく)感が生まれている」と主張する。
 村長選は16回連続で無投票だった。昭夫氏は84年の初当選以降、8回連続で無投票当選。全国町村会などによると、現職首長で全国最多という。
 55年の選挙では、当時の村長と元教員の男性2人が出馬。105票差の激戦でしこりを残したため、選挙を避ける風潮が続いたという。
 姫島村は大分県国東半島の北部に位置する人口約2000人の離島。 (2016/11/01-08:55)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016103000120&g=pol
八女市長に三田村氏(福岡)

 三田村統之氏(72)=無所属・現/自民、民進、公明、社民推薦=が無投票で3選。(30日告示)(2016/10/30-17:12)

5377チバQ:2016/11/05(土) 23:38:34
http://news.goo.ne.jp/artic
le/mainichi_region/region/mainichi_region-20161105ddlk45010302000c.html
<選挙>都城市長選/都城市議補選 あす告示 市長選 池田氏、無投票再選か 市議補選は4人に動き /宮崎
14:33毎日新聞

 都城市長選と市議補選は6日告示される。任期満了に伴う市長選には今のところ、再選を目指す現職の池田宜永氏(45)=無所属、民進、公明推薦=のみ出馬を表明、2006年の1市4町合併以来、初めての無投票当選になる公算が大きい。

 池田氏は同市出身。旧大蔵省に入省し、同市で副市長も経験。市長辞職に伴う前回選挙に財務官僚を辞し出馬、新人同士の一騎打ちを勝ち初当選した。

 1期目は6次産業化や都城志布志道路建設の推進、「ふるさと納税」制度の返礼品拡充などに取り組み、「手掛けた事業に花を咲かせたい」と立候補を表明した。一方、衰退する中心市街地の活性化▽人口減対策の子育て支援充実▽定住・移住人口増--などの課題も山積している。

 議員辞職に伴う市議補選(改選数1)は、新人4人が立候補の動きをみせている。

 立候補の受け付けは6日、午前8時半〜午後5時、市役所7階大会議室で。投票は13日午前7時〜午後8時(一部地域繰り上げ)、市内84カ所であり、早水公園体育文化センターで午後9時20分から即日開票される。9月2日現在の選挙人名簿登録者数は13万8369人(男6万4289人、女7万4080人)。【重春次男】

5378チバQ:2016/11/05(土) 23:41:50
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20161106k0000m010061000c.html
<大分・姫島村長選>61年ぶり選挙に揺れる 6日投開票
19:44毎日新聞

<大分・姫島村長選>61年ぶり選挙に揺れる 6日投開票
フェリー乗り場で乗客に手を振る候補者=大分県姫島村で2016年11月5日午前9時17分、林由紀子撮影(一部画像を処理しています)
(毎日新聞)
 61年ぶりの選挙戦となった大分県姫島村長選は6日投開票される。8期連続無投票当選の現職の藤本昭夫氏(73)と、新人の元NHK職員、藤本敏和氏(67)の選挙戦は「人目を気にして島民が集まらない」と個人演説会もなく異例づくし。現状維持か変えるか。村民は揺れている。

 有権者約2000人の離島の村には港近くに現村長の父故熊雄氏の像が建つ。1960年から村長を務め7期目途中で死去した。前回選挙戦はそれより前の55年で一騎打ちの激戦。「夜は自警団が不正に目を光らせていた」。80代男性は振り返る。選挙後は村長派でない村民が役場への就職で不利な扱いを受けるなどしたという。

 「おはよう、行っちょいで」。5日朝、敏和氏は名前を手書きしたたすきを掛けフェリーに乗る村民に手を振った。「第三者を巻き込み迷惑を掛けたくない」とスタッフはほぼ親族のみだ。昭夫氏は同じ頃、初めて作った鉢巻きを巻いた村議らと軽乗用車で巡回し村民と握手した。「誰が見ているか分からない。本当は手を振られるのも、握手も避けたい」。50代女性は本音を漏らす。「誰に投票するか分かると今後の生活に影響しかねない」と村民同士で選挙の話題は避けがちという。

 「無投票は仲良く暮らす知恵」と60代の男性は安定を望む。選挙戦となり「お気の毒」と涙ながらに昭夫氏と握手する高齢者もいる。一方「閉塞(へいそく)感に風穴を開けたい」と敏和氏に期待する声もある。80代の女性は「選挙は島の将来を考えるきっかけになる」と話し、村民の意識に変化も芽生えているようだ。

 特産品販売などを手掛ける小岩直和さん(40)は選挙にちなんで割れせんべいを売り出した。その名も「遺恨を残しま煎餅」。商品説明には「色んな理由で割れたけど地域への思いは一緒」。小岩さんは「選挙が終わればノーサイド」を願う。【林由紀子】

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5379チバQ:2016/11/06(日) 19:40:54
http://news.goo.ne.jp/article/ryukyu/region/ryukyu-55474322.html
宮古島市長選 自民一本化へ再調整 決裂なら新候補視野
10:15琉球新報

 【宮古島】来年1月22日の宮古島市長選で保守陣営から現職の下地敏彦氏(70)と市議の真栄城徳彦氏(67)が立候補を表明し、分裂状態になっていることを受け、自民党県連幹部が5日、宮古島に入り、一本化へ向け再調整を始めた。県連幹部は市内のホテルで、下地氏への支持を巡って分裂する保守系市議らと会談した。一本化が難しい場合は、別候補者を擁立することも視野に入れる方針だ。 一本化へ向けた話し合いはこれまで市議会保守派内で進められてきたが、決裂した経緯がある。県連が仲介役を担っても実現するかは未知数だ。 県連からは地元選出の座喜味一幸県議、4区支部長の西銘恒三郎衆院議員、副会長の翁長政俊県議らが出席した。市議会からは下地氏への支持を表明する「市議会与党市議団」の平良隆会長や下地氏の出馬に反対する「新保守クラブ」の西里芳明会長ら計6人が出席した。 会談後、座喜味県議は報道陣に対し「一本化しないとせっかく獲得した保守市政を守れないとの共通認識で一致した」と話した。その上で「一本化が厳しい場合は、白紙の状態に戻すことも視野に入れないといけない」と述べ、2人に出馬断念を求め、別の候補者を擁立することも示唆した。 県連幹部と面談した真栄城氏は「『(選挙戦から)降りるということはない。ぜひ私で一本化してほしい』と伝えた。三つどもえや(保守)分裂選挙であろうと、私は出馬する」と話した。

5380チバQ:2016/11/06(日) 21:59:02
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20161107k0000m010089000c.html
<大分・姫島>61年ぶり村長選 現職が9選果たす
21:52毎日新聞

 無投票が16回続き61年ぶりの選挙戦となった大分県姫島村長選は6日投開票され、無所属現職の藤本昭夫氏(73)が、無所属新人で元NHK職員の藤本敏和氏(67)を破り9選を果たした。1955年の前回選挙戦では島内にしこりが残ったことから、村民から融和を願う声も聞かれた。投票率は88.13%(前回97.81%)だった。

 全国町村会によると現職の町村長の9回連続当選は、全国最多の山梨県早川町長(10回)に次ぎ、北海道乙部町長と並ぶ。

 選挙戦は村長選での掲示を定めた条例がなくポスターはなし。「人目を気にして住民も集まらない」と個人演説会も開かれない中で進んだ。

 昭夫氏は国や県との太いパイプを強調し支持を集めた。支持者との万歳後、「村民が互いに疑心暗鬼になる選挙はやはりよくない。今後も継続は力なりで経験を生かしたい。ノーサイドで公平をモットーに(村政を)やっていく」と述べた。

 一方、敏和氏は「8期連続の無投票は異常で、閉塞(へいそく)感は強い。村政に風穴を開ける」と刷新を訴えた。得票は昭夫氏の1199票に対し、512票だったが、一定の現職への批判票を集めた。

 村民の感想は複雑だ。50代の女性は「正直、選挙は嫌。今までの平穏な暮らしが続くように」と今後のあつれきを案じた。80代の女性は「無投票は楽だと思っていたが、自分で1票を投じると(有権者としての)実感がわく」と話していた。【大島透、林由紀子】

5381名無しさん:2016/11/06(日) 22:38:11
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016110600148&g=pol
姫島村長に現職9選=61年ぶり選挙-大分

 任期満了に伴う大分県姫島村長選は6日投開票され、無所属現職の藤本昭夫氏(73)が、無所属新人で元村教育委員の藤本敏和氏(67)を破り、9選を果たした。村長選は16回連続無投票で、選挙戦となったのは1955年以来61年ぶり。全国町村会によると、9選は現職村長で最多という。
 投票率は88.13%。得票数は昭夫氏が1199票、敏和氏が512票だった。
 多選の是非や漁業振興などが争点で、昭夫氏は「継続は力。加工品で漁業所得を上げる」と訴え、幅広く支持を集めた。敏和氏は「村の風通しを良くする。漁業資源の回復に努める」と主張したが、及ばなかった。
 姫島村は、国東半島の北部に位置する人口約2000人の離島。 (2016/11/06-21:51)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016110600089&g=pol
都城市長に池田氏(宮崎)

 池田宜永氏(45)=無所属・現/自民、民進、公明、社民推薦=が無投票で再選。(6日告示)。 (2016/11/06-17:29)

5382チバQ:2016/11/08(火) 07:25:07
http://news.goo.ne.jp/article/okinawa/region/okinawa-55711227.html
宮古島市長選、下地晃氏擁立を決定 オール沖縄選考委
05:00沖縄タイムス

宮古島市長選、下地晃氏擁立を決定 オール沖縄選考委
沖縄タイムス
(沖縄タイムス)
 【宮古島】来年1月22日投開票の宮古島市長選で、翁長雄志知事を支持するオール沖縄勢力の選考委員会(下地学委員長)は7日、市平良の宮古教育会館で会見し、医師で宮古地区医師会会長の下地晃氏(62)の擁立を決定したと発表した。下地委員長は「オール沖縄のスタンスで保守、中道の支持も得られる人としてまとまった。一党一派に属した政治家ではなく、多くの市民の支持が得られる」と選考理由を説明した。 同日、報道各社の取材に下地晃氏は、出馬を表明した現職の下地敏彦市長(70)の3選を阻止する勢力結集の必要性を強調。「反現職」を掲げ、出馬を予定する宮古島市議会の市議、真栄城徳彦氏(67)と市民団体から出馬要請を受けている前県議の奥平一夫氏(67)と候補者一本化に向けて「話し合う」という考えを示した。「私が出る、出ないは置いといて、心一つに協調して相談することが大切。各政党の動きを注視し、選挙の流れをみていきたい」と慎重姿勢を示した。 下地晃氏は1953年、市城辺比嘉出身。台湾の中国医薬大学医学部卒。城辺中央クリニック院長。

5383名無しさん:2016/11/13(日) 15:16:31
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161107/k10010757911000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_126
61年ぶりの村長選で現職が当選 大分 姫島村
11月7日 7時42分
61年ぶりに選挙戦となった任期満了に伴う大分県姫島村の村長選挙は6日投票が行われ、無所属で現職の藤本昭夫氏が9回目の当選を果たしました。
大分県姫島村の村長選挙の開票結果です。無所属で現職の藤本昭夫氏が1199票で、無所属で新人の藤本敏和氏は512票でした。姫島村出身で73歳の藤本昭夫氏が、元NHK職員の藤本敏和氏を抑えて9回目の当選を果たしました。

姫島村長選挙は、昭和30年の選挙で投票が行われたあとは、16回連続で無投票で当選者が決まり、この間、藤本昭夫氏とその父親が15期にわたって村長を務めてきました。今回は、人口の減少などの課題を抱える中、村政の刷新を訴える新人が立候補して61年ぶりの選挙戦になり、投票率は88.13%でした。

当選した藤本昭夫氏は「自分の選挙をしたことがなかったので、大変戸惑いがあった。経験、人脈を生かして、『継続は力なり』ということで村政を進めていきたい」と述べました。一方、敗れた藤本敏和氏は「61年間、選挙がないことは異常なことだった。選挙によって村政が変わるという風土が育ってくれれば、一石を投じた意味があった」と述べました。

5384チバQ:2016/11/13(日) 23:16:44
http://news.goo.ne.jp/article/ryukyu/region/ryukyu-56384900.html
保守一本化へ自民協議 沖縄・宮古島市長選
07:30琉球新報

保守一本化へ自民協議 沖縄・宮古島市長選
琉球新報
(琉球新報)
 来年1月22日の沖縄県宮古島市長選に向け、自民党県連幹部や保守系の宮古島市議、経済関係者らが12日、同市平良のホテル共和で会合を開き、候補者の一本化へ向けた協議開始を確認した。保守陣営から立候補を表明している現職の下地敏彦氏(70)と市議の真栄城徳彦氏(67)の一本化を目指した上で、不調ならば別の候補者の擁立も視野に入れる。 近く市議会の保守系各会派で協議会を開く。協議会には下地氏への支持を巡って意見が異なる「市議会与党市議団」と「新保守クラブ」、日本維新の会所属の「21世紀新風会」の全市議が参加する。公明会派の参加も呼び掛ける。 市長選で保守系候補が分裂状態になっていることを受け、関係者による会合が開かれた。会合後、報道陣の取材に応じた地元選出の座喜味一幸県議は「基本的には地元が意思統一する必要がある。勝つ態勢づくりのため、各会派を網羅した全員協議会で方向性を決定してもらう」と説明した。 自民党県連は5日も座喜味県議、4区支部長の西銘恒三郎衆院議員、副会長の翁長政俊県議らが宮古島入りし、再調整に当たっていた。 保守陣営に相対する「オール沖縄」陣営の候補者選定委員会は、医師の下地晃氏(62)の擁立を決定している。

5385チバQ:2016/11/15(火) 20:34:19
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161115ddlk46010211000c.html
<選挙>伊佐市長選/伊佐市議選 告示 市長選、新人と現職一騎打ち 市議選は19人立候補 /鹿児島
16:44毎日新聞

 任期満了に伴う伊佐市長選・市議選は13日、告示された。市長選は、新人で元旧菱刈町長の神園勝喜氏(66)と、3選を目指す現職の隈元新氏(66)=いずれも無所属=の2人が立候補し、一騎打ちの選挙戦が始まった。市議選(定数18)は19人が立候補を届け出た。投開票は20日。

 神園氏は旧菱刈町職員を経て、2003年から同町長を2期務めた。隈元氏は旧大口市議を経て、1996年から同市長を4期務めた。ともに基幹産業の農業振興や医療福祉、子育て支援の充実などを政策に掲げる。

 市議選には、現職13人、元職1人、新人5人の計19人が立候補。党派別の内訳は、自民1人▽公明1人▽共産1人▽無所属16人--となっている。

 市長選・市議選の投票は、20日午前7時〜午後6時、市内40カ所で(うち1カ所は午後5時まで)。開票は午後8時から、大口ふれあいセンターで。12日現在の有権者数は2万3469人。【田中韻】

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 ◆候補者の第一声(届け出順)

 ◇多選の現市政を批判 神園勝喜(かみぞの・かつき)候補 66 無新

 午前9時から伊佐市菱刈徳辺の事務所前であった出陣式で、神園氏は「市全体を覆う閉塞(へいそく)感は多選によるもの」と現市政を批判。市特産・伊佐米のブランド確立や農業法人設立を約束し、「伊佐の農産物を全国で売り込み、地域を活気づける」と強調した。

 また、「川内原発の有事の際に市民の命を守らなくてはいけない」と防災無線の全市整備にも言及し、「一緒に伊佐市を変えよう」と気勢を上げた。前回出馬した元市議2人も「盟友」として出席した。

 ◇2期8年の成果訴え 隈元新(くまもと・しん)候補 66 無現(2)

 午前8時半から伊佐市大口里の駐車場であった出陣式で、隈元氏は大口高校の難関大合格者への奨励金支給に触れ、「高校統廃合が進む中、大きな決意を示して学校を守った」と強調。「教育環境整備は長年腰を据えて続けてきた自分だからできた」と2期8年の成果を訴え、「これまでの取り組みを次世代に橋渡しするのが3期目の役割」と理解を求めた。

 地元選出の池畑憲一県議会議長のほか、JAや建設業協会など各方面の関係者が出席した。

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 ◆市長選立候補者

神園勝喜(かみぞの・かつき)候補 66 無新

 [元]菱刈町長▽かごしま特産品販促協理事長[歴]菱刈町職員▽伊佐地区合併協会長▽伊佐農林高

隈元新(くまもと・しん)候補 66 無現(2)

 国道267・447号改良整備促進期成会長[歴]養鶏業▽大口市議▽大口市長▽立命館大

………………………………………………………………………………………………………

市議選省略

5386チバQ:2016/11/19(土) 10:48:18
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161116ddlk46010254000c.html
<あすの風向き。>鹿児島市長選を前に/上 始まった人口減少 周辺地域どう引き継ぐか 難題に市民が直面 /鹿児島
11月16日 16:37毎日新聞

 薩摩藩の城下町として発展し、古くから南九州の中心と位置づけられてきた県都・鹿児島市。12年前には喜入町など周辺5町と合併し、県人口の35%以上を占める60万都市となったが、昨年の国勢調査では人口が減少に転じた。地域をどう残して将来に引き継ぐか。そんな難題に市民は直面している。

 「よ〜ろこ〜び入るまち〜」。10月11日、鹿児島市東開町の鹿児島南署。全国地域安全運動の出発式で、同署管内・喜入地区のご当地ヒーロー「喜ば士隊 キイレンダー」の6人が登場し、「キイレンダー体操」をコミカルに踊った。

 胸には旧喜入町の町章。黄色のつなぎに赤や緑、ピンクといった6色のワンポイントがヘルメットにあしらわれている。黄色は町花だったツワブキや、地区のあちこちに植えられているヒマワリを表し、ワンポイントは瀬々串や中名など地区内6校区を象徴する色という。

 「衣装は手作り。中には誰でも入れるというのが売り」。キイレンダーを考案した一人、樋高悦子さん(59)は説明する。

    ◇

 新鹿児島市は、2004年11月に喜入など旧5町を編入合併して誕生した。喜入は、単独か合併かで住民投票をするなど、最後まで揺れた地域だった。

 そのためか、樋高さんには、合併時の祝福ムードが薄かった記憶がある。その後は「庁舎や公園、立派な施設ができた」「中央(=本庁)にお伺いを立てないと物事が進まない」といった意見が出たが、年月が経過してそんなことを言う人もなくなった。

 合併前、約1万2500人だった人口は1000人以上減った。65歳以上が占める高齢化率は年々上昇し、33・5%と市平均より9ポイント高い。

 キイレンダーは、地区内にある合併記念のモニュメントから「生まれた」とされる。喜入は、鹿児島-指宿間の「通り道」とされ、「何もない」と言われることが多かった。「このままでは『喜入』そのものがなくなるのでは」。ご当地ヒーロー誕生の背景には、そんな危機感があった。

 原形が生まれたのは11年1月。イベントの反省会で「地域にゆるキャラがほしいね」と話が出たことが出発点だった。キイレンダーの「ゆるさ」は今、地域を象徴する存在となっている。

    ◇

 「地域まちづくりワークショップ」というグループがある。合併から4年後の08年度、「住民が新しい鹿児島市に熱い思いを発揮できる」よう、市が音頭を取って旧5町地域など市内13カ所で誕生した。喜入では、6校区の公民館長らが参加してそれぞれの史跡巡りなどイベントを開催。こうした活動が、「古里を見直すきっかけになり、喜入のまとまりをよみがえらせる働きをした」。喜入地域まちづくりワークショップの渕田攻会長は成果を語る。

 しかし、このワークショップは9年目の今年度で終了する見込みだ。「喜入のまとまりを消すわけにはいかない」と渕田会長は、ワークショップを引き継ぐ新たな組織づくりに奔走する。6校区の代表と金融機関、地域内の主要企業などを交えて地域の活性化を話し合える組織にしたいと考えている。「喜び入るまち、喜入。やっぱり良い名前。残したい」という願いが原動力になっている。

 こうした思いは、樋高さんにも共通する。「これからも鹿児島市の喜入として未来を歩む。だけど、私たちの古里は、六つの校区が集まった喜入。だから、キイレンダーも6人いて意味がある。そんなささやかな気持ちを、大切にしたい」

   ◆  ◆

 鹿児島市長選(20日告示、27日投開票)を前に、現場で生きる市民の姿とその風景を3回にわたって報告し、県都の未来を考える。【津島史人】

5387チバQ:2016/11/19(土) 10:48:37
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161117ddlk46010305000c.html
<あすの風向き。>鹿児島市長選を前に/中 桜島「大噴火」 避難早く、安全に終わりなき課題 /鹿児島
11月17日 15:52毎日新聞

 桜島は、鹿児島のシンボルであり、鹿児島市にとっては温泉や多様な自然などをもたらす貴重な資源でもある。しかし、ひとたび大きな噴火が起きれば、たちまち多大な被害と犠牲をもたらす活火山だ。大噴火の兆候をいかに早く察知し、安全に避難するか。桜島に関わる住民、行政、研究者らの変わらぬ課題でもある。

 桜島から船で避難する住民が待機するための退避舎の前に、高さ約6メートルの鉄骨と金網が道路を挟んで幅約60メートルにわたってそびえる。退避舎を崖から守るための落石防護柵だ。桜島フェリー乗り場から南東へ直線で5キロの持木港。防護柵は2010年、当時町内会長だった深道俊秀さん(75)の熱心な要望を受け、市が設置した。

 しかしこの防護柵は金網の一部が大きく破れ、鉄骨は折れ曲がっている。深道さんによると、数年前の台風による倒木や落石でダメージを受けたという。

 崖の上には、高さ約2メートルのいびつな岩があった。岩は底のわずかな部分だけが地面と接している。火山活動には地震が伴う。「地震で岩が落下し、岩とともに崩落した土砂は、金網を突き破って退避舎に押し寄せるのではないか」と深道さんは心配する。市は今年度中に修繕する意向というが、深道さんは「何度も要望していたが、そのままだった。住民の避難に直結する問題」と気をもむ。

 桜島は、100〜200年周期で大噴火を繰り返している。特に1914(大正3)年の大正噴火では、溶岩の流出で121棟の家屋が全壊し、大隅半島とも陸続きになった。死者・行方不明者は58人に上った。

 桜島では7月26日に高さ5000メートルの噴煙が観測されて以降、爆発的噴火は起きていない。しかし、火山噴火予知連絡会は、マグマを供給する姶良カルデラの地下深部での膨張は続いているとして警戒を続ける。昨年8月には、地下のマグマが上昇し、噴火警戒レベルが一時「4」(避難準備)に引き上げられた。その際、京都大防災研究所火山活動研究センター長の井口正人教授は「今回のマグマ上昇は大正大噴火級へのステップの一つ。5〜10年のスパン(時間の幅)で注意すべきだ」と指摘している。

 深道さんは毎日午前5時半に起きて、ウオーキングがてら地域の1人暮らしの高齢者宅を見て回る。地域の中で、体が不自由な高齢者の所在や誰が入院しているかに気を配る。家族の人数分の非常用持ち出し袋を常に準備している。「いざ」という時への備えは、桜島の住民の心構えと考えている。

    ◇

 鹿児島市は今年7〜8月、桜島の島民の緊急連絡先や避難の意向を確認するため、全島民約4000人に全島避難を想定したアンケートを実施し、9割以上から回答を得た。その中では、大噴火時の台風襲来など複合災害が起きた際、避難バスが足りない現状や、大隅半島側へ殺到すると予想されるマイカー避難対策、長期避難でも地域コミュニティーを守れる仮設住宅の必要性など多くの課題が浮かび上がった。中豊司・市危機管理課長は「重い課題を突きつけられた」と受けとめる。

 仮に大噴火の兆候が出たとしても、島民は想定通り避難できるのか。深道さんは「島民による準備だけでは限界があるのが現実」と話す。必要なのは安心して避難するための環境整備。そのために最後に頼りにするのは行政だと思っている。

 「一人の逃げ遅れも出さない」(中課長)。そんな合言葉のもと、「その日」に向けた官民の終わりなき備えの日々が続く。【津島史人】

5388チバQ:2016/11/19(土) 10:49:00
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161118ddlk46010324000c.html
<あすの風向き。>鹿児島市長選を前に/下 復活なるか天文館 中心にランドマーク建設 官民の連携が鍵 /鹿児島
11月18日 16:30毎日新聞

 「南九州一の繁華街」とも形容される鹿児島市・天文館は、鹿児島中央駅や市南部に大型店が進出したここ十数年でかつての活気を失った。その天文館の中心で今、復活の期待を込めた再開発事業が進む。2020年度オープンを目指す高さ約110メートル、地上24階建てのビル建設だ。天文館のランドマークとなり、一過性で終わらず人を呼び込めるのか。施設内容の検討が続く中、乗り越えるべきハードルはまだ多い。

 天文館交差点の南、待ち合わせ場所として知られる商業施設「タカプラ」前のアーケード。休日の午後は多くの市民や観光客らで混み合うが、その人通りは長く減少傾向にある。市の通行量調査では、1998年に約4万6000人だった日曜日の歩行者が、12年は約2万4000人と半分近くに落ち込んだ。

 「昔は電車通りの向こう側が(人で)見えないほどだった」。そう語るのは、天文館育ちの牧野田栄一さん(62)。タカプラの場所を中心とする再開発ビルの建設計画を進めている「千日町1・4番街区市街地再開発準備組合」の理事長だ。牧野田さんが40〜60年前の天文館の住宅地図を見せる。映画館や飲食店がぎっしりと並ぶ。「常に通りはにぎわっていました」

 現在のタカプラ近くで両親が果物屋を営んでいた牧野田さんは、進学で上京する18歳までこの地で育った。路地でキャッチボールをしていたら、鹿児島キャンプのプロ野球選手から「手首はこう」と投げ方を教わった。そんな思い出は事欠かない。それだけに、天文館の現状に「何とかしないと」という思いが強い。

    ◇

 「天文館」の地名の由来は江戸時代後期、薩摩藩主・島津重豪(しげひで)(1745〜1833)が設立した天体観測施設「明時館」とされる。行政上の地名はなく、その範囲はタカプラなどがある千日町とその北の東千石町、百貨店の山形屋がある金生町を中心とした地域と一般に理解されているが、正確な規定はない。市史などによると、大正時代に劇場が次々とでき、人が自然と集まるようになった。戦後は焼け野原に闇市が並んで復興。アーケードも整備され、飲食店や商店が並ぶ、全国に知られる繁華街となった。

 その地位に陰りが出始めたのは、1999年の鹿児島中央駅前へのダイエー(現イオン)進出。以後、04年の鹿児島中央駅ビル「アミュプラザ鹿児島」や、市南部のイオンモール鹿児島(07年)など大型店出店が続き、鹿児島市の商業地図は大きく塗り変わった。

 そうした天文館の存在感低下を食い止めようと、牧野田さんら地権者は12年、「天文館まちづくり研究会」を作り、翌13年に再開発協議会を設立した。今年3月に発足した再開発準備組合の計画案を基に市は8月、再開発事業を都市計画決定した。

 再開発ビルは低層部を商業施設、高層部をホテルとし、にぎわい拠点の広場もつくる予定。「人の流れを変えるマグネット」(牧野田さん)を目指す。しかし、採算性や持続性など事業の成否を左右するポイントは検討のさなかにある。

 さらに、鹿児島市内では、鹿児島中央駅周辺や旧交通局跡地など天文館以外でも大型の再開発プロジェクトが進んでいる。人口減の局面を迎えた県都で、かつてのような集客が見込めるのか、先を見通す上で不安定要素は少なくない。

 現状で人出を増やすためには、他地域から人を取り込む「回遊性」が不可欠だ。再開発準備組合などは、天文館に集約する市電やバスといった公共交通機関のさらなる充実も重要とみている。

 「天文館への思いを持っている県民や鹿児島出身者は多い。事業が成功すれば、まちの再生という意味でパイロット的な事業となる」(牧野田さん)。そんな思いが実現するかどうかは、同じ方向を目指す官民の息の合った連携が鍵となってくる。【津島史人】

5389チバQ:2016/11/20(日) 11:29:12
http://news.goo.ne.jp/article/minaminippon/region/minaminippon-57262098.html
屋久島町長リコール 有効署名26人分届かず

11月19日 23:00南日本新聞


屋久島町長リコール 有効署名26人分届かず

南日本新聞

(南日本新聞)

 屋久島町の本庁舎建設計画を進める荒木耕治町長の解職請求(リコール)手続きで、住民グループ「屋久島の未来を考える会」が提出した署名簿を審査していた町選挙管理委員会は19日、縦覧前の有効署名数を3572人と告示した。必要数に26人分届いておらず、会は、リコール要件確保に向けて無効署名の異議を申し立てる方針だ。 町長解職の直接請求には有権者(1万793人、9月2日時点)の3分の1(3598人)以上の署名が必要。達しなければリコールは成立しない。 署名簿の縦覧は20日から26日までの午前8時半〜午後5時、同町宮之浦の屋久島離島開発総合センターのロビーであり、町内の有権者は期間内に異議を申し出ることができる。

5390名無しさん:2016/11/20(日) 19:29:07
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112000141&g=pol
現新2氏が届け出=鹿児島市長選

 任期満了に伴う鹿児島市長選は20日告示され、元市議で共産党鹿児島地区委員会副委員長の新人桂田美智子氏(63)=共産推薦=、4選を目指す現職の森博幸氏(67)=自民、民進、公明、社民推薦=の無所属2氏が立候補を届け出た。投開票は27日。 
 桂田氏は市民が安心と希望を持てるまちづくりを訴え、定期検査中の九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働中止や、中学卒業まで子どもの医療費の窓口負担をゼロにすることなどを主張する。森氏は3期12年の実績を強調。人口減少対策やまちの再開発、子育て支援の充実を重点施策に掲げる。
◇鹿児島市長選立候補者
桂田美智子63共産地区役員 無新
森  博幸67市長     無現
         (届け出順)
(2016/11/20-17:32)

5391チバQ:2016/11/21(月) 20:43:05
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161121ddlk46010182000c.html
<選挙>鹿児島市長選 告示 現職と新人一騎打ち 県都の将来像、焦点に /鹿児島
15:38毎日新聞

 任期満了に伴う鹿児島市長選は20日、告示された。いずれも無所属で、新人の元市議、桂田美智子氏(63)=共産推薦=と、4選を目指す現職の森博幸氏(67)=自民、民進、公明、社民推薦=の2人が立候補。2008年の前々回と同じ顔ぶれによる一騎打ちの選挙戦が始まった。投開票は27日。

 桂田氏は旧吉田町議を4期、市議を1期経験。「原発ゼロ」に向けた取り組みなどで市政刷新を訴える。

 森氏は市総務局長などを歴任し04年に初当選。人口減時代の都市基盤整備などで市政継続を呼びかける。

 投票は27日午前7時〜午後8時(一部繰り上げ)、市内157カ所で。午後9時半から鴨池ドームで開票される。19日現在の有権者数は50万2004人。【津島史人】

 ◆市長選立候補者(届け出順)

 ◇「暮らしと命を守る」 桂田美智子 63 無新

 午前9時、鹿児島市真砂町の選挙事務所前で出発式。共産党衆院議員や県労連、市民団体のメンバーらが応援に出席した。

 桂田氏は第一声で「市民の姿が見えない公約ばかりを掲げている」と現市政を批判。子ども医療費の窓口完全無料化や国民健康保険税引き下げなどの福祉サービス改善を掲げ、「市民の暮らしと命を守る」と呼びかけた。

 また、九州電力川内原発の運転再開反対を訴え「避難計画の見直しや安定ヨウ素剤の事前配布に取り組む」と強調。支援者と「市長を変えよう、市政を変えよう」と気勢を上げた。【田中韻】

 ◇「力強く 輝く未来を」 森博幸 67 無現(3)

 午前9時、鹿児島市山下町の市中央公民館前広場で出陣式。三反園訓知事が「行動力、人柄、どれを取っても一流。森さんを圧勝させよう」と激励、推薦する各党から自民の県選出国会議員や民進、公明、社民の各県組織幹部が壇上に並んだ。

 森氏は第一声で、3期12年を振り返り「しっかりとした市政運営ができたと自負している」と自己評価。これからの4年間について「まちの品格、よそおい、機能を決定づける」と指摘し、「リーダーシップをもって力強く市民と一緒に未来に輝く鹿児島市をつくる」と声を張り上げた。【津島史人】

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桂田美智子(かつらだ・みちこ) 63 無新

 [元]市議▽共産党地区副委員長▽脱原発団体役員[歴]石油会社員▽吉田町議▽鹿児島女子高=[共]

森博幸(もり・ひろゆき) 67 無現(3)

 県市長会長▽全国市長会相談役▽九州市長会長▽九州国道協会長[歴]市総務局長▽横浜市大=[自][民][公][社]

5392チバQ:2016/11/22(火) 22:44:04
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/379384
来年1月の唐津市長選に岡本氏、正式出馬表明
「若者が定着するまちに」
2016年11月22日 18時35分
唐津市長選への出馬会見で、人口減少対策などに取り組む考えを示す前副市長の岡本憲幸氏=唐津市役所
唐津市長選への出馬会見で、人口減少対策などに取り組む考えを示す前副市長の岡本憲幸氏=唐津市役所
 来年1月の唐津市長選で、前副市長の岡本憲幸(けんこう)氏(61)=菜畑=が22日、会見を開いて正式に出馬表明した。「若者が定着できる元気で健康な唐津市にしたい」と訴え、坂井市政の継承は否定、「いい部分は引き継いでいきたい」と述べた。無所属で出馬する。

 岡本氏は18日付で副市長を辞職した。市職員としても長く支えた坂井市長については「合併後の大変な時期に苦労され、よく頑張っていただいた」と一定評価。今後の市政は「新市の基盤づくりができ、事務事業の総点検が必要。新たな財政計画をつくり、合併特例債が使えなくなる2021年度以降の市政運営につなげたい」と語った。

 現在、公約を詰めており、人口減少を一番の課題と捉え、企業誘致や定住促進、技術者を育成する高等教育機関の誘致を進め、「若者が働ける雇用の場を確保したい」とした。

 原発政策は「将来的には廃炉が必要」とのスタンスで、玄海原発の再稼働には「国が責任を持って安全安心の確認を進めている。知事の判断の時にもしっかり話を聞いた上で、市議会とともに判断したい」と述べた。

5393チバQ:2016/11/23(水) 20:45:36
http://news.goo.ne.jp/article/okinawa/region/okinawa-57715660.html
<宮古島市長選>奥平一夫氏が立候補を表明 争点「市政を透明化」
09:09沖縄タイムス

<宮古島市長選>奥平一夫氏が立候補を表明 争点「市政を透明化」
沖縄タイムス
(沖縄タイムス)
 【宮古島】来年1月22日投開票の宮古島市長選で、前県議の奥平一夫氏(67)は22日、市内で会見し「市民の行政に対する不信感が生じている。可能な限り情報を提供、開示し、市民の意見を多く取り入れた行政運営を目指したい」と立候補を表明した。 不法投棄ごみ問題や観光プロモーション事業の疑義などを例に挙げ、選挙の争点を「市政の透明化」と位置付け。不祥事続きの宮古島を変えていける候補者として支持を訴えるとした。 出馬の理由は「市政刷新」と、オール沖縄勢力の選考委員会の「選考のあり方への疑問」だと主張。多くの市民から「私の方がふさわしいとの声を聞くに至り、立候補を決意した」と述べた。県議時代に翁長雄志知事を支える「オール沖縄」の土台づくりに関わってきたとし「オール沖縄のスタンスを明確にして市民の共感を得たい」とした。 宮古島への陸上自衛隊配備は「反対」とし「民意を確かめながら取り組む」とした。子育て支援を核とした街づくりや交通、物流コストの低減などへの決意も示した。奥平氏は1949年、市平良東仲宗根生まれ。旧平良市議を経て県議3期を務めた。沖縄大学卒。

5394チバQ:2016/11/23(水) 22:26:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161123-00010001-saga-l41
唐津市長選告示まで2カ月、新人3氏、立候補表明
佐賀新聞 11/23(水) 12:36配信

市政信頼回復なるか
 来年1月の唐津市長選は告示まで2カ月を切った。22日の立候補者説明会には4陣営が出席したが、正式に立候補を表明しているのは、元県議の峰達郎氏(56)=山本=、前県議の宮崎泰茂氏(73)=佐志=、前副市長の岡本憲幸氏(61)=菜畑=の新人3人。現職市長は自身の献金問題で政治倫理審査会から条例違反を突きつけられて不出馬、この4年間は部長が逮捕されるなど揺れ続けてきた。市政の信頼回復、立て直しが大きな争点となる。

 2度目の挑戦となる峰氏は「市民の信頼を取り戻す」と、今年3月に早々と出馬を明らかにした。各地のイベントに小まめに顔を出す。出遅れで組織づくりが間に合わず、次点となった前回の反省から、この1カ月は旧郡部単位で後援会支部を立ち上げている。23日には先陣を切って事務所開きを行う。

 新人同士の戦いになり、キャッチフレーズは前回の「唐津を変える」から「新しい唐津」に変更。県政を見てきた経験から、「市民のための仕事をしているのか。職員の意識改革から始めたい」と話している。

 9月末に表明した宮崎氏はこの間、あいさつ回りを続け、先週から地区懇談会を4カ所で開催。非自民の立場で6期24年務めた県議の選挙と、初挑戦の市長選では支持者の間にも受け止めに違いがあることを肌で感じながらも、市民目線の市政を訴え、「後援会長は唐津市民」のスタンスですそ野を広げる。

 市政刷新を一番に掲げ、「市民に仕事をしてやっているんだとの意識が汚職につながった。仕事をさせてもらっている感覚に切り替えていく」と、こちらも職員の意識改革の必要性を説く。

 行政経験がある候補の名前が挙がっては消える中、岡本氏は各種団体や市職員OB、市議らに押されて決断した。22日の出馬会見には、陶芸家の中里太郎右衛門氏が後援会長として同席。急ピッチで組織固めを進めているが、知名度不足が課題になる。

 市民から厳しい視線が注がれる中、総務部長を務めるなど市の中枢を担ってきた。会見では「市役所内部の事件もあって、唐津には全体的に暗いイメージがある。倫理基準などを守り、誠心誠意仕事をすることで、それを払しょくできる市政運営を心掛けたい」と話した。

5395チバQ:2016/11/26(土) 09:05:44
http://www.sankei.com/region/news/161126/rgn1611260059-n1.html
2016.11.26 07:01

三反園・鹿児島知事が窮地 川内原発検討委のメンバー分からず県議会が不満

反応 プッシュ通知

反応



 鹿児島県の三反園訓(みたぞの・さとし)知事が、28日に開会する定例県議会で、窮地に陥りそうだ。補正予算案に、九州電力川内原発(同県薩摩川内市)の安全性を検証する「原子力問題検討委員会(仮称)」の設置費用を盛り込むが、委員の名前を明らかにしていない。議員側は「メンバーが分からない中で、賛成はできない」と反発する。三反園氏が選挙公約に掲げた委員会が実現するか、不透明な情勢だ。(高瀬真由子)

                   ◇

 「おかしいじゃないか。なぜ委員の名前を出せないんだ」

 今月21日、県による施策の説明の場で、議員から不満が噴出した。

 定例県議会で、県側は委員会設置に関わる300万円を盛り込んだ補正予算案を提出する。設置は三反園氏が7月の知事選で公約としていた。

 県によると、委員会は原発問題について技術的・専門的見地から意見、助言を得ることを目的とする。こうした委員会は、原発が立地する他県にもある。

 ただ、三反園氏は反原発団体の支持も得て当選し、就任後、九電に対して2度にわたり川内原発の即時停止を要請した。この経緯から、委員の人選が焦点となっている。

 県によるとメンバーは12人で、ほぼ人選は終えたという。それでも「議会の議論を踏まえる必要がある」などとして、名前は公表していない。

 最大会派の自民党県議団は猛反発する。

 「人選を含め中身を吟味しないと賛成できない」「単にマニフェスト実現のためなら、(委員会は)必要ない」

 自民党県議団は、「反原発派」が委員会の多数を占める事態を危惧する。

 堀之内芳平会長は「原発について、これまで県議会で議論してきた経緯を踏まえると、設置自体に否定的な議員も多い」と述べた。

 三反園氏への反発は、自民党に限らない。

 県知事選で三反園氏を支持した第2会派、県民連合の柳誠子会長も「人選を出さないのは許されない。多様な意見を聞くために、推進派と慎重派の両方がバランスよく入らなければいけない」と主張した。

 県側は25日にも、議員にに議案説明をしたが、そこでもメンバーの名前は明らかにしなかった。

 ■プレッシャー

 なぜ名前を公表できないのか。

 関係者によると、委員の多くは専門的知見を持ち、原発稼働に理解がある有識者で構成される見通し。

 ある県議は「稼働容認の委員が多ければ、選挙で三反園氏を支援した反原発団体が、抗議してつぶそうとするだろう。それを懸念しているのではないか」と推察した。

 三反園氏を支持した反原発団体は、原発停止を目指して、知事就任後も三反園氏に度々要望を行い、プレッシャーをかける。

 三反園氏は公約で原発停止に触れ、反対派の票を得た。しかし、原発を止める権限は知事になく、事態は動かなかった。

 その中で、三反園氏は原発について、現実路線に舵を切りつつある。

 今月11日に行った川内原発の視察終了後、三反園氏は記者団の取材に答えた。そこで川内原発への対応を繰り返し質問されたが、三反園氏は、原発「停止」の必要性に言及しなかった。

 10月にあった自民党県議団執行部との協議では、原発に関する考え方について「自民党と方向性が同じ」と語ったという。

 自民党は、原発は重要なベースロード電源と位置づける。「自民党と同じ」ならば、反原発団体からすれば、「話が違う」ということになる。

 県民連合は、この発言について「今度の議会で問いただす」と憤りを隠さない。 ■自縄自縛

 定期検査中の川内原発1号機は12月8日ごろに原子炉を起動する。

 予算案の採決は県議会最終日の同16日の予定で、委員会設置は、起動日には間に合わないことが確実視される。

 三反園氏は川内原発視察後、「どういう形の中で原発に向き合っていくか、みなさんにお伝えしたい」と語った。ただ、川内1号機が起動する12月8日までに考えを語るかは分からないという。

 ある県議は心配する。

 「知事は原発稼働を認めるのか、認めないのかはっきり言わず、不透明な状況が伝えられている。他の県から鹿児島はどうみられているだろうか」

 三反園氏は知事選で、原発がエネルギー供給に果たす重要性を考慮せずに、反原発団体と政策協定を結んだ。就任前後は「県民の不安」を言いつのった。

 現実路線へ転換するにも、「即時停止」など過去の発言との整合性が取れず、自縄自縛に陥った。この状況に稼働容認派、反対派のいずれからも不満が出ている。

5396名無しさん:2016/11/27(日) 23:26:29
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161127/k10010786311000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_001
鹿児島市長選 現職の森氏が当選
11月27日 22時41分
任期満了に伴う鹿児島市長選挙は27日に投票が行われ、無所属の現職で、自民党、民進党、公明党、社民党が推薦する森博幸氏が4回目の当選を果たしました。
森氏は鹿児島市出身の67歳。鹿児島市の総務局長などを経て、平成16年の市長選挙で初当選しました。
今回の選挙戦では、3期12年の実績を強調するとともに、去年行われた国勢調査で鹿児島市の人口が戦後初めて減少に転じたことを踏まえ、市街地を再開発して地域の活性化を図っていくなどと訴えました。そして、支援を受けた自民党などの支持層を固めるとともに、支持政党を持たない無党派層からも幅広く支持を集め、4回目の当選を果たしました。
森氏は「4度目の当選で、身の引き締まる思いがするとともに、大きな責任を感じている。人口減少がさまざまな悪影響を及ぼすことは、鹿児島市にとって大きな課題であり、若者の雇用の場の創出や出産・子育てしやすい環境の充実などに取り組んでいきたい」と述べました。

5397名無しさん:2016/11/27(日) 23:29:15
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112700194&g=pol
鹿児島市長に森氏4選

 任期満了に伴う鹿児島市長選は27日投開票され、無所属で現職の森博幸氏(67)=自民、民進、公明、社民推薦=が、無所属新人で元市議の桂田美智子氏(63)=共産推薦=を破り4選を果たした。投票率は25・00%で過去最低となった。
 森氏は、3期12年の実績をアピール。人口減少対策や市中心部の再開発、子育て支援の充実などへの取り組みを訴えた。また、政党や経済団体などから推薦を受け、幅広い層から支持を集めた。桂田氏は、定期検査中の九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働中止などを掲げたが、及ばなかった。 
◇鹿児島市長選当選者略歴
 森 博幸氏(もり・ひろゆき)横浜市大商卒。74年鹿児島市役所に入り、総務部長、総務局長を経て04年11月鹿児島市長に初当選。67歳。鹿児島市出身。当選4回。(2016/11/27-22:50)

5398チバQ:2016/11/28(月) 20:15:15
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161128ddlk46010143000c.html
<選挙>鹿児島市長選 森氏が4選決める 実績アピール支持を得る /鹿児島
15:08毎日新聞

 任期満了に伴う鹿児島市長選は27日投開票され、無所属で現職の森博幸氏(67)が、無所属新人の元市議、桂田美智子氏(63)を破り、4選を決めた。人口減が始まった県都の持続的発展という難しい課題を前に、引き続き市政を運営する。当日有権者数は49万8019人。投票率は25・00%で2008年前々回の過去最低(25・47%)を更新した。

 森氏は「さまざまな団体から要請を受けた」として8月に出馬表明し、桂田氏は今月4日に立候補を表明。08年の前々回と同じ顔ぶれとなった。

 森氏は、「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録(15年)に向けた取り組みなど観光振興や都市基盤整備を中心に3期12年の実績を強調。市電のウオーターフロント延伸やサッカースタジアム整備など施設関連のほか、子育て支援、雇用開拓も訴え「次の4年間で次世代に引き継げる鹿児島市を築く」と支持を呼びかけた。

 自民、民進、公明、社民の4党が相乗りで推薦。県農政連の市内各支部や連合鹿児島など主要団体を含む500以上の団体、企業から支援も得て終始安定した戦いを見せた。

 桂田氏は、森市政を「市民を向いていない」と批判。九州電力川内原発(薩摩川内市)の再稼働中止要請や避難計画見直し、子育て支援など福祉施策を主に訴えたが、出遅れも響き、及ばなかった。【津島史人】

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 ■解説

 ◇次世代へ重要な4年

 3期12年の実績を掲げた森氏が4党の相乗り推薦、多数の支援団体獲得など死角のない選挙戦を展開して、自身が継承した赤崎義則・前市長の5期に迫る4期目の当選を果たした。ただ、投票率はこれまでと変わらず低迷し、圧倒的な信任を得たとは言い難い。

 森氏の政治姿勢は「堅実で失点がない。誠実な人柄で、職員からも不満が聞こえない」(与党市議)と評される。実際、これまで4回の選挙では、森氏はコンスタントに10万票前後を獲得し、手堅く勝利してきた。今回の選挙でも、7月の知事選で争点になった多選批判はほとんど争点にならなかった。

 しかし選挙を重ねても得票数が伸びない点を指摘して関係者から「新たな支持者を開拓する努力を怠っていると言われても仕方がない。力強く自身の政策を打ち出せるのか」という声が聞こえた。今回もその課題は克服したとはいえない。

 森氏はマニフェストにサッカースタジアムの整備や明治維新150年(2018年)の事業など、夢のある項目を盛り込んだ。しかし、昨年の国勢調査では初めて鹿児島市の人口が減少に転じた。桜島や喜入地区など周辺部だけでなく、かつて若い家族でにぎわった中心部の大規模団地も高齢化と人口減が急速に進行している。

 高齢者が安心して暮らせるコンパクトシティーの実現や若者定住策をどれだけ実行に移せるかが、森氏が訴えた「次世代へ引き継ぐ4年間」への評価となる。【津島史人】

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 ◇市長選開票結果=選管最終発表

当 101,417 森博幸 67 無現

   21,745 桂田美智子 63 無新

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森博幸(もり・ひろゆき) 67 無現(4)

 県市長会長▽全国市長会相談役▽九州市長会長▽九州国道協会長[歴]市総務局長▽横浜市大=[自][民][公][社]

5399チバQ:2016/11/28(月) 22:01:35
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201610/CK2016102902000270.html?ref=rank
「脱原発」苦しい三反園氏 鹿児島知事就任3カ月

2016年10月29日 夕刊


記者会見する、就任3カ月を迎えた鹿児島県の三反園訓知事=28日、鹿児島県庁で
写真
 七月の鹿児島県知事選に脱原発を掲げて当選した三反園訓知事が二十八日で就任三カ月を迎えた。当初は強い「民意」を背景に川内原発即時一時停止を九州電力に求めるなど強硬姿勢を示したが、次第にトーンダウン。新潟県知事選での原発慎重派の勝利で勢いを得たいところだが、地元県議会の最大会派・自民党との関係は悪化し、目玉の原子力政策を含めた県政運営は視界不良になりつつある。
 ▼実績強調
 「(厳しい姿勢で臨んだことで)安全対策は三歩も四歩も進んだ」。三反園氏は就任直後に川内原発周辺を視察、避難態勢が十分でないとして九電に追加対策を求めた。二度にわたる原発の即時一時停止の要請は拒否されたが、九電から定期検査から項目を増やした特別点検の実施や、避難用車両の追加配備などを引き出した。三反園氏は二十八日の記者会見でもこうした実績を強調した。
 九電は二度の要請を尊重した上で「しっかり特別点検することが県民の不安軽減につながる」(瓜生(うりう)道明社長)との立場だ。脱原発派にも「従来はやらない特別点検の実施にこぎ着けた」と評価する声もある。
 ▼空手形
 一方、公約として掲げた安全性を検証する有識者委員会の設置時期を今も明言しないなど、九月の定例議会で施策を打ち出さなかった三反園氏の姿勢に不信感を募らせる人も多い。
 一本化のため知事選への出馬を取り下げた反原発団体メンバーの平良(たいら)行雄氏(56)は「われわれの目標は川内原発の廃炉だ。停止要請しただけで終われば合意文書は空手形だ」と強調し、脱原発からの路線転換はあり得ないとくぎを刺す。
 原発容認派の自民党も三反園氏の行動に冷たい視線を投げ掛ける。再稼働に同意した議会の頭越しに行った停止要請に対する反発は強く、自民の中堅県議は「議会軽視も甚だしい」と憤る。
 ▼覚悟
 目玉であるはずの原子力政策で独自色を出しにくいのには、三反園氏が強固な支持基盤を持たない事情もある。新潟県知事に当選した米山隆一氏は野党三党が推薦したが、三反園氏は保守系無所属を掲げ「原発慎重派だけでなく、現職の再選を望まない保守票も支えになった」(関係者)という。原発の是非を問う住民投票の実施や早期廃炉といった提案は、原発容認派も多い保守票の離反につながりかねず、ハードルが高いとみられる。
 定期検査中の川内原発1号機の原子炉が起動する十二月上旬までに、九電に運転再開延期を促すメッセージを打ち出せるかどうかが次の焦点となる。原発慎重派の県議の一人は「煮え切らない態度を続けるのは、三反園氏に投票した民意を損なうことになる。(十一月開会予定の)次回議会で三反園氏の覚悟が試される」と指摘する。

5400チバQ:2016/11/30(水) 19:35:37
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161130ddlk44010275000c.html
<選挙>臼杵市長選 後藤亮子氏、出馬を断念 /大分
17:09毎日新聞

 任期満了に伴う臼杵市長選(来年1月8日告示、15日投開票)に立候補の意向を示していた会社役員の後藤亮子氏(48)が29日、出馬を断念すると明らかにした。取材に「態勢が十分整わなかった」と語った。後藤氏は後藤国利・前市長の長女。今回の市長選には現職の中野五郎氏(70)が9月市議会で3選を目指す意向を示し、さらに市議の若林純一氏(57)、前副市長の佐藤信介氏(56)が出馬表明している。【柳瀬成一郎】

5401名無しさん:2016/12/04(日) 14:18:53
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161127/k10010786311000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_128
鹿児島市長選 現職の森氏が4回目の当選
11月28日 5時01分

任期満了に伴う鹿児島市長選挙は27日に投票が行われ、無所属の現職で、自民党、民進党、公明党、社民党が推薦する森博幸氏が4回目の当選を果たしました。
鹿児島市長選挙の開票結果です。

▽森博幸(無所属・現)当選、10万1417票
▽桂田美智子(無所属・新)2万1745票

自民党、民進党、公明党、社民党が推薦する現職の森博幸氏が、共産党が推薦する新人を抑え、4回目の当選を果たしました。

森氏は鹿児島市出身の67歳。鹿児島市の総務局長などを経て、平成16年の市長選挙で初当選しました。

今回の選挙戦では、3期12年の実績を強調するとともに、去年行われた国勢調査で鹿児島市の人口が戦後初めて減少に転じたことを踏まえ、市街地を再開発して地域の活性化を図っていくなどと訴えました。

そして、支援を受けた自民党などの支持層を固めるとともに、支持政党を持たない無党派層からも幅広く支持を集め、4回目の当選を果たしました。

森氏は「4度目の当選で、身の引き締まる思いがするとともに、大きな責任を感じている。人口減少がさまざまな悪影響を及ぼすことは、鹿児島市にとって大きな課題であり、若者の雇用の場の創出や出産・子育てしやすい環境の充実などに取り組んでいきたい」と述べました。

投票率は25%で、前回・4年前の選挙と比べて8.47ポイント低く、鹿児島市長選挙としては過去最低になりました。

5402名無しさん:2016/12/04(日) 14:55:05
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112700194&g=pol
鹿児島市長に森氏4選

 任期満了に伴う鹿児島市長選は27日投開票され、無所属で現職の森博幸氏(67)=自民、民進、公明、社民推薦=が、無所属新人で元市議の桂田美智子氏(63)=共産推薦=を破り4選を果たした。投票率は25.00%で過去最低となった。
 森氏は、3期12年の実績をアピール。人口減少対策や市中心部の再開発、子育て支援の充実などへの取り組みを訴えた。また、政党や経済団体などから推薦を受け、幅広い層から支持を集めた。桂田氏は、定期検査中の九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働中止などを掲げたが、及ばなかった。 

◇鹿児島市長選当選者略歴
 森 博幸氏(もり・ひろゆき)横浜市大商卒。74年鹿児島市役所に入り、総務部長、総務局長を経て04年11月鹿児島市長に初当選。67歳。鹿児島市出身。当選4回。
◇鹿児島市長選開票結果
当101417森  博幸 無現
  21745桂田美智子 無新
         =確定得票=
(2016/11/27-23:18)

5403名無しさん:2016/12/04(日) 17:43:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161128-00000076-jij-soci
三反園鹿児島知事が事実上容認=川内原発、検査後の再稼働
時事通信 11/28(月) 17:02配信

 鹿児島県の三反園訓知事は28日、県議会本会議で12月補正予算案の提案理由を説明した。

 知事は九州電力川内原発(同県薩摩川内市)の安全性を議論する「原子力問題検討委員会」について「補正予算に計上しており、認めていただいたら速やかに設置したい」と発言。定期検査で停止中の川内1号機の再稼働前には検討委を設置せず、再稼働を事実上容認する姿勢を示した。

 九電は川内1号機について、12月8日ごろの再稼働を目指している。一方、補正予算案は県議会最終日の同月16日に採決される予定。三反園知事は検査後の再稼働について、検討委の議論を踏まえ判断する考えを示していたが、1号機の再稼働には間に合わない。川内2号機は12月16日から定期検査に入る予定。

 県によると、12月補正予算案に検討委の関連経費約300万円を計上。原子力工学や地震学の有識者を12人程度集め、川内原発の安全性を議論するほか、避難計画を検証する。

 7月の知事選で初当選した三反園知事は、熊本地震で県民の不安が高まっているとして、川内原発の即時停止を九電に2度要請した。九電は応じなかったが、1号機は定期検査で10月6日に停止。知事の要請を受け、九電は地震の影響がないか確認する特別点検を実施している。

5404名無しさん:2016/12/04(日) 22:00:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161201-00010007-nishinp-soci
「聞いたことがない」酒気帯び者、議場入り禁止 議会で可決 議員摘発受け 熊本・菊陽町
西日本新聞 12/1(木) 12:24配信

 熊本県菊陽町議会(定数18)は30日の臨時議会で、議会の規律に関する会議規則に「酒気を帯びた者は議場に入ることができない」と明記した改正案を賛成多数で可決した。

 昨年6月に坂本秀則議員(51)が道交法違反(酒気帯び運転)容疑で摘発されたことを受け、一部議員が「信頼回復と再発防止の決意を示すべきだ」として提案した。全国町村議会議長会は「内規で飲酒問題への具体的対応を定めた例は聞いたことがない」としている。

 可決された改正規則には「議長は、規定に違反すると認めるときは、当該入場者に退出を命じなければならない」とも明記された。この日の審議では「申し合わせで十分だ」との声も上がり、採決では17人中7人が反対した。

 町議会は坂本議員の問題を巡り「飲酒運転を起こした場合は、自主的に辞職することを誓う」とする決議もしている。坂本議員は西日本新聞の取材に「責任は痛感しているが、当面は熊本地震復興の役に立ちたい」とした上で「来年6月の定例会後に辞職する」と語った。

=2016/12/01付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞社

5405チバQ:2016/12/05(月) 20:03:06
http://news.goo.ne.jp/article/saga_s/region/saga_s-NSM2016120100005_KOSODATE_MANABU.html
唐津市長選で元県議の宮崎氏、一転「出馬せず」
12月01日 12:00佐賀新聞

 来年1月の唐津市長選に出馬を表明していた元県議の宮崎泰茂氏(73)=佐志=が30日、「一身上の都合」を理由に辞退する意向を明らかにした。

 佐賀新聞社の取材に対し、宮崎氏は「(支持者の事情など)いろんな要因があって辞退せざるを得ない。断腸の思い」とし、「これまで名前が挙がっている候補者は自分と考えが違い、応援することはない」と語った。9月末に「市政の刷新と改革」を訴えて出馬会見を開き、最近はパンフレットを作製し、地区懇談会を開くなど立候補に向けて準備していた。

 市長選には現在、元県議の峰達郎氏(56)=山本=、前副市長の岡本憲幸氏(61)=菜畑=が立候補を表明している。峰氏は事務所開きを終え、岡本氏も4日に事務所開きを控え、臨戦態勢に入っている。唐津市出身で医療法人理事長の田中路子氏(68)=福岡市=も12月中旬に出馬会見を開く予定。

5406チバQ:2016/12/05(月) 20:12:40
http://news.goo.ne.jp/article/rkk/region/rkk-NS003201612051156540111.html
北口議員に2度目の辞職勧告決議
11:56RKKニュース

北口議員に2度目の辞職勧告決議
北口議員に2度目の辞職勧告決議
(RKKニュース)
熊本市議会がきょう、開会し職員にパワハラ行為を繰り返していたとして北口和皇議員に対して2度目となる辞職勧告決議案を全会一致で可決しました。
坂田誠二議運委員長「速やかに職を辞するよう再び北口議員に対する辞職の勧告を提案する次第です。
最大会派自民党など5つの会派が提案した決議案によりますと北口議員は去年3月、市食肉センターの機能移転に関する調印式で暴言を繰り返して調印式を中止に追い込むなどあわせて27件のパワハラ行為があったとされています。
こうした一連の行為は議会への信頼を大きく失墜させたとして市議会は、きょう全会一致で北口議員の辞職勧告決議案を可決しました。
北口議員に関しては去年11月に市議会が辞職勧告決議をしさらに、ことし10月にも熊本市政治倫理審査会が辞職を勧告していますが北口議員は、いまだ自らの進退について態度を明らかにしていません。

5407チバQ:2016/12/11(日) 14:17:48
http://news.livedoor.com/article/detail/12399540/

【沖縄の今】翁長知事就任から2年 辺野古阻止見通せず 革新勢力とも溝 選挙の求心力も衰え




2016年12月10日 20時28分
産経新聞


米軍普天間飛行場の移設先、沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前に集まった約10人の反対派=8日午前(杉本康士撮影)
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 沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事が就任して10日で2年。

 米軍普天間飛行場=宜野湾(ぎのわん)市=の名護市辺野古移設阻止という公約の実現は見通せず、北部訓練場(東、国頭両村)のヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)移設などと合わせ革新勢力との溝を急速に深めている。経済政策と振興策でめぼしい成果はなく、選挙での求心力の衰えも否めない。任期の折り返し地点から見えるのは下り坂のようだ。

 翁長氏は11月25日、辺野古周辺の陸上工事再開を認め、3日後にヘリパッド移設を容認すると受け取られる発言をした。今月9日には那覇軍港の浦添市移設も容認する考えを表明。いずれも翁長氏を支持する基地反対派と革新勢力には受け入れがたく、不満が広がっている。

 これにより22日に開かれる北部訓練場の返還式典に翁長氏が出席するかどうかに注目が集まる。「出席すれば革新勢力の一部との決別につながる」(県幹部)とも指摘される。

 翁長氏の求心力の源泉は選挙にもあったが、陰りをみせる。今年1月の宜野湾市長選で擁立した候補者が現職に惨敗したのが象徴だ。

 次に焦点となる選挙は来年1月の宮古島市長選で、保守系の現職に3人の新人が立候補を予定。保守系が分裂し、翁長氏を支援する革新勢力が中心の「オール沖縄」陣営も分裂した。

 市長選は宮古島への陸上自衛隊配備も争点で、保守を自認する翁長氏は反対しにくい。配備に反対する革新勢力と折り合えるはずもなく、候補者の一本化に動こうとしない。

 ただ、現職は県内の保守系市長を束ね、翁長氏の政敵。「現職の手柄にさせない」(翁長氏周辺)と、市内にある下地島空港の利活用事業に待ったをかけ、半年以上も放置している。

 県幹部が「政策を政治案件化する」と批判するように、翁長氏の無益な対決姿勢が保守層や経済界との関係をますます疎遠にしている。(半沢尚久)


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