したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:16:25

統一地方選スレから西海道・琉球地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

5250チバQ:2016/07/10(日) 20:08:31
みたぞの!?

5251とはずがたり:2016/07/10(日) 20:34:25
反でしたね。一度テロップ出たけど其の後ないっすね。ミスかな??

5252名無しさん:2016/07/10(日) 20:45:28
http://www.asahi.com/articles/ASJ7B63QTJ7BTLTB00K.html
鹿児島知事に三反園氏 元テレ朝社員、川内原発停止公約
2016年7月10日20時00分

 鹿児島県知事選は10日投開票され、無所属新顔で元テレビ朝日コメンテーターの三反園訓氏(58)が無所属現職の伊藤祐一郎氏(68)を破り、初当選を確実にした。三反園氏は伊藤氏の4選阻止を訴え、民進、社民両党県組織や保守系地方議員の一部の支援を得て草の根の選挙戦を展開した。

 鹿児島県で過去に4選した知事はおらず、伊藤氏の4選の是非が焦点の一つとなった。三反園氏は多選を批判するとともに、熊本地震の発生で九州電力川内原発の安全性に不安が広がると、反原発グループとも連携。「川内原発を停止し、点検するよう九電に申し入れる」との公約を掲げ、支持を広げた。

 伊藤氏は自民、公明両党の支援を得て組織戦を展開したが、及ばなかった。

5253名無しさん:2016/07/10(日) 20:46:09
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589941000.html
鹿児島県知事選 新人の三反園氏が当選確実
7月10日 20時11分
任期満了に伴う鹿児島県知事選挙は10日に投票が行われ、無所属で新人の三反園訓氏が初めての当選を確実にしました。
鹿児島県知事選挙の投票は午後8時までに締め切られ、すでに一部の開票所で開票が始まっています。

開票状況について選挙管理委員会の発表はまだありませんが、NHKが開票所で行っている取材では、無所属で新人の三反園訓氏が無所属で現職の伊藤祐一郎氏を大きく引き離す勢いです。

また、NHKが事前に行ってきた情勢取材や、投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査でも、三反園氏が優勢で、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから、三反園氏の初めての当選が確実になりました。

三反園氏は58歳。テレビ朝日のコメンテーターを経て、今回、初めて鹿児島県知事選挙に立候補しました。選挙戦で三反園氏は、県政の刷新を訴えるとともに、県の特産品を知事のトップセールスで売り込み、地域の活性化を図りたいと訴えてきました。

その結果、支援を受けた民進党や社民党の支持層のほか、自民党の支持層の一部やいわゆる無党派層にも支持を広げ、初めての当選を確実にしました。

5254チバQ:2016/07/10(日) 21:55:43
http://www.sankei.com/west/news/160710/wst1607100058-n1.html
2016.7.10 20:28

「鹿児島県知事」に元テレ朝コメンテーター、三反園氏…反原発団体支援、現職との争い制す

 任期満了に伴う鹿児島県知事選が10日投開票され、無所属新人で元テレビ朝日コメンテーターの三反園訓氏(58)が、無所属現職の伊藤祐一郎氏(68)を破り、初当選を果たした。三反園氏は全国で唯一、稼働している九州電力川内原発(同県薩摩川内市)の停止を公約に掲げており、選挙結果はわが国のエネルギー政策に大きな影響を及ぼす。

 鹿児島では川内原発1、2号機がそれぞれ昨年8月と10月に再稼働した。

 選挙戦で三反園氏は地元の反原発派の支援も受けた。当初、反原発団体のメンバーも知事選に立候補を表明していたが、三反園氏と川内原発停止や再調査に関する合意文書を交わし、立候補を取り下げた。

 三反園氏は公約に、熊本地震の影響を考慮し、川内原発を停止して施設の点検と避難計画の見直しを行うことや、県庁内に「原子力問題検討委員会」を設置することを盛り込んだ。

 選挙戦で三反園氏は「トップが変われば新しい鹿児島をつくれる」と伊藤氏の多選を批判し、県政刷新を訴えた。民進、社民の県組織の支援を受けたほか、伊藤県政に批判的な自民支持層にも浸透した。

 一方、伊藤氏は平成26年11月に川内原発の再稼働に同意を表明し、新しい規制基準に沿った原発再稼働に道筋を付けた。選挙戦では財政再建など3期12年の実績を強調したが、県政運営へ保守層からも批判が集まり、無党派層の支持も伸びなかった。

5255チバQ:2016/07/10(日) 21:56:28
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000229&g=pol
三反園氏、今秋検査後の対応焦点=川内原発、「停止」公約-鹿児島知事選


 10日投開票の鹿児島県知事選で、全国で唯一稼働する九州電力川内原発(薩摩川内市)を停止して点検するとの公約を掲げた三反園訓氏が初当選を果たした。各地の原発再稼働を進める安倍政権や、同意を求められる立地自治体に影響を与える可能性があるほか、川内原発が秋以降に定期検査で停止した後どうするかが当面の焦点となりそうだ。
 川内原発は、国の原子力規制委員会が2014年9月に新規制基準を満たすと判断。伊藤祐一郎知事らの同意を経て1号機は15年8月、2号機は同10月にそれぞれ再稼働した。しかし今年4月、隣の熊本県で熊本地震が発生すると、住民の間で停止を求める声が強まった。
 これを受け、三反園氏は「停止して施設の点検と避難計画の見直しを行う」と主張。先に出馬表明していた反原発団体メンバーと、原発問題の検討委員会設置、九電への停止・調査申し入れで合意し、候補者一本化に成功した。
 ところが三反園氏は、原発問題を強調し過ぎると分厚い保守層の離反を招きかねないとみて、選挙戦ではほとんど言及しなかった。このため原発問題は主要な争点とならず、「伊藤県政」の継続か刷新かがクローズアップされた。
 伊藤氏の政治手法は「強引」「高圧的」などと批判が強く、県の関係者は「三反園氏が当選したというより、伊藤氏が信任投票で落選した」と指摘。原発を推進する経済産業省の幹部は「原発は争点になっていない。三反園氏の勝利が直接的に原発停止につながるとは考えていない」と述べた。
 一方、原発は営業運転開始から13カ月以内に運転を止め、定期検査を受けなければならない。九電は1号機を10月に、2号機を12月に止める予定だ。三反園氏は検査後の対応について明らかにしていないが、検討委員会の議論を踏まえ、「最終的にはトップダウンで決めていく」との考えを示している。

◇川内原発をめぐる動き
【2011年】
 3月11日 東京電力福島第1原発事故が発生
 5月10日 九州電力川内原発1号機、定期検査のため停止
 9月 1日 川内原発2号機、定期検査のため停止
【2014年】
 9月10日 原子力規制委員会、1、2号機は新規制基準を満たすと判断
10月28日 地元の薩摩川内市長と市議会、再稼働に同意
11月 7日 伊藤祐一郎鹿児島県知事と県議会、再稼働に同意
【2015年】
 4月22日 鹿児島地裁、再稼働差し止めの仮処分申請を却下
 8月11日 1号機再稼働
 9月10日 1号機営業運転に移行
10月15日 2号機再稼働
11月17日 2号機営業運転に移行
【2016年】
 4月 6日 福岡高裁支部、運転差し止め認めず即時抗告を棄却
 7月10日 知事選で川内原発の停止や点検を掲げた三反園訓氏が当選確実

(2016/07/10-21:23)

5256とはずがたり:2016/07/11(月) 01:19:59
先ずはセレモニー的に停めるだけでも良い>原発
併し議会対策が大変そうだ。。

鹿児島知事に三反園氏=原発再稼働の現職破る
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000228&g=elc

 任期満了に伴う鹿児島県知事選は10日投開票され、民進、社民両党の支援を受けた無所属新人で元テレビ朝日コメンテーターの三反園訓氏(58)が、無所属現職で4選を目指した伊藤祐一郎知事(68)=自民、公明推薦=を破り、初当選を確実にした。伊藤氏は2014年11月に九州電力川内原発(薩摩川内市)の再稼働に同意し、同原発は現在全国で唯一稼働している。

 知事選は、野党連合と自公が争った参院選と同じような構図で、伊藤氏の県政運営や多選の是非が最大の争点だった。投票率は56.77%で、前回を12.92ポイント上回った。
 川内原発をめぐる論戦は低調だったが、三反園氏は公約に「熊本地震の影響を考慮し、川内原発を停止して施設の点検と避難計画の見直しを行う」と明記。10日夜には選挙結果を受け、「県民が不安に思っているということだ。安全性を確保されていない原発を動かすわけにはいかない」と記者団に述べた。
 三反園氏は選挙戦で、全国で最下位レベルの県民所得を向上させると主張。テレビ局勤務の経験を生かして情報発信力を高め、自らもトップセールスに努めると訴えた。
 伊藤氏は就任時に451億円あった財源不足を解消した行政手腕や実績を強調。自公両党の他、農政連や医師会などの推薦を受け組織戦を展開したが、及ばなかった。 

◇鹿児島県知事選当選者略歴
 三反園 訓氏(みたぞの・さとし)早大教育卒、80年テレビ朝日に入り、記者、コメンテーターなどを経て16年2月退社。58歳。鹿児島県指宿市出身。初当選。(2016/07/11-00:45)

5257チバQ:2016/07/11(月) 21:44:03
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk46010354000c.html
<2016知事選>三反園さん激戦制し初当選 県政史上初、現職破る /鹿児島
15:47毎日新聞

 参院・知事同日選は10日、投開票された。参院選鹿児島選挙区(改選数1)では、自民現職、野村哲郎さん(72)=公明推薦=が3回目の当選を決め、知事選では元テレビ朝日コメンテーターで無所属新人、三反園訓さん(58)が初当選を決めた。参院選は安倍政権の経済政策「アベノミクス」や安全保障関連法が争点で、野党統一候補で無所属新人、下町和三さん(56)=民進、社民推薦=が、自民現職に挑む初めての構図となったが、1人区となった2001年以降の自民が守る議席奪取には至らなかった。任期満了に伴う知事選は、民進、社民両県連の支援を受けて県政刷新を訴えた三反園さんが、自民・公明両県議団が推薦する無所属現職、伊藤祐一郎さん(68)に競り勝った。現職が敗れるのは県政史上初めて。県議会最大会派・自民との関係次第では県政運営の停滞も予想される。投票率は参院選55・85%(前回50・42%)、知事選56・77%(前回43・85%)。【杣谷健太】

 現職の伊藤祐一郎さんとの激戦が地元紙などで報じられていた中、当選確実の報が鹿児島市城南町の事務所に届くと、元テレビ朝日コメンテーターで新人の三反園訓さんは集まった支援者から祝福を受け、万歳。三反園さんは「セールスマンとして鹿児島の宝物をどんどん世界に発信し、新しい鹿児島を作る。命がけでやっていきたい」と興奮した様子で語った。

 選挙戦では、「トップが変われば県政が変わる」「政治は県民のもの」などと県政刷新を強調。保守系無所属の「県民党」をアピールし、保守層からの支持を着実に拡大。民進、社民両県連の支援も得て、草の根の選挙戦を展開した。街頭演説では、集まった支持者から「チェンジ」の声が響くなど、熱狂的な支援を受け、「反伊藤知事」票の掘り起こしに成功した。

 また、告示前に新人の反原発団体メンバーとの間で「熊本地震の影響を考慮し、川内原発を停止し、再調査、再検証を行うことを九州電力に強く申し入れる」などとする政策合意文書を締結し、原発反対票の分散を回避。一本化による構図の明確化によって支持を拡大した。

 一方、敗れた伊藤さんの鹿児島市西千石町の事務所は重苦しい雰囲気に包まれた。公認並みに支援した自民の県選出国会議員や県議らが見守る中、伊藤さんは「みなさまに感謝申し上げる」と述べ、頭を下げた。

 選挙戦では、自民、公明両県議団の他、県医師連盟などの推薦を得て組織戦を展開。個人演説会などで「450億円超あった赤字を解消し、今は健全財政となった」などと3期12年の実績を強調したが、「反伊藤知事」の逆風をはねのけられなかった。【杣谷健太、佐野格】

………………………………………………………………………………………………………

三反園訓(みたぞの・さとし) 58無 新(1) 

 [元]テレビ朝日ニュースコメンテーター[歴]早稲田大学エクステンションセンター講師▽早稲田大学大学院公共経営研究科非常勤講師▽早大

5258チバQ:2016/07/11(月) 22:06:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00010000-nishinp-soci
多選批判の受け皿を目指した戦略が奏功 鹿児島県知事選・三反園氏、原発争点化を回避
西日本新聞 7月11日(月)10時54分配信

多選批判の受け皿を目指した戦略が奏功 鹿児島県知事選・三反園氏、原発争点化を回避
初当選を決め、気合が入った表情を見せる三反園訓氏=10日夜、鹿児島市の事務所
【解説】
 10日投開票の鹿児島県知事選で、野党が推す新人三反園訓氏(58)が初当選した。県政初の4選を狙った現職伊藤祐一郎氏(68)の政治姿勢への反発や多選批判の受け皿を目指した戦略が奏功したと言える。

 三反園氏に強い追い風が吹いたとは言い難い。伊藤氏と二人三脚の選挙戦を展開した参院選鹿児島選挙区の自民党現職は同日、野党統一候補に勝利。九州電力川内原発の再稼働問題も主要争点にならなかった。

 反原発団体と政策合意した三反園氏だが、選挙戦では原発関連の発言を抑え、むしろ争点化回避に腐心。「保守系無所属」候補であることを強調し、伊藤氏に反発する市町村長や地方議員の支持も取り込んだ。

 「伊藤氏落選なら原子力政策に影響が出かねない」と国政選挙の公認候補並みに支援した与党は手痛い敗北。伊藤氏は任期中、上海定期航空路存続へ県職員を派遣する事業や「女子に三角関数を学ばしてどうする」との発言も批判された。

 選挙戦で「チェンジ」を訴えた三反園氏だが、原発を巡る公約で推進、反対両勢力への配慮を余儀なくされた。今後の県政運営全般でも独自色を出すのは容易ではない。

=2016/07/11付 西日本新聞朝刊=

5259チバQ:2016/07/12(火) 22:39:27
http://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/nation/nishinippon-20160712163222753.html
「県政運営は厳しくなる」との指摘も 鹿児島県知事選、三反園氏の当選
16:30西日本新聞

「県政運営は厳しくなる」との指摘も 鹿児島県知事選、三反園氏の当選
初当選から一夜明け、鹿児島市の事務所で笑顔を見せる三反園訓氏
(西日本新聞)
 10日の鹿児島県知事選での三反園訓(みたぞのさとし)氏(58)の当選を受け、県議会の各会派からは歓迎や期待に加え「県政運営は厳しくなる」との指摘も出ている。

 三反園氏を「支援」した民進、社民党系の県民連合は、過去3回の知事選では現職伊藤祐一郎氏を支援。今回は川内原発再稼働が契機となり路線を転換した。柳誠子会長は「伊藤氏の説明不足の政治姿勢が三反園氏の勝利につながった」。

 共産党の松崎真琴県議は反原発団体が擁立した候補との「一本化」につながった政策協定を挙げ、「三反園氏は『県民の声を聞く』と言っている。私たちが訴える原発停止の声も届くと期待したい」と語った。

 公明党県議団の成尾信春団長は「伊藤氏の掲げる政策面で支持を訴えたが、支持者の中にも批判の声が根強かった」と打ち明けた。

 実際、本紙出口調査によると、参院選で当選した自民党現職の野村哲郎氏に投票した人の約45%が、公明支持者の約67%が三反園氏に投票していた。

 最大会派の自民党県議団の堀之内芳平会長は「県民の選択を真摯(しんし)に受け止める」とコメント。ただ「県政運営は是々非々で進めていく」とけん制した。

 一方、三反園氏側は「選挙が終わればノーサイド。県発展のため議員の皆様には力添えしてほしい」と秋波を送る。ただ県選出国会議員は三反園県政の船出をこうみる。「いろんな考えの人に支えられた知事になる。きっと板挟みになる」

 鹿児島県知事選で初当選した三反園訓氏が九州電力に川内原発の一時停止を求める意向を示したことに、反原発団体は「脱原発」の公約実行に期待を高めている。

 「廃炉への道筋を作るきっかけができた。政策合意が紙切れにならず、本当によかった」。三反園氏と脱原発に関する政策合意を結び立候補を見送った平良行雄氏(56)は10日夜、鹿児島市の事務所に駆け付け、三反園氏と握手。政策合意には一時停止と再調査、原子力問題検討委員会(仮称)の設置が含まれる。「合意を守ってもらえるよう監視していく」と述べた。

 平良氏の後援会長だった反原発団体事務局長の向原祥隆氏(59)も「原発停止にとても期待できる」と歓迎。「政策合意は(三反園氏が)やると言ったこと。やってもらう」と言い切った。原子力検討委に反原発団体のメンバーも加え、3カ月以内の発足を求めた。

 現職の伊藤祐一郎氏は現行制度で最長の60年運転を容認する考えを表明していた。本紙が実施した出口調査では、川内原発の60年運転について反対派が54・8%。賛成派の33・1%を大きく上回った。反対派の8割が三反園氏に投票しており、原発をめぐる姿勢が有権者の投票行動に影響したことがうかがえる。

 一方、三反園氏は当選一夜明けた11日、報道陣の取材に応じ「原発については昨日(10日)話した通り。それ以上も以下もない」とだけ述べた。

=2016/07/12付 西日本新聞朝刊=

5260とはずがたり:2016/07/13(水) 17:46:53

「県政運営は厳しくなる」との指摘も 鹿児島県知事選、三反園氏の当選
http://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/politics/nishinippon-20160712163222753.html
07月12日 16:30西日本新聞

 10日の鹿児島県知事選での三反園訓(みたぞのさとし)氏(58)の当選を受け、県議会の各会派からは歓迎や期待に加え「県政運営は厳しくなる」との指摘も出ている。

 三反園氏を「支援」した民進、社民党系の県民連合は、過去3回の知事選では現職伊藤祐一郎氏を支援。今回は川内原発再稼働が契機となり路線を転換した。柳誠子会長は「伊藤氏の説明不足の政治姿勢が三反園氏の勝利につながった」。

 共産党の松崎真琴県議は反原発団体が擁立した候補との「一本化」につながった政策協定を挙げ、「三反園氏は『県民の声を聞く』と言っている。私たちが訴える原発停止の声も届くと期待したい」と語った。

 公明党県議団の成尾信春団長は「伊藤氏の掲げる政策面で支持を訴えたが、支持者の中にも批判の声が根強かった」と打ち明けた。

 実際、本紙出口調査によると、参院選で当選した自民党現職の野村哲郎氏に投票した人の約45%が、公明支持者の約67%が三反園氏に投票していた。

 最大会派の自民党県議団の堀之内芳平会長は「県民の選択を真摯(しんし)に受け止める」とコメント。ただ「県政運営は是々非々で進めていく」とけん制した。

 一方、三反園氏側は「選挙が終わればノーサイド。県発展のため議員の皆様には力添えしてほしい」と秋波を送る。ただ県選出国会議員は三反園県政の船出をこうみる。「いろんな考えの人に支えられた知事になる。きっと板挟みになる」

 鹿児島県知事選で初当選した三反園訓氏が九州電力に川内原発の一時停止を求める意向を示したことに、反原発団体は「脱原発」の公約実行に期待を高めている。

 「廃炉への道筋を作るきっかけができた。政策合意が紙切れにならず、本当によかった」。三反園氏と脱原発に関する政策合意を結び立候補を見送った平良行雄氏(56)は10日夜、鹿児島市の事務所に駆け付け、三反園氏と握手。政策合意には一時停止と再調査、原子力問題検討委員会(仮称)の設置が含まれる。「合意を守ってもらえるよう監視していく」と述べた。

 平良氏の後援会長だった反原発団体事務局長の向原祥隆氏(59)も「原発停止にとても期待できる」と歓迎。「政策合意は(三反園氏が)やると言ったこと。やってもらう」と言い切った。原子力検討委に反原発団体のメンバーも加え、3カ月以内の発足を求めた。

 現職の伊藤祐一郎氏は現行制度で最長の60年運転を容認する考えを表明していた。本紙が実施した出口調査では、川内原発の60年運転について反対派が54・8%。賛成派の33・1%を大きく上回った。反対派の8割が三反園氏に投票しており、原発をめぐる姿勢が有権者の投票行動に影響したことがうかがえる。

 一方、三反園氏は当選一夜明けた11日、報道陣の取材に応じ「原発については昨日(10日)話した通り。それ以上も以下もない」とだけ述べた。

=2016/07/12付 西日本新聞朝刊=

鹿児島県知事選挙市町村別最終得票
http://tohazugatali.soragoto.net/politics/201607120001_002.jpg

5261とはずがたり:2016/07/14(木) 19:38:52
「挑戦する鹿児島に」 知事初当選の三反園氏
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kagoshima_prefecture_election/article/258303
2016年07月11日 22時01分

 10日投開票の鹿児島県知事選で初当選した、無所属新人で元テレビ朝日コメンテーターの三反園訓(みたぞのさとし)氏(58)は一夜明けた11日午前、鹿児島市城南町の事務所で記者団の取材に応じた。「民間のアイデアを取り入れて、チャレンジする鹿児島を目指していきたい」と県政運営の抱負を語った。

 三反園氏は、投票率が56・77%と前回知事選を12・92ポイントも上回ったことに触れ「県民の期待の大きさに責任の重さを感じた」と選挙戦を振り返った。

 また、プロ野球球団のキャンプ誘致を通じた観光振興策などに意欲を示し「県庁で座っているだけではなく、いろんな専門家の意見を聞きに行きたい」と対話重視の姿勢を強調。県職員に対しては「最初からできないという議論ではなく、常識にとらわれない発想に従う勇気を求めたい」と意識改革を促した。

=2016/07/11付 西日本新聞夕刊=

5262チバQ:2016/07/14(木) 20:49:59
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160714k0000e010226000c.html
<上峰町>町初女性副町長、出張後登庁せず 文科省から出向
14:11毎日新聞

 文部科学省から佐賀県上峰町に出向している松井佳奈江副町長(36)が、文科省の要請で6月末に東京出張に出かけたが、そのまま町役場に登庁していない。文科省から「健康上の理由」との連絡を受けた武広勇平町長は「急なことで驚いている。今後どうなるか心配だ」と、戸惑いを見せている。

 町によると、松井副町長は6月28日、2日間の日程で東京へ出張した。しかし予定の30日、町役場に登庁しなかった。このため町が文科省に問い合わせたところ、7月1日までの出張延長を要請されたという。

 ところが、週が明けた同4日にも姿を見せないため、再度の問い合わせに文科省から「健康上の理由で休ませたい」と返答があった。町は13日も副町長と直接連絡を取れていないという。

 松井副町長は、文科省生涯学習政策局地域学習活動企画係長から上峰町に出向。今年4月、町初の女性副町長に就任した。任期は2017年度末までの2年間で、6月議会には出席した。

 武広町長は「体調を第一に考え、文科省と協議しながら見守りたい」と話している。毎日新聞の取材に文科省人事課は「本人は療養中だと聞いている」と答えている。【満島史朗】

5263チバQ:2016/07/14(木) 21:03:03
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-wst1607120009.html
【三反園ショック(上)】「原発ばっかり、答えようがない」 当選後、報道陣振り切る三反園氏…九電「元の木阿弥」募る懸念
07月12日 07:44産経新聞

投開票から一夜明け、鹿児島県知事選を報じる新聞に目を通す三反園訓氏=平28年7月11日、鹿児島市
(産経新聞)
 10日投開票された鹿児島県知事選で、全国で唯一稼働している九州電力川内原発(同県薩摩川内市)の一時停止を公約に掲げた元テレビ朝日コメンテーター、三反園訓(みたぞの・さとし)氏(58)が初当選した。三反園氏の当選は、わが国の原発・エネルギー政策にどんな影響を及ぼすのか。

当選後会見から一転、歯切れの悪さ

 「原発は昨日から散々言っている通り。それ以上もそれ以下もありません。もう少し待ってください。原発ばっかり…私も答えようがないので」

 11日朝、三反園氏は、川内原発について報道陣の問いかけに答えず、振り切るように鹿児島市内の事務所を後にした。

 前夜に比べ、歯切れの悪さが目立った。

 10日夜、三反園氏は同じ事務所で「原発のない社会を目指す。ドイツのように自然再生エネルギーを推進する。安全性が確保されていない原発を動かすわけにはいかない」と声を上げた。「脱原発」の姿勢を明確にした。

 喜びに沸く事務所には、地元の反原発団体「反原発・かごしまネット」代表の向原祥隆氏も訪れ、三反園氏の勝利を祝った。

 反原発派はもともと、メンバーを独自に擁立する予定だったが、原発停止や再調査に関する合意文書を交わし、三反園氏への一本化を図った。これを受け、三反園氏は、川内原発の点検、停止を公約に掲げた。

 立候補を取りやめた団体のメンバーは「一本化で流れが変わったのは間違いない。原発停止の約束を、(三反園氏に)果たさせる」と興奮気味に語った。

 向原氏も「(原発停止に)早急に着手してもらいたい。やらなければ県民を敵に回すことになる」と力を込めた。三反園氏が公約で掲げた原子力の課題を協議する検討委員会の設置には「原発反対派も入れてもらう」と要求した。

 だが、意気揚々の反原発派とは対照的に、三反園氏を支援した鹿児島市議は「つかず離れずにやっていくしかないでしょう」と冷めた様子でつぶやいた。

 選挙戦で原発問題は、必ずしも大きな争点にならなかったからだ。

保守分裂選挙

 「合言葉はチェンジ! トップをチェンジ!」

 9日夕、JR鹿児島中央駅前で三反園氏は支援者と連呼した。

 「一回任せてほしい」と県政刷新を訴えた。その姿は平成21年夏の衆院選で、「政権交代」を唱える民主党(当時)を想起させた。

 この演説中、三反園氏は原子力政策に一言も触れなかった。それどころか選挙期間を通じて、三反園氏が反原発団体と行動をともにすることはなかった。

 陣営幹部は「支援者には原発稼働を容認している人もいる。ハレーションを起こさないよう、気を使った」と説明した。

 今回の知事選は保守分裂の選挙だった。

 現県政に批判的な自民党の元県議らが三反園支援に回った。業界団体の一部も三反園氏についた。

 三反園陣営は、4選を目指した伊藤祐一郎氏(68)の「多選批判」と「県政刷新」を徹底して訴える戦術を取った。

 作戦は図に当たった。

 女性を中心に三反園氏は支持を広げた。陣営の幹部は「知事を代えてほしいという声が多かった。当選の原動力は原発というより、『伊藤さんは、もうよかが』という県民の声だ」と振り返った。

知事に原発を止める権限はない

 とはいえ、三反園氏が反原発派の協力を得たことは間違いない。原発立地自治体の知事として、その言動は、国の原発・エネルギー政策に影響を及ぼす。

 川内原発は国内で唯一稼働する原発だ。原子力規制委員会による審査に合格し、知事の伊藤氏らの「地元同意」を得て、昨年8月に1号機が、同10月に2号機が再稼働した。

 三反園氏は当選後の記者会見で、九電に川内原発の停止、点検を申し入れる考えを表明した。

 知事に原発を止める法的権限はない。経済産業省幹部は11日、「ただちに停止することはない」と語った。

 ただ、九電はこれまで地元自治体の理解を得ながら、原発を推進してきた。地元同意が得られないことは、見えなくとも大きなダメージとなる。

 さらに、自民党は参院選の公約で「新規制基準に適合すると認められた場合には、立地自治体等関係者の理解と協力を得つつ、再稼働を進める」と掲げた。仮に知事が原発に反対した場合、状況は予断を許さない。

5264チバQ:2016/07/14(木) 21:03:34
「元の木阿弥」

 川内原発は、知事選の結果と関係なく、間もなく一時停止する。

 原発は13カ月に1回、法律で定められた「定期検査」を実施する。九電は今年10月に1号機を、12月に2号機を定検入りさせる。

 経産省幹部は「定検の実施後に三反園氏が運転再開を拒めば、停止が長引く恐れもある」との懸念を示した。

 九電にとっては、再び危機が到来したといえる。

 東京電力福島第1原発事故後、九電の全原発は長期停止した。

 その間、代替電源である火力発電用の燃料費が膨らみ、九電は赤字に転落した。さらに、発電能力が低下したことで、夏冬の電力供給は綱渡りとなった。

 「川内原発が停止するようなことになれば、元の木阿弥だ。しっかり説明してご理解いただくしかない」。九電幹部の1人は声を振り絞った。

 経済界からも懸念の声が上がる。ある企業幹部は「原発停止が経済を混乱させることを分かってほしい」と語った。

 11日朝、三反園氏は原発については答えなかったが、県政全体として「いろんな人の意見をまず聞きにいこうと思う。県庁で座っているだけではなく、何でも聞いて、生かしていきたい」と語った。

 原発についても数ある声をどう酌み取るか、手腕が問われる。(高瀬真由子)

http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1607130006.html
【三反園ショック(中)】「どこまで本気なのか」玄海再稼働の時期は不透明に
07月13日 07:14産経新聞

 「参院選より鹿児島の知事選が気になっていた。強引に原発を止めるような動きはしないと信じているが、どこまで本気なのか。様子をみないといけない」

 佐賀県玄海町の岸本英雄町長は、懸念を口にした。

 10日投開票の鹿児島県知事選では、九州電力川内原発(同県薩摩川内市)の停止、点検を公約にした三反園訓(みたぞの・さとし)氏(58)が当選した。岸本氏が注視するのは、地元にある玄海原発への影響だ。

 九電はちょうど3年前の平成25年7月12日、玄海原発3、4号機の安全審査を原子力規制委員会に申請した。

 審査は遅々として進まず、先が見通せない状態が続いた。原発で生計を立ててきた地元企業は、ジリジリする思いで待った。

 今年の夏を前に、ようやく「28年度内」の再稼働が視野に入った。

 この玄海原発再稼働の時期が、鹿児島県知事の言動で不透明になる。

 東京電力福島第1原発事故を教訓に、世界で最も厳しいとされる新たな規制基準が生まれた。原発を再稼働するには、この基準に適合しているか規制委が審査した上で、「地元同意」のプロセスを経なければならない。

 川内原発の場合、三反園氏に敗れた現職の伊藤祐一郎氏(68)が、「地元」の範囲は鹿児島県と薩摩川内市でよいという認識を示し、比較的円滑に、同意がまとまった。

 佐賀県は状況が異なる。山口祥義知事が、積極的に地元同意をとりまとめるか不透明な情勢だ。加えて、原発から30キロ圏に位置する同県伊万里市の塚部芳和市長が今月4日、「原発の再稼働に反対の立場である」と言明した。

 地元同意のプロセスで、知事に加えて重要な役割を果たすのが議会だ。

 佐賀県議会の実力者で、自民党佐賀県連会長の留守茂幸氏は「基本的には別の県の話だからね。山口知事は大所高所から、再稼働に同意するだろう」と語る。

 しかし、仮に三反園氏が原発停止を繰り返し訴えれば、反原発派は勢いづく。世論を煽り、佐賀に波及するのは間違いない。

 そうなったときに佐賀県の知事や議会は、再稼働プロセスでリーダーシップを取れるだろうか。

5265チバQ:2016/07/14(木) 21:04:15
新潟は“封印”

 法律上、知事に原発を止める権限はない。

 だが、原発が位置する全国の自治体をみれば、知事の意向が稼働に与える影響は大きい。

 東京電力柏崎刈羽原発のある新潟県では、泉田裕彦知事が「福島事故の検証と総括」を求め、再稼働に向けた議論を“封印”している。こうした泉田氏の言動は、県民世論にも影響を与える。

 また同県は以前から、原発の安全管理に関する技術委員会を設け、専門家が原発の安全や東電の対策をチェックする仕組みを設けている。

 電力事業関係者には「泉田氏が知事でいる限り、新潟の原発は動かない」と見る向きもある。

 関西では、関西電力高浜原発3号機(福井県高浜町)が1月にいったん再稼働した際、県の一部が30キロ圏に入る滋賀県の三日月大造知事が「大いなる不安と強い疑問の念を禁じ得ない。再稼働が容認できる環境にないという主張を訴えていきたい」と批判した。

 原発を止める法的根拠はないとはいえ、こうした知事の意見を電力会社が無視すれば、それだけで原発への風当たりは強くなる。

 三反園ショックの佐賀県への波及-。九電だけでなく九州の経済界に懸念が渦巻く。

責任ある姿勢で

 一方、規制委の厳しい審査を経た原発再稼働に、首長が介入することへ疑問を投げかける首長も多い。

 福井県の西川一誠知事は12日の記者会見で、鹿児島知事選への感想を問われ、「一般論としてエネルギー政策は大事で、日本、世界にも影響する。責任ある姿勢で、みんなの意見を聞いて行う必要がある」と主張した。

 薩摩川内市の岩切秀雄市長も11日、三反園氏が選挙戦で掲げた「川内原発の一時停止」について「世界一厳しい基準をクリアして稼働している原発であり、10月の定期検査を前に止まることがあり得るのか疑問だ」と述べた。

 立地自治体は、原発と向き合ってきた。それだけに首長の意見は重い。

 半面、エネルギー政策は国家の安全保障そのものだ。国内外の情勢を無視し、一部の反原発派の意見だけを取り入れるのは、人気取りと非難されても仕方がない。

 経済的な側面だけみても、川内、玄海両原発が再び長期停止すれば、電気料金の上昇が九州全域にのしかかる。原発停止を要請するなら、他県へ波及するリスクにも責任を負う覚悟が問われる。   (高瀬真由子、中村雅和)

http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-wst1607140010.html
【三反園ショック(下)完】電気料金上昇、供給力不安定化…「ドイツを目指すのは古い」
07:29産経新聞

【三反園ショック(下)完】電気料金上昇、供給力不安定化…「ドイツを目指すのは古い」
(産経新聞)
 「ドイツのように自然再生エネルギーを推進することで、鹿児島を変身させる。川内原発があるからこそ、変身させた姿を世界にアピールできる」

 鹿児島県知事選で初当選した三反園訓(みたぞの・さとし)氏(58)は10日夜、支援者や報道陣を前に高らかに宣言した。

 ドイツが脱原発を掲げ、風力や太陽光などの再エネを推進していることは周知の通りだ。その裏で、「メルケル税」と揶揄される電気料金の値上がりと、電力の需給調整に苦しんでいる現実がある。

 2011(平成23)年3月の東京電力福島第1原発事故を受け、ドイツのメルケル首相は同年6月、主要先進国で初めて2022年までに原発を全廃する方針を表明した。日本を含め世界中の脱原発派は喝采を送った。

 ただ、再エネの発電コストは原発よりも高い。

 ドイツは2000年以降、風力などの電気を一定価格で電力会社が買い取る「固定価格買い取り制度」(FIT)を段階的に導入した。買い取り価格の大半は、電気料金に上乗せされる。家庭・企業など電気利用者の負担の上に、再エネの普及を目指した。

 このため電気料金は右肩上がりとなった。2014年の上乗せ金額は、標準家庭で年約3万円。電気料金は、欧州ではデンマークに次ぐ2番目の高さとなった。

 産業界から「競争力が削がれる」との声が上がり、ドイツ政府は電力使用量の多い企業の負担軽減策を導入した。結果として、低所得者層を中心に不公平感が増大し、野党は「メルケル税だ」と批判した。

5266チバQ:2016/07/14(木) 21:04:28
 料金上昇に加え、原発廃止と再エネ増大は供給力の不安定化を招く。

 電気は瞬間瞬間の需要と供給のバランスを合わせなければならない。太陽光などお天気任せの設備は、発電量が安定しない。導入には、バックアップとして、安定した電力供給源と組み合わせることが求められる。

 欧州は、国境をまたいで送電線がつながっている。ドイツやスイスを中継して、余剰電力が発生した国から、不足する国へと電力をやり取りする。

 だが、ドイツの風力発電量が急増し、ポーランドやチェコに想定以上の電力が流れ込む事態が発生した。2012年2月、当時のチェコ首相が「ドイツからの供給過剰のせいで停電の危機にある」と懸念を表明した。

 また、メルケル首相は11年の「脱原発宣言」後に、1千万キロワット分の火力発電所を建設すると表明した。これは大型火力発電所10基分にあたる。

 火力発電所の新設は、二酸化炭素の排出量増加を招く。

 そもそもドイツは、今も8基の原子炉が稼働する。2014年でみると、発電量に占める比率は16%にも達した。この現実は、再エネへの移行が、長い時間をかけて段階的にしかできないことを裏付ける。専門家には「ドイツを目指す考えは古い」という人もいる。

「拙速」の弊害

 国内に目を転じても、原発停止と、急ぎすぎた再エネ導入が、弊害をもたらした。

 九州電力では、福島の事故後、3年8カ月にわたり管内の全原発が停止した。

 代替火力の燃料費が急増し、九電は電気料金の本格値上げに追い込まれた。

 需要が高まる夏冬は、供給力にも不安が生じた。他社融通などで安定供給の最低水準とされる予備率3%を確保したが、「綱渡り状態」が続いたといえる。

 一方、再エネ、特に太陽光は安定供給には寄与しなかった。

 例えば昨年6月2日、薄曇りの状態から九州全域で雲が厚くなり、わずか2時間で火力発電2基分にもあたる200万キロワットの出力低下となった。九電は揚水発電を稼働させ、低下分を補った。

 「日々なんとか調整しているのが現状」と九電社員は苦労を語る。

 経済産業省資源エネルギー庁の資料などによると、2014年度の水力を除いた再生可能エネルギーによる発電電力量は、全体の3・2%に過ぎない。このわずかな電力を買い取るために、FITに基づき14年度は9千億円、15年度は1兆8400億円もの費用が使われている。

 エネルギー事情に詳しい国際環境経済研究所理事の竹内純子氏は「エネルギーは、安定供給と経済性、環境を総合的に考えなければならない。原発を使うか使わないかは、全体の議論の一部に過ぎない。脱原発に伴う痛みを国民が納得できるか、冷静に議論する必要がある」と語った。

柔軟性に期待も

 鹿児島県知事選の投開票から一夜明けた11日、三反園氏は、報道陣に今後の抱負を笑顔で語った。しかし、川内原発の停止、点検についての質問には「それは後にしましょう」と遮り、結局、具体策を語らず事務所を後にした。

 ただ、国の根幹に関わるエネルギー事業への介入に、具体策は見いだせなくて当然だ。前日から一転して慎重姿勢になったことに、九電や財界関係者から「さまざまな意見を踏まえ、柔軟に判断してくれる人だと期待が持てる」との声が出た。

 福島の事故後、再エネを求める声は高まった。しかし、事故を経験した日本でも、すぐには移行できない。今後、反原発派から「公約を守れ」というプレッシャーが高まると予想されるが、政治家として現実を見据えた対応が求められる。(高瀬真由子)

5267チバQ:2016/07/14(木) 21:05:26
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160712ddlk46010550000c.html
<風のゆくえ>三反園知事誕生/上 県民の不満すくい取る 「反伊藤」が“組織”を超越 /鹿児島
07月12日 15:47毎日新聞

 10日投開票された知事選で、草の根の選挙戦を展開した元テレビ朝日コメンテーターの三反園訓(みたぞのさとし)氏(58)が、自民・公明両県議団が推薦した現職の伊藤祐一郎氏(68)を破った。同日選の参院選は自民現職が圧勝したにもかかわらず、県政史上初めて現職が敗れ、初の民間出身知事が誕生した知事選。いったいどんな風が吹いたのだろうか。【杣谷健太】

 「もうよかが!」。事務所前でたなびいた青色の旗が、知事選に吹いた風を象徴する。初当選から一夜明けた11日、事務所で取材に応じた三反園氏は「選挙で一番強いのは『風』と『流れ』。それが大事と改めて感じた」と選挙戦を振り返った。

 伊藤氏との組織力には大きな差があった。三反園氏を応援した南さつま市のある市議は「組織が脆弱(ぜいじゃく)で本当に知事選を戦えるのかと思った」と言う。ただ、その組織力の差を補ったのは、伊藤氏への批判だ。伊藤氏は行財政改革で実績を上げたが、「上から目線」「高慢」などの負のイメージが先行し、県民の間にマグマのように不満がたまっていた。

 選挙戦終盤の7日夕方、霧島市国分中央の山形屋前での三反園氏の街頭演説には、雨にもかかわらず、約130人が集まった。傘を差さずに演説に聴き入る女性がいるなど、熱気にあふれていた。参加した30代の自営業男性は「知事が代われば(鹿児島が)変わるのではないか。今まで政治に関心はなかったが、今回は投票する」と話した。三反園氏の支持者の多くに見られたのは、「変える」との思いだった。

 それは、九州電力川内原発1、2号機(薩摩川内市)の再稼働に同意した伊藤知事への不満を抱え、反原発を訴えている市民の一部にも告示前から浸透。反原発団体メンバーが出馬表明した後も、反原発派の一部が一本化に向けて双方の陣営に水面下で働きかけた。

 一本化が実現したのは告示の約1週間前。ぎりぎりのタイミングだったが、両者の決断が支持拡大につながった。反原発派も勝手連として選挙を支援し、6日にあった薩摩川内市内での個人演説会では、会場の受付で必勝はちまきを配る姿も見られた。三反園氏当選確実の報が流れた10日夜、自民党県連で記者会見した森山裕会長(農相)は「候補統一後に、やはりぐっと三反園さんの票が増えた」と話した。

 三反園氏が掲げたのは、保守系無所属の「県民党」。民進・社民両県連が支援したものの、陣営側が全て断ったため、街頭演説などで両党幹部らが応援することは一度もなかった。三反園氏も街頭演説などでは具体的な政策は語らず、新しいイメージを訴え続けたことで、特定の「色」が付くことを避け、幅広く「反伊藤知事」票を集めることに成功したといえる。

 約8万4000票の差をつけて勝利した三反園氏。陣営幹部は選挙戦をこう振り返る。「今回は(伊藤知事を)好きか嫌いかの選挙。うまく風をとらえることができた」

5268チバQ:2016/07/14(木) 21:05:56
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160713ddlk46010191000c.html
<風のゆくえ>三反園知事誕生/中 反エリートの流れ 鍵握る“まとめる力” /鹿児島
07月13日 14:01毎日新聞

 「(伊藤)知事は頭はいいし、政策立案能力も高い。だけど、裸の王様だったということ。もうこの流れは止められない」。知事選で初当選した元テレビ朝日コメンテーターの三反園訓氏(58)と、敗れた現職の伊藤祐一郎氏(68)の接戦が伝えられた選挙戦中盤、三反園氏を支援する野党の県組織幹部はそう皮肉った。

 2004年、保守分裂選挙を制して初当選した伊藤氏。就任前の県財政は公共工事の乱発などで451億円もの財源不足に陥っており、“倒産寸前”だった。就任後、県政刷新大綱を策定して行財政改革を進め、財源不足を解消した。

 その伊藤氏の苦戦が伝わると、「公認並み」で支援する自民党は1日夕、JR鹿児島中央駅東口で総決起集会を開いた。谷垣禎一幹事長や県連会長の森山裕農相らと並んだ伊藤氏は「451億の財源不足は簡単に解消できるものではないと思いますが、必死にやった」と政治手腕をアピール。「県の行政は広範にわたる。素人ではこの職はつとまらない」と行政経験のない三反園氏を批判した。

 しかし、「反伊藤」の流れは止まらなかった。選挙期間中、県民から多く聞かれたのは「3期目がダメ」との声だ。真っ先に批判が飛ぶのは、13年の中国・上海との定期航空路線維持のため公費で県職員を研修派遣する計画。解職請求(リコール)運動にまで発展し、「路線維持のために税金を使うなんてあり得ない」(有権者)などと最後まで県民に理解されなかった。

 「(伊藤氏が)勝つのは当然」(自民県連幹部)。告示前まではそんな声が聞こえていた知事選は、投開票日が近づくにつれ、三反園氏への支持が伸びていった。「元官僚ばかりじゃ一つも変わらない。きれい事ばかり」。元会社員の男性(73)は三反園氏支持の理由をこう話す。ラ・サール高、東大を経て、官僚の道を歩んだ伊藤氏は、まさに「エリート」を象徴する人物となっていた。自民県連幹部は「(今知事選は)反エリートであり、反支配階級。社会への不満がある。声なき声、既存の組織で拾われない声が広がっている」と今後の社会への危機感も募らせる。

 投開票前日の9日。雨が降る中、傘を差さずに笑顔で支持者と握手を交わした伊藤氏。告示前には今回の選挙の流れを予想するかのような分析も口にしていた。「小衆(小さなグループ)が存在感を持ち始めているが、それを包括する政治哲学がない。だから(米で)トランプ現象が起こっている。鹿児島もそうなりかかっているので、まとめ方が一番難しいと思っている」。価値観や社会観が多様化する中、新知事・三反園氏のまとめる力が今後問われる。【杣谷健太】

シェアツイートgooブログ

5269チバQ:2016/07/14(木) 21:06:18
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160714ddlk46010198000c.html
<風のゆくえ>三反園知事誕生/下 脱原発“履行”焦点に 候補一本化で現職破る /鹿児島
13:44毎日新聞

 知事選で三反園訓氏(58)が現職の伊藤祐一郎氏(68)の4選を阻止し初当選確実と速報された約1時間後。鹿児島市の事務所でテレビ各社の取材に応じる三反園氏に2人の男性が握手を求めた。伊藤氏の対立候補一本化のため出馬を取りやめた市民団体「ストップ川内原発!鹿児島実行委員会」メンバーの平良行雄氏(56)と、事務局長で前回出馬した向原(むこはら)祥隆氏(59)だった。握手を交わした向原氏は念を押すように言った。「よろしくお願いしますよ」

 同実行委は共産系、社民系を含め県内約90の市民団体でつくる組織。だが平良氏の出馬に対しては、反原発を訴える市民からも「三つどもえは伊藤氏を利するだけ」と見送りを求める声が出ていた。5月15日の社民県連大会で、党員の女性は県連幹部に訴えた。「平良さんは同志だが、運動家の活動と選挙で勝つことは違う。統一候補に向けて社民は力を発揮してほしい」

 平良氏は5月19日、3人目の候補として出馬表明したものの、陣営が同25日、川内原発の即時停止と廃炉を求める姿勢の明確化を条件に一本化への協議を三反園氏に提案した。回答期限を過ぎた同31日、三反園氏の陣営から「まだ回答できない」と伝えられ、平良氏の陣営は一本化を一度断念した。

 しかし、インターネットを中心に「伊藤知事を利する」との批判が再び強まる。野党の県組織幹部も一本化に動くなどし、外堀が埋められていった。「私の望んでいた川内原発の稼働停止、廃炉に一筋の光が差した」。平良氏は告示直前で出馬取りやめを表明した翌日、参院選に向けた共産の演説会で陣営関係者に理解を求めた。

 三反園氏にとっては今後、一本化と引き換えに平良氏と結んだ政策合意をどう履行するかが県政運営の大きな焦点となる。しかし、支持層に原発推進派も抱える三反園氏は初当選を決めた10日、九州電力に川内原発を一時停止し再検査するよう申し入れる考えを示したものの、時期は明言しなかった。

 向原氏は政策合意に従い、三反園氏に対して知事就任直後に原発停止を九電に申し入れることや、2、3カ月内の「原子力問題検討委員会(仮称)」設置を要請する考えだ。候補一本化の前から三反園氏を支援する反原発派の一人はつぶやく。「これからが大変。詰め寄らないといけない」【杣谷健太】

5270チバQ:2016/07/14(木) 21:07:31
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160714ddlk45010209000c.html
<選挙>西都市長選 押川県議出馬へ /宮崎
13:47毎日新聞

 任期満了(来年2月4日)に伴う西都市長選に、県議の押川修一郎氏(61)=自民、西都市・西米良村区選出=が立候補する意向を固めた。近く正式に発表する。

 押川氏は毎日新聞の取材に対し「県議生活で培った経験と人脈を生かし、市と県の連携を強化する。市民の声を行政に反映させ、若い人が地元で働き高齢者は安心して老後を送れる市にしたい」と語った。西都市が計画し、住民から反対の声が挙がっている地場産品販売施設「食の拠点」の建設については「今後検討していきたい」とした。

 押川氏は同市出身。2003年に県議に初当選し、現在4期目。市長選には現職の橋田和実氏(63)が立候補を表明している。【黒澤敬太郎】

5271名無しさん:2016/07/17(日) 13:02:30
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589941000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_120
鹿児島県知事選 新人の三反園氏が当選
7月11日 8時20分
任期満了に伴う鹿児島県知事選挙は10日、投票が行われ、無所属で新人の三反園訓氏が、4回目の当選を目指した現職を破り、初めての当選を果たしました。
鹿児島県知事選挙の開票は終了しました。
三反園訓(無・新)当選、42万6471票。
伊藤祐一郎(無・現)34万2239票。
無所属で新人の三反園氏が、4回目の当選を目指した伊藤氏を破り、初めての当選を果たしました。
三反園氏は58歳。民放のコメンテーターを経て、今回、初めて、鹿児島県知事選挙に立候補しました。
選挙戦で、三反園氏は、県政の刷新を訴えるとともに、県の特産品を知事のトップセールスで売り込み、地域の活性化を図りたいと主張しました。
その結果、支援を受けた民進党や社民党の支持層のほか、自民党の支持層の一部やいわゆる無党派層にも支持を広げ、自民党や公明党の支援を受けた伊藤氏を破り、初めての当選を果たしました。
三反園氏は「選挙戦では、鹿児島を変えてほしいという強い声を感じた。県民が主役の政治を進めていきたい」と述べました。また、三反園氏は、全国で唯一稼働している九州電力の川内原子力発電所について、「熊本地震を受けて、原発をいったん停止して再点検すべきではないかと県民が不安に思っている。安全性が確保されていない原発を動かすわけにはいかない。原発のない社会をつくるという方向にどう持っていくかがトップの役割で、県民の立場に立った原発政策を取っていきたい」と話していました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160712/k10010592261000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_082
経産相 川内原発巡り三反園新知事と十分意見交換を
7月12日 13時58分
川内原子力発電所がある鹿児島県で、原発の稼働停止などを主張した三反園訓氏が新たな知事に当選したことについて、林経済産業大臣は12日の閣議のあとの会見で、原発の稼働には地元の理解が欠かせず、十分意見交換をしたいという考えを示しました。
10日に投票が行われた鹿児島県知事選挙では、全国で唯一稼働している九州電力の川内原子力発電所の運転継続の賛否も争点となり、原発をいったん停止して施設の安全性を確かめることなどを主張した三反園氏が当選しました。
これについて林経済産業大臣は、閣議のあとの会見で「原子力規制委員会の新しい基準に適合していることを尊重して、再稼働を認める姿勢に変わりはないが、地元の理解を得ながら進める方針だ」と述べ、原発の稼働には地元の理解が欠かせないという認識を示しました。
そのうえで「さまざまな機会を捉えて、丁寧に説明することが重要だ。新しい知事ともよく話を進められればと思っている」と述べ、三反園氏とも十分意見交換をしたいという考えを示しました。
現在稼働している川内原発は、1号機、2号機とも定期検査のため年内には再び原子炉を停止する見通しですが、今後の三反園氏の対応と政府との話し合いが焦点となりそうです。

5272名無しさん:2016/07/17(日) 23:19:09
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000228&g=pol
鹿児島知事に三反園氏=原発再稼働の現職破る

 任期満了に伴う鹿児島県知事選は10日投開票され、民進、社民両党の支援を受けた無所属新人で元テレビ朝日コメンテーターの三反園訓氏(58)が、無所属現職で4選を目指した伊藤祐一郎知事(68)=自民、公明推薦=を破り、初当選した。伊藤氏は2014年11月に九州電力川内原発(薩摩川内市)の再稼働に同意し、同原発は現在全国で唯一稼働している。

 知事選は、野党連合と自公が争った参院選と同じような構図で、伊藤氏の県政運営や多選の是非が最大の争点だった。投票率は56.77%で、前回を12.92ポイント上回った。
 川内原発をめぐる論戦は低調だったが、三反園氏は公約に「熊本地震の影響を考慮し、川内原発を停止して施設の点検と避難計画の見直しを行う」と明記。10日夜には選挙結果を受け、「県民が不安に思っているということだ。安全性を確保されていない原発を動かすわけにはいかない」と記者団に述べた。
 三反園氏は選挙戦で、全国で最下位レベルの県民所得を向上させると主張。テレビ局勤務の経験を生かして情報発信力を高め、自らもトップセールスに努めると訴えた。
 伊藤氏は就任時に451億円あった財源不足を解消した行政手腕や実績を強調。自公両党の他、農政連や医師会などの推薦を受け組織戦を展開したが、及ばなかった。 
◇鹿児島県知事選当選者略歴
 三反園 訓氏(みたぞの・さとし)早大教育卒、80年テレビ朝日に入り、記者、コメンテーターなどを経て16年2月退社。58歳。鹿児島県指宿市出身。初当選。(2016/07/11-03:21)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000229&g=pol
三反園氏、今秋検査後の対応焦点=川内原発、「停止」公約-鹿児島知事選

 10日投開票の鹿児島県知事選で、全国で唯一稼働する九州電力川内原発(薩摩川内市)を停止して点検するとの公約を掲げた三反園訓氏が初当選を果たした。各地の原発再稼働を進める安倍政権や、同意を求められる立地自治体に影響を与える可能性があるほか、川内原発が秋以降に定期検査で停止した後どうするかが当面の焦点となりそうだ。
 川内原発は、国の原子力規制委員会が2014年9月に新規制基準を満たすと判断。伊藤祐一郎知事らの同意を経て1号機は15年8月、2号機は同10月にそれぞれ再稼働した。しかし今年4月、隣の熊本県で熊本地震が発生すると、住民の間で停止を求める声が強まった。
 これを受け、三反園氏は「停止して施設の点検と避難計画の見直しを行う」と主張。先に出馬表明していた反原発団体メンバーと、原発問題の検討委員会設置、九電への停止・調査申し入れで合意し、候補者一本化に成功した。
 ところが三反園氏は、原発問題を強調し過ぎると分厚い保守層の離反を招きかねないとみて、選挙戦ではほとんど言及しなかった。このため原発問題は主要な争点とならず、「伊藤県政」の継続か刷新かがクローズアップされた。
 伊藤氏の政治手法は「強引」「高圧的」などと批判が強く、県の関係者は「三反園氏が当選したというより、伊藤氏が信任投票で落選した」と指摘。原発を推進する経済産業省の幹部は「原発は争点になっていない。三反園氏の勝利が直接的に原発停止につながるとは考えていない」と述べた。
 一方、原発は営業運転開始から13カ月以内に運転を止め、定期検査を受けなければならない。九電は1号機を10月に、2号機を12月に止める予定だ。三反園氏は検査後の対応について明らかにしていないが、10日夜、記者団に「安全性を確保されていない原発を動かすわけにはいかない」と指摘した。

◇川内原発をめぐる動き
【2011年】
 3月11日 東京電力福島第1原発事故が発生
 5月10日 九州電力川内原発1号機、定期検査のため停止
 9月 1日 川内原発2号機、定期検査のため停止
【2014年】
 9月10日 原子力規制委員会、1、2号機は新規制基準を満たすと判断
10月28日 地元の薩摩川内市長と市議会、再稼働に同意
11月 7日 伊藤祐一郎鹿児島県知事と県議会、再稼働に同意
【2015年】
 4月22日 鹿児島地裁、再稼働差し止めの仮処分申請を却下
 8月11日 1号機再稼働
 9月10日 1号機営業運転に移行
10月15日 2号機再稼働
11月17日 2号機営業運転に移行
【2016年】
 4月 6日 福岡高裁支部、運転差し止め認めず即時抗告を棄却
 7月10日 知事選で川内原発の停止や点検を掲げた三反園訓氏が当選

(2016/07/11-03:38)

5273名無しさん:2016/07/17(日) 23:19:19
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100148&g=pol
鹿児島知事に三反園氏=原発再稼働の現職破る

 任期満了に伴う鹿児島県知事選は10日投開票され、民進、社民両党の支援を受けた無所属新人で元テレビ朝日コメンテーターの三反園訓氏(58)が、無所属現職で4選を目指した伊藤祐一郎知事(68)=自民、公明推薦=を破り、初当選した。伊藤氏は2014年11月に九州電力川内原発(薩摩川内市)の再稼働に同意し、同原発は現在全国で唯一稼働している。

 投票率は56.77%で、前回を12.92ポイント上回った。
 知事選は、伊藤氏の県政運営や多選の是非が最大の争点だった。川内原発をめぐる論戦は低調だったが、三反園氏は公約に「熊本地震の影響を考慮し、川内原発を停止して施設の点検と避難計画の見直しを行う」と明記。10日夜には選挙結果を受け、「安全性を確保されていない原発を動かすわけにはいかない」と記者団に述べた。
 三反園氏は選挙戦で、全国で最下位レベルの県民所得を向上させると主張。テレビ局勤務の経験を生かして情報発信力を高め、自らもトップセールスに努めると訴えた。
 伊藤氏は財政再建の実績を強調し、自公両党の他、農政連や医師会などの推薦を受け組織戦を展開したが、及ばなかった。 
 ◇当選者略歴
 三反園 訓氏(みたぞの・さとし)早大教育卒、80年テレビ朝日に入り、記者、コメンテーターなどを経て16年2月退社。58歳。鹿児島県指宿市出身。初当選。
 ◇鹿児島県知事選確定得票
当 426,471 三反園 訓 無新
  342,239 伊藤祐一郎 無現
(2016/07/11-07:45)

5274名無しさん:2016/07/18(月) 12:59:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160614-00000003-okinawat-oki
与党「社民・社大・結」が12人 沖縄県議会の会派固まる
沖縄タイムス 6月14日(火)5時3分配信

 5日の県議選を受けた県議会の会派構成が13日、確定した。与党最大会派は所属議員12人の「社民・社大・結(ゆい)連合」となり、大城一馬氏が会派代表を務める。単独の最大会派は野党で15人所属の「沖縄・自民党」で、会派代表は調整中。定数48の勢力は与党が27人で過半数を占め、野党15人、中立6人となっている。
 社民・社大・結連合は旧会派の「社民・護憲」「社大」の所属議員が統一会派を組み、石垣と宮古島の両市区で当選した新人らが合流した。
 政党に属さない議員で構成する与党会派「県民ネット」は会派名を「おきなわ」(会派代表・赤嶺昇氏)として8人が所属し、「日本共産党」(会派代表・渡久地修氏)は6人が所属する。糸満市区で初当選した上原正次氏は現時点で会派に入らず、無所属で与党の立場を取る。
 中立会派は4人所属の「公明党」(会派代表・糸洲朝則氏)、2人所属の「維新の会」(会派代表・當間盛夫氏)の2会派となった。
 初議会で就任する議長は与党第1会派から選出するのが慣例でこれから具体的な協議が進むが、新里米吉氏が有力視されている。

5275名無しさん:2016/07/31(日) 13:49:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160224-00000007-okinawat-oki
沖縄県議会で「天皇陛下、万歳」 勇退する新垣哲司議員
沖縄タイムス 2月24日(水)8時20分配信

 沖縄県議会2月定例会の代表質問初日の23日、野党会派自民党所属で6月に勇退する新垣哲司氏が質問の最後に「天皇陛下、万歳」と発言し、数人の県議と傍聴人が万歳三唱をする場面があった。
 与党内で発言を問題視する声も上がるが、県議会の規則で明確に禁止された行為ではなく、議長からの注意もなかった。
 新垣氏の「天皇陛下万歳」は2度目。稲嶺県政与党の新進沖縄所属だった当時、1999年の6月定例会一般質問で同様の発言をした。当時の野党は「議会の秩序が保てない」と反発し、丸1日議会が空転した。
 当時の議長が「このような行為は円滑な議会運営の面から慎んで」と注意したが、新垣氏は「万歳を唱えることが不適切とは思えず違反でもない」と反論。議長判断で議事が再開された。
 今回の発言を受け、与党は代表者で対応を話し合ったが結論は出なかった。ベテラン議員の1人は「規則の想定外の行動なので扱いが微妙だ」と本音を明かした。
 新垣氏本人は「40数年の議員生活最後の質問。天皇陛下が国民を思い、日本が世界に貢献し、沖縄が発展するよう万歳を唱えた。卒業式のような気分だ」と話した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160303-00000005-okinawat-oki
参院選:伊波洋一氏擁立に再考論浮上 翁長知事支える県政与党
沖縄タイムス 3月3日(木)5時0分配信

 翁長雄志県政の与党的立場の県内政党などでつくる参院選沖縄選挙区の候補者選考委員会(座長・新里米吉県議)は2日、那覇市内で会合を開いた。昨年9月に擁立を決定した元宜野湾市長の伊波洋一氏(64)で7月予定の参院選に挑むかを協議。一部の構成組織から「伊波氏を含めた候補者の再考を」との要望が上がったが、再考するかを含め結論には至らず、協議は次回の8日の会合以降に持ち越された。

 1月の宜野湾市長選で名護市辺野古の新基地建設に反対する候補が敗れたことを受け、宜野湾で選対本部長代行を務めた伊波氏の責任論が県政与党や経済界から浮上した。
 伊波氏で参院選に挑むことを議題に2月28日に初回会合を開いたが県議会会派の県民ネットや経済界が持ち帰り、2日の会合でもさらなる議論が必要として議論を継続することとなった。
 新里座長は、会合後の会見で「一度決定した候補者に対するいろいろな意見があり、きょうの段階ではまとまらなかった」と説明。別の候補者の名前が挙がったかについては「出ていない」とし、全会一致の方向で早期にまとめたい考えを示した。

5276名無しさん:2016/07/31(日) 15:29:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160622-00000013-okinawat-oki
【参院沖縄選挙区】島尻氏vs伊波氏、全県で総力戦
沖縄タイムス 6月22日(水)16時25分配信

 7月10日投開票の参院選が22日、公示された。自民公認の現職で沖縄担当相を務める島尻安伊子氏(51)、無所属新人で元宜野湾市長の伊波洋一氏(64)は、離島を含めた県内各地で選挙事務所を開設。支持拡大に奔走している。各地区での演説や大会なども予定され、激しい論戦が繰り広げられる。(参院選取材班)

<島尻氏>自公でセット戦術

 自民公認現職の島尻安伊子氏は、公明の推薦を受け、比例代表の公明公認候補と政策協定を締結。自公でセット当選を目指す。
 那覇市内に選挙事務所の本部を設け、沖縄市や宜野湾市、南城市など県内全域で約20支部を開設。保守系首長や県議らとも連携し、支持拡大に努める。
 那覇での合同総決起大会のほか、北部連合支部や沖縄支部など大票田での大会も予定。新たに選挙権が付与される18、19歳へのアピールを担う青年部の大会は千人結集を目標にする。
 菅義偉官房長官ら政権の中枢も来県する予定だ。
 島尻氏は子ども支援や健康長寿、経済振興で「強く自立した沖縄」を目指す。
 貧困撲滅対策として、子どもが安心して過ごせる居場所づくりや親の就労機会改善などを自治体や各界と連携して進める。
 琉球大医学部と同付属病院の移設・機能拡大を推進し、西普天間住宅地区に国際医療拠点を整備する。
 返還軍用地の跡地利用を今後の沖縄振興策の中核と位置付け、西普天間住宅地区での取り組みを先行モデルに、世界的ブランドの誘致も視野に進める。クルーズ船寄港回数の増加に向けた港湾の整備なども行う。

<伊波氏>「オール沖縄」擁立

 無所属新人の元宜野湾市長、伊波洋一氏は県議会与党や経済、労働団体でつくる「オール沖縄」勢力が擁立する。
 県議選後に県議の事務所を中心に、各市町村で選挙事務所の設置を進めてきた。21日までに29市町村に事務所の設置を決定した。残りの町村は連絡員などを配置し、地域で連携しながら全県態勢で臨む。
 共同代表には筆頭代表の翁長雄志知事を中心に、県選出の野党国会議員5氏と名護・那覇の両市長が務める。21日に社民、共産、社大、生活、県議会会派おきなわ、那覇市議会会派新風会、金秀グループ、かりゆしと政策協定を交わした。
 那覇に加えて名護市、宜野湾市を重点地区として中心となる事務所を設置。今後は300人規模の街頭演説やミニ集会などで各地域を回り、支持を訴える。
 伊波氏は「基地のない平和な沖縄を」を掲げ、普天間飛行場の閉鎖・撤去と辺野古の新基地建設断念を政府に求める。オスプレイの配備撤回と日米地位協定の全面改定に取り組む。
 経済では地場産業や中小企業の振興を図る。福祉では社会保障制度を拡充し、5年以内で1万人の保育定数増を目指す。

5277チバQ:2016/07/31(日) 16:50:19
http://news.goo.ne.jp/article/okinawa/region/okinawa-42176725.html
議長不信任騒動の那覇市議会 正常化へ判断注目

07月28日 11:18沖縄タイムス

 那覇市議会(定数40、現有35)の金城徹議長への不信任・抗議決議案が相次いで可決された6月定例会。背景には金城議長を送り出した「新風会」が選挙対応などを巡って失職・離脱者が相次ぎ、議席を半数以下に減らしたことがある。同会は翁長県政の誕生をはじめ「オール沖縄」勢力の候補者を支えた保守系会派でかつての市議会最大会派。最終本会議では抗議決議可決後、野党会派など過半数の18議員が退席するなど紛糾、「議長職を辞任しないなら8月予定の臨時会でも同様の対応を取る」と強硬姿勢を崩さない。金城議長の判断が注目される。(那覇担当・又吉俊充) 金城議長に批判的な立場を取る野党会派は、埋蔵文化財の調査報告書未刊行問題で、市議全体の情報共有が遅れたことなどを問題視。議長職辞職を求めているが、金城議長は「数の力による理不尽な決議。指摘はどれも辞任理由にはあたらない」として辞職の考えがないことを強調する。 不信任、抗議決議案採決では自民、公明に加え議長選や衆院選での対応を巡り新風会を離脱した議員らでつくる「なはの翼【無所属G】」など18議員が賛成に回った。抗議決議の提案理由でなはの翼所属の花城正樹議員(民進)は「独善的で非民主的な議会運営で、金城議長の下では健全な運営は望めない」と厳しく非難した。 2014年の議長選を巡っては、新風会は金城氏に候補者を一本化したが、元新風会の屋良栄作議員(現なはの翼)が急きょ立候補し、市議38人(当時)の票が同数となりくじ引きで金城氏に決まった。新風会は最大会派(11人)を維持していたが、この混乱で離脱が出た。 ことし6月の県議選で新風会所属の仲松寛、山城誠司の両市議が出馬し、落選。さらに「議長任期を金城議長と分け合うことになっていた」(与党市議)という知念博議員が交代の調整などを巡り脱会。議長職の金城議員を除くと所属議員は4人まで減少した。協力関係の「社社市民ネット」、共産党を加えても15人で過半数に届かない。 議長への不信任・抗議決議案可決について琉球大学の島袋純教授(地方自治論)は議会改革の一環として、議会の在り方を明文化している市議会基本条例の中でも「少数与党の会派から議長が選出されている状況は想定していなかったのでは」と推察。議会の正常化に向けては「次の市議選まで交代しないのか、議長選を実施するのか市議会で早急に答えを出すべきだ」とし、市議会基本条例の中で議長職の新たな原則について再考すべきだと指摘した。 過半数の議員が退席し市民生活に関わる各案件が可決された6月定例会。市民の意思が十分に反映されたとは言い難く、正常化に向け各議員の良識ある判断が求められる。

5278チバQ:2016/08/01(月) 23:23:13
http://www.tku.co.jp/web/news_article/%E7%84%A1%E6%89%80%E5%B1%9E%E7%9C%8C%E8%AD%B0%EF%BC%92%E4%BA%BA%E3%81%8C%E8%87%AA%E6%B0%91%E5%85%9A%E3%81%AB%E5%85%A5%E5%85%9A
無所属県議2人が自民党に入党
去年4月の統一地方選で無所属で立候補し当選した2人の県議会議員の自民党への入党が決まりました。31日開かれた自民党県連の役員会では自民党入りを希望している無所属県議6人の入党について協議、このうち阿蘇市区と天草市・郡区の県議合わせて2人の入党を承認しました。2人はいずれも去年4月の県議選で自民党の現職を破り初当選。今年行われた知事選と参院選への貢献が評価されたことに加え震災後の復興に向け党所属の地元県議をつくるという方針をふまえたものとしています。一方、入党を希望しているほかの4人の県議についても入党へ向けた手続きが進められていますが、次回以降の選挙で同じ選挙区に現職と前職が立候補した場合には前職にも配慮するという方針も決めました。

5279チバQ:2016/08/10(水) 21:42:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160809-00010005-saga-l41
休職の佐賀・上峰副町長が辞任 「一身上の都合」
佐賀新聞 8月9日(火)13時36分配信

休職の佐賀・上峰副町長が辞任 「一身上の都合」
松井副町長辞任に関して、議員らに説明する武広勇平町長(右)=上峰町役場
 国の地方創生人材支援制度を活用して4月、文科省から佐賀県三養基郡上峰町に出向し、6月末に出張後、休職状態となっている松井佳奈江副町長(36)が9日付で副町長を辞任した。理由は「一身上の都合」としている。町は本人からの辞職願を8日に受理した。後任や副町長ポストを引き続き設置するかどうかは未定。

 町によると、本人直筆の辞職願には、一身上の都合で副町長職を辞めたいという旨と、給与を返納したいという2点が書かれていたという。

町長「健康を第一に考えた結果」
 就任から4カ月余りの辞任について武広勇平町長は「回復後の復帰を待ったが、辞任ということになった。松井氏の健康を第一に考えた結果」と説明した。後任人事は検討中で、国の人材支援制度の活用については、別途、国側に検討を要望しているという。

議員「本人と連絡取れないのは問題」
 同日の町議会全員協議会で執行部が報告した。議員からは「本人と直接連絡が取れないのは問題」「個人情報保護は分かるが、町民への説明も必要」などと求める声も上がった。

文科省「復帰の時期は未定」
 文科省人事課によると、松井氏は8月10日付で再び同省に戻るが、「本人は療養中のため、復帰の時期は未定」と話す。

5280チバQ:2016/08/21(日) 00:08:17
http://news.goo.ne.jp/article/okinawa/region/okinawa-45131142.html
那覇市議会議長に辞職勧告案 議会運営に反発の議員が提出へ
08月19日 10:40沖縄タイムス

 那覇市議会の金城徹議長の議会運営に反発する市議らは19日の臨時会で、同議長に対する辞職勧告決議案を提出する。議案審議前の動議で、賛成多数で可決される見通し。同市議会で議長への辞職勧告決議案が可決されるのは初めて。 金城議長の議会運営のあり方を問題視する市政野党の自民、公明のほか、オール沖縄勢力の候補者を支えてきた保守系会派「新風会」を離脱した市議や民進党市議らでつくる与党的立場の「なはの翼(無所属G)」の代表者らが18日協議、提出の方針を確認した。 「新風会」を離脱し、無所属になった知念博氏が提案者になる見込みで、与党会派の「社社市民ネット」の一部市議も賛成にまわる可能性がある。 決議に法的な拘束力はない。金城議長は本紙取材に「可決されたとしても辞職の考えはない。違法な行為があるなら別だが、話し合いで解決できる話だ」との認識を示した。金城議長を巡っては6月に不信任決議案、抗議決議案が相次いで賛成多数で可決された。

5281名無しさん:2016/08/21(日) 20:25:35
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016082100152&g=pol
五島市長に野口氏(長崎)

 野口市太郎氏(60)=無所属・現/自民、公明推薦=が無投票で再選。(21日告示)(2016/08/21-17:15)

5282チバQ:2016/08/28(日) 16:07:34
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160826ddlk41010458000c.html
<唐津市長献金問題>市長、辞任を否定 政倫審が調査報告書提出 /佐賀
08月26日 15:06毎日新聞

 唐津市の坂井俊之市長の献金問題などの疑惑を解明する「市政治倫理審査会」の村上英明会長(福岡大法科大学院教授)が25日、坂井市長に調査報告書を提出した。市長はその後の記者会見で「必ず自らに処罰をする」とした上で「任期を満了(来年2月5日)させていただきたい」と引責辞任は否定した。

 村上会長が「審査会には半年の長期にわたり熱心な審議をいただいた」とあいさつして報告書を提出。坂井市長は「市民、市議会などに迷惑と心配をかけておわびしたい。報告書の内容については重く受け止めており、猛省の上に立って再びこのようなことを繰り返さないように身を引き締め、厳しい倫理観をもって市政運営に全力で取り組みたい」と述べた。

 また、記者会見では「是正しなければならないことは、早くできることから片付けていかなければいけない」との考えを示し、自らの処罰には「まだ司法が捜査中。審査会の報告書を勘案して司法の判断が出た後に科したい」と述べたが、任期が残り少ないことを指摘されると、「司法判断が遅くなるようなら早めに自分の処罰を科すということも出てくるだろう」と答えた。

 1月18日の市民グループの調査請求に対し、審査会は7回にわたって(1)選挙運動費用収支報告書の修正および出納責任者による同報告書の作成(2)市発注請負業者および市補助金交付団体からの寄付(3)市長が代表を務める自民党唐津市101支部(すでに解散)に関わる問題(4)市長の後援活動を行う地域団体の役員全員に市の駐在員が就任している問題--の4事項を審議。報告書はいずれも市の政治倫理基準に違反すると判断している。【原田哲郎】

5283チバQ:2016/08/30(火) 21:02:22
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/59629
竹富町長選 現職破り西大舛氏が初当選

2016年8月29日 15:47竹富町

 【竹富】任期満了に伴う竹富町長選挙は29日開票され、新人で前町議の西大舛髙旬氏(68)が1418票を獲得し、現職の川満栄長氏(63)を108票差で破って初当選を果たした。

西大舛髙旬氏 拡大する
西大舛髙旬氏


 同選挙は28日に町内8カ所で投票された。当日有権者数は3384人で、投票率は82・18%だった。

 西大舛髙旬(にしおおます・こうじゅん) 1947年生まれ。西表島(同町南風見)出身。八重山農林高校卒。90年に町議選で初当選し、7期目途中で町長選立候補に伴い失職。同町議会議長などを務めた。

 ▽開票結果(選管最終)

 1418 西大舛髙旬

 1310 川満栄長

    53 無効

5284チバQ:2016/09/01(木) 22:36:42
http://news.goo.ne.jp/article/ryukyu/region/ryukyu-46867859.html
浦添市長選 経済界、現職に対抗馬 野党と人選協議
11:12琉球新報

 来年2月の任期満了に伴う浦添市長選で、浦添商工会議所の政治団体である日本商工連盟浦添地区は31日、会合を開き、現職の松本哲治氏に対抗する候補を擁立することを決めた。経済界の代表は既に市政野党の市議らと候補の選出に向けた協議を重ねており、人選はこの中で話し合う。経済界の組織決定を受けて今後、「反松本」候補擁立に向けた人選が加速しそうだ。 関係者によると、会合で投票が行われ、賛成多数で松本氏の対抗馬を立てる方針が決まった。候補者名は挙げずに投票したという。今後、候補者について組織内で意見を聞き、方針をまとめる。その上で市政野党議員や翁長雄志知事を支える県議らと協議し、具体的な候補者名を挙げて人選を進めることになる。日本商工連盟浦添地区は前回(2013年)市長選で、現職の儀間光男氏を支援した。

5285チバQ:2016/09/01(木) 22:44:51
http://news.goo.ne.jp/article/oita/region/oita-FA66AA1A-0F72-4184-A808-FD07D7448C0D.html
県議会で3会派追及へ 別府署隠しカメラ
03:01大分合同新聞

県議会で3会派追及へ 別府署隠しカメラ
県議会で3会派追及へ 別府署隠しカメラ
(大分合同新聞)
 別府署の隠しカメラ事件を巡り、大分県議会(定数43)の各会派から、県警の捜査手法を批判する声が相次いでいる。民進、社民両党系の県民クラブは、真相究明と再発防止を求める意見書の提出を検討する。自民党、公明党を含めて主要3会派は9月7日に開会する第3回定例会の代表質問(同13日)でいずれもこの事件を取り上げ、事実関係の説明を求めて県警側を追及する構えだ。

 最大会派・自民党(21人)の阿部英仁代表は「われわれは厳粛な選挙を戦い、県民の声を議会に反映している。選挙に関わる事務所を隠し撮りすることは由々しき問題であり、民主政治の危機と認識している」と述べ、代表質問で厳しく追及する考えを示した。
 県民クラブ(14人)の久原和弘代表は「社会常識として(敷地管理者に)了解を得て撮影することが筋であり、違法捜査に他ならない。設置の経緯を含めてしっかり追及したい」。公明党(3人)の河野成司代表も「コンプライアンス(法令順守)に関わる重大な問題であり、県民に与えた衝撃は大きい。警察活動への不信を招き、信頼を脅しかねない」と指摘した。
 31日に開かれた県議会の議会運営委員会では、全議員が出席する「全員協議会」の開催を求める声も上がり、代表・一般質問の答弁や常任委員会での審議を踏まえて判断することを確認した。共産党(1人)の堤栄三氏は「時間が限られる質問とは別に、全員協議会で徹底的に県警の見解をただすべきだ」としている。
 おおいた維新の会(1人)の桑原宏史氏は「犯罪捜査では監視カメラの活用も必要と思うが、(敷地の管理者に)断りなく設置したやり方は大変問題だ」と指摘。無所属の森誠一氏は「(カメラ設置が)過去の選挙でもあったのでは、との疑問も当然出てくる。その点も追及する必要があるだろう」と述べた。
 この他、自由民主(2人)の佐々木敏夫代表は「県警から詳しい説明がない現時点では、コメントは控えたい」とした。

<メモ>
 参院選で野党候補を支援する団体が入る別府市内の建物敷地に、別府署員が無断で侵入してビデオカメラを取り付け、人の出入りを隠し撮りしていた事件を巡り、県警は建造物侵入の疑いで、カメラの設置を指示した同署刑事官を含めて関与した4人を書類送検した。併せて、管理監督責任がある署長、副署長を含めた計6人を処分した。この事件では、建物に地区組織が入る連合大分が、カメラを設置した経緯などを問う公開質問状を県警本部に提出している。

5286チバQ:2016/09/02(金) 20:46:40
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2016/08/29/003605603
日出町長に本田氏 “後継”西野氏を破る
 任期満了に伴う日出町長選挙は28日、投開票され、元県奨学会常務理事の本田博文氏(63)が元町教育長の西野智行氏(62)=いずれも無所属新人=との一騎打ちを制し、初当選を果たした。投票率は58・51%(当日有権者数2万3418人)で、選挙戦となった2004年町長選(投票率66・64%)、今年7月の参院選(同62・04%)を下回った。
 本田氏は今年4月に出馬表明後、「町民との対話重視」を掲げ、子育て中の母親と意見交換会を開き、地域行事にも積極的に参加するなどして課題だった知名度不足を克服。知人、親類らが核となった後援会組織もフル回転して着実に浸透していった。町職労などの支持表明後はさらに勢いを増し、突き放した。
 西野氏は工藤義見町長の“後継”。実績と知名度を生かして党派を超えた「町民党」を訴えて選挙に臨んだが、及ばなかった。

 <開票結果> 
当 8,182 本田博文 無新
  5,389 西野智行 無新
 投票総数 13,702  投票率  58・51 
 有効票  13,571  無効票    131 

本田博文(ほんだ・ひろふみ) 63 無新(1)

支持者の思い、力に
 本田氏の話 住民の声が反映される町政を目指して立候補した。支持者の方々の新町長、町政に懸ける熱い思いが最後まで戦い抜く原動力になったと思う。「住むなら日出町、子育てなら日出町、老後も日出町」と言われるようなまちづくりを目指したい。

5287チバQ:2016/09/02(金) 20:47:36
http://www.sankei.com/west/news/160902/wst1609020031-n1.html
2016.9.2 10:30更新


加重収賄罪の前福岡県川崎町長、二審も実刑判決 福岡高裁

 福岡県川崎町営住宅の入札で便宜を図った見返りに現金を受け取ったとして、加重収賄や官製談合防止法違反などの罪に問われた前町長の小田幸男被告(68)の控訴審判決で、福岡高裁(山口雅高裁判長)は2日、懲役3年6月、追徴金300万円とした一審福岡地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。小田被告は「受け取ったのは、以前貸した金の返済金だった」と無罪を主張していた。

 一審判決によると、元町議らと共謀し、測量設計会社の元社長=贈賄罪などで有罪確定=が選んだ業者を町営住宅の建て替えに関する入札に参加させ、平成25年に元社長から謝礼計800万円を受け取るなどした。

5288チバQ:2016/09/07(水) 01:12:05
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/60850
<西原町長選>喜納前県議会議長と現職・上間氏の一騎打ちに

2016年9月6日 18:14西原町選挙

 【西原】任期満了に伴う西原町長選挙が6日告示され、前県議会議長で新人の喜納昌春氏(69)=無所属=と、3期目を目指す現職の上間明氏(69)=無所属、社大、社民、共産、民進、生活の党推薦=が立候補を届け出た。届け出は同日午後5時で締め切られ、他の立候補はなく、新人と現職の2氏による一騎打ちが決まった。投開票は11日。同日は町議会議員補欠選挙(定数1)も投開票される。

 5日現在の選挙人名簿登録者数は2万7574人(男性1万3821人、女性1万3753人)。期日前投票は7〜10日の午前8時半から午後8時まで、町役場内にある町民交流センターで受け付ける。

 喜納昌春(きな・まさはる) 1947年6月町上原出身。琉大卒。88年県議に初当選。2012年から4年間県議会議長を務め、ことし6月に6期24年間の県議を勇退した。

 上間明(うえま・あきら) 1946年9月町内間出身。立教大卒。73年に西原村役場採用。企画課長などを経て2007年3月退職。08年の同町長選で初当選、12年は無投票で再選。

5289チバQ:2016/09/08(木) 20:35:36
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local_election/article/273169

【佐賀】唐津市長、4選不出馬 政治献金問題「不信感抱かせた」

2016年09月08日13時09分 (更新 09月08日 13時18分)



坂井俊之氏
坂井俊之氏

写真を見る






 佐賀県唐津市の坂井俊之市長(55)=3期目=は8日の市議会本会議で「私自身や後援会の問題で市政に対する不信感を市民に抱かせた。次期市長選は熟慮の結果、不出馬の意向である」と述べ、来年2月に任期満了を迎える市長選に立候補しない考えを表明した。

 坂井氏は8月、自らの政治献金に絡んで市政治倫理審査会から「条例違反」の指摘を受け、進退が注目されていた。任期中の辞職は否定している。坂井氏は同日、献金問題の責任として市長給与を10月から2カ月間、50%減額する条例案を市議会に提出した。

 坂井氏を巡っては昨年、自ら代表を務める自民党支部(解散)が2013年市長選の前に市発注工事の受注企業から20万円の寄付受領が発覚。政治資金規正法で企業献金の受領が禁じられた市長後援会が、企業献金を受けた同支部から10〜14年に計1185万円の寄付を受けていたことも判明した。

 住民団体が政治資金規正法違反容疑で告発し、県警と佐賀地検が捜査しているほか、市議からも「市政のこれ以上の混乱は避けなければならない」との声が出ていた。


=2016/09/08付 西日本新聞夕刊=

5290チバQ:2016/09/08(木) 20:37:20
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/61156


議長の辞職求め18人退席 那覇市議会9月定例会、初日は流会


2016年9月8日 08:44


那覇市









..



 那覇市議会(金城徹議長)9月定例会は7日開会し、会期の決定を除く審議をしないまま、初日を自然流会した。金城議長の議会運営を問題視し、辞職勧告決議に賛成した市議ら18人が辞職を求めて退席し、本会議が成立する定足数20人に満たなかったため。退席した市議らは「議会正常化には議長の辞職しかない」と開会後の審議に応じておらず、8日以降の議事日程は決まっていない。

 9月定例会は10月3日までで、約17億円を追加する補正予算案など各議案が提案され、昨年度決算の議案も上程される予定。混乱が長引けば、市民生活に影響が出る可能性がある。金城議長は取材に「決議の指摘内容は辞職に値せず、道理が通っていない」と改めて辞職を否定し「市民のために議案審議を進めつつ、議会正常化に向け協議したい」と話した。

 開会前の全会派代表者会議で、辞職勧告決議に賛成した市議らは「議長個人でなく、議会の意志を尊重すべき」とし、辞職なしでは審議に応じられないと主張。審議と並行し、議会正常化に向け協議すべきだとする金城議長を支える与党会派との議論は平行線で、一時は定例会そのものが流会しかねない事態になった。

 退席したのは、金城議長に批判的な立場をとる自民、公明に加え、保守系会派「新風会」を離脱した無所属議員や民進議員らでつくる「なはの翼(無所属G)」の市議ら18人。その一人は「議員の責務として開会には応じた。後は最終日まで一日一日が勝負だ」とし、8日以降も同様の対応を取る考えを示した。

 過去の決議で辞職を求める理由に挙げた埋蔵文化財の調査報告書未刊行問題の情報共有遅れなど6項目に加え、混乱の見込まれる定例会前日まで南米出張したことや、議会にはからず市議会議事録が一部削除された経緯を新たに問題視する動きもある。

5291チバQ:2016/09/08(木) 20:54:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160908-00010000-qbiz-bus_all

鹿児島知事の本気度読めず 地元の評価は賛否二分

qBiz 西日本新聞経済電子版 9月8日(木)13時11分配信



�t



�q








鹿児島知事の本気度読めず 地元の評価は賛否二分


九州電力の瓜生道明社長(左)に歩み寄り、再要請書を手渡す鹿児島県の三反園訓知事=7日午前、福岡市中央区(撮影・軸丸雅訓)


 九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の即時一時停止を再要請するため、7日に九電の瓜生道明社長を訪ねた同県の三反園訓知事。その表情は2日前に県庁を訪れた瓜生社長に「極めて遺憾」と厳しく対応したときと打って変わり、淡々としていた。どこまで本気なのか。地元では推進派も反対派も真意が読み切れず、評価が分かれている。

東京五輪キャンプ誘致を後押し 福岡知事「県挙げて取り組む」

 「できるだけ早く回答してほしい。英断をお願いします」。福岡市まで初めて出向いて再要請書を手渡した三反園知事。面会はわずか3分間。5日に瓜生社長から回答書を受け取ったときは九電を批判する強い言葉を並べたが、今回は終始、落ち着いた口調だった。

 面会後、報道陣の取材には「福岡に来て要請したのは強い思いの表れだ」と強調した。ただ、原発の停止が実現するまで要請を続けるのか尋ねられると「回答の内容を見て判断したい」と話すにとどめた。

 こうした一連の行動に対し、薩摩川内市の会社役員で原発推進派の山田島聡さん(40)は「知事に停止権限はない。落としどころも見えず、意味のない要請をいつまで続けるのか」と疑問視。後押しする住民もおり、同市で反原発集会を毎週開く堀切時子さん(68)は「不安解消のため、停止に応じるまで何度も要請してほしい」と訴えた。

 県議会でも「反原発派」からは評価の声が聞かれ、共産党の松崎真琴県議は「国にもエネルギー政策の転換を求めてほしい」とさらに踏み込んだ対応を望む。一方、議席の8割を占める自民、公明両会派は、14日に開会する県議会で三反園知事の原発に対する考え方を問う方針だ。

5292チバQ:2016/09/09(金) 19:29:16
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/353998

唐津市長選、後任争い本格化へ

保守系、新候補模索も


2016年09月09日 10時25分







 来年1月の唐津市長選まで4カ月余りとなる中、坂井俊之市長(55)が4選への不出馬を表明し、後任レースが本格化する。現在、名乗りを上げているのは前回に続き、再挑戦となる元県議の峰達郎氏(56)=山本=の1人だけ。旧市時代を含め14年間、坂井氏を支えてきた政財界や議会主流派内では新たな候補擁立を模索、他にも出馬を検討する動きがあり、混とんとしている。

 選挙の構図を大きく左右する現職の突然の不出馬。保守系の市議会2会派は8日の市議会閉会後、30分ほど委員会室で対応を協議した。自民党の唐松協議会会長の熊本大成元議長は「峰氏を推す声もあれば、新たな候補を求める声もあった」とし、「割れても国政選挙に影響がないように確認しただけ」と語った。

 前回2013年の市長選は4人の混戦で、批判票が割れ、3300票差で坂井氏が勝利した。9月の表明で出遅れが響き、次点に泣いた峰氏は今年3月に立候補を早々に表明。県議時代は自民党で活動していたが、幅広く「市民党」を掲げている。現職不出馬にも動揺を見せず、「私は今まで通り後援会活動を続けて、市民の方々の支援の輪を拡大するために努力を続けたい」と述べた。

 政財界や議会主流派内で意中の人とされる筆頭は、唐津市に出向経験がある地元出身の佐賀県の部長(57)。だが現職不出馬の報に触れても、「(出馬は)ない」と言明。地元出身で別の県部長級職員(58)も「山口県政を支えたい」と可能性を否定する。

 出馬に向けて準備を進めている元県議の宮崎泰茂氏(73)は「現職が出ようが、出まいが関係ない。近いうちに腹を決めたい」とし、さらに前回出馬した元鎮西町長の酒井幸盛氏(66)も出馬を模索している。唐津市長選は1月22日告示、29日投開票される。

5293チバQ:2016/09/09(金) 19:29:43
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/353952

=解説・唐津市長不出馬= 政治不信が進路断つ



2016年09月09日 09時49分

 続投に向けて再選出馬の観測も流れていた坂井俊之唐津市長の突然の出馬断念。市民の間にくすぶり続ける政治不信が、坂井市政を支えてきた市議会にも向かう中で進路を断たれた。

 すべての調査項目で「政倫条例違反」と判断した政治倫理審査会が報告書を提出しても、市長は「司法判断を待って」と自らの処分を先送りしてきた。煮えきらない態度に、開会中の9月議会で共産議員らによる市長不信任決議案提案の動きが浮上していた。

 市長選と同時に改選を迎える市議らにとっては「賛成か、反対か」の踏み絵になり、議会内に動揺が走った。週明けには進退を問う一般質問が控える中、「きょうから議案審議で、誠意を持ってお伝えするには一番いいタイミング」(市長)と不意の不出馬表明になった。

 側近からは「あれだけ中央とのパイプが太い首長はそういない」と長年の政治キャリアで培った人脈を惜しむ声があるのも事実だ。

 衆院35年の保利耕輔氏に続き坂井氏も表舞台を去り、“一枚岩”とも言えた唐津の政治を変える可能性があり、今後の動きから目が離せない。

5294チバQ:2016/09/09(金) 20:15:27
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASJ994QVRJ99TIPE027.html
鳩山邦夫氏の次男・二郎氏、市長を退任 衆院補選へ決意
18:24朝日新聞

 鳩山邦夫元総務相の死去に伴う10月の衆院福岡6区補選に立候補を表明している、邦夫氏の次男で福岡県大川市長の鳩山二郎氏(37)は9日、市長を退任した。鳩山氏は会見で「任期半ばの退職ではあるが、福岡6区のため命がけで(選挙を)戦っていきたい」とあらためて決意を述べた。

 市議会は9月定例議会最終日のこの日、市長退職の申し出を全会一致で同意した。9月議会は例年19日間程度だった会期を、今回は5日間に短縮する異例の措置をとった。この日、唯一の一般質問に立った永島守議員は「(9月議会で)議案審査に一切の手抜きはしていない」と述べた。

 市長の職務代理者は、酒見隆司副市長が10日付で就く。鳩山氏は2013年6月の市長選で自民、公明両党の推薦を受け、元職ら3氏を破って初当選し、任期は来年7月22日までだった。

 福岡6区補選では鳩山氏と自民党本部の公認を巡り争っている党県連会長の長男、蔵内謙氏(35)と、民進党が擁立するインドの日本国総領事館元職員新井富美子氏(49)、共産党筑後地区委員長の小林解子(ときこ)氏(36)が立候補の意向を表明している。(上田真仁、倉富竜太)

5295チバQ:2016/09/13(火) 20:57:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160913-00010001-nishinp-soci

唐津市長を書類送検 政治献金問題 佐賀県警

西日本新聞 9月13日(火)11時44分配信



�t



�q








唐津市長を書類送検 政治献金問題 佐賀県警


調査報告書を受け取り「大変重く受け止めている」と述べる坂井俊之市長


 佐賀県唐津市の坂井俊之市長(55)の政治献金問題で、県警は政治資金規正法違反の疑いで、坂井市長を佐賀地検に12日付で書類送検した。検察側に起訴を求めるかどうかの意見について、県警は明らかにしていない。

 県警と地検が昨年12月、住民団体「唐津をよくする会」が提出した政治資金規正法容疑の告発状を受理し、捜査していた。

 告発状は、坂井市長が代表を務める自民党支部(解散)が2013〜14年に企業・団体からの寄付金486万円全額を市長の後援会に振り込んだのは、支部を受け皿にした違法な「迂回(うかい)献金」に当たると指摘。さらに、国の補助金を受けた団体から交付決定約7カ月後に寄付金10万円を得たのも同法違反としていた。

 政治資金規正法は、政治家個人の後援会が企業・団体献金を受けることなどを禁じている。

 唐津市政治倫理審査会は8月、一連の坂井市長の行為や政治姿勢を「条例違反」とする報告書を決定。これを受け、坂井市長は8日の市議会で、任期満了に伴う来年1月29日投票の次期市長選には立候補しない考えを表明した。しかし、任期満了を待たずに辞職を求める声が上がっている。

=2016/09/13 西日本新聞=

5296チバQ:2016/09/15(木) 21:07:38
http://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/nation/nishinippon-20160915122424798.html
鹿児島・三反園知事が所信表明 野党となった自民、公明両党は早くも対決姿勢
12:21西日本新聞

鹿児島・三反園知事が所信表明 野党となった自民、公明両党は早くも対決姿勢
三反園知事の所信表明を傍聴席で聞く人たち
(西日本新聞)
 14日開会した鹿児島県議会。初めての所信表明で三反園訓(みたぞのさとし)知事は「県民と新しい力強い鹿児島をつくる」と協力を呼び掛けた。20日の代表質問から論戦が始まる。野党となった自民、公明両党は早くも対決姿勢を強め、少数与党の県民連合も川内原発(同県薩摩川内市)を巡る専門家組織「原子力問題検討委員会」の早期設置を求める構え。知事は難しいかじ取りを迫られそうだ。

 この日の傍聴席。開会前から大勢の人で埋まり、新知事への期待と注目の大きさをうかがわせた。知事が本会議場に現れると一部で拍手も起きた。

 知事は冒頭で「県民の県民による県民のための政治を行う」と強調。ニュースキャスター経験を生かし、県産品などトップセールスを積極的に展開すると述べた。知事選で掲げた観光など6分野の公約を実現することで「鹿児島は日本一を目指す」とも訴えた。

 傍聴席で耳を傾けていた鹿児島市の自営業山下登史江さん(62)は「県民のためにやってくれる知事だと思う。公約にも期待している」とエールを送った。

 約1時間に及んだ所信表明と議案の提案理由説明。公約具体化に向けた説明には新味を欠いた。

 知事が意欲を見せるドーム球場建設については「プロ野球キャンプ、公式戦の誘致に努め、必要な整備のあり方を検討する」と公約とほぼ同じ表現。目玉施策の「子ども医療費の医療機関窓口での負担ゼロ」に関しても「市町村や関係機関と協議しながら充実に向けて検討を進めたい」との表現にとどまった。

 自民党県議団の堀之内芳平会長は「トーンダウンしたのではないか。選挙中に財源の裏付けのない手形を切ったのは明らかだ」と批判。公明党県議団の成尾信春団長も「(今後の質疑で)公約の財源やスケジュールをしっかりただす。夢や希望を語るのはいいが、政治は結果だ」と述べた。

 知事を支える県民連合の柳誠子会長は、各地で視察や対話を続ける知事の姿勢を「スピード感がある」と評価。一方、めどが立たない原子力問題検討委員会の設置については「今回の補正予算案に計上されていないのは残念」と語った。

 共産党の松崎真琴県議は「知事は思いを強く語り、これからスタートだという印象。子ども医療費の窓口負担ゼロを実現してほしい」と期待を寄せた。

=2016/09/15付 西日本新聞朝刊=

5297名無しさん:2016/09/19(月) 11:18:44
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016091500538&g=pol
11月27日投開票=鹿児島市長選

 鹿児島市選挙管理委員会は15日、任期満了に伴う市長選の日程について、11月20日告示、同27日投開票と決めた。市長選には、現職の森博幸氏(66)が4選出馬を表明している。(2016/09/15-14:44)

5298チバQ:2016/09/21(水) 19:05:14
http://www.sankei.com/politics/news/160920/plt1609200037-n1.html
2016.9.20 21:57更新

【三反園・鹿児島知事初の議会論戦(上)】
原発停止要請「権限なく大いに疑問」 自民党県議団と早くも軋み「偏った政治に見える」

 鹿児島県の三反園(みたぞの)訓(さとし)知事が就任して以来、初の県議会代表質問が20日、始まった。三反園氏が九州電力川内原発(薩摩川内市)の即時停止を要請したことに対し、自民党県議団から「権限のない即時停止を、繰り返し要請し、九電に対策を迫る姿勢には大いに疑問を抱く」と批判の声が上がった。(九州総局 高瀬真由子)

 論戦初日、最大会派の自民党県議団から、堀之内芳平会長と瀬戸口三郎・政調会長が質問に立った。

 堀之内氏は川内原発をめぐる九電との一連のやりとりについて尋ねた。

 「即時停止の要請を行う前に、薩摩川内市はもとより、経済産業相や、原子力規制委員長と協議をすべきではなかったか」

 堀之内氏は今後の対応も含めて、こう質問した。

 これに対し三反園氏は「要請は私の選挙公約であり、県民代表としての対応である。先入観を持たずに、原発周辺を視察し、自分の目で確認して対応したかった」と答弁した。

 今後の協議についても「必要があれば意見交換を行いたい」と述べるにとどめた。

 「先入観を持たずに」という三反園氏は、知事選で反原発団体と原発停止要請などに関する合意文書を交わした。

 半面、原発推進派や容認派の声を聞く姿勢を持たず、現段階では反原発派の意見だけを受け入れたといえる。

 「(三反園氏には)異なった立場の意見にも耳を傾け、総合的に判断をしていく慎重な対応を求めたい」

 質疑で堀之内氏がこう切り返すと、県議から「その通り」と同意の声が上がった。

 堀之内氏は議会終了後、「知事が最初に行くべきは、薩摩川内市長のところだった。自分の行きやすいところにしか行っておらず、偏った政治に見える」と三反園氏を批判した。

答弁に不満噴出

 川内原発や、国のエネルギー政策に関する質問は、この日計9項目あった。

 三反園氏は、次のように従来の主張を繰り返した。

 「県民の安全確保や不安解消にまず取り組み、将来ではなく、今から原発に頼らない社会を目指す」「原発を停止する法律上の権限がないことはご指摘の通りだが、県行政のトップの仕事は県民の安全安心を守ることだ」

 そこには、資源小国・日本が、どのように脱原発を果たすのかなど、避けては通れないはずの具体論は、皆無だった。

 県庁内に設置する原発問題に関する有識者委員会についても「構成や規模、人選について検討を進めている」と答えるにとどめた。 「回答が具体性に欠ける」。堀之内氏だけでなく、自民党県議団の議員からは、不満の声が噴出した。

意見交換なく

 不満の背景には、三反園氏の姿勢がある。

 鹿児島県議会51人のうち自民党県議団は37人を占める。しかし、知事就任後、県政の課題について意見交換する場は、今回の定例県議会まで設けられなかったという。

 川内原発を含むエネルギー政策だけでなく、鹿児島県政にはさまざまな課題が山積している。だが、議会と対話をしないままでは、県政運営の停滞を招く。

 実際、自民党県議の1人は「政策を異にする部分はしっかりとノーを言える態勢でいく」と強調する。

 三反園氏は議会について、県政運営を行う上での「車の両輪」との認識を示す。

 知事就任から約2カ月。この間、三反園氏は「対九電」の要請を繰り返し、メディアに露出した。一方、県政の両輪はうまく回るどころか、きしむ音が早くも聞こえてきた。

5299チバQ:2016/09/21(水) 19:05:53
http://www.sankei.com/politics/news/160920/plt1609200038-n1.html
2016.9.20 21:59更新

【三反園・鹿児島知事初の議会論戦(下)】
民主党政権を彷彿、財源なしの空手形乱発 「これから大変」議員から“同情”も

鹿児島県の三反園訓知事と県議会の初論戦では、原発以外にも、多岐にわたる県政課題が取り上げられた。特に、議員は知事選での公約について、実現に向けた財源や具体策を示すよう迫ったが、三反園氏は「検討」や「努力」を繰り返すばかり。「空手形をいっぱい切って、これからが大変だ」と議員から“同情”される始末だった。

 三反園氏は、知事選でドーム球場建設を掲げた。この日も「イベントやコンサートにも使える3万人規模の施設を想定し、プロ野球キャンプの誘致なども図る。経済効果も期待できる」と強調した。

 ただ、財源については「考える」というだけだった。「さまざまな意見を聞き、県民の理解を得ながら実現へ向けて努力する」と述べた。

 「指宿スカイラインの無料化」や「子ども医療費助成制度」などでも、財源について質問が相次いだ。

 三反園氏は「(指宿スカイラインの)早期無料化が必要と考えた次第」「市町村や医療機関と協議、本格的に検討する」と述べるのが精いっぱい。

 その姿勢は財源の裏付けがないまま、過大なマニフェスト(政権公約)を掲げた旧民主党政権を想起させた。質問した自民党県議団の瀬戸口三郎氏も「財源について『検討する』というだけでは、議論の余地がない」とさじを投げた。

 自民党県議団会長の堀之内芳平氏は「選挙に勝つためだけのマニフェストだった、というのが現在の偽らざる心境だ。手形をいっぱい切り、大変だと思うが、県議団としては粛々と知事提案を判断していきたい」と述べた。

(南九州支局 谷田智恒)

5300チバQ:2016/09/21(水) 19:32:27
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-361726.html
議長辞職再勧告 賛成多数で可決 那覇市議会 

2016年9月21日 18:20
 那覇市議会(金城徹議長)は21日の本会議で、金城議長に対する議長辞職再勧告決議案を賛成多数(賛成19、反対14)で可決した。本会議は決議に賛成した議員ら18人が退場し、定足数に達していないことから午後6時時点で休会になり、予定されていた代表質問は行われていない。

 決議案は、自民党、公明党両会派となはの翼無所属Gなどの議員が賛成した。新風会、共産党、社社市民ネットが反対した。
 決議案では、不信任決議など3度の議決後に南米出張に行ったこと、議事録削除問題の報告で事実と異なる発言をしたことを「議会への不信感を招く事態」と批判。11月まで(議長職を)続ける意思を示していることを「身勝手な要望で市民益にならない」とし、「直ちに議長職を辞し、すみやかに議会正常化を図るよう再度勧告する」とした。
 共産党の湧川朝渉議員らが反対討論に立ち「筋のない決議を数の力で行うことに道理はない」と決議に反対した。公明党の糸数昌洋議員らが賛成討論に立ち「議長の責務である中立公平さに欠けているから不信任につながった」と決議に賛成した。【琉球新報電子版】

5301チバQ:2016/09/21(水) 22:23:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160921-00000572-san-pol
三反園知事 “切れ者”知事の片鱗? 質問と答弁かみ合わず
産経新聞 9月21日(水)22時13分配信

三反園知事 “切れ者”知事の片鱗? 質問と答弁かみ合わず
鹿児島県議会の代表質問で答弁に臨んだ三反園訓知事(右下)(写真:産経新聞)
 三反園訓知事は鹿児島県議会代表質問で、事前に用意した文書を流暢(りゅうちょう)に読み上げた。切れ者コメンテーターでならしただけに、終始厳しい表情を崩さず、淡々と答弁した。一方、議員からの再質問に対しては、かみ合わない発言も多々あった。

 「原発は現時点で必要か、端的に答えてほしい」

 21日の代表質問で、公明党の持冨八郎議員がこう問いただした。

 「原発に頼らない社会を目指したい。自然再生エネルギーを進めることで、原発に頼らない社会ができる」。持冨氏は現時点での必要性を聞いたのだが、三反園氏は将来構想について熱弁をふるった。

 持冨氏は「的確な答弁をしていただきたい」と、苦言を呈するほかなかった。

 「話がかみ合わない。県職員と、もっと意見交換をすれば、的確に答えられたはずだ」

 議会終了後、議員の1人はこう口にした。

 別の議員は「県職員からは話の最中に知事がキレることがあったと聞いた。職員との意思疎通が十分できていないのではないか」と懸念を述べた。

 三反園氏は行政経験がない。それが選挙では清新さとして有権者の支持を集めた側面はある。

 ただ、県議会は今後、県政の幅広いテーマをより具体的に議論する一般質問に入る。

 「この状況では、今後の議論はもたない」。ある議員は心配した。

5302チバQ:2016/09/24(土) 21:42:04
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160924-00000184-fnn-int
普天間固定化阻止 「あらゆる手段」意見書可決 宜野湾市議会 県外移設案、反対多数で否決
琉球新報 9月23日(金)11時25分配信

普天間固定化阻止 「あらゆる手段」意見書可決 宜野湾市議会 県外移設案、反対多数で否決
日米政府が「あらゆる手段」を講ずるよう求める意見書を可決する宜野湾市議会=23日午前10時15分、市議会
 【宜野湾】宜野湾市議会(大城政利議長)は23日午前、米軍普天間飛行場の固定化阻止に向けて日米政府が「あらゆる手段を講ずる」よう求める意見書を賛成多数(賛成16、反対8)で可決した。一方、対案として野党会派が提出した県外移設を求める意見書案は反対多数(賛成10、反対14)で否決された。公明党2人は両方に賛成した。
 8月の県軍用地転用促進・基地問題協議会(軍転協)総会で定期要請に、佐喜真淳市長が加えるべきだと主張した同文言が採用されなかったことを受け、与党会派・絆クラブ11人と中立系会派・共生の会3人が提出した。

 意見書は「一日も早い飛行場の危険性除去を図るべく、日米両政府があらゆる手段を講ずるよう改めて求める」と訴えている。宛先は首相と外相、防衛相、沖縄担当相、県知事。

 結・市民ネットワーク5人と社民・市民クラブ2人、共産党1人は「『あらゆる手段』は名護市辺野古移設も容認するもので、反対だ」などとして反対した。野党案は「民意を無視し、辺野古移設を強行する昨今の状況は地方自治の崩壊だ」と政府の姿勢を批判していた。
【琉球新報電子版】

5303チバQ:2016/09/26(月) 18:10:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160926-00063684-okinawat-oki

沖縄・石垣市、自衛隊配備で議会攻防 自民まとまり「推進」決議

沖縄タイムス 9月26日(月)8時5分配信



�t



�q








沖縄・石垣市、自衛隊配備で議会攻防 自民まとまり「推進」決議


多くの傍聴人が見詰める中、与党の賛成多数で「石垣島への自衛隊配備を求める決議」を可決した石垣市議会=16日、石垣市議会


 沖縄県石垣市議会(知念辰憲議長)は16日の9月定例会最終本会議で、石垣島への自衛隊配備に関する初の推進決議を与党の賛成多数で可決した。防衛省が計画する平得大俣地区や陸上自衛隊など具体的な場所や部隊は明記せずに「配備は不可欠」とした内容。一部の市議が海上自衛隊の優先配備を訴えて分裂していた自民が一致して賛成した。推進派の思惑が奏功する一方、退席した公明は「強引。議会の信頼が失われる」などと批判し、野党側は「拙速」「数の横暴」と憤る。市民不在の決議との反発は強く、住民投票への動きも浮上している。
.

分裂していた自民が一致

 「この、石垣島への自衛隊配備を求める決議の動議を提出したい」。始まりは15日の一般質問に立った仲間均氏の一言、中山義隆市長に配備の必要性について賛否を迫った直後だった。

 中山市長は賛否を明言しなかったが、計画に関する防衛省の説明について「市民の安全・安心、生命・財産を預かる立場として十分理解できる」などと答弁。その言葉を受けるかのような形で動議は提出された。

 防衛省の計画を巡っては、6月定例会で推進、反対の両請願が不採択となった。推進の請願は賛成多数の見込みだったが、「海自が先」などと自民党石垣支部の支部長や幹事長ら3人が反対・退席にまわった。

 反発した他の自民6人は支部脱退を表明するなど分裂。9月までに自民内部で二つの新会派が発足するなど足並みの乱れが顕在化する中、市長の受け入れ表明への「環境整備」を図りたい推進派に焦りもあった。
.

野党「数の横暴」 公明「信頼失う」

 先送りされた議会判断は、場所や部隊など具体的中身をそぎ落としたことで、わずか約3カ月で配備推進の意思表明になった。計画中止を求める市民らの請願は総務財政委員会に付託・継続審議となったままで、野党から「(市民を)無視した決議」「議員の暴走」などと反発が相次いだ。

 また、与党の公明2人は退席理由として報道陣に手渡した手書きメモにこうつづった。〈市民に十分な説明もないままでの強引な推進決議には納得できない。これでは議会に対する信頼が失われる恐れがある〉

 一方、中山市長は決議を「重く受け止める」とし、市民の意見を聞く公聴会を年内に開く方針も語ったが、「単純に賛成が多いか反対が多いかで判断するのではなく、私が市長として決断する」とのスタンス。

 住民投票については「国の専権事項、安全保障に関わる問題なので、そぐわない」との立場を崩しておらず、何をもって判断するか明確な姿勢はみせない。

 決議を受けた市長の受け入れ表明を危惧する声も広がる中、野党側は市民団体と連携し住民発議による住民投票への動きを展開する構えだ。市全体で議論を深める流れをどう生み出すのか。島の将来を占う動きが、正念場を迎えている。(八重山支局・新垣玲央)

5304チバQ:2016/09/26(月) 18:27:08
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/63683


宮古島市長選、岸本医師に出馬要請へ 「オール沖縄」勢力


2016年9月26日 07:38


選挙

宮古島市長選挙

宮古島市

オール沖縄









..

 来年1月22日投開票の沖縄県宮古島市長選で、「オール沖縄」勢力の選考委員会(下地学委員長)が25日、市平良東仲宗根の宮古教育会館で開かれ、内科医の岸本邦弘氏(55)を候補者とすることを全会一致で決めた。26日、下地委員長が岸本氏に選考結果を伝え、立候補を要請する。





岸本邦弘氏
拡大する


岸本邦弘氏




.
 下地委員長は、岸本氏が不法投棄ごみ問題の追及や宮古島への陸上自衛隊配備反対などの運動に取り組んでいることに「多くの市民が共感し、期待しているとの意見が出た。宮古島全体の支持を得られると一致した」と決定理由を話した。

 岸本氏は本紙などの取材に、「医者としてのベースをすぐ崩せるような状況ではない。あなたしかいないという状況なのかどうかいろいろ考えないといけない」と述べるにとどめた。

 岸本氏は1961年、同市伊良部前里添出身で内科医院の医院長。「不法投棄ごみ問題の全容解明を求める市民の会」と「宮古島・命の水・自衛隊配備を考える会」の代表を務める。

 市長選は、現職の下地敏彦氏(70)が立候補を表明している。前市議会議長で市議の真栄城徳彦氏(66)も立候補の意向を固めている。

5305チバQ:2016/09/26(月) 19:06:25
http://news.goo.ne.jp/article/ryukyu/region/ryukyu-50163144.html
金城那覇市議会議長が辞任表明 10月5日付「議会空転の責任」

14:45琉球新報


金城那覇市議会議長が辞任表明 10月5日付「議会空転の責任」

琉球新報

(琉球新報)

 那覇市議会の金城徹議長が26日、議長職の辞任を表明した。10月5日付で辞任する。各会派の代表者会議で金城議長本人が発表した。9月定例会は会期を1日延長して7日までとし、26日には代表質問を再開した。 金城議長は辞任の理由について「議会が空転することは市民にとって不利益だ。道義的責任は議長にある」と説明した。一方、これまで議長に辞職を求めてきた議員らが不信任の理由として掲げてきた、文化財課の不祥事の報告遅れなどの6項目については「道理が通らない」との認識を改めて示した。 金城議長は、自民・公明両会派や、オール沖縄を支える立場の新風会を離脱した議員や民進党の議員などでつくる「なはの翼」無所属G、無所属の会の議員らから「議事運営が公平性に欠ける」などとして、辞職を求める決議が提出され、4度可決されていた。 一方、「辞任する理由に値しない」などとして、金城議長が決議に応じてこなかったため、反議長派の議員らが9月定例会の代表質問などに出席せず、議会の混乱が続いていた。【琉球新報電子版】

5306チバQ:2016/09/26(月) 20:24:47
http://www.sankei.com/region/news/160917/rgn1609170043-n1.html
2016.9.17 07:09更新

大川市長選に倉重氏名乗り「鳩山市政を継続」 福岡

 鳩山二郎氏(37)の市長辞職に伴う福岡県大川市長選で、JA福岡中央会職員、倉重良一(りょういち)氏(39)が16日、同市内で記者会見し、立候補を正式に表明した。「鳩山市政を継続したい」と語った。

 記者会見には、衆院福岡6区補欠選挙に出馬する鳩山氏も同席した。

 倉重氏は、同中央会の倉重博文会長の長男。大川市出身で、早稲田大卒業後、同中央会に入った。

 倉重氏は「若い女性が来たくなるまちづくりを目指す。鳩山氏が来てから大川は元気になった。彼が開墾した所に、水をやる」と述べた。一方、鳩山陣営は秘書を派遣するなど、倉重氏を応援する構えだ。

 鳩山氏は補選への出馬をめぐり、自民党福岡県連と対立している。

 倉重氏は党県連への支援要請については「相談して対応したい」と語るにとどめた。既に退職願を提出しており、30日付で退職するという。

5307チバQ:2016/09/27(火) 18:37:55
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASJ9V51FTJ9VTIPE02Q.html
大川市議会、異例の短縮 衆院補選出馬の前市長に配慮

13:20朝日新聞


 衆院福岡6区補選(10月23日投開票)をめぐり、福岡県大川市議会の9月定例会の日程が、昨年の19日間から5日間に大幅に短縮された。補選に出馬するため9日付で退任した鳩山二郎前市長に議会側が配慮した形で、市側も市長選の経費節減を理由に同調した。短縮された日程でどういう審議が行われたのか。

■「審査に手抜きない」

 「このたびの定例会日程で、議案審査に一切の手抜きはしていない」。最終日の9日、一般質問に唯一立った永島(えいしま)守市議は、本会議の議場でこう語った。

 大川市議会(定数17、欠員1)では、9月定例会の会期は19日間が通例。5日間の会期を議会運営委員会に提案したのは、同委員会副委員長を務める永島氏だった。

 6区補選では自民党福岡県連は蔵内謙氏を推し、鳩山氏との対立が続く。「市議会会期中は、鳩山氏の身動きが取れなくなる」との声も出ていたという。永島氏は「議会と市長がもめるような案件はなく、5日間でいいということになった。個人的には、鳩山氏に早く選挙準備をしてほしい気持ちもあった」と話す。古賀龍彦議長も賛同し、「オール与党化」する市議会は、本会議で日程案を全会一致で了承した。

 大川市議会では、9月定例会では主に前年度の決算議案を審議する。決算議案は3月定例会の予算議案と同様に重要との考えから、他の定例会よりも1週間長く日程を取ってきた。

 会期が5日間となった今回は、決算議案の委員会審議で昨年と同様に1日半をかけた。ただ、決算議案を含む市政全般の問題を議論する本会議での一般質問は1日のみで、質問に立ったのは永島氏だけ。昨年の9月定例会の一般質問では、2日間で8人が質問していた。古賀議長は「市長が辞めることがわかっていたので、次の新しい市長に(9月定例会以降に)質問を回そうということになった」と説明する。

5308チバQ:2016/09/27(火) 21:11:11
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kagoshima/article/277534

屋久島で町長リコール活動 住民ら、新庁舎建設見直し求め [鹿児島県]

2016年09月27日 00時00分






 鹿児島県屋久島町が約20億円をかける新庁舎建設を巡って揺れている。住民グループ「屋久島の未来を考える会」は26日、「住民に周知しておらず、無駄も多い」として荒木耕治町長の解職請求(リコール)に向けた署名活動を始めた。

 屋久島町は屋久町と上屋久町の合併で発足した2007年10月以来、役場機能が本庁と三つの支所に分散している。町は14年10月、新庁舎の建設場所を旧町境付近に決め、15年1月に基本構想、同年10月に基本設計案をまとめた。

 計画によると、新庁舎は平屋(一部2階建て)で、島内の木材だけを使う。住民や観光客が交流するフォーラム棟、議場を講演会やコンサートに使えるホール棟を備える。町は18年度の完成を目指し、今年12月に着工する予定。町議会は、建設費8億5600万円を含む本年度当初予算案を可決している。

 だが、3月の町議会で設計が明らかになると、住民から見直しを求める声が上がった。考える会の松田正代表は「町の一大事業なのに住民に知らせていない。役場の機能として必要ないものもある」と主張する。

 考える会は6月、新庁舎見直しの陳情を町議会に提出。不採択になると、建設の是非を問う住民投票条例制定を求める2349人の署名を集め、話し合いを求めたが町は応じなかった。

 荒木町長は6月、町議会で「住民への周知が不足していた」と認め、設計図や事業費の内訳をホームページに公開した。9月議会では「総合的な防災拠点となり、低迷する林業振興の起爆剤にもなる」と計画に理解を求めた。

 解職請求には有権者1万793人(9月2日現在)の3分の1に当たる3598人以上の署名が必要。松田代表は「住民の声を聞かず、強引に計画を進める町長を止めるにはリコールしかない」と話した。


=2016/09/27付 西日本新聞朝刊=

5309チバQ:2016/09/28(水) 00:32:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160927-00010007-nishinp-soci

「反省を重ねながら過ごしたい」市長給与半減案を可決 唐津市議会、政治献金問題で

西日本新聞 9月27日(火)11時43分配信



�t



�q








「反省を重ねながら過ごしたい」市長給与半減案を可決 唐津市議会、政治献金問題で


政治資金規正法違反容疑で書類送検され、報道陣に囲まれて市民におわびの言葉を述べる坂井俊之市長=13日正午すぎ、唐津市役所


 佐賀県唐津市議会は26日、坂井俊之市長が政治献金問題を巡って自ら提案した市長給与を2カ月間50%減額する条例案を23対3の賛成多数で可決した。共産、社民両党議員3人が提案した市長給与を来年2月の任期満了まで無給とする修正案は賛成少数で否決した。

 坂井市長は採決後、記者団に「任期満了まで身を引き締め、反省を重ねながら過ごしたい」と述べた。

 可決した給与減額案は坂井市長が8日、一連の政治献金問題で市政治倫理審査会が「条例違反」と認定したことを受け、来年1月の次期市長選に立候補しないと表明するとともに「道義的責任を取る」と提案していた。

 県警は12日付で、坂井市長を政治資金規正法違反容疑で佐賀地検に書類送検している。

 無給案については、共産党の浦田関夫市議が「他市は同様の事例でより厳しい処分をしている」と提案理由を述べたのに対し、市議会で過半数を占める志政会会派(15人)の青木茂議員は「他市の事例は司法判断後の処分。坂井市長は司法判断が出てから対応すると説明している。給与を与えないのは憲法が定める人権を奪う」と反対した。

 公明党の市議団3人のうち、1人は条例案と修正案の採決にいずれも加わらず、退席した。

=2016/09/27付 西日本新聞朝刊=

5310チバQ:2016/09/29(木) 17:40:08
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/360867

唐津市長選 宮崎氏が出馬表明

「市民目線の市政基本に」


2016年09月29日 10時29分



「市民目線で市民に奉仕する市政を目指す」と訴える宮崎泰茂氏=唐津市役所

「市民目線で市民に奉仕する市政を目指す」と訴える宮崎泰茂氏=唐津市役所





 来年1月22日告示、29日投開票の唐津市長選で、元県議の宮崎泰茂氏(73)=佐志=が28日、会見を開いて正式に出馬表明し、「市民目線の市政で市民に奉仕することを基本に据える。まずは職員の意識改革をやる」と訴えた。無所属で、政党の推薦は要請しない。

 合併前から14年続く坂井市政を「企業誘致などいい面もあったが、長くなると水もよどむ。市長の献金問題もゆゆしきものだが、部長の汚職事件など市長の重しが利かなくなった」と批判した。

 中学生までの医療費無料化、大学学部など高等教育機関の誘致、火力発電所や旧日赤病院の跡地を利用した企業誘致などの公約を発表した。「子どもたちを大事にしていく政治」「若者が安定して働ける場を提供したい」と語った。

 玄海原発の再稼働には「安全協定を見直し、事前了解の権限を市が持つまで当面は反対。それが実現して安全性を見極める。基本は原発ゼロの姿勢だが、現状では段階的に停止し、廃炉を求める」と述べた。

 唐津市長選には現在、元県議の峰達郎氏(56)=山本=が出馬表明し、現職は不出馬の意向を明言している。

5311チバQ:2016/09/29(木) 18:10:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160927-00010001-nishinp-soci

市長の目玉公約が白紙に 地権者のJA側とずれ 佐賀市コンベンション断念

西日本新聞 9月27日(火)10時58分配信



�t



�q








市長の目玉公約が白紙に 地権者のJA側とずれ 佐賀市コンベンション断念


佐賀市のコンベンション施設整備候補地だったJR佐賀駅南口の駐車場


 佐賀市がJR佐賀駅前のコンベンション施設整備構想を断念した背景には、一等地の再開発を巡って採算性を慎重に見極めたい地権者のJA佐賀市中央側と今秋までに市長公約の実現に道筋をつけたい市側との考え方のずれがあった。市側は断念後も「コンベンション機能は必要」との認識だが、別の候補地は未定で実現可能性は見通せない。秀島敏行市長=3期目=の公約は白紙に戻り、来年10月の任期満了に伴う市長選にも影響を及ぼしそうだ。

【画像】なぜ?夜の佐賀県庁に行列 来場者数が1万人を突破

 秀島市長は次期市長選での進退に言及していないが、2013年10月の前回市長選で支援した市議の1人は「コンベンション施設は市長肝いりの公約。このまま頓挫すれば、4期目を目指すのは難しくなるかもしれない」と話す。
.

JA側と他のテナントとの交渉が不調に

 市やJA側によると、構想は前回市長選前に浮上。秀島市長と駅前再開発を模索していたJA側との考えが一致し、市長は構想を目玉の公約に掲げて3選を果たした。

 その後、しばらく目立った動きはなかったが、JA側が昨年5月、市に入居予定のテナントの業態を含めた複合ビル建設のイメージ図などを提示。秀島市長は同9月の市議会で「私も任期はあと2年。不退転の決意でやらせていただく」と述べ、任期中に完成予定時期も示すとしていた。

 しかし、JA側と他のテナントとの交渉が不調に終わるなど難航。JA側は今年8月、改めて総事業費や市の負担額などを示さないままテナントを入れ替えた新案を市側に伝えたが、再び難航する事態も想定されることから、市は来年度当初予算案の編成には間に合わないと判断したという。

 JA側の関係者は「テナントの交渉に時間がかかっているが、採算性の見極めは重要」と話す。

 市はコンベンション施設の整備構想自体は取り下げていないが、今後の見通しについては市職員の間にも「代替地を市長の任期中に見つけるのは容易ではない」との声がある。


=2016/09/27付 西日本新聞朝刊=

5312チバQ:2016/09/29(木) 20:30:56
http://www.sankei.com/politics/news/160929/plt1609290003-n1.html
2016.9.29 01:22

沖縄県議名義の車両を押収 県警、ヘリパッド工事妨害で県道に斜め駐車

反応 プッシュ通知

反応



 沖縄県の米軍北部訓練場(東村など)の過半の返還に向けたヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)の移設工事に対する妨害活動で、車の通行を妨げたとして、沖縄県議の新垣清涼氏名義の車両が沖縄県警に押収されていたことが28日、分かった。新垣氏は産経新聞の取材に事実関係を認め、県警から返還された後も車両は移設工事に対する妨害活動に使われているとの認識を示した。

 新垣氏の車両が押収されたのは今月15日。工事車両の通行を妨げるため、東村の県道に乗用車を斜めに駐車したとして、男女2人が往来妨害容疑で現行犯逮捕された。その際、男が乗っていた車が新垣氏の名義だった。

 新垣氏は車を基地問題に関する団体に提供しており、「(押収の)現場にいなかったので状況はわからないが、(移設工事反対の)支援をするために使ってもらっている」と述べた。

 新垣氏は県議会では同県の翁(お)長(なが)雄(たけ)志(し)知事を支える与党会派に所属している。

 北部訓練場のヘリパッド移設工事では反対派によるよる妨害が常態化。28日にも反対派とみられる60歳代の男が運転する車が警察官2人に接触し、打撲などの軽傷を負わせる事故が起き、県警が捜査している。

5313名無しさん:2016/09/30(金) 18:51:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160930-00010005-nishinp-soci

鹿児島初の女性副知事 三反園知事、厚労省小林氏提案へ

西日本新聞 9月30日(金)11時52分配信



�t



�q








鹿児島初の女性副知事 三反園知事、厚労省小林氏提案へ


事務所を後にする三反園訓氏=7月11日、鹿児島市の事務所


 鹿児島県の三反園訓(みたぞのさとし)知事は29日、副知事の1人に厚生労働省労働政策担当参事官室長の小林洋子氏(50)を充てる方針を県議会各会派の代表者に説明した。10月7日の県議会最終日に人事案を追加提案する。女性副知事は三反園知事の主要公約の一つで、同意されれば同県では初めて。知事選で敗れた前知事を支援した最大会派・自民党の対応が焦点となるが、この日は“根回し”がなかったとして賛意は示されなかった。

 小林氏は1989年、旧労働省に入り、石川県小松市助役や同省雇用均等政策課長などを歴任した。三反園知事は、副知事2人のうち総務省出身の佐々木浩氏の後任を小林氏にする考え。だが出席者からは「事前説明がなかった」と反発の声が上がり、定数51のうち37議席を占める同党県議団の堀之内芳平会長は記者団に「議会軽視も甚だしい。会派内で協議して対応を決めたい」と語った。

 三反園知事は7月末の就任直後から高市早苗総務相に女性の総務官僚の派遣を求めるなど人選を進めていた。一方、知事が九州電力川内原発(同県薩摩川内市)の即時一時停止を要請したことなどに県議会内の不満も高まっている。

5314名無しさん:2016/10/01(土) 20:00:35
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092900714&g=pol
初の女性副知事に厚労省の小林氏=鹿児島県

 鹿児島県の三反園訓知事は29日、厚生労働省参事官兼政策統括官付労働政策担当参事官室長の小林洋子氏(50)を副知事に起用する人事案を固めた。開会中の9月議会に提案し、同意を得て発令する。女性副知事の起用は7月に初当選した三反園知事の公約で、鹿児島県では初。佐々木浩副知事(55)は総務省に復帰する。
 小林 洋子氏(こばやし・ようこ)京大法卒。89年労働省に入り、厚労省雇用均等政策課長などを経て16年6月から現職。奈良県出身。(2016/09/29-17:24)

5315名無しさん:2016/10/02(日) 01:44:16
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016093000891&g=pol
山口祥義佐賀県知事の父、惣二氏死去

 山口 惣二氏(やまぐち・そうじ=山口祥義佐賀県知事の父)30日、病気のため埼玉県内の自宅で死去、85歳。佐賀県出身。告別式は10月3日午前11時30分から埼玉県入間市久保稲荷3の1の9の入間メモリードホールで。喪主は長男祥義(よしのり)氏。 (2016/09/30-19:51)

5316チバQ:2016/10/02(日) 21:54:49
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160930ddlk42010244000c.html
<選挙>西海市長選 杉沢市議が出馬表明 「地域力を育てる」と抱負 /長崎
09月30日 13:42毎日新聞

 西海市の杉沢泰彦市議(64)が29日、県庁で記者会見し、任期満了に伴う西海市長選(来年4月16日告示、23日投開票)に無所属で立候補することを表明した。

 杉沢氏は「市民の間の閉塞(へいそく)感を無くすため、私が先頭に立つしかないと感じた」と述べた。地元産業の育成や教育に力を入れるとし、「地域力を育て、西海市に誇りを持っていただける街づくりをしたい」と抱負を語った。

 杉沢氏は早稲田大を卒業。1999年から旧崎戸町議を2期務めた。2005年からは合併に伴い発足した西海市の市議となり、現在3期目。副議長を務める。

 同市長選には、現職の田中隆一氏(69)も3期目に向けて出馬表明している。【今手麻衣】

〔長崎版〕

5317チバQ:2016/10/02(日) 21:59:17
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161001ddlk41010272000c.html
<JR佐賀駅周辺整備事業>コンベンション施設断念 秀島市長が謝罪「複合施設への参画見送った」 佐賀市議会全員協 /佐賀
10月01日 15:05毎日新聞

 佐賀市がJR佐賀駅周辺の整備事業の一環で駅南側に設置を検討していたコンベンション施設を断念した問題で、秀島敏行市長は30日の市議会全員協議会で「JA佐賀市中央が計画する複合施設への参画を見送った。大変申し訳ない」と謝罪した。計画は秀島市長が2013年の市長選で公約に掲げていたが、任期内(来年10月まで)で方向性を示すことは難しいとした。【石井尚】

 駅南側のコンベンション施設の設置については、14年2月から商業施設(西友佐賀店)の駐車場として使用されている土地を有力候補として地権者のJA側と協議をし、JA側は複合ビルの建設を検討していた。今年8月29日に核となる大型店舗を含めた複合施設の図面を提示されていたが、今月15日、複合施設の7フロア分を占める大型店舗が参画を見送ったことが明らかになったという。

 市側は複合施設への設置を見送った理由として、図面で提示された大型店舗が入居を断念し、全体像の確定に時間がかかること▽JA側から早期の回答を求められていたこと--を挙げた。

 議員から「大型店舗が入ることが条件だったのか」と質問が出ると、市側は「全体像が見えず、市の工事負担額が見えない中では参画しづらい」と回答した。この他、「急いでやるべきではない」などの声は上がったが、秀島市長の責任を問う質疑はなかった。

 市は今後も、コンベンション機能の設置可能性については引き続き検討するとした。秀島市長は「コンベンション機能を持たせて佐賀市の活性化につなげられたら、という願いは持っている。新たにまちづくりで検討しなければいけない部分もあるので、じっくり見て次なる手を考えたい」と語った。

5318名無しさん:2016/10/02(日) 22:11:43
http://www.sankei.com/politics/news/160930/plt1609300054-n1.html
2016.9.30 22:47

在米沖縄県ワシントン事務所長を沖縄県議会へ召還求める 自民党県議、不適正ビザでの活動継続方針を問題視

 米ワシントンにある「沖縄県ワシントン事務所」の平安山英雄所長が不適正な査証(ビザ)で活動している問題で、同県の謝花喜一郎知事公室長は30日の県議会一般質問に対する答弁で、平安山氏が試みていた適正な就労ビザの取得を断念したことを明らかにした。短期滞在が対象の商用ビザで平安山氏に活動を続けさせる考えも示したが、県職員が不適正なビザのまま永続的に活動を続けることは問題だとして、自民党県議は平安山氏の県議会への召喚を求めた。

 平安山氏に関するビザなどの問題は自民党県議が29、30両日に追及した。

 謝花氏は7月の県議会で平安山氏の就労ビザについて「8月には(取得に)一定の方向性が出る見込みだ」と答弁していたが、完全に翻した。さらに平安山氏が就労ビザを取得できていないことを認めた上で、「弁護士と相談した結果、今のビザで対応することを決めた」と述べた。

 県は平安山氏が商用ビザで活動を続けることは不適正と認識していたため、就労ビザを取得させようとした経緯があり、そのために米国の弁護士に年間約680万円の相談料も支払っている。

5319名無しさん:2016/10/02(日) 22:12:25
http://www.sankei.com/politics/news/160729/plt1607290014-n1.html
2016.7.29 08:11

“開店休業”状態の在米沖縄事務所 平安山英雄所長の不適正査証での活動、高額な外国勤務手当…高まる不要論

 「沖縄県ワシントン事務所」がコンサルタント会社に業務を事実上丸投げしていることが明らかになったことで、平安山英雄所長の不適正な査証(ビザ)での活動や高額な外国勤務手当の受給などの問題を抱える事務所の不要論はさらに高まりそうだ。

 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設阻止に向け、翁長雄志知事は昨年4月、米国内での情報収集・発信を目的に事務所を開設した。長く在沖縄米総領事館の職員を務めた経歴を買い、平安山氏を所長に任命したことが誤算だったようだ。

 平安山氏は米政府の一員として辺野古移設を推進していた立場から一転、移設阻止を訴えるポストに就いた。米政府内では裏切りと映り、平安山氏が旧知の米政府高官に接触しようとしても敬遠されるのは当然といえる。今年5月の翁長氏の訪米の際、米政府関係者との面談を実現できなかったことが象徴している。

 平安山氏は適正な就労ビザも取得できておらず、身分は不安定なままで、行動を制限されている可能性もある。その一方で高額な外国勤務手当の受給が続く。

 コンサル会社に業務を丸投げしたものの成果は乏しく、身動きのとれない平安山氏の穴を埋めているとはいいがたい。仮に、県がコンサル会社への丸投げが適切だと主張するのであれば、その前に事務所の閉鎖が求められる。(半沢尚久)

5320チバQ:2016/10/02(日) 22:13:08
http://www.sankei.com/politics/news/160721/plt1607210003-n1.html
2016.7.21 01:00

沖縄県、在米沖縄事務所長に年9百万円の外国勤務手当 外務省の駐米大使級並み


 米ワシントンにある「沖縄県ワシントン事務所」の平安山(へんざん)英雄所長が不適正な査証(ビザ)で米政府や議会にロビー活動を行っている問題で、県が平安山氏に外国勤務手当として月額約75万円を支給していることが20日、分かった。1年間の外国勤務手当の支給額は約900万円に上る。これとは別に部長級は給与として1千数十万円が支給されるため平安山氏の年収は約2千万円とみられる。

 県の条例では職員の階級に応じ、外国勤務手当は在外公館に勤務する外務省職員を基準にその8割を支給することになっているが、駐米大使級の扱いであることも判明した。

 平安山氏は同県の翁長雄志知事の2度の訪米で会談相手の調整や訪米時の対応を行っているが、今年5月の2度目の訪米では米政府関係者との会談は実現しなかった。首脳・外相会談をはじめ、日米間で安全保障や経済など多様なテーマについて調整や協議を行う駐米大使と同等の扱いをしていることは疑問視される。

 県職員の特殊勤務手当に関する条例では、外国勤務手当として外務省職員の手当の8割を支給すると規定し、外務省職員の手当は階級ごとに異なる。住居手当などが加算されている可能性はあるものの、月額約75万円の支給は米国に駐在する外務省職員としてはトップの駐米大使の手当である94万円の8割に相当する。約2千万円の年収は県では通常の部長の年収の2倍にあたる。

5321チバQ:2016/10/02(日) 22:47:44
http://news.goo.ne.jp/article/ryukyu/region/ryukyu-50890701.html
那覇市議会、新議長に3氏浮上 7日にも決定
11:00琉球新報

那覇市議会、新議長に3氏浮上 7日にも決定
琉球新報
(琉球新報)
 議会混乱の責任を取って辞任を表明した那覇市議会の金城徹議長(63)の後任として、1日までに、元新風会で無所属の知念博氏(62)と、元新風会でなはの翼無所属Gに所属する屋良栄作氏(47)が挙がっている。公明党の翁長俊英氏(59)を推す声もある。金城氏が5日に議長職を辞任し、7日には新議長が決まる見通し。 3氏とも金城氏の議長不信任決議に賛成していた。関係者によると、4日に不信任決議に賛成した会派や議員で話し合い、5日までには候補を一本化する予定。金城氏は、反議長派に「与野党で合意できる人物をお願いしたい」と求めている。議長派の会派からは、今のところ新議長候補を出す動きはない。 金城氏が議長に就任した2014年12月には、新風会会派内で金城氏と知念氏で議長の任期を分け合う約束があった。しかし会派内の認識がそろわず、金城氏が議長を継続し、知念氏が会派を抜けた。 屋良氏は安慶田光男副知事の議長辞任後の14年12月に新風会から議長選に立候補したが、金城氏と同数になり、くじ引きで金城氏が議長に決まった。その後、新風会を離脱した。

5322チバQ:2016/10/03(月) 22:07:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161001-00000026-san-l46
「原発争点にせず」 薩摩川内市長選に小田原市議が名乗り
産経新聞 10月1日(土)7時55分配信

「原発争点にせず」 薩摩川内市長選に小田原市議が名乗り
(写真:産経新聞)
 任期満了に伴う鹿児島県薩摩川内市長選(10月16日告示、23日投開票)で、同市議の小田原勇次郎氏(54)=写真=が30日、無所属での立候補を表明した。同市に立地する九州電力川内原発について「原発を争点にして戦おうとは思っていない」と述べた。

 市長選には現職の岩切秀雄氏(74)も3選を目指し、立候補を表明している。一騎打ちの選挙戦となる公算が大きいが、原発は争点になりそうにない。

 小田原氏は記者会見で「原発は今は必要であり、反原発、脱原発という言葉で戦う気はない。市民の声が届く市政に変える『市政刷新』が、私の戦いのメインテーマ」と述べた。

 運転期間延長など原発政策の検討にあたっては、必要に応じて住民投票を行って判断する方針も示した。

 薩摩川内市の過去の市長選では、原発稼働の是非が争点となった。

 今回の市長選で、共産党や市民団体の中には、小田原氏が「脱原発を目指している」として推す声もあった。この日の小田原氏の発言を受け、共産党の井上勝博市議は、支援について白紙に戻す考えを示した。

 一方、岩切氏は「安全が確保されている原発は動かすべきだ」と主張し、川内原発再稼働にも同意した。選挙戦では、暮らしやすい街づくりや、持続可能な行財政運営を掲げる。

 公明党は30日、鹿児島県本部として岩切氏を推薦することを決定した。

5323チバQ:2016/10/06(木) 16:12:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161005-00065194-okinawat-oki

新議長に翁長俊英氏有力 那覇市議会

沖縄タイムス 10月5日(水)8時10分配信



�t



�q








新議長に翁長俊英氏有力 那覇市議会

 那覇市議会混乱の責任をとって辞任する金城徹議長の後任人事で、全会一致の候補として、市政野党で市議会最大会派の公明党市議団団長の翁長俊英議員(59)が4日までに有力となった。金城議長や与党会派も翁長氏選出に理解を示しており、その意向を翁長氏側にも既に伝えている。

 一方、新風会を離脱した議員や民進議員でつくる「なはの翼(無所属G)」ディレクターの屋良栄作議員(47)を推す声もある。金城議長の辞職勧告決議に賛成した自公や「なはの翼」など反議長派の議員は5日に候補を一本化し、与党会派に全会一致での選出を打診する見通し。

 金城議長は5日に辞表届を提出し、7日の9月定例会最終本会議で新議長が選出される予定。

 公明党市議団は2014年市議選で城間幹子市長の対立候補を応援した。一方、城間氏が継承を強調する翁長雄志前市長の市政運営を支えてきた立場でもある。

5324チバQ:2016/10/06(木) 17:33:12
http://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/nation/nishinippon-20161005141000533.html
佐賀県議会が「海外日当」 交通費や宿泊費とは別 使途不問、政活費から

10月05日 14:07西日本新聞


 佐賀県議会が政務活動費(政活費)を使って議員が海外視察する際、交通費や宿泊費とは別に定額の「海外日当」を認めていることが分かった。訪問する国や地域によって5100円から8300円で、2015年度は議員定数38の4割を超える17人が計50万2900円を受けた。九州の他の県議会にはなく、識者は「使途が不透明な日当を認める必要はない」と批判している。

 佐賀県議会は月に議員1人当たり30万円の政活費を会派に支給する。議会事務局によると、海外日当は内規で、県の旅費規程を準用し、知事と同額を充てることができると定めている。

 本紙が情報公開請求で入手した海外日当支払調書などによると、15年度は調査研究目的で、17人がフランス、フィリピン、台湾を視察。航空機運賃やホテル代、現地の通訳費などとは別に政活費から日当を受けた。有田焼の展示販売や日本家具展示会などを視察するためにフランスを7日間訪問した議員は、政活費から約65万9千円を充て、このうち5万8100円が日当だった。日当は使途が制限されない。

 九州の他の県議会は「視察は実費弁償が原則」(長崎)として海外日当を認めていない。佐賀県議の一人は「全国の状況を詳しく調べているわけではないが、日当を廃止する流れがあるように聞いている。見直しは議論になっていない。他県の状況を踏まえて対応を検討したい」と話した。

 佐賀県議には毎月76万円の報酬が支給されており、日当を上乗せするのは県民から疑問視されそうだ。日本大の岩井奉信教授(政治学)は「海外日当は税金の使われ方が分からず、県民に説明できないのではないか。議員活動に日当を出す必然性はない」と指摘している。

=2016/10/05付 西日本新聞朝刊=

5325名無しさん:2016/10/07(金) 18:45:46
http://news.goo.ne.jp/article/ryukyu/region/ryukyu-51550966.html
新議長に翁長俊英氏 那覇市議会

10:47琉球新報


新議長に翁長俊英氏 那覇市議会

琉球新報

(琉球新報)

 金城徹議長の辞任に伴い、那覇市議会は7日、本会議で新議長に公明党会派長の翁長俊英議員を選出した。翁長氏は同日付で議長に就任した。翁長氏以外に立候補者はおらず、指名推薦により、全会一致で承認された。 翁長議長は所信表明で、金城議長の不信任を巡る議会の混乱について市民に向けて謝罪した上で「議会の信頼回復に向けたルールづくり、議事録削除問題解明などを優先し、議員各位の協力を得ながら課題解決に全力で取り組んでいく」と述べた。【琉球新報電子版】

5326チバQ:2016/10/10(月) 21:02:54
960 :チバQ:2016/10/10(月) 21:02:05
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1610100016.html
【福岡6区補選】小池氏来県が引き金に? 自民県連に激震 県連会長突然の辞意表明
18:19産経新聞

【福岡6区補選】小池氏来県が引き金に? 自民県連に激震 県連会長突然の辞意表明
鳩山二郎氏(左)の応援に駆けつけた小池百合子東京都知事=10日午後、福岡県久留米市(中村雅和撮影)
(産経新聞)
 衆院福岡6区補欠選挙の告示を翌日に控えた10日午前、自民党福岡県連に激震が走った。「福岡県政界のドン」と呼ばれる蔵内勇夫県連会長(62)が突然、辞任を表明したのだ。引き金を引いたのは、小池百合子東京都知事が、自民県連とは一線を画し、立候補を表明している鳩山二郎氏(37)の応援演説を行うとの情報だった。(村上智博、中村雅和)

 蔵内氏は当選8回のベテランだ。昨年5月、県連会長になるまで12年間、県議団会長を務めるなど福岡県下で権勢をふるってきた。

 補選では、長男の謙氏(37)を立て、鳩山氏と激しく公認を争う。福岡県議団や自民県連とそろって謙氏の当選を目指す。そこに数日前、小池氏の福岡入りの情報が飛び込んできた。蔵内陣営は慌てた。

 小池氏は都知事選で「都議会のドン」といわれる内田茂都議を敵に回し、都議会の刷新を訴え、圧勝した。その手法は国民の喝采を浴び、東京・築地市場の移転問題では全国的にもメディアの注目を集める。

 こうした首都東京を舞台に小池氏と都議会との間で繰り広げられる主導権争いが、福岡でも炸(さく)裂(れつ)した。

●人ごとではない

 鳩山陣営は告示日の直前のタイミングを狙い、小池氏の応援を選挙戦への弾みにしようとした。爆弾のように威力のあるその「発信力」に期待を寄せた。

 蔵内会長の辞任会見から3時間後の同日午後1時半、小池氏は福岡県久留米市で演説を始めた。主催者発表では5000人とのことだったが、見た目は2000人ほどだったろう。それでも押すな押すなの盛況ぶりで、改めて小池氏の人気の高さを印象付けた。

 「二郎さんが公認を取れなかったのは、人ごとではございません。福岡県選出の国会議員で応援するのはお一方だけ。それも人ごとではございません。都知事選とはまあ、図式は似たようなものです」

 自民福岡県連を意識したのか、小池氏がこう皮肉っぽく語ると、聴衆は大きな拍手で応えた。

●懸念した事態

 県連側はこの事態を懸念していた。小池氏の来県の報に、蔵内氏が影響力を持つ福岡県連や県議会を敵に回すような発言を持ち出すのではと察し、身構えていた。

 自民党本部の6区の情勢調査では、謙氏側は鳩山氏に大きくリードを許しており、差が縮まらない。しかも、謙氏は党公認が取れず、蔵内会長は保守分裂選挙を避けきれなかった。

 この先、謙氏が劣勢を挽回できれば公認を得られる可能性はあるが、できなければ、選挙戦後、蔵内会長の責任論が浮上しかねなかった。

 確かに、蔵内会長はこの日、会長を辞任することで、謙氏に公認を出さない党本部に抗議した。

 だが、それだけではない。蔵内会長は次期県知事選への出馬もささやかれる。そこで、この先受けるかもしれないダメージの大きさを考えれば、このタイミングで辞意を表明するのが得策だと、判断したもようだ。

 ある県連幹部は「小池さんの演説後、いずれ結果的に辞めでもしたら、蔵内会長は『小池さんに辞めさせられた』ことになりかねない。それだけは避けたかったのだろう」と語った。

5327チバQ:2016/10/10(月) 21:04:37
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1610100009.html
【福岡6区補選】自民・蔵内勇夫氏、県連会長辞任を表明 「公認得られず責任」
11:54産経新聞

【福岡6区補選】自民・蔵内勇夫氏、県連会長辞任を表明 「公認得られず責任」
会見する自民党福岡県連の蔵内勇夫会長=10日午前、福岡市博多区(中村雅和撮影)
(産経新聞)
 鳩山邦夫元総務相の死去に伴う衆院福岡6区補欠選挙(11日告示、23日投開票)をめぐり、自民党の蔵内勇夫県連会長が10日、辞任を表明した。自民党県連が7月末に、蔵内氏の長男で参院議員秘書の謙氏(35)を公認申請していたが、同日までに手続きの瑕疵(かし)がないにも関わらず、公認が得られなかったことについて抗議の意志を党本部に対して示した格好だ。

 補選は、鳩山氏の長男で前福岡県大川市長の二郎氏(35)も立候補を表明する予定で、自民党系は蔵内氏との保守分裂になることが確定していた。

 蔵内氏は10日の記者会見で「きょうの時点で公認が得られず、候補者(謙氏)や多くの支援者への責任を感じている。候補者選考過程で一切の瑕疵はなかった。補選への影響はない。今後は県連の総力を挙げて戦いたい」と語った。

5328チバQ:2016/10/11(火) 22:20:10
>>5270
http://news.goo.ne.jp/article/miyanichi/region/miyanichi-1475812764.html
県議補選告示2候補届け出 西都市・西米良村区
10月07日 12:55宮崎日日新聞

 欠員に伴う西都市・西米良村区の県議補選(定数1)は7日告示され、元県議の浜砂守氏(63)と元西都市議の楠瀬寿彦氏(60)=いずれも無所属、届け出順=の2人が立候補した。16日投開票される。

 出陣式で浜砂氏は市議2期、県議3期の実績をアピール。「任期4年のうち2年ほどしかない中での県議補選。経験があり即戦力の私が西都・西米良の声を県政に届けたい」と力説した。

5329チバQ:2016/10/12(水) 19:47:47
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/365283

唐津市長選 酒井氏、一転「出馬せず」

家族の健康問題で
 来年1月の唐津市長選に出馬の意向を固めていた元鎮西町長の酒井幸盛氏(67)は11日、「家族の健康問題が出てきた」との理由で、一転して立候補断念を明らかにした。

 酒井氏は今月7日に取材に対して「近く記者会見を開き、市長選への出馬を表明する」と話していた。

 市長選には現在、峰達郎氏(56)=山本=と宮崎泰茂氏(73)=佐志=の元県議2人が出馬表明し、現職の坂井俊之氏(55)=3期、二タ子=は不出馬の意向を明言している。

5330チバQ:2016/10/13(木) 18:20:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161013-00066249-okinawat-oki

浦添市長選、3氏浮上 現職への対立候補

沖縄タイムス 10月13日(木)8時15分配信
 浦添市政野党と県政与党の議員や経済界の代表者らは12日、来年2月予定の浦添市長選に向けて現職への対立候補を決める選考委員会を立ち上げた。候補者として、浦添市議の又吉健太郎氏(42)、市内で会社を経営する浦添商工会議所副会頭の玉城芳信氏(56)、県議会副議長の赤嶺昇氏(49)の3氏の名前が上がった。

 関係者らによると、会合では委員の過半数が又吉氏の名前を挙げたという。14日の面談で3氏の意思を確認し、同日中にも話し合いで候補者を擁立する見通しだ。

 候補者には赤嶺氏を推す声も上がっているが、支持者らの中には「県議選で当選したばかりなので、県政に集中してほしい」との意見もあり、慎重な姿勢を示している。

 市長選を巡っては、8月下旬に浦添商工会議所の政治団体である日本商工連盟浦添地区が現職に対抗する立場を取ることを決定。「反松本」勢力は人選に向けて協議を重ね、政党の推薦を受けない「市民党」として対立候補を擁立することなどをすでに確認している。

 市長選には現職の松本哲治氏(48)が出馬を表明している。

5331チバQ:2016/10/17(月) 18:30:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161017-00000019-san-l46
薩摩川内市長選は現新2氏の一騎打ち 両者とも原発稼働容認

産経新聞 10月17日(月)7時55分配信

 任期満了に伴う鹿児島県薩摩川内市長選が16日、告示され、元市議で新人の小田原勇次郎氏(54)と、現職で3選を目指す岩切秀雄氏(74)がいずれも無所属で立候補を届け出た。両氏とも原発稼働については容認しており、少子高齢化対策や地域活性化策を争点に、選挙戦が繰り広げられる。投開票は23日。

 小田原氏は午前9時、旧市立体育館跡地で第一声を上げた。「市政刷新」の看板を立てた会場に、支援者約200人が集まった。小田原氏は「地場産業や若い人を雇用できる産業を育てる。旧市町村の特徴を生かし、市の発展につなげる」と訴えた。

 後援会長の石走耕一氏(63)は「市を変える希望と情熱を持った小田原さんに力を貸してほしい」と呼びかけた。

 岩切氏は午前9時半から、市役所前の公園で出陣式を開いた。「地元の誇り 継続」という旗の下、約400人が集まった。檀上には小渕優子元経済産業相や鹿児島選出の衆参議員、県議ら計22人が並んだ。

 岩切氏は「少子化対策には1期目から取り組んできた。これからは女性の活躍推進にも取り組む。職員、議会、市民と、すばらしいまちづくりを実行したい」と決意を述べた。

 小渕氏は「中央とのパイプもしっかりある。先日、自民党本部の幹事長室前でお目にかかった。自由に幹事長室を行ったり来たりできる首長はなかなかいない」と力説した。

 15日現在の選挙人名簿登録者数は8万191人。

5332チバQ:2016/10/17(月) 18:30:22

▽薩摩川内市長選      

 (1-2 届け出順)

小田原勇次郎54 元市議  無新

岩切 秀雄 74 元副市長 無現

                   ◇

 ■異例の安倍総裁推薦証、エネルギー問題へ危機感

 岩切秀雄氏の選挙事務所には告示直前、安倍晋三首相の自民党総裁としての推薦証が届いた。政令指定都市以外の市長選で、党総裁が推薦証を出すのは極めて異例であり、政権のエネルギー問題に対する危機感の表れだといえる。

 薩摩川内市には九州電力川内原発がある。川内原発は昨年8月と10月に、1、2号機がそれぞれ再稼働した。新規制基準の下、全国初の再稼働だった。

 一部の反対派がいる中で、先陣を切るのは容易なことではない。同市には全国から反原発団体が集まり、市民の迷惑も顧みず、反対運動を展開した。その中で地元同意をまとめたのが岩切氏だった。

 「原子力発電所を基幹エネルギーとし、次世代エネルギーも進めてきた」。岩切氏は告示日の第一声で、原発についてこう語った。

 だが、今年7月の鹿児島県知事選では、原発停止を公約に掲げた三反園訓(みたぞのさとし)氏が、再稼働に同意した現職を破った。

 10月に入ると、原発が争点となった新潟県知事選で、与党推薦候補の苦戦が伝えられた。安倍首相が岩切氏への推薦証を出したのは、同月12日付だった。

 安倍首相は9月29日の参議院本会議で「資源に乏しいわが国がエネルギーの安定的かつ低廉な供給と、気候変動問題への対応を同時に実現するには原子力はどうしても欠かすことはできない」と述べた。

 同意をまとめた岩切氏が負ければ、原発への逆風がさらに強まると想定される。

 今回の薩摩川内市長選で、自民、公明両党は県組織レベルで岩切氏推薦を決めた。岩切氏の出陣式には、県内の自民党国会議員や公明党関係者がずらりと並び、総力戦をアピールした。

 自民党鹿児島県連会長の森山裕衆院議員(鹿児島5区)は「日本国民は川内原発の再稼働に大変お世話になった。今回の選挙は本当に大事な選挙だ。人生は上り坂もあれば下り坂もあるが、選挙は“まさかのさか”がある。油断は大敵だ」と引き締めた。

 公明鹿児島県本部幹事会会長の持冨八郎県議も「確かな実績、原発に対する基本的考え方が一致しており、推薦を決めた。全力で応援する」と語った。

 一方、岩切氏に挑む小田原勇次郎氏も、原発の稼働を容認する。第一声では原発について触れなかったが、12日の公開討論会では「原子力エネルギーは国力維持の観点で必要と認識している」と主張した。

 学生服専門店を営む楠原靖朝さん(60)は「九電関係者の子供が、年間30人ほど学生服を買いに来ていたが、原発停止中はそれがなくなり、売り上げに大きく響いた。原発に代わる大きな産業は、なかなかない」と語った。

 今回の市長選、反原発派は候補を立てられなかった。原発の是非が争点とならなかったのは、地域産業への影響に加え、国のエネルギーを支えてきたという市民の思いがある。

 パート従業員の女性(48)も「地元が電気をつくっていることに誇りを持っている。三反園知事は原発停止を要請したが、電気代が値上げされたら鹿児島県が負担できるのか。まずは、地元の市長と話をしてほしい」と求めた。 

(九州総局 高瀬真由子)

5333チバQ:2016/10/17(月) 19:17:08
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161012ddlk46040371000c.html
<原発のまち>薩摩川内市長・市議選を前に/1 人口 10万都市の夢ついえ 合併で財政悪化、3号機増設も凍結 /鹿児島
10月12日 14:44毎日新聞

 「21世紀にはばたく10万都市づくり」。1986年改訂の旧川内市総合計画で、当時の仁礼国市市長(故人)はうたった。九州電力川内原発1号機が84年に、2号機が翌85年に営業運転を開始した時期にあたる。

 まちは潤った。79年と81年にそれぞれ始まった1、2号機の建設費は合計5100億円で、うち地元受注額は690億円とされる。

 国から市に交付される電源3法交付金のうち、着工から運転開始5年後まで交付される電源立地促進対策交付金だけで約91億円。インフラ整備が進んだだけでなく市の財政も豊かになった。自治体の財政力を示す「財政力指数」は86年度から1を超え、4年間、地方交付税(普通交付税)の不交付団体となった。

 しかし、それも90年代半ばになると、陰りが見え始める。交付金と原発の固定資産税は制度上、年々減っていく。2000年度の財政力指数は0・64に落ち込んだ。

 人口も85年以降ほぼ横ばい状態。86年の総合計画で目標人口を95年に10万人と推計していたが、それを達成できなかった96年の総合計画では将来目標は10万人としながらも00年に8万人と修正した。

 そこに「平成の大合併」。新市まちづくり計画原案(03年)には、地方拠点都市として「都市規模を拡大してスケールメリットを活用」と書かれている。当時市長だった森卓朗さん(81)は「山の部分、海の部分、市街地をいかそうという構想だった」と振り返る。川薩地区法定合併協議会の委員を務めた岩下早人・元市議会議長(68)は「10万都市にしたかったんだと思う。良いチャンスだったのだろう」と考える。

 04年10月、川内市と周辺4町、甑島4村が合併し、総面積が県内最大の薩摩川内市が誕生した。平成の大合併では県内第1号。直後の05年の国勢調査(5年に1度)で念願の「10万都市」となった。新市の第1次総合計画(06年)で、15年の人口を10万2000人と目標設定。しかし、10年の国勢調査で10万人を割った。

   ◇  ◇

 原発のまちは90年代から、川内3号機の増設が大きな関心事となる。九電は増設に向け95年、地質予備調査に着手し、00年に環境調査の実施を県と市に申し入れた。森前市長は01年に「増設とは切り離す」としながらも、環境調査に同意した。

 3号機増設と合併はリンクしていたのか。森前市長は「それは全然、考えていなかった」と否定する。一方、当時、祁答院町長だった今村松男さん(72)は「大きなまちと合併した方が子どもたちのためには将来良いだろうと考えたことだが、3号機増設の経済効果には期待していた」と振り返る。

 3号機増設は現在の岩切秀雄市長(74)が10年に同意。しかし、翌年の東日本大震災による東京電力福島第1原発事故を受け、凍結状態にあり、岩切市長も「今の段階で3号機は考えるべきでない」という。

 財政力の弱い周辺町村との合併直後、市の財政力指数は0・44(05年度)に落ち込んだ。普通交付税の合併特例措置は合併11年後から減額され、16年後にはなくなる。一方、3号機が増設されれば、市に直接入る電源立地地域対策交付金だけで約193億円、固定資産税は運転開始後6年間で約157億円と見込まれた。

 96年に退任し自伝(同年)で「原発の火付け役は何を隠そうこの私」と明かした仁礼元市長は「今後川内市がかかえる諸問題に対応する財政負担については、原発増設による収入以外には考えられないのだが……」と書いているのだ。

    ◇

 川内原発と歩み続けたまち・薩摩川内市。16日告示、23日投開票の市長選・市議選を前に、どのように市は発展し課題を抱えていったのかを探った。【宝満志郎】

5334名無しさん:2016/10/17(月) 19:17:31
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161013ddlk46040363000c.html
<原発のまち>薩摩川内市長・市議選を前に/2 依存 経済変動のリスク抱え「エネルギーと製造業のまち」に明暗 /鹿児島
10月13日 16:21毎日新聞

 九州電力川内1、2号機が共に停止して1年以上が経過した2013年1月、薩摩川内市中心部・太平橋通りの若手商店主らが集まった。商店街の活性化を目指し有志で青年部を発足させた。「原発停止の影響が大きいと感じる」「(1号機の建設が始まったころの)35年前は通りに肩と肩が触れるくらい人がいた」という声が聞かれた。

 市内総生産は10年度は約4500億円あった。それが原発停止の11年度は約3700億円、12年度は約3300億円に落ち込んだ。特に電気・ガス・水道のエネルギー分野では、10年度671億円から12年度は212億円と3分の1以下に減った。

 鹿児島銀行グループの九州経済研究所によると、地域の産業構造がどの分野に特化しているかを示す「特化係数」(13年度)は薩摩川内市の場合、エネルギー分野が3・1、製造業が2・3。係数が1・0を超えると、その産業への依存度合いが県平均に比べ高いことを表す。「エネルギーと製造業のまち」といえる。

 電気は、九州電力の原発と火力発電所だろう。また、原発の電源3法交付金の中で、立地地域に進出する企業に対する設備補助(現在は廃止)や電気料金割引の制度がある。その電気料金割引の対象となった事業所(飲食店なども含む)は、07年度から9年間で135社に上る。

 14年に富士通系工場が閉鎖した跡地を市が買い取り整備した入来工業団地。レタス生産工場を建設する企業は今年8月に市と立地協定を結んだ。グループ会社の社長は「電気が非常に安く、魅力的」と語っていた。

 原発誘致に取り組んだ田中憲夫・川内商工会議所前会頭は「原発や工場、誘致してきたものをベースに地域の活性化が行われてきたのは事実だろう。依存というが、依存するものもないまちは衰退していく」と話す。

 人口規模が類似した薩摩川内市(15年国勢調査約9万6000人)と霧島市(同12万6000人)、鹿屋市(同10万4000人)の市内総生産の推移をみると、製造業の特化係数が2・0と高い霧島市と薩摩川内市は総生産の変動が大きい。一方、農業の特化係数が1・6と高い鹿屋市は比較的安定している。変動をならしてみると、霧島市▽薩摩川内市▽鹿屋市--の順だ。

 九州経済研究所の福留一郎経済調査部長は「製造業などは雇用を創出し地域経済を押し上げるが、外部環境の変化に左右される。一番望ましいのはもちろん高位安定」と指摘する。

 一方、商店街の衰退は原発停止以前から始まっている。経済産業省の商業統計によると、太平橋通り商店街の店舗数(小売業)と年間販売額は、1997年は107店90億1300万円だったが、07年は65店56億700万円と激減している。

 九州経済研究所によると、薩摩川内市の「小売吸引力指数」(14年)は0・95。この指数が1を超えると周辺市町村から買い物客が流れ込んでいることを示す。下回ればその逆だ。鹿屋市は1・24、霧島市は1・16で、ともに1を超えている。薩摩川内市は商業面で拠点都市とはなりえてないようだ。

 まちの経済の核となってきた川内原発。しかし、安全性だけでなく経済変動のリスクも抱え、他の産業とのバランスを考える時期に来ているのだろう。【宝満志郎】

5335チバQ:2016/10/17(月) 19:17:56
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161014ddlk46040247000c.html
<原発のまち>薩摩川内市長・市議選を前に/3 恩恵 経済効果2400億円以上 「検証必要」の指摘も /鹿児島
10月14日 15:40毎日新聞

 ◇過疎進み、業種で濃淡

 九州電力川内原発から5キロ圏にある薩摩川内市寄田地区。9月中旬、地区の文化祭を兼ねた敬老祝賀会が開かれた。寄田地区コミュニティ協議会の浜田義博会長(74)は「寄田もどんどん人が少なくなり、いつか消えてなくなることも考えられる。皆さんがいつまでも元気でおっていただきたい」とあいさつした。

 地区の65歳以上の高齢化率は約61%。国勢調査の人口は1960年に405世帯1737人だったが、今年9月の住民登録者数は190世帯292人。敬老祝賀会が開かれた体育館も寄田小学校の施設だったが、小学校は12年に閉校した。体育館にはその後、原発事故に備えた放射線防護の避難施設が整備された。

 川内原発1号機は79年に着工し、84年から営業運転。1、2号機による薩摩川内市への経済効果は巨額だ。市財政に入る電源3法交付金や各種税、当時の建設費、地元業者との取引、定期検査関連などを合算すると、これまで少なくとも2400億円以上が薩摩川内に落ちたと考えられる。

 寄田と同じく川内原発5キロ圏で、定住促進の取り組みを続けている峰山地区。しかし、2018年春に地元の高江中学校は閉校する。峰山地区コミュニティ協議会の徳田勝章会長(78)は「巨額の交付金などがあったが、周辺は過疎が進み、商店街はさびれていく。市民から見ると、結局、何が良くなったのか」と疑問を持つ。

 人口減少は市中心部も同じだ。シャッターが閉まった店舗が目立つ太平橋通りの自治会では、高齢化率50%以上の「ゴールド集落」になっているところもある。

 11年の福島第1原発事故を受けて川内原発1号機は約4年停止し、昨年8月に再稼働。今月6日から22回目の定期検査に入った。定期検査は13カ月に1回実施される。作業員の宿泊、交通、飲食などその経済効果は約6億円とされる。

 太平橋通りで、約8年前から飲食店を開いている青崎裕さん(44)は「原発ができた当初はすごかったと聞く。しかし、店にもよるだろうが、この8年間、原発効果で自分の店が潤ったという実感はない」と話す。

 川内商工会議所が14年に実施した会員事業所へのアンケートでは、原発停止が経営に「影響があった」と回答したのは48・9%、「なかった」は50・3%。「なかった」が若干上回った。

 一方、県タクシー協会によると旧川内市にある5社の売り上げは、原発が停止した11年度から12年度は約10%落ち込んだが、12年度から15年度は約9%増加し回復している。

 九電は国の新規制基準に対応する安全対策工事などに川内原発で二千数百億円の費用を見込んでいる。停止中も薩摩川内市にかなりの経済投資があったはずだ。

 川内原発の経済効果は、業種などにより濃淡があるようで、しかも見えにくい。徳田会長は「これまでの原発の経済効果の検証が必要だ」と指摘する。【宝満志郎】

………………………………………………………………………………………………………

 ◆川内原発による主な経済効果

▽電源立地地域対策交付金など344億9000万円(2015年度までの累計)

▽原子力立地給付金     149億8200万円(同)

 ※電気料金割引制度。市内の家庭・企業に給付

▽使用済み核燃料税     39億3700万円(同)

▽九電からの協力金(寄付金)27億4100万円(07年度までの累計)

▽九電の法人市民・固定資産税562億円(1985〜2007年度川内商工会議所推計)

▽建設費地元発注額     690億円

▽地元業者との年間取引額  378億円(30年間としての推計)

 ※年間12億6000万円(川内商工会議所推計)×30年

▽定期検査による波及効果  246億円(これまでの推計)

 ※作業員の宿泊費など。1回6億円(同商工会議所推計)×41回

5336チバQ:2016/10/17(月) 19:18:14
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161015ddlk46040257000c.html
<原発のまち>薩摩川内市長・市議選を前に/4 ツケ 箱もの維持、市財政圧 迫電源交付金で新たな施設構想も /鹿児島
10月15日 16:13毎日新聞

 「川内の街は特色がないといわれる。にぎわいのある施設として考えなければならない」。6月、薩摩川内市の地区住民代表が集まるコミュニティ協議会の会合で、岩切秀雄市長は、JR川内駅東口のコンベンション施設構想に理解を求めた。

 基本構想では、約8200平方メートルの市有地にコンベンション施設を中心ににぎわいを創出する複合施設を建設する。コンベンション機能は県内では手薄な1000人規模のホールを想定している。市では久々の新規大型プロジェクトだ。

 この財源となるのが、九州電力川内原発に伴う電源3法交付金の一つ、立地地域共生交付金25億円だ。運転年数が30年を超える原発がある都道府県に国から支出される。「伊藤(祐一郎前)知事が『薩摩川内市が将来発展する施設を造るんだったら全額やってもいいよ』ということだった」(岩切市長)という。

 電源交付金のうち、市の財政に直接入る立地地域対策交付金だけで2015年度までの累積は298億円。これらで道路や公共施設を整備してきた。

 中でも、歴史資料館(オープンは1984年、建設事業費5億300万円)▽国際交流センター(95年、同10億5000万円)▽まごころ文学館(2004年、同5億900万円)--などの施設が建設された。

 各施設の15年度の入館料や使用料などは、歴史資料館23万円▽国際交流センター339万円▽まごころ文学館54万円。一方、管理維持費は、歴史資料館2094万円▽国際交流センター2283万円▽まごころ文学館2431万円。歴史資料館などは営利施設でなく、社会教育施設だ。収益だけで論じられないが「いわゆる箱ものはたくさん整備されたが、市の財政の圧迫につながっている」(岩切市長の10年9月議会での答弁)という。

 04年の1市4町4村合併に伴い公共施設は増加した。市の公共施設白書(15年)では、古くなった施設の更新費用は今後、年平均で約66億円と試算している。施設の統廃合も視野に適正配置を検討していくとしている。

 既に集会所や観光施設などの無償譲渡が始まっている。20施設が無償譲渡され、なお、26施設が無償譲渡も含め計画中。この46施設のうち9施設は、電源交付金を活用して整備された施設だ。

 また、15年度の立地地域対策交付金約14億4600万円のうち、10億9600万円は、消防署員や保健師らの人件費に使われている。

 コンベンション施設の基本構想では、公設民営の事業手法を取り入れる。民間が建設し、それを市が買い取り管理運営を任せる。

 しかし、稼働率や収益見込みは示されていない。年間の維持管理運営費を約7000万円と見込むが、赤字分は市が補填(ほてん)する。市企画政策課は「にぎわいを創出するため、補填しても利用者の食事や宿泊費などで地域経済への波及効果が果たせる」としているのだ。【宝満志郎】

5337チバQ:2016/10/17(月) 19:18:33
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161016ddlk46040154000c.html
<原発のまち>薩摩川内市長・市議選を前に/5止 別の道 次世代エネ活用模索も 観光、1次産業でも振興図る /鹿児島
10月16日 14:39毎日新聞

 「朝のとれたてですよ〜」。元気な呼び声が飛ぶ。8月27日、薩摩川内市港町の川内市漁協で毎月第4土曜日恒例の「川内・甑とれたて市」が開かれた。マダコ、ヤリイカ、イサキなど近海でとれた新鮮な魚介類が並ぶ。販売開始前から客が列を作り、マダコなどはすぐ売り切れた。

 甑島を含めた薩摩川内市は海に恵まれているが、近年、水揚げ量は減少している。市によると、川内市と甑島の両漁協の水揚げ量の合計は2768トン(2011年度)から1841トン(15年度)に減少。高齢化などから両漁協の正組合員数も526人(10年度)から447人(15年度)に減った。

 近くの川内港ターミナル隣に、川内市漁協主体で運営する直売所・レストラン「川内とれたて市場」が11月にオープンする。建設費を含めた総事業費は約1億5000万円。県と市が約1億2000万円補助する。

 8月のとれたて市でかき氷を客に振る舞った川内市漁協青壮年部長の小倉貞洋さん(44)は「多角化し可能性を広げる時期に来ている。なんとかしなければならない」と抱負を語る。青壮年部は、海を荒らすウニの一種、ガンガゼの駆除に取り組んだり、鹿児島純心女子大(薩摩川内市)と協力しガンガゼを利用したスナック菓子の開発に取り組んできた。

   ◇  ◇

 「原発だけに頼らず、次世代エネルギーも必要」。今年6月、市内48地区の住民代表が集まるコミュニティ協議会の会合で、住民代表を前に岩切秀雄市長は太陽光発電やバイオマス発電など次世代エネルギー、観光産業、六次産業化による1次産業の振興などを訴えた。

 市は甑島の観光などに力を入れ、市内の延べ観光客数(宿泊・日帰り合計)は、10年度は約240万人だったが、15年度は約364万人に増加した。

 また、福島第1原発事故後の13年3月に、次世代エネルギービジョンと行動計画を策定し、次世代エネルギーの普及・啓発などに取り組んできた。

 薩摩川内市内の再生可能エネルギーの導入は、12年7月の再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度がスタートして以降、4034件・13万3714キロワット(今年3月、約8万2000世帯分)。導入量は県内19市で第3位だ。

 市が目指す「次世代エネルギーを活用したまちづくり」は、次世代エネルギーの生活スタイルなどを生かして移住者らを増やそうという狙いとともに、次世代エネルギー関連の産業を誘致し雇用を増加させようという狙いもある。しかし、雇用増加の部分などは「まだまだ、イントロのところ」(久保信治・市新エネルギー対策監)という。

 市の第2次総合計画(15年)では、観光や次世代エネルギー、1次産業など各分野で成果指標の目標値を導入した。原発とは別の道も模索し始めた薩摩川内市だが、未知数の部分も多い。そして、川内原発の将来のあり方について、その総合計画には書かれていない。【宝満志郎】=おわり

5338チバQ:2016/10/18(火) 17:58:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161018-00050103-yom-pol
16回連続無投票の村長選、61年ぶり選挙戦へ

読売新聞 10月18日(火)16時41分配信

 16回連続で無投票が続いている大分県姫島村の村長選(11月1日告示、同6日投開票)が、61年ぶりに選挙戦となる見通しとなった。

 9選を目指して立候補を表明している現職の藤本昭夫氏(73)に加え、新人の村教育委員、藤本敏和氏(67)が立候補する意向を固めたためだ。選挙戦になれば1955年以来となる。総務省は「半世紀以上も首長選が実施されていなかったというケースは聞いたことがない」としている。

 藤本昭夫氏は父・熊雄氏の急逝に伴い、84年に無投票で初当選して以降、8回連続で無投票当選している。全国町村会(東京)によると、現職で8回連続無投票当選は北海道乙部(おとべ)町の寺島光一郎氏と並び全国最多タイ。村では現職の辞職に伴う57年以降、藤本昭夫氏を含めた3人が計16回連続して無投票当選している。

 新人の藤本敏和氏は同村出身で東京外国語大を卒業後、NHKでアナウンサーやディレクターを務めた。2014年9月に村に戻り、15年9月から村教育委員。読売新聞の取材に「村には閉塞感がある。自ら風穴を開け、しがらみのない村政を実現したい」と述べた。

 同村の有権者数は9月2日現在、1958人。

5339チバQ:2016/10/18(火) 18:01:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161018-00000035-mai-soci

<姫島村>61年ぶり村長選へ…16期連続で無投票 大分

毎日新聞 10月18日(火)12時6分配信

 任期満了に伴う大分県姫島村の村長選(11月1日告示、6日投開票)が、61年ぶりに選挙戦となる見通しとなった。村教育委員で元NHK職員の藤本敏和氏(67)が「現村長は優秀なリーダーだが、長期政権で弊害は多い」として立候補する意向を固めた。既に9選を目指して出馬表明している現職の藤本昭夫氏(73)との一騎打ちになる公算が大きい。

 姫島村長選は、1955年を最後に16期連続で無投票が続いている。55年の村長選は、元職と新人の一騎打ちで激しい選挙戦となったため、狭い島にしこりが残って選挙を避ける風潮が生まれたとされる。全国町村会によると、町村長選で16回連続無投票は他に例がないとみられるが、正確な記録はないという。

 敏和氏は、姫島村出身で東京外大を卒業後にNHKに入局。アナウンサーやチーフプロデューサーを務め、退局後は韓国の大学の客員教授などを経て2014年にUターンしていた。現職の昭夫氏は慶大卒業後、日本住宅公団勤務を経て帰郷し、1984年から村長。クルマエビ養殖やジオパーク認定による離島観光などに力を入れている。2人は同姓だが親戚ではない。

 村選挙管理委員会によると、9月2日現在の選挙人名簿登録者数は1958人。【大島透】

5340チバQ:2016/10/18(火) 23:07:36
http://www.asahi.com/articles/ASJBL3T8FJBLTIPE00B.html
福岡県知事、入院中は東京に 危機管理上、問題との声も
2016年10月18日21時53分

 福岡県の小川洋知事が18日、入院から8日ぶりに職務に復帰し、入院期間中は福岡を離れ東京都内の病院にいたことを明らかにした。県は小川知事の入院先を公表していなかった。

 小川知事によると、以前から痛めていた腰の状態を調べるため、都内の病院に10〜17日に入院。10日の原子力防災訓練など5件の公務を副知事と交代した。精密検査の結果について知事は、「(今後の)公務に影響はない」と説明した。

 県は7日に小川知事が入院することを取材に明らかにした際、入院先や入院期間を公表しなかった。県幹部によると、知事は東京で入院することを副知事ら一部の幹部には伝えていたが、病院名までは知らされていなかったという。

 県議会最大会派の自民県議からは「熊本地震の後に危機管理を強調していた人が、県職員が所在を把握できないまま地元不在で東京にいたことは、危機管理上ゆゆしき事態だ」と問題視する声が出ている。

 知事は職務復帰した18日、記者団に入院中の危機管理について「携帯やメールでやりとりしていた。何かことがあれば最善の決定をし、対応しようと思っていた」と説明した。

5341チバQ:2016/10/19(水) 17:20:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161017-00010000-senkyocom-pol

ある一家の支配が60年続く現実が日本にあるんです。そう、大分県に・・・

選挙ドットコム 10月17日(月)17時16分配信



�t



�q




ある一家の支配が60年続く現実が日本にあるんです。そう、大分県に・・・

大分県姫島村。この村の村長選は1955年に選挙戦が行われて以降、現在まで61年間、選挙が行われていません。1名の候補者以外に対抗馬となる候補者が立候補しておらず、16回連続で無投票に終わっています。これは首長選としては全国最多であり、今年11月に予定されている村長選でも現職の藤本昭夫氏しか今のところ立候補の予定がなく無投票になることが予想されています。今回はこの姫島村長選にスポットを当ててみます。
.

村を二分する激戦、相次ぐ突然の辞職

投票が行われた最後の姫島村長選は1955年でした。この選挙は公職追放を受けて解除されたばかりの元村長の藤本憲吉氏と新人の鹿野亀太郎氏の一騎打ちとなり、村内を二分する激しい戦いになりました。そして、藤本憲吉氏が1,166票対1,061票の僅差で勝利しました。
しかし、藤本憲吉氏は1957年に甥が村有地から石を盗掘した疑いが村議会で問題となり、その直後に病気を理由に辞職。その後の村長選では前回の選挙に立候補した鹿野亀太郎氏のみが立候補し、無投票当選しました。しかし、この鹿野氏も一身上の都合で1959年12月に突如辞職。1960年1月の村長選では当時の村議会議長の藤本熊雄氏のみが立候補し、無投票当選しました。この藤本熊雄氏はその後の6回の村長選も全て無投票当選し、1984年11月に村長在任中に死去しました。
死去に伴う村長選には2、3人の立候補者が出るのではないかと噂されていたものの、藤本熊雄氏の長男である藤本昭夫氏のみが立候補し、無投票で当選。現在も藤本昭夫氏は最初の当選を含めて8回の村長選を全て無投票当選し、親子2代で15回連続無投票当選、56年間村長職に就いています。
.

親族で憎しみあった選挙が尾を引く

長期間無投票が続いている理由として次のような理由が考えられます。

・1955年の選挙戦の激しさ
1955年の村長選では村を二分する争いとなりました。この選挙戦は親類間でも対立が起き、選挙後も互いの陣営では挨拶すらしないなど、激しいしこりを残しました。この苦い経験から村長選を避けようとする強い雰囲気が未だにあります。

・姫島出身の政治家 西村英一
姫島出身の人物に1949-80年に衆議院議員を務め、建設大臣や厚生大臣、自民党の副総裁まで上り詰めた西村英一氏という人物がいます。藤本熊雄氏はこの西村氏の右腕として活躍し、「地元家老」と呼ばれるほどでした。藤本熊雄氏は西村氏と共に村内の港や道路の整備を推し進め、新産業を起こすなどの政策を進めたため、村全体で両氏体制をバックアップしていました。なお、藤本熊雄氏はこのようなことから村で大きく評価され、業績をたたえる祭りが毎年行われるほどになっています。

・姫島特有の公務員の雇用形態
全住民に雇用を確保できるほど産業が無く、このままでは人口が流出してしまうため、村の仕事をワークシェアリングすることで多数の住民に仕事を提供するという手に出ました(2015年のデータによると人口の約8%が公務員あるいは公営企業などの職員になっています)。この政策は住民に支持されており、この政策を続けるために他の自治体との合併に極めて後ろ向きで、村そのものが合併によって消滅しなかったことも無投票記録に寄与しています。

この他、村内に行政経験のある人がいないという事情もあります。
.

議員も発言できない。政治的な活動を止める圧力

一部の住民の声として、新しい人が立候補してほしいという声もあるようです。また、村議会も選挙があるものの活発ではなく、2012年に村の融資に不正があったとして15年ぶりに議会で質問が出ましたが、基本的には質問が行われず、村が提出した案を原案通り可決して1日で議会が終わるような状態になっており、村内で政治的な声を挙げられない状況にあるという批判もあります。
ただ、一方で現在住んでいる村民の大半は村長を評価しているようで、対抗馬が出てくる気配はないようです。今後、何らかの争点が生じて1955年以来の選挙戦で繰り広げられるのか、あるいはこのまま無投票記録が続くのか、今後も目が離せない所です。

5342チバQ:2016/10/19(水) 18:07:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161019-00000014-ryu-oki
宮古島市長選 保守系一本化が決裂 三つどもえの公算か

琉球新報 10月19日(水)10時39分配信


 【宮古島】来年1月22日の宮古島市長選で、保守系で現職の下地敏彦氏(70)と市議の真栄城徳彦氏(66)が出馬を表明し、保守陣営の市議らが一本化を模索していたが、交渉決裂したことが18日、関係者への取材で分かった。同日、下地氏本人も出席する中、下地派の市議らが会合を開き、改めて同氏への支持を確認した。これを受け、下地氏の出馬に疑問を呈していた「新保守クラブ」(西里芳明会長)は別候補の擁立を目指し、中立会派などに呼び掛ける方針だ。「オール沖縄」陣営も候補者擁立を模索しており、三つどもえになる可能性が出てきた。

 保守陣営は、一本化を模索し会合を重ねてきたが、陸上自衛隊配備計画の答弁変遷や観光プロモーション事業問題などが表面化したため、下地氏への支持を巡って議論が割れていた。

 新保守クラブによると、この日、下地派の「市議会与党市議団」(平良隆会長)と一本化に向けた会合が開かれる予定だったが、同市議団側から会合中止が伝えられた。新保守クラブは一本化の断念を決めた。中立会派と公明会派に呼び掛け、真栄城氏も含めた支持候補者を決める方針だ。
.
琉球新報社

5343チバQ:2016/10/19(水) 18:28:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161019-00000013-ryu-oki
浦添市長選 又吉健太郎氏、出馬へ

琉球新報 10月19日(水)10時29分配信

 【浦添】来年2月予定の浦添市長選で、市政野党と県政与党の議員らは18日、同市内で開いた会合で現職の対立候補として浦添市議の又吉健太郎氏(42)を擁立することを決めた。又吉氏は、出馬する考えを示している。

 選考は又吉氏と市内の会社社長で浦添商工会議所副会頭の玉城芳信氏(56)の2人に絞って行われたが難航。玉城氏を推してきた浦添商工会議所の政治団体である日本商工連盟浦添地区が「合意に達しなかった」として協議の枠組みから外れると表明し、又吉氏に候補が決まった。

 又吉健太郎氏は1974年10月生まれ。市港川出身。ニューヨーク州立大卒。2001年、浦添市議に初当選した。現在4期目(無所属)。元民主党県連幹事長。12年には県議選に立候補し、落選した。

 現職で、2期目を目指す松本哲治氏(48)は23日に正式に出馬を表明する。

5344チバQ:2016/10/19(水) 19:06:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161019-00067205-okinawat-oki
民進党大会参加に政務活動費 那覇市議が不適切使用

沖縄タイムス 10月19日(水)14時0分配信


 那覇市議の花城正樹氏(民進党沖縄県連代表)が、市議会の政務活動費に関する手引に反し、活動費の一部を政党活動に充てていたことが18日分かった。今年3月、政務活動費を支出して県外視察中、民進党の結党大会に出席していた。花城議員は取材に「認識が甘かった」とし、不適切分を返還する考えを示した。

 手引は、党大会参加など政党活動経費への支出を不適切としている。

 花城議員は3月、政務活動費から8万1700円を使い、宇都宮市の次世代型路面電車(LRT)導入に向けた取り組みを視察した。3日間の日程のうち、初日午後に都内であった結党大会に出席。同日夕に栃木県に着き、LRT関連の意見交換会に加わった。

 出張報告書は提出しておらず、航空チケットなどの領収書だけで、政務活動費の収支報告書上で具体的な行き先や視察内容が確認できない状態だった。

 花城議員は「厳密に案分して支出すべきだった。反省している」と話した。7日付で8万1700円を減額した訂正報告書を出し、近く市に返還するという。
.

政務活動費「手引」改定検討へ

 那覇市議会(翁長俊英議長)は、近く政務活動費の使い方の基準となる「手引」の改定に向けて検討に入る見通しだ。政務活動費を使った出張報告書の提出義務化も視野に入れる。

 市は議員1人当たり年間108万円の政務活動費を支給。現行では、政務活動費を使った出張の報告書のほか、活動費で議員が雇った職員の雇用契約書・勤務状況記録の提出を義務付けておらず「保存・保管すること」にとどめている。

5345チバQ:2016/10/19(水) 19:10:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161019-00010003-nishinp-soci

「政活費で懇談会」OK? 市議2人が計上 福岡市議会で割れる対応

西日本新聞 10月19日(水)11時39分配信
 議員が市職員との“公式”な飲食付き懇談会に政務活動費(政活費)を支出するのは是か非か-。福岡市議会の市議2人(公明)が、こうした懇談会費を政活費で支払っていたことが分かった。同市議会は、内規により上限5千円までの支出を容認。議会事務局によると全国20政令市議会のうち14市議会も政活費の計上を認めており、小畠久弥議長は「問題ない」との立場だ。一方、一部の市議は誤解を招きかねないとして「自腹で」と主張しており、論議を呼びそうだ。

 2人は昨年5月、同じ早良区選出の市議7人とともに、区役所が開いた「事業等説明会・懇談会」に出席。場所は同区西新の鍋料理店だった。店の個室で、区役所の部長らが主要事業を約40分かけて説明。その後、テーブルや席の配置を換えて約2時間、鍋を囲んだという。会費は1人5500円で、このうち5千円を政活費に計上した。

 同市議会が2013年に政活費の支出ルールを定めた手引により「会議に付随する懇談会」ならば支出が認められるからだ。

 ただ、その「場所」について、手引は「飲食を主とする店舗は適切とはいえない」と明記。他の区は区役所などで説明会を行い、ホテルなどに移って懇談会を開くのが通例とされる。鍋料理店での会合なら“違反”となりそうだが、早良区は「区役所がある藤崎地区に適当な場所がなく、2年前から鍋料理店で開催していた」(総務課)という。

 今回、政活費で支払った1人は「区主催の勉強会をきちんとやっており、懇談会も飲食目的ではない」と妥当性を強調しつつ「(会場の規定は)手引の読み込みが甘かった」と語った。

 小畠議長は「区役所との間で住民の要望や地域課題についてざっくばらんに意見交換する懇談会は、まさに議員活動の一環だ」と説明。現時点で支出ルールの見直しは考えていないという。一方、同じ懇談会に出席した市議(共産)は「懇談会は職員と懇親を深める場なので、自分で負担するのは当然だ」と指摘。富山市議会の政活費問題が注目される中、「政活費の透明性を高める協議を活発化すべきだ」と言う。

=2016/10/19付 西日本新聞朝刊=

5346チバQ:2016/10/19(水) 22:16:08
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20161018-567-OYT1T50101.html
2市議、飲食店での会議に政活費…鍋料理も囲む
10月18日 17:42読売新聞

 福岡市議会の議員2人が、市内の飲食店で開催された会議・懇談会の費用に2015年度分の政務活動費を充てていたことが18日、わかった。

 同市議会の指針では、飲食を主とする店舗での会議で政活費の使用を原則認めておらず、市議会事務局は「不適切な支出」と指摘している。

 政活費の収支報告書と添付された領収書によると、公明党の2人は昨年5月19日の「早良区主要事業等説明会・懇談会」の費用5500円のうち5000円分を政活費から支出していた。領収書は区総務課長名で発行されている。

 早良区によると、区選出の議員9人と区長や部長らが出席し、区の事業の説明会を店内の広間で実施。その後、テーブルの配置を換えて、鍋料理を囲んで懇談会を開いたという。

5347チバQ:2016/10/19(水) 22:20:09
接戦だったようで
http://news.goo.ne.jp/article/miyanichi/region/miyanichi-1476799402.html
浜砂氏が自民復党意向 県連支部は承認済み
06:02宮崎日日新聞

 辞職に伴う西都市・西米良村区の県議補欠選挙(定数1)に無所属で立候補し当選した元職の浜砂守氏(63)は18日、宮崎日日新聞の取材に対し、2010年に除名処分を受けた自民党に復党したい意向を示した。党県連西都市支部は復党を承認済みで、補選の追加公認も含め、近く県連に上申書を提出する。

http://news.goo.ne.jp/article/miyanichi/region/miyanichi-1476622656.html
浜砂氏が当選 県議補欠選挙、西都市・西米良村区
10月16日 22:00宮崎日日新聞

 県議の辞職に伴う西都市・西米良村区の補欠選挙(定数1)は16日、投開票され、元職の浜砂守氏(63)=無所属=が6578票を獲得、新人で元同市議の楠瀬寿彦氏(60)=同=に362票の僅差で4回目の当選を果たした。投票率は47・46%(男性47・56%、女性47・38%)で、前回を11・49ポイント下回った。

5348チバQ:2016/10/20(木) 21:28:01
http://www.yomiuri.co.jp/local/kagoshima/news/20161019-OYTNT50064.html
課題山積 どう対策 薩摩川内市長選・市議選
2016年10月20日
 薩摩川内市の市長選と市議選は23日に投開票される。選挙戦中盤。各候補は市政の発展に向けた公約を掲げ、支持を訴えている。市の現状と課題を探った。


■人口減

 薩摩川内市は2004年10月、川内市と周辺4町4村が合併して誕生した。市としては県内最大の約683平方キロ。人口も悲願の「10万都市」を実現し、約10万3000人となった。

 しかし、合併以降は年々減り続け、現在は約9万7000人にまで落ち込んだ。少子高齢化を背景とする「自然減」だけでなく、転出が転入を上回る「社会減」も目立ち、市の将来に暗い影を落とす。

 高齢化率は13年10月1日現在、28・2%で、県内43市町村のうち38番目。ただ、市内を地域別に見ると、地域格差が著しく、48か所の地区コミュニティ協議会のうち、41か所で50%を超えている。

 こうした現状に対し、市は子育て環境の整備に着手。子どもの医療費の無料化を小学生から段階的に引き上げ、今秋からは高校生にまで拡大した。市子育て支援課は「安心して2人目、3人目と産んでもらいたい」と期待する。

■観光振興

 市は交流人口を増やして活性化を図ろうと、観光振興を強化。特に、断崖絶壁などの美しい景観で知られる甑島に力を注いでおり、14年4月には、川内港と甑島を結ぶ公設民営の高速船の運航を始めた。

 市などの働きかけで、甑島に住む女性の生活を取り上げる全国放送のテレビ番組が実現し、知名度アップに貢献。甑島では海と陸を舞台にしたアクアスロン大会もあり、市内観光の核になろうとしている。

 「今後の課題は、甑島の勢いを本土にも広げ、市内全域を魅力ある観光地にすること」と、市観光・スポーツ対策監の古川英利さん(52)。川内青年会議所まちづくり委員長の池上亮太郎さん(28)も「埋もれた地域の観光資源をどう生かすかが、活性化のカギになる」と話す。

■活気の格差

 九州電力川内原子力発電所は、市の経済と密接にかかわっている。川内商工会議所の試算では、川内原発は年間14億円前後の交付金を市にもたらし、最大で26億円の経済効果があるという。

 今月には新規制基準に基づく初めての定期検査が始まり、約2000人の作業員が現地に入った。市外の作業員は市中心部のホテルや旅館などに泊まり込み、商店街はその恩恵を受ける。川内原発が再稼働した15年夏以降、空き店舗も減ってきたという。

 同商議所が昨年、地元で起業したい人を対象に創業スクールを開校したところ、想定を上回る約50人が参加。商議所中小企業相談部長の中島道彦さん(59)は「まちが少しずつ活気づいている証拠で、明るい兆し」と前向きだ。

 一方、市中心部に対し、旧4町の商店街は疲弊が進み、市内で地域格差が顕著に表れている。

 市中心部の太平橋通り商店街振興組合理事長の借屋立夫さん(64)は「(周辺の商店街では)将来に希望を見いだせず、子どもに家業を継がせないところが増えている。活性化を請け負う人材を公募するなど抜本的な支援策を考えてもいいのではないか」と注文をつけた。

2016年10月20日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5349チバQ:2016/10/21(金) 11:50:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161019-00000007-san-l40

小川福岡県知事が公務に復帰

産経新聞 10月19日(水)7時55分配信

 腰痛のため検査入院していた福岡県の小川洋知事が18日、約1週間ぶりに公務に復帰した。記者団に対し「今後の公務に影響はない」と語ったが、保守分裂となった衆院福岡6区補欠選挙の告示前日からの入院とあって一部の県議は「態度を露わにしないための入院だ」と勘ぐる。県政運営上の頭痛の種となりそうだ。

 小川氏は10日、東京都内の病院に検査入院し、17日に退院した。原子力防災訓練やメキシコで開かれた福岡県人会世界大会など、当初予定していた公務は、副知事らが代行した。

 入院中の11日には、福岡6区補選が告示された。自民系2人、民進党候補ら計4人が立候補した。

 小川氏に出陣式などへの出席を要請した陣営は、疑いの目を向ける。ある自民党県連幹部は「誰を支持するか態度をはっきりさせたくないから、公務もほったらかして逃げたのではないか」と語った。

 小川氏は「(選挙と重なったのは)まったくたまたまとしか、いいようがない。応援はいろいろなことを総合評価してやらせてもらいたい。公務についても、入院先から連絡調整し、態勢に問題はない」と述べた。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板