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九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:16:25

統一地方選スレから西海道・琉球地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

4709チバQ:2015/04/14(火) 23:05:28
>>4597>>4626
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30112/176404
=県議選= 小城市 元市部長・池田さん破顔
2015年04月13日 11時09分
花束を持って支援者らと万歳をする池田正恭さん(中央)。左は妻の愛子さん=12日午後10時40分、小城市小城町の事務所
花束を持って支援者らと万歳をする池田正恭さん(中央)。左は妻の愛子さん=12日午後10時40分、小城市小城町の事務所
 共に副議長を経験したベテラン現職2人と新人が、激しい三つどもえの選挙戦を繰り広げた小城市。元市産業部長の池田正恭さん(59)が、トップで初陣を飾った。

 「16年ぶりに小城町から県議を」との期待を一身に背負った池田さんは、他陣営からの激しい切り崩しを受けながらも、地元を中心に支持を拡大。小城町選出の市議8人の全面支援や、農政協議会小城、三日月支部の推薦を受け、着実に足場を固めていった。

 36年間の行政経験を強調し「即戦力」をアピール。農林水産業の活性化などを訴え、有権者の心をつかんだ。当選の報を受け、支援者と喜び合った池田さんは「県議会で皆さんの声を届け、一緒に小城をよくしていきたい」と決意を新たにした。

◇小城市(定数2−3)
 =選管最終発表

当   7,727 池田正恭 59 無新

当   6,111 藤木卓一郎 47 自現

    5,133 伊東猛彦 53 自現

4710チバQ:2015/04/15(水) 01:23:56
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/176330
=県議選= 神埼市・郡 内川さん競り勝つ
2015年04月13日 11時11分
3期目の当選を受け、支持者から花束を受け取る内川修治さんと妻の千賀さん=12日午後10時50分ごろ、神埼市千代田町の事務所
3期目の当選を受け、支持者から花束を受け取る内川修治さんと妻の千賀さん=12日午後10時50分ごろ、神埼市千代田町の事務所
 神埼市が地盤の3人が2議席を争った神埼市・郡は、無所属現職の内川修治さん(62)=千代田町=が後援会を軸に農業票も取り込み、3期目の当選を果たした。

 県連幹事長まで務めた民主党を離れ、無所属で臨んだ。陣営幹部は「千代田町長、県議2期を務め、党ではなく本人が支持されている」として離党の影響は限定的と強調した。地元に自民新人が立ったが、保守分裂となった知事選の影響で県農政協議会から初めて推薦を受け、神埼市で競り勝った。

 政権与党の“追い風”で圧勝だった前回に比べ、今回は約500票差の苦しい戦いだった。「厳しい世間の声と受け止め、議員活動にまい進したい」と力を込めた。

◇神埼市・郡(定数2−3)
 =選管最終発表

当   7,250 八谷克幸 66 自現

当   6,990 内川修治 62 無現

    6,442 古川裕紀 41 自新

4711チバQ:2015/04/15(水) 21:53:14
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150415ddlk43010234000c.html
’15統一地方選:熊本市議選南区でくじ引き 最後の議席決定 民主現職が7選、両者複雑な表情 /熊本
毎日新聞 2015年04月15日 地方版

 12日投開票の熊本市議選南区(定数8)で、最後の議席を巡って得票同数となった民主現職、田辺正信さん(64)と無所属現職、田中誠一さん(69)は、最後にくじ引きで明暗が分かれた。結局、田辺さんの7選が決まったが、くじ引きという手法に2人とも複雑な表情を見せた。

 午後3時ごろ、2人は緊張した様子で南区役所に現れた。先にくじを引いた田辺さんの数字は「3」。田中さんは「1」か「2」を引けば当選だったが、結果は「10」。田中さんは首をかしげて苦笑いを浮かべたが、すぐに口元を引き締めて周囲に頭を下げていた。

 当選後の田辺さんも表情を変えず、数回大きな息を吐いただけ。駆けつけた支援者も控えめに「よしっ」と声を上げ、派手に喜ぶ姿は見られなかった。

 田中さんは「最後にくじ引きで当落が決まる制度については他に方法がないのでしょうか」と渋い顔。それでも最後は「くじ運が悪かったですね」と話して会場を後にした。

 田辺さんの当選を受け、民主は市議選に擁立していた公認候補2人、推薦候補6人の計8人全員の当選が決まった。民主県連の鎌田聡代表は「これを弾みに党再生に向けて頑張りたい」と話した。【柿崎誠】


http://senkyo.mainichi.jp/news/20150415ddlk43010235000c.html
’15統一地方選:熊本市議選南区 確定得票 /熊本
毎日新聞 2015年04月15日 地方版

 ◇南区(定数8−11)
当 5,524 浜田大介 51 公現

当 5,447 澤田昌作 43 自現

当 5,316 西岡誠也 60 無現

当 5,156 寺本義勝 55 自現

当 5,127 江藤正行 68 自現

当 4,994 白河部貞志 65 無現

当 4,607 朽木信哉 69 自現

当 4,515 田辺正信 64 民現

  4,515 田中誠一 69 無現

  4,153 大島澄雄 66 自現

  2,908 広瀬由美 59 共新

4712チバQ:2015/04/15(水) 21:57:35
http://www.e-obs.com/news/detail.php?id=04150029884&day=20150415
詐偽投票容疑で落選候補の事務所家宅捜索(4/15 20:25)
先の県議会議員選挙で由布市選挙区から出馬した候補者の出納責任者が逮捕された事件で、警察は容疑を裏付けるため15日朝から選挙事務所を家宅捜索しています。14日夜、逮捕されたのは大分市荏隈の会社員岩尾雄哉容疑者です。岩尾容疑者は県議選告示前のおよそ3か月前、自分と知人の2人分の住所を実際には住んでいない由布市内に移しました。その上で選挙区から出馬し、落選した長谷川修司候補に投票した公職選挙法違反の詐偽登録と詐偽投票の疑いが持たれています。岩尾容疑者は長谷川候補の出納責任者を務めていました。警察は15日朝から選挙事務所など関係先を家宅捜索して容疑の裏付け捜査を進めています。また岩尾容疑者が他の人物にも住所を移転させていないかなどを調べています。

◇由布市(定数2−4)
 =選管最終発表

当 7,114 二ノ宮健治 67 無新

当 5,653 近藤和義 81 自現

  4,234 佐藤友信 63 無新

  1,589 長谷川修司 62 無新

4713チバQ:2015/04/15(水) 22:13:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150415-00000585-san-pol
統一地方選 投票率「100%」 離島の危機感、進む過疎化 「声上げないと切り捨てられる」
産経新聞 4月15日(水)21時23分配信

統一地方選 投票率「100%」 離島の危機感、進む過疎化 「声上げないと切り捨てられる」
鹿児島県三島村・黒島の大里地区で区長を務める日高重行さん。「過疎化は村で対応するには限界がある」と国による対策を求める(写真:産経新聞)
 26日に投票が行われる統一地方選挙の後半戦を控え、「投票離れ」に悩む自治体がある中、低投票率と無縁の村がある。黒島、硫黄島、竹島の3島に村民が住む人口約370人の鹿児島県三島村だ。21日告示の村議選(定数7)は過去に無投票になったことがなく、投票率も9割後半を維持。村幹部は「寝たきりの人などを除けば実質100%」と見る。常駐の医師はおらず、物資の生命線は本土と月13往復する村営船のみ。“全員投票”の裏には「選挙を通じて意思表示しなければ、切り捨てられてしまう」という過疎の離島の切実な思いがあった。(滝口亜希)

 9日。三島村の各投票所には午前7時から、続々と軽乗用車やバイクが集まり出した。この日は県議選の繰り上げ投票日。黒島の大里地区では午前中に有権者の多くが投票を済ませた。

 「海がしけたら船は来ないし、急病人にも対応できない。島の現状を届けてくれる人にすがりたい」。74歳の男性は言う。鹿児島市などと一緒の選挙区の当日有権者数は約48万2600人。全体から見れば村の票はごくわずかだが、「島の暮らしを守ってもらいたい」という思いを込めた。

 村の投票率は選挙区全体の41・16%を大きく上回る86・33%。その県議選以上に驚異的な投票率を保っているのが村議選と村長選だ。村議選は平成15年が98・11%、19年が98・33%で、23年も棄権者わずか5人で98・21%を記録した。

 選挙で下される審判も厳しい。23年の村議選では新人が46票で1位当選。21票の現職が1票差に泣いた。ある女性は「何もしてくれない人だったら議員にする意味がない」と話す。

 3つの離島は本土から「最も近くて遠い島」とも言われてきた。

 鹿児島市とをつなぐ村営船は、最も西の黒島・片泊港まで片道約6時間。台風などで1週間欠航することもある。戦時中は往来が途絶え、終戦3カ月後の昭和20年11月に来た船で島民はようやく戦争が終わったことを知った。電気が24時間使えるようになったのは戦後約30年たってからだ。

 島外の人から「それ、日本の話ですか?」と言われることも。「同じ日本なのになんでこんなに本土と違うんや…」。片泊地区の区長、山田馨(かおる)さん(55)は、思わずため息をつく。

 今も島で受けられる行政サービスは「本土並み」とはほど遠い。

 大里地区の区長も務める村議会議長、日高重行さん(65)は今年の元日、午前4時半ごろ電話を受けた。93歳の女性の具合が悪いという。黒島には常駐の医師も警察官もいない。台風のような天候で、搬送用のヘリも飛べない。AED(自動体外式除細動器)による応急処置を試みたが、女性は息を引き取った。

 ところが、医師がいないため死亡確認ができない。水を入れたペットボトルを凍らせてひつぎに入れ、3日間、医師を乗せた村営船が大里港に来るのを待った。

 日高さんも姉と妹を幼くして肺炎で亡くしている。いずれも荒天で船が来ず、医者に診てもらうことさえできなかった。「昔から平等という言葉にすごく違和感を持っていた。生まれたときから平等じゃないよね」

 村役場や議会は、交通などの便が良い鹿児島市に置かれている。「本来、役場職員がやるべき仕事をしているという歯がゆさはあるが、誰かがやらなければ」と高齢・過疎化が進む島の暮らしを見守ってきた。

 平成5年には四十数人のベトナム難民が乗った密航船が島に漂着。日高さんは島の小中学校長を通訳に事情を聴き、数時間後に来た海上保安庁の巡視船に引き渡した。メジロの密猟者を通報したことも。7年の地下鉄サリン事件以降は異物が混入されていないか、今でも毎日、水源地を見回る。

4714チバQ:2015/04/15(水) 22:13:16
 不便さゆえに、身近な選挙への島民の関心は高い。

 「当選してから24時間、365日、4年間、ずっと見られている。一夜漬けの選挙活動は通じない」。大山辰夫村長(56)は選挙戦の厳しさを身をもって知る一人だ。村議から転身し17年に初当選したが、21年に落選。「村議も村長も駄目ならすぐ交代させられる。1期目は島民に直接、政策を説明する時間が十分でなかった」と振り返る。

 25年選挙は、大山さんをわが子のように気に掛けてくれた91歳の女性が、鹿児島市内で不在者投票をして間もなく息をひきとった。胃がんでやせ細った体での投票。字は書けず、候補者名を順に指さされ「大山辰夫」でうなずいた。「執念の1票」。大山さんはそう感じた。再び当選した。

 「負けるな」が女性の口癖だった。国や県との交渉が難航することもあるが「俺の後ろには約370人の島民がいる。ダメといわれて帰ることはできない」。9割超の島民が参加した選挙で選ばれたからこそ「民意の重みが違う」という。「離島は大きな声を上げていかなければ、どんどん切り捨てられてしまう」

 1期目は島のインターネット環境を整備するため、何度も総務省に足を運び、「せめて情報だけは本土とつながっていたい」と机をたたいて訴えた。23年3月、海底ケーブルで高速通信網が導入された。

 今回の統一選では東京都内の21区で区議選が行われる予定だが、離島とは対照的に、低投票率からの打開策を打ち出せないでいる。23年の前回選では、21区全てで投票率が5割を下回った。

 35・49%でワーストだった港区の女性会社員(41)は「前回、誰に入れたか覚えていない。区議といっても、誰が何をしているかほとんど分からない」と話す。「国政選挙や都知事選では投票しているが、区議選に行く予定はない」というのは会社経営の竹内真二さん(39)。「区議会の構成が変わると、自分の暮らしがどう変わるか分からない」

 投票率アップにつなげようと21区の選挙管理委員会は共同で動画を制作した。

 ただ、港区選管の担当者は「投票率の低さに危機感はある」としつつも「港区は街並みや緑地も整備されていて、差し迫った区への要望がなく投票につながらないのでは」とみる。

 「本土では生活に不便を感じていないんだね…」。都市部の投票率を聞き、三島村の村民がつぶやいた。

4715チバQ:2015/04/15(水) 22:34:37
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/176328
=県議選= ベテランの落選相次ぐ
2015年04月13日 11時23分
■知事選しこりも影響 

 12日に投開票された佐賀県議選は、公明、共産が唐津市・東松浦郡で初の議席を獲得する一方、1月の県知事選のしこりが残る選挙区は、副議長まで経験した2人の自民現職が涙をのんだ。7期目を目指した現職最高齢の無所属候補も再選を阻まれるなどベテラン議員の落選も相次いだ。

***********

=唐津市・東松浦郡= 宮崎さん、“非自民”7選阻まれ  >>4707
 6期24年にわたって“非自民”の重鎮として活躍してきた唐津市・東松浦郡の宮崎泰茂さん(72)=無所属=が、330票差で7選を阻まれた。公明、共産の若手候補擁立で、6議席を10人で争う混戦となり、自民への批判票が分散したことや高齢が響いた。

 玄海原発が立地する選挙区。自民候補が言及を避けるなか、選挙戦を通じて原発の危険性と脱原発を訴えた。さらに、安倍政権のエネルギー政策も厳しく批判したが、候補乱立の波にのまれた。宮崎さんは「私の不徳の致すところ。いつもと違う激戦で、年齢も最長老で心配する声があった。さらに投票率が低かったのが大きな敗因」と、支持者を前に深々と頭を下げた。

 1991年に10期40年務めた父の茂さんの跡を受け、初当選した。以来、プルサーマル導入に反対し、古川康前知事の「やらせメール」問題などでは、県や九電の姿勢を厳しく追及した。宮崎さんは「明日から出直すという形で頑張りたい」と再起を期す考えを示した。

=小城市= 元副議長・伊東さん、悔し涙こらえ  >>4709
 自民現職で県議会副議長の経験もある伊東猛彦さん(53)が落選した。小城町の事務所で「皆さんにこん身の力で支えてもらったにもかかわらず、私の不徳の致すところで、このような結果を招いてしまった」と悔し涙をこらえ、声を震わせて支援者に頭を下げた。

 これまで自民現職2人で選挙区を「すみ分け」して当選を重ねてきたが、大票田の小城町から新人が立候補して乱戦に。有力な支援団体だった医療法人が今回は新人に付き、陣営からは「これまでの選挙で一番厳しい」との声が漏れた。

 告示後は毎日2カ所で個人演説会を開き、県議5期20年の実績をアピール。ベテランの必死の姿が陣営の結束を固め支持を広げてきたが、届かなかった。

=多久市= 元副議長・福島さん、農政協離れ苦戦  >>4708
 5選を目指した多久市の自民現職、福島光洋さん(58)は落選が決まると「私の力不足。申し訳ない」と落胆の表情を隠さず、支持者に深々と頭を下げた。

 前回、455票差で勝利した相手候補との再戦。保守系・公明市議10人が結束し、組織戦を展開。女山トンネル着工など4期16年で培った実績を強調し支持拡大を図った。総決起大会は「今までの政治人生の中で、最高の雰囲気だった」と手応えも感じていた。

 知事選のしこりから、農政協の推薦を得られなかったことが敗因とする見方もあるが、「自分でも分からない」としつつも、「決して敵対したわけでなかったが、プラスにならなかったのは事実」と語った。

4716チバQ:2015/04/15(水) 22:38:40
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_oita/article/162324
【知事選】2強決戦思わぬ大差 広瀬氏、政党色隠し奏功
2015年04月13日(最終更新 2015年04月13日 03時54分)


 「この大分から地方創生を先導しよう」。12日夜、大分県知事選で4選を果たした広瀬勝貞氏(72)は、黒く日焼けした顔で宣言した。元大分市長、釘宮磐氏(67)らの挑戦を受けた全国注目の選挙戦。徹底して政党色を隠す「県民党」戦略が功を奏し、多選批判もはね返した。
 午後8時前に大分市の事務所に姿を見せた広瀬氏。満面の笑みで花束を受け取ると、村山富市元首相や衛藤晟一首相補佐官ら党派を超えた支援者たちと、次々に握手を交わした。
 県都・大分市のトップを3期務めた釘宮氏が1月に“転身”を表明し、陣営に衝撃が走った。圧勝した過去2回から一転、元民主党衆院議員も務めたライバルの出現に「問題は大分市だ。絶対に負けられん」。冷静な広瀬氏が対抗心をむき出しにし、選挙準備を急がせた。
 「これまで築いてきた良好な関係を重視してほしい」。「反自民」の根強い土壌で、陣営幹部は有力労組への働きかけを強め、連合大分を事実上、分裂に導いた。中央から来援した閣僚や自民の女性議員を街頭には立てず、一方で村山氏には各地でマイクを握らせた。当初は接戦も予想されたが、結果的には快勝。強敵を退けた勝因を、広瀬氏周辺は「自民色を消していった。右から左まで陣容が整った」と語った。
 万歳を終えた広瀬氏は「雇用を広げ、存分に経済活動ができて努力が報われる、活力ある県にしていく」と意気込んだ。
 一方、釘宮氏は同日夜、大分市の会議場で「私の思いが県民に伝わる時間がなかった」と唇をかんだ。
 選挙戦では「今の県政はトップダウンだ」「中央対地方の戦い」と訴えたが、支持は広がりを欠いた。「争点が乏しく、広瀬さんとの政策の違いを明確に打ち出せなかった」(後援会関係者)。中盤以降、陣営内には劣勢ムードも漂った。
 民主党関係者は「勝負は(19日告示の)大分市長選」と息巻く。主地盤の同市でも得票が伸び悩んだ釘宮氏。今後について報道陣に問われ、「特に今は考えていない」と静かに語った。
=2015/04/13付 西日本新聞朝刊=

4717チバQ:2015/04/15(水) 22:39:54
https://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=111689
浦添市長、那覇軍港受け入れへ 選挙公約を転換
2015年4月15日 10:23
 那覇港湾施設(那覇軍港)の浦添移設について、松本哲治浦添市長が受け入れを表明する方向で調整していることが14日、分かった。15日に浦添市議会の与党議員に説明する予定。松本氏は軍港移設に反対の立場で当選しており、受け入れを表明すれば公約を転換することになる。浦添市てだこ小ホールで21日に市政報告会を開き、市民に説明するとみられる。複数の関係者が明らかにした。

 市長は2013年2月の市長選告示直前、美しい海を埋め立てる必要はないとして移設容認から反対へ転じた。沖縄タイムスのアンケートにも「明確に反対」と明記。だが就任後、「基本的に反対」「現在は是非について判断しない。しかるべき時期に責任を持って判断したい」と態度をあいまいにしてきた。

 市議会3月定例会では翁長雄志知事や城間幹子那覇市長を挙げて「重要な2人の意見をしっかり確認しないと決断は大変難しい」と答弁、軍港の受け入れ判断を保留。2人との面談日程が取れないまま、容認に踏み切る形になる。

 浦添市は、キャンプ・キンザー沖を埋め立ててリゾート開発する市案を固めている。現在の軍港移設予定地と市案を重ねると人工ビーチと軍港が向かい合うため、軍港を受け入れた上で位置をずらすのか、受け入れ自体を拒否するのか、市長の判断が待たれていた。

 軍港移設に向けた環境影響評価(アセスメント)は現在、配慮書の発注まで進んでいる。浦添市の15年度予算では、軍港受け入れを条件に防衛省から浦添市へ支払われる再編交付金を14年度並みの約2億1567万円と見積もっている。

4718チバQ:2015/04/15(水) 23:09:58
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2015/04/14/003257331
決着2015 知事選 県議選 (上)
“ノーサイド”明言
 「選挙の中でいろんなことがあったにしても、『県民中心の県政』ということで結集できるのではないか」。大分県知事選の投開票から一夜明けた13日、大分市内の事務所で会見した広瀬勝貞氏(72)は、選挙戦が今後の県政に与える影響を問われて“ノーサイド”を明言。「保守も革新もない県民党」の姿勢をあらためて強調した。
 自民党県連、公明党県本部が推薦する広瀬氏と、民主党県連が実質支援する釘宮磐氏(67)が激突した今回の知事選。広瀬陣営は反自民層を念頭に「与野党対決」がクローズアップされる状況を徹底して避けた。
 告示日の出陣式では党派を超えた態勢を演出。自民党県連の衛藤晟一会長、公明党県本部の河野成司代表に加え、社民党名誉党首の村山富市元首相、民間労組でつくる「みんろうきょう」の佐藤睦夫統括代表幹事が壇上に並んだ。人気の高い村山元首相が多くの集会で熱弁を振るう一方、自民党は「形やメンツにこだわらない」(衛藤氏)と企業や団体に働き掛ける裏方に徹し、労使が共に支援する大企業が票を積み上げた。優勢が明らかになった選挙戦中盤、自民党県連幹部は「県民党にこだわった広瀬氏の作戦勝ちだ」と評した。

足場崩れた釘宮氏
 一方、釘宮氏はこれまで基盤にしてきた反自民層の分裂で足場が崩れた。後援会幹部は13日、片付けに追われる事務所で「連合が一本にならないと自民党には勝てない」とつぶやいた。
 連合大分は「反自民・非共産」を基本方針に民主党県連を支援する。過去の大分市長選で釘宮氏を推薦してきたが、今回はみんろうきょうの主力の製造業系労組が相次いで広瀬氏支持に回り、最大勢力の自治労も統一対応を見送った。選挙戦最終盤には民主党幹部が来援して劣勢ムードの挽回を狙ったが「時すでに遅し」(労組幹部)だった。
 知事選の開票を前にした12日夕、連合傘下の主要産別の代表が大分市内で顔をそろえた。19日告示の大分市長選を一丸で戦う意思統一を図った。幹部の一人は「反自民の牙城である大分市の市長選は絶対に落とせない。総力を挙げて戦う」と力を込めた。
  ×  ×  ×
 統一地方選「前半戦」の知事選と県議選が終わり、広瀬氏の4選と県議43人の顔触れが決まった。結果を振り返り、今後を展望する。

4719チバQ:2015/04/15(水) 23:10:27
↑県議選は会員専用

4720チバQ:2015/04/16(木) 00:33:52
自民系分裂

 ◇行橋市(定数1−2)  >>4704
 =選管最終発表
当 12,833 堀大助 35 無現    県連推薦 麻生・太田支援
  12,576 小堤千寿 32 無新   11区支部推薦 武田良太系

 ◇田川郡(定数2−4)
 =選管最終発表
当 14,137 大島道人 62 自現  武田良太系
当 11,138 神崎聡 52 無現   自民推薦 副総理の麻生太郎支援
   4,848 有田浩二 55 無新  自民田川郡支部の推薦  武田良太系
   3,526 藤中寛之 40 社新

◇宮若市・鞍手郡(定数1−2)
 =選管最終発表
当 12,446 塩川秀敏 66 自現
   9,100 春田章匡 59 無新  自民宮若・鞍手郡連合支部が推薦

4721チバQ:2015/04/16(木) 22:13:32
http://www.asahi.com/articles/ASH4G7758H4GTPJB00N.html
村山元首相、自民系候補にエール 地元・大分の首長選
河合達郎、杉浦達朗2015年4月16日11時00分

12日投開票の大分県知事選挙で、自民が支えた現職の広瀬勝貞氏(左)とともにテレビの「当選確実」を伝える速報を見て喜ぶ村山富市元首相=大分市、池田良撮影
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 社民党名誉党首の村山富市元首相(91)が地元・大分の首長選で自民系候補に相次いでエールを送り、同党県連合を悩ませている。与野党対決となった県知事選では、現職を全面支援して4選に貢献。根強い人気を誇るだけに、19日告示の大分市長選でも動向が注目されている。

 12日に投開票された知事選で、村山氏は自民県連と公明が推薦した現職を支援すると明言。村山氏が顧問を務める党県連合は民主が支援した新顔との間で対応を決めきれず、「自主投票」になった。

 社民は大分市長選では、民主が支える無所属新顔を地元支部が支援する。ところが、12日夜に現職知事の事務所で当選を祝った村山氏は、同市長選で自民が推薦する無所属新顔に向けて「県と市が力を合わせ、発展するよう頑張ってもらいましょう」と激励した。

 地元の社民党員は「村山さんの影響力は大きく、自民の思うつぼ」と苦々しそうに話す。県連合幹部は「党は別の候補を支援しているんだとアピールしなければ」と戸惑いを隠せない。自民系候補へのエールについて、村山氏自身は「マイクを渡されたから」と釈明している。(河合達郎、杉浦達朗)

4722チバQ:2015/04/16(木) 22:43:25
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_fukuoka/article/162823
【争点に迫る〜2市長選を前に】春日市 「優先順位」めぐり攻防
2015年04月15日(最終更新 2015年04月15日 03時00分)

 統一地方選後半戦は19日、政令市を除く市長選と市議選の告示(26日投開票)で幕を開ける。このうち市長選は、福岡都市圏では春日、太宰府両市で実施される。ともに現職と新人による一騎打ちとなる見込み。告示を前に、2市長選の主な争点に迫る。
 ■多選
 「5期20年となれば、あまりに長い。リーダーを変えましょう」。春日市長選に出馬を予定する新人で元市議の坂本靖男氏(57)は、多選批判を前面に打ち出す。
 「おごりが出てくる。新年度予算が象徴的だ」と憤る。市長選と同時に市議選も行われる春日市。「新市長、新市議が誕生するかもしれないのに暫定でなく本予算を組んだ。議会と市民の軽視ではないか」
 5選を狙う現職の井上澄和氏(64)。「この15年間で借金(市債残高)を203億円縮減した。どんなまちづくりをしてきたかを見てほしい」と言う。新年度予算については「インフラ整備など行政の継続性を重視し、新規事業はほぼ除いた骨格予算」と説明する。
 「市民軽視」との批判も「各地域を回る『出前トーク』を続けて14年。市民の生の声を512回聞いてきた」とかわす。
 ■教育予算
 同市が2005年から教育の現場で取り組む「コミュニティースクール」。保護者や地域住民が学校運営に参加する仕組みを、九州で初めて導入して10年。地域と学校や児童生徒との絆が強まるなど、一定の成果を挙げ、教育現場への「投資」は新たな段階に入る。
 井上氏は「小学6年生の30人以下学級や低学力児童対策など、教育の質を向上させるソフト面にめどがついた」とし、16年度から小中学校にエアコンを設置すると公約に掲げる。
 坂本氏は、エアコン設置を急ぐべきだったとの立場から「11〜12年度に全小中学校に扇風機を配備した総額6千万円が無駄遣いになる」と、予算の使い方を問題視する。
 ■都市計画
 同市の14年の高齢化率は18・6%。25年には23%にまで上がるとされる。支援や介護を必要とする高齢者は増えていく。10年後、どんなまちづくりを目指すのか、大きな課題の一つだ。
 坂本氏は都市計画の見直しを訴える。福岡市のベッドタウンとして人口が急増する中で、抑制策となった建物の高さや容積率制限の緩和を主張する。「建物の制限緩和で人口を増やせば、税収も伸びる」
 井上氏は同調しない。「市長に就任する前、人口増に伴うごみの増加や上水道の確保など新たな課題に対応するため、建物制限などの人口抑制策が取られた。福祉や教育をより充実させ、人が集まるまちを目指す」
 「流れを変えよう」と訴える坂本氏に対し、井上氏は「改革の流れを止めるわけにはいかない」と受けて立つ。前哨戦はヒートアップしている。
=2015/04/15付 西日本新聞朝刊=

4723チバQ:2015/04/16(木) 22:43:58
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_fukuoka/article/163062
【争点に迫る〜2市長選を前に】太宰府市 問われる「まちづくり」
2015年04月16日(最終更新 2015年04月16日 03時00分)
 ■複合施設
 
 太宰府市向佐野で総事業費32億6790万円の体育複合施設(総合体育館)の建設が進む。観客約1300人を収容し、500人規模の避難者居住スペースを確保する。一部3階建てで来年2月、完成の予定だ。
 3選を目指す現職の井上保広氏(67)は「施設の整備面で近隣市より10年遅れていた。やっと実現する複合施設などで、市民の健康増進のための新規事業を検討している」と語る。
 一方、市長選に初挑戦する市議の芦刈茂氏(65)は同施設建設を「市民の疑問の声に耳を傾けない、建設費が膨らむばかりのハコモノ行政の象徴だ」と批判し、こう言う。「2013年度に市が購入しながら有効活用されない国士舘大跡地(同市御笠)など、井上市政は無駄遣いが目立つ。市長に、市民全般の声を聞く姿勢があるようにみえない」
 井上氏は「週末の自治会行事で市民と顔を合わせている。3選されたら、もっと市民の声を聞くため、決算などの節目に地域で市政懇談会を考えたい」と話す。
 ■文化行政
 大宰府政庁跡など国史跡が市域の16%を占める同市は、どんなまちを目指すのか。
 全国史跡整備市町村協議会会長の井上氏は「百年後も誇れるまち」を掲げ、国の支援事業「歴史的風致維持向上計画」に積極的に取り組む。「歴史的建造物の保存修理や街並み整備は、魅力ある観光地につながる」と自信を示す。
 これに対し、芦刈氏は「史跡を生かしたまちづくりはいいが、本市に文化行政、観光政策があるのだろうか」と厳しく批判する。昨年、市文化振興審議会が「ルネサンス宣言」をまとめ、文化芸術振興財団設立や財団幹部などへの民間人登用を求めたが、市側の具体的な動きはまだない。芦刈氏は「どうなったのか」と市の対応に疑問を呈す。
 井上氏は「市文化スポーツ振興財団を官民協働型に見直す形で生かしていく」との考えを示す。
 ■外郭団体
 その文化スポーツ振興財団は本年度、太宰府史跡水辺公園(市民プール)の指定管理者となった。民間会社から移行し、施設長には3月に退職したばかりの市の元部長が就任した。
 芦刈氏は「民間会社はとても評判がよかった。天下り先確保のための指定管理者変更と捉えられかねない。他の外郭団体トップにも市の元幹部が就いている。公募が必要だ」と言う。
 井上氏は「市町村の場合は、あくまで退職者の再任用。国のように退職金を重複して受け取るような天下りではない。水辺公園の指定管理者変更は福祉目的を重視した」と説明する。
 「論より証拠」-。両氏とも主張の正当性を訴えている。
=2015/04/16付 西日本新聞朝刊=

4724チバQ:2015/04/17(金) 23:57:11
>>4712
http://www.asahi.com/articles/ASH4J7FMKH4JTPJB01L.html
大分県議選の落選候補を逮捕 住所移させ投票させた疑い
2015年4月17日23時18分
 12日に投開票された大分県議選を巡り、陣営幹部らにうその転入届を出させ、投票させたとして、県警は16日、由布市選挙区に無所属新顔で立候補して落選した会社役員長谷川修司容疑者(62)=同市湯布院町川上=を電磁的公正証書原本不実記録・同供用、公職選挙法違反(詐偽登録・詐偽投票)の疑いで逮捕し、発表した。同選挙区(定数2)には4人が立候補し、長谷川容疑者は1589票で最下位だった。

 発表によると、長谷川容疑者は、出納責任者の岩尾雄哉容疑者(35)=同容疑で逮捕=らと共謀。岩尾容疑者ら2人の住所を居住実態がない由布市に移させ、投票させた疑いがある。

4725チバQ:2015/04/18(土) 00:03:32
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015041700897
政府、手詰まり感浮き彫り=「民意」背に沖縄強硬-辺野古移設



安倍晋三首相との会談後、記者の質問に答える沖縄県の翁長雄志知事(中央)=17日午後、首相官邸
 沖縄県の米軍普天間飛行場移設をめぐり、安倍晋三首相と翁長雄志知事の会談が17日、翁長氏の知事就任から4カ月余りでようやく実現した。沖縄の「民意」を背景に名護市辺野古への移設断念を迫る翁長氏に対し、首相は訪米を控え、対話に努める姿勢は示したものの、移設続行は譲らなかった。「交わることはなかった」(翁長氏)議論から、硬化する沖縄に有効な対応策が見いだせない政府の「手詰まり感」が浮き彫りとなった。
 「県外移設の公約をかなぐり捨てた(仲井真弘多)前知事の埋め立て承認を『錦の御旗』に辺野古移設を掲げている」。翁長氏は会談で、政府がよりどころとする前知事の決定を公約違反と断じ、昨年の名護市長選と知事選、衆院選で「反対の圧倒的な民意が示された」と重ねて訴えた。
 さらに翁長氏は、1999年に当時の稲嶺恵一知事が辺野古移設受け入れの条件として要求した「軍民共用」「米軍使用15年」が2006年に廃止されたことを指摘。「前提条件はなくなり、(県が)受け入れたと言うのは間違いだ」と力説した。これに対し、首相は「辺野古埋め立てをお願いしており、自然環境や住民の安全に配慮しながら進めさせていただきたい」と従来方針を繰り返すしかなかった。
 辺野古移設阻止を掲げる翁長県政が発足し、衆院選でも辺野古反対派が全勝したことによる沖縄の情勢変化は明らか。政府の一貫して変わらない立場を、翁長氏は「かたくなな固定観念」と切り捨て、会談後には記者団に「県民の気持ちには寄り添っていない」と憤りをあらわにした。
 県側は政府が本格着工を目指す夏に向け、前知事の埋め立て承認取り消しや移設作業の差し止め訴訟を視野に対抗措置を取る構え。さらに、知事訪米や既に4600万円を集めた民間基金を活用したPR活動を通じ、世論喚起を進める。
 一方、政府は今後もさまざまなレベルで県との対話は続ける意向だが、政府関係者は「話し合うのではなく、理解してもらう」と述べ、現行計画に見直しの余地がないことを強調した。
 こうした政権の姿勢に対し、野党は「沖縄に対する誠意のなさの表れだ」(細野豪志民主党政調会長)、「沖縄の声に耳を傾けるというアリバイ的なパフォーマンス」(又市征治社民党幹事長)と批判の声を上げた。首相官邸前では会談に合わせて辺野古反対派のデモが行われ、「沖縄の声を無視するな」との抗議の声が響いた。(2015/04/17-21:13)

4726チバQ:2015/04/18(土) 00:08:10
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_kyushu/article/163310
地域の退役庁舎、どう活用 「大合併」後放置、物置化…
2015年04月17日(最終更新 2015年04月17日 03時00分)
書類の入った段ボール箱が置かれた福岡県旧筑穂町の議場。合併前の議員の名札もそのまま残る
書類の入った段ボール箱が置かれた福岡県旧筑穂町の議場。合併前の議員の名札もそのまま残る
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 平成の大合併に伴い、役目を終えた旧議会の議場や公共施設をどう有効活用するか-。統一地方選で、そんな課題が問われる自治体は少なくない。活用策が宙に浮き、放置状態となっている所があるからだ。地方は人口減少に拍車がかかり、財政事情は厳しさを増す。住民ニーズを踏まえた工夫が求められている。
 議員の名札ボードや約40人分の傍聴席が残る。福岡県飯塚市の筑穂支所5階の、普段施錠している一室を開けてもらうと、今からでも一般質問が始められそうな議場の風景が広がった。市の物置場になっており、床には書類を入れた段ボール箱が100以上あった。
 旧筑穂町は2006年、5市町合併で飯塚市となった。「議場は段差や据え付けの机があり、構造上、別の用途に使いづらい。どう活用するか具体的な検討に至っていない」(同市)といい、ほぼ合併前のままだ。
 飯塚市議選(19日告示、26日投開票)は、前回まで旧1市4町ごとの選挙区だったが、今回から全市域を1選挙区に統合して実施される。旧議場をどう活用するか論戦が期待される。
 ■ホールに改装
 西日本新聞が昨年12月から今年1月にかけて実施した九州7県の合併自治体(99市町村)のアンケートでは、空きスペースとなった議場を「活用していない」「検討中」との回答が、全体のほぼ2割の20市町村あった。「活用している」自治体も、書庫や物置としての利用が目立つ。
 改築には経費がかかる。05年に旧杵築市と山香町、大田村が合併した大分県杵築市は、旧山香町役場を段階的に改築した。合併後、旧町が計画した文化施設が白紙となり、「町役場周辺が寂しくなった」と住民から不満が寄せられた経緯も考慮した。10年には議場と議員控室を多目的ホールに変え、図書館や防火シャッターなどと合わせた改築費は約1億3600万円に上った。
 ホールでは、市民の伝統芸能の発表やカラオケ、映画の上映が行われ、市は「地域のよりどころになっている」という。
 ■議会限定復活
 2町合併で誕生した鹿児島県錦江町は、旧議場でほぼ10年ぶりに議会を「復活」させた。05年の合併後、町議会は旧大根占町に置いているが、昨年12月の定例会は旧田代町の議場で開いた。地域の要望を受けた初の試みは、9月定例会の倍以上の傍聴者でにぎわった。町は今後も旧田代町での定例会を検討する。
 辻琢也一橋大副学長(行政学)は「議場を含めた旧市町村庁舎は思ったほど活用されていない。自治体の税収が減る中で、利活用や整理統合は今後のまちづくりを考えていく上で避けて通れない」と指摘する。
=2015/04/17付 西日本新聞朝刊=

4727チバQ:2015/04/18(土) 00:09:19
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_kumamoto/article/163309
人吉市長選、3氏が前哨戦
2015年04月17日(最終更新 2015年04月17日 03時00分)
食肉センターの新設計画で造成工事が進む人吉中核工業用地=14日、人吉市上漆田町
食肉センターの新設計画で造成工事が進む人吉中核工業用地=14日、人吉市上漆田町
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 統一地方選後半戦で県内唯一の市長選となる人吉市長選は19日告示(26日投開票)される。これまでのところ、3選を目指す無所属現職田中信孝氏(67)、会社社長の諸派新人長友清冨氏(65)、元市議の無所属新人松岡隼人氏(37)の3氏が立候補を予定し、前哨戦を繰り広げている。3氏の主張や市の課題を紹介する。
 10ヘクタール規模の広い市有地で、3台の重機がうなりを上げる。市東部の国道沿いの人吉中核工業用地で進む造成工事。鹿児島市の食肉加工・卸会社が、イスラム教の戒律に従い食肉を解体する「ハラール」専用食肉センターを新設する。
 人吉市によると県外企業誘致は19年ぶり。初期投資は30億円超で、2017年春に操業開始予定。地元で50人以上を雇用するという。
 近年にない大型事業誘致に成功した田中氏は「二の矢、三の矢と企業誘致を進め、雇用創出につなげる」とし、一帯への関連企業集積を推進する考えだ。建設業男性は「今後、さらに造成や建屋建設の需要が生まれれば、地元への波及効果は大きい」と期待する。
      ■
 経済政策の実績をアピールする田中氏に対し、松岡氏は市議約8年間の活動を踏まえ「政策が市民の幸せにつながっていない。税金を無駄遣いしている」と市政刷新を前面に打ち出している。
 選挙戦で最大の争点化を狙っているのが、築52年の市庁舎の建て替え問題だ。震度5強の地震で倒壊する危険性が高いとされる。市は、現庁舎から約1キロ離れた別館敷地に、約33億円で新庁舎を建設する構想を示している。
 これに対し松岡氏は「建て替え構想は費用が掛かり過ぎ」として市方針の白紙撤回を表明。市カルチャーパレス敷地に現庁舎より小さい建物を新築し、さらに既存の公民館にも市役所機能を持たせるなどとする代替案を示し、独自試算を基に「7億円以内で解決したい」と訴えている。
      ■
 11年の前回選挙に続く挑戦の長友氏は「人吉球磨10市町村を合併した自然環境都市『球磨市』の実現」を唱える。特別職や議員の報酬削減などの行財政効率化も公約に据えた。
 人吉市が最大受益地で、かつて市長選の最大争点だった川辺川ダム計画は、09年に国が建設中止を表明して以降、前回、今回と論戦の中心にはない。3氏はともに「ダム反対」の姿勢だ。
 ただ、過疎高齢化や人口減が進む市の課題は多様だ。農業男性(71)は「米も野菜も作るだけ赤字。市独自の所得補償制度などがあれば、若者の就農につながる。農業振興にも目を向けた議論を」と切望する。
 選挙戦では、農林業、暮らし、福祉、商工業といった市民生活に根差した論戦も求められる。
=2015/04/17付 西日本新聞朝刊=

4728チバQ:2015/04/18(土) 00:09:44
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_nagasaki/article/163064
長崎市長選、市議選】難題へ論戦求む
2015年04月16日(最終更新 2015年04月16日 03時00分)

 統一地方選後半戦となる長崎市長選、長崎市議選が19日、告示される。市長選には現職の田上富久氏(58)が出馬表明しており、定数40の市議選には、54人が立候補の意思を示している。選挙を前に、人口減少、中心部で相次ぐ大型事業、財政状況の課題をまとめた。
 ■新味ない対策
 市の人口は43万4332人(3月末)。高度経済成長やベビーブームを経てピークを迎えた1985年(50万5566人)から減少を続けている。
 国立社会保障・人口問題研究所の推計では、2040年の人口は10年から25・4%減の33万1191人。減少幅は、中核市の平均を大きく上回り、九州の県庁所在地で最大。民間政策提言機関が指摘する「消滅可能性都市」にこそ含まれていないが、子どもを産む中心世代の20〜30代女性の人口が48・8%減ると試算され、消滅可能性都市の一歩手前という状況だ。
 市は対策として14年度補正予算と本年度当初予算に約171億円を計上。移住促進策、農林水産業支援、世界文化遺産候補を中心とした観光振興、子育て支援などだが、国の政策に沿ったもので目新しさはない。
 市は、若者を中心に関東や福岡へ流出する要因や、女性の未婚率が全国よりも高い理由を分析し、10月ごろまでに数値目標を定めた戦略をまとめる。全国の自治体が対策に取り組み、人の奪い合いが都市間で進む中、「解のない難題」とされる課題への具体的な論戦が候補者に求められる。
 ■建設の是非は
 市では24年度までに、10の大型公共事業が計画されている。総事業費は市の当初予算(2100億円程度)を上回る2544億円で、国や県の補助を除いた市の実質負担は353億円を見込む。
 活発な議論を期待したいのが、現職の田上氏が推し進める大型コンベンション(MICE=マイス)施設計画。総事業費は216億円で、JR長崎駅西側に各3千席のホールや会議室がある施設の建設が計画される。施設ができれば、会議やビジネスに訪れる人が増え、年間120億〜140億円の経済波及効果があり、産業の発展も期待できる、と市は説明する。
 市が昨年行った市民説明会のアンケートでは、約8割が「施設は必要」と回答。一方、本紙の市民100人への街頭調査では「賛成」19人、「反対」32人、「分からない」49人だった。
 市議会は昨年、建設予定地を68億円で買い取る予算案を賛成多数で可決させたが、MICE施設の必要性の本質的な議論はされていない。市は議会の指摘を踏まえ、MICE施設を前提にしない土地の活用方法の検討を始めたが、本音は「MICE施設建設なのは明らか」(現職市議)。
 多額の税金を投入して果たして施設が必要なのか、必要でなければどういう手法で街を活性化させるのか。市役所移転や市公会堂解体も含め、大きく変わろうとする中心部の街づくりも大きな争点だろう。
 ■限られた予算
 人口減が進み、大型事業が相次ぐ中、気になるのは市の台所事情。国のさまざまな基準は下回るが、厳しい状況に変わりなく、13年度決算で、財政の強さを示す値は42ある中核市で5番目の低さ、自主財源比率は2番目に低い。
 13年度決算を年収500万円の家計に置き換えると、収入は、自ら稼ぐのが35%の175万円、国や県の仕送りが53%の265万円、借金が12%の60万円。支出では、医療費や食費を含む生活費が58%の290万円、家の増改築などの投資費が12%の59万円、その他が30%の151万円。借金残高は年収を超える572万円で、貯金残高は89万円となっている。
 市の38年度までの試算によると、人口減少で歳入は減る。経済成長率が低い場合でも、借金の返済に当たる公債費は年間210億〜250億円程度で推移し、実質公債費比率は最大でも、国の基準(25%)を下回る13%弱という。
 限られた財源を何に使うのか-。有権者は候補者に厳しい視線を注いでいる。
=2015/04/16付 西日本新聞朝刊=

4729チバQ:2015/04/18(土) 00:10:13
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_nagasaki/article/163308
【佐世保市長選、市議選】県北の拠点未来図は
2015年04月17日(最終更新 2015年04月17日 03時00分)
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 佐世保市長選、市議選が19日に告示される。市長選には現職の朝長則男氏(66)が3期目を目指し出馬表明。定数33の市議選には40人が立候補を予定している。周辺6町の編入合併による「新市」誕生の先駆けとなった旧吉井、世知原両町との合併から丸10年。人口減、高齢化への対策が叫ばれる一方、陸上自衛隊の「水陸機動団」新設が計画され、国防拠点としての役割も重みを増している。選挙を前に市政の課題をまとめた。
 ■合併10年
 2005〜10年の段階的な合併で市域が約1・7倍となり、人口も一時は約26万人となった佐世保市。以降、減少傾向が続くなかで、旧町地域の減少幅が大きい。05年と10年の国勢調査の比較では旧佐世保市域の2・7%減に対し、旧吉井町が4・4%減、旧世知原町で8・0%減。高齢化率は吉井で約23%から25%へ、世知原で30%から34%へ、ともに高い上昇率を描く。役場機能の縮小により、タクシー会社の撤退や商店の廃業など、住民が危惧した地域の「衰退」に歯止めがかからない状況にある。
 市の財政状況は厳しく、21年度末までに約125億円の累積赤字を予測。収支を均衡させるためには市民の「痛み」を伴う改革が必須とし、今後は各地区の老朽化した公共施設を中心に再編統合が避けられない見通しだ。市は15年度、吉井、世知原を対象に地域活性化につながる事業を支援する「地域力アップ支援事業」や、宇久島への移住促進を目的とする「お試し住宅」整備などに取り組むが、旧町地域の振興策は手探りの状態だ。「中核市」への移行を控えた市全体の未来図をどう描くのか、論戦が注目される。
 ■基地問題
 陸上自衛隊は、2018年度までに新設する離島防衛専門部隊「水陸機動団」の司令部を佐世保市の陸自相浦駐屯地に置く。沖縄県・尖閣諸島の周辺で領海侵犯を繰り返す中国を念頭に置いた部隊で、総勢3千人規模。着実に進むとみられる基地機能の強化に、市はどう向き合っていくのか。
 昨年3月に自衛隊から計画を伝えられた市は「国防上必要とされる自衛隊施設の整備・充実にできる限り協力する」と表明した。市民の間でも、隊員増による経済効果への期待が聞かれる一方、水陸機動団の能力は海外派兵につながるとして部隊配備に反対する市民団体もある。
 今年3月には米軍の新型輸送機オスプレイが米海軍佐世保基地に立て続けに3回、飛来した。2、3回目は地元への事前連絡はなかった。不安を募らせる地元住民もいるが、米軍は「作戦行動は事前に知らせない」との立場。今後、オスプレイの発着が常態化する可能性もある。
 基地との共生を目指し、それを誇りとする市民も多い佐世保。世界情勢が変化する中で、「国防への協力」とこれからの街づくりをどう連携させていくかが問われる。
 ■石木ダム
 「市民の命と生活を支える水道供給、水源確保は最重要課題。根本的に解決するには石木ダム建設が絶対に不可欠だ」。3月議会の本会議で、引退予定の市議は膠着(こうちゃく)する現状に思いを残すように熱弁を振るった。
 「石木ダム建設促進特別委員会」を置く市議会。社民、共産を除く各会派が一致団結、建設を推進する立場にある。
 川棚町に計画される石木ダムをめぐって県と市は昨年9月、ダム用地の強制収用を可能とする裁決申請に踏み切った。建設に反対する地権者や市民団体は体を張って工事や調査を阻止。「人口減少で水需要の実績は減少しているのに、増加を見込む市の予測は建設ありきの数合わせだ」とし、公開質問状への回答などを求めているが、県や市は「話し合い」を事実上打ち切った状態。朝長市長は「当事者同士の話の糸口がない。手続きは手続きとして県が進めていく」と話す。
 ダムは必要なのか、否か-。このまま手続きが進めば、13世帯約60人が生活する土地をダムのために強制収用するという「前代未聞」の事態にもなり得る。
=2015/04/17付 西日本新聞朝刊=

4730チバQ:2015/04/18(土) 00:10:41
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_fukuoka/article/163306
【飯塚市議選】市の未来どう描く
2015年04月17日(最終更新 2015年04月17日 03時00分)
新庁舎が完成する2年後には取り壊しが始まる飯塚市役所
新庁舎が完成する2年後には取り壊しが始まる飯塚市役所
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 統一地方選後半戦の飯塚市議選は19日告示、26日投開票の日程で実施される。厳しさを増す市財政をどう立て直すか、人気観光施設の旧伊藤伝右衛門邸をどう生かすか、中心市街地の大型開発をにぎわい創出につなげられるか-。市の未来を左右する課題について、執行部側との活発な議論を、市民は議員に期待している。
 ■財政
 飯塚市の2015年度一般会計当初予算は679億1900万円。市の借金に当たる市債残高は15年度末で693億5034万円に膨らむ見込みだ。当初予算を超える額だが、市財政課の倉智敦課長は「実質的に市が返済する市債は190億円前後だけ。市が過大な借金を負っているとの見方は少し違う」と説明する。
 理由は、市債の中に臨時財政対策債230億973万円、合併特例債291億1781万円が含まれているためという。対策債は国が市に支給する交付税で全額を返済できる。特例債の返済も国からの交付税で7割を賄える。市債返済に充てる減債基金は、15年度末に57億4942万円まで増える見込みだ。
 今月着工した市役所の新庁舎建設事業費は、12年の基本計画では79億5千万円だった。だが昨年8月の試算は人件費、資材価格の高騰や消費税増税のため97億2千万円まで膨らんだ。工事の一般競争入札の結果、事業費は現時点で約90億円に下がったものの、市議の一部には「もっと節約できたはず。新庁舎は豪華すぎる」と批判がくすぶる。
 新庁舎事業費の95%には合併特例債を充てており、市の実質負担は3分の1にとどまる。だが結局は納税者が負担することに変わりはなく、公金支出に対する議員の厳しい目が求められる。
 ■観光
 飯塚市幸袋の旧伊藤伝右衛門邸は14年度、過去最多の31万4979人の入館者が訪れた。従来の記録は一般公開を開始した07年度の23万8413人だったが、大幅に更新した。
 昨年放送したNHKの連続ドラマ「花子とアン」に、炭鉱王と呼ばれた伝右衛門と、妻で歌人の柳原白蓮がモデルの人物が登場。観光客誘致の追い風となった。
 その波及効果で、芝居小屋嘉穂劇場の見学者は13年度の1万9387人から14年度は4万294人へと倍増した。
 観光バスが駐車できる一部のホテルレストランや飲食店、菓子店も、ツアー客などでにぎわった。
 しかし旧伊藤邸の入館者増の効果が、広く市内に及んでいるとは言い難い。市商工観光課の石松美久課長は「日帰りの通過客が多い。滞在時間を増やしてもらうのが課題」と語る。
 一つの取り組みとして、3月に飯塚市、嘉麻市、桂川町が連携して「嘉飯物語」を催した。陶芸、ロールケーキ作り、酒蔵見学など38の体験型の観光を提供、好評だったという。一つの自治体だけでは限界がある。横の連携を強め、地域が一丸となって国内外へアピールする態勢をいかに構築するかが鍵となりそうだ。
 ■市街地活性
 飯塚市は、12年4月〜17年3月の5年間の中心市街地活性化基本計画に基づき、西鉄飯塚バスセンターやJR新飯塚駅周辺の約100ヘクタールの街づくりを進めている。総事業費(13年9月時点)は約105億円、市の負担分は約24億円だ。
 今年、西鉄飯塚バスセンター(吉原町)や、ダイマル商店跡の再開発ビル(本町)が完成する。来年には本町東地区に子育てプラザができる予定だ。いずれも分譲、賃貸マンションを同時に整備しており、市街地の定住人口増も見込める。
 ソフト事業として市は4月、市街地と周辺部を結ぶ「街なか循環バス」の運行を始めた。中学生以上の運賃は100円均一で、市街地への人の流れをつくるのが狙い。商店街の店舗が厳選したこだわりの品を売る「飯(いい)まち一店逸品」などの取り組みもある。
 ただ、市周辺部の市議からは「市は中心部開発ばかりに力を注ぎ、周辺部は置き去りになっている」との不満も出ている。
 巨費をかけた市街地活性化事業がどんな成果を上げるのか、大規模施設がオープンする今年はその試金石となる。
=2015/04/17付 西日本新聞朝刊=

4731チバQ:2015/04/18(土) 00:16:12
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_fukuoka/article/163305
町の課題を探る 町長選実施の新宮町と志免町
2015年04月17日(最終更新 2015年04月17日 03時10分)

 統一地方選後半戦で福岡都市圏では志免、新宮両町長選(21日告示、26日投開票)が実施される。ともに現職、新人が立候補を表明し、志免は16年ぶりの選挙戦、新宮は前回と同じ顔触れによる争いとなりそうだ。福岡市に隣接し、人口増が続く両町の課題を探る。
 ■新宮町
 新宮町長選は、再選を目指す現職の長崎武利氏(73)と新人でNPO法人理事長の山田哲也氏(53)が立候補を表明し、前回と同じ顔ぶれの対決となる公算が大きい。急激な人口増加に対応したまちづくりや子育て支援、中心市街地と周辺地域との間で広がる格差の是正が問われており、両氏が示す施策の実効性に有権者の熱い視線が注がれる。
 福岡市に隣接する町は、JRと西鉄の鉄道2本と、国道2本が南北に走る交通利便性を背景に人口増加がめざましい。2010年のJR新宮中央駅開業と前後して年間平均1200人近く増え続け、今年3月末には3万人を突破した。町は16年度の人口予測を2度も上方修正したほどだ。
 国道495号沿いの町役場周辺には900戸を超える一戸建て新興住宅地が誕生し、近くの駅周辺の区画整理事業では、高層マンション10棟(約1100戸)と、大型家具店イケアなど商業施設が立ち並ぶ新たな中心市街地が出現した。
 急増する人口は30代前後の子育て世代が中心。来春は新設小学校が開校し、19年開校を目指す中学校の新設計画も進む。ハード整備だけでなく、新たに生まれた街のコミュニティーづくりや子育て支援、新旧住民の融和策も焦点となる。
 一方で、漁業が低迷し人口約300人と過疎高齢化が進む離島・相島や、沿岸部、農村地帯の東部地域からは中心部との格差拡大に不満の声が上がる。観光などの要素も取り入れた新たな農漁業振興にはてこ入れが欠かせない。東部では渋滞が頻繁に起きる県道もあり、東西のアクセス道路の整備も長年の課題だ。
 町財政は地方税増加で自主財源が大きいものの、1校で40億〜50億円を要する小中学校建設で厳しさは増す。将来像をどう描き、地域ごとに異なる課題の解決に具体的な道筋を示せるかが問われる。
 ■志免町
 志免町長選は5選を目指す現職の南里辰己氏(73)と、新人で元町課長の世利良末氏(61)が立候補する予定で、16年ぶりの選挙戦となる見通しだ。福岡市に隣接する「地の利」から町は人口増が続くが、局所的に進む高齢化や、交通インフラ整備など課題もある。財政的な「余力」のあるうちにこうした課題への対策をいかに進めるかが問われる。
 「マンションには子どもが多いが、うちの周辺約40世帯では子どもがいるのは2、3軒」。町に約30年前から住む男性(67)は、住民構成のいびつさを指摘する。マンションには若年世代が多く住むが、30〜40年前に開発された住宅地では、高齢化率が40%を超える地域もある。同じ地域にあっても互いの交流は少ないという。
 町が総合計画(2011〜20年)策定にあたって実施した調査では「近所に助け合う人がいる」と答えた人は約3割にとどまった。男性も、災害時の弱者支援など「地域の共助」に懸念を抱く。後期高齢者の1人当たり医療費は、県内市町村で長くトップ5に入っており、高齢者の健康確保も課題のひとつだ。
 また、町内には鉄道がないため、片側1車線の幹線道路の県道68号は渋滞が慢性化。炭鉱時代の狭小な道路が残る地域もあり、道路拡幅を求める声も多い。
 選挙戦に向け、南里氏は町職員の削減、敬老祝い金の簡素化、粕屋郡内のごみ広域処理実現など実績をアピールする。一方、世利氏は「県道68号の渋滞対策など、南里氏は4期かけても実現できておらず、スピードに欠ける」として刷新を訴えている。
 町は、就業者の半数以上が福岡市など町外で働くベッドタウンとして発展した。町税収入は年々伸びており、町財政が比較的安定している今こそ、手当てが必要なテーマは少なくない。
=2015/04/17付 西日本新聞朝刊=

4732チバQ:2015/04/19(日) 12:07:22
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150418ddlk43010297000c.html
’15統一選くまもと:人吉市長選/4市議選 あす告示 人吉市長選、三つどもえの様相 /熊本
毎日新聞 2015年04月18日 地方版

 統一地方選後半戦の人吉市長選と人吉、荒尾、水俣、合志の4市議選が19日、告示される。人吉市長選は3選を目指す現職に新人2人が挑む三つどもえの戦いになる見込み。市議選では、合志市議選が前回の無投票から一転して定数19に27人が立候補する乱立模様が予想される。立候補の受け付けはいずれも午前8時半〜午後5時。21日告示の町村長選と町村議選とともに26日に投開票される。【取違剛】

 人吉市長選には、3期目を目指す無所属現職の田中信孝氏(67)と無所属新人の元市議、松岡隼人氏(37)、諸派新人の環境コンサルタント会社社長、長友清冨氏(65)の3人が立候補を表明している。新人2氏が市政刷新を訴えており、2期8年の田中市政に対する評価が問われる。

 田中氏は政府の「地方創生」事業に認定された「ハラール促進区」構想などアイデア力をアピール。有識者組織の試算で人吉市と球磨郡が「消滅可能性都市」とされたことを踏まえ「郡市一体の戦術を立てる」と訴える。

 松岡氏は、総事業費約33億円の市庁舎建設計画に反対している。「厳しい財政下の巨額投資は市の未来に影を落とす」と批判し、市カルチャーパレスの増築など既存施設の活用で事業費を7億円程度に削減する案を示す。

 長友氏は前回に続いて立候補の決意を固めた。不正のないクリーンな行政や球磨郡との合併による「球磨市」の実現を掲げる他、「冨源菌」と名付けた菌を使って生ごみを飼料に再生させる独自の環境政策を展開する。

 ◇合志市議選は27人乱立模様
 市議選は、人吉市議選(定数18)に22人、荒尾市議選(同18)に22人、水俣市議選(同16)に20人、合志市議選(同19)に27人がそれぞれ立候補する準備を進めている。

4733チバQ:2015/04/19(日) 12:24:17
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150416ddlk40010486000c.html
’15統一選ふくおか:まちの課題 直方市 脱「内向き」遠く /福岡
毎日新聞 2015年04月16日 地方版

 市議選の選挙公報も政務活動費収支報告の常時公開も、議会主催の報告会もない−−。政治団体「緑の党」が1月に公表した「市民にひらかれた議会全国調査」(回収率87%)で、直方市議会が全国813市区議会のワースト2位になった。市の一昨年の庁内意識調査では、市役所の組織風土に危機感を持つ職員が95%に達した。19日に市長選と市議選(定数19)が告示されるが、消極的で内向きな姿勢は変わるのか。【梅山崇】

 緑の党の調査では、議会基本条例がない▽インターネット中継がない▽休日・夜間議会がない−−など、直方市議会のさまざまな問題点が指摘された。

 有権者の判断材料となる選挙公報を作っていない市は、今回の統一地方選では県内でここだけ。議会で発行の是非が議論されたことはなく、市民からの苦情もないという。関係者は「政策は二の次。市議は地縁血縁だと市議も有権者も考えているからでは」と話す。

 ある市議は「年30万円の政務活動費の使い道の善しあしが分からない議員もいる。遅れた議会でワースト2も納得だ」。自らは議員提案条例や議会報告会がある先進地に足を運ぶなどしており「一歩ずつ前に進めたい」と話す。

 一方、職員の意識調査では「チャレンジ精神がなく、話題は常に近隣他市に」「何か提案した職員が責任を負わされる」「どこにも属さない仕事は押し付け合いになる」などの声が出た。日ごろの取材でも、直方市政は積極性やスピード感に欠ける印象だ。

 プロ野球・福岡ソフトバンクホークスの2軍本拠地の誘致合戦では直鞍4市町で唯一、手を挙げなかった。観光物産振興協会は検討から発足まで足かけ14年もかかり、地元出身の元大関魁皇(浅香山親方)の銅像が完成したのは引退の3年余り後。ふるさと納税返礼品も筑豊5市で最も遅れ、今年度ようやくスタートする。旧JR直方駅舎・玄関部分の移設先は解体から3年半たっても決まらない。

 そんな中、市は「自ら考え、行動する職員に」と一昨年から若手中心の研修「直方未来塾」を開催。昨年は「2040年の直方はどうあるべきか」を31人が議論し「商店街を市役所にし、空き店舗に各課を配置」「職員が農家へ出向し『農方市』として市の知名度を向上」などのアイデアが出た。実現可能性はともかく夢はある。

 市民も市職員も「直方」を積極的に発信しなければならない。その先導役としての役割が、市長や市議には求められている。

〔筑豊版〕

4734チバQ:2015/04/19(日) 12:24:53
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150417ddlk40010436000c.html
’15統一選ふくおか:まちの課題 田川市郡 単独ごみ施設必要か /福岡
毎日新聞 2015年04月17日 地方版

 田川地区の最大の懸案がごみ施設の建設問題だ。田川市と川崎町はそれぞれ単独で、福智町と糸田町は共同でごみ施設を造る計画を進める。大任町など4町村が添田町で運営する焼却施設を含めると、飯塚市と同じ約13万人の田川市郡に四つもの焼却施設が整うことになる。8市町村のうち5市町で首長選や議員選が予定されるが、新しい市・町長や議員に求められるものは何か。【荒木俊雄】

 「これから人口は減るし年寄りは増える。今後どうすべきかは分かりきったことだ」。広域的なごみ施設の建設を求める住民団体「エコミュカルネットワーク」が9日夜、田川市民会館で開いた集会で、高齢の男性が憤慨した。エコミュカルが、田川市▽川崎町▽糸田町▽福智町−−の首長・議員選の立候補予定者90人に、ごみ施設のあるべき姿を尋ねた結果、回答した37人のうち27人が、共同建設を選んだとの報告を受けた反応だった。

 田川市など1市3町(当時は1市5町)は2000年、ごみ焼却施設の共同建設で合意した。だが3年前、一部事務組合の議会が関連予算を否決したのをきっかけに破談となった。川崎町は17年度、田川市は18年度、福智・糸田町は20年度の稼働を目指してそれぞれの計画を進める。一方、大任町など他の4町村も施設の老朽化で建て替えを検討中だ。

 人口減による「消滅可能性都市」を発表した日本創成会議(座長=増田寛也・元総務相)によると、25年後の4市町の人口は、現在の約10万人から7万人強に減少、市郡全体でも9万人を割り込む見通しだ。また、中村修・長崎大准教授の試算では、4市町で焼却施設を三つ造ると建設費は計131億円、維持費を含む向こう20年間の総額は287億円かかる。これが共同施設だと建設費が80億円、20年間でも176億円で済む。

 建設費には国の補助金が出るが、維持費は全て地元負担だ。行財政問題に詳しい神谷英二・県立大教授は「三つ造っても、人口減やごみ分別によりごみの総量は明らかに減る。自治体の税収は先細りなのに、教育や福祉に回すべき税金が、稼働率の低い施設の維持費に取られかねない」と警鐘を鳴らす。

 エコミュカルの岩丸博重(ひろのぶ)さん(53)は「行政は建設地の議論ばかり。リサイクルや分別の話をしていれば違った展開になったかも」としたうえで「戻ることも一つの選択肢。アンケートの回収率は低かったが、賛同する立候補予定者もいた。選挙後も流れを変える運動を続けたい」と話している。

〔筑豊版〕

4735チバQ:2015/04/19(日) 12:29:05
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_kumamoto/article/163725
自民支部「水俣の乱」 市議団離反、公認申請せず
2015年04月19日(最終更新 2015年04月19日 03時00分)

 統一地方選後半戦の水俣市議選(19日告示)をめぐって、自民党水俣市支部(支部長=吉永和世県議)が内部分裂状態に陥っている。市議会議長経験者などベテランを中心に自民系市議団の大半が、今回は公認や推薦を市支部に申請せず離反。無所属で選挙戦に臨む。関係者は「(昨年2月の)市長選のしこりが残り、支部長と市議団の溝が深まっている」と明かす。「自民水俣の乱」。一枚岩だった支部に何が起きているのか-。
 「支部長を代える好機だ」。県議選投開票3日前の9日夜、水俣市内の居酒屋は反支部長派の決起集会さながらだった。集まったのは自民系市議や元市長、地元経済団体幹部、建設業者たち。「わが(自分の)選挙と思って県議選をやらんと」と、非自民系新人候補の支持を促す人もいた。
 内部分裂の決定的理由として市議たちは一様に市長選への対応を挙げ、吉永支部長の「政治感覚」を疑問視する。当時、吉永氏が中心となり市議会で対立関係にある執行部側の元副市長擁立に動き、最終的に自民に近い元市長を推薦したが、非自民の西田弘志氏に敗れた。吉永氏の求心力は急速に低下した。
 2011年の前回市議選で公認され、今回、再選を目指す離反現職3人は公認申請を見送った。支部役員の現職は「自民だからと支持する人もいるが信念は曲げない。潔く散る」と覚悟をみせる。
   ■    ■   
 県議選に立候補した吉永氏の選対会議(8日)。必勝を誓った会場に大半の自民系現職市議の姿はなかった。あいさつに立った団体代表からは「こういう(身内が離反する)選挙は初めてだ」「水俣に第二支部ができるのではないか」との声が相次いだ。吉永氏の表情は終始険しかった。
 吉永氏は自身の選挙で初めて、選対本部長に国会議員を据えて陣営の引き締めを図った。国会議員は状況を危ぶみ、4月上旬に離反した現職たちと面談。胸の内を聞き、「相手候補の応援はしないように」とくぎを刺すのが精いっぱいだったという。
 5選を決めた県議選投開票日の12日深夜、吉永氏は「もっと(離反の)影響があると思っていた。市議選では、私を応援した候補を支援する。(離反した)ほかの市議の対応に対しては、まだ気持ちの整理が付かない」と答えた。
   ■    ■
 離反した現職の1人は「何かしらの処分が下るだろう」と懸念する。一方、別の現職は「県議選だけでなく市議選の結果も含め、支部の在り方を考える判断材料になるはずだ」と強気の姿勢を崩さない。
 市長選で生じた溝は統一地方選で深まり、自民水俣市支部は真っ二つに割れている。
 市長を支える非自民系の市議は、市議会では少数与党の位置付けだ。自民の内紛を市議選での得票に結びつけようと、非自民系市議の1人は「議会で過半数を奪う絶好のチャンス。追い風は逃さない」と攻勢を強める構えだ。
=2015/04/19付 西日本新聞朝刊=

4736チバQ:2015/04/19(日) 13:10:38
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150418ddlk40010608000c.html
’15統一選ふくおか:4市長・15市議選、あす告示 7町長・16町議選は21日 /福岡
毎日新聞 2015年04月18日 地方版

 統一地方選後半戦の市長選・市議選が19日に、町長選・町議選が21日にそれぞれ告示される。いずれも投開票日は26日。

 市長選は田川、直方、春日、太宰府の4市、市議選は久留米、飯塚など15市、町長選は志免、新宮など7町、町議選は芦屋、大木など16町で実施される。

 田川、直方、春日、太宰府は市長と市議のダブル選。前回は統一地方選だった中間市議会が自主解散による出直し選を2013年7月に実施しており、市議選の数は前回より一つ減った。町長選と町議選のダブルは志免、新宮、芦屋、糸田、川崎、吉富の6町。

 毎日新聞の取材では、4市長選に計9人が立候補する見通し。田川など3市長選は現職に新人が挑む構図になりそうで、直方は無投票の公算が大きい。15市議選は400人近くが立候補の動きを見せている。7町長選には現職や元職、新人の計12人が立候補に意欲を示し、16町議選には計約260人が立候補する可能性がある。統一地方選とは別に広川町議補選も実施される。

【井本義親】

◆直方市長選 元検事が名乗り 無投票の公算大

 地元出身で元検事の無所属新人、壬生隆明氏(62)=自民、民主、公明推薦=だけが立つ見通し。有吉威・元市長が再選された1999年以来の無投票となりそうだ。

 壬生氏は向野敏昭・前市長=2月に死去=に促され、1月末に立候補表明。「直方を創生する」を旗頭に、良好な住環境整備、教育の質向上、少子高齢化に適応した街づくりなどを訴えている。

 自治区、老人会、企業などを回って膝詰めの対話を重ねてきた。「まずは市民の声を聴く」としてマニフェストなどは作らないという。【梅山崇】

◆田川市長選 51年以来の4人立候補の見込み

 いずれも無所属で、4選を目指す現職の伊藤信勝氏(69)、新人で市議の金子和智氏(44)、元市議の笹山良孝氏(62)、3月で市議を辞職した二場公人氏(58)=自民、公明推薦=が出馬を表明している。市によると、4人が立候補すれば市制施行(1943年)後は最多タイで、51年以来2回目という。

 伊藤氏は前回、民主、公明などの政党推薦を得たが、今回は受けず「市民党」を掲げ実績を元に支持を訴える。金子氏は代表を務めた「田川ホルモン喰楽歩」で市を広くPRした行動力などを生かし、独自の政策を唱える。3度目の挑戦となる笹山氏は3年前に北九州市立大に入学し、そこで培った行財政改革などの政策を主張する。4年前から街頭演説を続けてきた二場氏は政党推薦を唯一受け、新産業創出など主な四つの施策実現を訴える。【荒木俊雄】

◆春日市長選 現職と前市議が多選巡る舌戦に

 5選を目指す現職で無所属の井上澄和氏(64)=自民、公明、民主、県農政連推薦=に、前市議で無所属の坂本靖男氏(57)が挑む。多選批判を強める坂本氏に対し、井上氏は自治会活動の活発化など実績を強調する。

 井上氏は、4期で市債を約200億円減らし、市民と語る「出前トーク」が500回を超えて市民との協働が進展したことを挙げ、5期目は高齢化社会への対応を掲げる。

 坂本氏は「長期政権で無投票はだめだ、という多くの市民に後押しされた」とし「流れを変えよう」を強調。医療費の6歳までの無料化や商工業者の育成と振興なども訴える。【勝野昭龍】

◆太宰府市長選 現職に新人挑む 県議選の影響も

 3選を目指す現職の無所属、井上保広氏(67)=自民、公明、県農政連推薦=と市議の無所属、芦刈茂氏(65)が立候補を表明している。県議選で自民候補が敗れたことの影響が注目される。

 井上氏は体育複合施設や子育て支援センターなどハード面の懸案は完了したとし、生涯健康作りへのポイント制度導入などソフト面への移行を強調する。

 芦刈氏は「ムダづかいにNO!」「市民の声を市政に」を前面に出し、体育複合施設や市役所前の回廊建設を批判。現職との対決姿勢を明確にしている。【勝野昭龍】

4737チバQ:2015/04/19(日) 13:11:03
◆吉富町長選 2期連続で無投票の可能性

 無所属現職の今冨寿一郎氏(62)以外に立候補表明者はなく、2期連続で無投票となる可能性が高い。

 今冨氏は合併が争点だった前々回、単独での町政継続を掲げて初当選し「人口1万人の町を目指す」と訴えている。町議会は野党の立場の議員が過半数。町長選と同時に実施される町議選に向け、町政批判を強める議員もいるが、支持者を手堅くまとめている。【降旗英峰】

◆みやこ・吉富町議選 いずれも接戦予想

 みやこ町議選は定数16に対し男性17人、女性1人の18人が立候補の準備を進めている。現職15人に新人3人が挑む構図だ。

 吉富町議選は定数10に対し、現職9、元職2、新人2の計13人(男12、女1)が立候補を予定しており、接戦が予想される。【山本紀子】

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 統一地方選後半戦の選挙 

 選挙     自治体

【市長】直方、田川、春日、太宰府

【市議】大牟田、久留米、直方、飯塚、田川、八女、筑後、大川、筑紫野、春日、大野城、太宰府、古賀、嘉麻、朝倉

【町長】志免、新宮、芦屋、広川、糸田、川崎、吉富

【町議】篠栗、志免、須恵、新宮、芦屋、水巻、岡垣、遠賀、鞍手、大木、糸田、川崎、大任、福智、みやこ、吉富

※統一地方選外 広川町議補選

〔京築版〕

4738チバQ:2015/04/19(日) 13:11:55
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150418ddlk42010320000c.html
’15統一選ながさき:長崎市長と佐世保市長、無投票3選の公算大 3市議選もあす告示 /長崎
毎日新聞 2015年04月18日 地方版

 統一地方選後半戦となる長崎、佐世保の両市長選と、長崎、佐世保、大村の3市議選が19日告示される。これまでに長崎、佐世保両市長選に立候補を表明したのは現職だけで、両市長選とも現職の無投票当選となる公算が大きい。無投票になれば長崎市長選は戦後初、佐世保市長選は16年ぶりとなる。一方、3市議選は定数計98に計126人が立候補する見通し。2日現在の選挙人名簿登録者数は▽長崎市36万100人▽佐世保市21万509人▽大村市7万3485人。【樋口岳大、梅田啓祐、武内靖広】

 長崎市長選に立候補を正式に表明したのは、3選を目指す現職の田上富久氏(58)=無所属=のみ。自民や共産が候補者擁立を模索したが、いずれも擁立を見送った。

 同市は経済の低迷や人口減少対策、大型公共施設の整備の他、市長選直後には核拡散防止条約(NPT)再検討会議も控え、被爆70年に核兵器廃絶に向けた動きをどう広げるかなど課題が山積する。

 田上氏は、人口が減少する同市の活性化策としてJR長崎駅西側でのコンベンション(MICE)施設建設を掲げるが、昨年には用地取得予算案を市議会がいったん否決するなど混乱が生じた。

 田上氏は13日、報道陣に対し「(市長選を)MICE施設を生かして人を呼び込み、活性化につなげていこう、と市民に呼びかける機会にしたい」と語った。

    ◇

 佐世保市長選も、3選を目指す朝長則男氏(66)=無所属、自民・公明推薦=の他に立候補の動きはない。共産が対立候補の擁立を模索したが、最終的に断念した。

 朝長氏は市議、県議を経て2007年に市長選に初当選。自衛隊基地の機能充実や石木ダム建設促進を訴え、選挙戦を2回連続で制した。

 昨年10月、「まだやらなければいけないことはたくさんある」と立候補を表明した。大型リゾート施設ハウステンボス(HTB)の再建支援や自衛隊による崎辺地区の利活用に向けた国への働きかけなど2期の実績を強調。3選に向けた公約では、企業立地の推進や観光振興、中核市指定に向けたまちづくりなどを「成長戦略」として挙げている。また石木ダム建設による水源確保や基地との共存共生による経済活性化などを重点課題に掲げる。

 ◇3市議選 126人が立候補の見通し
 ●長崎市議選(定数40)

 前回より2人多い54人が立候補の準備を進めている。

 内訳は現職33人、元職4人、新人17人。性別は男性51人、女性3人。党派別は自民7人▽民主8人▽公明6人▽共産3人▽社民2人−−で、無所属28人。自民は前回より1人多く、前回10人の立候補者全員が当選した民主は2人減らした。公明、社民は前回と同数。前回4人全員が落選した共産は1人減らした。

 コンベンション(MICE)施設の建設の是非や、市公会堂の存続問題、経済活性化、子育て支援などの政策を巡り、激しい論戦が予想される。

 ●佐世保市議選(定数33)

 定数を前回から3削減。40人が立候補の動きを見せており、激戦が予想される。

 内訳は、現職29人▽元職1人▽新人10人。うち女性は現職1人と新人2人の計3人。党派別では、自民7人▽民主4人▽公明4人▽社民3人▽共産1人▽無所属21人。

 県議選が低投票率だったこともあり、各候補とも得票数の減少を懸念し、票の上積みを目指し戦略を練っている。主な争点は人口流出対策や地域経済活性化、石木ダム問題、基地政策など。

 ●大村市議選(定数25)

 32人が立候補を予定。前回より1人多く、市の将来を見据えた街づくりの方策などを論点に激戦が繰り広げられそうだ。

 内訳は、現職20人▽元職2人▽新人10人。うち女性は2人。党派別では、自民5人▽民主1人▽公明2人▽共産1人▽無所属23人。40代以下が7人いて世代交代が進むのかも注目される。昨年10月の市長選に出馬した2人も立候補を表明しており、選挙戦は白熱しそうだ。

〔長崎版〕

4739チバQ:2015/04/19(日) 13:15:01
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_kumamoto/article/163309
人吉市長選、3氏が前哨戦
2015年04月17日(最終更新 2015年04月17日 03時00分)
食肉センターの新設計画で造成工事が進む人吉中核工業用地=14日、人吉市上漆田町
食肉センターの新設計画で造成工事が進む人吉中核工業用地=14日、人吉市上漆田町
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 統一地方選後半戦で県内唯一の市長選となる人吉市長選は19日告示(26日投開票)される。これまでのところ、3選を目指す無所属現職田中信孝氏(67)、会社社長の諸派新人長友清冨氏(65)、元市議の無所属新人松岡隼人氏(37)の3氏が立候補を予定し、前哨戦を繰り広げている。3氏の主張や市の課題を紹介する。
 10ヘクタール規模の広い市有地で、3台の重機がうなりを上げる。市東部の国道沿いの人吉中核工業用地で進む造成工事。鹿児島市の食肉加工・卸会社が、イスラム教の戒律に従い食肉を解体する「ハラール」専用食肉センターを新設する。
 人吉市によると県外企業誘致は19年ぶり。初期投資は30億円超で、2017年春に操業開始予定。地元で50人以上を雇用するという。
 近年にない大型事業誘致に成功した田中氏は「二の矢、三の矢と企業誘致を進め、雇用創出につなげる」とし、一帯への関連企業集積を推進する考えだ。建設業男性は「今後、さらに造成や建屋建設の需要が生まれれば、地元への波及効果は大きい」と期待する。
      ■
 経済政策の実績をアピールする田中氏に対し、松岡氏は市議約8年間の活動を踏まえ「政策が市民の幸せにつながっていない。税金を無駄遣いしている」と市政刷新を前面に打ち出している。
 選挙戦で最大の争点化を狙っているのが、築52年の市庁舎の建て替え問題だ。震度5強の地震で倒壊する危険性が高いとされる。市は、現庁舎から約1キロ離れた別館敷地に、約33億円で新庁舎を建設する構想を示している。
 これに対し松岡氏は「建て替え構想は費用が掛かり過ぎ」として市方針の白紙撤回を表明。市カルチャーパレス敷地に現庁舎より小さい建物を新築し、さらに既存の公民館にも市役所機能を持たせるなどとする代替案を示し、独自試算を基に「7億円以内で解決したい」と訴えている。
      ■
 11年の前回選挙に続く挑戦の長友氏は「人吉球磨10市町村を合併した自然環境都市『球磨市』の実現」を唱える。特別職や議員の報酬削減などの行財政効率化も公約に据えた。
 人吉市が最大受益地で、かつて市長選の最大争点だった川辺川ダム計画は、09年に国が建設中止を表明して以降、前回、今回と論戦の中心にはない。3氏はともに「ダム反対」の姿勢だ。
 ただ、過疎高齢化や人口減が進む市の課題は多様だ。農業男性(71)は「米も野菜も作るだけ赤字。市独自の所得補償制度などがあれば、若者の就農につながる。農業振興にも目を向けた議論を」と切望する。
 選挙戦では、農林業、暮らし、福祉、商工業といった市民生活に根差した論戦も求められる。
=2015/04/17付 西日本新聞朝刊=

4740チバQ:2015/04/19(日) 13:17:44
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_oita/article/163548
大分市長選 与野党対決、連勝か雪辱か
2015年04月18日(最終更新 2015年04月18日 03時00分)

 統一地方選後半戦の大分、別府両市長選と、6市議選が19日告示される。大分市長選は自民などが推薦した新人と、民主などが支援する新人の争いになる見通し。別府市長選は新人5人による混戦が見込まれる。6市議選には現段階で計151人が立候補の準備を進めている。いずれも投開票は、21日告示の町村議選と同じ26日に行われる。
 大分市長選に立候補を表明しているのは、無所属新人の元中小企業庁次長、佐藤樹一郎氏(57)=自民、維新、元気会推薦=と、民主などが事実上支援する無所属新人の元大学教授、椋野美智子氏(59)の2人。
 同市長選に先立つ県知事選では、自民党県連などが推薦した現職の広瀬勝貞氏(72)が4選を果たしており、自民は連勝を狙う。一方、民主は実質支援した元大分市長の釘宮磐氏(67)が落選し、雪辱を期す。
 別府市長選には、いずれも無所属新人で、元同市議の長野恭紘氏(40)=次世代推薦=、元会社員の安達澄氏(45)、同市議の泉武弘氏(70)、旅行タクシー会社社長の梅野雅子氏(55)、元国土交通省技官の春田義信氏(58)の5人が立候補を表明している。5人が立候補すれば、1975年の6人に次ぐ多数となる。
 市議選には現段階で、別府市(定数25)32人、中津市(同26)27人、日田市(同22)28人、津久見市(同14)15人、杵築市(同18)21人、宇佐市(同24)28人の計151人が立候補の準備を進めている。内訳は、現職107人、元職4人、新人40人。
=2015/04/18付 西日本新聞朝刊=

http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_oita/article/163549
大分市長選、政党色前面 後半戦19日告示
2015年04月18日(最終更新 2015年04月18日 03時00分)

 大分県で19日、大分市と別府市の市長選が告示される。いずれも与野党対決となる見通しだが、「県民党」を掲げて政党色を隠した県知事選から一転し、大分市では自民、民主が前面に出てそれぞれ新人を支援。一方、5新人が名乗りを上げた別府市では組織内で支持が分かれ、混沌(こんとん)とした構図になっている。
 大分市長選は、自民県連の推薦を受ける元中小企業庁次長の佐藤樹一郎氏(57)に対し、民主は元大学教授の椋野美智子氏(59)を支援する構え。知事選で4選を果たした元官僚の広瀬勝貞氏(72)は佐藤氏を「敬愛する後輩」、落選した元大分市長の釘宮磐氏(67)は後継として椋野氏を「意中の人」と呼ぶ。
 知事選で釘宮氏陣営は徹底して政党色を排したが、結果的に民主支持層を固めきれなかった。このため、椋野氏の周辺は「同じ轍(てつ)は踏まない」。知事選で傘下労組の支持が分かれた連合大分の推薦も得て、「反自民の勢力結集」を打ち出している。14日には蓮舫代表代行も来援した。
 一方の佐藤氏は出馬表明した昨年秋以降、自民の国会議員らと支持者回りを重ねている。選対本部には党関係者が入り、知事選で広瀬氏を応援した企業や団体の取り込みも進め「連合の切り崩しを図る」(後援会関係者)という。
   ◇    ◇
 別府市長選では昨年11月、現職の浜田博氏(76)が不出馬を表明。これまでに元会社員の安達澄氏(45)、市議の泉武弘氏(70)、会社社長の梅野雅子氏(55)、元市議の長野恭紘氏(40)、元国土交通省職員の春田義信氏(58)の5新人が名乗りを上げた。
 自民市連には春田氏、長野氏、梅野氏が推薦願を提出し、市連は長野氏推薦を決めたものの自民系市議の半数が異議を唱え、会派を離脱。混乱の影響で党県連は推薦を出せず、事実上の分裂状態に陥った。
 一方、民主は知事候補として当初擁立を模索した安達氏が2月に市長選への出馬を決意したことを受け、県連幹部が自主的に安達氏を支援。ただ、連合大分は春田氏の推薦を決めており、幹部は「一枚岩」ではなかった知事選を踏まえ、結束を呼び掛けている。
=2015/04/18付 西日本新聞朝刊=

4741チバQ:2015/04/19(日) 13:20:47
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015041900029
返り咲き目指す竹原氏=鹿児島・阿久根市議選【統一選】


 鹿児島県阿久根市議選(定数16)では、元市長の竹原信一氏(56)を含め23人が立候補を届け出た。竹原氏は2008年に市議から市長に転身したが、市民団体から市政運営を「独善的」と批判され、10年12月にリコール(解職請求)が成立、市長を失職した。約7年ぶりに市議に返り咲くかが焦点だ。
 竹原氏は05年に市議になり、任期途中の08年8月に市長選に出馬して初当選した。予算や副市長人事といった重要案件を議会に諮らずに決める専決処分を繰り返すなど、独自の市政を展開。リコールに伴う失職後、11年1月の出直し選、14年12月の市長選に立候補したが、いずれも敗れた。(2015/04/19-12:49)

4742チバQ:2015/04/19(日) 13:22:04
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/local/oita/20150418-OYS1T50040.html
大分・別府市長選 新人の争いか
2015年04月18日
 統一地方選後半戦の大分、別府市長選と6市議選が19日、告示される。大分市長選は元中小企業庁次長の佐藤樹一郎氏(57)と元大分大副学長の椋野美智子氏(59)の新人2人による一騎打ちの見通し。別府市長選は元別府市議の長野恭紘氏(40)、現職市議の泉武弘氏(70)、元国土交通省職員の春田義信氏(58)、旅行会社社長梅野雅子氏(55)、元朝日新聞社社員の安達澄氏(45)の新人5人が出馬準備を進めている。6市議選には150人前後が立候補するとみられる。投開票は26日。

 ◆知事選の“第2ラウンド” 大分市長選

 大分市長選に立候補する佐藤氏は知事選を制した広瀬知事の経済産業省の後輩。椋野氏は、敗れた釘宮磐・前大分市長らの要請で立候補を表明した経緯があり、知事選の“第2ラウンド”として注目される。

 佐藤氏は自民党と維新の党、日本を元気にする会が推薦するほか、公明党県本部も支持する。産業振興や県との連携強化を掲げ、中小企業などを回って知名度アップを図っている。

 椋野氏は民主党の県選出国会議員や県連幹部らが支援し、知事選で特定候補を支援しなかった連合大分が推薦。社民党県連が支援する。子育て支援など福祉政策に力点を置く。

 ◆後継指名なく混戦必至 別府市長選

 5人が出馬見込みの別府市長選は引退する現職の後継指名がなく混戦は必至だ。

 長野氏は次世代の党と自民党別府市連の推薦、公明党県本部の支持を受ける。自民党国会議員を招いた集会や街頭活動を重ねる。

 泉氏は市議8期の知名度を生かして「草の根選挙」を進める。職員の削減など行財政改革の必要性を訴えている。

 春田氏は連合大分が推薦している。「働く人の所得を向上させる」と強調し、行政経験を古里に生かしたい、としている。

 梅野氏はきめ細かな女性の視点を取り入れた観光振興やまちづくりの必要性を説く。女性団体とともに支持拡大を狙う。

 安達氏は民主党の県選出国会議員から支援を受ける。「温泉や留学生を生かしたまちづくり」などの政策を訴えている。

2015年04月18日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4743チバQ:2015/04/19(日) 13:25:28
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150418ddlk44010301000c.html
’15統一選おおいた:2市長選 第2ラウンド、あす告示 /大分
毎日新聞 2015年04月18日 地方版

 統一地方選後半戦のうち、大分、別府両市長選と、別府、中津、日田、津久見、杵築、宇佐の6市議選が19日、告示される。大分市長選は新人2人による一騎打ちとなる見通し。別府市長選には新人5人が立候補を表明している。6市議選には総定数129に対して151人が立候補の準備を進めている。立候補の受け付けは午前8時半〜午後5時、各市で。投開票は26日。玖珠町議選、姫島村議選は21日に告示され、26日に投開票される。2市長選・6市議選・2町村議選の最新の情勢を紹介する。

 ◇新人一騎打ちの様相 大分
 大分市長選には元中小企業庁次長の佐藤樹一郎氏(57)と元大分大副学長の椋野美智子氏(59)の新人2人が立候補する見通し。

 佐藤氏は、自民県連などの推薦を受ける一方、経済団体など100を超える企業・団体から推薦を取り付け、一党一派に偏しない「市民党」の立場を強調。子育て支援の充実や中小企業、農林水産業の活性化、産業力の強化などを公約に掲げ、「大分市の将来のために国、県、市が一体となって施策を進める必要がある」と訴える。

 椋野氏は前市長から出馬要請を受けた「後継候補」。元厚生労働官僚として「福祉のプロ」を自負し、「首長次第で福祉の水準は変わる」と訴える。民主は蓮舫代表代行ら国会議員が大分入りするなど全面支援。社民も支部が支援を決めている。知事選で分裂した連合大分も推薦し、「初の女性市長」を旗印に一枚岩でサポートする。【西嶋正法、佐野格】

 ◇保守分裂5人乱戦か 別府
 戦後初めて現職市長が勇退し、新人5人による保守分裂の乱戦になりそうだ。

 元朝日新聞社員の安達澄氏(45)は若さや発想の新鮮さで支持を集めている。泉武弘氏(70)は市議8期32年の政治活動の集大成として挑む。行政改革を訴える活動報告を長年にわたり市内くまなく配布、草の根の支持者が多い。タクシー会社社長の梅野雅子氏(55)は観光業界などへの浸透を図る。

 浜田博市長(76)に過去2回敗れた元市議の長野恭紘氏(40)は3度目の挑戦。仲間の保守系市議の支援に加え、自民市連から推薦を受けた。公明の支持も得て勢いに乗る。

 元国土交通省技官の春田義信氏(58)は浜田市長の一部支援者や連合などの革新系に加えて「長野推薦」に反発する保守系市議ら幅広い支援を受ける。【大島透】

4744チバQ:2015/04/19(日) 13:40:03
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_nagasaki/article/163722
長崎市のベッドタウン長与、時津町議選 浮かぶ課題、論戦期待
2015年04月19日(最終更新 2015年04月19日 03時00分)
 統一地方選の後半戦で、西彼杵郡の長与町と時津町の町議選が21日に告示(26日投開票)される。長崎市のベッドタウンとして発展してきた両町だが、ここ数年は人口の伸びは横ばい。高齢化や中心部の空洞化といった課題も見え始めた。これからの町のあり方をどう描くか。候補者の熱い論戦が期待される。
 両町によると、人口は長与町が4万2340人(3月末現在)、時津町が3万107人(同)。相次ぐ宅地開発で新住民が増えていたが、この5年は両町とも人口が減少した年もあり、早い時期に造成された住宅街など一部の地域では、高齢化も目立っている。
 40年ほど前から時津町に住む70代の男性は「新しい住民が増え、自治会に入らない人も多い。一方で1人暮らしの高齢者も増えており、このままなら地域活動に影響してくる。新旧の住民をどうつないで地域を一体化していくか。町議に取り組んでほしい問題だ」と指摘した。
 時津町では大型の商業施設が国道沿いを中心に進出し、長与町にもスーパーマーケットが多く点在。買い物の利便性は高い。だが、大型店の影響で古くからの個人商店の閉店が相次ぎ、両町の役場そばの商店街には空き店舗が目立つ。
 両町の商店街組織は解散して今は一つもない。長与町の50代男性は「大型店は撤退するのも早い。もし、大型店がなくなったら、町に買い物するところが無くなるかもしれない」と不安を口にした。
 こうした中、両町議選の投票率が気になるが、12日にあった県議選の西彼杵郡区の投票率は49・93%。時津町は46・42%で県内自治体で最低だった。長与町の町議選は8年ぶりとなるが同町の60代女性は「知人に頼まれて選挙に行くが、どういう人が議員なのかもよく知らない。特に町議に望むことはない」と語り、町議自身の発信力の弱さも垣間見える。
 住民に最も身近な町議選への関心をどう高めるか。時津町の立候補予定者は「投票に行ってもらえるよう、各候補者が魅力ある政策や主張をしっかり訴えなければ」と気を引き締めた。
=2015/04/19付 西日本新聞朝刊=

4745チバQ:2015/04/19(日) 17:43:56
別府市長選

安達澄 ;元朝日新聞社員 民主党の県選出国会議員から支援
泉武弘 ;市議8期32年
梅野雅子;タクシー会社「大分観光はと交通」社長  (自民市連に推薦出した)
長野恭紘;浜田博市長(76)に過去2回敗れた元市議 仲間の保守系市議の支援 自民市連から推薦 次世代の党
春田義信;元国土交通省技官 浜田市長の一部支援者 連合などの革新系 「長野推薦」に反発する保守系市議 (自民市連に推薦出した) 社民支援

4746チバQ:2015/04/19(日) 22:24:00
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30108/177048
=明日を問う= 伊万里市の課題
2015年04月15日 10時12分
■西九州道で誘致に好機、原発安全協定は平行線

 統一地方選後半戦となる市議選は19日、町議選は21日告示される。伊万里、鹿島、多久の3市と、基山、江北の2町の課題を追う。

 伊万里港の開発とともに企業誘致を展開し、臨海型工業都市として発展してきた伊万里市。西九州自動車道が今春、東西から市内に延伸したことでアクセスが改善し、誘致には絶好のチャンスを迎えている。塚部芳和市長は「他自治体と比べて人口減少が緩やかなのは、立地企業の雇用で若者が地元に残っているから」と強調し、今後も積極的に推進する考えを示す。

 ただ、誘致意欲はあっても、その受け皿に苦慮している。伊万里団地(山代町)は6年前に完売、七ツ島工業団地(黒川町)も残り3・5ヘクタールで、臨港部には新たな用地がほぼ残っていない。市は進出を検討する企業に工場跡地などを紹介している。

 伊万里湾岸で「最後の一等地」と注目されるのが、山代町浦ノ崎地区に埋め立て中の廃棄物処理用地だ。広さは80ヘクタールを超え、水深は大型船が寄港可能な18メートルで輸出関連企業にも最適地となる。

 好機を逃すことなく用地開発を急ぎたいが、産業用地に転用するため港湾計画変更だけで3年以上かかり、港湾整備にはさらに時間を要する。市は港湾管理者の県や国に積極的に働き掛けるが、具体的にビジョンを描き、実行に移すのはこれからの作業だ。

 玄海原発をめぐる九州電力との安全協定締結も大きな課題となっている。立地自治体の東松浦郡玄海町並みの条件を求めて九電と交渉しているが平行線のまま。県の支援を求めて塚部市長は3月、山口祥義知事と会談し、打開策の一つとして市と県が覚書を交わす案が浮上した。市はそうした手法も視野に入れつつ、従来の主張で交渉を継続する意向を示す。

 住民避難対策も不安は残る。防災行政無線整備は来年度着工で費用は総額11億円。今後は避難道路整備も必要となる。財源が厳しく、塚部市長は「原発補助金で整備を」と要望する。

 川内原発(鹿児島県)が今夏の再稼働に向けて加速している。その後は玄海原発の順番とみられ、残された時間は長くない。

4747チバQ:2015/04/19(日) 22:24:26
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30108/177415
=明日を問う= 鹿島市の課題
2015年04月16日 10時45分
■「成長路線」十分な議論を

 長らく公的施設の整備を控えていた緊縮財政から、整備推進の「成長路線」へかじを切った鹿島市。本年度一般会計当初予算約148億円は過去最高額を更新しており、使い道に市民の疑問やしこりを残さないよう、十分な議論が欠かせない。

 日中、子育て世代や高齢者でにぎわうのは、中心市街地にある商業施設「ピオ」の3、4階にできた市民交流プラザ。昨年10月にオープンしたが、事業の是非をめぐっては「事業費が高すぎる」「市街地活性化につながらない」として市民の賛否が分かれ、市議会も二つに割れていた。議会の議論の末にプラザ関連の予算を可決した後も、反対派の市民が議員に説明を求める集会を開くなど尾を引いている。

 市は2012年度から20年度にかけ、公的施設の再整備を進める。交流プラザはその一環で、ほかに市民会館の建て替え、防災センター新設など計約70億円を投入する見込みだ。06年度からの行財政改革で生まれた余力を財源とする。

 13年度末の市債残高は、約82億6千万円。1人当たり換算では26万5087円で、県内20市町の地方債残高では、東松浦郡玄海町に次いで2番目に少ない。

 ただ楽観視はできず、昨年、市民交流プラザと市産業活性化施設ができたことで、それぞれ約5千万円、約2600万円の年間運営費を新たに計上。また一連の計画を終える20年度末には市債残高は140億円規模に膨らみ、予算に占める借金返済の割合を表す「実質公債費比率」は13年度末で9・9%だが、24年度見込みで16・7%に上がる。

 住民サービスが手厚くなる一方、推計では今年、鹿島市の人口は初めて3万人を切る見通し。効果的な投資となるよう議員の確かな目も求められる。

4748チバQ:2015/04/19(日) 22:24:46
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30108/177850
=明日を問う= 多久市の課題
2015年04月17日 11時00分
にぎわい創出、試行錯誤

 多久市は2万人割れ目前で、人口減が深刻となっている。昨夏、中心街にJR多久駅と隣接する市まちづくり交流センター「あいぱれっと」を新設し、かつての街のにぎわいを取りもどそうと試行錯誤している。

■「年齢層若すぎ」

 壁面に張られた大きな鏡の前で、地元女子中学生十数人が、ダンスの動きのチェックに余念がない。同じフロアの図書スペースには、幼い子どもを連れた若い母親が雑誌を読みふける。「あいぱれっと」は静と動が入り交じる空間が広がる。

 オープンした昨年8月から1年間で10万人の来館者数を目標に掲げる。1日当たり300人の計算。センター近くで「多久まつり」といった市の伝統行事や軽トラック市などのイベントも開いて集客を図っている。「目標は達成できそう」と指定管理者の一般社団法人「たく21」の担当者。

 ただ平日は学校帰りの中高生が多く、「年齢層が想定より若すぎる」と懸念する。20〜50代の女性を核に、施設内の雑貨店やコンビニ、カフェレストランの利用を促すも、若年層ではその消費力に大きな期待はできない。

 実際、直営となるコンビニとカフェレストランの採算は「苦戦している」と担当者は苦しい胸の内を語る。「文化事業などでもう少し年齢層に幅を持たせたい」と採算性の向上へ向けた改善策に頭をひねる。

■動線づくり課題

 さらに、交流センターを起点に、周辺の商店街へ人をどう動かすか。「点」から「線」に導く対策も課題に上がる。市の担当課は「中心街再開発施策との連動が不可欠」との認識を示すが、現時点で、にぎわいをつくる「点」と「線」を結びつける具体策が乏しく、「あいぱれっと」の孤軍奮闘は当分続きそうだ。

4749チバQ:2015/04/19(日) 22:28:58
137 :チバQ:2015/04/19(日) 22:28:16
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015041900143
無投票当選市長一覧【統一選】

 【北海道】
 ▽夕張市
鈴木直道34市長     無現(2)
 ▽稚内市
工藤広65市長     無現(2)(自・民)
 ▽赤平市
菊島好孝65元市議    無新(1)
 ▽三笠市
西城賢策64元副市長   無新(1)
 ▽千歳市
山口幸太郎73市長     無現(4)
 ▽滝川市
前田康吉60市長     無現(2)
 ▽砂川市
善岡雅文65市長     無現(2)
 ▽伊達市
菊谷秀吉64市長     無現(5)(公)
 【岩 手】
 ▽北上市
高橋敏彦60市長     無現(2)
 【山 形】
 ▽上山市
横戸長兵衛68市長     無現(3)(自・公)
 【茨 城】
 ▽日立市
小川春樹67元副市長   無新(1)(自・民・公)
 【群 馬】
 ▽館林市
安楽岡一雄67市長     無現(3)(自・公)
 【埼 玉】
 ▽行田市
工藤正司64市長     無現(3)(自・民・公)
 【石 川】
 ▽野々市市
粟貴章54市長     無現(2)
 【長 野】
 ▽諏訪市
金子ゆかり56元県議    無新(1)(自・公)
 【岐 阜】
 ▽多治見市
古川雅典62市長     無現(3)
 ▽山県市
林宏優63市長     無現(2)(自・民・公)
 【三 重】
 ▽津市
前葉泰幸53市長     無現(2)(自・民・維・公)
 【大 阪】
 ▽富田林市
多田利喜64市長     無現(4)(自・公)
 ▽高石市
阪口伸六58市長     無現(5)
 ▽大阪狭山市
古川照人43元府議    無新(1)
 【奈 良】
 ▽大和高田市
吉田誠克64市長     無現(4)
 ▽五條市
太田好紀53市長     無現(2)
 【広 島】
 ▽三次市
増田和俊68市長     無現(2)
 【福 岡】
 ▽直方市
壬生隆明62弁護士    無新(1)(自・民・公)
 【長 崎】
 ▽長崎市
田上富久58市長     無現(3)
 ▽佐世保市
朝長則男66市長     無現(3)(自・公)
(2015/04/19-18:57)

4750チバQ:2015/04/19(日) 23:11:34
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150417mog00m010018000c.html
自治はどこへ:【地域別所得】人口減、地域再生遠く 平均所得最低の熊本県球磨 民宿、生計立たず兼業
2015年04月17日
「父と母が好きだった土地。思い出をつなぎたい」。男性(60)は母の遺品を整理しながら言った。住民の平均所得が全国最低だった熊本県球磨(くま)村。母は民宿を切り盛りし、2月に81歳で他界した。いったん閉じた民宿を自ら再開しようと覚悟を決めたが、人口減に直面して昔のにぎわいを取り戻せるか。「地方創生」が統一地方選のテーマというが、地域再生の道はかすんでいる。【川上珠実、写真も】


拡大写真
 急流下りで有名な球磨川と並行する国道沿いの民宿で、男性が後片付けをしていた。母の四十九日で、兵庫県三田市から1人で帰省したという。

 民宿は27年前に両親が始めた。眼下の清流と、奥にそびえる山々の雄大な景色が、アユ釣りで訪れる宿泊客を楽しませてきた。

 父は4年前に亡くなり、母が1人でどうにか続けてきた。だが、最近は常連客以外少なくなり、ぎりぎりの経営が続いていた。

 男性は、村民から頼まれたこともあり、悩んだ末に民宿を継ぐことを決めた。でも、生計を立てるには兵庫での自営業を辞められない。「行ったり来たりの二足のわらじでやるしかない」。家族を兵庫に残し、ひと月のうち1週間ほどを村で過ごし、宿を営むつもりだ。

 村は鹿児島県境の山あいにあり、昔は林業や炭焼きが盛んで、観光でも潤った。1989年に九州自動車道が近くの人吉(ひとよし)市まで延びると国道はさびれ、観光客は大きく減った。今の人口は20年前から3割減って4000人余り。村内の建設会社も次々姿を消した。人口に65歳以上が占める高齢化率は今年3月末現在、40%を超える。


 役場から約10キロ。かつて40戸ほどが軒を連ね、炭焼きの煙がたなびいていた黒白(くろじろ)地区は現在、9世帯14人まで減少した。住民の足は、地区と村の中心部を平日数往復する地域バスくらい。近くに商店はなく、自給自足に近い年金生活者が大半だ。妻(77)と2人で暮らす男性(76)は「あと10年で、黒白には誰もいなくなる」と山を仰いだ。

 「景気回復の暖かい風を、全国津々浦々にまで届けていく」。安倍晋三首相はことあるごとにアベノミクスの波及効果を強調する。昨年の衆院選でも「この道しかない」と訴えて票を集めた。

 暖かい風は、村にいつ届くのか。

 民宿再開を目指す男性は言った。「アベノミクス言うても、みんな生活に余裕が出たわけやない。田舎の観光地までわざわざ遊びに行かん」。民宿の食堂だった部屋の壁に写真が多数張られている。色あせているが、アユ釣り客らはみな満足そうな表情を見せ、昔の雰囲気を伝えていた。

4751チバQ:2015/04/19(日) 23:11:46
 ◇自治体3割、所得減
 総務省の統計に基づいて毎日新聞が算定した全国自治体の住民平均所得を見ると、アベノミクスで好況と言われる中、全1741市区町村の3割にあたる513自治体で、2013年の所得が前年より減少していた。このうち65%超の337自治体は、民間有識者会議の唱える「消滅可能性都市」と重なる。

 513自治体の平均額は287万1000円で、全国平均の327万4000円を上回ったのは、わずか20自治体だった。

 全国平均に届かない下位自治体の多くで平均所得が減っており、富裕層の多い大都市部がより豊かになる一方、平均所得の低い自治体がより貧しくなっている。

 都道府県ごとに所得減少自治体の割合を調べると、長崎61・9%(21自治体のうち13)▽奈良61・5%(39自治体のうち24)▽鹿児島60・5%(43自治体のうち26)−−の順に高かった。

 513自治体は人口減少や少子高齢化が進む農村部がほとんどだが、県庁所在地の佐賀市や政令市の福岡市など都市部も交じる。東京都も全62自治体のうち8自治体で平均所得が下がったが、いずれも農村部や島しょ部の市町村だった。【和田浩幸】

 ◇株取引で格差拡大
 地域間格差を広げた主因の一つは、アベノミクスがもたらした株式譲渡所得だ。平均所得トップの東京都港区は13年、4891億8193万円に上り、全国の株による所得総額の13.1%を占めた。この額は、平均所得最下位の熊本県球磨村を含む下から1365位までの自治体の合計額に匹敵する。人口に置き換えると、港区の納税者約13万人で下位自治体2176万人分の株の所得を得たことになる。

 株式による所得が港区の13年の課税対象所得総額に占める比率は30.2%で、前年の6.6%から急膨張した。全国の課税対象所得の総計に占める比率はわずか2.1%で、港区は突出している。

 株式譲渡所得は首都圏に集中する。東京23区では総額の36.7%を占め、東京、埼玉、千葉、神奈川1都3県を合わせると54.9%で、総額の半分を超える。【小田中大】

4752旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/04/20(月) 20:43:03
妹も出てるんですよ。トホホ。。。

鹿児島県阿久根市議選
http://www3.nhk.or.jp/senkyo/#skh_9602_96
元市長の竹原信一氏が出馬

4753チバQ:2015/04/20(月) 21:17:26
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150420ddlk40010530000c.html
’15統一選ふくおか:後半戦スタート 4市長選に9人立候補 15市議選には389人 /福岡
毎日新聞 2015年04月20日 地方版

 統一地方選後半戦の市長選・市議選が19日、告示された。田川、春日、太宰府の3市長選に計8人が立候補した。いずれも現職に新人が挑む構図で、小雨降る中、7日間にわたる戦いの幕が開いた。一方で直方市長選は無所属新人で元検事の壬生隆明氏(62)=自民、民主、公明推薦=が無投票当選となった。15市議選には計389人が立候補した。直方市を除く市長選と市議選は、21日に告示される町長選・町議選とともに26日に投開票される。【井本義親、荒木俊雄、田中韻】

 ◇最多タイ4人の争い 田川
 田川市長選はいずれも無所属の、前市議で新人の二場公人氏(58)=自民、公明推薦▽元市議で新人の笹山良孝氏(62)▽4選を目指す現職の伊藤信勝氏(69)▽前市議で新人の金子和智氏(44)−−が立候補した。4人が出馬するのは1951年以来で、候補者数は過去最多タイになった。

 ◇四つの政策を主張 二場氏
 自民、公明、自治労県本部から推薦を受けた二場氏は、美しい街づくり、新産業の創出、教育改革、子育て支援の四つの政策を主張。「田川を変えるのは政治家ではなく、政治家を選ぶ有権者だ」などと支持を求めた。

 ◇行財政改革を訴え 笹山氏
 3度目の挑戦となる笹山氏は、現在の市役所の32課を20課に減らし年間約3億8000万円削減する行財政改革、脳外科を設けるなどの市立病院改革、ごみ焼却施設建設の広域化を主張。「3点は必ず実行する」と訴えた。

 ◇改革の実績を強調 伊藤氏
 伊藤氏は「自らの給与をカットし、166人を削減するなどの行財政改革や、市立病院の医師確保に努めた」と実績を強調。ごみ焼却施設建設の広域化には「時間の余裕がなく、各自治体でやる」と理解を求めた。

 ◇地方創生計画作る 金子氏
 金子氏は市の自主財源が3割しかないことを挙げ「地方創生は、他よりすぐれた取り組みをする自治体を救う制度。2015年度はこの計画を作らなくてはならず、今回の選挙は田川の未来がかかっている」などと主張。

 ◇現職と新人一騎打ちに 春日、太宰府
 春日市長選は、前市議で無所属新人の坂本靖男氏(57)と、5選を目指す無所属現職の井上澄和氏(64)=自民、民主、公明、県農政連推薦=が立候補し、一騎打ちとなった。

 太宰府市長選は、前市議で無所属新人の芦刈茂氏(65)と、3選を目指す無所属現職の井上保広氏(67)=自民、公明、県農政連推薦=が出馬。市を二分する激しい選挙戦がスタートした。

 ◇直方は無投票で壬生氏が初当選
 直方市長選は無所属新人で元検事の壬生氏しか立候補者がおらず1999年以来の無投票で当選が決まった。

 市議選の数は、中間市議選が自主解散による出直し選を2013年7月に実施したため前回より1減の15となった。全体で計389人が立候補し、うち女性は54人。内訳は現職242人、元職19人、新人128人だった。

〔京築版〕

4754チバQ:2015/04/20(月) 21:20:11
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150420ddlk42010270000c.html
’15統一選ながさき:後半戦告示 両市長3選 異例の無投票 長崎・田上さん 佐世保・朝長さん /長崎
毎日新聞 2015年04月20日 地方版

 ◇MICE 基地 石木ダム 民意示す機会なく
 統一地方選後半戦の長崎、佐世保両市長選と長崎、佐世保、大村の3市議選が19日告示された。長崎市長選に立候補したのは現職の田上富久さん(58)=無所属=だけで、同市長選としては戦後初となる無投票での3選が決まった。

 また佐世保市長選には現職の朝長則男さん(66)=無所属、自民・公明推薦=しか立候補せず、同市長選としては16年ぶりの無投票で3選を果たした。3市議選は定数計98に対し126人が立候補し、1週間の選挙戦に入った。【樋口岳大、梅田啓祐、武内靖広】

 県庁所在地・長崎市の行政リーダーを決める市長選が戦後初の無投票で決まり、県北部の中心都市・佐世保市でも16年ぶりに市長が無投票当選するという異常事態が起こった。

 現在、人口約43万人の長崎市は人口減少が続き、2040年には今より約10万人減り、65歳以上の割合が40%にまで増えるとの専門機関の推計もある。

 田上市長は「外から人を呼び込んで地域を活性化させる」としてコンベンション(MICE)施設の建設を目指すが、216億円もの巨額の税金を投じる是非について議論が深まっているとはいえない。

 市長選は、MICE事業を含め田上市政を見極め、民意を示す好機だったが、その機会は訪れなかった。

 一方、14年の全国市町村別の転出超過数が1199人で、1718市町村中6位と人口流出が深刻な問題となっている佐世保市。基地政策や石木ダム建設の是非などの課題を巡り、朝長市長の姿勢に一定の対抗勢力もあるが、その意思を示すことはできなかった。

 両市長選の無投票について、長崎市に住む女性(77)は「選挙なので選びたいですよね。長崎をこうしたいという情熱的な人がいればいいですけど、市民の反応もあまりないから政治家をやろうと思う人が少ないのでは。もっと政治に関心を持つ人が増えないといけないと思う」と話した。

 佐世保市のアルバイト、中島広幸さん(57)は「他に出馬する人がいればよかったが、対抗できる人がいなかったのだろう。市民にとっては良い方向に政治が向かってくれさえすれば誰でもいい」と話す。

 12日投開票された県議選の投票率は、長崎市が47・20%、佐世保市が47・84%でいずれも過去最低だった。有権者の半数以上が投票に行かなかったことになる。両市民は市議選では、きちんと民意を示したい。

 ◇「人口減少対策に全力」田上さん
 長崎市長選で無投票での3選を果たした現職の田上富久さん(58)は19日夕、同市元船町の事務所に集まった支持者に対し、「これから4年間、市長として仕事をさせていただく重責を感じている。また、精いっぱい仕事をさせていただきたい」と語った。

 田上さんは「長崎市政は今、非常に大きな転換点にある。人口減少対策のため、子育て支援施策や雇用の増加が喫緊の課題だ」と強調。市議会や市民の間で建設の是非を巡って意見が分かれているコンベンション(MICE)施設については「長崎がこれから多くの人を迎え、発展していく中で必要な施設。提案、議論をしながら着実に進めていきたい」と推進に意欲を見せた。

 被爆から70年を迎え、「平和の大切さや核兵器の非人道性を発信してきてくださった被爆者の皆さんの思いをしっかりと継承していく。同時に、長崎らしい平和の発信の仕方で存在感を示していきたい」と語った。

 ◇「国防に協力し活性化」朝長さん
 佐世保市長選で無投票での3選を果たした朝長則男さん(66)は19日夕、同市本島町の事務所で万歳三唱し、「市政課題は山積している。政治力を結集し、しっかりとした町づくりをやっていきたい」と抱負を述べた。

 無投票当選について「得票数が目に見えないので、評価が分からないプレッシャーがある」と表情を引き締め、「謙虚に受け止めながらもチャレンジ精神を忘れないようにしたい」と意気込んだ。

 2018年度までに陸上自衛隊に新設される離島奪還部隊「水陸機動団」に関わる基地政策について「防衛拠点としての佐世保の位置づけは高まっている。国防への協力が経済活性化につながると思う」と意欲を語った。

 難航している石木ダム建設事業については「地権者の皆様と当事者同士で話し合いをする糸口がない。すでに法的手続きに移行しているが、県や川棚町と一体となって歩みを進めたい」と語った。

4755チバQ:2015/04/20(月) 21:20:27
 ◇長崎市 佐世保市 大村市 3市議選126人立候補
 長崎市議選(定数40)は前回より2人多い54人が立候補を届け出た。内訳は現職33人、元職4人、新人17人。性別は男性51人、女性3人。党派別は自民7人▽民主8人▽公明6人▽共産3人▽社民2人▽無所属28人。

 各候補者たちは、立候補を届け出た後、出陣式などを開き、市内各地で政策を訴えた。市議会で存廃が論議され3月末で閉鎖された長崎市公会堂の前の広場でも出陣式があり、支持者たちが気勢を上げた。

 佐世保市議選(定数33)は定数を前回から3削減。現職29人、元職1人、新人10人の計40人が立候補を届け出た。女性は現職1人と新人2人の計3人。党派別では、自民7人▽民主4人▽公明4人▽共産1人▽社民3人▽無所属21人。

 人口流出対策や地域経済活性化、石木ダム問題、基地政策などを主な争点に各地で舌戦を繰り広げている。

 大村市議選(定数25)は前回より1人多い32人が立候補し、白熱した選挙戦に突入した。内訳は現職20人▽元職2人▽新人10人。うち女性は2人。党派別では、自民5人▽民主1人▽公明2人▽共産1人▽無所属23人。

 新幹線開業をにらんだ街づくりや、高齢化対策、子育て支援策などそれぞれの政策を掲げて、1週間の激しい戦いが始まった。

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田上富久(たうえ・とみひさ) 58 無現(3)

 日本非核宣言自治体協議会長▽平和首長会議副会長▽県市長会長[歴]市課長▽九大

朝長則男(ともながのりお) 66 無現(3)

 全国基地協議会長▽旧軍港市振興協議会長▽県港湾協会長[歴]市議▽県議▽青学大=[自][公]

〔長崎版〕

4756チバQ:2015/04/20(月) 21:21:32
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150420ddlk43010279000c.html
’15統一選くまもと:人吉市長選、4市議選告示 /熊本
毎日新聞 2015年04月20日 地方版

 統一地方選後半戦の人吉市長選と人吉、荒尾、水俣、合志の4市議選が19日、告示された。人吉市長選は3選を目指す現職と新人2人が立候補。4市議選は総定数71に計91人が立候補した。人吉市と水俣市は昨年5月、民間有識者組織「日本創成会議」から自治体機能の維持が難しい「消滅可能性都市」に挙げられており、候補者には人口減少などで疲弊する各地域の「生き残り策」が問われる。投開票は26日。期日前投票は20日から。【取違剛】

 ◇現職に2新人が挑む
 人吉市長選には、元市議で無所属新人の松岡隼人氏(37)と、環境コンサルタント会社社長で諸派新人の長友清冨氏(65)、3選を目指す無所属現職の田中信孝氏(67)の3人が立候補し、三つどもえの戦いになった。

 松岡氏は総事業費33億円の市庁舎建設計画に反対し、計画の白紙撤回を訴える。長友氏は不正のないクリーンな行政の実現を目指し、独自の環境政策も掲げる。田中氏は企業誘致などで雇用の場を確保し、人口減少に歯止めをかけると訴える。

 政党は自民が自主投票を決めている他、民主などの野党も表立った動きを見せていない。

 18日現在の選挙人名簿登録者数は2万8095人(男1万2628人、女1万5467人)。【取違剛】

 ◇市議選 総定数71に91人
 ◇議員報酬争点に乱立 合志市
 合志市議選(定数19)は現職16人、新人11人の計27人が立候補した。5月からの議員報酬引き上げに反対する市民らが複数候補を擁立し、無投票に終わった2011年の前回選から一転、候補が乱立する展開となった。

 前回選の無投票を受け、市は市民の政治参画を促そうと議員報酬を月額44万〜37万円に引き上げる条例改正案を昨年12月議会に提案、賛成多数で可決された。引き上げ幅は1人6万5000〜5万2000円で、市は「地方活性化が求められる中、議員には今まで以上の活動が必要」と提案理由を説明する。

 しかし、これに反対する市民で結成した政治団体が新人4人を擁立。議員報酬引き上げではなく、子供の教育や医療、福祉の充実、待機児童解消などを優先すべきと訴える。候補の一人は「市の財政が厳しい中、一番先に身を削るべき議員がいい目を見るのはおかしい」と批判している。

 18日現在の選挙人名簿登録者数は4万5475人(男2万1459人、女2万4016人)。【松田栄二郎】

 ◇議会改革の是非問う 人吉市

 人吉市議選(定数18)には、現職15人▽元職3人▽新人4人−−の計22人が立候補した。党派別では、公明1人、共産2人、無所属19人。男女別は男性20人、女性2人。

 昨年12月、市内92の町内会長らが議員報酬見直しや政務活動費廃止など5項目の議会改革を要望。多くの議員が報酬や政活費の現状維持を主張しており、選挙戦で是非が問われる。18日現在の選挙人名簿登録者数は2万8095人(男1万2628人、女1万5467人)。【取違剛】

 ◇市民病院移転で舌戦 荒尾市
 前回から定数が4減した荒尾市議選(定数18)には、現職14人▽元職1人▽新人7人−−の計22人が立候補した。党派別では、公明2人▽共産1人▽新社会4人▽無所属15人。昨年12月の市長選で、市民病院の競馬場跡地への移転計画見直しを訴えた新人が当選。議会は3月、新市長に計画維持を求める決議をしており、選挙戦でも計画の是非を巡り論戦が交わされそうだ。

 18日現在の選挙人名簿登録者数は4万4852人(男2万635人、女2万4217人)。【近藤聡司】

 ◇非自民市政巡り論戦 水俣市
 水俣市議選(定数16)には20人が立候補を届け出た。内訳は、新旧別では▽現職11人▽元職2人▽新人7人。党派別では▽自民1人▽公明1人▽共産2人▽無所属16人。

 昨年2月の市長選で自民系候補を破った西田弘志市長の市政運営への対応の他、雇用拡大や観光などの経済振興と環境再生のバランス、子育て支援策などが争点になっている。

 選挙人名簿登録者数は18日現在で2万1999人(男9998人、女1万2001人)。【笠井光俊】

4757チバQ:2015/04/20(月) 21:21:59
 ◆市長選立候補者(届け出順)

 ◇地域の魅力を磨く 松岡隼人氏
 松岡氏は人吉市麓町の相良護国神社で出陣式を開き、集まった支持者を前に第一声。「この8年、市民の生活は変わっていない。市の施策が市民の幸せにつながっていないからだ」と現職、田中氏の市政運営を批判した。

 人口減少や、厳しい財政状況が続く市の現状も指摘し「今ここでこの町を変えなければ、我々も子供たちの世代もこの地域で生きていけない」と危機感を強調。「地域の魅力に気付き、磨き上げていく以外に発展の方法はない。人吉の素晴らしい地域資源と人材を十二分に生かして、この地域を子供たちに手渡していく」と訴えた。

 ◇クリーンな行政を 長友清冨氏

 長友氏は同市下田代町のバス停前にトレードマークの赤い鉢巻きとつなぎ姿で現れ、「地球を救う男の長友清冨です」と第一声。その後は軽自動車を運転して自画像を印刷したポスターを張りながら、街頭演説を重ねた。

 掲げるのは、不正のないクリーンな行政の実現。国や自治体の土地改良事業に関わる仕事をしてきた約40年を振り返り「公共事業は官製談合でうそばかり。こんなことをしていて国や地域が発展するわけがない」と主張した。1人で政治団体を設立しての選挙戦だが、「たった1人でも不正を正そうという信念は世界一」と訴えた。

 ◇観光客を200万人に 田中信孝氏
 田中氏は同市上青井町の青井阿蘇神社で出陣式。街頭演説では今年1月、政府の地方創生モデル事業に認定された「ハラール促進区」計画をアピールし、「ここから雇用の輪が広がり、人が集まって人口減少に歯止めをかけられる」と訴えた。

 市長就任後、年間の観光客数が55万人増えて135万人に達した実績も強調。「3期目で200万人にする。JR肥薩線を世界遺産にする運動が実れば300万人だ」と青写真を示し、「この流れを絶対に変えてはならない。何としても収穫の3期目を皆様と一緒に作り上げていきたい」と支持を求めた。

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 ◇人吉市長選立候補者(届け出順)
松岡隼人(まつおか・はやと) 37 無新

 [元]市議▽服飾販売業▽ひとよし球磨JC監事▽龍馬プロジェクト九州沖縄ブロック長▽熊本大

長友清冨(ながとも・きよとみ) 65 諸新

 環境コンサルタント会社社長▽政治団体代表▽農業▽民宿経営[歴]NPO理事長▽熊本短大

田中信孝(たなか・のぶたか) 67 無現(2)

 葬祭会社役員[歴]葬祭会社社長▽人吉青年会議所理事長▽市ハンドボール協会長▽学習院大

4758チバQ:2015/04/20(月) 21:22:36
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_kumamoto/article/163862
人吉市長選告示 現職に2新人挑む
2015年04月20日(最終更新 2015年04月20日 03時00分)
 統一地方選後半戦の人吉市長選と、荒尾、水俣、人吉、合志の4市議選が19日、告示され、7日間の選挙戦がスタートした。人吉市長選は元市議の無所属新人松岡隼人(37)、会社社長の諸派新人長友清冨(65)、無所属現職田中信孝(67)の3氏が立候補。3選を目指す田中氏の市政運営の評価などが主な争点になる。荒尾(定数18)、水俣(同16)、人吉(同18)、合志(同19)各市議選は総定数71に対し、91人が届け出た。内訳は現職56人、元職6人、新人29人。女性は計11人。それぞれの地域課題や人口減に対応した活性化策のほか、議員報酬見直しや定数削減の議会改革なども論点となる。投開票は26日。有権者数はいずれも18日現在、各市選管調べ。
 人吉市長選の立候補者3人は、午前中から市内に繰り出し、それぞれが主張する政策実現に向けて有権者に熱く訴えた。
 松岡氏は、市役所そばの相良護国神社で、出陣式に臨んだ。地域衰退への危機感をあらわにし、市民の声を受けて「チェンジ人吉」をスローガンに政策を進めていく決意を表明。「地域の魅力に気付き、磨き上げるしか発展の方法はない。力を合わせ、この地域をしっかりと子どもたちに手渡したい」と力を込めた。応援に駆け付けた岩下博明人吉商工会議所会頭らも支持を求めた。
 「地球を救う男」をキャッチフレーズにしている長友氏は、人吉市東部の橋の上で第一声を上げた。「人吉球磨10市町村合併による『球磨市』をつくり、世界中から観光客を呼び込む豊かな市にする」と強調。生ごみの肥料化といった地場産業創出や、大学創設など独自の政策を展開した。イメージカラーの赤い軽乗用車の選挙カーに乗り込み、自作の歌を流しながら山間部を遊説した。
 田中氏は、市中心部の青井阿蘇神社で出陣式を開いた。「人口減に歯止めをかける」と切り出し、50人以上を新規雇用する食肉加工施設誘致や、市長就任後に観光客数が55万人増えたことなどの実績をアピールした。「市民の幸福向上を願い、かじ取りをしてきたこの流れを絶対に変えてはならない。公平、公正で笑顔の町をさらに前へ進め、まちづくりを3期目で完成させる」と声を張り上げた。
 有権者数は2万8095人。

 ■4市議選91人が立候補
 荒尾
 定数は前回より4減の18で、現職14人、元職1人、新人7人の計22人で争う。党派別では公明2、共産1、諸派4、無所属15。
 最大の争点は、老朽化した市民病院の建て替えと荒尾競馬場跡地の活用問題。山下慶一郎市長が見直し方針を示した同跡地への病院移転計画をめぐり、地域医療や振興策の面から「市長の決断を尊重すべきだ」「当初計画通りに」などと主張を交わしている。有権者数は4万4852人。

 水俣
 定数16に対し現職11人、元職2人、新人7人の計20人が立候補した。党派別では自民1、公明1、共産2、無所属16。少子高齢化が進む地域の活性化策などが争点になっている。
 注目は、自民市支部が事実上分裂していることの影響だ。今回、離反した支部役員の現職3人は公認や推薦を受けず無所属で出馬。一方、非自民系の候補者たちは、自民支持者の票の取り込みも狙う。有権者数は2万1999人。

 人吉
 市長選とのダブル選となり、定数18に22人が出馬した。内訳は現職15人、元職3人、新人4人。党派別では公明1、共産2、無所属19。女性は前回と同じ2人。前回、議席を失った共産が、2議席獲得できるかが注目される。
 町内会長会による議会改革の要望を踏まえ、定数削減や報酬見直しが論点の一つに浮上。「執行部へのチェック機能を高める」と訴える候補者もいる。有権者数は2万8095人。

 合志
 無投票だった前回から定数が2減り19。現職16人、新人11人の計27人による大激戦となった。党派別では公明1、共産1、無所属25。議員報酬を1人当たり月額最大6万5千円引き上げる条例改正が5月から施行予定で、引き上げの賛否が最大の争点。
 近年、熊本市のベッドダウンとして人口が増加しており、住環境の整備や基幹産業の農業振興なども論戦の課題となりそうだ。有権者数は4万5475人。
=2015/04/20付 西日本新聞朝刊=

4759チバQ:2015/04/20(月) 21:25:06
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150420ddlk44010290000c.html
’15統一選おおいた:後半戦スタート 2市長、6市議選が告示 /大分
毎日新聞 2015年04月20日 地方版

 統一地方選後半戦の大分、別府2市長選と6市議選が19日、告示された。県都の大分市長選は元中小企業庁次長、佐藤樹一郎氏(57)=自民、維新、公明、日本を元気にする会推薦=と、元大分大副学長、椋野美智子氏(59)による無所属新人同士の一騎打ち。別府市長選は、元市議の泉武弘氏(70)▽元朝日新聞社員の安達澄氏(45)▽元市議の長野恭紘氏(40)=公明支持、次世代推薦▽タクシー会社社長の梅野雅子氏(55)▽元国土交通省技官の春田義信氏(58)−−の無所属新人5氏による乱戦となっている。別府、中津、日田、津久見、杵築、宇佐の6市議選には150人(総定数129)が立候補した。このうち津久見市議選は無投票となり、14人の当選が決まった。

 ◇現元新32人が25議席争う 別府市(定数25)
 定数25に対し32人が立候補した。現元新では現職22人、新人8人、元職2人。引退した現職は一人もいないが、泉氏が市長選へ、2市議が県議選へくら替えしたため、議席が三つ空いた。そこへ新人と元職が何人食い込むかが注目される。

 党派別では自民13人、公明4人、共産2人、無所属13人。保守分裂の市長選を反映し、今回は自民に公認を申請せず、無所属で出馬した候補も複数いる。市長選候補とタッグを組み、相互に票の上乗せ効果を狙う候補者も多く見られる。【大島透】

 ◇新旧交代の波 少数激戦に 中津市(定数26)
 今回は定数28から2減になり、現職20人、新人7人が立候補を届け出た。議長経験者が引退したり、在任中に亡くなったりするなどして8人が去り、新旧交代の波が押し寄せ、少数激戦になった。

 党派別内訳は、自民1人▽公明2人▽共産3人▽無所属21人。旧山国町など4町村が合併して10年。地域間の格差は拡大、「地方創生」は絵に描いた餅になりかねない危機感があり、住民にどう訴えるか。【大漉実知朗】

 ◇人口減、市街地 活性策など論戦 日田市(定数22)

 定数2減の今回、現職17、新人11の計28人が届け出た。党派別は民主1、公明2、共産3、社民1、無所属21(うち社民系2)人。前回はようやく1人が名乗り出て無投票が回避されたが、低調ムードを反映して投票率は過去最低の69・31%。今回、激戦・混戦が投票率を押し上げ、当選ラインは1300票前後か。人口減少対策、中心市街地活性化策、旧郡部の振興局再編問題などが争点になりそうだ。【楢原義則】

 ◇2減の定数18に前回同様21人 杵築市(定数18)
 定数は20から18に減ったが、前回と同じ21人が立候補した。現職15人、新人6人で、党派別では公明1、共産2のほかは全員が無所属。無所属の3人が引退した。現職1人が引退した公明は、新人が立候補した。

 合併前の旧3市町村別では、旧杵築市在住者が12人、旧山香町が8人、旧大田村が1人出馬した。前回選挙での地域別の内訳と比較すると、今回は山香が激戦地区になりそうだ。【大島透】

 ◇合併10年、地域格差是正が焦点 宇佐市(定数24)
 定数は26から2減し24になった。現職21人、返り咲きを狙う元職2人、新人5人の計28人が届け出た。「誰が落選してもおかしくない」との危機感を持ち、厳しい戦いに挑んでいる。

 党派別の内訳は公明1人、共産2人で残りは無所属の25人。「旧安心院町など2町と合併し10年、地域間の格差が広がった」との声があり、格差是正に各候補がどう応えるかが焦点になる。【大漉実知朗】

 ◇立候補14人が無投票当選 津久見市
 現職12人、新人2人の計14人が立候補、選挙カーを走らせた。午後5時までに他に届け出はなく、14人の無投票当選が決まった。無投票は1971年以来。14人の党派別は、自民1、共産1、その他は無所属。女性は1人。

 定数は前回から2削減され県内14市の中で最も少ない14となっているが、今回の無投票で新議会では更なる削減も課題になりそう。昨年制定した市議会基本条例では、定数改正について「市民からの意見の聴取及び反映に努めなければならない」としている。【古田健治】

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4760チバQ:2015/04/20(月) 21:25:30
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 ◆別府市長選立候補者(届け出順)5新人の乱戦

 ◇危機的財政立て直す 泉武弘氏
 泉氏は午前9時半、自宅近くの大観山町の公園で第一声。小雨の中、高齢者ら約70人が聴き入った。

 「私の訴えは主に三つです。まずは危機的な市財政の立て直し。市職員を削減できるのは労組とのしがらみのない私だけです。二つめは高齢者の健康作りの後押し。三つめは市内をくまなくワンコインバスで結ぶこと。高齢者が外出できる公的な足を確保します」

 選挙カーで鉄輪や上人町一帯、山間の東山地区を終日巡った。

 ◇しがらみから脱却を 安達澄氏
 安達氏は午前8時半から石垣東の選挙事務所で出陣式。支持者約50人が集まった。

 「応援団長」の松本小児科医院理事長、松本常圃(つねほ)さん(88)が激励。安達氏は「1月に別府に戻り、非常に感じることは、別府市は一旦しがらみから脱却し、今ある宝を生かしたまちづくりをする。これに尽きます。時間はもう本当にありません。各地域に点火した火を大きく育てる1週間です」と第一声。続いて石垣や荘園、扇山などを遊説した。

 ◇閉塞感払拭する戦い 長野恭紘氏
 長野氏は午前10時から駅前本町の近鉄百貨店跡地で出陣式。約500人(陣営発表)が集まった。

 支持する公明県議や市議選への立候補者らが次々にあいさつ。

 長野氏は「この12年間の閉塞(へいそく)感を払拭(ふっしょく)する選挙が始まりました。私には3度目の挑戦です。停滞した別府市でいいんですか、それとも希望あふれた別府市にしますか、こういう選挙戦です。『別府を一つに』をスローガンにしました」と述べ、遊説に出発した。

 ◇女性視点で住みよく 梅野雅子氏
 梅野氏は野口中町の事務所前で第一声。約300人(陣営発表)が集まり、小沢一郎氏の応援ボイスメッセージが披露された。

 梅野氏は「一番にやりたいのは別府をごみ一つない美しい街にすること。浜田博市長の『住んでよし、訪れてよし』のまちづくりを継承します。そこに女性の視点でもっと細やかな工夫をし、母親の視点で子供たちがもっと住みよいまちをつくります」と語った。

 この日は市南部から北部へと遊説した。

 ◇伝統守り道切り開く 春田義信氏
 春田氏は午前9時、別府公園で出陣式。村田正利連合大分会長、八坂恭介前杵築市長ら約150人が集まった。春田氏はイメージカラーのピンクのジャンパー、必勝の鉢巻き姿で登場した。

「争点は一つです。誰がこの別府をリードし、守れるのか。浜田博市長はじめ多くの先人たちに敬意を表します。その伝統と思いを守り抜き、新たな別府の希望の道を切り開きたい」とあいさつ。「勝つぞ」三唱をして市内全域を遊説した。

4761チバQ:2015/04/20(月) 21:25:47
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 ◆大分長選立候補者(届け出順) 一騎打ち

 ◇頼りにされる行政に 佐藤樹一郎氏
 佐藤氏は午前8時20分から大手公園で出陣式に臨んだ。約1200人(主催者発表)を前に「産業力をつけて雇用と所得の場をしっかり確保し、さまざまな大分市の課題に取り組んでいくことが必要」と強調。「子供が将来に夢と希望と期待と誇りを持てる取り組みを進め、市民に頼りにされる行政を実現させたい。大分市のかじ取りを私に任せてほしい」と訴えた。自民党の県選出国会議員や広瀬勝貞知事の妻らも応援に駆けつけた。

 ◇経済と福祉の両輪で 椋野美智子氏
 椋野氏は午前8時半から若草公園で出陣式(約500人、陣営発表)を開いた。元宮城県知事の浅野史郎氏のほか、全面支援する社民党の吉田忠智党首や民主党の吉良州司衆院議員らの顔も。椋野氏は「少子高齢化、人口減少が一番の課題になっている」と指摘。さらに「経済優先の市政か、人づくりと地域づくりを通して経済と福祉の好循環を作り出し、その両輪で大分市の未来をつくっていくのかが、この選挙で問われている」と力強く訴えた。

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 ◇別府市長選立候補者
泉武弘(いずみ・たけひろ) 70 無新

 政策研究所代表[歴]自衛官▽ホテル従業員▽県議秘書▽市議▽市監査委員▽中津東高

安達澄(あだち・きよし) 45 無新

 [元]朝日新聞社広告局・社長室・教育総合本部次長[歴]新日鉄君津製鉄所・海外営業部▽上智大

長野恭紘(ながの・やすひろ) 40 無新

 自民党市第18支部長▽市体操協会長[歴]衛藤征士郎衆院議員秘書▽市議▽日本文理大=[公][次]

梅野雅子(うめの・まさこ) 55 無新

 大分はとタクシー社長▽市観光協会副会長▽県タクシー協会理事[歴]学習塾講師▽大分大

春田義信(はるた・よしのぶ) 58無新

 [元]国交省九州地方整備局技術開発調整官・熊本工事事務所[歴]久留米市建設調整監▽日大

 ◇大分長選立候補者
佐藤樹一郎(さとう・きいちろう) 57 無新

 [元]中小企業庁次長[歴]中部産業経済局長▽日本貿易振興機構ニューヨーク事務所長▽東大=[自][維][公][元気]

椋野美智子(むくの・みちこ) 59 無新

 [元]大分大副学長[歴]浦和市福祉部長▽内閣府参事官▽厚労省社会・援護局総務課長▽東大

4762チバQ:2015/04/20(月) 21:27:08
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_oita/article/163864
大分市長選一騎打ち 別府市長選は5新人
2015年04月20日(最終更新 2015年04月20日 03時00分)

 統一地方選後半戦の大分、別府両市長選と6市議選が19日、告示された。大分市長選は、ともに無所属新人で、元中小企業庁次長の佐藤樹一郎氏(57)=自民、維新、元気会推薦、公明支持=と、民主や社民が支援する元大学副学長の椋野美智子氏(59)が立候補。別府市長選には、いずれも無所属新人で、元同市議の泉武弘氏(70)、元会社員の安達澄氏(45)、元同市議の長野恭紘氏(40)=次世代推薦、公明支持=、会社社長の梅野雅子氏(55)、元国土交通省技官の春田義信氏(58)の5人が立候補した。有権者数は、大分市38万4848人、別府市9万8364人(18日現在、ともに市選管調べ)。6市議選には計150人が立候補し、津久見市議選では14人の無投票当選が決まった。2市長選と残る5市議選は26日に投開票される。
 大分市長選に立候補した2氏は市内中心部で出陣壮行会を開いた。
 佐藤氏は午前8時20分、大分市府内町の大手公園で第一声。「大分市政再起動」と大書した紙を壇上に張り、40年間続く「非自民系」市長からの市政奪還をアピール。推薦した自民党県連の衛藤晟一会長は「佐藤さんを押し上げるために頑張りたい」と全面支援を宣言した。
 佐藤氏は「産業の力をつけ、雇用の場を確保する。アジア太平洋地域で最も輝く都市に発展させたい」と主張。会場には知事選で4選された広瀬勝貞氏の妻も駆け付けた。
 広瀬氏と同市の元市長、釘宮磐氏が争った知事選を引き合いに出し、公明党県本部の河野成司代表は「県と市の間でねじれを繰り返してはならない」と訴えた。
 椋野氏は午前8時半から、同市中央町の若草公園で壮行会。壇上には推薦を受ける連合大分の代表者や民主、社民両党の国会議員が並んだ。
 知事選で傘下組織の対応が割れた連合大分の松尾竜二副会長は「(市長選は)一枚岩となって支える」と強調。昨年末の衆院選大分1区で当選し、市長選と選挙区がほぼ重なる民主党県連副代表の吉良州司衆院議員も「死力を尽くして応援する」と誓った。
 椋野氏は「人づくり、地域づくりを通して、福祉と経済の好循環をつくりたい」と主張。釘宮氏も自身の後援会幹部らと姿を見せ、壮行会後、幹部は「椋野氏は後継。支援するのは当然だ」と語った。

 別府市長選は新人5人が第一声を上げ、選挙戦初日から激しい論戦を展開した。
 泉氏は同市大観山町の公園で出陣式。応援弁士は求めず、マイクを握った。市の財政再建などを約束した上で「市民のためという1点だけを考え、市長の仕事ができるのは私だけだ」と強調した。
 安達氏は同市石垣東の選挙事務所で第一声。「今ある宝をちゃんと生かした街づくりをする。別府が大きく変わるチャンスが今、みなさんの中にある。未来を一緒につくっていこう」と訴えた。
 長野氏は同市駅前本町で出陣式を開き、公明の県議と自民の市議候補5人が応援に駆けつけた。「(現市政による)12年間の閉塞(へいそく)感を払拭(ふっしょく)する。行政も市議会も経済界も一つにまとめていく」と力を込めた。
 梅野氏は同市野口中町の選挙事務所で「県では初の女性首長、女性市長をおもてなしの街・別府から誕生させていただきたい」とアピール。生活の党の小沢一郎共同代表から届いた応援メッセージも披露された。
 春田氏は同市野口原の別府公園で出陣式。「先人がつくりあげた伝統を守り、新たな別府の希望の道を切り開く」と主張。支援する連合大分の村田正利会長は「党派を超えて支援の輪を広げよう」と呼び掛けた。
=2015/04/20付 西日本新聞朝刊=

4763チバQ:2015/04/20(月) 21:27:52
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2015/04/20/004444528
後半戦スタート 統一地方選おおいた
 第18回統一地方選の後半戦として19日、政令市を除く89市長選と295市議選などが告示され、市長選には計179人が立候補を届け出た。県庁所在地の津と長崎をはじめ27市で無投票当選が決まり、前回2011年の15市から大幅に増加。無投票当選率は30・3%に上った。市議選は総定数6865に対して8384人が立候補。無投票当選は15市の計246人で前回の7市計116人から倍増し、総定数に占める割合は過去最高の3・6%となった。統一選前半戦の道府県議選で無投票当選率が過去最高を更新したのに続いて、地方選の低調さが再び浮き彫りになった。市長選と東京の区長選、市議選で候補者数が前回を下回り、過去最少となった。

大分市長選 一騎打ち 別府市長選 5氏争う

 大分県内では大分、別府両市長選と6市の市議選が告示された。大分市長選は新人2人、別府市長選は新人5人がそれぞれ立候補し、選挙戦がスタートした。市議選のうち、津久見市は立候補者が定数(14)と同じで1971年以来、44年ぶりに無投票となった。市長選、市議選ともに投票日は26日。
 大分市長選の立候補者は、届け出順に元中小企業庁次長の佐藤樹一郎氏(57)、元大分大学副学長の椋野美智子氏(59)=いずれも無所属・新人。
 先の知事選に出馬した釘宮磐前市長の市政運営に対するスタンスや少子高齢化への対応、中心市街地の活性化を中心とした経済対策が主な争点となりそう。新人2人の一騎打ちに、知事選や国政の与野党対決の構図も重なっている。
 別府市長選は届け出順に、元市議の泉武弘氏(70)、元会社員の安達澄氏(45)、元市議の長野恭紘氏(40)、会社経営の梅野雅子氏(55)、元国土交通省技官の春田義信氏(58)=いずれも無所属・新人=の5人が立候補した。
 12年務めた浜田博市長が今期限りで引退し、戦後初めて新人同士の選挙戦となる。豊かな温泉資源を生かした観光振興や教育・子育て支援の在り方、高齢化社会への対応といった課題に対する論戦が注目される。
 無投票の津久見市を除く5市の市議選には計115議席に対し、136人が立候補を届け出た。
 (選挙取材班)

※大分、別府両市長選の立候補者の顔写真と略歴を紙面PDFでご覧になれます。下記の「顔写真と略歴」をクリックしてください。


町村議選 あす告示 玖珠・姫島

 統一地方選最終ラウンドとなる玖珠町、姫島村の両議員選挙が21日、告示される。玖珠町議選の定数は前回より2減の14で、今のところ19人が出馬を予定。姫島村議選は前回と同じ定数8に対して8人が立候補を予定している。投開票は19日に告示された2市長選と5市議選と同じ26日。

4764チバQ:2015/04/20(月) 21:43:15
http://www.sankei.com/politics/news/150420/plt1504200021-n1.html
2015.4.20 19:36

那覇軍港の浦添移設 反対公約の市長が受け入れを表明

ブログに書く1




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 沖縄県の嘉手納基地(嘉手納町など)以南の米軍施設の統合・返還計画で、同県浦添市の松本哲治市長が20日、記者会見を開き、陸軍那覇港湾施設(那覇軍港。那覇市、56ヘクタール)を浦添埠(ふ)頭(とう)地区に移設する計画を受け入れると表明した。松本氏は平成25年2月、移設反対の立場で市長に初当選し、政府や県、那覇市などで構成する移設協議会が停滞していたが、受け入れ表明で計画は大きく前進する。

 松本氏は「(軍港移設を)進めることで沖縄県全体としての米軍基地の整理・縮小につながっていく」との認識を示した。今月28日の移設協議会に副市長を出席させる。

 那覇軍港は、那覇市の中心部に位置し、跡地利用に地元の期待感が強い。返還計画が動き出したことは、3月のキャンプ瑞慶覧の西普天間住宅地区(宜野湾市)の返還に続き、政府が進める沖縄県の基地負担軽減に弾みがついた形だ。

 一方、沖縄県の翁長(おなが)雄志(たけし)知事は米軍普天間飛行場(同市)の名護市辺野古移設を「新基地建設」と強調し、阻止する構えをみせている。那覇軍港の浦添埠頭地区への移設は辺野古移設と同様に海面の埋め立てを伴う。翁長氏の軍港移設への対応が焦点になる。

 那覇軍港をめぐっては、平成8年のSACO(沖縄特別行動委員会)最終報告で浦添埠頭地区への移設を念頭に返還方針を明記。25年4月に日米合意した米軍施設の統合・返還計画では、軍港の移設と返還は40年度以降と決まった。

4765チバQ:2015/04/20(月) 22:21:32
http://www.data-max.co.jp/politics_and_society/2015/04/36091/0420_dm1718/
【長崎市長選】金子元知事、MICE・田上富久市長の必勝を祈願?
統一地方選2015年 
 トップニュース 長崎の政治・社会政治・社会|政治 2015年4月20日09:34

<勝者なき選挙>
金子議員の為書 19日に告示された長崎市長選は、無投票で現職・田上富久氏の3期目の再選が決まった。支持者が集まり、当選を祝う田上氏の選挙事務所で、記者の目を惹いたのは、自民党・金子原二郎参議院議員(元長崎県知事)の「祈 必勝」と書かれた為書だ。その側には、「県都長崎市勢の限りない発展と平和都市実現へ向け、盤石の体制で挑み、必勝を期し」という田上氏への激励メッセージまで添えられていた。
 「選挙期間が1日になったのは残念なこと」と語った田上市長。今回の選挙に向けて作られた後援会配布資料には、公約の1番目「もっと魅力的な“世界のナガサキ”へ進化」のトップに、「MICE機能を高め、交流人口の増加と交流都市としてのレベルアップを図ります」と書かれていた。国際会議や展示会を行う大型コンベンション施設(MICE(マイス)施設)の建設を公約の一丁目一番地としたかたちだが、市長選を通じて、市民の民意を問うということはできなかった。
 金子元知事は、自身のブログでも田上市長のMICE施設建設計画について明確に反対してきた。今回の市長選に際しては、自民党長崎は対抗馬の擁立を模索していた。しかし、保守分裂となった場合、漁夫の利を得ようとする第三の候補者の出馬も予想されたため、候補者選びが難航。結果、獲得票による『MICE』へのお墨付きを与えないという選択がとられた。その意味では、勝者なき選挙と言える。
再選した田上市長(中央) 田上氏の選挙事務所に貼られていた為書は、他自治体の首長から贈られたものが大半を占め、国会議員は、金子議員のほか、同じく自民党の元長崎市副市長の古賀友一郎参議院議員、長崎4区選出の北村誠吾衆議院議員など。自民党長崎県連会長のものは見当たらなかった。「金子さんは、あれだけ猛烈にMICEに反対しておきながら、『祈 必勝』とは違和感を感じる」と、告示前に田上氏の事務所を訪れていた有権者は首をかしげる。
 一方、同日告示された長崎市議選(26日投開票)では、定数40に対して54名が立候補。「机上の空論に過ぎない現在のMICE計画は断固阻止する」と訴え、再選への意欲を示す現職もいる。3期目の田上市政における重要テーマの1つである『MICE』。用地取得費と建設費で200億円以上が投じられるこの大型公共投資が、同選挙を通じてどのように議論されるのだろうか。
【山下 康太】

4766チバQ:2015/04/21(火) 20:04:29
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150421k0000e040208000c.html
統一地方選:政争回避限界、40年ぶり村長選 宮崎・諸塚
毎日新聞 2015年04月21日 13時16分(最終更新 04月21日 19時47分)

40年ぶりの選挙戦となった宮崎県諸塚村長選の出陣式で気勢を上げる村民=宮崎県諸塚村で2015年4月21日午前10時18分、荒木勲撮影
40年ぶりの選挙戦となった宮崎県諸塚村長選の出陣式で気勢を上げる村民=宮崎県諸塚村で2015年4月21日午前10時18分、荒木勲撮影
拡大写真
 統一地方選後半戦の町村長・町村議選が21日、告示された。1975年を最後に9期連続で無投票が続いた宮崎県諸塚(もろつか)村長選には新人2人が立候補し、40年ぶりの選挙戦に入った。山あいにある人口約1800人の村は村政と直結した独特の自治公民館制度を発達させ、政争を避けてきた。しかし近年、人口減や基幹産業衰退に直面し、村民の間にも「候補者の主張を聞きたい」との声が出始めた。【荒木勲、門田陽介】

 午前10時、諸塚村家代の事務所前で元村議で養鶏会社社長の中本洋二氏(42)がマイクを握った。東京の大学を中退後、ヨーロッパ生活を経て帰郷した中本氏は「民間の発想を取り入れ、基幹産業を充実させる」と訴えた。

 その1時間前、元副村長の西川健氏(64)は道路を挟んだ向かいの事務所で支持者を前に「山とともに生きる村であることは変わらない。村政を継承する」と第一声を上げた。

 投票率が約98%に達した40年前の村長選は村を二分した。「集落に入る道などに見張りがいて、相手陣営の運動員が入れないようにする、半ば実力行使もあった」。当時、現職に敗れた甲斐重勝さん(83)が振り返る。

 村中心部と山間部の地域対立などを背景とした政争は親族間をも分裂させる激しさがあり、「これでは村は発展しない」との危機感が生まれた。4年後、甲斐さんは引退する現職に背中を押され、無投票で初当選。以降の2村長を含め全て無投票となった。

 選挙の代わりに村民の意思を反映させる役割を担ったのが、村独特の「自治公民館制度」だ。16の公民館区から吸い上げた住民の意見や要望は月例の館長会で行政担当者に伝えられ、行政側は施策の進行度を説明。年1回は村三役ら幹部も招き、座談会も開く。村自治公民館連絡協議会の尾形浩一会長(65)は「無投票でも意思疎通はあり、不自然だと思ったことはない」と語る。

 だが、村の人口は79年の約3600人から半減し、主力産品のシイタケは消費低迷が続く。「村の集落が一つ一つ消えていく事態になる」(甲斐さん)という危機意識が生まれた。初めて村長選に投票する40代の自営業女性は「どちらが村長になっても人口減対策が必要。産業育成を進めてほしい」と話した。

4767チバQ:2015/04/21(火) 20:28:04
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/local/fukuoka/20150421-OYS1T50045.html
与党過半数の38議席 福岡市議会の構成決まる
2015年04月21日
 福岡市議会(定数62)の改選後の新しい議会構成が20日、決まった。改選前の7会派は変わらず、最大会派の自民党市議団は推薦した新人と無所属の現職2人が加わって20議席(改選前18議席)となった。第2会派・公明党市議団の11議席(同12議席)、みらい福岡の7議席(同8議席)と合わせ、与党3会派が過半数の計38議席を維持した。

 自民党市議団は公認18人のうち17人が当選。選挙後に同党推薦の中島正裕氏(53)(中央区、無所属)が加入した。2011年の前回選で民主公認だった調崇史氏(37)(城南区、同)、無所属で活動してきた橋田和義氏(44)(中央区、同)も加わった。

 民主党の議員らでつくる福岡市民クラブは7議席(改選前9議席)へと減らし、福岡維新の会は維新の党公認の3人と高山博光氏(75)(城南区、無所属)で4議席(改選前2議席)に増えた。共産党市議団は7議席(同5議席)、社民・市政クラブは2議席(同3議席)となった。

 川口浩氏(54)(博多区、無所属)、荒木龍昇氏(63)(早良区、諸派)、森文子氏(49)(東区、ふくおか市民政治ネットワーク)、新村優氏(34)(南区、無所属)については、同日までに会派結成届の提出がなかった。

4768チバQ:2015/04/21(火) 20:30:04
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/179112
自民県連役員人事、協議始まる 会長は県議有力
2015年04月21日 11時00分
■「農政協との修復優先」

 自民党県連と県議団は、19、20日に県連代表役員会と県議団総会を相次いで開き、県連会長や県議会議長候補など役員人事の協議を始めた。県連人事は5月24日の総務会までに空席となっている会長を含む人事案を決め、30日の県連大会で承認する。焦点の会長は敗北した知事選の影響などで4代ぶりに県議から選出する可能性が高まっている。県議会の正副議長や委員会構成などを決める臨時議会は、5月12日開会を軸に調整している。

 自民党は通常、2年おきに県連と県議会ポストをリンクさせて役員人事を決めている。県連人事では会長と、来年夏の参院選を仕切る幹事長ポストが焦点となる。会長ポストは、昨年の衆院選から知事選にかけての県連内の混乱の責任を取り、福岡資麿会長が1月に辞任し不在となっている。

 知事選では推薦候補をめぐって、自民王国を支えてきたJAグループ佐賀の政治団体「県農政協議会」と対立した。会長はこの10年、3代続いて国会議員が務めてきたが、今回は「県議団から選出」との見方が強い。

 中堅県議の一人は「参院選を考えれば農政協との関係修復が最優先。知事選で農政協と連携した今村(雅弘)先生を除けば、今の国会議員では適任者がいない。県議でやるしかない」。市議のとりまとめ役の一人も「知事選の経緯もある。今回は国会議員は難しい。県議しかないのでは」と見立てる。

 こうした背景を踏まえ県連関係者からは、議長経験者で県議団会長を務める留守茂幸氏(67)=7期、佐賀市=の名前が浮上している。幹事長は5期組を中心に複数の名前が挙がる。

 県議会の議長候補人事では、6期目と5期目を目指した「適齢期」の現職2人が落選した今回の選挙結果も影響している。会派は改選時の27人から1人減の26人となる見込みだが、最大会派に変わりはない。

 議長候補は、新7〜6期の4人は既に経験済みで、新5期の3人では竹内和教氏(66)=伊万里市=が最年長となる。ただ、会派内からは2年交代を申し合わせた「順送りの議長人事でいいのか」という声も一部に出ている。1年交代とする副議長は、4期の4人から候補を選任する見通し。

 県連は今後、職域支部や女性、青年局などの会議を順次開き、県議団も当選期別の会合で、県連と県議会のポストの協議を進めていく。

4769チバQ:2015/04/21(火) 20:42:53
>>4543>>4546
http://www.sankei.com/politics/news/150421/plt1504210031-n1.html
2015.4.21 20:12
【統一地方選】
報酬上げたのに…期待の“若手”現れず 長崎・小値賀町議選





 長崎県小値賀町議選(定数8)は21日、9人が立候補を届け出た。若手の政治参加を期待し、今回の選挙以降、50歳以下に限り議員報酬が月額18万円から30万円に引き上げられることになったが、立候補者のうち最年少は57歳だった。

 立石隆教議長(64)は「残念だ。立候補を直前まで検討してくれた若者はいたらしいのだが…」と述べ、次の選挙に望みを託した。

 小値賀町は長崎市の北西約80キロにあり、大小17の島からなる。3月末時点で、人口2641人の約45%が65歳以上。町議の平均年齢も65歳を超えるようになった。

 町議会は、足元の議会を若返りさせ島の振興につなげたいとの願いから3月、50歳以下の議員報酬を増額する条例を全会一致で可決した。

4770チバQ:2015/04/21(火) 20:44:43
>>4395>>4713-4714
http://www.sankei.com/politics/news/150421/plt1504210030-n1.html
2015.4.21 20:13
【統一地方選】
「選挙権行使できず残念」…昭和22年以来の無投票に落胆する、投票率“100%”の鹿児島県三島村
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(1/2ページ)

村議選が無投票となった鹿児島県三島村の3離島の一つ、黒島(滝口亜希撮影)
 3つの離島(竹島、硫黄島、黒島)に村民が住む鹿児島県三島村の村議選では、定数と同じ7人が立候補し、無投票となった。村によると、記録で確認できる限り、戦後、村議選が無投票となるのは昭和22年以来2度目。これまでの投票率は、寝たきりの人などを除いて「実質100%」と、村民の高い関心を集めてきただけに、68年ぶりの無投票という結末に、驚きと落胆の声が上がった。

 「えっ、無投票なんですか?」。25日の黒島での繰り上げ投票日に立会人を務める予定だった山田馨さん(55)は、思わず聞き返した。村議選は過去に無投票となった例がほぼない上に8人が事前審査を受けており、「選挙が濃厚」とみられていたためだ。

 だが、実際に告示日の午後5時までに立候補を届け出たのは7人で、無投票当選に。村職員も「予想外」と話し、こう続けた。「村の人にとっては選挙があった方が良かったのでは…」

 三島村は人口約370人の小さな自治体だが、村議選の投票率は平成15年が98.11%、19年が98.33%、23年も98.21%と、9割の後半で推移している。

 二十数票が当確ラインとされる村議選では1票が明暗を分けるだけに「今回も厳しい戦いになると予想して準備していた」と話すのは、現職で当選した日高重行さん(65)。「選挙になった方が住民の関心が高まり、緊張感が生まれるという面もあるのだが…」と複雑な胸の内を明かす一方、「村民の政治への関心は依然として高い。高齢化など村は厳しい状況にあり、主体的に地域づくりに取り組みたい」と話す。

 「選挙権を行使する機会がなく、残念」と落胆するのはある村民。当選した7人のうち6人は現職で「結局、代わり映えがしない」と冷ややかだ。「村に産業を呼び、仕事を増やしてほしい。そうすれば人口増にもつながる」と訴えた。

4771チバQ:2015/04/22(水) 19:40:48
>>4720
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150422ddlk40040437000c.html
公職選挙法違反:事前運動の2人、買収容疑で逮捕 県警、県議選で知人に報酬約束 /福岡
毎日新聞 2015年04月22日 地方版

 県議選で事前運動の報酬として現金を渡す約束をしたとして、県警は21日、香春町鏡山、会社員、堤義仁(43)▽田川市平松町、建設業、二宮政則(40)の両容疑者を公職選挙法違反(買収、事前運動)容疑で逮捕した。2人とも県議選で落選した有田浩二氏(55)陣営の運動員で、県警はいずれも認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑は、両容疑者は県議選告示前の2月下旬〜3月上旬、川崎町周辺で知人男性5人に有田氏への投票を呼び掛けるチラシの配布を依頼し、1人につき日当7000〜1万2000円を支払う約束をしたとしている。

 県警は5人が3月上旬〜下旬、有権者宅を戸別訪問するなどして、チラシを配布したとみて調べる。

 有田氏は前川崎町議で、県議選田川郡選挙区に無所属で立候補し、4848票で落選した。【尾垣和幸】

〔筑豊版〕

 ◇田川郡(定数2−4)
 =選管最終発表
当 14,137 大島道人 62 自現  武田良太系
当 11,138 神崎聡 52 無現   自民推薦 副総理の麻生太郎支援
   4,848 有田浩二 55 無新  自民田川郡支部の推薦  武田良太系
   3,526 藤中寛之 40 社新

4772チバQ:2015/04/22(水) 19:43:23
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150422ddm041010123000c2.html
◆長崎・小値賀

 ◇「報酬増」でも若手現れず
出陣式で気勢を上げる町議選の候補者(手前)と支持者ら=長崎県小値賀町で21日午前9時半、梅田啓祐撮影
出陣式で気勢を上げる町議選の候補者(手前)と支持者ら=長崎県小値賀町で21日午前9時半、梅田啓祐撮影
拡大写真
 長崎県の五島列島北部の小値賀(おぢか)町。若手や女性の町政参加を促そうと今年、満50歳以下の議員に限り議員報酬を月額18万円から30万円に引き上げた。だが、定数8の議員選に立候補したのは9人で最年少は57歳。若手は現れなかった。

 町内で現職らが告示前日まで若手に立候補を打診して回ったが、すべて断られた。ある現職は「町のために今こそ出てほしかった」とこぼしたが、町民の反応は冷ややかだ。30代男性は「狭い町で、あっという間に金目当てだとかうわさが広まる」と語った。

 一方、同じ長崎の東彼杵(ひがしそのぎ)町長選で、現職の渡辺悟氏(66)が無投票で再選された。渡辺氏は前回町長選で、3選を目指し立候補を表明した前職の無投票当選を阻止しようと名乗りを上げたが、前職は一転出馬せず、無投票で初当選していた。【梅田啓祐】

4773チバQ:2015/04/22(水) 19:54:08
https://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=112665
「次の市長で阻止を」浦添市長 軍港受け入れで
2015年4月22日 06:53
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 【浦添】松本哲治浦添市長は21日、市てだこ小ホールで市政報告会を開き、公約を撤回して那覇軍港を受け入れたことに触れ「私を信じて投票した人が裏切りだと考えるのは至極当然。ご不満を与えてしまったことを心からおわびしなければならない」と述べた。

 一方で、辞任の考えは明確に否定。「(残り1年9カ月の)私の任期中に軍港が出来上がることはない。次の市長選で、県、那覇、国を敵に回してでも(軍港受け入れを)断固阻止するという市長を誕生させてください」と呼び掛けた。

 報告会には約300人が参加。質疑応答で指名された8人のうち7人が軍港関連を質問。受け入れ是非を問う住民投票の実施を求める声が上がったほか、市長に辞任を迫るやじが相次いだ。松本市長は、キンザー沖の埋め立て計画見直しと軍港の位置変更が浦添市の提案通りに実現すれば、埋め立て総面積を現行計画より「小学校33校分」(72ヘクタール)縮小できると説明した。

4774チバQ:2015/04/23(木) 21:37:06
>>4446
http://www.tku.co.jp/web/news_article/%E5%85%83%E7%94%B2%E4%BD%90%E7%94%BA%E8%AD%B0%E3%80%80%E5%85%AC%E9%81%B8%E6%B3%95%E9%81%95%E5%8F%8D%E3%81%AE%E5%88%9D%E5%85%AC%E5%88%A4?iframe=true&width=560&height=420
元甲佐町議 公選法違反の初公判
上益城郡甲佐町の町議会議員選挙をめぐり、買収などの罪に問われている元町議の男の初公判が開かれました。起訴状などによりますと、甲佐町の元町議会議員、山内勲被告(71)は今年2月の町議選の告示前に有権者16人に日本茶計20箱を渡すなどした罪に問われています。23日の初公判で山内被告は「間違いありません」と起訴事実を認めました。

4775チバQ:2015/04/23(木) 21:38:30
>>4771
武田良太追い込まれてますね
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015042300784
落選の前町議逮捕=県議選運動で報酬約束-福岡県警【統一選】


 12日に投開票された福岡県議選をめぐり、告示前の選挙運動の報酬として金銭を支払う約束をしたなどとして、県警捜査2課などは23日、公選法違反(買収、事前運動)容疑で、田川郡選挙区に無所属で立候補し落選した前川崎町議の有田浩二容疑者(55)=同町田原=を逮捕した。同課は認否を明らかにしていない。
 逮捕容疑は2月下旬〜3月上旬ごろ、自陣営の運動員の男性2人と共謀し、知人男性5人に日当7000〜1万2000円の報酬を渡す約束をして、告示前に戸別訪問などの選挙運動をさせた疑い。 
 同課によると、報酬はこれまでのところ、支払われていなかったという。運動員の男性2人は、21日に同容疑で逮捕された。
 有田容疑者は2003年5月から川崎町議を3期12年務め、今年1月、県議選立候補のために辞職していた。(2015/04/23-18:34)

4776チバQ:2015/04/23(木) 21:41:00
http://www.sankei.com/politics/news/150423/plt1504230025-n1.html
2015.4.23 15:19

村山元首相写真を無断掲載 大分市長選、社民が抗議

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 社民党大分県連の内田淳一代表は23日、記者会見し、大分市長選(26日投開票)で自民党などの推薦候補者陣営が作ったビラに、村山富市元首相(社民党県連顧問)の写真と応援メッセージが村山氏本人の意図に反し無断で使われたとして、同陣営に抗議したと明らかにした。

 大分市長選は自民、民主両党が別々の候補を推す事実上の「自・民対決型」。社民党は、民主党が実質支援する新人を支えている。

 内田代表によると、村山氏もこの新人を応援。村山氏は党関係者の問い合わせに「私は関知していない。そのような内容を許すはずがない」と回答したという。

 市長選に先立つ12日投開票の大分県知事選で、村山氏は自民、公明両党が支援する広瀬勝貞氏を応援し、広瀬氏は4選を果たした。社民党は事実上の自主投票だった。

 社民党が抗議した今回のビラには村山、広瀬両氏が並んだ写真に加え、「私も応援しています」とのメッセージが添えられていた。22日に一部の新聞に折り込み広告として入っていた。

4777チバQ:2015/04/23(木) 22:06:46
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20150423ddlk43010296000c.html
<県議会>会派構成決まる /熊本
毎日新聞2015年4月23日(木)14:59
 12日に投開票された県議選(定数48)を受け、県議会の会派構成が決まった。自民は公認した現職7人が落選したため、追加公認した無所属の当選者5人を含む計30人で会派結成届を議会事務局に提出。県議会最大勢力を維持したものの改選前より2議席減らした。

 一方、民主・県民クラブは5人▽公明は3人▽新社会は1人▽共産は1人--で会派結成届を提出。いずれも改選前と同数だった。

 また県議会は22日の世話人会で、臨時議会を5月11〜14日に開催することを申し合わせた。11日に正副議長選挙を実施し、14日は各常任委員会の委員を決める。【松田栄二郎】

4778チバQ:2015/04/23(木) 22:09:27
そうか、荒尾市には新社会党の県議がいたのか・・・
しかも無投票

荒尾市(定数:2)
無投票
名前 得票 略歴 政党 年齢 新旧
当選 重村栄 ― 金属加工社役員 自民 61 現
当選 岩中伸司 ― 党県委員長 新社 62 現

4779チバQ:2015/04/24(金) 07:49:11
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_saga/article/164826
伊万里、大町、江北の議員選 選挙カーの自粛にくすぶる異論
2015年04月24日(最終更新 2015年04月24日 03時00分)
午後6時になるとマイクを置き、地声で訴える市議選の立候補者=22日、伊万里市
午後6時になるとマイクを置き、地声で訴える市議選の立候補者=22日、伊万里市
写真を見る

 統一地方選後半戦も終盤に入った。伊万里市議選と大町、江北両町議選では、新人や元職には相談なしに現職多数の提案で選挙カーの拡声器を使った街頭活動の時間短縮を申し合わせている。「知名度の低い新人つぶし」「公選法が認める訴えの自己放棄」。異論がくすぶる中、立候補者によって対応はさまざまだ。
 「議会の力、議員の力を上げる。市民目線でやってまいります」。22日、伊万里市の商店街。現職は午後6時を境にマイクを置き、地声で訴え始めた。
 市議会会派代表者会議が自粛を申し合わせたのは3月。選挙カーの拡声器が使えるのは告示の19日と選挙戦最終日の25日が午前9時〜午後8時、他の日は午前9時〜午後6時と決めた。理由は「朝夕は市民に迷惑」。法的拘束力はないが、新人や元職にも議長名で協力を求めている。
 地声で訴える現職は少数の反対派だった。2011年の前回市議選も東日本大震災の自粛ムードで「朝夕2時間ずつ短縮」の申し合わせがあったが、午後7時までマイクを握った。公選法は午前8時〜午後8時の選挙活動を認めている。加えて「共働きの家庭が増え、帰宅はほとんど午後6時すぎ。そこから1時間が大事」と考えたからだ。
 だが「自分だけ」と批判を浴びた。考えは変わらないが、渋々応じている。
   ■    ■   
 大町、江北両町議選は22日と24日の自粛を現職多数で決めた。いずれも約20年前からの慣例という。
 ある新人は「おかしいが、町民の反発があると考えてマイクを使うのはやめた」と打ち明ける。別の新人はマイクを使うが「連呼」にならないよう間を置いて訴えている。一方、大町町では申し合わせがない町長選の立候補者は選挙カーで支持を訴えている。
 本当に市民のためか-。伊万里市議選の新人の選対幹部は「1分でも長く名前を売りたいのに不利」と不満を隠さない。当の新人は事務所の壁に貼った議長名の自粛要請文を示しながら「要請でも決まったことと思う市民はいる。守らないと批判の的」と苦笑した。午後6時以降は屋内で演説会を開いているという。
   ■    ■   
 前回の伊万里市議選で午後6時以降もマイクを握り、誤解した有権者から「選挙違反」と言われたことがあるという候補は「公選法にのっとって正々堂々と公約を訴えている。要請自体が問題だ」と指摘する。
 市選管は「あくまでも現職だけで決めた紳士協定。他候補への干渉、選挙妨害と受け取られないよう注意してほしい」としている。
 区長の一人は「立ち止まって施策や主張を静かに訴えてくれれば時間は関係ないのに」と話している。
=2015/04/24付 西日本新聞朝刊=

4780チバQ:2015/04/24(金) 23:02:22
田川市長選
伊藤信勝:現職 麻生が支援
金子和智:市議
笹山良孝:元市議
二場公人:市議 自民、公明推薦 (武田良太系?)

4781チバQ:2015/04/24(金) 23:09:22
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150424ddlk43010261000c.html
’15統一選くまもと:人吉市長選 3候補「球磨と連携」 ダム巡り郡部と温度差 /熊本
毎日新聞 2015年04月24日 地方版

 26日投開票の人吉市長選では、立候補した3候補がそろって人吉球磨地域の連携や合併を訴えている。同市は人口減少に歯止めがかからず、昨年5月、民間有識者組織から球磨郡9町村と共に「消滅可能性都市」に挙げられた。3候補は「地域一体の対策が必要」と主張するが、地域内には川辺川ダム計画を巡る経緯などから今も微妙な温度差がある。

 「人吉と球磨は市町村合併するべきだ」。元市議で無所属新人の松岡隼人氏(37)はそう明言する。市が総事業費33億円を見込む新庁舎建設計画に反対するが、その理由は「今、人吉だけの新庁舎を建てるより、いずれ合併した時に新しい市の庁舎を建てた方がいい」と考えるからだ。

 無所属現職の田中信孝氏(67)は「もっと早く合併しておくべきだった」と指摘する。国が推進した「平成の大合併」が終わった今となっては合併の可能性に否定的だが「郡市ばらばらでは消滅可能性の烙印(らくいん)を覆せない。地域一体の戦術が必要だ」と訴え、連携を呼びかける考えを示す。

 環境コンサルタント会社社長で無所属新人の長友清冨氏(65)も人吉球磨一体の「球磨市」創設を訴える。

 人吉球磨地域はかつて「平成の大合併」を機に合併の機運が高まったが、川辺川ダム計画や球磨川治水などを巡る意見対立があって実現しなかった。球磨郡のある首長は「そもそも合併に消極的だったのは人吉市だ。連携には賛成なので、新市長には地域のまとめ役をお願いしたい」と話す。【取違剛】

4782チバQ:2015/04/24(金) 23:22:08
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150424ddp041010019000c.html
選挙:大分市長選 村山元首相、写真ビラ物議 社民「無断使用」と抗議 自民系「本人が了解」
毎日新聞 2015年04月24日 西部朝刊

 社民党大分県連は23日、記者会見を開き、大分市長選(26日投開票)で自民党などが推薦する元中小企業庁次長、佐藤樹一郎氏(57)のビラに、社民県連顧問の村山富市元首相(91)の写真と応援メッセージが無断で使用されたとして佐藤陣営に抗議したと発表した。これに対し、佐藤氏側は無断使用を否定した。

 ビラには知事選で4選した広瀬勝貞氏と村山氏、佐藤氏が並んだ写真に「私も応援しています!」のメッセージが添えられている。村山氏は知事選で、自民県連が推薦した広瀬氏を支援した。ただ、市長選で社民県連は元大分大副学長の椋野(むくの)美智子氏(59)を民主党とともに支援している。社民県連の内田淳一代表は会見で「村山氏は『私は関知していない。許すはずがない』と話していた」と述べた。

 一方、佐藤樹一郎後援会の堀田庫士・事務総長も23日、記者会見し「本人から14日に了解を得た。村山氏には今も応援してもらっている」と反論した。【佐野格】

4783チバQ:2015/04/24(金) 23:27:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150424-00000045-asahi-ent
顔写真なしポスターで村議選 人口2800人の「伝統」
朝日新聞デジタル 4月24日(金)20時24分配信

顔写真なしポスターで村議選 人口2800人の「伝統」
写真のないポスターが貼られた掲示場=宮崎県椎葉村
 顔写真のない選挙ポスターによる選挙戦が、宮崎県椎葉村議選(定数10)で繰り広げられている。人口2800人弱の村で続く「伝統」という。ただ、有権者や候補者の胸中は複雑だ。

 村議選には現職10人と新顔1人が立候補。村内の掲示場には、ベージュ色の紙に黒や赤で候補者の名前が書かれたポスター11枚が並ぶ。公約や略歴はあるが、写真はない。

 5年ほど前に村外から来たという女性は「写真がないのは気になっていた。顔や年齢も選ぶ基準なのに」。現職らによると、経費削減などを理由に告示前、「顔写真は使わない」と申し合わせた。4期目を狙う現職陣営によると、初当選前から続いているという。

 村には「かてーり(結い)」という助け合いの精神が根付き、住民のきずなは強い。ある男性(64)は「村に住めば、どんな人かは知っている。大切なのは顔ではなく公約」と話す。

 ただ、前回選挙では、新顔の陣営から「顔が出せないと新しい人は不利だ」という声が村に寄せられた。村選管は今回、立候補予定者説明会で「法的根拠はないので各自の判断で」と付け加えた。ある現職は「顔を出したいと思っている候補者は多い」と漏らす。(大畠正吾)

4784チバQ:2015/04/24(金) 23:28:13
http://www.sankei.com/west/news/150424/wst1504240073-n1.html
2015.4.24 19:56

得票数並び、くじ引きで落選した候補が異議 熊本市議選

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 12日投開票の熊本市議選の南区選挙区(定数8)で、最後の1議席をめぐり得票数が並び、公選法に基づくくじ引きで落選した無所属の田中誠一氏(69)の陣営は24日、当選した民主党の田辺正信氏(64)の当選無効を求め、市選挙管理委員会に異議を申し立てた。

 田中氏は市役所で記者会見し「市政で頑張ってほしいとの支援者の思いを受け止め申し立てた」と強調。代理人弁護士は「田中氏の有効票とされるべき票が無効票に入っている可能性がある。見直すべきだ」と話した。

 南区選挙区には11人が立候補。8番目に田中、田辺両氏が4515票で並び、14日のくじ引きで当落が決まった。

4785チバQ:2015/04/24(金) 23:31:56
http://www.data-max.co.jp/politics_and_society/2015/04/36622/0718_dm1718/
【春日市長選】5期20年の長期政権化に逆風
統一地方選2015年 
 トップニュース 国内政治・社会政治・社会|政治 2015年4月24日16:42

春日市長選 4月26日に投開票が行われる春日市長選で、5期目の再選を目指す現職・井上澄和氏(64)が、元春日市議の新人・坂本靖男氏(57)に差を詰められている。人口10万人規模の自治体で、4期16年を超える首長の存在は珍しいことから注目を集めている同選挙だが、現職苦戦の背景には、多選への疑問があるようだ。
 井上氏苦戦の予兆は、4月12日に投開票が行われた福岡県議選で見られた。現職の自民党公認候補2人と維新の党公認の新人1人で2議席を争った春日市選挙区で、井上氏は姻族である現職・中牟田伸二氏に注力。そのため、当初、中牟田氏の楽勝が予想され、方や組織票を奪われるかたちとなった、もう1人の現職・松尾嘉三氏の苦戦が予想された。
 ところが、フタを開けてみると、松尾氏は1万3,178票でトップ当選。中牟田氏は1万666票で、維新の新人・中村孝三氏9,036票と2番手争いをしていたのだ。結果的には、自民候補2人が議席を維持することができたのだが、井上氏の中牟田氏への肩入れには、多選批判とともに、自民党支持者から疑問視する声があがっていた。今回の市長選で対決する坂本氏は、推薦こそ井上氏に奪われたものの、自民党に籍をおく人物。保守分裂の選挙であり、県議選の結果をふまえれば、井上氏サイドの危機感は高まらざるをえない。
 20年を超える長期政権は、市組織の硬直化という弊害を生み出す。たとえば、20年で、新たに入庁した市職員は中堅クラスになり、幹部職員の世代交代が進む。経験年数的にも組織内でトップクラスとなった首長の影響力は絶大なものとなるだろう。よく言えば、トップダウンの一枚岩の組織と言えるが、時代の変化に柔軟に対応できるかどうかは、そのトップの力量に依るところが大きい。「市民のニーズが多様化している今、ある一定の期間で新しい風を組織に入れることが現実的」という考え方もある。現職・井上氏の実績を評価する声がある一方で、変化に期待する声も確かにあるようだ。
【山下 康太】

4786チバQ:2015/04/24(金) 23:44:07
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_saga/article/164826
伊万里、大町、江北の議員選 選挙カーの自粛にくすぶる異論
2015年04月24日(最終更新 2015年04月24日 03時00分)
午後6時になるとマイクを置き、地声で訴える市議選の立候補者=22日、伊万里市
午後6時になるとマイクを置き、地声で訴える市議選の立候補者=22日、伊万里市
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 統一地方選後半戦も終盤に入った。伊万里市議選と大町、江北両町議選では、新人や元職には相談なしに現職多数の提案で選挙カーの拡声器を使った街頭活動の時間短縮を申し合わせている。「知名度の低い新人つぶし」「公選法が認める訴えの自己放棄」。異論がくすぶる中、立候補者によって対応はさまざまだ。
 「議会の力、議員の力を上げる。市民目線でやってまいります」。22日、伊万里市の商店街。現職は午後6時を境にマイクを置き、地声で訴え始めた。
 市議会会派代表者会議が自粛を申し合わせたのは3月。選挙カーの拡声器が使えるのは告示の19日と選挙戦最終日の25日が午前9時〜午後8時、他の日は午前9時〜午後6時と決めた。理由は「朝夕は市民に迷惑」。法的拘束力はないが、新人や元職にも議長名で協力を求めている。
 地声で訴える現職は少数の反対派だった。2011年の前回市議選も東日本大震災の自粛ムードで「朝夕2時間ずつ短縮」の申し合わせがあったが、午後7時までマイクを握った。公選法は午前8時〜午後8時の選挙活動を認めている。加えて「共働きの家庭が増え、帰宅はほとんど午後6時すぎ。そこから1時間が大事」と考えたからだ。
 だが「自分だけ」と批判を浴びた。考えは変わらないが、渋々応じている。
   ■    ■   
 大町、江北両町議選は22日と24日の自粛を現職多数で決めた。いずれも約20年前からの慣例という。
 ある新人は「おかしいが、町民の反発があると考えてマイクを使うのはやめた」と打ち明ける。別の新人はマイクを使うが「連呼」にならないよう間を置いて訴えている。一方、大町町では申し合わせがない町長選の立候補者は選挙カーで支持を訴えている。
 本当に市民のためか-。伊万里市議選の新人の選対幹部は「1分でも長く名前を売りたいのに不利」と不満を隠さない。当の新人は事務所の壁に貼った議長名の自粛要請文を示しながら「要請でも決まったことと思う市民はいる。守らないと批判の的」と苦笑した。午後6時以降は屋内で演説会を開いているという。
   ■    ■   
 前回の伊万里市議選で午後6時以降もマイクを握り、誤解した有権者から「選挙違反」と言われたことがあるという候補は「公選法にのっとって正々堂々と公約を訴えている。要請自体が問題だ」と指摘する。
 市選管は「あくまでも現職だけで決めた紳士協定。他候補への干渉、選挙妨害と受け取られないよう注意してほしい」としている。
 区長の一人は「立ち止まって施策や主張を静かに訴えてくれれば時間は関係ないのに」と話している。
=2015/04/24付 西日本新聞朝刊=

4787チバQ:2015/04/24(金) 23:58:17
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/local/fukuoka/20150424-OYS1T50015.html
「選挙カー1日おき」市民苦情で定着、大川市議選
2015年04月24日
 26日に投開票される統一地方選後半戦の大川市議選(定数17)で、立候補者は選挙カーによる街宣活動を1日おきに行っている。名前の連呼に対する市民の苦情がきっかけで1991年の市議選から申し合わせ、定着しつつある。一方、有権者からは「候補者の主張や人柄を比べる機会がほしい」との声も上がる。

 同市議選には定数をわずかに上回る18人が出馬。少数激戦にもかかわらず、19日の告示以降、20日と22日は候補者名を連呼する車の姿は影を潜めた。

 現職陣営の1人は「告示前に票固めは終わっている。地盤を選挙カーで回っても大きな伸びは期待できず、1日おきでもいい」と言う。車を使わない日は街頭に立つなどして、有権者に主張を訴えているという。

 選挙カー自粛は、現職議員が告示前に申し合わせ、元議員や新人の陣営に協力を依頼。今回も立候補予定者説明会の会場で、議長名の協力要請があった。拘束力はないが、申し合わせを破る候補者はほとんどいないという。

 しかし、名前を売り込みたい新人候補の胸中は複雑だ。ある新人の陣営は「知名度が低いので、支持者の中には『自粛するべきではない』という声もある。本音を言えば、学校や病院の近くでは拡声機での連呼をやめるという程度にしてほしい」と打ち明ける。

 有権者の受け止め方は様々だ。「連日、名前ばかり繰り返されるのは騒音と同じ」と自粛に肯定的な声の一方、「公開討論会などを開いて候補者の主張や資質を比較できる場がほしい」との注文もある。

 統一地方選で行われる筑後市議選(定数19)と大木町議選(定数12)でも自粛を申し合わせている。筑後市議選の候補者は21〜23日の3日間、選挙カーの利用を控え、大木町議選の立候補者は22、24日は、拡声機を使わないという。

2015年04月24日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4788チバQ:2015/04/26(日) 18:57:10
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015042602000131.html?ref=rank
沖縄県議会 辺野古阻止へ、土砂搬入規制

2015年4月26日 朝刊


写真
 沖縄県議会の社民、共産両党などは二十五日、米軍普天間(ふてんま)飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古(へのこ)移設の阻止に向け、辺野古沿岸部の埋め立てに使う土砂の県外からの搬入を規制する条例案を、六月議会に議員提案で提出する方向で調整に入った。複数の県議が明らかにした。政府が予定する夏ごろの埋め立て開始に条例成立が間に合うよう、策定作業を急ぐ。
 辺野古移設を「あらゆる手法を駆使して阻止する」と公言している翁長雄志(おながたけし)知事を側面支援する狙いがある。昨年十一月の知事選で翁長氏を推した社民、共産両党や沖縄の地域政党「沖縄社会大衆党」など計五会派が策定に関わる。
 条例案では、沖縄独自の環境を保護する観点から、外来種生物が混入する可能性のある土砂の持ち込みを知事が厳しくチェックする仕組みをつくる。
 沖縄県は、辺野古移設を推進した前知事時代の二〇一三年十二月に辺野古沿岸部の埋め立てを承認した。そのうち土砂搬入の部分をあらためて規制の対象にするため、条例の効力をさかのぼって適用可能とするよう、詰めの議論をしている。
 政府は沖縄本島のほか香川県や山口県、北九州市、長崎県、熊本県、鹿児島県から計二千六十二万立方メートルの岩石や土砂を買い取り、埋め立てに使う予定だ。

4789チバQ:2015/04/26(日) 19:17:01
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2015/04/24/003606872
大分、別府両市長選 終盤の情勢


佐藤氏を椋野氏が急追 別府市長選は混戦続く

 統一地方選の後半戦で注目を集める大分、別府両市長選。いずれも無所属新人同士の争いで、各陣営は26日の投開票日に向けてしのぎを削っている。陣営取材などを基に終盤の情勢を探った。
 新人2人の一騎打ちとなった大分市長選は、元中小企業庁次長の佐藤樹一郎氏(57)が先行、元大分大学副学長の椋野美智子氏(59)が激しく追い上げる展開となっている。自民、公明両党などが佐藤氏、民主、社民両党が椋野氏をそれぞれ支援し、与野党対決の様相も見せる。
 新人5人が争う別府市長選は自民党の分裂もあり、混戦となっている。過去の市長選で出馬経験のある元市議の長野恭紘氏(40)に元国土交通省技官の春田義信氏(58)が迫り、元市議の泉武弘氏(70)が続く。元会社員の安達澄氏(45)は短期間で支持を広げており、会社経営の梅野雅子氏(55)も女性票の取り込みに懸命となっている。

4790チバQ:2015/04/26(日) 21:19:29
民主負け
http://mainichi.jp/select/news/20150427k0000m010027000c.html
統一地方選:大分市長選、佐藤氏が当選確実…自民など推薦
毎日新聞 2015年04月26日 20時09分(最終更新 04月26日 20時33分)

 大分県知事選に続く「自民VS民主」対決となった大分市長選は、無所属新人で自民などが推薦する元中小企業庁次長の佐藤樹一郎氏(57)が当選を確実にした。大分市長は非自民系が続いていたが、40年ぶりに自民系が奪還することになった。

 無所属新人で民主などが全面支援する元大分大副学長の椋野(むくの)美智子氏(59)は「大分市で初の女性市長」を旗印に、女性票や無党派層の取り込みを図ったが、及ばなかった。

4791チバQ:2015/04/26(日) 21:19:58
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150426/k10010061821000.html
大分市長選 新人の佐藤樹一郎氏が当選確実
4月26日 20時01分

大分市長選 新人の佐藤樹一郎氏が当選確実
自民党と民主党が事実上、対決する構図となった大分市長選挙は、無所属の新人で自民党・維新の党・日本を元気にする会が推薦し、公明党大分県本部が支持する、元中小企業庁次長の佐藤樹一郎氏の初めての当選が確実になりました。
佐藤氏は57歳。昭和55年に旧通産省に入り、中小企業庁の次長やジェトロ=日本貿易振興機構のニューヨーク事務所長などを務めました。
大分市長選挙は、佐藤氏が自民党、維新の党、日本を元気にする会の推薦と公明党大分県本部の支持を受けたのに対し、無所属の新人で元大分大学副学長の椋野美智子氏が民主党と社民党の支援を受けました。
選挙戦で、佐藤氏は、中小企業や農林水産業の振興のほか、行政コストの削減や、東九州新幹線の早期実現、それに、2020年東京オリンピック・パラリンピックのキャンプ地誘致などを訴えました。
その結果、自民党や公明党の支持層を固め、支持政党を持たない無党派層からも一定の支持を集めて、初めての当選を確実にしました。
佐藤氏「身が引き締まる思い」
初めての当選を確実にした佐藤樹一郎氏は「頂いた期待と重責に身が引き締まる思いです。大分県とも連携して、大分市政の再起動に日々全力で取り組んでいきたい。これからがスタートだと思っています」と述べました。

4792チバQ:2015/04/26(日) 22:13:13
http://www.sankei.com/west/news/150426/wst1504260056-n1.html
2015.4.26 20:49
【統一地方選】
40年ぶり村長選は64歳新人 宮崎・諸塚





【統一地方選2015】
 宮崎県諸塚村長選は26日、無所属新人の元副村長、西川健氏(64)が無所属新人の元村議、中本洋二氏(42)を破り初当選した。昭和50年以来、40年ぶりの選挙で投票率は92.61%だった。

 諸塚村は40年前、現職と新人の一騎打ちによる激戦で二分された。現職が勝ったが、村民の間では「狭い山村での争いは避けたい」との思いが強まり、その後は引退する村長の後継に助役らが就き、選挙戦を回避。前回選の平成23年まで9期連続無投票だった。

 今回は元副村長の西川氏が「政策の継続」を掲げ、シイタケ栽培や林業など第1次産業の再生による振興を主張し支持を広げた。中本氏は新たに木質バイオマスの製造などに取り組み、村を活性化したいと訴えたが及ばなかった。

4793チバQ:2015/04/26(日) 22:15:58
現職を破る
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/180995
大町町長に前町総務課長の水川氏が初当選
2015年04月26日 22時00分
 統一地方選後半戦の杵島郡大町町長選は26日、投開票され、新人で前町総務課長の水川一哉氏(58)=福母=が2817票を獲得、現職の武村弘正氏(74)=5期・大町=ら2人を破り、初当選を果たした。6選を目指した武村氏に1620票の大差を付けた。投票率は81・05%で、前回(2007年=82・41%)を1・36ポイント下回った。

http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30101/180124
大町町長選終盤情勢 「集大成」「刷新」訴え
2015年04月24日 07時46分

 現職と新人2人が立候補した杵島郡大町町長選は、26日の投開票に向けて激しい選挙戦を繰り広げている。5期20年の実績を挙げて「集大成」を訴える現職の武村弘正氏(74)=大町=に対し、前町議の三谷英史氏(56)=福母=と前町総務課長の水川一哉氏(58)=福母=は、財政問題などを指摘しながら町政刷新を掲げて挑んでいる。

 1995年、2007年に続き3度目の町長選となった三谷候補。過去2回はいずれも武村候補との一騎打ちで2400票前後を集めたが敗れた。今回は団体に推薦や支援を求めず草の根選挙に徹している。旧炭鉱住宅地区の空き家を「エネルギー政策転換という国策の犠牲」とし、「国や県の特区指定で対応を」などと訴える。「町幹部の贈収賄事件など信頼は揺らいでいる。町民との距離を縮めスピード感ある政治を」と支持拡大を図っている。

 町総務課長を辞して町長選に挑んだ水川候補の陣営は、町商工会長が後援会長を務め、元副町長らも支援に入る。財政改善などを中心に「今こそ世代交代」と説き、巡回バス、福祉タクシー導入やスーパー・共同店舗誘致などの政策を掲げる。昨秋以降、小さな集会にも顔を出して町政を担う意気込みを伝えてきた。「初の選挙で手探りだが、町を回って出てきてくれる人も多い」と水川候補。24日に総決起集会を開き、結束とラストスパートを呼び掛ける。

 武村候補は、選挙カーをゆっくり走らせて政策を訴え、握手を重ねる街演を続けている。小中一貫校実現や住宅助成、子育て対策といった定住促進策といった実績を挙げ、移動販売車運行など「集大成の公約」を訴えている。事業継続の大切さを強調することで多選批判をかわしている。23日夜の総決起集会には約260人を集めた。陣営幹部は「街演でも反応はいい」と手応えを感じている。

 10議席を13人で争う町議選も行われているが、立候補者で町長候補への支持を明確にしているのはわずか。「自分の票が減る」と町長選と連動する動きはみられない。農業団体が水川候補と武村候補の両者を推薦するなど、各種団体も中立が多い。

 有権者は約5900人。1995年と99年の町長選の投票率は90%だったが、2007年は82%。前回は無投票で、同日選だった町議選の投票率は74・77%だった。投票率が下がる傾向の中で、各陣営は「80%に届くか…」とにらみながら、「まず当落ラインの2000票を固めて上積み」を目指す。三つどもえとなり「多選を含めた現町政批判票がどう分散するか」も当落を左右する。

4794チバQ:2015/04/27(月) 07:00:19
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukuoka/news/20150427-OYTNT50220.html
田川市長に二場さん初当選 統一地方選
2015年04月27日

統一地方選の後半戦は26日、投開票され、3市長選の当選者が決まった。4人の激戦となった田川市長選は、新人の二場公人さん(58)が現職の4選を阻んだ。現職と新人が争った2市では、春日市で現職の井上澄和さん(64)が、太宰府市では新人の芦刈茂さん(65)が制した。すべて一騎打ちとなった5町長選のうち、官製談合事件で町長が逮捕・起訴された川崎町は、前町長の手嶋秀昭さん(73)が新人に競り勝った。15市議選(定数計327)、14町議選(同192)でも当選者が決まった。

 ■田川市長選

 田川市長選は、新人で前市議の二場公人さんが、4選を目指した現職の伊藤信勝さん(69)を接戦で制し、初当選を果たした。

 自民、公明両党の推薦を得た二場さんは、組織力を生かして選挙戦を展開。市のイメージ改善や子育て支援などを訴えた。

 当選が決まり、同市奈良の事務所で支持者から祝福を受けた二場さんは、「皆さんと一緒に、この田川を変えてみせる」と力強く語った。

 伊藤さんは「市民党」を掲げて選挙戦に臨み、3期12年の実績を強調したが、わずかに及ばなかった。いずれも新人で前市議の金子和智さん(44)、社会福祉法人理事長の笹山良孝さん(62)は支持が広がらなかった。

 ■春日市長選

 春日市長選では、現職の井上澄和さんが、新人で前市議の坂本靖男さん(57)を抑え、5選を決めた。

 井上さんは財政健全化や市民との対話、地域や保護者が学校運営に関わるコミュニティ・スクールの取り組みなど4期16年の実績を強調。前回選ではなかった政党推薦を与野党から取り付けたうえ、市議選候補者の8割が出陣式に駆けつけるなど、盤石の態勢で選挙戦を有利に進めた。

 「当選確実」の一報が入ると、同市一の谷の事務所は、集まった支持者らのバンザイと拍手に包まれた。井上さんは「少子高齢化社会に焦点をあて、九州一住みやすいと言われる春日市であるよう頑張っていきたい」と力を込めた。

 ■太宰府市長選

 太宰府市長選では、新人で前市議の芦刈茂さんが、3選を目指した現職の井上保広さん(67)を破り、初当選を果たした。

 芦刈さんは、井上さんが建設を推進した体育複合施設や市役所前の屋根付きの回廊などを「無駄遣いだ」と厳しく批判。「市役所も議会もまわりに遅れ、市民の声が届かない」と訴えた。

 直前の県議選太宰府市区で、自らが推した元市議が、井上さんが応援に回った自民党公認候補に勝利したことも追い風になった。

 当選が決まると、同市国分の事務所に集まった支持者らは沸き返った。芦刈さんは「勝った。勝ちました」と絶叫し、「市民の声を聞き、市政に生かしていく」と喜びを語った。

2015年04月27日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4795チバQ:2015/04/27(月) 07:01:59
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_fukuoka/article/165403
【太宰府市長選】芦刈氏「刷新」訴え実る
2015年04月27日(最終更新 2015年04月27日 03時47分)
 太宰府市長選は、元市議で無所属新人の芦刈茂氏(65)が、自民、公明の推薦を受けて3選を狙った無所属現職の井上保広氏(67)に競り勝った。目立った組織もなく「市政刷新」の一点で、有権者の支持を広げた。390票差の勝利に「今後は立場の違いを超え、オール太宰府で対話しながら、新しいまちづくりを進めたい」と抱負を語った。

 事務所で芦刈氏は「市民の力」を勝因に挙げた。6478人の反対署名が提出されながら建設が進む総合体育館(来年2月完成予定)を現職の土木・箱もの優先の象徴と位置付けた。疑問を抱く有権者の支持を得たことが接戦を制した要因と分析する。
 芦刈氏にとって後押しとなったのが、昨年春に発足した市民団体「新しい風」の取り組み。「市民中心の政治」を目指して、市内で「新しい風」通信を発行し、総合体育館や市が購入した国士舘大跡地などの問題を指摘してきた。芦刈氏と同じ「刷新」の主張が有権者に徐々に浸透し、井上氏陣営も「ボディーブローのように効いた」と、告示後、反論する文書を市内で配るなど対応に追われた。
 先の県議選で、井上氏が推した自民公認候補が民主、社民推薦の女性候補に敗れた。芦刈氏は「市民の声が届く市政に改革する」と述べ、市民と対話する場を設ける考えを示した。
=2015/04/27付 西日本新聞朝刊=

4796チバQ:2015/04/27(月) 07:02:53
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_fukuoka/article/165402
【田川市長選】二場氏63票差で制す
2015年04月27日(最終更新 2015年04月27日 03時47分)
 無所属4人が市政の継続か刷新かで争った田川市長選は、新人の二場公人氏(58)=自民、公明推薦=が初当選した。4選を目指した現職の伊藤信勝氏(69)とはわずか63票差。大激戦を制した二場氏は事務所で大勢の支持者と万歳した後「皆さんの声をしっかり受け止め、田川を再生する。一緒に頑張りましょう」と声を張り上げた。

 市議選で2度目の当選を果たした2011年、「田川を変えるには市長になるしかない」と、次期市長選への出馬を決意。同年12月から、朝、昼、夕と街頭演説を続けた。市が単独で建設を進めているごみ焼却施設に対しては「大きな負担を子や孫に残してはいけない」と、近隣自治体との広域処理を主張した。
 告示後は美しいまちづくり、新産業の創出、教育改革、子育て支援を掲げ「田川が生まれ変わるか、変わらないかのターニングポイント。絶対に、絶対に、田川を変える」と声をからした。告示直前に自治労県本部の推薦も決まり、組織力を生かして接戦を制した。
 炭鉱閉山から半世紀。市の人口は半分以下に減り、昨年5万人を割り込んだ。子育て世代の定住を促進するための雇用確保、中心市街地再生、小中学生の学力向上など課題は山積する。二場氏は「必ず子や孫の世代が胸を張って誇れるまちにする」と言い切った。
=2015/04/27付 西日本新聞朝刊=

4797チバQ:2015/04/27(月) 07:03:32
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_kumamoto/article/165398
人吉市長選、松岡氏が初当選 37歳「刷新」訴え実る
2015年04月27日(最終更新 2015年04月27日 02時36分)

人吉市長選で初当選し万歳をする松岡隼人氏(左から2人目)
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 統一地方選後半戦の人吉市長選と5町村長選、4市議選、11町村議選は26日投開票された。人吉市長選は、無所属新人の松岡隼人氏(37)が市政刷新と若さを訴え、無所属現職で3選を目指した田中信孝(67)、諸派新人の長友清冨(65)両氏を破り、初当選した。県内では最年少の首長となる。5町村長選は、御船町と水上村で新人が現職を破り、新人同士の対決だった南小国町も含め新人3人が初当選。錦、あさぎり両町はともに現職が3選を決めた。計91人が立候補した荒尾、水俣、人吉、合志の4市議選は全71議席が確定。158人が132議席を争った玉東や菊陽、高森、益城、多良木、山江など11町村議選もすべての顔触れが決まった。
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 「人吉を、どぎゃんかせんといかんと願う皆さんの思いが形になった。本当に感謝しかない」。人吉市長選で初当選した元市議の新人松岡隼人氏は、市内の事務所に詰め掛けた支持者らと万歳し、喜びを爆発させた。
 3選を目指す現職田中信孝氏との事実上の一騎打ち。約350の企業・団体の推薦を得て組織戦を展開した田中氏に対し、草の根戦術で挑み、若者たちが支えた。30歳差の若さを前面に出して「チェンジ人吉」を訴え、インターネットを駆使するなど知名度アップに腐心した。
 田中氏の看板施策の観光施設「人吉鉄道ミュージアム」建設や、建設費約33億円の市庁舎建て替え計画を「箱物行政の典型で税金の無駄遣い」と厳しく批判。新庁舎は「計画を白紙撤回し、公民館活用などで建設費を7億円以内に抑える」との代替案を示し、理解を求めた。小中学校の給食費無料化なども公約に掲げ支持を広げた。
 「情報発信や市民との意見交換の場をつくって人吉の長所を磨き上げ、一緒に良い街を築き上げたい」。オール人吉での街づくりを力強く語った。
=2015/04/27付 西日本新聞朝刊=

4798チバQ:2015/04/27(月) 07:04:08
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_oita/article/165369
大分市長選、佐藤樹一郎氏が初当選 別府市長に長野氏
2015年04月26日(最終更新 2015年04月27日 02時36分)
 統一地方選後半戦は26日投開票され、県知事選に続く「与野党対決」となった大分市長選は、無所属新人で元中小企業庁次長の佐藤樹一郎氏(57)=自民、維新、元気会推薦、公明支持=が、民主などが支援する無所属新人で元大学副学長の椋野美智子氏(59)を破り、初当選した。自民の全面支援を受けた佐藤氏は幅広く浸透した。5新人が立候補した別府市長選は、無所属新人で元同市議の長野恭紘氏(40)=次世代推薦、公明支持=が混戦を制し、3度目の挑戦で初当選した。別府と中津、日田、杵築、宇佐の5市議選と玖珠町議選でも、新議員が次々と誕生した。
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 「市民のために汗をかき、大分を発展させる行政をつくる第一歩だ」。初当選した佐藤氏は大分市のホテルで支持者に囲まれ、かすれた声で抱負を語った。鳴りやまない拍手に、選挙戦のキーワードにも据えた「県と国、市が連携したまちづくり」を宣言した。
 1980年に通商産業省(現経済産業省)に入り、中部経済産業局長や中小企業庁次長などを務めた。昨年10月、「30年以上の行政経験を生かす」と出馬を表明。「産業力の強化と街の魅力向上で多くの人が大分市に住みたい、訪れたいと思う街づくりをしていくことが必要だ」と強調した。
 これまで約2500カ所であいさつ回りを続け、経済産業省時代に培った産業政策を説いた。知事選で4選を果たした官僚時代の先輩、広瀬勝貞氏(72)との近さもPRし、選挙戦では「県と市が違う方向を向いていては地域間競争に勝てない。市政と県政のねじれを解消する」と訴えた。最終盤は広瀬氏と夫人から選挙事務所で激励を受けた。
 自民の全面支援を受け、約40年続いた「反自民の牙城」を崩してトップに立つ佐藤氏。「産業の力をつけ、その力で福祉や教育を充実させる」と強調した。
 一方、椋野氏は同市の会議場で支援者に「私の力不足。ご支援をいただき感謝している」と頭を下げた。元同市長の釘宮磐氏(67)の知事選転出を受け、2月に立候補を表明。知事選で傘下労組の対応が割れた連合大分の推薦を受け、「反自民勢力の結集」(選対幹部)を呼び掛けたが、最後まで出遅れが響いた。
   ◇   ◇
 ■別府市長 初当選・長野氏「よりいい街に」
 「長い間お待たせしたが、別府を諦めないという約束を結実させることができた。もっといい街に必ずする」。大型商業施設進出の是非が争点となった2006年の市長選、11年の前回選に続く挑戦で、長野氏は悲願を達成した。支持者が集まった別府市内のホテルに当選確実の一報が入ると、会場は大きな拍手と歓声に包まれた。自宅から駆け付けた長野氏は、支持者と握手を交わし、決意を述べた。
 戦後初めて現職が立候補せず、九州では最多となる新人5人が名乗りを上げた市長選。自民は推薦候補の選定をめぐり、市議の間で推す人物が割れ、分裂状態に陥った。民主も県連幹部と支持母体の連合大分が別々の候補を支援し、一枚岩になれなかった。
 混戦模様が深まる中、自民党市連の推薦を取り付け、額賀福志郎元財務相が応援に駆け付けるなど、長野氏は政権与党との近さをアピール。選挙戦は、現職に約1400票差に迫った前回を教訓にして、「基礎票を守り抜く」(陣営幹部)戦略に徹し、こまめに小集会を開いた。
 産官学が連携した地場産業の成長戦略なども掲げ、市議候補数人と連動して「停滞した別府を前進させよう」と市政刷新を訴えた。
 一方、敗れた4人のうち、春田義信氏は市内のホテルで「残念でならない。市中心部での手応えが薄かった」と語った。連合大分の推薦を受け、組織戦を展開したが及ばなかった。
 泉武弘氏は市議8期を支えたボランティアスタッフが中心となって運動を支えた。市内の事務所で「結果は厳粛に受け止める。皆さんに心から感謝したい」と頭を下げた。
=2015/04/27付 西日本新聞朝刊=

4799チバQ:2015/04/27(月) 07:04:34
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_kagoshima/article/165401
元阿久根市長、市議選トップ当選
2015年04月27日(最終更新 2015年04月27日 03時39分)

 鹿児島県阿久根市議選では元市長の竹原信一氏(56)が2位と約1500票差の2371票を集めトップ当選を果たし、政治の舞台に戻ってきた。
 竹原氏は市議を経て2008年、市長に初当選。2期目の10年12月、議会に諮らず専決処分を連発する政治姿勢が「独善的」と批判され、住民リコール(解職請求)で失職、11年1月の出直し選で落選した。14年12月の市長選に、選挙活動をしない異例のスタイルで立候補したが及ばなかった。今回は選挙カーを走らせて選挙活動を展開。市役所改革などを訴えて支持を集めた。
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=2015/04/27付 西日本新聞朝刊=

4800チバQ:2015/04/27(月) 07:05:06
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_kagoshima/article/165396
中種子町長に田渕川氏 南種子町長選は名越氏返り咲き
2015年04月27日(最終更新 2015年04月27日 02時38分)

 統一地方選後半戦で鹿児島県では26日、中種子、南種子の2町長選が投開票され、中種子町長には無所属新人で元建設会社役員の田渕川寿広氏(53)が初当選し、南種子町長には無所属元職の名越修氏(78)が返り咲きを果たした。
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 中種子町長選は無所属新人の一騎打ち。田渕川氏は企業経営の経験を強調して町政刷新を唱え、支持を集めた。町役場職員だった農業川下朋身氏(68)は川下三業(みつなり)町長の町政継承を掲げたが、及ばなかった。投票率は過去最低の86・78%。当日有権者数は6923人(町選管調べ)。
 南種子町長選は3回連続同じ顔触れの対決。名越氏はロケットを生かした雇用創出や高校生までの医療費無料化を唱え、観光振興の実績を強調した無所属現職の梶原弘徳氏(67)を破った。投票率は過去最低の88・38%。当日有権者数は4844人(町選管調べ)。
   ◇   ◇
 ■田渕川氏が抱負 「民間感覚で町政改革を」
 「責任の重さを痛感している。町民の声を常に聞き、夢と希望を持てる町づくりにぶれずに前進していく」。中種子町長選で初当選した田渕川寿広氏(53)は26日夜、事務所で支持者と喜びを分かち合い、1期目への抱負を述べた。
 町政の継承か改革かが争点となった選挙戦。「今の町政は停滞している。民間感覚で危機感を持ち『お役所仕事』と言われない攻めの行政運営を町職員に浸透させる」と、企業経営の経験を生かして町政改革に取り組む姿勢を強調した。最優先の政策としては、サトウキビや畜産などの6次産業化の推進を挙げた。
 防衛省が隣の馬毛島(西之表市)に計画する米軍艦載機の陸上空母離着陸訓練(FCLP)移転への対応については「町内でも賛否が割れているので、中立の立場で町民の意見を聞き、国から情報収集したい」と語った。
   ◇   ◇
 ■名越氏が抱負 「対話重視で創意工夫を」
 「政策を快く受け入れてもらった。次世代に引き継げる公平でオープンな町政を目指す」。南種子町長選で返り咲きを果たした名越修氏(78)は26日夜、抱負を語った。選挙戦は激戦となったが「批判だけでは何も生まれない。住民や議会の声をよく聞きたい」と、対話重視の町政運営をしていくことを表明。「職員には町民のリーダーとしての意識と創意工夫を求めたい」と強調した。
=2015/04/27付 西日本新聞朝刊=

4801チバQ:2015/04/28(火) 00:03:32
http://www.sankei.com/west/news/150426/wst1504260052-n1.html
2015.4.26 20:38

「特例債使えるから」という発想がおかしい…新庁舎建設の住民投票で「反対過半数」 長崎・壱岐、市長は中止表明






住民投票の結果を受け、市庁舎建設の中止を表明する白川博一壱岐市長=26日夜、長崎県壱岐市
 長崎県壱岐市で新たな市庁舎建設の賛否を問う住民投票が26日、市条例に基づき実施され、即日開票の結果、反対が9703票で過半数を占めた。賛成は4629票だった。白川博一市長は開票終了後に記者会見し、建設の中止を表明した。

 4カ所に分散している庁舎を統合するかどうかが争点だった。結果に法的な拘束力はないが、投票率は63・67%で、白川市長が結果に「無条件で従う」としていた60%を上回った。

 壱岐市は人口約2万8千人の離島。2004年に島内4町が合併した際、本庁舎を造らず、旧4町の役場に部署と職員を分散させていた。しかし、1カ所で市民が用件を済ませられず、現庁舎はいずれも老朽化しており、市は統合して新庁舎を建てる計画を決めた。

 事業費は約29億円。合併特例債(借金)を充てれば、返済時に国が70%を実質的に肩代わりするため、市の負担は約9億円で済むとしていた。

 しかし、反対派住民は、庁舎が廃止された地域は職員が大幅に減り、地域が衰退すると主張。「国と地方の財政が厳しい中、特例債を使えるから建設するという発想がおかしい」と訴え、お金は人口減少や産業・観光の振興に使うべきだと指摘していた。

4802チバQ:2015/04/28(火) 01:11:01
http://www.sankei.com/politics/news/150426/plt1504260034-n1.html
2015.4.26 22:27
【統一地方選】
ヘリパッド容認派が3選 沖縄・東村長選





【統一地方選2015】
 沖縄県東村長選は26日、無所属現職の伊集盛久氏(74)が無所属新人の当山全伸氏(66)を破り3選を果たした。米軍北部訓練場(東村、国頭村)の一部返還に伴うヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)の東村内移設の是非が争点で、伊集氏は容認、当山氏は反対を明言していた。

 日米両政府は平成8年に北部訓練場のほぼ半分の返還で合意、返還区域内にあるヘリパッドの非返還区域への移設が条件となった。日本政府は19年に移設工事に着手し、米軍は新型輸送機MV22オスプレイを移設先でも運用する。

 伊集氏はヘリパッド移設を容認し、訓練場の早期返還を実現するべきだと主張し支持を広げた。当山氏は移設先に東村の水資源があると強調、環境面から移設反対を鮮明にしたが及ばなかった。

4803チバQ:2015/04/28(火) 07:46:50
九州
http://www.yomiuri.co.jp/local/miyazaki/news/20150427-OYTNT50336.html
自民最大勢力を維持 県議会派
2015年04月28日
 県議会(定数39)の所属会派届が27日に出そろい、新しい会派構成が固まった。最大会派の自民党はベテランの落選が相次いだものの、新人らの当選で23人となり、改選前(24人)とほぼ同じ勢力を確保した。県民連合宮崎と共産党はそれぞれ1人増やしたが、愛みやざきは1人が離脱することになった。5月12日の全員協議会で正式に決まる。


 自民党は、立候補した現職21人のうち18人が当選。これに新人、前議員の計4人と、串間市区に無所属で立候補し、初当選した島田俊光氏が加わった。島田氏は23日付で同党県連から追加公認を受けた。

 民主党と社民党でつくる県民連合宮崎は、都城市区で返り咲きを果たした社民の満行潤一氏が加入するなどし、6人から7人に拡大した。共産党も同市区で初当選した来住一人氏を加え、2人となる。

 公明党は現職3人が当選し、改選前と同じ3人による会派となる。無所属議員でつくる愛みやざきも現職3人が当選したが、代表を務める西村賢氏が「無所属の会」(1人)を新たに結成することになり、2人になる。無所属クラブ(1人)は改選前と変わらない。

4804とはずがたり:2015/04/28(火) 14:55:59
<’15統一選くまもと>当選から一夜明けて 3首長選で現職敗れる波乱 /熊本
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20150428ddlk43010554000c.html
毎日新聞2015年4月28日(火)14:33
 26日に投開票された統一地方選後半戦の人吉市長選と5町村長選は、人吉市と御船町、水上村の3市町村で現職が敗れる波乱の結果になった。人吉市長選と御船町長選では、いずれも3選を目指した現職を破って初当選した新人が27日、記者会見で新首長としての抱負を述べた。人吉、荒尾、水俣、合志の4市議選と11町村議選でも、当選した新議員計203人が喜びを新たにした。就任後は各自治体が抱える人口減少、少子高齢化対策などに取り組む。【取違剛】

 ◇人吉・球磨合併 9町村に呼びかけへ 新人吉市長、松岡さんが意向

 人吉市長選で無所属現職の田中信孝さん(67)を破って初当選した無所属新人の松岡隼人さん(37)は27日、同市北泉田町の事務所で記者会見した。

 松岡さんは田中さんを約600票の小差で破った選挙戦を振り返って「組織もお金もなかったが、自分たちの町を変えようという志のある人たちが集まって輪を広げてくれた」と感謝した。市をほぼ二分する結果になったことには「私と現職のどちらを支援した人もいい町にしたいという思いは同じ。選挙が終われば人吉は一つだ」と述べ、立場を問わず市民の意見を聴いていく姿勢を強調した。

 会見では「人吉と球磨は一つになるべきだ」と述べ、球磨郡9町村に合併を呼びかける考えも示した。選挙戦では老朽化した現庁舎に代わる新庁舎建設の是非が大きな争点だったが、松岡さんは合併を念頭に市が総事業費33億円を見込む建設計画に反対し「合併後に新市の庁舎を建てるべきだ」と訴えていた。

 その間の市庁舎については、既存施設を活用して事業費を7億円程度にとどめる案を軸に早急に新たな案をまとめる考えを示した。公約に掲げた中学生までの医療費無料化や学校給食費の免除、起業支援センター設立も優先的に取り組む施策に挙げた。【取違剛】

 ◇竹バイオマス訴訟、控訴取り下げ検討へ 新御船町長、藤木さんが会見

 御船町長選で初当選した冠婚葬祭会社役員で無所属新人の藤木正幸さん(49)は27日、町内の後援会事務所で記者会見。「縦割りではなく横の連携を強化する。民間の力を生かして子供のための図書館機能の充実や、観光振興などを素早く実現したい」と抱負を述べた。

 竹バイオマス事業計画が頓挫した事業会社への国の補助金を町が肩代わり返還したのは違法として、町が山本孝二前町長に約9300万円を請求するよう命じた熊本地裁判決にも言及。町が訴訟費用を負担して控訴したことを批判し、控訴の取り下げを検討することを明らかにした。

 宗教法人関係者による吉無田高原の開発計画については「貴重な森林資源を守るため、任期中に環境条例を作りたい。県とも協力して議論を進めていく」と意気込みを語った。

 現職に2200票以上の差をつけた選挙戦については「組織票がない中で町民の支援が広がった。竹バイオマス事業計画を含む前町長の2期8年への不満の表れ」と勝因を口にした。【柿崎誠】

4805チバQ:2015/04/28(火) 21:09:39
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddlk40010369000c.html
’15統一選ふくおか:太宰府、芦刈さん初当選 春日、井上さん5選 田川、二場さん初当選 /福岡
毎日新聞 2015年04月27日 地方版

 統一地方選後半戦の3市長選と15市議選、5町長選と14町議選が26日に投開票された。

 市長選は2市で新人が大激戦を制した。4人が立った田川市は二場公人さん(58)、現新の一騎打ちだった太宰府市は芦刈茂さん(65)が、それぞれ勝ち抜いて初当選した。春日市は現職の井上澄和さん(64)が新人を振り切って、5選を果たした。

 投票率は田川73・17%(前回72・08%)、春日45・47%(同47・88%)、太宰府52・92%(同52・12%)。

 町長選は、志免町で新人が現職の5選を阻んだ。新宮と芦屋両町は現職が勝利し、糸田町は前町議、川崎町は元職が当選した。

 議員選挙は久留米や飯塚、筑紫野など15市と、篠栗や岡垣、みやこ、大木など14町で新たな顔ぶれが決まった。【井本義親】

 ◆太宰府市長選

 ◇「謙虚に市民の声を聞く」
 太宰府市長選は、前市議で無所属新人の芦刈茂さんが、3選を目指した無所属現職の井上保広さん(67)=自民、公明推薦=との大接戦を制した。

 「やりました」。芦刈さんは国分1の事務所で支援者と万歳三唱。開票の最後まで結果が分からない接戦に興奮した様子で「市民の気持ちが、こういう形で表された。謙虚に市民の声を聞き、市政に生かしていきたい。オール太宰府で新しいまちづくりに取り組む」と抱負を述べた。選挙戦は、県議選で自民候補に勝った渡辺美穂氏や市議候補の支援も得て現職の壁を破った。

 井上さんは厚い保守層を基盤に戦ったが県議選からの流れを止められなかった。【勝野昭龍、下原知広、尾垣和幸】

 ◆春日市長選

 ◇「住みやすい街へ協力を」
 春日市長選は、無所属現職の井上澄和さん=自民、民主、公明推薦=が前市議で無所属新人の坂本靖男さん(57)を破った。

 井上さんは当確の報を受け、同市一の谷1の事務所で支援者と万歳三唱で祝った。多選批判には「政策論争を深められない面もあった」と振り返り、「春日は九州一住みやすい街と評価され、多くの人に移り住んでいただいている」と実績に自信を見せた。そして「少子高齢化は今後10年さらに厳しくなる。住んでよかったと言われるよう、皆さんと協力して頑張っていきたい」と抱負を語った。

 坂本さんはビラ約17万枚を配布し、多選批判を展開。松尾嘉三県議の支援も受けたが、及ばなかった。【渡辺英寿、勝野昭龍】

 ◆田川市長選

 ◇「再生」やり遂げていく

 田川市長選は、無所属新人の前市議、二場公人さん=自民、公明推薦=が、4選を目指した無所属現職の伊藤信勝さん(69)ら3氏との激戦を制し、初当選を果たした。

 二場さんは4年前から続ける街頭演説などで知名度を高めた一方300以上の企業・団体の推薦を得た。自民・公明に加え、自治労県本部の推薦も受け、義兄で田川郡町村会長の永原譲二・大任町長や武田良太・自民副幹事長も全面支援し、幅広く支持が浸透した。当選を決めた二場さんは「みなさんの声をしっかり受け止め、公約である『田川再生』をこの4年間でやり遂げていく」と喜びを語った。

 伊藤さんは市立病院の経営改善などの実績を訴え、麻生太郎副総理との密接ぶりもアピールしたが及ばなかった。ともに無所属新人の、金子和智さん(44)は21年間の市役所勤務や「田川ホルモン喰楽歩(くらぶ)」での活動を、笹山良孝さん(62)は市議5期の実績などを訴えたが支持が広がらなかった。【荒木俊雄】

 ◆志免町長選

 ◇世利さん初当選
 16年ぶりの選挙となった志免町長選は、無所属新人の元町課長、世利良末さん(61)が、5選を目指した無所属現職の南里辰己さん(73)=自民、民主、公明推薦=を破り、初当選した。

 世利さんは「元気で明るい町に変えたい」と町政刷新を掲げ、水道料金の見直しや乳幼児の医療費無料化の拡大、インフラ整備などを訴え支持を広げた。

 南里さんは4期の実績を強調し「住み続けたいと言われる町づくり」を主張したが及ばなかった。【柴田種明】

4806チバQ:2015/04/28(火) 21:09:59
 ◆新宮町長選

 ◇長崎さん再選
 新宮町長選は無所属現職の長崎武利さん(73)=自民、公明、維新推薦=が無所属新人のNPO法人理事長、山田哲也さん(54)を破り再選を果たした。

 長崎さんは1期目の実績を強調した上で、町北部の産業振興や防災拠点の整備などを掲げ「安心安全の町づくりを進めていく」と主張して支持を集めた。

 山田さんは「都市高速延伸などを周辺市町との連携で実現させれば企業誘致や雇用拡大につながる」などと訴えたが及ばなかった。【柴田種明】

 ◇最下位当選者をくじ引きで決定 糸田町議選
 糸田町議選(定数12)は開票の結果、得票順12番目の候補者が2人となった。このため公選法の規定により、最下位当選者はくじ引きで決まった。

 ◇期日前投票またミス 大牟田市選管、用紙二重交付
 大牟田市選挙管理委員会(平塚充昭委員長)は25日夜、市議選の期日前投票で、70代女性に誤って投票用紙を2回交付し、二重に投票させたと発表した。女性の投票用紙は特定できず有効票として扱われる。今回の期日前投票では選挙権のない男性に投票させるミスがあったばかりで、市選管は「基本的なミスが続いたことを深くおわびする」と陳謝した。【近藤聡司】

==============

 ◇太宰府市長選
芦刈茂(あしかり・しげる) 65 無 新(1)

 [元]市議▽太宰府ちんぐの会会長[歴]水城台自治会長▽鋼材販売会社社長▽九大

==============

 ◇春日市長選
井上澄和(いのうえ・すみかず) 64 無現(5)

 県後期高齢者医療広域連合長▽消防組合組合長[歴]衆院議員秘書▽県議▽西南学院大=[自][民][公]

==============

 ◇田川市長選
二場公人(ふたば・きみと) 58 無新(1)

 社会福祉法人理事▽会社役員[歴]市議会総務文教委員長▽田川地区消防組合議長▽青学大=[自][公]

==============

 ◇志免町長選
世利良末(せり・よしみ) 61 無新(1)

 農業▽町農業委員[歴]町課長▽町福祉施設館長▽福岡大

==============

 ◇新宮町長選
長崎武利(ながさき・たけとし) 73 無現(2)

 酒販会社社長[歴]保護司▽町議会議長▽福大大濠高

〔福岡都市圏版〕

4807チバQ:2015/04/28(火) 21:10:46
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddlk40010371000c.html
’15統一選ふくおか:市長選開票結果 /福岡
毎日新聞 2015年04月27日 地方版

 ◇春日市=選管最終発表
当 23783 井上澄和 64 無現

  14338 坂本靖男 57 無新

 ◇太宰府市=選管最終発表
当 14727 芦刈茂 65 無新

  14337 井上保広 67 無現

 ◇田川市=選管最終発表
当 11547 二場公人 58 無新

  11484 伊藤信勝 69 無現

   4073 金子和智 44 無新

   1657 笹山良孝 62 無新

〔福岡都市圏版〕

4808チバQ:2015/04/28(火) 21:13:39
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddlk40010383000c.html
’15統一選ふくおか:田川市長選、二場さんが初当選 「再生やり遂げたい」 /福岡
毎日新聞 2015年04月27日 地方版

 統一地方選後半戦の3市長選と15市議選、5町長選と14町議選が26日に投開票された。

 市長選は2市で新人が大激戦を制した。4人が立った田川市は二場公人さん(58)、現新の一騎打ちだった太宰府市は芦刈茂さん(65)が、それぞれ勝ち抜いて初当選した。春日市は現職の井上澄和さん(64)が新人を振り切って、5選を果たした。

 投票率は田川73・17%(前回72・08%)、春日45・47%(同47・88%)、太宰府52・92%(同52・12%)。

 町長選は、志免町で新人が現職の5選を阻んだ。新宮と芦屋両町は現職が勝利し、糸田町は前町議、川崎町は元職が当選した。

 議員選挙は久留米や飯塚、筑紫野など15市と、篠栗や岡垣、みやこ、大木など14町で新たな顔ぶれが決まった。【井本義親】

 田川市長選は、無所属新人の前市議、二場公人さん=自民、公明推薦=が、4選を目指した無所属現職の伊藤信勝さん(69)ら3氏との激戦を制し、初当選を果たした。

 二場さんは4年前から続ける街頭演説などで知名度を高めた一方、300以上の企業・団体の推薦を得た。自民・公明に加え、自治労県本部の推薦も受け、義兄で田川郡町村会長の永原譲二・大任町長や武田良太・自民副幹事長も全面支援し、幅広く支持が浸透した。当選を決めた二場さんは「みなさんの声をしっかり受け止め、公約である『田川再生』をこの4年間でやり遂げていく」と喜びを語った。

 伊藤さんは市立病院の経営改善などの実績を訴え、麻生太郎副総理との密接ぶりもアピールしたが及ばなかった。ともに無所属新人の、金子和智さん(44)は21年間の市役所勤務や「田川ホルモン喰楽歩(くらぶ)」での活動を、笹山良孝さん(62)は市議5期の実績などを訴えたが支持が広がらなかった。【荒木俊雄】

 ◆春日市長選

 ◇井上さん5選
 春日市長選は、無所属現職の井上澄和さん=自民、民主、公明推薦=が前市議で無所属新人の坂本靖男さん(57)を破った。

 井上さんは当確の報を受け、同市一の谷1の事務所で支援者と万歳三唱で祝った。多選批判には「政策論争を深められない面もあった」と振り返り、「春日は九州一住みやすい街と評価され、多くの人に移り住んでいただいている」と実績に自信を見せた。そして「少子高齢化は今後10年さらに厳しくなる。住んでよかったと言われるよう、皆さんと協力して頑張っていきたい」と抱負を語った。

 坂本さんはビラ約17万枚を配布し、多選批判を展開。松尾嘉三県議の支援も受けたが、及ばなかった。【渡辺英寿、勝野昭龍】

 ◆太宰府市長選

 ◇芦刈さん初当選
 太宰府市長選は、前市議で無所属新人の芦刈茂さんが、3選を目指した無所属現職の井上保広さん(67)=自民、公明推薦=との大接戦を制した。

 「やりました」。芦刈さんは国分1の事務所で支援者と万歳三唱。開票の最後まで結果が分からない接戦に興奮した様子で「市民の気持ちが、こういう形で表された。謙虚に市民の声を聞き、市政に生かしていきたい。オール太宰府で新しいまちづくりに取り組む」と抱負を述べた。選挙戦は、県議選で自民候補に勝った渡辺美穂氏や市議候補の支援も得て現職の壁を破った。

 井上さんは厚い保守層を基盤に戦ったが県議選からの流れを止められなかった。【勝野昭龍、下原知広、尾垣和幸】


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