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九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:16:25

統一地方選スレから西海道・琉球地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

4375チバQ:2015/01/30(金) 00:20:58
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20150126-OYS1T50004.html
鹿児島県議選 民主公認候補ゼロも
2015年01月26日
 民主党県連は24日の常任幹事会で、4月の県議選に向けて進めてきた鹿児島市・鹿児島郡区への公認候補擁立作業を打ち切ることを確認した。「複数に打診したものの承諾を得られず、時間的に厳しくなってきた」としている。

 前回の県議選で唯一、党公認として当選した同区選出の青木寛議員(66)(5期目)は今期限りで引退する意向を示している。党県連は今のところ、他の選挙区での擁立を検討しておらず、県議選で公認候補がゼロとなる可能性も出てきた。

4376チバQ:2015/01/31(土) 17:45:44
>>4372
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/local/fukuoka/20150110-OYS1T50022.html
直方市長が入院、腎臓手術を予定
2015年01月10日
 直方市は9日、向野敏昭市長(75)が腎臓手術のため、21日から入院すると発表した。大塚進弘副市長が同日から2月5日まで職務代理者を務める予定。2003年4月に向野市長が就任して以来、職務代理者を置くのは初めてとなる。

 9日の定例記者会見で明らかにした。向野市長によると、昨秋頃から体調に異変を感じ、検査の結果、左腎臓に腫瘍が見つかった。手術で左腎臓を摘出する予定という。

http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/m20150131ddlk40010366000c.html
向野・直方市長:入院期間延長へ /福岡
 左腎臓を摘出手術する予定の向野敏昭・直方市長(75)の入院が長引き、大塚進弘副市長が2月19日まで職務代理者を務めることになった。

 市によると、当初は21日〜2月5日に休養し、22日に腫瘍のある左腎臓を摘出する手術の予定だったが、年明けの公務でひどくせき込むようになり、16日に前倒しで入院。現在も完全には回復しておらず、まだ手術していないという。容体によっ

4377名無しさん:2015/01/31(土) 21:42:23
>>4375
前回、民主公認で落選した新人が今回は推薦で立候補するみたいだけど、
それを公認に格上げ、っていうのは向こうから拒否されたのかな

4378チバQ:2015/02/03(火) 20:15:31
5891 :チバQ:2015/02/03(火) 20:14:10
http://www.sankei.com/premium/news/150203/prm1502030009-n1.html
2015.2.3 11:00
【安倍政権考】
大丈夫か自民、“勝利”でもその人は「元民主」…3首長選で独自候補出せなかった「足腰の弱さ」





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1月25日、山梨県知事選で初当選を確実にし、支持者から花束を受け取る後藤斎氏(左)=甲府市(牧井正昭撮影)
 日本政府がイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の日本人殺害脅迫事件への対応に追われている最中の1月25日、2つの大きな首長選の投開票が行われた。山梨県知事選と北九州市長選だ。自民党は、同知事選で後藤斎氏、同市長選で北橋健治氏をそれぞれ推薦、ともに「勝利」した。ところが、後藤、北橋両氏はともに元民主党衆院議員なのだ。

かつての岡田氏側近

 1月25日夜、3選を確実にした北橋氏は選挙事務所で挨拶を済ませると、北九州市が選挙区の自民党の山本幸三衆院議員の事務所に赴き、深々と頭を下げた。

 「政権与党と直結しての大仕事が待っております。北九州の発展のためにお力添えをよろしくお願い申し上げます」

 山本氏は「私どもが責任を持って、政権与党として、地方創生の象徴になるように全力を挙げる」と北橋氏の勝利を称え、2人はガッチリ握手を交わした。

 山本氏は安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」の“生みの親”とされる。そんな山本氏と北橋氏が居並ぶ光景は、「十年一昔」という言葉がよく似合う。

 北橋氏は旧民社党系の衆院議員で、民主党在籍中は岡田克也代表の側近として知られた。平成19年に民主党や社民党などの推薦を得て北九州市長選に立候補、初当選した。40年ぶりの非自民系市長の誕生といわれた。

 23年の前回は政党推薦を受けなかった。今回は自民党単独推薦で臨み、安倍首相(党総裁)が直々に党本部で北橋氏に推薦証を手渡した。

 実は、自民党は独自候補の擁立を模索したが、「現職の強み」を覆すことができる候補者を見いだすことができなかった。北橋氏も中央政界で自民党「一強」の中、自民党とのパイプを強化する必要性に迫られていた。従来の支持者の反発は覚悟の上での「自民推薦」だった。

 後藤氏は、衆院4期目途中に山梨県知事選出馬を表明し、自民、民主、公明の3党の推薦を得て初当選した。勝利をもぎ取るために自民党の推薦を欲した。一方の自民党は、独自候補の擁立を模索し、元自民党衆院議員の保坂武甲斐市長、無所属の長崎幸太郎衆院議員などが浮上したが、いずれも不発に終わり、独自候補を断念した。

「勝てる候補」なら…

 結局、自民党が北橋、後藤両氏を推薦したのは苦肉の策だったに違いない。両氏が自民党にすり寄った側面があるのは否めないが、自民党も「勝てる候補」なら、「元民主」にこだわらなかった。昨年7月の滋賀県知事選、11月の沖縄県知事選と節目の知事選で自民党推薦候補が敗北し、自民党を守りに走らせているといえる。

 さらに、同じ1月25日投開票の甲府市長選で、自民党は不戦敗を余儀なくされた。自民党は候補を擁立できず、推薦も出さなかった。当選したのは、これまた「元民主党」の県議で、山梨は知事も県都の首長もそろって民主党系になった。

 山梨は、かつて金丸信元副総裁や中尾栄一元建設相、堀内光雄元総務会長ら自民党の有力政治家を輩出したが、自民党の力は見る影もない。今や日教組出身で民主党元幹事長の輿石東参院副議長が仕切る「輿石王国」となっている。昨年12月の衆院選で自民党候補は1区、2区ともに選挙区で敗退。県連会長、幹事長、総務会長、政調会長の県連四役(いずれも県議)は引責辞任した。当面、国会議員が県連の運営にあたり、要職は空席のままにしておくという。

 自民党の各都道府県連は今回の一連の選挙を「反面教師」にするしかない。同時に、元民主党議員を推薦した党本部の執行部はしたたかとはいえ褒められたものではない。選挙期間中、党本部には後藤、北橋両氏のポスターが貼られていた。執行部に批判的な党幹部はこう嘆く。

 「元民主党議員のポスターを自民党本部で見て、おかしいと思わないのかね。今の自民党はおかしい」

 1月11日の佐賀県知事選では保守分裂の末に自民推薦候補が敗れている。昨年末の衆院選で大勝した「余裕」が感じられないほど、自民党は足腰を強化する必要に迫られているようだ。(政治部 坂井広志)

4379チバQ:2015/02/03(火) 21:01:59
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150203ddlk44010535000c.html
選挙:知事選 自民県連は広瀬勝貞知事を全面支援 /大分
毎日新聞 2015年02月03日 地方版

 1日の役員会で決定した。同県連は前回も広瀬氏を支援。連合大分傘下の労組も参加する民間企業労組グループ「みんろうきょう」や県町村会などが広瀬氏の推薦を決めている。

4380チバQ:2015/02/06(金) 19:32:34
http://www.sankei.com/politics/news/150206/plt1502060025-n1.html
2015.2.6 12:07
【佐世保の赤旗勧誘】
係長級以上の市職員に勧誘 共産市議が20年以上 心理的強制、庁舎規則抵触の可能性 長崎・佐世保市

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 長崎県佐世保市の共産党市議が、政党機関紙「しんぶん赤旗」の購読を市職員に勧誘していたことが5日、分かった。市議による勧誘は、20年以上続いており、管理職を中心に、多くの職員が購読していた。議員の立場を利用した「心理的強制」にあたり、庁舎内での物品の販売・勧誘を規制する市の規則に抵触する可能性もある。

 共産党市議の山下千秋氏(67)=7期目=が勧誘していた。産経新聞の取材に対し山下氏は、主に「しんぶん赤旗」の日曜版(月額823円)を係長級以上の職員に勧めていたことを認めた。日刊紙(同3497円)も勧誘したという。

 詳細な購読者数は不明だが、多くの市職員やOBが勧誘に応じて、しんぶん赤旗を購読していた。庁舎で配布・集金するケースもあったという。

 佐世保市の庁舎管理規則では、庁舎内で物品を販売・勧誘する場合、庁舎管理者の許可が必要となっている。山下氏は許可を取っておらず、規則に違反する可能性が高い。市財産管理課の担当者は「庁舎内での無断勧誘は禁止行為に該当する」とした。市総務部長の西本真也氏は「調査する方向で考える。規則違反が確認されれば、中止を要請する」と述べた。

 一方、山下氏は「市職員の学習になると考え、購読を勧めたが、断りにくく、『押しつけ』にあたる可能性もあったと思う。今後、『やめてもいいですよ』と職員の購読者に伝える」と語った。

 共産党広報部は「一般論として政党には政治活動の自由があり、職員にも思想信条の自由、新聞の自由がある。自治体の庁舎管理についてはコメントしない」とした。

 しんぶん赤旗の議員による購読勧誘は、福岡県行橋市や神奈川県鎌倉市などでも表面化した。(九州総局 奥原慎平)

4381チバQ:2015/02/06(金) 23:23:29
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/153408
鳥栖市長選15日告示 現新3氏が前哨戦
2015年02月05日 10時20分
 任期満了に伴い15日に告示される鳥栖市長選まであと10日となった。現職で3選を目指す橋本康志氏(59)=本町=と、新人で自民が推薦する市議の中村圭一氏(45)=あさひ新町、新人で飲食店経営の古賀秀紀氏(59)=大正町=の3人がいずれも無所属での出馬準備を進め、後援会活動を軸に激しい前哨戦を繰り広げている。

 橋本、中村の両氏は県知事選の熱気冷めやらぬ1月12日、後援会事務所を開設した。あいさつ回りやミニ集会、政策ビラの配布などで浸透を図り、対決ムードも一気に高まってきた。

 前回、前々回と保守同士の激戦を制した橋本氏。今回はこれまで支持母体だった久光製薬が中村氏の支援に回り、危機感を募らせる。昨年9月の市議会で鳥栖駅東口開設を含むまちづくり構想が先送りされた経緯があり、「私の政治の原点である鳥栖駅周辺整備を実現したい」と力を込める。“市民党”で支持を広げる考えだ。

 市議を9年間務め、市長選へのチャレンジを決めた中村氏は、橋本市政の8年間について「交渉をしながら前に進める政治力、対外的な発信力が不足していた」と批判する。自民党鳥栖市支部幹事長を務めるが、前回、前々回と戦った牟田秀敏前市長の後継でなく、“オール鳥栖”を目指す。鳥栖市支部が実働部隊の役割を果たしている。

 市議会(定数22)は最大会派の自民クラブに保守系を加えた12人が中村氏を支持し、橋本支持は保守系無所属ら4人。自民公認で出馬を予定する県議2人は中村氏を支援している。民主は自主投票ながら橋本氏の応援者も多く、無党派や新興住宅地区の票の行方が焦点になる。

 1月中旬に立候補の意向を表明した古賀氏は「小学校で1クラス25人の少人数学級を実現する。食育にも力を入れたい」と抱負。後援会事務所は置かず、経営するフランス料理店でのミニ集会などで共感する層に輪を広げる。

4382チバQ:2015/02/08(日) 13:29:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150207-00000016-okinawat-oki
「応援」続々 沖縄県にふるさと納税急増
沖縄タイムス 2月7日(土)12時6分配信

 沖縄県に対する1月のふるさと納税が件数で126件、513万5千円となり、単月で過去最高となった。前年比で件数は18倍、額が約27倍に上っており、県税務課は、辺野古新基地建設反対を訴えて当選した翁長雄志知事に対し「政策に共感するということで増えているのではないか」と分析している。
 同納税は例年、12月の確定申告時期がピークで、1月は年間でも申し込みが少なかった。しかし、この年末年始にかけて申し込みが増加。「沖縄の方が安心に暮らせる日が来るよう心から祈っている」「微力ながら沖縄県の取り組みを応援します。翁長知事、頑張って下さい」などのメッセージも寄せられている。
 年末年始は、翁長知事が東京で首相や関係閣僚から面会を拒否されたほか、沖縄予算の削減などが決まった時期。例年通り県外から納税する人が多く、同課担当者は「県外にも沖縄を応援してくれる方が大勢いることは心強い」と話した。
 一方、辺野古を抱える名護市でも1月は44件で、118万円超が集まった。前年同月より件数で9倍、金額で約3倍。市財政課は、納税した人の中に振興予算を減額した政府への怒りのメッセージもあることから「県と同様な影響があるのではないか」とみている。
 2014年度(1月末現在)で見ると、寄付の総件数、総額の6割に当たる195件、875万3130円が辺野古反対の市長支援とのメッセージ付きで送られており、例年同様な趣旨の寄付の割合が高いという。
 市は県内自治体でも毎年度上位。過去最高の10年度(640件、2873万2287円)は、防衛省が同市に再編交付金の凍結を伝えた同年12月以降に急増。14年度はことし1月末時点で約1458万円と、13年度を上回っている。
 ふるさと納税は、故郷や応援したい地方自治体に寄付すると住民税などで控除が受けられる制度で、県では12年11月から美ら島ゆいまーる寄付金に改称した。

4383チバQ:2015/02/08(日) 18:00:02
http://www.sankei.com/region/news/150208/rgn1502080010-n1.html
2015.2.8 07:03

大分知事選 民主代表、釘宮氏支援のコメント回避





 民主党の岡田克也代表は、大分県知事選への出馬を表明した元民主党衆院議員の釘宮磐大分市長を支援するかどうかに関し「県連が意思決定したとは聞いていない」として、コメントを避けた。6日の記者会見で応えた。大分知事選には現職の広瀬勝貞知事も立候補の意向を示している。

4384チバQ:2015/02/08(日) 19:46:28
11月の記事。知事選については古新聞過ぎるけど
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30108/123503
=2015地方選展望=(1)知事選
2014年11月09日 09時42分
唐津市であった記念碑の除幕式に出席した古川康知事(前列右から2人目)。去就に注目が集まる=10月4日、唐津壱岐フェリーターミナル前緑地広場
唐津市であった記念碑の除幕式に出席した古川康知事(前列右から2人目)。去就に注目が集まる=10月4日、唐津壱岐フェリーターミナル前緑地広場
古川氏去就「月内にも判断」 続投か転身か 対話で反応探る

 「1期目、2期目をなしにして、3期目を1期目にしたいね。そしたらもっと多くのことができたのになと」

 10月30日、武雄市で開かれたマニフェスト検証大会。終了後、古川康知事(56)は待ち構えた記者団に3期12年を振り返り、最後に付け加えた。

 「4期目あればもっとできますかね」

 注目される自身の去就を意識しながら、いつものように逆質問を投げ掛けてけむに巻いた。

 来年3月下旬の知事選告示まで残り5カ月を切った。これまでに出馬表明者はなく、最大の焦点は現職の古川氏の去就だ。4選だけでなく、自民重鎮で今期限りで引退する保利耕輔衆院議員(80)=現3区=の後継として次期衆院選「新2区」への国政転身を期待する声が交錯する。

 知事続投か、国政転身か−。古川氏自身は「11月にも判断する」と公言、態度表明の「Xデー」は刻々とせまっている。

■違和感

 古川県政を支えてきた自民党。県連幹部の一人は「間違いない、知事は新2区から出る」と断言する。「知事を続けるなら9月に表明したはず。11月に延ばしたのは、9月の不出馬表明では県政トップとして死に体になることを避けるため」との見立てだ。古川氏の出身地唐津市の保利後援会幹部も「古川さんはかなり慎重に考え続けているようだ。ただ、最後は(国政転身を)判断してくれると思う」と後継を待望する。

 県連は10月、新2区の候補者選定をめぐり、今村雅弘衆院議員(67)=現2区=の比例転出を決定した。今月23日の総務会で新人擁立に向けた選考手順を検討する。「席を空けて待つ態勢」を整えた格好だ。

 ただ、県連内も「古川待望論」一色ではない。西部地区のベテラン県議は「古川氏で本当に新2区がまとまるのか。もっと“自民党的”な候補がいいという声は多い」。地方分権の考えなど自民との政策的な違和感を口にする。

 さらに、7月に浮上した佐賀空港へのオスプレイ配備計画が選択を左右するとみられる。「4選出馬の絶好の根拠になる」との声は多い。県幹部の一人は「受け入れの最終判断が来秋以降という知事の発言は重い。もともと何でも逃げずに自分で決める人。額面通りの意味だろう」と解説する。別の幹部も「政策も来年、再来年の話を当然のようにする。言葉や態度を見れば、続投に意欲的としかとれないけどね…」。

 古川氏自身、各種団体とのミニ対話集会をこの1年半の間で35回こなし、県内20市町を一巡した。経済界の要人らと面会し、県政全般の意見を交わすが去就にはまったく触れていないといい、「自分に対する県民の意識を肌感覚で探っている」と見る向きもある。

■駆け引き

 古川氏以外に出馬を模索する動きは出始めた。市民団体から出馬要請を受けている元国交省武雄河川事務所長で、九州大大学院教授の島谷幸宏氏(59)は、県内でのミニ集会に積極的に顔を出す。前回、前々回で古川氏と一騎打ちで争った共産は、原発再稼働やオスプレイ配備に反対する市民団体と共闘を探り、独自候補擁立も視野に入れる。

 自民、民主、公明は、前回選挙で推薦した古川氏の動向を見極め、社民は独自候補は立てず、今後の状況を見て対応を検討する。

 古川氏の去就判断は、25日開会の11月定例県議会前後になるとの見方が強い。不出馬となれば、水面下では現職官僚や首長らの名前が取りざたされており、「古川後継」をめぐる駆け引きが一気にヒートアップする。(統一地方選取材班)

   ◇   ◇ 

 自民党の政権復帰後、初となる来年4月の統一地方選まで5カ月。佐賀県内では佐賀空港へのオスプレイ配備計画や玄海原発再稼働などが大きな争点に浮上する。知事選、県議選13選挙区と2月予定の鳥栖市長選、4月の大町町長選の展望を探る。

 次回から社会面で掲載します。

4385チバQ:2015/02/08(日) 19:47:05
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30108/124038
=2015地方選展望=(2)県議選
2014年11月11日 10時00分
=2015地方選展望=(2)県議選
■「無投票」4選挙区以上か

 県議選は13選挙区で38議席を争う。来年4月3日予定の告示まで5カ月を切り、現時点で現職は34人、新人5人が立候補の意思を表明、他に複数の新人が準備を進めたり、元職が模索している。ただ、前回、2選挙区だった無投票当選は、4選挙区以上に拡大する可能性も出てきている。

 前回の2011年は現職31人、新人20人、元職2人が立候補した。今回、新人候補の動きが少ない背景には、全国的に党勢回復が進まない民主など野党の候補擁立が難航していることがある。加えて、前回は新人8人が当選し、議会内の世代交代が進んだことも挙げられる。

■自民「32議席」目標

 改選で一時は30議席を有し、定数の8割近くを占めた自民は今回、「32議席」を目標に掲げる。現職の28人のうち1人(佐賀市)を除く27人が出馬を表明、唐津・東松浦郡(唐松)と神埼市郡から、それぞれ公認の新人1人が出馬する予定。嬉野市では現職に加え、新人が名乗りを上げ、保守対決となる見込みだ。

 目標の32議席確保には、最大定数11の佐賀市で、前回改選時の6議席からの上積みが必要になる。現職が2人しかいない旧佐賀市での新人擁立は必須だが、なかなか調整が進まず、厳しい情勢になりつつある。

 自民と連立政権を組む公明は、これまでの佐賀市の1議席に加え、唐松で初めて候補を擁立し、複数議席獲得を狙う。佐賀市は県本部代表の現職伊藤豊氏が引退し、佐賀市議の新人を立てる。唐松は市議3人の得票を勘案すれば「十分戦える」とみている。自民候補との連携は、それぞれの選挙区ごとに判断する。

■野党系、擁立に苦心

 民主は、政権与党として臨んだ前回、公認7人、推薦2人を立て、4人が当選したが、今回は現職の公認3人にとどまっている。原康彦幹事長は「定数2以上の選挙区で擁立したかったが厳しい状況。この4年間で組織を強化できなかったことは受け止めたい」と語り、公認3人の必勝を至上命題に掲げる。非自民として考え方を共有できる候補者は支援する姿勢だ。

 共産は佐賀、唐津各1議席獲得を狙う。佐賀からは現職が出馬、唐松は11月中に新人を公表する。将来的に4議席の獲得を目指しており、その足がかりととらえている。

 社民は佐賀市の現職1人に加え、前回議席を失った鳥栖市か、唐松、小城市で「最低1人の擁立」を目指す。ただ、徳光清孝幹事長は「唐津と小城はかなり厳しい」と述べ、鳥栖市の人選を急ぐ。

 非自民系の無所属では、唐松の現職と、神埼市郡から民主を離党した現職が立候補する。

 中央政界と同じく「自民1強」の様相の中、安倍政権の経済政策アベノミクスへの評価や地方創生、さらには佐賀空港へのオスプレイ配備計画、玄海原発の再稼働問題といった重要な県政課題が論点になるとみられる。各党は県版の政策集作成など準備を急いでいる。

4386チバQ:2015/02/08(日) 19:47:35
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30108/124413
=2015地方選展望=(3)県議選 佐賀市(定数11)
2014年11月12日 09時57分
■構図未確定少数激戦か

 現時点で立候補を明らかにしているのは現職8人、新人1人の計9人と、定数11を下回り、戦いの構図は固まっていない。現職1人が態度を保留し、出馬へ向け検討している新人や元職もおり、12人で争った前回同様、少数激戦となる可能性が大きいとみられる。

 県都の選挙区には主要5政党の公認候補がそろう。前回選挙では、自民6、民主2、公明1、共産1、社民1議席だった。自民が議席を伸ばせるか、各党が現有議席を守るかが焦点になる。

 自民は留守茂幸(67)=大和町、木原奉文(61)=多布施、川崎常博(48)=諸富町、古賀陽三(37)=新郷本町=の現職4人を公認。2期目の古賀善行(68)=久保田町=は「後援会と協議中。できるだけ早く結論を出したい」と話す。

 議席増に向けては、前回4議席から2議席に減らした旧市と、オスプレイ配備計画が持ち上がった佐賀空港を抱える川副町での候補擁立が焦点になる。旧市では、鍋島校区など大票田の「保守空白区」で擁立に向けた動きもあるが、調整は難航している。川副町では、昨秋の市長選出馬で辞職した前職の篠塚周城(65)=川副町=が態度を明らかにしていない。竹下洋・川副町支部長は「町内から1人は出したい」と候補選定を急ぐ。

 民主は藤崎輝樹(43)=大和町、江口善紀(47)=本庄町=の現有2議席確保に全力を挙げる。公明は県本部代表の伊藤豊(65)=開成=が4期での引退を表明し、後継に佐賀市議3期目の中本正一(55)=高木瀬東=を擁立する。共産は武藤明美(67)=天祐、社民は徳光清孝(56)=朝日町=が唯一の議席維持を目指す。

 新人では、昨年7月の参院選に民主公認で出馬し落選した青木一功(38)=松原=が、無所属で立候補を検討している。前回、無所属で落選した会社員の合瀬博俊(43)=若楠=も「出馬の可能性はゼロではない」と模索する。=敬称略

4387チバQ:2015/02/08(日) 19:48:24
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30108/124803
=2015地方選展望=(4)県議選 唐津市・東松浦郡(定数6)
2014年11月13日 09時40分
■公明参戦で自民危機感

 前回は自民が6議席中5議席を占めた選挙区だが、今回初めて公明が候補を擁立。自民は議席維持に危機感を募らせるとともに、どの候補も票の目減りは避けられず、当選ラインにも影響を与えそうだ。

 公明の新人木村雄一(42)=鏡=は初めての選挙。今週末に唐津市内で開く国会議員の国政報告会に同席し、名前を売り込んでいく。昨年1月の市議選では3人で計8300票を集めている党だけに、「結束力の固い党なので上位に食い込んでくるのは間違いない」(自民党関係者)との見方は多い。

 自民は桃崎峰人(65)=浜玉町、大場芳博(65)=半田、田崎信幸(60)=肥前町、米倉幸久(66)=相知町=の現職4人に加え、唐津市議の井上常憲(62)=肥前町=を新人候補として公認、5議席維持を目指す。市中心部の保守系市議も出馬を検討していたが、公明が選挙戦に加わったこともあり、断念した。

 桃崎、大場、米倉は地盤固めに力を入れる一方、現職の田崎と市議の井上は同じ肥前町ということもあり、上場地区の票をめぐって、激しい前哨戦を繰り広げている。2年前の市長選出馬で辞職した前職の峰達郎は今回は不出馬。“空白地帯”となった市中心部での売り込みに各候補とも力を入れる。

 無所属の宮崎泰茂(71)=佐志=は7選を目指し、メール問題や原発再稼働問題などで古川県政と対峙してきた実績を訴えていく。

 出馬の動きは既に表明した7人にとどまらない。共産は11月中の新人候補発表に向け、作業を進めている。前回落選した民主新人は無所属での出馬の可能性を探っているが、「判断までもう少し時間がかかる」と話す。そのほかにも複数の動きがあり、最終的には10人前後まで立候補者が増える可能性がある。

■立候補予定者

宮崎泰茂(71) 無現(6)

桃崎峰人(65) 自現(3)

大場芳博(65) 自現(2)

田崎信幸(60) 自現(2)

米倉幸久(66) 自現(1)

井上常憲(62) 自新

木村雄一(42) 公新

※新人の所属政党は公認申請を含む

4388チバQ:2015/02/08(日) 19:48:54
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30108/125746
=2015地方選展望=(6)県議選 小城市(定数2)
2014年11月15日 11時38分
■現職2人無投票公算 小城市(定数2)

 前回は12年ぶりの選挙戦となったが、自民現職の伊東猛彦(52)=三日月町、藤木卓一郎(47)=同=以外に出馬に向けた具体的な動きはなく、無投票の公算も出てきた。

 伊東は12月に支持者を集めて県政報告会を開く計画で、年明けにも後援会活動を本格化させたい考え。玄海原発の再稼働問題や、人口減少社会における地域活性化に意欲を示しており、「20年間の経験と実績を前面に出したい」と話す。

 藤木は4月から事務所に常駐スタッフを置き、12月に後援会総会を開く予定。国道203号バイパス多久佐賀間の推進や、県立図書館、博物館、美術館など城内地区の公共施設の再開発を5期目の目標に掲げる。

 候補擁立を模索していた民主や社民は、擁立は困難な状況。共産にも動きはない。

▽小城・立候補予定者

伊東 猛彦(52) 自現(5)

藤木卓一郎(47) 自現(4)

■前回の再戦一騎打ち 多久市(定数1)

 自民現職の福島光洋(58)=西多久町=に加え、前回落選した元多久市議の野田勝人(57)=北多久町=も出馬の準備を進めており、8年ぶりの選挙戦となった前回同様、一騎打ちの公算が大きい。

 福島は、11月中にも後援会総会を開いて組織固めに入り、本格始動は年明けを予定。自民多久市支部と一体となりながら支持拡大を図る。5期目は「県立の文教施設の整備などに取り組みたい」と意気込む。

 野田は、10月下旬に後援会総会を開き、幹部らに出馬の意向を伝えた。出馬表明の準備を進め、年内にも事務所を設置する。前回は事実上、民主の支援も得たが、今回は政党の支援を積極的に受けず、草の根で浸透を図る。

 このほか、民主や共産に候補擁立の動きはない。

▽多久・立候補予定者

福島 光洋(58) 自現(4)

野田 勝人(57) 無新

■保守系の2人が激突 嬉野市(定数1)

 過去3回、無投票が続いたが、今回はいずれも保守系の現職と新人が立候補の意向を示し、一騎打ちの様相を見せている。

 自民現職の前議長、石井秀夫(67)=嬉野町下宿=は、パンフレットや集会などで活動報告を重ね、地歩を固めている。「中央と太いパイプができている。それを最大限に生かす」と経験を強調し、九州新幹線長崎ルートのフル規格化などへの意欲を見せる。

 嬉野町議・市議を計14年間務めた新人の神近勝彦(54)=嬉野町下宿=は、今年1月の市議選出馬を見送り、県議選に備えてきた。新幹線駅前に移る医療センター跡地への学校誘致を盛り込んだ提案7項目のパンフレットを配るなどアピールしている。

 石井は元自民県連筆頭副会長、神近は現自民嬉野支部長を務めるが、県連はいずれの候補にも公認、推薦とも出さない。民主や共産に候補擁立の動きはない。

▽嬉野・立候補予定者

石井 秀夫(67) 自現(5)

神近 勝彦(54) 無新

※現職は所属政党。

=敬称略

4389チバQ:2015/02/08(日) 19:49:25
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30108/126010
=2015地方選展望=(7)県議選 武雄市(定数2)杵島郡(定数2)
2014年11月16日 10時59分
■現職以外に動きなし 武雄

 現職の石丸博(68)=橘町=と稲富正敏(67)=武雄町=が立候補を予定する。今のところ、2人以外の動きはみられない。

 石丸は三夜待など会合に顔を出し、支持を固めている。県議会防衛議員連盟会長を務め、佐賀空港のオスプレイ配備にも賛成の立場。「男性で反対の声は聞かない」という。玄海原発の原発再稼働問題にも言及しているが、「6割は再稼働に異論はないという意見」と世論の動向を探っている。

 稲富は市議と連携して市内全域の地区公民館でこまめな県政報告会を開いている。「オスプレイの問題は一番反応がいい。地政学的にみて国防上必要」と持論を展開。九州新幹線長崎ルートのフル規格化も訴え、「地域の声、田舎の声を県政に届けていきたい。これは一貫したテーマ」と意欲を見せる。

 前回現職2人に挑んだ民主は、今のところ擁立は難しい状況。

石丸  博(68) 自現(5)

稲富 正敏(67) 自現(4)

■3人立候補の可能性 杵島

 前回、2議席を4人で争った選挙区だが、現在までに出馬の意向を明らかにしているのは現職2人だけ。他にも立候補を模索する動きがあり、選挙戦の可能性もある。

 自民現職の石倉秀郷(65)=江北町=は、県政報告も兼ねて地域の会合に顔を出し、地道に地盤を固めている。農林水産業の振興や正社員雇用の拡大など、全県的な視野で県政の課題を訴えていく。

 同じく自民現職の定松一生(56)=白石町=は、県政報告会や広報誌の配布などを通じ、地域経済振興に向け、雇用をもたらす地場産業を育成するよう県がてこ入れする必要性などを訴える。

 前回まで3度出馬した三苫紀美子(69)=江北町=は現在、支援者と調整中。そのほかに目立った動きは見られない。

石倉秀郷(65) 自現(3)

定松一生(56) 自現(1)

4390チバQ:2015/02/08(日) 19:49:59
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30108/126208
=2015地方選展望=(8)県議選 伊万里市、西松浦郡、鹿島市・藤津郡
2014年11月17日 09時44分
 ■伊万里(定数3)

 自民現職の竹内和教(65)=松島町、中倉政義(65)=東山代町、岡口重文(59)=大川町=が立候補を予定する。ほかに表立った動きは見られず、56年ぶりに無投票となる可能性が高まってきた。

 現職3人は10月に党の第1次公認を受けた。それぞれの主地盤が市の中心部、西部、東部と分かれ、「すみ分け」の体制ができている。常任委員会なども役割分担をしながら連携して取り組み、地元関係者は「3人の体制に割って入るのは相当ハードルが高い」と説明する。前回、候補者を擁立した民主は公認候補擁立の見送りを決めた。

 市制施行後に県議選の無投票は1959年の1回だけ。有権者の一部に「非自民の選択肢もあった方がいい」と無投票回避を求める声があり、市議の一人は「4人目が出る可能性は薄いが、全くゼロではない」と話す。

竹内 和教(65)自現(4)

中倉 政義(65)自現(4)

岡口 重文(59)自現(2)

 ■西松浦(定数1)

 前回、無投票で再選を果たした自民の原田寿雄(57)=有田町戸杓=以外、今のところ表立った出馬の動きはない。原田は有田、西有田両支部の推薦で10月に党公認を得て本格的に準備を進める。

 過去2回、県議選で戦った山口隆敏(65)は4月の町長選で勝利し町長に転身。町を二分する激戦だっただけに、町長選のしこりを指摘する声があり、対抗馬を探る動きに神経をとがらす。町長選の構図同様に、ぎりぎりでの出馬表明での選挙戦となる可能性もある。

原田 寿雄(57) 自現(2)

 ■鹿島・藤津(定数2)

 自民現職の土井敏行(61)=鹿島市高津原=と坂口祐樹(44)=太良町多良=が、出馬を予定している。前回、対抗馬を擁立した民主の動きはなく、無投票の公算が高まっている。

 2人は鹿島と太良で地盤をすみ分け、選挙戦も想定しながら動きを本格化。土井は10月から県政報告会を鹿島市内で開き、新幹線問題以降の県とのパイプ改善など実績を訴える。坂口は年明けにも太良町内の各行政区で報告会を始め、町出身議員の1議席を守りにいく。

 民主からは具体的な名前は挙がっていない。関係者からは「立てる人間が見当たらない。無投票になる可能性は高い」との観測が出ている。

=敬称略

土井 敏行(61) 自現(3)

坂口 祐樹(44) 自現(2)

4391チバQ:2015/02/08(日) 19:51:02
5が抜けてた
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30108/125278
=2015地方選展望=(5)県議選 鳥栖市(定数3)
2014年11月14日 10時18分
■社民の動向焦点に

 自民2、社民1の構図が長く続いてきたが、前回、社民が落選し、民主が初めて議席を獲得した。現職3人はいずれも出馬を明言しており、議席奪還を期す社民の動向が最大の焦点となる。

 自民の指山清範(49)=藤木町=は10月に党公認を受けて本格始動。党務や公務の合間を縫ってあいさつ回りを重ねている。市長選のしこりで前回無所属で出馬し、昨年自民会派入りした向門慶人(43)=古賀町=も党公認での出馬を期し、関係者との調整を急いでいる。

 民主の原康彦(60)=鎗田町=は6月に党公認を受けた。連合佐賀の推薦も得ており、支援団体への働きかけを強めている。

 前回、1979年の選挙を除き社会党時代から堅持してきた議席を失った社民は、鳥栖市を重点地区に選定。9月から選考委員会を重ねており、候補擁立を急ぐ。

■鳥栖・立候補予定者

指山 清範(49) 自現(3)

向門 慶人(43) 自現(2)

原  康彦(60) 民現(1)

三養基郡(定数2)現職強力、元職は検討

 2議席を争うが、強力な支持基盤を持つ自民現職の宮原真一(44)=みやき町、服巻稔幸(44)=基山町=の立候補が確実で、選挙戦となるかどうかは元職の石丸元章(50)=みやき町=の出方次第となりそう。

 服巻は支持者に出馬を公言し、後援会との調整を進めている。12月から町内へのあいさつ回りを始める予定。建設業出身という強みを生かし災害に強い公共インフラの整備と地域雇用の創出を掲げ、支持を訴えている。

 宮原は元県議会議長の父を持ち、農業関係者を中心とした強固な地盤を背景に初出馬から2期連続でトップ当選。「年内は4年間でいただいている課題の道筋を立てたい」と述べ、年明けから動きを本格化させる見込み。

 石丸は「前向きに検討し、11月中に判断したい」と話す。

■三養基・立候補予定者

宮原 真一(44) 自現(2)

服巻 稔幸(44) 自現(1)

神埼市郡(定数2)2現職に前市議挑戦

 現職2人と新人1人が立候補を表明しており、前回同様選挙戦となる見込み。

 6月に民主を離党した内川修治(62)=神埼市千代田町=は無所属で出馬する。「政党にはこだわらない。住民の安全、安心をさらに深め、地域の要望に応える政治を目指す」と話す。

 前回、自民は現職を公認、無所属の八谷克幸(65)=同市神埼町=を推薦した。現職が落選、当選した八谷は自民会派に入り、今回は公認を得た。「通学路の歩道や河川整備に尽力した」ことを挙げ、今後、県政報告会など開き本格始動する。

 前神埼市議の古川裕紀(40)=同市千代田町=も自民に公認申請中。県PTA連合会副会長などの経験を生かし、教育、子育てや介護福祉の充実を訴える。現在、支援者を回っている。

 いずれも神埼市からの立候補となり、候補空白区の吉野ケ里町の支持獲得も焦点になる。

■神埼・立候補予定者

内川 修治(62) 無現(2)

八谷 克幸(65) 自現(1)

古川 裕紀(40) 自新

4392チバQ:2015/02/08(日) 19:53:20
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30108/126579
=2015地方選展望=(9)鳥栖市長選、大町町長選
2014年11月18日 09時56分
■鳥栖市長選 三たび保守系激突か

 任期満了に伴い来年2月15日告示、22日投開票で実施される鳥栖市長選。選挙まで3カ月を切った今も出馬表明した人はいないが、過去2回、保守系同士の激しい一騎打ちを繰り広げており、水面下で両陣営の駆け引きが続いている。今月末から12月初旬にかけて一気に動き出しそうだ。

 現職の橋本康志(58)=本町=は「市政の変革」を訴えて2007年の市長選に無所属で立候補。自民と公明が推薦する現職の牟田秀敏(73)=立石町=を破って初当選した。11年は攻守を入れ替えて再び牟田との戦いとなり再選を果たした。

 この8年間、重粒子線がん治療施設の誘致や音楽祭などに取り組んだ。今月5日の定例会見では、3選出馬について「遅くとも12月議会中には伝えなければ。そこがデッドラインだろう」と語った。態度表明が遅れている理由としては、関係者への支援取り付けに時間を要していることや、対立候補の出馬を見極めたいとする思いが働いていることが要因とみられる。

 一方、過去2回続けて戦った牟田は今回出馬せず、自民市議らを中心とする陣営は新人候補擁立に向けて模索中。若手市議らの名前が挙がっており、「今月末までには候補を決めたい」としている。

 市長選後に県議選を控え、流動的な部分も残るが、現状では選挙になる公算が大きい。

■大町町長選 現職と2新人名乗り

 前回無投票で8年ぶりの選挙戦になりそう。6選を目指す現職に新人2人が挑む三つどもえ選挙になる公算が大きい。

 現在名乗りを上げているのは、現職の武村弘正(73)=5期、大町=と、前町総務課長の水川一哉(57)=福母、町議の三谷英史(56)=福母=の3人。

 武村は、小中一貫校の建設や水害常襲地の解消、子どもの医療費助成の充実などを実績として挙げ、今後はさらなる教育や福祉施策の充実、定住化促進と空き家対策を主な目標に掲げる。

 水川は買い物環境の改善を含めた農商工業の振興や子育てしやすいまちづくり、児童・生徒の学力向上などを抱負に掲げる。後援会を立ち上げ、知人宅や会合に顔を出して支持を訴えている。

 三谷は町長選3度目の挑戦。昨年、元町企画課長をめぐる不祥事があったことから町政と役場の信頼回復や、役場のシンクタンク機能の充実、町民総ぐるみの町政参加などを強調する。地元を軸にあいさつ回りをしている。

 実績を強調する武村に対し、水川、三谷ともに現職の多選批判を展開しており、それぞれの訴えが町民にどう浸透するかが注目される。=敬称略、おわり

4393チバQ:2015/02/11(水) 12:50:28
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150210ddlk40010522000c.html
選挙:みやま市長選 現・新の3氏立候補 定住促進策など争点 8年ぶり選挙戦に /福岡
毎日新聞 2015年02月10日 地方版

 任期満了に伴うみやま市長選は8日告示され、現職と新人2人が立候補し、8年ぶりの選挙戦となった。立候補したのはいずれも無所属で、届け出順に▽新人で元大牟田市消防長の柿原達也氏(59)▽現職で3選を目指す西原親氏(76)▽新人で前みやま市議の田中信之氏(69)。投開票は15日。

 旧3町の合併による新市誕生から8年が経過したが、合併当時より人口が約1割減少しており、若者の定住促進が市政の最重要課題の一つとなっている。

 一方、折からの財源先細りに加え、合併の優遇措置として導入された、地方交付税に約11億円を加算する国の財政支援が1年後から段階的に減らされていく。このため、自主財源を増やすための産業振興や、新たな雇用創出への取り組みも大きな争点となっている。

 投票は15日午前7時〜午後8時、市内19カ所であり、同日午後9時半から市瀬高体育センターで即日開票される。当落判明は深夜になるとみられる。

 7日現在の選挙人名簿登録者数は3万3269人(男1万5356人、女1万7913人)。【近藤聡司】

 ◇候補者の第一声
 3氏は届け出を済ませると早速、各陣営の事務所前などで第一声を上げた。主な訴えは次の通り。(届け出順)

 ◆柿原候補 合併して8年間、人口減に全く歯止めがかからない状況を何とかしないといけない。私は59歳と若く、情熱も実践力もある。当選すれば休みなしに働く体力もある。明るく笑って暮らせる活力ある市に変えてみせる。

 ◆西原候補 初代市長として財政再建に取り組み、健全化を成し遂げた。「道の駅」の開業や大規模太陽光発電所の誘致など、自主財源を増やす取り組みも順調だ。強く明るい市をつくるため、もう1期務めさせていただきたい。

 ◆田中候補 現市長が公約している情報公開の徹底や、公平・公正な政治が行われていない。市議として追及するには限界があり、皆さんと一緒に市を改革するために立候補した。情報公開を徹底し、ガラス張りの政治を実現する。

==============

 ◇市長選立候補者届け出順
柿原達也(かきはら・たつや) 59 無新

 [元]大牟田市消防長[歴]広島市消防局消防士▽大牟田市消防本部総務課長▽飲食店経営▽山門高

西原親(にしはら・ちかし) 76 無現(2)

 ふきん製造卸会社社長[歴]商社員▽山門JC理事長▽県議▽福岡地裁柳川支部調停委員▽九大

田中信之(たなか・のぶゆき) 69 無新

 農業▽市民オンブズマン福岡監査役[歴]家電会社員▽山川町長▽同町行政区長▽市議▽早大

〔筑後版〕

4394チバQ:2015/02/11(水) 14:17:22
>>4372>>4376
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_chikuhou/article/144879
「実直で責任感強かった」 向野直方市長死去 [福岡県]
2015年02月11日(最終更新 2015年02月11日 00時21分)
 病気療養のため1月下旬から公務を休んでいた直方市の向野敏昭市長が10日に死去した。突然の訃報に市民から驚きと追悼の言葉が相次いだ。
 同日午前、職務代理者の大塚進弘副市長は東京出張中。10時からの臨時庁議では、毛利良幸総合政策部長が市長死去を各部長に知らせた。市役所には半旗が掲げられた。
 同日夕、大塚副市長はコメントを発表。向野氏が助役と市長を務めた20年間の直方市政の業績として、特に行財政改革とJR直方駅前再開発への取り組みを挙げ、故人をたたえた。歳出削減に重点を置き、中長期的な投資を抑制したため市民から批判もあったが、2010〜12年度は3年連続で実質単年度黒字化を達成した。
 直方商工会議所の永冨政英会頭(62)は「やりたいことはあったと思うが、厳しい財政状況の中で我慢して健全化を進めた功績は大きい」と評価。「実直で責任感が強かった」と温厚な人柄をしのんだ。市議会の友原春雄議長(65)は「1月5日の仕事始めで会い、3月議会には元気な姿で出席されるだろうと思っていた」と驚いていた。
 JR直方駅前に昨秋設置された大関魁皇銅像を制作した彫刻家の片山博詞さん(51)は「触れることができ、子どもたちが未来に夢を持てるような銅像を、との市長の言葉に共感した」と語り「非常にショックで残念」と言葉をつないだ。
 4月26日投開票の市長選には既に立候補しないことを表明していた。市長選には今のところ、新人で元東京高検検事の壬生隆明氏(62)が無所属での立候補を表明している。
=2015/02/11付 西日本新聞朝刊=

4395チバQ:2015/02/12(木) 20:37:09
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-238787-storytopic-1.html
鹿児島・三島:離島の村 投票率、毎回ほぼ100%のなぜ
2015年2月12日



 ◇働かない議員は交代 鍛えられる民主主義
 議員選挙の投票率が毎回、事実上100%の自治体がある。鹿児島県三島村。薩摩半島の南西約50キロの沖合、三つの離島からなる。人口は先月1日現在375人だが、定数7の村議選が無投票となったことは過去に一度もない。高投票率の秘密を知ろうと訪ねると、本土並みの行政サービスを受けられない逆境の中で、民主主義が鍛えられていた。【和田浩幸】
 3島と鹿児島港を結ぶ村営フェリーで最も近い竹島まで3時間。一番奥の黒島までは5時間強かかる。
 直近の2011年村議選では有権者279人のうち、棄権は寝たきりの高齢者ら5人のみ。投票率は98.21%だった。3期目を目指す現職2人が1票差で最下位当選と次点に沈み、新人がトップ当選するなど新陳代謝も活発だ。ちなみに07年村議選の投票率は98.33%だった。
 「おばあの具合が悪い」。今年の元日午前4時半ごろ、黒島に住む村議会議長、日高重行さん(65)の携帯電話が鳴った。駆け付けると、93歳の女性が息を引き取っていた。
 医師も警察官もいない。船は2日に1往復で、海はしけ、欠航が続いていた。急患用のヘリも飛ばせない。非常時の対応は地区長も兼ねる日高さんらに任される。遺体を保冷剤で冷やし、葬儀の手続きや納棺に追われた。正月3日、ひつぎは船に乗せられ、その船内で島を巡回する医師がようやく死亡を確認。そのまま鹿児島市内の葬儀場へ向かった。
 村役場も鹿児島市内にある。日高さんは言う。「島では当たり前の行政サービスが受けられない。全員が選挙に行くのは、切実な思いを政治に反映させたいからです」
 島は戦時中孤立し、終戦が伝わったのは3カ月後の1945年11月だった。戦後の高度経済成長からも取り残された。電化製品の普及は、24時間送電が実現した74年以降だ。
 竹島には飲食店も商店もなく、欠航が長引けば各世帯が食料を分け合う。国や県の支援なしに暮らしは成り立たない。議員は島民の声を県や国に伝える重い使命を負う。
 選挙が近づくと、島民たちはメモ用紙に候補名を書き、その下に○、△、×の印を付けて当落を予想し合う。「お前は何のために議員になったと?」「世間(本土)との違いをどげん考えとるとかっ」。硫黄島では、働かない議員を島民が取り囲み、怒鳴りつける光景もあったという。
 11年、全島に高速通信網が整い、ネット中継で本土の村役場で開かれる村議会を島で見られるようになった。60代の女性は「頼りにならない人は交代させる」と話す。投票率ほぼ100%の民意が村議会にもたらす緊張感は並大抵ではないようだ。経験者の一人が打ち明けた。「議員は24時間365日、監視されています」
 ◇現職の大山村長、島民が下す厳しい審判
 島民が村長選で下す審判も厳しい。現職の大山辰夫村長(56)は2005年に初当選したが、09年は落選。島を留守にする機会が増え、島民との対話が不足していた、と敗因を分析する。
 大山さんが返り咲いた13年11月の選挙で、鹿児島市の老人ホームに入所する91歳の女性が車椅子で親類に付き添われ、市内の役場で不在者投票に臨んだ。末期の胃がんで字は書けず、しゃべるのも難しい。掲示された2人の候補名を選管職員が指さし、大山さんの名前で指が止まると、女性は無言でうなずいた。「最後の選挙で、どうしても投票したい」と声を振り絞って親類に懇願していた。職員が投票用紙に代筆を済ませると、ほっとした表情を見せた。
 2カ月後、女性は息を引き取った。「執念の投票だった」と親類は振り返る。大山さんは硫黄島で幼いころ、女性にかわいがられていた。投票の様子を聞き、人目もはばからず男泣きした。
 「国や県に堂々と物申せるのは、こうした民意があるからだ」と大山さんは言う。不便な暮らしを少しでも改善したいという声で、高速通信網を導入。今は船の1日1往復と、港湾の整備を国に求めている。「本土との格差は大きい。声を上げ続けないと、村は無人島になってしまう」
(毎日新聞)

4396チバQ:2015/02/12(木) 20:37:46
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150212ddlk44010163000c.html
選挙:国東市長選 15日告示 職場創出待ったなし 民の活力生かせるか /大分
毎日新聞 2015年02月12日 地方版

 任期満了に伴う国東市長選は15日告示、22日投開票される。4町の対等合併で2006年3月に発足した国東市の課題を探った。【大島透】

 ◆工場閉鎖

 「私も打ちのめされた。ソニーには何とか工場存続ができないか要請を続けます」

 三河明史市長は3日、県政記者室でこう語った。地場産品の販路開拓のため東京の企業と市の共同出資で昨年発足させた地域商社を広報しようと、市側が用意した記者会見の場だった。間の悪いことに、前日「ソニーが国東町の大分テクノロジーセンターを来年3月で閉鎖する」と報道された。従業員220人は長崎などへ配転されるという。記者たちの関心が高かったのは市の対応策の方だった。

 会見で市長は、工場閉鎖とは別に「市人口は毎年500〜600人ずつ減っている」とも語った。高校の卒業生の多くは就職や進学のため市を離れたまま帰らない。市内の職場が少ないからだ。

 ◆消滅危機

 増田寛也元総務相が座長の日本創成会議分科会がまとめた「消滅自治体リスト」は、20〜39歳の若年女性の数が地域の将来人口を決めるとする。国東市は2040年までの減少率が67・4%で、県内ワーストだった。

 約2400人の若年女性が40年には800人に減り、3万2000人の市人口は1万8200人に減ると推計している。地域を維持するための仕事の創出、中でも将来、市内で家族を持つ若い世代が働ける職場の開拓は「待ったなし」だ。

 ◆バランス

 北から南へ、国見、国東、武蔵、安岐の4町の合併から今回が4回目の市長選となる。旧4町の感情の均衡を保つかじ取りが新市長には求められる。

 最初の市長選は旧国見町長と旧国東町長が戦い、国東町長が当選したが、収賄罪に問われて約1年で辞任。出直し選となった2回目は安岐町出身の市助役を国東町出身の会社社長が破った。3回目は国東町出身同士の戦いとなり、今回も同じ構図になりそうだ。

 ◆新庁舎問題

 旧4町の足並みをそろえる難しさを物語るのが、新庁舎の建設問題である。老朽化した旧国東町役場に入る市長部局と、旧安岐町役場に入る議会は現在、離れ離れだ。念願の統一新庁舎の建設場所を、市は国東町内に決めたが、市南部の旧2町出身市議らは納得せず、市の提案は議会で否決された。

 採決を巡り副議長が辞任するなどした後、移転案はギリギリの数の賛成で可決された。新庁舎は合併特例債の期限の来春までには完成の見込みだ。

◆創意と遺産

 厳しい地域情勢だからこそか、頑張る民間の取り組みが目立つ。農業では、再興を目指す「七島イ」やオリーブなどの生産が注目を集め、国東町の「夢咲茶屋」は全国農業コンクールで上位に入賞した。国見町では空き家の再生とともに工芸家らの移住が進む。世界農業遺産に認定された貴重な文化的財産もある。数多く残る伝統的な祭りに、国東半島芸術祭も加わった。こうした住民の取り組みを後押しし、民間の声を丁寧に聞き取って市政に生かす度量が新市長には期待される。

 ◆一騎打ちか

 同市長選にはこれまで、現職の三河明史氏(66)=無所属=と、新人で元県JA理事長の阿部新咲氏(60)=同=の2人が立候補を表明。一騎打ちになりそうだ。

4397チバQ:2015/02/12(木) 21:25:14
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150211ddlk41010539000c.html
鳥栖の課題は:市長選を前に/上 “市民の悲願”どう描く 高架化撤回の鳥栖駅周辺 /佐賀
毎日新聞 2015年02月11日 地方版

 県東端に位置し、交通の利便性などを背景に今も人口が伸び続ける鳥栖市。15日には市長選(22日投開票)が告示される。有権者は次の4年間のかじ取り役をどう選択するのか。市政の課題をピックアップする。【上田泰嗣】

 ■東西連携

 昨年9月の鳥栖市議会本会議。採決に参加した市議21人のうち11人の賛成で、議員提案された一般会計補正予算案の修正案が可決された。

 市側が提出した補正予算案の原案は、JR鳥栖駅周辺のまちづくり基本構想を策定するための検討委員会の設置費用を含んでいた。事実上、鳥栖駅の橋上化を打ち出し、現在はない駅東口を設ける計画だ。

 これに対して修正案は、構想のたたき台づくりをコンサルタント業者に委託する費用756万円を削除した。これに賛成する市議は討論で「東西連携策としての基本構想は駅東口をどう設置するかという問題に矮小(わいしょう)化された。拙速に策定にかからず、市長選後の新たな体制でスタートすべきだ」と訴えた。

 鳥栖駅を中心とした市街地の整備構想には30年近い経緯があり、鉄道線路で分断された駅東西の交通をスムーズにするのは市民の悲願とされる。

 駅周辺を含めた72ヘクタールの整備構想がまとめられたのは、バブル期の1987年。当時の計画策定調査の報告書には、高架になった鉄道線路をはじめ、大規模な多目的展示場やホテルなどが林立するイラストが描かれた。

 しかし、県による費用対効果の検証などで1・3キロに及ぶ線路の高架化は見送られ、2006年には正式に白紙撤回された。これを受け、地下道による東口設置も浮上したものの、法的な規制などもあり、計画は大きく動いていない。

 昨年9月の市の提案には、JR九州や県も理解を示しているといい、市議会でも整備自体に反対する勢力はない。今後、議論が盛んになるのは間違いなく、新市長がどのような未来図を描くのか、注目される。

 ■合併問題

 「人口10万人以上の九州の中核都市として発展させるため、早期実現を」。鳥栖市の経済人を中心につくる鳥栖コンベンション・シティー委員会が昨年7月、市に対し、基山、みやき、上峰の3町との合併を求めた。毎年実施している市への提言活動で、周辺町との合併は15年来続けている要求だ。

 平成の大合併では、実現へ向けた動きが具体化したことがある。市は01年に基山、上峰の2町の他、05年に合併してみやき町となった3町と研究会を発足させた。

 02年6月には任意合併協議会を設置。しかし、特例法期限内の合併を目指すかどうかで意見が分かれ、同年12月に発足した法定協には基山、上峰が参加しなかった。

 更に全域を都市計画区域に設定する時期を巡り、合併前に決定したい市と、設定によって市街化が抑制される市街化調整区域になることを警戒し、猶予を求める町側が対立。03年9月に当時の牟田秀敏市長が離脱を表明した。

 現在までの1市3町の関係は、12年に鳥栖・三養基地域ビジョンを策定するなど広域連携の強化にとどまっている。将来的な合併の必要性を語るみやき町の末安伸之町長も「絶好のタイミングだった10年前に合併を逃したのは鳥栖市が離脱したから」と述べ、市の周辺町への配慮を協議再開の前提とした。

4398チバQ:2015/02/12(木) 21:25:56
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150212ddlk41010144000c.html
鳥栖の課題は:市長選を前に/下 国際交流会を開催 “卵投げ”受け 「機会少なすぎた」 /佐賀
毎日新聞 2015年02月12日 地方版

 県内が寒気に包まれた8日、鳥栖市民文化会館の研修室には100人近くが集まり、人いきれで汗ばむほどになった。「こう折るのよ」。エキゾチックな顔立ちの男性に中高年の日本人女性が折り紙を教える。真剣な表情をしていたアジアからの留学生の顔に笑みが浮かぶ。女性同士がおしゃべりに夢中になっている姿も見られた。

 鳥栖市が市内のNPO法人と協力して初めて開いた外国人と市民らの交流会「こくさいカフェ」。スリランカ、インドネシア、フィリピンなどアジアを中心とした8カ国の人たち36人と鳥栖市民らが参加した。

 会では、折り紙のほか、民族衣装の紹介や手品、クイズなどで盛り上がった。外国人留学生による日本語のスピーチもあり、自国の女性差別について語ったネパール人女性のサリナさん(20)は「尊敬する女性は(昨年のノーベル平和賞を受賞した)17歳のパキスタンの少女、マララ・ユスフザイさん。世界を変えるのは女性の力です」と訴え拍手を浴びた。

 中国に留学経験があり、鳥栖市山浦町から参加した関谷孝一さん(66)は「日本人も中国人も互いを知らず、偏見も多い。理解し合うため中国人らとの交流会をしたいので、市がそういう市民をサポートするシステムが欲しい」と話した。

 市内では昨年5月、アジアからの留学生を狙った暴行事件が発覚した。県内唯一の日本語学校「弘堂国際学園」(山本由子理事長)のネパール人留学生の男性に生卵が投げつけられ、鳥栖市と福岡県久留米市の少年3人が逮捕された。2013年12月からベトナム人やスリランカ人も含め、計19人の男女留学生が被害に遭い、マヨネーズを掛けられたり、エアガンを発砲されたりしたケースもあったという。

 その後、学園には全国から「日本人として恥ずかしい」といったメッセージが寄せられた。市も外国人の人権尊重を訴えるチラシを作製。市民グループからはいじめや差別根絶を求める要望が市に提出された。

 鳥栖市在住の外国人数は昨年末に798人に上り、10年前の04年末の512人から300人近く増加している。山本理事長は「外国人も増えているのに国際交流が少なすぎた」と事件の背景を指摘する。今回の交流会は普段から市民と外国人が触れ合う機会を設け、相互理解を深めようと開かれた。

 学園は、これまでも市内8小学校のうち、自転車で移動する学生が訪問しやすい5小学校と交流を続けている。今回の事件を受け、来年度は市が交通費を補助し、訪問範囲を拡大する方向という。

 山本理事長は「差別を克服するには、小さい時から交流するのが大切。学生も弟や妹と接している気持ちになり、癒やされているようだ」と意欲を見せている。【上田泰嗣】

4399チバQ:2015/02/12(木) 21:26:35
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30108/153386
=成長するまち鳥栖=(1)東西連携
2015年02月05日 09時51分
JR鳥栖駅の東側。駅舎のある西側と行き来するには「虹の橋」を渡る必要があり、利用者は駅東口開設を期待している
JR鳥栖駅の東側。駅舎のある西側と行き来するには「虹の橋」を渡る必要があり、利用者は駅東口開設を期待している
■駅東口30年来の懸案 まちづくりの「顔」、議論を

 九州の交通の要衝として発展を続ける鳥栖市。その優位性から企業進出や宅地開発が相次ぎ、人口は7万2千人を超え、県内で唯一、2035年ごろまで人口増が続くと予想されている。15日告示、22日投開票の市長選を前に、2期8年の橋本市政を検証、市の課題を探る。

 「鳥栖駅の東口開設は30年来の悲願。今回の市長選の争点として候補者は意見をぶつけ合い、今度こそ実現してほしい」。駅前の本通筋商店街に店を構える70代男性は、計画の先延ばしが続く懸案の解決に期待を込める。

 鹿児島線と長崎線の分岐点である鳥栖市は鉄道のまちとして発展する一方、中心部が線路と駅舎で分断されてきた。東西連携は歴代市長が熱望する。1987(昭和62)年、市は鉄道高架計画を発表したが、財政的な問題などから進まず、97年に高架化を先送りした。2006年には費用対効果が小さいなどとして事実上、計画を断念した。

 その後、九州新幹線鹿児島ルートの開通も見据え、駅前広場や駐車場整備を手掛けたものの、東口開設は手つかずの状態で残った。近年はサガン鳥栖のホームゲーム終了後に駅の東西を結ぶ「虹の橋」が混雑し、事故も懸念されている。こうした中、執行部が昨年9月、市議会に提案したのが「橋上駅」化を含めた東口開設計画だ。

 ただ、議会での論議は平行線をたどった。JR、県との交渉準備が整ったことを強調する執行部に対し、一部議員が新しく選ばれた市長のもとで進めるべきと反発。予算は部分的にしか認められず、計画は市長選後に先送りとなった。

 なぜ東口開設はここまで長引いているのか。九州新幹線・新鳥栖駅の開業が重点施策になっていた影響もあるが、ベテラン市議は「鉄道高架でなければ渋滞問題を解決できないという考えを捨てきれなかったから」と指摘する。

 新鳥栖駅開業から3月で4年。在来線の利用客も部分的に新駅に動くと思われたが、鳥栖駅の利用客はむしろ増加基調にある。1日当たりの乗車人員6980人(13年度)は2年間で約300人伸びている。通勤・通学など市民の日常を支える駅として、今後もその重要性が衰えることはなさそうだ。

 当然ながら、駅を改築すれば事足りるわけではない。渋滞解消に一定の道筋をつけ、駅周辺のまちづくりの方向性を示す必要がある。商店街は新しい飲食店が増える一方、旧来からの商店は売り上げの減少に苦心している。市が保持してきた周辺の高架用地の活用も論議しなければならない。

 構想から30年近くを経て現実路線として浮上してきた橋上駅。市中心部の“顔”をどうつくり上げていくかが問われている。

【市長選2015明日を問う】

4400チバQ:2015/02/12(木) 21:26:51
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30108/153772
=成長するまち鳥栖=(2)企業誘致
2015年02月06日 09時57分
新産業集積エリアの予定地。国との農地転用交渉に時間を要し、分譲開始が遅れている=鳥栖市幸津町
新産業集積エリアの予定地。国との農地転用交渉に時間を要し、分譲開始が遅れている=鳥栖市幸津町
■開発迅速化へ特区提案 15日告示22日投開票

 「あと数人、地権者の了承をいただければ着工できる」。1月6日、鳥栖市内のホテルであった賀詞交換会。橋本康志市長は2008年から市南部の幸津町で進めている新産業集積エリア(約28ヘクタール)の着工に一定のめどが立ったことを示した。国との農地転用交渉に時間を要し、当初計画より6年遅れ。関係者には「もっと早くやれたはず」との思いもにじむが、それほど国の規制が厳しいという現実が横たわる。

 市は高度経済成長とともに企業誘致を加速させてきた。1963年の轟木工業団地の完成以降、大型開発は07年の流通業務団地まで5カ所約230ヘクタールに及び、進出協定を結んだ企業は189社に上る。ここ8年間では51社の進出で約5千人の新規雇用が生まれたが、好条件の用地は完売した。そのため県と連携して新団地の造成を目指している。

 この3年間、景気の回復基調もあり、市には約40社から進出の相談が寄せられた。「それなのに受け皿となる用地がなく、みすみす好機を逃した格好」と市の担当者は悔しがる。

 市域は約72平方キロで佐賀市の6分の1程度しかなく、丘陵地などの開発適地は整備を終えている。今後は農業振興とのバランスを考慮しつつ、農地転用で用地確保を目指すしかないのが実情だ。市は現状打破を狙い、国に開発特区のプランを提案している。

 企業からの要望が多い高速道・鳥栖ジャンクションから車で5分程度のエリアに限定し、農地法や都市計画法で定められた土地利用の規制緩和を求め、産業団地形成の迅速化を図る狙い。昨年9月に1次ヒアリングを終え、いまは国の動向を注視している段階だ。

 地域間競争に打ち勝つため、団地造成にはスピードが不可欠で、「同時にこれまでにない業種の誘致が発展の鍵になる」と担当者。新産業集積エリアには成長が見込まれるロボットやバイオなどの分野を優先的に誘致する考えだ。

 人口減少が進む中、地域ごとに担うべき役割はより明確化が求められる。市は「農地の保全は当然必要だが、全国一律でいいのかということ。農地を確保すべき地域と、それ以外に有効活用する地域があっていい」と地方の主体的な判断を認めるよう訴える。それが東京への人口流出を止める防波堤になると強調する。

 九州の拠点エリアとしてさらに雇用を創出できれば、県はもちろん、福岡、久留米都市圏との一体的な発展にもつながる。まずは4年後の分譲開始を目指し、新産業集積エリアをしっかりと軌道に乗せることが肝要となる。

【市長選2015明日を問う】

4401チバQ:2015/02/12(木) 21:27:05
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30108/154205
=成長するまち鳥栖=(3)観光振興
2015年02月07日 09時49分
新鳥栖駅に最も近い市営駐車場は1日100円の料金設定で常にほぼ満車状態になっている=鳥栖市原古賀町
新鳥栖駅に最も近い市営駐車場は1日100円の料金設定で常にほぼ満車状態になっている=鳥栖市原古賀町
 3月で開業4周年を迎える九州新幹線・新鳥栖駅。新大阪直通「さくら」の停車本数は開業時に上下合わせて7本だったが、翌年に倍増。昨年3月からは全34本が止まるようになり、利便性が大きく向上した。サガン鳥栖の試合日は、関西などから訪れた相手チームのサポーターが在来線に乗り換え、スタジアムに向かう姿も目にする。

 1日当たりの乗降客数(在来線を含む)は1年目1800人で、2年目2200人、3年目2500人と増え続け、本年度は3千人程度を見込む。JR九州は「全てが“さくら効果”とは言い切れない」と控えめだが、切符や定期券などの売り上げは対前年比2割増と好調だ。乗降客の伸び率は鹿児島ルートの新駅の中でトップクラスという。

 好調の理由としては在来線への分岐機能を持ち、長崎方面への利用が多いことも挙げられる。もう一つはマイカーから公共交通に乗り換えるパークアンドライドの浸透だ。

 駅前には24時間100円の市営駐車場約600台分があり、こちらの利用も前年同期を16%上回っている。駅に最も近いところは常に満車状態で、市新幹線対策係は「仮に3日止めても300円。新鳥栖まで車で来て、出張や旅行の起点とする人が増えているようだ」と話す。

 駅前のバス駐車場は期待された修学旅行の利用が伸び悩んでいるものの、「別の使われ方が広がっている」と鳥栖観光コンベンション協会の本田一也事務局長(44)。100円駐車場や集合場所としてのアクセスのよさが評価され、旅行各社が新鳥栖駅起点の観光ツアーを打ち出している。

 順調に利用客を伸ばしているだけに、市中心部への誘客が課題となってくる。その意味で新鳥栖駅とともに期待しているのは、年間500万人以上の買い物客を集めている鳥栖プレミアムアウトレットだ。

 車利用の人が圧倒的に多く、「ランチだけでもいいので中心部まで足を延ばしてくれたら、大きな経済効果になる」と本田事務局長。アウトレットにはアジアからの観光客も増えており、「中国の人に豚骨ラーメン、韓国の人には回転ずしが人気。そうしたさまざまな要望に応えたい」と力を込める。

 市の先進性という部分では、新鳥栖駅前に開業2年目の重粒子線がん治療施設「サガハイマット」もある。がんを切らずに治す先端施設は200人待ちだ。

 観光資源としては他都市より目立つ素材が少ないものの、スポーツや医療、アウトレットなど新基軸を生かし活路を見いだしたい。

【市長選2015 明日を問う】

4402チバQ:2015/02/12(木) 21:27:19
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30108/155028
=成長するまち鳥栖=(4)広域連携
2015年02月10日 10時35分
災害時の避難者相互受け入れで協定を結ぶ鳥栖・三養基の首長たち。広域連携が進む一方、合併論議には踏み出せない状況が続いている=2013年4月18日、鳥栖市役所
災害時の避難者相互受け入れで協定を結ぶ鳥栖・三養基の首長たち。広域連携が進む一方、合併論議には踏み出せない状況が続いている=2013年4月18日、鳥栖市役所
 「みやき町の新庁舎、複合防災施設に」「基山町立図書館が着工」「上峰町の太陽光発電所が完成」-昨年後半から新年にかけ、鳥栖市に隣接する三養基郡3町では施設整備のニュースが相次いだ。平成の大合併のピークから10年。合併推進の鳥栖市と広域連携を優先する3町には温度差があり、合併論議に踏み出せない状況が続いている。

 県東部では2002年に合併をめぐる動きがあった。この時、基山、上峰は独自路線を選択した。市は北茂安、中原、三根の3町と法定協議会を設置したが、都市計画区域の設定で対立し、03年9月に協議会を離脱した。残った3町が合併して誕生したみやき町は3月で10周年を迎える。

 橋本康志市長は合併推進などを訴え、07年に初当選。12年には職員交流など11項目を盛り込んだ「鳥栖・三養基ビジョン」を3町と策定した。災害時の避難者相互受け入れ、図書館の広域利用で協定を結ぶなど連携を深めているが、合併の協議組織は設立できていない。市長は「将来的には合併がどうしても必要。見通しが立っていないことは反省したい」と口にする。

 いま3町はどんな考えなのか。みやき町の末安伸之町長は、鳥栖市の全国的な知名度の高さを認めつつも、「合併は一つの手法。10年前は行政サービスの水準を維持させるため合併せざるを得ない状況だったが、いまは大義がない」と語る。上峰町の武広勇平町長は「合併にはビジョンが必要」とし、連携事業を進めて将来に備える必要性を強調する。基山町の小森純一町長も「合併自体は否定しないが、平成の大合併で本当に効率化、合理化できたのか。その検証が先だ」と慎重だ。

 合併を推進した国は広域連携などによる地方創生に施策の軸足を移しつつある。平成の大合併は合併特例債の発行など優遇措置で一気に進んだが、その恩恵は既に薄れている。人口の自然増は望めず、超高齢化への対応は喫緊の課題。市町の枠を越えた定住自立圏や連携中枢都市圏で医療、交通などの生活基盤を守ることを訴えている。

 市は1989年に久留米、小郡、基山との3市1町で筑後川流域クロスロード協議会を結成。県域を超えてスポーツ大会の共同開催など広域連携事業に取り組んできた経緯もある。地方自治に詳しく、昨年11月の協議会主催シンポジウムで基調講演した一橋大大学院の辻琢也教授は「この圏域の都市構造で何ができるのか。身近なところから考え始めてほしい」と語る。

4403チバQ:2015/02/12(木) 21:27:33
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30108/155339
=成長するまち鳥栖=(5)郷土意識
2015年02月11日 10時02分
3月末の完成を目指して建設工事が進む「弥生が丘まちづくり推進センター」。さまざまな市民活動の拠点になる=鳥栖市弥生が丘
3月末の完成を目指して建設工事が進む「弥生が丘まちづくり推進センター」。さまざまな市民活動の拠点になる=鳥栖市弥生が丘
 「地域のリーダーを決める大切な選挙なのに…」。1月11日、午後9時を回った鳥栖市民体育館。知事選の開票が進む中、立会人の男性が困惑した表情を見せた。市選管が発表した投票率は42%。県内20市町で最も低く、有権者5万5千人のうち3万2千人が棄権していた。「福岡に目が向いている人が多いのは事実だが、これではふるさと意識があるとは言えない」

 人口減に悩む市町が多い中、市の人口は毎年800人ペースで増え続けている。弥生が丘、蔵上町などのニュータウンは宅地開発が進み、鳥栖駅前には20階建てのタワーマンションも建設中。福岡などからの流入で人口構成は30、40代と子どもが多い。こうした新しい市民に「共助」の意識を育んで、まちづくりに主体的に取り組んでもらうことが課題になっている。

 そのため市は2011年から8小学校区ごとに自治組織「まちづくり推進協議会」の設立を促してきた。既に7校区で誕生し、いまは弥生が丘校区の活動拠点となるセンターの新設工事が3月末完成を目指し急ピッチで進んでいる。

 弥生が丘校区には子育て世代を中心に約7千人が暮らす。「これまではお隣の田代校区と一緒に活動してきたが、春からは独自に組織を立ち上げなければならない。子どもたちが住んでよかったと思えるまちにしたい」。校区内の柚比町区長で旗振り役を務める上野勝之さん(72)は力を込める。昨年12月から委員21人が定期的に集まり準備を進める。

 市の自主財源比率は61・2%と他市町がうらやむ高さだが、恵まれているといってもおのずと限界はある。市は市民と協働で地域力を高めようと、各種団体からまちづくりのアイデアを募集し、活動助成金10万〜30万円を贈っている。

 昨年4月の審査会には8団体が参加し、安良川沿いのコスモスロードづくりに取り組む四阿屋(あずまや)会や難病支援の会など5団体が助成を受けた。県CSO推進機構代表理事で選考委員会の副委員長を務めた川副知子さん(74)は「まちを活性化させる芽がいっぱい出てきている。行政は共に活動してくれる市民層をさらに掘り起こして」と期待する。

 市内には日本語学校の留学生や企業の海外研修生ら県内で最も多い約千人の外国人が暮らす。昨年、留学生を狙った卵投げつけ事件を機に、多文化共生の取り組みも強めている。誰もが安心できる地域に磨き上げる必要がある。

 市長選は15日に告示を迎える。川副さんは「自分自身がどう生きていきたいのか、その考えを表現できる権利と受け止めてほしい」と語り、必ず投票所へ足を運ぶよう訴える。=おわり

(鳥栖支社長・杉原孝幸が担当しました)

4404チバQ:2015/02/12(木) 21:28:15
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2015/02/12/131805701
大分市長選 椋野氏が出馬を検討


 大分大学福祉科学研究センター教授の椋野(むくの)美智子氏(58)が大分市長選(4月26日投開票)への出馬を前向きに検討していることが12日、関係者への取材で分かった。複数の関係者と支援態勢などをめぐって協議を重ねている。
 椋野氏は同日、「さまざまな方から出馬の打診を受け、周囲に相談している」と話した。
 日田市出身。大分上野丘高校、東京大学を卒業。1978年に旧厚生省に入り、浦和市(現さいたま市)福祉部長、厚労省社会・援護局総務課長などを歴任。2006年に大分大教授となり、副学長も務めた。
 大分市長選には元中小企業庁次長で新人の佐藤樹一郎氏(57)が出馬を表明しており、自民党、維新の党、日本を元気にする会が推薦を決めている。現職の釘宮磐氏(67)は知事選(4月12日投開票)に出馬する意向。

4405チバQ:2015/02/13(金) 20:29:33
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150213ddlk44010548000c.html
選挙:別府市長選 安達氏が出馬表明 「宝の山、生かされていない」 /大分
毎日新聞 2015年02月13日 地方版

 任期満了に伴う別府市長選で、元朝日新聞社員の安達澄(きよし)氏(45)が12日、立候補を表明した。

 同市長選では昨年6月に長野恭紘(やすひろ)元市議(39)が、9月には泉武弘市議(70)、元国土交通省技官の春田義信氏(58)、地元の「はとタクシー」社長の梅野雅子氏(54)が立候補を表明。安達氏で5人目の出馬表明となる。浜田博市長(76)は引退を表明している。

 記者会見した安達氏は「温泉をはじめ、数多くある宝の山が十分に生かされず、長年もったいないと感じてきた。外から見る方が故郷を冷静に分析できる場合もある。自分が東京の二つの民間会社で培った戦術を市政に生かし、全国から『さすが』と言われる別府に変えたい」と語った。

 別府市出身の安達氏は別府青山高、上智大を卒業後、新日鉄に入社。東京の本社などに勤務した後、1999年に朝日新聞社へ入社。広告局、社長室、教育総合本部に勤務した後、選挙準備のため昨年12月に退社した。【大島透】

4406チバQ:2015/02/13(金) 20:29:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150213ddlk44010539000c.html
’15統一選おおいた:大分市長選 大分大教授、出馬検討 「初の女性」擁立の動き /大分
毎日新聞 2015年02月13日 地方版

 大分市長選(4月26日投開票)に大分大福祉科学研究センター教授の椋野美智子氏(58)が出馬を検討していることが12日、関係者への取材でわかった。複数の関係者によると、出馬に向けて前向きに検討しており、近く正式に意思表明する見通し。釘宮磐市長(67)の知事選転出後の対応を協議してきた民主党県連や連合大分の関係者らも椋野氏の支援を検討する。【佐野格】

 椋野氏は毎日新聞の取材に「今はお話しできることはない」としている。

 椋野氏は大分上野丘高、東京大卒。旧厚生省に入省し、内閣府参事官(高齢社会対策担当)や厚生労働省社会・援護局総務課長などを歴任。2006年から大分大教授を務めている。

 大分市との関係では社会福祉審議会委員などの経歴もある。ある連合関係者は「社会福祉のプロ。優秀な人だ」と話している。

 釘宮氏の知事選転出表明を受け、連合大分関係者らが水面下で後継候補擁立作業を進めていたが、難航していた。一方で、椋野氏に対して「初の女性市長」を旗印に擁立を求める動きもあり、椋野氏出馬を視野に入れ、幅広い支援体制の構築に向けて調整してきた。連合は週明けにも対応を協議する方針。

 これまで立候補を表明しているのは、元中小企業庁次長の佐藤樹一郎氏(57)=自民・維新・元気推薦=のみ。経済産業省の後輩に当たる佐藤氏について広瀬勝貞知事(72)は「敬愛する後輩」と述べ、1月31日の佐藤氏の会合にも出席している。

 これに対し、広瀬氏と争うことになる釘宮氏の支援者からは「『広瀬・佐藤両氏』に対して、釘宮氏と一緒に戦える相手を」という声が出ていた。同市長選には、共産党も候補擁立を検討している。

4407名無しさん:2015/02/15(日) 16:47:59
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015021500082
自衛隊配備で22日住民投票=賛否二分、神経とがらす政府-沖縄・与那国

 日本最西端の島の沖縄県与那国町で22日、陸上自衛隊の沿岸監視部隊配備の是非を問う住民投票が行われる。賛成派と反対派がそれぞれ戸別訪問などを繰り返すなど運動は過熱しており、町関係者によると、「賛否は拮抗(きっこう)している」。住民投票に強制力はないが、結果が外間守吉町長の判断に影響を与えることは確実だ。2015年度末までの部隊配備を目指す防衛省は、動向を注視している。
 人口約1500人の同町で、住民投票の有権者は中学生以上の約1300人。町に永住する外国人5人も投票権がある。投票は配備に賛成、反対の項目のいずれかに丸印をつける方式で、22日に開票される。
 賛否の対象は、南西諸島防衛強化の一環で防衛省が進めている計画で、監視部隊約150人の駐屯と沿岸監視レーダー設置が柱。与那国は尖閣諸島まで約150キロと地理的に近く、海洋進出を強める中国を念頭に、レーダーで航空機や船舶の動きを早期に把握する狙いがある。
 町内には自衛隊が配備されれば人口が増え、活性化につながるとして賛成する声がある一方、監視レーダーの電磁波による健康被害などを理由に反対論がある。
 中谷元防衛相は13日の記者会見で、仮に投票で反対多数だったとしても「順を踏んで事業を実施してきた。予定どおり(配備を)遂行していく」と述べ、計画を推進する意向を強調した。
 ただ、これまで自衛隊誘致に積極的だった外間町長は同日、那覇市で取材に対し、反対多数となれば「町として自衛隊に非協力的な状況になる」との認識を示した。政府側は「町の協力がなければ部隊運営は成り立たない」(防衛省幹部)としており、投票の行方に神経をとがらせている。(2015/02/15-14:13)

4408チバQ:2015/02/16(月) 00:39:24
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150215ddlk44010379000c.html
選挙:大分市長選 椋野氏支援を表明−−民主県連代表 /大分
毎日新聞 2015年02月15日 地方版

 大分市長選(4月26日投開票)への出馬を検討している大分大福祉科学研究センター教授、椋野美智子氏(58)について14日、民主党県連の足立信也代表が「椋野氏は市長にふさわしい人間だと思っている」と述べ、立候補を表明した場合に支援する意思を示した。椋野氏は近く正式表明する見通しだという。県連としては推薦など組織決定はせず、自主的に支援していく。

 この日、党県連は大分市内で常任幹事会を開催。足立代表は県連としていずれの首長選も推薦決定などしないとした上で、県知事選転出を表明している釘宮磐・大分市長(67)、別府市長選への出馬を表明した元朝日新聞社社員の安達澄(きよし)氏(45)についても支援する意思を表明した。

 幹事会後、足立代表は報道陣に、いずれも擁立に携わっていることを明らかにし、3氏は「『地方が主役』という民主党の考え方を共有できている」と話した。【佐野格】

4409チバQ:2015/02/16(月) 00:54:11
>>4407
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015021502000108.html
基地造成進む与那国島 住民投票へ  陸自誘致 島を二分
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2015年2月15日 朝刊


造成工事が進む、陸上自衛隊沿岸監視部隊の配備予定地=沖縄県与那国町で
写真
 日本最西端の沖縄県・与那国島(与那国町)で、陸上自衛隊沿岸監視部隊配備の賛否を問う住民投票が二十二日に実施される。地域の活性化か基地のない島か-。これまでも選挙のたびに争点となってきた。投票結果に法的拘束力はないが、誘致派と反対派で島を二分した激戦となる見通しだ。
 重機が岩盤を削るたびに粉じんが舞い上がり、石を積んだ大型ダンプカーがひっきりなしに往来する配備予定地。造成工事を進める工事関係者がつぶやく。「ここに体育館ができるが、岩盤が固くて順調に工事が進まない」。せわしなく動く重機の近くを、在来馬のヨナグニウマが二十頭、ゆっくりと歩いていった。
 台湾から約百十キロしか離れていない与那国島は、中国や台湾が領有権を主張する尖閣諸島にも近い。防衛省は海洋進出を活発化させる中国に対抗し、南西諸島の防衛力強化を掲げている。与那国島の沿岸監視部隊配備もその一環だ。
 これまで選挙のたびに賛否が争われ、二〇一三年八月の町長選では、五百五十三票を獲得した誘致派の外間守吉(ほかましゅきち)町長が四十七票差で反対派に辛勝し、三選を果たした。
 今回の住民投票では、永住外国人も含む中学生以上の町民が投票資格を有する。
 町選挙管理委員会によると、有権者は千二百八十四人で、うち永住外国人は五人、中学生以上の未成年者は九十七人だ。
 「自衛隊基地誘致に断固反対」「自衛隊誘致は我々の悲願」。住宅の壁には賛否それぞれの横断幕がいくつも掲げられている。
 「自衛隊員が来れば、税収で島の新たな財源が生み出される」。誘致派の町漁業協同組合の組合長嵩西(たけにし)茂則さん(52)は、人口減少に歯止めがかからない島の活性化に期待。住民投票自体に疑問を投げ掛ける。「工事が進んでいるのに、いまさら住民投票をしてどうするのか。この論争に明け暮れて疲れた」
 反対派の自営業山口京子さん(56)は「基地があれば、戦争になると狙われる」と訴える。東京から移住して三十二年。気持ちがゆったりできる島だと感じている。「基地の島だと言われるのはたまらない」。住民投票で反対の民意を示し、配備阻止につながることに期待を込めた。
 外間町長は、反対派が過半数となっても配備に反対しないと明言している。防衛省によると、沿岸監視部隊は約百五十人規模で、一六年三月末までに配備する予定。

4410チバQ:2015/02/16(月) 00:55:32
http://www.sankei.com/politics/news/150215/plt1502150006-n1.html
2015.2.15 06:00
【与那国住民投票】
中学生、永住外国人にも“投票権” 国防を委ねる愚 「邪な奇策」は問題だらけ

ブログに書く2




(1/5ページ)

陸上自衛隊「沿岸監視隊」配備反対派の横断幕=沖縄県与那国島(半沢尚久撮影)
 日本最西端の与那国島(沖縄県与那国町)への陸上自衛隊「沿岸監視隊」の配備について賛否を問う2月22日の住民投票が1週間後に迫った。配備賛成派と反対派双方の訴えが熱を帯びるが、陸自配備を争点にした過去2回の町長選では陸自を誘致した外間守吉町長が連勝しており、同じ問題が蒸し返される事態は極めて異様だ。しかも、日本の国防を左右する重要政策ににもかかわらず、住民投票で中学生と永住外国人に投票資格を与えた。住民投票の正当性そのものが問われる問題といえる。

活性化vs健康被害

 「与那国の未来、『自衛隊が来たら…』」

 賛成派は「自衛隊に賛成する会」を設置し、陸自配備の意義をまとめた資料を作成した。人口減と高齢化が進む中、若い陸自隊員160人と家族90人(予想人数)が町民となることで税収と雇用が増えて島が活性化し、災害対応を含め「島民の安心・安全がしっかり守られる」と訴えている。

 反対派も「住民投票を成功させるための実行委員会」を結成。作成した資料では、部隊に配備される監視レーダーによる健康被害について、レーダーの電磁波が「私たちをむしばむ」と不安をあおり、「私たちの体は、私たち自身が守らなければなりません」と強調している。

 賛成する会の金城信浩会長は「何度も同じ問題を町民に問い、きりがない気がするが、住民投票をやるからには勝つ。これで決着をつけたい」と語る。

 一方、反対派で住民投票実施を主導した町議は「町長選は陸自配備以外にも争点があり、陸自配備に絞った住民投票で民意を問う必要があった」と話す。

 平成21、25年に行われた町長選はいずれも陸自配備を最大の争点とする一騎打ちで、外間氏が反対派を破っている。

邪な奇策

 麗澤大学の八木秀次教授は「首長選で勝てない少数派の奇策として住民投票が行われることが多く、邪な手法だ」と断じる。

 国政選挙では未成年である中学生はもちろんのこと、成人でも日本籍を持たなければ投票に参加できない。憲法15条が根拠になっているのだ。ところが、反対派町議は中学生と永住外国人に投票資格を与えるという奇策も強く要求し、実現させた。

 住民投票の投票資格がある町民は1284人。このうち選挙権のない中学生は41人、高校生や20歳未満は56人、永住外国人は5人で計102人だ。

 この102人という数は与那国町では決して小さくない。25年の前回町長選は外間氏と相手候補の差はわずか47票だった。

 賛成派の町議は「中学生と永住外国人を巻き込み、なりふり構わず反対票を上積みしようとしている」と批判する。

 八木教授は永住外国人に投票資格を与えたことについて、こう指摘する。

 「外国人は国籍を有する国への国防と忠誠の義務を負っており、いわば外国の潜在的兵士だ。日本の防衛にかかわる陸自配備の住民投票に参加させることは大きな矛盾をはらんでいる」

 中学生についても「判断能力が未熟で、大人の発言やマスコミの論調の影響を受けやすい」とし、国防に関する住民投票に参加させることは不適切だとの認識を示す。

 しかも沖縄のマスコミは左派に偏っている。反対派は、マスコミの論調が中学生に与える影響も有利に働くと踏んでいるはずだ。

4411チバQ:2015/02/16(月) 00:56:04
根拠なき主張

 町内には中学生を洗脳するかのような反対派のビラも貼られている。

 「住民投票用紙の記入の方法」と題し、「反対に◯を記入し、島民の誇りを住民投票で示そう!」と記している。

 何を根拠にしているか定かではないが、こんな横断幕も掲げられていた。

 「自衛隊基地ができたら米軍もやって来る!」

 反対派議員の一人も産経新聞の取材に同じような主張をしたため、その根拠を聞いたが、まったく要領を得なかった。

 そもそも与那国町に配備する沿岸監視隊は地上レーダーで数十キロ先までの海・空域を警戒する部隊に過ぎない。駐屯地の面積も小さく、そこを米軍が活用するメリットは見いだしにくい。

 反対派があえて米軍を持ち出したのは、昨年11月の県知事選と12月の衆院選の「余勢を駆るためだ」(町幹部)との見方がある。

 知事選では米軍普天間飛行場(同県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古移設に反対する翁長雄志(おなが・たけし)氏が勝利した。衆院選でも翁長氏と連携する候補者が全4選挙区で勝利を収めた。

 この「反辺野古」の勢いを陸自配備の住民投票に引き込みたいがために、何の根拠もなく米軍が展開してくる可能性があると主張しているのであれば、町民に理性ある判断を仰ぐ姿勢とは程遠い。邪の極みといっても過言ではあるまい。

 陸自駐屯地と監視所の工事は着々と進んでいる。先月16日の住民説明会では、防衛省は監視レーダーの電磁波が人体に影響を与える危険性はないと明確に回答してもいる。

 町民の冷静で現実的な判断を待ちたい。

(那覇支局長 半沢尚久)

4412名無しさん:2015/02/16(月) 15:03:59
>>4411
米軍がやって来ないとは言い切れないでしょ
可能性としてゼロではない
産経新聞ほどインチキくさいものはないのだ
意味不明な思いこみ記事ばかりなんだからさ

4413チバQ:2015/02/16(月) 22:17:53
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150216ddlk44010314000c.html
選挙:国東市長選 現職に新人挑む 人口減対策など争点に /大分
毎日新聞 2015年02月16日 地方版

 任期満了に伴う国東市長選が15日告示され、再選を目指す現職の三河明史氏(66)=無所属=と、新人で元県JA理事長の阿部新咲氏(60)=同=が立候補した。

 三河候補は午前9時から国東町小原の選挙事務所前で開いた出陣式で、支持者約400人を前に第一声。「トップセールスで国東市を売り込みます。現場主義、対話主義に徹します。市役所を強力な政策集団に変えます」と支持を訴えた。

 阿部候補は午前9時前、国東町田深無田の選挙事務所前で、約200人を前に第一声。「農政や子育て支援に力を入れます。子供たちが夢と希望を持て、働く世代が誇りと生きがいを感じ、高齢者が安らげる国東市を作ります」と訴えた。

 始まった1週間の選挙戦では、急激な人口減少への対策や、少子高齢化に伴う子育て支援と高齢者福祉、TPP以降の農業政策、ソニー関連工場の撤退問題などが主な争点になりそうだ。

 投票は22日午前7時〜午後7時、市内18カ所で。午後8時15分からアストくにさきで即日開票され、深夜には当落が判明する。14日現在の有権者数は2万5940人(男1万2246人、女1万3694人)。【大島透】

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 ◇立候補者(届け出順)
三河明史(みかわ・あきふみ) 66 無現(1)

 市社会福祉協議会長[歴]県東京事務所長▽県東部振興局長▽県貿易協会常務理事▽同志社大

阿部新咲(あべ・しんさく) 60 無新

 農業[歴]県連合青年団事務局長▽日本青年団協議会理事▽国東町議▽県農協理事長▽国東農業高

4414チバQ:2015/02/16(月) 22:18:24
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150216ddlk44010307000c.html
’15統一選おおいた:知事選/大分市長選 民主会合に釘宮・椋野氏 反「広瀬・佐藤氏」鮮明に 連合大分は対応に苦慮 /大分
毎日新聞 2015年02月16日 地方版

 知事選転出を表明している釘宮磐・大分市長(67)と、同市長選に立候補を検討している大分大福祉科学研究センター教授・椋野美智子氏(58)が15日、大分市で開かれた民主党参院議員の会合に参加した。同党県連の足立信也代表は両氏の支援を表明している。自民党は知事選で現職の広瀬勝貞氏(72)、大分市長選で元中小企業庁次長の佐藤樹一郎氏(57)を支援する方針で、民主側の反「広瀬・佐藤両氏」の旗色が鮮明になった格好だ。【佐野格】

 会合は民主党の選挙区選出の参院議員9人が参加した「参地ネットin大分」。檀上に上がった釘宮市長は来場者を前に「(参加した参院議員は)私が民主党衆院議員を辞めた後に国政に参加している。時代を感じますが、一緒に頑張りましょう」とあいさつ。その後、足立代表は、医療・介護・福祉について相談している友人として椋野氏を紹介した。会合には別府市長選に出馬表明した安達澄(きよし)氏(45)も参加し、長野恭紘(やすひろ)氏(39)を別府市連が推薦している自民党への対抗姿勢を示した。

 自民は知事選では広瀬氏を全面支援、大分市長選は佐藤氏の推薦を決めており、「広瀬・佐藤両氏」のセットで知事選と大分市長選を戦う意向だ。これに対し、民主側は推薦などの組織決定はしないが、「釘宮・椋野両氏」を実質的に支援することで自民側に対抗したい考えがにじむ。

 ただ、同党の支援団体である連合大分は対応に苦慮している。連合傘下の民間企業労組も加わる「みんろうきょう」が既に広瀬氏の推薦を決めているからだ。「広瀬・佐藤」VS「釘宮・椋野」の構図は、自民への対抗軸としては分かりやすい一方、広瀬氏を推す組合の反発を招くのは必至だ。

 連合大分は、知事選と大分・別府両市長選への対応について週明けから議論を本格化する予定だ。連合大分関係者は「釘宮氏と椋野氏を足立代表が会合の場で紹介したのは大きい」と指摘する。

 知事選にはこの他、1級造園技能士の箕迫高明氏(65)が出馬を表明。共産党も両選挙に独自候補擁立を検討している。

4415チバQ:2015/02/16(月) 22:18:55
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150216ddlk41010246000c.html
選挙:鳥栖市長選 告示 現新の三つどもえ戦に /佐賀
毎日新聞 2015年02月16日 地方版

 任期満了に伴う鳥栖市長選が15日告示され、いずれも無所属で、飲食店経営の新人、古賀秀紀氏(59)▽前市議の新人、中村圭一氏(45)=自民推薦▽3選を目指す現職、橋本康志氏(59)−−の3人が立候補を届け出た。投開票は22日。期日前投票は16〜21日午前8時半〜午後8時に市役所で。14日現在の選挙人名簿登録者数は5万5560人。

 各候補は午前8時半から立候補の届け出を済ませるとそれぞれの出陣式で第一声を放った。その後は市内遊説に乗り出すなどした。

 同選挙は九州の交通の要衝として人口増加が続く鳥栖市の可能性を高める方策などが争点。各陣営は企業誘致策やJR鳥栖駅周辺再開発、学校増設などを訴えている。【上田泰嗣、生野貴紀、中尾祐児】

 ◆市長選立候補者の第一声(届け出順)

 ◇雇用や進学の選択肢示す−−古賀秀紀氏
 今の市政は市民の思いが反映されていない。一部の人のための政治だ。若い男性の雇用の場がない。市職員としての職場を増やし、身分保障や生活安定を図りたい。市内に学校が少ない。進路先がないから若者が都会に出る。帰ってこられるように雇用先や進学先の選択肢を示したい。鳥栖はスポーツの街だ。バレーボールの本拠地にしたい。原発については現在、電気は足りている。太陽光発電など自然再生エネルギーを公共事業化したい。

 ◇もったいないをすごいに−−中村圭一氏
 市政を議員として間近に見てきた。もったいない鳥栖が「もったいないまま」になってしまっている。どうしても前進をさせないといけないと思い立候補した。目的を達成のために、どんな障害があろうとも、みんなで乗り越えていく。私ならこの鳥栖を一つにすることができる。そのために、この戦い勝たないといけない。現職の背中が手を伸ばせば、つかまえられるところまで来ている実感がある。もったいないをすごいに変えていきたい。

 ◇市民に軸足置いた行政に−−橋本康志氏
 今回の選挙は、一部の人の思いで振り回される市政にするのか、7万市民にしっかりと軸足を置いて公正公平な市政にするのか、市民の良識が問われている。また、私の原点であるJR鳥栖駅周辺の再開発が、やっと県とJR九州の了解を得て、いよいよ実現の時を迎えつつあり、これを勝ち取る選挙でもある。これから1週間、サガン鳥栖の選手のように諦めず最後まで懸命に走り抜け、今後4年間も懸命に働くことを誓う。
==============

古賀秀紀(こが・ひでのり) 59 無新

 フランス料理店オーナーシェフ▽市民グループ代表[歴]会社員▽飲食店従業員▽龍谷高

中村圭一(なかむら・けいいち) 45 無新

 [元]市議▽自民支部幹事長▽市子どもクラブ連絡協会長[歴]会社員▽参議員秘書▽米ドミニカン大=[自]

橋本康志(はしもと・やすし) 59 無現(2)

 [元]食品製造販売会社長▽全国市長会評議員▽鳥栖三養基消防組合管理者[歴]会社員▽早大

4416チバQ:2015/02/16(月) 22:19:42
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150216ddlk40010167000c.html
選挙:みやま市長選 西原さんが3選 2期8年の実績を強調 /福岡
毎日新聞 2015年02月16日 地方版

 任期満了に伴うみやま市長選は15日、投開票され、現職の西原親さん(76)が、新人で元大牟田市消防長の柿原達也さん(59)と、新人で前みやま市議の田中信之さん(69)=いずれも無所属=を破り、3選を果たした。当日有権者数は3万3041人(男1万5262人、女1万7779人)で、投票率は56・02%だった。

 西原さんは、市の財政再建や大規模太陽光発電所の誘致などに取り組んだ2期8年の実績を強調。「もう1期務めさせてほしい」と訴え、「全国に先駆け、自然エネルギーの利用を進めるまちづくりに取り組む」などとアピールした。

 自民党山門支部や公明党筑後総支部、農業、商工など多くの団体から推薦を受けて幅広く浸透、8年ぶりの選挙戦を制した。

 柿原さんは「チェンジ・ザ・みやま」を旗印に掲げ、市政刷新を訴えた。人口減少に歯止めをかける活性化策などを主張して支持拡大を図ったが、及ばなかった。

 田中さんは「税金の無駄遣いをなくす」と主張。公共工事の入札制度の不備などを指摘するチラシの全戸配布などで現市政への批判を展開したが、浸透しきれなかった。【近藤聡司】

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 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 10,997 西原親 76 無現

   4,621 柿原達也 59 無新

   2,703 田中信之 69 無新

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西原親(にしはら・ちかし) 76 無現(3)

 ふきん製造卸会社社長[歴]商社員▽山門JC理事長▽県議▽福岡地裁柳川支部調停委員▽九大

〔福岡都市圏版〕

4417チバQ:2015/02/16(月) 23:09:52
http://www.yomiuri.co.jp/local/saga/news/20150215-OYTNT50190.html
鳥栖市長選 現新3氏の争い
2015年02月16日
 鳥栖市長選は15日告示され、新人の飲食店経営・古賀秀紀(59)、新人の前市議・中村圭一(45)(自民推薦)、3選を目指す現職・橋本康志(59)=いずれも無所属=の3氏が立候補し、舌戦の火ぶたが切られた。投開票は22日。


 選挙戦では、30年来の懸案となっているJR鳥栖駅東口の整備など中心市街地の活性化や、周辺自治体との広域連携、成長戦略などが争点となり、激戦となる見通しだ。自民党は中村候補を推薦しているが、同党の今村雅弘衆院議員(比例九州)ら一部は、橋本候補の支援にまわっている。

 期日前投票は、16〜21日の午前8時半〜午後8時に市役所1階会議室で実施。22日の投票は午前7時〜午後8時に市内23か所で行われ、同9時から市民体育館で開票される。

 有権者数は14日現在、5万5560人。

2015年02月16日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4418チバQ:2015/02/16(月) 23:10:05
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30111/156968
前市議と現職 支援構図変わる 組織戦VS“市民党”
2015年02月16日 10時08分
出陣式で必勝を期して気勢を上げる候補者と支持者。鳥栖市のかじ取りを誰にゆだねるか、有権者は3候補の政策を注視する=鳥栖市(写真の一部を画像加工しています)
出陣式で必勝を期して気勢を上げる候補者と支持者。鳥栖市のかじ取りを誰にゆだねるか、有権者は3候補の政策を注視する=鳥栖市(写真の一部を画像加工しています)
 15日に告示された鳥栖市長選は事実上、保守系2人の一騎打ちの様相を呈している。過去2回と現職の支援構図が変わり、自民党が推薦する前市議の中村圭一陣営が“オール鳥栖”を旗印に組織戦を展開する一方、現職の橋本康志陣営は“市民党”を掲げ、知名度を武器に草の根活動を続ける。橋本市政2期8年の評価などを争点に攻防は激しさを増している。

 中村陣営の出陣式には、約700人(主催者発表)が結集。福岡資麿氏ら自民国会議員3人や県議、市議のほか、前回まで現職を支持した中冨博隆久光製薬社長や、横尾和浩ヨコオ社長ら市内の大手企業経営者も多く顔をそろえた。

 福岡氏は「中村候補には地方創生の新しい芽を出すための発想力と繊細な根回しの能力がある」と政権与党とのパイプの太さを強調。公明市議の国松敏昭氏もあいさつ、過去2回橋本氏と戦った牟田秀敏元市長のメッセージも紹介された。

 橋本陣営の必勝祈願祭・出陣式には、知事選で行動を共にした自民の今村雅弘衆院議員や県市長会会長の横尾俊彦多久市長に加え、谷口太一郎嬉野市長らが出席。支持者約400人(主催者発表)が駆け付けた。

 今村氏は「橋本候補は市民本位の政治ができる人。“市民党”で頑張って」と激励。横尾氏は重粒子線がん治療施設誘致の実績などを挙げ、「市の潜在力を発揮するため、堅実に努力してきた橋本候補を市長に押し上げて」と訴えた。

 古賀秀紀氏は経営する飲食店前で第一声を上げた。「鳥栖は人口が増え続け、パワーがある。さらに住みやすいまちにしたい」と主張し、スーパーや住宅街などで街演した。

4419チバQ:2015/02/17(火) 21:34:12
鳥栖市長選
■2007年>>1983
当16161 橋本 康志
=無新<1>
 14750 牟田 秀敏
=無現(2)[自][公]

■2011年
当15743 橋本康志 中冨博隆久光製薬社長や無所属県議(向門慶人)
落13417牟田秀敏 福岡資麿参議院議員をはじめ自民党佐賀県連幹部や同党県議
落 857古賀秀紀


■2015年
古賀秀紀:
中村圭一:自民推薦 福岡資麿氏ら自民国会議員3人や県議、市議のほか、前回まで現職を支持した中冨博隆久光製薬社長や、横尾和浩ヨコオ社長ら市内の大手企業経営者
     >>4381市議会(定数22)は最大会派の自民クラブに保守系を加えた12人が中村氏を支持 自民公認で出馬を予定する県議2人は中村氏を支援  *向門慶人は2011年は橋本支援>>2191
橋本康志:現職  知事選で行動を共にした自民の今村雅弘衆院議員や県市長会会長の横尾俊彦多久市長に加え、谷口太一郎嬉野市長ら
     >>4381橋本支持は保守系無所属ら4人 民主は自主投票ながら橋本氏の応援者も多く

4420チバQ:2015/02/17(火) 21:37:24
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20150217-OYS1T50047.html
「みんなの改革福岡」県選管に設立届け出
2015年02月17日
 昨年11月に解党したみんなの党の元代表、浅尾慶一郎衆院議員(無所属、神奈川4区)らが17日、福岡県庁で記者会見を開き、統一地方選に向けた政治団体「みんなの改革福岡」を設立したと発表した。16日に同県選管に届け出た。

 みんなの党の県総支部長だった佐藤正夫・前衆院議員が代表に就任し、同党所属だった福岡市議1人と、4月に県議選に立候補予定の新人1人が参加。地域政党として活動し、統一地方選への立候補を呼びかけていくという。

 みんなの党を巡っては、浅尾氏の地元で地域政党「神奈川みんなの改革」が設立されるなどしている。

4421チバQ:2015/02/17(火) 22:06:16
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2015/02/16/002517994
国東市長選 現職と新人一騎打ち


 任期満了に伴う国東市長選は15日告示され、現職で再選を目指す三河明史氏(66)、新人で前県農協理事長の阿部新咲氏(60)=いずれも無所属=の2人が立候補を届け出た。
 両候補は国東町内で第一声を挙げ、1週間の選挙戦に突入した。投開票は22日。
 三河陣営は町内小原の選挙事務所前で出陣式。約400人が集まった。岡野辰造後援会長(選対本部長)があいさつ。岩屋毅衆院議員、永松博文豊後高田市長、永松悟杵築市長、三浦公県議、馬場将郎市議会議長らが祝辞。三河候補は「福岡市でのアンテナショップ開設など、国東は今、いろんな分野で大きく動きだしており、ここで放り出すわけにはいかない。選挙に必ず勝ち、プロジェクトを成功させたい」と第一声。「頑張ろう」を三唱した後、支援者と握手を交わした。
 阿部陣営は町内田深の選挙事務所前で出陣式を開き、支援者ら約200人が集まった。和田幸敏後援会長があいさつ。清国仁士前市議会議長、広瀬暢洋前県農協経営管理委員会長、日本青年館(東京都)の山本信也常務理事、江藤一幸九重町議が激励。阿部候補は「三河市長は市役所を政策集団にすると言ったが、本当にそうなっているのか。厳しい選挙戦になるが、市民を信じて戦っていきたい」と決意を語った。支援者の拍手に見送られながら、選挙カーで出発した。
 投票は22日午前7時から午後7時まで、市内18会場で。開票は午後8時15分から国東町のアストくにさきで。同10分から、ケーブルテレビで中継する。
 期日前投票は16日から21日まで。▽みんなんかん(国見町)▽アストくにさき▽市武蔵総合支所(武蔵町)▽市安岐総合支所(安岐町)で、いずれも午前8時半から午後8時まで。
 市選管によると、選挙人名簿登録者数は2万5940人(14日現在)。

4422名無しさん:2015/02/17(火) 22:17:05
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1191859439/6638
「みんなの改革」福岡でも設立、浅尾氏「活動の上に全国的政党」
2015年2月17日15:56

 解党したみんなの党の主張してきた政策を引き継ぐ地域政党「みんなの改革福岡」が設立された。2月17日、みんなの党の元代表で、地域政党「神奈川みんなの改革」代表の浅尾慶一郎衆院議員らが福岡県庁で記者会見して発表した。政治団体の届け出は、同16日。みんなの党所属だった佐藤正夫元衆院議員が代表を務める。
 浅尾氏によると、東京都議会、千葉県議会には、「みんなの改革」の会派があり、宮城県でも設立の動きがある。4月の統一地方選で、行政改革、地域主権、実態に即した経済政策の実現を掲げる。
 各地での「みんなの改革」設立の動きには、全国政党化、政界再編も視野に入っている。
 浅尾氏は「統一地方選挙を前に地域から政治を変えていこうと、行革や経済政策を訴えていくが、その活動の上に全国的政党にしていきたい。その先には大きな政界再編を行っていきたい」と述べた。全国政党化の時期について、「統一地方選後か前のタイミングで考えている」とし、5月に予定される大阪都設置の住民投票の結果が政界再編に影響する考えも示した。
 浅尾氏は「みんなの党が主張した政策は一定、有権者に支持された。とくに行政改革、実態に即した経済政策を、統一地方選挙で訴える器を地域政党として立ち上げた」と述べ、「行政改革は地方自治体に待ったなしの課題だ。消費税増税前に身を切る改革をしなければいけない。福岡県、福岡市でまず議員が身を切る改革をし、職員報酬削減を迫っていく」と訴えた。また、「1人1人の生活を上げるために、最低賃金を上げていく。庶民の懐をあたためると同時に、事業の統合が進み、生産性が上がる」とした。
 佐藤氏は、「天下りを徹底的に追求してきたのは唯一、みんなの党だ」と強調し、天下り先、自治体の外郭団体に支出・拠出している税金を取り戻すと述べた。統一地方選に向けて、「身を切る改革」「行財政改革」などに賛同する同志を集めたいとして、「しがらみのない、組織に頼らない、県民市民の代表を募りたい」と呼び掛けた。
 現在、統一地方選には、福岡市議の吉武輝実副代表(東区)、新人の湊孝典幹事長(県議選小倉南区)の2名が立候補を予定している。県議・福岡市議選では今後、選挙の確認団体となる3人以上の候補者擁立をめざす。佐藤氏は、自らの県議選への出馬について「白紙」とした。
 記者会見では、吉武、湊両氏が決意を表明した。
 吉武氏は「福岡市の市債残高は約2兆4,000億円。2015年度市債発行額は約750億円で、前年比約50億円増。加えて債務負担行為の隠れ借金がある。積極的に市民に訴え、市政を動かしていく。(行財政改革と地域主権という)改革が必要」と力を込めた。市の外郭団体が31あり、その助成金負担金が280億円にのぼるとして、「時代に合わないものは削減する」と訴え、「行財政改革、地域主権、生活重視の改革を進める」と述べた。
 湊氏は「議員が身を切る改革を率先して行わないで、消費増税すべきではない」と述べ、行革、無駄削減(の政策)が共感されると確信している。しがらみのない政治、既得団体に頼らない政治を福岡県からめざす。地方でのろしを上げることで、国政につながる」と訴えた。
【山本 弘之】

4423チバQ:2015/02/18(水) 21:07:33
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/157672
橋本リード、中村追う 鳥栖市長選本社世論調査
2015年02月18日 11時09分
橋本リード、中村追う 鳥栖市長選本社世論調査
▷態度未定3割が鍵

▷福祉、子育て、駅前再生期待

 22日に投開票される鳥栖市長選で、佐賀新聞社は15日の告示から3日間、市内の有権者に世論調査を実施し、取材を加味して序盤情勢を分析した。現職で3選を目指す橋本康志(59)=無所属=がリードし、新人で前市議の中村圭一(45)=無所属、自民推薦=が追う展開になっている。新人で飲食店経営の古賀秀紀(59)=無所属=は苦戦している。調査時点で有権者の3割が態度を決めておらず、終盤情勢を左右しそうだ。(本文、見出しは敬称略)

■世論調査詳報はこちら

                                
 市長選は過去2回、市を二分する激戦を繰り広げた。今回も事実上、現職、新人の保守系同士の一騎打ちになっており、有権者の関心は高く、「関心がある」「少し関心がある」が合わせて82・8%に達した。

 誰に投票するか「決めている」「だいたい決めている」と答えた有権者は7割で、残る3割が「決めていない」と回答している。

 橋本は幅広い層から支持を集めている。会社員や商工業者、主婦に加え、パート・アルバイトにも浸透している。中村は農業者や商工業者に支持を広げ、地域別では地元の旭・麓地区で健闘しているものの、自民党支持者をまとめきれずにいる。

 投票する際の基準は「政策」が51・5%と最も多い。「人物・人柄」の34・5%が続き、「団体・組織・地域の推薦」は6・8%、「政党推薦」は2%にとどまっている。

 市政で力を入れてほしい分野(複数回答)は「高齢者福祉」が42%でトップで、「子育て・教育」「景気・雇用」が続く。選挙の争点の一つ「駅前などの街中再生」は4番目に挙がっている。

=調査の方法=

 調査は15日から3日間、鳥栖市内の有権者を対象に、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。電話帳に番号を載せていない人も調査が可能となる。今回は1万4414回電話をかけ400人から回答を得た。

4424チバQ:2015/02/19(木) 20:55:19
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150219ddlk44010477000c.html
’15統一地方選:村山元首相「広瀬さん以外いない」 知事選で支援表明 UAゼンセン、釘宮氏 /大分
毎日新聞 2015年02月19日 地方版

 村山富市・元首相は18日、知事選(3月26日、4月12日投開票)に関し、現職の広瀬勝貞氏(72)を支援する意向を表明した。自民党県連が「全面支援」を決めている広瀬氏に、初代社民党主を務めた「重鎮」も加勢する格好だ。一方、流通やサービス業などの労組で組織する「UAゼンセン県支部」(約3900人)は同日、大分市長の釘宮磐氏(67)の推薦を連合大分に申請した。同じ連合傘下の一部民間労組を含む「みんろうきょう」は既に広瀬氏を推薦。知事選の支援・協力関係は複雑な様相を示している。【西嶋正法、佐野格】

 村山氏は18日に大分市内であった広瀬氏の事務所開きに出席。「広瀬さんは厳しい困難な状況の中、財政改革を地道に成し遂げてきた」と3期12年を評価。更に「私情を離れ、大分県がよくなればいいという一点で私は考えている。広域行政である県政を担うのは、九州地方知事会長でもある広瀬さん以外いない」と激励した。

 村山氏はその後、記者団に「今後4年間は大事な時。経験のある人が知事をやった方が県民のためになる」と指摘。知事選への対応を決めていない社民党については「機会があれば自分の思いを伝えたい」と述べ、党として支援すべきだとの認識を示した。

 広瀬氏は記者団に「村山元首相には初出馬の時から支援していただいている。身の引き締まる思いで(あいさつを)伺った」と語った。

 ただ、村山氏の支援表明に社民県連は困惑気味だ。ある県連幹部は「(村山氏から)事前に相談はなかった。個人として発言したのではないか」とした上で、「県連の議論に影響はないだろう」との見通しを示す。

 一方、UAは17日夜の会合で釘宮氏の推薦申請を決めた。会合には釘宮氏も訪れ、「本当にありがとうございました」と深々と頭を下げた。決定理由について関之尾政義支部長は会合後、「広瀬氏は『70歳未満』とするUAの基準に触れる。どちらが労働者の立場に立った政治家かという観点からの判断だ」などと説明した。

 同じ連合傘下の労組間で異なる意向が表面化したが、連合大分幹部は「それぞれの組合の思いは理解している。議論を続け、連合としての意思を示したい」と述べ、今月下旬にも方向性を示す予定だ。

 知事選にはこの他、1級造園技能士の箕迫高明氏(65)が出馬を表明。共産党も19日に候補擁立を発表予定。

4425名無しさん:2015/02/19(木) 22:02:23
>>4424
こういうの見るとほんと吉良や足立は腐らずに大分の民主党を根気強く育ててくれてると思いますよ。
絶対に釘宮が勝って欲しい。

4426名無しさん:2015/02/21(土) 07:59:08
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30111/158528
=鳥栖市長選= 22日投開票 継続か転換か迫る審判
2015年02月20日 10時15分
 現職と新人2人が立候補した鳥栖市長選は、現職で3選を目指す橋本康志氏(59)=無所属=と、新人で前市議の中村圭一氏(45)=無所属、自民推薦=の事実上の一騎打ちとなっている。自民党市支部や企業・団体などの支援で組織戦を展開する中村陣営に対し、橋本陣営は“市民党”による草の根選挙で対抗する。両陣営とも22日の投票日に向け、票の上積みにしのぎを削っている。

 橋本氏は企業51社を誘致し、5千人の雇用を創出したことなど2期8年の実績を挙げ、鳥栖駅前開発や健康長寿日本一のまちづくりなどを公約に掲げる。前回まで支持母体だった大手企業が中村氏支持に回り、強い危機感を募らせる。

 描くのは、「県民党」の団結で山口祥義氏が勝利した知事選の再現だ。告示日は知事選で行動を共にした自民の今村雅弘衆院議員と横尾俊彦多久市長、18日の総決起大会には秀島敏行佐賀市長が駆け付け、山口知事の応援ビデオも流した。「一部の企業・団体に振り回されず、7万市民に軸足を置く」と強調する。政党色は出さず、民主、社民支持者らへの支持拡大も期待している。

   ◇

 中村氏は「橋本市政は前に進める政治力に欠ける」と批判を強める。「鳥栖市を一つにし、九州の心臓部に変える」と主張し、市独自の奨学金制度創設や、中学卒業までの医療費完全無料化などを公約に掲げ、若い層への浸透も狙う。

 事務所には安倍首相や県選出国会議員、県議らの為書きのほか、老人クラブなど各種団体からの推薦状がずらりと並ぶ。支援市議は最大会派の自民クラブを中心に公明を含め13人。市内大手企業、建設・土木大手も多数支援に回っている。終盤戦を迎え、組織の引き締めとローラー作戦で票の上積みを図る。陣営幹部は「まだまだ厳しいが、手応えはある。いい結果を出したい」と力を込める。

   ◇

 新人で飲食店経営の古賀秀紀氏(59)=大正町=は、教育環境の整備などを公約に掲げ、「コンクリートより『人』への政策を進める」と主張している。選挙カーで市内をくまなく回り、ミニ集会などで支持拡大を訴えている。

4427チバQ:2015/02/22(日) 08:58:09
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20150220-OYS1T50000.html
大分知事・市長選連携戦へ、事実上「自民対民主」
2015年02月20日

 統一地方選を巡り、大分県を二分する前哨戦が始まっている。現職・広瀬勝貞氏(72)と大分市長・釘宮磐氏(67)が激突する知事選(3月26日告示、4月12日投開票)に加え、大分市長選(4月19日告示、26日投開票)にも知事の後輩の元官僚と市長の後継とされる元大学教授が立候補を表明。いずれも事実上の「自民対民主」の構図で、連携した選挙戦となりそうだ。

 ◆タッグマッチ

 「釘宮氏に『市民協働のまちづくりを進めてほしいので、(市長選に)出てほしい』と言われた」。元大分大教授の椋野美智子氏(58)は19日、大分市長選への立候補を表明し、今月初めに釘宮氏や民主党県連幹部から出馬の働きかけがあったことを明かした。「市民協働」は釘宮氏の政治理念の一つ。後継と目される椋野氏は「継承し、深めたい」と力を込めた。

 一方、一足早く出馬表明し、自民党の推薦を受ける元中小企業庁次長の佐藤樹一郎氏(57)は、広瀬氏と同じ経済産業省出身。1月に佐藤氏の後援会が開いた会合には、自民党県議のほか、広瀬氏も駆けつけ、「敬愛すべき後輩。信用できる」とエールを送った。

 ◆政党

 広瀬氏は経産次官、釘宮氏は民主党衆院議員から転身し、2003年の統一地方選で、そろって初当選。これまで政党色を出さない戦略で支持を集めてきたが、今回は事実上「自民対民主」となりつつある。

 広瀬氏の後援会幹部は「今回は選挙に強い釘宮氏が相手。政党との関係も、より踏み込んだ形になるだろう」と話し、支援を表明している自民党県連などと連携のあり方を模索している。

 一方、釘宮氏の古巣・民主党は推薦などはしないものの、県選出の同党国会議員らが釘宮氏の全面支援を明言している。

 ◆連合苦悩

 2人の関係は長らく「冷戦」とも言われてきた。釘宮氏は出馬会見で、広瀬氏の政治姿勢を「トップダウン」と批判。広瀬氏は記者会見で「現場主義を心がけてきた」と反論するなど、早くも火花を散らす。

 知事と県都市長。県を代表する2人の対決で、苦悩しているのが連合大分だ。過去3回、知事選では広瀬氏、市長選では釘宮氏を推薦。今回は傘下労組で方針が割れ、幹部は「対応が難しい」と頭を悩ます。

    ◇

 大分県知事選で、共産党県委員会は19日、党県常任委員の山下魁氏(38)を公認候補として擁立すると発表した。知事選には、造園業の箕迫高明氏(65)も立候補を表明している。

2015年02月20日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4428チバQ:2015/02/22(日) 18:58:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150222-00050005-yom-soci
党員もみ合い、警官出動…自民福岡県連大会
読売新聞 2月22日(日)9時23分配信


 福岡市で21日に開かれた自民党福岡県連の年次大会で、4月の統一地方選での推薦を巡り、執行部方針に納得しなかった地域支部の幹部らが、壇上の執行部に詰め寄ってもみ合いになり、警察官が駆け付ける騒ぎがあった。

 大会には、県連三役や選挙区支部の幹部ら約1000人が出席。県議選立候補予定者の推薦を巡り、「県連の決定には、支部の意見が反映されていない」として、第11選挙区支部の幹事長が執行部を追及した。

 執行部側は「正規の手続きを経ている」と説明したが、同支部の幹部や党員は納得せず、「県連会長は辞めろ」などと罵声を上げ、壇上で数十人がもみ合った。

 県連の要請で警察官が会場の外に待機。休憩を挟んで議事が再開された後も、私服警察官が会場内で警戒した。今後、県連と支部が話し合うことになった。

 大会後、松山政司・県連会長(参院議員)は報道陣に対し、「選挙区には色んな事情がある。機関決定に瑕疵(かし)があったとは思えず、方針は変わらない」と話した。

4429チバQ:2015/02/22(日) 22:00:03
>開票結果は賛成632票、反対445票、無効17票
http://www.asahi.com/articles/ASH2P7KVZH2PTPOB004.html
自衛隊配備「賛成」多数 沖縄・与那国の住民投票
泗水康信2015年2月22日21時21分

 日本最西端の沖縄県与那国町(与那国島)で22日、同町への陸上自衛隊の部隊配備について賛否を問う住民投票があり、賛成が約6割を占め、反対を上回った。人口減少が続く島の活性化への期待に加え、政府が進める南西諸島の防衛強化に理解が示された形だ。反対する住民は、工事差し止めを求める裁判を起こすことも検討している。

沖縄・与那国、陸自配備への賛否問い住民投票
 投票権は中学生以上の未成年と永住外国人にも与えられた。町選挙管理委員会によると、当日有権者数は1276人(うち中学生以上の未成年96人)で、投票率は85・74%。開票結果は賛成632票、反対445票、無効17票だった。開票結果に法的拘束力はない。

 島では「国境の島にこそ自衛隊が必要」などと主張する住民が自衛隊の誘致活動を展開。外間守吉町長は、人口減少が続く島の活性化の観点から賛同してきた。町は、自衛隊施設に使われる町有地の賃料などを財源に、学校給食費を無償化し、ごみ焼却施設の建設も予定している。

4430チバQ:2015/02/22(日) 22:00:34
http://mainichi.jp/select/news/20150223k0000m010075000c.html
与那国住民投票:陸自配備賛成が多数
毎日新聞 2015年02月22日 21時17分(最終更新 02月22日 21時23分)
 沖縄県与那国町で22日、陸上自衛隊配備の賛否を問う住民投票があった。即日開票の結果、「賛成」が632票で「反対」の445票を上回った。法的拘束力はないが、住民投票条例は町長と町議会に「投票結果を尊重」するよう求めている。政府は計画通り配備を進める方針で、外間守吉町長も受け入れる意向だ。順調にいけば、日本最西端の町に2016年3月、初めて自衛隊が配備される。

 与那国町の人口は約1500人。投票は外国人を含む中学生以上が対象で、当日有権者数は1276人だった。うち中学生以上の未成年者が96人、外国人は5人。投票率は85.74%だった。

 与那国町への自衛隊配備は、外間町長が09年、誘致を求める町民の署名活動などを受け防衛省に要請。その後、配備賛成、反対両派の一騎打ちとなった09年と13年の2回の町長選でいずれも外間町長が当選し、防衛省は昨年4月から駐屯地の造成工事を始めた。しかし、同9月の町議選で反対派が優勢となり、町議会で住民投票条例が可決された。

 住民投票で、配備賛成派は町の人口流出と経済衰退が著しいことから、自衛隊員と家族の移住による人口増加や経済効果を主にアピールした。反対派は有事に駐屯地が攻撃目標にされる危険性や、監視レーダーの電磁波による健康被害の恐れなどを訴えていた。

 政府の計画では、周辺を航行する艦船や航空機をレーダーなどで監視する陸自の沿岸監視部隊(約150人)を配備する。中国の軍備増強などをにらんで進めている南西地域の防衛力強化(南西シフト)の一環。与那国町は日中の緊張状態が続く尖閣諸島から約150キロと近く、中国の反発も予想される。【福永方人】

4431チバQ:2015/02/22(日) 22:06:12
与那国町
過去の町長選に比べて差がついた(誘致賛成票が多い)感じですね
>>4410-4411では未成年に投票権与えるのは
反対派に有利って論調でしたが、結果は逆になってますね

■2009年町長選>>559
当 619 外間守吉    誘致派
  516 田里千代基

■2013年町長選>>3266
当 553 外間守吉    誘致派
  506 崎原正吉

■2015年住民投票
賛成632票
反対445票

4432名無しさん:2015/02/22(日) 22:45:37
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015022200170
鳥栖市長に橋本康志氏が3選(佐賀)

 橋本康志氏(59)=無所属・現=が、前市議の中村圭一氏(45)=無所属・新/自民推薦=、飲食店経営の古賀秀紀氏(59)=無所属・新=を破り3選。(22日投開票)(2015/02/22-22:23)

4434名無しさん:2015/02/22(日) 23:37:32
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30111/158173
=鳥栖市長選= 橋本候補が総決起大会
2015年02月19日 11時00分

■「7万市民に軸足」

 鳥栖市長選で3選を目指している現職の橋本康志候補(59)=本町=の総決起大会が18日夜、同市の鳥栖商工センターで開かれた。約700人(主催者発表)が「市政継続で鳥栖駅周辺整備を実現させよう」と気勢を上げた。

 知事選で行動を共にした秀島敏行佐賀市長が「橋本さんは勇気、信念があり、期待を裏切らない。もう一度、市政を任せてほしい」と強調。「鳥栖駅前再開発など橋本市長と連携して仕事をやらせてほしい」と訴える山口祥義知事の応援ビデオが流されると、会場から歓声が上がった。

 橋本候補は「一部の人に振り回されたりはしない。しっかりと7万市民に軸足を置き、みなさんが安心して暮らせるようにする」と決意表明した。

4435名無しさん:2015/02/23(月) 00:09:38
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30111/158529
「新リーダー誕生を」 中村候補が総決起大会
2015年02月20日 10時15分

 鳥栖市長選に立候補している新人で前市議の中村圭一候補(45)=自民推薦・あさひ新町=の総決起大会が19日夜、鳥栖市の鳥栖商工センターで開かれた。約800人(主催者発表)が「新たなリーダーを誕生させ、市政を大きく前進させよう」と気勢を上げた。

 自民党本部の木原稔青年局長や岩田和親衆院議員、福岡資麿参院議員らが「これからは地方の競争が始まる。鳥栖を引っ張れるのは発想力と行動力がある中村さんしかいない」などと激励した。選対本部長の指山清範県議が「現職の壁は厚いが、諦めず最後は必ず追い抜こう」と訴えた。

 中村候補は「政権与党へのパイプを生かし、国、県と協力して鳥栖を九州の心臓部にする」と力強く決意を述べた。

4436名無しさん:2015/02/23(月) 00:17:37
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/138596
民主、山口氏を支援 推薦願なく「自主投票」
2014年12月22日 09時51分

 民主党佐賀県連は21日、常任幹事会を開き、4日後に告示が迫った知事選について「自主投票」と決めた。会議では立候補予定の元総務省過疎対策室長山口祥義(よしのり)氏(49)を「応援しよう」との意見が多く出ており、大串博志県連代表は「こうした意見は民主の党員・サポーターや支持団体にも発信する」と決起大会や集会への参加もあり得るとした。事実上、組織を挙げて支援する。

 会の冒頭、山口氏は秀島敏行佐賀市長とともに訪れ、「現場を大切に県民一人ずつと対話していく。『県民党』として幅広く支持をいただきたい」とあいさつした。秀島市長は取材に対し「何らかの形で一緒にできないか、幅広い意味での支援をお願いした。気持ちを同じく選挙戦に臨んでいただければ」と語った。

 会合後、大串代表は「推薦願が出されていないので結論としては自主投票しかないが、山口氏を応援しようという意見が多かったことは外に向けて発信する」と述べた。

=知事選14-15=

4437チバQ:2015/02/23(月) 07:40:00
http://www.sankei.com/politics/news/150222/plt1502220016-n1.html
2015.2.22 23:35

与那国の陸自配備、「賛成」が大差 町長安堵も…なお「専決処分」求める訳は

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陸上自衛隊沿岸監視部隊配備の是非を問う住民投票で賛成多数となり、万歳する外間守吉町長(前列右から2人目)ら誘致派=22日夜、沖縄県与那国町
日本最西端の与那国島(沖縄県与那国町)への陸上自衛隊「沿岸監視隊」配備の賛否を問う住民投票が22日行われ、即日開票の結果、賛成が632票で反対の445票を上回った。陸自を誘致した外間守吉(ほかま・しゅきち)町長と防衛省にとって来年3月の部隊配備完了に向けて弾みがついた形だ。ただ、駐屯地予定地を縦断する町道の廃止などで町議会の議決を得ることが課題で、なお楽観はできない。(半沢尚久)

187票差…僅差予想を覆す

 「非常に安堵(あんど)した。行政運営がスムーズにできる」

 外間氏は同日夜、そう記者団に述べた。住民投票に法的拘束力はないが、反対票が上回れば配備反対派が勢いづき、配備完了の障害となりかねなかっただけに胸をなでおろした。

 住民投票は僅差が予想されたが、187票の差がついた。平成21年と25年の町長選で外間氏はそれぞれ103票差、47票差で反対派を破っており「103票以上の大差をつけ、決着をつける」(与党町議)との賛成派の訴えが浸透した。

 すでに駐屯地予定地では工事が進んでいる。今さら配備計画を中断させることは非現実的だとの認識が町民に広がっていることも大差につながった一因だ。

 住民投票は1284人に投票資格があり、選挙権のない中学生41人や永住外国人5人にも資格が与えられた。自治体が政府の専権事項である安全保障問題で住民投票を行い、外国人にも投票権を与えたことは「憲法違反」と指摘される。

 ただ、85・74%という投票率と大差を踏まえれば、賛成派が積極的に投票所へ足を運んだことは明らかだ。逆に、配備に反対する野党町議が中学生や外国人に投票資格を与えるよう主導したことは、町民の反発を買ったといえる。

 沿岸監視隊配備は中国の脅威をにらんだ措置。同時に町の人口減と高齢化が進む中、「160人の陸自隊員と家族を迎えるしか活性化の方策はない」(自営業者)のも実情で、町民は合理的な判断を示した。

 今後は駐屯地整備に伴う町道廃止と水道引き込みで町議会の議決を得られるかが焦点だ。昨年9月の町議会でそれらの議案は否決されており、議決がないと駐屯地整備に支障が生じる。

4438チバQ:2015/02/23(月) 07:40:29
与野党3対3の町議会…議長は与党

 町幹部は「住民投票で町民のお墨付きをもらい、来月の町議会で議案に賛成するよう野党を説得する切り札になる」と指摘する。

 町議会は与野党が3対3の同数で、与党議員が議長に選ばれ、採決では野党が多数を占めるが、野党議員の1人は住民投票で賛成票が上回ったことで配備容認に転じる可能性があるという。1人が転じれば議決を得られる見通しが立つ。

 仮に議決が得られなければ、外間氏は首長の伝家の宝刀とされる「専決処分」も視野に入れざるを得ない。専決処分は議決を経ないで首長が議案を処理するものだ。

 廃止すべき町道は駐屯地予定地の中心を縦断しているため「廃止できなければ春には工事に影響が出る」(政府高官)とされ、政府内には早期の専決処分を求める声もある。

4439チバQ:2015/02/23(月) 20:20:31
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150223ddlk44010350000c.html
’15統一選おおいた:知事選 連合大分、一本化断念 釘宮、広瀬両氏が推薦申請 組織の自主判断に /大分
毎日新聞 2015年02月23日 地方版

 連合大分は22日、大分市内で政治センター幹事会を開き、統一地方選での対応を協議した。知事選では、これまで出ていた釘宮磐・大分市長(67)への推薦申請に加え、新たに現職の広瀬勝貞氏(72)への推薦申請が出された。このため、推薦候補の一本化を断念し、構成組織ごとに自主判断することを決めた。知事選で連合大分が一本化できないのは異例。【佐野格】

 幹事会は同日を含め3回開催。これまでにUAゼンセン県支部が釘宮氏の推薦を申請していた。一方で、別の主要な構成組織は過去3回の知事選で推薦してきた経緯を踏まえ、広瀬氏を推すべきだと主張。連合傘下で異なる意向が噴出していた。

 しかし、釘宮氏には構成組織からの推薦申請があるのに対し、広瀬氏への推薦申請はなく、連合大分としては「釘宮氏推薦」に傾きつつあった。

 これに対し、ある主要な構成組織は21日に組織として「広瀬氏推薦」を決定し、22日に推薦を申請。最終的に両氏への推薦申請が出たことで、連合としては判断できず、組織ごとの対応となった。

 幹事会の首藤浩二座長は「ばらばらといえばばらばらかもしれないが、構成組織の判断を重視した結果。非常に残念だ」と苦渋の表情を浮かべた。知事選で組織ごとに自主判断するとの結論について首藤氏は「(過去に)記憶にない」と話す。

 知事選には他に、共産党が党県常任委員の山下魁氏(38)を擁立。また、1級造園技能士の箕迫(みいさこ)高明氏(65)が出馬表明している。

 一方、大分市長選は元大分大福祉科学研究センター教授の椋野美智子氏(58)、別府市長選は、元国土交通省技官の春田義信氏(58)をそれぞれ推薦候補として決定した。いずれも25日の執行委員会を経て正式に決定する。

4440チバQ:2015/02/23(月) 20:21:11
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150223ddlk41010316000c.html
選挙:鳥栖市長選 橋本氏、大差で3選 「市民党」掲げ訴え実る /佐賀
毎日新聞 2015年02月23日 地方版

 任期満了に伴う鳥栖市長選は22日投開票され、無所属現職の橋本康志氏(59)が、いずれも無所属新人の前市議、中村圭一氏(45)=自民推薦=と飲食店経営、古賀秀紀氏(59)を大差で破って3選を果たした。橋本氏は、過去の選挙で支持を受けた有力企業などが中村氏陣営に入ったのを逆手に取って「市民党」を掲げ、草の根選挙を展開。現職としての知名度も生かして勝ち名乗りを上げた。当日有権者数は5万4915人。投票率は49・8%(前回57・4%)。【上田泰嗣、岩崎邦宏、生野貴紀】

 同市本町に設置した橋本氏の会場に当選の報が入ると、詰めかけた支持者が「よしっ!」「やった!」と歓声を上げて喜んだ。橋本氏も姿を現し、支持者と万歳。花束を受け取った橋本氏は「支えてくれた皆様の勝利。7万市民に軸足を置いて公正公平な判断をしていきたい」と感謝の弁を述べた。

 選挙戦は2007、11年に続き保守系を二分する戦いとなった。橋本氏は51社の企業誘致と5000人の雇用創出、九州国際重粒子線がん治療センターの誘致、九州新幹線新鳥栖駅の利用客増などを実績として強調。鳥栖駅の橋上化をはじめとした中心街の再開発や健康増進のためのスポーツ施設設置などを公約として訴えた。

 有力な支持者を失い苦戦も予想されたが、各地区の支持者を中心に運動を盛り上げ、民主などの実質的な支援も受けて票を固め、逃げ切った。

 自民支部幹事長の中村氏は、現市政を「市の可能性を生かし切れていない」と批判し「九州の心臓部としてふさわしいまちづくり」を訴えた。同党支持層のほか、市内大手企業などの支援も受けて組織戦を展開したが、及ばなかった。立候補表明が遅れ、知名度不足も響いた。

 古賀氏は前回に続く市長選への挑戦だったが、浸透できなかった。

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 ■解説

 ◇保守和解、鍵握る橋本氏
 保守系が二分した鳥栖市長選は「市民党」を掲げる現職、橋本康志氏が、自民などの組織選挙を展開した前市議の新人、中村圭一氏を退けた。

 当初は、過去2回の選挙で橋本氏を押し上げたとされる大手企業などが中村氏を支援したことで、中村氏優勢の見方が強まった。中村氏陣営の関係者は「市政課題について提案しても橋本氏は検討もしてくれない」と同社などが離反した理由を語った。

 一方、橋本氏陣営では「支援する相手を変えれば市民の反発を生む」と指摘する関係者も。橋本氏も選挙戦の第一声で「一部の人の思いで振り回される市政にするのか」と訴え、離反を逆利用する作戦を取った。

 中村氏を擁立した自民も一枚岩とはいえない状態だった。同党の今村雅弘・衆院議員=比例九州=は橋本氏の出陣式でマイクを握り「市政の選挙は市民の生活をどうするかで、政党のカラーを出すべきでない」と、中村氏に自民が推薦を出したことを批判した。

 今村氏が自民の対立候補を支援したのは1月の知事選とイメージがダブる。今村氏は橋本氏らとともに「県民党」を掲げた山口祥義知事を支援し、当選させた。山口知事自身も橋本氏の総決起大会には応援のビデオメッセージを寄せた。

 今後は、従来以上に発言力を強めた橋本氏がどう市政運営していくかが問われる。市民からは「分裂したままでは何もできない」との声もあり、敗れた陣営との和解の鍵も橋本氏が握る。【上田泰嗣】

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 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 16,424 橋本康志 59 無現

  10,239 中村圭一 45 無新

     514 古賀秀紀 59 無新

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橋本康志(はしもと・やすし) 59 無現(3)

 [元]食品製造販売会社長▽全国市長会評議員▽鳥栖三養基消防組合管理者[歴]会社員▽早大

4441チバQ:2015/02/23(月) 20:21:28
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150223ddlk44010352000c.html
選挙:国東市長選 三河氏が再選 4年の実績に支持 /大分
毎日新聞 2015年02月23日 地方版

 任期満了に伴う国東市長選は22日投開票され、現職の三河明史氏(66)=無所属=が、元県JA理事長で新人の阿部新咲氏(60)=同=を破り、再選した。

 国東町小原の事務所には三河氏の支持者が集まり、当選確実の情勢が伝えられると大きな拍手が湧いた。駆けつけた三河氏は、拍手に包まれながら壇上に上がり「みなさんの支えで当選できました。4年間、国東市のため一生懸命に働き、ご恩返ししたい」とあいさつした。

 選挙戦で三河氏は「トップセールスで国東市を売り込み、現場主義、対話主義に徹する。市役所を強力な政策集団に変える」などと訴えてきた。1万人を超える後援会員をはじめ、大半の市議の支援を取り付け、安定した戦いを進めた。

 阿部氏は「三河氏の政治手法は独断専行が目立つ。私はもっと市民の声を生かす市政を作る」と訴えたが、支持の広がりに欠け、届かなかった。

 当日有権者数は2万5702人(男1万2115人、女1万3587人)。投票率は66・49%(前回73・66%)だった。【大島透】

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 ◇国東市長選開票結果=選管最終発表
当 11,443 三河明史 66 無現

   5,516 阿部新咲 60 無新

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三河明史(みかわ・あきふみ) 66 無現(2)

 市社会福祉協議会長[歴]県東京事務所長▽県東部振興局長▽県貿易協会常務理事▽同志社大

4442名無しさん:2015/02/23(月) 20:55:52
>>4408
>>4439

知事選    民主:釘宮 連合:自主投票
大分市長選  民主:椋野 連合:椋野
別府市長選  民主:安達 連合:春田

民主と連合で同一歩調になったのは大分市長選だけか…

4443名無しさん:2015/02/23(月) 21:09:25
県議選まで3ヵ月 定数1減の「43」に51人が出馬予定
http://www.hitafuji.com/5590.html

大分合同新聞報道によると・・・・・『任期満了に伴う県議選(4月3日告示、12日投開票)まで3カ月を切った。総定数は2011年の前回選挙から1減の43。今月12日時点で現職36人、元職1人、新人14人の計51人の出馬が明らかになっており、他にも数人が出馬を模索する動きを見せている。ただ、16選挙区のうち現時点で出馬予定者数が定数を上回っているのは6選挙区のみ。残る選挙区は選挙戦の有無を含めて今後の動向が注目される。(選挙区名の下の数字は定数。敬称略)

大分市 13  現在は欠員1。15人が出馬を決めており、他にも出馬の動きがある。自民党は現職の阿部英仁(66)、麻生栄作(52)、油布勝秀(64)、竹内小代美(69)を公認。参院議員衛藤晟一の長男で新人の元会社員、衛藤博昭(35)を推薦し、5人を擁立する。民主党は現職3人のうち小嶋秀行(60)を公認。藤田正道(52)も民主系で出馬する。首藤隆憲(67)は引退し、新人で元大分市職労委員長の木田昇(47)が無所属で出馬する。公明党は河野成司(57)と吉岡美智子(61)の現職2人を公認。共産党は現職の堤栄三(58)を公認し、いずれも議席堅持を図る。社民党は現職2人のうち守永信幸(51)を公認、平岩純子(60)を推薦。新人で13年の参院選に出馬した農業法人代表の後藤慎太郎(39)を公認で擁立する。新人の元県職員、深田容史(やすふみ)(56)は無所属で出馬を予定。

別府市 5  現在は欠員1。7人が出馬予定で、各党派が争う激戦になりそう。自民党は現職の嶋幸一(49)を公認、新人で市議会議長の吉冨英三郎(56)を推薦で擁立し、2議席獲得を狙う。公明党は現職の戸高賢史(44)を公認。社民党は現職の原田孝司(55)を推薦の予定。現職で会派「自由民主党」の荒金信生(68)は無所属で出馬する。民主党は元職の佐藤博章(71)を公認、共産党は新人で市議の猿渡(えんど)久子(55)を公認で立て、それぞれ議席奪還を目指す。

中津市 3  現職3人の出馬が予想される。自民党は毛利正徳(54)を公認。社民党は馬場林(61)の推薦を予定している。13年に「自由民主党」に入った吉冨幸吉(65)も出馬の見通し。  

日田市 3  現職と新人の計3人が出馬の意向を示している。自民党は現職の井上伸史(68)を公認、引退する現職の桜木博(76)の後継で新人の市議、井上明夫(58)を推薦で立てる。新人で市議の羽野武男(58)は民主、社民両党が推薦。社民系の現職、酒井喜親(66)は引退含みで検討。

佐伯市 3  いずれも党公認の現職3人が出馬予定。自民党は田中利明(63)と御手洗吉生(68)を公認。社民党は深津栄一(65)を公認。  臼杵市 2  現職2人が出馬予定。自民党は志村学(69)、社民党は久原和弘(68)をそれぞれ公認。  津久見市 1  自民党が現職の古手川正治(58)を公認。  竹田市 1  現職の土居昌弘(45)は自民党推薦で出馬。

豊後高田市 1  現職を除名処分にした自民党が新人を立て、保守系同士の対決の様相。「自由民主党」の現職、佐々木敏夫(72)は無所属で出馬。新人で会社役員の清末浩一(46)は自民党の推薦を受ける。  杵築市 1  自民党が現職の衛藤明和(66)を公認。

宇佐市 3  現職3人が出馬予定。自民党は末宗秀雄(60)を公認。民主、社民両党は尾島保彦(61)を推薦。「自由民主党」の元吉俊博(58)は無所属で出馬する。  豊後大野市 2
定数を1上回る3人が出馬を決めている。現職2人のうち後藤政義(62)は自民党公認、玉田輝義(52)は無所属で出馬。新人で元土地改良区事務局長の森誠一(41)は無所属で立つ。

由布市 2  3人が出馬を明らかにしており、他にも出馬に向けた動きがある。自民党は現職の近藤和義(81)を公認。社民系の現職、江藤清志(76)は引退し、後継として新人で市議の二ノ宮健治(67)が無所属で出馬する。新人の市議、佐藤友信(63)は無所属での出馬を表明。  国東市・姫島村 1  前回から定数が1減となった。新人2人が出馬表明している。自民党は現職の三浦公(41)が引退し、後継に新人で市議の木付親次(58)を推薦。社民系の現職、小野弘利(76)は引退の見込み。新人で元国際線客室乗務員の酒匂(さこう)法子(46)は無所属で出馬を予定。  

日出町 1  現職の三浦正臣(37)が無所属で出馬する。  九重町・玖珠町 1  自民党が現職の浜田洋(71)を公認。    ※この記事は、1月13日大分合同新聞朝刊5ページに掲載されています。

4444名無しさん:2015/02/24(火) 00:35:44
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30111/156438
鳥栖市長選で公明自主投票
2015年02月14日 10時57分
 公明党佐賀県本部は13日、15日告示の鳥栖市長選は自主投票にすると発表した。立候補を表明している中村圭一氏から推薦願が出ていたが、12日の中央幹事会で「大きな争点が見当たらず、立候補予定者の政策にあまり違いがない」と判断した。

 一方、議員や党員に対する党議拘束はなく、党公認の鳥栖市議2人は中村氏を支持している。市長選では自民が中村氏を推薦、民主、社民、共産は自主投票を決めている。

4445名無しさん:2015/02/24(火) 21:40:34
http://irorio.jp/agatasei/20150224/208447/
琉球新報の社説がネットで話題に、与那国町の住民投票前後で手のひら返し
県田勢読者になる ツイート 2015年02月24日 19時41分

2015年02月24日 20時07分

住民投票は賛成多数
沖縄県を中心に発行している日刊新聞「琉球新報」。この社説がネットユーザーの間で話題になっている。

22日に与那国町で行われた住民投票は、陸上自衛隊の配備に対して賛否を問うもので、開票の結果、賛成多数となった。今後も反対派による活動は続くと思われるものの、施設建設などに向けて大きな追い風になった。

住民投票までの経緯
これまでの経緯を簡単に振り返ってみよう。

2000年前後から、与那国島を始めとした沖縄県の近海で、中国籍や台湾籍の船舶が多数出現し、南方や西方の海域における警備や監視が大きな問題になってくる。

与那国町では、終戦直後に1万人を超えていた人口が、1950年代には5000人を割り込み、1980年代には2000人以下に、近年は1500人程度にまで減少、過疎化対策の一環として、石垣市などとの合併とともに、自衛隊の誘致構想があった。

2008年9月19日、与那国町議会が自衛隊誘致の要請決議を賛成4、反対1で可決。翌2009年に行われた与那国町長選挙では、自衛隊誘致に賛成する外間守吉現町長が、反対する田里千代基氏を破って当選した。

2010年に行われた町議会議員選挙では、自民党系候補が4人、無所属候補が2人当選。誘致に向けて進むかと思われたものの、外間町長が迷惑料として10億円を要求するなどしたため、金額に難を示した防衛省側が計画撤回の動きを見せる。しかし外間町長が迷惑料などを取り下げたため、2013年6月に議会での可決を経て、与那国町と沖縄防衛局が土地の賃借契約を結んだ。

2013年7月の町長選挙では、外間町長が誘致反対を掲げた崎原正吉氏を破って当選した。しかし2014年9月の町議会議員選挙では、自民党系候補が3人、無所属候補が3人当選し、拮抗する形になった。

住民投票を行う条例案は、2012年に町議会で否決されていたが、2014年の選挙後に自民党系の糸数健一議員が議長に就任したこともあり、2014年11月に住民投票を行う条例案が可決、修正案を経て、2月22日の住民投票実施となった。

琉球新報の社説とは
ネットで話題になっているのは、琉球新報の2月18日と23日の社説だ。全文はリンク先を見てもらうとして、特に注目が集まっているのは、次の部分だ。タイトルとともに挙げてみよう。

【2月18日】
タイトル:与那国住民投票 島の将来見据えた選択を

住民投票結果に法的拘束力はないが、民主主義国家ならば示された民意を尊重しなければならない。だが中谷元・防衛相は自衛隊配備作業を「予定通り進めたい」と述べ、住民投票結果を無視する姿勢を示している。町議会が可決し、町長が実施を決めた住民投票を軽々しく扱う言動は決して許されない。

【2月23日】
タイトル:与那国住民投票 複雑な民意を踏まえよ

今回は永住外国人も含む中学生以上の町民が投票した。島の未来を考え、それぞれが悩み抜いた判断に違いない。ただ結果をもって、計画が町民の全面的な信任を得たとまでは言えないだろう。

要するに、住民投票前は、民意を尊重すべき、結果を無視するなと述べているのに対して、住民投票で誘致に賛成する結果が出ると、結果だけで判断せず慎重に対応するよう記している。

朝日新聞の慰安婦報道では、日本軍が強制したとの根拠が崩れるにつれて、女性の人権へと移行していく論点ずらしが話題になっているが、琉球新報は論点をずらすどころか、手のひらを返すような様変わりだ。

18日の「示された民意を尊重しなければならない」は、どこに飛んで行ったのだろうか。

4446名無しさん:2015/02/24(火) 21:51:43
http://www.tku.co.jp/web/news_article/%E7%94%B2%E4%BD%90%E7%94%BA%E8%AD%B0%E3%80%80%E5%85%AC%E8%81%B7%E9%81%B8%E6%8C%99%E6%B3%95%E9%81%95%E5%8F%8D%E5%AE%B9%E7%96%91%E3%81%A7%E9%80%AE%E6%8D%95?iframe=true&width=560&height=420
甲佐町議 公職選挙法違反容疑で逮捕
2月投開票が行われた上益城郡甲佐町の町議会議員選挙を巡り、当選した議員が公職選挙法違反の疑いで逮捕されました。逮捕されたのは、甲佐町吉田の甲佐町議会議員、山内勲容疑者(71)です。警察によりますと、山内容疑者は2月15日に投開票が行われた町議選で当選するために、告示前に有権者3人の自宅を訪れ投票を依頼、その見返りに日本茶計2箱を渡した疑いです。警察は関係者からの情報をもとに捜査し山内容疑者を逮捕。議会事務局や自宅など計4か所を家宅捜索するなどして容疑の裏付けを進めるとともに、山内容疑者がほかの有権者にも茶を渡していたとみて余罪についても慎重に調べています。山内容疑者は1999年に町議会議員に初当選、今回が5期目の当選でした。

4447チバQ:2015/02/26(木) 16:11:55
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150226ddlk44010580000c.html
’15統一選おおいた:連合推薦、知事選は組織別決定 告示まで1カ月 対応に苦慮の労組も  /大分
毎日新聞 2015年02月26日 地方版

 連合大分は25日、大分市内で執行委員会を開き、知事選への対応について、現職の広瀬勝貞氏(72)と大分市長の釘宮磐氏(67)のいずれを推薦するかは各構成組織の判断に委ねることを正式に決めた。知事選告示まで1カ月と迫る中、既に推薦を決めた組織もあるが、多くは今後対応を決める方針。中には一方に決めかね、難しい対応を迫られる組織もある。一方、大分市長選は自治労県本部が推薦する元大分大福祉科学研究センター教授の椋野美智子氏(58)、別府市長選は地元の東部地協が推す元国土交通省技官の春田義信氏(58)への推薦を決めた。【佐野格】

 ◇大分市「椋野氏」 別府市「春田氏」
 主要な構成組織の代表者が参加する政治センター幹事会で、対応を協議してきた。この間、UAゼンセン県支部が釘宮氏の推薦要請書を提出。その後、基幹労連県本部も広瀬氏の推薦要請書を提出した。傘下の構成組織から異なる候補者の推薦要請が出たことで「候補者の名前を挙げて対応方針を決定することは組織運営上ふさわしくない」と一本化断念を正式に決めた。

 連合大分の村田正利会長は執行委員会後、報道陣に対し、「一枚岩で戦えるような候補者選定ができなかったことは残念」と述べた。執行委では、統一地方選で自民党の重点地区に大分県が選ばれていることにも質問が出たという。

 構成組織の自主判断という方針が示される中、既に情報労連県協議会は釘宮氏の推薦を決めている。他の組織も今後、順次決定していく見通しだ。しかし、ある民間労組幹部は「協議はこれから。だが、企業の立場もあるので旗色を鮮明にするのは難しい」と苦しい胸の内を明かす。

 知事選には他に、共産党が党県常任委員の山下魁氏(38)を擁立。また、1級造園技能士の箕迫(みいさこ)高明氏(65)が出馬表明している。

 一方、大分市長選に関しては、元中小企業庁次長、佐藤樹一郎氏(57)からも推薦依頼が出ていたが、自治労が推薦する椋野氏の推薦を決めた。

 また別府市長選を春田氏としたのは、“保守系候補”ではあるものの、「労組との協議の場を持つ」ことなどを確認したことを重視した。同市長選には他に、元市議の長野恭紘氏(39)=自民市連推薦▽元市議の泉武弘氏(70)▽会社社長の梅野雅子氏(54)▽元会社員の安達澄氏(45)も立候補を表明している。

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4448チバQ:2015/02/26(木) 23:00:32
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150226ddp041010027000c.html
’15統一地方選:大分 自民×民主、ダブル激突 知事と市長“両取り”もくろむ
毎日新聞 2015年02月26日 西部朝刊

 統一地方選の幕開けとなる3月26日の10道県知事選告示(4月12日投開票)まで1カ月。九州では福岡、大分の2県知事選がある。中でも大分は現職の広瀬勝貞氏(72)と共産党候補との一騎打ちだった過去2回の構図から一変、元民主党衆院議員の釘宮磐(くぎみやばん)氏(67)が大分市長から知事選転出を表明し、知事と県都首長が激突する注目選挙となった。自民、民主両党は4月26日投開票の大分市長選と合わせた「ダブル奪取」をもくろんでいる。【西嶋正法、佐野格】

 ◇広瀬氏・釘宮氏「12年目の決着」へ
 今月7日、東京で開かれた自民党の全国幹事長会議後の懇談会。谷垣禎一幹事長が大分県連関係者に歩み寄り「相手は選挙上手。しっかり引き締めて」と発破をかけた。「相手」とは県議を振り出しに参院議員、衆院議員、大分市長と着実に選挙を勝ち上がってきた釘宮氏。自民党にとって広瀬氏は、推薦こそしないものの、全面的に支援する「自分たちの候補」だ。

 自民党は、大分市長選では元中小企業庁次長の佐藤樹一郎(きいちろう)氏(57)の推薦を決めている。佐藤氏が通商産業省(現経済産業省)入省時の面接を担当したのが、後に経産次官まで上り詰めた広瀬氏だった。2人は互いに「尊敬する先輩」「敬愛すべき後輩」と語る間柄だ。

 労働組合が強い土地柄もあり、大分市長は1975年以来40年間、非自民系が続いている。それだけに、釘宮氏の知事選くら替えによる新顔対決となる今回の選挙を自民サイドは「知事と県都市長を一気に手にする好機」(県連幹部)ととらえ、広瀬後援会関係者も「知事選が終わったら市長選を助けに行く」と話す。

 一方、1月20日に知事選転出を表明した釘宮氏を古巣の民主党は実質的に支援する。その釘宮氏は2月上旬、市の福祉行政などで親交があった大分大教授(その後辞職)の椋野(むくの)美智子氏(58)と市内で2人きりで面会し、「私が進めてきたまちづくりを引き継いでほしい」と市長選への後継出馬を要請した。

 その後、民主党県連代表の足立信也参院議員も椋野氏に会って立候補を促した。2月15日には大分市内での同党参院議員の集まりに釘宮、椋野両氏がそろって出席するなど、民主党も知事と市長選セットで自民党と対抗する姿勢を鮮明にする。

 こうした政党同士の対決とは別に今回の大分知事選が注目される理由がある。ともに2003年の統一選で初当選し3期12年、知事と県都市長として君臨してきた広瀬氏と釘宮氏。この間、両者のぎくしゃくした関係が指摘され、経営難に陥ったJリーグ、大分トリニータへの支援や中心市街地の町づくりなど意見が食い違う場面もあった。

 釘宮氏は出馬表明の際「官僚出身知事による(県から市町村への)トップダウンではなく、(市町村からの)ボトムアップの県政にならなければならない」と正面から広瀬氏の県政運営を批判。これに対し広瀬氏は会見で「両方大事だ。(釘宮氏の)議論は全く理解できない」と反論した。

 もともと12年前に釘宮氏が知事選出馬を検討した過去の経緯もある。広瀬氏側はその後も釘宮氏の知事選への「色気」を感じ、常に警戒感を抱き続けてきたという。両氏は「12年目の決着」に挑むことになる。

 知事選には他に、共産党が党県常任委員の山下魁(かい)氏(38)を擁立。1級造園技能士の箕迫(みいさこ)高明氏(65)も出馬表明している。

4449チバQ:2015/02/26(木) 23:29:24
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2015/02/26/013152526
県知事選告示まで1ヵ月 現職、市長激戦へ


 任期満了に伴う大分県知事選は3月26日の告示まであと1カ月に迫った。これまでに現職の広瀬勝貞氏(72)と、新人(表明順)で造園業の箕迫(みいさこ)高明氏(65)、大分市長の釘宮磐氏(67)、共産党県常任委員の山下魁氏(38)の計4人が出馬を表明した。現職と共産党新人の一騎打ちだった過去2回(2007、11年)と様相が一変。4選を目指す現職と大分市長の対決に国政の与野党の構図も重なり、激しい戦いになりそうだ。

 広瀬氏は市町村単位を基本に後援会支部を設け、市町村長や商工団体の代表らが役員として支援する。釘宮氏が地盤にする大分市を主戦場と位置付けるが、組織の立ち上げに遅れも見られ「陣営の動きが鈍い」(支援者)との声も。「今は負けているというつもり」(広瀬氏)で引き締めを図る。
 一党一派に偏しない「県民党」を掲げるが、自民党県連が全面的支援を表明し、公明党県本部も支援に前向き。団体では県町村会や、農協、商工会、建設業、区長会などの各関係組織、一部の民間労組が推薦を決めた。
 釘宮氏は1月下旬の表明以降、公務の合間を縫って精力的に活動する。大分市以外の支持拡大に向け、全県1区で選挙を戦った参院議員時代からの人脈や支持者のつながりを生かし、草の根的に支持を広げる戦略。広瀬氏の多選を批判する声の取り込みも狙う。後援会を軸とした総合選対を近く立ち上げる。
 特定の政党・団体に推薦を求めていないが、民主党県連が実質的に支援する構えで、連合大分傘下の一部産別も支持を打ち出した。陣営幹部は「現時点で全県的な知名度は広瀬氏に及ばないが、徐々に浸透している」と手応えを口にする。
 山下氏は今月19日に出馬表明。党地区委員会や支援する労働団体などの集会に参加し、浸透を図る。「安倍政権言いなりの県政の転換を訴え、草の根運動で支持を広げたい」(林田澄孝党県委員長)と現職との対決姿勢を強調する。
 箕迫氏は特定の支持基盤や支援団体を持たず、選挙戦に向けて現場視察などで各地を回っている。
 知事選は統一地方選のトップを切って告示される。投開票日は県議選(4月3日告示)と同じ4月12日。

4450チバQ:2015/02/27(金) 00:01:40
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kagoshima/article/147999
議員定数削減案を否決、鹿児島市議会 自民系や共産など反対 [鹿児島県]
2015年02月26日(最終更新 2015年02月26日 00時19分)

 鹿児島市議会は25日、本会議を開き、来春の市議選から議員定数を2減らし48とする条例改正案を賛成少数で否決した。改正案は、社民・市民フォーラムと公明党市議団の各6人、自民みらい5人、無所属4人の計21人で議員提案していたが、ほかの自民系3会派と民主系1会派、共産党市議団が反対していた。
 本会議では4人が賛成、1人が反対の立場で討論。賛成議員は「削減は全国的流れ」「市議が身を削る姿勢を示すべきだ」「議員が減っても民意は反映できる」と主張。反対議員は「議会費には議員報酬や政務調査費が含まれ、定数削減ありきの議論は疑問。市民の意向も調査していない」と述べた。起立採決だったため、議員一人一人の賛否は記録されなかった。
 提案議員によると、全国43中核市で鹿児島市の定数は千葉県船橋市と並び最多。2014年度の議会費も約12億2千万円で最多。
 このほか本会議では、プレミアム(割増金)付き商品券発行事業費8億8300万円などを盛り込んだ14年度一般会計補正予算案を可決。総額2418億7400万円の15年度一般会計当初予算案が提案された。
=2015/02/26付 西日本新聞朝刊=

4451チバQ:2015/02/27(金) 00:24:42
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20150226-OYS1T50002.html?from=sycont_top_txt
大分知事選で連合推薦断念、「牙城」社民も意見割れる
2015年02月26日
 統一地方選の前半戦で行われる知事選(4月12日投開票)の告示まで26日で1か月。現職・広瀬勝貞氏(72)と大分市長・釘宮磐氏(67)らが激突する大分県知事選は、自民、民主両党が互いに主戦場と位置付ける全国注目の戦いとなり、これまで2人をそれぞれ応援してきた団体や政党は対応に苦慮している。

 「一枚岩で戦えず残念だ」。連合大分(組合員数約5万5000人)の村田正利会長は25日、記者団に苦渋の表情で語った。連合大分は2003年の統一地方選から毎回、知事選と市長選で2人を推薦してきたが、同日の執行委員会で知事選での特定候補の推薦見送りを決定した。

 知事選を巡っては、流通・サービス系のUAゼンセン県支部が釘宮氏、鉄鋼などの基幹労連県本部が広瀬氏への推薦申請をそれぞれ連合大分に出し、傘下労組で対応が割れていた。推薦見送りを受け、今後は産業別の労組がそれぞれ判断する「産別自決」となる。

 これまで2人を支援してきた社民党県連も揺れている。

 「社民の牙城」と呼ばれるほど県内に根強い支持基盤を持ち、前回の知事選では広瀬氏を応援。市長選では社民系の市議会会派が釘宮氏を支援した。

 同党県連顧問の村山富市元首相は18日、大分市で開かれた広瀬氏の事務所開きに出席し、「個人として参加したが、県連にも広瀬氏を支援するよう働きかけたい」と述べた。

 しかし、内田淳一県連代表は「まだ何も決まっていない」と強調。ある県連幹部は「どちらを支援するか支部で意見が分かれている」と明かす。県連は26日の常任幹事会で対応を協議する予定だが、結論は見通せない状況だ。

 同知事選には、共産党県常任委員・山下魁氏(38)、造園業・箕迫高明氏(65)も立候補を表明している。

2015年02月26日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4452チバQ:2015/02/27(金) 22:36:55
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2015/02/27/225847645
社民“ジレンマ” 知事選対応


常任幹事会で知事選対応を協議する社民党県連合の幹部=26日、大分市
常任幹事会で知事選対応を協議する社民党県連合の幹部=26日、大分市
 社民党県連合は26日、大分市内で常任幹事会を開き、知事選(4月12日投開票)の対応について本格的な検討に入った。2011年の前回選挙では広瀬勝貞知事(72)を推薦。過去の大分市長選では釘宮磐氏(67)を実質的に支援してきた経緯がある。今回、党県連合顧問の村山富市元首相が広瀬氏支持を公言する一方、党支持労組から釘宮氏を推す声も上がる。県政界を二分する構図の中で対応に苦慮している。
 「これからの県政を考えれば広瀬さん以外にない」。18日に大分市内であった広瀬氏の事務所開きであいさつに立った村山元首相は広瀬氏を激励した。記者団には「個人の立場で出席した」と強調したが、必要に応じて党県連合に支援を働き掛ける考えも示唆した。“重鎮”の言動に対し、県連合幹部の一人は「村山さんの影響は少なからずある」と認める。
 知事選の構図は広瀬氏と共産党候補が対決した過去2回から一変。自民党が全面支援を打ち出す広瀬氏に、民主党出身の釘宮氏が挑む図式は「与野党対決」の色合いも帯びつつある。
 ある社民党関係者は「『反自民』の基本方針に加え、脱原発への消極姿勢を見ても広瀬氏は支持できない」と語り、同党系労組の幹部も「県政刷新には釘宮氏が必要」と同調する。
 非公開だった常任幹事会では出席者から広瀬、釘宮両氏の双方を推す声が上がったという。県内の各支部の中でも「(両氏への)スタンスに違いがある」(県連合幹部)のが現状だ。
 内田淳一代表は会合後、「今の対応は白紙」とした上で、各支部の意向や支持母体の県平和運動センターの判断も踏まえ、結論を出す考えを示した。別の幹部は「党として“色”を出しにくいのでは」と打ち明けた。

4453チバQ:2015/02/27(金) 22:41:55
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150227ddp041010016000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 「拍子抜け」新人無投票当選 阻止のため名乗りも……現職出馬とりやめ 地方で急増、深刻化
毎日新聞 2015年02月27日 西部朝刊

 現職の無投票当選を阻もうと新人が名乗りを上げたところ、現職が出馬を取りやめ、自分が無投票当選してしまった−−。有権者が1票を行使する機会を持てないまま、手を挙げた人物がそのまま自治体の首長となる「新人無投票当選」の事態が各地で起きている。人口減や高齢化が進む地方で、議員だけでなく行政の長の担い手不足が深刻化している。【深津誠】

 人口約8500人の長崎県東彼杵(ひがしそのぎ)町。4月の統一地方選で町長選が告示される。26日現在、現職の渡辺悟町長(66)以外に出馬の動きはなく、無投票再選の可能性が高い。

 2011年の前回町長選では前職の紙谷修氏(71)が同年2月、3選を目指し立候補すると表明。翌月、同町元課長の渡辺氏が「無投票は避けるべきだ」として出馬を表明したところ、その5日後に紙谷氏が一転、不出馬を宣言。そのまま渡辺氏の「新人無投票当選」が決まった。

 「現職が降りるのは予想せず、拍子抜けした」と振り返る。印刷したポスター100枚は無駄になった。

 町に閉塞(へいそく)感が漂う。周辺2町との合併話は財政難から09年に破談。九州一の人口増加率を誇る大村市に隣接して若者の流出がやまず、人口は昨年までの9年間に1300人(約13%)減。島しょ部を除き県内最悪の減少率だ。

 2期8年務めた前職の紙谷氏は、不出馬の理由について「無責任とは思うが、若いころのひらめきが浮かばなかった。町の財源は乏しく、できることは限られている」と話す。

 渡辺氏は4年前の立候補時、「町長給与の半減」を唱え、月給74万円を課長より安い37万円に減額。浮いた分を各地区にまちおこし費として配ったが、「若者をつなぎ留めるのは難しい」と話す。

 町議の一人は「人口増には合併や若者優遇が必要だ。町長の給与が注目されるようでは政策論争はできない」と嘆く。渡辺氏自身、「無投票阻止で出たのに、また無投票で当選するのは……」と当惑する。「町を何とかしようと責任を感じる人は、いないのか」

          ◇

 人口が増える自治体でも「新人無投票当選」は起きている。

 長崎市のベッドタウンとしてこの30年間で人口が7000人増えた長崎県時津町。

 前回11年10月の町長選で、4選に向け出馬するとみられていた平瀬研氏(64)が、告示1カ月半前に引退を表明。他に出そうな候補はおらず、平瀬氏は副町長の吉田義徳氏(67)に出馬を打診した。

 吉田氏は平瀬氏と共に引退するつもりだった。「私がせんば、いかんでしょうか」。平瀬氏の説得で吉田氏は告示の20日ほど前、「町民を心配させたくなかった」として立候補を表明。そのまま、無投票で初当選した。

 平瀬氏は「企業や大規模店舗の進出は進むが、町に争点はなく、流入する住民は町政に関心が薄い」と背景を指摘する。

==============

 総務省の統計によると、2013年の1年間に全国であった257町村長選のうち、無投票当選は118で、45.9%と半数に迫っている。「平成の大合併」が一段落した後の06年では、257町村長選のうち無投票は94(36.6%)だった。

 市区長選を合わせた全体でも、13年は全国511市区町村長選のうち無投票は185で、36.2%に上った。06年は463(再選挙含む)のうち無投票141(30.5%)で、5.7ポイント増えている。自治体議員選の無投票の割合も、同期間に2.8倍(06年5.6%、13年15.7%)に増えており、自治の担い手不足が数字で裏付けられた。【和田浩幸】

4454チバQ:2015/02/27(金) 23:01:23
>>4336  社説
http://373news.com/_column/syasetu.php?ym=201502&storyid=64112
[県議の口利き] 灰色のままでいいのか
( 2/27 付 )
 疑惑は灰色のまま、任期満了に伴う4月の鹿児島県議選に再出馬するのだろうか。現金が絡んだ、現職の自民党県議による口利きのことである。
 この県議は昨年秋、団体職員の採用試験で50万円を幹部に渡し、受験者1人の採用を働きかけたとされる。現金と菓子を入れた紙袋は鹿児島県警も確認した。
 本紙の取材に「頼まれて断れなかった」と釈明したが、事実とすれば政治倫理にもとる行為で、弁解の余地はない。
 鹿児島県議会は政治倫理要綱で議員に県民全体への奉仕を求め、真摯(しんし)かつ誠実に疑惑を解明する責務を課している。
 疑惑が表面化して1カ月以上が過ぎた。県議はいまだに記者会見すら開いていない。どうやら自ら進んで明らかにする気はなさそうだ。
 県議会第2会派の県民連合は先月下旬、政治倫理要綱に盛られた政治倫理審査会の開催を提案している。県民の疑惑を招いた以上、当然の要求だろう。
 しかし、最大会派の自民党県議団はその日のうちに団総会を開いて、不同意を決めた。疑惑の県議の説明を聞き、「必要はない」と判断した。
 「身内」への説明で十分、と早々に判断したのは理解しがたい。政倫審は何も疑惑を追及するだけでなく、身の潔白を証明する場でもある。

 政倫審も記者会見も開かないで政治的、道義的責任をどうつまびらかにするつもりだろう。県民への説明責任より身内のかばい合いを優先した、と疑われるのが落ちではないか。
 県議会は政倫審の開催条件を、政倫審委員の「2分の1以上」の申し立てとしている。委員10人のうち5人は自民党所属だ。県議団が同意しなかった時点で、結論は決まったようなものである。
 このままでいいのだろうか。県議会が掲げた政治倫理要綱は、主権者である県民への約束であり、その形骸化は議会不信に直結しかねない。
 県議会は政倫審を10年近く開いていない。今回の件を見直しの機会にしたらどうだろう。
 幸い参考になる議会は少なくない。鹿児島市議会は有権者の100分の1以上の請求を開催条件にする。
 学識経験者を政倫審委員に含め主権者にもっと門戸を開いたり、2人以上の議員の請求にハードルを下げたりといった議会もある。国会にしたって政倫審開催を議員自ら申し出る道がある。
 工夫する余地は多いはずだ。

4455名無しさん:2015/02/28(土) 23:49:25
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/159792
=県議会一般質問= 知事、古川氏との違い鮮明
2015年02月24日 12時05分

■オスプレイ計画「支障の有無、判断尚早」

 2月定例県議会は23日、一般質問2日目の質疑があり、留守茂幸、原田寿雄、岡口重文(以上自民)、原康彦(県民ネット)、稲富正敏(鄙(ひな)の会)の5議員が登壇した。佐賀空港へのオスプレイ配備計画で、山口祥義知事は防衛省から示された滑走路の占有時間のデータについて、「一定の前提条件のもとでの計算」と述べ、「民間空港としての使用に支障がない」と判断した古川康前知事との評価の違いを明確にした。

 稲富議員ら2人が、佐賀空港へのオスプレイ配備計画の考え方を尋ねた。

■オスプレイ配備計画

 昨年11月に古川前知事が「佐賀空港の民間空港としての発展に支障がないことを確認した」と発表したことに関し、山口知事は「防衛省が示した一定の前提条件下の計算と思っている」との認識を示した。その上で「全体像、将来像が示されていない中で、支障の有無を考える段階にはない」と語った。

 住民投票を実施する考えがあるかという質問には、「まずは防衛省に提案内容、計画の全体像、将来像をはっきりしてもらうことが大切」とし、「(住民投票を)考える状況に至っていない」と答えた。

■九州新幹線長崎ルート

 フリーゲージトレイン(FGT)導入を前提に建設が進む九州新幹線長崎ルートについて、原議員が全線フル規格化を求める複数の市町の声に対する山口知事の見解を聞いた。

 山口知事は「新鳥栖-武雄温泉間を(フル規格の)標準軌で整備する場合、新たに相当額の県負担が発生する。限りある公共工事の県予算で財源の手当ができるのか、大きな課題がある」との認識を示した。FGTでの整備計画には「地元関係者の合議を踏まえて政府が認可したもので、県民や県議会の一定の理解を得ている」とし、「2023年に佐賀で開催される国体と全国障害者スポーツ大会に間に合うようFGTでの運転開始をまずは実現したい」と述べた。

■鳥インフルへの対応

 1月に有田町の養鶏場で発生した鳥インフルエンザへの対応で、今後の課題などを原田議員がただした。

 古賀俊光生産振興部長は、2農場で防疫措置を取る事態になったことを受け「当初は十分な人員配置ができず、現地との情報共有や連絡調整が混乱した」と課題を挙げた。当面の対応策として、現地の対策部長を補佐する人員を配置し、サポートセンターの人員も増やす。さらに、本庁の対策本部と現地本部、発生農場の3カ所に情報収集と伝達要員を配置し、指揮系統を強化する方針を示した。

4456名無しさん:2015/02/28(土) 23:50:16
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/159797
3選の橋本・鳥栖市長に聞く 駅東口新年度中に基本計画
2015年02月24日 11時53分

 保守分裂の激戦を制し3選を果たした鳥栖市の橋本康志市長(59)は23日会見し、「公約の鳥栖駅東口開設を一日も早く実現させるため、新年度中に基本計画を策定したい」と抱負を語った。

 -選挙戦を振り返り、率直な気持ちを。

 私の勝利というよりは、支えてくださった皆さんの勝利だ。今の流れを絶やしてはいけないという強い危機感で、草の根活動を市内の隅々まで浸透させていただいた結果だと思う。投票率が50%を切ったことは反省しなければならないが、前回より得票を上積みすることができた。信任を得たと理解している。

 -公約の鳥栖駅周辺整備をどう進めるのか。

 市民は一日も早い駅東口の開設を望んでおり、早急に事を進める。公約で示した橋上駅化を前提とし、6月議会に検討委員会の立ち上げを提案する。新年度内に基本計画を策定したい。JR、県にも再度お願いに行く。東口設置を最優先した上で、交通アクセスの問題に踏み込み、駅近隣の高架用地についてもオフィスビル誘致など有効な使い方を検討する。

 -その他の重点施策は。

 鳥栖ジャンクション周辺に限定し、農地転用の規制緩和を求める国家戦略特区の認定に向けては、これからが大詰めだ。鳥栖市は全国33カ所の候補に残っているが、3月中に決定されると聞いているので、国への働きかけを再度強める。健康長寿のまちづくりでは、6月市議会にまずは温水プール建設を検討するための予算を計上したい。

 -市議会は相手候補を支持した自民市議らが過半数を占める。議会にどう向き合うのか。

 議員の方々には今回の選挙で圧倒的な信任を得たことを認識いただきたい。われわれも理解いただけるよう努力を続ける。ノーサイドの広い気持ちでいい協力態勢が取れればと思う。

4457名無しさん:2015/02/28(土) 23:54:15
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/159884
=鳥栖市長選回顧= 「市民党」原動力に
2015年02月24日 11時52分
 2007年、11年に続き保守分裂となった鳥栖市長選は、現職の橋本康志氏(59)が、自民が推薦する中村圭一氏(45)ら新人2人を6千票以上の大差で破り、3選を果たした。

 勝利の原動力となったのは、「市民党」を自負し、草の根選挙を展開した支援者のネットワークだ。過去2回、支持母体だった大手企業が中村氏支援に回るなど選挙構図が変化。告示前は中村氏有利との見方が多く、苦戦がささやかれた。

 そんな中、橋本氏は選挙戦の第一声で「一部の人に振り回されず、公正公平な政治をする」と訴え、離反を逆手に取る戦術で共感の輪を広げた。知事選で行動を共にした今村雅弘衆院議員(自民)らが応援に駆け付け、総決起大会で山口祥義知事の応援ビデオを流したことで「ミニ知事選」の様相に。知事を応援した農業者ら自民支持層に浸透、民主、社民の票も固めた。

 さらに期間中も地区ごとにミニ集会を繰り返すなど政策本位を貫き、参加者は延べ4千人に上った。30年来の懸案の鳥栖駅周辺開発を優先課題として掲げたことで、駅東西の有権者の圧倒的な支持を集めた。

 中村氏は「前に進める政治力に欠ける」と橋本市政を批判。自民の推薦のほか、市内の経済界や各種団体の推薦を受けて組織戦による勝利を目指したが、出馬表明が昨年12月と遅く、知名度不足が響いて末端まで浸透しなかった。

 市議は自民を中心に13人が中村氏を支援し、橋本氏支持は4人。民主、社民、共産は自主投票した。市議会で市長派が少ない構図は変わらない。保守分裂の激戦が3度続き、これまでの“不仲”を一気に解消するのは難しいだろうが、施策のスピードを上げるためには、市議会との融和を進めることが何より重要だ。

 投票率は49・80%で有権者の2人に1人が棄権した。保革対決となった1999年の44・67%、86年の47・16%は上回ったものの、過去3番目の低水準。大企業の工場や事業所が多く、4年間で有権者の約3分の1が入れ替わるという事情はあるが、若い世代にまちづくりへの関心を高めてもらうための工夫も欠かせない。(杉原孝幸)

4458名無しさん:2015/02/28(土) 23:54:26

http://www.saga-s.co.jp/column/ronsetsu/159706
鳥栖市長選を受けて
2015年02月24日 05時00分
 無所属の3人が争った鳥栖市長選で、現職の橋本康志氏(59)が3度目の当選を果たした。市を二分した選挙戦が繰り広げられたが、有権者の審判が下された今、市政の発展を第一に考えてしこりを残さないようにすべきだ。

 過去2回は自民党推薦候補との対決で、大手企業や経済界の支援を受けた橋本氏が激戦を制してきた。今回は後援組織の中軸となっていた支援者が新人候補側に回った構図から、告示前は現職不利とみられた中での圧勝である。

 新人を推した自民党県連は知事選に続く敗北となった。過去2回の市長選では敗れたとはいえ、小差の競り合いを演じてきた。常に安定した票を得てきたにも関わらず、今回、圧倒的な選挙態勢を敷きながら敗れた。結果は謙虚に反省しなければならない。

 佐賀新聞社の出口調査では、橋本氏が自民党支持者を含む幅広い層から、満遍なく票を集めたことが明らかになった。政党推薦を受けず「市民党」で通したことが奏功したとも言えるが、何よりも2期の実績について有権者の評価を得た結果だろう。

 橋本氏は企業経営から転身し、行政の透明化などに取り組んだ。この8年間に次々と企業進出が進み、九州新幹線新鳥栖駅、重粒子線治療施設も完成した。一方、自民党市議が多数を占める議会との関係に苦しみ、提出議案が否決されることも珍しくなかった。

 選挙戦では、双方の政策に際立った違いがなく、対立候補陣営は橋本氏の政治力を批判することに焦点を当てた。それが有権者にとって具体的な争点とならず、ただ「継続か刷新か」が問われた格好だ。低投票率の一因は政策論争不足にあったとも言える。

 橋本市政が信任された以上、両陣営には「ノーサイドの精神」を求めたい。市長は市全体のために力を尽くし、議会は市民の生活が便利になり豊かさを享受できるものであるなら、党派にとらわれない判断をすべきだ。

 大企業の工場や事業所が多く、人口は着実に増えている。子育て世代の比率が高いのも他市町にない特徴だ。サガン鳥栖という幅広い層が共感できる核もある。

 発展の可能性は高く、政争で足踏みをしていたのではもったいない。長く続いた対立に終止符を打ってまちづくりを進めてほしい。それが選挙結果に表れた有権者の願いではないだろうか。

 選挙中の世論調査では、市政で力をいれてほしい分野(複数回答)は「高齢者福祉」がトップで、次に「子育て・教育」「景気・雇用」が多かった。世代や職業などにより多様化する市民意識を、今後どう市政に反映させていくかも大切になる。

 地方自治では政党色を敬遠する傾向が強まっているが、政党は政治理念に基づいて民意をくみとり、政策に反映する機能を持っている。政党離れはその機能が十分に働いていないためではないだろうか。今回の選挙でも浮かび上がった課題だろう。

 橋本市長は選挙戦で「市の潜在能力の高さを十分に生かしていない」という批判を受けた。そうした批判もしっかり受け止めて3期目の課題に取り組み、さらに発展させてほしい。選挙の民意による修正。それこそが民主主義の良さである。(宇都宮忠)

4459名無しさん:2015/02/28(土) 23:56:47
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/159428
=鳥栖市長選= 橋本氏「市民党」結束
2015年02月23日 09時52分

 鳥栖駅周辺開発が争点となった鳥栖市長選で、現職の橋本康志さん(59)が3度目の当選を果たした。変革を旗印に市政を担って8年。過去2回、当選の原動力となった大手企業が相手陣営の支援に回り、「市民党」を自負する後援会が強い危機感をバネに結束した。「一部の人に振り回されない。7万市民に軸足を置く」との訴えが世代を超えて共感を呼び、低投票率の中で前回の得票を上回った。

 投票が締め切られた午後8時すぎ、事務所近くの本町会館では早くも笑顔が広がった。佐賀新聞社の出口調査で優勢を知った陣営幹部が「よし、行ける」とガッツポーズ。結果が確定した午後10時前、橋本さんは花束を贈られて万歳し、「皆さんの支えがなければ、こんなに素晴らしい結果にはならなかった。鳥栖を今より2段も3段も上に引き上げる」と力強く宣言した。

 自身にとって3度目の保守分裂選挙。自民の推薦候補と戦う構図は同じでも、過去2回とは勝手が違った。後ろ楯だった久光製薬など経済界の離反に、「市民のために働き、なぜ非難されなければならないのか」。本人以上に周囲が燃えた。選挙終盤の3日間はイメージカラーのオレンジ色のリボンを家の軒先や車のアンテナに掲げる活動を支持者が率先して行い、支援ムードのさらなる高まりにつながった。

 ただ、新たな4年間は真価を問われる場ともなる。公約に掲げた鳥栖駅前整備や健康長寿のまちづくりを前進させるためには、対立候補を支え、市議会の多数を握る自民市議団との向き合い方が鍵となる。

 県内で唯一、2035年ごろまで人口増が続くとされ、発展可能性を秘めるまち。橋本さんは「皆さんの思いを裏切らず、約束を守り、着実にやっていくことが私の責務」と気を引き締めた。

http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/159424
=鳥栖市長選= 中村氏、「若さ」「刷新」届かず
2015年02月23日 09時50分

 若さと市政刷新を掲げ挑んだ中村圭一さん(45)は、出遅れも響き、現職の厚い壁に跳ね返された。「橋本氏当選」の一報が入ると事務所は重苦しい雰囲気に。中村さんは「結果を真摯(しんし)に受け止めたい。今はゼロベースだが、政治家も含め、今後も市の役に立ちたい」と再起を誓った。

 「いくら議会で質問しても変えられない問題がある」と3期9年の市議の椅子をなげうって出馬。前市長の牟田秀敏氏同様、自民推薦を得て、保守系市議13人が支援した。過去2回相手候補を支持した市内大手企業の協力も取り付けた。

 盤石の布陣で臨んだが、序盤は、相手候補リードを伝える報道。加えて相手の決起集会で山口祥義知事の応援メッセージ映像が流れたと知ると、陣営幹部は「ミニ知事選の構図になりかけている」。危機感を募らせ、組織力を生かし巻き返しを図ったが、思うように支持が広がらなかった。

 鳥栖の潜在力の高さを強調し、独自の子育て支援策も掲げた初挑戦。安倍自民の推薦効果も出ず、厳しい結果となった。中村さんは「私の力不足です。ご支援ありがとうございました」と深々と頭を下げた。

 25人学級の実現などを公約に掲げた古賀秀紀さん(59)は「身近な問題を選択肢として示すことができた。県に要望書を出すなど、これからも訴え続けたい」と語った。

4460名無しさん:2015/02/28(土) 23:58:57
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/159426
=鳥栖市長選= 本社出口調査結果
2015年02月23日 09時51分
 鳥栖市長選で、佐賀新聞社が22日に実施した出口調査によると、3選を果たした橋本康志氏(59)は自民支持層の過半数から票を集めたほか、主要政党に幅広く浸透した。


■出口調査の詳細はこちら

 支持政党別の投票行動をみると、自民支持層は53・4%が橋本氏に投票し、自民の推薦を受けた中村圭一氏(45)の46・0%を上回った。民主、社民、共産の7割以上、自主投票だったが党公認の市議2人が中村氏を支持した公明も6割が橋本氏だった。無党派層でも3分の2が橋本氏を選び、まんべんなく票を積み上げた。

 候補者別にみると、橋本氏の得票は自民支持層が最も多く34・7%。年齢別では60、70代の高齢層が全体の6割近くを占めた。中村氏は自民支持層が5割超で、同年代の40代から最も支持を集めた。古賀秀紀氏(59)は、30〜60代が中心で、女性の支持がやや多かった。

 調査は市内の投票所10カ所で行い、投票を終えた有権者899人から回答を得た。

http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/159421
=鳥栖市長選= 推薦候補また惨敗、自民県連に打撃
2015年02月23日 09時48分
 鳥栖市長選で、自民党佐賀県連が推薦した中村圭一氏(45)が大敗した。県連にとっては1月の知事選に続く推薦候補の惨敗。党関係者からは、4月の統一地方選や来夏の参院選への影響を懸念する声のほか、推薦を決定した執行部に対する批判も上がっている。

 知名度不足の新人とはいえ、自民市議のほか、久光製薬など経済界も支援した中での敗北だけに、県連政調会長で、選対本部長を務めた指山清範県議は「厳しい戦いになると思ったが、こんな結果になるとは思わなかった」と唇をかんだ。

 1月に推薦を決めた当時の県連会長の福岡資麿参院議員は「厳粛に受け止めなければいけない」。知事選に続く連敗に「本当に民意を反映しているのか。選考プロセスを総括する必要がある」と、首長選の推薦のあり方を含め再検討が必要との認識を示した。

 県西部地区の県議は「首長を敵に回した格好で、知事選と構図が同じ。国政選挙などへの影響は出る」。別の県議は「国政選挙と違い、支持者が交錯する首長選では県連が推薦を出すべきではない。知事選の教訓がまったく生かされていない」と執行部を批判した。

 県連は昨年12月の衆院選以降の混乱の責任を取って福岡会長が1月に辞任、幹事長も辞表預かり。後任は4月の統一地方選後に持ち越される見込みで、体制立て直しには時間がかかりそうだ。

4461名無しさん:2015/03/01(日) 09:53:47
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141126ddlk41010220000c2.html
2014衆院選・さが:辞職願提出、国政転身へ 古川氏、自民に支援依頼 「県政の投げ出し」批判噴出 /佐賀
毎日新聞 2014年11月26日 地方版

 県議長宛てに辞職願を提出した古川康知事(56)は25日午前、最大会派の自民県議団を訪ね「準備が全くできていない中での厳しい選挙。皆様方にはどうか、選挙をいいものにするようにお力をたまわれば幸い」と述べ、衆院選佐賀2区への国政転身に支援を求めた。一方、25日午後開会した県議会11月定例会で辞職に同意するかどうかを巡り、野党側から「県政の投げ出しだ」と批判が噴出した。【松尾雅也、岩崎邦宏】

 古川氏は午前8時45分、藤木卓一郎副議長を訪ね「一身上の都合をもちまして県知事の職を辞職したい」とする議長宛ての辞職願を手渡した。その後、古川氏に衆院選佐賀2区への出馬を要請した自民党の会派控室を訪問。応対した留守茂幸・自民県議団会長らに対し「自民党佐賀県連として私を候補者に推挙したいとの申し出を受けたものです。任期途中で県知事の職を辞することになり、大変大きな判断でございました」と自民公認での出馬に意欲を示した。

 一方、県議会は25日午前10時に開会予定だったが、知事の辞職申し出の取り扱いを巡り、議運が紛糾。午後4時40分に開会し、知事が「一身上の都合で知事を辞し、衆院選に立候補する」と発言したが、野党議員や傍聴席から「県政の投げ出しだ」「やらせメール問題は終わっていないぞ」などと批判が続出した。午後5時前に休憩に入り、夜まで知事辞職の同意議案への対応を巡り、与野党の駆け引きが続いた。

 議会を傍聴した市民団体「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会」の永野浩二事務局長代行(42)は「(佐賀空港への)オスプレイ配備計画や玄海原発再稼働問題など県民生活に重要な事項が山積している中、辞めるとは無責任極まりない。県民や県議会をばかにしているのか」と憤った。

 ◇「限界感じたのでは」 知事辞意に、唐津市長が見解
 任期途中で知事を辞め、衆院選佐賀2区から出馬する意向を示した古川康氏に対し、唐津市の坂井俊之市長は25日の定例記者会見で「県が抱えている原発再稼働やオスプレイなどいろいろな問題に、県政の中でやっていても限界があると感じたんじゃないか」と見解を示した。

 国政転身には「いろんな地域情勢が分かっているということで(自民県連から)要請があったと思う。どんな立場になろうと頑張ってほしい」と期待した。

 会見で坂井市長は古川氏の実績について「発信能力とアイデアはすごかった。佐賀を未来に向かって前進させた」と高く評価。今後の期待について「唐津にとってはコスメティック(化粧品産業)。万全な体制を整えてくれるなどタッグを組んでやってくれた。当選されて国政に行かれても、この部分については応援していただけると思う」と呼び掛けた。【原田哲郎】

4462名無しさん:2015/03/01(日) 09:55:05
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10105/146834
唐津市誕生10年を振り返る
2015年01月18日 11時38分

 2005年1月に誕生した新・唐津市は今月、10周年を迎えた。この間、旧唐津銀行や旧高取邸など歴史ある建造物を生かした町づくりが進み、西九州自動車道の唐津区間が完成するなど交通インフラ整備も進んだ。一方、福島第1原発事故に伴う玄海原発の全炉停止は、地域経済の原発依存を露呈した。合併から10年を振り返る。

【政治・行政】 05年、8市町村で発足 「保利王国」2代70年に幕

 05年に1市6町1村で立ち上がった新・唐津市。06年には七山村が編入した。初代市長となったのは坂井俊之氏。13年1月に有力4候補による混戦を制し、現在3期目を迎えている。ただ、07年に当時の総務部長、14年には企画財政部長が不正入札で逮捕。幹部職員の汚職が続き、市政の混乱の責任が問われている。

 合併した05年は小泉純一郎首相=当時=が「郵政解散」を断行。郵政民営化に反対を唱えた保利耕輔衆院議員は自民党から除名され、無所属で選挙を戦ったが、大差で再選を果たした。

 その保利氏も14年12月の総選挙には出馬せず、引退。親子2代で70年続いた「保利王国」は終焉(しゅうえん)を迎え、唐津市出身の前知事古川康氏が後継として立候補し、民主党の大串博志氏を破って初当選を果たした。また、13年の参院選では、呼子町出身の元新聞記者山下雄平氏が自民党から出馬し、初当選している。

【観光・町づくり】 歴史的建造物、再活用相次ぐ

 交通インフラの整備も進んだ。西九州自動車道の唐津区間の整備は終わり、2月1日には伊万里市の南波多谷口インターまで開通する。二丈浜玉道路は13年4月に無料化。唐津-福岡間の行き来がより便利になった。佐賀唐津道路も昨年3月、相知長部田まで延伸した。

 ハード面の整備が進む一方で、地域経済の活力を本物にするにはソフト面の取り組みが欠かせない。市はフランスの化粧品業界と連携した唐津コスメティック構想や、米国・グアムとの経済交流など国際戦略に活路を求めている。

 2011年の東日本大震災は、唐津市にとっても大きな転機となった。福島第1原発の事故で、原発政策は大きく見直されることになり、安全対策を強化。玄海原発は完全停止し、3年が過ぎた。

【玄海原発】 九電と安全協定締結

 原発の隣接自治体である唐津市は、翌12年に九州電力と安全協定を締結。また、市全域が30キロ圏に入るため、避難計画の策定を急いでいる。

 一方で、二タ子にある九州電力の火力発電所敷地に唐津赤十字病院が移転される計画だったが、「3・11」後、白紙に。唐津バイパスの長谷交差点近くへの移転に計画が変更され、2016年開業へ病院建設工事が進んでいる。

4463名無しさん:2015/03/01(日) 09:56:38
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/129367
知事辞職 首長反応
2014年11月26日 10時20分
■大きな仕事残り残念 佐賀県を未来へ前進

 古川康知事が辞職を表明した25日、県内各市町の首長の反応はさまざま。佐賀を全国にアピールした発信力の高さを評価する声がある一方、重要政策で対立した経験を持つ首長は、「結論ありき」にも映った行政手法に批判的だった。

●秀島敏行・佐賀市長 これまで市の事業を後押ししてもらったが、佐賀空港へのオスプレイ配備計画など大きな仕事が残っている中での辞職は残念。次の知事には、空港建設時の関係者の苦労に理解を示し、さまざまな立場の意見に耳を傾けてくれる、民主主義を重んじる人を望みたい。

●樋渡啓祐・武雄市長 お疲れさまと言いたい。佐賀の名を全国区にしたのは古川さんであり、それが最大の功績だ。企業誘致にしても、全国どこに行っても佐賀と言ったら古川さんの名前が出てきた。仕事がすごくやりやすかった。感謝したい。

●坂井俊之・唐津市長 県議時代に、当時長崎県の総務部長だった知事に知事選出馬をお願いに行ったことを思い出す。出処進退は政治家自身が判断すること。解散が今のタイミングになり、心残りな部分もあるだろう。発想と発信力がすごく、佐賀県を未来に向かって前進させた。

●塚部芳和・伊万里市長 3期12年を全力投球で取り組んでこられ、佐賀県のことを熟知されているので、今後は国政の場で活躍してもらうことが県のためになる。原発再稼働やオスプレイ配備などの問題も、本当は自分の手で解決しかたったのだろうと思う。

●岸本英雄・玄海町長 保利さんの後任として待望論が強かっただけに、特に驚きはない。任期中の辞任は解散時期がたまたま早まっただけのこと。国政に転身しても、政治家として原発再稼働などの問題に責任を負っていくわけだから、途中で投げ出したという認識はない。

●田中源一・江北町長 議会に提案だけして辞めるのはおかしい。1カ月ほど前には、国政転出すると言うべきだった。党の要請ということだが、自分から「出る」と推薦をお願いするのが本来の姿。新幹線の件では意見が合わなかったが、3期12年、県の発展のため一生懸命やってもらった。

●橋本康志・鳥栖市長 重粒子線がん治療センター開設やJ1サガン鳥栖に支援いただいた。原発再稼働にも一定の筋道を付けてから辞めてほしかった。

●松本茂幸・神埼市長 新たなことに挑戦したいということだろう。市に合併した際の協力や城原川の治水対策で国に働き掛けてもらったのには感謝している。

●江里口秀次・小城市長 県のことを一生懸命に考え、全国区に押し上げてくれたと評価しているので辞職は正直残念だが、知事の決断を受け止めたい。

●横尾俊彦・多久市長 県の発信力を高めてもらったのは良かったが、さまざまな課題がある中での辞任は、県議会も困惑していると受け止めている。

●谷口太一郎・嬉野市長 新幹線誘致では積極的に動いてもらった。県のため、国政転出には賛成。在任中だが、政治的判断も時に必要だと理解したい。

●樋口久俊・鹿島市長 諫干問題では国に言うべきことは言ってもらった。途中で放り投げたとは思わないが、道筋を付けてもらいたかったという思いはある。

●多良正裕・吉野ケ里町長 (辞職については)何とも言いようがない。オスプレイや目達原のヘリ問題ははっきりしていないので、今後を静観したい。

●小森純一・基山町長 県だけにとどまらず、いずれは全国に羽ばたく人だと思っていた。オスプレイ配備の決着がついていないのが一番心残りではないか。

●武広勇平・上峰町長 コメントする立場にはないが、政治家の出処進退は自身が判断すること。今後の行政運営上、影響が出ないよう最大限の努力を。

●末安伸之・みやき町長 暴追運動の時は、知事が先頭に立ってくれたおかげで県民の総意を示せた。さらに県のために尽力していただきたかったので残念。

●山口隆敏・有田町長 知事の決断なので、辞めることについて、どうこう言う立場にない。ただ、国政を目指されるのなら、国のため頑張ってほしい。

●武村弘正・大町町長 3期12年、一生懸命に県政をけん引してこられたので、「投げ出し」とは思わない。県政の課題は次に知事になる人が考えることだ。

●田島健一・白石町長 辞める前に、オスプレイについて前向きな発言はすべきではなかった。農業県として県産米PRなどにもっと力を注いでほしかった。

(太良町長は海外出張のため不在)

4464名無しさん:2015/03/01(日) 09:57:22
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/145585
山口知事ってこんな人 好物は「白いご飯」 趣味は「スポーツ観戦」
2015年01月15日 09時56分

 佐賀県知事に就任した山口祥義(よしのり)氏(49)。出馬から当選まで1カ月を切る短期決戦だったため就任会見では「私を知らない方にも書いてもらった」と自身の口からこぼれた。新知事と妻江美さん(43)ら周りで支えた人の話から、山口氏の素顔を探った。

 「おおらかな性格」と15年連れ添う江美さん。もともと「ちょっと石橋をたたいてから渡るタイプ」で、直前に急きょ出馬を決めた今回の知事選のような決断は初めてという。ストレスが多い職場だが、表情に出すことは極めて少ない。

 日常会話程度の英語に加え、韓国語もかじった経験がある。秋田や鳥取、長崎など幅広く勤務したため、交友関係は広く年賀状は約600枚。今年はこれから目を通す。

 食べ物の好き嫌いはなく、大好物は「白いご飯」。乾杯のビールの横にご飯をリクエストするほど。育休取得経験はあるが、料理は「インスタントラーメン」「パスタをゆでて缶入りのソースをかける」くらいで、腕前は発展途上。

 休日はごろごろしながら、スポーツ中継に熱中。子どもには勧めないが、ゲームも好む。「自由奔放」な子育てだが「うそをつかない」ことだけは約束している。

 カラオケの十八番、尾崎豊の「僕が僕であるために」の節回しで「佐賀が佐賀であるために」を歌った一幕も。

4465名無しさん:2015/03/01(日) 09:57:55
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/146538
「政府とは関係修復」 農協改革に影響なし
2015年01月17日 10時18分

 佐賀県知事選で初当選した山口祥義(よしのり)氏を全面的に支援したJAグループ佐賀の政治団体「佐賀県農政協議会」の中野吉實会長が16日、佐賀新聞社の取材に応じた。自民党が推薦した樋渡啓祐氏以外を応援し、党本部と対立したが、「選挙後に政府首脳と会い、既に関係を修復した」と強調した。安倍政権が進める農協改革には影響しないとの認識を示した。

 中野会長は、武雄市のホテルで開かれたJAグループ佐賀の定例理事会と新春賀詞交換会に出席した際、取材に答えた。保守分裂となった今回の知事選を「県知事にふさわしい個人を選ぶ選挙」とあらためて位置付け、政権との対立ではないと主張した。

 約4万票差を付けての勝因については「(県民が樋渡氏の政治姿勢に)脅威を感じており、最終盤で山口氏の支持が広がった」と分析した。

 自民県連や県出身国会議員との関係では「(相手側が)個人として気にしている」と激戦の雪解けに時間がかかる見通しを示した。ただ、農協改革や環太平洋連携協定(TPP)交渉参加と農政の抱える課題は山積しており、「山口知事と同じようにノーサイドだ」と関係修復に向けてメッセージを送った。

4466名無しさん:2015/03/01(日) 18:47:01
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/local/saga/20150113-OYS1T50013.html
県農政協巧みな戦術で知事選勝利 年明け一気に攻勢
2015年01月13日

 県政の新リーダーに元総務省過疎対策室長の山口祥義さん(49)が選ばれた知事選は、新人4人が争い、自民党の国会議員や地方議員が割れ、保守分裂に野党も絡む激戦となった。今回の選挙戦を振り返り、今後の展望を探った。

 投開票から一夜明けた12日朝、山口さんは、昨年12月25日の告示日に出陣式を行った佐賀市の龍造寺八幡宮を訪れ、初当選を報告した。「県民の安心安全を担うことに対する重みを感じる。県民と手を取り合うような県政運営を行いたい」。駆け付けた報道陣にこう語って表情を引き締めた。

 山口さんは「地域での取り組みを支援するため、県庁のチームを派遣し、課題を解決することで成功事例を増やしたい」などと就任後を見据えた考えを説明。勝因を聞かれると、「農業者の思いや魂は非常に心強かった」と語り、安堵あんどの表情を見せた。

     ◇

 山口さんの選挙戦を支えた組織の一つが県内農協の政治団体「県農政協議会」。山口さんの立候補表明は告示のわずか9日前で、出遅れの影響が懸念されたが、その不安を払拭したのが農政協の選挙戦術だった。

 県内農協の組合員は約5万5000人。生産組合の長は各地に散らばり、多くは地域のリーダー的な役割を果たしている。地域の若者や地方議員らとの関係も深く、選挙の度、各地域の核となって運動を展開する。今回の知事選でも、山口さんの支援を広げていったという。

 「末端まで届くように年末にかけて念入りに準備し、年明けに一気に動いた。ここまで力を入れた記憶はない」。農政協幹部は充実感をのぞかせた。山口さんも「投開票日の2日くらい前から有権者の反応が急に良くなった」と驚いた。次点だった前武雄市長・樋渡啓祐さん(45)に4万票近い差をつけた選挙戦を幹部はこう分析した。

 「農協の組織が結束すると、樋渡陣営の議員らの足が鈍っていった」

     ◇

 一方、旧佐賀市など農家がほとんどいない都市部では、山口さんを支援する首長や地方議員が奔走した。

 「勝てたとしても、小差だと思っていた」。選挙の総括責任者を務めた佐賀市の秀島敏行市長は、投開票日直前まで知名度不足などを理由に、僅差を覚悟していた。

 山口さんの立候補が決まると、秀島市長はすぐさま動いた。市議会の各会派を回って山口さんの支援を要請。大票田の首長が山口支援を鮮明にしたことで、市議らも表だって動きやすくなった。市議の一人は「議員は1人あたり、少なくとも1000〜2000票は持っている。それぞれの後援会を動かし、終盤にもう一度、引き締めを徹底した」と語る。

 これに対し、樋渡さんを推す政権与党は、閣僚や党幹部などを次々と県内に送り込み、政権とのパイプをアピールした。だが、山口陣営の勢いは止まらなかった。

 陣営幹部は「政権与党が前面に出るほど、樋渡さんの存在感が薄くなった」と振り返った。

2015年01月13日 Copyright c The Yomiuri Shimbun

4467名無しさん:2015/03/01(日) 19:42:41
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/144750
=山口新知事= 自治体、経済界は「融和と機動力」要望
2015年01月13日 10時05分
 新人4人が名乗りを上げ、保守分裂の激戦となった県知事選。初当選した山口祥義氏に対し、自治体や経済団体などからは、選挙戦のしこり解消に期待の声が上がる一方、原発再稼働やオスプレイの佐賀空港配備計画など山積する重要課題に“即戦力”としての働きを求める意見も出た。

 組織力を挙げて山口氏を全面支援したJAグループ佐賀の政治団体・県農政協議会。金原壽秀副会長は「山口氏を応援したのは、私たちの話をしっかり聞いてもらえる候補だったから。樋渡候補ではそれが難しい。大勝した結果をみると、民意もそうだったと言えるだろう」と振り返った。

 樋渡氏の政治手法や言動への批判を取り込んだことが山口氏の勝利につながったが、その分、両陣営の溝は深まった。政治組織が樋渡氏を推薦した県商工会連合会の飯盛康登会長は「山口氏も『ノーサイド』と言っている。同じ保守系であり、一致団結してほしい」と融和を求めた。

 新知事は、県民世論を二分する課題に早くも直面する。玄海原発を抱える東松浦郡玄海町の岸本英雄町長は「公約通り、安全が確認されたら早期に再稼働することを期待したい」。県有明海漁協の徳永重昭組合長は、諫早湾干拓事業の開門問題について「早期開門の実現に向けた動きを加速してほしい。県としての主張を古川知事以上に国へ訴えてほしい」と期待した。

 自衛隊オスプレイの佐賀空港への配備計画には、山口氏は現時点で態度を明確にしていない。佐賀市の秀島敏行市長は「空港建設時に地元漁協と交わした協定書や、空港を軍事利用しないとした5年前の県議会の決議をどうとらえるのか。空港建設の経緯を踏まえた上で、住民の意見も聞いて、考えをまとめてほしい」と慎重な判断を求めた。

 激戦だったにもかかわらず、投票率は54・61%と過去最低を更新した。県市長会長の横尾俊彦多久市長は「衆院選の投票率も低かったので社会的な状況だ。これまで以上に投票を呼び掛けるなど何らかの対応が必要」と話した。

4468チバQ:2015/03/03(火) 07:49:47
大分
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2015/03/03/224745853
8選挙区“無風”か 県議選告示まで1カ月


 県議選は4月3日の告示まで1カ月となった。1減になる総定数43に対して計57人が名乗りを上げており、各選挙区の顔触れがほぼ出そろってきた。16選挙区のうち、8選挙区で立候補予定者数と定数が同じで無投票の公算が出ており、このままなら2011年の前回選挙(4選挙区)から大きく増えそうだ。

 立候補予定者数は2日までに政党の公認、推薦が決まったか、会見で表明した人の数。内訳は現職36人、元職1人、新人20人。
 党派別では、自民党は公認20人、推薦3人で全選挙区に候補を立てる。民主党は5選挙区で公認3人、推薦4人(うち2人は社民党も推薦)。維新の党は県議選で初めて大分、佐伯両市に公認2人を立てる。
 公明党は大分市と別府市で公認3人、共産党も両市で公認2人をそれぞれ擁立する。社民党は7選挙区で公認4人、推薦5人(うち2人は民主党も推薦)。この他に政党の推薦を受けない無所属が13人いる。
 大分市(定数13)は現職11人、新人6人が出馬予定で激しい戦いになりそう。別府市(5)は現職4人、元職1人、新人3人が出馬する。豊後高田市(1)は既に表明している現職、新人各1人の他に、新人1人が出馬を模索している。
 定数と出馬予定者が現時点で同数なのは中津市(3)、日田市(3)、宇佐市(3)、臼杵市(2)、津久見市(1)、竹田市(1)、杵築市(1)、九重町・玖珠町(1)。
 県議選の投開票は知事選と同じ4月12日。

4469チバQ:2015/03/03(火) 20:11:22
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/local/fukuoka/20150303-OYS1T50025.html
自民県連大会混乱 武田議員の「厳正措置」を要請
2015年03月03日
 自民党県連の年次大会が混乱し、警察官が駆けつける騒ぎになった問題で、県連は党第11選挙区支部の言動が原因だったとして、支部長を務める武田良太衆院議員について、「厳正な措置を求める」とする文書を党本部に提出した。

 文書は、県連会長、幹事長、党紀委員長の連名で2月25日付。同21日の大会では、4月の県議選の行橋市、田川郡区の推薦を巡って、同支部が執行部の方針を批判した。壇上で数十人がもみ合う事態となり、警察官が出動した。武田議員はその場にはいなかった。

 文書は「品位に欠けるどう喝まがいな行動は看過できない」と指摘。武田氏について、「党の規律を乱す行為、党員たる品位を汚す行為は明らかに党規違反。厳正な措置を求める」として、支部長としての責任を追及している。

4470チバQ:2015/03/04(水) 22:50:34
鹿児島
http://www.yomiuri.co.jp/local/kagoshima/news/20150303-OYTNT50149.html
県議選説明会 定数51に75陣営
2015年03月04日
 統一地方選の前半戦で行われる県議選(4月3日告示、同12日投開票)の立候補予定者説明会が3日、県庁で開かれた。定数51に対し、75陣営が出席。全21選挙区のうち7選挙区は定数通りで、無投票となる可能性がある。告示まで1か月。ほぼ顔ぶれが固まり、立候補者数はこれまでで最少となった前回選の79人を下回るとの見方もある。


 説明会に出席した陣営の数は、現職41、元議員4、新人30。党派別では自民38、共産5、公明3、社民2、維新の党1、無所属26人。民主は現職1人が引退する予定だが、公認候補の擁立を見送る見通し。

 選挙区別では、鹿児島市・鹿児島郡区(定数17)が22陣営で最多。霧島市・姶良郡区(同4)6陣営、鹿屋市・垂水市区(同4)と大島郡区(同2)5陣営、出水市区(同2)と奄美市区(同2)4陣営などと続いた。

 無投票の可能性があるのは姶良市、指宿市、曽於市、南さつま市、志布志市・曽於郡、伊佐市、肝属郡の7選挙区。いずれも自民と無所属の現職陣営の出席にとどまった。

 説明会では、冒頭、県選管の鎌田六郎委員長が「県議選は、県民が地域の代表を選ぶ身近な選挙。違反のない、公正で明るい選挙をお願いしたい」とあいさつ。県選管職員らが、ポスター掲示の際の注意点、立候補の届け出場所、供託金の納付方法などを説明した。

2015年03月04日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4471チバQ:2015/03/04(水) 23:37:44
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2015/03/03091051016718.shtml
長崎新聞


県議選 1ヵ月後に迫る
 4月3日告示、同12日投開票の県内統一地方選の第1ラウンド、県議選が1カ月後に迫った。今のところ、16選挙区の定数46に2011年の前回より3人少ない計62人が名乗りを上げている。自民、民主両党の攻防を中心に、長崎市区など都市部での激戦が予想される。

 長崎新聞社の取材によると、立候補を予定しているのは現職41、元職3、新人18。政党別では自民29、民主10、公明3、共産3、社民2、無所属15(自民推薦1、民主推薦1を含む)となっている。

 県議会の現有議席(欠員2)は自民23、民主9、公明3、共産1、社民1、無所属7。

 自民は松浦市区を除く全選挙区に擁立する。国政で政権に復帰して初めての改選で、県議会も過半数を維持し足場を固めたい考え。民主は前回より2人少ない。政権交代で野党に転落したことが尾を引いているとみられる。

 公明は現職2人が勇退。代わりに新人2人を立て現有3議席の維持を目指す。社民は佐世保市・北松浦郡区の1議席に加え、前回議席を失った長崎市区に新人1人を擁立。共産も長崎市区の現職1人に加え、佐世保、諫早両市区に新人を立てる予定。

 選挙区別で見ると、長崎市区(定数14)は20人が出馬を予定し、最大の激戦区となりそうだ。"無風"ともささやかれていた諫早市(定数4)、大村市(定数3)、佐世保市・北松浦郡(定数9)の3選挙区は年明け以降、元職や新人が相次いで出馬の動きを見せ、一転して混戦の様相。島原市区、南島原市区(各定数2)は現職に自民新人が挑む構図となっている。

 西彼杵郡区(定数2)は現職と自民から推薦を受けた無所属新人がぶつかる。五島市区と南松浦郡区(各定数1)は無所属現職が自民新人の挑戦を受ける。

 一方、無投票の観測が流れるのは7選挙区。激戦が予想された雲仙市区(定数2)は1月に元職が急死。ほかに出馬の動きは見られない。西海、対馬、壱岐、平戸、松浦各市区、東彼杵郡区(各定数1)も今のところ擁立の動きはない。

4472チバQ:2015/03/05(木) 19:33:52
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150305ddlk40010424000c.html
選挙:田川市長選 自民支部、伊藤氏を推薦せず ごみ施設広域化で不調 /福岡
毎日新聞 2015年03月05日 地方版

 自民党田川市支部は4日、4月の田川市長選で4選を目指す伊藤信勝市長から要請のあった支部推薦を出さない方針を固めた。推薦の前提となる政策協定で、広域でのごみ焼却施設建設を巡る文言で折り合いがつかなかったためで、伊藤市長は「今後は政党にこだわらず、市民党でやっていく」と話している。

 共同でのごみ焼却施設建設は、市と川崎、福智、糸田3町で11年間も協議しながら、2012年に破談となった。その後、市と川崎町が単独で、福智町と糸田町が共同で施設建設に動き出したにもかかわらず、伊藤市長が先月7日、同党支部と「近隣3町(川崎、福智、糸田町)との共同建設を進める」との政策協定に署名した。副市長以下、署名の件は一切知らされておらず、市議らが「選挙目当ての二枚舌だ」などと厳しく非難していた。

 伊藤市長は同25日に協定の文言を「条件が整えば共同建設を進める」へと修正するよう申し入れたが、同党支部は、同じ市長選に出馬予定の二場公人市議と同様の文言ですでに政策協定を結んでいることもあり、4日の役員会で「文言修正はできない」と判断した。

 党支部の鶴田達哉支部長代行は「広域化を望む声は強く、伊藤市長にも賛同してもらいたかった」と言い、伊藤市長は「文言修正がのめないのであれば仕方がない」としている。【荒木俊雄】

〔筑豊版〕

4473チバQ:2015/03/05(木) 19:35:50
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150305ddm002010159000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 議会変えた再稼働激論 「予定調和の採決」から脱却
毎日新聞 2015年03月05日 東京朝刊


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 鹿児島県いちき串木野市議会(18人)は昨年12月、北隣の薩摩川内市と県が同意した九州電力川内原発の再稼働に反対する陳情を不採択とし、再稼働賛成の意思を示した。採決は8対9の1票差。激論が交わされ、議員一人一人の決断が問われた。市域のほぼ全てが原発から20キロ圏に入る人口3万の町で議会が活発化している。【内田久光、宝満志郎、横田愛、佐久間一輝】

 「今は電力の安定供給に原発が必要」「原発からの距離や風向きを考えると、再稼働はやむを得ないでは済まされない」

 昨年12月25日、いちき串木野市の12月議会最終本会議。「川内原発の再稼働に反対し廃炉を求める陳情」の採決を前に、議員の間で賛成、反対の討論が交わされた。再稼働に反対し、賛成の起立採決で立ち上がったのは採択に1人足りない8人。「起立少数であります」。下迫田良信議長(66)が不採択を告げるまでに20秒を要した。「もっと票差がつくと思っていたので驚いた」。再稼働賛成派の議長にとっても1票差は予想外だった。「予定通りの採決ばかり」の地方議会とは異なる姿だった。

 「苦渋の選択でした」。川内原発から南東17キロの山あいで観光ブドウ園を営む楮山(かじやま)四夫市議(74)は冬の作業をしながら振り返った。「日本のエネルギー事情を考えれば原発は必要」。12年前の初当選から原発賛成の立場を貫いてきたが、再稼働反対の陳情には賛成し、初めて反対派に回った。

 「採決の前夜は、原発事故で苦しむ農家や再稼働反対を求める市民の姿が浮かび、眠れなかった」。支持者の間でも賛否が割れる中、心を動かされたのは、人口の半数を超す市民約1万5500人分の再稼働反対を求める署名だった。

 市議会は市内全16地区を回る報告会を定期的に開いている。東京電力福島第1原発事故後、市議を名指しして、再稼働への賛否やその理由を問う質問が頻繁に出るようになった。再稼働反対派の中里純人市議(61)は「市民の意識が全然変わった」と話す。有権者の声を背に議員が動いている。

 茨城県北部の那珂市では、再稼働をにらんで「常設型」住民投票条例を制定する動きが市長主導で進む。
 那珂市は市内の全域が日本原子力発電東海第2原発(東海村)から20キロ圏に入る。那珂市を含む県内の周辺15市町村は立地自治体並みの安全協定締結に向けて日本原電と交渉している。海野徹市長は事前同意が認められた場合、住民投票に踏み切りたい考えだ。

 「常設型」は、一定の発議要件をクリアして請求があった住民投票は、議会の議決なしで自動的に実施される。市議会からは「議会軽視」という反発もあるが、市長は「最大限、民意を反映させるのが首長の責任」として常設型にこだわる。

 再稼働問題を機に、自治体は果たすべき役割に敏感になった。「国任せの地方自治」が真剣な議論の中で変わり始めている。

4474チバQ:2015/03/05(木) 23:03:10
>>4373
http://www.saga-s.co.jp/column/karatsu_tender/23001/163087
=論説= 揺れる唐津市政
2015年02月05日 00時00分
市の前企画財政部長や、自身の企業後援会会長の起訴を受け、報道陣の質問に答える坂井俊之市長=唐津市役所
市の前企画財政部長や、自身の企業後援会会長の起訴を受け、報道陣の質問に答える坂井俊之市長=唐津市役所
■市民の疑念に真摯な対応を

 企画財政部長ら市職員2人と、市の公共事業を受注する建設会社2社の社長ら3人が逮捕された唐津市の不正入札事件は、関係者5人全員が贈収賄の罪などで起訴され、全容解明は法廷に移る。

 企画財政部長が逮捕された昨年12月末、「組織の中に澱(おり)のようにたまっているものがないか」とこの欄で書いた。2日の初公判はまさに澱(よど)んでいる実態を明かした。

 業績悪化で危機感を募らせる建設会社の営業課長が、ギャンブルで多額の借金を抱える水産課職員に目を付け、執拗(しつよう)に情報提供を迫る。営業課長の父親は元市建設部長で、最低制限価格の計算式のヒントを漏らした企画財政部長とは上司と部下の関係にあった。

 あの手この手で接触を図ってくる業者と、地域社会のしがらみの中で不正の渦に巻き込まれていく職員の姿が浮かび上がってくる。

 事件発覚後、坂井俊之市長は職員のモラル向上を強調してきた。しかし今回の構図を見ても、職員のモラルに依存しているだけでは業者との癒着を根絶するのは難しい。第三者も入れた二重、三重のチェック体制の整備や罰則強化など抜本的な改革が必要だ。

 何よりトップ自身の姿勢が問われている。贈賄の罪で4日起訴された県内大手建設会社元副社長は坂井市長の企業後援会長で、市長自ら副社長の「古希を祝う会」の呼び掛け人の一人となっていた。

 こうした関係は市民の不信を招くだけではない。組織全体の緩みを生み、業者とのなれ合いに罪を感じない組織体質につながる。

 入札は、競争によって税金を効率的に使い、恣意的(しいてき)に使われないようにするための制度だ。納税者の立場に立ったチェックが必要で、その役割は議会が担う。

 市議会は原因究明のため特別委員会を設けたが、この間、機能を果たしてきたのか。水産会館など団体の要望のまま建設して、利用が低迷する施設も少なくない。議会に対する市民の視線は厳しい。自ら襟を正すためにも、佐賀市のような、議員による「口利き」を防ぐ内務規定も要検討だろう。

 道義的責任を問い、辞職を求める市民の声に対し、坂井市長は「コスメティック構想など重要事業を途切れさせてはいけない」などとして、辞職を否定した。

 確かに、グアムとの交流交易、観光浮揚など市の浮沈を左右する事業が山積する。しかし公共事業に絡む不祥事が相次ぐ土壌は、対外的な地域イメージをも損ね、ひいては事業そのものに影響を与えないか。危惧を抱いてしまう。

 きょう5日は2回目の特別委員会が開かれる。公開説明会を求める市民団体の要望書は6日が回答期限だ。市長が市民の疑念に真摯(しんし)に向き合い、自らの言葉で不正を生んだ土壌と責任を語ることが、まず求められる。(吉木正彦)


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