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九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:16:25

統一地方選スレから西海道・琉球地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

2674名無しさん:2012/04/12(木) 00:04:51
 熊本県菊池市泗水町は農業で栄えてきた。熊本市から北東に約15キロ。通勤通学圏内にあり、新興住宅地の開発も進む。人口は今年2月には1万4947人を数え、合併前より500人以上増えた。

 しかし、市全体では、合併時の5万2788人から約1500人減った。中心部の隈府(わいふ)地区の商店街(約200店舗)は、2004年に31店だった空き店舗が5年間で53店に増えるなど、衰退に歯止めがかからない。

 合併で財政規模が大きくなれば、社会資本が整備され、総人口も増えて地域の底上げにつながる。市役所だと部署も多くなり、行政サービスは向上する。泗水町の住民たちはそんな青写真を描いていた。

 「7年たったが、合併の効果が見えにくい」。泗水地区地域審議会長の佐美三(さみそう)信雄さん(67)はため息をつく。元泗水町長の松岡一俊さん(71)はこまめに公民館などを回り、住民に「小回りのきく自治体を取り戻したい」と訴え続けている。

     ◇


 国は10年以上にわたり、「平成の大合併」を推進した。1999年3月に3232あった市町村は、1727とほぼ半減。行財政の効率化は進んだが、ひずみが生じたケースも少なくない。

 東日本大震災で、自治体として最も多い4000人弱の死者・行方不明者を出した宮城県石巻市。05年4月に6町と合併し、面積は4倍になった。日本一のすずり産地、旧雄勝(おがつ)町もその一つに含まれる。

 「合併しない方が早く復興できた」。名振地区の自治会長を務める漁師の大和久男さん(57)は、津波で全壊した自宅跡を見ながら、悔しそうな顔になった。

 震災後、市職員は旧石巻市内を中心に避難者が多い学校などに張りついた。一方、189人が身を寄せた同地区の公民館には現れず、住民だけで運営した。大和さんは市雄勝総合支所に毎日通い、「仮設住宅を早く整備して」「岸壁を直してもらえないか」と頭を下げた。答えはいつも「(市の)本庁に伺いを立ててみます」だった。

 車で50分かけて本庁にも行ったが、収穫はなく、亀山紘市長(69)とも面会できなかった。結局、自分たちで民有の山林を造成し、仮設住宅の敷地を確保した。

 町長とすぐに面会できた町役場は市支所に姿を変えた。職員数も合併前の半分の約35人になった。昨年4月から市に高台への集団移転を求めているが、見通しは立たない。「国に直接ものを言える町の方が良かった」。大和さんはそう思う。

 市にも事情はある。職員数は合併から5年で20%減った。亀山市長は「合併によりマンパワーが不足していることは明らか。初動が遅れ、混乱した」と認める。

     ◇

 ただ、マイナス面ばかりではない。

 菊池市は小学6年生以下が対象だった医療費の助成を、昨年度から中学3年生にまで拡大した。市は「合併で予算規模が拡大したから実現できた」と説明する。

 旧雄勝町は、約4300人いた人口が大震災後に約1000人に減った。住民の多くは合併相手の旧市町にある仮設住宅や借家で暮らす。最後の町長だった山下壽郎(じゅろう)さん(78)もその一人。「合併したおかげで、小さな雄勝を石巻市全体が支えてくれている」と実感する。

 「住民は『合併する前とした後』を比べがちだ。だが、厳しい財政などを抱え、合併しなかったらどうなっていたか、も考えてほしい」。合併の旗を振ってきた総務省幹部はそう強調する。

 昇秀樹・名城大教授(地方自治論)は「自治体は第三者による評価委員会を設置し、合併の影響を検証すべきだ。そのうえで、住民の不満がくすぶっている課題の解決策を考えていかねばならない。自治体の中心部と周辺部が互いの立場に配慮し、一体感をつくろうとする姿勢も大事になる」と指摘する。

     ◇

 合併、都市制度、地方分権、自治体財政――。地域に共通する課題を見つめ、市町村のあり方、住民にできることを考える。


 平成の大合併 自治体行政の効率化と財政基盤の強化を目指し、国が推進。1自治体あたりの人口は3万6387人から6万9067人に、面積も114・8平方キロから215・4平方キロに倍増した。合併について尋ねた読売新聞の世論調査(2008年2月)では、「住民サービスが良くなったと思う」が25%だったのに対し、「思わない」が63%。「行政の無駄が減ったと思う」も42%にとどまり、「思わない」の49%を下回った。

(2012年4月4日 読売新聞)

2675チバQ:2012/04/13(金) 21:36:47
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20120412-OYT8T01295.htm
津波「15.8メートル」揺れる串間市


「避難所より裏山」 原発は白紙


原発立地の候補地とされた串間市崎田地区の海岸 「ここら辺りが原発の候補地。もう終わった話だけどね」

 野生馬が生息する串間市南端の都井岬から西に約8キロの崎田地区。志布志湾に面する岩場を歩いていた魚釣りの男性(50)が海岸を指さしながら教えてくれた。目の前に広がる日向灘は穏やかで、遠くには水平線がくっきりと見えた。

 内閣府の「南海トラフの巨大地震モデル検討会」は3月31日、東海・東南海・南海地震などが同時発生した際の津波の規模を公表し、串間市は九州・山口・沖縄で最大となる15・8メートルと想定した。2003年に中央防災会議が発表した3・7メートルの4・2倍。同市の野辺修光市長は「異様な高さ」と戸惑いを隠さなかった。

 九州電力は1992年、同市に原子力発電所の立地を打診したが住民の激しい反対運動で断念した。野辺市長は2010年7月、「原発には賛否両論あるが、今なら市民が冷静に判断できる」として立地の是非を問う住民投票の実施を公約に掲げて当選。昨年4月10日の統一地方選・県議選を投開票日とし、投票用紙の印刷費など120万円の予算も計上していた。

 しかし、3月11日の東日本大震災による原発事故で投票は見送られた。震災前、市内の推進派7団体で作った串間原電推進協議会の会長だった串間商工会議所の矢野貞次会頭は「結果的に原発計画は立ち消えになって良かった。ただ、津波の高さがどうであれ、原発の安全神話を信じていた自分たちは愚かだった」と苦々しく振り返った。

 一方、反原発の市民グループ「串間反原発住民投票対策本部」の山下芳数さん(51)は「福島の原発を襲った大津波が来る可能性がある。原発の話は完全に消えた」と言い切る。

     ◇

 串間市は震災後、海抜3・53メートル以上としていた26か所の避難所を海抜10メートル以上に見直し、今年3月2日には民間マンション3棟を緊急避難ビルとして利用する協定を所有者と結んだ。しかし、想定をさらに上回る規模の津波予測に防災対策は揺らいでいる。

 海岸から約500メートルの海抜10メートルにある同市都井支所は鉄筋2階建てで市の避難所に指定されている。近くでガソリンスタンドを営む井手武文さん(75)は「津波が来ても支所には逃げない。避難するなら裏山」と語気を強める。

 ただ、今回公表された津波高で、隣接する鹿児島県志布志市は6・5メートルだった。串間市総務課の防災担当者は「日向灘に面した東側と志布志湾では波の向きが異なる。市の沿岸全域に15メートル超の津波が来るとは考えにくい。津波対策を見直すにしても詳しいデータが必要だ」と焦る心境を吐露した。(木崎俊勝)

     ◇

 南海トラフの巨大地震について、内閣府の検討会は科学的に考え得る最大の津波の高さ(満潮時)と震度を公表し、県内の想定は03年の予測を大きく上回った。自治体や住民の反応、防災対策への影響を探った。

(2012年4月13日 読売新聞)

2676チバQ:2012/04/14(土) 17:19:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120402-00000087-mailo-l40
福岡市:政令市昇格40年 人口増加、90万人→148万人 市民の足、路面電車から地下鉄に /福岡
毎日新聞 4月2日(月)11時40分配信

 福岡市は1日、72年4月の政令指定都市昇格から40周年を迎えた。当時90万余りだった市の人口は現在148万を超え、郡部の編入などで市域も拡大した。この間、長年市民の足として親しまれた路面電車に代わって地下鉄が建設されるなど、都市の規模も風景も大きく変わった。40年の変化を数字でたどる。【井上俊樹】
 ◇5区でスタート
 「名実とも九州の“核”」「こんにちは ビッグ・フクオカ」。72年4月1日付の毎日新聞夕刊(西部本社版)は、政令市昇格に沸く市の様子を大きく報じている。記事によると、記念イベントには当時の阿部源蔵市長や亀井光知事ら約3500人が集まり、黒田藩伝来の5発の大砲で門出を祝福。市中心部であった祝賀パレードには市民1000人が参加し、その長さは1キロに達した。
 同じ日には札幌市と川崎市も昇格した。56年に政令市になった横浜▽名古屋▽京都▽大阪▽神戸の5大都市と、福岡市より9年早い63年に5市合併で誕生した北九州市を含め、政令市は9市になった。
 市は当初、東、博多、中央、南、西の5区でスタートした。当時の人口は91万2059人(72年10月1日現在)で、100万人を突破したのは3年後の75年。その後も人口は増え続け、88年に120万人、97年に130万人、05年に140万人に達した。
 一方、面積は政令市昇格前まで約254平方キロだったが、75年に早良郡早良町(現在の早良区南部)の約76平方キロを編入して現在の市域がほぼ確定。1889年の福岡市発足時(5・09平方キロ)に比べると実に65倍に拡大した。
 82年には大きくなりすぎた旧西区を城南、早良、西区の3区に分け、現在の7区制になった。
 ◇新幹線乗り入れ
 政令市昇格3年後の75年3月には山陽新幹線が博多まで開通し、福岡と東京が6時間56分で結ばれた。同時に市内の交通網も急速に整備されていった。戦前戦後の市民の足は、市内を縦横に走る西日本鉄道の路面電車(福岡市内線)だった。西鉄によると、渡辺通と明治通が交差する市内中心部の天神交差点では75年ごろで、1日に延べ1300本の路面電車が行き交っていたという。
 しかし、人口増に伴い、市は旅客輸送力の強化に迫られた。そこで73年に「高速鉄道」(地下鉄)の建設を決定し、路面電車は同年の吉塚線を皮切りに、79年までに全廃された。75年には地下鉄建設が始まり、81年に室見−天神間が開業。2年後に姪浜−博多間まで延伸されると、地下鉄よりも南側を走る筑肥線の同区間は廃止された。
 93年には福岡空港に乗り入れるなど地下鉄はその後も路線を拡大し続けた。05年には七隈線(天神南−橋本)が開業し、総延長29・8キロ、計35駅といずれも当初の5倍になり、年間2億5000万人以上が乗降するまでになった。
 ◇都市高の整備進む
 鉄道と並行して市は高速道路網の整備も急ぎ、71年に県、北九州市と福岡北九州高速道路公社を設立。80年に東区の香椎−東浜間で供用が始まった福岡都市高速道路は今秋には56・8キロの全線が開通し、全国4番目の環状高速道路となる。この間、1日平均2万台に満たなかった通行台数は16万台を超えるようになったが、他方で料金(普通車)は200円から600円に値上がりした。
 市の予算もこの40年で大きく伸びた。政令市になった72年度に643億円だった一般会計当初予算は、今年度約12倍の7662億円にまで膨らんだ。一方、合併時に既に人口100万人を突破していた北九州市の72年度予算は914億円あり、当時、同市は予算規模でも県内ナンバーワンだった。しかし、今年度予算は5522億円と福岡市の7割強どまり。04年には人口も100万人を割り込むなど、立場は逆転している。
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2677チバQ:2012/04/14(土) 17:19:35
 ◆福岡市の40年の歩み
72年 4月 政令指定都市に昇格し、5区が誕生
       福岡空港が米軍から返還される
75年 3月 山陽新幹線が博多駅まで開通
   10月 市の人口が100万人を突破
76年 9月 天神に長さ360メートルの地下街完成
79年 2月 西鉄福岡市内線(路面電車)全廃
80年10月 福岡高速道路香椎−東浜間開通
81年 7月 地下鉄1号線室見−天神間開業
82年 5月 西区から城南、早良区が分かれ7区に
83年 3月 地下鉄姪浜−博多間開通。旧国鉄筑肥線の同区間は廃止
86年11月 地下鉄2号線(中洲川端−貝塚)開
88年11月 福岡ダイエーホークス誕生
89年 3月 アジア太平洋博覧会開催
93年 3月 地下鉄1号線、福岡空港まで延伸
    4月 福岡ドーム誕生
95年 8月 ユニバーシアード福岡大会開催
97年11月 平和台球場閉鎖
01年 7月 世界水泳選手権大会開催
04年12月 福岡ソフトバンクホークス誕生
05年 2月 地下鉄七隈線(天神南−橋本)開業
    9月 アイランドシティまちびらき
   10月 九州大伊都キャンパス開校
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 福岡市の変貌を見つめてきた人たちの物語を各区ごとに紡ぐ連載「政令市昇格40年 福岡今昔物語」が3日から始まります。
〔福岡都市圏版〕

4月2日朝刊

2678名無しさん:2012/04/14(土) 17:19:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120403-00000174-mailo-l40
政令市昇格40年・福岡今昔物語:/1 東区・西戸崎 戦後、米軍が駐留 炭鉱でも栄え、現在は住宅地に /福岡
毎日新聞 4月3日(火)15時19分配信

 博多ふ頭から渡船で15分。香椎浜の人工島を抜ければ車で30分−−。海の中道の西端・東区の西戸崎は、海の中道海浜公園などがあり、身近な憩いの場として愛され、人口も徐々に増えている。公園敷地は戦後、米軍基地が駐留した場所で、福岡市が政令指定都市となった40年前の夏、日本に返還された。基地職員として20年ほど働いた西戸崎在住の金丸正昭さん(80)は「あっという間に変わったね」と振り返る。
 金丸さんが西戸崎に来たのは、1951年ごろ。基地内の従業員寮に入れば生活費が浮くと聞き、福岡県内の別の仕事から移った。当時20歳の青年は、殺風景な渡船の待合室に「田舎だ」と悔やみもした。
 現在のマリンワールドやホテルなどがある地域に基地中枢があり、金丸さんは、米軍兵が泊まるホテルや食堂などで働いた。基地に入る時は、弁当のふたも開けてチェックを受け「屈辱感もあった」。だが、食品や日用雑貨を販売する基地内店舗の事務を担当した時には、約2200種の商品の管理を任された。「本国から荷物が届くのに3カ月かかるから、先を読んで発注しないといけなくて」。ある米兵は、自宅に金丸さんを招き、仕事に必要な英語を教えてくれた。「上下関係でなく、共に働く仲間として接してくれて、うれしかった」
 基地は、静かな街に緊迫した世界情勢も知らしめた。「落下傘部隊の訓練中、降下地点を見失った米兵が、住宅付近の松林に落ちてきた」。朝鮮戦争(50〜53年に休戦)では地勢上、米軍の前線となり、傷病兵士を受け入れていたという。
 基地整理が始まったのは、71年の年末。「とにかく急で。発注業務から、フィリピンやハワイの米軍施設へ荷物を送り出す役になってね」。当時の毎日新聞には、ニクソン米大統領が70年に打ち出した海外軍事費大幅削減政策で基地縮小が具現化、「米軍側の一方的な通告で返還が決まった」とある。基地職員の失業は社会問題となった。「返還は良い。でも仕事はなくなる。今の沖縄と一緒だろう」。金丸さんも定職を得るまで2年かかった。
 西戸崎は、戦前〜戦後に炭鉱でも栄え、全国から約2000人が来た。閉山(64年)と基地返還で寂しい時代が続き、昔を知る人も減った。だが、この十年来、貯炭場のあった場所などに住宅やマンションが建ち、現在約6000人が暮らす。妻と2人暮らしの金丸さんには「天神へも出やすい上、空気も景色も良い」と自慢の街だ。資料によれば、明治初期の住民は10世帯ほど。「いろんな人が来てできた街だから、これから住む人も溶け込みやすいはず」。金丸さんは未来に期待を寄せた。【青木絵美】
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 ■メモ
 人口29万6576人、13万6133世帯(12年3月1日現在)。市内7区で人口・世帯数とも最多。年々増加傾向で、東区だけで久留米市(人口約30万人)並みの人口を抱える。金印発見で有名な志賀島など歴史・文化の史跡が多く、九州大をはじめ、福岡女子大、福岡工業大、九州産業大など教育機関も集積。旧国鉄操車場のあった千早地区は、副都心土地区画整理事業で新たに高層マンションが建ち、区内の表情は今も変化を続ける。
〔福岡都市圏版〕

4月3日朝刊

2679名無しさん:2012/04/14(土) 17:20:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120404-00000287-mailo-l40
政令市昇格40年・福岡今昔物語:/2 博多区 承天寺、一帯を観光名所に 地域のシンボル再生へ /福岡
毎日新聞 4月4日(水)17時31分配信

 古くから大陸に開かれた商都として栄えた「博多」。その中心が博多祇園山笠に代表される歴史と文化が息づく博多区だ。同区では新博多駅ビル「JR博多シティ」など次々と新しいものが生まれる一方で、政令市移行前後から急激に進んだ開発の下で傷ついた地域のシンボルを再生する動きも始まっている。
 博多駅からほど近い御供所(ごくしょ)地区。かつては「御供所市場」と呼ばれる小さな商店が入った長屋が並びにぎわった。「地域の3分の1がお寺で、都会なのに緑が多く静か。『こっち来んしゃい』という母子の会話も聞こえてくるような、人情味のある地域です」。ここで生まれ育ち、花屋を営む御供所まちづくり協議会会長の冨田勝久さん(59)は目を細める。
 バブル期は、単身者用マンションなどが増え人口も減少したが、山笠発祥の地・承天寺(1242年創建)など、名刹(めいさつ)や町屋が数多く残り、98年に市の都市景観形成地区の指定を受けた。この古い博多の面影の残る同地区を訪れる観光客が一様に驚きの声を上げるのが、四季折々の木々が美しい承天寺の境内を南北に分断する市道だ。
 市道は70年完了の博多駅地区土地区画整理事業で整備され、駅方面から都市高速ランプへつなぐ計画だった。が、ルート上にある日本初の禅寺・聖福寺(1195年創建)が国の史跡に指定されたため市は計画を変更。中途半端な道だけが残された。
 「当時は市の発展のためやむなく受け入れたのでしょうが、人で言えば切腹させられたようなものです」と承天寺の神保至雲住職(48)は憤る。
 冨田さんらは10年秋、地域と行政、学識経験者らを交え景観検討委員会を結成。承天寺を「博多部への入り口」ととらえ、石畳化や楼門の建設で市道を周辺の景観になじませ、一帯を観光名所として再生するプランを1年かけてまとめた。報告書を受け取った高島宗一郎市長は、新年度に関連予算2億1000万円を計上するなど前向きだ。
 一方、「まちづくりは50年、100年先を見据えるべきだ」と語る神保住職は、寺の枯山水の庭などを仕上げた世界的な庭師、北山安夫氏に、より境内の一体感を復元する形での市道再整備案作りを任せる腹案を示すなど、議論はさらに熱を帯び始めた。
 冨田さんは、この機会を地区全体に弾みをつける好機ととらえている。「景観によるムードづくりも必要だが、大事なのは人がそこに生き、活気があること。先が見えない時代だからこそ、果敢にまちづくりをしたい」【門田陽介】
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 ■メモ
 人口21万3822人(11年4月現在)は7区中3位。戦国時代、九州を平定した豊臣秀吉による「太閤町割」で町が七つの「流」(地区)に再編され、現在の区の基礎ができた。31・47平方キロメートルの区域には、2000年前から大陸との交流の玄関口として発展してきた博多港や、鉄道の大動脈・JR博多駅、都心に近く全国一利便性が高いと言われる福岡空港がある。
〔福岡都市圏版〕

4月4日朝刊

2680チバQ:2012/04/14(土) 17:20:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120405-00000154-mailo-l40
政令市昇格40年・福岡今昔物語:/3 南区 長住団地、地域の発展と歩む 「老いても安心」目指す /福岡
毎日新聞 4月5日(木)15時14分配信

 3月初旬、平日の昼下がり。団地が建ち並ぶ通りは人影もまばらで、買い物カートを押す高齢の女性を時折見かける程度だった。
 南区の長住団地。東京五輪開催目前の64年春、水田が広がる一帯に旧日本住宅公団は賃貸・分譲用団地の建設を始める。敷地面積約10万平方メートルに5階建て46棟、計1312戸。入居者の大半は30〜40代のサラリーマン家族だった。だが、右肩上がりの時代を象徴したニュータウンは今、その多くが年老い、敷地内では「介護用品」「手すり設置工事相談」の掲示が目に付く。
 「この地区の発展は長住団地の誕生とともに始まるんですよ」。66年に入居した小金昇さん(80)が目を細め懐かしむ。
 入居申し込みが殺到し、「補欠だったけどキャンセルが出てね。幸運でした」。当時は30代の広告マンで妻と長男との3人家族。8畳の間借り暮らしから3DKへ移り「そりゃもう、御殿かと思いましたよ」と笑う。新品の応接セットをそろえ、中古だがマイカーも買った。
 思い出をたどる柔らかな表情が曇ったのは、95年から務める団地自治会の会長職について尋ねた時だ。若いころに柔道で鍛えた体も、近年は無理が利かない。「1300世帯以上のまとめ役は大変だし、ほとんどの入居者はお年寄りだから、後任が見つからない」と嘆く。17年間の会長在任中、団地内では高齢者の自殺が3件、孤独死は4件。そのたび「皆のあこがれだった長住団地も、社会のひずみと無縁じゃない」と痛感してきた。
 しかし「厳しい現実に直面したことで、私の老いて粘りかけた脳が刺激されましてね。逆に何とかしなければと奮起させられました」と語る。
 昨年9月、自ら呼びかけて自治会と民生委員、地元の介護施設、団地内の生活支援センターでつくる「サポート連絡会議」を設立。団地内で一人暮らしや助けを必要としている高齢者はいないか。2カ月に1度の会合で4者が情報を共有し、ともに支援に乗り出すことで「孤独死や自殺に至る前の、『孤立に陥る事態』を食い止めたい」と小金さんは言う。
 夜ごと、小金さんは懐中電灯片手に敷地内を巡回する。大晦日(みそか)の除夜の鐘も毎年、見回り中に聞く。「住民のための泥よけになればと思って。『土』の泥じゃなくて『泥棒』の泥ね」
 年老いても安心して長く住める街−−。「長住」という地名の由来は、小金さんら住民一人一人の願いでもある。【夫彰子】
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 ■メモ
 福岡市南部に位置し、区役所のある西鉄天神大牟田線大橋駅周辺を中心に、集合住宅や戸建て住宅が広がる。「油山市民の森」「花畑園芸公園」など憩いの空間も多く、区も独自の公園整備事業を実施している。3月1日現在、人口24万8843人、11万4096世帯。区出身者には元プロ野球選手の新庄剛志さんや演歌歌手の氷川きよしさんらがいる。
〔福岡都市圏版〕

4月5日朝刊

2681チバQ:2012/04/14(土) 17:21:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120406-00000124-mailo-l40
政令市昇格40年・福岡今昔物語:/4 城南区 別府地区、急速に進む都市化 /福岡
毎日新聞 4月6日(金)12時5分配信

 ◇70年・大橋開通、05年・七隈線開業
 「都市の発展とともに会社も成長したので、地元の変遷を記録として残したかった」。城南区別府3に本社を置く測量用材総合メーカー「カクマル」社長、曽根田馨さん(56)は10年5月、創業50周年を記念して発行した自社カタログの冒頭部分で、別府地区の歴史を紹介した。
 昭和20〜40年代の同地区の様子を写した写真を地元新聞社などから借り、自ら撮影した現在の写真を並べ、街の変容が一目で分かるようにした。かつて地区を通っていた旧国鉄筑肥線や県道(現在の国道202号)の拡幅工事前後の様子−−。当時の写真と構図にこだわり、マンションの住人に頼み込んでベランダから撮影させてもらったこともあった。
 「いま中村学園大があるところには少年院があって、その敷地内を通って別府小学校に行っていました」「4車線のこの通りも、昔はもっと狭かった」。別府地区の当時を振り返る曽根田さん。同地区に大きな変化をもたらしたのは、別府大橋の開通(70年7月)と福岡市地下鉄七隈線の開業(05年2月)だったという。
 現在は姪浜から地下鉄空港線に直通運転している筑肥線もかつては博多から小笹(中央区)、別府地区と隣接する鳥飼(城南区)を経由し、曽根田さんも高校の通学に利用していた。周辺の宅地化が進み通勤の車やバスで県道の交通量は急増し、踏切近くで大渋滞を引き起こしていた。
 そこで県は筑肥線と県道の立体交差事業に着手。70年7月30日、長さ420メートル、幅20メートルのコンクリート橋が完成した。当時の毎日新聞朝刊福岡版では、「『別府大橋』が完成/交通渋滞緩和に一役」という見出しで報じている。幅員が6メートルしかなかった県道も4車線に拡張され、交通の要衝となった同地区の都市化はさらに進んだ。
 83年3月に筑肥線の姪浜−博多間は廃止されたが、路線バス網が充実しており、生活への影響はほとんどなかった。そして05年2月に地下鉄七隈線が開業すると、同地区周辺では再びマンション建設ラッシュが到来。さらに地区の風景を大きく変え、住人はさらに増えた。
 父俊郎さん(05年に死去)が創業した当初、電柱用の木材などを販売していた同社は、やがて測量用の木杭(くい)の製造販売を開始。その後も事業を拡大し続け、親子2代で測量用材の製造販売で全国トップクラスに成長させた。だが「土地にかかわる企業として地域を大事にしてきたから、50年以上も続けてこられた。ここで踏ん張りたい」と、亡き父から受け継いだ現在の場所から離れるつもりはない。【斎藤良太】
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 ■メモ
 世帯数6万2226世帯、人口12万8759人(2011年4月1日現在)。福岡市のほぼ中央部に位置し、大規模な団地が区内全域に点在する一方、福岡大、中村学園大の2大学がある住宅文教地区だ。南に緑豊かな油山を有する。急速に市街化が進み交通体系の整備が急務とされてきたが、地下鉄七隈線の開通により通勤・通学の利便性が大きく向上。06年3月に堤地区で福岡都市高速5号線と国道202号福岡外環状道路が連結するなど、道路の整備も進みつつある。
〔福岡都市圏版〕

4月6日朝刊

2682チバQ:2012/04/14(土) 17:21:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120407-00000132-mailo-l40
政令市昇格40年・福岡今昔物語:/5 早良区 飯場地区で神楽、27年ぶり復活 /福岡
毎日新聞 4月7日(土)12時15分配信

 ◇都市部住民移住し活気 地域再生の輪徐々に
 あでやかな衣装をまとった男女が、笛や太鼓に合わせ、時に優雅に、時に激しく舞う。佐賀県境の三瀬峠へと続く国道263号から脇道を入った早良区飯場(いいば)地区。1日、地区内の飯場大山祇神社で氏子たちによる「飯場神楽」の奉納があった。五穀豊穣(ほうじょう)と安全を願い、1892(明治25)年から伝承されてきた伝統の踊りだ。後継者不足で77年の奉納を最後に途絶えていたが、8年前に復活した。
 復活の先頭に立ったのが、都市部から移住してきた住民たちだった。その一人、元会社員の吉田時康さん(71)は53歳の時、「きれいな空気とおいしい水」を求めて、博多湾に近い区北部の百道から飯場に移り住んだ。「毎年秋になると氏子さんたちが神楽の衣装を干すんです。せっかく道具も残っているのに伝統行事が途絶えているのはもったいないなと思って」
 他の移住者や古くからの住民に声を掛け、04年に「飯場神楽保存会」を結成。立ち上げメンバー4人のうち唯一の地元住民で、小学生から20代まで神楽で笛を吹いていた筒井護さん(59)の記憶を頼りに、27年ぶりに活動が再開した。
 現在、メンバーは小中学生6人を含む18人。区のイベントなどにも呼ばれるようになり、今年は「博多どんたく」に初参加する。「地域行事の良さは人とのつながり。地元にいると逆に気付かないこともある。吉田さんたちに感謝しています」。筒井さんが言う。
 89年のアジア太平洋博覧会(よかトピア)を機に誕生した百道浜など区北部の近代都市とは対照的に、75年に編入された旧早良町が大半を占める南部には、今ものどかな農村風景が広がる。だが、都市住民には懐かしく見える景色の陰で、確実に変化の波は押し寄せている。兼業農家が増え、林業は廃れた。高齢化と後継者不足で耕作放棄地も増えた。
 一方でいま、神楽復活のように地域の再生を目指す取り組みが始まっている。昭和天皇即位の礼で献上される新米に選ばれるなど、昔から米どころとして知られた脇山地区もその一つだ。
 脇山では6年前から毎年、市内の親子を対象に田植えや稲刈りなどの農業体験を続けてきた。今年度からは、後継者がいない農地を活用して新規就農者を育てる、本格的な体験農園もスタートする。長く途絶えていたお茶栽培も復活した。地域の農家同士が協力する集落営農を目指す動きもある。これらの取り組みの中心になるのが、農家の跡継ぎらでつくる「脇山あぐり倶楽部」だ。
 代表の馬場雄治さん(59)が力を込める。「先祖代々の農地を守ることは、自然環境を守ることでもあるのです」。新たな古里となる農村再生の輪は徐々に広がっている。【井上俊樹】
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 ■メモ
 旧西区が82年、3区に分かれ、城南区と同時に誕生した。人口21万3277人、9万1740世帯(3月1日現在)。区域は7区中最大の約96平方キロあり、全市の28%を占める。75年に市に編入された区南部は弥生時代の遺跡が数多く発掘されるなど、市内でも有数の農耕地帯として長い歴史がある。市内最高峰の脊振山(1055メートル)を背後に豊かな自然と水に恵まれ、1923年完工の曲渕ダムは福岡市民の水がめとして最も古い。
〔福岡都市圏版〕

4月7日朝刊

2683チバQ:2012/04/14(土) 17:21:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120411-00000077-mailo-l40
政令市昇格40年・福岡今昔物語:/6 西区 九大移転 開発進む「学園都市」 /福岡
毎日新聞 4月11日(水)11時42分配信

 ◇新旧住民「和」構築の動き−−元岡地区
 糸島市との境にあるJR筑肥線周船寺駅。ワンルームマンションが建ち並ぶ駅周辺に、この春も大勢の若者が引っ越してきた。
 主に教養課程の1、2年生計約5000人が通った九州大六本松キャンパス(中央区)が09年3月に閉鎖され、10年度から同駅の北西約4キロに位置する西区元岡の伊都キャンパスへ移転した。05年以降、箱崎キャンパス(東区)からの学部移転も徐々に進み、界隈(かいわい)は学生向けのアパートや店が増えた。
 「水田に牛や馬が放たれ、北部の丘陵地はミカン畑ばかりでした。それが私の原風景」。元岡公民館長を約30年間務める中村勝利さん(74)は地元農家の長男として生まれた。旧元岡村が福岡市と合併後、変貌する様子を見届けてきた。
 九大の新キャンパスが誘致された経緯は、元岡校区自治協議会が昨年10月にまとめた「市合併50周年記念誌」に詳しい。
 きっかけは荒廃したミカン畑に浮上した産業廃棄物処分場計画だった。私有地に次々と搬入される産廃に憤った住民グループは反対運動を展開。代わりに、ゴルフ場を誘致しようとしたこともある。
 一方、九大は県内に移転先を探していた。市内か、宗像か、久留米か−−。「国立大が来てくれるなら」。誘致合戦に乗り出した元岡の住民たちの元を、ある日、一人の男性がお忍びで訪ねてきた。当時の高橋良平・九大学長だった。学長は「退官の置き土産に」と元岡移転を約束。中村さんは「住民はみんなもろ手を上げて歓迎した」と振り返る。
 キャンパス建設が始まると、片側2車線のアクセス道路が整備され、「学園都市」を売りにした宅地開発も進んだ。40年前、約4000人だった校区人口は現在1万1000人余り。若い世帯も増え、市立元岡小学校は今年度、新4年生を4学級から5学級に増やした。
 課題もある。学生をはじめとする新住民と旧住民との「和」だ。旧住民からは「バイクや自転車の通学マナーが悪い」「隣に誰が住んでいるか分からない」といった不満が漏れる。解決の一助にと、九大は毎年5月、地元の歴史ガイドのボランティア団体「西区歴史よかとこ案内人」を招き、1、2年生を対象に区内の名勝旧跡を案内するバスツアーを実施している。案内人の田中英敏さん(71)は「歴史と自然に恵まれたこの地に愛着を持ってくれれば」と語る。
 のどかな農村から学園都市へ。さまざまな課題、問題を乗り越えながら、新たな「古里作り」が動き出している。【阿部周一】
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 ■メモ
 8万1935世帯、19万2549人(2月末現在)。玄海国定公園内の生の松原から、糸島半島の西浦地区にいたる美しい海岸線を有し、臨海部はヨットハーバーや海浜公園が整備されている。玄界灘に浮かぶ能古島、玄界島、小呂島も区内。市内で最も農地が広く、農水産業が盛ん。05年の九大伊都キャンパス開校に伴い、JR筑肥線九大学研都市駅が開業するなど大型の開発プロジェクトが進んでいる。元寇防塁などの史跡も数多い。
〔福岡都市圏版〕

4月11日朝刊

2684チバQ:2012/04/14(土) 17:22:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120412-00000153-mailo-l40
政令市昇格40年・福岡今昔物語:/7止 中央区 唐人町商店街 歩み、野球と共に /福岡
毎日新聞 4月12日(木)13時1分配信

 ◇99年ホークスV、PVで一体感
 ヤフードームのお膝元として商店街をあげて“鷹党”を掲げる唐人町商店街。クライマックスシリーズや日本シリーズではパブリックビューイング(PV)を実施し、昨秋は多くのホークスファンがドームと変わらない盛り上がりを見せた。PVを切り盛りした同商店街振興組合の岡本州弘(くにひろ)理事長(51)は「でも小さいころはライオンズファンだったんですよ」と笑う。
 平和台球場を本拠地に、野武士軍団として黄金期を築き上げた西鉄ライオンズ。「毎日のように練習から見に行ってました」。しかし八百長疑惑の「黒い霧事件」などの影響で成績が低迷。福岡市が政令市となった72年、球団は太平洋クラブに売却され、クラウンライターを経て78年、西武の買収で埼玉県に移転してしまう。岡本さんは「すごく寂しくて、家でもお店でも共通の話題がなくなったことは予想以上の打撃だった」と振り返る。
 11年後、大阪からホークスが来たが、まだライオンズ人気が強く残っていた。球場ではライオンズへの声援の方が大きいこともあった。93年にはドームが完成するも、Bクラスが指定席。選手寮が近かった唐人町商店街では、選手たちが頻繁に行き来したり買い物したりしていたといい「今だったら大騒ぎでしょうけど、当時は選手たちがこんなに人気になるなんて思ってもなかった」と茶目っ気たっぷりに話す。
 99年、リーグ制覇と日本一を果たし、福岡でのホークス人気は不動のものになる。商店街のPVもこの年に初めて実施。訪れた人で商店街が埋め尽くされ「ものすごい盛り上がりでした。あの優勝から市民の一体感が生まれた」。今では、唐人町商店街のPVは秋の福岡の風物詩だ。
 だが、衰え知らずのホークス人気とは裏腹に、唐人町商店街は「昔に比べると人通りは少なくなった」(岡本さん)。市外、県外からの転入者が増えなじみが薄れていることに加え、郊外型大型店への客の流出による商店街の衰退は、唐人町でも無縁ではない。
 岡本さんは「調理法をお店の人に聞いたり、買い置きしなくてもすぐに買える距離感が商店街の魅力。その便利さを知ってもらい、アーケードを使ったイベントなど、新しい商店街の形を模索していきたい」と話す。
 今秋には、商店街の新しいモニュメントとなる木彫りの「唐人さん」もお披露目予定だ。「唐人」には「闘神」の意味もかけてあり「みんなが通れば勝ち試合になるという願いを込め、商店街が縁起のいい通りにしたい。大阪のビリケンさんのように、愛されるキャラクターを作りたい」と夢を描く。【徳野仁子】=おわり
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 ■メモ
 人口は18万2482人(3月1日現在)。面積は約15平方キロメートルと7区中最小ながら、九州最大の繁華街・天神を抱え、昼間人口は約30万人に上る。平安時代には迎賓館「鴻臚館(こうろかん)」が置かれ、江戸時代には福岡城が築かれるなど、古代から西日本における行政・経済の主要拠点として栄えてきた。都心部ながら、桜の名所として知られる西公園のほか、大濠公園、舞鶴公園、市動植物園など緑も多い。
〔福岡都市圏版〕

4月12日朝刊

2685チバQ:2012/04/15(日) 21:24:34
http://mainichi.jp/area/oita/news/20120415ddlk44010299000c.html
自民県連:分裂の4人を除名へ 総務会で正式決定 /大分
毎日新聞 2012年04月15日 地方版

 自民県連は14日、党紀委員会(阿部英仁委員長)を開き、主流派の自民・無所属の会から分裂した県議会会派・自民の佐々木敏夫代表(豊後高田市)ら4人を党から除名することを全会一致で決めた。議会人事をめぐって民主、社民系会派の県民クラブ(18人)と手を組むなどの行動を「反党的な行為」と判断した。県連総務会で正式決定される。

 除名されるのは佐々木代表のほか元吉俊博(宇佐市)、井上伸史(日田市)、荒金信生(別府市)の各氏。

 自民県議は昨年、県議会人事を巡って自民・無所属の会(17人)と自民に分裂し対立。この結果、自民・無所属の会は最大会派から転落。一本化も模索したが、今年の3月の副議長選でも自民が県民クラブと手を組むなどの状況が続いた。

 阿部委員長は「党員規律の保持を阻害し、党勢を著しく低下させた。党員、支援者の信頼も損ねた」。県連会長代行の衛藤晟一参院議員は「一本化の努力が無に帰し残念」と話した。

 佐々木代表は「正式に除名が決まった段階で対応を考える」と話している。【佐野優】

2686チバQ:2012/04/16(月) 00:17:04
>>2669-2671

http://mainichi.jp/select/news/20120416k0000m010113000c.html
壱岐市長選:白川氏が再選 玄海再稼働「慎重を期して」
毎日新聞 2012年04月15日 23時25分(最終更新 04月16日 00時02分)


再選を決め万歳する白川博一氏(左から3人目)=壱岐市の選挙事務所で2012年4月15日午後8時52分、下原知広撮影
拡大写真 九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)から30キロ圏に位置する長崎県壱岐市の市長選は15日投開票され、現職の白川博一氏(62)=無所属=が新人の前市農協組合長の吉野誠治氏(63)=同=を破り、再選を果たした。投票率は81.85%。両候補とも原発への厳しい姿勢を示す極めて異例の選挙だった。

 白川氏は玄海原発の再稼働について「慎重を期してほしい。国が安全を担保できるよう責任を持ってやってほしい」と述べた。

 確定得票数は次の通り。

当10301 白川 博一=無現<2>

  9019 吉野 誠治=無新

2687チバQ:2012/04/17(火) 21:06:40
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20120417ddlk40010505000c.html
選挙:行橋市議選 共産3→1議席に 投票率最低、浮動票得られず /福岡
毎日新聞 2012年04月17日 地方版

 15日投開票された行橋市議選(定数21)では、ここ10年間3議席を得ていた共産党が2議席を失い、わずか1議席に後退した。3人の得票合計は4年前の76%にとどまり、当選した1人も最下位で滑り込んだ。党関係者は「争点のない選挙で、今まで得ていた浮動票が他に流れた。支持者の高齢化も影響している可能性がある」と分析している。【山本紀子】

 共産党は、ごみの有料指定袋制が争点となった02年春の補選で、それまでの2議席から3議席に躍進して以降、3議席を維持してきた。3人以上なら会派を組め、代表者会議や議会運営委員会にも出席できるため、野党として一定の発言力を保ってきた。

 消費税増税への反対や社会保障制度「改悪」を訴えた今回。各候補の地域割りを変えたこともあって精力的に活動したが、3人の得票合計は3062票とふるわず、前回の4029票から1000票近く減らした。

2688チバQ:2012/04/17(火) 21:19:18
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/kagoshima/20120417-OYS1T00269.htm
鹿児島市議選で民主2議席減、国政への不信感波及

 鹿児島市議選(定数50)は15日に投開票され、16日未明に新議員50人が決定した。政権与党として初めて同市議選に挑んだ民主は、党県副代表を含む現職2人が落選し、改選前の5議席から3議席に後退した。消費増税問題で党内の足並みの乱れなどが表面化する中、国政に対する有権者の不信感が地方選挙まで波及した形となった。

 16日未明、落選が決まった民主党県連副代表の泉広明氏(60)は選挙事務所で、「不徳の致すところ」と駆けつけた支援者に深々と頭を下げた。

 消費増税などを巡って混乱が続く政権与党に対し、世論の批判が高まる中での厳しい戦い。泉氏は自身の力不足を強調しながらも、「逆風を感じた」と語った。支援者の男性(69)は「今の民主党は地方議員泣かせだ」と不満を募らせていた。

 当選者の内訳は、現職41人、新人9人。党派別では、最大勢力の自民が改選前より1議席伸ばし24人、共産も1議席増の3人となった。公明は6人、社民は5人で、いずれも議席数を維持。無所属は9人が当選した。

 一方、投票率は47・83%で、過去最低だった1996年の49・88%をさらに2・05ポイント下回った。人工島建設の是非が問われた2000年は62・20%といったんは上昇したが、その後は再び下がり、04年は52・34%、08年には49・97%と5割を割り込んでいた。

 市選管は「市民の半数以上が投票していないことは残念。選管としても原因を分析し、投票率上昇につなげたい」としている。

(2012年4月17日 読売新聞)

2689チバQ:2012/04/17(火) 21:22:04
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20120416-OYT8T01095.htm
自民県連大会 新執行部波乱の船出


4県議「除名」に落胆や注文
 自民党県連は16日、大分市で年次大会を開き、県連の方針に従わなかったとして、4県議を「除名相当」とした先の県連党紀委員会の結論が報告された。参加者からは「総選挙に向けて結束すべき時期だ。執行部はしっかりしてほしい」「ベテランを除名するなんて情けない」などといった意見が続出。この日衛藤晟一参院議員が新会長に選ばれたが、新執行部にとって波乱含みの船出となった。

 大会は、県選出の国会議員をはじめ、地方議員、各支部長や支持者ら約610人が出席。党勢報告の中で、県連党紀委員会の委員を務める渕健児県議が、県議会の会派「自民党・無所属の会」から分かれた「自民党」の4県議の処分について報告した。

 渕県議は、昨年4月の県議選後、県連所属22人と無所属1人で過半数を確保したが、翌月に4県議が新会派を設立した経緯を説明。県議会副議長選などで県連の方針に反したことなどを踏まえ、「4人は(会派の)一本化を拒絶するなど党規約に反する行動をとった。6回にわたる会議の末、結論を出した」と処分理由を説明した。

 出席者からは、「与党への逆風は、自民党にとってはチャンス。この時期に内輪もめをしている場合ではない。言葉だけでなく態度で党勢拡大を図ってほしい」、「県内の党員は減っている。除名は国政選挙に影響する。長年の党員だが、こんなにつまらない自民党になったのは初めてで、情けない」といった意見が噴出した。

 衛藤会長は4人の処分について、「党紀委の結論は重く受けとめている。総務会に諮って決めたい」と述べた。さらに、会場から出た意見について「ご指摘はもっともで悲しい。このことを肝に銘じ、再スタートしたい」と答弁した。

 途中、除名処分の方針が示された自民党会派代表の佐々木敏夫県議が「名誉のためにひと言言いたい」と発言を求めたが、出席者から、「ゴタゴタはやめてほしい」といさめられた。

    ◇

 大会では、衛藤会長のほか、幹事長に御手洗吉生、政調会長に麻生栄作の各県議が新たに選出された。総務会長の末宗秀雄県議は留任した。

(2012年4月17日 読売新聞)

2690チバQ:2012/04/19(木) 23:02:40
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/297889
「都市州」検討を表明 高島・福岡市長
2012年4月18日 20:50 カテゴリー:政治 九州 > 福岡
 福岡市の高島宗一郎市長は18日、道州制導入を見据えた新たな都市制度として、周辺自治体も加えた「都市州」を検討していることを明らかにした。都市の規模を拡大し、九州の成長戦略を主導する狙い。都市州の枠組みは、福岡都市圏の17市町(人口計約243万人)を想定している。道州との関係や権限、財源などについて、庁内のプロジェクトチームで構想をまとめる方針。

 高島市長は「道州制の下、成長戦略を実行していく上で、どういった都市の単位が妥当かを考えていかねばならない。これまでのように制度に乗っかるのではなく、制度が動いている時期なので、主体的に研究をスタートさせた」と述べた。

 都市州は、行政権限や税財源を道州並みに拡充した都市制度。地域の実情に応じた重点投資が可能になり、柔軟な経済政策の実施や行政のスリム化などの利点もある。横浜、名古屋、大阪の3政令指定都市の研究会が2009年、政令市に代わる大都市制度として打ち出した。

 同研究会は道州から独立した都市州を想定しているが、高島市長は「(道州との関係は)検討を始める段階」と明言を避けた。また、都市州の枠組みとして、福岡、筑紫野、春日、大野城、太宰府、宗像、古賀、福津、糸島の9市と、筑紫郡、粕屋郡の8町を想定しているが、関係市町との調整は曲折も予想される。

=2012/04/18 西日本新聞=

2691チバQ:2012/04/20(金) 22:01:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120419-00000688-yom-pol
福岡・北九州・熊本…九州をリードする都市は
読売新聞 4月19日(木)14時22分配信


拡大写真
読売新聞

 福岡市が「福岡都市州」構想の検討を始めたことを受け、九州でも大都市制度や道州制の議論が一気に活発化してきた。

 高島宗一郎・同市長は18日、同構想を正式に表明。熊本県の蒲島郁夫知事は道州制移行後に熊本市が「州都」となるための有識者会議を設置する意向を示した。27日には福岡、北九州、熊本の3政令市による大都市制度に関する会議も開かれる予定で、首長らの思惑が交錯する中、九州の将来像を巡る議論が本格化する。

 高島市長は18日、福岡市役所で記者団の取材に応じ、「福岡市として主体的に、都市州の研究を始めた。福岡都市圏が九州をどう牽引(けんいん)していけるかということが一番大事だ」と強調した。

 構想の最大のポイントは、道州から独立し、強大な権限・財源を持つ大都市を目指すこと。高島氏は「福岡都市州と九州府になっても、『九州は一つ』という形は実現できる」と語り、九州市長会が九州版の道州制として掲げている「九州府」構想にも配慮した。

 また、北九州市の北橋健治市長は18日の定例記者会見で、「基礎自治体(市町村)がより力を付けるべきだ」と述べ、都市州構想に理解を示した。政令市の市長会が提唱している「特別自治市」構想にも触れ、市を道府県から完全に独立させる同構想について「目指すべき方向」とし、独立志向の強さもうかがわせた。

 これに対し、熊本市の幸山政史市長は18日、熊本県水俣市で取材に応じ、「(都市州構想の)詳細がよく分からない。(27日の3政令市の会議で)現実的な大都市制度は何かを議論したい。一気に特別自治市に行くのは難しい」と語り、「独立派」との温度差を見せた。

 同じ熊本の蒲島知事も「九州が一つになり、熊本市を州都にしたいという願いがある」と強調し、独立を牽制。福岡県の小川洋知事は「周辺市町と合併するのかどうかもわからない。検討状況を見ていきたい」と述べるにとどめた。

 一方、福岡都市州に含まれる福岡県糸島市の松本嶺男市長は「広域大型合併なのか、ゆるやかな連携なのかよく分からない」としながらも、「地方分権の流れの中で、研究、検討には値する」と話した。

 ◆「福岡都市州」構想 

 福岡市(約148万人)と周辺16市町(太宰府、宗像など8市と那珂川、篠栗など8町)の「福岡広域大都市圏」(約243万人)で構成。道州制の導入を念頭に、東京、大阪、名古屋の3大都市圏に匹敵する「第4の大都市圏」を構築し、アジアの都市間競争に打ち勝てる都市を目指す。

2692チバQ:2012/04/23(月) 21:48:25
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20120423-OYT8T00103.htm
長与町長選吉田さん初当選


情報インフラ整備、訴え実る
 長与町長選が22日、投開票され、新人の元長崎放送社員・吉田慎一氏(61)(無所属)が、現職の葉山友昭氏(72)(同)=民主、社民推薦=を破って初当選した。

 吉田氏は選挙戦で、「幸福度日本一のまちにする」と主張。情報インフラ(社会基盤)の整備や地元商店街の活性化などを公約に掲げ、支持を広げた。

 同町吉無田郷の事務所では、当選が決まると支持者から歓声が上がり、吉田氏は「住民のアイデアを生かし、経済振興などに取り組みたい」と抱負を語った。

 投票率は56・42%で、1969年の町制施行以降では最も高かった。

 ▽当日有権者数 3万2535人▽投票者数 1万8355人▽投票率 56・42%(前回42・70%)

(2012年4月23日 読売新聞)

http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20120423/01.shtml
長与町長に新人の吉田氏



当選を決め、万歳で喜びをかみしめる吉田慎一さん(中央)=22日午後10時2分、西彼長与町吉無田郷の選挙事務所
 任期満了に伴う西彼長与町長選は22日、町内9カ所で投票が行われ、即日開票の結果、新人で元会社員の吉田慎一氏(61)=無所属=が、現職の葉山友昭氏(72)=同=を2651票差で破り初当選を果たした。 旧長与村時代の1964年以来、48年ぶりとなった町出身者同士による本格的な選挙戦は、現職と新人が激しい一騎打ちを展開。吉田氏は情報インフラの整備やコンパクトシティー実現などを主張。地縁、血縁や前町長だった父安親氏の人脈などを頼りに支持を広げた。

 葉山氏は健全な財政運営など3期12年の実績を強調。民主、社民両党や連合長崎など幅広い団体から推薦を受け組織選挙を繰り広げたが及ばなかった。

 当日有権者数は3万2535人(男1万5134、女1万7401)、投票率は56・42%(男55・31、女57・38)で前回の42・70%を13・72ポイント上回った=町選管調べ=。

◆活性化へ対話重視/吉田慎一氏の話

 草の根運動の結果で、皆さんの勝利。「幸福度日本一」の町を目指して町民との対話を重視し、経済活性化などの課題を解決していきたい。

2693チバQ:2012/04/23(月) 21:49:03
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/senkyo/2012/04/20091635.shtml
長与町長選終盤情勢 しのぎ削る"主流派"同士

長与町長選のポスター掲示板。一騎打ちの選挙は終盤戦に入った=長与町嬉里郷


 任期満了に伴う西彼長与町長選は、新人で元会社員の吉田慎一候補(61)と現職で4期目を目指す葉山友昭候補(72)=いずれも無所属=が一騎打ちの戦いを展開している。町出身者同士による48年ぶりの本格的な選挙戦は、終盤に突入した。

 吉田候補は前町長、吉田安親氏(86)の長男。地縁、血縁や安親氏を知る町職員OBらを頼りに昨秋から活動を開始。組織に頼らない草の根選挙を繰り広げ、「町内をくまなく回った」という。安親氏も選挙事務所や個人演説会に姿を見せ、現職時代を知る町民の支持獲得に余念がない。

 1972年から7期も町長を務めた安親氏だが、すべて無投票。支援者たちに町長選の経験はなく、長崎から選挙経験が豊富な人物を招き、組織のてこ入れを図っている。

 対する葉山候補は民主、社民両党の推薦を受け、労働者が多い同町で大きな影響力を持つとされる連合長崎の推薦もとりつけた。だが、陣営幹部は「町内は革新系が強いといわれるが、それは国政選挙での話。地方の選挙では一概にそうとはいえない」と上滑りを警戒する。

 健全な財政運営など失政が少ないとされる葉山町政。しかし、中央商店街の衰退は顕著で、商店街の男性は「議会で『活性化を』との話も上がったようだが、実際に何かをしてくれたという実感はない」と話す。

 長与町では長年、首長選で無投票が続いてきた。12年前も吉田候補の父安親氏が町政のバトンを葉山候補に渡し無投票で新町長が誕生した。今回も「選挙戦は避けられるのでは」との見通しもあった。複数の町議は「吉田陣営は当初、葉山町長が引退すると見て動き始めた」と説明する。一方、葉山陣営は「町長が出馬表明すれば(吉田氏は)出ないだろう」とみていたという。しかし、両陣営の思惑は外れた。

 想定外の展開は両陣営の支持者にも影響を与えた。吉田候補の後援会長は、前回の町長選(2008年)では葉山陣営の選対長を務めた川口美人元町議会議長。葉山候補の後援会長は、吉田候補が地盤とする吉無田地区出身の池原泉元県議会議長。「立場が入れ替わっていてもおかしくなかった」と関係者は話す。

 新興住宅地が多い同町。"主流派"同士の激突にもかかわらず「盛り上がりがみられない」としていた両陣営だが、終盤に入り「徐々にだが関心は高まっている」と見ている。投票日まで2日。両陣営とも投票率は60%前後と予測、1万票が一つの目安とみて最後の票の積み上げに全力を挙げる。

 有権者数は3万3357人(男1万5555、女1万7802)=16日現在、町選管調べ=。

2694チバQ:2012/04/23(月) 21:52:56
>>2688
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120417-00000206-mailo-l46
選挙:鹿児島市議選 民主現職2人落選 自民1増、投票率は過去最低 /鹿児島
毎日新聞 4月17日(火)15時31分配信

 任期満了に伴う鹿児島市議選(定数50)は15日投開票され、16日未明までに新議員50人が決まった。自民が1議席増やす一方、民主は現職2人が落選し、国政の混乱による逆風をまともに受けた厳しい結果となった。投票率は47・83%。96年の49・88%を2・05ポイント下回り、過去最低だった。【村尾哲】
 当選者の内訳は現職41、新人9。政党別では、民主3▽自民24▽公明6▽共産3▽社民5▽無所属9。
 現有5議席の維持を目指したが、議席を二つ減らした民主の得票数(1万6544票)は、前回に比べ7463票も減少。弱点である地方の支持基盤のもろさに加え、政権運営の混乱などで広がった失望感が市議選にも影響したと言える。
 3選した民主県連副幹事長の伊地知紘徳市議は「国政全般の影響があったと受け止めざるを得ない」と悔しさをにじませた。
 一方、衆院選の前哨戦と位置づけた自民は得票数を00年選以来の10万票台に乗せ、現有23から1議席伸ばした。同党市支部長の柴立鉄彦県議は「得票を伸ばし、国政選挙への弾みになる」と喜んだ。
 公明、社民は現有維持だが、社民は得票数を減らし苦戦した。任期中に現職1人が無所属に転じた共産は、1増で3議席を回復した。
 また今回は、福島原発事故や議員定数削減問題を背景に、反原発や議会改革を訴えてきた無所属現職の小川美沙子市議が女性候補として初のトップ当選。変革を求める無党派層の支持を集めたとみられ「しがらみにとらわれずにやっていく」と意気込んだ。
 新市議の任期は29日〜16年4月28日。
………………………………………………………………………………………………………
 ■解説
 ◇政治不信、背景に
 過去最低の投票率を更新した鹿児島市議選。明確な争点がなかったことに加え、政治不信の広まりや、候補者が60人にとどまったことなどが要因とみられる。
 同市議選の投票率は92年まで60%半ば以上で推移したが、候補者が52人で「信任投票」と言われた96年に急落。74人が出馬した00年は60%台に回復したが、その後は下がり続けている。
 今回も「争点なき選挙」と言われ、各陣営は有権者の意識喚起に苦心。特に投票率が低い市中心部の候補は危機感を強めた。
 ただ、区画整理事業や住環境整備、少子高齢化など、地域が抱える課題は多く、候補者が日ごろからどれだけ地域に貢献しているかが当落を左右したと言えそうだ。【村尾哲】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇党派別当選者数
     現 元 新  計 改選前
民主   3 0 0  3   5
自民  20 0 4 24  23
公明   5 0 1  6   6
共産   1 0 2  3   2
社民   5 0 0  5   5
幸福   0 0 0  0   0
無所属  7 0 2  9   8
計   41 0 9 50  49
 ※改選前は欠員1
………………………………………………………………………………………………………

2695名無しさん:2012/04/23(月) 21:53:12
◆市議選確定得票
 ◇鹿児島市(定数50−60)
当 7,196 小川美沙子 59 無現
当 6,846 仮屋秀一  59 自現
当 5,515 白賀郁代  54 公新
当 5,444 三反園輝男 54 無現
当 5,314 井上剛   42 無現
当 5,225 上門秀彦  57 自現
当 5,073 片平孝市  61 民現
当 5,066 上田裕一  58 公現
当 5,057 森山清美  59 社現
当 4,895 霜出佳寿  32 自新
当 4,796 小森信隆  51 公現
当 4,795 崎元博典  53 公現
当 4,794 長田徳太郎 63 自現
当 4,765 松尾誠   46 公現
当 4,757 小森孝文  62 自現
当 4,618 中島蔵人  61 自現
当 4,561 上田勇作  68 無現
当 4,532 古江尚子  55 自現
当 4,522 長浜昌三  49 公現
当 4,373 堀純則   64 自現
当 4,264 志摩れい子 68 自現
当 4,233 柿元一雄  63 自現
当 4,113 山口健   44 自現
当 4,072 大園盛仁  59 無現
当 4,018 薗田裕之  55 自新
当 3,986 佐藤高広  40 自新
当 3,958 平山孝   68 無現
当 3,845 秋広正健  68 社現
当 3,777 谷川修一  49 自現
当 3,772 大森忍   54 社現
当 3,762 入船攻一  66 自現
当 3,731 奥山嘉次郎 43 自現
当 3,724 米山太助  34 無新
当 3,723 大園竜也  34 共現
当 3,638 竪山清隆  56 共新
当 3,539 北森孝男  70 社現
当 3,406 川越桂路  40 自現
当 3,356 伊地知紘徳 52 民現
当 3,277 幾村清徳  64 自現
当 3,261 藤田太一  57 民現
当 3,240 田中良一  64 自現
当 3,208 鶴薗勝利  61 自現
当 3,145 脇田高徳  67 自現
当 3,126 平山哲   62 自現
当 3,107 政田敬次  70 自現
当 3,063 瀬戸山強  58 自新
当 3,062 野口英一郎 40 無現
当 3,060 桂田美智子 58 共新
当 3,033 中原力   38 無新
当 3,003 藤久保博文 54 社現
  2,808 杉尾巨樹  36 自現
  2,664 森山博行  47 民現
  2,344 上柿勉   67 無元
  2,190 泉広明   60 民現
  1,866 島田龍太郎 34 無新
  1,580 勝矢政和  46 無新
  1,356 松沢茂   59 諸新
  1,154 大川富洋  29 無新
  1,029 吉福浩介  36 無新
    675 山下純一  57 無新

4月17日朝刊

2696チバQ:2012/04/24(火) 22:02:20
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2195447.article.html
「萬坊」社長、太田会頭が出馬表明 唐津市長選
 唐津商工会議所会頭の太田善久氏(68)が24日、記者会見し、来年2月に任期満了になる唐津市長選に出馬することを正式に表明した。商議所会頭や「萬坊」社長の経営実績などを強調し、「これまで、田舎でどうしたら商売できるかという発想でやってきた。市政も民間のようなスピード感が出せるよう改善したい」と述べた。

 太田氏は出馬理由に「唐津経済の深刻な落ち込み」を挙げ、「観光で人を呼び込めるよう、福岡に近い地の利や美しい自然環境を生かす政策を進めたい」と述べた。西九州自動車道など高速道の無料化、JR筑肥線複線化実現へリーダーシップをとることを強調した。

 商議所会頭を近く辞任するほか、萬坊(本社・呼子)は10月の株主総会までに、社長を娘で副社長の順子氏(32)に譲る意向を明らかにした。

 現職の坂井俊之市長(50)は同日、「現職として多くの仕事が残っている。けじめがつかない段階で次については言えない」と、4選出馬についての考えは明らかにしなかった。

2012年04月24日更新

2697チバQ:2012/04/26(木) 21:50:10
>>2581-2584
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120426/plc12042620240013-n1.htm
沖縄防衛局長を訓戒処分 宜野湾市長選めぐる「講話」問題
2012.4.26 20:22
 防衛省は26日、米軍普天間飛行場を抱える沖縄県宜野湾(ぎのわん)市長選(2月)をめぐり、真部朗(まなべろう)沖縄防衛局長が同市在住の職員や親族がいる職員を対象に「講話」で投票を呼びかけた問題で、同日付で真部氏を訓戒処分にしたと発表。政治的行為を制限する自衛隊法や公務員の地位利用を禁じた公職選挙法に違反する事実は「確認できない」と結論付け、懲戒処分は見送った。真部氏は当面職務にとどまる見通し。また、聴講者のリスト作成に関わった同局の職員3人を「注意」、2人を「口頭注意」とした。

2698チバQ:2012/04/28(土) 01:09:10
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001204260002
大飯再稼働反対 県議会、異例の全会一致
2012年04月27日


 県議会は26日、関西電力大飯原発(福井県)の早期再稼働に反対する意見書を全会一致で可決した。原発立地道県の議会で初めての反対表明は、1人会派の提案に、最大会派の自民と政権与党の民主党の県議が賛同するという、異例の道筋をたどった。


 「否決されて当然だと思っていた。まさか全会一致とは」。午前の議会運営委員会で、意見書を緊急提案した宮崎泰茂県議(市民リベラルの会)は、驚いていた。


 意見書では、東京電力福島第一原発事故の検証や安全対策が不十分で、原子力規制庁が未設置であることなどを理由に早期の再稼働に反対した。「大飯原発の再稼働をベースに、他の原発も『右へならえ』にしたいはずの政府に、それではダメだと釘を刺した」と、可決の意義を強調した。


 2009年に九電玄海原発3号機で始まったプルサーマルなどの原子力政策を推進してきた自民党内には当初、来るべき玄海原発の再稼働の議論を控え、「立地県として、とやかく言うべきではない」と、意見書可決に慎重な幹部もいた。


 しかし、意見書の内容が「大飯原発」に限定した点に注目。ある議員は「『すべての原発』というなら反対に回っただろう」という。議員団の石丸博会長ら複数の幹部は、玄海原発の再稼働議論とは「まったく別物だ」と口をそろえる。


 大飯原発の再稼働を進めている、政権与党・民主党の4人も賛成に回った。


 党県連幹事長の内川修治県議は「国民生活を確保することも考えないといけないが、政府がエネルギー政策や電力需給の説明責任を果たすことが絶対必要。それがないなかで、再稼働を推進するのは誰が見ても疑問だと思う」と指摘。「いくら与党でも、原発立地県として慎重な対応を訴えないといけない。忸怩(じくじ)たる思いはある」と、もらした。(岩田正洋)

2699チバQ:2012/05/06(日) 15:41:59
>>2448>>2577
http://www.asahi.com/business/update/0504/SEB201205040048.html
2012年5月6日9時59分
「TSUTAYA」、市立図書館運営へ 佐賀・武雄で[PR]

 佐賀県武雄市の樋渡啓祐市長は4日、音楽・映像ソフトのレンタル・販売を手がける「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と、市立図書館の運営について提携に合意したと発表した。年間34日ある休館日が年中無休になり、開館時間も8時間から12時間(午前9時〜午後9時)に延びる、としている。

 市によると、CCCが公立図書館の運営に乗り出すのは全国初。市民が現在持っている図書カードはTSUTAYAなどの提携店で使える「Tカード」に置き換わる。図書館の本を借りれば、ポイントサービスが付く。

 館内にカフェを設け、雑誌が自由に読めるほか、収蔵物以外のDVD・CDを有料でレンタル出来るスペースを設ける。雑誌や文具も販売する。

2700チバQ:2012/05/06(日) 15:50:02
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-05-04_33318/
糸満市長選告示まで1カ月 運動本格化


政治 2012年5月4日 09時29分



 【糸満】任期満了に伴う6月10日の糸満市長選の告示まで、残り1カ月を切った。これまでに、2期目を目指す現職の上原裕常(63)、返り咲きを狙う前職の西平賀雄(64)、新人で同市議の大田守(53)の3氏が立候補を表明した。いずれも無所属で、三つどもえの公算が大きい。各氏とも3月中に事務所開きを終え、運動を本格化。街宣活動や懇談会などを重ねて支持拡大に連日奔走している。

 上原氏は自民、公明の両党から推薦を受け、与党会派16市議や経済団体が支援する。市西川町に本部を設置。大票田の糸満、西崎両地域や、市米須など三和地域を重点地区とする。市議らの地盤を中心に12の連絡事務所も設け、票固めと支持拡大を強化。4年間の実績を訴え、出馬表明などの遅れを運動量で巻き返す。

 西平氏は地縁・血縁関係者らをはじめ「市民有志」が支える。市西崎に事務所を設置し、重点地区とする字糸満で全戸訪問を終えるなど運動を加速化。農村部の三和地域でも街宣カーやポイント演説などに力を入れる。1期4年間務めた過去の実績や知名度などを強調し、他陣営への切り崩しを図る。

 大田氏は現市政に対抗する6市議らが支援。市西崎のほか、出身の字米須など三和地域に拠点を構え、高嶺、兼城の両地域でいち早く運動を展開。4月中に2回のローラー作戦と市内全域での会合をこなした。大票田の字糸満や西崎地区も重視。唯一の民間企業出身として「市民目線」を強調、浮動票取り込みを狙う。

2701チバQ:2012/05/06(日) 16:03:35
>>2694-2695
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120502-OYT1T00495.htm
市会に「自民党維新の会」、最大会派に…鹿児島

4月15日に改選された鹿児島市議会(定数50)の新議員が1日、議会事務局に会派結成届を提出した。


 新たに11人で構成する「自民党維新の会」が設立され、最大会派となった。

 11人は改選前に最大会派だった「自民党新政会」などに所属していた現職8人と新人3人で、いずれも自民党公認で当選。橋下徹・大阪市長が代表の大阪維新の会と直接のつながりはないが、団長の鶴薗勝利議員は「市政の改革を目指して『維新の会』と名付けた。大阪維新の会との連携についても前向きに検討したい」と語った。

 新しい会派構成は次の通り。

 自民党維新の会(11人)▽自民党新政会(7人)▽公明党(6人)▽社民・市民フォーラム(6人)▽自民みらい(5人)▽民主市民クラブ(4人)▽自民党市議団(3人)▽共産党(3人)▽維新さつまの会(2人)▽無所属(3人)

(2012年5月2日12時33分 読売新聞)

2702名無しさん:2012/05/08(火) 22:34:56
(´・ω・`)沖縄県議選挙まで約一ヵ月となりました。情報よろすくです
琉球新報や沖縄タイムスには
与党系28・野党系35だそうです。無所属候補がどっち系なのかよくわからない候補もいますがな。
沖縄無党派さんは詳しいかな?

2703チバQ:2012/05/08(火) 22:51:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120508-00000289-mailo-l46
鹿児島市議会:自民会派分裂 「政策より政局優先」背景巡り厳しい声も 方針に反発や不満募る? /鹿児島
毎日新聞 5月8日(火)16時37分配信

 先月の改選で新議員50人が選ばれた鹿児島市議会で、これまで最大会派だった自民党新政会が分裂。新政会離脱組7人が中心となり新たに自民党維新の会(11人)を結成し、最大会派となった。背景には、会派運営や議長選を巡る思惑の違いも浮かび「政策よりも政局優先」との厳しい受け止めが広がっている。【村尾哲】
 「風通しをよくし、少数意見を大事にしていく」。自民維新の会団長の鶴薗勝利議員らは1日に会見し、会派結成の意義をこう強調した。
 関係者によると、新政会離脱を決めたのは、届け出期限(5月1日)直前の4月28日前後。期限当日に新政会幹部に離脱を告げる急ごしらえだった。
 分裂の伏線となったのは、4月の市議選。報道機関からのアンケートに回答しないとする会派方針に一部議員や後援会が反発するなど、不満がくすぶっていた。
 一方、次の議長のイスを巡る駆け引きという指摘もある。ある議員は「議長になりたいが、新政会にいては芽がない人が離脱したという印象。政策よりは感情だ」と解説する。政策面を問われた1日の会見でも「これというのを決めているわけではない」と、歯切れの悪さが目立った。
 自民系会派はもともと一つだったが、00年ごろから分裂を繰り返し、現在は4会派に。今回は高い人気を誇る「大阪維新の会」にあやかった格好だ。ある自民党関係者は「ブームに乗っているだけ。昔は指導力のあるベテランがいて『重し』になっていたんだが……」と、ため息まじりだ。
 4月の市議選は投票率47・83%で過去最低を記録。市議会は、有権者の理解や関心をいかに高めるかが求められている。鹿児島大の平井一臣教授(政治学)は「会派の意義は認めるが、議会全体としての取り組みが問われている。会派単位のあいまいな動きを繰り返すなら有権者の不信はますます強くなるだろう」と話している。

5月8日朝刊

2704チバQ:2012/05/10(木) 22:46:28
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-05-10_33526/
多くの選挙区で激戦 県議選まで1カ月

政治 2012年5月10日 09時46分

(13時間3分前に更新)

 県議選は6月10日の投開票(6月1日告示)まで1カ月に迫った。9日現在、14選挙区(定数48人)に63人が立候補予定で、2008年の前回選挙で立候補を届け出た74人に比べると11人少ない。

 内訳は現職43人、前職1人、元職3人、新人16人。多くの選挙区で、少数の候補者が定数をめぐって争う「少数激戦」となる見込みだ。

 仲井真県政に対する立場は、与党系28人、野党・中立系35人。前回の選挙で過半数を割り込み21議席(欠員1)となった県政与党が安定多数を奪回するのか、26議席を取った野党・中立系が過半数を維持するかが焦点となる。

 沖縄タイムス社が実施した立候補予定者のアンケートでは、米軍普天間飛行場の県外・国外移設を目指す基本姿勢はほぼ一致しており、「経済振興」や「県民のくらし向上」が最重要視政策に挙がった。

 糸満市区と南城市区は、現時点での立候補予定者と定数が同一のため、無投票となる可能性が高い。

2705チバQ:2012/05/10(木) 22:48:49
>2588>>2599
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120509-OYT1T00544.htm
「公選法は分かりにくい」と連座制有罪で県議


「選挙」の記事をお探しですか?最新関連記事が 20+ 件 あります。 昨年4月の長崎県議選の選挙違反事件で、選挙運動の総括主宰者らの有罪が確定した民主党の陣内八郎県議(62)(長崎市区)が連座制不適用の確認を求めた訴訟の第2回口頭弁論が8日、福岡高裁(木村元昭裁判長)であった。


 陣内氏の尋問が行われ、「連座制が適用されて票が無効になれば、民主主義の根幹に関わる」などと訴えた。

 原告側の尋問で、総括主宰者と出納責任者が県選管に運動員として届け出ていなかった延べ49人に報酬を支払ったとして公職選挙法違反(買収)に問われ、有罪となったことについて、陣内氏は「金を払ったのは判断ミスがあったと思う。公選法は分かりにくく、一般の人も犯罪者にしてしまう」と述べた。

 一方、検察側は反対尋問で、陣内氏が選挙前の2010年10月、公選法の勉強会に出席していたことを指摘し、「(法律について)きちんと理解していたのではないか」と主張した。

 閉廷後、陣内氏は報道陣に対し、「公選法は理解していたが、2人が報酬を支払っていたことは全く知らなかった」と釈明した。

(2012年5月10日07時48分 読売新聞)

2706名無しさん:2012/05/12(土) 16:29:45
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/301823
海外視察報告書に盗用 福岡4市議、ネットや本写す
2012年5月12日 13:31 カテゴリー:社会 九州 > 福岡
 福岡市議会の民主党会派「民主・市民クラブ」の議員4人が欧州を行政視察した際の報告書に、書籍やインターネット上の百科事典「ウィキペディア」からの盗用があったことが12日、分かった。執筆を担当した田中慎介議員は「注釈に参考文献を記すことを失念していた。結果的に盗用ととられても仕方ない」として、近く報告書を修正する考えを示した。

 視察したのは、ほかに太田英二、調崇史、田中丈太郎の3議員。1月29日から8日間の日程で、英国のリバプールとロンドン、スペイン・バルセロナを訪ねた。費用は航空機代や宿泊費などで1人約70万円という。

 報告書はA4判35ページ。バルセロナに関する記述の多くやリバプールの都市概要などで、ウィキペディアや書籍「バルセロナ旧市街の再生戦略」(阿部大輔氏著)からの盗用があり、車で通過しただけの地域についても「都市問題や治安悪化が深刻化していた」などと視察したような表現になっていた。田中慎介議員は「締め切りが迫り、注釈漏れを見落とした」と釈明している。

 福岡市議は、任期中に80万円を上限に海外視察ができ、帰国後2カ月以内に議長への報告書提出が義務付けられている。


=2012/05/12付 西日本新聞夕刊=

2707沖縄無党派:2012/05/14(月) 18:58:12
現時点の沖縄県議会の勢力分布
http://www2.pref.okinawa.jp/oki/meibo.nsf/Web_Kaiha?OpenView&count=999

(与党)
自民党 15
公明県民会議 5(公明党所属は4人、前島氏は公明推薦の無所属)
無所属 1(吉田氏は元金武町長)

(野党)
社民・護憲 8(うち社民党所属は5人)
共産党 5
社大・結 5(うち社大党所属は2人)
新政クラブ 2(うち山内氏は元民主)

(中立)
改革の会 4(うち赤嶺氏は元民主、當間氏は政党そうぞう代表)
民主党 2(前は4人)

2708チバQ:2012/05/20(日) 16:22:08
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001205180001
佐賀市長、ごみ処理場統合提案 地元猛反発
2012年05月18日

 佐賀市は17日、旧佐賀市と旧久保田町のゴミを処理している市清掃工場(同市高木瀬町長瀬)で、2013年度から14年度にかけて、ほぼ全市のゴミを受け入れる案を周辺自治会との合同会議に提案した。地元とは工場建設後に合併した町村のゴミは受け入れないとする協定を交わしており、激しい反発があった。


 佐賀市では現在、市清掃工場の他に、旧大和町、旧富士町、旧川副・東与賀町の三つの施設が、合併後もそのまま稼働している。
 会議で秀島敏行市長は、これらを統廃合することによって約3億円のコストが削減できると説明。来年4月1日から大和町と富士町、再来年4月1日からは川副・東与賀町に加え、現在、脊振広域クリーンセンター(神埼市脊振町)で処理している旧諸富町分を清掃工場で受け入れ、代わりに大和町の一部と富士町分を脊振へ回す案を、9月市議会に出したいとした。


 これに対し、地元からは「絶対に他の町村からのゴミを入れないという条件で、やむなく引き受けた。いまさら広域合併したからという理由は通らない」などと異論が噴出。秀島市長は「過去の経緯は分かっているつもり。無理な注文だと言われても、お願いするのが責務だ」と返した。
 受け入れ量を増やした場合の周辺への影響の資料が示されていないなど、情報不足への不満も多く、改めて会議を開くことにした。
 秀島市長は2期目の重点公約に、ごみ処理施設の統廃合を掲げており、10年から旧久保田町分の受け入れを始めている。(大野宏)

2709チバQ:2012/05/20(日) 16:56:18
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/303232
「維新の会」九州で乱立 橋下人気便乗?看板替えも
2012年5月20日 00:11 カテゴリー:政治 九州 > 福岡
 橋下徹大阪市長率いる地域政党「大阪維新の会」人気を背景に、同じ「維新」の名を使った政治団体・会派が、九州で乱立していることが19日、西日本新聞の取材で分かった。同会が連携を正式に認めた団体はなく、中には次期衆院選をにらんで既存政党が「看板替え」したとみられるケースも。同会は警戒しつつも、第三極の結集には地方の同志との連携が欠かせないだけに、対応に戸惑っている。

 この日、熊本県合志市であった「熊本維新の会」発会式。「橋下市長の決断力を評価している。熊本にも新しい風を吹かせたい」。約70人の前でそうあいさつした代表の元町議会議長(80)は実は、今年3月に民主党を離党したばかりだ。

 九州の各県選管などによると同日現在、「維新」の名前を使って届け出があった政治団体・会派は福岡、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島県内で計18団体。このうち、当時大阪府知事だった橋下氏を代表とする大阪維新の会が発足した2010年4月以降は、計15団体に上る。

 地方分権を訴える同会に純粋に賛同する団体もある半面、首長選の立候補者が選挙直前に代表者として届け出たり、自民党系の市議会会派が分裂後、「維新」を名乗る例もあった。

 大阪維新の会は既存政党による「決められない政治」からの脱却を訴え、その公認・推薦候補は、大阪府内の議員選挙や11年の統一地方選で「連戦連勝」。次期衆院選で国政に進出する方針を掲げる。「維新命名ブーム」の背景には、こうした大阪の流れに便乗したい思惑もありそうだ。

 地域政党が類似名を名乗ることを止める法的手段はなく、橋下氏は17日の記者会見で「勝手に名乗るところなどろくでもない」と批判。

 一方で「党の方針に賛同し、一緒に戦おうと言ってくれたら、ろくでもない発言は撤回しないといけなくなる」とも述べ、微妙な心情をのぞかせた。

=2012/05/20付 西日本新聞朝刊=

2710チバQ:2012/05/20(日) 19:09:21
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120520/trd12052018410017-n1.htm
不祥事続きの福岡市で職員に異例の1カ月間“禁酒”要請
2012.5.20 18:40
 酒に酔った福岡市職員2人が18日夜に暴行と傷害容疑で福岡県警にそれぞれ逮捕された事件をめぐり、同市は職員に対し、21日から1カ月間、外出先での飲酒を控えるよう求める方向で調整していることが20日、分かった。

 友人や同僚宅、飲食店などの外出先で飲酒を控えるよう求める方向。自宅での飲酒は認める見通しだ。市は飲酒が発覚しても法的な規定はなく処分はできないとしているが、指導などを検討するという。

 福岡市では、18日夜、港湾局職員(52)がタクシー運転手を殴ったなどとして暴行容疑で、保育課係長(48)が同僚の顔を殴りけがをさせたとして傷害容疑で、それぞれ逮捕された。2月には消防局職員が飲酒後に車を盗んだとして窃盗容疑で逮捕された。

 高島宗一郎市長は19日に開かれた緊急幹部会議で「1カ月間、公私ともに酒を飲むなというぐらいの気持ちだ。それを酌んでもらい、対策を考えてほしい」と述べていた。


http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/303251
前代未聞 職員に賛否 福岡市の禁酒令
2012年5月20日 02:00 カテゴリー:社会 九州 > 福岡

緊急幹部会議で不祥事の報告を聞く高島宗一郎市長(中央)=19日午前、福岡市役所 福岡市で酒に酔った同市職員が相次いで逮捕された事件は、全職員約1万8千人に対し、自宅外の飲酒を1カ月禁止するという前代未聞の“禁酒令”にまで発展した。研修や幹部の訓示など対策をいくら講じても、繰り返される職員の飲酒絡みの不祥事に、高島宗一郎市長が業を煮やした格好。職員や市民の反応はさまざまで、専門家からは憲法に触れるとの指摘やパフォーマンスにすぎないとの声が上がる。

 「ものすごく激しいし、回数が多い。これは率直な感想」。19日、高島市長は報道陣を前に、市役所内の飲み会の印象を語った。その表情には、相次ぐ不祥事へのいら立ちが浮かんだ。

 禁酒令に、総務系の40代幹部職員は「ある程度ショック療法も必要だと思う」と話した。男性部長(57)も「目に見える形で対策を立てないと市民の信頼回復は難しいから、禁酒はいいと思う。前日飲まなかったか職場でチェックさせるなど工夫が必要」とした。

 一方、男性職員(33)は「酒がやめられない人は、禁止しても飲むのでは。解決につながるのかは分からない」と疑問視した。

   ■   ■

 約1万8千人の一斉禁酒は、市内の飲食業界にも波紋を広げる。天神の居酒屋は「正直、困る。市職員さんは大口のお得意さま。不景気で外で飲む人も減っているのに」。屋台経営の男性は「飲食店にとっては打撃。個人のモラルの問題なのに」とあきれ顔を見せたが「まあ、不祥事が多すぎるから、連帯責任もいいと思う」と加えた。

 大分県でも2006年、県立高校教員が飲酒運転事故で逮捕された事態を受け、2カ月間の職場の懇親会自粛が行われたことがある。ただ今回は職場とは関係ない職員のプライベートに踏み込む禁止令。専門家からは疑問の声が上がる。

 久留米大の西嶋法友教授(憲法)は「乱暴なやり方。個人の尊重を認めた憲法13条に反する」と指摘。九州大の斎藤文男名誉教授(行政法)も「市長の気持ちは分かるが、やりすぎ。市民の目にはパフォーマンスにしか映らない。職員のコンプライアンス(法令順守)意識の問題。職員研修の徹底や採用の厳格化など抜本的な対策こそ求められる」と述べた。

=2012/05/20付 西日本新聞朝刊=

2711チバQ:2012/05/20(日) 19:10:49
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/303251
福岡市公社汚職:収賄容疑で職員逮捕 「申し訳ない」高島市長謝罪 土地開発公社、存廃を検討へ /福岡
毎日新聞 2012年05月19日 地方版

 福岡市の高島宗一郎市長は18日、市土地開発公社職員が収賄容疑で逮捕された事件を受け「市民に大変申し訳ない」と謝罪した。今後は副市長をトップに内部調査と再発防止に取り組む一方、行政改革の一環として市土地開発公社の存廃を検討する考えを示した。【関東晋慈】

 同市では2月に盗んだ車を飲酒運転した消防局職員が逮捕された他、4月に市立室見小教頭が酒気帯び運転容疑で検挙されるなど今年に入って不祥事が相次いでいる。こうした事態を受け、市は今月8日、飲酒運転等不祥事再発防止アクションプランを発表したばかり。それから間もない贈収賄事件での逮捕の知らせに庁舎内は重苦しい空気に包まれた。

 高島市長は「組織の代表としては申し訳ないが、市民の代表としては『何なんだ、ふざけるな』という話。ウミがあるなら出し切りたい」と述べた。その上で「時代的に土地開発公社は必要なのかという思いがある。時代に合わせて行政のあり方を考え、不必要なものはなくしたい」と話した。

〔福岡都市圏版

http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/fukuoka/20120519-OYS1T00295.htm
福岡市土地公社解散も検討、汚職事件を受け


 福岡市土地開発公社の職員による汚職事件を受け、高島宗一郎市長は18日、市役所で報道陣の取材に応じ、「市役所という組織の代表として市民に申し訳ない。事件について、市も内部調査を進め、再発防止に努めたい」と話した。公社については解散も視野に検討を進めることを明らかにした。

 同市では今年に入って、消防局職員や市立小教頭が飲酒運転などで相次いで懲戒免職となった。こうした事態を受け、市は、不祥事再発防止策をまとめ、8日に発表したばかりだった。

 高島市長は「飲酒運転に続いて贈収賄。ふざけるなという話だ」と憤りを見せた。公社については「時代的に必要性がどうなのかなと思う」と述べ、市が進める行財政改革の中で公社の存廃を議題にする方針を示した。

 公社を巡っては、地価下落により土地を先行取得する役割が薄れており、全国的に解散の動きが進んでいる。事件を受け、市幹部や市議からも「役割を終えている。事件も起きた以上、解散に向けた議論を進めるべきだ」との声が上がった。

 県警はこの日、市役所や公社など約10か所を捜索。事件の舞台となった西鉄天神大牟田線高架化事業で用地交渉を担当した市道路下水道局の捜索は6時間近くに及んだ。

(2012年5月19日 読売新聞)

2712チバQ:2012/05/20(日) 19:11:32
http://www.asahi.com/national/update/0519/SEB201205190002.html
福岡市職員2人、相次ぎ逮捕 酒に酔い傷害などの疑い
 飲酒運転や贈収賄事件など不祥事が続く福岡市で、市職員2人が18日夜、酒に酔って人を殴ったとして、相次いで福岡県警に逮捕された。

 福岡市城南区友丘3丁目、市港湾局職員寺田副(そえむ)容疑者(52)は早良署に暴行の疑いで現行犯逮捕された。発表によると、寺田容疑者は18日午後10時25分ごろ、乗車していたタクシーの運転手(66)と口論になり、城南区松山2丁目の路上で運転手を数回殴った疑いがある。寺田容疑者は当時酒に酔っていたが、「何で殴る必要がありますか」と容疑を否認しているという。

 また、糸島市二丈福井、市こども未来局係長浜地正明容疑者(48)は、中央署に傷害の疑いで現行犯逮捕された。発表によると、浜地容疑者は18日午後10時45分ごろ、中央区大名1丁目のビルの踊り場で、一緒に酒を飲んでいた福岡市の男性職員(40)を殴り、歯を折るなどのけがを負わせた疑いがある。浜地容疑者は「横着な態度に腹が立った」と話しているという。

2713チバQ:2012/05/20(日) 19:11:57
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/303086
がれき問題、議会と市側で埋まらぬ溝 福岡市議会が決議案可決
2012年5月19日 02:02 カテゴリー:九州 > 福岡
 東日本大震災で発生したがれきの受け入れについて、福岡市議会が18日、市に検討を求める決議案を可決したことで、市議会と受け入れに慎重な市側との意見の隔たりが鮮明になった。「被災地の復興に貢献するべきだ」と主張する市議会の多数派に対し、「安全面で懸念が消えない」と否定的な市当局。県内では、同じ政令市の北九州市が受け入れに向けた動きを加速させているが、福岡市では着地点が見えないままだ。

 決議案が可決された18日の臨時会。高島宗一郎市長は採決の様子を神妙な表情で見守った。閉会後、記者団に囲まれると「まず国ががれきの安全性について説明することが(受け入れを検討する)前提。一番の目的は(政府が求める)広域処理ではなく復興で、まずは復興支援に積極的に取り組みたい」と従来の姿勢を強調。当面は、力を入れてきた復興支援に当たる市職員の被災地派遣を優先する考えを示した。

 市の主張には、福岡市特有の「事情」がある。市の2カ所の埋め立て場は、約40年前に福岡大と共同開発した「福岡方式」という構造。国が示す埋め立て方法は、焼却灰と雨水がなるべく接触しない方式なのに対し、福岡方式は焼却灰に雨水と空気に接触させて分解を促す仕組み=イラスト参照=だ。このため、地中に染み出る浸出水にがれきに含まれる放射性セシウムが溶け出し、汚水処理場を経て閉鎖性の高い博多湾に流れ込む可能性があるという。

 これに対し、北九州市の埋め立て予定地は外海に面し、「仮にセシウムが処分場内の水に溶け出しても海に流出する恐れはない」(環境局)とされ、福岡市の担当者は「うちは北九州市とは事情が違う」と説明する。

   ■   ■

 被災地のがれき処理は、震災から1年となる今年3月の段階でも対応が進まず、前後して各地の地方議会で受け入れに向けた決議の動きが拡大。政府も自治体への働きかけを強めた。

 福岡市議会でも、北九州市議会や県議会で決議案可決の動きが表面化した3月上旬以降、最大会派の自民党や第2会派の公明党などから市に受け入れを検討するよう求める動きが活発化。「福岡市だけ何もしなくていいのか。最初から『受け入れない』という姿勢ではなく、東北の復興のために何ができるかを考えるべきだ」(ベテラン市議)との認識が議会内で多数派を占めていった。

 ただ、がれきの受け入れには市民に反対の声も根強い。18日の臨時会の質疑では、無所属市議が「本当に安全といえるのか」と質問。決議案の提出会派を代表して答弁した自民党市議が「安全性の基準や根拠は国が示すべきだ」と繰り返すと、反対派など50人以上が詰め掛けた傍聴席から「無責任だ」などと激しいヤジが飛ぶ場面もあった。

 決議案は自民、公明、民主などの賛成多数で可決。共産党などは反対だった。決議を主導した市議の1人は「ボールは執行部に投げた。市が議会の意思を尊重して何か(対応を)考えてくれるはずだ」と期待を込めるが、被災地のために福岡市として何ができるのか、今後も丁寧な議論が求められる。

=2012/05/19付 西日本新聞朝刊=

2714チバQ:2012/05/21(月) 23:56:29
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012052102000207.html
福岡市全職員 自宅外飲酒 1カ月禁止
2012年5月21日 夕刊

 酒に酔った福岡市職員の不祥事が相次いでいることを受け、福岡市の高島宗一郎市長は二十一日、全職員に対する一カ月間の自宅外禁酒を通知した。法的に禁じることはできないため要請にとどめるが、外出先などでの飲酒が発覚すれば「厳しい対応で臨む」(高島市長)という。全国的にも異例の措置で、対象は市教委も含め約一万八千人に上る。

 高島市長は、臨時幹部会議で「禁酒が(不祥事防止の)根本的な対策でないことは承知している。ただ、意識改革にはショック療法も必要。多くの飲食店にご迷惑をかけるが、市が生まれ変わる期間と思い、協力いただきたい」と述べた。

 市によると、自宅外での飲酒を禁じ、同僚宅などで飲むことも認めない。例外的に結婚式の当事者は認める。宴席への出席自体はよく、ウーロン茶などで対応する。

 飲酒が発覚した場合、処分はできないが、市長や局長などからの直接指導を実施。繰り返せば、別の対応を検討する。高島市長は報道陣に「職員の私生活に踏み込む点で批判があるかもしれないが、この非常事態に手を打たない方が責任放棄だ」と説明した。

 福岡市では、二月に酔った消防士が盗んだ車を運転したとして逮捕。四月にも市立小学校教頭が酒気帯び運転で摘発された。今月十七日には、市土地開発公社職員が収賄容疑で逮捕。十八日夜には、酔った市職員二人がそれぞれ暴行と傷害容疑で逮捕された。

2715チバQ:2012/05/21(月) 23:59:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120521-00000032-mai-soci
<禁酒令>福岡市職員に1カ月 不祥事対策「自宅以外ダメ」
毎日新聞 5月21日(月)13時2分配信


拡大写真
福岡市職員による不祥事を受け、臨時幹部会議で訓示する高島宗一郎市長(中央)=福岡市中央区の福岡市役所で2012年5月21日午前9時8分、津村豊和撮影

 福岡市の高島宗一郎市長は21日、市役所で臨時幹部会を開き、全職員を対象に外出先での禁酒を要請した。市職員2人が酒に酔った末に暴行や傷害容疑で相次ぎ逮捕されたのを受けた措置で、期間は同日から来月20日までの1カ月間。市教委も同様の対応を取る方針で、高島市長は「意識改革のためのショック療法。飲酒に関する長年のあしき風土を変え、生まれ変わった市役所になって市民の信頼を取り戻したい」と話した。

 市によると、正規職員9600人を対象に、公私を問わず飲食店や知人宅など外出先での飲酒を控えるよう求めた。

 仕事などでやむを得ず参加する酒席でもノンアルコールでの対応となる。自宅での飲酒は認める。

 この他、懲戒基準についても6月末までに厳罰化。不祥事防止策として、市民への奉仕などを誓う「服務の宣誓」を朝礼などで唱和するほか、市職員の共通理念を示す「市職員憲章」は8月末までに策定する。市長や副市長による直接指導の場も設定する。

 市では2月に市消防局職員が酒に酔って車を盗んだとして逮捕され、4月には市立小学校教頭が酒気帯び運転容疑で検挙されるなど酒が絡んだ事件が続発している。【木下武】

2716チバQ:2012/05/22(火) 00:15:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120521-00000022-mai-soci
<禁酒令>「やりすぎ」「実効性あるか」…強権発動に戸惑い
毎日新聞 5月21日(月)12時0分配信

福岡市職員による不祥事を受け、臨時幹部会議で訓示する高島宗一郎市長=福岡市中央区の福岡市役所で

 飲酒が絡んだ市職員の不祥事が相次ぐ福岡市で、職員に外出先での飲酒を1カ月間禁じる「禁酒令」が“発令”された。前代未聞の強権発動に、市民からは理解を示す一方で、「ストレスがたまりそう」「やりすぎだ」との批判の声も聞かれた。

 「1カ月ぐらい外で飲まなくても、家で飲めれば十分だ」。続発する不祥事に、同市のタクシー運転手、馬場定一郎さん(54)は当然といった様子。ただ「悪いことをしていない周りの職員が大変」と一部職員の不祥事に巻き込まれた形の職員に同情した。

 これに対し、反発するのが同市博多区の無職、北野正さん(41)。「市長といえども、そこまで制限をかけて良いものか。飲まないとストレスがたまるだろう。家で飲むのと外で飲むのは全然違う。やりすぎだと思う」と話した。

 一方、禁酒対象は約1万8000人となる見通しで、市役所周辺の飲食店は売り上げ減にもつながるだけに、疑問の声が上がった。同市中央区にある居酒屋「ゆめ屋」の渡辺えり子さん(60)は、2〜3カ月前から市職員の来店減を肌で感じる。2月に消防局職員が酒を飲んで車を盗み逮捕された事件が起きた時期に重なり、3〜4月は歓送迎会も激減。来店する市職員も、飲酒の自粛ムードを口にしていたという。

 渡辺さんは「これだけ言われて飲酒で同じ過ちを繰り返すとは」とあきれながらも「禁酒令に実効性があるのだろうか」と困惑した表情を浮かべた。

 今回の措置に、斎藤文男・九州大名誉教授(行政法)は「市長が怒り心頭なのは分かる。だが、世間的に分かりやすいかもしれないが、やりすぎだ。市長のパフォーマンスで、芝居を打っているようにしか見えない。今問われているのは職員のコンプライアンス(法令順守)意識の問題。職員研修の徹底など、抜本的な対策を取らないと解決にはつながらない」としている。【野呂賢治、青木絵美】

2717杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2012/05/22(火) 16:35:32
>>2714-2716
「迷惑をかけるが、長い目で見守って」職員禁酒令で市長、役所周辺の飲食店に
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120522-OYT1T00721.htm

 相次ぐ飲酒絡みの不祥事を受け、21日から全職員の1か月飲酒禁止を始めた福岡市の高島宗一郎市長は22日の定例記者会見で、「賛否はあるだろうが、『飲酒について考えるいい期間』と前向きに受け止め、自主的に集まって話し合った職員もいると聞く。気持ちを一つにして取り組んでいきたい」と、初日を終えた感想を語った。
 職員の利用が多い市役所周辺の飲食店に対しては、「誇れる市役所にするための1か月。迷惑をかけるが、長い目で見守ってほしい」と理解を求めた。
 福岡県の小川洋知事も同日の記者会見で、「人ごとではなく、県としても職員一人ひとりの意識に働きかけたい」と述べた。

(2012年5月22日14時26分 読売新聞)

2718チバQ:2012/05/22(火) 21:08:49
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-05-22_34064/
県議選:「泡瀬」対応 沖縄市区で割れる見解

泡瀬沖合埋め立て事業の賛否など、各政策を訴えた県議選沖縄市区の立候補予定者=沖縄市上地のコザ・ミュージックタウン音楽広場

[画像を拡大]
地域 2012年5月22日 09時48分

(11時間24分前に更新)

 【沖縄】6月1日告示、10日投開票の県議会議員選挙を前に、沖縄市区の立候補予定者6氏の公開討論会(主催・沖縄青年会議所)が20日、市上地のコザ・ミュージックタウン音楽広場で開かれた。市が計画を策定し、国、県が進める沖縄市の泡瀬沖合埋め立て事業(東部海浜開発事業)について、経済振興を理由に県政与党、中立の4氏が賛成、野党2氏は自然環境の保護や経済的合理性がないとして反対し、見解が分かれた。

 討論会には、与党的立場を表明している桑江朝千夫氏(56)=自民現1、金城勉氏(60)=公明現3、小渡亨氏(59)=無所属前3と、野党的立場を表明している仲村未央氏(39)=社民現1、嘉陽宗儀氏(69)=共産現5、中立的立場を表明している玉城満氏(53)=無所属現1、国民新推薦=の6氏が出席した。

 泡瀬沖合埋め立て事業について、桑江、金城、小渡、玉城の4氏が推進の立場で賛成を表明。仲村、嘉陽の2氏が反対の立場を明確にした。

 賛成の理由について、桑江氏は「企業誘致、雇用を生み出す事業。リゾート地として、観光立県の推進に貢献できる。(嘉手納)基地を抱える沖縄市が将来発展し続けるためにも、絶対に推進するべきだ」と述べた。

 金城氏も「市議会で推進決議が過去に3度も全会一致で行われた。巨大ビーチに国際大会を誘致し、スポーツのメッカにする。雇用を創出し、沖縄市、中部地域の活性化にもつながる事業だ」とした。

 小渡氏も「一貫して推進してきた。泡瀬で生まれ育ち、生活している。反対派が反対するような自然破壊があれば、私が反対する。東部海浜事業と中城湾港の開発で中部を元気にする」と訴えた。

 玉城氏も「工事が6〜7割進む中で、事業を中止すると復旧のための予算もかかりリスクも大きい。自然破壊にもつながる。コザ市時代からの市民の念願の事業であり、推進するべきだ」と述べた。

 反対の立場を掲げた理由として仲村氏は「市議時代から反対している。自然を守ってほしいと多くの県民が願っている。東部地域は下水道の接続率が低く、海の汚染が懸念される。文化施設建設などに切り替えるべきだ」と述べた。

 嘉陽氏は「ラムサール条約登録候補地の環境を破壊する事業だ。裁判では経済的合理性を否定する判決が下っており、ずさんな計画。将来的には市民が負担を強いられることになる」と主張した。

 東日本大震災の被災地のがれき受け入れの賛否や、教育、福祉、経済振興などの質問でも各候補者が、持論を展開した。

2719チバQ:2012/05/22(火) 21:13:09
>>2636>>2654
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120522-00000460-yom-soci
震災がれきトラック、反対派が阻止…押し問答
読売新聞 5月22日(火)11時25分配信

 東日本大震災で発生したがれきの受け入れ問題で、北九州市は22日午前、試験焼却する宮城県石巻市のがれき約80トンを北九州市小倉北区の市の倉庫に搬入しようとした。

 しかし、反対派の人々がトラックの前に立ちはだかり、搬入を阻止する状況が続いている。

 午前9時頃、トラック6台が到着したが、反対派約30人が取り囲み、市の担当者と押し問答になった。その後、倉庫の門前に立ち、進入を阻んでいる。

 福岡県警は現場に警察官約40人を配置。反対派の行為が道交法違反(危険行為)に当たるとして、何度も警告を繰り返した。

 同日はトラック28台が到着し、倉庫にがれきの搬入を予定。市は23〜25日に2か所の焼却施設で試験焼却を実施し、焼却灰の放射線濃度や専門家による検討会の結果を踏まえ、北橋健治市長が6月に受け入れの可否を判断する。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120520-00000003-khks-l04
石巻がれき、北九州市へ搬出 西日本初の試験焼却へ
河北新報 5月20日(日)6時10分配信

 東日本大震災で発生した宮城県石巻市のがれき受け入れを検討している北九州市に向け、同市で試験焼却されるがれきの搬出作業が19日、石巻市雲雀野町の中間処理施設で行われた。石巻市の可燃性がれきが県外で焼却されるのは初めて。トラックで搬送し、22日に約1400キロ離れた北九州市に到着する予定。
 搬出されたのは、30センチ以下に砕いた木くずなどの可燃性がれき約80トン。作業は午前9時すぎに始まり、がれきの入った袋約140個がクレーン車で28台の10トントラックに一つずつ積み込まれた。
 がれきは23日から3日間、北九州市のごみ焼却施設の新門司工場(門司区)で約48トン、日明工場(小倉北区)で約32トンを試験焼却される。市は焼却炉や焼却灰の放射性物質などの濃度を測定し、公表する。西日本でがれきが試験焼却されるのは初めて。北九州市の渡部誠司環境広報担当課長は「さまざまなデータを集め、放射能などの安全性を確認したい」と話した。受け入れの可否は6月中にも決める見通し。

2720チバQ:2012/05/22(火) 21:14:09
同じセリフをぜひ東北3県にて発言していただきたい

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120522-00000183-mailo-l40
東日本大震災:北九州市がれき試験焼却目前 「未来に責任持って」母親ら心配募らせ /福岡
毎日新聞 5月22日(火)15時2分配信

 「子供たちの未来に責任持てるのか」−−。宮城県石巻市のがれきの試験焼却を目前に控えた21日、北九州市役所に中止を求めて集まった大勢の市民ら。幼い子供を持つ母親たちは、焼却で大気中に出る放射性物質への不安を訴えた。一方、住民代表らは環境省が広域処理のがれき量を大幅に見直したことを受けて「北九州市が先走る必要はない」と市に訴えた。【内田久光、宍戸護】
 「がれきを燃やすことでどんな影響が出るのかは誰にも分からない。市が想定する環境で100年生活した人が大丈夫と言うなら納得できる」。小倉南区の主婦、岡村莉沙さん(23)は1歳4カ月の長女を連れて市役所を訪れ「これから私たちが人体実験されるようなもの」と焼却に不安をぶつけた。
 市外から駆けつけた人も。2歳の長男と市役所に足を運んだ行橋市の柳澤さとりさん(31)は「これまで運動のようなものには参加したことがなく、恐る恐る来た。周りに試験焼却があるのを知らない人が多く、知らないうちに事が進められるのが一番いけない」と心配そうな表情。群馬県みどり市から4歳と1歳の子供とみやこ町に避難している主婦、振旗美苗さん(39)は「北九州市役所は市民が納得いく説明をしていない。安全ばかり吹聴し信用できない」と話した。
 この日、住民代表ら10人は市環境局の課長らと約1時半面談。広域処理が必要ながれき量(可燃物)を、従来の132万トンから約4分の1の31万トンに見直した環境省の発表を受け「処理量が劇的に減っているのに北九州市がなぜ先走るのか」との指摘が出た。市は「仮設焼却施設が宮城県内で稼働しても処理し切れないものが広域処理になる」と理解を求めた。
〔北九州版〕

5月22日朝刊

2721チバQ:2012/05/23(水) 22:36:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120523-00000055-san-l40
福岡市職員、昼酒し暴言…市長「公務員への信頼 地の底に」
産経新聞 5月23日(水)7時55分配信

 福岡市から市住宅供給公社に派遣されている男性係長(58)が、平日昼間に仕事を休んだ上で、発注先関係の業者を誘って飲酒し、発注先建設会社の会長に電話をかけさせ、暴言ともとれる発言をしていたことが22日、公社への取材でわかった。

 高島宗一郎市長は同日、報道陣に「事実なら最悪極まりない。公務員への信頼を地の底に沈めてしまう。厳しく処分する」と怒りをあらわにした。

 公社によると、係長は4月26日朝に公社(福岡市博多区)に出勤後、業者を見つけ、食事に誘った。係長は体調不良を理由に休みを申請し、認められた。

 2人は同市早良区の飲食店に行き、午前11時ごろから午後5時ごろまで、2人で生ビール10杯、瓶ビール数本、焼酎などを飲んだ。飲食代金は係長が支払ったという。また、その間、公社が塗装の仕事を発注している建設会社の会長へ電話をかけさせ、「あんたはなぜ俺にあいさつに来ない」などと言ったという。

 公社は係長から事情を聴いた上で、「発注先関係者と飲食をともにし、酒を飲んでこうした発言をしたことは不適切だった。申し訳ない」としている。

 高島市長は「酒に飲まれてしまっている職員が多い。他にも(飲酒絡みの)問題がないか調査し、この1カ月で膿を出し切る」と話した。

2722チバQ:2012/05/24(木) 00:19:00
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120523-OYT1T00589.htm
百条委招致拒否、長崎県議会が金子議員告発可決
長崎県議会(定数46)は23日、調査特別委員会(百条委)の参考人招致を正当な理由なく拒否したとして、前知事の金子原二郎参院議員(68)(長崎選挙区)を地方自治法違反容疑で告発する議案を賛成多数で可決した。

 近く長崎地検に告発状を提出する。

 県議会は昨年9月、金子氏と谷川弥一衆院議員(70)(比例九州)の親族が経営する企業が国営諫早湾干拓事業(長崎県諫早市)の干拓農地に入植した経緯について、「手続きの公正さに疑問がある」として百条委を設置。百条委は今月19日に金子氏の参考人招致を予定していたが、金子氏は「百条委は公正に運営されていない」として、拒否する書面を提出した。

 23日の本会議では、百条委委員長の高比良元(はじめ)議員が「挑戦的な行為だ」と提案理由を説明。「疑惑がないのは明白だ」との反対意見も出たが、賛成23、反対21、欠席1で可決された。

(2012年5月23日14時28分 読売新聞)

2723チバQ:2012/05/24(木) 00:19:53
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000001205210004
金子前知事を告発へ
2012年05月20日

 ■県議会百条委、出頭拒まれ

 国営諫早湾干拓事業で造成された農地が、谷川弥一衆院議員と前知事の金子原二郎参院議員の親族が関係する会社に貸し付けられた問題で、県議会の調査特別委員会(百条委員会)は19日、正当な理由がなく証人尋問への出頭を断ったとして、金子氏を地方自治法違反の疑いで長崎地検に告発する方針を賛成8、反対6の賛成多数で決めた。


 百条委は23日の県議会本会議で動議を出し、可決されれば、県議会として告発することになる。


 百条委の会合では、告発に賛成の理由として「病気や親族の慶弔など出頭できない特別な事情がない」とする意見が多かった。


 一方、金子氏は事前に「百条委は公正に運営されていない」と出頭を拒否する文書を県議会に提出。19日には報道機関への文書で「関与を疑わせるような関係者からの証言は得られていない」「出頭しても人権が著しく侵害されることは必至」と出頭しない理由を説明した。


 地方自治法によると、正当な理由がなく百条委に出頭しなかった場合、6カ月以下の禁錮、または10万円以下の罰金が適用される。


 谷川氏は26日に出頭を求められているが、県議会への回答はまだない。回答の期限は24日となっている。

http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20120520/02.shtml
諫干百条委が金子氏を告発へ

 国営諫早湾干拓事業の営農地に金子原二郎前知事(現参院議員)らの親族企業が入植した手続きを調べる県議会の調査特別委員会(百条委)は19日開き、証人尋問への出頭請求に応じなかった金子氏を地方自治法違反容疑で告発することを賛成多数で決めた。

 23日の本会議で可決されれば、現役国会議員を地方議会が刑事告発する異例の事態となる。親族企業に便宜を図るよう関係者に圧力をかけたとの疑惑に対し、金子氏はこれまで複数の証人への尋問で「疑惑は事実無根と明らかになった」として不出頭を伝えていた。

 堀江ひとみ委員は「尋問の必要性を判断するのは本人ではなく百条委だ」、小林克敏委員は「疑惑を明らかにする責任が前知事にはある」と、出頭拒否の正当な理由に当たらないとそれぞれ主張。これに対し瀬川光之委員は「多くの証人が一貫して金子氏の関与を否定した」と反論。採決の結果、賛成8人、反対6人だった。

 金子氏は19日、「証人の人権を侵害する状態が続く百条委は正当性を喪失している。出頭請求は真実発見の美名のもとに個人の名誉毀損(きそん)を企図したもの」との談話を発表した。

 一方、告発に賛成した委員ら県議9人は長崎市中心部で、金子氏を批判し再度出頭を求める街頭演説と署名活動を行った。

2724チバQ:2012/05/26(土) 00:49:10
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20120525-OYS1T00602.htm
怡土康男うきは市長が死去


 福岡県うきは市長の怡土康男(いどやすお)さんが25日午前6時52分、福岡市内の病院で死去した。67歳。告別式などの日程は未定。

 1969年に旧吉井町役場に入り、同町助役などを歴任。2005年4月、同町と旧浮羽町の合併に伴う市長選で初当選し、現在、2期目。

 05、06年に上顎などにできた腫瘍の摘出手術を受け、11年春には約2か月間、放射線治療などのため入院。今年4月28日から検査入院し、今月14日付で鎌田康秀副市長が市長職務代理者に就任していた。

(2012年5月25日 読売新聞)

http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20120515ddlk40010415000c.html
怡土・うきは市長:上あごの腫瘍再発、入院 副市長が職務代理 /福岡
毎日新聞 2012年05月15日 地方版

 うきは市は14日、怡土(いど)康男市長(67)が先月下旬から上あごの腫瘍などで福岡市の病院に入院していると発表した。手術はせず維持療法のため2カ月程度入院する。鎌田康秀副市長(61)が同日から当分の間、職務を代理する。

 怡土市長は05年に同じ上あごの腫瘍の手術を受けている。昨年2月の定期検査で再発が見つかり、放射線治療のため約2カ月入院。その際、職務代理者は置かなかった。小河誠嗣・市長公室長は「市長の判断で代理者を置いた。治療に専念して早く職務に復帰してほしい」と話した。

 怡土市長は05年4月のうきは市長選で初当選し現在2期目。1期目以降4回目の入院という。【土田暁彦】

〔筑後版〕

2725チバQ:2012/05/26(土) 01:03:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120525-00000000-ryu-oki
県議選 告示まで1週間
琉球新報 5月25日(金)9時45分配信

 6月10日投開票の第11回県議会議員選挙は、同1日の告示まで1週間に迫った。14選挙区で48議席を争う今回の県議選には、25日までに63人が出馬の意思を表明している。前回の県議選で与野党逆転を許した県政与党が過半数を奪還できるか。それとも野党・中立が多数を維持するのか。2期目中盤の仲井真県政に対する評価と絡み、今選挙の最大の焦点となる。告示を前に与野党は激しい前哨戦を展開している。(2、33面に関連)
 立候補予定者の構成は現職43人、前職3人、元職1人、新人16人となる。2008年の前回選挙の候補者より11人少なく、少数激戦となる模様だ。過半数ラインは25人で、立候補予定者のうち与党系は28人、野党・中立系は35人。
 米軍普天間飛行場の返還・移設問題のほか、新たな沖縄振興計画「沖縄21世紀ビジョン基本計画」を活用した経済振興や雇用対策、医療・福祉政策が争点となる。選挙結果は、11月の那覇市長選をはじめとする各地の首長選挙や次期衆院選などの県内政局に影響を与える。
 政党別は、自民が15人、公明3人、社民7人、共産6人、社大3人、民主3人、そうぞう1人、国民新1人、無所属24人となる。

2726チバQ:2012/05/26(土) 02:23:57
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20120525ddlk42010513000c.html
県議会:結成や名称変更、会派構成新たに /長崎
毎日新聞 2012年05月25日 地方版

 県議会事務局は24日までに、会派構成などの変更を発表した。自民(5人)と自民・県民の会(1人)が解散し、県政改革県民の会(6人)を結成。自民・県民会議(18人)が自民に名称変更した。

 新たな会派構成は次の通り。

 自民=18人▽改革21=14人▽県政改革県民の会=6人▽公明=3人▽新生ながさき=3人▽共産=1人▽無所属愛郷の会=1人

〔長崎版〕

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2727チバQ:2012/05/26(土) 11:53:23
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120523-OYT1T00285.htm
知事が政権批判したら、民主は長崎県の陳情拒否

 長崎県の中村法道知事は22日、記者会見を開き、民主党政権を批判したため、同党本部から来年度予算などに関する政府への陳情活動を拒否された、と述べた。


 党側は「謝罪などをすれば受け入れる用意はある」と説明。県側は「政権与党が地方の陳情を拒否したケースは聞いたことがない」と困惑している。

 県などによると、中村知事は13日に長崎市で開かれた自民党県連の定期大会に出席。原子力発電所の再稼働問題などについて「民主党政権に対応できる能力が本当にあるのか、疑問を禁じ得ない」と発言した。

 この発言を問題視した党本部は長崎県連を通じて21日、県に「陳情は受け付けない」と伝えた。陳情は24、25日の予定だった。

 県庁で会見した中村知事は、「地方の立場から国政について意見を述べただけ」と釈明。県連代表の山田正彦・前農相は読売新聞の取材に「謝罪や訂正などをすれば、党本部に陳情を受けるよう求める用意はある」と語った。

(2012年5月23日10時44分 読売新聞)

2728チバQ:2012/05/27(日) 19:40:32
>>2722-2723
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20120527/02.shtml
百条委が谷川衆院議員告発へ

 国営諫早湾干拓事業の営農地に谷川弥一自民党衆院議員(比例九州)と金子原二郎同党参院議員(長崎選挙区)の親族企業が入植した手続きを調べる県議会の調査特別委員会(百条委)は26日開き、証人尋問への出頭請求に応じなかった谷川氏を地方自治法違反容疑で告発することを賛成多数で決めた。

 県議会は23日、同様に出頭しなかった金子氏の告発を可決。谷川氏告発の動議は6月6日の本会議で採決する予定。谷川氏の影響力で県などが親族企業の入植選定に便宜を図った−との疑惑に対し、谷川氏は「予断と偏見に基づいて証人の人権を侵害し証言を強要している」として出頭しないことを伝えていた。

 堀江ひとみ委員(共産)は「出頭請求の裁量は百条委にある」、小林克敏委員(県政改革県民の会)は「(入植前に親族企業の関係者から)報告を受けるなど谷川氏は関与していた。ただすべき疑問が多くある」と、出頭拒否の正当な理由に当たらないと主張。これに対し瀬川光之委員(自民)は「今まで出頭した証人は一様に谷川氏の関与を否定した」と反論。採決の結果、賛成7人、反対6人だった。

 谷川氏は26日、「(谷川氏を)一方的につるし上げてさらし者にしようとの不当な狙いがある」との談話を発表した。

 百条委は同日、資料請求に応じなかった親族企業2社も同容疑で告発することを決めた。

http://www.nagasaki-np.co.jp/news/isahaya/2012/05/24094825.shtml
金子氏らの告発可決 県議会、百条委出頭拒否で5人

 国営諫早湾干拓事業の営農地に金子原二郎前知事(現参院議員)らの親族企業が入植していた問題で、県議会は23日の本会議で、調査特別委員会(百条委)の証人尋問に対する出頭請求に応じなかった金子氏ら5人を地方自治法違反容疑で告発する動議を賛成多数で可決した。

 県議会は金子氏を除く4人について、同じ容疑で長崎地検に告発している。

 委員長の高比良元議員(改革21)は提案理由で「(出頭拒否は)自己判断によるもので正当な理由はない。挑戦的、無法と言え、議会として断固たる措置を取るべきだ」と説明した。

 討論で前田哲也議員(自民党県民会議)は「これまでの証言に反する新たな事実が発見されておらず、調査権の乱用は認められない」、瀬川光之議員(同)が「金子氏が関与した事実は確認されておらず、証人も一貫して否定している」と反対意見を述べた。これに対し賛成の立場から山口初實議員(改革21)は「正々堂々と真実を述べてもらうのが極めて重要」、小林克敏議員(県政改革県民の会)は「出頭の是非は本人の裁量ではない」と主張した。

 採決の結果、賛成23人、反対21人だった。

2729チバQ:2012/05/27(日) 19:43:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20120526-OYT8T00869.htm
自民党県連、4県議の除名を決定

 自民党県連は26日、大分市内のホテルで総務会を開き、県議会の会派「自民党・無所属の会」から分かれた会派「自民党」所属の4県議を6月6日付で除名にすることを決めた。除名は、8段階のうち最も重い処分。今後、国政選挙などに影響する可能性がある。

 会合は非公開。終了後に記者会見した参院議員の衛藤晟一会長らによると、出席者49人で処分について協議した。「県議会の話を県連で決めるのは疑問」「もう少し話し合う時間が必要」といった反対意見も出されたが、賛成多数で可決された。

 4県議はそれぞれ、豊後高田市や別府市などの選出。今回の処分が禍根となって次期衆院選や来夏の参院選で、同党の結束が崩れる可能性がある。自民党会派の佐々木敏夫代表は「我々の主張を無視した不当な決定で、納得できない」と話した。

 両会派は昨年5月に分裂。県議会の常任委員会や議会運営委員会の正副委員長ポストなどを巡って対立した。このため、県連党紀委員会は4月、「他党に利する行為をとり、規律を乱した」などとして、「除名処分が相当」との報告書をまとめ、衛藤会長に提出していた。

(2012年5月27日 読売新聞)

2730チバQ:2012/05/27(日) 20:38:26
http://mainichi.jp/area/oita/news/20120527ddlk44010326000c.html
自民県連:中津市長選などで反党行為、4県議を除名処分 /大分
毎日新聞 2012年05月27日 地方版

 自民県連は26日、総務会を開催。「反党行為を繰り返した」として、昨年5月に主流派の自民・無所属の会から分裂した県議会会派・自民の佐々木敏夫代表(豊後高田市)ら4県議の除名処分を賛成多数で決定した。処分は6月6日付。

 党紀委員会(4月14日)の除名処分相当との答申を受けて開催した。他に除名は元吉俊博(宇佐市)、井上伸史(日田市)、荒金信生(別府市)の各氏。

 処分理由は、昨年10月の中津市長選で党方針に反する候補を応援。3月の県議会では予算特別委員長選などで他会派と連携して役職を得るなどの行為を繰り返し、県連への県民の信頼は大きく損なわれた、としている。

 会見した衛藤晟一会長は「非常に残念だが、けじめをつけざるを得ない。県政進展や党勢拡大のため一致団結して取り組みたい」と話した。【佐野優】

2731チバQ:2012/05/28(月) 12:40:35
>>2699
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120526-00000457-yom-soci
図書館「次のお薦め」波紋…読書履歴は個人情報
読売新聞 5月28日(月)7時32分配信


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リコメンドのサービスを計画している武雄市の市立図書館(佐賀県武雄市で)

 図書館の貸し出し履歴をレンタルソフト店「TSUTAYA」の運営会社に託して活用しようという、佐賀県武雄市の構想が波紋を呼んでいる。

 履歴情報は、利用者に推薦本を紹介するリコメンドに使われるほか、運営会社の市場調査に利用される可能性もある。図書の貸し出し履歴は思想信条に関わる個人情報で、これまでは「履歴は消す」が原則だった。だが、IT技術の向上で情報分析が容易になる中、履歴活用に踏み出す図書館は増えつつある。

 武雄市が市立図書館の運営をTSUTAYAを展開する「カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)」(東京)に委託するのは来年4月から。従来の図書館登録カードをCCCの共通ポイントカード「Tカード」に置き換え、Tカードのもつ機能は原則利用できるようにする計画だ。例えば、本を1冊借りるごとに1円分のポイントが付与され、提携するコンビニなど小売店4万6000店で交換できる。

 「あなたにはこんな本がお薦めです」などと、過去の貸し出し情報などから、各人の関心にぴったりの本を薦めるリコメンドも、目玉サービスの一つだ。

 ただ、リコメンドするには貸し出し履歴をCCCが蓄積して分析する必要がある。さらに、履歴を匿名化した上で提携の小売店に提供し、市場調査に活用することも検討されている。

 こうした履歴の活用は、図書館では長年タブーとされてきた。全国の図書館2357館が加盟する日本図書館協会の「図書館の自由に関する宣言」(1979年改訂)では、「何を読むかはその人のプライバシー」と定め、ほとんどの図書館では本の返却後すぐ履歴を消去してきた。国立国会図書館の場合、閲覧・複写の申請データを1か月後に消去する。 .

2732チバQ:2012/05/28(月) 21:59:41
>>2729-2730

http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000001205280002
4県議除名を承認/自民分裂騒動で県連総会
2012年05月28日

 自民党が県議会で2会派に分裂している問題を巡り、党県連(会長=衛藤晟一参院議員)は少数派「自由民主党」の4県議を除名処分にすることを26日の総務会で決めた。処分は6月6日付。記者会見した衛藤会長は、処分前の離党を期待する発言をした。


 対象は佐々木敏夫(会派代表)、荒金信生、井上伸史、元吉俊博の4県議。大分市内であった総務会で衛藤会長が提案し、賛成多数で承認された。


 会見した衛藤会長は、県議会3月定例会で「自由民主党」が、副議長や常任委員長などの役職決定をめぐって民主・社民系の「県民クラブ」と協調したことを指摘。「2会派に分かれただけなら派閥争いだが、他党に利する行為をした」と説明した。さらに「再三再四にわたって一本化を図ったのに拒否した。考えられない」と批判した。


 26日付で4人に書面を送る。10日間の猶予を設けており、衛藤会長は「決定を重く受け止め、反省してほしい。処分前に離党する選択もある」と語った。党則ではこの10日間の間に異議申し立てができるという。


 会派代表の佐々木県議は取材に「不服だ。間違った事実を党員に報告し、誤った決定をした。悪いことはしておらず、離党はありえない」と語り、異議申し立てをする意向を示した。


 「自由民主党」は昨年5月、一部の県議が会派人事や運営方針への不満を表明し、「自民党・無所属の会」から離脱して結成された。3月の議会運営委員長選で県民クラブの候補に投票、副議長選では独自候補を立てた。県連の党紀委員会は4月、4人を除名処分とすることが適当と結論づけた。(新宅あゆみ)

2733チバQ:2012/05/28(月) 23:30:37
>>2134>>2271
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20120526-OYT8T01054.htm
西都市長選 浜砂前県議が出馬意向
 来年1月に行われる見込みの西都市長選について、前県議の浜砂守氏(59)が26日、出馬する意向を明らかにした。近く正式に表明する。

 浜砂氏は西都市出身。JA西都職員や同市議などを経て、1999年から3期連続で県議を務めた。昨年4月に行われた県議選の立候補は見送った。

 浜砂氏は読売新聞の取材に「西都市に支出されている国や県の補助金のほとんどは市債の返済などに使われている。市民の所得が低迷し、現在の市政は縮小を繰り返している」と批判。「政策を転換し、所得の向上を第1目標としたい」と語った。

 現職で2期目の橋田和実氏(59)の任期が満了するのは来年2月4日で、3選を目指す方向で検討している。

(2012年5月27日 読売新聞)

2734チバQ:2012/05/29(火) 20:26:04
>>2731
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20120528-OYT8T01685.htm
図書館条例改正案提案へ 武雄市


 武雄市は28日、来年4月から市図書館の管理をレンタルビデオ店「TSUTAYA」の運営会社に委託する計画に関連し、市図書館・歴史資料館設置条例の改正案を市議会6月定例会に提案することを明らかにした。計画を巡っては、本の貸し出し履歴の慎重な取り扱いを求める意見が市民から出ており、市議会での議論が注目される。(大野亮二)

 計画では、TSUTAYAの運営会社「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」(CCC)を指定管理者にし、年中無休で開館。本の貸し出しの際に、利用者はTSUTAYAの共通ポイントカード「Tカード」か、図書館専用のカードかを選べる仕組みで、市は検討している。

 現行の条例は市管理になっていることから、新たに指定管理者制度を導入できる条文を追加する。指定管理者の選定議案の可決も必要だが、Tカードによる貸し出し履歴の管理に関して、CCCと協議中であるため、6月4日開会予定の定例会への提出は見送る方針。選定議案は、定例会後の臨時議会での提案を目指すという。

 樋渡啓祐市長は「個人情報や貸し出し履歴に対する懸念には、6月定例会で答えたい」と説明。一方、市議会の杉原豊喜議長は「議員は、計画に対する市民の意見を聞いている段階。市民の声を一般質問などに反映させ、議論を深めたい」と話している。

    ◇

 このほか、市は6月定例会に4億6200万円を増額する一般会計補正予算案など16議案を提案する。補正予算案には、1966年に建てられた市本庁舎の老朽化に伴い、「庁舎検討市民会議」を設置する費用を盛り込んだ。〈1〉耐震補強〈2〉現在地での建て替え〈3〉移転新築――のいずれかについて、公募の市民(3人程度)や有識者ら15人で意見をとりまとめてもらう予定。

(2012年5月29日 読売新聞)

2735チバQ:2012/05/29(火) 21:40:02
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000001205290002
雲仙市議を贈賄申し込み容疑で逮捕
2012年05月29日

 市議会に提出された議案に反対する見返りに同僚議員に現金を渡そうとしたとして、県警は28日、贈賄(申し込み)の疑いで雲仙市議の柴田安宣容疑者(67)=同市愛野町甲=を逮捕し、発表した。容疑を認めているという。


 県警捜査2課によると、柴田容疑者は昨年12月7日ごろ、市議会に提出された市役所の位置を定める条例改正案の議決にあたり、同僚議員に、反対票を投じる見返りとして現金数十万円を支払うと申し込んだ疑いがある。同僚議員は申し出を拒否したという。


 市議会関係者によると、雲仙市は2005年10月の合併にあたっての旧7町の協定で、旧愛野町に新庁舎を建設することになっていたが、財政状況が厳しいため取りやめになった。これに伴い昨年12月、仮庁舎としてきた旧吾妻町役場を市役所本庁舎とする条例改正案が市議会に提出されたが、旧愛野町を地盤とする柴田容疑者は条例改正に反対していた。

2736チバQ:2012/05/31(木) 22:41:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120531-00000032-mai-soci
<福岡市禁酒令>世論と共鳴 職員の多く「仕方ない」
毎日新聞 5月31日(木)12時27分配信

職員に禁酒を呼びかけるため、厳しい表情で会場に入る高島宗一郎福岡市長=福岡市中央区で2012年5月21日、徳野仁子撮影

 福岡市の全職員に対し、高島宗一郎市長(37)が公私を問わず外出先での1カ月禁酒を要請した「禁酒令」。飲酒絡みの不祥事が相次いだことを受けての策だが、「強権的」「私生活への介入」などの批判もある。異例の通知の詳細、また発令者・高島市長の人柄は?【木下武、関東晋慈】

【禁酒令】福岡市職員に1カ月 不祥事対策「自宅以外ダメ」

 「批判を覚悟して飲酒が絡んだ不祥事の連鎖を止めるために決断した。これまでのやり方で変わらないなら私自身がリーダーシップを発揮することが大事と思う」。29日の定例記者会見で、高島市長は自らが21日に発した「禁酒令」についてそう語った。

 「禁酒令」は、職務命令でなく高島市長名の通知だ。期間は今月21日〜6月20日。違反しても直ちに処分対象にはならないが、教育・指導が行われる。この間に飲酒して不祥事を起こせば、通常より処分が重くなる。結婚式や親類との付き合いでも原則禁酒で、ソフトドリンクでの対応を求められる。結婚式での新郎新婦の三三九度などは例外だ。

 今のところ職員約1万6300人(教員含む)の多くは“容認派”らしく、港湾局のある職員は「仕方がない。お酒の誘いは断り、自宅で飲むのもやめる」。同僚への傷害容疑で1人が逮捕されたこども未来局は「禁酒令」の7月末までの延長を決めた。

 禁酒令の背景には、06年の市職員(当時)の飲酒運転による3児死亡事故があり、以降も飲酒絡みの不祥事が絶えないだけに一定の評価を得ているようだ。

 だが、1万人以上の市職員が外出時に禁酒する影響は大きい。福岡名物の屋台は市役所周辺にも多く、屋台店主(62)は「売り上げは3、4割落ちた」と椅子に座り込んだ。

 高島市長は大分市出身。独協大から97年にKBC九州朝日放送入社。アナウンサーとして朝の情報番組のキャスターも務めた。10年11月の市長選に「福岡をアジアのリーダー都市に」と訴えて立ち、同市長としては最年少の若さで初当選した。

 「発信力」強化を訴えテレビ出演やツイッターなどを駆使してお茶の間に浸透。最大の懸案だった市立こども病院移転問題では、反対派も入れた調査委員会をネット中継などで公開、世論をまとめて移転を決定した。就任半年の記者会見では「自己採点は120点」と胸を張った。

 市幹部によると市長はほとんど酒を飲まない。飲酒した港湾局職員ら2人が暴行容疑などで逮捕された翌19日には「公務員の飲み会は激しい印象がある。数もめちゃくちゃ多い。酒の飲み方という部分で風土に問題がある可能性がある」と語った。

 テレビ出身者だけに「禁酒令」も世論の風を読んだ巧妙な一手と言えそうだ。職員への「入れ墨調査」を断行して議論を呼んでいる橋下徹・大阪市長との共通点を指摘する声もある。高島市長の側近は「問題提起して議論を巻き起こし、スピード感を持って政策を実現する橋下さんに(高島市長は)関心を持っている」と話す。

 一方、ある市議は「市職員の不祥事なのに、トップとしての責任をどう取るつもりなのか。感情のまま怒鳴り散らし、『禁酒令』で職員に連帯責任を取らせるだけでいいのか」と憤る。

 地方自治に詳しい新藤宗幸・東京都市研究所常務理事は「組織のトップと世論が変な共鳴をしている点が橋下市長と似ている。しかし、勤務時間外まで首長が口を挟む権利はない。(禁酒令を認めれば)私生活への介入は当然という風潮を招きかねない」と警鐘を鳴らしている。

2738チバQ:2012/05/31(木) 22:55:40
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-05-31_34427/
県議選 盛り上がらず 見えぬ争点背景か




これまでの県議選の「激戦度」と投票率

[画像を拡大]
政治 2012年5月31日 09時28分

(13時間31分前に更新)

 県議選はあす6月1日に告示され、10日に投開票を迎える。だが、多くの選挙関係者から「盛り上がっていない」という声が上がる。県議会が普天間飛行場の県外移設を「全会一致」で求めたこともあり、4年前の選挙ほど候補者を選ぶ争点が見えにくく、候補者の異例の少なさも背景にあるようだ。組織票頼みの現職からは「(浮動票に左右されず)静かで手堅く票が見込める」という声まで上がる。(県議選取材班)

 「今回は本当に静かな選挙。ポスターとかもあんまりみかけないね」。県内各地を歩いて回っている政党幹部はこう評する。実際、県警のまとめによると、違法なポスターや横断幕に対する「文書掲示違反」の警告数は、前回の半分以下に減っている。

 県警捜査幹部は「確かに数は減っているが、掲示の悪質さが変わったわけではない。単に候補者数が減っていることが原因ではないか」と分析する。

 今回は立候補者数が少ない。定数の48人に対し、立候補表明者は63人で60人台前半の候補者数は40年前の第1回以来の水準。落選するのは約2割の15人で、県議選史上最も少なくなる見込みだ。

 この状況に現職議員からは「静かな選挙の方が、組織力で手堅く票が読める。今の状況はありがたい」という声まで出る状況だ。

 盛り上がらない背景の要因として関係者が上げるのは「基地問題」。県議会が2010年2月、米軍普天間飛行場の県内移設に反対し、早期閉鎖・返還と国外・県外移設を求める意見書案を全会一致で可決。その後、仲井真弘多知事も「県外」を明言したことで、前回選挙で争点となった与野党の対立軸が一つ消えた。

 現職の議員らによると、従来、基地問題で対立軸を明確にして、有権者の関心を引きつける戦法をとってきたが、今回は対立軸がなく、政党や候補者の特徴を出せていないのが盛り上がりに欠ける原因と見ているようだ。

■     ■

 一方、県議選で初となる「選挙公報」の発行は選挙盛り上げに効果を期待されている。無投票で当選が決まる地域を除き、各世帯に届けられる。1候補当たり縦10・6センチ横23・6センチの枠に、氏名や写真、政見が書き込まれる。予算は約2700万円で、「少数激戦」の候補をじっくり選ぶ新たな材料になりそうだ。

 配布の早い那覇市選管などによると、早ければ6月3日の日曜日から各世帯に届き始める予定だ。ただ、県選管は「公報を発行した都道府県に照会したが、公報の発行後も投票率が下落した市町村が多く、投票率への効果は限定的と思われる」という。

政策示す必要性

 県内政治に詳しい沖縄国際大学教授の照屋寛之さん

 米軍普天間飛行場問題を含め争点が明確でないため、盛り上がりに欠く県議選になりそうだ。政党政治に県民が期待を持てない、ニーズをくみ取り、政策に生かし切れない県議に疑問を感じている裏返しでもある。政策の違いが分からないと県民も判断できない。政党も政策を細かく提示し、党としての機能を果たすべきだ。

2739チバQ:2012/06/02(土) 10:37:53
>>753>>2455
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001206010001
町長派の業者優先 龍郷汚職事件起訴
2012年06月02日

 奄美大島・龍郷町の汚職事件で、西田栄一容疑者(56)が町地域整備課長だった2年間、松浦信弘容疑者(52)が社長を務める松浦工務店は受注が急増していた。町長選の当選者を支援した業者は「勝ち組」と呼ばれ、町が工事発注で優先的に指名する慣例が30年ほど前から続く。松浦工務店は「勝ち組」だった。
 町発注の事業は、竹田泰典副町長と課長らでつくる指名検討委員会が指名業者を決める。西田容疑者は2010年4月から2年間、地域整備課長として検討委に参加。捜査関係者は、西田容疑者が指名業者の原案を作る際に松浦工務店を多く入れていたとみている。
 松浦工務店は10、11年度に指名、落札回数、受注額が急増=表。西田容疑者が地域整備課長になった時期と一致する。奄美大島では10、11年に豪雨災害が続けて発生し、復旧に伴う公共事業が急増していた。
 また、災害直後に河川や道路の小規模な土砂を撤去するため、重機の大きさで1日あたりの契約単価(2万〜3万5千円)が決まっている「重機借り上げ」と呼ばれる随意契約は、検討委に諮らず、地域整備課長の判断で業者を決められる。2年間で約2億7千万円分あった随意契約のうち、捜査関係者によると、西田容疑者は松浦工務店に年に数十件ずつ発注したという。
 松浦工務店は09年の町長選で現職の川畑宏友氏(78)を支援。選挙はほぼ毎回一騎打ちで、業者は「勝ち組」と「負け組」に二分される。建設関係者は「負け組になれば2〜3年は冷や飯を食う覚悟をした」と指名を受けられない厳しさを明かす。
 松浦工務店への指名が急増した理由について、竹田副町長は「災害で事業が増えたのと、前町長のころに偏った指名を是正するためで、指名検討委での議論に問題はなかった」と説明する。役場で現金の授受があったことについては「事実であれば情けない。管理監督が弱かったのかもしれない。失った町民の信頼を得られるよう努めたい」と話した。(伊藤宏樹、祝迫勝之)





 鹿児島地検は1日、町総務課参事の西田栄一容疑者を収賄罪、松浦工務店社長の松浦信弘容疑者を贈賄罪で起訴し、発表した。ともに容疑を認めているという。2人は逮捕当初、現金の授受は認めていたが、賄賂だったことは否認していた。
 起訴状などによると、西田容疑者は今年2月22日ごろ、10年10月と11年9月の豪雨災害の土砂を取り除く工事の随意契約や、指名業者選びで有利な取り計らいをしたことへの謝礼などとして、松浦容疑者から現金28万円を町役場で勤務中に受け取った、とされる。地検によると、随意契約は西田容疑者が単独で決められ、指名業者選びも任されていたという。

2740チバQ:2012/06/02(土) 19:42:43
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001205310004
北九州市議会 厳格化で政調費返還増
2012年05月31日

北九州市議会(定数61)で2011年度に支給された政務調査費の返還総額は約5200万円に上り、前年度の1・7倍に増えた。11年度から全支出の領収書が必要になったほか、使い道が厳しくなったことで、使われずに返還された額がはね上がったとみられる。


 政調費は市議1人あたり月38万円が会派ごとに支給され、年2億8千万円。領収書提出は以前は5万円以上の支出が対象だったが、全国で不適切な使い方が問題になったため、同市議会は11年度から1円以上に範囲を広げた。飲食を伴う意見交換会への支出を禁じ、携帯電話代には上限50%しか政調費を充てられないといった新基準も設けた。


 30日に公開された11年度分の収支報告書によると、返還額が前年度より最も増えたのは、民主・社民系のハートフル北九州(16人)で約1160万円。10年度の約104万円から10倍以上になった。世良俊明代表は「新基準を厳密に適用したため」と説明する。約2千万円から約3470万円に増えた公明党(11人)の赤松文雄団長も、基準が明確になった点を挙げた。


 自民党(22人)の中島慎一幹事長は「使い道が厳しくなり、誤解を招きかねない分は政調費から外して議員が自腹で負担したケースもある」と説明する。ただ、11年度の返還額は前年度に続いて0円だった。


 共産党(10人)は約540万円から11年度は約200万円に。当時三つあった1人会派の11年度の返還額は計約400万円だった。


 全国市民オンブズマン連絡会議事務局長の新海聡弁護士は「政務調査費の使途の透明性が高まるほど、返還額が増えるのは全国的な傾向。不正を疑われる支出への『自己規制』が働いたのではないか」と話す。

2741チバQ:2012/06/03(日) 09:36:37
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20120602-OYT8T00792.htm
自民県連豊後高田支部解散へ 除名処分の県議が幹事長


 自民党県連(会長=衛藤晟一・参院議員)から除名処分を受けた佐々木敏夫県議が幹事長を務める党豊後高田市連合支部は2日、支部を解散することを決めた。4日以降、団体の解散届を県選管に出す。

 同市内で非公開で開いた支部総務会で決めた。

 記者会見した佐々木県議によると、総務会メンバー50人のうち、15人が委任状を提出し、18人が出席した。今回の処分について、「抗議文を提出したにもかかわらず、県連の決定は覆らなかった」として、全会一致で解散を決議した。

 県議選豊後高田市区は定数1。衆院3区になる。県連幹事長の御手洗吉生県議は「非常に残念。新しい支部の設置も含め、会長と相談して対応を決める」としている。

 県連は、県議会の議会運営委員会や常任委員会のポストなどで「他党に利する行為を取った」などとして、5月、佐々木県議が会長の県議会会派「自民党」所属の4人を今月6日付で除名することを決めた。

 他に除名になったのは、荒金信生(別府市区)、井上伸史(日田市区)、元吉俊博(宇佐市区)の各県議。

(2012年6月3日 読売新聞)

2742とはずがたり:2012/06/03(日) 17:38:40
>>2737-2738
気付けば沖縄県議選の季節でしたね。

2012年6月1日19時28分
沖縄県議選が告示、63人届け出 少数与党どうなる
http://www.asahi.com/politics/update/0601/SEB201206010003.html

 沖縄県議選(定数48)が1日告示され、63人が立候補を届け出た。10日に投票、即日開票される。候補者らは第一声を上げ、一括交付金を活用した地域振興や雇用対策などを訴えた。前回の県議選で過半数を割り込んだ自民、公明など知事与党が巻き返すかが焦点だ。

 普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設問題を巡っては、これまでの県議選と異なり、保革を問わず候補者の大半が「県外移設」を訴えており、争点にならない見込みだ。

 政党別の候補者数は知事与党系が自民15、公明3。野党系・中立が民主3、共産6、社民7、国民新1、地域政党の沖縄社会大衆3、そうぞう1、結(ゆい)の会3、無所属21。

2743チバQ:2012/06/04(月) 07:01:11
沖縄県議選は本当に気がつけばって感じで盛り上がりが全く感じられないですね

2744チバQ:2012/06/04(月) 23:06:14
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20120604-OYS1T00631.htm
民主6市議が不適切旅費、党務の交通費を公費請求
政治と金
 福岡市議会の会派「民主・市民クラブ」(栃木義博代表)の議員6人が4月に公費を使って宮城県石巻市などを行政視察した際、公費支出の対象に認められていない党の会合に出席していたことがわかった。同会派は4日、「不適切だった」と判断し、6人分の福岡―東京の交通費(片道分)を議会事務局に返還することを決めた。

 視察報告書や参加議員らによると、行政視察の日程は4月16〜18日の3日間で、6人は17日午前に環境省で細野環境相らと面会するため、それに間に合うよう16日に東京入りすると議会事務局に申請していた。

 しかし6人は16日午後、東京で開かれた民主党の政令市議会議員らで作る政策協議会の勉強会に出席。17日の環境相との面会後、栃木代表は同日中に福岡に帰り、残る5人は石巻市で被災地の現状などを視察し、18日に福岡に戻った。

(2012年6月4日 読売新聞)

2745名無しさん:2012/06/06(水) 06:10:14
(´・ω・`)おはようございます。沖縄無党派さん、それといつもチバさんありがとうね。
沖縄県議選挙の与党系って28人ですが24人は自民党系、公明系でわかるのですが、あとの4人は無所属は誰なんでしょうかね?
毎日新聞には立候補者毎回載るはずですが今年はまだですよね?

2746名無しさん:2012/06/06(水) 20:32:24
>>2745
お探しなのは、以下の4人のことでしょうか?

沖縄市  小渡 亨
うるま市 川野 達也
国頭郡  吉田 勝広
国頭郡  座間味 邦昭

与党系からの立候補者のうち、この4人はだけは自民、公明いずれの推薦も受けていません。
ソースはhttp://togetter.com/li/298008の中のhttp://p.twpl.jp/show/orig/psRSy

余談ですが、沖縄県議選は統一地方選挙から外れているうえ前回ほどの盛り上がりに欠けていますので、ネット配信で手に入るニュースから得られる情報は少なくなると思われます。
事実、去年の岩手、宮城、福島の3県議選は地方新聞の紙媒体での記事でないと、選挙区ごとの終盤情勢などの詳細な情報が手に入りませんでしたので・・・
(それでも今回の沖縄県議選よりは発信量が多かったですが)

なので立候補者の情報をはじめ今回は、少なくとも全国紙のネット記事にはあまり期待しないほうがいいかもしれません。

2747名無しさん:2012/06/06(水) 21:12:36
>>2746
おお、サンクス。それそれ。ありがと

2748チバQ:2012/06/06(水) 22:31:01
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20120606-OYS1T00633.htm
1000万円返済求め助信県議提訴、知人の社長

 民主党福岡県連前幹事長の助信良平県議(58)(遠賀郡選挙区)に対し、福岡市の清涼飲料販売会社の社長が貸金1000万円の返済を求める訴訟を福岡地裁に起こしていたことがわかった。助信氏は6日の第1回口頭弁論に出廷せず結審した。判決は13日。

 訴状によると、社長は助信氏の知人。2006年5月、2回にわけて500万円ずつ貸したが、翌6月の返済期限を過ぎても催促に応じなかったとしている。昨年末から連絡が取れなくなり、返済を求める内容証明郵便にも返答がなかったという。

 助信氏は取材に対し、「今回の訴訟は友人との間で発生したトラブルについて金額を確定する形式的なもので、問題とは思っていない」と話した。

(2012年6月6日 読売新聞)

2749チバQ:2012/06/07(木) 21:57:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120607-00000017-ryu-oki
翁長那覇市長、4選出馬へ
琉球新報 6月7日(木)12時40分配信


          翁長雄志氏

 翁長雄志那覇市長(61)は7日までに、11月に実施される那覇市長選挙に4選出馬することを決めた。11日の市議会定例会代表質問冒頭で、安慶田光男市議(自民・無所属・改革の会)の質問に答える形で表明する。翁長市長が複数の市議会関係者に伝えた。野党陣営の候補者は決まっていない。
 翁長氏は2004年、08年の再選時は9月議会で出馬を表明していたが、今回は6月議会で表明する。08年の3選当選後に行われた本紙などのインタビューに4選出馬を否定しており、早めに打ち消して8月開催予定の政治資金パーティー前に出馬の意思を明確にする必要があると判断した。
 翁長市長は7日、出馬について「6月10日投開票の県議選や任期中進めてきた協働のまちづくりなどへの評価を踏まえ判断したい」と述べた。
 那覇市長選は11月4日告示、同11日投開票。
【琉球新報電子版】

2750チバQ:2012/06/07(木) 21:58:24
>>2700
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-192070-storytopic-123.html
糸満市長選告示 3氏届け出、舌戦展開2012年6月4日
(左から)出発式で支持を訴える大田守候補=3日朝、糸満市西崎町の選挙事務所、出発式で支持を訴える上原裕常候補=3日朝、糸満市西川町の新糸満造船跡、出陣式で支持を訴える西平賀雄候補=3日朝、糸満市西崎の選挙事務所
 【糸満】任期満了に伴う糸満市長選挙が3日、告示され、届け出順に前市長の西平賀雄氏(64)、再選を目指す現職の上原裕常氏(63)=自民、公明推薦、新人で前市議の大田守氏(53)のいずれも無所属の3人が立候補を届け出た。経済振興や福祉、まちづくりの在り方、行財政改革の手法などが争点。10日に投開票される。
 西平候補は同市西崎の選挙事務所で出陣式を開き「もう一度市長に戻してほしい。糸満市の活性化を進めたい」と集まった多数の支持者らを前に訴えた。
 上原候補は同市西川町の新糸満造船跡で出発式を開き「引き続き市のかじ取りを任せてほしい」と強調。仲井真弘多知事、島尻安伊子参院議員らが参加した。
 大田候補は同市西崎町の選挙事務所で出発式を開き「情熱を持って行動すれば糸満市は変わる。共に変えよう」と訴えた。糸満市議団5人が参加した。
 3日現在の糸満市の選挙人名簿登録者数は4万4624人(男性2万2225人、女性2万2399人)。

2751チバQ:2012/06/07(木) 22:03:02
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-192220-storytopic-3.html
県議選、きょうから三日攻防 政策浸透に熱2012年6月7日  10日投開票の県議選は7日、三日攻防に突入する。無投票当選が決まった糸満、宮古、南城の3市区を除き、43議席を58人で争う選挙戦は最終盤を迎えた。候補者は6日朝から街頭に繰り出し、米軍普天間飛行場の返還・移設問題や地域経済の活性化、子育て支援などの政策を訴えて票の獲得を目指した。
 本島南部の各選挙区では街宣車が地域をくまなく回り、候補者は汗だくになって有権者に支持を求めた。ある候補者の陣営は期待する地盤の投票率が気掛かりで、政策を訴えるビラとは別に「投票に行こう」と書き記した投票呼び掛けのビラを配布した。陣営は「投票率が下がると厳しい。取りこぼしがないよう盛り上げたい」と話した。
 本島北部では候補者が朝から街頭に立ち、道行くドライバーに政策を訴えた。各陣営は地域回りや街頭演説をこなし、浮動票の獲得を狙う。ある陣営幹部は「最後まで気を抜くことはできない」と気を引き締めていた。

2752チバQ:2012/06/07(木) 22:07:11
>>2746
小渡亨は衆院選に無所属出馬したから公認推薦受けられずってことか?

2753チバQ:2012/06/07(木) 22:17:54
>>2728
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000001206070003
2国会議員告発の事態 県議会、可決は小差
2012年06月07日


谷川氏の刑事告発を求める動議は、民主・社民系会派や両氏に反発する旧自民系会派らの賛成多数で可決された=県議会

 国営諫早湾干拓事業にからむ県議会調査特別委員会(百条委員会)の出頭要請を拒否した谷川弥一衆院議員(自民)が地方自治法違反の疑いで告発されることが6日、県議会の賛成多数で決まった。前知事の金子原二郎参院議員(自民)とともに2人の国会議員が告発される事態となった。


 親族企業が入植した妥当性を問う目的で設置された百条委の高比良元委員長(改革21)が県議会で、動議の提案理由を説明した。


 それによると、谷川氏は不出頭の届け出の中で、「百条委の運営が公正、適法に行われていない」などと主張しているという。しかし同委員長は、「過去の判例による正当な不出頭の理由は、重い病気や交通機関の故障など例外的に認められるもの」として、「挑戦的で無法とも思える行為に対しては断固厳粛な措置を処すべきだ」と訴えた。


 賛成討論に立った小林克敏県議(県政改革県民の会)は「百条委に証人として出頭したくないための(問題の)すりかえ」と出頭拒否を批判した。一方で反対討論に立った瀬川光之県議(自民党)は、「明白な事実もないなか、多数決で証人尋問を決定し、必要なのだから素直に出て証言すればいいという趣旨が許されるはずはない。強行されれば見せしめ以外なにものでもなく、基本的人権侵害の最たるものだ」と主張した。


 起立採決の結果、44議員中、民主・社民系会派の「改革21」や両氏に反発する旧自民系会派の「県政改革県民の会」ら23人の賛成多数で告発の動議が可決された。(斎藤靖史)

2754チバQ:2012/06/08(金) 20:12:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120608-00000275-mailo-l46
2012年知事選:投票まで1カ月 短期決戦挑む向原氏 伊藤氏、組織戦展開 /鹿児島
毎日新聞 6月8日(金)15時45分配信

 知事選の投開票まで、8日であと1カ月となった。現職の伊藤祐一郎氏(64)に、新人で「反原発・かごしまネット」事務局長の向原祥隆(むこはらよしたか)氏(55)が挑む構図。向原氏は告示まで1カ月を切った5月22日に出馬表明し、草の根で短期決戦を挑む。対する伊藤氏は昨年9月の3選出馬表明以降、約90団体(7日現在)からの推薦を得るなど、組織戦を展開。出馬までの経緯と、対照的とも言える2人の選挙戦術をたどった。【山崎太郎】
 「川内再稼働が争点になれば、半数以上の人は原発が嫌いだから、面白いことになる。(候補者擁立に向け)何人かに当たっている」
 4月19日。「反原発・かごしまネット」事務局長の向原氏は、自身が営む鹿児島市の出版社・南方新社で、記者にこう明かした。
 5月1日。その向原氏が立候補するらしいという情報が一部関係者の間に伝わった。向原氏が立候補に向け腹をくくったのは、その5日後だった。
 そして「8日がすべてのスタート」と陣営が振り返る会合が同市内であった。同夜、反原発に取り組む約30人が集まったのだ。
 「官僚出身の知事は国に追認するだけだ」「再稼働の県民投票という位置づけで戦っても知事が圧勝したらかえってマイナス」
 約2時間の議論の末、伊藤知事に質問状を出し、明確な回答がなければ向原氏が立候補する方針が確認された。この時点で、一騎打ちの構図が事実上固まった。
     ◇
 大震災1年となる今年3月11日、鹿児島市内で約2000人が「さよなら原発!」パレードを繰り広げた。連合鹿児島傘下の労組や共産党系組織など93団体が参加した。
 パレードと向原氏立候補は「脱原発の一点で党派を超えた結集を呼びかける」点で共通している。その意味でパレードは知事選の“伏線”となった。
 だが知事選は陣営の期待通りには進まず、連合鹿児島や傘下労組の支持を受ける県議は知事応援を決めた。
 もう一方の共産党県委員会。8日の会合には同党県議も「個人の立場で」参加。独自候補擁立のカードこそ最後まで握っていたが、早い段階から向原氏と歩調を合わせるようなシグナルを出していた。「第3の候補擁立はない」。5月下旬、同党関係者は明言した。
     ◇
 川内原発再稼働反対を訴える向原氏。再稼働容認の伊藤知事。
 伊藤知事は今月3日の事務所開きの後、余裕すら漂わせてこう語った。「大差で勝つのは好ましくない。しこりを残すから。お互い『善戦した』と思える結果が一番いい」
 8年の実績と、県内の主要団体の支持を背に、組織戦を進める伊藤知事。告示後は各市町村を回って2〜4回程度、数百人規模の集会を開き、自らの政策を直接伝える方針だ。
 対する向原氏。「金なし、組織なし、素人ばかり」(陣営)。それでも、脱原発を目指す首長会議の上原公子氏(元東京都国立市長)を招いての学習会を計画するなど、従来候補にない人脈を生かし、短期決戦に挑む。
     ◇
 南方新社が初めて出版した「滅びゆく鹿児島」を書店に卸したとき、店主にこう言われた。「これで南方新社は反権力だな」。この時の心情を向原氏はこうつづっている。
 <この時代に反権力も何もなかろう。イデオロギーでも誰かに気兼ねするのでもなく、素直に思ったことを述べ合う、それが必要だと思ったまでのこと>(一部略)
 「知事選も同じ。原発でそれぞれの立場を述べ合い、県民に判断を仰ぐ機会を提供することが必要だと思った。いのちを脅かす原発は、命をかけて排除せな」。向原氏は力を込めた。

6月8日朝刊

2755チバQ:2012/06/08(金) 20:13:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120608-00000001-ryu-oki
有権者も熱気 最終盤に候補者ら絶叫 県議選
琉球新報 6月8日(金)9時50分配信


県議選の勝利に向けて気勢を上げる有権者ら=7日、本島中部
 10日投開票の県議選は7日、最終盤の三日攻防に突入した。仲井真弘多知事を支える県政与党が過半数を奪還するか、野党・中道が引き続き過半数を維持するかが焦点になり、県内各地で激しい選挙戦が繰り広げられている。基地問題や経済、雇用政策を力強く訴える候補者に、支持者らの応援も熱を帯びている。
 7日に総決起大会を開催した候補者は「勝つことでしか支援者の皆さんへ恩返しできない。最後の日まで力を貸してほしい」と声を張り上げ支援を訴えた。来場者は「私たちも応援頑張るよ」「頑張って」と候補者に声を掛けながら、笑顔で手を取り合い必勝を期した。
 別の候補者は遊説活動を中心に精力的な運動を展開した。街頭演説では応援弁士がマイクを持ち、有権者に支援を呼び掛けた。演説を聞いた男性(84)は「政策が素晴らしい。ぜひ当選して活躍してほしい」と話し、声援を送っていた。
 県議選には無投票当選が決まった糸満、南城、宮古の3市区を除き、43議席を58人の候補者が争っている。

2756名無しさん:2012/06/10(日) 10:28:57
あれ?沖縄県議選挙公明党は4人だっけ?
与党系で28人で、自民公認15人、推薦4人、与党系無党派4人で23人で+公明4人なら計算合わないけど。
公明5人だよね?

2757名無しさん:2012/06/10(日) 20:33:02
沖縄県議選挙定数48
与党系28・野党・中立35
那覇市11-13
自民具志
共産前田
自民翁長
そう当間
自民浦崎
社民カリマタ
共産とぐち
公明糸州
民主上里
公明上原
社民サキヤマ
社大ひが
無属石田
浦添市4-6
民主又吉
自民池間
無(公)マエジマ
共産ニシメ
無(元民離党)赤嶺
無属ギマ
沖縄市5-6
社民仲村
無(共産)玉城
無(与党系)オド
公明金城
共産カヨウ
自民クワエ
宜野湾3-4
社民渡嘉敷
国民ゴヤ
結(社大)新垣
自民又吉
うるま市4-5
無(元民主離党)山内
自民仲田
無(与党系)川ノ
自民照屋
社民照屋タイ

2758名無しさん:2012/06/10(日) 20:46:07
豊見城2-3
社民新田
共産真栄里
自民島袋
糸満市
無投票
南城市
無投票
宮古島
無投票
石垣市
自民大浜
自民砂川
無(野党統)ゼンシン
中頭群5-6
社大キナ
無(自民)大城
結(社大)ズケラン
社民シンザト
無(社民)仲宗根
自民中川
国頭群2-4
無(与党系)ザマ
無(野党系)タイラ
無(与党系)吉田
無(自民)とおる
島尻3-4
民主新垣安
自民新垣良
社大大城
無属新城

2759名無しさん:2012/06/11(月) 00:11:15
>>2756
島尻郡区の新城博が公明単独推薦なので確かに見かけでは公明5人ですが、保守系無所属に数えられていると思うので、あなたが言うところの与党系無党派に+1で帳尻が合うと思います。

2760名無しさん:2012/06/11(月) 00:37:44
>>2759
新城氏は公明推薦か。ありがとう

2761名無しさん:2012/06/11(月) 12:16:05
自分の計算だと
自民系16
無所属与党系1
公明系4
与党系21
社民党系9
社大系6
共産党6
そうぞう1
国民1
民主1
無所属(元民主離党)2
無所属1
野党系27
この数字であってると思うけど

2762チバQ:2012/06/11(月) 21:40:58
改めて言うのも馬鹿馬鹿しいけど、
県政与党は自公。国政与党は民国
で、国政与党は県政与党に勝って貰いたいという馬鹿馬鹿しさ
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012061100871
普天間停滞に危機感=沖縄県議選、与党過半数に届かず−政府
 10日投開票の沖縄県議選(定数48)で県政与党の自民、公明両党の議席が前回に続き過半数に届かなかったことで、政府は米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設停滞への危機感を改めて募らせた。仲井真弘多知事の足元が強化されれば、同知事が将来、同県名護市辺野古への移設容認に転じる可能性が出てくると期待していたからだ。地元の基地負担を軽減することで、事態打開の可能性を引き続き探る考えだ。
 「基地問題を前に進めるときに、なかなか厳しい客観情勢が生まれつつある」。森本敏防衛相は11日夕、県議選の結果について防衛省で記者団に問われると、移設停滞への危機感を隠さなかった。 
 今回の県議選は、候補者のほぼ全員が辺野古への移設に反対していたため、普天間問題は争点にはならなかった。とはいえ、かつて条件付きで辺野古移設を容認していた仲井真知事を支える態勢が強化されることは、政府にとって大きい。また、今年2月の宜野湾市長選で、自民党県議時代に知事同様、条件付きで容認していた佐喜真淳氏が当選しており、政府内には「沖縄の世論も変化しつつある」(政府関係者)と見る向きも少なくなかった。結果は、自公の議席は改選前と同じ21議席だった。
 選挙結果を受け、政府は米国との県南部の米軍基地返還協議を加速させ、地元の負担軽減を図るることで、辺野古移設への理解を地道に求めていく考え。藤村修官房長官は11日の記者会見で「地元に丁寧に説明していくことに尽きる」と強調した。
 防衛省関係者は「県南部の基地返還の姿が見えれば、知事が辺野古移設を受け入れやすい状況になる」と指摘するが、展望は開けていない。(2012/06/11-20:21)

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2763チバQ:2012/06/11(月) 21:48:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120611-00000000-mai-pol
<沖縄県議選>野党・中立系が27議席獲得 過半数を維持
毎日新聞 6月11日(月)0時21分配信

 沖縄県議選(定数48、改選前欠員1)が10日投開票され、社民、共産など野党・中立系(改選前26議席)が27議席を獲得し、過半数を維持した。仲井真弘多知事を支える自民・公明などの与党は改選前と同数の21議席にとどまった。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設問題について、「県内移設反対」を明確に唱える社民、共産を中心とする野党・中立系の勝利で、政府が進める名護市辺野古移設の困難さが改めて浮き彫りになった。

 今回は全14選挙区で63人が立候補。無投票当選の糸満など3区を除く11区43議席を巡り、与党と野党・中立系の候補計58人が過半数目指して激戦を展開した。

 普天間移設問題を巡っては、県議会では与野党間で大きな立場の違いはない。しかし、社民、共産などは、県内移設反対の意思を改めて示すため、野党系による過半数維持の重要性を県議選でアピール。一定の支持を集めた。

 当日有権者数は95万5076人(無投票3区除く)。投票率は52.49%(前回57.82%)で、過去最低の投票率だった前回を更に下回った。【吉永康朗】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120611-00000004-yom-pol
沖縄県議選、与党過半数割れ…民主惨敗1議席
読売新聞 6月11日(月)0時20分配信

 沖縄県議選(定数48)は10日、投開票された。

 自民、公明党などの県政与党は改選前と同じ21議席にとどまり、前回に続き過半数を割り込んだ。

 民主、共産、社民などの野党・中立は1議席増やし、27議席を占めた。前回4議席を得た民主党(2人は任期中に離党・除籍)は3人を擁立したが、1議席しか確保できず、県連の上里直司幹事長(39)が落選するなど惨敗した。

 県政最大の課題である米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設問題では、与野党とも同県名護市辺野古への移設反対で足並みがそろっている。仲井真弘多(ひろかず)知事も10日夜、県外移設を求める方針について、記者団に「全然変わらない」と改めて明言、移設計画の進展は難しい状況が続きそうだ。

 投票率は52・49%。前回(57・82%)を下回り、過去最低だった。

2764チバQ:2012/06/11(月) 21:48:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120611-00000000-ryu-oki
県議選 野党・中道が過半数、仲井真県政に打撃
琉球新報 6月11日(月)10時5分配信


無所属、中道のスタンスで選挙戦に臨み、浦添市区で初当選、万歳する儀間光秀氏(中央)=10日午後10時半すぎ、浦添市仲間の選挙事務所

 任期満了に伴う第11回県議会議員選挙(定数48)は10日、無投票当選が決まった糸満市、宮古島市、南城市の3選挙区を除く11選挙区で投票され、即日開票の結果、野党・中道が現有26議席から27議席に増やして多数を維持した。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を拒む民意の強さを反映する形となった。過半数奪取を目指した仲井真弘多知事を支える与党は敗北を喫し、前回選挙の22議席から21議席に後退した。投票率は52・49%と過去最低を更新した。
 与党に近づきつつあった民主も1議席減らしたことによって、議会構成は与党が過半数に届かないことが決定的となった。仲井真県政は、今年が初年度となる第5次振興計画に基づく新たな振興政策の実現や県立病院の独立行政法人化などに向け、難しいかじ取りを迫られる。
 県政与党の自民は、浦添市区で現職の県連幹事長が落選するなど、議席を減らし、仲井真知事の求心力が低下する可能性もある。
 米軍普天間飛行場の返還・移設問題で、名護市辺野古への移設は不可能としつつ、「県内移設反対」を明言しない仲井真知事の政治姿勢に対し、野党側はさらに攻勢を強めるとみられる。識名トンネル工事の虚偽契約問題でも県の責任を厳しく追及することは必至だ。
 党派別当選者の内訳は県政与党の自民が1減の13人、公明3人、無所属5人の計21人。野党は社民が1増の6人、共産は5人を維持、社大は1増の3人、無所属・諸会派7人の計21人。中道は民主が1減の1人、そうぞうが1人を維持、国民新の1人、無所属が3人の計6人。現職は39人、新人6人、前職2人、元職1人。女性は1減の6人。
 自民は浦添の現職が落選したことで議席を減らした。社民は現職5人に加え、豊見城市区で新人が当選。共産は現職全員が再選。公明は現職が当選。民主は1議席減らした。社大は現職2人が再選し、前委員長の前職が返り咲いた。そうぞうは再選、国民新の元職は返り咲いた。

2765チバQ:2012/06/11(月) 21:50:10
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-192416-storytopic-116.html
県議選投票率那覇48% 激戦6区全て前回割れ2012年6月11日  10日投開票された第11回県議会議員選挙の投票率は52・49%と前回の57・82%を5・33ポイント下回った。低下傾向に歯止めがかからず過去最低を更新した。県政与野党の過半数獲得の鍵とされたうるま、沖縄、浦添の3市区、国頭、中頭、島尻の3郡区は、期日前投票は前回を上回った一方、結果的には全て前回に届かなかった。
 那覇市区は、11月の市長選の前哨戦と位置付けられたものの投票率は50%を割り込み48・12%。前回より5・58ポイント減少した。
 仲井真県政への評価が最大の焦点で、米軍普天間飛行場の返還・移設問題の解決方法の違いは鮮明だったものの、県内移設の賛否をめぐる対立軸はなかった。日米両政府も行方を注視する基地問題で、与野党間の大きな違いが分かりにくく、有権者の関心を喚起する活動が全体的に弱かった。
 争点の経済振興や医療福祉など生活に直結する政策も似通った面があり論争が乏しかった。
 候補者は前回よりも11人減少し63人(無投票当選者含む)。新人も16人にとどまった。新鮮味に欠けた面も投票率が伸び悩んだ要因の一つになった。
 各党は無党派や浮動票獲得へ、政策をどうアピールしていくのか、今後に大きな課題を残した。

2766チバQ:2012/06/11(月) 22:15:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120611-00000001-ryu-oki
糸満市長に上原氏再選
琉球新報 6月11日(月)10時5分配信


 【糸満】任期満了に伴う糸満市長選挙は10日投開票され、現職の上原裕常氏(63)=無所属、自民、公明推薦=が1万811票を獲得し、再選した。投票率は60・83%で、前回より約6ポイント低くなり、本土復帰以降の同市長選で最も低かった。
 上原氏は、4年間の実績が浸透したと強調し「市民に約束した八つの基本政策の実現に引き続き取り組んでいく」と抱負を語った。
 糸満市の当日有権者数は、4万3574人(男性2万1676人、女性2万1898人)。投票数は2万6160票で無効票は344票だった。
 上原裕常氏(うえはら・ひろつね) 1949年1月27日生まれ。糸満高卒。67年に糸満市役所採用。総務企画部長などを務め、2008年6月に市長初当選。字糸満出身。

▽糸満市長選挙開票結果(選管最終)
当10811票 上原裕常 無現
  8634票 大田 守 無新
  6715票 西平賀雄 無前

2767チバQ:2012/06/15(金) 00:13:10
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20120613-OYT8T01437.htm
副知事案 県議会に懸念も




小野泰輔氏 県は13日、副知事を退任し総務省に復帰した兵谷芳康氏(53)の後任として、蒲島知事の東京大教授時代の教え子で県政策参与(非常勤特別職)の小野泰輔(たいすけ)氏(38)を起用する人事案を開会中の県議会に提案した。人事案は賛成多数で同意される見通しだが、議員からは国とのパイプの弱体化と、若さと行政経験の少なさを懸念する声が上がった。(北川洋平)

 小野氏は東京都出身。東大卒業後、衆院議員秘書やコンサルタント会社員などを経て2008年4月、蒲島知事の1期目から政策スタッフとして非常勤特別職に就任。東日本大震災の被災地と県の連絡調整や、川辺川ダム問題などを担当してきた。

 代表質問では最大会派・自民党(34人)の前川收(おさむ)議員が、これまで副知事は県庁生え抜きと、総務省からの出向者の2人制だった経緯を踏まえ、「国とのパイプがない新しい副知事の役割をどう考えるのか」などと人選の理由を含めて質問した。

 これに対し、知事は「判断力、行動力、県政への情熱などを基準にした。将来を見据えた政策決定や、若者の声を生かせる人物。国とのパイプは弱まるが、東京事務所や、私自身の人脈を活用し遜色なく行っていく」と説明した。

 答弁を受け、前川議員は「(知事が説明する)国とのパイプ対策は従来から行っているもので、懸念は払拭されない。若い方の就任で、県庁職員のモチベーション低下も心配だ。党内で検討した上で結論を導く」と語った。

 代表質問終了後、無所属改革クラブ(2人)の大西一史議員も「小野氏の手腕は未知数だ。なぜ選ばれたかの理由説明も十分ではなく、同意するかどうか決断できない。一般質問を通じて知事に説明を求めたい」と話した。

 知事はこの日の答弁で、県庁生え抜きの村田信一副知事(61)が全部局を統括し、小野氏は新エネルギー施策、川辺川ダム問題に絡む五木村の振興など知事特命案件の対応を任せる考えも示した。

 共産(1人)の松岡徹議員は「身内を抜てきする側近政治。村田副知事一人で全部局に対応できるのなら、無駄なお金を削減するために1人体制にしていいはずだ。今回の人事案には反対だ」と語った。

 今回の人事案は20日の本会議で採決される予定。抜てき人事に波紋が広がっているが、自民党のベテラン議員の間で「知事の専決事項」といった声があるほか、第2会派の民主・県民クラブ(5人)は賛成を示すなどしており、同意される公算が大きい。

(2012年6月14日 読売新聞)

2768チバQ:2012/06/15(金) 00:23:22
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120613-OYT1T00343.htm
土産店回り、宿でビール…政調費で市議観光視察

福岡市議会の会派「みんなの党市議団」が昨年8月、当時所属していた議員5人のうち4人で、大分県由布市湯布院町のホテルに「研修会」として1泊し、宿泊費など計約2万8000円を政務調査費から支出していたことがわかった。


 福岡市議会では担当者に話も聞かず、施設を回るだけの“観光視察”が横行しているが、今回も行政や観光団体と面談などは行っていなかった。

 4人は吉武輝実(58)、寺島浩幸(51)、富永周行(37)、藤本顕憲(67)の各議員。富永、藤本両議員は現在、「無所属の会」に所属している。

 党市議団代表の吉武議員によると、一行は観光振興策などを学ぼうと、昨年8月20日昼過ぎ、自家用車2台で湯布院に到着。個別に土産店などを回り「いつ頃開店したのですか」「ここはテナントの店ですか」などと店主らに質問し、ホテルで午後10時頃まで政策について議論したという。一部議員はその後、ビールを飲むなどして就寝。翌朝、福岡に戻った。

(2012年6月14日11時22分 読売新聞)

2769チバQ:2012/06/17(日) 10:05:17
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000001206170002
西都市が土曜議会 初の試み
2012年06月17日


平日は仕事や学校があって傍聴できない市民にも市政に参加してもらおうと、西都市は土曜日の16日、6月定例議会の一般質問を開いた。同市議会を閉庁日に開いたのは初めて。中高生を含む一般市民らが、議員と市長の質疑応答に熱心に耳を傾けていた。


 議会事務局によると、普段、平日の傍聴者は平均10人にも満たないという。この日は8倍にあたる約80人が傍聴した。同市で7月30日に予定されている子ども議会を控え、登壇する市内6校の中学生12人も「本物」を傍聴した。


 三納中3年の浜口健太郎君(14)は「中学校を休まずに見に来られたのがよかった。病院の診療時間を長くしたほうがいいという議員の意見に賛成した」。


 同市議会の井上司議長(66)は「議会は、西都市民の生活をどうしたらいいか考える場。市民と一緒に市政を考えるいいきっかけになった。今後も続けられれば」と話した。(柴田秀並)

2770チバQ:2012/06/17(日) 10:08:22
>>2768
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120613-OYT1T00355.htm
みんな渡辺代表面会にも政調費…市議団上京で

 福岡市議会の会派「みんなの党市議団」が昨年11月、上京して同党の渡辺喜美代表と面会した際、旅費などを全額政調費から支払っていたことがわかった。

 市議会の「政調費の手引き」では、政党活動に要する経費は支出対象に認められていない。

 吉武輝実議員によると、全5人で昨年11月7〜8日、子ども向け職業体験テーマパーク「キッザニア東京」(江東区)、六本木ヒルズ(港区)の発電設備などを見学。このうち4人が衆院議員会館を訪れ、渡辺代表と10〜15分、意見交換したという。

 一部議員は、この際に撮影した代表との写真を自身のブログに掲載している。

 この上京視察で5人が使った政調費は、航空機代や宿泊費など計48万6260円。吉武議員は「代表と会ったことがない市議団のメンバーがいたので訪問したが、不適切だったとすれば、議会事務局と相談し、今後の対応を決めたい」と話した。

(2012年6月13日11時19分 読売新聞)

2771チバQ:2012/06/17(日) 10:58:18
>>2588>>2599>>2705
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20120616/02.shtml
陣内八郎県議の請求を退ける

 昨年4月の県議選をめぐる公選法違反(現金買収)の罪で、連座制の対象となる総括主宰者の選対長と出納責任者の有罪判決が確定したことを受け、民主党県議の陣内八郎氏(62)=長崎市区選出=が福岡高検の検察官を相手に連座制の不適用の確認を求めた訴訟の判決で、福岡高裁は15日、連座制を適用する判断を示し、陣内氏の請求を退けた。陣内氏は同日、上告した。

 陣内氏側は、公選法は選挙運動を定義しておらず、合法、違法が明確ではないと指摘し、悪質ではない買収事件に連座制を適用することは重すぎる行政罰と主張。法の適正な手続きを定めた憲法などに違反するとし、連座制の不適用を求めていた。

 木村元昭裁判長は判決理由で、最高裁判例を引用し「公選法に選挙運動の定義はないが、選挙運動は特定の候補者を当選させるため、投票を直接、間接的に勧誘、誘導する行為と解釈できる。不明確とは言えない」と指摘。「総括主宰者、出納責任者の行為は悪質ではないとは到底言えない」とし、連座制の適用は妥当と判断した。

 連座制が適用されれば当選は無効になり、陣内氏は5年間、同じ選挙区から県議選に立候補できなくなる。

2772チバQ:2012/06/20(水) 23:18:44
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=41258
かごしま知事選 21日告示、候補ポスター思惑満載
(2012 06/20 09:30) 21日の鹿児島県知事選告示まであと1日。17日間の選挙期間中、有権者に候補者の顔を売り込む手段の一つが選挙運動用ポスターだ。42センチ×40センチ(知事選のみ)のスペースは、工夫次第で使い方もさまざま。しかし、デザインの専門家は「懲りすぎないのが一番」とアドバイスする。
 選挙運動用ポスターの決まり事は、掲示責任者名と住所、印刷社を明記すること。中傷や虚偽の表現などを除けば、写真や標語、政策、演説会の告知などを入れても構わない。色も自由。ただし、立体的に見えるデザインは、ポスター1枚以上の効果があるとみなされ禁止されている。
 「自由だからといって懲りすぎは逆効果。顔と名前をはっきり出すのが一番」。過去の知事選をはじめ、県議選や市町長選などの制作に携わった鹿児島市内の男性ディレクター(57)は語る。

2773チバQ:2012/06/21(木) 00:29:31
>>2724
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20120620ddlk40010351000c.html
選挙:うきは市長選 高木氏が出馬表明「前市政の継承したい」 /福岡
毎日新聞 2012年06月20日 地方版

 うきは市長、怡土(いど)康男氏の死去(5月25日)に伴う、同市長選(7月8日告示、同15日投開票)の立候補予定者説明会が19日、市役所であり、国土交通省九州地方整備局元職員の新人、高木典雄氏(60)の1陣営が出席した。高木氏は同日午後、記者会見し出馬20+件を表明。「怡土前市長のやり残したことを継承し、中山間地域の自然や文化などの資源を生かしたまちづくりを進めたい」と述べ、無所属で立候補する意向を示した。

 高木氏は旧浮羽町(現うきは市)出身。浮羽東高(現浮羽究真館高)卒業後、70年に建設省(当時)に入省。在職中、福岡大商学部2部で学び74年、卒業した。1994年から4年間、建設省から出向して旧浮羽町助役を務めた。今年3月、国土交通省を退官した。

 同市長選には現時点で他の立候補者擁立の動きはみられず、無投票の可能性もある。6月2日現在の有権者数は2万6335人。【土田暁彦】

〔筑後版〕


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