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東北 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:15:14

統一地方選スレから東北地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
宮城スレもあったけど政治ネタは引き続き此処へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1212635128/l40
北海道はこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1223878241/l40

986名無しさん:2009/11/29(日) 10:09:07
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091129t11022.htm
幹事長に郡氏起用 民主宮城県連、役員人事本格化
 民主党宮城県連(岡崎トミ子代表)の役員人事は28日、幹事長に郡和子衆院議員(52)=宮城1区=を起用することが固まった。12月6日の定期大会に向け、選対委員長や政調会長などの人選も本格化しており、新執行部の顔触れが注目される。

 郡氏は2005年の衆院選比例東北で初当選した。今年8月の衆院選宮城1区で再選し、現在2期目。県連副代表を務める。

 空席の代表代行には桜井充参院議員(53)=宮城選挙区=を充てる方向で調整が進んでいる。

 桜井氏は1998年の参院選宮城選挙区で初当選し、現在2期目。党参院政審会長、県連副代表を務める。今月24日締め切られた代表選への立候補に一時、意欲を見せた。

 役員人事では、岡崎代表が10月の知事選で惨敗した責任を取り、任期満了で退任する意向を表明。元代表の安住淳衆院議員(47)=宮城5区=が4年ぶりに代表復帰することが内定している。

 98年の結党以来、代表に就いたのは岡崎氏と安住氏だけ。県連は来年夏の参院選宮城選挙区(改選数2)で、2議席独占を目指しており、当面は経験豊富な安住氏の手腕に期待が集まるが、参院選以降は役員の世代交代が進む可能性もある。

 人事案は新代表となる安住氏が定期大会に提出し、承認される見通し。
 安住氏は取材に対し、「郡氏や桜井氏はこれから県連の中核を担う存在。代わり映えのする顔触れの執行部になる」と強調した。



2009年11月29日日曜日

987チバQ:2009/11/29(日) 12:09:16
>>114ほか過去記事だけど 結果は小山田の圧勝
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2008/12/12/new0812121101.htm
混迷の度深める十和田市長選の構図探る(2008/12/12)
 任期満了に伴う十和田市長選は二〇〇九年一月十一日に告示され、同十八日に投票が行われる。これまでに、旧市の市長時代を含め通算四選を目指す現職中野渡春雄氏(71)と元青森県職員の新人小山田久氏(62)、同市選出の元県議で新人中村友信氏(53)が立候補を表明、保守による三つどもえとなる公算が大きい。告示まで一カ月を切った選挙戦の構図を探った。
 
 「中村さんが出るのは自由だが、どちらの票を食うのか。先が見えなくなった。安心は禁物だ」
 四日に開かれた小山田氏の総決起大会。中野渡、小山田両氏による現新一騎打ちの構図が“第三の候補釤である中村氏の参戦で一変し、現職への批判票を当て込んでいた小山田陣営の幹部は危機感をあらわにした。
 保守勢力の強い市政界は、三氏の出馬表明で混迷の度を深めている。中でも市議会(定数二六)は中野渡、小山田両氏の支持をめぐって事実上二分、日増しに緊張感が高まっている。
 市議会与党会派はこれまで中野渡氏を支援してきたが、与党最大会派の高志会(九人)で、市政運営に不満を漏らした自民党系などの五人が小山田氏支持を表明。同氏擁立に動いた野党会派の市政・社民クラブ(七人)の六人と手を組み、現職に反旗を翻した。
 現職を支持しているのは、高志会の残る四人と、与党第二会派の明政一心会(八人)の七人だ。市議会での中野渡、小山田両陣営の勢力は共に十一人と拮抗(きっこう)しており、会派再編の可能性も浮上する。
 □    □
 地元選出の自民党県議の対応も分かれた。県議会議長となった田中順造県議は中野渡氏の選対本部長に就任。丸井裕県議は小山田氏の支持を鮮明にし、市長選は田中、丸井両県議の“代理戦争釤の様相を呈している。
 「売られた戦いは受けて立つ。まちづくりの集大成として四期目の必勝を期す」(田中県議)「これからは経営型の行政だ。農業を発展させる専門家に市長になっていただきたい」(丸井県議)と互いに火花を散らす。
 過熱する中野渡、小山田両陣営の戦いに突如、割って入る形となった中村氏。出馬を最終決定した先月二十九日の後援会幹部会では「もう少し充電すべきでは」と難色を示す声も上がったが、本人の意思は固かった。
 中村陣営のある関係者は「敗戦が続き、このままでは存在感が薄れてしまう。政治家は常に戦い続けなければならない。その気持ちの表れではないか」と決断の背景を読む。
 □    □
 市内の自民党勢力が分裂含みの動きを見せる中、地元選出で自民党衆院議員の江渡聡徳氏は現在、支持の態度を明確にしていない。本紙の取材に対しても「思慮している段階」と述べるにとどめる。
 ただ、江渡氏が公務のため欠席した両氏の事務所開きでは、微妙な対応の違いが浮き彫りとなった。小山田氏には自身の後援会連合会長が代理で出席したものの、中野渡陣営に顔を出したのは後援会事務所長だった。
 後援会連合会長と事務所長という「格の差」に加え、江渡氏が次期衆院選用に借りていた選挙事務所は衆院選先送りで閉鎖後、小山田陣営が受け継ぐ形で使用。高志会会長で、江渡氏の叔父に当たる江渡龍博市議が小山田氏の後援会筆頭副会長に就任している。
 「小山田氏寄り」とも受け取られかねない江渡氏側の動きに、中野渡陣営は神経をとがらせており、ある幹部は「市長選の結果次第では江渡氏の求心力にも影響が出るだろう」と、次期衆院選をにらみ江渡氏を“けん制”する。

988とはずがたり:2009/11/29(日) 17:04:53

民主系国会議員6人と意見交換会 秋田経済同友会
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20091129c

 秋田経済同友会は28日、秋田市のルポールみずほで本県の民主党系国会議員6人との意見交換会を開いた。自治体や業界団体による国への要望の受け付け方法について意見を交わしたほか、景気回復に向けた経済対策を要望した。

 民主党は自治体や業界団体からの陳情を国会議員や県連が受け付け、党本部の幹事長室が一元的に取りまとめることとしている。同友会はこれまで各国会議員と個別に意見交換していたが、政権交代を受け、一堂に会して意見を交わす場を設けるよう民主党県連に申し入れていた。

 意見交換では、民主党の新たな陳情システムについて「生の声を直接聞いてもらうのが、政策実現への手っ取り早い道だと思う。要望をどのように受け付けて処理していくのか」といった質問や、「要望が県連を通じて党本部に上げられる過程でどうなるのか、透明性の確保が課題。県民に見える形でやってほしい」との意見が出された。

 県連の寺田学代表は「窓口が国会議員という点は変わっていない。(省庁との間に)党本部が入ることが変更点。要望はそれぞれ大事なもので、県連よりも党本部で重点化した方が良いという意見もあったが、(指摘を)重要な示唆として受け止めたい」と説明した。
(2009/11/29 09:49 更新)

989チバQ:2009/12/02(水) 00:45:06
>>966
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20091201085407.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f
2009年12月1日(火)

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弘前市長発言拒否、記録から欠落

 弘前市が11月11日開いた相馬〓一(しょういち)市長の定例記者会見で、弘前駅前の複合商業施設「ジョッパル」への対応を問われた市長が、記者から「相馬さん」と呼ばれたことに反発、発言を拒む場面があった。市は26日、会見録を市のウェブサイトに掲出したが、このやりとりは欠落していた。広報広聴課は「趣旨を損なわない範囲で重複した言葉遣いなどを整理した」(対馬昇悟課長)と説明している。※相馬〓一市長の「〓」は「金」へんに「昌」

 会見では弘前記者会加盟社の記者が、ジョッパルへの対応をめぐり「市長さんにあらためてうかがいたいが、相馬さんとして、何らかの形で市の役割を果たしていきたいとお考えでしょうか」と質問。相馬市長は「あなたが今、相馬さんと言ったから、市長として答えることはない。私は個人では答えられない」と語気を強めた。

 記者が「相馬市長は…」と同じ質問を繰り返すと市長は見解を述べたが、この間、約30秒のやりとりは会見録に収録されなかった。

 対馬課長は30日の取材に対し、市長から会見録の扱いについて指示はなかったと語り、「どんな整理が適切か今後、検討したい」と強調した。同市は今年4月分から市長定例会見録を公開している。

990チバQ:2009/12/02(水) 12:17:52
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws5195
どう動く、大船渡市長選 4期現職の去就焦点
任期満了まで残り1年
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 大船渡市の甘竹勝郎市長(66)は、二日で四期目の任期を一年残すだけとなった。次期市長選を見据え、市長の去就に関心が集まっている。現在は意志を明確に示しておらず、今後は他候補の動きにも影響を与える態度表明時期がいつになるかも焦点の一つ。改選に向けた動きは現時点では表面化していないが、多選の弊害もささやかれるだけに、現在のところは現職以外にも、複数の選挙経験者に注目が向けられている。
 現職の甘竹氏は、現在四期目。平成六年の市長選に市議を辞して立候補し初当選。二期目、三期目は元市議・細川武人氏(73)との一騎打ちを制し、十八年の前回選では、大手ゼネコンを退職して臨んだ戸田公明氏(60)を下した。
 今任期では外貿定期コンテナ航路の就航、全国規模の海の祭典「海フェスタ」の開催、市民文化会館の完成、新大船渡魚市場の着工など大型事業を積極的に展開。一方で、強い意欲を見せていた来年三月までの気仙合併は極めて難しい状況となり、大型事業にも課題が山積している。
 残り一年となった任期について甘竹市長は「合併建設計画の着手率を90%に乗せたいほか、働く場所や県立病院医師の確保に努めたい」と語る。その上で次期市長選については「今は行政課題解決に全力を傾注している」と語り、態度を明確にしていない。
 出馬、不出馬の判断に加え、もう一つの注目点は態度表明の時期。他候補の動きにも影響を与えるが「適切な時期に判断したい」と述べるにとどまる。
 前回選で最終的な出馬意志を固めたのは、選挙五カ月前の六月だった。市長は「私の中での思いはある」とするものの、政策の進捗や後援会の意向など総合的に判断して最終的な判断を固めたい考えで、過去の選挙以上に慎重な姿勢を見せる。
 四期目の当選を飾った時に市長は「総仕上げ」と訴えた。この言葉のとらえ方で、現在もさまざまな憶測を呼んでいる。自らの市長職に対する表現なのか、合併建設計画に登載した各種事業に対するものなのか、支持者でも去就には見方が分かれる。
 市長自身は「総合的に使ったもの」と振り返る。しかし、政治姿勢に大きくかかわる部分であり、今後議会などの場で詳しい説明が求められることもありそう。
 現在の市総合発展計画は来年度までで、次任期の市長には新たな長期的ビジョンが求められる。また、合併から十年が経過し、これまで受けていた財政優遇措置も区切りを迎える。旧三陸町との合併建設計画実現に主眼を置いてきた現在の市政運営をふまえ、新しい姿をどう描くかにも注目が集まる。
 また、甘竹市長が出馬すれば五選を目指す戦いとなり、争点の一つに「多選」が浮上する。一騎打ちが続いている過去四回の選挙はいずれも両候補が一万票台に乗せる接戦となっているが、今回も流動要素が多く、先行きが不透明なまま年を越すことになりそうだ。

991チバQ:2009/12/02(水) 12:18:02
 一方、現職以外でも市長選経験者、一人区となって市長選と同じ〝土俵〟となっている県議選経験者の動きも注目されている。市長選で落選した戸田氏はその後、政治的には目立った動きを見せていないが、前回選では五カ月ほどの準備期間ながら現職に約二千票差まで迫った戦いぶりを評価する声もある。
 次期市長選については「今のところはノーコメント。いつ意思表示をするかも含めて何とも言えない」と答える。現在は医療法人・勝久会の専務理事を務めており「政治家という言葉そのもののイメージを嫌っているし、そのこだわりもない。国内外で培った経験を故郷の場で生かしたい、という思いはある。今はこの考えから、経営のお手伝いをしている」と話す。
 また、三期目を折り返した大船渡選挙区選出の田村誠県議(61)の動向も注目される。県議も再来年四月に改選を迎えるほか、県議から首長に転身するケースも少なくないため、後援会に所属する市民からも声をかけられることがあるという。
 三年前の市長選では、中立的な立場を守った。次期市長選については「考えていない。今は与えられた職務を全うするだけ」と田村氏。次期県議選も含めた今後の対応は、後援会と相談した上で判断したい姿勢を見せる。
 二年前の県議選に民主党公認で初挑戦し、田村氏と激戦を展開した渕上清氏(51)への期待も一部から聞かれる。田村氏と同様「考えていない」というが、「今でも政治家としての志は持ち続けている。実績、経験もない中で支持してくれた人への感謝、恩返しはしたい」と話し、次期県議選への再挑戦も含め、今後の政治活動には強い意欲をにじませる。
 前回の市長選で一時出馬が取りざたされた藤原良信参院議員(58)は「ない」と否定。藤原氏が公認を受けている民主党は今年に入り、県内首長選で特定候補に対する積極的な支援が目立つ。この点について「まだ候補者も分からない中で、方向性は決まっていない」とし、当面は情勢を見極める姿勢を見せる。

2009年12月02日付 1面

992名無しさん:2009/12/07(月) 07:34:13
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091207t11021.htm
民主宮城県連、参院選へ戦術強化 執行部一新

党県連の結束を確認し、「頑張ろう」とこぶしを突き上げる安住代表(中央)ら新執行部


 民主党宮城県連は6日、仙台市内のホテルで定期大会を開き、新しい役員人事を決めた。副代表の安住淳衆院議員(47)=宮城5区=が4年ぶりに代表に復帰し、新幹事長に郡和子衆院議員(52)=宮城1区=が就いた。人材の世代交代を見据え、執行部の顔ぶれを大幅に一新。来年夏の参院選に向け、安住氏をトップに政権党の県連として強力な組織運営を図る。(2面に関連記事)

 代表代行には、参院選宮城選挙区(改選数2)で3選を目指す副代表の桜井充参院議員(53)=宮城選挙区=が就いた。

 幹事長代理は元仙台市議会議長の菅原敏秋県議(61)が留任し、前幹事長の木村勝好仙台市議(58)が回った。選対委員長には、新たに菊地文博県議(49)が就任。政調会長は藤原範典県議(62)を再任した。

 菅原、菊地両氏はかつて自民党に所属したことがあり、参院選に向けて組織や戦術の強化を狙う布陣とみられる。

 前代表の岡崎トミ子参院議員(65)=宮城選挙区=は10月の知事選で党推薦候補が惨敗した責任を取って退任し、副代表に回った。前選対委員長の内海太県議(62)は県連陳情窓口「みやぎ政策会議」の事務局長。

 仙台市議会の民主党系会派「民主クラブ仙台」を離脱して保守系会派「新しい翼」に入った横田匡人市議(44)は常任幹事に復帰した。

 大会には支持者ら約350人が出席。来年夏の参院選宮城選挙区で、桜井氏を含む公認候補2人を擁立し、初の2議席独占を狙う活動方針が了承された。

 知事選の敗因を「知名度の決定的な相違、組織力の弱さ、支持基盤が固まっていないこと」などと総括し、「県内各地域で基盤づくりを進め、足腰を強化する」との大会アピールを採択した。

 安住代表は記者会見で参院選について「2議席獲得を目指すが、桜井氏の当選を確実にすることが大前提だ。党本部、県連それぞれの公募に応じた候補者を同列に扱い、党本部と相談しながら選考を進める」と語った。

 大会に先立ち、「事業仕分け」でチーム統括を務めた枝野幸男民主党衆院議員が講演。科学技術予算の仕分け結果に対する批判に触れ、「予算を減らせとは言ってない。予算が科学技術の振興に正しく使われてないと指摘した」と反論した。



2009年12月07日月曜日

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20091206-OYT8T01074.htm
ホーム>地域>宮城
民主県連代表に安住氏決定
 民主党県連は6日、仙台市内のホテルで県連大会を開き、衆院議員の安住淳氏(47)の代表就任を正式に決めた。幹事長には郡和子衆院議員(52)、代表代行には桜井充参院議員(53)が就任する。任期は2年。

 安住氏は、任期満了に伴い退任を表明した岡崎トミ子参院議員の後任として、4年ぶりの代表復帰。県内の陳情窓口となる「みやぎ政策会議」の議長も務める。

 安住氏は「参加してもらう政治こそ、民主党の理念。県や市町村でも事業仕分けをするよう、働きかけたい。県内でも透明性の高い政治にモデルチェンジするため、力を貸してほしい」と呼びかけた。

 また大会では、党推薦候補が大敗した10月の知事選の敗因を「組織力の弱さと、支持基盤が固まっていないこと」などと分析。来夏に控える参院選で、宮城選挙区(改選数2)の議席独占を実現するため、今後予定されている大崎、気仙沼の両市長選などに積極的に候補を擁立し、党勢拡大を図る方針を確認した。

(2009年12月7日 読売新聞)

993名無しさん:2009/12/07(月) 21:48:30
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20091207ddlk04010004000c.html
民主県連大会:新代表に安住氏 代行・桜井氏、幹事長・郡氏 組織拡充へ /宮城
 民主党県連は6日、仙台市青葉区のホテルで県連大会を開き、新代表に安住淳衆院議員(宮城5区)を選出した。代表代行に桜井充参院議員(宮城選挙区)、幹事長に郡和子衆院議員(宮城1区)の両国会議員を配する新体制も承認し、県連組織の拡充に向けスタートを切った。【伊藤絵理子】

 大会には新体制の人事、8月の衆院選や10月の知事選など各種選挙の総括、09年度活動方針など7議案が提出され、承認された。

 安住新代表は就任あいさつで事業仕分け導入を例に挙げ「自民党は台所を隠し美しい料理だけを出したが、民主党は材料の費用も料理も全部見てもらう。透明性の高い参加型の政治こそ民主党の理念」と強調。県内自治体にも事業仕分け実施を求める考えを示した。

 また、来夏の参院選について「勝てば3年間改革を進められるが、負ければ日本は混迷の度を深める」と位置付け、まずは現職の桜井氏と大石正光氏(比例代表)の2人の必勝を期した。

 新体制では、代表ら3人を除く国会議員6人が副代表に就任。幹事長代理に木村勝好仙台市議、菅原敏秋県議、選挙対策委員長に菊地文博県議が就く。陳情受け付けの窓口として新設した「みやぎ政策会議」事務局長には内海太県議を充てる。

 安住代表は大会後の会見で「国会議員は9人に増えたが地方議員は少ない。桜井、郡両議員は将来県連を引っ張るリーダーに育ち、裾野を広げてほしい」と新体制の狙いを語った。

 ◇枝野氏「中抜き重複廃止」訴え−−事業仕分け統括
 民主党県連大会に先立ち、行政刷新会議の事業仕分けの統括役だった枝野幸男元党政調会長が「政治主導への新政権の挑戦」と題し講演した。

 枝野氏は「税金の使い方を根底から変えないといくらあっても足りない。目的そのものではなく、目的達成のために効率的な予算の使い方をしているかを議論した」と説明。予算が独立行政法人などの団体を経由して目減りする「中抜きピンはね」や、類似事業の予算が複数の省庁に分散し複雑になる「縦割り重複」の廃止が必要だと訴えた。

994名無しさん:2009/12/07(月) 21:48:53
>>993
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000912070002
現在位置:asahi.com> マイタウン> 宮城> 記事

安住新代表、「社民と参院選協議」
2009年12月07日

 民主党県連の安住淳・新代表=写真=が朝日新聞のインタビューに応じた(取材は3日)。国民感覚に沿った活動の必要性を述べ、来年7月の参院選で社民党と協力したい考えも示した。


 ――政権政党として、自治体などの陳情受け付けが新たに加わります。
 要望は、選挙区の国会議員や(新組織の)「みやぎ政策会議」で精査する。だが、大臣に報告すべきものがどれだけあるか。自己完結型でやれるものもあり、整理してほしいと町村会で言った。理解してくれていると思う。


 ――地方からの提言は国会に反映させる役割があるのでは?
 大事なのは自治体との手続きではない。国民の中にも真実があるし、国会議員なら手続きなしでも政府を動かすべきだ。自治体や首長の話だけ聞いていては間違う。


 ――総選挙で増えた若手議員に何を望みますか。
 次の選挙までに住民との対話集会を500回開いて欲しい。役所の非常識でも国民にとって常識なら断行する。国民の目や耳となる姿勢が大事だ。あとは「一点突破、全面展開」。ゼネラリストになる必要はなく、一つの問題を地道に掘り下げてほしい。


 ――来年7月の参院選。宮城選挙区で2議席総取りを狙う戦略は。
 現職の桜井(充)さんの当選を確実にすることが絶対。2人目は支持層が重ならないようなインパクトのある候補者を立てたい。


 ――連立を組む社民党も独自候補を立てる方針です。
 (与党から)3人出るのは少しきつい。まず(選挙協力のため)党本部と話し合いたい。(聞き手 箕田拓太)

995チバQ:2009/12/08(火) 12:48:16
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20091208ddlk02010058000c.html
県議会:自民党会派、議長交代めぐり混乱 最終日4時間半遅れ−−結局続投に /青森
 県議会11月定例会は最終日の7日、議長の交代をめぐって最大会派の自民党会派で調整がつかず、県社会福祉協議会(青森市)の横領問題で混乱した9月定例会最終日と同様、本会議開始が4時間以上遅れる事態となった。

 自民党会派では、正副議長が4年間の議員任期中に2回交代し、それぞれ3人ずつ就任することがルールとなっている。「たらい回し」との批判もあるが、昨年12月に就任した田中順造議長と清水悦郎副議長(いずれも自民)の交代時期がきたとし、議長候補の選考を進めていた。

 ところが田中議長が交代に反発し、会派は議員総会で対応を協議。「辞職勧告をすべきだ」などの意見も上がったがまとまらなかった。田中議長が反発した理由は不明だが、取材に対し「4年間の任期がある。県民の負託を受けてやっている」と話した。

 一方、野党会派からは「議長ポストをたらい回しにしている」と批判の声が出た。本会議に先立つ議会運営委員会では、本会議の開始を遅らせている自民党会派から説明がなかったため、今博委員(民主)らが「会派内の理由だけで延ばされたのは由々しきこと」と批判した。

 結局、正副議長は続投となり、定例会は4時間半遅れで開かれ、閉会した。自民の西谷洌(きよし)・議員総会長は「田中議長を説得したがだめだった。初めての事態だ。会派に与える影響も大きい」と厳しい表情を見せていた。

 会派のルールでは、議長候補は5期以上の議員だが、全員が議長を経験しており、4期目から選ぶ予定だった。会派のルールは当選回数の多い同期議員が多くいた時代にできたといい、西谷議員総会長は「前回は4期目から選ぼうとしたが、5期目でやっていなかった田中議長に温情でやらせた」とし、ルールの変更も示唆した。

 議会は一般会計129億770万円の補正予算案など計31議案を可決し閉会した。【矢澤秀範】


http://www.mutusinpou.co.jp/news/2009/12/9351.html
自民会派、県議会正副議長の交代断念 調整で審議に遅れ


 県議会11月定例会は最終日の7日、最大与党・自民党会派(26人)が正副議長交代をめぐって会派内の調整を延々と続け、11月補正予算案などを採決する本会議の開会が当初の予定より3時間半遅れとなった。会派の慣例に基づく交代要請に対し、田中順造議長が在任期間の短さなどを理由に辞職に応じなかったため。「県民不在のどたばた劇」(民主党会派)を演じた末に、正副議長ポストの“たらい回し”を断念、来年の2月定例会に先送りした。他会派からも「議会の私物化だ」「県民に必要な予算を急いで執行しなければならない状況なのに」など批判が噴出した。

 自民会派はこれまで4年の任期中に当選回数などを踏まえ正副議長をセットで3交代させてきた。関係者の話を総合すると、会派側は「総選挙が終わって穏やかな時期」(西谷洌議員総会長)として、田中議長と清水悦郎副議長に辞表提出を求めた。清水副議長が了承したものの田中議長は昨年11月定例会に就任し1年しか経過していないため拒否過去任期4年間で初回と2人目の正副議長はそれぞれ1年半務めたケースが多いためだ。
 同会派は、午前11時から議員総会を開いて対応を協議。昼休みを挟んで田中議長の説得に努めたが翻意させることができず、法的に解任する手段も模索したが見つからないため、議長本人の意向をくみ交代を次回定例会に先送りした。
 自民会派が正副議長の続投を確認し、本会議開会にこぎ着けたのは午後4時半すぎ。田中議長は記者団に対し「長時間の空白は県民に対し(会派として)考えなければ。任期は4年間。県政の課題に前向きに取り組みたい」と淡々と語った。
 民主党会派は「議会の信頼を大きく失墜させる出来事。県政与党として責任のない対応だ」(山内崇氏)と反発。共産党も「何のために遅れたのか全く説明がない。自分らの都合で議会を振り回していいのか」(諏訪益一氏)と非難した。
 議長をたらい回しする慣例にも「確かに短すぎる。地域経済や県民の生活を考えれば、審議の遅れも問題」(公明・健政)、「数の横暴だ。何度も交代すれば議長の権威がなくなる。議会改革の資格がない」(クラブ林檎)と批判が多かった
 西谷氏は取材に対し「議論に長い時間がかかって関係者には申し訳ない」と陳謝。会派内からは「来年の参院選勝利に向かおうとする時に、結束が乱れかねない」との懸念も出ていた。

996とはずがたり:2009/12/08(火) 16:17:45
お情けでやらせて貰った議長がしがみついたという構図か。
>議長候補は5期以上の議員だが、全員が議長を経験しており、4期目から選ぶ予定だった。会派のルールは当選回数の多い同期議員が多くいた時代にできたといい、西谷議員総会長は「前回は4期目から選ぼうとしたが、5期目でやっていなかった田中議長に温情でやらせた」とし、ルールの変更も示唆した。



十和田市 定数2−候補3 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 11,535(35.7%) 田中 順造 57 自民 現 5 建設会社顧問
当 11,248(34.8%) 丸井 裕 50 自民 現 2 石油販売会社長
□ 9,520(29.5%) 中村 友信 52 無所属=民主・社民・国民新 元 福祉会社顧問・元衆院民主支部長

辞めないって云ったときの議長の立場強いっすからねぇ。改選迄居坐ろうって腹かな?

997名無しさん:2009/12/08(火) 20:02:15
http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20091208a
新幹事長に寺田氏が就任 民主党県連
 民主党県連の幹事長に前代表の寺田学衆院議員(秋田1区)が就任した。6日に新代表に選出された松浦大悟参院議員(本県選挙区)が就任を要請し、寺田氏が受諾した。代表、幹事長以外の役員は今後、両氏が指名する。

 寺田幹事長は「(代表から)立場は変わるが、党勢拡大に努力したい」と抱負を語った。松浦代表は「寺田氏は先輩議員として、経験と実績が豊富。これからも県連運営に尽力してほしい」と話した。

 寺田幹事長は2004年7月から県連代表。先月20日告示の代表選挙には「政権交代が実現し、ひと区切りと考えた」として立候補しなかった。

(2009/12/08 08:31 更新)

998名無しさん:2009/12/09(水) 19:45:40
http://mainichi.jp/area/akita/news/20091209ddlk05010052000c.html
民主県連:幹事長に寺田氏 政調会長は京野氏 /秋田
 民主党県連(松浦大悟代表)の幹事長に、前代表の寺田学衆院議員が就任した。

 松浦代表によると、県連大会で代表就任が承認された6日の夜に松浦氏が電話で要請。寺田氏も受諾した。松浦氏は「参院選を控え2区の立て直しなどに期待する」と話した。

 10年の参院選をめぐっては民主党入りしたばかりの現職、鈴木陽悦氏が再選立候補の意思を表明したが、寺田氏はこれまで鈴木氏の立候補に難色を示している。松浦氏は「幹事長の役割は県連全体を見て調整すること。選挙対策だけではない」と述べた。

 また他の役員人事も8日決定した。政調会長に京野公子衆院議員、総務会長に高松和夫衆院議員が就任。副幹事長には、鈴木陽悦参院議員▽川口博衆院議員▽小田嶋伝一県議▽小沢秀宏横手市議▽佐藤哲治秋田市議−−の5人が決まった。党員でない川口氏の就任は、県連の判断によるという。【岡田悟】

http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20091209a
政調会長に京野氏、民主党県連 総務会長は高松氏
 民主党県連(松浦大悟代表)は8日、既に決まっている代表と幹事長以外の新役員を決定した。政調会長に京野公子衆院議員(秋田3区)、総務会長に高松和夫衆院議員(比例東北)が就任した。これで県連の新体制が固まった。

 松浦代表と寺田学幹事長が同日、協議して指名した。このほか、副幹事長には川口博衆院議員(秋田2区)、鈴木陽悦参院議員(本県選挙区)、小田嶋伝一県議、佐藤哲治秋田市議、小沢秀宏横手市議の5氏が選ばれた。

 衆院で民主党と院内会派を組む川口氏は無所属のままでの就任。入党を希望しており、これまでもオブザーバーとして県連常任幹事会などに出席してきた。松浦代表は「(衆院選で大量離党があった)秋田2区地域の立て直しに大切な役割を担ってもらうため就任を依頼した」としている。

(2009/12/09 08:30 更新)

999チバQ:2009/12/09(水) 19:48:32
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20091209-OYT8T00061.htm
小野・尾花沢市長引退へ
今期限り 加藤、菅原氏が出馬意向
 来年8月11日の任期満了に伴う尾花沢市長選で、小野紀男市長(68)は8日、今期限りで引退することを正式表明した。同日の市議会12月定例会一般質問で答弁した。一方、読売新聞の取材に対し、県議の加藤国洋氏(62)(同市・北村山郡区)と前市議会議長の菅原信博氏(58)が立候補する意向を示しており選挙戦が見込まれる。

 小野市長は8日の答弁で、「公約に掲げた少子化対策や農業振興は達成できた」などと振り返り、「3期12年の節目は変わらない。残された期間、全職員の先頭に立って町づくりを進めたい」と表明した。

 加藤氏は、市議を経て県議3期目。「少子化、人口減が急速に進み、従来のような行政頼みの手法ではやっていけない。市民やNPOなどあらゆる分野で連携する町づくりを目指す」と出馬に意欲を見せた。

 菅原氏は市議3期目で、07〜09年に議長を務めた。「『尾花沢のために何かしたい』と考えていた。後援会にはすでに伝えてあり、若者が住みやすい町づくり、商店街の活性化などに力を入れたい」と話している。

(2009年12月9日 読売新聞)

1000チバQ:2009/12/09(水) 19:50:16
話題につきない候補ですね〜
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2009/12/9360.html
2009/12/9 水曜日

弘前再開発ビル破綻での市長発言に認識問う声相次ぐ


 弘前市の第三セクター・弘前再開発ビルの破綻(はたん)に対し、相馬●一市長が記者会見で「責任の感じようがない」と発言したことをめぐり、8日開かれた市議会一般質問で、発言の真意や市長の認識を問う声が相次いだ。答弁した笹村真商工観光部長は「会社の経営責任それ自体について、株主である市が責任を感じるとか感じないとかいうものではないというのが発言の真意」と釈明した。
 相馬市長は、弘前再開発ビルの民事再生手続き廃止に関する10月2日の緊急記者会見で、「市の三セクが破綻したことについて市としてどのように責任を感じているか」との記者の質問に対し「責任の感じようがない経営は会社」と述べた
 一般質問では越明男(共産)三上直樹(LM弘前)の両氏が発言をめぐる相馬市長の認識をただした。
 笹村部長は「市は再開発ビルの株主ではあるが、会社の経営責任者ではないという意味での発言」と述べた。その上で「ただし市民の税金を出資した会社が破綻した結果は誠に残念。区分所有者である市の立場、役割をより明確にし、適切に対応する」とした。
 同日の一般質問では、認識を問われた相馬市長本人は答弁に立たなかった。越氏は「トップの市長の答弁を求めるのは当たり前。全力で答弁するよう(市長に)申し入れてほしい」と藤田昭議長に申し入れる場面があった。
※●は金へんに昌

1001チバQ:2009/12/09(水) 19:50:48
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2009/12/9366.html
2009/12/9 水曜日

県、大和沢ダム建設中止へ 弘前市長は反対


 三村申吾知事は8日、県が国の補助を受け、弘前市南部の大和沢川に計画していた大和沢ダム建設を中止する方向にあることを明らかにした。付近の土淵川と腰巻川に導水し、水質を改善することが目的だったが、両河川とも近年大幅に改善され、「必要性が低くなった」(県土整備部)とみている。2010年度の県公共事業再評価審議委員会で承認されれば、知事が最終決定する。同市の相馬●一市長は土淵川と腰巻川の水量不足を指摘し、「中止には反対」との見解を示している。

 同日の定例会見で説明した。
 大和沢ダムの建設は、土淵川と腰巻川に農業用水路を利用して導水し、水質改善を図ることや大和沢川の洪水対策を目的としたもので、1993年度に事業採択を受けた。事業費は約287億円を見込み、国と県が折半で負担する計画だった。
 事業費ベースの事業進ちょく率は2009年度末で3・2%となる見込み。建設予定地の地質調査や測量は行ったが、用地買収や建設工事は行っていない。
 県公共事業再評価審議委員会は03年度、土淵川と腰巻川の水質に改善傾向がみられていたため、大和沢ダム建設の適否判断に向けた調査を県に求め、三村知事も「前々から(中止について)検討していた」と語った。
 土淵川と腰巻川の水質が改善された理由について、県土整備部河川砂防課は下水道整備が広く進んだことを挙げている。ダム建設中止に伴い、大和沢川の洪水対策は堤防整備や河川の掘削によって進める方針。
 県は今月4日、弘前市にダム建設中止を検討していることを説明。県河川砂防課の阿部晴生課長は「土淵川と腰巻川への導水の必要性がなくなったという認識は同じだったと受け止めている。しかし、治水対策には万全を期してほしいとの要望はあった」と語った
 一方、相馬市長は取材に対し「県から(建設中止の)説明は受けた。川の水質は改善されたということだったが、水量そのものが少なく川の機能としてどうかという意見は席上話した」とし「中止には反対だ」と語った。
 これまで県内で中止になったダム建設事業は、小川原湖総合開発事業(02年度、国直轄)、深浦町の磯崎ダム(03年度、国庫補助)、鯵ケ沢町の中村ダム(05年度、同)。
※●は金へんに昌

1002チバQ:2009/12/13(日) 01:08:25
>>846
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091212t61020.htm
思惑交錯、前哨戦激しく 相馬市長選あす告示

 任期満了に伴う福島県・相馬市長選(13日告示、20日投票)は、いずれも無所属で、3選を目指す現職の立谷秀清氏(58)と新人で市議の根岸利宗氏(52)が立候補を表明、激しい前哨戦を展開している。根岸氏は8年前、立谷市政誕生に大きく貢献したが、今回は対立候補として挑む。その時の選挙で敗れた今野繁前市長(83)は、反現職の立場から根岸氏支持へ。明確な争点が見えない中、さまざまな思惑が交錯しながら選挙戦に突入しようとしている。(相馬支局・加藤敦)

<背景に根強い不満>
 「彼(根岸氏)は、わたしを落選させた張本人ですから」。根岸氏の個人集会で、ゲストの今野氏が冗談めかして手厳しい言葉を浴びせると、会場は笑いに包まれた。
 協力の背景になっているのは、立谷氏への根強い不満だ。

 今野氏は「高速道路や相馬港の整備、企業誘致はそもそも、わたしが手掛けた事業。(それなのに)立谷氏は(負債を残したなどと)悪役呼ばわりしてきた」と憤る。今野氏は政治の表舞台から退いたものの、今も支持する人は多い。

 7期目を目指す今野氏と立谷氏の一騎打ちになった2001年の市長選で、根岸氏は立谷氏陣営の選対幹事長を務めた。新市長誕生の原動力になったが、その後、「政治手法が違う」と離反。

 根岸氏と今野氏は今回、過去のいきさつを超えて「反現職」の立場から手を結んだ。

 財政再建や企業誘致について立谷、根岸両氏の主張に大きな隔たりはなく、選挙の最大の対立軸は「現市政の評価」になりそうだ。

<市債を34億円圧縮>
 この8年間で相馬市政はどう変化したのか。03年当時の財政見通しでは、04年度の赤字見込み額は約7億円。06年度には財政再建団体への転落も予想されていた。

 立谷氏は04年度以降、職員削減や給与カットなどの行財政改革に着手した。借金に当たる市債残高は、ピーク時の309億円から275億円に圧縮。02年度には6億円にすぎなかった財政調整基金も、相馬共同火発石炭灰埋め立て事業の前払い金46億円などを繰り入れ、05年度以降は30億円台を維持している。

 立谷氏は、市長になってからの02〜08年度の行革による節減額を約44億円と見積もる。

 財政再建の一方で、立谷氏の政治姿勢には不満の声が消えない。市職員OBの一人は「市長の周囲はイエスマンばかりで、批判が届いていない」と指摘。

 有権者からも「業界保護と称して市発注事業の前倒しを唱えるなど、特定の業界への配慮が目立ちすぎる」と疑問視する声が出ている。「冷淡」「トップダウン」という印象を市民に与えている感は否めない。

 新規の企業立地や相馬港の定期航路開設など、この8年間で市の経済状況は好転の兆しを見せてきた。ただ年末にはアルプス電気相馬工場の閉鎖が予定されており、雇用への影響が心配されている。漁業や農業も含めて地域経済をどう盛り上げていくのか、新市長にとっての重い課題になる。


2009年12月12日土曜日

1003名無しさん:2009/12/13(日) 17:55:40
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20091213_10
迫られる組織立て直し 自民花巻支部

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 自民党花巻市支部の組織立て直しが注目されている。市内の党支部は告示まで残り1カ月余に迫った花巻市長選で特定候補の支援を断念。また、2011年春の次期県議選については今夏の衆院選後、前回の党公認候補者が不出馬を決めた。党勢の低迷に関係者は危機感を持つが、主要な選挙を戦う候補者不在の中、再生の道のりは険しい。

 次期市長選は来年1月17日告示、同24日投票が予定される。06年の前回は新人3氏が激しく争ったが、この4年で状況は一変。現在、立候補を予定しているのは現職大石満雄氏(51)だけだ。

 自民党は前回、社民党とともに元県職員の新人候補を支持し、民主党推薦だった大石氏陣営と戦った。しかし今回、自民党支部の役員からは「(候補擁立の)時間がない」「党に推薦や支持を求める動きがない」「勝算がない」などという声ばかりが聞こえ、組織の閉塞感が伝わる。

 市内では05年12月、当時自民党花巻市支部長だった照井昭二氏が病気のため県議を辞職した=07年1月死去。支部長職は照井氏の後援会長だった会社社長佐藤良介氏が引き継いだが、その後2回の県議選で党の議席確保に失敗。照井氏の個人後援会の解散なども党勢低下につながった。

 佐藤支部長は政権交代に象徴される自民党の退潮もあり、10月の支部役員会で年内での退任を表明。今後は自民党系の花巻市議8人を中心とした組織の再生に期待を寄せる。

 ただ、旧町部のある支部関係者は「『再生』は話だけ。自民党として活動する理念をあらためて共有し、市全域の組織を構築して出直すべきだ」との厳しい言葉を投げる。

 新たな候補者選びが必要な県議選対応など課題は山積み。佐藤支部長は「党勢回復には人心一新が求められる。来年早々に新役員の体制を決め、夏の参院選や次の県議選に臨みたい」としている。


(2009/12/13)

1004チバQ:2009/12/17(木) 12:28:49
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2009/12/9459.html
守新人の一騎打ちへ 平川市長選まで1カ月


 任期満了に伴う平川市長選は、1月17日の告示まであと1カ月となった。現在までに出馬を表明しているのは、前市議会議長で市議の新人小笠原勝則氏(56)=広船=と、元市議会議長の新人大川喜代治氏(64)=大光寺=。今のところ2人以外に具体的な動きはなく、議長経験のある保守系新人の一騎打ちとなる公算が強い。

 同市長選は、旧3町村合併による市発足後2回目。前回選(2006年)は、旧平賀町長だった外川三千雄市長(76)だけが出馬し、今回が初の選挙戦。
 小笠原氏は当初、外川市長からの世代交代を訴え出馬表明。「合併の基本条項を守りながら市民の目線で行政を推進したい」としており、こまめに市内を歩き態勢固めを進める。今月12日に後援会の設立総会と事務所開きを行った。
 大川氏はいったん出馬表明した外川市長が断念した事態を受け、後継候補として浮上。「市長の基本姿勢は継承する」とし、議会、農事組合、市社会福祉協議会などでの経験をアピールし浸透を図る。今月6日に後援会設立総会を開いた。
 両氏とも「市民派」を強調する一方で、政党などの推薦を求める動きはなく、政党色の薄い争いとなりそう。市勢発展には農業振興が重要と考えているのが共通点で、今後の公約で独自のカラーを打ち出すとみられる。
 市議会最大会派の親政会は「議員の良識に任せる」とし所属議員が両陣営に分散したが、流動的要素も残る。第2会派の正進会は大川氏支持で固まった。1人会派の社民党と共産党は支持者を含め自主投票とする方向。同市区選出の長尾忠行、中村弘両県議は大川氏を支持している。
 2日現在の選挙人名簿登録者数は2万8572人(男1万3258人、女1万5314人)。25日に市役所で立候補予定者説明会が行われる

1005チバQ:2009/12/19(土) 08:05:16
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091219t33022.htm
保釈後も岩手県内で精力的活動 大久保被告
 大久保隆規被告は5月26日に保釈された後、釜石市の実家に戻り、岩手県内の首長選で支持拡大に動き回るなど活発に活動している。

 八幡平市長選(9月27日投票)では、民主党が推薦した候補者のために、国会議員や県議らとともに票の取りまとめに奔走した。投票日直前には、赤松広隆農相が応援に入っており、「大久保秘書らが中心となって準備した」と話す県連関係者もいた。

 釜石市では普段、家族と歩く姿が見られ、近所の女性は「とても元気そうで、昔の印象と変わらない」と言う。


2009年12月19日土曜日

1006チバQ:2009/12/19(土) 08:07:07
変えよう地方議会

http://blog.kahoku.co.jp/chihougikai/cat597/
プロローグ 政権交代の余波
公認候補の孤独(上)逆風あえて自民から
 古めかしい議場を飛び出し、住民と対話する。議員同士が夜を徹して語り合う。行政の一部とさえ見られてきた市町村議会が、改革の坂道を上り始めた。議会に目を向ける住民は少なく、市町村財政は破綻(はたん)の危機にある。それでも何かできることがあると、東北各地で地方議会が試行錯誤する。わたしたちの暮らしに最も身近な政治の胎動。そこに光を当ててみたい。地域の自立の芽を求めて。まずは夏の政権交代の後、党の再生、政権基盤の強化を担うことになった地方議員の声に耳を傾ける。(地方議会取材班)


<雨中の出陣式>
 11月1日、酒田市議選が始まった。稲刈りの終わった庄内平野を34台の選挙カーが走る。全開にした車窓から晩秋の雨が吹き込んだ。
 その中に3選を目指す佐藤丈晴さん(42)がいた。ただ一人の自民党「公認」候補として―。

 出陣式は土砂降りの雨だった。
 応援のマイクを握る隣町の町議は「この時期に自民党公認で出るのはマイナスでしかない」と戦いの行く末を案じた。自民党が有権者に見放された衆院選から2カ月しかたっていない。「だからこそ英断だ」と持ち上げられた佐藤さんを、大粒の雨が打った。


 選挙事務所には、公認証書とともに谷垣禎一自民党総裁のため書きが張られていた。「公認の心意気を示したい」という佐藤さんのこだわりだ。


 過去2回の市議選は、佐藤さんも保守系「無所属」で立候補した。ただ、心の中には常に疑問があった。「自民党員として政治活動をしているのに、選挙のときだけ無所属を名乗るのは、有権者を欺く行為ではないか」


 同調してくれる同僚議員を探したこともある。「後ろめたさを抱えて当選した議員に、議会改革はできない」と口説いたが、逆に「ばかな考えはやめておけ。無所属で何の不都合もない」といさめられた。


<「地域の代表」>
 多くの地方議員選挙と同じように酒田市議選の候補も、無所属を名乗ることで有権者に「自分は政党ではなく地域の代表だ」とアピールする。


 今回の市議選候補のうち15人が自民党に所属している。8月の衆院選では酒田市を含む山形3区選出の加藤紘一元自民党幹事長(70)のため、地域票の取りまとめ役になった。


 市町村の議員選挙は地域代表として戦い、国政選挙は自民党の集票マシンに徹する。保守系の地方議員は、二つの顔を使い分けて自民党の長期政権を支えてきた。夏の衆院選は、そんな集票システムの限界をあらわにした。


 2008年末の全国の市区町村議員数は約3万5000人。平成の大合併で4割減った。無所属議員は、ほぼ半減した。地方議員の大量リストラで、自民党政権の足腰は衰えていた。

<友人らが頼り>
 びしょぬれで街頭演説を繰り返す佐藤さんを支援するのは、家族や友人たちだ。


 72歳になる父親が毎晩、個人演説会場を設営した。あんどんをともし、座布団を敷き詰め、室内を暖めた。友人は1週間、職場を休んで選挙カーのハンドルを握った。


 加藤元党幹事長は、「必勝」鉢巻きを貸してくれた。が、それだけだった。
 「加藤先生の選挙には全力で協力するが、自分の選挙は自分で賄う。国会議員系列とはそういうものだ」。佐藤さんが支援の薄さを気にする様子はなかった。


 酒田市議選には今回、民主党からも初めて公認候補が立った。佐藤さんと当選同期の石黒覚さん(53)は「自分もスタンスをはっきりさせて戦いたい」と話す。


 佐藤さんの主張に共鳴したのは、これからの議会改革でライバルとなる民主党の市議だった。


【写真】谷垣禎一自民党総裁のため書きが張られた選挙事務所。党公認候補の佐藤丈晴さんが遊説に向かう=11月5日、酒田市

(2009/12/07)

1007チバQ:2009/12/19(土) 08:07:44
http://blog.kahoku.co.jp/chihougikai/2009/12/post-1.html
プロローグ 政権交代の余波
公認候補の孤独(中)党再生 まずひざ詰め

<収まらぬ熱気>
 酒田市議選の選挙ポスター掲示板に、自民党ただ一人の「公認」候補、佐藤丈晴さん(42)の弱気が見て取れた。
 8月の衆院選で自民党を政権の座から引きずり下ろした有権者の熱気は、まだ収まっていなかった。ポスターに「自民党公認」と書き込む度胸はなかったようだ。

 支持者とじっくり話し合える個人演説会で、佐藤さんは公認を選んだ経緯も含め、思いの丈を語った。


 選挙戦初日は、地元の自治会館で開いた。防犯灯の増設、公園の整備、橋の架け替え...。会場から続々と要望が挙がる。だが「当選したら必ず」などと、安請け合いはしなかった。

 慎重に言葉を選び、答えを返す。「防犯灯が足りないのは、ここだけの問題ではない。市に情報を出してもらい、どこから設置していくか優先順位を皆さんと考えたい」

 「票と引き換えに有権者が見返りを期待する政治は、終わりにしたい」という佐藤さんの思いがにじんだ。だが、期待外れの回答に会場の反応は思わしくなかった。

<「大敗は当然」>
 選挙戦6日目の個人演説会。支持者から質問が出た。「なぜ、いま自民党公認なのか」

 佐藤さんは持論を訴える。「戦後の日本で、地域に密着して住民の悩みや困り事と向き合ってきたのは自民党の地方議員だった。地方から国政に声を届けられるのは、自民党の地方議員しかいない」

 「だから」と、佐藤さんは率直だった。「地方の声に耳を傾けなくなった自民党が、衆院選で大敗したのは当たり前」

 自民党に取って代わった民主党は、子ども手当の支給など恩恵をばらまく政策で有権者の心をつかもうとした。

 「そこに落とし穴がある」と言葉を継いだ。「政府が国民一人一人と直取引するようになったら、何でも行政に頼る世の中になってしまう。自分たちのことは自分たちで決めるという住民自治の意欲が奪われる」

<法整備に尽力>
 選挙戦の終盤、東京から朗報が届いた。

 地方議員の優れた活動を表彰するマニフェスト大賞の発表があった。全国の地方議員でつくる「海ごみ対策推進地方議員連盟」が、地域環境政策賞に選ばれた。佐藤さんは連盟結成の呼び掛け人であり、代表だ。

 地方議員が、国会議員や官僚と同じテーブルで協議し、法律をつくるという前例のない政治スタイルが高く評価された。今年7月、海ごみの撤去について国と自治体の役割分担を明確にする法律が成立した。

 関連予算50億円のうち3億円が、山形県にも振り分けられる。公共事業の減少に苦しむ地元建設業者に、山形県の海岸線に散らかるごみの除去作業が発注される。

 「住民とともに、暮らしの現場に横たわる課題に立ち向かう。議員には政策立案という武器がある。必要なら、国政にも働き掛ける。地域社会の自治を守るのは、地方議員しかいない」

 佐藤さんはこの時、地方議員の可能性と自民党再生のヒントが、はっきり見えたように感じていた。


【写真】佐藤丈晴さんの訴えに耳を傾ける人たち。住民と議員の関係を見直したいという思いは届いたか...=11月6日、酒田市

(2009/12/08)

1008チバQ:2009/12/19(土) 08:08:22
http://blog.kahoku.co.jp/chihougikai/2009/12/post-2.html
プロローグ 政権交代の余波
公認候補の孤独(下)なれ合い許せず離党

<市長選は中立>
 酒田市議選の最終日、市中心部で、盛大な街頭演説会が行われた。市長選と市議選がダブルで行われる酒田市の"恒例行事"だ。
 市長選で自民党が推薦する現職候補の元に市議選候補19人が集まり、「全力で市長を支えます」と気勢を上げた。大半が自民党籍を持ちながら、選挙では「無所属」を名乗っている。

 そこに、市議選ただ一人の自民党「公認」候補、佐藤丈晴さん(42)の姿はなかった。

 「首長と議員が別々に選ばれる『二元代表制』の地方議会で、監視する側とされる側がべったりの関係でいるのは、おかしい」。佐藤さんにとって公認を名乗るのが政党人としての道理なら、市長選で中立を貫くのは議員としての筋の通し方だった。

 「本人の意向だから仕方ないが、望ましい動きではない」。市長候補の隣で自民党酒田支部長の佐藤弘さん(66)が舌打ちした。「みんな市長与党の保守系無所属でやってきた。それのどこがおかしい。何もおかしくない」

 選挙を通じて議員や議会の振る舞いを見直したいという佐藤さんの思いは、最後まで周囲に理解されなかった。

<13票減の23位>
 11月8日午後9時すぎ、投票箱が開いた。34人が立った市議選の定数は30。各陣営とも当落ラインを1400票と読む。

 地元のコミュニティーFM局が、刻々と開票状況を伝える。佐藤さんの選挙事務所にも、支持者が集まってきた。

 2回目の中間発表。佐藤さんに触発されて民主党から公認で立った石黒覚さん(53)に、早くも当選確実が出た。前回から約800票も上積みして最終得票は2773票。4位当選だった。佐藤さんの票は、伸びない。

 事務所に集まった人々の大半は、市長選で当選を決めた自民党推薦の現職候補を支持していた。「首長と議会がなれ合ったら地方自治が駄目になる」という訴えが本当に届いたのかどうか。佐藤さんは不安だった。

 ラジオの当確情報では、既に議席の3分の2が埋まった。時刻は午前0時を回っていた。
 そして―。

 「佐藤丈晴候補が当選確...」。支持者の歓声が、ラジオの音をかき消した。
 得票は1614票。前回から13票減らした。順位も三つ下げて23位。3回目の当選だけは果たしたが、掲げた理想と現実の得票との落差に、佐藤さんの笑顔は5分ともたなかった。

<批判の嵐受け>
 市議選から1カ月がすぎた。この間、佐藤さんには選挙戦以上の逆風が吹き荒れた。自民党公認でありながら、同党が推薦する市長候補を応援しなかったことが、党支部で問題になった。除籍処分を迫る声も上がった。

 「いま離党してしまうのは簡単だが、自分には党再生のために地方議員としてやらなければならないことがある」。一度は怒りを抑え込み、謝罪文を提出
した。

 「間違ったことは何もしていない」と佐藤さんは信じている。だが、党支部は市長「与党」の和を乱す議員を許さない。非難は執拗(しつよう)に続いた。

 悩み抜いた末に酒田市議会の12月定例会が始まった7日、佐藤さんは離党届を出した。「さらば自民党」。愛憎相半ばする決別だった。


【写真】現職市長とともにこぶしを突き上げる市議選候補たち。首長と議会の緊張関係が薄れていく=11月7日、酒田市

1009チバQ:2009/12/19(土) 08:08:59
http://blog.kahoku.co.jp/chihougikai/2009/12/post-3.html
プロローグ 政権交代の余波
与党ブランド/小沢王国 高揚と試練

<提言に2時間>
 11月24日、一関市議会の民主党系会派「一新会」が、市執行部に来年度の予算編成で要望した。コの字形に机を並べ、議員11人が勝部修市長ら20人の幹部と向き合った。
 夏の衆院選で政権が代わり、10月4日に議員選と市長選があったばかり。新市長が誕生し、一新会は最大会派になった。

 冒頭、代表の佐藤弘征さん(65)が切り出した。「これからは市当局への提言にも力を入れていく」

 開かれた政策集団に生まれ変わる―。そんな改革宣言だった。

 宣言に引っ張られるように、住民の暮らしを意識した発言が議員から相次ぐ。「合併の効果が見えないという人が多い。支所にもっと権限を与えたらどうか」「在宅での介護がいかに大変かを選挙で実感した。生活面での応援を手厚くしてほしい」

 さながら議会本番。「一般質問以上だったな」との声も。やりとりは2時間に及んだ。政権交代の高揚感が満ちた。


<3倍の当選者>
 市議選そのものが、地方の足腰強化を急ぐ民主党の戦略を印象付けた。

 党の看板を掲げた当選者が、前回2005年の3倍以上の10人に上った。公認1、県連推薦5、岩手3区総支部支持4―という内訳だ。

 一新会の議員はもともと小沢一郎党幹事長(67)に近い人が多いが、これまでの選挙ではほとんどが無所属だった。「より広い支持を集めたい」。地域の選挙で政党色は歓迎されなかった。

 それが今回は追い風に変わる。初めて推薦を受けた一新会幹事長の千葉幸男さん(60)は、「選挙では自民党農政の不満を吸収できた。政権の実行力をアピールできる効果は大きい」と言う。

 佐藤さんも「地域にこそ、国政の窓口になる議員が必要だ」と強調する。

 一方、議長の菅原啓祐さん(70)は推薦を受けたものの、党派色は控えた。「地域の選挙に政党はなじまない」。40年来の小沢支持者だが、持論は曲げなかった。

 「『無色透明』の方がさまざまな層の住民から本音が聞ける。そうした活動で課題解決の努力をするのが、地方議員の役割ではないか」

 民主王国・岩手でいち早く鮮明になった、地方議員対策。対立陣営の見方は手厳しい。一関市内の自民党関係者は「選挙を見据えた小沢流の議員囲い込みにすぎない。来年の参院選、再来年の統一地方選では集票マシンとして使われるだろう」と指摘する。

<「自覚と責任」>
 市議会12月定例会が11月30日に始まった。

 最大会派を率いる佐藤さんは「党の看板を背負った以上、自覚と責任が求められる」。07年6月に東北で初めて制定した議会基本条例の活用や、一関版事業仕分けの導入に意欲をみせる。

 基本条例は「分権時代を先導する議会を目指す」とうたう。政権党のブランドは、その推進力になるのか。それとも、単なる選挙戦術なのか。

 興奮の夏は日々遠くなっていく。「民主党市議」の挑戦と試練の季節が始まった。


【写真】一関市長ら執行部に要望を伝える市議会最大会派「一新会」のメンバー=11月24日、一関市

(2009/12/10)

1010チバQ:2009/12/19(土) 08:09:38
http://blog.kahoku.co.jp/chihougikai/2009/12/post-4.html
プロローグ 政権交代の余波
自問自答/本分、政策提言にこそ
<賛否明らかに>
 議場で示した判断が、市民に理解してもらえるか。大崎市議の関武徳さん(56)は気をもみながら年の瀬を迎えた。
 「目と鼻の先にある病院が移転するのだから、すぐには納得できない人もいる」

 大崎市は10月、懸案だった市民病院の建て替え場所を市中心部の現在地から、2キロほど郊外に移す方針を打ち出した。市議会は議員一人一人の判断が明らかになるように記名投票を行い、35対16の賛成多数で可決した。
 議会が移転を認めたのは、用地買収が難航し、当初の計画通りには建てられなくなったことが大きい。医師や看護師ら医療スタッフが移転を要望していることを考慮する意見もあった。

 関さんの家は病院から数百メートルの距離。病院が移転すれば、地元の住民は不便になる。来年春に市議選を控え、批判を受けかねない苦しい選択だった。実際、病院周辺を選挙地盤とする市議4人のうち3人は反対に回った。

 「現在地にできるならそれに越したことはないが、状況が変われば、柔軟に考えるしかない。市にとって何がいいのかを判断するのが、議員の役割だと思う」。関さんは市民への説明に力を入れる。


<合併で定数減>
 大崎市は1市6町が合併し2006年に誕生した。現在の市議は52人。合わせて138人だった合併前の4割にも満たない。来春はさらに減り、34議席を争う。定数が減る分、議員の資質が問われることになる。

 有権者の視線は8月の衆院選でも厳しかった。関さんが応援した自民党の伊藤信太郎前衆院議員(56)は「政権交代」の大波にのみ込まれ、宮城4区の議席を失った。

 応援演説のマイクを握りながら、関さんは何度か言葉に詰まった。市議になって14年。話題の蓄えは多い。農協青年部時代、コメ輸入自由化阻止を訴え、テレビ番組で大学教授とやりあったこともある。演説は苦手ではない。

 「今のままの自民党に政権を任せていいのか、半信半疑だった」。農業、地方分権、教育、子育て。訴える政策が浮かんでこなかった。

 関さんは有権者の変化を感じている。「政党の本音、議員の行動を、よく見極めようという人たちが増えた」。その目は市議にも向けられる。

<どぶ板で勝利>
 同じ大崎市でも宮城6区に入る旧鳴子町出身の市議、中鉢和三郎さん(46)は、衆院選で自民党の小野寺五典衆院議員(49)を応援し、勝利を味わった。「6区の端っこにもよく足を運び、耳を傾けてくれる。圧倒的な得票は当然」と勝因を分析する。

 衆院選では有権者の温かい目に触れた中鉢さんもまた、議員の役割を自問自答している。自民党が野党に転じ、地域の声が国政に届きにくくなるためだけではない。

 「地域の課題は地域で解決するのが本来の地方自治の姿。市民の代表である議員が議会できちんと議論し、政策を提案できないと、地域は強くならない」
 東北の田園地帯の真ん中で、新たな地方議会の在り方を探し始めた。

【写真】市議会での質疑の内容を市民に説明する大崎市議の関武徳さん=11月20日、大崎市

(2009/12/11)

1011チバQ:2009/12/20(日) 20:54:59
>>1010
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000912190001
争点は病院の「場所」/大崎市長リコール
2009年12月19日


大崎市民病院の移転に反対し、伊藤康志市長のリコールを求めてデモをする住民たち=大崎市古川

 大崎市民病院の移転建て替え問題で、現在病院のある同市古川千手寺町の地域住民らが、郊外にある古川穂波地区への移転を決めた伊藤康志市長のリコール(解職請求)を求めて署名活動を進めている。自治体病院の存廃ではなく、建設場所を争点としたリコール運動は異例。何に反発して住民は立ち上がったのか。そしてリコール成立の見込みはあるのか。背景を探った。(川崎友水)


 住民がリコールした最大の理由は「市長の方針転換は公約違反」という主張だ。


 伊藤市長は2006年の市長選で当選したが、その際に現在地での病院建て替えを訴えた。2年以上に及ぶ協議を経て、現在地を拡大して建設することを決定。だが、用地買収の難航で建物設計の大幅修正が不可避となり、医療への悪影響を懸念する医師らの移転要望を受けて計画を変更した。


 看板の政策


 伊藤市長が方針を撤回してまで医師側の意見を受け入れたのは、「看板政策」の維持にほかならない。


 大崎市は、旧古川市時代から「古川方式」と呼ばれる24時間切れ目のない救急医療態勢で全国的に知られ、医療を最重要政策に掲げてきた。慢性的な医師不足などで地域医療の崩壊を恐れた市長は、現在地建設を強行することで医師が離反するのを恐れ、意見を尊重せざるを得なかったとみられる。


 しかし、1938年の設立から70年以上も病院を支え続けた地域住民には、市長の変心が「裏切り」と映った。ある男性は「市長が現在地で建て替えると公約したから、地元はみんな票を入れた。だから僅差(きん・さ)で勝てたんじゃないか」と憤る。病院移転で市内中心部の空洞化を危ぶむ商店街の店主らも、反対の輪に加わった。リコール実行委員会の小原茂委員長は「民意を踏みにじった市長を許すわけにはいかない」と糾弾する。


 もう一つ、住民がやり玉に挙げるのが移転先の選定だ。


 古川穂波地区は古くから軟弱地盤とされ、建設地に隣接する大崎生涯学習センターは地盤沈下のため、補強工事が何度も行われていることが明らかになっている。「こんな場所に8階建ての病院の建設はありえない。宮城県沖地震が発生したら液状化現象を起こす可能性もある」と住民側の建築士は指摘する。


 これを受け、市は先月から建設予定地の地質調査を実施。17日の市議会で「建物の支持基盤は地下25メートルにあり、地盤は安定している。土質試験でも液状化しなかった」とする中間報告をまとめ、建設には問題がないとの認識を示している。


 27日が期限


 リコールする住民投票に持ち込むには、27日までに有権者の3分の1(約3万7千人)以上の署名を集めることが必要だ。リコール実行委によると、先週末までに確認した署名数は約7千人。「その時点で未回収の名簿が多数あり、少なくとも2万人以上になっているはず。積極的に署名をいただいている」と自信を見せる。
 だが、市内全域に運動が広がっているようには見えない。田尻地区の女性は「病院そのものがなくなる話じゃない」と無関心。鳴子温泉地区の男性も「移転していい病院ができて医師が確保できれば、市民にはプラスになる」と市の方針に賛成する。
 伊藤市長は「リコールの動きは残念だが、市民のことを考え、いい病院をつくるために決断した。現在地の跡地利用も含め、住民のみなさんと検討していきたい」と話す。ただリコールが成立しなくても伊藤市長は来年4月に改選を迎える。熟慮の末とはいえ、当初の「公約」をたがえたことが、どう影響するかが注目される。

1012名無しさん:2009/12/23(水) 10:57:21
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2009/12/9533.html
2009/12/23 水曜日

田中、東條氏の一騎打ち/鯵ケ沢町長選


 長谷川兼己町長の死去に伴う鯵ケ沢町長選が22日告示され、いずれも新人で無所属の田中亨氏(57)=民主県連推薦=と、東條昭彦氏(68)が立候補を届け出た。両候補は町内で第一声を上げ、27日の投票に向け5日間の選挙戦に入った。
 立候補の受け付けは22日午前8時半から町役場で行われ、両陣営とも代理人が手続きを済ませた。
 田中陣営は同10時から、JR鯵ケ沢駅前で第一声。津島恭一衆院議員、平山幸司参院議員からの激励を受け、田中候補は「町民のための町政であり、行政であるという信念を持って町を運営したい。町支出、政策を見直して財政改革を行い、国から交付税を持ってくることが財政再建の近道。そのためには私が当選しなければならない」と訴えた。
 東條陣営は同9時40分すぎ、町役場前で第一声。木村太郎衆院議員、工藤兼光県議、三橋一三県議らの応援演説に続き、東條候補が「長谷川町政を継承し、40年間の会社経営の実績を生かし、行政に民間の経営感覚を取り入れる。また、町長報酬を半減するが、職員の給与には手を付けない。その代わり一生懸命働いてもらう」と訴えた。
 投票は27日午前7時から午後8時まで町内17会場で行われ、開票は同9時から町山村開発センターで行われる。大勢判明は同10時半ごろ。
 21日現在の選挙人名簿登録者数は1万578人(男4882人、女5696人)。

1013チバQ:2009/12/25(金) 22:03:04
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20091225ddlk03010008000c.html
選挙:久慈市長選 民主県連、遠藤氏を擁立 /岩手
 民主党県連は24日、任期満了に伴う久慈市長選(3月7日告示、同14日投開票)に前県南広域振興局北上総合支局長の遠藤譲一氏(56)を擁立すると発表した。同市長選には再選を目指す現職の山内隆文市長(58)が出馬を表明している。

 会見した遠藤氏は、自身の行政経験を踏まえて「久慈は地理的な条件は悪いが、やれることがまだある。(現市政は)情報発信力が弱い」と述べた。社民党県連合にも推薦要請する予定で、「国政の流れが変わった。訴えるルートを作っていかないと市民にプラスにならない」と話した。

 政権交代後に行われた八幡平市長選と一戸町長選では、民主党県連の推薦候補がいずれも現職に敗れている。同席した畑浩治衆院議員は「両選挙では政党色が前面に出すぎ、政権交代の勢いを駆って中央の論理で戦ってしまった。反省を生かしたい」と話した。

 遠藤氏は同市出身。県立久慈高、中大を卒業し、77年に県職員に。県は24日付で退職。

 県は同日、後任の県南広域振興局北上総合支局長に藤尾善一企画理事が兼務する人事異動を発表した。【岸本桂司、山口圭一】

1014名無しさん:2009/12/26(土) 13:13:52
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000912250005
現在位置:asahi.com> マイタウン> 青森> 記事

09回顧(6) 民主圧勝その後
2009年12月25日

 全国的に「民主圧勝」となった8月の総選挙を取材中、五所川原市内で印象的な光景に出くわした。リンゴ畑の一角に、民主現職の顔写真などが載ったポスター。農家が場所を提供したのだろう。県を代表する農産物のリンゴと、農家の所得補償を公約に掲げる民主。政権交代への農家の期待の大きさを感じ、自民王国青森にも「変化」が訪れる兆しと受け止めた。


 だが、結果は全国的な流れとは異なり、4小選挙区のうち五所川原市を含む1区以外は自民に敗れた。比例票は民主の約33万9千に対し自民は約23万2千と、10万票以上の差をつけたにもかかわらず、だ。候補者個人への支持は、まだ自民に及ばなかった。


 県議会でも、民主は自民の会派に比べて少数派。「国政は与党、県政は野党」。そんな位置付けの中、県内の民主党関係者は政権交代を背景に、自らの「存在感」を高めようと動き始めている。


 今月3日、民主党県連の田名部定男幹事長ら4人が青山祐治副知事のもとを訪れた。鳩山政権は、自治体が官僚に直接陳情するのを認めず、県連や総支部を窓口にして党本部に取り次ぐ新ルールを設けた。そこで県連などは県や市町村の要望に優先順位を付けるため、「意見交換の場を設けよ」という要求を突きつけに行ったのだ。


 意見交換会は18日後の21日にあった。だが、国の予算編成のスケジュールなどから、県連はこの日を待たずに37の要望項目を党本部に伝えた後というちぐはぐさだ。


 会議中、所用で退席しようとした蝦名武副知事を山内崇県議が足止めし、「もう少し早くこういう機会を」と訴えた。「私どもは県政では必ずしも与党と言われているわけではない。どちらかというと、野党という言われ方をしているわけで……」と吐露しつつ、「要望の優先度には我々としても配慮していかなければならない部分がある」。民主をもっときちんと扱ってほしいというメッセージだ。


 政権交代と新ルールの導入で、県連への陳情などは盛んになったという。だが、県連幹部は「県内の首長らの対応は変わっていない。自民の方ばかり向いている」とみる。


 自民党の山内和夫・県連幹事長も「これまでもいろいろな職域から要望などを受け取っていたし、それは今も変わらない」と認める。そのうえで、「(民主党は)マニフェストで訴えたことですら変わってきている。要望しても最終的にそれがどうなるのか先が見えない」と批判する。


 新ルールには、首長らも気がかりな点があるようだ。ある首長は民主党県連への陳情後、「どういう形で反映してくれるのか。不安はある」と答えた。民主党県連の幹部は「政権の座についていざ金庫を開けたら、金がなかったということ。財政事情が変われば、見直しは当然出てくる」と弁明するが、国民はどう評価するのか。


 来夏の参院選に向け、04、07年の青森選挙区で2連敗を喫した自民党県連は今回、候補者を公募し、県内各地で街頭演説会を開いている。民主党県連は総支部に推薦者を上げてもらい、来年1月8日の常任幹事会で候補者を決めるという。候補者選びに関しては自民の方がオープンに見え、「攻め」の姿勢が目立つ。


 国の来年度予算の編成も本格化している。民主、そして地元の県連はそれらの中でどのような存在感を示せるのか、真価が問われる。(大西史晃)

1015名無しさん:2009/12/28(月) 21:03:22
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/miyagi/091228/myg0912280304000-n1.htm
【2009回顧】仙台初の女性市長誕生 「奥山市政」問われる真価
2009.12.28 03:03
 任期満了に伴う仙台市長選(7月12日告示、26日投開票)で、元副市長の奥山恵美子(58)氏が初当選し、同市で初の女性市長が誕生した。全国の政令指定都市でも初の女性市長となった。市長選は、再選出馬に意欲をみせていた梅原克彦前市長(55)が出馬を取りやめ、奥山氏など新人6人による戦いとなった。大きな争点がない中、民主などの政党や市議会の超党派的な支援などを受けた奥山氏が、ほかの5人に大差をつけて勝利した。新年度がスタートする来年は、「奥山市政」も本格的に始動する。(石崎慶一)

                   ◇

 「政治家、市長として一番大切な市民との信頼関係が大きく損なわれていることを痛感した。告示を目前としたこの短期間では、そのマイナスを修復することは不可能と判断した。これ以上支援者に苦しい戦いを強いることはできない」

 仙台市長選の告示まで、あと10日あまりとなった7月1日。再選出馬を表明していた梅原前市長は急きょ記者会見を開き、出馬断念の意向を表明した。自身のタクシー券の不適切使用問題で、市民との信頼関係が損なわれたことが理由だった。

 梅原前市長は、この半月ほど前の6月13日に再選出馬を表明したばかりだった。タクシー券問題で「市民におわびの気持ちを表す」と頭を丸刈りにして会見場に現れ、謝罪した。出馬への強い決意がうかがえただけに、出馬断念は驚きだった。

 断念会見の翌7月2日、梅原前市長は改めて会見し、「出馬断念は断腸の思いだった。そこまでに至る内面的な葛藤(かっとう)は説明するのは難しい」と苦悩の跡をにじませた。

 梅原前市長は平成17年の初当選の後、「仙台方式」と呼ばれる先進的な新型インフルエンザ対策など危機管理に手腕を発揮。任期満了間近の8月に取材した際には、太白区長町に中国の投資ファンドが計画した「空中中華街」構想を撤退に追い込んだことを任期中の成果として強調。一方、やり残したことについては「一部のOBが牛耳る市役所一家、旧権力体制を打破できなかったこと」を挙げた。

 ●現職不出馬で圧勝

 現職が不出馬となった仙台市長選には、新人6人が立候補。元副市長の奥山氏が約16万1000票を獲得し、次点の元副市長の岩崎恵美子氏(65)に約9万5000票の大差をつけて初当選した。選挙戦では各候補とも、保育所の待機児童の解消や行財政改革などを訴えたが、大きな争点がなく、梅原前市長が出馬を取りやめたことで、対立軸が見えにくくなった。こうした中、ともに梅原前市長が副市長に起用した奥山、岩崎両氏の対決が焦点となった。

 奥山氏は梅原前市長との政治手法をめぐる考えの違いから副市長を今年3月に辞職。市議会では超党派的に奥山氏支援の機運が高まり、6月末に「市議の会」が発足。さらに市役所出身の奥山氏は市役所の現職やOBから支援を受けた。

 こうした奥山氏を「市役所の旧体制の象徴」と批判し、「梅原市政の評価すべきところは継承する」と出馬したのが岩崎氏だった。感染症の専門家として陣頭指揮した新型インフルエンザ対策の実績を掲げて戦ったが、及ばなかった。「旧体制を崩せなかったのが残念。力を見せつけられた」と岩崎氏は唇をかんだ。

 市長選での政党のスタンスは、民主、社民が奥山氏を県連レベルで支援。共産は自主投票。前回選で梅原前市長を支持した自民県連、公明県本部も自主投票だった。8月の衆院選では仙台で圧勝した民主だが、その前の市長選当時から吹き始めていた民主への「追い風」にも乗り、奥山氏は全市域で支持を広げた。仙台初の女性市長誕生ともなった。

1016名無しさん:2009/12/28(月) 21:03:32
>>1015

 ●党とは等距離の関係

 市長選では政党の支援を受けた奥山氏だったが、市長就任後は「党とは等距離の関係」として8月の衆院選では特定の候補者の応援はしない意向を明言した。10月の県知事選では就任間もないことなどを理由に、県内の自治体の首長として唯一、現職の村井嘉浩氏(49)の推薦に加わらなかった。また市長選で支援を受けた民主などが推薦した新人候補者の応援に回ることもなかった。だが村井氏が当選を決めた同月25日夜は、事務所に駆けつけ、村井氏の手を高々と掲げ、勝利を祝った。こうした姿勢には両陣営から疑問や不満の声が漏れた。来年の参院選ではどういう“等距離外交”を見せるのか。

 「来年は市長として本当の一年が始まる。初めての予算編成があり、本格的に市政に取り組んでいくという意味で、力を入れてスタートしたい」。奥山市長は22日の今年最後の定例会見で、来年に向けた抱負をこう語った。市によると、景気低迷の影響などにより歳入の伸びは期待できない一方、歳出は増加。平成22年度以降5年間で1788億円の収支不足が見込まれるなど厳しい財政状況が続く。“奥山市政”を特色づける新年度予算については、「入ってくるお金や国の動向を見ながら、この正月に考えたい」と述べた。新年を迎え、どのような仙台市の姿を思い描くのだろうか。

1017名無しさん:2009/12/28(月) 21:23:15
http://www13.plala.or.jp/news21/back/1218_top.html
国政・県政とも「新」を選んだ今年の秋田県
 「今年の漢字」は「新」が選ばれたが、本県の今年も振り返れば、やはり「新」と言い表すのが最適かも知れない。
 まず国政では8月の衆院選で1・2・3区とも自民党が敗退した。昭和30年保守合同による結党以来、(選挙区参院も含めて)全選挙区に自民党の国会議員が一人もいないというのはかつてなかった。正に新時代の到来である。だが県議会においては定数45のうち過半数以上の27議席を占めている自民党が国政では惨敗するというのはどういうことか。秋田県の有権者の政治意識がよく分からない。言えることは中央の政治状況に雷同しやすい(よく言えば敏感?)。あるいは「地方選は人物」、「国政は党を」(または風?)という使い分けなのか。いずれにせよ「一貫性」や「主体性」は薄いものと覚悟して、来夏の参院選に向かうべきだろう。
 地方選では12年振りに知事が新しくなった。前知事は政策に関して「独断的」な発言を投げかけて賛否の論を渦巻かせ、県民の関心を集める、という手法で、在任中話題に事欠かなかったが、佐竹知事は、どんな姿勢で県政建て直しに立ち向かうのか。秋田市長時代は正に「大過なく」が当てはまる存在と言われたが、それでは新時代の指導者としては困る。先般の赤松広隆農水相の「秋田外し」の″暴言″に対しても「事を荒立てることなく、誤解を解いていく」という佐竹知事の発言にがっかりした県民も多いだろう。農業県秋田の知事としてはもっと踏み込んで農民の怒りを代弁する姿勢を見せて欲しかった、という声は多い。新知事には「慎重にして大胆」な県政運営を望みたい。
 国政、県政とも古着を脱ぎ捨てた秋田県民。さて来夏の参院選、各地の合併後の首長選に、どう対応していくか。

http://www13.plala.or.jp/news21/shimen/1225_top.html

参院選の運命を分ける国会論議/「明るい秋田へ」佐竹知事の采配に期待
□参院選の命運を分ける国会論議
 新政権になって初めての新年。1月末からは当初予算を決める通常国会が開かれる。5月まで150日の長丁場の国会が終われば、直ちに7月には参院選が待っている。民主党にとっては参院における絶対優位を保つためには現有107議席にさらに上積みしなければならない。一方、野に下った自民党にとっては勢力挽回の最初のチャンス。現有81議席を死守した上で、なお新規の議席を獲することが至上命令となる。
 両者ともその機運を作り上げられるかどうかが、この通常国会での論議の如何にかかっている。これまでは野党として攻める立場だった民主党大臣達が、攻められることに慣れている自民党のベテラン議員達の攻撃をいかに受け止められるか。この成り行きが参院選を大きく左右することになろう。
 ひるがえって本県の政治状況はどうか。衆院選では全選挙区を占拠した民主党だが、地方選では県議が僅か一人。他の市町村議員も数えるほどで自前の組織は極めて弱い。これまでの国政選挙は社民党と連合秋田との統一戦術で勝って来たが、昨年の知事選、衆院選で″仲間割れ″をして、その修復は困難な状況。党本部で入党を認めた現職の鈴木陽悦氏の参院立候補の合意も県連との間ではまだ出来ていない。果たしてこのままで全県選挙を戦えるか。
 対する自民党は年明けの段階では公募か否かなどまだ候補者選考の方法について結論を得ていない。「絶対勝てる候補」を選考するための難航ではあろうが、出遅れは勝負に影響する。遅くとも1月中には″代表″を選ばなければなるまい。

□「明るい秋田へ」―佐竹新知事の采配に期待
 県政は12年振りに新知事―佐竹敬久知事を迎えてのスタート。前知事時代からの体制変更も、概ね出来上がり、新しい長期計画を掲げて2月県議会に臨む。少子高齢化の進捗率が全国上位にあり、雇用難からくる若者の県外流出などによる人口減の進行も懸念される中、佐竹知事が優れた采配を振るって「明るい秋田へ」の道を拓いてくれることを期待したい。

(株)週刊秋田社 代表取締役 小畑 伸一

1018名無しさん:2009/12/29(火) 23:53:19
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091229t71010.htm
政権交代の年思いさまざま 東北6知事
 官公庁の仕事納めの28日、東北各県の知事は職員への訓示や定例記者会見で2009年を振り返った。政権交代が実現した意義を語る知事がいれば、鳩山由紀夫首相に厳しい注文を出す知事もいて、この一年の政治潮流の激変を反映した。

 民主党参院議員出身の佐藤雄平福島県知事は訓示で「国民が不安を感じた一年。政権交代はそんな現状を良くしたい、新しく生まれ変わりたいという、人々の奥底にある思いが結実したものと受け止める」と語った。

 民主党籍を持つ達増拓也岩手県知事は記者会見で「国民がついに自分たちの手で政権をつくった。日本政治史上、大きな一歩」と感慨深げ。献金問題などをきっかけとした鳩山政権の支持率急落にも「(数字は)ふに落ちないが、総理は辞めなくていい、という結果」とかばってみせた。

 吉村美栄子山形県知事は記者会見で、来年度実施の子ども手当や高校無償化を評価し「国民の大多数が政権交代を選択したからこそ、実現できる政策だ。財源確保の苦労もあるだろうが、一歩ずつ着実に前進してほしい」と期待を寄せた。

 「世論の評価も大切だが、目を奪われ過ぎると衆愚政治に陥る」と訓示で指摘したのは、自民党県議出身の村井嘉浩宮城県知事。「来年夏の参院選への意気込みはひしひしと伝わるが、残念ながら10年後、20年後の日本の姿が全く示されていない」と批判した。

 佐竹敬久秋田県知事も記者会見で「連立政権であろうがなかろうが、国益を考えるのが首相の仕事。腹をくくることが重要だ」と述べ、鳩山首相に指導力を求めた。

 三村申吾青森県知事は記者会見し「鳩山政権は官僚依存から政治主導への転換を掲げている。今後の政策が県民生活の向上につながることを切に願う」と語った。



2009年12月29日火曜日

1019チバQ:2009/12/30(水) 10:45:55
>>1011
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000912300001
市長リコール、署名数届かず/大崎
2009年12月30日

 大崎市民病院(大崎市古川千手寺町)を郊外に移転して建て替えることに決めた伊藤康志市長に対し、現在病院がある地域の住民グループが伊藤市長のリコール(解職請求)を求めていた問題で、住民グループは29日、1カ月間の署名活動の結果について「有権者の3分の1にあたる約3万7100人にわずかに届かず、リコールは成立しなかった」と発表した。
 リコール実行委によると、この日までに回収した名簿は1927冊で確認できた署名数は3万2384人。未回収の名簿が157冊残っているものの、ここまで1冊あたりの平均署名数が約17人であり、30人以上ないと有効数に達しないことから、リコールは難しいと判断した。


 実行委の小原茂委員長は「リコールを達成することができなかったのは残念だが、市長の公約違反に対する市民の怒りがこれだけの署名数に表れたと認識している。今後も私たちの願いを実現するために活動を続けていく」と話した。住民たちは新しい組織をつくったうえで、来年4月に行われる市長選に向け、来月中にも擁立する候補者を決める予定だ。

1020チバQ:2010/01/02(土) 15:15:22
http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20100102d
ことしは4市町村で首長選 まだ出馬表明なし
※写真クリックで拡大表示します

任期満了日と選挙日程

 県内ではことし、9市町村で首長選や議会議員選挙が行われる。首長選があるのは能代市と八峰、三種両町、東成瀬村の4市町村。能代市は議員選との同日選挙となる。

能代市

 現在のところ、現職で1期目の斉藤滋宣氏(56)=無所属=を含め、出馬表明や出馬への動きは見られない。斉藤氏は、昨年の12月定例市議会の一般質問で出馬の意向を問われ、「決めかねている」とし態度を示さなかった。一方で「私自身の気持ちの問題もあるし、支持してくれた人たちの了解を取るのが遅れている」と答えるとともに、不出馬の可能性については「今の段階で決めかねているというのは、すべての可能性があるということ」などと述べた。

八峰町

 今のところ、現職で1期目の加藤和夫氏(66)=無所属=を含め、出馬表明や出馬への動きを見せている人はいない。昨年の12月定例町議会の一般質問で、出馬について問われた加藤氏は「まだ決めておらず、これからきちんと考えた上で決めたい。もうしばらく時間がほしい」と述べ、態度を明らかにしなかった。

三種町

 今のところ、現職で1期目の佐藤亮一氏(70)=無所属=を含めて、出馬表明や出馬に向けた動きは見られない。昨年の12月定例町議会の一般質問では、「(出馬するかどうかを含め)まだ考えていない。今後、後援会と相談しながら、できるだけ早い時期に明らかにしたい」と述べるにとどまり、進退についての明言を避けた。

東成瀬村

 現在のところ、現職の佐々木哲男氏(68)=無所属=を含め、出馬表明した人はいない。佐々木氏は1998年5月に初当選し現在3期目。「国や県の動きが流動的で、それに対応した村政運営に専念しなければならない大事な時期。来期について、まだ具体的に表明する段階にない」と話している。

(2010/01/02 13:08 更新)

1021名無しさん:2010/01/04(月) 01:13:28
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100103ddlk07010161000c.html
今年の選挙:/上 参院選・選挙区 民・自、2人目擁立か /福島
 ◇知事選、自民対抗馬が焦点
 今年県内で特に注目される選挙は参院選(任期満了7月25日)と知事選(同11月11日)だ。参院選は、改選数2の福島選挙区で議席を分け合う民主党と自民党が、独占を狙って2人目の候補者を立てるかどうかが現時点の注目点。知事選は現職の出馬が確実視される一方、自民が対抗馬を出すかどうかが焦点だ。市長選は今月、南相馬と喜多方、伊達の3市で予定されている。これらの選挙を2回に分けて展望する。【松本惇、関雄輔】

 ◇参院選
 民主からは、副経産相で現職の増子輝彦氏(62)が再選を目指す。佐藤雄平氏(62)の知事転身に伴い行われた07年の補選で、知名度を生かし、全市町村で自民公認候補の得票を上回り圧勝した。

 民主の小沢一郎幹事長は「複数区には複数候補」との方針を掲げており、県連も2人目を「模索する」が、「1議席を確実に」との意見もある。支援する連合福島の今泉裕事務局長は「(2人目を立てた場合)協力するが、組織内の票の調整が難しい」と話す。

 自民は、元官房副長官で現職の岩城光英氏(60)が3選を目指す。民主が2人目を擁立すればもう1人を立てる方針だ。斎藤健治・県連幹事長は「民主が2人出した場合、きちんと票分けすれば2人取れる可能性がある」ともくろむ。昨年の衆院選後のいわきや相馬の市長選などで、民主の支部が支援した候補が敗れたため、斎藤幹事長は「追い込まれている感じがしない」と自信を見せる。

 改革クラブ幹事長で現職(比例代表)の荒井広幸氏(51)も任期満了となる。県南地方に地盤を持ち、衆参で自民と統一会派を組んでいるだけに動向が注目される。

 共産党は、若者の雇用問題などに取り組む新人で党県委員の岩渕友氏(33)が初挑戦する。社民党は候補者を選考中。加藤雅美・県連幹事長は党の埋没を懸念し「民主が2人目を出す前に発表したい」と話す。

 ◇知事選
 現職の佐藤氏は、出馬の意向を問われた昨年11月の定例記者会見で「県政を一歩一歩進めている」と述べ、明言を避けた。前回支援した民主、社民の両県連と連合福島などは、選挙態勢の協議を進めており、出馬が有力視される。

 自民党県連の斎藤幹事長は候補者擁立について「現時点で白紙」と話すが、「佐藤知事は景気対策をやろうとしない。プルサーマル問題も物足りなさを感じる。もっとリーダーシップを発揮してほしい」と不満を口にする。今後、擁立の動きが出てくるとみられる。

 共産も擁立を目指す。同党県委員会の最上清治委員長は「この3年間、佐藤知事が何をしたか思い浮かばない。経済対策もお粗末で、暮らし優先の県政になっていない」と批判する。同党や県労連などを中心に県政の問題点を検証しており、今後、候補者の選考作業が活発化しそうだ。

1022チバQ:2010/01/04(月) 13:46:07
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/01/20100104t11013.htm
宮城・10年 4市5町で首長選 選挙議員選は3市2町




 宮城県内の地方選挙は今年、任期満了に伴う首長選挙が九つ、議員選挙が五つ実施される。首長選挙は気仙沼、大崎、岩沼、多賀城の4市と美里、利府、亘理、柴田、七ケ宿の5町、議員選挙は気仙沼、大崎、石巻の3市と美里、七ケ宿の2町で行われる。市長選では、現職を含めて出馬表明した人はまだおらず、戦いの構図が固まるまで時間がかかりそうだ。

◎市長選 
◆気仙沼 
 現職で旧市から通算4期目の鈴木昇氏(65)の去就に注目が集まる。市議会12月定例会では「本吉町と合併した直後で、地域住民の一体感の醸成に取り組んでいる。1月には態度を明らかにする」と述べるにとどめた。
 旧唐桑町との合併に伴う2006年の前回市長選にも出馬した会社役員尾形和優氏(60)や市議らの名前も挙がっている。前回選挙は新市のかじ取りをめぐって鈴木氏ら無所属の5氏が立候補した。唐桑、本吉両町との合併の総括が大きな争点になりそうだ。
◆大 崎 
 現職の伊藤康志氏(60)は進退を明らかにしていないが、市民病院本院(同市古川)の移転事業や財政再建に意欲を示しており、再選出馬が確実視される。
 昨年末に市民病院移転に反対する住民グループが伊藤氏に対する解職請求(リコール)の署名活動を展開したが、約3万2400人(12月29日現在、実行委発表)と、住民投票に必要な約3万7000人を下回った。
 住民グループは1月中をめどに「病院の現在地建て替え」を公約とする候補者の擁立を目指す。元知事の本間俊太郎氏(69)ら複数の名前が挙がっている。
◆岩 沼 
 現職の井口経明氏(64)は現時点で「任期いっぱい頑張りたい」と述べるにとどめ、4選へ向けての態度は明らかにしていない。市議会12月定例会では「首長として必要とされるなら続ける」と続投に前向きな発言もあり、去就が注目される。
 前回が市制施行後、初の無投票だったことや多選を指摘する声は根強く、一部に対立候補擁立の動きはあるが、具体的な名前は挙がっていない。動きが活発化するのは市議会2月定例会ごろとの見方もある。
◆多賀城 
 現職で1期目の菊地健次郎氏(62)は「後援会と話をしてからでないと決められない」と述べるにとどめているが、再選を目指すのは確実とみられる。ほかに立候補に向けた動きはない。
 菊地氏は県議3期目途中の2006年、公明の推薦を受けて新人4人による選挙戦を制して初当選した。公約に掲げた市民との対話を重視し、懇談会を着実にこなす。JR仙石線多賀城駅前の再開発など道半ばの市政課題もある。

1023チバQ:2010/01/04(月) 13:46:41
◎町長選 
◆美 里 
 現職の佐々木功悦氏(61)は昨年の町議会9月定例会で「JR小牛田駅北側の物流拠点化構想と、行財政改革を進めることがわたしの使命だ」と述べ、再選を目指して立候補する意思を表明した。
 佐々木氏は県町村会長も務める。旧小牛田町長4期目の2006年、旧南郷町との合併による町長選で当選した。
 一部の政党関係者らが対立候補の擁立を模索したが、現時点で具体的な動きには発展していない。無投票となる可能性もある。
◆利 府 
 現職で3期目の鈴木勝雄氏(65)と町議の小笠原町子氏(64)が立候補を表明している。過去2回は鈴木氏が無投票で当選したが、12年ぶりの選挙戦となることが確実視されている。
 鈴木氏は3期12年の実績をアピールし、子育て、福祉、企業誘致など山積する課題に継続して取り組む意欲を示す。小笠原氏は「税金の使い道を町民が納得できる町政に変えていかなければならない」と強調している。
◆亘 理 
 現職の斎藤邦男氏(72)は、3期目へ向けた態度を明らかにしていない。2期目で企業誘致した大手太陽光発電素材メーカーの工場建設が今春から本格化するため、3選出馬は堅いとの見方が有力。今のところ他陣営で目立った動きはない。
◆柴 田 
 現職の滝口茂氏(58)は態度を明らかにしていないが、3選出馬が有力視される。行財政改革の断行など2期8年の実績を強調し、「質の高いコンパクトシティー」の実現を訴えるとみられる。
 滝口氏は大河原、村田両町と設置した合併協議会から離脱した。その政治手法に批判的な勢力もあり、対立候補擁立の動きにつながる可能性がある。
◆七ケ宿 
 町長辞職に伴う2006年の出直し選で、87票の小差で初当選した現職梅津輝雄氏(66)の再選出馬が確実だ。梅津氏は周囲に「1期4年間では実行できなかった施策も少なくない」と話しており、4月以降、正式に立候補を表明するとみられる。
 出直し選で惜敗した元町長高橋国雄氏(69)も出馬準備を進めている。

◎議員選 
 気仙沼は旧本吉町議に在任特例を適用し定数42だったが、本来の30で争われる。大崎は53から34へと3分の2に減り、選挙区は旧市町単位から市全域に広がる。美里も2減の16で、旧町単位から町全域となる。石巻は34、七ケ宿は10で定数に変更ない。


2010年01月04日月曜日

1024チバQ:2010/01/04(月) 13:53:04
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100104ddlk07010048000c.html
今年の選挙:/下 今月に3市長選 既に前哨戦始まる /福島
 今年予定されている市長選は、今月の南相馬と喜多方、伊達の3市で、いずれも既に前哨戦が始まっている。このほか、10町村で首長の任期満了を迎え、来年1月20日の中島村も年内の選挙実施の可能性がある。議員選は4市で予定されている。【神保圭作、太田穣、関雄輔】

 ◇南相馬市長
 南相馬市長選は17日に投開票される。立候補を表明しているのはいずれも無所属で、現職の渡辺一成氏(65)と、同市議で新人の桜井勝延氏(54)。同市は06年1月に原町と小高、鹿島の3市町が合併して生まれ、その後4年間の市政が問われる選挙になりそうだ。

 渡辺氏は「問題を抱えている地域医療は、診療所と連携して守りたい」と再建を強調。経済対策も主要な政策に掲げている。桜井氏は現市政の財政運営を批判し、民主党支部の推薦を受けて戦う。

 ◇喜多方市長
 24日投開票の喜多方市長選には、再選を目指す現職の白井英男氏(67)、いずれも新人で▽同市議の上野正雄氏(65)▽元熱塩加納村長の山口信也氏(69)▽元県南会津農林事務所次長の飯野雄太郎氏(58)が立候補を表明。現新4人による選挙戦となる見通し。

 旧喜多方、塩川、山都、熱塩加納、高郷の5市町村合併に伴う06年の選挙では、旧市の市長を2期務めた白井氏が無投票で当選したが、今回は一転して乱戦模様。財政規律を重視した白井市政への評価、合併特例区解散後の地域政策などが争点となりそうだ。4氏とも無所属での立候補を予定している。

 ◇伊達市長
 同日行われる伊達市長選には、現職で旧保原町長の仁志田昇司氏(65)と、新人の旧伊達町長、冨田健一郎氏(69)が立候補を表明。06年の合併後初の選挙戦が濃厚だ。両氏とも無所属で出馬し、政党への推薦願も出さない方針だ。

 同市は▽伊達▽梁川▽保原▽霊山▽月舘の5町合併で誕生し、前回は仁志田氏が無投票当選した。仁志田氏は新市の基盤を作った実績を強調し、子育て支援や中心市街地活性化など市政の継続を訴える。近くマニフェストをまとめる予定で、地元の保原町を中心に集会を重ねている。

 冨田氏は合併後に市民生活が悪化したと主張し、「事業仕分け」導入やケーブルテレビの範囲拡大などを公約に掲げる。伊達町を基点に、梁川町など周辺部での支持拡大を図る。

 旧梁川町議の橘典雄氏(60)も立候補への意欲を示している。

1025チバQ:2010/01/04(月) 13:54:33
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001001040001
今年の選挙 参院選と10首長選
2010年01月04日

 今年の県内は、夏にある参院選のほか、弘前市長選、青森市議選など都市部の選挙が目立つ。8月まで4市4町2村の首長選が続き、7月末以降、2市3町で議員選が行われる。


 今年初の首長選は1月24日投開票の平川市長選と南部町長選。平川市長選は、いずれも新顔の小笠原勝則氏(56)と大川喜代治氏(64)が立候補を表明。同市議会の議長経験者同士の戦いとなりそうだ。南部町長選は、現職の工藤祐直氏(54)が立候補の意向を示している。


 2月28日投開票のおいらせ町長選は、現職の三村正太郎氏(60)と町議の成田隆氏(58)が立候補を表明。三村氏は合併前の旧百石町長。成田氏は06年の町長選で、三村氏に敗れた旧下田町長の後援会長を務めていた。


 4月11日投開票の弘前市長選は、再選を目指す現職の相馬〓一氏(73)と前副市長で新顔の葛西憲之氏(63)が立候補を表明。葛西氏は相馬氏の登用で副市長になったが、市政運営を巡る方針の違いからたもとを分かち、選挙で戦う構図になった。


 議員選では11月に青森市議が任期満了を迎える。定数は41。昨年4月の市長選は、新顔が合併前も含めて6期目を目指した現職を破った。同8月の総選挙でも、同市を含む1区は民主が県内初の小選挙区での勝利を果たした。こうした「変化」が市議選でも表れるかが注目される。

1026名無しさん:2010/01/05(火) 20:39:59
http://mainichi.jp/area/akita/news/20100105ddlk05010039000c.html
斉藤・能代市長:「国政に戻らず」 参院選出馬取りざたで /秋田
 能代市の斉藤滋宣市長=1期、元参院議員=は4日、年頭会見で任期満了(7月25日)に伴う参院選秋田県選挙区(改選数1)について「また国政に戻る気持ちはなく、考えてもいない」と否定した。参院選をめぐり、一部で立候補が取りざたされていた。

 一方、4月11日告示、18日投開票の同市長選については「後援会と相談のうえ、遅くとも2月上旬までには態度を表明したい」と語った。【田村彦志】

1027名無しさん:2010/01/05(火) 21:13:39
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001001050002
現在位置:asahi.com> マイタウン> 宮城> 記事

現職首長へ応援 知事「前向きに」
2010年01月05日

 村井嘉浩知事は4日の定例会見で、今年4市5町で実施される首長選について「応援要請があれば前向きに考えたい」と述べ、現職の首長が立候補した場合に応援に回る姿勢を示した。


 村井知事は「自治体の長の方とは良い関係で仕事をさせていただいた」と理由を説明。24日投票の美里町長選では、これまでのところ、唯一立候補の意思を示している佐々木功悦町長から応援依頼を受け、後援会の事務所開きに足を運んだという。


 村井知事は昨年10月の知事選で、仙台市以外の県内のすべての市町村の首長から推薦を受けた。


 一方、今夏の参院選については「応援要請があった時点で考えたい」と態度を保留した。

1028名無しさん:2010/01/06(水) 21:11:42
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20100106-OYT8T00039.htm
ホーム>地域>秋田
参院選 民主に火種
今年の選挙
 県内は今年、参院選と4市町村長選、8市町議選が予定されている。特に能代・山本地域では、「平成の大合併」で、2006年春に誕生した3市町の首長と議員がともに改選を迎え、選挙の年となる。

 ■参院選

 政府・与党は通常国会を18日招集する方針で、公職選挙法に基づき、会期延長がなければ、6月24日公示―7月11日投票の日程が有力視されている。

 秋田選挙区(改選数1)では、昨年10月に民主党入りした現職鈴木陽悦氏(60)が再選に意欲を示している。ただ、民主党県連内では、前回衆院選での選挙協力などを巡り不満の声がくすぶっており、候補者の公募を決めるなど、異例の事態となっている。

 一方、自民党県連は1月中の候補者擁立に向け、自薦他薦を基本とした絞り込みを続けている。5年半前の参院選で、民主とともに鈴木氏を支援した社民党県連は、鈴木氏の民主入りを快く思っておらず、共闘体制が維持されるかは不透明な情勢となっている。共産党県委員会は8日に候補者を発表する予定。

 ■首長選 

 能代・山本地域では05年1月、旧7市町村による「白神市」の設立に向けた合併協議が頓挫。仕切り直しで、06年春に誕生した能代、三種、八峰の3市町の首長が任期満了を迎える。

 また、東成瀬村も前回無投票で3選を果たした佐々木哲男村長(68)が改選を迎える。しかし、4市町村ともに現職を含め、まだ正式な出馬表明はない。

 ■議員選

 8市町で予定されている。このうち、男鹿とにかほは定数が四つ、潟上、能代、八峰、仙北、三種は二つ削減される。定数が22から20になる潟上市議選では、21人が立候補の動きを見せている。

(2010年1月6日 読売新聞)

1029とはずがたり:2010/01/09(土) 15:33:30

2009年12月28日(月) 東奥日報 ニュース
■山内崇氏見送り、知事選視野との見方/津島恭氏
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20091228102441.asp

 津島恭一民主党県第4区総支部長は27日、同党の山内崇県議が次期参院選本県選挙区出馬に名乗りを上げなかった背景について「別の(選挙への)意思をお持ちだと感じた」と述べ、山内氏が2011年知事選などへの出馬を想定しているとの見方を示した。

 一方、山内県議は取材に対し「ここで参院選に手を挙げなければ、やはり知事選かと思われるのは仕方ないが、選挙なら何でも手を挙げるわけではない。知事選への対応も、あくまでその時々の状況による」と語り、知事選への意欲をにじませながらも、参院選見送りが知事選出馬に直結するわけではないと強調した。

1030建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2010/01/10(日) 02:47:55
ショック!!!!!!!!!!!!!!
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美しすぎる藤川市議「恋人います」
http://news.livedoor.com/article/detail/4540390/
2010年01月09日09時38分 / 提供:デイリースポーツ

 “美しすぎる市議”こと青森県八戸市議会議員の藤川優里氏(29)がフジテレビ系「さんまのまんま」(10日、後1・00)
でバラエティー番組に初出演し、恋人の存在を打ち明けた。ホスト役の明石家さんま(54)から
「もう少し女っぽくならんと、恋人できないよ」
と毒づかれた藤川市議は

「いますよ!!大切にしている恋があります」
と仰天告白。
「(デートは)県外ではバレません」

と話したが、相手を聞き出そうとするさんまの質問攻撃はけむに巻いた。
なお、関西テレビでは9日午後1時56分から放送。

1031チバQ:2010/01/12(火) 23:08:36
>>973>>1024
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/01/20100112t61006.htm
合併効果どう判断 南相馬市長選・戦いの焦点

合併に伴う大型事業として、国道6号沿いに完成した「道の駅南相馬」。合併から4年が過ぎ、ハコモノ行政への評価も分かれている=南相馬市原町区


 任期満了に伴う福島県南相馬市長選(17日投票)はともに無所属で、新人の元市議桜井勝延氏(54)=民主推薦=と再選を狙う現職の渡辺一成氏(66)が一騎打ちを繰り広げている。南相馬市は2006年1月に原町市と鹿島町、小高町の合併で誕生したが、公的施設の整備や行政サービスの向上については今も賛否が渦巻く。合併が目指した新たな地域づくりは実現できたのかどうかが、選挙戦であらためて問われている。(相馬支局・加藤敦)

<特例債を活用>
 南相馬市は旧3市町による「分権・分散型」の理念を掲げて発足した。東北では数少ない「地域自治区制度」を導入、旧役場は再編され、それぞれの区役所になった。

 合併後は財政基盤の強化に取り組むとともに、特例債を活用して各区に大型施設を整備する「4大事業」に乗り出した。

 07年10月、その一つとして「道の駅南相馬」が原町区の国道6号沿いにオープン。昨年12月には、JR常磐線の原ノ町駅前に市立中央図書館が完成した。

 道の駅は2年間で3億円の売り上げを記録し、80万人が訪れている。14年度に常磐自動車道の全線開通が見込まれる中、市は「両施設を観光や教育の情報発信拠点に育てたい」と期待を寄せる。

 財政面はどうか。合併前と単純比較はできないが、08年度決算によると、市の実質公債費比率は16.7%、将来負担比率は129.3%と、国が定める健全化判断基準を満たす数値。財政力指数は0.7と、福島県内13市の中でも良好な方だ。

 「小高と鹿島には『吸収合併ではないか』との心配があり、サービス水準の維持を心掛けてきた」と渡辺氏。両区役所に定期的に出向く移動市長室にも取り組み、「4年で合併への理解は深まった」と手応えを訴える。

<2事業は中止>
 その一方で「典型的ハコモノ行政。恩恵を受けたのは一部の人だけだ」(原町区の住民)との批判も付きまとう。4大事業のうち、原町区以外の2事業は市議会の理解を得られず、中止に追い込まれている。

 「役場と住民の距離が遠くなった」との声も根強い。当初、特別職の区長を置き、合併後10年は続けるとされたが、「役割を終えた」(渡辺氏)と区長はわずか2年で廃止された。

 桜井氏は「陳情するにも、原町区の本庁に出向く必要がある。行政サービスの水準は明らかに低下しており、合併のメリットは感じられない」と指摘する。

 「市政は充実期に入りつつある」と継続を求める渡辺氏に対し、桜井氏は「ハコモノ重視からの脱却を」と改革を訴える。合併によって、緩やかながらも変わりつつある市民生活。その変化を有権者がどう評価するのかが、選挙戦の結果を左右しそうだ。

◇南相馬市長選立候補者
 桜井勝延 54 農業 無新(民推)
 渡辺一成 66 市長 無現


2010年01月12日火曜日

1032チバQ:2010/01/16(土) 16:46:48
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/01/20100116t71027.htm
東北の5市長選、あす告示
◎平川

 任期満了に伴う青森県平川市長選は17日、告示される。立候補を予定しているのは、ともに無所属新人で、前市議会議長の小笠原勝則氏(56)と、市社会福祉協議会長の大川喜代治氏(64)の2人。両氏による一騎打ちの公算が大きい。

 小笠原氏は地元農産物のブランド化を軸に、基幹産業の農業振興を訴える。保育園長も務めており、子育て環境の充実も公約に掲げる。
 現職の外川三千雄市長に後継指名された大川氏は農事組合法人組合長などの経歴を生かし、農商工連携による農業者の所得向上を公約に掲げる。

 小笠原氏の辞職などに伴う市議補選(欠員2)も同日告示される。
 いずれも投票は24日で、即日開票される。昨年12月1日現在の有権者は2万8572人。

◎二戸

 任期満了に伴う岩手県二戸市長選は、17日告示される。立候補を予定しているのは、無所属新人で元市総務部長の小保内敏幸氏(59)=民主・社民推薦=だけで、無投票当選の公算が大きい。

 小保内氏は農商工連携や市民協働の街づくりの促進を公約に掲げる。市財政を圧迫しかねないとして懸念されているJR二戸駅周辺の区画整理事業は再点検する方針。
 昨年12月1日現在の有権者は2万5571人。

◎花巻

 任期満了に伴う岩手県花巻市長選は17日、告示される。立候補を予定しているのは再選を目指す無所属現職の大石満雄氏(51)=民主推薦=と、共産党公認の新人で党県委員の高橋綱記氏(62)の2人で、両氏による一騎打ちの公算が大きい。投票は24日で即日開票される。

 大石氏は旧花巻、石鳥谷、大迫、東和の4市町合併に伴う2006年の市長選で初当選。市民協働の街づくりの継続や産業振興などを訴える。
 高橋氏は現市政を「トップダウンで施策を進めている」と批判。福祉医療の充実、旧3町に置かれた市総合支所の機能強化などを公約に掲げる。
 昨年12月1日現在の有権者は8万5216人。

◎伊達

 任期満了に伴う福島県伊達市長選は17日、告示される。立候補を予定しているのは、再選を目指す無所属現職の仁志田昇司氏(65)、ともに無所属新人で元梁川町議の橘典雄氏(60)、元伊達町長の冨田健一郎氏(69)の3人。投票は24日に行われ、即日開票される。

 仁志田氏は合併後4年間の実績を強調、子育て支援や高齢者福祉の充実を公約に掲げる。橘氏はコメの消費拡大や農道整備などによる農業振興を訴えている。冨田氏は生活者重視の市政を目指し、行財政改革や雇用の確保を訴える。
 昨年12月1日現在の有権者は5万5807人。

◎喜多方

 任期満了に伴う福島県喜多方市長選は17日、告示される。立候補を予定しているのは、再選を目指す無所属現職の白井英男氏(67)と、いずれも無所属新人で元県南会津農林事務所次長の飯野雄太郎氏(58)、市議の上野正雄氏(65)、元熱塩加納村長の山口信也氏(69)の4人。投票は24日に行われ、即日開票される。

 白井氏は旧喜多方市長を経て2006年、合併後の新市長に無投票で当選。財政状況改善などの実績を強調するとともに、交通網の整備などを公約に掲げる。

 ほかの3氏はいずれも、現市政を「トップダウン」などと批判。飯野氏は農業の活性化や事業仕分けによる無駄の排除を、上野氏は行政改革や保育態勢の充実をそれぞれ訴えている。山口氏は入札制度の変更と新市建設計画の見直しなどを訴えている。
 昨年12月1日現在の有権者は4万3535人。


2010年01月16日土曜日

1033とはずがたり:2010/01/16(土) 19:08:05

政権交代@山形
推薦「選挙の時だけ利用」ダメ
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000190911040001
2009年11月04日

∞民主県連が規約案作成へ

 民主党県連は3日の役員会で、地方選挙の候補者の「推薦」を決める際の基準となる規約案を年内にも固めると決めた。地方議員を増やすことは党の重要課題だが、「与党の推薦をもらった方が得」などと選挙の時だけ利用されないよう明確な基準を設ける。

 舟山康江会長代行は「推薦したのに、その後、我々が期待した行動をとっていなかった人もいた。推薦を決めるプロセスや選挙後も我々の思いを共有してもらえる仕組みを作りたい」と話している。

∞民主・社民・連合が年内にも対話集会

来夏参院選も「連携」

 民主党県連と社民党県連合、連合山形は3日、山形市内で合同選対本部会議を開き、来夏の参院選でも「連携して戦う」ことを確認した。具体的な候補者については「しかるべき時期までに考えたい」とするにとどめた。

 会議後の記者会見で、舟山康江選対本部長は「(民主と社民を合わせて)4人の衆院議員を誕生させ、大きな成果を生んだ」と総選挙での合同選対の連携を評価。「国民が政権交代の果実を感じられるよう、現場の声を聞く場を作りたい」と述べた。両党の支持者だけでなく、農業や医療、労働関係など幅広い県民との対話集会を想定しており、早ければ年内にも第1回を実現させたい考えだ。

1034チバQ:2010/01/17(日) 09:03:56
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20100116-OYT8T00542.htm
前・元市議長一騎打ちか
平川市長選あす告示
 平川市長選があす17日、告示される。前市議会議長の小笠原勝則氏(56)と、元市議会議長の大川喜代治氏(64)のともに無所属の新人2人による一騎打ちになりそうだ。

 同市長選では、現職の外川三千雄市長(76)が昨秋、再選出馬を表明した。しかし、市町村合併前の旧平賀町長を3期務めていたことなどについて、小笠原氏は「高齢多選」と厳しく批判。外川市長は「一身上の都合」を理由に一転して勇退を決めた。

 小笠原氏は、50歳代の若さを前面に押し出し、元日から街頭に立って支持拡大を図ってきた。大川氏は、現職の後継を掲げて、県議らの支援も取り付けた。

 ただ、両氏とも公約に大きな違いはなく、選挙戦では差別化をどう訴えるかもポイントになりそうだ。

 立候補の届け出は、17日午前8時半から午後5時まで市役所で受け付ける。投票は24日に市内27か所で行われ、即日開票される。有権者数は2万8572人(昨年12月2日現在)。

 市長選と同時に、第1選挙区(旧平賀町地区)の市議補選も行われる。市長選に出馬予定の小笠原氏が今月8日付で市議を辞職したため、欠員は1から2になった。これまでに新人2人が立候補の意向を示している。

(2010年1月16日 読売新聞)

1035チバQ:2010/01/17(日) 15:58:26
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20100116-OYT8T00021.htm


【自治体総点検】二戸市長選を前に
駅前区画整理 先細り

 2002年に新幹線が開通し、06年には旧浄法寺町と合併した二戸市。大手食品会社を誘致し、雑穀やタバコ生産を後押しするなど産業振興に力を入れる一方、最大の懸案課題となっているのが二戸駅周辺の区画整理事業だ。市は苦しい財政事情から、10年度としていた完成予定を、15年先送りしたが、早期完成を求める声は強い。17日告示の市長選でも、同事業に対する候補者のスタンスに市民の注目が集まる。(鈴木希)

 新幹線とIGRいわて銀河鉄道が停車する二戸駅。駅東口の商店街は人影もまばらで、車がすれ違うのがやっとの細い道が、くねくねと続いている。

 「こんなに遅くなるとは思ってもみなかった」

 二戸駅前で燃料店を営む小野寺みよさん(79)はため息をついた。今頃は、新幹線も通り、区画整理も済んで、駅前にはかつてのようなにぎわいが戻り、築85年が経過した木造2階の自宅を兼ねた店舗も、移転して新しい店で商売していると期待していた。しかし、現実には、駅前を歩く人の姿は減り、真新しい新幹線駅とは対照的な古い町並みが残された。「私が元気な間は、きれいになった店も、にぎわう駅前も見られないね」と首を振った。

 同駅周辺の88・4ヘクタールを予定地とする区画整理事業は、2002年の新幹線開通に合わせ、1996〜2010年度の15年間で実施される予定だった。駅周辺の道路整備に加え、計画区域内の931世帯のうち778世帯が移転するという大がかりな事業だ。事業予算は、当初計画で市負担分の142億円を含む256億円だったが、その後、移転補償費などで327億円にまで膨らんだ。

 事業の進捗(しんちょく)状況は、08年度末の段階で事業予定地の43%にとどまり、市は昨年度、事業期間を25年度まで延長することを決めた。

 新幹線駅が完成するまでは、駅周辺道路の整備など大がかりな工事が続き、国や県の予算も付いて毎年20億円以上の事業予算を確保していた。しかし、03年度以降は借金の返済も始まり、事業予算の半分以上を返済に回すため、整備工事にかけられる金額は3億円前後に減少した。

 不況で市の財政状況も逼迫(ひっぱく)し、区画整理にかける予算は細る一方だ。

 市には、区画整理事業を早く終えるよう住民からの要望が寄せられており、市議会では事業の縮小も検討されている。

 しかし、市は計画を変更する考えはない。今期で引退する小原豊明市長は、「市の財政は苦しいが、ダム建設と同じで中止するにも金がかかる。何よりも市民の期待を裏切ることになる」と、現計画での事業継続の必要性を訴える。

 市区画整理室の細越武光室長も「必要のない整備はない」と強調する。計画区域内の多くの道路は、緊急車両も通れず、小学校の通学路でも歩道すら付いていない。「一日も早く事業を進めたいというのは市も同じ。苦しくても、何とかやりくりするしかない」

 景気低迷に光明が見いだせない中、市政のかじ取りはより一層困難になりつつある。

(2010年1月16日 読売新聞)

1036とはずがたり:2010/01/17(日) 20:38:34

平川市の課題:合併から4年・市長選に向け/上 旧碇ケ関村の住民 /青森
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100114-00000021-mailo-l02
1月14日11時1分配信 毎日新聞
 ◇一体感は道半ば
 「合併してよくなったのは住所表記が短くなったことかな」と、平川市碇ケ関の酒販店主(59)は冗談めかして話す。
 尾上、平賀両町と碇ケ関村の3町村が06年1月1日に合併して誕生した平川市。5年目の節目の年に入ったが、住民の一体感はまだ道半ばのようだ。特に、市役所との間に大鰐町があり、事実上、「飛び地合併」の状況にある旧碇ケ関村の住民には、「何でも市役所本庁のある平賀に偏っている」という思いが強い。
 「地域の活力を取り戻したい」として、昨年7月に住民が「碇ケ関地域活性化推進協議会」を結成した。村時代にあった「地域芸能発表会」「祝 敬老お楽しみ会」「盆踊り」などのイベントは補助金が打ち切られ、合併後に一時途絶えた。08年には碇ケ関総合支所の協力もあって小規模ながら復活したが、本格的な復活を目指そうというわけだ。
 第1弾として昨年8月に盆踊りを開き、同12月に碇ケ関公民館で開いた敬老お楽しみ会では200人以上のお年寄りが踊りやカラオケなどを楽しんだ。経費は協議会の会費と市補助金を活用した。今年3月には芸能発表会も開く予定だ。
 同協議会長の山田忠利さん(64)は「村の時は行政の手厚い補助に住民側が甘えたかもしれない。でも、地域が元気にならないと市全体が盛り上がらない」といい、公民館を拠点に生涯学習的な活動で復興を図る考えだ。
 市でも08年夏に3地区合同の市民運動会を開くなど、市民意識の融和に努めている。今年4月には3地区の商工会が一本化し、平川市商工会となる。村時代から要望が強かった学校給食は、合併後の07年に碇ケ関で実施された。
 小野幸満副市長(70)は「早く心を一つにしてもらいたいが“人間合併”には10年はかかるだろう」と話し、今後の市民意識の醸成に期待している。
   ◇  ◇
 平川市長選は17日に告示され、選挙戦となって24日に投開票される見込みだ。市が抱える課題を探った。【塚本弘毅】

1月14日朝刊

平川市の課題:合併から4年・市長選に向け/下 「3万5000人維持」 /青森
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20100115ddlk02010002000c.html
 ◇特性生かし産業を

 平川市は県内10市の中で最も人口が少ない。06年1月1日の合併時に3万5700人だったが、昨年12月末現在は3万4400人となり、3万5000人を割り込んだ。市企画財政部の奈良進部長は「3万5000人規模を想定して予算や事業などを計画しており、この人口をキープしたい」と話す。

 しかし少子高齢化に加え、仕事を求める若い世代の市外流出に歯止めをかける雇用の場の確保は厳しい状況が続く。市内2カ所の工業団地はこれまでの進出企業で埋まっており、新たな企業誘致は不況と受け皿となる工業団地の不足で難しい。

 市が基幹産業と位置づける農業も芳しくない。国の農林水産統計年報によると、06年の市の農業産出額は106億円で、リンゴが53%、コメ25%、野菜が15%を占める。比重の高いリンゴ価格が不況で低迷し、市農林課は現在は100億円を切っていると推測している。

 さらに05年の農林業センサスでは、市農業従事者のうち65歳以上が50%と高齢化率が高く、市調査では耕作放棄地215ヘクタールの90%がリンゴ園だ。急傾斜で高齢者には危険なリンゴ園や、低所得で後継者がいないためだ。

 こうした中で好調なのが、農協が運営する野菜や果物などの直売所だ。「津軽みらい農協産直センターひらか」は、08年度(6月決算)の売り上げが約1億7000万円で、09年度は約1億7600万円を見込んでいる。新作物では、09年度に導入し値段がいい夏秋イチゴに期待している。県と市の補助金でハウス整備をし、4戸の農家が取り組んでおり、農業所得の向上につなげたいという。

 定住促進のため、住宅団地の造成と分譲にも乗り出した。09年度事業では大半が市有地となる約5000平方メートルを確保する予定で、11年度から売り出す計画だ。

 合併から丸4年。住民意識の違いを乗り越え、地域の特性を生かした産業づくりが求められている。【塚本弘毅】

毎日新聞 2010年1月15日 地方版

1037とはずがたり:2010/01/18(月) 01:15:11
>>973>>1024>>1031
民主推薦候補が勝利♪

南相馬市長選:桜井勝延氏が初当選 現職を破る
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100118k0000m010079000c.html

 南相馬市長(福島県)前市議の桜井勝延氏(54)が初当選。現職の渡辺一成氏(66)を破る。投票率は67.43%。

 確定得票数次の通り。

当19741 桜井 勝延=無新<1>

 19044 渡辺 一成=無現(1)

毎日新聞 2010年1月17日 21時51分

1038新党日本支持者:2010/01/18(月) 01:17:56
久々に明るいニュースですね!
投票率高過ぎ(笑)・・・何があったんでしょう^^;

1039とはずがたり:2010/01/18(月) 01:58:31
700票弱のすげえ激戦ですよね。
合併や商店街の不振などあらゆる不満を糾合した結果って感じでしょうか。」

1040チバQ:2010/01/18(月) 21:41:59
>>1004>>1034>>1036
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/01/9867.html
2010/1/18 月曜日
平川市長選スタート 小笠原、大川氏一騎打ち


 任期満了に伴う平川市長選が17日告示され、いずれも元市議で議長経験者の小笠原勝則候補(56)=無所属・新=と、大川喜代治候補(64)=同=が立候補し、一騎打ちによる合併後初の選挙戦に突入した。両候補は届け出の後、早速寒風の吹く市内各地でマイクを握り、24日の投票日に向けそれぞれの公約や抱負を訴えた。
 立候補受け付けは17日午前8時30分から、市役所本庁舎で行われた。両陣営によるくじ引きの結果、届け出順は小笠原候補、大川候補の順で決定した。
 小笠原陣営は旧3町村の一体感醸成への配慮をアピールする意図から、碇ケ関総合支所前を第一声の場所に選んだ。田中友彦市議のあいさつの後、小笠原候補が「実質的に選挙のない状態が続き、地域の不平不満が残っている。解消に取り組みたい」などと訴えた。
 大川陣営は平賀町商工会館前で第一声。外川三千雄市長、平川市区選出の県議2人が演説した。大川候補は「農商工連携で所得向上を果たした分で、雇用を拡大することを第一に考える」などと呼び掛けた。小野幸満副市長、秋元俊一収入役らも駆け付けた。
 市長選は外川市長からの世代交代を訴え出馬した小笠原候補と、外川市長の出馬取りやめの後に後継指名を受けた大川候補の争い。両候補とも現市政の政策の基本面は継承するとしている。両陣営とも選挙戦で基盤産業の農業振興や、旧3町村の一体化に向けた具体的公約を示し、相手陣営との差異化を図りたい構えだ。
 16日現在の選挙人名簿登録者数は2万8570人(男1万3255人、女1万5315人)。

1041チバQ:2010/01/20(水) 21:01:41
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100119ddlk03010061000c.html
二戸市の課題:市長選を終えて/上 新幹線と地域活性 /岩手
 ◇商店街、空洞化止まらず 進まぬ都市整備事業
 活気があふれるはずだった駅前通りは、シャッターを下ろした店が10を超える。「こうなったのは新幹線が来てからだ」。経営する染織店で、二戸駅前商工業振興会の加藤宗宏会長(54)が、ため息を漏らした。両隣にシャッターが下りている。1980年代後半、80軒あった店は、十数店まで減り、空洞化は止まらない。02年に開業したJR東北新幹線二戸駅の真新しい駅舎とは対照的だ。

 旧二戸市は、開業を見込んで96年から駅周辺の土地区画整理を始めた。計画面積88・4ヘクタールにある931戸のうち、778戸を移転、道路や公園などの都市基盤を整備する。駅と市街地の回遊性を高め、宅地造成や高速交通網で人口を増やし、商店街を含め産業振興に生かす「青写真」を描いた。現在、国道4号と駅を直結する道路や市総合スポーツセンター、大型商店などが建った。同駅の1日平均乗降客も、03年度の約1140人から08年度は約1550人に増えた。

 だが、道路の拡張は、買い物客を大型店に向かわせ、観光客は、駅併設の観光物産センターで財布を広げた。加藤会長が嘆く。「店を閉められる人はいい。借金を返すために仕方なく店を開けているんだ」

 整備の08年度末の進ちょく率は、面積ベース43%。市民は早期完成を望むが、市は08年に財政難を理由に、事業期間の15年延長を決めた。事業費も移転補償費などが膨らみ、総額256億円から71億円増の327億円に増えている。市都市計画課の細越武光・区画整理室長は「事業計画の見通しの甘さは否めない。今後は補助事業を有効活用し、市の負担をできるだけ少なくして進めたい」と話す。

 小原豊明市長は「借金は残してしまったが、街づくりには時間がかかる」と理解を求めるが、加藤会長らの願いは切実だ。「商店街も計画地に含まれる。整備に時間と金がかかるのは分かるが、商店街は(事業が)進むも地獄、戻るも地獄。可能な限り早く終わらせてほしい」

   ■  ■

 旧二戸市と浄法寺町が合併し、新市が誕生してから4年。時間と金が膨張した土地区画整理などの課題と、合併の余波を引きずったまま、小原市長が退任する。かじ取りは市長選で無投票による初当選を果たした小保内敏幸氏(59)に委ねられる。「県北の拠点都市」が抱える課題を探った。【狩野智彦】

1042チバQ:2010/01/20(水) 21:02:10
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100120ddlk03010109000c.html
二戸市の課題:市長選を終えて/下 合併の明暗 /岩手
 ◇商業中心に打撃も 出始めた一定の効果
 葉タバコの業界紙を広げ、地域の「主力品」を語る物言いには自負が込められていた。「大きな生産地同士が合併し、相乗効果はあった。3年連続1位ですから」。市浄法寺総合支所地域振興課で葉タバコを担当する三浦豊主任は、08年産の全国生産高で二戸が首位になった訳を話す。

 市では08年、569ヘクタールで1511トンを生産、26億6500万円を売り上げた。特に旧浄法寺町は、葉タバコが町内農業生産高の4割を占め、旧市の倍に当たる。01年には町単独で全国で首位になった。06年の合併で確たる地位を得た格好だ。

 生産規模の大きさは、利点にもなる。「立ち枯れ病」がまん延した昨年7月、市は経済危機対策の交付金で農薬代などを補助した。5・5ヘクタールで栽培する平山盛悦さん(53)は「補助はありがたい。取り組みもスムーズだった」と評価する。

 合併で市は、旧町に手厚い振興策を講じ、「合併で周辺部が廃れないか」という住民の懸念に応えようとしてきた。合併特例債を活用した学校給食センター建設や下水道整備をはじめ、浄法寺小学校も新築する。また、09年度までに職員削減でできた人件費約3億4400万円を福祉などへ充てた。住民は支所窓口でどの手続きもできる。合併は一定の効果が出始めている。

 一方で、合併が影を落としている面もある。約100人いた支所職員が55人に減少。二戸市商工会によると、食事や買い物をする職員の減少は、地元商業停滞の一因につながり、09年末までに中心部で、鮮魚店など五つの小売店が店を閉じたという。支所の近くで薬局店を家族経営する女性(73)は、お客が合併前の3分の1ほどになったといい、「合併の良い面も分かるが、商売やってる人間には痛いねえ」とこぼす。

 元町助役で浄法寺地区地域審議会長の田中直治さん(67)は、合併で政策決定や予算要求など本庁を経由する必要があり、旧町の独自性を生かした政策が素早くできなくなったことに懸念を示す。「商業を中心に合併の打撃を受けている。支所長の裁量で政策決定できる権限を強めないと、この地域が立ちゆかなくなる」【狩野智彦】

1043チバQ:2010/01/22(金) 12:06:10
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/01/20100122t21024.htm
「合併で格差」くすぶる不満  平川市長選24日投票

市長選立候補者の訴えを聞く平川市碇ケ関の有権者=17日







 任期満了に伴う青森県平川市長選(24日投票)は、ともに無所属新人で、前市議会議長の小笠原勝則氏(56)と、市社会福祉協議会長の大川喜代治氏(64)が舌戦を展開している。平賀町と尾上町、碇ケ関村の合併で2006年1月に誕生した平川市。市役所の本庁舎がある平賀地区から遠く、交通事情も悪い碇ケ関地区では、今も住民の不満がくすぶり、合併が残した課題の解決が選挙戦の争点になっている。(弘前支局・片山佐和子)

<車で30〜40分>
 市長選が告示された17日。小笠原氏は第一声の場所に人口約2万1500の平賀地区ではなく、3000足らずの碇ケ関地区を選んだ。小笠原氏は「住民は平賀への移動手段に困っている。問題解決に取り組みたい」と訴え、住民の不安解消を重視する姿勢をアピールした。

 1時間後には平賀で第一声を終えた大川氏が碇ケ関入りし、「この地域は公民館を中心に生涯学習が盛んだ。協力して教育活動を進めたい」と強調。大川氏を後継指名した外川三千雄市長もマイクを握り、「合併した市が一人前になるには10年かかる」と理解を求めた。

 秋田県境に接する碇ケ関から平賀までは車で30〜40分かかる。碇ケ関と平賀を直接結ぶ公共交通機関はない。碇ケ関の主婦(65)は「婦人会活動の事務手続きなどで平賀に行く機会が増えて大変になった」とぼやく。

 交通網の不備だけでなく、広域行政になったことによるサービス低下などで平賀、尾上地区との格差の広がりを懸念する声は依然、根強い。昨年11月に市内で開かれた市政懇談会では、碇ケ関の住民から不満や不安の声が相次ぎ、外川市長や市幹部が説明に追われた。

<商工会は連携>
 幹線道の国道7号沿いには大鰐町や弘前市がある。3町村の合併で一つの市にはなったが、地理的にも仲間意識をはぐくみにくい環境にある。

 民間では一体化に向けた動きが進みつつある。4月に旧3町村の各商工会が合併し、市商工会としてスタートを切る。当初、合併に消極的だった碇ケ関村商工会の木村銀一会長は「プレミアム付き商品券を共同発行するなど仲間意識が出てきた。碇ケ関の道の駅で平賀や尾上の農産物を売るなど、協力体制を築きたい」と話す。

 選挙戦では、小笠原氏が3地区の均衡的な発展、大川氏が合併検証委員会設置をそれぞれ公約に掲げた。新たなかじ取り役には、広い市の一体感醸成を念頭に置いた市政運営が求められている。



2010年01月22日金曜日

1044チバQ:2010/01/22(金) 19:11:47
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/100122/elc1001221652000-n1.htm
検察追及を横目に 民主、岩手で“帝国”健在 (1/2ページ)
2010.1.22 16:45

札幌に向かうため、羽田空港に到着した小沢一郎・民主党幹事長。車を降りると、足早に建物に入っていった=22日午後、東京・羽田空港で大西史朗撮影 民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件を横目に、岩手では“小沢帝国”が依然として健在だ。市町村長の選挙でも自民党との相乗り禁止を徹底。これまで弱かった地域で重点的に推薦候補を擁立し、“民主党支配”の裾野を広げていく戦略だ。

 重点地域は、昨年の衆院選で初めて議席を獲得した衆院2区など県北部だ。鈴木善幸元首相が築いた地盤で、いまも自民党が影響力を持つ。

 17日告示された二戸市長選では、民主党県連が推薦した元市幹部が無投票で初当選した。県連代表の工藤堅太郎参院議員は祝勝会で「二戸に国や県と太いパイプが通った」と民主党との連携を強く訴えた。

 地元の政界関係者は「市長選は無風で新市長はもともと政党色がなかった」と話す。有力支援者に「与党と良好な関係が必要」と強く勧められ、民主、社民両党の推薦を受け入れた−とされている。

 県連は勝ち馬に乗った形だが、「自民党は対立候補も立てられない。圧勝だ」(幹部)と鼻息は荒い。昨年、八幡平市、一戸町で推薦候補を立て、いずれも準備不足で現職に敗退しただけに、喜びは大きい。

 比例代表を含め、9人の国会議員が県内を独占する民主党。県政も全国唯一、党籍を持つ達増拓也知事を最大会派21人の県議(定数46)が支える。小沢幹事長は「達増県政を抱えており、(来年の)県議選で何としても過半数を」とさらに盤石な体勢を目指す。

 民主党にとって、市町村長選は自民党の勢力をそぐための“土壌改良”だ。2月14日投開票の久慈市長選にも、県幹部(退職済)を推薦候補として擁立する。

 久慈市は昨年末、盛岡市の県連パーティーで「今後は小沢帝国を目指す」とぶちあげた新人の畑浩治衆院議員の地元だ。現職と激戦が予想されており、民主党は国会議員、県議や知事を総動員して臨むとみられている。一方、自民党は「現職は無所属の“市民党”。直接支援できない」(県連幹部)という状況だ。

 地元有権者は「政党対立は迷惑」(自営業者)と困惑するが、達増知事は「民主党の理念、政策を選択肢で示せる。どんどんやればいい」と言い切る。

 岩手でも「小沢氏は真相表明を」という県民の声は高まっている。達増知事は日本航空が破綻(はたん)した翌20日、工藤参院議員らを伴って前原誠司国土交通相に花巻空港の路線維持を陳情するなど、与党の強みを力業でアピール。小沢批判の世論を“実利”で吹き飛ばそうと躍起になっている。

1045チバQ:2010/01/22(金) 19:13:56
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100122ddlk07010124000c.html
ニュースBOX・福島:伊達市長選の課題 旧町間のきしみ、表面化 /福島
 ◇埋まらぬ格差、合併に不満も
 06年の市町村合併から4年たち、伊達市で旧町の間のきしみが表面化している。地域格差は埋まらず、市民には合併や他の旧町に対する不満も強い。市としての統一感に欠ける中、24日投開票の市長選では、かつて共に合併を進めた者同士が争い、合併とその後の市政への評価を中心に舌戦を展開している。【関雄輔】

 ◇同志の争い
 立候補しているのは新人の旧伊達町長、冨田健一郎氏(69)と、新人の旧梁川町議、橘典雄氏(60)、現職で旧保原町長の仁志田昇司氏(65)。

 合併を巡る議論は03年、伊達郡9町で始まった。最終的に▽伊達▽保原▽梁川▽霊山▽月舘の5町が合意し、06年1月に伊達市が生まれた。話し合いを進めた冨田氏は市長職務代理者に就き、仁志田氏の無投票当選を支持した。

 その冨田氏は今、「旧町間の格差が埋まらず、期待は裏切られた。市のまとまりもなく、何のための合併だったのか」と批判。仁志田氏は「一体感が醸成されてきたのに、(旧町長同士の争いは)市民の目にどう映るか」といら立ちを隠さない。

 ◇こんなはずでは……
 不満は各地域にあり、旧梁川町の農業の男性(70)は「役場が遠くなり、活気も失われた」と話す。旧保原町の男性会社員(47)は「財政状況の悪かった他の町に足を引っ張られているのでは」と懸念する。

 特に、旧町間の不均衡をなくすため、来年から水道料金が2割以上も上がる旧伊達町では不満が根強い。一般家庭(13ミリ口径)で20立方メートル使用すると、現在の月額3407円は4126円になる。全市の料金が統一される13年度もさらに値上げの可能性がある。

 各地の山間部にはインフラ整備が進まないとの声がある。合併特例債では約350億円の利用が可能だったが、新市は借金を避けるため計150億円にとどめた。小学校が建設される旧保原町と旧梁川町以外では、置き去りにされたと感じる市民もいる。

 「合併の実現が最優先され、デメリットの説明が足りなかった」と市議の1人は振り返る。国民健康保険税や水道料金などの統一作業は合併後に先送りされ、負担増などの情報提供が十分ではなかった。

 同日程で市長選が行われている喜多方市など06年誕生の他市でも、旧自治体間のあつれきが生じている。

 ◇厳しい財政
 合併前の財政計画では、国の支援と人件費削減で毎年数億円の黒字を見込んだ。ところが新市の試算では、水道や病院の赤字、施設維持費などが予想を上回り、11年度に赤字。14年度までは財政調整基金で歳入不足を補えるが、15年度以降はそれも底をつく。

 財政の硬直化の度合いを示す経常収支比率は93・3%(07年度)で県内13市で2番目の高さだ。市は「そのため特例債の起債を減らした。コスト削減も前進している」とするが、実施が遅れた小学生の医療費無料化など、福祉政策を犠牲にしているのが現状だ。

 財政を立て直しつつ、地域間に広がる不満をどう解消していくのか。新市の第2ステージを担う市長には難しい課題が待っている。

1046名無しさん:2010/01/23(土) 19:13:32
早く来い来い子ども手当!。
子供には教育費や生活費やらお金が掛かりますので、夫婦共稼ぎじゃないと子供を養育するのは大変です。
でも夫婦共働きの中でも、夫と妻の給料、諸手当やボーナス及び退職手当金額並びに年金受給額が殆ど差が無く年収にも差が殆ど無く、正しく夫婦で×2の理論通りの公務員同士の夫婦家庭が一番得するように成っている。
実際、世の中をよく見てみて下されば分かりますが、子供が3人以上いる家庭は公務員共稼ぎ世帯が多いのが実状です。
したがって、民主党政権は支持母体である日教組や自治労及び国公労に利益還元政策をしようとしているのである。
民主党は前社会党の幹部達がワンサカいるので、公務員制度改善改革は望み殆ど無いに等しいのが実情だと国民感情でも察知出来まする。
年金機構を例に挙げれば前社会保険庁の職員達をただスライドさせたに過ぎないからだ!。
民間からの人材確保はたった1,000人足らず社会保険庁の国営暗黒詐欺集団組織公務員達は解雇処分もされず約1万8千人も首にならずノウノウト給料、諸手当、ボーナス、更に退職手当金まで我々国民の貴重な税金を貪り続けているのである。
当然夫婦共稼ぎ職員も数千人はいるのだから。
共稼ぎなら最低で30歳の夫婦で年収1、200万円位、40歳夫婦で年収1、500万円位に成るのだから。
50歳夫婦では年収1、800万円位である。
民主党のマニフェスト子供手当ての所得制限をしないのも、所得制限を世帯年収800万円にしなかったのも官公労、日教組、自治労の巨大共稼ぎ公務員組織である公務員共稼ぎ天国を維持するためなのです。
国民はもっと怒るべきです、又野党はこんなインチキ民主党から政権を奪取して真の国民本位の国民のための低所得世帯を保護支援する政策を実行して行くべきだ。
一般の会社員は公的資金で助けて貰えないのに差別である!。

1047チバQ:2010/01/24(日) 21:59:12
現職批判が分散して現職有利かと思ってましたけど
現職は3位落選の惨敗
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/01/20100124t61039.htm
喜多方市長選 山口氏が初当選
 任期満了に伴う福島県喜多方市長選は24日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で元熱塩加納村長の山口信也氏(69)が、いずれも無所属で、新人の元県南会津農林事務所次長飯野雄太郎氏(58)、現職の白井英男氏(67)、新人の元市議上野正雄氏(65)を破って、初当選を果たした。

 山口氏は「4年前の合併後、市民の声が届かなくなっている。均衡ある発展が必要だ」と主張。農業振興や企業誘致などで若者が定住できる環境づくりを公約に掲げ、現市政への批判票を取り込んだ。

 飯野氏は産業振興策などを訴えたが、及ばなかった。再選を目指した白井氏は、行財政改革の実績や市民との協働のまちづくりを強調したものの、批判をはね返せなかった。上野氏は支持に広がりを欠いた。
 当日の有権者は4万3286人。投票率は75.28%だった。

◇喜多方市長選開票結果(選管最終)
当12502 山口信也 69 無新(1)
  8952 飯野雄太郎 58 無新
  6553 白井英男 67 無現
  4214 上野正雄 65 無新


2010年01月24日日曜日

1048チバQ:2010/01/24(日) 22:15:47
>>1037
http://124.83.183.242/area/fukushima/news/20100119ddlk07010136000c.html
ニュースBOX・福島:南相馬市長選 組織持つ現職敗北 /福島
 ◇「合併で格差」に不満 商店街疲弊、解決策打てず
 ◇草の根運動の新人期待
 「木製の舟が戦艦大和を沈めたようなものだ」。任期満了に伴って17日行われた南相馬市長選。当選の喜びでわく事務所で、初当選を果たした桜井勝延氏(54)の男性支持者は興奮気味に語った。建設業界や商工会などの支持組織を持つ現職の渡辺一成氏(66)に対し、桜井氏はミニ集会や街頭演説を中心に草の根運動を展開。4年前の3市町の合併で「地域格差が生まれた」とくすぶる不満が、桜井氏の舟の帆に風を送った結果だった。【神保圭作】

 ◇期待はずれ
 4年前の市長選で2万759票を集めた渡辺氏は今回の選挙で、投票率は1・65ポイントアップの67・43%だったのに1715票減らした。宝玉義則・選対本部長は「街に漂った疲弊感が浮動票となって桜井氏に流れた」と話す。

 原町市と鹿島町、小高町の合併は、地域の活性化につながると期待された。しかし、3区それぞれに従来からある地元商店街の相次ぐ閉店に象徴されるように、各地域の中核部が活力を失い続けることに変わりはなかった。景気低迷や人口減少も進んだが、渡辺氏は明確な解決策を打てなかった。

 さらに、宝玉選対本部長は「(渡辺氏が計画を推進しようとした)ショッピングセンター開店への抵抗感があり、(得票を期待した)原町で票が取れなかった」と話す。それどころか、この計画が原町中心主義に見えた鹿島と小高の市民には自分の地域が軽視されていると映り、そっぽを向かれた。

 渡辺氏の選対幹部は「鹿島と小高を回った際、対等合併との約束が反故(ほご)にされたと感じている人は多かった」と話す。桜井氏の選対幹部も、原町に昨年末開館した市立中央図書館を挙げ、「鹿島と小高の市民は、発展から取り残されたという感情を抱いている」と話した。

 ◇桜井氏、手腕問われる番
 桜井氏は市行政改革推進室の新設や市長報酬50%カットなどを掲げて戦ったが、これらが強く支持されたとは言い難く、得票は渡辺氏への批判票との側面は否めない。両氏の得票差はわずか697票。有権者の半数はまだ渡辺氏を支持している。

 約600億円にも上る市の借金、常磐道開通に合わせた産業振興、疲弊した商店街の再生などに有効な手を打てなければ、次は桜井氏が責任を取る番だ。「市民生活優先」を掲げる新市長の手腕が問われる。

   ◇  ◇

 桜井氏への当選証書授与式は18日、同市役所であった。市選挙管理委員会から当選証書を受け取った桜井氏は「責任の重さを痛感している。これまで以上に市民の話を聞き、市民への奉仕者としての市役所作りに取り組む」と抱負を語った。

 公約に掲げた事業仕分けの早期実施や、市長室を市役所1階に置いてガラス張りにするなど改革に臨む姿勢を改めて示した。「1年後には市役所は変わったと言われるようにする」と述べた。

 任期は29日から4年間。

1049チバQ:2010/01/25(月) 12:15:07
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100125ddlk07010138000c.html
選挙:伊達市長選 仁志田氏が再選 278票差の接戦制す /福島
 任期満了に伴う伊達市長選は24日投開票され、無所属現職の仁志田昇司氏(65)が、いずれも無所属の新人で、旧伊達町長の冨田健一郎氏(69)と旧梁川町議の橘典雄氏(60)を破り、再選を決めた。次点との票差はわずか278の接戦だった。当日有権者数は5万5410人。投票率は65・30%だった。

 仁志田氏の支持者が詰めかけた同市保原町のホールに当選情報が届くと、大きな歓声が起こった。仁志田氏は「これまで市民への説明不足もあった。安心して子育てし、年が取れる街を目指す。合併して良かったと思われるようにしたい」などと語った。

 仁志田氏は、新市の基盤を作った実績を強調し、子育て支援や市民ホール建設検討などをマニフェストに掲げた。市議の過半数や農協の支持を受け、地元の旧保原を中心に支持を広げた。

 冨田氏は市政の刷新を訴え、旧伊達や旧梁川を中心に選挙戦を展開したが及ばなかった。「多くの支持にもかかわらず、この結果は私の不徳の致すところ。恩返しとして、皆さんに今後何ができるか考えていきたい」と語った。

 橘氏は行政のスリム化などを訴えたが積極的な活動はしなかった。【関雄輔、神保圭作】

==============

 ◇伊達市長選開票結果=選管最終発表
当 17390 仁志田昇司 65 無現

  17112 冨田健一郎 69 無新

   1312 橘典雄   60 無新

==============

 ◇伊達市長略歴
仁志田昇司(にしだ・しょうじ) 65 無現(2)

 市長[歴]旧国鉄職員▽JR東日本レンタリース社長▽旧保原町長▽東大

1050名無しさん:2010/01/25(月) 12:15:48
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100125ddlk07010133000c.html
選挙:喜多方市長選/喜多方市議補選 市長選、山口氏が初当選 /福島
 ◇地域間格差の問題訴え
 任期満了に伴う喜多方市長選は24日投票され、市押切川公園体育館で即日開票された。無所属新人で旧熱塩加納村長の山口信也氏(69)が、無所属新人の元県南会津農林事務所次長の飯野雄太郎氏(58)、無所属現職の白井英男氏(67)、無所属新人の前市議、上野正雄氏(65)を降し、初当選。当日有権者は4万3286人、投票率は75・28%だった。

 山口氏は合併効果の実感できない旧町村部を代表する形で地域間格差を指摘。経済人を中心に旧市域にも支持を広げた。陣営には渡部恒三元衆院副議長(民主党)の支持者らが加わり、自民党が飯野、白井両陣営に割れて組織戦で優位に立った。「合併後、どこがうまくいっていないか点検し、国の制度を活用して均衡ある発展を目指す」と語った。

 飯野氏は「農業革命」による地域振興などを訴えた。故伊東正義外相系の自民党組織が陣営の核となったが、世襲への批判や知名度不足も響いた。敗戦決定後「白井氏と自民党の票を分け合ってしまった」と話した。

 飯野氏は、白井氏にとって旧市から通算3期の後ろ盾だった飯野陽一郎元市長(85)の長男。白井氏は後援組織の分裂を余儀なくされ、「合併後に(旧町村ごとの)税のデコボコを平らにしてきたが、負担が増えた所があった。合併のメリットが感じられないと言われた」などと敗因を語った。

 上野氏は、草の根選挙を貫いて一定の支持を集めたが、広がりを欠いた。【太田穣、蓬田正志、金寿英】

 ◇市議補選決まる
 喜多方市議補選(改選数2)は24日投開票され、当選者が決まった。投票率は75・25%だった。

==============

 ◇喜多方市長選開票結果=選管最終発表
当 12502 山口信也  69 無新

   8952 飯野雄太郎 58 無新

   6553 白井英男  67 無現

   4214 上野正雄  65 無新

==============

 ◇喜多方市長略歴
山口信也(やまぐち・しんや) 69 無新(1)

 農業[歴]県南会津農政事務所長▽旧熱塩加納村長▽日大

==============

 ◇喜多方市議補選開票結果(改選数2−4)
当 8219 渡部一樹 27 無新(1)

当 8154 佐藤吉孝 52 無元(1)

  7992 江花圭司 34 無新

  6828 田中雅人 58 共元

 =選管最終発表

【関連記事】

1051チバQ:2010/01/25(月) 12:20:58
現職後継が当選
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/01/9962.html
平川市長に大川氏 小笠原氏に1063票の大差


 任期満了に伴う平川市長選は24日投票が行われ、即日開票の結果、現職の後継指名を受けた元市議会議長の農業大川喜代治氏(64)=無所属・新=が9313票を獲得し、前市議会議長の保育園長小笠原勝則氏(56)=同=に1063票差をつけ、初当選を果たした。大川氏は組織戦を展開しながら、農事組合や市社協などでの豊かな経験も有権者にアピールし、勝利につなげた。合併5年目で初の選挙戦となった市長選だが、盛り上がりに欠け投票率は62.84%にとどまった。

 大川氏は昨年10月、市議会9月定例会で一度出馬の意欲を示しながら「議会の会期中にいろいろあった」として出馬を断念した外川三千雄市長(76)から後継指名を受け、立候補を決めた。
 政党や団体の推薦を受けない方針を打ち出し、市民派と強調しながらも、市三役や政策に共感した市議16人、同市区選出の長尾忠行、中村弘両県議から支持を受け、組織力で優位に立った。
 街頭では「介護認定を受けながら、在宅で苦労する市民がいる状況を改善したい。成長なくして平川市は成り立たない」などと訴え支持を集めた。
 小笠原氏は「産地を明確化し市のブランド力を高め農業販売確立を図る」としたほか、東北新幹線全線開業に合わせた観光振興なども提言。佐藤雄副議長や若手市議とともに草の根運動で「市民と一緒に明るく豊かな市を目指す」と主張したが、及ばなかった。
 選挙戦に突入した初の市長選にもかかわらず、両氏が同じ与党系で大きな争点がないこと、「平賀対決」に他地区の関心が希薄化したことも影響し、投票率は旧町村長選の水準90%台、07年市議選の74・75%に及ばなかった。

当選 9,313 大川喜代治(64)無・新
   8,250 小笠原勝則(56)無・新
 ▽有権者数 28,344
 ▽投票者数 17,810
 ▽投 票 率 62.84%
 ▽有 効 票 17,563
 ▽無 効 票 247
 ▽不 受 理 0
 (市選管確定、敬称略)

【写真説明】初当選を果たし妻博子さん(右)と万歳三唱で喜ぶ大川氏=24日午後10時50分ごろ

1052チバQ:2010/01/25(月) 12:23:08
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20100125ddlk02010089000c.html
選挙:平川市長選 市長に大川氏 市政の継続、組織戦で支持集め /青森
 任期満了に伴う平川市長選は24日、投開票され、無所属新人で元市議会議長の大川喜代治氏(64)が、同新人で前議長の小笠原勝則氏(56)を破り、合併後初の選挙戦を制して初当選した。当日有権者数は2万8344人で、投票率は62・84%(前回は無投票)。

 大川氏は外川三千雄市長の後援会長を務め、外川市長の後継者として立候補。地元選出の県議2人が支持し、多数の市議も支援に回って組織戦を展開して幅広く支持を集め、知名度で小笠原氏を上回った。

 選挙戦では「農商工連携で所得向上を図る」などと訴え、農業組合法人の組合長の経験から、農協や商工関係に加え、市社会福祉協議会長として福祉関係などにも浸透した。

 小笠原氏は、外川市長の与党会派ながら市政刷新を掲げ、大川氏の組織戦のすき間を突いてきめ細かく足で歩き、若手農業者らから支援されたが及ばなかった。【塚本弘毅】

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 9313 大川喜代治 64 無新

  8250 小笠原勝則 56 無新

==============

 ◇平川市長略歴
大川喜代治(おおかわ・きよじ)64 無新(1)

 [元]市議長▽農業▽市社会福祉協議会会長[歴]柏木農高

1053チバQ:2010/01/25(月) 18:49:51
民主支援候補が当選です、いちお


>山口氏は合併効果の実感できない旧町村部を代表する形で地域間格差を指摘。経済人を中心に旧市域にも支持を広げた。陣営には渡部恒三元衆院副議長(民主党)の支持者らが加わり、自民党が飯野、白井両陣営に割れて組織戦で優位に立った。

1054チバQ:2010/01/26(火) 21:15:46
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100126ddlk07010174000c.html
ニュースBOX・福島:山口・次期喜多方市長の課題 旧町村部、格差に不満 /福島
 ◇財政硬直化で重点事業遅れ
 現職と新人計4人による混戦となった喜多方市長選は、旧熱塩加納村長の山口信也氏(69)が、現職の白井英男氏(67)、元県職員の飯野雄太郎氏(58)らを降し、初当選した。候補者同士のしがらみや思惑が交錯する中、有権者は4年たっても実感できない合併効果、旧市と旧町村部の格差、地域経済の閉塞(へいそく)感などへの不満から市政の転換を求めた。新市長は課題となっている財政再建も進めながら、どこまで市民の期待に応えられるか、その手腕が問われる。【太田穣】

 ◇民主対自民
 選挙結果は山口氏1万2502票、飯野氏8952票、白井氏6553票、前市議の上野正雄氏(65)が4214票。

 農水省のキャリア官僚だった白井氏は、1986年から98年まで旧市の市長だった飯野陽一郎氏(85)の事実上の後継指名を受け、自民党を中心とする陽一郎氏の選挙組織に乗って初当選した。陽一郎氏は飯野氏の父。今回の飯野氏の立候補で白井氏の後援会組織の主力が古巣に戻り、「担ぎ手がいない神輿(みこし)」(飯野氏陣営)になった。

 一方、山口氏は、「飯野−白井」系の分裂を見極めたタイミングで立候補表明。民主党県議の瓜生信一郎副議長を選対本部長に据え、自民党系の両陣営との違いを鮮明にした。

 ◇旧市域対旧町村部
 また、山口氏は旧町村長の支援を取り付け、旧町村部代表をアピール。白井氏と合併を進めた首長たちが1期目のかじ取りに不満を表明した形だ。

 その源には、合併協議で合意した重点事業が進まないことへのいらだちがある。新市建設計画では、旧5市町村が持ち寄った事業の財源として、総額約130億円の合併特例債の起債を決定した。しかし、4年間の実績は26億円。何より新市民を刺激しているのが、旧市域への事業の集中だ。着手した33件のうち16件を占める。旧町村部出身の市議は「格差が広がるばかり。西会津町のように合併しなかった方が良かったと言う住民も多い」と指摘する。

 ◇迫られる財政健全化
 重点事業の遅れには、財政の硬直化という理由がある。旧市時代に「コストカッター」として辣腕(らつわん)を振るった白井氏は、新市でも財政再建に取り組んだ。合併初年度の実質公債費比率は21・5%と危険水域にあったが、今年度は19%台に下がる見込みだ。

 同市は「蔵とラーメンのまち」として全国に名が知られているが、産業基盤は強くないことが背景にある。特に、企業立地が進まず、雇用問題が深刻。合併後の4年間で、同市に進出したのは組み立て加工工場1社だけ。それ以前は十数年さかのぼるという惨状だ。地場の事業所数(製造業)も05年以降減り続け、有効求人倍率(昨年11月)は0・31と全国ワースト3位の県平均を下回る。

 「2期目は少しは手足を伸ばせる」と話していた白井氏は、財政再建の地ならしをしたところで役割を終える。財政を再び悪化させることなく、地域の要求に応えることができるのか。市の一体感を育て、市民に合併効果を実感させることができるのか。課題は「均衡ある発展」を掲げる山口氏に引き継がれる。

1055たーちゃん:2010/01/31(日) 19:37:37
利府町長選挙に立候補した小笠原まち子さんは
無所属となってますが共産党との事です。
なぜ無所属にしているのかというと民衆からの
ウケがいいからです。ちなみに利府町まちづくり
ネットワークの相互リンクを見ればすぐにわかります。
っていうか、共産党なら共産党だと真っ向から
勝負してほしいよねー。おおかた仙台市長選挙で
女性がとれたから今だったらチャンスと思っての
出馬なんでしょうけどねー。団地とかの住民は
サッカーボールとかの話しにのせられて応援
している人もいるみたいですが共産党系でも
応援しちゃうのかなー?古くからこの利府町に
いる人ならみんな知ってるよねー。

1056とはずがたり:2010/01/31(日) 20:01:19
>>1055
レスあざーす。
でもそんなんゆうたら県知事も自民党の癖に無所属ですやん。
民衆からのウケがいいからでしょうな。

1057さんだーばー堂:2010/02/01(月) 08:41:07
>>1055-1056
ちょっと気になって調べてみました。
町議時代は別に共産の公認も推薦も得ていなかったようです。
むしろ掲示板によっては「共産と仲が悪い」という趣旨の書き込みすら見かけました。

で、政策的には町財政の健全化とかを打ち出している模様。ブログをやっているようですので詳しくはそちらで見られそうですが。

実は氏の公約の中で最も注目されていたのが「楽天二軍」問題。
町内の球場を楽天イーグルスの二軍が本拠地として使用しているのですが、その球場使用料を球団から徴収するという公約を掲げているとか。
それで「そんなこと言ったら球団が撤退してしまう」という騒ぎになっているようで。

ソースもない書き込みを長々続けて申し訳ありませんが、個人的感想からいえば
「共産系候補だとすれば騒がれすぎのレベル」かと。

1058とはずがたり:2010/02/01(月) 10:34:54
>>1057
おお,ご調査感謝です。
市民派の候補に保守派がアカのレッテル貼って利権固守しようとしてる構図でしょうかねぇ。

1059チバQ:2010/02/02(火) 19:39:11
http://www.sanriku-kahoku.com/news/2010_02/k/100203k-senkyo.html
臼井真人氏は不出馬
2010.02.03
気仙沼市長選
市議選にあらためて立候補/


 任期満了に伴う気仙沼市長選(4月18日告示、25日投票)で、立候補を模索していた気仙沼市議で会社役員の臼井真人氏(58)は2日、出馬しないことを周囲に伝えた。

 取材に対して「後援会関係者らと相談し、議員の立場で気仙沼の発展に尽くすことにした」と説明。市長選には出馬せず、同時に行われる市議選にあらためて立候補する考えを強調した。臼井氏は市議3期目。支持者らの中には臼井氏を市長に推す声もあったが、擁立でまとまらなかったとみられる。

 現職の鈴木昇氏(65)は1月30日、次期市長選には立候補せず、今期限りで引退すると表明している。

 市長選をめぐっては現時点で、地元経済界などを中心に自民党の小野寺五典衆院議員(宮城6区)の地元秘書を務める菅原茂氏(52)を擁立する動きが加速している。2006年の前回市長選で次点となり、出馬が有力視されていた会社役員の尾形和優氏(59)は立候補を見送るもようで、尾形氏の支持者の一部や市民グループは、気仙沼市出身で市民活動に取り組む30代男性を推す意向だ。

 民主党県連は今夏の参院選までに行われる気仙沼市などの首長選で、現職を推薦しないことを確認している。鈴木氏の引退表明を受け、独自候補の擁立も含めて県連の対応が注目される。

1060チバQ:2010/02/07(日) 17:40:37
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/02/20100207t51030.htm
東根市議が自殺 山形県警が任意聴取
 6日午前5時40分ごろ、山形県東根市中央東1丁目、市議岡崎賢治さん(62)が自宅で倒れていると、妻から119番があった。岡崎さんは意識が混濁した状態で病院に搬送されたが、死亡した。村山署は自殺とみている。議会関係者によると、農薬を飲んだとみられるという。

 岡崎さんは1994年に初当選し、議長も務めた。村山署によると、岡崎さんは同署や山形県警捜査2課から任意で事情を聴かれていたという。


2010年02月07日日曜日

1061チバQ:2010/02/08(月) 21:45:46
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100208k0000e040021000c.html
自殺:山形の市議、前日に県警聴取
 6日午前5時35分ごろ山形県東根市中央東1、同市議、岡崎賢治さん(62)方の農作業小屋で、岡崎さんが倒れているのを家族が発見した。岡崎さんは病院に運ばれたが、同日死亡した。消防によると、死因は農薬のようなものを飲んだことによる薬物中毒。県警村山署は自殺とみている。

 岡崎さんは94年8月の市議補選で初当選し5期目。04年10月〜09年8月に議長も務めた。県警によると公共工事を巡る捜査で、捜査2課などが岡崎さんから任意で事情を聴いており、死亡前日の5日も聴取していたという。【浅妻博之】

1062チバQ:2010/02/08(月) 21:50:38
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001002080004
再選へ着々
2010年02月08日

 今秋に任期満了を迎える佐藤雄平知事が7日、知事就任後初の政治資金パーティーを福島市内で開く。知事選に向けた資金集めのためとみられ、支援者は佐藤知事の再選に向けて動き出す。別の候補者擁立を探っている自民党県連は出席を断ったが、同党を支持してきた業界団体は顔をそろえる。(丹治翔、村上晃一)


 ●資金パーティー有力団体が発起人


 政治資金パーティー「佐藤雄平知事を励ます会」は約30団体が発起人になり、1千人以上が出席する予定。発起人代表には、後援会2団体のほか商工会議所や農協の政治団体、県医師会など6団体のトップが名を連ねた。


 佐藤知事は民主党出身だが、これらの団体は長年自民党を支持してきた。「知事がこれまで打ち出してきた『県民党』という姿勢が理解されている」と知事側は歓迎する。知事を支える県民連合の県議は「これだけの組織を奪い返すのは自民党も難しいだろう」と自信を見せた。


 佐藤知事は任期1年を切った昨秋から、いつ知事選への立候補を表明するか注目が集まるが、明言を避け続けている。一方で、昨年後半から福島市や郡山市の後援会を拡充するなど選挙態勢は固めつつある。3日にあった県の予算案の発表では、新年度から5年間の総合計画を重点に予算配分し、「将来に希望を持ちたい」と力を込めた。「自ら作った計画を最後までやり遂げたい思いは当然あるだろう」と関係者はみる。


 前知事の辞職に伴う2006年の出直し知事選では、民主、社民と無所属の県議からなる県民連合と連合福島の4者協議会が中心となって候補者擁立に動いたが、作業は難航。佐藤知事の立候補表明は告示日まで1週間に迫った時期だった。連合福島の幹部は「6月か9月の県議会あたりで表明するのだろう。今回は本当に気が楽だ」と話す。


 県民連合のある県議はこう言った。「自分が言わなくても周りが準備してくれている。知事は幸せな人だ」


 ◎「白紙」の自民/争点・対立候補、絞れず


 一方、自民党県連は先月中旬の会議でパーティーへの欠席を決めた。「選挙に向けて知事を励ます会に、(候補者選びが)白紙状態の我が党が出席するわけにはいかない」と斎藤健治幹事長。同党は今夏の参院選に全力を注ぐとし、知事選への態度を明確にしていない。


 ただ同党内部では、すでに態勢を固めつつある佐藤知事と、五分に競える候補者を擁立するのは厳しいとの声もある。また、佐藤知事は1月臨時県議会で、同党が要望した公共事業が中心の補正予算を編成。これまでの県政運営でも同党に配慮しており、「県政にそんなに不満はない」(同党県議)と明確な争点を作り出すのも難しい情勢だ。


 同党のある県議は「知事の包囲網はすでに全方位に及んでいる。これに勝つのはなかなか難しい」と話す。斎藤幹事長は「評価するべきところは評価しなくてはいけない」とし、16日に開く党の会合に佐藤知事を招待した。


 県民連合のある県議は「(自民党は)相乗りをするタイミングを計っているのではないか」との見方を示す。

1063チバQ:2010/02/11(木) 08:57:42
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/02/20100211t61012.htm
佐藤福島知事 11月任期満了 周囲、再選へ着々

政治資金パーティーで、参加者と握手する佐藤雄平知事=7日、福島市のホテル


 11月に1期目の任期満了を迎える佐藤雄平福島県知事が、再選に向けて動き始めている。7日に福島市で初の政治資金パーティーを開催、有力業界団体のトップや国会議員、市町村長らが顔をそろえ、「出馬要請」を受けた。佐藤知事本人は依然、慎重姿勢を崩さないが、着々と選挙に備えているとみられる。一方、前回知事選で戦った自民党は、対立候補を擁立できるかどうかいまだに不透明。現職が立候補を表明しないまま、再選ムードさえ漂い始めている。

<励ます会1300人>
 約1300人が詰め掛けた会費1万円の「励ます会」。知事夫妻が並ぶ壇上で、県農協5連の安田寿男会長が「県民のため引き続きかじ取りをお願いしたい」と激励した。

 県商工会議所連合会長の瀬谷俊雄東邦銀行会長は「困難な県政を引き続き担えるのは雄平さんしかいない。今日が事実上の(知事選)キックオフだ」と宣言した。

 佐藤知事はあいさつで「11月(知事選)の話はしない」と相変わらずの慎重さだったが、新年度からの県総合計画を中心に約30分間語り、「皆さんと一緒にまい進したい」と会場を沸かせた。

 「励ます会」は、知事就任以来初めて開いた政治資金パーティー。医師会や建設産業団体連合会、連合など県内29団体と知事後援会が合同で主催した。渡部恒三元衆院副議長(衆院福島4区)や佐藤憲保県議会議長、瀬戸孝則福島市長らも出席した。

 佐藤知事は前知事の辞職に伴う2006年の知事選で、民主党参院議員から転身。民主党や社民党、連合などの支援を受けて初当選した。既に両党と連合は、再選を支持する姿勢を明確にしている。

<「対決難しい」>
 自民党は対立候補擁立について態度を明確にしていない。同党の県議全員がパーティーへの招待を受けていたが、県連の会議で欠席を申し合わせた。

 その一方で、16日の自民党県議の懇親会には知事を招待している。民主党の県議は「パーティー欠席の埋め合わせだろう」と話す。

 自民党内では、佐藤知事との対決ムードが盛り上がっていないのが実情だ。同党に近い有力業界団体のトップは「これだけ支援態勢が整ってしまえば、例え自民党が参院選で盛り返しても、佐藤知事と対決するのは難しい。アクシデントでもない限り、再選は動かないだろう」との見通しを示している。

◎プルサーマル「熟慮し対応」福島知事

 福島県のエネルギー政策検討会が10日開かれ、東京電力が申し入れている福島第1原発3号機(大熊町)でのプルサーマルについて、佐藤雄平知事は「熟慮して対応する」と話した。16日開会の県議会2月定例会で、検証作業をさらに続けるのか実施を了解するのか、何らかの判断を示す見通しだ。検討会は県の各部長らで構成。昨年7月から、国と東電の取り組みや核燃料サイクルなどについて検証してきた。

 佐藤知事は「(原発をめぐる問題を)いろいろな角度から検証した。理解できる部分もあるし、これから検証しなければならない部分もある。県が今後、原子力政策にどう対処していくか、熟慮しなければならない」と説明した。

 会議後、記者団から判断時期について聞かれた佐藤知事は「まだ話す時期ではない」と明言を避けた。福島第1原発のプルサーマルをめぐっては、県議会が昨年12月、「まず知事が判断すべきだ」とする意見書を全会一致で可決。佐藤知事に姿勢を明確にするよう求めていた。


2010年02月11日木曜日

1064チバQ:2010/02/12(金) 22:00:19
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20100211-OYT8T01044.htm
民主系県議がキャラバン 知事選大敗で
県議選で巻き返しへ


参加者からの声に耳を傾ける「改革みやぎ」の県議ら(奥)(11日、大崎市古川駅前大通で) 県議会の民主系会派「改革みやぎ」は11日、大崎市内で、地元の自治体議員らを集めた意見交換会を開いた=写真=。昨年10月の知事選で大敗したことから、「政策の浸透が不十分」との反省を踏まえ、現場の声を取り入れるために実施した。今後、意見を政策に反映させ、来春の県議選などで巻き返しをはかる。

 「政策キャラバン」と名付けられた意見交換会には、同会派のほぼ全員の県議11人と、同市を地盤とする同党の石山敬貴衆院議員が出席。市町村議や後援会関係者ら約100人を前に、政府予算案や同党の成長戦略、10日に公表された県予算案の特徴を説明した。県議が選挙区を越えて集会を開くのは初めてという。

 意見交換は約1時間に及び、「地方議会が活性化しなければ、国がせっかく地方に起こした(政権交代の)波も生かされない」などの指摘も出た。地上デジタル放送移行に向けた助成の充実などを求める意見もあり、県議らが回答した。

 キャラバンは今後、県内各地で開く予定で、藤原範典会長は「地域主権を訴える政権政党として、現場の声を集め、かゆいところに手が届く政策を打ち出したい」と話している。

 集会を開く背景には「政権交代の流れを地方に定着させる試金石」として臨んだ知事選で、同党推薦候補が大差で敗れたことに加え、県議会でも、定数61人の約3分の2を占める自民党・県民会議に対し、改革みやぎは12人だけで存在感を示せていないためだ。

(2010年2月12日 読売新聞)

1065チバQ:2010/02/14(日) 11:03:30
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001002140004

本間元知事が出馬へ/大崎市長選
2010年02月14日

 4月18日に投開票される大崎市長選に元知事の本間俊太郎氏(69)が立候補することが13日、分かった。近く正式に表明する。本間氏に近い後援者が朝日新聞の取材に明らかにした。


 本間氏は2006年4月の前回市長選にも立候補し、約2400票差で現職の伊藤康志氏(60)に敗れている。本間氏は知事だった1993年に、ゼネコン汚職に絡んで辞職。01年と03年の衆院選に立候補したが落選した。


宮城4区

■2003年選挙得票

1 伊藤信太郎 自由民主党 前 76,554 当選
2 本間俊太郎 無所属 新 61,200
3 山条隆史 民主党 新 40,583
4 小野敏郎 日本共産党 新 12,196

■2001年10月補欠選挙得票

  1  伊藤信太郎    自由民主党  新       63,745  当選
  2  本間俊太郎    無所属    新       48,871  
  3  山条隆史     民主党    新       11,633  
  4  小野俊郎     日本共産党  新       9,281  


 市長選には、伊藤市長が再選を目指して立候補する意向を表明している。


http://www.tradewind.or.jp/~dsch1906/065gatu1.htm
5月1日(月)

大崎市の初代市長、伊藤康志氏が当選


 ▽大崎市長選開票結果=選管確定=
  当39546 伊藤  康志 無新①=自民党推薦
    37139 本間俊太郎  無新
     2941 渋谷  貞雄 無新



 大崎市長選は30日、投票が行われ、即日開票の結果、前県議会議長・伊藤康志氏(56)=無所属、自民党推薦=が、元知事・本間俊太郎氏(66)=無所属=、保育園長・渋谷貞雄氏(68)=無所属=を破り、当選を果たした。

 伊藤氏は、組織力を生かして手堅く運動を展開。村井嘉浩知事や、自民党国会議員らが支援に駆けつけるなど、国や県とのパイプを強調、「大物県議」の力を見せつけた。

 地元古川以外の地域では、旧町の町長らの支援を受けて支持を広げ、出遅れをばん回した。

 本間氏は、各地でミニ集会を精力的に展開するなど草の根的な運動を展開した。

 女性や高齢者らを中心に支持を広げ、旧郡部では伊藤氏をしのぐ知名度があり、旧玉造郡などでは伊藤氏をリードしたが、広がりに欠いた。

 渋谷氏は告示直前になって立候補を表明。短い期間で支持を得られなかった。有効投票の十分の一の得票を得られず、供託金百万円は没収となった。

 投票率は73・57%、。投票区別では古川68・70%、松山81・20%、三本木78・58%、鹿島台77・86%、岩出山77・18%、鳴子81・52%、田尻78・70%。

 各区ごとの得票は次の通り。

【本間俊太郎候補】
▽古川=18,358▽松山=2,038▽三本木=3,422▽鹿島台=2,717▽岩出山=4,503▽鳴子=3,261▽田尻=2,840

【伊藤康志候補】
▽古川=18,976▽松山=2,364▽三本木=1,701▽鹿島台=5,336▽岩出山=3,703▽鳴子=2,324▽田尻=5,142

【渋谷貞雄候補】
▽古川=1,510▽松山=151▽三本木=147▽鹿島台=377▽岩出山=283▽鳴子=180▽田尻=293


解説

 実質的に2人の戦いとなった選挙選は、前県議会議長の「政治力」か、元知事の「過去の実績」か、いずれかを選択する様相になった。新市最初のリーダーを決める選挙戦にしては、明確な争点もなく、政策論争は活発だったとは言い難い。

 自民党国会議員や村井知事らが支援に駆けつけるなど、伊藤氏は大物県議ぶりを見せつける選挙戦を展開した。

 しかし、首長としての伊藤氏の手腕は未知数だ。選挙戦で訴えた「大崎の宝」にどう「磨き」をかけ、地域振興に結びつけるのか、抽象的な印象はぬぐえなかった。公約の「1万人の雇用創出」も、具体的な道筋は伝わってこなかった。

 市民の一体感醸成や自治組織の立ち上げなど、初代市長ならではの重責が待っている。さらに、市民病院建設問題にもさっそく、取り組まなければならない。

 選挙戦で訴えた「大崎の資源に、みなさんといっしょに磨きをかける」という初心を、忘れてはなるまい。

1067チバQ:2010/02/16(火) 12:21:40
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20100216ddlk04010095000c.html
選挙:気仙沼市長選 菅原氏が出馬表明 現職は引退を表明 /宮城
 任期満了に伴う気仙沼市長選(4月25日投開票)で、同市在住で自民党の小野寺五典衆院議員秘書、菅原茂氏(52)が15日、無所属で立候補することを表明した。

 菅原氏は同日、市内のホテルで会見し、「秘書としての任務や課題もあったが、市長としての職責を通じて市民の皆さんに恩返ししたい」と立候補の動機を語った。さらに、行財政改革や産業振興、雇用創出などの政策を明らかにした。

 菅原氏は気仙沼市出身で、東京水産大(現東京海洋大)を卒業。大手総合商社勤務を経て、1992年に水産会社に転職した。07年から宮城6区選出の小野寺氏の秘書を勤めている。

 市長選では、現職の鈴木昇市長(65)が1月末に引退を表明。立候補表明は現在、菅原氏だけだが、今後、候補者擁立の動きが活発化しそうだ。【石川忠雄】

1068チバQ:2010/02/20(土) 10:51:09
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100210ddlk03010004000c.html
変わる:県予算への影響/上 積極型予算 地方交付税増で可能に /岩手
 ◇「はしごを外された時」懸念
 達増拓也知事は8日の予算発表会見で、強い口調で言った。「地方を強くしていこうという新政権の方向性は、この予算に反映されている」

 前年度当初比6・1%と大幅に増えた「積極型予算」は、将来交付税として措置される臨時財政対策債を含めた県への実質的な地方交付税が、前年度比で約220億円増えたため、実現した。景気低迷などで県税収入が大幅に減る見込みで、独自の雇用対策や経済活性化、地域医療の充実などに大きな予算を割くことは難しかった。「国の配慮がなければ、多額の起債などしないと予算編成が難しかった」と県幹部は言う。

 だが、国の補正予算で積んだ基金の261億円を含めると、国への依存財源は4000億円を超える。財源の国への過度の依存ぶりの裏返しでもある。

 小泉政権以降、県への普通交付税額は00年度の2880億円から09年度には2103億円に減った。これに対し、県は、独自財源の確保より、公共事業や職員定数削減など、交付税減額に比例して予算規模を01年度以降7年連続で減らした。同時に主要3基金からの取り崩しを続けてきた。

 経済状況の低迷は続く見込みで、県税収入の大幅改善は見込めない。岩手県立大学総合政策学部の斎藤俊明教授(政治学)は「今回の予算案は、県内経済を刺激し、税収を引き上げるような策はなく、展望が見えない」と指摘する。

 独自財源を確保する手だては十分できていない。来年度以降も国から同程度の財源を得られるかは不透明だ。県幹部も「はしごを外された時に赤字団体になりかねない」と懸念する。11年度以降は毎年度700億円以上の歳入不足に陥るとの予測だ。【岸本桂司】

1069チバQ:2010/02/20(土) 10:51:44
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100211ddlk03010060000c.html
変わる:県予算への影響/下 事業仕分け 「廃止」一転「活動継続」 /岩手
 ◇県が費用盛り込む
 ホームページを通じた啓発や活動推進員の派遣など3事業を委託、計約800万円。今予算案で、県が盛り込んだ県地球温暖化防止活動推進センターの運営費だ。今年度と同程度だった。

 地球温暖化防止活動推進センターは昨年11月、行政刷新会議が行った「事業仕分け」で「民間でも十分(温暖化防止活動の)機運がある」などとして、関連予算が廃止されることになっていた。

 だが、国の予算は減額ながらも約6億円が計上され、県センターにも数百万円の補助が見込まれるという。センター設置の根拠法も残っている。県環境生活企画室の平井孝典温暖化・エネルギー対策課長は「役割は果たしており、活動は必要だ」と胸をなで下ろす。1月27日にはセンターの指定管理団体に、NPO法人・環境パートナーシップいわて(盛岡市)を選んだ。

 一方、事業仕分けの結果に対応を迫られた部署もある。細かい林道の整備や間伐などを行う森林・林業・木材産業づくり交付金(概算要求額79億円)は、森林整備加速化・林業再生事業という「ほぼ同じ別事業がある」として、廃止された。

 県はそこで、今年度積み立てた基金を元に国が全額を補助する同事業から、来年度当初予算案に、県産材活用約8億円▽間伐などに約7億円▽松くい虫対策に約1億円−−などを引っ張った。県農林水産企画室は「政策的経費は前年度並みを維持できた」と胸を張る。だが、交付金で行う考えだった低コスト造林の促進事業が対象にならず、実施できない「痛み」も被った。

 政権交代前に設けられた基金による事業は11年度まで。その後の保障はない。同室の高橋渉・企画課長は「この予算で、できる限りのことをしなければならない」と述べる。【山口圭一】

1070チバQ:2010/02/27(土) 12:53:50
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20100227ddlk02010120000c.html
選挙:弘前市長選 連合青森、葛西氏を推薦 /青森
 連合青森(石田隆志会長)は26日、青森市内で政治センター幹事会を開き、4月の弘前市長選に立候補を表明している前副市長の葛西憲之氏(63)を推薦することを決めた。来月3日の執行委員会で正式決定する。

 一方、今夏の参院選青森選挙区については、民主党が来月上旬に公認するとみられる新人で元青森朝日放送アナウンサーの波多野里奈氏(37)を推薦する方向で検討している。【矢澤秀範】

1071ももだぬき:2010/02/28(日) 08:33:54
気仙沼市長選民主党側は内海太出馬?

1072二階席:2010/02/28(日) 08:37:34
>>1071

きましたね。出馬要請。

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/02/20100228t11026.htm

気仙沼市長選 民主、内海氏に出馬要請へ

 民主党宮城県連(安住淳代表)は27日、仙台市内で選対会議を開き、任期満了に伴う4月の
気仙沼市長選(18日告示、25日投票)について、元県連幹事長で県議の内海太氏(62)
=気仙沼=に立候補を要請することを決めた。

 現職の鈴木昇氏(65)が引退する気仙沼市長選には、自民党県連会長の小野寺五典衆院議員
(宮城6区)の公設第一秘書を務める菅原茂氏(52)が立候補を表明した。

 民主党県連は今夏の参院選や次期衆院選を見据え、自民党が議席を持つ6区の気仙沼市長選を
重視。県議5期のベテランで支持労組に推す声がある内海氏が候補者に最適との結論に達した。

 内海氏が立候補すれば、気仙沼市長選は政党対決の構図になる可能性もある。
 一方、大崎市長選(4月11日告示、18日投票)は独自候補を擁立するかも含め、引き続き
検討することで一致した。

 大崎市長選には、再選を目指す現職の伊藤康志氏(60)、元知事の本間俊太郎氏(69)が
立候補を表明した。県連内には大崎市出身の党県議の擁立論があるが、民主党支持の政治姿勢を
条件に現職を推す声が広がりつつあり、慎重な対応が必要と判断した。

1073建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2010/02/28(日) 14:44:22
大津波警報 青森の町長選、投票を一部中止し繰り延べ
2010年2月28日12時6分
http://www.asahi.com/national/update/0228/TKY201002280103.html
 南米チリの地震による大津波警報が発令された青森県太平洋岸の同県おいらせ町の町長選は28日、町内の投票所20カ所中3カ所で午前9時40分に投票の受け付けを中止した。
この3カ所は3月7日に改めて投票を行い、開票作業も同日に延期された。残りの17カ所は予定通り投票が続けられている。

 中止になったのは一川目地区生活会館、二川目地区生活会館、川口地区コミュニティセンターの3カ所。
同町は午前10時半に太平洋沿岸に住む1422世帯に避難指示を出しており、両生活会館は住民の避難所になった。

 町は投票中止の理由を「住民の避難所確保と、町職員を防災対策に当たらせるため」と説明している。

1074チバQ:2010/02/28(日) 16:28:43
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001002240005
「チェンジ!」の行方吉村知事2年目へ・上
2010年02月24日


つや姫のおにぎりをほおばる子どもに「おいしい?」と声をかける知事=2009年11月、東京・銀座のアンテナ店

∞素人っぽさに親しみ


面会2倍 目立つペーパー棒読み


 「チェンジ!」を掲げ、初当選した吉村美栄子知事の県政運営が2年目に突入した。政治も行政も「素人」だった主婦からの大転身。新風を求めた県民の思いを託された1年目の成果と課題を考える。(佐藤恵子、藤木健、川原千夏子)


 「うちのめんごいつや姫、かわいがってけらっしゃい」


 東京・銀座に威勢のいい山形弁が響いた。昨年10月、声の主はもんぺ姿の吉村知事。県のアンテナ店で開かれた県産米「つや姫」の先行販売開始イベントの一コマだ。


 子どもに目線を落とし、若者に気さくに「家でご飯炊いてる?」。高齢者には大きめの声で語りかけた。前日に山形市であった催しでは、「知事さん、握手してけろ」と駆け寄ってくる市民もいた。


■「かあちゃん知事」


 行政経験なし。政治経験もなし。主婦歴30年以上。こんな経歴の知事は珍しい。


 「素人と言えば素人。専門的な知識がないことが欠点」と吉村知事は率直に認める。では、心がけている「知事の役割」とは? 「政策はもちろん大事だけど、県民に元気を与えることも大事」


 前知事時代との「チェンジ」を示すデータがある。


 県の資料「知事の面会者等一覧表」によると、前知事が08年7〜12月に公務で面会したのは63件。一方、吉村知事は09年後半に147件で、前知事の2倍強。「JA山形中央会役員」や「県建設業協会役員」が並ぶ。同時期の土日の公務は、約20件の前知事に対し、吉村知事は約60件で3倍だった。


 知事の当選直後、支援したある県議はこうアドバイスしたという。「業者など利権関係者は絶対ダメだが、それ以外で会いに来た人はどんどん知事室に入れなさい。『知事来て』と言われたら、できるだけ出て行きなさい」


 県民にまず、知事のうりである庶民的な人柄を浸透させるためだ。「2期目」をにらんだ戦略でもある。


 そんな周囲の思惑を知ってか知らずか、自称「かあちゃん知事」はこの1年、人と会い、催しに出て、県産品のトップセールスに奔走した。


 知事周辺は「ふつうの主婦らしい立ち振る舞いに、県民は親しみを感じている。知事の人気は高い」との手応えをつかんでいる。もちろん人気は水もの。「1年目はご祝儀相場」なのも重々承知だ。


■少ない自分の言葉   


 昨年11月の北海道・東北知事会。「新政権は決めたことをごり押しする印象だ」(新潟県知事)、「事業仕分けの影響を調べて国に伝えよう」(北海道知事)――。新政権への対応策をめぐる活発なやり取りの中、吉村知事はペーパーの棒読みが目立った。


 他県の知事と席を並べる知事会などで、吉村知事が存在感を示せたことはほとんどない。山形弁を駆使するトップセールスなどとは打って変わって、「自分の言葉」が影を潜める。週1回の定例記者会見や県議会の答弁もペーパー頼りが多い。


 「1年前よりは自分の言葉が増えたかな」と本人は自己評価するが、会見で質問にとまどう場面は今も少なくない。


 「庶民感覚」を保ちながら、「素人」からどう脱皮するか。2年目の宿題だ。

1075名無しさん:2010/02/28(日) 16:29:57
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001002250003
「チェンジ!」の行方吉村知事2年目へ・中
2010年02月25日


県議会本会議場。吉村知事の隣には、いつも高橋副知事が座る。「出しゃばらずに知事をしっかり支えている」との評が多い

 後ろ盾、自民封じ込め


 ∞製造者責任/生え抜き副知事 右腕に


 昨年1月の知事選で「県民優先主義」「行政のムダ排除」などをうたった吉村知事のマニフェスト。作成を主導したのは、当時、県政野党だった県民クラブの和嶋未希県議(現民主党衆院議員)や阿部昇司県議、連合山形の幹部、現職に反発していた一部の自民党関係者らだ。


 知事の身内にも、県政界や行政に通じた面々がいる。同居する義父の吉村敏夫氏は元県出納長。亡夫の叔父が故吉村和夫元山形市長で、その息子の吉村和文ムービーオン社長と吉村和武県議も後ろ盾に名を連ねる。


 それでも――。現職を破った投開票日の夜、支援したある県議は祝杯の中で、不安も感じていた。「知事としての手腕は未知数。半年や1年で投げ出されたら……」。主婦出身の新知事を誕生させた「製造者責任」が生まれた夜でもあった。


    ■   ■    


 「政治家の素質」


 「1年目で最も苦労した」と知事が振り返るのは、野党自民党が最大会派を占める議会への対応だ。最初の難題は昨年の2月定例会。知事派県議らは、自民県議を取り込み、知事の隣に生え抜きの高橋節副知事を座らせた。これが功を奏した。知事答弁では、副知事が小声で助け舟を出すこともしばしば。知事が「一番相談する人」と全幅の信頼を寄せる右腕だ。


 自民の反発が特に強かったのが、マニフェストで約束した副知事2人を1人に減らす条例改正。知事側は2度の定例会で見送り、満を持して9月定例会に提案した。「否決なら12月に」と腹をくくったが、自民の攻撃は不発。あっけなく可決した。


 就任直後にぶち上げた「最上川の世界遺産登録見直し」では、自民への根回しはなし。県教委も「寝耳に水」。知事周辺も驚いたが、「ぶれてはいけない」と知事に言い聞かせたという。結果は、県民の間に反対の動きは広がらず、自民などの抵抗も尻すぼみに終わった。


 結局、「(昨年の)2月定例会は強烈な風圧、6月も風圧はあった。でも9月は弱まり、12月はかなり弱まった」と知事。政権交代という追い風も吹き、議会の攻防は自民の腰砕けが際立つ展開になった。


 知事に近い県議は「政治家の素質がある。ぶれないし、けんか上手。『主婦感覚』もあるだろうが、周りが賛成しやすい雰囲気をうまく作る」とうなる。


 知事選で裏方を務めた元副知事の金森義弘氏は別の一面を指摘する。「彼女のすごい能力はペーパー読みが大好きなこと。県庁の大量の書類を赤線引きながら読み込んでいる。それで流れはある程度つかめるし、判断もできるようになる。ふつう知事は読まないよ」


    ■   ■    


 「恩と縁」で行動


 一方で、政治家としての立ち位置は、政治的な理念以上に、「恩と縁」という私的な要因で決めてきた。総選挙は知事選で支えてもらった民主の鹿野道彦氏を、酒田市長選では家族付き合いのあった新顔を応援した。


 問題は、この夏の参院選だ。
 自民現職の岸宏一氏が立候補し、民主候補と争うことになったら――。「知事選で直接支援を受けていない民主の新人より、助けてもらった岸氏を」「両方の応援に行けばいい」。知事周辺からはさまざまな声が聞こえてくる。


 「ぶれない姿勢」を、どう貫くのか。悩ましい局面が待ち受けている。

1076名無しさん:2010/02/28(日) 16:30:31
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001002260005
「チェンジ!」の行方吉村知事2年目へ・下
2010年02月26日


来年5月に還暦を迎える知事。カラフルな服装が多い。「30年前の服も着ています」とも=県庁

∞両刃の公約


有言実行 重荷に弱音も


前知事批判 わが身に


 「国への依存体質から脱却して、地域のことは自らの意思で決めるという地域主権を確立しなければならない」


 県議会2月定例会が開会した19日。吉村美栄子知事は、新政権が掲げる「地域主権」に即した県づくりを宣言した。これまでの県政について、「国を見ていた」と依存体質を認める。まずは足元の県庁改革が課題だ。


 新政権のスローガン「政治主導」「脱官僚依存」とは一見対照的に、知事は「ボトムアップ」を強調する。


 「私をはじめ県職員が県民と対話し、議員と議論し、市町村や現場の声を聞きながら施策を立案することが大事。それが県政での政治主導だと思う」


 1年で変化はあったと知事は言う。「県庁が明るくなったとか県庁マンがすぐ動くようになったとか、県民に言われる」


 確かにトップダウン型の前知事時代とは様変わりした。しかし庁内には「職員の意識改革はまだまだ」との声も根強い。


 知事に近い県議も辛口だ。


 「まだ与えられる範囲内の仕事ばかりで、企画立案する部分が少ない。国にもの申すくらいでなければ。まずは知事が(意識改革の必要性を)きちんと認識して言う必要がある」


◇見えない目玉事業


 肝心の施策はどうか。2010年度当初予算案について、知事は「厳しい景気雇用情勢に十分配慮した。県民に評価されるのでは」と自信を見せる。


 編成過程では「プラスの姿勢で色々な事業を考えてほしい」として、各部局の要求額を前年度以下に抑える「マイナスシーリング」を撤廃。「少子化対策」「観光交流産業」「農林水産業」など重点7分野については5〜30%の増加を認めた。


 「プラスの姿勢」の成果として盛り込まれたのは、台湾中心部に大型屋外広告を出す「外国人誘客情報発信」や、県産農林水産物や食文化の知識を問う「食育検定」といった新規事業だ。大枠では前年度から大きな変化はなく、目玉事業もほとんど見当たらない。


◇「数字合わせ」の声


 知事は元々知事選のマニフェストで県民に約束している。


 合計特殊出生率《1・42→1・5》、観光客数《500万人増の4500万人》、県民所得《全国36位→20位台》、農林水産業予算《08年度当初予算比150億円増の1・5倍》……


 予算の重点分野とマニフェストはリンクしていて、知事の姿勢は一貫しているとも言える。ただ、マニフェストの高い数値目標は、知事を縛り付ける両刃(もろ・は)の剣(つるぎ)になりかねない。


 例えば、景気雇用対策。県は新年度から「2年で2万人」の雇用を生む事業に取り組む。だが、数値目標を達成したと胸を張った09年度の「雇用創出1万人プラン」は短期雇用が相当数含まれるとされ、二重計上の疑いも。「数字合わせだ」との批判も起きている。


 記者会見で農業予算の目標達成への道筋を問われた知事が、「言ってしまうと、またやらなければならない」とこぼす場面もあった。有言実行の難しさを痛感した知事の本音だろう。


 「成果のあがらない景気雇用対策はもうウンザリ」「必要なのは数字合わせではない」


 吉村知事は知事選で前知事をこう批判した。いま、そのまま自身に向けられるこの言葉をはね返せるか。正念場を迎える。


(この連載は佐藤恵子、藤木健、川原千夏子が担当しました)

1077チバQ:2010/03/04(木) 12:22:28
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/03/10488.html
現・新一騎打ちの公算 弘前市長選告示まで1カ月


 任期満了に伴う弘前市長選は、4月4日の告示まで1カ月と迫った。出馬を表明しているのは再選を目指す現職の相馬●一氏(73)と、県OBで前副市長の葛西憲之氏(63)の2人。現時点でほかに具体的な出馬の動きはなく、両氏による一騎打ちとなる公算で、合併に伴う2006年4月の市長選で誕生した相馬市政の継続か刷新かを問う激しい選挙戦が予想される。

 相馬氏は、今回の市長選公約のスローガンに「築こう‼健康で活力ある街を」と掲げ、1期目で訴えた農林業の振興や市政改革の継続・充実のほか、新たに合併戦略プロジェクトの推進を加えた八つの柱を示した。
 合併後に策定した新市総合計画の重点施策を踏まえた内容で、2日開会した市議会3月定例会の施政方針演説では「計画の目標実現を目指して着実な市政運営に努めたい」と述べ、2期目に向けた決意をにじませた。
 06年の市長選当時から「2期まで」としてきた相馬氏。後援会連合会は「一騎打ちは想定内。今までにない厳しい戦いだが、負けられない」と態勢固めに躍起だ。市内全域に張り巡らせた各地区後援会をフル回転させる一方、相馬氏は県議時代から培った知名度を生かしながら持ち前の行動力で公務、政務に奔走し支持拡大を図る。
 葛西氏は、市政運営をめぐる相馬氏との考え方の隔たりをきっかけに昨年9月、副市長を辞職。「停滞した相馬市政が今後4年間続くことに大きな危機感を感じる」と厳しく指摘、「ひろさき一新、対話と創造」を掲げて初の市長選に臨む。
 県職員の経験や実績を生かしながら、公約の柱として市民主権システム実現、農業・産業おこしなど七つの柱を示し、加えて緊急事業に第三セクター破(は)綻(たん)に伴い閉鎖されたジョッパルの再生、全天候型生涯スポーツレクリエーション施設建設の見直し、実効性ある観光施策展開の三つを掲げ、現職との違いを鮮明にする。
 1月に発足した後援会連合会は、経済界を中心に各種市民団体などが加わり徐々に厚みを増している。知名度アップに向け地域単位や市民グループなどとの対話集会を地道に重ね、浸透に躍起だ。
 19日には弘前青年会議所が主催する市長選立候補予定者の公開討論会が弘前文化センターで開かれる予定で、告示より一足早い両氏の舌戦が注目される。

※●は金へんに昌

【写真説明】市長選に向け動きを活発化させる相馬氏(右)と葛西氏

1078チバQ:2010/03/04(木) 12:57:06
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20100304-OYT8T00065.htm
奥州の課題【「一郎票」依存変わらず】


地元の市長選にも大きな影響力を及ぼす奥州市の小沢事務所  2月14日、奥州市江刺区のささらホールで開かれた市長選の立候補予定者公開討論会。現職の相原正明氏(62)と、新人の前市議会議長、小沢昌記氏(51)の2人は、何度も「マニフェストにも書いたが――」と、自らが作ったマニフェスト(政策綱領)をアピールした。

 しかし、両氏のマニフェストからは、争点は見えにくい。財政を窮迫させている市土地開発公社の再建問題や中心市街地の活性化、市総合水沢病院の経営再建などの課題でスタンスの違いはほとんどないからだ。

 政策論争の代わりに、前哨戦で目立つのは、両陣営が、民主党の小沢幹事長との距離の近さを競っている点だ。

 2月28日、奥州市水沢区で開かれた小沢昌記氏の総決起集会に、小沢後援会水沢連合会の小野寺伝会長が現れると、会場の一部にどよめきが起こった。小野寺氏は、前日の相原氏の集会には顔を出していなかった。

 相原、小沢の両氏は昨年8月の衆院選で、不在の小沢幹事長に代わり、集会でマイクを握った。会場がどよめいたのは、それまで水沢連合会は「市長選では中立を保つ」とみられていたからだ。17日夜には、水沢連合会の臨時役員会で、小野田冨男・前会長(現名誉会長)が、小沢昌記陣営の総括責任者に就くことを明かした。

 ただ、出席した後援会幹部は「後援会としては、あくまで中立」と念を押す。

 一方、相原陣営も、立候補表明の際に東京の民主党本部を訪れ、小沢幹事長に出馬の意向を伝えたり、小沢幹事長の後援会幹部宅を回ったりするなど、配慮を欠かさなかった。相原氏は「相手陣営が自分たちを優位にしようとしているだけだ」と、水沢連合会との関係に変わりがないことを強調する。

 市長選を巡るこうした両陣営のさや当てに、市民は冷めた視線を向けている。市内で飲食店を経営する50歳代の女性は「市長選では、奥州市の未来をどうするのかという議論を期待している。これでは市民不在で、今までの選挙と何も変わらないのでは」と、苦言を呈す。

     ◇

 5市町村が合併し、県内第2の都市として人口13万人の奥州市が誕生したのは2006年2月。7日告示、14日投開票の市長選を前に、選挙の構図と市の課題を探る。

(2010年3月4日 読売新聞)

1079チバQ:2010/03/04(木) 19:47:16
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20100304ddlk06010064000c.html
県議会:本会議が50分中断 自民議員の「議事進行」で /山形
 県議会本会議は3日、後藤源県議(自民)が佐貝全健議長に議事の進め方について要望する「議事進行」を出したため、約50分間、議事が中断した。議事進行による本会議中断は、01年12月7日、議場にシンナー臭が立ち込め、議会事務局職員1人が倒れた時以来約8年ぶり。

 2日の一般質問で、小中学生の読書に関し2問質問した小野幸作県議(同)に対し、山口常夫教育長が1問の答弁を終えた時点で、佐貝議長が「答弁を含め1時間の規定時間を過ぎた」として質疑を打ち切ったことに後藤県議が異議を唱えた。

 後藤県議は取材に「演壇に上がれば、時間が経過しても最後まで話すようにしてきた。打ち切りは今までなかった」と主張。急きょ開いた会派協議会で「答弁の途中で時間切れになった場合の対応は今後協議する」ということで決着し、議会は再開した。【釣田祐喜】

毎日新聞 2010年3月4日 地方版

1080チバQ:2010/03/04(木) 19:48:19
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100303-OYT1T00053.htm
「上杉家はリストラせず」山形知事、行革二の足?
 本音は行財政改革に後ろ向き?――。


 山形県の吉村知事は2日の県議会一般質問で、行財政改革への取り組みを問われ、昨年の大河ドラマ「天地人」を引き合いに、「上杉家が会津から米沢に移ってきた時には、120万石から30万石に減らされた。家臣団6000人をリストラせずに、みんな助け合って支え合った」と、職員数削減に消極的とも取れる発言をした。ご当地・米沢市区選出の中川勝県議(自民党)への答弁。

 知事は重ねて上杉鷹山(ようざん)にも触れ、「鷹山公は、厳しい藩の財政を立て直すために、目の前の藩士をバッタバッタと削減したでしょうか」と強調。直前の答弁では、「簡素で効率的な組織体制の構築に向け、部局改編を進めるなど、しっかり見直しを進める」などと述べていた。

 中川県議は再質問で、「6000人の禄高(ろくだか)は3分の1、5分の1に減った。県で言えば、人数はそのままかもしれないが、給与が減ったということ」と応酬した。

 県は年度末にまとめる「県行財政改革推進プラン」で、医療や教育、治安など現場にかかわる部署以外の県職員を2011年度からの3年間で3%程度削減することを掲げた。「数値目標が低い」などの批判が出たため、知事は数値目標の変更も含めて再検討する考えを明らかにしている。

(2010年3月3日12時00分 読売新聞)

1081チバQ:2010/03/04(木) 22:46:05
>>1073
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100304t23023.htm
津波で思わぬ投票延期、戸惑う陣営 おいらせ町長選
 チリ大地震津波で避難指示が出たため、一部地域の投票と全体の開票が1週間後の7日に延期された青森県おいらせ町長選は、投票所が閉鎖された沿岸部の3地区に限った選挙戦が続いている。想定外の「延長戦」は通常の選挙と勝手が違うようで、候補者陣営も戸惑いを見せている。

 立候補しているのは新人の元町議の成田隆氏(59)と再選を目指す現職の三村正太郎氏(60)。2月23日に告示され、28日に投開票の予定だったが、大津波警報で20カ所ある投票所のうち沿岸の3カ所が閉鎖された。

 公選法の規定で閉鎖前の投票は無効とされ、3地区では1〜6日も選挙運動が可能になった。3地区の有権者は計3487人で、両陣営は急きょ選挙戦を再開した。

 ただ、両候補者が街頭で政策などを訴えたのは今のところ、それぞれ1回だけ。「狭い範囲でスピーカーを使うのも迷惑。住民感情を逆なでしたくない」と三村氏陣営。成田氏陣営も「相手が街頭に立ったので、こちらもやっただけ」という。

 本来は選挙戦たけなわの3日も、現職の三村氏は町議会の全員協議会の対応などに追われ、成田氏陣営は選挙カーで投票日の周知を呼び掛ける程度にとどめた。有権者の心情を考えると、積極的な選挙運動は逆効果になりかねないという読みもあるとみられる。


2010年03月04日木曜日

1082チバQ:2010/03/04(木) 23:09:32
弘前市長選関連
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/3709
弘前地区/雪の街 歩く魅力提案/年末年始、観光空白が課題
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/3284
新青森開業後の奥羽線 E5系接続は通勤電車?
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/3186
挑戦する津軽 「感交・弘前」確立急ぐ 西北五、低い宿泊率課題

1083チバQ:2010/03/04(木) 23:12:19
奥州市長選関連
検索したら懐かしい記事が・・・
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1114776388/127
駅構内の掲示「待った」 JR東「胸毛など不快」−−岩手・奥州

1084チバQ:2010/03/05(金) 12:08:49
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001003050002
奥州市長選 「継続」か「変化」か
2010年03月05日

 「継続」か「変化」か。奥州市長選は、市町村合併後も残る地域間の対立感情を背景に、新市の最初の4年間を牽引(けん・いん)した2人が、次の4年間の主導権をめぐって一騎打ちを演じる展開となっている。


 2月27、28日、奥州市内の同じ会場で、2人の後援会が総決起集会を開いた。動員数は現職の相原氏の約1600人に対し、新顔の小沢氏が約1900人だった。


 選挙戦が確実となったのは昨年9月。「現職とは違う市政運営を提案したい」と小沢氏が出馬表明した。マニフェスト作りのための意見交換を兼ねて市内を歩き、市議時代、地盤の水沢区内に限定されていた後援会組織を、旧市町村単位の5後援会、計38支部に急速に拡大させた。


 旧市町村間の対立感情を巧みに刺激し、市政批判を展開する。「(相原氏の出身の)江刺区に事業配分が偏っていた」と陣営幹部。さらに相原氏の行政手法を「トップダウン」と断じた。


 迎え撃つ相原陣営は批判に対し、「合併時の約束を誠実に履行してきた」と反論。強みは現職としての実績と知名度だ。「手堅い手腕で、目立った失政もなかった。浸透度は全く違う」と陣営幹部。


 県、盛岡市と協調した融資による岩手競馬の存続など、「初代市長として合併後の混乱期を安定的にまとめた」と相原氏は訴えている。


 小沢氏が水沢区や胆沢区で不満の受け皿となっているのに対し、相原氏は地盤の江刺区を固め、衣川区でも支持を伸ばしている。

1085チバQ:2010/03/05(金) 12:11:59
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001003050003
久慈市長選/「自民現職」対「民主新人」
2010年03月05日

 久慈市長選は、自民党県連会長の鈴木俊一氏や自民党県議らが支援する現職の山内氏に、民主党県連と社民党県連合が推薦する遠藤氏が挑む。


 「『我が政党を応援しなかった』という理由での判断が政権与党にあるとしたら、それは政治を私するものだ」


 2月上旬、記者会見で民主党との関係について問われた山内氏は、語気を強めた。


 山内氏は1983年から20年間、県議会で自民党会派に所属。県連幹事長や県議会議長も務めている。昨年8月の総選挙では、自民党の鈴木氏を支援した。


 遠藤氏陣営は民主党県連の「挙党態勢」で臨む。候補者選定から小沢一郎氏の公設第1秘書、大久保隆規氏らが中心となった。今は、国会議員、秘書、県議があいさつ回りや演説会を繰り返している。


 山内氏後援会の嵯峨吉彦会長は「まるで黒船の来襲」と戸惑うが、民主党県連も「現職の壁は久慈でも非常に高い」(同党国会議員秘書)と厳しい見方を示す。


 一方で、山内氏と遠藤氏の主張は産業振興や雇用確保、医療・福祉の充実など共通する部分が多く、争点は見えにくい。民主党の「政治と金」の問題も、「どういう影響が出るのか予想できない」(工藤堅太郎・民主党県連代表)、「影響が神風となってこちらにふいてくれればいいが、読めない」(嵯峨吉彦・山内氏後援会会長)と、両陣営とも計りかねている。


 同市長選には地域紙発行業の宮古邦彦氏も立候補の意向を示している。


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