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東北 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:15:14

統一地方選スレから東北地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
宮城スレもあったけど政治ネタは引き続き此処へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1212635128/l40
北海道はこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1223878241/l40

871チバQ:2009/10/24(土) 10:33:18
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20091022095123.asp
八戸市長選中盤戦、戦略の違い鮮明に

 任期満了に伴う八戸市長選(25日投開票)は中盤戦を迎え、新人の三浦博司候補(31)=民主党推薦=と、現職の小林眞候補(59)=自民党・公明党推薦=の戦略の違いが鮮明になってきた。三浦陣営は「政権与党・民主党」の看板を強力にアピールするため、閣僚や党幹部らを三浦氏の応援に連日投入。小林陣営は自民・公明両党が組織固めを強化すると同時に、社民党会派も参加する市議組織が街頭演説するなど「市民党」PRに躍起だ。

 「衆院選で民主党が圧勝した中、なお自民党市長なのであれば、辞めてもらわなければ市民のためにならない」。21日夕方、市庁前でマイクを握った民主党県連の横山北斗代表は、政権交代を強調しつつ小林候補への強い対決姿勢を示した。

 告示翌日の19日には中井洽国家公安委員長・拉致問題担当相、20日は奥村展三総務委員長が八戸入り。21日は元民主党衆院議員の河村たかし名古屋市長が中心街で応援演説し、三浦候補が掲げる市長らの給与カットなどに共感、支持を訴えた。

 陣営の選対本部は告示日の18日、民主党国会議員の後援会幹部、県議、市議らを招集。「互いの組織の動きがまだかみ合っていない」という厳しい現状認識に立ち、連携策を協議した。

 小林候補の選対本部は21日、自民党や公明党などの県議・市議のほか、自民党国会議員と小林候補の後援会幹部ら総勢100人が集まり、緊急の会議を非公開で開いた。参加者によると、選対幹部の自民党県議は2005年市長選を引き合いに「前回は有利とみられた現職に新人の小林候補が挑んで勝利したが、今回は逆の立場。気を抜けば敗れることもある」と危機感をあおり、陣営の連携強化を訴えたという。

 国政では自民党と距離を置き始めた公明党も、現職の「市政与党」として小林候補支持でまとまる。公明党市議の一人は「告示翌日には市内70カ所で支持者の集会を開き、小林候補支持を求めた。国政の動向は影響しない」と組織固めに自信を示している。

 千葉和男候補(61)は政党支援を受けず、独自の訴えを続けている。

872名無しさん:2009/10/24(土) 12:17:17
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000910240005

政権交代:連合福島新会長・影山道幸さん
2009年10月24日

 ●県民連合と連携強化/雇用と労働立て直す


 連合福島の新会長に、影山道幸氏(52)が23日就任した。3期6年務めた羽田則男氏(61)の後任で、任期中には参院選、知事選、県議選など重要な選挙が目白押し。政権交代を受け、政治参加をどう変えるのかを聞いた。(丹治翔)


 ――民主党政権に交代となり、県内でも政策実現への手応えを実感しているか


 「まだ感じられる部分はない。県ではまだ自民党が第1会派。県民連合は第2会派なので、我々の思いを伝えても政策実現にすぐにつながらないジレンマがある」


 ――ジレンマ解消をねらい、政治活動を強化するのか


 「その通り。先日の県民連合との協議では、これから目白押しになる政治決戦に対し、連戦連勝の流れに歯止めをかけないよう連携を強化し、県政でも県民連合を第1会派に押し上げる必要性を確認した。ただ、県民連合や民主党の言いなりになるつもりはない。雇用分野を軸とした政治方針をぶらさず、互いに意見を出し合って方針を決めていくつもりだ」


 ――今後、首長選へのかかわり方も変わっていくのか


 「首長の意識が変化してきているのは間違いない。民主党の野党時代は連合の運動に興味を持っていなかったが、与党になってからは関心を持っているように見受けられる。政策要請をする際に、首長自身が交渉のテーブルについてもらえる機会も増えてきた。連合の存在感が高まっており、必然的に選挙への関与も増えるのだろう」


 ――政権交代から1カ月たったが、新政権への評価は


 「現段階では、補正予算の対応以外に明確な政府の姿勢は出ていない。自民党がやったことを変えようとする姿は見えるが、民主党としての方針は年明けの通常国会から出るだろう。与党の応援団として国民目線の対応を求める」


 ――県内36組織、8.7万人の労働者のトップに立つ意気込みは


 「まずは政治決戦でいかに勝利に結びつけるかを考える。そして、雇用と労働の分野を立て直す。底割れした現状からの脱却を求めながら、生活の安全・安心を喫緊の課題として対応を強化したい」


 ◇かげやま みちゆき:郡山市出身。80年に日本通運東北支店に入社し、労働組合活動を始める。運輸労連県連書記長を経て、99年から連合福島副会長、08年に事務局長に就任し、衆院選では組織の取りまとめを行った。


 ◎連合福島/相次ぐ選挙、重点に


 連合福島は23日、福島市太田町で第21回定期大会を開き、新会長に影山道幸事務局長を選んだ。影山氏は「民主党中心の政権が誕生し、連合運動への期待が集中している。厳しく難しい時代を知恵と行動で乗り越えていかなければならない」と2年間の任期の決意を語った。


 退任する羽田則男会長は、顧問を委嘱された。3期6年の間にあった国政選挙や知事選などを振り返り、「大変すばらしい成果を勝ち取った。政権交代実現の選挙に取り組めたのは私の財産」と述べた。


 大会では、向こう2年間の運動方針について話し合われ、組織の拡大や非正規労働者の労働条件底上げなどが議題に上った。政策実現に向けた政治活動の強化のため、来年の参院選、知事選、再来年の統一地方選を重点課題とすることが確認された。


 相次ぐ選挙に対応するため、2年間空白だった会長代行に情報労連議長の富田勝則氏(53)が就任。福島市長選で推薦している現職瀬戸孝則氏(62)は「政権与党との間に立ち、多くの自治体の後ろ盾になって欲しい」と期待を込めた。

873チバQ:2009/10/25(日) 10:40:07
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1043/20091024_01.htm
連合内に温度差 力入らず 一部自主投票で分散か 宮城知事選
 宮城県知事選は大詰めの戦いに入り、労働組合の動きが焦点の一つとなっている。連合宮城は民主党と社民党が推薦する新人を支援する。政党や団体に推薦を求めない現職が安定した戦いを展開する中、傘下労組には温度差もある。県労連は共産党と共に市民団体が擁立した新人へのてこ入れを進めている。

 「税金の無駄遣いをなくし、温かい政治を実現する。皆さんの支援をお願いします」

 仙台市内で19日開かれた連合宮城の定期大会。元国連食糧農業機関(FAO)戦略企画部長の遠藤保雄氏(62)=民主・社民・国民新推薦=が約200人の前で熱弁を振るった。

 候補者本人を招くことで「決戦の雰囲気を盛り上げる狙いがあった」(執行部)というが、傘下労組の動きは全般的に低調だ。

 告示直後は選挙ポスターの張り出しを手伝ったが、その後は個人演説会の日程を連絡する程度。多くの労組は対応が「支援」にとどまったことを要因に挙げる。連合宮城は「推薦と同じ」と強調するが、ある労組幹部は「推薦と支援では組合員の感じ方が違う。力が入りにくい」と言う。

 再選を目指す現職の村井嘉浩氏(49)が、連合宮城と良好な関係を保っていることも微妙に影響しているようだ。

 別の労組幹部は「村井知事は連合の意見に耳を傾けてくれる。組合員の印象はいい」と明かす。連合傘下の県職員組合は村井県政に一定の評価を与え、自主投票を決めた。

 連合宮城は幹部が手分けして各地の労組を訪ね、遠藤氏支援を呼び掛けている。23日の遠藤氏の総決起集会には動員も掛けた。山崎透会長は「最後の追い上げに全力を挙げる」と力を込める。

 県高教組や県医労連などでつくる県労連は、県民医連事務局長の天下みゆき氏(53)=共産推薦=の応援に奮闘している。幹部が街頭演説したり、職場集会で天下氏の政策をアピールしたりして押し上げに懸命だ。

 県労連の鈴木新・議長は「労働者に冷たい村井県政を世間に知らしめる絶好の機会。政策論争を盛り上げ、組合が掲げる要求の実現につなげたい」と強調する。


2009年10月24日土曜日

874名無しさん:2009/10/25(日) 22:15:17
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009102500226

圧勝も「厳しい戦い」と村井氏=民主系・遠藤氏は「力不足」−宮城県知事選
 政権交代後初の知事選となった宮城県知事選で、自民党県連の実質支援を受けた現職の村井嘉浩氏が圧勝した。
 投票終了時刻の午後8時を迎えるや、報道各社が当選確実を速報。その後、仙台市内の事務所に姿を現した村井氏は大きな拍手で迎えられ、勝利の雄たけびを上げた。
 鳩山政権との親密ぶりを全面に押し出した民主党系候補を大きく引き離しての圧勝。村井氏は「厳しい選挙戦だった」と振り返り、「県民に心温まる言葉をかけてもらった。マニフェストで訴えてきたことを着実に実行し、恩返ししていく」と、2期目の抱負を述べた。
 一方、民主など与党3党の推薦を受けた新人・遠藤保雄氏は「(民主などの支援は)大きな力だったが、私の力不足だ」と敗戦の弁。民主県連代表の岡崎トミ子参院議員も「地域にきめ細かく政策を浸透させる運動が足りなかった」と肩を落とした。(2009/10/25-22:04)

875名無しさん:2009/10/25(日) 22:35:57
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20091025p
仙北市長選、門脇氏が初当選 現職破る
 任期満了(10月29日)に伴う仙北市長選は25日、市内21カ所で投票が行われ、午後8時半から角館交流センターで即日開票された。その結果、新人で元県議の門脇光浩氏(49)が1万3229票を獲得し、現職で再選を目指した石黒直次氏(69)に6192票の大差をつけ、初当選を果たした。

 2005年の新市発足から約4年。行財政改革や観光振興策などが争点となった選挙戦で、有権者は門脇氏に新たなかじ取りを託した。投票率は78・62%で、前回を5・3ポイント下回った。

876秋田2区の名無し:2009/10/25(日) 22:37:42
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20091025o
佐藤氏が初当選 県議補選・仙北市選挙区
 県議会議員仙北市選挙区補欠選挙(欠員1)は25日、市長選とともに市内21カ所で投票が行われ、午後8時半から角館交流センターで即日開票された。その結果、旧西木村助役で新人の佐藤雄孝氏(57)=無所属=が1万1144票を獲得、旧角館町長で新人の太田芳文氏(62)=同=に2546票差をつけて初当選を果たした。

 投票率は78・65%。


http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20091025n
にかほ市長選、現職・横山氏が再選果たす
 任期満了(11月12日)に伴うにかほ市長選は25日、市内41カ所で投票が行われ、午後8時から象潟公民館で即日開票された。その結果、現職の横山忠長氏(62)が1万78票を獲得、元市議で新人の佐々木清勝氏(70)=民主、自民各県連推薦=に969票差をつけ、再選を果たした。

 前回と同じ顔触れによる一騎打ちは、合併市誕生から4年間の総括と、今後の市政運営のスタンスを争点に激戦を展開。1期4年の実績と、「市民党」の立場を訴えた横山氏が競り勝った。投票率は82・77%。

877とはずがたり:2009/10/25(日) 22:43:15
>>876
゛;`;:゛;`(;゜;ж;゜; )ブフォッ
俺の予想>>853大外れか。旧田沢湖町も西木候補に廻ったのか?

878秋田2区の名無し:2009/10/25(日) 23:09:42
ここだけは現職が弱かったですね。

879名無しさん:2009/10/25(日) 23:55:35
こんな小さい村の高投票率・僅差の選挙戦って、
しがらみが多くて、誰が誰に入れたとかで、村民同士ギスギスしそうだ。
完全なる偏見ですが。

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20091025234254.asp

2009年10月25日(日)

古川氏19票差の勝利/蓬田村長選

 任期満了に伴う蓬田村長選は25日投票が行われ、即日開票の結果、現職の古川正隆氏(62)が1261票を獲得し、新人で前村議の松本淳司氏(52)をわずか19票差で破り4度目の当選を果たした。投票率は89.64%で選挙戦となった2001年の91.08%を1.44ポイント下回った。

880とはずがたり:2009/10/26(月) 11:22:45
民主宮城県連代表を岡崎氏が退任へ
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091026t11031.htm
 民主党宮城県連の岡崎トミ子代表(参院議員)は25日夜、知事選での大敗を受け、11月29日に仙台市で開く県連定期大会で代表を退任する意向を明らかにした。岡崎氏は「衆院選前から任期満了での退任を決めていたが、知事選で大敗し、代表を降りることで責任を取りたい」と語った。

 県連内には、知事選での執行部の責任を明確にするため、岡崎氏に早期辞任を求める声もある。岡崎氏は1998年に初代代表に就任。2003年にいったん退任したが、05年12月に代表復帰した。

2009年10月26日月曜日

村井氏、民主の5割獲得 無党派の8割固める 出口調査
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091026t11027.htm

 宮城県知事選が投開票された25日、河北新報社は県内40カ所の投票所で投票を済ませた有権者を対象に出口調査を行い、1574人の回答を得た。無所属現職の村井嘉浩氏は自民、公明支持層の9割、支持政党のない無党派層の8割の支持を受け、他候補を圧倒した。

 無所属新人の遠藤保雄氏=民主・社民・国民新推薦=は民主支持層の4割、無党派層の1割の支持を得た。無所属新人の天下みゆき氏=共産推薦=は共産支持層の6割の支持を固めた。

 村井氏は民主支持層で遠藤氏を上回る5割の支持を集めた。社民支持層の2割、みんなの党支持層の9割、国民新党支持層の5割からも集票した。投票の決め手に「政策・実績」か「人物・人柄」を挙げた人の8割の支持も獲得した。男女別では女性の8割弱、男性の7割弱、年代別では20〜50代、70歳以上の7割以上に浸透した。

 遠藤氏は社民支持層の7割、国民新党支持層の5割の支持を受けた。投票の決め手を「推薦・支援する政党や団体」と答えた人の8割、「出身地」を挙げた人の7割、「経歴」を掲げた人の3割弱にも浸透した。男性の3割弱、女性の2割弱の支持も得た。

 天下氏は投票の決め手を「出身地」か「推薦・支援する政党や団体」と回答した人の1割を超す支持を集めた。女性の支持が男性を上回り、年代別では20代の支持が1割を超えてやや高かった。

 政党支持率は民主33.2%、自民34.4%で自民が民主を上回った。公明3.3%、共産2.9%、社民1.6%、みんな0.6%、国民新0.1%、新党日本0.1%、その他の政党・政治団体0.3%、支持政党なし19.2%、無回答4.4%。

 投票の決め手は「政策・実績」が最も多く44.3%。「人物・人柄」29.7%、「推薦・支援する政党や団体」10.7%、「経歴」5.8%、「出身地」1.1%、無回答8.4%だった。

◎投票率46.57%/6.22ポイント上昇、全県で上回る

 25日投開票が行われた知事選の投票率は46.57%で、40.35%だった前回(2005年)を6.22ポイント上回った。
 地域別にみると、市部、郡部とも前回を上回り、それぞれ45.29%(前回39.25%)、52.26%(44.23%)だった。市部では栗原、白石、登米の3市が50%を超えた。

 県内35市町村のうち、最も高かったのは町長選と町議選とのトリプル選挙となった南三陸町の82.02%で、前回に比べて38.26ポイント上がった。最低は仙台市の42.47%だった。

 県内の全有権者の43%を占める仙台市は前回より4.48ポイント上昇した。全5区で前回を上回り、泉区が最高の44.47%だった。最も伸び率が大きかったのは若林区で6.31ポイント上がった。

 今回の知事選は政権交代後初の大型地方選挙として注目された。一方、7月に仙台市長選、8月に衆院選と大型選挙が続いて有権者の関心低下が指摘され、50%に届かなかった。

 知事選の投票率は1977年から低落傾向が続いている。97年は浅野史郎前知事と自民、旧新進両党が推す新人が対決して55.86%に上昇したが、自民党が候補を擁立しなかった2001年は過去最低の35.58%、新人同士の争いだった前回も伸び悩んだ。

2009年10月26日月曜日

881名無しさん:2009/10/26(月) 21:28:12
http://yamagata-np.jp/news/200910/26/kj_2009102600501.php

新人の梅津氏支援を示唆 酒田市長選で吉村知事
2009年10月26日 21:09
 任期満了に伴う酒田市長選(11月1日告示、同8日投開票)で、吉村美栄子知事は26日、新人で元農林水産省近畿中国森林管理局長の梅津準士氏(58)への支援を示唆した。

 同日の定例会見で酒田市長選の対応を問われた吉村知事は「考え中」と前置きし「梅津氏は夫(故吉村和彦弁護士)の学生時代からの友人。その縁で私も学生時代から存じ上げている」と述べ、梅津氏が出馬した際は、支援する考えがあることを示唆した。

 梅津氏は民主、社民両党県連、連合山形の推薦を受けている。酒田市長選には現職の阿部寿一氏(50)=自民党推薦=が立候補を表明しているほか、新人で元八幡町議の堀大常氏(75)も出馬の意思を示している。

 会見で吉村知事は、次期参院選出馬に向けた意欲を示している現職の岸宏一氏(69)を支援するかどうかも尋ねられ「(今年1月の知事選で)私を応援してくれた方。そのことはしっかり肝に銘じているが、来年のことであり、その時点になってから考える」と述べるにとどめた。

882チバQ:2009/10/26(月) 21:49:56
>>825>>841>>849>>850>>855>>871
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000910260006
八戸市長に小林氏再選
2009年10月26日


 八戸市長選は25日投票があり、即日開票の結果、自民、公明両党の推薦を受けた無所属で現職の小林眞氏(59)が、民主党推薦で前市議の三浦博司氏(31)と元市監査委員事務局長の千葉和男氏(61)のいずれも無所属の新顔2氏を破り、再選を果たした。行政改革やマニフェストを強調する一方、公共施設の建設計画への「ハコモノ優先」との批判は「市民の声を聞いたうえの施策」として押し返し、支持を得た。投票率は51・20%(前回54・17%)、当日有権者数は19万5686人。同日投開票された市議補選(被選挙数4)も新しい顔ぶれが決まった。


 当選が決まると八戸市沼館1丁目の選挙事務所は歓声に包まれた。詰めかけた支持者を前に小林氏は「大変厳しい選挙だったが、お一人お一人に輪を広げていただき、この結果を出して頂いた。24万5千の市民のため、お示しした政策を軸にしっかりと全力で仕事をしてまいりたい」と、喜びを語った。


 小林氏は3月、早々と立候補を表明。10月にはマニフェスト「市民とともに さらに前へ」を発表した。子育て支援の充実や地域経済活性化、中心市街地活性化など100施策を打ち出し、「次の4年間で『前進の芽』を開花させたい」とした。


 「市民党」を掲げたが、選挙戦は前回同様、自民党の全面的な支援で進めた。同党幹事長で県連会長の大島理森衆院議員の系列県議らが選対の中核を務め、公明党と市議有志でつくる「市政前進の会」20人も支援した。


 中心市街地に建設中の地域観光交流施設「はっち」などの公共施設建設を、三浦氏が「ハコモノ優先」と批判したことには、「施策は市民の声を十分聞いたうえで進めている」と反論。マニフェストを具体的に説明して「前進を止めてはいけない」と訴え、理解を得た。


 三浦氏は、夏の総選挙で民主党が政権与党になったことを強調。「これからは政治が変わる。国のひも付き補助金でハコモノを建てる地方政治も変えなければ。それができるのは若い力がある私だ」と訴えた。


 田名部匡代衆院議員が街頭演説や個人演説会に同行して支持を呼びかけ、告示日後は中井・国家公安委員長らも応援に駆けつけ、知名度アップをねらった。だが、立候補表明が告示の1カ月余り前と出遅れ、民主党以外の組織的な支援を得られず伸び悩んだ。


 千葉氏は自転車で市内を動き回り支持を呼びかけたが、及ばなかった。


《解説》


◆「政権交代」後のかじ取り注目◆


 「市民とともに さらに前へ」を掲げた現職の小林氏が再選された。4年前の初当選後に着手した施策をさらに4年間で推し進めるよう市民が信任を与えた結果だ。


 勝因は、選挙向けに有権者の受けを狙うような政策をぶつのでなく、自らの信念に基づくマニフェストを「愚直」に訴えたことだ。


 「安心・安全社会の実現」「さらなる活力創出」など3本柱のスローガンも分かりやすく、厳しい経済情勢のなか、「4年間でさらに10社以上の企業誘致」など目標も具体的だった。「ハードルは高いかもしれない。でも将来のために必要」と率直に語ったことも誠実に映った。


 相手候補から「ハコモノ優先」と厳しく批判されたが、当初は個人演説会ではひたすら施策の説明を繰り返して非難合戦を避けた。終盤になって「有利な財源を見つけ、市民の思いを形にしただけ」と切り返したのも巧みだった。


 4年前の初当選から今夏の総選挙までは支援を受けた自民党が政権与党だった。しかし、民主党が反小林色を鮮明にした今後は、市政運営は困難さが増すことが予想される。どんなかじ取りを見せるのか、手腕が問われる場面が多くなりそうだ。(川上眞)

883チバQ:2009/10/26(月) 21:51:36
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20091026ddlk02010135000c.html
選挙:八戸市長選/八戸市議補選 市長選、小林氏が再選果たす /青森
 ◇「市政継続」訴え届く
 任期満了に伴う八戸市長選は25日投開票があり、現職の小林真氏(59)が、前市議の新人、三浦博司氏(31)と元市職員の新人、千葉和男氏(61)を破り、再選を果たした。当日有権者数は19万5686人(男9万2709人、女10万2977人)、投票率は51・20%(前回54・17%)だった。市議補選(改選数4)も同日投開票され、新しい市議の顔ぶれも決まった。

 小林氏は1期目の実績を強調し、市政の継続を訴えた。自民、公明の推薦を受け、社民や無所属の市議も加えた市議20人による「市政前進の会」の支持も取り付けた。超党派から支持される「市民党」をアピールし、優位に戦いを進めた。

 八戸市沼館1の選挙事務所では、当選確実の一報に支持者らが歓声を上げて喜んだ。小林氏は「皆さんのおかげで当選できた。八戸発展のためにがんばりたい」と感謝した。

 三浦氏は、政権与党である民主党とのパイプを強調。「新しい市政の仕組みを作らないといけない」と市政刷新を訴えたが及ばなかった。

 千葉氏は告示直前に立候補を表明し知名度不足を補えなかった。【喜浦遊】

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 ■解説

 ◇民主、勢いに乗れず
 政権交代が実現し、政治の刷新に注目が集まる中、現職市長の続投が決まった。自民、民主がそれぞれ推薦する候補を支えた今選挙。衆院選青森3区で八戸市は唯一、民主が自民に勝利したが、民主はその勢いを持ち込めなかった。

 民主はそもそも人選が難航し衆院選と連動した選挙ができず、三浦氏擁立にも「市議団が先行した」と県連の一部が不快感を持った。衆院選で共闘した連合青森、社民も自主投票を決め、一部は小林氏を支持。知名度の高い閣僚やその家族の投入で巻き返しを狙っていたが、内閣から八戸入りしたのは1人にとどまった。

 一方の小林陣営は自民色を抑えた。国会議員を極力街頭に立てず、応援に来た自民の橋本聖子・参院議員も「日本スケート連盟会長」の立場を強調。政党対決をうまく避け、再選を勝ち取った。

 結果として市政の継続が選ばれたが、国政の変化が地方行政に及ぶのは必至。小林氏にはこれまでの行政手法に固執しない柔軟性と地方の意思を国に伝える強い発信力が求められている。【喜浦遊】

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 59237 小林真  59 無現
  36021 三浦博司 31 無新
   4219 千葉和男 61 無新

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 ◇八戸市長略歴
小林真(こばやし・まこと) 59 無現(2)

 市長[歴]全国市長会行政部長▽自治医科大事務部長▽総務省自治財政局財務調査官▽東北大=[自][公]

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 ◇八戸市議補選開票結果(改選数4−8)
当 21449 吉田淳一 63 自元(5)
当 18167 工藤悠平 30 自新(1)
当 16306 田中満  41 民新(1)
当  8854 下田保夫 70 民元(2)
   7586 冷水保  60 民元
   7234 角金洋一 62 自元
   7039 田端文明 50 共新
   4268 夏堀素行 50 無新

 =選管最終発表

884チバQ:2009/10/26(月) 21:54:58
>>859-868>>874>>880
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20091026ddlk04010142000c.html
選択:’09知事選 実績訴え村井氏 富県戦略で再選、民主支持層に食い込み /宮城
 任期満了に伴う知事選は25日投開票され、無所属現職の村井嘉浩氏(49)が無所属新人の2人を降し、再選を果たした。村井氏は企業誘致など1期目の実績を訴えて県内全域で圧倒的な支持を獲得。8月衆院選の民主支持層にも食い込み、次点候補に4倍近い差を付けた。前国連食糧農業機関(FAO)戦略企画部長の遠藤保雄氏(62)=民主、社民、国民新推薦=は国政との連携を強調したが、知名度浸透に苦戦。県民主医療機関連合会事務局長の天下みゆき氏(53)=共産推薦=は社会保障の充実を訴えたが及ばなかった。投票率は前回比6・22ポイント高い46・57%。当日有権者数は188万8222人(男90万5755人、女98万2467人)だった。【伊藤絵理子、比嘉洋、鈴木一也】

 当選確実が報じられた午後8時過ぎ、村井氏は「村井コール」と手拍子に迎えられて事務所入りし、支持者らにもみくちゃにされた。紙吹雪が舞う中、紅潮した表情で約300人の支持者と万歳三唱。「知事選は1期目の通信簿」と話していた村井氏が「合格点をいただけたと思う」と述べると、事務所は大きな拍手に包まれた。

 事務所には自民党の国会議員や県議、仙台を含む各市町村の首長も多数駆けつけた。村井氏は今回、政党や団体に推薦を要請せず「県民党」を標榜(ひょうぼう)。実質的には自民党県連の支援を受けたが、「自民」対「民主」という構図を回避することに成功した。他陣営は8月の衆院選で自民党公認候補を応援した経緯から「県民党」との矛盾を指摘したが、村井氏は今回の結果を踏まえ「県民の理解を得られた」と述べた。

 選挙戦では、大型の企業誘致を成功させた実績を強調。2期目も「富県戦略」を加速させると訴え、幅広い支持を集めた。

 ◇遠藤氏、国政との連携及ばず 岡崎民主県連代表が辞意
 午後8時10分過ぎに仙台市青葉区の事務所に姿を見せた遠藤氏は支持者を前に「私の不徳の致すところ」と何度も頭を下げた。推薦した民主党の県選出国会議員や地元議員、同窓生らが拍手で労をねぎらった。

 遠藤氏は敗因について準備期間の短さを挙げ、「私の主張や考え方を県民の皆さんに伝えきれなかった」と淡々と語った。村井氏には「温かい政治をしてほしい」と要望した。

 選対本部長の岡崎トミ子民主党県連代表は「県連として候補者を支え切れず申し訳ない」と謝罪。「総選挙前から(知事選後の)辞任は決めていたが責任は取らなくてはいけない」と述べ、11月29日に開催予定の県連大会をもって、代表を退く意思を表明した。

 ◇天下氏、無党派層に浸透せず 知名度不足響く
 天下氏は共産党の支持層に加え、出身団体の県民医連を通じ医療や福祉の関係者から支持を集めたが、無党派層に浸透しなかった。選挙戦では他候補に先駆けてマニフェストを公表し、特別養護老人ホームの入所待機者問題などを指摘し論戦をリード。県内初の女性知事を目指したが、知名度不足を挽回(ばんかい)できなかった。

 天下氏は仙台市青葉区の事務所で「医療・福祉の分野で前進のきっかけが作れた」と晴れやかな表情で語った。

885チバQ:2009/10/26(月) 21:55:17
 ◇投票率は46.57% 衆院選の余波で上昇か
 知事選の投票率は46・57%で、12年ぶりの新人対決となった05年の前回(40・35%)より6・22ポイント上昇した。政権交代が実現した8月の衆院選の余波で、政治に対する有権者の関心が高いまま知事選を迎えたことが投票率上昇の要因の一つと考えられる。

 今回は再選を目指す村井氏に新人2人が挑む「現職対新人」の対決構図が浮かび上がったが、政策面での明確な争点はなかった。それでも、有権者に浸透してきた期日前投票が前回に比べて2倍と好調で、投票率を押し上げた。

 投票率の推移をみると、最後に50%を超えたのは97年知事選。「無党派」対「政党」という鮮明な対決構図に有権者の関心は高まり、55%まで伸びた。

 だが、浅野史郎前知事が3選を果たした01年知事選では過去最低の投票率(35・58%)を記録。新人対決となった前回で、投票率低下に歯止めがかかった。【須藤唯哉】

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 ■解説

 ◇課題は山積み 早急に次の行程示して
 政権交代後初の知事選で国政の影響がどう出るか注目されたが、有権者は「国政と県政は違う」と判断し、現職の村井氏を選択した。政策面では、企業誘致という明確な実績があったこと、新人2人が訴えた社会保障重視路線も取り込んで争点を消したことが、村井氏の勝因として挙げられる。選挙活動面では、「県民党」を標榜(ひょうぼう)して政党対立の構図を避けつつ、活動を下支えしたのは自民組織だった。わかりやすい主張と緻密(ちみつ)な戦略がかみあった結果と言える。

 一方、遠藤氏を推薦した民主は「政権交代の勢いで知事選も勝つ」もくろみが完全に崩れた。国政と連動し「生活第一」を訴えたものの、対立軸となるような具体的な政策までは示せず、存在感の欠如につながった。民主が脱官僚依存をうたう中、遠藤氏が元官僚だったこともマイナスに影響した。

 破綻(はたん)寸前の財政状況をはじめ、県を取り巻く課題は山積みだ。だが、絶好の議論の場で肝心の「富県宮城」戦略の将来像を巡る議論は深まらなかった。

 村井氏は「経済のパイを広げれば県民生活は豊かになる」と主張する。しかし、自動車関連産業や高度電子機械産業の企業誘致が進んでも、農林水産業や介護、福祉分野の振興につながるとは限らない。今回知事選では県民生活を変える具体的な道筋こそ議論されるべきだった。村井氏には、次の4年間の行程を早々に示してほしい。【伊藤絵理子】

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 ◇知事選開票結果=選管最終発表
当 647,734 村井嘉浩  49 無現

  174,702 遠藤保雄  62 無新

   51,848 天下みゆき 53 無新

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 ◇新知事略歴
村井嘉浩(むらい・よしひろ)49 無現(2)

 知事[歴]陸自東北方面航空隊▽松下政経塾塾生▽県議3期▽自民党県青年部長・幹事長▽防衛大

886チバQ:2009/10/26(月) 21:57:15
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091026t11029.htm
村井氏、全市町村制す 得票史上2位 宮城県知事選




 宮城県知事選で現職の村井嘉浩氏が全39市区町村で圧倒的な得票力を見せ、知事選史上2番目に多い64万7734票を獲得した。有効投票数に占める得票率は74.09%に上った。新人の遠藤保雄氏は19.98%と広がりを欠き、新人の天下みゆき氏は5.93%にとどまった。

 村井氏の得票は、過去最多だった1993年2月の知事選の本間俊太郎氏の64万7920票に迫り、圧倒的強さを誇った97年の浅野史郎氏の62万2928票を上回った。

 得票率は、浅野氏が支援する無所属新人と競い合って初当選した2005年の前回の48.72%を大きく上回った。
 地域別の得票率は、有権者の4割を占める仙台市で70.35%、仙台市以外の市部が75.78%、町村部が77.93%。9町村で80%を超えた。

 県が誘致したトヨタ自動車系のセントラル自動車の本社工場が立地する大衡村は最も高い88.44%。告示日に第一声を行った岩手・宮城内陸地震の被災地、栗原市は78.35%だった。

 民主党などが推薦する遠藤氏は都市部を中心に比較的票を伸ばした。最も高い得票率は仙台市太白区の24.38%だった。青葉区23.88%、泉区23.54%など、仙台市と近郊市町の計9市区町で20%を超えた。
 しかし、仙台市以外の市部で18.59%、町村部は16.87%と広がりを欠いた。

 共産党が推薦する天下氏の得票率は、地元塩釜市が10.93%と最も高かったが、ほかの市区町村は2〜8%台にとどまった。仙台市は6.62%、仙台市以外の市部は5.62%、町村部は5.21%だった。


2009年10月26日月曜日

887チバQ:2009/10/26(月) 21:58:10
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1043/20091026_03.htm
がっちり「実績浸透」 村井氏陣営「圧勝だ」歓喜

「当確」の知らせを受け、支持者と喜びを分かち合う村井さん=25日午後8時10分、仙台市宮城野区榴岡の事務所


 「よし、圧勝だ」。村井嘉浩さんの宮城県知事再選が早々と決まると、仙台市宮城野区榴岡の事務所は歓喜の声であふれた。午後8時10分ごろ、イメージカラーの青いネクタイを締め、日に焼けた顔の村井さんが妻の一美さん(44)と共に登場。大きな拍手がわき、喜びは最高潮に。

 壁は県民から寄せられた手紙や激励のメッセージ、ボランティアが作った千羽鶴などで埋め尽くされる。和やかな事務所の雰囲気は、村井さんが目指した勝手連選挙のシンボルになった。

 会社社長で、村井さんの長年の支持者の伊藤信幸選対本部長は「支持者の皆さんの温かい支援のおかげで当選できた。空中戦と組織戦がうまくかみ合った」とほっとした表情で語った。

 村井さんの「本籍地」である自民党県連の関係者も大勢駆け付けた。県議たちは脇役に徹し、支持拡大に駆け回った。
 県連会長の小野寺五典衆院議員は「1期目の実績への評価が高いことを裏付けた。もともと私たちと同じ価値観を共有した政治家。自民党にとって励みになる結果だ」と盟友の勝利を喜んだ。

◎各党に聞く

 25日投開票された知事選は、無所属で現職の村井嘉浩氏(49)が、政党の推薦を受けた新人2人を大差で退けた。県内各政党の幹部に、選挙結果をどのように受け止めているかを聞いた。

●民 主 
<党として支えきれず/岡崎トミ子・民主党県連代表>
 宮城を変えたいと遠藤氏は立ち上がってくれたが、党として支えきれなかった。遠藤氏の能力を県民に知ってもらうには時間が足りなかった。国政と同様、宮城でも政権交代が起こり得ると思ったが、衆院選で民主党を支持した有権者の多くが村井県政を支持した。国政と県政は別だと考えているとは思わなかった。

●自 民
<党復活のきっかけに/須田善明・自民党県連幹事長>
 村井氏の1期目の実績が支持を受けた。党としては地域ネットワークを生かして、いかに支持を掘り起こすかがテーマだったがうまくいった。この戦いを自民党復活のきっかけにしたい。民主党は衆院選で地域主権を訴えたが、知事選では政権党を前面に出した戦いを展開した。国民の期待に応えているのかどうか疑問を感じる。

●公 明
<県政運営評価の結果/石橋信勝・公明党県本部代表>
 村井知事の人柄や企業誘致の実績といった4年間の県政運営が総合的に評価された結果だ。われわれは県民党の立場で応援した。相手は政党対決の構図に持ち込もうとしたが、思惑通りにならなかった。2期目には富県戦略を持続するとともに、福祉や環境、教育など県民生活に密着した政策に力を入れてほしい。

●共 産
<支持の結集が不十分/中島康博・共産党県委員会委員長>
 国で破綻(はたん)した構造改革路線を持ち込む現職の富県戦略に対し、福祉などが遅れていると論戦を挑んだ。特別養護老人ホームの増設など具体的な政策で論戦をリードできたが、立候補表明が告示直前で支持を十分結集させられなかった。2期目に臨む現職の強さはあった。県議会では今後も村井県政を批判していく。

●社 民
<国政と地方政治は別/岸田清実・社民党県連幹事長>
 できる限りのサポート態勢で臨んだが、出馬表明から告示まで1カ月弱と時間がなく、知名度不足をはね返せなかった。連立与党が推薦したものの、国政と地方政治は別という考え方が有権者にあったのではないか。2期目の村井県政には企業誘致一辺倒ではなく、医療や福祉、教育など県民生活重視の姿勢を求める。


2009年10月26日月曜日

888チバQ:2009/10/26(月) 23:08:32
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000910260005
民主党県連「相乗り」で処分求める 一関選
2009年10月26日

 民主党県連は25日、4日投開票だった一関市長選で初当選した勝部修氏を民主、自民両党が「相乗り推薦」していたことについて、「党の方針・規律に反する」として選対本部長の佐々木一栄・県議会議長ら計4人の処分を党本部に申し入れる、と発表した。


 処分対象は、佐々木氏のほか、党県3区総支部長の黄川田徹衆議院議員、党県連代表の工藤堅太郎参議院議員、党県連幹事長の佐々木順一県議。


 民主党本部は知事選や指定市長選での相乗りを原則禁止し、一般市長選でもその動きは広がっている。工藤代表は「小沢一郎幹事長の足元の岩手で相乗りが起きて、ご迷惑をおかけした。自ら責任を明確にした方がいいと思った」と述べ、今後については「与野党相乗りは絶対にしない」と話した。

889 ◆ESPAyRnbN2:2009/10/27(火) 09:48:28
大島が「実質勝利」と無邪気に喜んでたが、やはりその結びつきに舵を切るか。
> 松沢成文神奈川県知事から電話をもらい…、原口氏や前原誠司国土交通相は、わたしと同じ松下政経塾出身

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091027t11014.htm
地方分権、発言強める 村井宮城県知事 2期目の抱負

 25日投開票の宮城県知事選で再選を果たした村井嘉浩知事(49)は26日、河北新報社のインタビュー
に応じ2期目の抱負を語った。「地方分権の確立へ発言を強める。民主党とも力を合わせ県民のための
政治を行う」と強調した。(聞き手は報道部・小木曽崇)

 ―64万7000票を獲得しての圧勝だった。
 「1期4年の実績が評価された。何万人もの有権者と握手をして『村井を代える理由はない』という声を
頂いた。多くの県民支持があるのとないのでは、わたしを見る職員の目も変わる。思い切った施策が
打ち出せる」
 「県民党を掲げたのは自民党が衆院選で敗北したからではない。政党推薦を受けず、広く県民に支持を
呼び掛ける選挙を前々からしたいと思っていた。理想としていた選挙ができた」

 ―民主党政権とどう向き合うか。
 「26日に松沢成文神奈川県知事から電話をもらい、原口一博総務相の道州制勉強会への誘いがあった。
参加したい。原口氏や前原誠司国土交通相は、わたしと同じ松下政経塾出身。政権中枢にも知人はいる。
扉が閉ざされることはない」
 「県選出の民主党国会議員は人間的魅力のある方ばかり。選挙が終われば県民、国民のために働く
のが仕事。目指していることは同じだ」

 ―地方分権にはどう取り組むか。
 「わたし一人の力ではできない。全国知事会議の中で発言を強めて実現したい。知事会では『暫定税率・
地方環境税・地方税制』『地方の社会資本整備』の2つのプロジェクトチームへの参加を希望した」

 ―誘致した自動車産業の本格操業に当たり、何に力を入れるか。
 「既に(トヨタ自動車生産子会社の)セントラル自動車の従業員50世帯が宮城県に住居を構えた。
来年から千数百人が移り始める。転居をサポートする。港や道路のインフラ整備も進める」

 ―県財政の再建も待ったなしの課題だ。
 「財政状況が厳しいのはどこも同じ。国に責任ある対応をしてもらう必要がある。切り詰められるものは
切り詰め、収入を得るよう努力する。具体的内容は次期財政再建プログラムの中で示す」

2009年10月27日火曜日

890チバQ:2009/10/27(火) 21:17:20
>>883
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091027t21004.htm
八戸市長選 組織フル回転、自民底力 民主、追い風吹かず
 民主、自民両党による与野党激突となった青森県八戸市長選は25日、投票が行われ、自民・公明が推す現職の小林真氏(59)が、民主の全面支援を受けた新人の元市議三浦博司氏(31)に約2万3000票の大差をつけ、圧勝。8月の衆院選で県内4選挙区中、3議席を死守した自民党の底力を再び見せつけた。一方、「政権与党」の旗印を掲げた民主党には国政のような「追い風」は吹かず、来夏の参院選に向け、地方戦略に課題が残った。

 大勝利を収めた小林氏陣営。政党色を薄める「市民党」という表向きの「顔」と、重厚な「組織」を巧妙に使い分けた。
 組織の核は、地元選出の大島理森自民党幹事長の後援会。党務に追われる大島氏に代わって地元の党県議、市議がバックアップに回った。市議会は、社民党も含む超党派の支援組織を結成し、「地域密着型」の選挙戦を展開した。国政選挙並みの応援態勢だった。

 小林氏も動いた。大島氏の指示で、選挙戦前に本格的な後援会支部を設けた。「地方からの党再生を掲げる大島幹事長のメンツが立った」と選対幹部。衆院選後、沈滞ムードも漂った県内自民党が息を吹き返してきた。

 対する三浦氏陣営には中井洽国家公安委員長、河村たかし名古屋市長、太田和美衆院議員(福島2区)ら、党の顔となる閣僚、国会議員らが連日、応援に駆けつけた。

 ただ、肝心の地元は足並みが乱れた。
 三浦氏の擁立は、9月に党市議団が決定。県連は追認するしかなく、「微妙な温度差が生まれた」(選対幹部)。党支持母体の連合青森、国政で連立を組む社民党がいずれも現職の市政運営を評価して自主投票に。陣営が描く「総力戦」のシナリオはもろくも崩れた。
 選対本部長の田名部定男県議は「短期決戦で組織を固めきれなかった。地方選の難しさだ」と敗戦の弁を語った。


2009年10月27日火曜日

891チバQ:2009/10/27(火) 21:21:06
>>794>>881
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000910270007
酒田市長選来月1日告示 実績か変革か
2009年10月27日

∞現・新 事実上一騎打ちに


 酒田市長選は11月1日に告示される。1市3町が05年に合併した新市発足から4年。実績を強調して「合併の総仕上げ」を訴える現職と、市政の「変革」を訴える農水省出身の新顔との事実上の一騎打ちとみられる。政権交代で政治状況が一変した影響はあるのか。景気悪化で停滞感が深まる中、有権者はどう判断するのか。投票は同8日だ。(柳沼広幸)


 主な立候補予定者は、旧建設省出身で合併前の旧酒田市長を含めると4期目を目指す現職の阿部寿一氏(50)と、元農林水産省近畿中国森林管理局長の梅津準士氏(58)。いずれも無所属で立つ。


 阿部氏は21日、市内で総決起大会を開いた。佐藤孝後援会長は「酒田の確かな発展のため、合併の総仕上げを何としても11万市民とやり遂げてもらわないといけない」と市政の継続を訴えた。


 ひな壇には、自民党県議2人と、同時にある市議選に出る予定の現職市議13人と新顔5人、勇退する市議らが並んだ。1市3町が合併した当時の旧松山町長と旧八幡町長も登壇。自民党の加藤紘一衆院議員は激励電報を寄せた。


 阿部氏は「合併で蓄えた体力を使い市の課題を次の4年で解決する。貯金もある。公共事業をどんどん進め、景気を刺激し続ける」と訴えた。「何もしていない」との相手陣営からの批判には、市立と県立の病院統合、東北電力リサイクルセンター誘致、映画「おくりびと」のロケ地整備を挙げて反論した。


 梅津氏は25日に大決起大会を開催した。新田嘉一後援会長は「10年間、阿部市政を見てきたが、本人は汗を流して何もやっていない」と阿部氏を痛烈に批判、「昔のにぎわいある酒田を実現したい」と梅津氏支援を呼びかけた。


 8月の総選挙で初当選した民主党の和嶋未希氏と社民党の吉泉秀男氏、民主党の舟山康江参院議員らも応援に駆けつけ、吉村知事からは「学生時代からの知り合い」と親しい関係をアピールするメッセージが届いた。自民党の岸宏一参院議員の祝電もあった。


 「チェンジ酒田!」と書かれたオレンジ色ののぼりに囲まれて登壇した梅津氏は「活力ある産業都市、誰にも暮らしやすい酒田をつくっていく」と決意を述べた。


 政権交代の影響も見える。下野した自民は阿部氏を推薦し、与党になった民主と社民は梅津氏を推薦した。公明党は態度未定だが、佐藤猛党酒田支部長は梅津氏の集会で応援した。共産党は自主投票。


 1月の知事選や8月の総選挙で民主と社民の橋渡し役をした連合山形は、梅津氏の推薦を決めた。4年前は阿部氏を推薦したが、安達忠一会長は「酒田は寂れる一方。阿部氏は実績が伴わなかった」。


 直面する課題は共通している。産業の活性化、雇用の確保、酒田駅前の再開発――。建設省と農水省の違いはあれ、どちらもキャリア官僚出身。若いが10年の市長経験がある現職か、行政手腕の変革が期待できる新顔か。ほかに旧八幡町議の堀大常氏(75)も立候補を予定している。
    ◇
 立候補予定者3人の公開討論会(酒田青年会議所主催)が27日午後7時から、市総合文化センターである。無料。

892名無しさん:2009/10/27(火) 21:36:09
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20091027ddlk04010276000c.html

選択:’09知事選・検証/上 民主、政権交代の“神通力”通じず /宮城
 ◇政策面の出遅れ、響く
 「この場面が象徴している。あれじゃ人が逃げちゃう」。選挙戦終了間際の24日午後7時半。必死の形相で両手を突き出し、通行人に握手を求める新人・遠藤保雄氏(62)の姿に、民主系県議はつぶやいた。
 「握手もお辞儀も演説も、教育係がいなかった。お互い誰かがやるだろうと思い、結局は誰もやらなかった。誰の責任とは言えない」(国会議員)。勢ぞろいした民主党の国会議員、県議、仙台市議らは一様にさえない表情で、遠藤氏を避けるように通りすぎる有権者の姿を他人事のように眺め続けた。
 8月の衆院選で圧勝し、国会議員団を6人から9人に拡大させた民主党県連。「政権交代が地方で定着するかの試金石」と位置付けて臨んだ知事選だったが、遠藤氏は当選した現職の村井嘉浩氏(49)に約47万票差の惨敗。法定得票数21万8571票に満たず、繰り上げ当選の権利さえ得られなかった。
     ◆
 歴史的大敗のつまずきは、候補者選びから始まった。民主党県連は7月、「衆院選の公示前に内定する」といったんは合意。ところが県連や県議会民主系会派「改革みやぎ」内で「勝てる候補」の条件を巡って意見がまとまらず、公示前の内定はあっさりと断念した。ローマ在住の遠藤氏に打診があったのは7月末。ある仙台市議は「とにかく準備不足。衆院選で公認候補と県内を回っていれば、結果は違った」とため息をつく。
 出遅れは、政策面で顕著だった。改革みやぎや社民党県連が4年間かけて検証してきた村井県政の課題は、遠藤氏のマニフェストに反映されなかった。第一声で飛び出した「富県民戦略」や終盤に強調した「財政改革」など主張は定まらず、対立軸も打ち出せずじまい。改革みやぎの藤原範典会長は「遠藤氏は推薦候補とは言え、マニフェストは候補者本人のもの。議会が始まれば対決相手となる人の政策は作れない。超えられない一線だ」と説明する。今回選挙の出口調査で有権者が投票時に最も重視した「政策」面で、候補者を支える態勢は弱かった。
 村井氏を勝手連的に支援した自民党県連の小野寺五典会長も「今は地方主権の時代で、県民は政策で候補者を選ぶ。政権交代だから応援しろというあり方が否定されたのでは」と厳しく指摘した。
     ◆
 大敗から一夜明けた26日、改革みやぎは会派総会を開き「今回の敗戦は議員一人一人の責任であると自覚する」と総括。県議選や仙台市議選が予定される11年春の統一地方選で、過半数の議席数獲得を目標に掲げた。現職にとっては、自身の選挙区にライバルを立てることを意味する。「今回の敗戦で全員が危機感を共有し、かえって党が締まった。今後は議会から現場に出て、県民に政策を訴えていく」(藤原会長)。自民党に比べ圧倒的に少ない地方議員数で挑んだ、県政への政権交代の浸透。大きな犠牲を払って得た教訓だった。
     ◆
 25日に投開票された知事選は、「県民党」を掲げ、富県戦略を進めてきた現職の村井嘉浩氏の圧勝で幕を閉じた。8月衆院選で民主党が政権交代を実現し、高支持率を維持する中、宮城ではその“神通力”は通用しなかったかにみえる。知事選の舞台裏で何が起きていたのか。明暗を分けた原因と影響を検証する。(この連載は、伊藤絵理子、比嘉洋が担当します)

893名無しさん:2009/10/27(火) 21:42:01
>岡崎氏は遠藤氏の擁立決定を小沢一郎幹事長に報告した9月10日、「ぜひ先生の全面的な応援を」と訴えた。
>「あなたは県連の代表だ。それならまず、あなたが頑張らなくては」
>小沢氏は立ち去り際にそう告げたという。

http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000910270004

民主最後まで誤算続き/知事選その先に/上
2009年10月27日
元民主党衆院議員の河村たかし・名古屋市長(左)と自転車遊説する遠藤氏。大物弁士の応援も、起爆剤とはならなかった=22日、仙台市宮城野区
 知事選から一夜明けた26日の昼すぎ。落選した元農林水産省部長の遠藤保雄氏(62)が、推薦した民主党の県議団「改革みやぎ」の会派総会を訪れた。
 「私の不徳の致すところです」。反省の弁を繰り返す遠藤氏を、県議らは「お疲れさまでした。ゆっくり休んでください」とねぎらった。
 現職の村井嘉浩氏(49)に47万票もの差をつけられての大敗。「遠藤さんには酷な戦いをさせてしまったのではないか」。敗因を突き止めるための総会は重苦しい雰囲気のなか、1時間以上も続いた。
    ■   ■
 改革みやぎのある一人は「総選挙で民主に入れた人が『村井さんでいい』と判断した。我々が、目に見える形で活動してきたなら結果は変わっていた」と指摘した。
 実際、共産党が推薦した天下みゆき氏(53)に「県政レベルでは、民主も村井県政の応援団だった」と皮肉られるなど、民主の県議団がこの4年間、村井氏への対立軸を明示してきたとは言い難い。
 候補者選びも県選出の国会議員が主体となった選対委員会に一任。村井県政の問題点を間近に見てきたはずの県議らの意思は、その時点ですでに埋没していた。
 選挙戦を主導した国会議員も苦渋の表情だ。
 25日夜、淡々と片づけの進む遠藤氏の選挙事務所で、県連代表の岡崎トミ子参院議員はひとり、報道陣に囲まれた。話は、11月の県連代表選に不出馬を表明したことに集中した。
 「引責辞任という意味合いはないのか」
 「選挙前から決まっていたことだが、こういう結果が出た以上、責任は当然ある」。かみしめるように話した岡崎氏は26日、応援に立った議員らへのおわびに追われた。
    ■   ■
 「村井さんを甘く見ていた。そして国政と県政の候補を選ぶ基準は、別だった」
 ある県連幹部は今回の“誤算”をそう語り、「本質的に候補者の問題ではない」と言い切った。
 幹部が悔やむのは、候補者の決定を総選挙後の9月まで延ばしたことだ。候補者を決めて注目度の高い総選挙の際に同行させ、知名度を上げる――。半ば決まっていた方針だったが「余裕を見せない方がいい」との内部批判で立ち消えになった。
 「脱官僚依存」をアピールした民主の推薦候補にもかかわらず、元官僚で村井氏より年上というマイナス要因のあった遠藤氏。頼みの綱は党本部のてこ入れだった。
 岡崎氏は遠藤氏の擁立決定を小沢一郎幹事長に報告した9月10日、「ぜひ先生の全面的な応援を」と訴えた。
 「あなたは県連の代表だ。それならまず、あなたが頑張らなくては」
 小沢氏は立ち去り際にそう告げたという。選挙戦では閣僚を含む11人の国会議員が来県したが、小沢氏や鳩山由紀夫首相の姿はなく、遠藤氏の注目度は高まらなかった。
    ■   ■
 朝日新聞が実施した有権者への聞き取りでは「元官僚で、村井さんに比べ年齢も高い」(柴田町の公務員男性)「県を引っ張っていく力強さが感じられなかった」(大崎市の農業男性)など、候補としての資質に疑問を投げかける声が上がった。
 加えて、遠藤氏は8年前の仙台市長選で擁立を見送っていた存在。国政選挙の選考で「新しい血を入れる」と民放アナウンサーら知名度の高い候補を優先して立てた分、人材を出し尽くしたかたちだ。
 民主は来夏の参院選、「2人区は2人擁立」の方針だ。「当然2議席を取れというメッセージ」と県連の木村勝好幹事長。今回の惨敗から立ち直るかどうか。11月末の県連大会で選ばれる新代表の責任は重い。(箕田拓太)
 ●村井氏、幅広く浸透/本社、投開票日の出口調査
 朝日新聞は知事選投開票日の25日、有権者への出口調査を実施した。その結果、支持政党にかかわらず、再選を決めた村井氏が幅広い層に浸透したことがうかがえる。
 調査は60投票所で実施し、有効回答は3153人。村井氏は自民・公明支持層のほとんどと無党派層の8割近くを固め、民主支持層の半数以上にも食い込んだ。
 一方、民主、社民、国民新各党の推薦を受けた遠藤氏。民主・社民支持層の4割ほどしか固めきれず、無党派層の支持も15%。総選挙で吹いた民主への追い風は、知事選では大きく影響しなかった、と言えそうだ。

894名無しさん:2009/10/27(火) 21:51:44
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/miyagi/091027/myg0910270231000-n1.htm

【フォーカス】民主ブランド不発 心とらえた「地方復活」 宮城県知事選
2009.10.27 02:31
 まさに圧勝−。25日に行われた宮城県知事選挙は、即日開票の結果、現職の村井嘉浩氏(49)が再選を果たした。その得票数は“不動の人気”を誇った浅野史郎元知事の記録を抜き、歴代2位。次点の遠藤保雄氏(62)=民主、社民、国民新推薦=に4倍弱の大差を付けた。衆参合計で9人もの民主議員を国政に送り出す「民主王国・宮城」で“非民主”の村井氏が集めた県民の負託とは何なのか。風向きは変わったのか。(宮城知事選取材班)

 告示日の8日、吹き荒れる暴風雨のなか、村井氏は岩手・宮城内陸地震の被災地、栗原市の仮設住宅前で街頭演説を始めた。傘もなく、薄手の雨がっぱのフードは風にはためくまま、時折声を詰まらせながら被災地への思いを語りかけた。

 候補者が濡れないよう、支援者が傘やパラソルを差し出すなか、大票田の仙台市街地で第一声を上げた他候補とは対照的な選挙戦の始まりだった。遠藤氏の演説に集まった民主県連関係者の一人は、村井氏が栗原市で遊説を始めたことを聞くと「(やり方が)うまいな…」とうなった。

 選挙戦中盤、県北の加美町で行われた個人演説会では、500人もの住民が集まった。観劇にでもいくかのように着飾った聴衆たちは、村井氏の演説を紅潮した面持ちで聞き、冗談には手をたたいて笑った。「選挙は祭りなんだ」と村井氏。その言葉通り、用意されたパフォーマンスの数々も、各地の有権者の心をとらえた要素といえるだろう。

 当選から一夜明けた26日、村井氏は定例会見で「非常に苦しい選挙戦だった」と振り返った。「(遠藤陣営では)相次いで閣僚クラスが応援に訪れ、民主が重要な選挙区として宮城を意識しているのがわかっていた」ためだという。事実、25日夜、岡崎トミ子民主県連代表は「民主党一丸となって戦ってきた」と説明、遠藤氏落選の報に「党として申し訳ない」と肩を落とした。

                  ◇

 村井氏を支援した自民党県連は26日午前、さっそく3役会を開き、先の総選挙で4選を果たした小野寺五典会長が「今回は、私どもも勇気をもらった。(党の)再生に向けて、知事の手法を学びながら、がんばっていく」とあいさつ。来夏の参院選へ向けた、体制強化のきっかけにしたい考えを示した。知事選の結果は、自民にとって拡大する民主勢力へのくさびとなるのだろうか。

 「国政選挙、とくに小選挙区制では、党対党の代表戦で、有権者は党の好き嫌いで投票する。しかし、首長選では、これまでの活動や業績、人柄なども含め、評価し、色分けするのではないか」。村井氏は、そう分析する。自身の圧勝は、必ずしも古巣の自民党の復活にはつながらないとの見方だ。

 民主党県連の関係者は「これまでと違い、政権与党として、知名度だけでない人物を候補に選ばなければならないというプレッシャーがあった」と明かす。同県連はこれまでの選挙では、地元放送局のアナウンサーなど、知名度を重視した候補擁立が目立っていたが、これを転換したことが敗因との声もでている。今後の選挙では、知名度重視の候補者擁立に戻る可能性もあり、自民党には脅威となるのは間違いない。

                  ◇

 知事選投開票と同じ25日、参院統一補欠選挙(神奈川、静岡両選挙区)では、民主系候補が勝利した。しかし、同日に各地で行われた首長選では、必ずしも民主ブランドの威光は反映されなかったのはなぜか。

 今回の知事選で、村井氏と遠藤氏は対照的な経済政策を掲げた。村井氏は、小泉−竹中路線に近い、市場原理を活用した経済活性化策。遠藤氏は、強者から弱者への資金の再分配を重視した。民主党のある県議は、「今回の知事選は、米国型の新自由主義か、欧州型の社会民主主義の戦い」と指摘した。

 一連の投票結果をみて、ある識者は「国に対しては、社会保障の手厚い欧州型政治を求めるが、県知事には、強い地方の復活という夢を求めているのではないか」と分析する。「東北の他県に比べ、独立心が強いのが宮城県民の特徴」。県内の識者はそう口をそろえる。独立へ向けたメッセージをより強く打ち出した村井氏に、多くの支持が集まった背景には、そうした県民性もありそうだ。ブランドに縛られ、自分の戦いができなかった民主に対し、村井氏は地の利を生かし、相手を存分に撹乱(かくらん)し、勝った、ともいえそうだ。

895名無しさん:2009/10/27(火) 21:59:16
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091027t11033.htm

村井知事 「富県」加速へ意欲 参院選、自民応援に言及
 宮城県知事選で新人2人を大差で破り、再選を果たした村井嘉浩知事(49)は開票から一夜明けた26日午前、県庁に登庁し定例記者会見を行い「選挙戦では富県戦略を加速させることへの県民の期待を感じた。マニフェスト(公約集)の実現に向け頑張りたい」と2期目の抱負を語った。

 過去2番目の64万7734票を獲得し、浅野史郎前知事の最高得票(62万2928票)を上回ったことについて「非常に光栄なこと」と語った。

 選挙戦を「民主党の大物政治家が相手候補の応援に入るなど、大変苦しかった」と振り返った。自民党県連が支援したことに関連し、来夏の参院選のスタンスを問われ「応援の要請があれば、今回支援を受けたことが一つの理由になる」と話した。

 神奈川、静岡両参院補選で民主党公認候補が勝利したことは「鳩山政権への支持の高さが出た」と指摘。補選と知事選の結果が連動しなかった理由を「国会議員と首長を選ぶ基準は違うのだろう。ただ、宮城の民主党が波に乗れなかった理由は謎だ」と述べた。

 記者会見に先立ち開かれた幹部職員との庁議では、1万人の雇用確保、保育所待機児童ゼロ、特別養護老人ホームの2000床増などの公約実現に向けた対応を急ぐことを指示した。

 午後は講堂で職員約400人を前に「マニフェストに奇をてらった項目はない。4年間での実現が難しいものもあるが、県職員一丸となって頑張ろう」と呼び掛けた。
 村井知事の2期目の任期は、11月21日から2013年11月20日まで。

◎追及姿勢、周知が不足/民主会派総括「原点返り反転攻勢」

 県議会の民主党系会派「改革みやぎ」(12人)は26日、緊急の総会を開き、25日投開票の知事選で、支援した元国連食糧農業機関(FAO)戦略企画部長の遠藤保雄氏(62)が、村井嘉浩知事(49)に47万票差で惨敗した結果を総括した。

 敗因について「議会で県政の問題点を追及してきたが、県民に知られていなかった」との指摘があった。「大敗を重く受け止め、原点に返って反転攻勢に挑む」との認識で一致した。会派執行部の責任問題には発展しなかった。

 2期目の村井県政にはこれまで通り、是々非々のスタンスで臨む方針も確認。会派の主張を浸透させるため、所属議員で「政策キャラバン隊」をつくり県内各地に出向いて住民と意見交換することも決めた。

 党組織の地力を高めるため、地方議員の拡大にも取り組む方針を確認。2011年の県議選では定数61の過半数獲得を目標とし、候補者擁立を目指すという。

 遠藤氏の選対事務局長を務めた藤原範典会長は「戦略ミスはなかった。知名度と浸透の時間が足りなかった。大敗したが民主党の勢いが後退したとは思わない。むしろ次につながる戦いだった」と強調した。



2009年10月27日火曜日

896とはずがたり:2009/10/28(水) 18:34:22
圧勝・惨敗 みやぎ知事選(上)ガリバー誕生/「県民党」の戦術的中
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1043/20091027_02.htm

繁華街を歩き支持を呼び掛けた村井氏。行く先々で人垣ができ、抜群の知名度を裏付けた=仙台市青葉区

 民主党と自民党の激突が軸となった25日投票の宮城県知事選は、無所属現職で自民党出身の村井嘉浩(49)が、民主党、共産党がそれぞれ推薦した無所属2新人を大差で退け幕を閉じた。「県民党」で主導権を握り、とてつもないリードで再選を果たした村井。政党対決に持ち込もうとした民主党は迷走し自壊した。政治潮流に激変の波動が残る中、宮城決戦が映しだした陰影を探る。(宮城県政取材班)

<若者が連なる>
 独走の圧勝劇から一夜明けた26日午前、村井は宮城県庁で定例記者会見に臨んだ。

 「多くの人に『4年間よくやった。続けるべきだ』と声を掛けてもらった。企業誘致の実績が浸透した結果だろう」と勝因をかみしめた。

 戦いの駆け引きは、民主党が元国連食糧農業機関(FAO)戦略企画部長の遠藤保雄(62)の擁立にもたつく中、村井が仕掛けた。

 下野した自民党の色合いを薄めるため、政党に推薦を求めないことを表明。代わりに後援会を軸にした「県民党」というよろいをまとった。

 17日間の選挙戦。村井は終始、強い磁場として陣営に勢いを与える。
 期間中最後の日曜日だった18日、仙台市内で3カ所の区民祭り会場に出向いた村井。歩く先には握手を求める人垣ができ、携帯電話で写真を撮る若者が連なった。

 「夢のようだ」。村井もうなったほどの好感触。抜群の知名度は党派、年代、地域を超え、いつしか独壇場となった。

<行動力をPR>
 明るい笑顔を振りまく陰で、随所に周到な計算がちりばめられた。
 告示された8日。第一声の場所に選んだのは、本丸の仙台でなく、岩手・宮城内陸地震で被害を受けた栗原市だった。台風18号の暴風雨の中、傘も差さずに仮設住宅を回った姿は、行動力と情に深い政治家像を印象づけた。

 勝手連を掲げた選挙事務所、「投票に行こう」のプラカードを掲げた街頭パレード。民主党が得意とする戦術を次々と繰り出した。

 報道各社の世論調査結果で優勢とみるや、「県民党」の看板を巧みに外す場面も。17日夜、自民党塩釜市支部主催の政経セミナー。村井は「わたしの本籍は自民党。皆さんに見捨てられたら勝てない」と頭を下げ、後方で支える党への配慮も忘れなかった。

<浅野超え目標>
 緩みが心配された終盤、陣営は一気に締まり、再び急加速する。
 「仮想敵」となったのは、元祖無党派の前知事浅野史郎。1997年の知事選で自民党候補を粉砕し、62万2928票を獲得した際の一戦を想起し、「浅野超え」の掛け声が広がった。

 獲得したのは64万7734票。浅野をあっさりと抜き去り、知事選の過去最高得票まで186票に迫る大勝だった。

 村井は的中した戦略を振り返って言う。「判断はほとんど直感に近かった。県民党という選択が、さまざまな戦術の源流になった」

 政権交代を逆手に取った直感的な県民党戦略と、政治家としてつぶさに観察してきた選挙戦術の総動員。宮城の政界に新たな「ガリバー」が誕生した。(敬称略)


2009年10月27日火曜日

897とはずがたり:2009/10/28(水) 18:36:07
正気か,宮城県連?!
>「村井は強い。対抗馬は慎重に選ぶべきだ」。衆院選後、党県議の一人は支持団体の幹部にこう忠告され鼻で笑った。「政権交代の勢いに乗れば、無名候補も互角に戦える」。県連全体がそう信じて疑わなかった。

確かやおさんだったかと思うんですけどこの板では随分前から村井は最強だ,桜井クラスを出しても勝てるかどうかって冷静に判断してたのに。

矢張り岡トミさんの限界か。ぬるい選挙やったもんだ。。
銓衡も結構いい加減だったしなぁ。。
> 候補の選考期間は2週間。たった1度の面接で県連はローマ在住の遠藤に傾いた。重視したのは仙台一高、東北大卒で官僚を経てFAO入りした経歴だ。村井に対抗する周到な戦略や計算は全くなかった。

圧勝・惨敗 みやぎ知事選(下)戦略なき誤算/政権党の「地力」過信
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1043/20091028_01.htm

<剛腕登場せず>
 静まり返った事務所で、ため書きに印刷された民主党幹事長小沢一郎の顔だけが笑っていた。
 25日午後8時。テレビの速報は神奈川、静岡両参院補選での民主党候補の圧勝と、宮城県知事選に擁立した元国連食糧農業機関(FAO)戦略企画部長の遠藤保雄(62)の落選を同時に伝えた。

 「支えきれず、申し訳ない」。党県連代表岡崎トミ子(参院議員)は目を赤くし遠藤にわびた。再選を決めた自民党出身の村井嘉浩(49)との差は47万票。政権党の大惨敗だった。

 9月10日、東京の民主党本部。遠藤擁立をあっさり了承した小沢は、応援を要請する岡崎をこう突き放した。「代表のあなたが頑張りなさい」
 岡崎は「ドキ!」と冗談めかして返事をしたが、小沢は立ち去ったという。戦いは終始、劣勢を強いられ小沢が剛腕を振るう舞台はなかった。

 遠藤の応援には副総理兼国家戦略担当相の菅直人ら鳩山内閣の3閣僚が駆け付けた。いずれも岡崎が個人的に依頼した。宮城の首長選で党本部が出した初の推薦だったが、対応は冷たかった。

 「村井は強い。対抗馬は慎重に選ぶべきだ」。衆院選後、党県議の一人は支持団体の幹部にこう忠告され鼻で笑った。「政権交代の勢いに乗れば、無名候補も互角に戦える」。県連全体がそう信じて疑わなかった。

<崩れた筋書き>
 候補の選考期間は2週間。たった1度の面接で県連はローマ在住の遠藤に傾いた。重視したのは仙台一高、東北大卒で官僚を経てFAO入りした経歴だ。村井に対抗する周到な戦略や計算は全くなかった。

 安直な筋書きはすぐ崩れた。選挙戦最初の日曜日だった11日夕。岡崎や宮城1、2区の党衆院議員とJR仙台駅前の交差点に立った遠藤は、3人の周りにできた人垣にはじき飛ばされた。

 政権党の看板と国会議員の重厚な布陣。政党色を強めるほど、遠藤が埋没するジレンマに陥った。遠藤の得票は17万4000票。衆院選で民主党が得た57万票の3割にとどまった。岡崎は「国政と県政は別だった」とミスを悔やんだ。

 「富県戦略」を掲げた村井との対立軸すら描けなかった。党県議団が作成を支援した遠藤の公約は具体性に乏しく、「宮城も政権交代」の言葉だけがうつろに響いた。

 小沢系の地方議員は「どぶ板を重視する小沢は、風頼みの宮城県連の地力不足を見抜いていたはずだ。大惨敗にさぞお怒りだろう」と推し量る。
 衆院選で爆発した政党力と知事選でさらけ出した地力不足。際立つ落差は、党単独での過半数獲得を狙う来夏の参院選に影を落とした。

<悲壮感はなし>
 村井と遠藤の対決に埋没した宮城県民医連事務局長の天下みゆき(53)は25日夜、すがすがしい表情で事務所に現れた。共産党推薦候補としては平成に入り最少の得票に終わったが、悲壮感はなかった。

 歯切れ良い弁舌で村井県政の苦手分野とされる医療、福祉の課題を追及した。天下は「特別養護老人ホーム増設など、こちらの政策を村井も言いださざるを得なくなった」と振り返った。(敬称略)

2009年10月28日水曜日

898名無しさん:2009/10/28(水) 19:07:06
>>897
私もやおよろずさんが村井は強いっておっしゃってるのを議員選挙板でみました。
個人的にも>>735>>741>>776-777あたりの話を読んで、
民主県連の対応のひどさから負けそうだなとは思ってましたが、
こんなに大敗するとは(=こんなに村井が強いとは)思いませんでした。
やおよろずさんの慧眼でしたね。

899名無しさん:2009/10/28(水) 19:10:45
やおよろずさんの村井に関するレスを拾ってみました。
一時期名無しでレスされてたので拾えたのは最近のばかりですが。

585 名前:やおよろず ◆U3upeXXkAk [sage] 投稿日:2009/09/13(日) 01:55:37 ID:SS8Q3Y2z
高橋A  石井B  二井C
三村A  谷本B  飯泉B
達増A  西川B  真鍋B
村井A  古田B  加渡B
佐竹C  川勝B  尾崎B
吉村C  神田B  麻生B
佐藤B  野呂B  古川B
橋本B  嘉田A  金子C
福田C  山田B  蒲島B
大澤C  橋下A  広瀬C
上田A  井戸C  東国B
森田C  荒井C  伊藤B
石原B  仁坂B  仲井B
松沢A  平井B     
泉田B  溝口B
横内B  
村井D

717 名前:やおよろず ◆U3upeXXkAk [sage] 投稿日:2009/10/25(日) 20:08:01 ID:n+OimR+s
>>712
村井が自公にべったりなのではなく、自公が村井にべったりという力関係

770 名前:やおよろず ◆U3upeXXkAk [sage] 投稿日:2009/10/25(日) 20:13:24 ID:n+OimR+s
>>757
宮城県知事選挙はサボタージュとかそういう問題ではなく、単に村井が強い。
ちなみに、民主党は有権者から反発を買うほどの存在ではない。

802 名前:やおよろず ◆U3upeXXkAk [sage] 投稿日:2009/10/25(日) 20:18:20 ID:n+OimR+s
村井に推薦を蹴られてるから、自民党は0勝だな。

172 名前:やおよろず ◆U3upeXXkAk [sage] 投稿日:2009/10/25(日) 21:03:58 ID:n+OimR+s
5大選挙、民主の2勝3敗になるかもな。
まあ、それでも自民は0勝なわけだが。

214 名前:和子夫人 ◆VVOQ3pMvHY [sage] 投稿日:2009/10/25(日) 21:07:47 ID:YmYoY/rC
>>172
そういうことよね。
民主サイドはほとんどが推薦、自民はどうなんだ。
まぁ横浜市議補選で勝たれると、あれだが。みんながんばれ横浜栄は。

238 名前:やおよろず ◆U3upeXXkAk [sage] 投稿日:2009/10/25(日) 21:11:02 ID:n+OimR+s
>>214
逆に、自民の看板は重い十字架なんでしょうな。
村井・阿部・矢田は自民の推薦を蹴ったわけですからね。

900とはずがたり:2009/10/28(水) 19:15:21
>>898
この板の過去ログの検索掛けても見つからなかったので俺も議員板で見たのかもしれません。。

やおさんは岡崎女史の老害も随分前から主張されてますね↓
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/6177
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/229

この辺の岡トミ評は小沢派のやおさんと菅派の俺の意見の違うとこでもあったんですが,>>897
> 岡崎は「ドキ!」と冗談めかして返事をしたが、小沢は立ち去ったという。
読んで,岡崎よ,政権交代したぐらいではしゃいでる場合じゃないだろうと思いました。

901とはずがたり:2009/10/28(水) 19:24:26
>>899
ありがとうございます。
俺も議員板検索掛けてみましたが,そんなもんでしたね。
もっと半年ぐらい前,少なくとも総選挙前に既にそんなこと指摘してた様な印象でしたが,どこだっけかなぁ。。
オフ会で直接聞いたんだったかもしれません。

902片言丸:2009/10/28(水) 19:35:21
別に民主党の首長が求められているわけはないんですよね。
民主党は,変革のイメージもあるけどドタバタのイメージもあって,自分の県にドタバタを踏まえても何らかの変化を求めるほどフラストレーションはたまっていないのではないか。
都市部は候補のイメージが重要になるし,鄙は中央を見据えた振興策が重要になるし。

政権交代までは地方選挙で民主党を応援する意味を感じましたけど,今ってなんでしょうね。

903名無しさん:2009/10/28(水) 20:14:22
>>892
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20091028ddlk04010115000c.html
選択:’09知事選・検証/中 自民、村井氏勝利にヒント /宮城
 ◇「与党体質」脱却なるか
 「バンザーイ」。25日夜、当選確実が報じられ、歓喜に沸く仙台市宮城野区の選挙事務所。壇上で万歳をする村井嘉浩氏(49)が高々と掲げた両手の先から無数の紙吹雪がひらひらと舞い降りた。村井氏の後ろのついたて越しに、自民党県連の県議らが懸命にまいたものだった。自民は最後まで裏方として知事選を支えた。

 独自候補を擁立し、8月衆院選で勝利した勢いに頼った民主党に対し、村井氏は政党や団体に推薦を要請せず、「県民党」を標榜(ひょうぼう)。野党に転落した自民は、政党間対決の構図を避ける戦略を受け入れた。

     ◆

 得票率74%の「村井氏圧勝」は確約されていたわけではなかった。投開票の1カ月前、村井氏は「民主党候補が大幅減税や県独自で子ども手当を上乗せとか言い出すかもしれない」と警戒していた。このため村井氏は選挙戦序盤から争点を「1期目の通信簿」と定義。企業誘致の成功など既に実績のある「富県戦略」に争点を絞る下地を整えた。

 一方、民主の3倍超の県議を抱える自民は、組織力を生かし、「推薦並み」に動き、ポスター張りやビラ配り、個人演説会や企業訪問の準備を進めた。自民党の議員は個人演説会で進行役を務め、村井氏との親密ぶりを示す場面もあったが、街頭でマイクを握ることはほとんどなかった。

 自民が組織票を固め、村井氏が演説や有権者と握手を重ねることで無党派層への浸透を狙う戦略は奏功。「自民の地上戦と村井さんの空中戦がかみ合った」(自民県連幹部)。村井陣営の伊藤信幸選対本部長は26日、県連幹部らに「自民党の協力なしでは戦えなかった」と礼をした。

     ◆

 「(来夏の)参院選に向け自民再生への『弾み』ではなく『励み』としたい」。当選の興奮冷めやらぬ選挙事務所で、自民党県連の小野寺五典会長は神妙な面持ちで語った。政党間対決を避けたことで、「村井氏の勝利」=「自民の勝利」にはならない。小野寺会長は「当選は知事個人の政治姿勢が評価された。国政の候補者も知事と同じように現場に足を運び、県民の声を地道に聞くことが実を結ぶ」と指摘した。

 県議の高橋長偉・自民党県連会長代理は「今まで自民は地域の皆さんというより、地域の代表者の声しか聞いていなかった」と述べ、友好団体の要望の集約に偏重してきた党の姿勢を反省する。

 知事選と同日の参院補選では民主が勝利。国政レベルでは、日本医師連盟が自民党一党支持の方針を撤回するなど支持基盤の政治団体が相次いで距離を置き始め、党勢は目に見えて衰えている。村井氏の勝利を足掛かりに「宮城から党再生を図る」と意気込む自民党県連。「与党体質」脱却のヒントをつかんだかのように見えるが、多様な県民の意見を自ら政策としてまとめる手腕も求められている。

904とはずがたり:2009/10/28(水) 20:22:31
>>902
それ大きいですよねー。
>政権交代までは地方選挙で民主党を応援する意味を感じましたけど,

本来失政のない2期目に挑戦する首長をすげ替えるのは非常に大きな労力必要で,そういう意味では山形県を除いて千葉市・奈良市・静岡県・名古屋市などいずれも現職は引退してますよね。あと何処がありましたっけ?

国政への怒りの矛先としての首長選という構図の消失と,政権獲得で妙に強気になった民主の候補者選定の荒さと,脱ダムに象徴されるような地方の警戒感などない交ぜになっているのかな,と云う感じを持ってます。

905チバQ:2009/10/28(水) 21:47:11
個人的には誰を立てても勝てないだろうから遠藤を立てたのだと信じているのですが。
候補にあがっていた菊池県議を衆院選前に決めてれば 少なくとも接戦レベルにはなったと思うのです。

菊池は参院選二人目ですかねえ(保守系男性二人ってのはきついか?)

906神奈川一区民:2009/10/28(水) 22:27:42
岡崎氏は何を学んできたのか。浅野氏のそばにいながら。
これでは小澤氏に馬鹿にされるのも無理もない。
長野、川崎にしても、もうちょっと考えて戦ってほしい。
これでは、小澤氏の天下は当分続きそうだ。

907チバQ:2009/10/28(水) 22:42:40
>>631
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000000910280003
元鷹巣町長、無罪主張へ
2009年10月28日

 4月の北秋田市長選を巡る公職選挙法違反事件で、同法違反(現金買収、事前運動)の罪で起訴された元鷹巣町長岩川徹被告(60)=北秋田市栄=が公判で起訴内容を否認し、無罪を訴える方針であることが27日、関係者への取材でわかった。被告は「道案内の報酬として現金を渡したのであって、票のとりまとめを頼む意図はなかった」などと話しているといい、主張の異なる検察側と全面的に争う見通しになった。


 検察側の起訴状によると、岩川被告は2月16日、3月17日ごろの2回にわたり、無罪を訴えて控訴中の無職二階堂甚一被告(62)=同法違反(被買収)の罪で一審で懲役10カ月執行猶予3年などの判決=に票のとりまとめなどを依頼。その報酬として、コンビニ駐車場などで現金約30万円を渡し、告示前に選挙運動をした、とされる。


 岩川被告の関係者によると、被告は、現金の授受は不案内な地区で土地勘のある二階堂被告に運転手をお願いした際の費用であり、投票・票のとりまとめなどの選挙運動の意図や事実はなかったと主張する方針。また、被告の支援者らは「(2人の被告の無罪を訴える)裁判を支援する会」を近く立ち上げ、北秋田市で31日に集会を開く。


 岩川被告は、30日間に及ぶ捜査側の取り調べで黙秘を貫いており、公判での主張内容が注目されていた。法曹三者が証拠や争点を整理する第2回公判前整理手続きは29日、秋田地裁で行われる。


 二階堂被告は一審で起訴内容を認めたが、今月14日、「現金は運転手としての報酬だった」と一転、無罪を主張し、仙台高裁秋田支部へ控訴した。家庭の事情などから「早く留置場を出たかった」ため、捜査側の筋書きを認めれば罰金で済むと思ったという。「岩川被告に悪いことをした」とも話しているという。

908チバQ:2009/10/28(水) 22:44:35
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1043/20091027_03.htm
継続 村井県政(上)盤石/民意背に企業集積推進

県議会最大会派「自民党・県民会議」の控室を訪問し、選挙支援のお礼を述べる村井知事(左)=26日、県議会


 25日に投開票された宮城県知事選は、村井嘉浩知事(49)が2新人を圧倒し、再選を決めた。獲得した64万7734票は過去2番目の大量得票。有権者は村井県政の継続に大きな期待を示し、知事の求心力が高まることは確実だ。1期目で「富県宮城」を旗印に、企業誘致にまい進した県政運営はどう進むのか。村井県政の2期目を展望する。(県政取材班)

<社長がエール>
 選挙戦終盤の23日午前。村井知事にとって、会わずにはいられない人物が県庁を訪れた。

 「これから続々と従業員と家族が宮城に移り住む。再選を果たし、支援してほしい」

 知事にエールを送ったのは、大衡村の第2仙台北部中核工業団地で新しい本社工場の建設が進むトヨタ自動車生産子会社・セントラル自動車(神奈川県相模原市)の石井完治社長だった。

 セントラル自動車は、知事が1期目の実績に挙げた企業誘致の象徴となった。操業開始は来年秋で、小型車など年間10万台を生産する予定。自動車1台につき3万〜4万点の部品が必要とされ、同社や同社関連企業との取引拡大に期待が高まっている。

 石井社長に、移り住む従業員への手厚い支援を約束した村井知事は、工場周辺のインフラ整備にも言及した。

 ある県幹部は「大量得票はさらなる企業集積への期待の表れだ。ただ、必ず実現しなければならないという重圧にもなる」と指摘。村井県政の2期目の看板施策も引き続き、企業誘致になると予測する。

<「必ず恩返し」>
 その展開に不可欠な県政基盤は盤石だ。
 「自民党の応援があったからこそ全県で選挙ができた。必ず恩返しする」。再選から一夜明けた26日、知事は県議会最大会派「自民党・県民会議」の控室に足を運び、支援への感謝を述べた。

 4年前の知事選で、自民党推薦候補の座を争ったこともある相沢光哉元議長が「実績と人柄が評価を受けての大勝利。歴史に残る名知事を目指してほしい」と返した。

 定数61の県議会の中で、自民党は38人を擁する巨大与党。全常任委員長ポストを確保した上、委員数でも過半数を制する絶対安定多数を占める。

 県議会では政権党の民主、社民両党は口を挟む余地はない。その分、今回の選挙結果で国政とのねじれの幅は拡大した。

 民主党県議の1人は「知事の県政運営に慢心が出てくれば、県民はすぐに察知する。われわれにとってもそのときはチャンスだ」と明かす。

 東北大大学院情報科学研究科の河村和徳准教授は「自民党出身知事としては異例の圧勝となった。民主党政権下での自民党系知事のモデルとして注目される可能性がある」とみる。

 2期目の課題として「ドラスチックな改革を断行できる強力な民意は獲得した。行財政改革で切るところは切るリーダーシップが問われる」と指摘している。


2009年10月27日火曜日

909チバQ:2009/10/28(水) 22:45:13
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1043/20091028_02.htm
継続 村井県政(下)弱点/福祉と教育 立ち遅れる

仙台市の小学校の空き教室の運用について話し合う村井知事(左)と奥山市長=10日、青葉区


<2期目の約束>
 企業誘致偏重の村井県政。付きまとう批判への反発心がにじんだ。
 「1期目ではさまざまなことに取り組んだ。産業政策があまりにもうまくいったので『村井は福祉や教育にはおろそか』という声もある。決してそうではない」

 知事選最終日の24日、村井嘉浩知事(49)は仙台市青葉区の中心商店街に立ち、「特別養護老人ホーム待機者を2000人解消する」「保育所待機児童ゼロを実現する」と約束した。

 データで見ると、宮城は「福祉後進県」との指摘を免れない。県計画では2006年度から3年間で、特養ホームを850床増やす計画だったが、実際は673床にとどまった。達成率は79.2%で、東北では5番目だった。

 県は増床を行う特養ホームに対し、一床当たり最大315万円を助成。一床当たり約1000万円とされる建設コストの縮減を図る。対象施設は本年度、個室に加え、2〜4人が相部屋で暮らす「多床室」に拡大した。

 実情に合わないとの批判もある。ある特養ホーム経営者は「どこも経営が厳しい。現行の補助額では多額の借金を抱えることになる。増床に慎重にならざるを得ない」と話す。
 パンク状態は福祉施設だけではない。

 10日昼、青葉区のイベント会場で、村井知事は隣に座る奥山恵美子仙台市長に「小学校空き教室を特別支援学校の分教室として活用させてほしい」と持ち掛けた。

 特別支援学校は児童、生徒の増加で教室不足が続く。仙台圏の光明(泉区)、名取、利府の3校が顕著で、子どもの数は10年間で1.3〜1.9倍に増えた。県教委は窮余の策として、仙台市に空き教室の活用を長年働き掛けている。

 奥山市長は「簡単にいく問題ではない。考える時間が欲しい」と返した。市長は20日の記者会見でも「特別支援学校の設置は県の仕事。市ができることがあるかどうかを考えたい」と述べた。トップ同士の粘り強い対話が不可欠だ。

<財政難は深刻>
 多くの施策で急場しのぎを強いられる県政。原因は慢性的な財政難にほかならない。

 中期的財政見通しによると、2009〜13年度の累計財源不足額は楽観的に見積もっても867億円。11年度には財源不足額が255億円となり、財政再生団体に転落する可能性もある。

 県は近く、新しい財政再建プログラムを作成するが、県幹部は「既に細かな事業まで予算を削り、支出抑制はもう限界」と頭を抱える。
 知事は1期目の4年間、福祉や教育施策の充実を要望されると、「金がない」と弁明する場面が多かった。

 ある与党県議は「これまでは我慢したが、2期目は甘くない。工夫を凝らして、福祉や教育にも光を当てる県政を実現してほしい」と注文を付ける。


2009年10月28日水曜日

910チバQ:2009/10/28(水) 22:47:32
>>893
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000910280003
公約と財政、両立難題/知事選その先(下)
2009年10月28日







  今月初旬、知事選の候補者3人が初めて持論をぶつけ合った公開討論会。1時間半の議論を終え、現職の村井嘉浩氏(49)は紅潮した様子で、片頬(かた・ほお)に笑みを浮かべていた。隣でうつむく対立候補を横目に、村井氏はいま一度、会場に声を響かせた。


 「さあ、記念写真でもどうですか?」


 新顔2人の手を取り、報道陣に「カメラOK?」とポーズをとった。帰り支度を始めた聴衆100人を再びステージに振り向かせ、“現職の余裕”を演出してみせた。


 ●分かりやすさ重視


 村井氏の弁舌は歯切れ良い。松下政経塾時代から県議3期10年の間、鍛錬を重ねた。演説の枕には身近な話題を振る。教育なら「私も娘が2人いましてね」、社会保障なら「『老い』の恐怖は万人のテーマですね」といった具合だ。


 「分かりやすさ」は公約でも心がけた。


 講釈の部分を削り、主要4項目は(1)「1万人以上」の雇用創出(2)待機児童「ゼロ」(3)食糧自給率「85%」(4)特養ホーム待機者「ゼロ」――と、数値目標を明示した。詳しい中身はインターネットの自身のホームページ(HP)に譲り、街頭演説で「ネットには愛妻との仲むつまじい写真もあります」と誘い込んだ。


 難題の教育・福祉論議もそつなくかわした。1期目に批判を受けただけに無理に論を張らず、むしろ施策の難しさを説いて有権者に理解を求めた。


 公約ではこの分野を含めて全方位に目配せし、批判の噴出に予防線を張った。HP上の公約は、400字詰め原稿用紙におこすと50枚近い。民主党が擁立した遠藤保雄氏(62)がA4用紙3枚に収めたのとは対照的だった。


 ●草の根保守


 戦術では表と裏を使い分けた。表の顔は「県民党」。かつて自民党県連幹事長も務めた村井氏は親自民派で、8月の総選挙では劣勢化の自公候補を応援した。が、知事選では「政党推薦を求めない」と方向転換。政党色を薄め、総選挙で民主に流れた票や無党派層の取り込みにつなげた。


 水面下では、仙台市長を除く県内すべての市町村長や自民県議ら草の根の保守派が、遊説のシナリオ作りや組織固めにいそしんだ。


 県連会長の小野寺五典衆院議員(49)はマイクを握る代わり、村井氏の脇で「どうか村井に」とチラシを配った。行く先々で目を引いた「投票へ行こう!」のプラカード行進は、比例区で選出された秋葉賢也衆院議員(47)の案。選挙サンデーの18日には、地元県議が村井氏を先導し、秋祭り3会場を渡り歩いた。


 ●公約どう反映


 「浅野(史郎)知事の62万票。いや、本間(俊太郎)知事の64万票越えも夢じゃない」。村井優勢と報じられた選挙戦終盤、陣営は当選ラインのさらに上の「歴代最高得票」をも視界にとらえた。街頭での反応があまりに良く、村井氏自身「これが人生のピークかもしれない」とおどけたほどだ。実際には64万7734票と本間氏にわずかに及ばなかったが、歴代2位の記録となった。


 一方で村井氏は、県の借金総額(県債残高)でも歴代記録を更新中だ。この4年で県債は1千億円近く増えた。2年後には北海道夕張市のような財政再生団体に転落するという試算もある。


 村井カラーを練り込みつつ、逼迫(ひっ・ぱく)する財政と遠大な公約とのつじつまを、どう合わせるか。公約で県民に誓いを立てた以上、「国の補助金が足りない」といった後講釈は通じない。


 2期目の試金石となる来年度の予算編成が、さっそく本格化する。(乗京真知)



■出口調査から〜村井県政9割弱が「評価」〜■


 朝日新聞は知事選投開票日の25日に有権者への出口調査を実施した。調査は60投票所で行い、有効回答は3153人。


 村井氏の4年間の県政に対する評価を聞いたところ、「大いに評価する」「ある程度評価する」と答えたのは回答者の9割弱。「あまり評価しない」「全く評価しない」は合わせて1割ほどで、比較的高い評価を得ていた。


 新しい知事に一番期待する政策を四つのなかから選んでもらったところ、1位は「医療・福祉」の40%。続いて「財政再建」で22%だった。村井氏が重視する「企業誘致・産業振興」は21%で、3番目だった。

911名無しさん:2009/10/31(土) 11:30:48
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000910310005

現在位置:asahi.com> マイタウン> 岩手> 記事

一戸町長選 民主、党勢拡大かけ総力戦
2009年10月31日
空き店舗が目立つ一戸町の中心商店街。地域の再生も問われている=一戸町
 11月3日に告示が迫った一戸町長選は、現職で7選をめざす稲葉暉(あきら)氏(64)と、新顔で同町議の山田信行氏(64)の2人による一騎打ちの可能性が高まっている。いずれも無所属だが、これまで自民党寄りだった稲葉氏に対し、民主党が山田氏を推薦で擁立し、町政奪取に挑む構図となっている。(溝口太郎)
 「7月までは、静かだったんだが」。稲葉氏を支援する町議の1人は、ぼやいた。
 民間企業を経て85年に初当選した稲葉氏は、父の故・佐吉氏も元町長。親子で計36年間、町政を担う。選挙戦となったのは1期目と5期目の01年の2度だけ。自民の鈴木俊一・前衆院議員に近い県町村会長で、選挙は「無風」とも見られた。
 一転したのは8月末。衆院選の岩手2区で、民主新顔の畑浩治氏が、鈴木氏を破り初当選、同町内でも前回選挙の得票を逆転して約1200票差を付けたからだ。
 民主は9月中旬、畑氏を支援した元町総務課長の山田町議を急きょ擁立。県連代表の工藤堅太郎参院議員の有力支持者でもある町商工会長を連合後援会長に、「長期町政の刷新」を掲げた。
 10月25日夜、町コミュニティーセンターに約600人を集めた山田氏の総決起集会。ひな壇には、畑、工藤両氏と藤原良信氏の国会議員3人に加え、達増拓也知事まで並んだ。「国政、県政、町政と一本の筋を」(畑氏)、「太いパイプで一緒にやっていく町長か、相談に行く所がない町長を選ぶか」(工藤氏)。与党との「パイプ」を強調する演説が続いた。
 稲葉陣営の町議らは、「与党を誇示して小さな町をぐりぐりかき回されれば、動揺もある」と危機感を募らす。稲葉氏も「町政に政権与党をちらつかせるのが改革なのか」と反発、現職町議16人のうち10人の支援を得て「地盤死守」に懸命だ。
 対する山田氏を支援する現職町議は4人。町議選の複数の新顔とも連動、社民や連合の推薦も得て支持拡大を狙う。民主党は八幡平市長選では擁立した候補が敗れた。佐々木順一・県連幹事長は「町民本意の町政実現が先で、党勢拡大はあとからついてくること。民主の地盤はある。我々も悲壮な決意で臨んでいる」。選挙事務を仕切る党関係者は「稲葉氏を破れば政権交代の象徴になる。知事カードまで切り、負けられない」と話す。
   ◇
 現町政の実績評価と、行財政改革も町長選の焦点だ。
 現職の稲葉氏は、過疎債など優位な起債でトンネルや図書館、特養ホームなどのインフラ整備を進めつつ、「借金」の地方債残高を昨年度末までの4年間で21億3900万円余り圧縮するなどした実績を挙げ、「インフラ整備しても借金は増えていない。事務事業の見直しや人件費削減も進めた」と強調する。
 これに対し山田氏は「償還や維持負担も考えれば財政は楽観できない。無理無駄を省き、町民福祉と暮らしの向上に充てるべきだ」という。
 ハード事業からソフトへの転換、生活や福祉政策の重視、産業振興。両氏の掲げる政策に極端な隔たりはない。
 「長期政権を改め、町民主役のまちをつくる」(山田氏)、「私の町政は改革の連続で、多選批判は当たらない」(稲葉氏)。
 焦点は結局、政権交代と多選の是非に集約する。
 高齢化率33・7%(10月1日現在)に達し、基幹の酪農業や高原野菜も低迷にあえぐ同町。同町中山地区で約2ヘクタールの高原野菜栽培に取り組む農家の男性(68)は「国の直接補償も、米農家が少ないこのあたりでは当てにできない。だれが生活を支えてくれるかで選びたい」と話した。

912名無しさん:2009/10/31(土) 13:26:56
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20091031ddlk04010015000c.html

民主党県連:岡崎代表辞任へ 知事選敗戦の総括と参院選方針確認−−幹事会 /宮城
 民主党県連は30日、仙台市内で幹事会を開き、知事選の総括と来年7月の参院選などの対応方針を確認した。幹事会では、知事選で党が推薦した新人の遠藤保雄氏(62)が現職の村井嘉浩知事(49)に大差で敗れた責任を取り、選対本部長を務めた岡崎トミ子代表が辞任する意思を正式に表明。新代表を選出する県連大会の日程は12月6日と決まった。

 代表選は、県連選対委員会を選挙管理委員会として実施。立候補希望者は11月24日までに選管に申し出たうえで、12月6日の県連大会で選出される。新代表は新役員リストを提案し、同日から新体制がスタートする。大会には予算案、活動計画案などに加え衆院選や知事選の総括も議案として提出するという。

 また、知事選で仙台市を除く全市町村長が村井氏を推薦したことを受け、少なくとも来年の参院選までに実施される首長選では、現職候補への推薦は原則行わないことも確認した。

 来年の参院選は、党本部が30日付で示した候補者擁立方針に従い、改選数と同じ2人の候補を立てることを決定。党本部への公認申請は11月27日が期限で、改選時期に当たる現職の桜井充氏のほか、自薦、他薦を問わず広く検討するという。【伊藤絵理子】

913名無しさん:2009/10/31(土) 13:29:13
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20091031ddlk06010176000c.html

湊まちを託す:09酒田市長選/上 現・新、事実上の一騎打ち /山形
 ◇総決起大会1200人に不安も 「よそ者」批判、熱気でかわし
 壇上の司会者は言った。「私が司会する中でこれほどたくさんの方が集まるのはなかなかありません」

 現職の酒田市長、阿部寿一氏(50)は21日夜、酒田市民会館で総決起大会を開いた。1階席はほぼ満杯。2階席も8割ほど埋まった。主催者発表で1200人。「(相手陣営の)『チェンジ酒田』のチラシ。絶叫し走り回る車はよく見かけるけれど顔が見えない。本当に市民に浸透しているのか」。「1200」に陣営は気をよくしていた。

 だが酒田市政の舞台裏を長年見てきた60代の男性は「1200」という数字に不安を抱いた。「本当に阿部氏だけに集まったのか」

 壇上には阿部氏のほか市議選立候補予定の現職市議13人など約20人が顔を連ねた。「仮に市議らの後援会が20人ずつ来ていたとすれば『1200』という数字は、多いのか少ないのか」。さらに気がかりなことがあった。経済界からの主だった出席が少ないこと。また8月の衆院選で、阿部氏が積極的に支援した自民県連会長の加藤紘一元幹事長も出席せず祝電のみだった。

   ◇    ◇

 25日夜に開かれた新人で元農林水産省近畿中国森林管理局長の梅津準士氏(58)の大決起大会。会場の全農庄内ビルは熱気に包まれた。所狭しと並べられたパイプいすはすべて埋まり、立ち見も出て約700人。壇上には先の衆院選で初当選した民主の和嶋未希氏と社民の吉泉秀男氏のほか民主の舟山康江参院議員や連合山形の安達忠一会長らが列席。荘内銀行や酒田医師会の実力者も並んだ。自民の岸宏一参院議員、吉村美栄子知事、公明党県本部の寒河江政好代表らが祝電を寄せた。

 「知事選と同じ熱気が会場を包んでいる」と和嶋氏が言えば、吉泉氏が「酒田も変えよう」と訴える。舟山氏は「対話を重ね変えていく酒田に」。安達氏は「連合の総力をかけて戦い抜きたい」とまで言い切った。

 梅津氏は三川町出身で、高校は鶴岡南高。よそ者の意味の「鶴岡者(つるおかしょ)」とやゆされることもある。しかし、大会は梅津氏の妻典子さん(56)のあいさつで最高潮に達した。「仕事一筋できた主人をこれからも支えていきます」。帰りぎわにはこんな言葉が交わされた。「奥さんの言葉。ほろりときたの。ああいうの弱いの」

   ◇    ◇

 任期満了に伴う酒田市長選と市議選(定数30)が1日告示、8日投開票される。他に元旧八幡町議の新人、堀大常氏(75)も立候補を表明しているが、市長選は旧市から数え4選目を目指す阿部氏と、新人の梅津氏の事実上の一騎打ちとみられる。少子高齢化や人口減少、市街地空洞化、経済の停滞−−。かつて「西の堺、東の酒田」と称されるほどにぎわった市は他の自治体同様、苦境に立たされている。立候補予定者は「湊(みなと)まち・酒田」をどこへ導こうとしているのか。【佐藤伸】

914チバQ:2009/10/31(土) 19:50:11
県庁所在地で無風選挙って久しぶりじゃなないすか?
神戸も佐賀も民主は擁立できなくとも接戦だったし
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20091031ddlk07010075000c.html
県都の選択:’09福島市長選 あす告示 現新一騎打ちの公算大 /福島
 ◇市議補選には3氏
 任期満了に伴う福島市長選と、辞職に伴う同市議補選(改選数1)は1日告示される。市長選には、3選を目指す無所属現職の瀬戸孝則氏(62)=民主、社民、自民、公明の各支部推薦=と、共産新人の山田裕氏(54)が立候補を表明しており、一騎打ちとなる公算が大きい。

 前回05年は38年ぶりに4人が立候補した同市長選だが、前回対立候補を推薦した自民と、自主投票だった公明が瀬戸氏推薦に回った。瀬戸氏は子育て支援や高齢者福祉の充実を掲げ、山田氏は水道料金の大幅値下げなどとともに、瀬戸氏への4党相乗りを批判している。

 一方、市議補選には、いずれも新人で▽会社役員、佐藤雅裕(43)=無所属▽NPO代表、煙山亨(54)=民主公認▽民青県北地区委員長、野口徹郎(33)=共産公認=の3氏が立候補を表明している。

 立候補の受け付けはともに午前8時半から午後5時まで、同市霞町の市民会館で。投票は8日に行われ、即日開票される。大勢判明は午後11時ごろの見通し。9月2日現在の有権者数は、市長選が23万6707人。市議補選は旧飯野町を除いた福島選挙区で行われ、計23万1428人。【関雄輔】

http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20091031ddlk07010077000c.html
県都の選択:’09福島市長選 公開討論会、閑散−−聴衆50人 /福島
 福島市長選の立候補予定者を招いた公開討論会(福島青年会議所主催)が30日、福島市上浜町の県教育会館で開かれ、現職の瀬戸孝則氏(62)と、新人の山田裕氏(54)が持論を展開した。会場には、報道関係者を含めても約50人の聴衆しかおらず、500人収容のホールはほとんどが空席。市民の関心の低さが浮き彫りとなった。

 討論会は、質問への回答や個別に主張を発表する形式。

 少子高齢化対策についての問いでは、瀬戸氏が「75歳以上の市内バス利用を無料化するなど、暮らしやすい環境を作る」と述べた。山田氏は「介護保険料の減免制度などを整え、長生きをみんなで支える福島市に」と語った。

 15問の○×質問で両者の意見が対立したのは、瀬戸氏が賛成し、山田氏が反対した「市職員削減」と「行政事業の民間委託」の2問のみ(未回答除く)。中学生までの医療費無料化や道州制反対などでは意見が一致し、争点の不在を印象づけた。【関雄輔】

915名無しさん:2009/11/01(日) 10:58:19
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091101t11025.htm

桜井氏出馬の意向 民主宮城県連代表選
 民主党宮城県連副代表の桜井充参院議員(53)=宮城選挙区=は31日、河北新報社の取材に対し、12月6日の定期大会で行われる代表選に立候補する意向を明らかにした。

 桜井氏は「政権与党となり、県連もこれまでとは違う体制へ替わる必要がある。岡崎トミ子代表のやり方を継承しつつも、地域のネットワークを拡大し、政策立案力を強化するなどの改革を進めたい」と意欲を語った。

 代表選への立候補意思を固めたのは、桜井氏が初めて。県連は24日まで立候補を受け付ける。候補者が桜井氏だけなら無投票当選が決まり、大会で正式承認される。候補者が複数になれば、選挙管理委員会が投票実施を検討する。

 桜井氏は仙台市出身。東京医科歯科大医学部卒、東北大大学院医学研究科修了。国立療養所岩手病院勤務などを経て、1998年の参院選で初当選。現在2期目。党参院政審会長を務めている。来夏の参院選で改選を迎え、3選を狙って立候補する予定。



2009年11月01日日曜日

916片言丸:2009/11/01(日) 11:12:09
>>914
4月の富山市長選以来かも。違うかな?

917チバQ:2009/11/01(日) 13:41:32
>>913
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20091101ddlk06010079000c.html
湊まちを託す:09酒田市長選/下 2氏ともに似通う将来像 /山形
 ◇財政の「自由度」低下続く 人口は減少、市民所得も停滞
 酒田市の財政力はどうなっているのだろうか。全国の類似39自治体(07年度)で比較すると、経常収支比率31位▽財政力指数28位▽1人当たりの地方債現在高27位▽公債費負担の健全度20位となっている。類似団体には隣接の鶴岡市も含まれている。鶴岡市は、経常収支比率34位▽財政力指数38位▽1人当たりの地方債現在高32位▽公債費負担の健全度30位となっている。指数を単純に比較すると酒田市の方が鶴岡市より良好には見える。だが比較の問題ではなく、酒田市の経常収支比率は、05年度91・0%▽06年度93%▽07年度95・4%▽08年度93・4%。80%を超えると「自由度」は失われつつあるといわれ「自由度」は低下している。

 人口は4年前の合併時(05年10月末)と今年7月末で比較すると4545人減少。減少率は鶴岡市の2・03%を上回り3・84%。月に約100人が減っている。かつては鶴岡市を引き離していた市民所得も05年度に逆転し水をあけられている。

  ◇    ◇

 (1)合併の総仕上げ(2)日本の食糧供給基地(3)東北地方の日本海側の玄関口(4)観光都市(5)心豊かなまち作り(6)ものづくりの拠点。現職の阿部寿一市長(50)は次の4年間にこれらの実現を構想している。一方の新人、梅津準士氏(58)は(1)産業振興とインフラ(交通機関・都市)整備(2)健康都市作り(3)高齢者・子育て支援(4)1市3町の合併の相乗効果創出(5)生涯学習と文化(6)スポーツ、レクリエーションなどとなっている。産業、インフラ、福祉−−。表現は異なるものの目指すものは両氏とも似通っている。

 現職か新人か。継続か変革か。「自民」か「民主・社民・連合」か。人柄か。「まち作りは着実に進んでいる」という阿部陣営と「このままでは酒田はだめになる」と主張する梅津陣営。有権者は何を基準に判断するのだろうか。

  ◇    ◇

 城下町の鶴岡市と港町で商業都市の酒田市。同じ庄内地方でも最上川をはさんで気質が違う。ある選挙通は言う。「みこしを担ぐのは遅いが担ぐと、なかなか下ろさない鶴岡市」「担ぐのは早いが落とすのも早い酒田市」

 市長選立候補者の公開討論会も27日夜に400人の聴衆を集めて開かれた。市長選は1日告示、8日投開票される。【佐藤伸】

918チバQ:2009/11/01(日) 13:54:55
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20091101_2
県内各方面に波紋 民主県連の首長選「相乗り禁止」

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 民主党県連(工藤堅太郎代表)が県内市町村長選で野党との「相乗り禁止」の方針を示したことは、各方面に波紋を広げている。小沢一郎幹事長の地元として政党政治を地方にも根付かせようとの狙いだが、「国政と地方は違う」という意識は根強い。一方で複数政党が特定候補を推薦する「相乗り」は選挙の形(けい)骸(がい)化を招き、政治の活力を失わせるとの指摘もある。二大政党制の流れが強まる中、有権者は本質を見抜く目が求められる。

 民主党は党本部の方針として、連立政権を組む社民党、国民新党以外の政党と、知事選や政令市長選で「相乗り」を禁止しているが、政令市でない首長選にも適用するのは岩手県連が初めてという。

【詳しくは岩手日報本紙をご覧下さい】



(2009/11/01)

919チバQ:2009/11/01(日) 14:41:39
>>916
富山以来かあ
自民王国、綿貫王国だから富山は仕方ないかな。(今度の山口も仕方ない。代わりに下関はしっかりした選挙だったし)
民主党王国と化しつつある福島県で、郡山・いわきは保守分裂。福島は相乗りってのは寂しいですね。
んなことだから玄葉が無役なんだよ

と、ばあちゃんが福島の我思う

920とはずがたり:2009/11/01(日) 14:44:27
福島1区は茨城1区みたいに宏大な農村部を含んでるってのもあるんですけど県都福島市を含むのに1区現象って印象ないですしね。

921とはずがたり@割と郡山派だw:2009/11/01(日) 14:47:48
あと,山口市は駄目でも下関でオッケーだったからって論理が通じるなら県中央で県都の資格十分の郡山でちゃんとした選挙やったら福島市で出来なくても十分って事にならないっすかね??
その辺の微妙な機微は山口県にも福島県にも縁が薄い俺ですが,ワタクシ一応静岡と浜松(と沼津)の複芯構造の静岡県民であります。

922名無しさん:2009/11/01(日) 20:48:22
http://yamagata-np.jp/news/200911/01/kj_2009110100014.php

酒田市長選、3氏の争い確定
2009年11月01日 20:01
 任期満了に伴う酒田市長選と市議選は1日告示された。市長選にはいずれも無所属で現職の阿部寿一(50)=亀ケ崎3丁目、新人で元農林水産省近畿中国森林管理局長の梅津準士(58)=東大町1丁目、新人で元八幡町議の堀大常(75)=常禅寺=の3氏が届け出を行った。選挙戦は今後4年を市町合併の総仕上げと強調する阿部氏と市政の刷新を訴える梅津氏の事実上の一騎打ちとなる。投開票は市長選、市議選とも8日(飛島の投票は6日)。

 阿部氏は東大町1丁目の事務所で必勝祈願・出陣式を行い、「若者が定着するように地域経済の再生、市民の健康対策などに取り組む」と第一声を上げた。市選出の自民の3県議らが激励。旧市内から平田、松山地域に選挙カーを走らせた。

 梅津氏はガーデンパレスみずほ駐車場で「市民との対話を徹底し、意見を市政に反映させる」と第一声。和嶋未希、吉泉秀男の両衆院議員、舟山康江参院議員らが応援の弁を述べ、吉村美栄子知事が応援メッセージを寄せた。旧市内を重点的に遊説した。

 堀氏は酒田市上安町で「副市長に女性を起用する」などと訴えた。

 市議選は定数30に対し、現職27人、新人7人の計34人が立候補した。党派別では民主1人、自民1人、公明1人、共産2人、無所属29人。

 10月31日現在の有権者数は9万3930人(男4万4118人、女4万9812人)。

923チバQ:2009/11/01(日) 23:24:50
んー自民党王国の山口と民主党王国の福島を同列に語るのはどうかと
郡山 いわきと直系候補を擁立したならいざしらず、保守分裂に乗っただけですから

924とはずがたり:2009/11/01(日) 23:33:56
民主王国とは云え渡部と玄葉が頑張ってただけで1,2,5区(大体福島;郡山;いわき)の民主はそこそこ弱かったっすよねぇ。。
今後は民主王国としてガチガチに固めてって行ってくれると信じてますけど。

925名無しさん:2009/11/02(月) 20:14:19
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20091102ddlk07010067000c.html

県都の選択:’09福島市長選 告示 現新2氏が立候補 市民の関心、低調 /福島
 任期満了に伴う福島市長選は1日告示され、無所属現職で3選を目指す瀬戸孝則氏(62)=民主、自民、公明、社民の各支部推薦=と、共産新人の党県委員、山田裕氏(54)が立候補した。両氏とも中心市街地で第一声を上げ、遊説に出発。7日間の選挙戦がスタートした。

 前回05年は38年ぶりに4人が立候補した同市長選だが、今回は4党が現職に相乗り。明確な争点はなく、市民の関心も低調で、両陣営とも投票率をどう高めるかが課題となりそうだ。

 投票は8日午前7時〜午後8時に市内83カ所(一部繰り上げ)で行われ、午後9時から福島体育館で即日開票される。10月31日現在の有権者数は23万6957人。【関雄輔】

 ◆第一声(届け出順)

 ◇2期8年の実績を強調−−瀬戸孝則氏
 瀬戸氏は午前8時から同市栄町の選挙事務所で出陣式を行い、同9時過ぎにAXC(旧長崎屋)前でマイクを握った。「初当選した8年前から大型事業を見直し、時代の流れをつかんで着実に手を打ってきた」と2期8年の実績を強調。3期目では「財政は厳しいが、経費節減で財源を捻出(ねんしゅつ)し、生活福祉向上のために使う」と約束した。

 少子高齢化対策として「旧さくら野ビルに生涯学習の場を作りたい」と訴え、雇用問題については「企業誘致を進め、経済団体とのネットワークを立ち上げる。首都圏に近い立地条件を生かして観光産業を育てれば、我々が考える以上の力強い県都になる」と述べた。

 最後に「人の話をよく聞き、市民との協働を進めたい。南東北の中核都市として、住んで良かったと言われる町をつくっていきたい」と締めくくった。

 出陣式には、瀬戸氏を推薦する4党の国会議員や県議、市議らが顔をそろえた。

 ◇衆院選の流れを今回も−−山田裕氏
 山田氏は午前9時半ごろ、同市栄町の中合前で「暮らしを最優先に取り組む」と第一声を上げた。「8月の衆院選では国民の審判が下り、自公政権を退場させた。この流れを地方政治でも作り上げるのが私に課せられた使命」と語った。

 「市民の暮らしが追いつめられている。家計を温め、暮らしを応援する施策が必要」とし、水道料金の値下げや中学生の医療費無料化を掲げ、財源として市の新庁舎建設基金を利用する考えを示した。また、「市民税や介護保険料が引き上げられ、国保税も高い。現市政は取り立てを強め、差し押さえを行っているが、実効ある減免制度で滞納を減らすべきだ」と述べた。

 瀬戸氏への4党相乗りについては「衆院選で激しく戦ったばかりで、有権者に説明がつかない。これで市民の暮らしを託せるのか」と批判した。

 市議補選の候補者もマイクを握り、同党の大門実紀史参院議員らが駆けつけた。

 ◇市議補選には3氏が立候補
 辞職に伴う市議補選(福島選挙区、改選数1)も1日告示され、いずれも新人の▽会社役員、佐藤雅裕(43)=無所属▽NPO法人代表、煙山享(54)=民主▽民青同盟県北地区委員長、野口徹郎(33)=共産=の3氏が立候補した。

 旧飯野町を除いた有権者を対象に行われ、市長選と同じ8日に投開票される。10月31日現在の有権者数は23万1686人。【関雄輔】

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瀬戸孝則(せと・たかのり) 62 無現(2)

 市長▽県市長会長[歴]県議4期・副議長▽自民県総務会長▽早大

山田裕(やまだ・ゆたか) 54 共新

 党県委員・福島相馬地区副委員長[歴]会社員▽党福島地区常任委員▽日大

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 ◇福島選挙区立候補者(改選数1−3、届け出順)
佐藤雅裕 43 会社役員    無新

煙山享  54 NPO代表   民新

野口徹郎 33 民青地区委員長 共新

926名無しさん:2009/11/02(月) 20:15:04
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20091102ddlk06010065000c.html

選挙:酒田市長選/酒田市議選 市長選、現新3氏が立候補−−告示 /山形
 ◇市議選に34人
 任期満了に伴う酒田市長選と市議選が1日告示された。8日投開票される。市長選には現職で旧市から連続4選を目指す亀ケ崎3、阿部寿一氏(50)=自民推薦▽新人の東大町1、梅津準士氏(58)=民主、社民推薦▽新人の常禅寺上川原、堀大常氏(75)−−の3氏(いずれも無所属)が立候補した。

 選挙戦は阿部氏と梅津氏の事実上の一騎打ちとみられる。両候補の主張に大きな違いはないものの、有権者が「継続」か、「変革」か、どちらを選択するのか注目される。今回から定数が4減り30になった市議選には34人が立候補。市長選同様、市内全域を選挙カーで巡り激しい舌戦を開始した。10月31日現在の有権者数は9万3930人(男4万4118人、女4万9812人)。【佐藤伸】

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 ◆主な候補の第一声

 ◇合併の総仕上げする−−阿部寿一氏(50)
 東大町1の事務所で出陣式のあと午前8時半から第一声。約200人の支持者らを前に「市民一人一人の思いを大切にし合併の総仕上げに取り組みたい。若者が定着する素晴らしいまち酒田に、心豊かに暮らせるまち酒田を作り上げたい」と力強くあいさつ。「10年間の実績を生かして、市民党として、我々は主張を訴え、酒田市の底力を示したい」と続け健康都市や産業育成、観光立市などを公約に掲げた。

 出陣式には、佐藤藤弥、星川純一、森田広の3自民県議も駆けつけ「積み上げた力を全部出し切ろう」「36人衆が作り上げた自主自立のまちの力を結集しよう」「人を大切にするまちを完成させてほしい」などと口々に激励。党県連会長の加藤紘一元幹事長は祝電を寄せた。【佐藤伸】

 ◇夢を語れる酒田作る−−梅津準士氏(58)
 事務所近くのみずほ2のホテル駐車場で午前8時45分から第一声。風雨強まる中、約400人を前に「膨大な潜在力と可能性、先進的な市民性を生かして、夢を語れる酒田を作る」と訴えた。

 産業と経済、福祉と医療の分野に特に力を入れ、市民との対話による行政の徹底を約束。「30数年間、国の仕事をして築いた国や県との縁と力を酒田の再生に生かす」と述べ、活力ある町づくりに尽力すると誓った。

 民主の和嶋未希、社民の吉泉秀男両衆院議員、民主の舟山康江参院議員や連合山形の安達忠一会長、公明党県本部の寒河江政好代表らが応援演説。吉村美栄子知事のめいが代理出席し「酒田を必ず発展させる梅津さんを今こそ“むかえびと”の時」という手紙を代読した。【長南里香】

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 ◇酒田市長選立候補者(届け出順)
阿部寿一(あべ・じゅいち) 50 無現(1)

 市長[歴]建設省人事課長補佐▽日沿道庄内建設同盟会長▽旧酒田市長2期▽東大=[自]

梅津準士(うめつ・じゅんし) 58 無新

 [元]農水省近畿中国森林管理局長[歴]農水省大臣官房審議官▽県総合政策審議委員▽東大=[民][社]

堀大常(ほり・だいじょう) 75 無新

 旧八幡町議[歴]農業▽解体業▽旧観音寺中

927名無しさん:2009/11/02(月) 20:15:14
>>926

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 ◇酒田市議選立候補者(定数30−34、届け出順)
高橋千代夫 52 農業      (1)無現

荒生令悦  55 保険代理業   (1)無現

佐藤猛   53 会社役員    (1)公現

佐藤忠智  64 [元]会社社長 (1)無現

市村浩一  49 NPO理事長  (1)無現

田中広   52 製材業     (1)無現

村上栄三郎 67 [元]JR社員 (1)無現

菅井儀一  67 食堂経営    (1)無現

門田克己  68 会社役員    (1)無現

堀豊明   52 自営業     (1)無現

本多茂   58 農業      (1)無現

堀孝治   59 農業      (1)無現

高橋正和  65 会社役員       無新

武田恵子  54 [元]小中学教諭   無新

長谷川裕  60 [元]会社役員 (1)無現

市原栄子  48 党地区役員   (1)共現

後藤孝也  62 農業      (1)無現

関井美喜男 47 電力会社員   (1)無現

後藤泉   54 [元]会社員     無新

後藤仁   57 [元]平田町職員(1)無現

富樫幸宏  54 [元]団体職員 (1)無現

吉川恭一  53 社保労務士      無新

石黒覚   53 建築設計業   (1)民現

高橋一泰  60 農業      (1)無現

佐藤勝   65 [元]市職員  (1)無現

菅原良明  61 [元]市職員  (1)無現

佐藤丈晴  42 会社役員    (1)自現

小松原俊  59 農業      (1)無現

斎藤周   49 党地区役員   (1)共現

梶原宗明  51 会社員        無新

田中斉   52 [元]農協職員    無新

千葉衛   64 農業      (1)無現

阿部ひとみ 48 [元]会社員     無新

毛屋実   59 [元]衆議員秘書(1)無現

928チバQ:2009/11/03(火) 12:05:41
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=16531&blockId=4029227&newsMode=article
【告示まで1カ月・上】「相乗り」色合い濃く
 任期満了に伴い11月1日告示、8日投票で行われる福島市長選は告示まで1カ月となった。現在、立候補を表明しているのは3選を目指す現職の瀬戸孝則氏(62)だけで、激しい前哨戦を展開していた過去2回の市長選と様相は一変している。ただ、共産党系の「福島市政を明るくする会」が候補者擁立に向けて人選を進めており、選挙戦になるのは濃厚だ。政党・団体の思惑や市政の課題などを追った。(文中敬称略)

 市長選の立候補予定者説明会が開かれた30日、瀬戸は中央西地区自治振興協議会に出席した。「50年後、100年後の県都福島の要になる。子どもや孫への大きなプレゼントになる」。次期市長の任期中に完成する予定の市役所新庁舎建設について熱っぽく語り、引き続き市政を担う意欲をにじませた。

 瀬戸は9月上旬の連合後援会市政報告会で立候補を表明した。具体的な対立候補が現れない中、市内約50地区に張り巡らせた後援会ごとに市政報告会を開くなど着々と選挙戦の準備を進めている。12日に事務所開きを行う。

 民主、自民、公明、社民の各党に推薦願も出し、民主党県第1区総支部は30日、瀬戸の推薦を決めた。社民党福島総支部もすでに瀬戸と政策協定を締結している。

 過去2回の市長選で分裂選挙を繰り広げた自民党福島市総支部は今後、推薦願の対応を協議する。総支部長の地元県議桜田葉子は「前向きに推薦を検討したい」と話す。

 前回、自民系の対立候補を推した市議の1人は「前回は別の候補を推したが、この4年間はわれわれが主張した政策も取り入れた市政運営をしている」と和解を強調する。公明も推薦を前向きに検討しており「各党相乗り」の色合いが濃くなっている。

 一方、共産党は現職との対決色を鮮明にし市長選の立候補予定者説明会にも共産系の「市政を明るくする会」の関係者が出席した。

 党福島・相馬地区委員会は8年前の市長選で瀬戸と政策協定を結び、推薦した。しかし、前回は協定は結ばれなかった。地区委員長の藤倉英一は「話し合いを告示1カ月前まで引き延ばされた上、協定を拒否された」と、苦い思いを語る。

 藤倉は「なるべく早く候補者を決めて、選挙戦に臨みたい」と話している。

【写真】30日に開かれた立候補予定者説明会。瀬戸氏と福島市政を明るくする会の関係者が出席した


(2009年10月01日)

929チバQ:2009/11/03(火) 12:06:06
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=16531&mode=0&classId=0&blockId=4034392&newsMode=article
【告示まで1カ月・下】いまだ争点は見えず
 福島市五老内町のビルの一室にある現職の瀬戸孝則(62)の後援会事務所。11月1日の市長選の告示まで1カ月となった1日、市政報告会用の2期目の実績を書いたパンフレットなどの準備に追われていた。共産系の「福島市政を明るくする会」に候補者擁立の動きが出てきたことで、関係者は「ようやく動きが見え、やるぞという意識が高まってきた」と気を引き締めた。

 瀬戸は前回の市長選でローカルマニフェストを発表し、54項目の公約を掲げて当選した。妊婦健診助成の回数増、ふれあい訪問収集の実施…。9月定例議会の一般質問では「半数以上の29項目を達成した」と自己評価し、「そのほかも事業促進に努めており、全体として順調な進ちょくを見せている」と胸を張った。

 一方で、「市政を明るくする会」は、市が家庭用水道料金の生活保護世帯への減免を廃止したことなどを挙げ、「市民が主人公の政治を」と訴える。共産党市議の土田聡は「景気後退の中、市民の生活を支える施策が自治体の役目」と対決姿勢をあらわにする。

 ただ、正式に立候補を表明しているのは瀬戸だけ。市議の1人は「市民のためにも選挙戦は必要だが、今のところ明確な争点になるべきものは見えない」と、激戦だった過去2回の市長選との違いを口にする。

 地方都市の多くは景気低迷や人口減少などの課題に直面している。市も例外ではない。市の人口は平成13年をピークに減少傾向にある。21年9月現在、29万4275人で、昨年7月の旧飯野町との合併時に比べ約500人減少した。13年以降は転出が転入を上回り、若者を中心に人口の流出が進んでいる。

 買い物客の流出による中心市街地の空洞化も深刻だ。市商店街連合会長の後藤忠久は「高速1000円などの影響で、買い物客が仙台などに流れている」と指摘。「飲食店ばかりが増え、物販の店が増えない。コンパクトな街づくりを進めるための具体的なビジョンを示してほしい」と注文する。

 3期目を狙う現職と、いまだ見えぬ対立候補。どんな政策を掲げ、選挙戦に臨むのか。市民は注目している。(文中敬称略)

【写真】建設が進む福島市役所新庁舎東棟。次期市長の任期中に完成する。

(2009年10月02日)

930名無しさん:2009/11/04(水) 19:22:23
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000911040005

一戸・西和賀町長選 いずれも一騎打ちに
2009年11月04日
候補者の声に耳を傾ける町民たち=一戸町
雪が降りしきる中で第一声を聞く支持者たち=西和賀町

 一戸町長選と西和賀町長選が3日、告示された。一戸町長選が民主党の候補擁立で現職と新顔の一騎打ちとなったのに対し、西和賀町長選では前回に続き、旧湯田町と旧沢内村の出身者の争いとなった。この秋一番の冷え込みで雪も舞うなか、熱い選挙戦が始まった。投開票はいずれも8日。一戸町では、同時に町議選も告示された。
    ◇
<一戸町長選>
 一戸町長選には、現職で7選を目指す稲葉暉氏(64)=無所属=と、元同町議で新顔の山田信行氏(64)=同、民主、社民推薦=が立候補を届け出た。
 稲葉氏は、同町一戸の中心商店街で第一声。「24年間、毎日、危機感を持って挑戦し続けた」と実績を強調、社会保障の拡充や産業振興など、「町民が主人公の思いで諸政策をやり抜く」と訴えた。
 山田氏は、IGR一戸駅近くの選挙事務所前で、「中央も政権が変わった今この時こそ、我々も町民生活の安定向上のための町政が必要だ」と第一声。福祉や雇用対策、人材育成の推進などを訴えた。
 今回の町長選は、政権与党となった民主党が、自民に近かった現職の稲葉氏の多選阻止を掲げて山田氏を擁立し、一騎打ちの構図となった。
 告示日のこの日も、民主党は県内の衆院議員2人と参院議員3人を山田氏の応援に送り込み、政権与党とのつながりをアピール。「権力が長く続けばほころぶ。一日も早くまともな町に変えるのが今回の選挙だ」(藤原良信参院議員)、「民主政治と太いパイプで前進するか、行き詰まった4年間を選ぶか大事な選挙」(工藤堅太郎・県連代表)などと訴えた。
 これに対し、稲葉氏陣営では、後援会長の小野寺研一・県議会副議長(自民)が「(民主党が)手を突っ込んで地方自治体で争いをさせるのはいかがなものか」と応酬。9月の八幡平市長選で民主候補を破って再選した田村正彦市長も応援に立ち、「県、国とのパイプというのは昔の自民党がしゃべっていたこと。これは政党対町民の戦いだ」と気勢を上げた。
 同町議選(定数16)には、現職13人、新顔7人の計20人が立候補を届け出た。
 町長選、町議選とも投票は8日、町内28カ所で行われ、午後7時半から町体育館で開票される。2日現在の有権者数は1万2773人。
    ◇
<西和賀町長選>
 西和賀町長選には、前花巻農協常務理事の吉田正志氏(59)と、旧湯田町長の細井洋行氏(60)のいずれも無所属新顔の2氏が立候補した。4年前と同じく、合併前の旧湯田町と旧沢内村出身者の一騎打ちとなった。
 吉田氏は同町沢内太田の選挙事務所近くの広場で約350人の支持者を前に第一声。「豊かな自然と資源を大切にして産業を振興させ、幸せで誇りある町にしたい。湯田、沢内は一体で、対立していない」と語った。
 一方、細井氏は同町湯本の選挙事務所近くの広場で約250人の支持者を前に第一声。「4年間の町政を継続するか、刷新するかの選択。地域医療を充実させたい。温泉を利用し健康の町づくりを実現したい」と訴えた。
 投票は8日午前7時〜午後6時、町内17カ所で行われ、午後8時から川尻体育館で即日開票される。2日現在の有権者数は6135人。

931名無しさん:2009/11/04(水) 19:55:31
>>930
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20091104-OYT8T00091.htm

西和賀町長選告示 新人が一騎打ち 
 西和賀町長選が3日告示された。いずれも無所属で新人の、元花巻農協常務理事の吉田正志氏(59)と、旧湯田町長の細井洋行氏(60)が立候補を届け出た。

 吉田氏は沢内のドライブイン駐車場で、「この地の風土を大事に、ここに根付いて生きていく意志で、明日の西和賀を作る」と第一声。高橋繁町長(74)らが激励のマイクを握った。

 細井氏は湯本の事務所前での第一声で、「今回の町長選は、4年間の政治行政を継続するか刷新するかの選挙」と訴えた。第一声には、民主党の平野達男・参院議員も駆けつけた。

 投票は8日午前7時から午後6時まで、町内17か所で行われ、午後8時から川尻体育館で開票される。2日現在の有権者数は6135人。

(2009年11月4日 読売新聞)

932チバQ:2009/11/06(金) 12:19:31
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000911040005
福島市長選:蓬らい団地を歩く(上)
2009年11月04日


無料循環バス「くるくる」。車体のスーパーなどの広告料は貴重な収入源だ=10月30日、福島市蓬らい町2丁目の蓬萊ショッピングセンター


 ●住民が始めた無料バス


 朝、福島市郊外にある蓬萊団地のショッピングセンター(SC)前。白髪の男性がベンチに腰掛けていた。隣に大きな買い物袋。朝一番のバスで来て、帰りのバスを待っているところだった。82歳。一人暮らし。数日分の食料をまとめ買いする習慣らしい。


 ◎団地内くるくる


 待っているのは普通の路線バスではない。「くるくる」と呼ばれ、団地内を循環する無料バスだ。車を持たない住民が移動しやすいようにと、住民らでつくる「NPOほうらい」が昨年6月、タクシー会社に委託し運行を始めた。3コースあり、1日平均80人が利用している。


 団地は東西約2.4キロ、南北約1.6キロ。男性宅はSCがある団地中心部から最も離れた区域で、歩くと30分以上かかるだろう。今回の市長選は「わざわざ行かないよ」。というのも投票所はSCの近くにあり、買い物と同じ手間がかかるからだ。


 バスが来た。待合室のソファでおしゃべりしていた女性3人が、床に置いた買い物袋を持ち上げた。男性も立ち上がり、ゆっくり乗降口へ。記者も乗り込んでみた。


 失礼をわびつつ3人に年齢を尋ねると、72歳、72歳、68歳。ほかにも高齢とみられる女性が2人乗り込み、25人乗りのバスは出発した。


 ◎家の前に停留所


 丘を造成した地域だから当然だが、ほとんど平らな道がない。家は斜面に階段のように建つ。「昔は自転車で買い物に行けたけど、年寄りになった今じゃ無理ね。バスがなきゃ、家に閉じこもりっぱなしよ」と女性の1人が言う。運転手に声をかけると、バスは少し先で止まった。「ありがとう」。後ろ姿がゆっくり、家の中へ消えた。


 計55カ所の停留所は、半分以上が民家の前にある。高齢者を家にこもりきりにさせないことが狙いだ。ただ、客が「降ろして」と言ったところでも止まってくれる。長い坂で、バスは急に止まった。運転手が歩道を歩く高齢の女性に気づいたからだ。「あの人は足があんまりよくないんだよ」。女性は息を切らして乗り込み、やはり「ありがとう」と礼を言った。


 20分ほどでSC近くに戻った。1台しかないから、少し休むと別のコースに向かう。平日朝から夕方まで、運転手が休憩する昼の1時間を除き、ひっきりなしに走る。


 ◎高齢化が一気に


 蓬らい団地は高度成長が続いていた69年に造成が始まり、サラリーマンらが移り住んだ。人口は91年の1万1659人以降、減っているが、それでも9月末現在、1万476人。65歳以上の高齢者の割合は20%余りで、市全体に比べ現時点で高くはないが、ばらつきが少なく、一気に高齢化が進むと言われる。


 NPOほうらいの小林悦子さんによると、バスの経営は厳しい。運行には月50万円以上かかり、車体の広告料や住民の寄付ではぎりぎりの状態だ。ただ、市の助成を受けるには、有料化や広い道路へのコース変更などが必要だという。


 そうなれば無料で自宅前を通るメリットがなくなるが、市交通政策課の担当者は「経営の厳しいバス会社などへの補助が優先されるべきだ」。蓬らい地区の街づくりにかかわる今西一男・福島大准教授は「本当は市がバス会社との調整をしなくてはいけないのだが」と残念がる。


 「高齢者に優しい団地」を住民の自助努力が支える。


                        ◇


 蓬らい団地は福島市の郊外型住宅団地で最も早く開発され、規模も最も大きい。市長選を前に歩いてみた。(村上晃一が担当します)

933名無しさん:2009/11/06(金) 12:20:14
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000911050005
福島市長選:蓬らい団地を歩く(下)
2009年11月05日


「カフェ・ド・ボンヌール」の店内。旧SCの取り壊しに合わせ昨年、現在地に移った=10月28日、福島市蓬萊町4丁目


 ●にぎわいの場所さびれ


 蓬らい団地には店が少ない。


 スーパーを含むショッピングセンター(SC)は中心部に1カ所。コンビニも喫茶店も1軒だけだ。その喫茶店は、SC向かいの市役所蓬萊支所の建物に入居する「カフェ・ド・ボンヌール」。20年以上続く住民の憩いの場だ。昼食に立ち寄った。


 コーヒーの香りが漂う店内にはカウンターとテーブルが五つ。4人の客が思い思いに世間話したり、雑誌をめくったり。


 店長の佐藤弘さん(68)は言う。「昔は結構もうかった。夜8時ごろまで開けていても、人通りがあったからお客さんが入ったし、中学生のたまり場にすらなっていて、『子どもが悪さをしたら連絡して』と警察から頼まれていたぐらいだ」。だが今は客も減り、経営は厳しいという。「せめてもう少し、にぎわいがあればなあ」


 ◎生活の拠点SC


 かつての蓬らい団地はどんなふうだったのか――。団地を造成した県住宅供給公社は1975年、市の支所や郵便局などが集まる中心部に3階建てのSCを建設。大型スーパーを中心に精肉店や鮮魚店、書店、洋服店など31のテナントが入居した。


 団地の活性化に取り組む「福島南地区を考える会」の高荒弘志事務局長(52)によると、当時は「このSCに来れば何でもそろう」と、住民の生活の拠点として栄えたそうだ。


 ◎テナントが撤退


 だが80年代に入り、団地近くの国道沿いに大型スーパーが進出。住民が団地外に流出し、テナントの撤退が相次いだ。


 同公社は今年3月に解散。これに伴い、公社が運営していた旧SCがスーパーごとなくなることも心配されたが、存続を求める住民の声を背景にスーパーは規模の縮小にとどまった。SCも入居店舗の共同出資による株式会社として再出発。ただ、建物を新築したため、入居料は中心市街地並みに高い。


 人通りが途絶え、高荒さんは「経済の原理から言っても仕方がない」とあきらめ顔だ。


 コンビニにも足を延ばした。最近開発された南側区域の大通り沿い。行きは下りで5分ほどで着いたが、帰りは記者を追い越した自転車の男性が少し先で自転車を押していた。


 団地を出た所にもコンビニがあるという。団地中心部からは約1.2キロ。上り下りを繰り返しながら歩くと、途中、店舗跡らしい建物が目についた。閉じたシャッターがさびている。隣の理髪店で聞くと、10年ほど前に閉店したらしい。国道沿いのコンビニまで30分かかった。


 市都市計画課によると、蓬らい団地内は、中心部がスーパーなどを建てられる「商業地域」なのを除き、大半が「住居専用地域」。ここにも喫茶店など小規模な店をつくることは可能で、実際、喫茶店ができたことはあったが、近隣とのトラブルなどが元で閉店したという。


 ◎せめて家賃安く


 「ボンヌール」にもう一度、行った。店が入っている市支所の建物は9年後に取り壊され、平屋の簡素なものに建て替わるらしい。店長の佐藤さんは「あと9年は頑張る」と話す。


 「焼き鳥で一杯飲める店が団地にあれば」と軽食に来ていた男性(69)。居酒屋を経営する友人が団地で店をやりたがっているが、採算が合わないだろうと踏ん切りがつかないそうだ。「安い家賃で店を出せるようにするとか、市はせめて知恵を出してくれないかな」(村上晃一が担当しました)

934チバQ:2009/11/06(金) 12:21:02
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000911050001
無所属県議6人 民主党に入党へ
2009年11月05日


 佐藤雄平知事の与党会派である県民連合に所属していた無所属の県議6人が民主党に入党する。瓜生信一郎(耶麻郡)、渡部勝博(南会津郡)、安瀬全孝(田村郡)、三村博昭(西白河郡)、亀岡義尚(伊達郡)、立原龍一(東白川郡)の6氏で、7日に福島市で記者会見を行う。


 6人は国政選挙でも民主党候補を支援していた。県民連合の議員数は21人で、6人が入党すれば民主18人、社民2人、無所属1人の構成になる。

935とはずがたり:2009/11/06(金) 12:42:55
>>934
そろそろ1年半後の県議選を見据えた動きが始まってきてますかねぇ。

936和子夫人 ◆VVOQ3pMvHY:2009/11/06(金) 13:06:44
>>934
総選挙後から青森・石川・沖縄そして福島と諸派や無所属の民主入党意向が相次いでいますね。
次期県議選で福島は岩手と共に民主の第1党が視野に入ってきたのではないでしょうか。

937とはずがたり:2009/11/06(金) 14:55:26
>>936
お久しぶりッス。
ですよね〜>総選挙後から青森・石川・沖縄そして福島と諸派や無所属の民主入党意向が相次いでいますね。
その辺も纏めて行かなければ。。と,思ってます。

938チバQ:2009/11/06(金) 23:26:34
http://mainichi.jp/area/fukushima/archive/news/2009/11/05/20091105ddlk07010214000c.html
県都の選択:’09福島市長選 重要課題を探る/上 新庁舎、異論根強く /福島
 1日告示された福島市長選には、現職の瀬戸孝則氏(62)=無所属=と新人の共産党県委員、山田裕氏(54)=共産=が立候補した。共に高齢者福祉の充実や子育て支援を掲げ、明確な争点はない。有権者受けする訴えに隠れ、議論が深まらない県都の重要課題を探る。【関雄輔】

 ◇「全国一」高い水道料金
 市役所東隣の約9400平方メートルの工事現場。来年10月の新庁舎完成を目指し、重機がうなる。総事業費179億円。現在、市が抱える最大の事業だ。

 現庁舎は1952年に南棟が完成し、6回の増築を重ねた。継ぎはぎの建物をつなぐ廊下は迷路のようで、今時、男女兼用のトイレも残る。老朽化も激しい。職員から「市役所内で道に迷ったという苦情も多く、外壁にはひびが入っている。防災拠点の市役所がこんな状態では……」と、建て替えの必要性を強調する声が上がる。

 事業費には、1967年から積み立てた189億円の庁舎整備基金を充てる。「市民の参画意識を高めるため」発行する公募債10億円以外は“貯金”で賄う。比較的健全と言われる市の財政の象徴と言える事業だ。市新庁舎建設課の栗原武弘主任は「借金に頼らない公共事業は珍しい。他県から視察にきた議員も驚いていた」と胸を張る。

 しかし「豪華過ぎる」との異論は根強い。行政部門が入る東棟は地上11階、延べ床面積2万7251平方メートル、議場などが入る西棟は同6階、8113平方メートル。現在の3倍近い広さだ。市議の一人は「貯金とはいえ市民が払った税金。これだけの建物が必要なのか。厳しい経済情勢の中、他に優先すべきものがあるのではないか」と批判する。

   ◇   ◇

 10立方メートルあたり2415円−−。健全財政を支える市の別の一面が「全国一高い」と言われる水道料金だ。市民に重い負担を強いている。

 自治体によって料金体系が違うため一概に比較できないが、日本水道協会のまとめ(4月1日現在)では、人口10万〜30万人の都市では、2位の佐賀東部水道企業団(佐賀市など)の1995円を大きく超える断トツの1位。最も低い静岡県沼津市は460円という安さだ。一般世帯の1カ月の使用量に近い20立方メートルで比べても4011円で全国4位だ。

 市水道局はこの理由に、建設費約2000億円をかけた摺上川ダムから受水していることや、山に囲まれた地形で配水コストがかかることなどを挙げる。同局は、今年から料金の徴収業務を外部委託するなど経費削減を進めている。05年に153人いた水道局職員も124人に減らした。職員は「ファイルの再利用や裏紙の使用など、涙ぐましい努力をしている」と語るが、どれも民間企業では当たり前に行われていることだ。

 経費削減の効果もあり、市水道局は来年4月の値下げを検討し始めた。それでも平均的世帯で7%程度にとどまり、「全国一」の汚名はすすげそうにない。

939チバQ:2009/11/06(金) 23:27:16
http://mainichi.jp/area/fukushima/archive/news/2009/11/06/20091106ddlk07010103000c.html
県都の選択:’09福島市長選 重要課題を探る/下 進む市街地空洞化 /福島
 ◇問われる市の指導力
 JR福島駅北側の一等地にある6階建てビル。5、6階では映画館が営業しているが、1〜4階は空いていて訪れる人はいない。05年にさくら野百貨店(本社・仙台市)が撤退し、市街地空洞化の象徴となった建物だ。

 福島市中心部では99年に長崎屋が閉店し、02年にはツタヤ百貨店が倒産。市街地の地盤沈下が深刻だが、議論は低調なままだ。

 現職の瀬戸孝則氏(62)=無所属=は、今回の市長選で「あえて市街地活性化をマニフェストに入れなかった。中心部にこだわることが必要なのか」と話す。新人の山田裕氏(54)=共産=は郊外への大型店出店抑制を掲げるが、旧さくら野ビルには「公共的な施設を」と述べるにとどまる。駅前通り商店街振興組合の芦田一理事長(58)は「どちらも避けて通りたいのだろう。やっかいな問題だが、本気で取り組まないと、県庁と市役所しか残らない」と嘆く。

 市はこの数年、市街地のにぎわいを取り戻すため、福島学院大の「駅前キャンパス」誘致や、民間マンションを借り上げた市営住宅導入などを進めてきた。しかし活性化には結びついていない。

 業を煮やした福島商工会議所などは05年、旧さくら野ビルへの市役所移転を求める約6万8000人分の署名を市に提出。ビルを所有する積水ハウス(大阪市)が市に買い取り要請に来たこともあるが、具体化しなかった。市は今年2月、4階に高齢者向け施設を入居させる案を発表したが、オープン時期は「民間テナントの入居に合わせて」(市都市計画課)という通り、内容が伴っていない。

   ◇  ◇

 市が有効な対策を打ち出せない中、民間から再び新しい動きが出てきた。駅周辺の住民や地権者らが7月、市街地の「再開発推進検討会」を結成。福島駅前に医療施設を誘致するプランを掲げて署名活動を始めた。複合ビルを建設し、老朽化した大原綜合病院の移転や県立医大の外来窓口の誘致を目指す。図書館や子育て支援センター、多目的ホールなどの公的施設も併設し、飲食店などテナントも入れたいという。

 署名は既に約2万5000人分が集まり、市長選が終わり次第、市に提出するという。芦田理事長は「市街地を救うには新たな発想が必要。医療機関なら人の流れが生まれるし、街の仕組みが変わる。市のリーダーシップが問われている」と話している。【関雄輔】

940チバQ:2009/11/06(金) 23:30:30
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000911040002
課題を追う・酒田市長選(上)産業振興
2009年11月04日

∞上海より「遠い土地」


 「ガスを止められて風呂にも入れない。電話料金も払えなくなった……」。酒田市の50代の男性は6月、廃品回収会社を辞めた。昨年11月ごろから賃金の支払いが滞りだし、未払い額は計約55万円。失業保険で食いつないでいるが、小学生の娘と80代の母親を養うには足りない。おかずが買えず、海岸でトコブシを取ったこともある。


 7月に辞めた70代の同僚男性の未払い額は約100万円。先月辞めた60代男性は約52万円だ。


 昨夏の北京五輪までは「鉄くずバブル」で会社の業績は良かったという。だが五輪後のスクラップ価格低迷が直撃した。


 男性らは先月、庄内労働基準監督署に相談した。「会社は実質的に倒産し、賃金の支払いは期待できない」と主張し、倒産企業に代わって支払う「未払い賃金立て替え払い制度」の適用を申告した。


 50代の男性はハローワークで職を探しているが「資格もない50代では雇ってもらえない。製造業で働きたい」。


 ハローワーク酒田によると、管内の有効求人倍率は0・35倍(8月)。同月比では過去9年で最低だ。「製造業の求人が落ち込み、昨年末から求職者が増えた」。改善の兆しは見えていないという。


 企業誘致も厳しい。酒田市は山形道酒田インターチェンジに隣接する酒田京田西工業団地を拡張して造成し、新たに05年から分譲している。07年4月には企業誘致対策室も設置した。しかし拡張した工業用地18万1千平方メートルは、まだ1区画しか売れず、電機会社1社の進出にとどまる。


 分譲価格は1平方メートル1万7千円で、50%の助成があり実質半額。課税免除や雇用の奨励金もある。それでも「首都圏との交通の便がいい仙台市や岩手県北上市などに勝てない」(同対策室)という。


 地場企業も苦しい。昨年9月、旧松山町の縫製会社(従業員約120人)が本社工場を閉鎖した。スカートやパンツを作っていたが、ユニクロなどの低価格衣料に押されて工賃が下がり「やっていけなくなった」と社長(46)。


 取引先に言われた言葉が忘れられない。「酒田は上海(しゃん・はい)(中国)より遠い」。大阪から酒田に3人で出張すると約24万円かかるが、上海なら格安チケットで10万円ほどだ。「ただみたいな土地でも企業は来てくれない。酒田でないと作れないもの、特色ある産業を育てるしかない」
    ◇
 1市3町の合併から4年たった酒田市。8日投票の市長選を前に、待ったなしの市政の課題を追った。(柳沼広幸)

941チバQ:2009/11/06(金) 23:31:12
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000911050003
課題を追う・酒田市長選(中)合併の明暗
2009年11月05日


旧八幡町のヨーグルト工場建設予定地で、進入路をつくる国道側の境界を確認する関係者=酒田市市条

∞旧3町細るサービス


 旧八幡町市条の国道345号と市道の交差点近くで10月末、ヨーグルト工場建設予定地の境界確認作業があった。事業者の第三セクター「鳥海やわた観光」と市、国道を管理する県の担当者が、国道側につくる進入路を確認した。


 もともと進入路は市道側につくる計画だった。だが幅が狭く路盤強化が必要なため、同社が「幅1〜2メートルの土地を寄付するので整備してほしい」と市に要請したところ、「原因者が負担すべきだ」と突っぱねられた。工事費が膨らまないよう、やむなく国道側に設計を変えたのだ。


 旧八幡町長でもある同社社長の後藤孝司さん(63)は憤る。「働く場が減る中、新工場ができるのはすごいこと。町だったら支援しただろう。今回の市の対応で、なぜ酒田に企業が来ないか分かった」


 酒田、八幡、平田、松山の1市3町は05年11月に合併して新市になった。合併後3年以内に実施するとした新市建設計画の主要事業は84。ヨーグルト工場もその一つだ。


 市幹部は「約束したことはほぼ完了した」と胸を張る。実際、57事業が完了し、継続中が22。概算事業費計約334億円をみると、執行と執行中が99%に達する。


 ただ、旧八幡町の公共育成牧場整備(20ヘクタールの草地整備など3700万円)や宅地分譲用地の造成(3区画分で3000万円)など未実施が5事業ある。市企画調整課は「牧場は事業を見直す。宅地は民間開発が基本」との考えだが、後藤さんは「約束が守られないのは不満だ。理由の説明もない」と批判的だ。


 合併による「合理化」にも不満の声はある。


 旧平田町の農村環境改善センターで先月開かれた「移動教育委員会」。住民代表との懇談会で、男性が発言した。


 「合併で一般行政と教育行政が非常に遠くなり、かかわりが薄くなった」
 合併で教育委員会も統合され、計20人いた教育委員は5人に。事務局も縮小した。当初は旧3町の総合支所に「教育振興室」を置いたが、今年3月に廃止した。


 酒田青年会議所が先月開いた北庄内合併検証総括会で、中村護副市長は「合併は究極の行財政改革」と言い、財政効果などの成果を強調した。


 議員は76人から34人に、職員は1076人から996人に減らし、人件費の効果は約66億円、合併後10年間の投資的事業は420億円――。


 確かに効果はあった。小さな町のままではタウンセンターや統合保育園の建設などは難しかった。旧松山町は水道料金が大幅に安くなった。


 ただ、議員や職員が減った旧町の住民たちが、細やかな行政サービスが失われつつあると感じているのも事実だ。

942チバQ:2009/11/06(金) 23:31:47
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000911060003
課題を追う・酒田市長選(下)駅前開発
2009年11月06日


JR酒田駅(右奥)の前にぽっかり空いたままの開発予定地=酒田市幸町

∞巨大更地12年も滞る


 JR酒田駅に初めて降りた人は大概驚く。「何だこの街は……」。駅前にぽっかりと巨大な更地が広がっている。約6500平方メートルある。


 鉄道に詳しい地元の男性(67)は「ゆっくりコーヒーを飲むところもない。冬は荒天で列車が遅れることもあるが時間待ちの店もない。こんなにみすぼらしい駅前はない」と嘆く。


 駅前の惨状は、市民には見慣れた光景だ。ジャスコが97年8月に撤退し、12年以上も開発が滞る。事業を手掛けた民間開発業者は06年に破産して撤退。やむを得ず市が07年に用地を購入し、別の事業者と新たな開発に取り組む。


 市は、広場とバスターミナル(約2200平方メートル)を整備する。残りはにぎわいの創出、交流拠点として民間に活用してもらう。


 隣接するホテル「東急イン」のビル所有者ら地元4社の「酒田フロントスクエア開発準備会」がホテル棟(客室150)と商業棟(1階商業施設、2階以上駐車場)の建設を計画中だ。東急インも分譲マンション(30〜40戸)に建て替えて一体的に開発する。総事業費は約30億円に上る。


 準備会の1社で資材販売会社の加藤聡社長(47)は「身の丈にあう計画に絞り込み、絶対にやり遂げる。市民の大事な土地。長期的に営業していくことが大切だ」と話す。


 市と国の補助金を得て事業計画を策定中で、まとまればホテル棟と商業棟は12年度開業を目指している。市は補助金などで建設を支援する。


 駅周辺の課題は他にもある。羽越線の高速化や駅舎の橋上化、東西道路の整備。市議会特別委員会は9月、「市は駅舎や周辺地域の整備基本計画を策定し、JRに協力の働きかけを」と促した。


 市中心部の市役所庁舎の改築も課題だ。現庁舎(地下1階地上5階建て、延べ約6600平方メートル)は築45年で、耐震基準を満たしていない。「震度6強の地震がくれば、真っ先につぶれる恐れがある」と市企画調整課は言う。


 8月に関係課長が集まって庁舎改築の検討を始めた。来年3月議会にも改築の基金新設を提案し、市民に理解を求めていく。財政的に有利な合併特例債が使える15年度までの建て替えを考えている。


 市議の中には批判の声もある。「自分が住む家(庁舎)より、先にやるべきことがあるだろう。市民の多くは駅周辺の開発を最優先で望んでいる。そのめどが立つまで、市庁舎は後回しにすべきだ」。市民はどう判断するだろうか。
(この連載は柳沼広幸が担当しました)

943チバQ:2009/11/06(金) 23:36:47
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000911060001
吉村知事が梅津氏応援 酒田市長選
2009年11月06日

 酒田市長選で5日、吉村美栄子知事が、無所属新顔の梅津準士氏(58)=民主、社民、連合山形推薦=の総決起大会に出席し、「学生時代から40年来の知り合い。まじめで誠実な人です。実行力があり、酒田発展のために働いてくれる方です」と支援を呼びかけた。民主、社民両党の国会議員、公明党県本部代表、連合山形幹部らも出席した。


 一方、再選を目指す無所属現職の阿部寿一氏(50)=自民推薦=は個人演説会を連日開催。地元選出の自民党3県議や市政与党の市議選候補者らの応援も得て選挙戦を展開している。


 市長選にはほかに無所属新顔の堀大常氏(75)が立候補している。

944チバQ:2009/11/06(金) 23:39:33
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091106t51003.htm
酒田市長選 現職VS新人 確執引きずり激戦

演説に聞き入る市民。有権者の選択に注目が集まる=酒田市内


 任期満了に伴う山形県酒田市長選の投票日が8日に迫った。3人が立候補したが、事実上、再選を狙う現職の阿部寿一氏(50)=自民推薦=と、無所属新人で元日本豆類基金協会専務理事の梅津準士氏(58)=民主・社民推薦=による一騎打ちで、がっぷり四つに組んだ激戦模様だ。阿部氏と、その市政運営に異を唱える地元有力者らとの「代理戦争」の様相も呈しており、有権者はかたずをのんで勝敗の行方を見守っている。(酒田支局・浅井哲朗)

 阿部氏は自民党の後押しを受けながらも、「市民党」を打ち出し、後援会を中心とした選挙戦を展開。2005年の4市町の合併を実績として挙げ、「基礎はできた。総仕上げをさせてほしい」と訴える。

 梅津氏は知名度不足を補うように350回を超える個人集会を重ね、「チェンジ酒田」を強調。食と医療を柱とした産業活性化と雇用確保に重点を置き、「昔の活気ある酒田を取り戻したい」と声を張り上げる。

 ともに東大法学部出身で、阿部氏は旧建設省、梅津氏は農水省と中央官僚の経歴も共通する。政策はともに具体的で、候補者としての個性も強いが、ある陣営関係者は言う。「阿部氏の実質的な相手は別。この10年ずっと同じ」。梅津氏を擁立した新田嘉一氏(平田牧場会長)を指して言う。

▽人事でこじれ
 1999年の旧酒田市長選で、建設省の現職官僚だった当時39歳の阿部氏の擁立に動いたのが新田氏だ。3選を目指す現職を破って初当選した阿部氏を、強力な組織と資金で支えた。だが、「間もなく関係がおかしくなった」(阿部氏陣営の関係者)。副市長人事が発端とされる対立はこじれ、2001年には自ら後援会長職を辞した。

 その後、03年、05年の市長選で対立候補を擁立するが、連敗。新田氏は今回、ますます疲弊する地域経済の現状を踏まえ、「このまま酒田をつぶしてはならない」と並々ならぬ闘志を燃やし、陣営を奮い立たせている。

 阿部氏の後援会会長代行だった佐藤芳明氏(さくら福祉会理事長)も、同じ旧松山町出身として阿部氏を支えたが、新田氏とともに後援会を離れた。「批判を受け入れない市政運営をめぐり、(阿部氏と)新田さんとの仲は修復できなかった」と明かす。

 一方、阿部氏は「悪口や批判の応酬ではなく、クリーンな選挙を」と強調。個人演説会では、応援弁士が過去のそうしたいきさつにも触れながら、候補者としての正統性を訴えてきた。

 「阿部さんは公務を調整してまで新田さんの海外視察に同行したこともある。相当気を使っていたのに…」とあるベテラン市議。別の支持者は「選挙の度に市外から(候補者を)連れてこられても」と困惑気味に話す。ただ、昨年の北京五輪の公費出張に見られるように、阿部氏の政治姿勢に対する批判があるのも否めない。

▽継続か刷新か
 梅津氏陣営は5日の総決起大会で、吉村美栄子山形県知事、民主党の太田和美衆院議員(福島2区)らを招き、気勢を上げた。吉村知事の応援には、1月の知事選で支援を受けた新田氏への「恩返し」の意味があるのは明らかだ。

 阿部氏を支援する元自民党幹事長、加藤紘一衆院議員は、応援に動いていない。選対幹部は「大物議員や政党色は出さないのが、うちのやり方」と強調する。

 「継続」か「刷新」か―。両陣営とも「情勢は五分五分」と読む大激戦は最終盤にもつれ込む。

 ◇酒田市長選立候補者
阿部 寿一50市長 無現(自推)

梅津 準士58元農水省部長 無新(民・社推)

堀  大常75元八幡町議 無新


2009年11月06日金曜日

945チバQ:2009/11/07(土) 00:02:41
>>782>911>>930
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20091106_3
山田、稲葉氏が大接戦 一戸町長選終盤の情勢

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 任期満了に伴う一戸町長選は8日、投開票が行われる。いずれも無所属で、7選を目指す現職の稲葉暉氏(64)と前町議で新人の山田信行氏(64)=民主党県連、社民党県連合推薦=が3日の告示以来、政策を訴えてきた。岩手日報社取材班と電話世論調査などによる終盤情勢は、民主党の全面支援を受け、現職の多選批判を展開する山田氏と町長6期の実績を訴える稲葉氏が大接戦を繰り広げている。有権者の2割以上が投票する候補を決めかねており、残る2日間の攻防が焦点だ。

946とはずがたり:2009/11/07(土) 00:18:10
>>945
町長選で終盤情勢とは贅沢ですな。
八幡平は民主負けたし此処も勝ちたいけど2区は自民が硬いからなぁ。

947チバQ:2009/11/07(土) 00:41:35
>>930-931
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20091106_2
細井氏が攻勢強める 西和賀町長選終盤の情勢

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 任期満了に伴う西和賀町長選は8日、投開票が行われる。いずれも無所属の新人で、元花巻農協常務理事の吉田正志氏(59)と旧湯田町長の細井洋行氏(60)が3日の告示以来、激しい舌戦を繰り広げている。岩手日報社取材班と電話世論調査などによる終盤情勢は、細井氏が地元の湯田地区を固め、沢内地区でも攻勢を強めている。吉田氏は地元の沢内地区で支持を集め、増票に全力を挙げている。投票する候補を決めかねている有権者もおり、残る2日間の攻防が注目される。


(2009/11/06)

948チバQ:2009/11/07(土) 00:58:58
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2009hachi-shichousen/rensai_oete/20091027.html
2009年10月27日  

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■市政継続・上

小林氏 大差で再選/目標7万票には届かず/後援組織拡充が課題


当選を祝って贈られた花束を高々と掲げ喜ぶ小林氏=25日夜、八戸市沼館1丁目の事務所
 八戸市長選が中盤を迎えた21日。自民党、公明党の推薦で再選を目指し出馬した現職・小林眞(59)の選対本部幹部が、同市沼館1丁目の小林選挙事務所に集結した。選対本部長の県議・滝沢求は、小林陣営を覆っていた楽観ムードを一掃しようと声を張り上げた。「投票日前に相手をリードしていても、当日勝てなければ意味がない。気を緩めるな」 小林は、事実上の一騎打ちの相手だった民主党推薦の新人・三浦博司(31)を2万3千票余の差で下したが、得票は6万票をわずかに割った。滝沢は26日の取材に「6万票は目標ライン。おおむねクリアできた」と話した。

 しかし複数の関係者は「三浦をダブルスコアで撃破、民主党に大打撃を与えるため、陣営の目標は7万票だった」と明かす。自民党幹事長である大島理森のおひざ元の市長選で自民党の存在感を際だたせることを狙った。

楽観ムードを嘆く
 狙い通りの票差で勝てなかった理由を、ある陣営関係者は「告示直後に広がった『小林が三浦をリード』の情報で楽観ムードが漂ってしまった」と嘆く。

小林は個人演説会で「こんな情報が流れるのは選挙妨害に近い。支持者が動かなくなる」と発言、気の緩みに神経をとがらせた。選対本部も事あるごとに陣営の引き締めに力を注いだが「組織末端には届かなかった」(関係者)という。

 一方、2005年の前回市長選から小林を支えてきた大島は党幹事長に就任し、今回市長選では18日の出陣式を除き地元入りできなかった。大島は、市長選の告示前に「今回は小林に一人できっちりやってもらう」と漏らし、小林後援会主体の選挙活動に期待した。

「発展途上の政治家」
 しかし小林自身が「後援会支部を市内全域に拡大し切れていない」と認めるように、小林が選挙を戦う上で、大島の支援は欠かせない−とみる関係者は多い。

 選対幹部の一人は「小林は、行政手腕は一級品でも政治家としては発展途上。

後援会組織をどう拡充させるかが、今後の課題の一つだ」と言い切る。

 当選翌日の26日、市庁で開いた臨時会見。小林は「(与党は)公共事業費を3割削減するというが、地方の建設業のことを考えると『子ども手当はもらってもお父さんは失業』という事態が起きないとも言いきれない。地方は厳しくなる」との認識を示した。

 自民党の支援を受けて再選を果たした小林は、民主党政権とどう向き合っていくのか。首長の力量が厳しく問われる2期目となる。

 25日投開票の市長選で、小林は三浦と千葉和男(61)の無所属2新人の挑戦を退け再選を果たした。市政の「継続か刷新か」をめぐり展開された激戦を振り返る。(敬称略)

949チバQ:2009/11/07(土) 00:59:31
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2009hachi-shichousen/rensai_oete/20091028.html
2009年10月28日  

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■市政継続・下

三浦氏 出遅れ響き大敗/陣営一枚岩になれず/「政権党」の訴え空回り


大差で敗れ唇をかむ三浦氏(左)と田名部匡代氏=25日夜、八戸市下長1丁目の事務所
 八戸市長選告示日の18日午後6時半、同市下長1丁目。民主党推薦候補の三浦博司(31)の選挙事務所に、陣営の要となる関係者が緊急招集された。

 参院議員・田名部匡省と衆院議員・田名部匡代の後援会幹部や党県議、市議らおよそ30人。選対本部長の田名部定男が、各組織の動きをかみ合わせるために開いた会合だった。

 「県議の動きが鈍い」「相手の現職陣営は力の入れ方が違う。市議の補欠選挙よりも市長選にもっと集中すべきだ」。厳しいやりとりが続いた。

 「まだエンジンがかかっていない。動きがバラバラだ」。1時間余りの会合を終えた県議の一人が、険しい表情でつぶやいた。

 三浦擁立は民主党系市議団が主導する形で決めた。「市議の独走だ」と県議の一人。別の県議の後援会関係者は告示直前に「出馬自体もマニフェストの内容も全く相談がなく、やる気が起きない」と漏らした。市議団側からすれば「市長選に県議が出る気はないのは確認済み。県議から言われることではない」。しこりを残したまま、陣営は最後まで一枚岩になれなかった。

「後援会の総点検を」
 「スタートで一気に乗り切れず、盛り上がれなかった。用意周到に擁立するという組織的な手続きの部分で、ずっと引きずっていたものがある」。大差で三浦が敗れた投開票日の25日夜、田名部定男は報道陣にそう語り「衆院議員、県議、市議それぞれが後援会組織を総点検する必要がある」と強調した。

 25日は八戸のほかに全国で多くの選挙があった。参院補選では民主党候補が神奈川と静岡両選挙区で勝利。一方、地方選挙では宮城県知事選などで党推薦の新人が苦杯をなめた。川崎市では参院補選で当選した民主党候補の票が最多だったが、同時に行われた市長選は党推薦の新人が現職に敗北。「風」は地域全体ではなく、いわば選挙ごとに吹いた。地方選挙では「民主」の看板で新人が勝てるほど甘くはない現実を突きつけた。

 三浦陣営は政権交代の勢いに乗ろうと「政権与党」の立場を強調し続けた。田名部匡代も三浦の集会で「自民党はこれまでの選挙で政権与党との太いパイプを訴えてきた。政権与党はまさに私たち民主党だ」と訴えた。

 だが、新政権下では「パイプ」から特別な地元利益が流れてくる時代ではない。閣僚で唯一八戸入りした国家公安委員長・中井洽は街頭で「私たちは従来の政治のように、『彼(三浦)を市長にしたら八戸に何をするこれをする』というようなことは言わない」と利益誘導を否定した。

首長選も県連対応に
 党が掲げる「地域主権」と、三浦陣営の「地方も新政権と歩調を合わせた市政運営を」という主張はそもそもかみ合わず、「政権党」の訴えは空回りを余儀なくされた。

 三浦本人は「若さ」で選挙戦を駆け抜け、「一点の悔いもない」と戦いを締めくくったが、告示1カ月余り前の出馬表明という出遅れは最後まで響いた。挙党態勢の組み方も問われる。党県連代表の横山北斗は27日、「準備期間が短く、候補者につらい戦いを強いてしまった。これまで市町村長選の対応は地元の党総支部単位で決めてきたが、これからは党県連全体で対応する態勢に変えていかなければならない」と語った。(敬称略)

950チバQ:2009/11/07(土) 01:09:15
古いけど一関市

http://www.iwanichi.co.jp/ichinoseki/item_14468.html
告示迫る市長選 一関市の課題(上) (09/22)
乏しい一体感 協働推進で解決探る

 旧7市町村が対等合併し、新「一関市」が誕生して4年。地方交付税の減額見通しや高齢化の進展などから効率的な行財政運営を目指し、市は新たなまちづくりに向けて歩みだした。

 だが、中心の一関地域に比べ、周辺部となる6地域住民から聞かれる声は「活気が薄れている」「にぎわうのは一関だけ」など不満が少なくなく、「一体感」の醸成はなかなか進んでいないのが現状だ。

 効率的な財政運営で、最も大きなウエートを占める人件費。4月1日現在の職員数は1382人と合併時に比べ194人減り、集中改革プランで示した目標値を1年前倒しで達成している。

 市財政課は行財政改革による4年間の財政効果額を、2009年度の見込みを含め67億円と試算。施設運営への指定管理者制度の導入、障害児保育専門員の配置、816事務の県からの権限移譲など、事務事業の見直しで住民サービスも着実に向上している。川崎地域の水源から千厩地域に飲み水を供給する上水道整備事業は、旧市町村の垣根が取り除かれたからこそ実現した事業と言える。

 合併効果は目に見える形で上がっているものの、住民の「心」にはほとんど届いていない。精神的一体感の醸成をどう進めるのか。市は導入した「協働」で解決策を見いだそうとしている。

     ▼△

 08年度に設置された協働推進課の菅野佳弘課長は「人と人との信頼関係を築くことが協働。信頼関係があれば一体感は醸成される。事を進める場合でも市民個々に譲り合いの気持ちも生まれ、お互いの納得性が高まる」と説く。

 職員、市民対象に勉強会や研修会を重ね、2年目の今年度は市民を交えた検討委員会を設け、一関ならではの協働の在り方、取り組み方法をまとめたアクションプランの策定に乗りだした。

 策定委で座長を務める三浦幹夫さん=室根町第12区自治会長=は「市民と市民、行政がばらばらという感じがする。協働のまちづくりを進めるには市民共通の意識のレベルアップ、行政と市民、企業、団体の連携強化、地域特性への配慮が大切」と問題提起。「プランを条例化につなげ、一関らしいまちづくりに生かしてほしい」と願う。

 研究が進む藤沢町との合併。近い将来、平泉町との協議も課題に浮上する。合併と協働の“らせん構造”構築が不可欠だ。


 任期満了に伴う一関市長選は、27日に告示、10月4日に投開票される。現職が勇退し、新人3人による争いが濃厚。選挙戦を機に市が抱える課題を取り上げ、まちづくりの方向性を探る。(3回続き)【写真】意見を出し合いながら協働推進の在り方を検討するアクションプラン策定委のメンバー。一体感をはぐくむ新たなまちづくりに向け、手探りの中、検討が続く=3日、市役所

951チバQ:2009/11/07(土) 01:09:49
http://www.iwanichi.co.jp/ichinoseki/item_14513.html
告示迫る市長選 一関市の課題(下) (09/24)
雇用確保 企業誘致戦略カギに

 一関市でも、2008年秋以降の世界的不況は深刻な影を落としている。市民の雇用を支えてきたNECトーキン岩手事業所、ソニーイーエムシーエス千厩テックは共に年内に事業所閉鎖が決定。市の活力維持へ、雇用確保は喫緊の課題となっている。

 NECトーキンは従業員180人、千厩テックは従業員590人に派遣社員280人を抱える一大企業。他県の事業所へ配置転換も含めると、合わせて1000人以上もの雇用の場が失われる。一関公共職業安定所がまとめた管内の7月の有効求人倍率は0・25倍。10〜12月末には千厩テックで毎月100人以上の離職が決定している。雇用情勢が一段と厳しさを増す中、即効薬として期待されるのが企業誘致だ。

 07年の県工業統計調査によると、市内では2678事業所(従業員4人以上)、従業員は10万2805人で、共に県内2位(06年調査)を誇る。盛岡、仙台両市の中間に位置する地理的な優位性もあり、旧市町村時代からの企業誘致数は90事業所を超える。

 市内には既に21の工業団地はあるが、同市滝沢に造成中の一関東第2工業団地では12月、一部区画の分譲開始を予定。中長期的に、新たな工業団地造成に向けた整備構想、基本計画策定にも動き出している。関東自動車工業岩手工場(金ケ崎町)とセントラル自動車が10年秋に本社と工場を移転する宮城県大衡村の中間点として一関の優位性はさらに高まり、自動車産業関係の展開、集積へ今後の期待感も膨らむ。市商工労働部の小野寺正英次長(工業課長)は「付加価値の高い人材を育成しながら、次の段階も見据え新工業団地の整備を進める必要がある」と説明する。

 ただ、不景気で思うような誘致も厳しい中、地場企業の育成、誘致企業の拡張、二次展開も雇用確保へ不可欠な要素だ。一関商工会議所の佐藤晄僖副会頭は「市は商店街のイベントに助成金は出しているが、地場企業に対し効果的なことをしているか見えてこない」と指摘。「市は『あの町なら』と夢や希望を持たせるよう、人を引き付ける仕掛けと情報発信が必要。職員はもっと外に出て、市民も提案すべき。中心市街地活性化も長期構想でやってほしい」と提言する。市も雇用の二次展開に向け「支援の在り方や制度の見直しについて検討している」(小野寺次長)という。

 地理的優位性を生かしどう企業誘致戦略を描くか、一方で地場企業の育成、誘致企業のフォローアップをどう図るか。雇用確保、まちの活力維持には欠かせない視点だ。

(終わり、市長選取材班)
【写真】12月の分譲一部開始へ造成が進む一関東第2工業団地。新たな工業団地構想もあり、今後の誘致戦略はいかに=一関市滝沢

952チバQ:2009/11/07(土) 18:31:13
酒田市長選どろどろしてて選挙オタク的には面白いですね
>>942
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146061388/135
2007年06月25日月曜日 河北新報
大型店撤退 長引く後遺症 酒田・鶴岡 駅前再生
>かつて、売り場面積当たりの売り上げが東北一だったというジャスコが撤退したのは1997年8月のことだった。店舗はその後廃虚のごとく野ざらしとなり、解体されたのはつい4年前。駅前商店街は寂れ、10万都市の玄関口とは思えない光景が広がっている。
>この間、開発主体として土地建物を取得したのが地元不動産業者らが設立した酒田駅前ビル。酒田信用金庫と二人三脚で高層ビル建設を目指したが、店舗を解体し更地にしただけで計画は頓挫してしまった。

>>944
>阿部氏の後援会会長代行だった佐藤芳明氏(さくら福祉会理事長)も、同じ旧松山町出身として阿部氏を支えたが、新田氏とともに後援会を離れた
新田も佐藤も梅津擁立にかかわってますね
http://74.125.153.132/search?q=cache:JTutVnXlSM0J:jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2009/08/20090811t51008.htm+%E9%85%92%E7%94%B0%E3%80%80%E5%B8%82%E9%95%B7%E9%81%B8%E3%80%80%E3%80%80%E6%96%B0%E7%94%B0%E3%80%80%E4%BD%90%E8%97%A4%E8%8A%B3%E6%98%8E&cd=3&hl=ja&ct=clnk&gl=jp
酒田市長選 梅津氏、出馬を表明 選挙戦が確定的

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 元農林水産省大臣官房審議官の梅津準士氏(58)が10日、酒田市内で記者会見し、任期満了に伴う酒田市長選(11月1日告示、8日投票)に立候補する意向を正式に表明した。現職の阿部寿一氏(49)は、合併前の市長選を含めて4選を目指し立候補する考えを既に明らかにしており、同市長選は選挙戦となることが確定的となった。

 梅津氏は、4月に県の総合政策審議会の委員に委嘱されており、「この仕事をきっかけに、自分の経験と人脈を庄内地方のために役立てたいと思った。企業誘致を進め、人口減少に歯止めをかけたい」と意欲を示した。酒田市については、「(生まれが)隣町で小さいころからなじみがあった。骨を埋めるつもりだ」と強調した。

 梅津氏は山形県三川町出身で、東大法学部卒。東京都内に妻と長女の3人暮らし。日本豆類基金協会の専務理事を退職したばかりだという。

 政党への推薦要請は行わない見通し。記者会見には平田牧場の新田嘉一会長、さくら福祉会の佐藤芳明理事長が同席し、梅津氏に対する支持を鮮明にした。

 阿部氏は前回(2005年)と同様、自民党と連合山形の支援を仰ぐ方針。「さまざまな形で地域づくりに協力してもらえるよう、引き続きお願いしたい」と話す。市議会との関係も良好で、就任10年間の実績をアピールする。

2009年08月11日火曜日



05年選挙結果
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2329
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2333
【開票結果】
当  阿部  寿一 無新 43,333
    岡崎  理香 無新 24,839(選管最終)
> 岡崎氏は、地元経済界の一部や、中学、高校時代の同級生らの支援を受け、草の根運動を展開
これが平田牧場なんですね

953名無しさん:2009/11/08(日) 17:11:30
>>934-937

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091108-OYT1T00537.htm
民主党:「県民連合」県議5人が入党 /福島
 民主党議員などで構成する県議会の会派「県民連合」に所属する無所属の県議5人が7日、民主党に入党した。入党したのは▽副議長の瓜生信一郎(耶麻郡)▽渡部勝博(南会津郡)▽安瀬全孝(田村郡)▽三村博昭(西白河郡)▽立原龍一(東白川郡)−−の5氏で、党籍を持ちながら無所属として活動してきた亀岡義尚氏(伊達郡)も同日から同党県議として活動する。同党所属県議は亀岡氏も含め18人となった。

 11年の統一地方選に向けて組織拡大を図る同党県連の要望に応じた。会見した玄葉光一郎・県連代表は「県連の基盤強化に大きなステップだ」と話した。

 また玄葉代表は、来夏の参院選で同党の小沢一郎幹事長が「複数区には複数候補」を掲げていることについて「(福島選挙区は改選数が2のため)2人の擁立を求められるかもしれないが、県選出国会議員では『1人必獲』の意見が多数派」と慎重な見方を示した。県連は、来夏で改選となる増子輝彦氏の擁立を前提に準備を進めている。【関雄輔】

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20091108-OYT8T00195.htm
無所属の6県議民主入り正式表明
 県議会第2会派の県民連合の無所属議員6人が7日、福島市内で記者会見し、民主党入党を正式に表明した。

 瓜生信一郎、渡部勝博、安瀬全孝、三村博昭、立原龍一、亀岡義尚の6氏で、8月の衆院選などこれまでも民主党候補を応援してきた。

 会見に同席した民主党県連の玄葉光一郎代表は「次の県議選で積極的に候補者を擁立する流れなのに、(入党していないと)行動を共にしてきた6人が無所属で、新しく出る人が公認で戦うという事態になりかねない」と述べ、党勢拡大を目指す再来年の県議選を視野に入党を要請していたことを明らかにした。

 また、玄葉代表は、来夏の参院選福島選挙区(定数2)での候補者擁立について「(県選出)国会議員の中では『1人必獲』という考えが多数を占めている」と述べ、県連では1議席を確保する意見が主流だとしたうえで、「党本部からは2人目の擁立を求められる可能性もあり、時間をかけて協議せざるを得ない」と語った。

(2009年11月8日 読売新聞)

http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=200911087
県民連合の5人が民主党に入党/県議会
2009年11月08日 10時05分配信
民主党県連は7日福島市で記者会見を開き、同日付で県議会第2会派の県民連合に所属する無所属議員5人が入党し、党籍を持っている1人が新たに党議員として活動を開始すると発表した。

来年の参院選や知事選、平成23年の統一地方選を控え、県連が課題としている基盤強化が前進した。

入党したのは副議長の瓜生信一郎(耶麻郡)、県民連合幹事長の安瀬全孝(田村郡)、渡部勝博(南会津郡)、三村博昭(西白河郡)、立原龍1(東白川郡)の五議員。

党籍を持つが無所属の立場をとっていた亀岡義尚議員(伊達郡)は党議員として活動する。

県議会の会派別勢力は自民党が26人で、民主党18人と社民党2人と無所属1人を含む県民連合が21人、公明党と共産党が各3人となる。

そのほか、無所属が1人、改進の会が1人。

県民連合は今後も同じ枠組みで活動する。

954名無しさん:2009/11/08(日) 18:00:46
>>953
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091108t61003.htm
無所属の県議6人が民主入り 福島
 福島県議会の無所属議員6人が7日、民主党入りした。来年の参院選と同県知事選、再来年の県議選に向けた組織強化で、記者会見した民主党県連の玄葉光一郎代表は「県連にとって大きなステップ。国会議員が中心だった県連を県議中心にしたい。参院選、知事選で目標を達成し、県議選では第1会派を目指す」と述べた。

 民主党に入党したのは、副議長の瓜生信一郎、安瀬全孝、渡部勝博、三村博昭、立原龍一の5県議。民主党員でありながら無所属として活動していた亀岡義尚県議も民主党所属の議員となった。
 同県議会の新しい各党勢力は自民26、民主18、公明3、共産3、社民2、無所属3。

2009年11月08日日曜日

955チバQ:2009/11/08(日) 19:04:48
なんじゃこりゃ
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=200911084
契約会社と不通、選挙啓発できず/福島駅東
2009年11月08日 09時53分配信
8日投票の福島市長選で、市選管委がJR福島駅東口の大型ビジョンで放映する予定だった選挙啓発のスポットCMが放映されていなかったことが7日までに分かった。

市によると、告示日の11月1日から7日まで投票を呼び掛けるCMを流す予定だった。

CMの年間契約を結んでいる「トライ・アンド・カンパニー」(本社・郡山市)は10月中旬以降連絡が不通になり、原稿内容を伝えることができずに10月分の別のCMがそのまま流れている。

1回15秒の1日30回で費用は月2万1千円だが、後払いのため実害はない見込みという。

市広報広聴課は「10月分の請求も来ていない。

今後対応を考える」としている。

956名無しさん:2009/11/08(日) 21:25:55
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009110800220
福島市長に瀬戸氏3選
 任期満了に伴う福島市長選は8日投開票され、無所属で現職の瀬戸孝則氏(62)=民主、自民、公明、社民推薦=が、共産党公認の新人で党県委員の山田裕氏(54)を破り、3選を確実にした。
 瀬戸氏は、行財政改革の推進などを訴えるとともに、2期8年間の実績を強調し、幅広い支持を得た。山田氏は瀬戸陣営の4党相乗りの構図を批判しつつ、水道料金の大幅引き下げなどを掲げたが及ばなかった。 
◇福島市長選当選者略歴
 瀬戸 孝則氏(せと・たかのり)早稲田大法卒。福島県議会議員などを経て01年11月福島市長に初当選。62歳。福島市出身。当選3回。(2009/11/08-21:18)

957和子夫人 ◆VVOQ3pMvHY:2009/11/08(日) 22:26:08
知事の応援の効果並びに多選批判でしょうか?

■酒田市長選(立候補3)
当日有権者数:93,286人 投票率:72.15%(22:15現在、開票率50.22%)  
梅津 準士(58) 無新 17,800
阿部 寿一(50) 無現 14,800
堀  大常(75) 無新 1,200
(年齢は投票日基準)

958名無しさん:2009/11/08(日) 22:47:36
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20091108_15
細井氏が初当選 西和賀町長選

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 任期満了に伴う西和賀町長選は8日投票が行われ、即日開票の結果、旧湯田町長の無職細井洋行氏(60)が元花巻農協常務理事の農業吉田正志氏(59)を破り、初当選を果たした。無所属新人同士の争いとなった今町長選は、再挑戦の細井氏が広く支持を集め、吉田氏に1148票差をつけた。投票率は91・8%だった。

 ◇西和賀町長選開票結果(選管終了)

当3353票 細井 洋行 60 無新
 2205票 吉田 正志 59 無新
   (法定得票数1389.5票)

959名無しさん:2009/11/08(日) 22:48:18
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000911080001

一戸町長選は稲葉氏、西和賀は細井氏が当選
2009年11月08日

 ともに一騎打ちの選挙となった一戸町長選と西和賀町長選が8日投票、即日開票された。
 一戸町長選では現職の稲葉暉氏(64)=無所属=が、新顔の元町議山田信行氏(64)=同、民主、社民推薦=を破り、7選を果たした。当日有権者数は12692人、投票率は80.56%、だった。
 当選が決まると稲葉氏は「民主党の勢いはあったが、国政と地方自治は別だと町民は理解してくれた。町民の良識の勝利だ」と語った。7期目については「福祉、産業振興などのソフト対策を進めたい。中央依存でなく、自立した地域の道筋を作りたい」などと抱負を語った。
 山田氏は、民主の全面支援を受け、国・県とのパイプを強調、「長期町政のよどみを変える」などと刷新を訴えたが、基盤整備と行財政改革など実績を重ねた稲葉氏の固い地盤を崩しきれなかった。
 町長選とあわせて同町議選も投開票された。


●一戸町長選開票結果
   候補者名  得票数
当選 稲葉暉   5391
   山田信行  4714  (確定。敬称略)


 西和賀町長選では、旧湯田町長の細井洋行氏(60)=無所属=が、前花巻農協常務理事の吉田正志氏(59)=同=を破り初当選した。細井氏は旧湯田町の票を固め、旧沢内村にも浸透し激戦を制した。当日有権者数は6097人、投票率は91.80%だった。
 細井氏は国保沢内病院を拠点にした地域医療の充実、特徴ある農産物の開発による産業振興、温泉療法による「癒やしの観光地づくり」などを訴えた。旧湯田町長を2期務め、4年前にも立候補。知名度で優位に立ち、旧沢内村の足並みの乱れをついて支持を広げた。


●西和賀町長選開票結果
   候補者名   得票数
当選 細井洋行   3353
   吉田正志   2205 (確定。敬称略)

960チバQ:2009/11/09(月) 07:01:01
>>957
阿部33千
梅津30千

で現職再選

961とはずがたり:2009/11/09(月) 07:26:50
現職堅いなぁ。。
東北ではなく全国の傾向ですけど政権交代前の現職落選率の高さは異様だったけど交代後の現職当選率の高さもなかなかっすね。
ガス抜き済んだって感じですねぇ。

962チバQ:2009/11/10(火) 12:27:52
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000911100005
民主、首長戦で「連敗」
2009年11月10日


7選を決め万歳で喜ぶ稲葉氏(中央)=一戸町の選挙事務所


当選を決め支持者に手を振ってこたえる細井洋行氏=西和賀町湯本の事務所

<一戸町長選に稲葉氏7選>


 一戸町長選は8日投票、即日開票され、現職の稲葉暉氏(64)=無所属=が、新顔の元町議山田信行氏(64)=無所属、民主、社民推薦=を破り、7選を果たした。当日有権者数は1万2692人、投票率は80.56%だった。


 激しい競り合いの末、677票差で当選した稲葉氏は、同町高善寺の事務所で「民主党の勢いはあったが、国政と地方自治は別だと町民は理解してくれた。町民の良識の勝利だ」と語った。7期目については「福祉、産業振興などのソフト対策を進めたい。中央依存でなく、自立した地域の道筋を作りたい」などと抱負を語った。


 「多選批判」を受けた稲葉氏は今回、「過去24年間、改革の連続で批判は当たらない」とかわした。後援会や現職町議10人らの支援を軸に浸透を図った。「国とのパイプ」を示す民主の攻勢には「自主自立が自治の基本」と町民意識に訴えた。


 山田氏は、民主の全面支援を受け、国・県とのパイプを強調、「長期町政のよどみを変える」などと刷新を訴えたが、基盤整備と行財政改革など実績を重ねた稲葉氏の固い地盤を崩しきれなかった。


 同時に町議選も開票され、16人の新議員が決まった。


    ◇


<解説>


 「多選阻止」を掲げて、民主党が新顔をたてた一戸町長選は、現職の稲葉氏が「政権与党」の攻勢を跳ね返した。告示前から県選出の国会議員を大挙動員して「国・県とのパイプ」などを訴えた民主党の攻勢が、反作用を生んだ要素は否めない。


 民主党は選挙戦で、「町民本位の町政実現が最優先」(佐々木順一・県連幹事長)とする一方で、「(政権交代の)流れに逆行し、孤立する市町村があっていいのか」と強調した。「首長を取れば議員はいずれ全員与党」(同県連関係者)と、党勢拡大をにじませた対応に、「かつての自民党のようだ」「これは国政選挙なのか」と戸惑う町民は少なくなかった。


 稲葉陣営は「市民の良識が政党の横暴に立ち向かう戦いだ」(稲葉氏)と、これを逆手にとって運動を展開、「町民本位の町政実現」を表看板に掲げて、多選批判や「トップダウン」批判をかわした。


 民主党としては、9月の八幡平市長選に続く「連敗」で、「国民の生活が第一」の理念と、党勢拡大という「思惑」のはざまにある課題がまた浮かんだ。年明け以降の地方首長選挙への対応にも微妙な影響を与えそうだ。


    ◇


<西和賀町長に細井氏>


 西和賀町長選は8日投票、即日開票され、旧湯田町長の細井洋行氏(60)=無所属=が、前花巻農協常務理事の吉田正志氏(59)=無所属=を破り初当選した。当日の有権者は6097人、投票率は91・80%だった。


 細井氏は旧湯田町の票を固め、旧沢内村にも浸透した。当選が決まると、「広範な支持を得てうれしい。町を一つにし、幅広い意見を吸い上げて町づくりをしたい」と抱負を語った。


 細井氏は国保沢内病院を拠点にした地域医療の充実、特徴ある農産物の開発による産業振興、温泉療法による「癒やしの観光地づくり」などを訴えた。西和賀町の合併にかかわり、4年前にも立候補。知名度で優位に立った。


 一方、吉田氏は医療、保健、福祉を一体とした包括的な医療の構築、リンドウやキノコを生かした「西和賀型複合農業」の振興などを掲げた。高橋繁町長の「後継候補」として擁立され、告示約1カ月前に立候補を表明。出遅れが響いた。


    ◇


<解説>


 4年前と同様、旧湯田町と旧沢内村出身者による対決となった西和賀町長選は、細井氏が停滞した町の将来に危機感を抱く民意を吸収して圧勝、前回の敗戦の雪辱を果たした。


 細井氏は「町政刷新」を掲げ、4年間の高橋町政を批判。リーダーシップを発揮したトップセールスによる町づくりを前面に打ち出した。旧沢内村出身の町議の支援を受け、前回は組織できなかった旧沢内村にも後援会を発足させ、旧町村を超える支持を集めた。民主党が実質的に細井氏支援に回ったことも追い風になった。


 吉田氏の立候補は、再選を目指して立候補を表明していた高橋町長の立候補断念によりあわただしく決まり、陣営の態勢を整えるのが遅れた。


 西和賀町は過疎化が進み、財政も厳しさを増している。地域の資源を生かしながら町の活性化をどう図るか。新町長には新たな構想力と町民の知恵を結集した町づくりが求められる。

963チバQ:2009/11/10(火) 21:35:37
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000911100005
「変革」より「継続」選択 酒田市長選
2009年11月10日

 ∞ 阿部氏再選 抜群知名度、逃げ切る


 酒田市長選は8日投開票され、無所属現職の阿部寿一氏(50)=自民推薦=が、無所属新顔で元農水省近畿中国森林管理局長の梅津準士氏(58)=民主、社民、連合山形推薦=と、無所属新顔で元八幡町議の堀大常氏(75)を破って再選を果たした。旧酒田市を含めると4選で、有権者は市政の継続を選んだ。当日有権者数は9万3286人。投票率は72・15%で前回の72・44%を0・29ポイント下回った。


 当選から一夜明けた9日、阿部氏は「これほど厳しい選挙はなかった。4年間丁寧に仕事をしてきた。地道に政策を訴え、草の根選挙で市民に推挙いただいた」と喜びを語った。前回より9421票減らし、半数近くは相手候補らの得票になったことには「批判票が多かったことは謙虚に受け止め、誠心誠意仕事をしていく」とした。


 阿部氏は、元建設官僚から市長に転身。05年11月に1市3町の合併を成し遂げ、新市の一体化と行財政改革を進め、「借金を減らして蓄えた体力を市民のために使う」と「合併の総仕上げ」を訴えた。厳しい経済や雇用情勢に配慮し、合併特例債を活用して「公共事業をやって景気を刺激し続ける」と主張した。


 選挙戦では阿部氏を支えてきた連合山形や一部経済人の離反を招き、市政運営への厳しい批判も受けた。だが、自民党の3県議や合併した旧3町長、市政与党の市議選候補者らと連動し、抜群の知名度を生かして逃げ切った。


 一方の梅津氏は、落選が決まった8日夜、「残念ながら力及ばなかった。酒田が現状のままでいいとは考えない。活力を取り戻さなければならない」と述べた。


 梅津氏は政財界に影響力を持つ「平田牧場」の新田嘉一会長を後ろ盾に、「産業を振興し、にぎわいのある酒田を取り戻す」と8月に立候補を表明。民主、社民両党の国会議員や連合山形、公明党県本部の幹部に加え、終盤は吉村美栄子知事の応援も受けた。知事選で吉村知事を誕生させ、総選挙で民主や社民を支持した勢力などが梅津氏を支えたが、市政の「チェンジ」は果たせなかった。梅津氏が地元出身でないことや、知名度不足が最後まで響いた。


新田氏は8日夜「県や国とのパイプもない人に市民がなぜ投票したのか。酒田はもたないのでないか」と語った。


選挙戦が激しかっただけに、対立が残ることを懸念する声もある。地元有力企業の社長は「市のトップと県を代表する経営者が別々の方向を向いているのは残念だ。持っている力を市民の幸せのために生かしてほしい」と話す。
(柳沼広幸、清水弟)
    ◇
 同時に投開票された市議選(定数30)は、9日未明にかけて新議員が確定。今回から定数が4削減されて激戦になったが、現職24人、新顔6人が議席を得た。党派別では、共産党が2人、民主党、自民党、公明党が各1人で、他の25人は無所属。女性議員は1人から3人に増えた。投票率は72・14%で前回の72・45%を0・31ポイント下回った。


∞ 阿部氏と連携、吉村知事意向 梅津氏支援「縁」強調


 政権交代後、県内初の「与野党対決型」の選挙となった酒田市長選。梅津氏を支援した吉村知事は9日の記者会見で「市民の皆さんの選択を尊重したい。選挙が終わればノーサイド。協力して県政発展に頑張りたい」と述べ、阿部氏と連携する考えを示した。


 総選挙に続いて民主系候補を支援したことには「民主党だから応援したわけでない。ご縁があった方」と「縁」を強調。さらに、知事が首長選で特定候補を支援することに対しては「公人でもあり、政治家でもあるので、理解してほしい」と語った。


 酒田市出身の民主党の和嶋未希衆院議員は「自民系に比べて民主系市議の少なさが結果に出た。足元を固められなかった」と敗因を分析。連合山形の安達忠一前会長も「地域の中に浸透する力が足りなかった」と振り返った。


 一方の自民党は、知事選、総選挙に続く与野党対決型選挙での連敗は食い止めたが、「大きな勝ちではあるが国政選挙とは違う」(県連幹部)と冷静に受け止めている。

964名無しさん:2009/11/11(水) 19:38:16
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000911110001
現在位置:asahi.com> マイタウン> 福島> 記事
佐藤知事1期目任期あと1年
2009年11月11日
 ●経済界に実績アピール
 佐藤雄平知事の任期は、来年11月11日の満了まであと1年となった。佐藤知事は10日、経済界との懇談会で要望を聞くとともに、3年間の実績も訴えた。元民主党参院議員だけに、国政の政権交代で支持基盤が強まった一方、リーダーシップ不足など手腕を疑問視する声もある。今後、県政のあり方や実績への論議も高まりそうだ。(中川透)
 ◎再選 態度まだ示さず
 「就任して丸3年。地域の活力、安全と安心の確保、快適な環境づくりの三つを進めてきた」。佐藤知事は福島市内であった県商工会議所連合会との懇談会で、約40人の経済界代表を前に自らの県政への理解を求めた。出席した県内各地の商工会議所代表は知事に対し、15項目に及ぶ要望を伝えた。
 佐藤知事は06年11月、県発注工事の汚職で辞職した佐藤栄佐久・前知事の後を引き継ぎ、県政のトップに就いた。就任当初、汚職の舞台となった土木行政の透明化と、捜査で揺れた県政の正常化に追われた。入札制度の改革に取り組むとともに、原発問題などで一時対立が先鋭化した国と県の関係修復も図った。
 一方で、佐藤知事は10日の懇談会で「昨年は激動の年だった」と振り返り、任期後半の県政を取り巻く環境の厳しさを訴えた。昨夏には福島空港から日本航空(JAL)が撤退を表明。昨秋には世界的な景気悪化の影響で、県内に工場を新設予定のデンソーが着工延期を決めた。様々な予算措置で経済の下支えに努めたが、「思うような状況になっていない」とも述べた。
 福島空港を巡ってはこの日、地元の須賀川商工会議所が「福島空港の未来像は問題点が山積している」と指摘。佐藤知事も、県の政策的な空港であると強調し、国内線・国際線ともに利用拡大に努めていることに理解を求めた。
 世界的な景気悪化に地方が翻弄(ほんろう)され、県政のかじ取り役には期待も高い。佐藤知事は温厚な人柄で職員の意見に耳を傾ける調整型との評判の一方、自治体や経済界の幹部から「自らの姿勢が見えない」「危機的な状況に対応できていない」などの不満もある。
 佐藤知事はまだ再選への意欲を明らかにしていないが、支持母体の連合福島は先月、「2期目の実現をめざしてスタートしたい」(羽田則男・前会長)との声をあげるなど、早くも支援姿勢を表明。8月の衆院選で福島1〜5区ともに民主党議員が当選し、政権交代を実現させるなど、支持基盤は強まっている。
 対応が注目されるのは、自民党だ。前回の知事選では、森雅子・現参院議員を候補者として擁立したが、10万票の大差で敗れた。7月の参院選、11月の知事選と来年は大きな選挙が続くだけに、県連の対応が今後の党勢に大きな影響を与えるのは必至だ。
 ◎「交付金カットなら電気送らぬ」/原発関連、確保意欲
 原発立地などに伴って地元に渡る国の交付金について、民主党政権が見直し対象としたことに関し、増子輝彦・経済産業副大臣は10日の福島市内での講演で、「どの程度カットするかわからないが、私は『これをカットしたら東京に電気を送らないからな』と言っている」と述べ、予算確保に努める姿勢を示した。
 民主党政権は今週から取り組む「事業仕分け」で、電源立地地域対策交付金を対象にあげ、予算の使い方に無駄がないか検証する。この交付金は原発など発電所の立地地域に多額の財源をもたらしている一方で、無駄を指摘する声もある。増子副大臣は、佐藤知事や原発のある双葉郡の町長らから予算確保の要請を受けたことも述べた。
 民主党政権は、子ども手当の創設や農業の戸別所得補償の実施などで多額な財源が新たに必要。このため「税金の無駄遣いをやめ、使い方の優先順位を決めなくてはいけない。今までの自民党政治と同じやり方では意味がなく、時にはおおなたを振るわなくてはいけない」とも述べ、苦しい胸のうちをのぞかせた。
 ■経済界からあがった県政への主な要望事項
 ●中小企業対策の充実
  金融の円滑化や新規創業の支援などを強化してほしい
 ●道路の整備促進
  国や県の道路予算は減少の一途。十分な整備を進めてほしい
 ●中心市街地活性化支援の充実
  県の支援融資制度の使途拡大や、融資内容の緩和をしてほしい
 ●観光施設の充実と会議の誘致
  昨年の県内観光客は減少した。都市間競争に勝ち残る方策を
 ●小名浜港の整備促進
  近隣の港との競合が激しく、施設の充実や周辺道路の整備を
 ●白河地区への県立高等技術専門学校の新設
  若者の県外流出を防ぎ、地域発展の原動力にしたい
 ●福島空港の新たな方向性の確立
  今年の利用者は前年の6割の見込み。空港の未来像を明確に

965チバQ:2009/11/12(木) 00:22:16
話題多き市長選でした
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20091111127.html
市長選に落ちた直後…トホホな缶ビール万引逮捕
 山形県警酒田署は11日、缶ビールなどを万引したとして、窃盗容疑で山形県酒田市常禅寺、無職堀大常容疑者(75)を現行犯逮捕した。堀容疑者は8日投開票の酒田市長選に立候補し落選した。

 逮捕容疑は、午後3時40分ごろ、酒田市内のスーパーで缶ビールなど3点(計940円)を盗んだ疑い。

 酒田署によると、スーパーの警備員が代金を支払わずに店を出た堀容疑者に声を掛けた。

[ 2009年11月11日 20:0

966チバQ:2009/11/12(木) 18:54:15
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2009/11/8991.html
2009/11/12 木曜日

弘前市職員運動会で波紋? 秘書が市長に傘差し伴走


 弘前市役所職員による運動会が今年13年ぶりに復活し10月中旬に行われたが、雨の中、相馬●一市長が秘書に傘を差してもらいながら1500メートル走に参加したことが波紋を広げている。
 運動会は市、市職員福利厚生会、市職員労働組合連合会の共催で10月18日に弘前公園レクリエーション広場で行われた。
 関係者によると、相馬市長は1500メートル走に参加したが、ちょうど雨が降っており、秘書課職員が相馬市長に傘を差しながら競技途中まで伴走した。
 市民からは「市長とはいえ、一人だけ傘を差してもらって走るのは違和感がある」などとする声が上がっているほか、運動会に出席した職員も「びっくりした」「異様な感じがした」としている。
 11日の定例会見で相馬市長は「傘はいらないと言った。わたしはもともと走る人なので傘は必要ないが、新型インフルがはやっており雨で冷えると心配してくれてのこと。命令した訳ではない。善意でやってくれたこと」との認識を示した。
 副大会長を務めた成田雅幸総務部長は「1500メートル走の参加者は市長以外は若い職員だった」と説明し、秘書の伴走について「公務ではない」と述べた。
※●は金へんに昌

967杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2009/11/12(木) 21:26:46
>>965
「全国前科者共和国」って・・・・・瀬戸ゼリ幸辺りが応援すれば良かったのに(ぉ
当選 33912 阿部 寿一 50 無所属現 酒田市長
    30893 梅津 準士 58 無所属新 元農林省局長=民主、社民、連合山形推薦
     1593 堀  大常 75 無所属新 元八幡町議 ←この人

万引き:酒田市長選で落選の堀容疑者を逮捕 「全国前科者共和国」主張 /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20091112ddlk06040118000c.html

 11日午後3時40分ごろ、酒田市東大町のスーパー「ヤマザワ東大町店」で、男が代金を払わず缶ビールを持ち外に出たのを警備員が発見。酒田署が窃盗容疑で現行犯逮捕した。男は酒田市常禅寺、無職、堀大常容疑者(75)。堀容疑者は8日投開票された酒田市長選で落選した元候補者。
 逮捕容疑は、缶ビール2本と靴下1足(計940円相当)を盗んだとしている。
 堀容疑者は自称前科18犯。市長選では「『全国前科者共和国』設立で人口増を図る」などと主張したが、当選者の約20分の1の1593票しか取れず落選した。【林奈緒美】

968チバQ:2009/11/14(土) 09:54:11
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091114t31010.htm
迫られる戦略見直し 民主岩手県連、首長選で苦戦

一戸町長選で推薦候補が敗れ、硬い表情の工藤県連代表(前列右から2人目)ら


 民主党岩手県連が県内首長選で思わぬ苦戦を強いられている。政権交代以降、推薦候補で臨んだ選挙の結果は1勝2敗。負けた2戦は、いずれも政権与党を前面に出した政党選挙で現職に対抗したが、「チェンジ」は起きなかった。県連幹部は「政党政治が前提の選挙手法に住民がなじめなかったようだ」と分析、今後の戦略の見直しが求められそうだ。

<首相からも檄文>
 8日に投票が行われた一戸町長選で、党県連が推薦した新人候補の事務所。県連代表を務める工藤堅太郎参院議員は「絶対大丈夫と思っていた。見通しの間違い、わたしの力不足だ」と沈む支持者の前で頭を下げた。

 7選を目指す現職に対し、民主が推薦候補を決めたのは9月中旬。鳩山由紀夫首相が檄文(げきぶん)を寄せ、挙党態勢を強調。国会議員や民主党籍を持つ達増拓也知事が何度も駆け付け、「一戸町も国、県との連動を」と訴えた。

<「転換期だから」>
 だが、こうした選挙手法には反発もあったようだ。町内の自営業男性(61)は「予算を手に取った脅しにも見える。狭い町に政党を持ち出して対立をあおるのは現実的でない」と語る。

 同町長選で民主陣営は現職の多選批判も展開したが、677票及ばず惜敗。推薦した新人が落選した9月の八幡平市長選と同様、県連挙げて取り組んだだけに関係者のショックは大きかった。

 「政党政治があいまいだった地方に本格的な政党政治を持ち込んだため、住民に違和感が出た」と工藤代表。「転換期だから」とも振り返った。

 8月の衆院選後の首長選で民主の推薦候補が勝利したのは、自民と相乗りになった10月の一関市長選だけ。一戸町長選と同じ今月8日に行われた西和賀町長選では、実質支援した新人の元湯田町長が当選した。

<やはり「どぶ板」>
 この二つの首長選は推した候補がいずれも新人ながら、知名度があったり、2度目の挑戦であったりと、短期決戦だった八幡平市長選と一戸町長選とは事情が異なる面もあった。

 これまで小沢一郎党幹事長が唱える「どぶ板選挙」で民主王国を築いてきた党県連。ある議員は「短期間で大量にビラをまき、議員を動員しても勝てない。長い時間をかけて地域を歩き、顔を覚えてもらう小沢流の原点に戻るべきではないか」とつぶやく。

 県内では今後、二戸市長選(来年1月17日告示、24日投票)や久慈、奥州両市長選(3月7日告示、14日投票)などがあり、与党民主党の模索が続きそうだ。


2009年11月14日土曜日

969名無しさん:2009/11/16(月) 19:46:54
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20091116ddlk06010040000c.html
民主党:米沢で東北議員フォーラム 活動方針を決める /山形
 民主党東北地方自治体議員フォーラムが15日、米沢市で始まった。来夏の参院選に掲げる党のマニフェストに地方の意見を反映させるため、東北6県の自治体議員らによる情報交換の場を設けるなどの活動方針を決めた。16日に具体策を協議する。

 東北の県議や市町村議ら約200人が参加した。フォーラムの代表世話人、内海太宮城県議は取材に「衆院選でのマニフェストはほとんど国会議員が作った。『地域主権』と言うからには、もっと地方の声を吸い上げてもらいたい」と述べた。

 フォーラムは6県連持ち回りで毎年1回開催し、今回は8回目。経済産業政務官の近藤洋介衆院議員や農林水産政務官の舟山康江参院議員による基調講演もあった。【釣田祐喜】

970名無しさん:2009/11/16(月) 19:50:42
>>969
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000911160002
現在位置:asahi.com> マイタウン> 山形> 記事

「地方と連係を」民主系議員ら集う
2009年11月16日

 民主党東北地方自治体議員フォーラムの第8回総会・研修会が15日、米沢市のホテルで始まり、東北の民主系市町村議ら約180人が集まった。16日まで。


 総会では、「地方の声が中央の組織に反映される仕組みが必要。我々は選挙の時の道具に過ぎないのか」と不満の声が上がり、「国会議員と地方議員がしっかり連係をとらなければいけない」などと意見が出た。さらに「総選挙での民主の勝利は、自民の敵失によるもの。民主党の底上げが必要だ」との指摘もあり、党員やサポーターを増やす方針も確認した。


 研修会では、経済産業省の近藤洋介政務官が「地域経済と中小企業政策」と題して講演。検討中の貸し渋り対策法案の内容を紹介し、省エネ型の街づくりにも意欲を示した。


 農林水産省の舟山康江政務官は農業の戸別所得補償制度について「田園風景や農村集落の維持にも貢献している農家に対し、対価を支払う意味もある」と説明したうえで、「自民党時代の生産規模の拡大を否定するわけではないが、急激に行うと農家が壊れてしまう」などと述べた。


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