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東北 地方議会・首長,政治・選挙スレ

5834チバQ:2021/11/04(木) 16:45:01
https://kahoku.news/articles/20211102khn000009.html
宮城知事選 村井氏、勝ち方問われた戦い 5選の断面(上)摩擦
2021年11月02日 10:54
 衆院選との同日選となった宮城県知事選は10月31日、投開票が行われ、無所属現職の村井嘉浩氏(61)が無所属新人の医師長純一氏(55)を大差で下し、過去最多タイの5選を果たした。両陣営が選挙中に見せた断面から、今後の県政運営を展望した。(県政取材班)


選挙中に県内を一巡した村井氏。市町村との連携姿勢を強調した=10月24日、加美町
神妙な面持ち
 「外から見ると圧勝になる。だが厳粛に受け止めねばならない結果だ」

 投開票から一夜明けた1日、県庁4階の記者会見室。5選を決めた村井氏は神妙な面持ちで振り返った。

 県議会の過半数が支える4期16年の現職と、準備期間1カ月の新人による一騎打ち。過去最多の82万票で完勝した前回と同様の構図による選挙戦は「勝敗でなく勝ち方が問われる戦い」(県議)だった。

 結果は過去2番目の約68万票。ベテラン知事の面目は保ったが、前回より約14万票失った。長氏は前回戦った相手の倍以上となる37万票余を獲得した。

 「思った以上に取られた」とは、ある県議。村井流の特徴に「摩擦」を挙げ、「票も有権者の信任も割れた」とみる。

 東北電力女川原発2号機再稼働を巡る「地元同意」、上下水道と工業用水の長期運営権を一括売却する「みやぎ型管理運営方式」、宿泊税の導入…。4期目の村井氏は世論を二分する判断や施策を次々と繰り出した。

 知事選直前の9月、あえて火種を投じた。仙台圏4病院を再編して富谷、名取両市に2新病院を整備する構想。5期目の公約に書き加えた。仙台市にある2病院の市外移転を意味し、出身母体の県議会自民党会派からも批判が噴出した。

 「こんなはがき、出せるわけない」。複数の党仙台市議は、病院再編構想を記した村井氏の選挙はがき各500枚の発送を拒んだ。「仙台では票を相当減らす」。そんな見方が強まっていった。

 予感は的中した。村井氏の得票率は郡部の70・3%に対し、仙台市は59・7%にとどまった。病院再編構想で移転が想定される病院が立地する青葉、太白両区は全市区町村で最低水準の56%台に落ち込んだ。

「強引さ増す」
 減票の要因は他にもある。農村部の自営業男性は、村井氏の遊説に顔を出したものの、電話や周囲への声掛けなど過去の選挙で自主的に取り組んだ働き掛けを一切やめた。悩んだ末、投票箱には白票を投じた。県内の無効票は1万9185票に達した。

 「村井さんは人として嫌いではないが、最近強引になってきている。どこかでおきゅうを据えなきゃとも思う」と男性。「彼に直接何かを進言できる人がいない。それは私も含めてだ」と皮肉交じりに話した。

 河北新報社が知事選に合わせて行った市町村長アンケートでは、理想の知事像の上位2項目に「市町村との協調性」「実行力」が並んだ。首長経験者は「多方面への配慮、政策遂行能力の双方を求められている。ともすると相反し、体現するのは難しい」と指摘する。

 「選挙結果は神の声。重く受け止めねばならない」。1日夕、職員向けの訓示で村井氏は独特の表現で総括し、こう続けた。「慢心することなく、謙虚に、県民を向いて仕事をする。説明責任を果たしていく」。硬い表情で、自身に言い聞かせるように語った。

【宮城県知事選開票結果】
(投票率56.29%、選管最終)
当 683,111 村井嘉浩 無現⑤
  373,066 長純一 無新


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