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東北 地方議会・首長,政治・選挙スレ

5293チバQ:2019/06/26(水) 10:02:18
そして、沢田容疑者は現金買収に手を染めたとみられる。逮捕容疑は県議選告示前の2〜3月ごろ、後援会幹部らと共謀し、三戸町内で有権者数人に投票や票の取りまとめなどを依頼し、それぞれ現金数万円を渡すなどしたとしている。

悪しき慣習

 そもそも青森県では、選挙違反の風土が残っているとされる。26年1月の平川市長選では、落選した前市長と、市議20人のうち15人が現金買収など公選法違反容疑で逮捕されるという前代未聞の事件があった。

 また、かつては露骨な買収も横行していたという。県内の選挙事情に詳しい男性はこう話す。

 「おにぎりの具に札が入っており、その金額によって一票を投じる候補者を決めていた」「有権者に座布団セットを贈り、座布団の四隅に札を入れる」

 さすがに、ここまでのエピソードは“昔話”。ただ、今回の三戸町を舞台とした事件で、選挙違反の体質は根強く残っていることが白日の下にさらされた。

順法精神の欠如

 こうしたカネで票を買う風潮がいまだにはびこっている現状に、地方自治に詳しい元青森公立大教授の天野巡一氏(78)(地方自治政策法務論)は「過去のしがらみを踏襲(とうしゅう)するあまり、順法精神が薄くなっている。選挙の面で青森は近代化に乗り遅れ、農村型社会の典型。議員に問題があるのは言うまでもないが、選ぶ側の住民にも問題がある」と指摘する。

 さらに、議員の資質についても危惧している。近年は地方議員のなり手不足が叫ばれ、三戸町もその例に漏れない。

 天野氏は、議員の兼職や「夜議会」など抜本的な議会改革の必要性を強調。「職種が多様化する中、サラリーマンや主婦などにも議員の門戸を広げれば多種多様の民主主義的な議論形成ができる」と指摘する。

 「三戸はこれからどうなっていくのか…」。買い物途中の80代の女性が寂しげにつぶやいた。子や孫の世代に誇れる町を築くためにも、行政と議会が価値観を共有しながら町政の信頼回復に努めることは言うに及ばず、住民の政治参加の意識改革も欠かせない。


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