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東北 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3975チバQ:2015/08/25(火) 20:51:19
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150823_31011.html
<達増県政3期目>勢力拡大へ追撃宣言


無投票で3選が決まり、支援県議らと万歳する達増氏(中央)。続く県議選で攻勢を掛ける=20日午後5時20分ごろ、盛岡市
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◎霧散の夏(下)不安定基盤

 不敵な「追撃宣言」だった。
 「政策の実現を確実にするため、一人でも多くの同志に当選してもらいたい。私もあしたから頑張る」
 岩手県知事選で無投票3選が決まった20日、達増拓也氏(51)は、県議選(28日告示、9月6日投開票)で自身の勢力を増やすため、応援に乗り出す姿勢を鮮明にした。

<9人の少数与党>
 もともと知事選と同日選。「達増派県議候補との連動は織り込み済みだった」(陣営幹部)が、無投票となったことで達増氏は縦横無尽に動ける。
 激突するはずだった平野達男参院議員(61)=岩手選挙区=の立候補取りやめで消沈する自民党など県政野党勢力に、追い打ちを掛ける挑戦状だ。
 県議会(定数48)は少数与党。2012年の民主党分裂で会派は四分五裂し、完全な達増与党は9人の生活系会派だけとなっている。
 「支援の力が全て合わさっての無投票。知事選と県議選の結果が一体となるようにしたい」と達増氏。3選を機に、権力基盤を強める意図を前面に出す。
 対する自民党。工藤勝子県連幹事長は「最大会派の座だけは何としても守りたい」と焦燥感をにじませる。現有議席は12。県議選では16人を公認した。
 知事選候補の平野氏と連動し、弱い党支持基盤を厚くする-。自民党にとって最善のシナリオは平野氏の退場で暗転。「小沢王国との関ケ原」(党県議)は戦わずして退却という醜態になった。
 「危機をチャンスに変えるべきだ。無投票は慢心を生む。県政監視役としての自民を前面に出す」。県連幹部は間隙(かんげき)を突こうと戦略を練る。
 初当選時は「任期は原則2期」と公約した達増氏。震災復興を旗印に軌道修正し、3選をつかんだ。

<組織閉塞を懸念>
 ある県幹部OBは「達増流には違和感を拭えない」と打ち明ける。告示前日の19日に野党5党首に囲まれた達増氏の姿を見て「県民党のはずが政党が前面に出た。県政にプラスなのか。県庁組織がさらに閉塞(へいそく)していくのではないか」と指摘する。
 かつて、改革派で名をはせた浅野史郎前宮城県知事は3期で退任するとき、「体制は陳腐化、様式化する。それは県政にとって弊害だ」と語った。
 一つの多選指標を示したこの言葉に照らせば、達増県政の次の4年は「陳腐化」に差し掛かる。
 「東京まで退却した天下の軍勢(自民党)に希望の矢を放つ。希望郷いわて路線を確実にする」
 戦国ゲームじみた言い回しで勝利を表現した達増氏。霧散した夏の戦いは終始、達増ペースで進んだ。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年08月23日日曜日


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