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東北 地方議会・首長,政治・選挙スレ
3974
:
チバQ
:2015/08/25(火) 20:50:48
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150822_31009.html
<達増県政3期目>小沢氏 最後に存在感
小沢氏(左端)ら支援する野党5党の代表と記者会見に臨んだ達増氏(左から3人目)。野党結集の力で無投票をもぎ取った結果となった=19日午後3時すぎ、盛岡市
拡大写真
◎霧散の夏(上)王国の覇権
終始、上機嫌だった。
「達増県政への応援のため、野党の党首が盛岡に集まった。記憶にない意義深い機会だ」
岩手県知事選告示前日の19日。小沢一郎生活代表(衆院岩手4区)は、盛岡市のホテルで民主、維新、共産、社民の4党首と記者会見に臨んだ。
そうそうたる顔触れの中央に座ったのは現職の達増拓也氏(51)。1日早い勝利宣言だった。
<完勝をお膳立て>
この5日前、小沢氏は達増氏とひそかに会った。「野党代表が盛岡に入る。話はついた。準備を急げ」
達増氏に挑む予定だった平野達男参院議員(61)=岩手選挙区=が立候補を取りやめ、かつて「小沢王国」を支えた同門同士の対決は霧散した。小沢氏は畳み掛けるように、野党結集の舞台を仕立てたのだ。
「突然の辞退は不可解であり大変残念。自民党も推薦しておきながら不利だと思ったのか。全く不見識」。平野氏の途中退場をこき下ろすことも忘れなかった小沢氏。「まな弟子」の達増氏の完勝に、王国の健在ぶりをにじませた。
「小沢氏は道を示してくれる政治の師」。達増氏が繰り返してきた言葉だ。
自由党衆院議員時代から政治行動を共にし、2012年の民主党分裂後も小沢氏に追随。直後の衆院選では旧未来だった生活を全面支援した。
<師弟微妙な距離>
師弟関係の強固な絆は県政界の「通説」だが、達増氏の言動には微妙な変化が見て取れた。知事選の基本戦略「県民党」だ。
政党色の封印は180度の路線転換。「県民党で臨むことは(小沢氏に)相談していない」とも語り、師と距離を置いたかに見えた。昨年末の衆院選では、どの陣営にも応援に出向かず中立を保った。
小沢氏も知事選を静観した。「自分で県民党でやるって言うから、きちんとやるさ。現職なんだし」
「達増氏は小沢氏から離れようとしている」。ある自民党県議は推し量る。小沢氏は党首といえども弱小勢力。野党再編の展望はまだ見えない。「小沢氏の後ろ盾がなくても県政は仕切れると自信を持ち始めた」と言い切る。
「達増県政の誠実で真剣な姿勢が多くの県民の共感を呼んだ」。野党5党首がそろった記者会見で、小沢氏は胸を張った。結果的には達増氏の「県民党」が野党結集の受け皿となり、最終盤で小沢氏が存在感を示す舞台が生まれた。
「経験を重ねると県民の声がより聞こえるようになる。(在任期間に)制限は設けない」。無投票3選が決まった20日夕、達増氏は「長期政権」に意欲をにじませた。
「師弟」のあうんの呼吸か。デリケートな空気が王国に漂う。
◇
岩手県知事選は同門が激突することなく終わった。達増氏は3期目の県政運営に入る。岩手の政界が揺れた霧散の夏だった。(岩手県知事選取材班)
関連ページ:岩手政治・行政
2015年08月22日土曜日
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