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東北 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:15:14

統一地方選スレから東北地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
宮城スレもあったけど政治ネタは引き続き此処へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1212635128/l40
北海道はこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1223878241/l40

3310チバQ:2014/10/29(水) 22:38:27
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201410/20141029_63008.html
脱原発論争起こらず/「1強多弱」構図最後まで/(下)空回り/選択のリアル


選挙戦終盤の個人演説会で、「福島の人」を前面に押し出す熊坂氏(右端)。政策論争は深まらなかった=20日夜、いわき市
 福島県知事選で次点に終わった元宮古市長熊坂義裕(62)は26日夜、福島市の事務所で支持者を前に深々と頭を下げた。
 「政策では全く負けていないが、力不足で県民に届かなかった」

<軍艦と手こぎ舟>
 今期限りでの引退を表明した知事佐藤雄平(66)の「県政刷新」と、「脱原発」を2本柱とした熊坂の訴えは届かず、得票は12万9455票にとどまった。
 自民、民主、公明、社民4党による与野党相乗りの支援を受けて初当選した前副知事内堀雅雄(50)の49万384票に対し、トリプルスコア以上の大差。支持者は「大惨敗だ」とうつむいた。
 熊坂は共産党と新党改革の支援を受けた。ただ、選挙の実動部隊は熊坂の母校・福島高の同窓生と放射能不安を募らせる母親たちの勝手連。オール与党の「軍艦」に立ち向かう「手こぎ舟」のようだとも称された。
 熊坂の親類でもある新党改革代表の荒井広幸は「与野党相乗りによるしがらみが県内隅々に行き渡り、訴えが浸透しなかった」と悔しがった。
 ことしは全国で原発政策を問う知事選が相次いだ。2月の東京都知事選では小泉純一郎、細川護煕の元首相連合が「脱原発」で一点突破を図ったが、3位に終わった。
 7月の滋賀県知事選では「卒原発」を主張する新人が当選したが、山口(2月)、石川(3月)両県の知事選では福島同様、原発政策は他の争点に埋没、もしくは全く争点に浮上しなかった。
 福島県知事選では6人の候補全員が「県内原発の全基廃炉」で一致。原発政策の差異は「県外原発をどうするか」という一点に絞られ、被災者の生活再建に直結しないイデオロギーの世界と受け止められた。
 唯一、訴えを「原発問題」に特化した前双葉町長井戸川克隆(68)の得票は2万9763票にとどまり、得票率はわずか4.15%。地元の双葉郡8町村ですら得票率は16.81%だった。
 敗戦が決まった夜、井戸川はフェイスブックに感謝の言葉をつづった。賛意を示す「いいね」は1000件、コメントは100件を超えたが、大半が選挙権を持たない福島県外の人からだった。

<争点自ら矮小化>
 終盤で苦戦が報じられた熊坂は、長野市出身の内堀を意識し、「私は福島県人」と連呼。演説会でも「福島の人」を前面に押し出し、自ら具体的な政策論争の場を矮小(わいしょう)化させた。
 河北新報社の調査では、佐藤県政を「評価しない」層の6割が「県政継承」を掲げる内堀を支持。「刷新」を掲げた熊坂支持は3割にとどまり、終始、「1強多弱」の構図は変わらなかった。
 「フクシマの正義」などの著書がある福島大特任研究員開沼博(30)は「脱原発」を掲げた候補が軒並み苦戦した福島県知事選をこう総括した。
 「原発政策で無理やり差異をつくろうとしても、具体的な生活再建策がなければ集票につながらないことがあらためて証明された。原発問題は最初から争点ですらなかった」(敬称略)


2014年10月29日水曜日
関連ページ:福島社会

3311チバQ:2014/10/29(水) 22:43:55
http://mainichi.jp/area/aomori/news/m20141029ddlk02010189000c.html
十和田市副議長:市議辞職願提出 /青森
 十和田市議会の東秀夫副議長(70)が「一身上の理由」で31日付で市議を辞職するとの届けを、小川洋平議長あてに提出していたことが分かった。小川議長の許可文書は27日に本人に通知された。辞職の理由が不明なことから、30日に会派代表者会議が開かれる。

 市議会事務局によると、辞職願は23日付で提出された。任期満了に伴う市議選が12月に行われる中での突然の辞職に対し..

3312チバQ:2014/10/30(木) 23:03:35
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141029ddlk07010247000c.html
再生の針路:’14知事選 内堀氏圧勝の後で/上 告示1カ月前「勝負あった」 他陣営に諦めムードも /福島
毎日新聞 2014年10月29日 地方版

 「福島県の復旧・復興が加速化することを祈願して、声高らかに乾杯します!」

 開票開始30分前の26日午後7時半ごろ、当選確実の一報を受け、福島市の内堀雅雄氏(50)の事務所は、早くも勝利の歓声に沸いた。会場の席で隣り合わせだった自民党県連会長の岩城光英参院議員と民主党県連代表代行の吉田泉衆院議員は笑みも控えめに、紙コップを打ち付け合い、当選を祝福した。

 自民、民主、公明、社民の与野党相乗りの支援を受けた前副知事の内堀氏は、有効投票総数の68%に当たる約49万票を獲得して初当選した。票数は、次点だった前岩手県宮古市長の熊坂義裕氏(62)の3・8倍。報道陣にマイクを向けられた内堀氏は「福島の復興、再生に自分の全身全霊をささげていく覚悟だ」と、17日間の選挙戦で浅黒くなった顔をこわ張らせた。

 現職の佐藤雄平氏(66)の引退表明がずれ込み、事実上の後継として内堀氏が名乗りを上げたのは告示まで1カ月を切った9月11日。だが、その前日には、自民党の谷垣禎一幹事長が、自民党県連の擁立した元日銀福島支店長の鉢村健氏(55)の推薦を見送り、内堀氏への与野党相乗りの素地は整っていた。副知事の職を辞し、出馬会見の会場となったホテルに向かう内堀氏の後ろ姿を見送った支援者はつぶやいた。「相乗り構図が固まった。勝負あったな」

 選挙戦では、街頭演説に県議や市町村議が付き添い、個人演説会の会場には地元の市町村長や、商工会などの各種団体の幹部が居並んだ。政党色を抑えながらも、全県に及ぶ組織力を武器に票を伸ばした。

 同様の相乗り支援の構図だった前回知事選(2010年)での佐藤氏の得票は61万票。今回、内堀陣営が掲げた目標は50万票で、実際は1万票及ばなかったが、陣営幹部は「得票率は6割を大幅に超え、おおむね目標は達成できた」と胸を張る。ただ、投票率は過去2番目に低い45・85%。陣営には「全力を出さなくても勝てる選挙」(複数の自民県議)と気の緩みもあり、別の幹部は「あれだけの組織がありながら、思ったより伸びなかった。投票率も考えると、一定の批判票はある」とみる。

    ◇

 「今の復興のやり方では物足りない、遅すぎるという話をたくさん聞いた。こういう結果になり、力不足だった」。熊坂氏は、県政継承への批判票を取り込めなかったことを率直に支援者にわびた。

 熊坂氏は母校・福島高OBの人脈を駆使するなどし、出身の福島市では約3割の票を得た。伊達市や桑折町など県北では比較的健闘したものの、「『点』の支援を、県全域の『面』に広げるには時間がなかった」と陣営は分析する。

 熊坂氏は当初、県外も含めた原発の再稼働への反対を前面に押し出し、態度を明確にしない内堀氏との違いを強調した。だが、遊説を繰り返すうち、関心の高い生活再建や医療、子育ての政策を前に打ち出すようになった。

 「大部分の政策は熊坂さんと同じ」と告示前から公言していた前双葉町長の井戸川克隆氏(68)は一時、熊坂氏への一本化も検討した。井戸川氏陣営の関係者によると、一本化に向け途中で降りる可能性はあったというが、結局、「被ばく対策の違い」を理由に見送られた。

 組織力に勝る内堀陣営に挑んだ両陣営だが、終盤になると諦めムードも漂っていた。熊坂氏の陣営は敗因をこう語った。「アメリカ海軍に対して、帆船で戦っているようなもの。とても勝てる選挙じゃなかった」

    ◇

 震災と原発事故後、初めて行われた知事選で、与野党相乗りで誕生した新知事。「圧勝後」の県政の行方を占う。

3313チバQ:2014/10/30(木) 23:04:08
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141030ddlk07010052000c.html
再生の針路:’14知事選 内堀氏圧勝の後で/下 相乗り政党、すでに「敵」 基盤固め独自色出せるか /福島
毎日新聞 2014年10月30日 地方版

内堀雅雄氏の当選の一報を並んで待つ自民党の根本匠前復興相(中央右)と民主党の玄葉光一郎元外相(同左)=福島市の事務所で2014年10月26日、山本晋撮影
内堀雅雄氏の当選の一報を並んで待つ自民党の根本匠前復興相(中央右)と民主党の玄葉光一郎元外相(同左)=福島市の事務所で2014年10月26日、山本晋撮影
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 「マイクを握らせちゃ、だめでしょ」。選挙戦半ばの17日に自民党の大島理森・前副総裁が応援演説に入るとの情報が入り、前副知事の内堀雅雄氏(50)の事務所に詰めていた民主党関係者は声を荒らげた。

 内堀氏は与野党の相乗り支援を受けているとはいえ、政党の推薦は受けずに「オール福島」を掲げ、政党色を抑えてきた。告示直後にも自民党の大物議員が応援に来るという話があったが、断っていた。

 ところが、自民党側の働きかけで、内堀氏の二本松、本宮市の個人演説会で大島氏が応援弁士を務めることで話が進んでいた。内堀氏の選対本部は「止められず、結局、党の肩書きでなく『衆院予算委員長』として来るという整理にした」と受け入れざるを得なかった。

 この一件を受け、民主党県連側も「バランスを取るため」と党幹部に応援を依頼。田村市の個人演説会では福山哲郎・政調会長がマイクを握った。

 内堀氏に出馬要請して支援を先に表明したのは、民主、社民、連合福島、無所属県議による「4者協議会」だ。自民党県連は、独自候補をいったん擁立しながらも、党本部の意向で断念し、後で相乗りを決めた経緯がある。このため、選対の運営は民主系が主導することになり、激励に訪れた民主党の馬淵澄夫選対委員長は「我々の構図作りが功を奏した」と強調した。

    ◇

 「寄り合い所帯の選対」の中で、既に芽生え始めていた政党間の主導権争い。来秋には県議選も控えており、それが激しくなる恐れがある。「知事選では一緒に戦ったが、それも終わり。県議選に向け、もうお互い敵だ」と自民県議は鼻息を荒くする。

 県議会(58人)で最大会派の自民(29日現在28人)は、新知事にとって無視できない存在。当選から一夜明けた27日、内堀氏が最初にあいさつに訪れたのは自民党県連だった。

 自民党県連は現職の県政を批判して独自候補擁立に動いた経緯があるが、杉山純一幹事長は「現職の後継者を推すのはおかしいという人もいるが、それこそおかしい。新知事は(現職からの)継続と言いながら、全てを引き継ぐわけじゃない。新知事の仕事に期待したい」と秋波を送った。

 一方、民主党県連を含む4者協議会の関係者は「選挙戦を動かしてきたのは民主党。その恩義を(内堀氏は)考えると思う」とけん制する。

 内堀氏の圧勝を支えた相乗り支援の基盤に入ったひび。政党間対立で亀裂が深まり、崩れるリスクをはらんでいる。ただ、陣営関係者の中には「相乗り支援を受けた政党や、業界団体のそれぞれの意向をくもうとすると、独自色が出せなくなるのでは」と心配する声もある。

 29日に当選証書を受け取った内堀氏は「復興・再生という大きな方向性を『オール福島』という形で今後、収れんして結果を出す。それが新しい知事の務めだ」と決意を述べた。各党間を調整しつつ、ときには指導力を発揮して県政に取り組んでいくことが、復興を進められるかの試金石となる。(この連載は、岡田英、小林洋子、喜浦遊、横田香奈が担当しました)

3314チバQ:2014/11/05(水) 22:09:22
http://www.minpo.jp/news/detail/2014110519062
民主党福島県連新代表に吉田氏
民主党県連の新代表に就任し、決意を述べる吉田氏
民主党県連の新代表に就任し、決意を述べる吉田氏
 民主党県連は4日、福島市の県連事務所で常任幹事会を開き、新代表に代表代行の吉田泉衆院議員(65)=比例東北=を全会一致で選んだ。任期は前任の増子輝彦参院議員(67)=本県選挙区=の残任期間で、平成28年2月の党県連大会まで。
 増子氏が知事選の対応などをめぐり、任期途中の10月1日付で代表を辞任したことに伴う人事。吉田氏の代表就任は22年7月から24年6月まで務めて以来、2度目。
 吉田氏は常任幹事会後の記者会見で「県連は(次期県議選や組織体制強化など)難題が山積みだが、しっかりと務めたい」と語った。吉田氏は、いわき市出身、磐城高、東京大経済学部卒。15年に衆院議員に初当選し、現在4期目。
 常任幹事会では、党県連が擁立を主導した前副知事の内堀雅雄氏(50)が初当選した知事選について、「得票率7割に迫る票を獲得した。復興を願う県民の負託に応えるために十分な結果となった」と総括した。
   ◇  ◇ 
 来年2月3日の任期満了に伴う本宮市長選に立候補を表明している党県連総務会長の佐藤政隆県議は常任幹事会後、福島民報社の取材に「11月中に離党し、無所属の立場で立候補する」との考えを明らかにした。

( 2014/11/05 08:07 カテゴリー:主要 )

3315チバQ:2014/11/05(水) 22:39:55
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141105_31002.html
達増知事3選出馬?年内視野、一気に緊迫


岩手県議会9月定例会の一般質問で、知事選対応に言及した達増知事
 来年の岩手県知事選に向け、達増拓也知事(50)が3選を目指すかどうかの決断を「そう遠くない時期」に示すと表明したことで、選挙モードが加速してきた。曖昧ながらも「決断時期」を示したのは、主導権確保を狙った攻めの一手とも取れる。県議会の野党会派は対立候補の擁立を視野に入れ、態勢構築を急ぐ。知事決断が前哨戦の号砲になりそうだ。

 達増知事は10月6日の県議会9月定例会一般質問で、知事選への対応を問われ「そう遠くない時期に決断することも検討している」と語った。
 「そう遠くない時期」をめぐり、県議会内では「常識的には年内」との見方が支配的だ。定例会前は「早くて年明け」という空気だったが、知事発言で一気に緊迫した。
 最大会派自民クラブ(12人)の党県連幹部は「(11月下旬開会の)12月定例会で立候補表明だろう。着々と後援会体制を整えているのではないか」と推し量る。
 中小8会派の県議会では、自民と第2会派いわて県民クラブ(9人)、社民党(3人)の一部議員が連携して達増県政に対抗する局面が多い。
 知事選に向けて対立候補の擁立を模索しており、人選や支援体制の構築を急ぐ考え。自民県連幹部は「達増氏の表明後、時間を空けずに(人選を)固めたい」と言う。
 もう一つ、「表明は来年の2月定例会」との説も浮上している。県の2013年度一般会計決算をめぐる県議会の攻防が、決断タイミングに影響するとの見方だ。
 9月定例会の決算審査では、生活系与党で第2会派の希望・みらいフォーラム(9人)を含め全会一致で4年連続の継続審査を決めた。仮に12月定例会で決算が不認定となれば達増県政7年で5度目となる。
 県民クのベテランは「決算が不認定なら、立候補表明のタイミングとしては良くない。12月は見合わせ、2月に先送りするのでは」と予測する。
 当の達増知事は5〜12日、欧州視察に赴く。4日の定例記者会見では「帰国後、段取りを考え(決断時期を)決めていきたい」とけむに巻いた。


2014年11月05日水曜日

3316チバQ:2014/11/06(木) 06:46:21
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141106_21003.html
青森県知事選・三村氏 4選出馬調整


公明党県本部大会で、大島会長のあいさつに聞き入る三村氏(左)=2日、青森市
 来年6月28日に任期満了を迎える青森県知事選で、自民党県連が4選出馬を見据える三村申吾知事(58)の支援を軸に意見集約を始める。過去3回の知事選で公明党と共に三村氏を推薦しており、同じ枠組みの共闘は既定路線との見方が強い。三村氏も県議会11月定例会での出馬表明に向けて最終調整しているとみられる。

 青森市で2日に開かれた公明党県本部の大会で、来賓あいさつに立った自民党県連の大島理森会長は選挙の話題に触れて会場を引き付けた。その脇では、同じく来賓の三村氏が大島会長に秋波を送るかのように、その姿をじっと見詰めていた。
 「来年は地方選があります。ここに知事がおられますが、まだ出るか出ないか本人は全く言っておりません。私どももまだ決めていませんが、県政にとっては重要な問題でもございます」
 大会出席の直前、大島会長は青森市の県連事務所で神山久志幹事長と会談。知事選への対応を協議し、党所属の県議や県内支部の考え方を聞き取りすることを確認した。
 自民党には知事の公認・推薦は3期までとする選挙対策要綱がある。他方、2000年6月の衆院選青森2区で自民現職の議席を奪った三村氏を、03年の知事選に担ぎ出した経緯がある。現県政誕生に腐心した自民党県連にとって、相互協力関係をやすやすと手放したくないとの思惑は存在する。
 三村氏から推薦願が出され、推すことに異論がない場合、制約をどうクリアするか。来週にも県議らから聞き取りを始め、11月定例会が開会する予定の21日までに方針を固めるが、「県連推薦」として支援することが現実味を帯びている。
 三村氏は再選、3選に向けて立候補した際、いずれも11月定例会で自民党県議の一般質問に答える形で態度を明らかにした。来年4月には県議選をはじめとする統一地方選があり、党関係者は「タイミングは前例と同じでいい」と説明する。
 現職周辺の動きが活発化する一方で、他党の動きは低調だ。市町村長から「失政はなく、安定感がある」と評される三村氏の対立候補がいつ、どういう人選を経て現れるか。関心はむしろ、新人の動向に移っている。


2014年11月06日木曜日
関連ページ:青森政治・行政

3317チバQ:2014/11/08(土) 22:50:36
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141108ddlk03010094000c.html
選挙:滝沢市長選 あす告示 3氏の争いか /岩手
毎日新聞 2014年11月08日 地方版

 任期満了に伴う滝沢市長選は9日、告示される。1月の市制移行後初の選挙で、いずれも無所属で現職の柳村典秀氏(59)▽元滝沢村長の柳村純一氏(64)▽新人で元市職員の藤原治氏(57)−−の3人が立候補を表明している。

 3選を目指す柳村典秀氏は交流拠点複合施設や滝沢中央小学校の建設推進を訴える。村長を3期務めた柳村純一氏は財政の立て直しと市役所改革を主張する。藤原氏は子育て世代支援や防災充実化による安全なまちづくりを目指す。

 立候補の届け出は午前8時半〜午後5時、市役所で。16日に投開票される。9月1日現在の選挙人名簿登録者数は4万3999人。【浅野孝仁】

3318チバQ:2014/11/08(土) 22:51:09
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141108ddlk06010015000c.html
選挙:長井市長選 あす告示 現新2氏の争いか /山形
毎日新聞 2014年11月08日 地方版

 任期満了に伴う長井市長選は9日、告示される。立候補の表明をしているのは、3選を目指す現職の内谷重治氏(58)=自民、公明推薦、新人で前市議の我妻昇氏(43)で、いずれも無所属の2人。8年ぶりの選挙戦になる見込み。

 内谷氏は財政健全化の達成を実績の第一に掲げた上で、「人口減少が進むなかで、今後の10年は瀬戸際だ。いまこそチャレンジするかどうか問われている」と訴える。そして、街中に人が集まる「かわと道の駅」構想の実現を目指す。若者と女性の働く場を作ることも強調している。

 我妻氏は「財政はまだまだ油断を許さない状況だ」と指摘し、「かわと道の駅」構想に反対する。そして「新しいハコモノを建てるのでなく、ある物をどう生かすかにかかっている」と主張する。観光分野では観光交流人口を増やすためコンベンション協会の設立を提案している。

 9月2日現在の有権者数は2万3391人(男1万1183人、女1万2208人)。【佐藤良一】

3319チバQ:2014/11/08(土) 23:02:34
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamagata/news/20141107-OYTNT50319.html
長井市長選 「財政」「観光」「防災」が争点
2014年11月08日

大雨で冠水した福祉施設の敷地で、ポンプによる排水作業を行う消防団員ら(7月10日午前3時30分、長井市小出で)

 ◇あす告示 8年ぶり選挙戦へ

 長井市長選は9日告示される。立候補を表明しているのは、いずれも無所属で、3選をめざす現職の内谷重治氏(58)(自民、公明推薦)と、新人で元市議の我妻昇氏(43)。現新一騎打ちによる8年ぶりの選挙戦となる公算が大きい。財政問題や観光振興、防災を中心に論戦が繰り広げられる見通しだ。市政の現状と課題を報告する。(山井健史)

 長井市は1990年代後半まで、公共施設建設や職員の採用増などで一時、財政が危機的な状況にあった。財政再建のため、97年度に430人だった職員数を、2014年度には286人まで減らし、人件費を約36億円から約23億円へ圧縮した。

 その結果、財政規模に対する借入金の返済割合を示す実質公債費比率は、07年度の23・6%から13年度の14・6%まで改善した。

 財政再建が一段落したことから、市は国道287号沿いの敷地約1・2ヘクタールに、観光振興の拠点となる「かわと道の駅」(仮称)を整備する事業を進めている。16年度完成予定で、農産物直売所や最上川舟運の歴史を紹介する展示室も設置する予定。国土交通省の補助金を活用し、道の駅のほか、周辺の道路や広場の整備なども併せて進める計画だ。

 ただ、総事業費約17億5000万円のうち、半分は補助金でまかなわれるものの、市の負担も9億円近くに上る。このため、市議会の一部から強い反発を招き、12年3月以降、5度にわたって関連予算が否決されてきた経緯があり、主要な論点となる見込みだ。

 また、近年、各地で大雨による被害が多発していることから、防災対策も注目されている。

 今年7月の豪雨で、同市草岡では1日の降水量が観測史上最高の183・5ミリを記録。住宅の浸水47戸、市道の通行止め・冠水などが43路線に及ぶなどの被害が出て、7世帯16人が避難した。市は災害対策本部を設置し、深刻な被害が出る可能性がある地区の区長約30人との連絡に追われた。

 こうした災害時の情報伝達手段として市が期待しているのが、今月3日に開局したコミュニティーFM「おらんだラジオ」だ。市内の約88%、約8200世帯が受信可能で、市や消防、警察の要請を受けて災害情報を放送する。市は来年度、区長宅と避難所に防災ラジオ200台を配布する予定。ラジオはスイッチが切ってあっても緊急時は自動的に放送が流れる仕組みで、市は「ラジオによる避難準備情報の提供や避難勧告、避難指示の伝達も想定している」という。

 ◇一騎打ちの公算

 内谷重治氏は、交流人口拡大の拠点として、「かわと道の駅」(仮称)の建設を掲げる。福祉・医療充実のほか、子育て支援拠点を複合施設として整備するとしている。

 我妻昇氏は「造り、増やす」時代は終わったとして道の駅構想の見直しを訴える。防災力強化を掲げ水害対策の優先をめざす。政党、企業に推薦を求めないとしている。

 投開票は16日。9月2日現在の有権者数は2万3391人。

2014年11月08日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3320チバQ:2014/11/11(火) 21:55:16
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141111ddlk06010307000c.html
選挙:長井市長選 候補者の第一声 2氏立候補、16日投開票 財政健全化など争点 /山形
毎日新聞 2014年11月11日 地方版

 任期満了に伴う長井市長選が9日告示された。新人で前市議の我妻昇氏(43)と、現職で3選を目指す内谷重治氏(58)=自民、公明推薦=のいずれも無所属の2人が立候補を届け出た。前回は無投票だったが、今回は2氏による一騎打ちとなった。財政健全化、人口減少対策、観光交流などを争点に7日間の選挙戦が始まった。8日現在の有権者数は2万3363人(男1万1173人、女1万2190人)。投開票は16日に行われる。【佐藤良一】

 (届け出順)

 ◇人も市も変われる−−我妻昇氏
 長井市緑町の選挙事務所前で第一声。「人は変われる。長井市も変われる。今の長井市ではダメ」と切り出した。「『かわと道の駅』構想に象徴されるように身の丈以上の投資をしている。道の駅に9億円以上もかけるなら、今ある野球場やプール、あやめ公園、つつじ公園、タスビルをもっと活用して良くしましょう」と訴えた。

 「私が市長になったら近隣の市町と連携し、市民と一緒になって少子高齢化対策や企業誘致などに努める」と強調。また「政党・企業・団体からの推薦は依頼しない」と草の根選挙に徹する考えを表明した。

 我妻氏はこれまでも「参加したくなる政治運営を目指す。市役所を市民の役に立つ所にしたい」と主張してきた。また「観光交流人口の増加を目指してコンベンション協会を設立し、スポーツ・文化などの大きな大会・総会を誘致する」と提案。さらに「長井は元々企業城下町。以前のように製造業と物づくりを基幹産業にする」とも語る。

 出陣式には支持する市議や地元支援者らが集まり声援を送った。

 ◇夢もち住める市に−−内谷重治氏
 長井市ままの上の選挙事務所前で「市長になって8年、財政再建にまい進してきた。『かわと道の駅』を作って長井の都市機能を再生させる事業を進めている」と第一声を上げた。「これからの10年、長井市にとって厳しい課題が見えているが、国・県とスクラムを組んで、夢をもって住める長井市にしていきたい」と語った。

 また「地域を回り、以前と比べても1人暮らしや、高齢者だけの家庭が増えたことが分かった。空き家も増えている。切実な声ばかりだった」と市民の実感にも触れた。「これからは、若者と女性が生き生きと働ける場を作り、子どもが希望をもち、お年寄り・障害者が安心して暮らせる町にしたい」と力を込めた。
 内谷氏は選挙戦に向けて「新しい長井の創成」を掲げ、そのためには中心市街地活性化などのチャレンジが必要と訴えてきた。「人口減少社会が到来しても助成制度などを活用すれば長井はやっていける」と主張する。

 出陣式には、鈴木憲和衆院議員や大沼瑞穂参院議員、公明党の県議らが駆けつけた。

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 ◇候補者
我妻昇(わがつま・のぼる)43 無新

 市観光協会理事[歴]衆院議員秘書▽市青年団体連絡協議会長▽長井高

内谷重治(うちや・しげはる)58 無現(2)

 西置賜行政組合管理者[歴]市職員▽市議▽市観光協会理事▽立教大=[自][公]

3321チバQ:2014/11/11(火) 21:57:32
http://www.asahi.com/articles/CMTW1411110600001.html
長井市長選一騎打ち
2014年11月11日10時32分
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我妻昇 43 無新
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 ◆ 現新、道の駅構想 争点

 長井市長選は9日告示され、新顔で前市議の我妻昇氏(43)と、3選を目指す現職の内谷重治氏(58)=自民、公明推薦=の2人が立候補を届け出て、8年ぶりの選挙戦になった。いずれも無所属。投票は16日で、即日開票される。8日現在の有権者数は2万3363人。

 主な争点は観光交流センター「かわと道の駅」構想を巡るまちづくりの方法。財政健全化の達成を第一の実績に掲げた2期8年の内谷市政を有権者がどう判断するかが焦点だ。

 我妻氏はこの日、午前7時から総宮神社で必勝祈願を行った後、緑町の事務所で支持者ら約150人を前に第一声。市議や同級生らが「16日には万歳三唱を」と激励した。

 内谷氏は午前8時から同じく総宮神社で必勝祈願を行い、ままの上の事務所前で第一声。国会議員や県議、市議ら約200人が応援に駆けつけ、「激戦に勝ち抜こう」と励ました。 (内藤文晴)

 ◆ 候補者の第一声

 我妻昇 43 無新

 市観光協会常任理事・市卓球協会常任理事(元)市議・市青年団体連絡協議会長・衆議院議員私設秘書▽長井高▽長井十日町

 ◆ 新たな投資せず既存施設を活用

 新しいものに投資し、子どもたちにツケを回すようなことはしたくないとの思いで立候補しました。長井市は今、道の駅のように身の丈以上の投資をしているのではないでしょうか。この路線を変え、老朽化した施設や使われていない土地を生かすまちづくりをしていきたいと考えています。

 飯豊町の更地には、山形大学工学部のリチウムイオン電池の研究所ができます。大学と着々と連携を取ってきたことが、長井市にはできなかった。私ならば周辺の市長、町長と連携して企業誘致、少子高齢化対策を呼びかけられます。

 政党や企業に推薦を求める選挙はしません。自由な選挙をします。負けても市議会議員に戻らないという決意です。長井市のため、子どもたちのため、どうか私に力を貸してください。

 内谷重治 58 無現(2) 自公

 西置賜行政組合管理者・置賜広域行政事務組合理事(元)農協総代・市議・出版社社員・市職員▽立教大経済学部▽長井市今泉

 ◆ 中心市街地に楽しめる場つくる

 市長に就任してまもなく丸8年になります。1年目は苦しい財政状況にご理解いただいてこの危機を乗り越えようと訴えました。4年前も、もう少しなのでぜひお力添えをとお願いし、2年前に今回の観光交流センターを含む都市再生整備事業を訴えて市内全域を回りました。

 財政再建を果たした今回は、新たな課題が見えてきました。それは何かというと、若い人が減り一人暮らしや夫婦2人暮らしが増えていること。周辺地域では空き家が増えて除雪もできないという声も聞こえます。

 いま大切なことは、長井に働く場を作り、若者や女性が輝ける場を作ることです。中心市街地に都市生活を楽しめる場を作ることでそれにつながると思います。みんなで力を合わせて頑張っていきましょう。

3322チバQ:2014/11/15(土) 10:11:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141114ddlk02040068000c.html
平川市長選選挙違反:「水木供述」で争い 信用性問う福士被告側 /青森
毎日新聞 2014年11月14日 地方版

 1月の平川市長選に絡み、現金20万円を受け取ったとして公職選挙法違反(被買収)罪で起訴された市議の福士恵美子被告(70)の第3回公判が13日、青森地裁弘前支部(森大輔裁判官)であった。福士被告は「身内の香典として10万円を受け取った」と主張して起訴内容を否認しており、この日は現金を渡したとされる元社会福祉法人理事長、水木貞被告(66)=同法違反罪で公判中=が検察側の証人として出廷した。福士被告の弁護側は、水木被告の捜査段階での供述が変動しているとして、信用性を争う姿勢を示した。

 検察側は、水木被告が昨年8月10日に福士被告に現金を渡した場所として、平川市本町の路上の写真を提示。水木被告に受け渡し時の位置関係を示させた上で、「『これ少ないけど』と20万円入りの茶封筒を渡した」との証言を引き出した。

 「10万円の受け取り時期は同8月6〜7日」と主張する弁護側は、水木被告の捜査での供述で、日付や授受の場所などが変動していると指摘。さらに、水木被告が反対尋問に「(細部は)よく覚えていない」と繰り返したことから、「記憶があいまいで、供述は捜査に迎合している」と評した。

 森裁判官は次回12月11日の公判で、福士被告の被告人質問と検察側の論告、弁護側の弁論を行う方針を示した。この日、検察側証人に立つ予定だった前市長の大川喜代治被告(69)=同=は入院して出廷せず、この日の尋問は行われなかった。森裁判官は「被告人質問の後、必要があれば大川被告を再喚問する」とした。【松山彦蔵】

3323チバQ:2014/11/15(土) 10:19:27
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141114ddlk07010123000c.html
選挙:南相馬市議選 小高区を歩く 帰還へ住民の意識二分化 16年4月目標、避難区域解除 /福島
毎日新聞 2014年11月14日 地方版

 任期満了に伴う南相馬市議選は16日、投開票される。補選を除けば同市議選が行われるのは震災後初めて。向こう4年の任期中に原発事故による避難区域の解除も予定されており、復興に向け有権者の一票に込める期待は大きい。【高橋隆輔】

 市は、市内の避難指示解除準備区域と居住制限区域への避難指示を2016年4月に解除する目標を掲げている。両区域内の住民約1万2300人のうち9割近くは、全域が避難区域となった小高区の住民が占める。同区内では、帰還を目指す住民が住宅の修繕などを行う中、選挙カーに乗った候補者が支持を訴えて回る。

 「まだ1年以上あるのかという気持ち。早く自宅に戻りたい」。12年4月の区域再編から1週間とおかず、同区中心部で理髪店の営業を再開した加藤直さん(64)は待ち遠しそうに話す。水道やガスの開通で営業は楽になった。区域内を訪れる住民は増えているといい、客足も月百数十人と震災前の半分程度まで回復した。年内には同市の避難区域で初めての飲食店の開業も予定されている。

 市は今夏、避難区域の住民対象の意向調査を行った。インフラの復旧などを反映するように帰還の判断を迷う住民が減った分、「帰還を決めた」との回答は増加し、4割以上に。一方で回収率が54・5%と昨年より約8ポイント低下。帰還が頭になくなった住民も増加しているとみられ、意識の二分化が進んでいる。

 その小高区からは区民の声を届けるべく、4人が立候補しているが、厳しい戦いを強いられている。ある候補者は「市外避難者の投票率は低く、仮設住宅の入居者の反応も冷めている」と厳しい現状を認める。市選管によると、市外に避難する有権者9423人に対し、不在者投票用紙の請求数は13日午後3時現在で1461。避難区域住民の投票率は、昨年の市長選でも全体の投票率より約8ポイント低かった。

 最重要課題の現場の住民は何を望むのか。人通りのまばらなJR小高駅前には、通りをプランターに植えた花で飾り付ける女性の姿があった。震災前はここで旅館を営んでいた小林友子さん(61)は「私たちは自分たちの手でこの街を何とかしようとしている。小高かどうかは関係なく、議員にはその気持ちをくんで手をさしのべてほしい」と話した。

 投票は午前7時〜午後6時、市内33投票所で。開票は午後7時からで、午後9時ごろには大勢が判明する。

3324チバQ:2014/11/16(日) 10:28:59
http://www.iwanichi.co.jp/ken/item_41780.html
達増氏 3選出馬表明 次期知事選 政党色排除、「県民党」で (11/16)


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達増拓也氏
達増拓也氏
 達増拓也知事(50)は15日、盛岡市内で記者会見を開き、2015年9月10日の任期満了に伴う次期知事選への3選出馬を表明した。知事選への立候補表明は達増氏が初めて。達増氏は、東日本大震災からの復興に引き続き先頭に立って取り組むために出馬を決意したことを明らかにし、選挙戦では政党や会派に推薦を求めずに「県民党」の立場を強調して臨む姿勢を示した。

 達増氏は会見で「東日本大震災という未曽有の非常事態が発生し、県として総力を挙げ復興に取り組む中、引き続き知事として県政を担わせていただきたい」と3選出馬を表明した。過去2回の選挙では当時在籍していた民主党の推薦を受けたが、今回は「オール岩手で復興に取り組むために基本的に政党、会派に推薦は求めず、県民党のスタンスで臨みたい」と述べるとともに、賛同者が参画しやすいように「勝手連」として選挙戦を展開する考えを示した。

 達増氏は盛岡市出身で、東京大法学部卒。外務省勤務を経て1996年衆院選岩手1区に新進党(当時)から出馬、初当選し、以来自由党、民主党議員として連続4期を務めた。任期途中の2007年の知事選に無所属で出馬し初当選。震災に伴い半年間延期された11年9月の知事選でも43万票余りを獲得し、他候補に大差をつけて再選を果たした。

3325チバQ:2014/11/16(日) 11:02:22
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141115ddlk03010034000c.html
選挙:大船渡市長選 あす告示 現新の一騎打ちか /岩手
毎日新聞 2014年11月15日 地方版

 任期満了に伴う大船渡市長選が16日、告示される。立候補を表明しているのは再選を目指す無所属現職、戸田公明氏(65)と、前市議の無所属新人、佐藤寧(やすし)氏(47)。同市では東日本大震災後の初の市長選となり、復興を主な争点に一騎打ちとなる公算が大きい。

 震災直後に市復興計画を策定した戸田氏は、今年5月に立候補を表明。自民、民主、公明などの推薦を受け、「創造的復興と発展」などを公約に「協働と共生」による街づくりを強調する。

 佐藤氏は「復興のスピードが遅い。流れを変える必要がある」と通算3期務めた市議を辞職。出馬表明は10月と出遅れたが、政党に推薦要請はせず「市民目線の市政運営を目指す」などと訴える。

 佐藤氏の辞職に伴う市議補選(改選数1)も同時にあり、元職の2人が立候補する見通し。

 ともに立候補の受け付けは、午前8時半〜午後5時に市役所で。23日に投開票される。【根本太一】

3326チバQ:2014/11/16(日) 11:03:08
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141115ddlk07010066000c.html
選挙:本宮市長選 出馬へ、佐藤氏が民主離党 /福島
毎日新聞 2014年11月15日 地方版

 任期満了に伴う本宮市長選(来年1月18日告示、同25日投開票)に出馬表明している民主党県連総務会長の佐藤政隆県議(61)=本宮市・安達郡選挙区=が14日、県連に離党届を提出し、受理された。離党は市長選に無所属で立候補するため。

 離党届と同時に、県連総務会長の辞任届も提出。いずれも県連の役員会で受理を決め、持ち回りの常任幹事会で承認された。

 佐藤氏は、県議会12月定例会が閉会する来月19日まで県議を務め、同日辞職する意向。同選挙区の県議補選(改選数1)は、辞職の通知を受理してから50日以内に開かれることになっており、市長選と同一選になる可能性がある。【岡田英】

3327チバQ:2014/11/16(日) 21:15:23
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20141116_12
佐藤、戸田氏の争いが確定 大船渡市長選

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 任期満了に伴う大船渡市長選は16日告示され、新人の前市議佐藤寧(やすし)氏(47)と再選を目指す現職戸田公明(きみあき)氏(65)=自民党県連、民主党県連、公明党県本部推薦=が届け出、いずれも無所属の2氏による一騎打ちが確定した。東日本大震災後、初めての市長選は、復興施策の是非などを争点に、23日の投票日に向け舌戦が始まった。

 立候補の受け付けは16日午前8時半から午後5時まで市役所で行われ、佐藤氏、戸田氏の順で届け出た。2人は選挙事務所前で第一声を上げた後、選車に乗って市内を遊説、有権者に支持を訴えた。

 投票は23日午前7時から午後7時まで、市内40投票所で行う。同8時15分から同市盛町のリアスホールで即日開票する。当落判明は同9時15分ごろの見通し。

 15日現在の有権者数は3万2596人(男1万5461人、女1万7135人)。

(2014/11/16)

3328チバQ:2014/11/16(日) 21:16:18
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=2014111622
自民県連の岩城会長は当面続投 知事選混乱

辞表を提出している岩城光英自民党県連会長(参院本県選挙区)は次期衆院選終了まで会長職を継続する。
岩城会長と杉山純一同県連幹事長が15日、郡山市で会談し決めた。
岩城会長は10月、知事選での候補者擁立の混乱をめぐり、杉山幹事長に辞表を提出している。
だが、12月にも衆院選が行われる見通しのため、岩城会長は当面、対応に当たる。
辞表の取り扱いは、杉山幹事長に一任されている。
党本県選出国会議員団は、辞任の必要はないとの意見で一致している。
2014年11月16日 15時32分 配信

3329チバQ:2014/11/16(日) 21:18:44
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141116ddlk03010130000c.html
’15知事選:達増氏3選出馬表明 政党色出さない方針 野党連携へ布石の見方も /岩手
毎日新聞 2014年11月16日 地方版

 来年9月任期満了の知事選に3選を目指し無所属で出馬する意向を表明した達増拓也知事(50)。盛岡市内のホテルで15日に開いた記者会見で「オール岩手で復興に取り組むため政党会派に推薦を求めず『県民党』で臨む」と述べ、過去2回の知事選とは異なり政党色を出さない方針だ。衆院解散が取りざたされる中での知事の表明。民主党と生活の党の野党連携への布石では、との見方が広がっている。【安藤いく子、浅野孝仁】

 2007、11年の知事選は無所属で出馬し民主党が推薦した。12年に小沢一郎氏が民主離党後、生活の党を結成し、小沢氏に近い達増氏も同党の候補者を応援していた。今回の出馬表明に際し小沢氏へ相談報告の有無を問われ「相談も報告もしていません」とした。さらに「復興に与党も野党もない」「オール岩手の趣旨に賛同する人が参画できるよう勝手連で臨む」と政党色を薄めた。

 達増氏の3選出馬は、今年夏ごろから注目を集めてきたが、態度表明はなかった。衆院解散が取りざたされるこの時期の出馬表明について達増氏は「解散は前提ではない」と説明。衆院選での野党連携について「復興のために岩手の政治が一つにまとまっていく方向が望ましい。そういう方向に進んでほしいという意味では(自身の出馬表明が野党連携に)影響してほしい」と期待した。

 達増氏に批判的な県議会会派「いわて県民クラブ」の小田島峰雄代表は「分裂した民主党と生活の党の野党連携を進ませる意図があるのではないか。衆院選と知事選は連動していく」と警戒。自民党県連の工藤勝子幹事長は「山田町の『大雪りばぁねっと。』やDIOジャパン問題がある中で民主党は今の達増県政で良いと思っているのか」とけん制する。

 達増氏は1期目出馬の公約に知事の任期を「原則2期8年」としていた。記者会見で「この際、数字的な制限は完全撤回する」とした上で「多選の弊害が良くないというのはワンマンとか癒着や腐敗とかがあってはならないという趣旨」と説明。知事の退職金を受け取らないという公約も「今回は公約にしない」とした。

 生活の党県連の佐々木順一幹事長は「表明を歓迎したい。知事の考えを最大限尊重して協議していく」と語った。一方、民主党県連の高橋元幹事長は「まず衆院選があるので知事選で達増氏を支援するかは先に延ばしたい」と話した。

3330チバQ:2014/11/17(月) 19:44:11
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141117ddlk06010122000c.html
選挙:長井市長選 内谷氏3選 中心市街地活性化訴え /山形
毎日新聞 2014年11月17日 地方版

 任期満了に伴う長井市長選は16日投開票され、無所属で現職の内谷重治氏(58)=自民、公明推薦=が、無所属新人の我妻昇氏(43)を破り、3選を果たした。当日有権者数は2万3212人(男1万1088人、女1万2124人)。投票率は68・61%だった。

 当選確実の一報が伝えられると、内谷氏の選挙事務所は大歓声に包まれ、支持者らは3選を喜んだ。内谷氏は「長井市にとって、これからの10年は正念場だ。しっかりとかじ取りをしたい」と意気込みを語った。

 内谷氏は財政健全化の実績を強調し、積極的な事業投資の政策を掲げた。「かわと道の駅」構想もその一つで、中心市街地活性化を訴えた。人口減少に対しては都市再生整備事業を推進し、雇用や観光客を増加させる方針を示し、市内全域に支持を広げた。

 我妻氏は「かわと道の駅」構想に反対し、街頭演説などで支持拡大を図った。だが知名度不足は解消されなかった。【佐藤良一】

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 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 9779 内谷重治 58 無現

  5985 我妻昇  43 無新

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 ◇長井市長略歴
内谷重治(うちや・しげはる) 58 無現(3)

 西置賜行政組合管理者[歴]市職員▽市議▽市観光協会理事▽立教大=[自][公]

3331チバQ:2014/11/17(月) 20:53:56
http://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20141117-OYTNT50102.html
滝沢市長に柳村典秀氏 再選果たす
2014年11月17日
 滝沢市長選は16日、投開票が行われ、現職の柳村典秀氏(59)(無所属)が、ともに無所属新人で前市住民協働課長の藤原治氏(57)、元滝沢村長の柳村純一氏(64)を破り、再選を果たした。投票率は51・15%、当日有権者は4万3648人だった。


 柳村典秀氏は同市野沢の事務所で、「準備している総合計画を着実に実行し、健康をテーマに市政に取り組みたい」と抱負を語った。

 市制移行後初の市長選で、市政の継続か、刷新かが問われた。新たな中心市街地の形成、雇用の拡大、高齢化社会を見据えた福祉政策などについて、3氏がそれぞれの政策を訴えてきた。

 柳村典秀氏は、「住民自治日本一を推し進める」として3月に出馬を表明。現職として、市制移行を実現した実績をアピールし、市内全域での浸透を図った。市の新しい中核となる複合施設の建設を進め、市総合計画の策定を目指すと強調。現市政の継続を訴えた。

 政党の推薦は受けなかったが、連合岩手などの団体が応援し、支持を拡大した。

 藤原氏は、自治会活動の交付金拡大や、市民との対話を重視した市政を掲げたが、出馬表明が10月と出遅れたのが響いた。

 柳村純一氏は、元滝沢村長としての実績をアピールしながら、市の財政再建と市役所の組織改革を訴えたが、広がりを欠いた。

2014年11月17日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3332チバQ:2014/11/18(火) 21:42:19
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141118_51041.html
<解散風>「恩返しはした」山形知事は中立? 

 「『恩返し』はしたかなあと思う」。吉村美栄子山形県知事は17日の定例記者会見で、安倍晋三首相が衆院を解散し、総選挙となった場合の対応をこう表現し、特定の候補者を応援せず「中立」を貫く姿勢を示唆した。
 吉村知事は過去の国政選で「義と恩を大切にしたい」と強調し、自身が初当選した2009年知事選で支援を受けた国会議員を応援してきた。
 知事選後の09年衆院選は山形1区で民主党の鹿野道彦氏(元衆院議員)、10年参院選山形選挙区は自民党の岸宏一氏(現参院議員)、13年参院選同選挙区は当時みどりの風の舟山康江氏(元参院議員)の支援に動いた。
 ただ「恩返しは1人1回」と決めているのか、前回12年の衆院選は翌月に知事選を控えた時期だったこともあり、鹿野氏を含め特定候補の応援はせず、最後まで「中立」の立場を保った。
 吉村知事は記者会見で今回の対応に関し「正直に言って、まだ何も考えていない」とした上で「完全とは言えないが、着々と恩返ししてきたと思っている」と述べた。

3333チバQ:2014/11/18(火) 21:53:43
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141118_61043.html
元衆院議員「返り咲き」 南相馬市議選


当選を果たし、万歳する渡部氏(左)=16日、南相馬市原町区の事務所
 16日投開票の南相馬市議選で、元民主党衆院議員の渡部一夫氏(66)が当選し、国会議員から市議へ異例の「転職」を果たした。
 渡部氏は「経験を生かし、復興を進めたい」と10月に起意。周囲には「元国会議員がいまさら市議に出なくても」と批判的な声もあったが、連合福島や引退した市議らの支援を受け、候補者25人中10位の得票で勝利した。渡部氏は「みっともない票は取れないと思っていた。与野党関係なく、市を一つにして復興を進めたい」と抱負を語った。
 渡部氏は旧原町、南相馬市議を経て2007年、11年の県議選に出馬し、いずれも落選。その間、09年衆院選に民主党比例代表東北ブロックから出馬。12年10月に繰り上げ当選したが、同11月の衆院解散で失職。在任期間は26日だった。
 市議選は小高、鹿島両区からの候補者7人が全員当選。落選した3人はいずれも原町区の新人だった。
 投票率は前回10年の72.97%を13.87ポイント下回る59.10%。市外避難者の投票が少なく、1月の市長選の62.82%も下回った。

 ◇南相馬市議選(16日、投票率59.10%、定数22)門馬和夫、細田広、志賀稔宗、渡部寛一、〓(4f39)野謙介、平田武、今村裕、山田雅彦、竹野光雄、渡部一夫、田中京子、中川庄一、田中一正、荒木千恵子、奥村健郎、鈴木昌一、岡崎義典、大山弘一、鈴木貞正、小川尚一、太田淳一、水井清光


2014年11月18日火曜日

3334チバQ:2014/11/18(火) 22:44:12
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141116_11013.html
硬軟合わせ政策展開/かすむ笑顔(上)/抵抗・苦言に不快感も/村井流どこへ


宮城県市長会で亀山紘石巻市長と談笑する村井知事(左)=5日、仙台市青葉区のホテル
<頭切り替え>
 9月上旬の夜、名古屋市内の日本料理店に、宮城県知事村井嘉浩の姿があった。
 差しで酒を酌み交わしたのは、懇意にするトヨタ自動車グループの最高幹部。関連部品メーカーの県内誘致の感触を確かめ、村井は上機嫌で「これからもよろしく頼みます」と頭を下げた。
 数日前、悲願の宮城大医学部構想を国に蹴られたばかり。敗軍の将は頭を切り替えて「宮城のトップセールスマン」(村井)に戻り、就任時からの代名詞「富県戦略」に執念をにじませた。
 「公約のためにあらゆる努力を惜しまない。行動力にスピード感も備わってきた」。村井の出身母体である県議会最大会派、自民党・県民会議会長の中山耕一は言う。

<策士の一面>
 中山が「9年で政策実現力を確実に高めた」と評価する硬軟織り交ぜた政治手法はことし、指定廃棄物最終処分場建設をめぐる国と県、候補地3市町の5者協議でも、じわりと効いた。
 第4回会合の直前。村井は候補地の一つ、栗原市の市長佐藤勇に「開会前に時間をもらえませんか」と連絡した。
 当日、会場のホテル別室で佐藤を待ち受けたのは村井と当時の環境副大臣井上信治だった。「どうか詳細調査をさせてほしい」と井上。熱意に押され、佐藤は会議本番で調査受け入れに前向きな発言をし、同じ候補地の加美町が反対姿勢を崩さない中、議論は次のステップに進んだ。
 「表立ってけんかしないようにするのが政治家の仕事だ」。策士ぶりを発揮した村井は、周辺に胸を張ってみせた。

<合理性重視>
 盤石にも見える県政運営だが、政策面では「企業誘致偏重」の指摘が根強い。震災後は特に、仙台市宮城野区への広域防災拠点整備など大型プロジェクトに目を奪われていると批判される。
 対象範囲などが全国最低水準にとどまる乳幼児医療費助成制度の改善を求める声にも、村井は冷淡だ。仙台市医師会長の永井幸夫は「子育て環境の自治体間格差が広がってしまう」と現場の切実な声を代弁する。
 「経済を伸ばすことで福祉も充実すると知事は考えている」(県幹部OB)との見方もある。合理性を重視し、自分が信じる政策に突き進む村井の強硬さがあつれきを生む場面も目立ってきた。
 県はことし、住民から「高すぎる」との反発があった気仙沼市内の2カ所の防潮堤の計画高を引き下げた。世論に加え、盟友とされた自民党県議の激しい抵抗があり、最終的に村井が折れた。
 「苦言におうようだった知事が、露骨に不快感を示すようになった」。自民党県議は最近、村井に、ある種の「変化」を感じ取っている。ひょうひょうと政界を渡り歩いてきた笑顔が、色を失う場面が増えている。(敬称略)
        ◇
 村井嘉浩宮城県知事(54)は21日、2005年の就任から丸9年となり、10年目に突入する。45歳で初当選した青年知事は数々の新事業に挑戦し、東日本大震災からの復興では陣頭指揮を執る。県政トップ、政治家として厚みを増してきた「村井流」の変遷をたどり、これからを展望する。(報道部・浅井哲朗、小木曽崇)


2014年11月16日日曜日

3335チバQ:2014/11/18(火) 22:45:12
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141117_11009.html
生え抜き重用、固定化/薄まる「脱官力」(中)/政策実行に異論少なく/村井流どこへ


それぞれ得意分野で村井知事(中央)を補佐する三浦副知事(手前左端)と若生副知事(右端)=4日、宮城県庁
<「過去の話」>
 「挑戦! 脱官力」
 宮城県知事村井嘉浩は初当選を果たした2005年知事選で、ポスターにこんなキャッチフレーズを掲げていた。
 選挙公報には「主要なポストに民間人や女性を積極登用」と明記。翌06年、住友商事出身の民間人を副知事に迎え、目玉公約を達成した。
 ただ、それも1期限りで、後任には元県経済商工観光部長の若生正博を起用した。若生は現在2期目、もう一人の副知事で元県総務部長の三浦秀一は3期目になる。
 県庁生え抜きの重用が固定化し、ある自民党県議は「『脱官力』はもう過去の話」と言う。河北新報社が県内の35市町村長を対象に実施したアンケートでは、沿岸部の首長が「県庁組織の保守的な風土に意識改革を促したい」と注文を付けた。

<少ない悪評>
 それでも村井流人事の悪評はむしろ少ない。自民党県議、党県連幹事長も務めた女川町長須田善明は「県庁の内外の両方をにらんだ布陣。バランスが良い」と評価する。
 三浦の実務能力を「人事、財政に通じ、県庁全体を統括できる」と高く買う。部長時代、工場誘致で村井の右腕となった若生については「経済分野の実績に知事は敬意を払っている」とみる。
 05年知事選で、村井は前知事浅野史郎が後継指名した総務省出身の元県総務部長と対決した。
 「『脱官力』には選挙戦術の要素もあったのだろうが、現実はそれほど簡単でない」。浅野、村井の両県政をよく知る前岩沼市長井口経明は、高度化、複雑化する県政を停滞させないよう、生え抜きで脇を固めるのは必然との見方だ。

<にじむ配慮>
 県職員の士気を維持しようと、村井は言葉遣いにも配慮をにじませる。
 「私にとって職員は家族。断腸の思いだ」。08年に職員給与を一律6%削減する方針を打ち出した際、村井は庁内テレビ放送で理解を求めた。
 前任者は給与カットをめぐり職員組合と鋭く対立しただけでなく、食糧費、県警捜査報償費などにも次々とメスを入れた。村井の「官」へのアプローチ方法は、前任者とは正反対と言えるまでになった。
 幹部を経験した県庁OBの一人は「明るく、気さくな知事の求心力は高い。就任前は気負っていたかもしれないが、今や職員は政策実現の壁にはならない」と話す。
 村井が5月、東北福祉大主体の医学部設置構想の頓挫を受け、巨額の財政支出を伴う「宮城大医学部」を言い出した時も、慎重論を進言する職員はいなかったという。
 あらゆる策を講じて巨大組織の足元を固め、震災後とみに大胆な施策を展開する村井。別のOBは「知事の求心力が高まった分だけ、職員の自主性が薄れた気がする」と物足りなさを口にした。
(敬称略)

3336チバQ:2014/11/18(火) 22:46:30
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141118_13013.html
強気発言 得票が源泉/(下)高まる「発信力」/対政権 絶妙なバランス/村井流どこへ


道州制実現を目指し、北側一雄公明党副代表(中央)に要請をする村井知事(左から2人目)=10月24日、衆議院第1議員会館
<被災地代弁>
 すごみを利かせたせりふは、あっという間に日本列島を駆け巡った。
 「復興庁でなく、『査定庁』だ」。2012年3月、宮城県知事村井嘉浩(54)は、復興交付金の第1次配分額が申請額の57%にとどまったことを一刀両断に切り捨てた。
 東日本大震災のショックがまだ色濃かった被災自治体にとって、新設交付金への期待は落胆に変わった。そんな被災地の心情を村井が代弁し、被災者が少なからず留飲を下げたのは事実だ。
 政府の復興構想会議と復興推進委員会で、村井の言動に接した政策研究大学院大教授飯尾潤(政治学)は「話が分かりやすく、明るい性格。マスコミ対応もうまく、他の知事より発言が報じられた」とメディアへの露出度に目を見張る。

<復興に損失>
 1000年に一度とされる未曽有の震災を経て、村井の発信力は格段に高まった。だが、その功罪は相半ばする。
 飯尾は、「査定庁」発言は復興にマイナスに働いたとみる。県と復興庁の協議が足りず、被災市町の申請の多くが要件を満たさなかったと指摘。「他省庁から集められた復興庁官僚は、本省と戦ってでも予算を獲得しようとした。査定庁発言以降、仕事がしにくくなった」と明かす。
 当時復興相だった参院議員平野達男も、申請は精査が足りなかったとの認識だ。一方で「知事は地元から突き上げられる。被災者、被災自治体の側に立たざるを得なかった」と心中を忖度(そんたく)する。
 自民党出身で、元来「自民党愛」が強いとされる村井。2009、12年と在任中の2度にわたる政権交代で、権力の中枢にアクセスする絶妙のバランス感覚が磨かれた。

<人脈を駆使>
 民主党政権下の10年にはかつて籍を置いた松下政経塾人脈をたどり、当時の国土交通相前原誠司を訪問。仙台市宮城野区の仙台港に、トヨタ自動車グループの県内工場で生産される完成車の出荷拠点となる埠頭(ふとう)新設を実現させた。
 自民党が政権を取り戻し、愛着ある古巣の人脈を生かせる理想の姿に戻ったとも言える。それでも、持論の道州制実現の関連法案が今国会に提出されないとみるや「(衆院選公約を守れず)公党の体をなしていない」と遠慮なく言葉を発した。
 再選、3選した知事選での圧倒的得票が強気の源泉だ。この9年で、若手県議から県内では群を抜く知名度を持つ政治家に化けた村井を、自民党関係者は「今日の宮城県政界を代表するアイコン(象徴)になった」と評する。
 その視線の先にあるのは被災県トップとして全うする政治家人生か、それとも自ら「国家のフルモデルチェンジ」と言う道州制を遂げるための国政転身か。村井流の針路は見えない。(敬称略)


2014年11月18日火曜日
関連ページ:宮城社会

3337チバQ:2014/11/20(木) 06:22:15
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamagata/news/20141119-OYTNT50282.html?from=ycont_top_txt
県会開会、衆院選公示と同日
2014年11月20日
 ◇出席か、応援か…悩む県議


 衆院選が公示される12月2日が、県議会12月定例会の開会と重なり、県議の悩みの種になっている。舌戦が始まるこの日、議会に出席したり、応援に駆け付けたりと、県議にとっては候補者以上に忙しい一日となりそうだ。

 県議会12月定例会は、12月2日から19日までの18日間で、代表質問は5日、一般質問は8日に行われる予定。2012年の前回選挙でも公示日と開会日が重なった。

 公示日は朝から候補者が陣営幹部や支持者を集めて出陣式や第一声を行い、気勢を上げる。その大事な日の午前中、県議会も全員が出席する本会議が開かれる。

 国政選挙で、県議は「実動部隊」として中心的な役割を担うことが多いが、出陣式の欠席を余儀なくされる人もいる。山形市の県庁まで1時間半以上を要する県議は、「時間もかかるし、雪が降っている山道を車で行き来するのはリスクが大きい。激励文を出すなどして対応したい」と、苦渋の選択をしたことを明かす。山沿いでは10センチ近くの降雪が見込まれるところもあり、移動の足かせになりそうだ。

 突然の師走選挙に頭を抱えているのは県議だけではない。市町村議会でも公示前後に12月定例会が予定されており、山形3区のある民主系市議は「3区だけでなく、現職の衆院議員がいる2区にも応援に入る。前回選に続き議会と選挙に走り回ることになる」と話した。

 「本業」である議会に出席する必要がある半面、来年4月の統一地方選を控え、出陣式で自らの顔を売り込んでおきたい――。県議や市町村議はそんなジレンマを抱えている。

 山形市選出のある県議は、「議会がまず最優先」と強調。統一地方選に向けた自身の日程をすでに組んでいたが、「衆院選の間、県政報告会など自分の日程はキャンセルした。自分のことよりもまずは国政選挙に貢献できるようにしたい」と対応に苦慮していることを明かした。

 一方、他の県議会では、すでに日程を変更するケースも出てきている。12年の前回選でも日程が重なり、予定を変更した山口県議会は19日、議会運営委員会を開き、11月定例会について、開会翌日の27日から投開票日の12月14日まで休会することを決めた。前回選では、他の道県でも日程の延期や変更が行われている。

2014年11月20日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3338チバQ:2014/11/20(木) 20:33:43
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141120ddlk02010036000c.html
選挙:知事選 反核燃候補擁立へ 市民団体や政党連携、大竹氏で調整 /青森
毎日新聞 2014年11月20日 地方版

 来年6月の任期満了に伴う知事選で、核燃料サイクル事業に反対する市民グループや政党が連携し、統一候補を擁立する準備が進められていることが19日分かった。関係者によると、県保険医協会の大竹進会長(63)を擁立する方向で調整中といい、19日夜に市民グループ関係者らが青森市内で会合を開いた。

 関係者によると、反核燃の市民グループが中心の動きで、共産党県委員会や社民党県連の幹部も交えて8月中旬ごろから協議が続いていた。下北半島に原子力施設が集中する青森県の知事選で、原発や核燃サイクルを巡る議論を巻き起こすのが狙いという。

 複数の名前が取りざたされる中で、「なくそう原発・核燃 あおもりネットワーク」の共同代表を務める大竹氏が浮上した。大竹氏は青森市浪岡で整形外科医院を開業しており、これまでに選挙に立候補した経験はないという。大竹氏は19日昼の毎日新聞の取材に「関係者で相談している段階で、コメントできない」と述べた。【伊藤奈々恵】

3339チバQ:2014/11/21(金) 00:14:29
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141120_23009.html
<平川市長選違反>6市議が否認、裁判長期化も

 定数の4分の3に当たる市議15人が公選法違反(買収など)の罪で起訴された平川市長選の選挙違反事件で、青森地裁弘前支部で公判中の6市議全員が起訴内容を否認、裁判は長期化の様相をみせている。同市では7月に市議8人の欠員に伴う市議補選が行われたばかり。2度目の補選が行われる公算が出ていたが、来年7月31日の任期満了が近づき、公選法の規定で、実施されない可能性も出てきた。

 起訴内容を否認しているのは、前市長の支援者の被告(66)=公判中=から現金を受け取ったとされる、市議の6被告。
 受け取った金について被告の一人は「選挙運動の現金ではない」、別の被告は「葬儀代だ」と主張。残る4被告は授受自体を認めておらず、検察、弁護側双方の主張が鋭く対立している。
 弁護人の一人は「検察側には支援者の供述調書しか証拠がない。支援者も捜査に迎合している部分がある」と指摘。公判では、現金授受の日付や場所が変遷した支援者の供述の信用性を争う。
 別の弁護人は「来年2月に論告求刑、3月に判決もあり得る」とし、長期化の見方を示す。
 平川市議会は公選法の規定で4人以上の欠員で補選となる。ことし7月、市議15人のうち8人が有罪判決を受け欠員となり補選を実施。その後、市議1人が辞職したため3人以上が失職または辞職すれば再補選となる。
 公選法は(1)議員任期の終わる半年前以内に欠員が出れば補選をしない(2)議員数が定数の3分の2に達しないときは補選を行う−と定める。
 裁判が長引き、弁護側は一審判決が出るのは来年2〜3月とみており、任期半年前となる来年1月末までには判決が出ないことも予想される。
 また法の規定では2月1日以降に、6市議全員が失職または辞職すれば再補選となるが、一審を不服として一人でも控訴すれば、失職せず再補選にならない可能性がある。
 7月の補選では市が選挙費用に約2800万円を計上した。市選管は「税金の無駄という声もあるが、選管としては何とも言えない。あくまで司法と6市議が判断することだ」と言葉を濁す。


2014年11月20日木曜日
関連ページ:青森社会

3340チバQ:2014/11/21(金) 20:44:51
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141121ddlk03010116000c.html
選挙:大船渡市長選前に 仮設訪ねて「復興は霧のかなた」 震災3年8カ月 「刷新」か「継続」か /岩手
毎日新聞 2014年11月21日 地方版

 衆院選を前に大船渡市では市政の「刷新」か「継続」か決める市長選が行われている。東日本大震災から3年8カ月。今後4年間の復興のけん引役を決める選挙で被災者はどんな思いでいるのか知りたくて、仮設住宅を訪ねた。【根本太一】

 「♪みなとにひらくこの窓は のぞみを高くひらく窓……♪」。復興にも通じるこんな詩で校歌が始まる市立北小学校。校庭に山馬越(やままごえ)仮設住宅が建つ。

 当初は88戸に約300人が暮らしていたが、現在は63戸に約150人。住民の親睦のため開いていたバーベキュー大会もなくなった。自治会長も家を建てて出て行った。

 「お年寄りばかりになった」と男性整体師(40)が話す。自身もローンを組み、市内の奥部に来春、自宅が完成予定という。「復興は少しずつ進んでいるが、実感できない人も多い。心の二極化が心配です」

 復興住宅の入居を抽選で引き当てたものの、自宅の「解体証明」がないため入れないと嘆く女性(58)がいた。浸水した家を直すとの条件で行政から100万円の補助を受けたが、職を失ったため、その資金で器具をそろえ、家で飲食業を営んでいる。工務店に改築見積もりを頼むと550万円。「そんな余裕はないし店を解体したら何して食べてぐ?」

 子どもの歓声が聞こえてきた。ドッジボール。楽しそうだ。「校庭の一部が開放された」。プレハブ仮設で鮮魚店を営む義父(64)の手伝いに行くという女性(48)が教えてくれる。市が空室になった1棟を撤去した。

 「本設店舗着工の見通しができたら孫と暮らしたいと願う父のため、土地を探している」。復興は霧の向こう側と感じるが、行政任せではなく「自分も積極的に動かなければ」と強い意志を持つ。

 児童のはしゃぎ声を、選挙カーの連呼が覆い消す。市によると、仮設住宅で暮らす市民は3024人。復興住宅の完成は来年度末でも予定の8割の見込みだ。

3341チバQ:2014/11/24(月) 14:50:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141124ddlk03010122000c.html
選挙:大船渡市長選 戸田氏、再選果たす 「継続と安定」選択 /岩手
毎日新聞 2014年11月24日 地方版

 任期満了に伴う大船渡市長選は23日に投開票され、無所属現職の戸田公明氏(65)が、無所属新人の佐藤寧氏(47)を破って再選を果たした。

 東日本大震災からの復興と街づくり政策を主な争点とした一騎打ちの戦いで、有権者は市政の「継続と安定」を選択した。投票率は67・34%で、震災前の前回(76・55%)を大きく下回り、過去最低となった。

 事務所に現れた戸田氏は、支持者らと共に万歳三唱。笑顔で花束を受け取ると「今後4年間引き続き、正念場を迎える復興に向かって、挑戦していく」と語った。

 戸田氏は「大船渡の復興のスピードは被災地ではトップクラス」と強調し、人口減少に歯止めをかけて持続的で創造的な街をつくると訴えた。所得向上も公約に掲げ、自民や民主の県連、連合岩手などの推薦を受けて市内全域に浸透し、幅広い層から支持を得た。

 佐藤氏は「復興が遅い。市政を市民の手に取り戻そう」などと街頭で訴え、地場産業の底上げを公約に掲げた。しかし出馬表明の遅れなどが響き、善戦したが届かなかった。

 同時に投開票された市議補選(投票率67・33%)は、無所属の平田ミイ子氏(60)が返り咲いた。当日有権者は3万2418人。【根本太一、中田博維】

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 ◇市長選開票結果
=選管最終発表

当 12062 戸田公明 65 無現

   9400 佐藤寧 47 無新

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 ◇大船渡市長略歴
戸田公明(とだ・きみあき)65 無現(2)

 [元]医療法人理事▽気仙広域連合長▽大船渡地区消防組合管理者[歴]建設会社社員▽東北大=[自][民][公]

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 ◇大船渡市議補選開票結果(改選数1−2)
当 10934 平田ミイ子 60 無元(6)

   9575 田中英二 66 共元

=選管最終発表

3342チバQ:2014/11/24(月) 21:31:15
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141122_43042.html
<湯沢・公費支出問題>1万7千円の返還、市長に勧告

 湯沢市の阿部賢一・元副市長と市職員の計3人が市内で懇談会に出席した際、会費以上の金額を支出したのは不適切だったとして、市監査委員は20日、上乗せ分の1万7000円を返還させるよう斉藤光喜市長に勧告した。
 阿部氏らは2013年9月、市雄勝観光協会が主催する小野小町に関する研究懇談会に出席。3人合わせて3000円の夕食費を会費として払うべきところを「寸志」として計2万円を支出した。
 監査委員は「参加費以上の金額を食糧費から支出した行為はふさわしくない」と認定。市総務部は、代表者だった阿部氏に返還を求める予定。


2014年11月22日土曜日

3343チバQ:2014/11/25(火) 19:42:22
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141126k0000m010025000c.html
秋田県大館市長:現職最多7選目指し立候補表明
毎日新聞 2014年11月25日 18時51分

 6期目を務め、全国の現職市長で在任期間が最も長い秋田県大館市の小畑元市長(66)は25日、任期満了に伴う来年4月の市長選に、7選を目指して立候補する意向を市議会で表明した。7選を果たせば、現職市長で最多の当選回数となる。

 小畑氏は1991年に初当選した。12月定例会の所信表明演説で「人口減少社会への素地づくりや農業対策に一刻の停滞も許されない取り組みが必要と考え、出馬を表明する」と述べた。

 全国市長会によると、現職市長では千葉県野田市、埼玉県新座市、和歌山県御坊市、長崎県大村市も6選で並ぶが、小畑氏が最初に任期満了日を迎える。(共同)

3344チバQ:2014/11/25(火) 21:45:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141125-00000079-mai-soci
<声のない市長>山形・酒田の本間氏 人工声帯で公務復帰
毎日新聞 11月25日(火)20時16分配信

<声のない市長>山形・酒田の本間氏 人工声帯で公務復帰
人工声帯をのどに当てて記者会見に臨む山形県酒田市の本間正巳市長=同市市役所で2014年11月25日、高橋不二彦撮影
 咽頭(いんとう)がんの入院治療を受けていた山形県酒田市の本間正巳市長(67)が25日、公務に復帰した。手術で声帯を切除したが、喉に電気式人工咽頭(人工声帯)を当て記者会見。電子音の声で「全国で例のない『声のない市長』だと思う。同じ障害のある人が私の姿を見て希望を持つようであれば、望外の喜び」と語った。

 本間市長は元県総務部長で、2012年10月の市長選で初当選。昨年9月に狭心症による心臓バイパス手術、今年3月に気管支炎の静養のため一時入院したが、咽頭がんが判明し、5月に再入院した。9月の退院後、自宅で通院しながら発声などのリハビリに励んだ。

 本間市長は会見で「こんな市長でいいのか、という思いはある」と自省しつつも、「初当選から2年もたたないうちに病気になった。こんな短期間で辞めるわけにはいかない。市民のため、できるところまでやろうと復帰を決意した」と話した。【高橋不二彦】

3345チバQ:2014/11/26(水) 22:05:51
1254 :チバQ :2014/11/26(水) 22:05:04
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141126_51024.html
<衆院選>山形知事、一転「恩返し」不完全?

 「『恩返し』していない方がいるようだ」。吉村美栄子山形県知事は25日の定例記者会見で、衆院選で特定候補を支援する可能性に言及した。17日の記者会見では「恩返しはした」と中立の姿勢を示唆したが「完全ではなかった」と一転させ、揺れる心中を吐露した。
 吉村知事は過去の国政選で「義と恩を大切にしたい」と強調し、自身が初当選した2009年知事選で支援を受けた国会議員を応援してきた。
 吉村知事は25日の記者会見で、山形3選挙区の立候補予定者に「恩を受け、返していない人がいるようだ」との認識を示し「(就任後)5〜6年間のことをしっかり精査している」と明かした。
 2区の民主党前議員は09年知事選当時、吉村氏を支援した党県連の会長だった。1区の同党新人は前々回(09年)衆院選で吉村氏が「恩返し」した鹿野道彦元農相の後継として立候補する。
 ただ、吉村知事は「自分はずっと『県民党』でやってきたし、そういう立場でもある」と強調し「間もなく県議会(12月定例会)も開会する」と時間を割けない事情も説明。実際に支援に動くかどうかは「考え中というところ」とはぐらかした。


2014年11月26日水曜日

3346チバQ:2014/11/28(金) 20:46:18
http://www.yomiuri.co.jp/local/akita/news/20141127-OYTNT50136.html
湯沢市長 自身を減給へ
2014年11月28日
 湯沢市の不適切な公費支出問題で、斉藤光喜市長は27日、自身を減給処分とする方針を表明した。責任を取っての辞職はせず、2017年4月16日の任期満了まで続投する意向だ。


 斉藤市長は27日、市役所で開かれた定例記者会見で「(公費支出の件で)市民に大変ご迷惑をかけた。(部下の)監督・任命責任を含め、私自身も処分しなければならない」と述べた。ただ、辞任については、市役所新庁舎の完成や湯沢駅の改築に着手した実績などを強調したうえで、「財政を健全化しながら社会資本整備が8割方完了した。これからはソフト事業に力を入れたい。任期をきちんと全うし、責任を果たすべきだと思っている」と否定した。

 減給の程度については、公費支出に関する市議会調査特別委員会の調査結果や市の第三者委員会の新基準案をみて判断するという。斉藤市長は開会中の市議会12月定例会に減給処分の議案を提出し、「けじめをつけたい」としている。

2014年11月28日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3347チバQ:2014/11/28(金) 21:22:05
http://www.sankei.com/affairs/news/141127/afr1411270019-n1.html
2014.11.27 17:11

政調費2千万円の返還命令 仙台市議の支出「違法」





 平成20年度に仙台市議会の5会派に支給された政務調査費のうち、約2890万円は使い方が不適切だったとして、仙台市民オンブズマンが、各会派に返還請求するよう奥山恵美子市長に求めた訴訟の判決で、仙台地裁は27日、支出の違法性を認め計約2130万円の返還を請求するよう命じた。

 判決理由で市川多美子裁判長は「調査研究の対象や方法は多岐にわたり、議員の裁量的判断に委ねられている側面があるが、その裁量には一定の限界がある」と指摘。

 その上で、5会派が政務調査費でまかなった人件費やパソコン代などは、調査研究のみに利用されたとは認められないとして、返還を命じた。

 返還請求の対象になったのは、自民、公明、社民、民主系の各会派と、保守系会派「きぼう」。

3348チバQ:2014/11/29(土) 03:27:57
http://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/feature/CO010491/20140912-OYTAT50022.html
知事選残り1年
達増氏 小沢代表と「距離」
2014年09月12日 05時00分

「いわて復興塾」塾生にあいさつする達増(1月、岩手大学の「復興祈念銀河ホール」で)

 8月上旬、知事公館で開かれたバーベキュー。後援会幹部を中心とした参加者の中に、生活の党代表・小沢一郎の姿があった。小沢は参加者との写真撮影に応じ、ゲームにも参加。達増があいさつに赴くと、短い会話とともに笑顔を交わした。周辺は「2人の絆は変わらない」と受け取った。

 「小沢王国」と言われる岩手で、“王”の後ろ盾を得て衆院選4回、知事選2回を勝利してきた達増。小沢に最も近い男とされてきたが、衆参の両国政選挙で小沢勢力が勢いを失うと、態度に変化が現れ始めた。今月1日の記者会見で「政治の師は誰か」と問われ、小沢以外に大正時代の首相・原敬ら複数の名を挙げた。達増にとって小沢は「歴史上の人物になった」という意味にも取れる。

 背景には、「小沢頼みでは勝てない」という懸念があるとみられる。11年に達増が再選した時、県議会では知事与党の民主党が22議席(定数48)と第1会派の座を占めていたが、12年に小沢が民主と袂を分かったのに伴い、小沢に近い民主県議が「希望・みらいフォーラム」(現在9人)を設立し、分裂。今や最大勢力は反達増の自民(12人)で、達増の足元は不安定だ。

 その達増が1月、動いた。自身を塾長に、「いわて復興塾」をスタートさせたのだ。塾生は大学生やNPO職員など様々だが、運営に小沢や生活の関係者は見あたらない。達増は「社会活動の一環」と説明するものの、反達増派は「脱小沢を印象づけ、県民党色を押し出すための政治塾だ」(自民県議)とみる。

 ただ、達増が演じる小沢との距離感は「あくまで戦略」との見方がもっぱら。非公開のバーベキューの場で小沢に見せた笑顔が、変わらぬ“忠誠心”を示しているのかもしれない。

 「独自候補って、やっぱり厳しいね……」。自民党県連幹部はため息をついた。

 「タマ(候補者)不足」は、長年、小沢に苦しめられてきた自民党県連が抱える大きな課題だ。前回の知事選では、県連が支持した無所属の新人が惨敗。昨年の参院選でも、公認候補が8万票もの大差で敗れた。

 政権与党の看板を背負う以上、知事選でも独自候補を擁立するのがスジ。だが、内部でささやかれるのは、昨年の参院選前に民主を離党し、無所属で当選した平野達男を担ぐ「平野待望論」だ。民主時代、小沢の意に反して復興相に就任した経緯があり、知名度も高い。

 ネックは党本部の石破茂前幹事長だった。石破は昨年の参院選で県連が平野支援を訴えた時、「有権者に説明できない」と突っぱねており、知事選でも難色を示す可能性が高かった。だが、今月の党役員人事で石破は幹事長を退任し、後任には谷垣禎一が就任。谷垣は震災後何度も岩手入りするなど県連と結びつきが強く、県連幹部は「最高の人事」と喜びを隠さない。

 ただ、当の平野は9日、復興工事の安全祈願祭で訪れた大槌町で、知事選について記者に問われると、「色々な声はあるが、今は参院議員としてやらなければならないことがある」と、明言を避けた。

 小沢は「達増知事は立候補してくれると思う」と期待し、かつて袂を分かった民主との選挙協力を模索する。民主の支持団体・連合の会長の古賀伸明は「選挙ごとにどう協力するか真摯しんしに話し合う」と前向きな姿勢を示す。社民、共産、公明の対応もこれからで、残り1年、決戦に向けた探り合いは続く。(敬称略)

2014年09月12日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3349チバQ:2014/11/29(土) 03:28:15
http://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/feature/CO010491/20140912-OYTAT50035.html
知事選残り1年
達増氏 国へ働きかけ成果 
2014年09月13日 05時00分
 「財産権に抵触する」「無理です」

 昨年11月、与野党や復興庁、国土交通省などを行脚していた達増拓也知事は、関係者から次々と厳しい言葉を浴びせられた。求めていたのは、被災者の集団移転や防潮堤の建設に使う用地を確保するため、相続関係があいまいだったり、権利が込み入ったりしている土地の収用を効率化できる特例措置。国側の反応は冷たかった。

 だが、達増は顔色ひとつ変えず淡々と切り返した。「簡素な手続きでやることは可能だと思います。具体案をお持ちしたので、一緒に考えていきませんか」


改正復興特区法の特例措置の活用も見込まれる宮古市金浜地区の防潮堤

 ある有力国会議員からも「その提案では難しい」と強く言われたが、10分後には次の待合室で、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」のテーマの鼻歌を歌っていた。同行した県職員は「へこたれない人だ。これが被災県の知事というものか」と感じた。達増の要望を盛り込んだ改正復興特区法は今年4月、国会で成立した。

 外務官僚、衆院議員4期の経験があるからこそだろうか。国に地域の要望を働きかけ、実現に導くのは達増の“得意技”だ。「復興道路の建設を国に提案した」「仮設住宅のために民有地は使えない、という国の方針をひっくり返した」。達増自身が振り返る実例だ。

 震災5か月後には、計画通り仮設住宅約1万4000戸を宮城、福島に先駆けて完成させた。被災地の首長の1人は「早い対応でよかった」と、達増の実務能力を評価する。

 ただ、能力の高さと、淡々としたたたずまいが災いし、「官僚的」と受け取られることもあるようだ。「おとなしくて傍観者的。先頭に立つ強い姿勢を見せてほしいのだが……」。沿岸部の首長の1人はこう注文を付け、別の首長も「もう少し沿岸に足を運んでくれればいいんだけど。住民の懇談会なんかに顔を出してくれるとうれしいね」とこぼす。

 国への働きかけで成果を残す一方、自前の県の政策については、「大きな成功も、失敗もない」というのが、県議会で達増と距離を置く勢力の間でのもっぱらの評価だ。最近は、復興事業を巡り、攻撃の矢にさらされている。

 「知事は広告塔の役割をさせられた揚げ句こうなった。危機管理が足りなかったのでは」

 8月の県議会商工文教委員会。震災後、緊急雇用創出事業で県内にコールセンターを開設したDIOジャパン(東京都)が業務停止した問題で、委員が厳しく批判した。達増と同社の社長が対談する記事が、同社のホームページに掲載されていたのだ。

 この問題について、達増は7月の記者会見で「復興は『利用される』などの一部の思惑に左右されるけちな事業ではない。より大きな善意、人間の可能性を開花させていく輝かしい事業として進んでいくべきだ」と独特な釈明をし、記者たちの冷ややかな反応を買った。

 達増が最重要課題と位置づける「暮らしの再建」でも、計画の遅れが表面化している。被災者が入居する災害公営住宅は14年3月までに60%を完成させる目標だったが、蓋を開けてみれば、わずか9・5%。県建築住宅課は「用地の確保が難航し、工事の入札不調も重なった。見通しが甘かった」と認める。

 今月、震災から3年半を迎えた。県は今年度から3年間を「本格復興期間」と位置づけている。1年後の審判までに達増に求められる成果は、あまりにも大きい。(敬称略)

2014年09月13日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3350チバQ:2014/11/29(土) 03:28:39
http://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/feature/CO010491/20140914-OYTAT50015.html
知事選残り1年
任期満了まで復興に尽力
2014年09月14日 05時00分

復興計画などについて語る達増知事(県庁で)

 任期が残り1年となった達増拓也知事が11日、読売新聞の単独インタビューに応じた。3選出馬の意思については「一般論として、知事は任期満了直前にならないと進退を決めない。今やるべきことをやる」と明言を避けた。その一方、「(支持者からは)何期でもやってくれと言われている」と述べ、3選出馬を求める声が出ていることを強調してみせた。

 ――東日本大震災から3年半。復興の最重要課題は。

 「住む場所の確保だ。災害公営住宅、高台移転などを早く進めることが大きな課題。遅れが続き、見通しの不確実さが被災地を広く覆っている。きっちりやっていくことが大事だ」

 ――この3年半で成功した施策は何だと考えるか。

 「復興道路というものを国に提案した。バラバラだった沿岸の諸地域と内陸が結びつき、仕事に、進学にと暮らしもよくなる。この道路がきちんと整備されていることは大きな実績だと思っている。また、仮設住宅については民有地は使えないという国の方針をひっくり返し、防寒対策や風呂の追いだきなど、今までにない機能を加えた。仮設住宅での生活が長期化する中で、まだまだ必要な手を打っていかなければ」

 ――被災者が入居する災害公営住宅は2014年3月までに60%が完成している予定だったが、実際には9・5%と遅れている。

 「人手不足や資材不足といった要因が働き、やや遅れている。すでに着工したものは現場のやりくりで工期を縮め、土地が問題になっているものは用地取得を迅速化する新しい法律を使い、早めに取得できるようにしたい」

 ――沿岸自治体の首長らからは「もう少し被災地にきてほしい」という声も。

 「吉田松陰や坂本龍馬は一度も外国に行ったことがないが、世界がどうなっているかを知り、行動していた。天才は現地に行かなくてもやるべき事が分かって的確に動くが、僕はそうじゃない。2週間に1回は沿岸に行かないと、と思っている。県としての公的な沿岸入りのほか、夏休みや大型連休などプライベートな時間を使って行くよう工夫している」

 ――NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の大ファン。NHKに続編を要望するつもりは。

 「作ってほしいとは思っているが、一方的におねだりするだけではだめ。『あまちゃん』は東日本大震災と復興という現実があって作られた作品。三陸鉄道が(ドラマに登場する)北三陸鉄道のその後を担ったりと、あまちゃんの続編的なことを現実の世界でもきちっとやり、制作者側に『また新しい作品世界が広がる』と手応えを持ってもらう必要がある」

 ――知事選まであと1年。3選出馬を考えているか。

 「いま岩手県知事であるということは、東日本大震災と復興に正面から真剣に向き合うことに尽きる。自分の将来の身の振り方を考えている場合ではない」

 ――公約に掲げた「原則2期8年」は撤回した。

 「ここ7年、自分から『2期8年』と言ったことはない。初当選した時、『2期8年を公約にしたから投票した』という人はいなかったし、むしろ『こだわらず何期でもやってくれ』という人ばかりだ」

 ――将来的に国政に戻りたいのでは、という声も。

 「自分の役割は今この瞬間に何をやっているかによって決まる。将来を考えだした途端に目の前の仕事が崩壊し、将来もなくなる。政治の世界にそういう人は結構いるのでは。まず目の前のこと、自分より県民のことを優先させて行動しなければいけない」

(この連載は岡本立、安田信介、鶴田裕介が担当しました)

2014年09月14日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3351チバQ:2014/12/01(月) 22:29:00
1731 :チバQ :2014/12/01(月) 22:28:28
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141201_03.html
<衆院選>山形知事、2区民主候補を激励


近藤氏と握手を交わし激励する吉村知事(左)=30日午前11時30分、米沢市の近藤事務所
◎「恩返し」で電撃訪問

 吉村美栄子山形県知事は30日、衆院選山形2区で5選を目指す民主党前議員の近藤洋介氏(49)の後援会事務所を電撃訪問し、近藤氏を激励した。過去の国政選でも、自身が初当選した2009年の知事選で支援を受けた国会議員を「恩返し」として応援しており、今回もその一環と認めた。

 吉村氏は午前11時15分ごろ、米沢市の事務所に現れた。到着時、近藤氏は不在で選対本部長の県議らが出迎えた。約10分後、近藤氏が支持者へのあいさつ回りから戻り、両手で握手を交わした。
 吉村氏は「多くは言わないが、皆さま頑張ってくださいと言うために寄った」と話し、数分で事務所を後にした。報道陣が「恩返しなのか」と聞くと、「はい」と答えたが、今後応援演説するかどうかは語らなかった。
 近藤氏は集まった支持者に「知事から応援したい、激励したいとの気持ちを聞いていた。支援を受けて負けるわけにはいかない」と力を込めた。
 吉村氏の訪問は「サプライズ」(陣営)だった。吉村氏や近藤氏の支持者はそれぞれ「短時間の訪問は相手候補への配慮ではないか」「どれほど誠意があるかの分からない。アリバイ作りなのか」と真意を推し量った。
 近藤氏は09年知事選時、吉村氏を支援した民主党県連の会長だった。吉村氏は今回の衆院選に関し、11月25日の記者会見で「恩義を受けた方がまだいるようなので精査している」と語っていた。
 山形2区で近藤氏と争う自民党前議員の鈴木憲和氏(32)の陣営は「予想はしていた。(恩返しを)この程度に収めた」と冷静に受け止めた。
 自民党県連の野川政文幹事長は「織り込み済みの行動だが、自分の恩義で県政運営されたら県民が不幸」と切り捨てた。

3352チバQ:2014/12/02(火) 01:33:50
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141201_11011.html
<衆院選>共産が前回候補を県議選へ温存


大内氏(左)と街頭に立つ福島氏
◎支援に徹し一挙両得狙う

 衆院選(2日公示、14日投開票)で、共産党は前回2012年に宮城1、2区に立てた候補2人を来秋の県議選に向けて「温存」し、新たに擁立した2新人との連動で相乗効果を狙う作戦に出た。ペアの活動でさらなる支持拡大を図りつつ、県議選の前哨戦を兼ねる「一挙両得」を狙う。

 「衆院選で得た力を地方選挙へつなげ、議席増を目指そう」
 11月24日にあった2区の新人大内真理氏(36)の事務所開き。前回2区から出馬し、県議選の仙台・若林選挙区に立候補予定の福島一恵氏(54)らが支持者を鼓舞した。
 仙台市議を5期務めた福島氏。県議選初挑戦の11年は31票差で次点だった。「党には若い候補者がたくさんいる」と県議選専念を決意。若林区を中心に大内氏支援に徹する。衆院解散の21日には、早速街頭で大内氏と並んでマイクを握った。
 党県委員会の中島康博委員長は「知名度のない新人もベテランと連動すれば効果的に党をアピールできる」と話す。
 前回1区から立った角野達也氏(55)は、新人松井秀明氏(45)の後方支援に回り、集会や街頭演説などで行動を共にする。県議選では仙台・太白選挙区に挑戦。「総選挙の結果は地方選に大きく影響する。『前面に立って』とはいかないが、地域にアピールできる」と意気込む。
 衆院選の公示期間は、県議会と仙台市議会の定例会と重なる。他陣営が系列県議・市議の応援手配に苦慮する中、中島委員長は「フリーな福島氏や角野氏は心強い」と信頼を寄せる。
 共産は今回、比例東北の1議席を守りつつ2議席目をうかがう。比例票の掘り起こしへ、前回に続き県内全6選挙区に候補を立てた。
 4区の新人小高洋氏(34)は塩釜市議選、6区の新人内藤隆司氏(56)は県議選大崎選挙区の党公認候補に決まっていたが、衆院選に転戦した。


2014年12月01日月曜日
関連ページ:宮城政治・行政衆院選とうほく

3353チバQ:2014/12/04(木) 23:40:58
http://mainichi.jp/select/news/20141205k0000m040098000c.html
平川市議会:「市民不在の議論」…議会不信は増幅 青森
毎日新聞 2014年12月04日 22時43分(最終更新 12月04日 22時47分)

 青森県平川市議会(定数20、欠員1)の12月定例会が4日開会し、1月の平川市長選を巡る公職選挙法違反事件で当時の15市議が逮捕された事件に「けじめをつける」とした市議報酬の支給停止や削減を掲げた条例案2本の採決が行われ、いずれも賛成少数で否決された。共同提案者に名を連ねたはずの市議が反対に回ったとしか思えない不可思議な投票結果で、傍聴した市民は「市民不在の議論。議員は自分の利益しか考えていない」と議会不信を増幅させていた。

 本会議の出席者は、事件で公判中の5市議を含む18人。条例案はいずれも議員提出で、一つは同法違反などで逮捕された市議への報酬を停止する案。もう一つは、7月に行われた市議補欠選挙(改選数8)の実施費用補填(ほてん)のため、全市議の報酬を来年1月から7カ月間、50%削減する案だった。

 逮捕市議への支給停止案は、原田淳、石田昭弘両市議らがまとめ、11月25日に同僚議員に説明した段階で15人が提出者として署名したが、撤回者が相次ぎ、最終的に田中友彦議長を含め10人で提出。議長を除く9人が賛成すれば可決されるはずだったが、無記名投票の採決で賛成7、反対8で否決された。

 斎藤政子、工藤竹雄両市議らによる50%削減案の提出者は、田中議長と公判中の対馬実、古川昭二、古川敏夫の3市議を加え計6人。7月の補選で当選した大川登市議が賛成意見を述べ、原田、石田両市議も「賛成票を投じた」としており、少なくとも議長を除く8人が賛成するはずが、無記名投票では賛成7、反対10で否決された。

 両案に反対して議場で意見表明したのは、補選当選組の斎藤英仁市議。逮捕市議への支給停止案は「有罪確定までの長い裁判過程で、逮捕という入り口で判断を下す乱暴な議論」と批判。50%削減案は「補選で選ばれた、関係の全くない議員に責任を転嫁するむちゃな話」と指摘した。

 採決後、原田市議は「何があったのか分からないが、情けない、恥ずかしい。公判中の議員は普段欠席しているのに、なぜ今日に限って出てきたのか」と不満と疲労感を浮かべた。斎藤政子市議は血の気のうせた顔で「まさか否決になるとは。これでは、『議会は何の責任も取らない、何もしない』と市民に思われてしまう」と語った。【松山彦蔵】

3354チバQ:2014/12/07(日) 19:19:59
2036 :チバQ :2014/12/07(日) 19:16:52
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141207_21034.html
<衆院選>青森知事、街頭で自民候補応援


街頭演説後、有権者と握手を交わす三村氏(左端)
 14日投開票の衆院選で、青森県の三村申吾知事が6日、青森1区の自民党候補の応援で初めて街頭でマイクを握り、聴衆に支持を呼び掛けた。

 三村氏は1区の農村部、板柳、鶴田両町で「農村地域の実情を政府に理解してもらうには、与党議員を押し上げなければならない」と強調。「われわれの大切なパートナーに力を貸してください」と訴えた。

 自ら司会もこなした三村氏は駆け付けた地元選出県議、両町長にマイクを譲ると、集まった有権者と握手して回るなど、さながら自身の選挙のように立ち振る舞った。

 板柳町の街頭には候補者の父の元厚相も顔を出し「三村知事の応援をするのはちょっと早いと思う。きょうは息子の応援でここに立っている。予算を確保して農家が安心して営農を続けられるようにするのは与党の仕事だ」とあいさつした。

 三村氏は来年6月の任期満了を控え、開会中の県議会11月定例会で4選出馬を表明したばかり。自民党県連の推薦を取り付ける一方で、党県連からは衆院選や来年4月の統一地方選での支援が期待されている。三村氏は7日も街頭に立つ予定。

3355チバQ:2014/12/07(日) 19:20:44
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141206_61022.html
<衆院選>「黄門様」維新候補を支援 福島4区


小熊候補への支援を表明し、応援演説をする渡部氏
 元民主党最高顧問の渡部恒三氏(82)が5日、衆院選福島4区に立候補している維新の党前議員の小熊慎司候補(46)=比例東北=への支援を初めて公言した。
 渡部氏は5日夜、喜多方市であった小熊氏の個人演説会に登壇。「私が平成の水戸黄門です」と会場を沸かせた後、「国民が主人公の政治のためには二大政党が必要だ。安倍晋三政権の誤りを正すため、小熊君を国会に送り出してほしい」と20分間、熱弁を振るった。
 14期連続当選を果たし、2年前に政界を引退した渡部氏。小熊氏陣営は「恒三先生が直接マイクを握ることで潮目が変わる。今後の個人演説会には全部出ていただく予定だ」と黄門様効果を最大限に生かす戦略を描く。
 福島4区は、自民党前議員の菅家一郎候補(59)が優位な戦いを進め、小熊氏が追う展開。2012年に初めて自民党が得た4区の議席を死守するため、鳩山邦夫元総務相ら党の閣僚経験者が連日、応援に入っている。
 菅家氏陣営は「渡部さんは既に引退された方。支持者も代替わりし、自民に戻った人もいる。本人が出馬するわけではなく、どれだけ票の上積みになるのか」と話し、影響は限定的と見ている。

◎衆院選立候補者

【福島4区立候補者】
菅家一郎59☆自(町)前(1)
田中和加子58 共 新 
小熊慎司46☆維 前(1)
小川右善65☆社 新

3357チバQ:2014/12/10(水) 22:23:13
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141210_31040.html
<衆院選>岩手1区 盛岡市長、中立貫く


定例記者会見で中立のスタンスを説明する谷藤市長=2日、盛岡市役所
 衆院選岩手1区で、谷藤裕明盛岡市長(64)が中立を保っている。国政選挙で応援に動かないのは就任以来、一貫したスタイル。円滑な市政運営を優先し、全方位外交を貫く。3期目の任期満了が来年9月1日に迫り、周囲は「4選立候補へ意欲満々だ」とみている。

 「私は市民党。特定候補の応援でマイクを持つことはない」。衆院選が公示された2日、谷藤市長は定例記者会見であらためて中立を表明した。
 自民党県議出身で、県議会議長も務めた。政治信条は古巣に近いと評されるが、2003年に市長に初当選してからは「市民党」を掲げ、党派色を封印した。
 来年の市長選に関しては「残る任期を全うする」としか語らないが、「策定に関わった市次期総合計画、2016年の岩手国体、広域連携構想に必死に取り組む」と4選への意欲をにじませる。
 谷藤市長をめぐって、いつも取り沙汰されるのは知事選への転出だ。
 前回衆院選(2012年)では、周辺から「岩手1区の自民党候補を推すべきでは」との意見があったという。
 当時の日本未来が1区に達増拓也知事を擁立するのではとの臆測があり、仮に谷藤市長が知事の椅子を狙うとしたら、自民の支援が欠かせないという筋書きだ。達増氏はとどまり、市長が動くことはなかった。
 達増氏は衆院解散前、来年秋に予定される知事選に3選を目指して立候補する意向を表明。市議の一人は「達増氏が出なければ谷藤氏もやる気になったかもしれないが、こうなれば市長4選まっしぐらだ」と言う。
 衆院選中は山のごとく動かない谷藤市長。9日の市議会一般質問で「(市長選対応は)各方面と相談し、しかるべき時期に判断したい」と述べた。市長に近い関係者は「年が明ければ、風のごとく決断する時期は近い」と予言する。


2014年12月10日水曜日
関連ページ:岩手政治・行政

3358チバQ:2014/12/11(木) 22:12:41
2325 :チバQ :2014/12/11(木) 22:12:16
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141211_04.html
<衆院選>達増流一変、全方位 小沢氏と一線?


「いわて復興塾」後の懇談会で乾杯する達増知事=7日、盛岡市のホテル
◎岩手県知事選へ「県民党」色濃く

 達増拓也岩手県知事が衆院選をめぐり、沈黙を保っている。過去の国政選挙では一貫して小沢一郎生活の党代表が率いた政党を支援してきたが、今回は動いていない。衆院解散直前、来年秋に予定される知事選に3選立候補する意向を表明。政党と一線を画す「県民党」を掲げた。自身の立ち位置をめぐる駆け引きに、機先を制する狙いにも映る。

 4日の県議会12月定例会一般質問で、自民党県議が「知事は県民党をうたうが、実態は違うのではないか」とただした。
 達増知事は「二十数年ぶりに国政選挙の公示日に選挙活動をしなかった。党派に関係なく対応している」と答弁。自民党陣営から第一声に招かれたことも明かし「都合がつかないというメッセージを送り、読まれたと聞いている」と全方位を強調した。
 知事は過去の国政選挙で「親は裏切れない」と小沢氏と行動を共にしてきた。今回は180度転換とも取れる県民党を掲げ、距離を置いた形だ。
 10日の定例記者会見でも「誰かの応援マイクを持つとか、選挙運動する予定はないし、するつもりもない」と強調。「(岩手選出の)前議員8人以上に増えればいい」とも語った。
 候補者と握手する場面があったのは公示前の11月29日だけ。2区に立った生活前議員の政治資金パーティーに出席し、エールを送った。知事は「解散前から決まっていた親睦の会。普段から公明党のパーティーにも招かれ出ている。都合がつけば出る」とあくまで中立をにじませる。
 小沢氏は6、7日に地元の岩手4区に入ったが、知事が動くことはなかった。代わりに花巻市内の街頭演説では、聴衆の中に知事の妻陽子さんの姿があった。「達増です。よろしくお願いします」と小沢氏への支持を呼び掛けた。
 翌7日、知事が塾長の勉強会「いわて復興塾」の最終回があった。終了後の懇親会には支持者を含む約120人が参加。中締め役が知事を壇上に招き「頑張ろう」コールを仕切る一幕もあった。
 表看板を「県民党」に掛け替えた達増流。衆院選を経て県政界の潮流変化にどう対応するかも焦点となる。


2014年12月11日木曜日

3360チバQ:2014/12/12(金) 22:17:06
2431 :チバQ :2014/12/12(金) 22:16:35
http://yamagata-np.jp/news/201412/12/kj_2014121200271.php
【2014衆院選】知事名の激励文、阿部陣営に届く 総決起大会で披露
2014年12月12日 09:53
 衆院選県3区に出馬している無所属前職の阿部寿一候補の陣営が11日夜に酒田市内で開いた総決起大会の席上、吉村美栄子知事名で寄せられた激励のメッセージが読み上げられた。

 吉村知事の後援会幹部によると、知事後援会で役員を務める阿部氏の支援者から依頼があり、後援会として対応し、その後、吉村知事に報告したという。知事後援会の幹部は「組織的な支援を行うわけではない。後援会の重鎮から要請を受け、対応した」と話している。

 メッセージは「阿部候補と共に、引き続きあったかい県政の実現に努力していく。必勝を祈念申し上げる」などの内容。

 吉村知事は公示前の先月30日、県2区の民主前職、近藤洋介候補の事務所を激励に訪問。その後は県議会開会などを理由に、衆院選期間中は特定候補の支援を行わないとしていた。

3362チバQ:2014/12/17(水) 22:48:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141217-00000412-yamagata-l06
酒田市長辞職勧告案、検討求める 市議会第3会派、他会派は同意せず
山形新聞 12月17日(水)10時41分配信

 咽頭腫瘍の手術で声帯を失い、機械を喉元に当てて電子音声で会話している酒田市の本間正巳市長に関し、市議会第3会派「市民の会」は16日の議会運営委員会で、市政への影響が懸念されるなどとし、本間市長の辞職勧告決議案を検討するよう求めた。「声が聞き取りづらい」との論旨で根拠が不明瞭なことから、他会派は同意せず、市議会として提案しないことを確認した。

 「市民の会」所属の武田恵子委員が「全国市長会や県との折衝で意思が十分に伝わるのか。市長答弁の趣旨確認や補足説明が必要になる」などと述べ、決議案提出の検討を要望した。これに対し各会派は「今、この問題を取り上げる必要はない」「同意はできない」と回答。後藤仁委員長は「復帰したばかりの市長には粛々と業務をしてほしいとの思い」と総括し、提案を退けた。

3363チバQ:2014/12/17(水) 23:09:50
>>3362こいつら
市民の会(5名)
関井美喜男
江口暢子     
武田恵子     
後藤泉 
堀孝治

3364とはずがたり:2014/12/17(水) 23:27:22
ひでー,いいがかりに近いね(;´Д`)
>「声が聞き取りづらい」との論旨で根拠が不明瞭

3365チバQ:2014/12/17(水) 23:42:05
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1364563920/2748
自民は最終盤、酒田市に安倍晋三首相(党総裁)を投入。街頭演説会に中立を掲げていた本間正巳酒田市長を引き出すなど、的を絞って攻勢を強めた。

3366チバQ:2014/12/17(水) 23:44:45
>>3363のヤツらに「人権を無視し、議員の職責に耐えることができない」として
辞職勧告の決議をするべき

3367チバQ:2014/12/18(木) 23:33:41
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141218_11044.html
<根掘り葉掘り仙台市議会>プロローグ/来夏の改選にらみ始動


衆院選で候補者の訴えに耳を傾ける市民。仙台市議も応援に奔走した=2日、仙台市青葉区
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 仙台市議の動きがにわかに慌ただしくなった。来年8月には市議選(定数55)を控える。師走の衆院選で積極的に駆け回った市議は少なくない。
 自民党市議の一人は8日夜、最終的に宮城2区で当選した自民候補の若林区の個人演説会場にいた。聴衆は約60人。市議の事務所も後援会員に参加を促した。
 候補者は演説の最後、市議選をにおわせる形で、さりげなく続けた。「来年は先生の免許の書き換え。私も応援させていただく」。「先生」と呼ばれた市議はきっちり、傍らで笑顔を返した。
 民主党市議も宮城1区に出馬した民主候補のため、3回の個人演説会を設定した。青葉区の集会場に集まった約35人を見て「あと10人は欲しかった」とつぶやいた。
 民主は宮城2区では維新の党の候補を支援した。結果は完敗。民主市議が十分に力を発揮できなかったともいわれる。「(他党の候補では)市議選につながらない」。中堅市議のぼやきは改選を控える心境を象徴する。
 仙台市は来年、大きな行事を控える。3月には国連防災世界会議があり、12月には地下鉄東西線が開業する。
 特に東西線に関しては沿線の街づくりや市バス路線再編などの課題もある。市民の代表としてどう関わるか。市議の動向も問われている。
 共産党のある市議は衆院選の党公認候補の演説会について「参加者の中には、バス路線再編の説明会で知り合った人もいた」と説明。市議選への手応えを口にした。
 国政の動きに市議会がほんろうされるケースもある。みんなの党は衆院選直前に解党した。党所属だった市議4人は無所属での活動を決めた。
 「一緒にやってきたメンバーで会派は維持する」と代表の市議。議長選などの多数派工作時にクローズアップされる会派の存在意義をどう発揮するか。他会派も含めて試されている。
 国政と地方議会は役割も住民との距離感も大きく異なる。衆院選では東北の議席獲得がならなかった社民党の市議は「市議選の場合、有権者は人柄や地域性を選ぶはず」と言う。
 百万都市にふさわしい議会へと改革は進んでいるか、政策立案能力は備わっているか、市全体の将来を見据えた議論ができているか。市議会に対する有権者の視座はいくつもある。
     ◇
 師走の衆院選に背中を押され、仙台市議会議員の意識は、来年8月の市議選に向き始めた。東日本大震災後の改選から3年4カ月。東北唯一の政令市議会の今を、さまざまな切り口から随時報告する。(仙台市政取材班)


2014年12月18日木曜日

3368チバQ:2014/12/23(火) 11:29:57
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141223_31026.html
岩手知事「衆院選で完全中立」 自民批判けん制か

 達増拓也岩手県知事は22日の定例記者会見で、来年の知事選に「県民党」で臨む姿勢をめぐり、自民党関係者から批判があることについて「衆院選では選挙活動をせず、中立を保った。それでも駄目だという理屈は分からない」と述べた。
 達増知事は「応援マイクだけでなく、特定の候補、政党への支持呼び掛けや電話かけなど選挙活動はしていない」と強調。政治家として関わった国政選挙で初めて「完全中立を保った」と語った。
 知事は11月、来年秋の知事選に3選立候補する意向を表明した際、「県民党として勝手連の支援を頂く」と中立姿勢を示した。自民党県議らが「実態は違う」などと発言しており、けん制する狙いがあるとみられる。
 衆院選の結果、小沢一郎氏(衆院岩手4区)が代表の生活の党が政党要件を失ったことに関しては「個人的な情の面で思いはあるが、内心のことなので公にしない。審判の結果なので、それぞれの意思で前に進んでほしい」と話した。
 来年の知事選に関しては「未来に進む新しい岩手を目指す。通常以上に意義ある選挙にしたい」と述べた。

3369チバQ:2014/12/23(火) 11:34:26
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141221_11042.html
<根掘り葉掘り仙台市議会>改革の実情(上)一問一答、物足りぬ議論


仙台市議会12月定例会の一般質問では、市議3人が一問一答で臨んだ
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 全国の地方議会で改革の必要性が叫ばれて久しい。仙台市議会も2011年8月の市議選後に部会を設け、議会の活性化や機能強化の方策を検討してきた。何がどう変わったのか、変わらなかったのか。さまざまな取り組みの実情を追った。

 仙台市議会の一般質問は改革によって、テンポが随分良くなった。質疑応答は緊張感が増したように見える。
 例えば、閉会したばかりの12月定例会。指定管理者の在り方をめぐるやりとりはこうだった。
 「指定管理者の雇用や労働環境も審査するべきだ」とA議員。総務局長が「事業者選定や毎年の調査時に報告させることも含めて検討したい」と答えると、A議員は「非正規雇用が拡大しているかもしれない。チェックは第三者に委託してはどうか」と提案した。
 議員と当局が交互に発言する。質問が長々と続くことはない。13年の6月定例会から導入された一問一答方式の成果だ。

 テンポの良さには訳がある。議員は質問項目を通告し、当局はそれに応じて答弁を作る。事前に完成した「シナリオ」に沿っているにすぎない。一括して質問する従来の方式と変わらない。
 一問一答には傍聴者が議論の進行を把握しやすくなるという狙いがある。議員が何を問題にし、当局がどう答えたのかが分かりやすい。
 仙台市議会は年4回の定例会のうち6、12月に採用している。一括質問も選べるが、質問に立つ議員の約3割が使うなど定着してきた。
 ただ、質問内容や議論が深まっているかどうかとなると疑わしい。一つの質問項目について、当局の答弁を、自由に追及できる再質問は原則禁止されている。
 「アドリブを許せば面白いだろうが、議事運営が混乱する」とベテラン議員。「当局にとっても答弁の整合性が必要で、ある程度の縛りはやむを得ない」と解説するが、議論の「迫真さ」は後退したと言えなくもない。
 当局側は率直だ。ある市職員は「イレギュラーな再質問に備えた想定問答が必要ないため、答弁準備での負担が軽くなる」と明かす。

 市議会も現状に満足してはいない。今後は一問一答の運用上の問題点を検証する予定だ。質問の通告後に一括質問に変更できるようにする改善案が挙がっている。
 ただ、それも「形式」の変更にとどまる。政策提言や市政のチェックにつながる質問力の強化など、一問一答の「中身」を問う声は聞こえてこない。

3370チバQ:2014/12/23(火) 11:35:17
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141220_11032.html
<根掘り葉掘り仙台市議会>改革の実情(中)/「仙台方式」効率化遠く


長丁場の決算等審査特別委員会。何度も改革が検討されたが、実現には至っていない
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 仙台市議会9月定例会の決算等審査特別委員会は予備日も含めた11日間にわたり、監査委員を除く議員全員と市長以下の市幹部が、委員会室に顔をそろえる。
 分科会などを設ける他の政令市とは異なる「仙台方式」と呼ばれ、1991年から続く伝統のスタイルだ。市幹部と議会全体で議論を共有できるのが利点だが、連日4時間近くの長丁場が続く。

 前年度の市の予算の使われ方を検証し、次年度の予算編成に生かすための議論を尽くす場にもかかわらず、現状で質疑応答の密度が濃いとは言い難い。
 「ペット納骨堂の取扱件数の推移と累計を伺う」「盆と彼岸に墓参した車は何台か。駐車場が3台分しかない現状をどう認識しているか」
 数字の問い合わせや当局の見解の確認にとどまる質問に加え、決算と無関係なことを尋ねる議員も多い。関心のある分野以外でやりとりが続くと、議員の緊張感は薄れ、緩んだ空気が漂う。

 決算特別委の質の向上と効率化は、15年以上前から続く課題だ。2004年には分科会導入の機運が高まった。05年にかけて本格的に検討されたが、各会派が合意に至らず、仙台方式の継続が決まった。
 ことしも主要会派で構成する議会活性化会議が4月、協議に着手した。
 分科会の設置や監査委員の出席などの提案に対し、「現在の課題の洗い出しが先だ」「現状で問題はない」などの意見が出て、集約は難航。結局、9月定例会の直前に改選後への申し送りが決まった。

 大きな壁になっているのが、全会一致の原則だ。少数意見を大切にする考え方が根底にあるとはいえ、消極的な会派が一つでもあれば改革案は立ち消えになる。
 「監査委員の出席ぐらい、やる気になれば簡単に実現できる。反対の意見が出たとたん、物事が前に進まなくなる」。複数の議員は、活性化会議の限界を指摘する。

 活性化会議の座長を務める日下富士夫副議長は「各会派が決算特別委に対する問題意識を共有できた意義は大きい。改選後に継続して話し合われるはずだ」と強調するが、実現性は不透明だ。

3371チバQ:2014/12/23(火) 11:36:31
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141221_11027.html
<根掘り葉掘り仙台市議会>改革の実情(下)「会派で検討」時間切れ


仙台市議55人が活動する議事堂
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 議会改革の本気度を疑う光景だった。
 8月25日、仙台市議会の議会運営委員会。傍聴環境の改善をめぐる協議で、「会派で検討中」と繰り返す委員がいた。
 議運委の任期は、その時点で残り11日。6月に始まった議論はスピードが求められたが、会議のたびに、一部会派の消極的な姿勢が目に付いた。
 終了間際、当時の委員長は業を煮やし、いら立った口調で訴えた。「検討の『結果』を持ってきてほしい。合意できれば、9月定例会に間に合う」

 結局、具体的な結論はまとまらず、一部項目を引き続き検討するよう、次期の議運委に申し送るのが精いっぱいだった。
 西沢啓文議長は2013年9月の就任後、議会改革に着手。各会派からテーマを募集し、設置した議会活性化会議などに割り振った。
 現時点で活性化会議のめぼしい成果は、党派を超えた条例制定を目的とした政策担当者会議の設置にとどまる。
 各地の地方議会で導入が相次ぐ議会基本条例や通年議会は、時間切れで手付かずのまま断念。議会改革の「本丸」になかなかたどり着けない状態が続く。

 11年8月の市議選で河北新報社が実施したアンケートで、訴えたい政策に議会改革を挙げた議員は12人いた。大きく前進することなく、任期を終えそうだ。
 議員定数(55人)に関しては16人が「多い」と回答したが、削減を目指す動きは見えない。ベテラン議員は「今後は来年8月の市議選がちらつき、落選が怖い議員が強く反対する。時間切れだ」と言い切る。
 メンバーが交代した議運委は11月下旬、傍聴する障害者への配慮について話し合いを再開した。アクセルを踏んだのは、議長経験のある新委員長だった。
 またも「検討中」を口にした委員に対し「もう十分に時間をかけたはずだ。しっかり意見を述べてほしい」。3週間後、手話通訳導入の可能性を探るなど一定の結論を出した。要した会議はたった3回だった。
 重鎮の一声だけで、前に進んだ議運委。その様子からは、議会改革の議論の重みも議員の危機感も伝わってこない。

3372チバQ:2014/12/24(水) 22:22:12
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141224ddlk02010155000c.html
選挙:三沢市長選 鈴木氏出馬へ 12年ぶり選挙戦か /青森
毎日新聞 2014年12月24日 地方版

 来年6月に任期満了を迎える三沢市長選で、同市議の鈴木重正氏(46)が23日、立候補すると表明した。種市一正市長(73)は11日の定例市議会で3選を目指す出馬表明をしており、現職と新人の対決になる公算が大きくなった。過去3回無投票だった同市長選は2003年以来、12年ぶりの選挙戦になる見通しだ。

 鈴木氏は自身の後援会幹事会の席上、「人口減少と少子高齢化の厳しい時代を迎え、三沢市のリーダーとして町づくりのかじ取りをしたい」と語った。

 鈴木氏は市長6期目で死去した鈴木重令前市長の長男で、防衛施設庁職員を経て08年の市議選で初当選し2期目。【塚本弘毅】

3373チバQ:2014/12/24(水) 22:36:03
http://www.sankei.com/region/news/141224/rgn1412240021-n1.html
2014.12.24 07:03
【年の瀬記者ノート 青森】
“津軽選挙”露呈した平川市

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 カネで票を買う“津軽選挙”が顕在化している実態が浮き彫りになった。1月の青森県平川市長選をめぐって、市議20人のうち15人が公職選挙法違反で逮捕された事件は、全国に同市の汚名を広げ、市民にも衝撃が走った。15人のうち8人が辞職・失職したことに伴う補選を経て、市議会は新たなスタートを切ったかに見えたが、議員報酬の削減などをめぐって自ら身を切る覚悟を示すことができなかった。信頼回復への道のりは険しい。

 事件は保守系同士の一騎打ちで市を二分する激戦となったことが背景にあり、選挙前から激しいつばぜり合いが繰り広げられていた。農業の男性(71)は「去年の夏ぐらいからカネが飛び交っているという噂を耳にした」と話す。

 津軽地方では戦後間もなく、選挙管理委員会も巻き込んだ大胆な選挙違反が横行し、昭和40年代からは現金買収が増加。自宅玄関前に現金が入った小包が置かれたり、おにぎりに札が入っていたりと、信じがたいような行為が繰り広げられ、半ば常態化していた。

 県内の選挙事情に詳しい青森中央学院大の木村良一名誉教授(78)は「津軽地方では中小零細企業や農業者が多く、役所が大企業。首長や議員になれば便宜を図ることができると考え、買収工作に走るのではないか」と指摘する。

 7月に行われた補選にかかった費用は約1700万円。それを補填(ほてん)するための議員報酬削減に加え、逮捕者の報酬などの支給を一時停止する条例案が今月4日の市議会本会議で審議された。議員報酬削減は来年1月1日から改選までの7月31日の間50%減額するもので、約1900万円削減できるという内容。

 提案者の一人、斎藤政子議員は「市民の間には補選の経費に不満の声があり、議員一人一人が責任を負うべきだ」と述べ、賛同を求めたが否決された。また、逮捕者の報酬一時停止の提案者の一人で、補選で当選した原田淳(あつし)議員は「議員活動がままならない状況で報酬を支給していることに市民は納得しない」と理由を述べたが、またも否決された。原田議員は「市民は残念に思う。悔しいというか情けない」と唇をかんだ。

 確かに地方自治法203条で、議員報酬は支給しなければならないとある。報酬を削減したからといって即、議会の信頼回復には結び付かないが、少しでも個々の議員が議会の正常化に前進しようとするなら、何らかの形で自ら襟を正す姿勢も必要だったのではないか。議員は何より市民の選良であり、市民の信頼なくして議会活動はあり得ないということを肝に銘じなければならない。

 本会議を傍聴した60代の女性は「自分たちのことしか考えていない平川市議会は再生なんてできない」と言い残して足早に議場を後にした。この言葉を議員一人一人がどう受け止めていくのか。行動で示す必要があるのは言うまでもない。同時に、市民も議会に厳しい監視の目を向けていくことこそが平川市再生の道筋となる。(福田徳行)

3374*美佐:2014/12/29(月) 23:12:08
2010 Ohno's Workで気に入ったのは 愛内さんの「HANABI」倉木さんの「I promise」「Tomorrow~」「SUMMER~」ですかね. どれもコーラス参加もされていて、とても素晴らしい出来でした. さすがミリオンヒットも生み出したヒットトラックメーカーですね. 2010年GIZA LAST RELEASEは愛内さんのDVDです. とのかく明後日がめっちゃ楽しみです! ! (特にD-2のClose To Your Heart~Run upのところ) けど、見終わった後は涙が止まらないだろうな~(笑)
すごいシェイプがキレイ. メッシーは道具にもこだわりがとってもあるので、 この「そざい」カテゴリは大好きよ. 私も色んな道具揃えたいって思うようになったよ

http://ameblo.jp/tyverroki/entry-11969141738.html
http://ameblo.jp/tyverroki/entry-11969141738.html

3375チバQ:2014/12/30(火) 13:24:17
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20141229_6
盛岡市長選、谷藤氏が4選出馬へ 2月にも態度表明

 来年9月1日の任期満了に伴う盛岡市長選で、現職谷藤裕明氏(64)は4選を目指し、無所属で立候補することが確実となった。後援会の出馬要請を受け、同2月にも表明する見通し。同市長選で出馬表明した人はまだないが、2011年の前回選挙で谷藤氏と限定的に連携した民主党などが候補擁立を模索するなど、知事選や県議選を踏まえた各党の対応が今後の焦点となる。

 後援会(村井軍一会長)は、来年2月に予定する拡大役員交流会で合意を得て、出馬を要請する方針。それを受け、谷藤氏は同月下旬に招集予定の市議会3月定例会で正式表明するとみられる。

 次期市長選については、首長任期を2期とする「原則」に戻り対応する姿勢の民主党、谷藤市政に批判的な共産党などが候補擁立を模索する。市内には「県庁所在地で2期連続の無競争は好ましくない」との声もあり、同時期の知事選、県議選対応を優先する各党は谷藤氏の動向を注視しながら検討を進める構えだ。

(2014/12/29)

3376チバQ:2014/12/30(火) 13:29:13
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141230ddlk06010036000c.html

選挙:山形市長選 佐藤孝弘氏を自民党が推薦 /山形

毎日新聞 2014年12月30日 地方版


 来年9月の任期満了に伴う山形市長選で、自民党山形市支部(長谷川幸司支部長)は29日、山形市内で役員会を開き、立候補を表明している元経済産業省職員の佐藤孝弘氏(39)の推薦を決定した。佐藤氏は前回2011年の市長選に立候補し、落選した。佐藤氏は「前回の立候補以来、市民の話を聞いてきたが、人口減少に対する意識が高まっている。農業、物作り、観光といった山形市が持つ宝物をトップ自らが磨き、花開かせ、外に売り出し、活性化させたい」と意気込みを語った。【前田洋平】

3377名無しさん:2015/01/03(土) 17:36:42
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20141231_3
達増知事「評価」64.7% 県政世論調査

 岩手日報社が行った県政世論調査(11月〜12月)で、達増県政の評価は「評価する」「ある程度評価する」を合わせたプラス評価が64・7%となり、前年調査(2013年11月〜12月)に比べて2・4ポイント上昇した。達増知事が就任した07年以降では、東日本大震災後の11年調査の66・7%に次ぐ2番目の数字となった。15年は9月に任期満了を控えて総仕上げの段階となり、これまで以上に成果が問われることになりそうだ。

 プラス評価の内訳は「評価する」が18・7%(前年調査比0・6ポイント減)、「ある程度評価する」が46・0%(同3・0ポイント増)。理由は「政策に期待できる」が43・0%と最も多く、次いで「リーダーシップが期待できる」が30・7%だった。

 反対に「評価しない」は4・8%(同1・6ポイント減)、「あまり評価しない」は17・0%(同3・5ポイント減)となり、マイナス評価は計21・8%(同5・1ポイント減)。理由は小沢一郎衆院議員(岩手4区)が代表を務める生活の党と「関係が近いから」が38・1%、「リーダーシップが期待できない」が22・6%などだった。

 これまでの県政世論調査で、達増知事の就任1年目の07年はプラス評価が36・4%となり、09年の58・4%まで2年連続で上昇。震災後の11年は66・7%と就任後最も高く、12年は57・4%、13年は62・3%と推移している。

 【調査方法】 県内80地点から20歳以上79歳以下の1200人を選挙人名簿から無作為に抽出。発送によるアンケート方式で行い、県政課題など17項目を聞いた。769人(男354人、女415人)が回答し、回答率は64・1%。性別、年代別、職業別に取りまとめ、沿岸・内陸別の集計も実施した。

3378チバQ:2015/01/06(火) 06:10:04
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141227ddm041010071000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 町長「ボランティアで」/町議「報酬増で確保を」 職業議員、必要か 山形・庄内で論争
毎日新聞 2014年12月27日 東京朝刊

庄内町議会で開かれた「一日町議」で、原田町長(左壇上)は高校生や大学生の質問に答弁した=同町提供
庄内町議会で開かれた「一日町議」で、原田町長(左壇上)は高校生や大学生の質問に答弁した=同町提供
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 自治体議会の担い手不足が深刻化する中、そもそも「職業としての地方議員」は必要なのか−−という根源的な議論が、山形県庄内町で持ち上がった。報酬アップを求める町議会に対し、町長は「ボランティア議員による夜間・休日議会」の構想を逆提案し、真っ向から対立。地方自治が直面する危機の深さをのぞかせた。

 「報酬を上げたら本当に議員にふさわしい人が出てくるのか」。原田真樹町長(61)は昨年12月の町議会で、吉宮茂町議(66)から報酬を増やす考えを問われ、反論した。

 原田町長は少し前、報酬の高い近隣の鶴岡市や酒田市でさえ、直前の市議選で定数を2減らしたのに立候補者数が低調だった−−と広報誌で指摘した。吉宮氏はそれを引用し、「(両市の半分ほどの町議報酬で)若い人たちが出てくるのか」と批判した。

 議会側は定数や報酬を議論する特別委員会を設け、昨年8月に「定数を18から16に減らす一方、報酬を21万5000円から5万円増やすべきだ」との結論をまとめていた。定数は今年6月の町議選で16になったが、報酬は据え置かれている。

 特別委員長だった斎藤健一町議(71)は選挙前、数人に出馬を打診したが「家族を養えない」と断られた。現職は農業や自営業との兼職か、年金生活者ばかり。「報酬が低いと仕事を辞め町議になる者はいない」と話す。

 一方、原田町長は特別委の結論を昨年9月に聞き、報酬増に応じられないと撤回を要求した。人口減で財政が縮み、主力産品の米の価格が下がる中、町民の理解は得られない。議会内で「これは春闘だ」との声も上がったが、応じなかった。

 原田町長が議会を疑問視する理由はまだある。町長として町内各地区の集会で要望を直接吸い上げ、政策に反映させてきた。事業の優先順位は3年ごとに見直し、全て情報公開する。「御用聞きとしての議員は不要だ」

 議会自体は否定していない。昨年12月、海外事例を参考に「夜間・休日議会」の開催を提案した。その先に、報酬を廃止し日当を支給する「ボランティア議員」で町政を議論する未来図を描く。議会は反対。町長は報酬を増やす考えはないと今月表明し、平行線だ。

 米国の地方議会は、議員の本業の勤務に配慮して夜間や休日に開かれることが多い。英国やフランスなど欧州では、ボランティアで地方議員を務めるケースもある。

 今月7日の日曜日。地元の若者が「一日町議」を務める町のイベントで、町外から通学する女子高校生が通学費の助成を訴えた。町は、町内で使える買い物券で還元しようと500万円の支出を決めた。原田町長は取材に言った。「本物の議員じゃなくても立派に政策を提案できますよ」【和田浩幸】

3379チバQ:2015/01/06(火) 06:13:40
http://www.yomiuri.co.jp/local/akita/news/20150105-OYTNT50198.html
現職首長最長9期目 斎藤・井川町長死去
2015年01月06日

10選への出馬取りやめを表明した際の斎藤町長(昨年12月19日、井川町役場で)

 井川町長の斎藤正寧氏が5日午前、肺がんで死去した。72歳だった。

 斎藤氏は、秋田魁新報社記者、県議を経て、1979年に初当選し9期目。現職首長として全国で最も長く務めていた。2月15日に予定される町長選では、10選を目指す意向を示したが、肺がんの経過が思わしくないとして先月、立候補取りやめを表明していた。新町長が就任するまで遠藤兼美副町長が職務を代行する。

 佐竹知事は5日の記者会見で「付和雷同型ではなく信念を持った人で、国や県の政策に対しても率直に批判することが多く、こちらも教えられた」と述べ、「昨年会った時『春になったらゴルフやれるといいな』と話していたので、さみしい思いがする」と死去を惜しんだ。

3380チバQ:2015/01/06(火) 06:15:21
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150103_71022.html
東北の選挙 2015(1) 知事選

 東北では2015年、青森、岩手両県の知事選をはじめ、6県議選と仙台市議選、14市長選などが実施される。知事選は青森が6月、岩手が9月にそれぞれ任期満了を迎え、これまで青森は現職と新人、岩手は現職が立候補を表明した。東日本大震災の影響で、4月の統一地方選は前回11年に比べ大幅に縮小され、県議選は青森、秋田、山形3県のみの実施となる。昨年12月の衆院選で自民、公明の政権与党が大勝した余波が、東北の地方選にどう及ぶのかが注目される。

◎青森/核燃争点に現新激突

 現職の三村申吾氏(58)は昨年11月、4選を目指して立候補する意向を明らかにした。過去3回支援した自民は、県連推薦を決めた。県内の反核燃団体などが擁立する前県保険医協会長の大竹進氏(63)も出馬表明し、社民、共産両党が支援を検討している。
 三村氏は県議会定例会で「県政を着実に推し進めてきた思いがある。青森のため愚直に力を尽くすことが責務だ」と答弁し4選に意欲を示した。
 自民党は、知事の公認・推薦を3期までとする党選挙対策要綱を踏まえ、県連推薦とした。公明党も推薦する方向。
 衆院選で県内全4選挙区を制した自民党県連は12月22日、三村氏と政策協定を結んだ。大島理森県連会長は「県連推薦であっても従来通りの支援をする」と述べ、これまでと同様、強固な支援態勢を敷く構えだ。
 県内の反核燃団体が中心となって擁立する大竹氏は昨年11月に記者会見し、立候補を表明。「現県政は原発、核燃マネーを当てにした財政運営をしている。原子力に頼らない青森をつくり、県民を守る」と語り、反原発、反核燃を政策の軸に据える。社民、共産両党に推薦を求める方針で、両党も前向きに検討を進めている。
 県議会で野党的立場の民主党は、主戦論を唱えているものの、人材難などで選定作業は難航している。

◎岩手/達増氏、政党色を封印

 現職の達増拓也氏(50)は昨年11月、3選を目指して立候補する意向を表明した。過去2回は民主党推薦で圧勝したが、今回は一転して「県民党」を掲げて政党色を封印した。自民党や無所属県議の一部に対立候補擁立を探る動きがあるが、具体化していない。
 達増氏は「オール岩手で東日本大震災からの復興に取り組む。選挙は勝手連で臨む」と説明する。路線転換の背景には、師事する小沢一郎生活の党代表(衆院岩手4区)が民主党を離れ求心力が低下したことや、県政運営が少数与党に転じたことがあるとみられる。
 昨年の衆院選では動かず「完全中立」(達増氏)を保った。3選に向けた重点施策には震災復興、人口減少対策、超大型加速器国際リニアコライダー(ILC)の誘致実現などを掲げた。
 衆院選で生活と事実上の選挙協力をした民主党県連の黄川田徹代表(岩手3区)は知事選について「衆院選総括の中で丁寧な作業が必要」と「白紙」を強調する。
 達増県政に批判的な自民党県連の鈴木俊一会長(岩手2区)は「もう一つの選択肢を示すことになる」と語る。
 自民と無所属系、社民党県議の一部が連携し、元復興相の平野達男参院議員(岩手選挙区)を推す方向が取り沙汰されている。平野氏は「いろいろな声があることは認識している」と話している。


2015年01月03日土曜日
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3381チバQ:2015/01/06(火) 06:15:57
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東北の選挙 2015(2) 市長選


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 東北では2015年、青森、岩手両県の知事選をはじめ、6県議選と仙台市議選、14市長選などが実施される。知事選は青森が6月、岩手が9月にそれぞれ任期満了を迎え、これまで青森は現職と新人、岩手は現職が立候補を表明した。東日本大震災の影響で、4月の統一地方選は前回11年に比べ大幅に縮小され、県議選は青森、秋田、山形3県のみの実施となる。昨年12月の衆院選で自民、公明の政権与党が大勝した余波が、東北の地方選にどう及ぶのかが注目される。

◎青森・三沢/現新2氏出馬へ、自民対応難航か

 3選を目指す現職の種市一正氏(73)と、前市長の長男で市議の鈴木重正氏(46)が立候補を表明している。
 過去3回の市長選は無投票。2003年以来、12年ぶりの選挙戦となる公算が大きい。種市氏と鈴木氏はともに自民党推薦を求めており、同党の調整は難航も予想される。

◎岩手・陸前高田/復興推進を訴え戸羽氏出馬表明

 現職の戸羽太氏(50)は昨年9月、「東日本大震災から8年間の復興計画を立てた責任があり、引き続き重責を担いたい」と再選を目指して立候補することを表明した。
 前回と同じく党派を超えた市民団体の支援を受け、バリアフリーの市街地形成や1次産業活性化などによる復興推進を公約に掲げる。
 ほかに立候補の動きは出ていない。

◎岩手・盛岡/谷藤氏、立候補確実か

 現職の谷藤裕明氏(64)は4選を目指すかどうか明らかにしていないが、関係者は立候補を確実視している。
 市議会などで「2016年の岩手国体、盛岡市を中心とする広域連携構想に必死に取り組む」と述べ、市政継続への意欲をにじませている。前回は無投票だった。
 ほかに立候補に向けた動きは出ていない。

◎岩手・釜石/2回連続無投票、野田氏の動向鍵

 現職の野田武則氏(61)は3選に向けた態度を明らかにしていない。
 野田氏は前市長死去に伴う2007年11月の市長選で無投票で初当選。東日本大震災後の11年11月の前回も無投票で再選された。野田氏の動向とともに選挙戦になるかどうかも焦点となる。

◎宮城・塩釜/佐藤氏、態度表明せず

 現職の佐藤昭氏(72)は4選への意思を明らかにしていない。「市長は3期まで」と発言していたが、復興事業を形の見えるところまでやり抜きたいという意欲も強い。態度表明は新年度以降になる可能性もある。
 佐藤氏は前回、震災復興計画の着実な実施を訴え、新人3人を退けた。現時点で他に立候補に向けた動きは表面化していない。

◎山形・山形/市川氏「白紙」を強調

 現職の市川昭男氏(73)が4選を目指し立候補するかどうかが焦点。前回落選した元経済産業省職員の佐藤孝弘氏(39)は再挑戦を表明した。
 市川氏は昨年12月の記者会見で、対応は「まだ白紙」と述べた。前回推薦した民主、社民、共産各党には高齢多選批判を懸念する声もある。佐藤氏は前回に続き自民党が推薦する見通し。衆院選では党前議員支援の前線に立ち、浸透を図った。

◎山形・新庄/「任期全う大事」山尾氏明言せず

 現職の山尾順紀氏(62)は3選への意思を明らかにしていない。昨年12月の市議会定例会では「任期を全うすることが大事」と明言を避けたが、出馬は確実視されている。
 前市長の死去に伴う2007年の選挙で前副市長を破り、初当選。前回は無投票だった。現時点で、ほかに立候補に向けた動きはない。

◎山形・米沢/自民県議中川氏、無所属で出馬へ

 現職の安部三十郎氏(61)は「直面する課題に全力で取り組む」と述べ、4選出馬への態度を明確にしていない。周辺は「意欲はある」とみて動向を注視する。
 自民党県議の中川勝氏(64)は昨年11月、無所属で出馬する意向を表明。地元の山形大工学部などを生かした地域活性化を掲げる。県議は3期目。4月の県議選には立候補しない。

◎福島・本宮/再選狙う高松氏に新人2人が挑む

 再選を目指す現職の高松義行氏(60)に、元県議の佐藤政隆氏(61)と前市議会議長の作田博氏(68)の2新人が挑む。
 高松氏は企業誘致による産業再生の実績をアピールし、市政の継続と発展を訴える。佐藤氏は除染の加速化と、8年前の合併による地域間格差の是正を主張。作田氏は、質の高い教育環境の整備などを公約に掲げる。

3382チバQ:2015/01/06(火) 06:16:09
◎福島・白河/鈴木氏態度未定、復興策が争点か

 現職の鈴木和夫氏(65)は3選への態度を明らかにしていない。
 前回選挙は、東京電力福島第1原発事故から4カ月後に実施され、鈴木氏は新エネルギーの必要性などを訴えて再選された。
 同市では震災復旧が一段落し、防災対策や観光など本格復興への取り組みが注視される。

◎福島・会津若松/1期目実績掲げ室井氏出馬濃厚

 現職の室井照平氏(59)の再選出馬が確実視されている。前回対立候補を擁立した元衆院副議長渡部恒三氏(82)支持者の動向が注目される。
 室井氏は次世代型都市スマートシティー導入に向けた取り組みなど、環境に配慮した都市づくりを推進。再選に向け、環境都市・会津若松の基盤整備の実績などを掲げるとみられる。


2015年01月03日土曜日
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3383チバQ:2015/01/06(火) 06:16:23
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東北の選挙 2015(3) 県議選・仙台市議選


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 東北では2015年、青森、岩手両県の知事選をはじめ、6県議選と仙台市議選、14市長選などが実施される。知事選は青森が6月、岩手が9月にそれぞれ任期満了を迎え、これまで青森は現職と新人、岩手は現職が立候補を表明した。東日本大震災の影響で、4月の統一地方選は前回11年に比べ大幅に縮小され、県議選は青森、秋田、山形3県のみの実施となる。昨年12月の衆院選で自民、公明の政権与党が大勝した余波が、東北の地方選にどう及ぶのかが注目される。

◎宮城県議選/過半数自民、勢い焦点

 県政与党の自民党が政権党の威信を懸け、単独過半数を維持、拡大できるかどうかが焦点。旧みんなの党解党で、無所属となった2現職の動向も注目される。
 民主党政権下だった前回、自民は公認候補の議席が前々回比2減の28にとどまった。立候補に向けた本格的な動きはこれから。党県連は「3月の県連大会以降、検討に着手する」と話す。
 前回、民主党系会派「改革みやぎ」は震災対応をめぐる政権への逆風を受け、7議席に沈んだ。党県連は定数2以上で空白となっている3選挙区で公認候補擁立を検討し、党勢回復を図る。
 公明党は4議席の堅持を軸に、仙台市議選との連動を視野に態勢構築を進める。衆院選で躍進した共産党は、新たに複数選挙区で擁立を模索。4議席から上積みを狙う。
 社民党は前回と同じ3人か、それ以上の公認を目指す。現有議席のない維新の党、次世代の党も擁立を検討する。

◎岩手県議選/自民と生活系が攻防

 最大会派の自民党(12人)が勢力を伸ばすか、達増拓也知事の与党で生活の党系の「希望・みらいフォーラム」(9人)が逆転するかが焦点となる。達増氏が3選を目指す知事選との同日選が濃厚。会派間連携や空白区の選挙協力も注目点だ。
 自民党の公認候補発表は3月の県連大会になる見通し。現職全員が立つとみられる。新人1人が公認申請を検討中。
 昨年12月の衆院選では、岩手4区の自民候補を無所属系会派「いわて県民クラブ」(9人)の複数の議員が支援した。自民と県民クラブは知事選で対立候補の擁立を模索しており、自民が推薦する可能性もある。
 民主党(6人)は現時点で現職3人を公認。衆院選では一部で生活と選挙協力が実現。希望・みらいフォーラムとの連携も取り沙汰される。
 社民党(3人)は現職全員と推薦の新人1人が立候補予定。共産党(2人)と公明党(1人)は現有議席の維持を目指す。

◎福島県議選/民主系「知事派」強調

 最大会派・自民党が、定数58の半数に当たる現有29議席を維持できるか、第2会派の民主・県民連合(13議席)など非自民勢力がどこまで迫れるかが最大の焦点になる。
 自民党は全19選挙区に候補者を擁立し、単独過半数となる30議席の獲得を目指す。昨年10月の知事選で党県連が擁立した独自候補が、党本部の圧力で出馬断念に追い込まれた経緯があり、党員の間に残るしこり解消が議席増の鍵を握る。
 民主・県民連合は、内堀雅雄知事誕生の原動力となった実績を強調。特に定数の過半数を占める福島、郡山、いわき、会津若松4市(計31議席)で、現有6議席からの上積みを目指す。
 佐藤雄平前知事の支持母体だった民主、社民、連合福島、無所属県議有志でつくる4者協議会による非自民勢力の結集が図れるかも注目される。
 共産党は既に現職5人を公認し、新人の擁立を模索する。公明党は現有3議席の維持を目指す。

3384チバQ:2015/01/06(火) 06:16:39
◎仙台市議選/出馬多数か、乱戦模様

 定数55に対し72人が立候補し、乱戦模様となった前回同様、激戦が予想される。前回は初めて宮城県議選との分離実施となり、投票率は過去最低の40.03%に落ち込んだ。低調に推移する有権者の関心度も注目される。
 現在、自民党系会派は三つに分かれている。昨年12月の衆院選で、自民は仙台市内を選挙区とする宮城1、2区で勝利した。3会派合わせた現有議席は22人。大勝の流れをどうつかむかが焦点。
 民主党系会派「市民フォーラム仙台」(9人)は党勢回復の足掛かりとなる戦いを期し、第2会派の維持を狙う。政権与党の公明党(8人)、衆院選で躍進した共産党(7人)は現有議席の堅持に全力を挙げつつ、上積みをうかがう。社民党(5人)は退潮傾向からの巻き返しを目指す。
 現有議席のない維新の党は、衆院選で仙台市内の比例票約7万を得た。みんなの党解党後のみんなの仙台(4人)と並び動向が注目される。


2015年01月03日土曜日
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3385チバQ:2015/01/06(火) 06:17:31
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東北の選挙 2015(4) 4月に統一地方選


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 4月の統一地方選で実施される東北の選挙は前半(4月12日投開票)と後半(同26日投開票)を合わせ計62にとどまり、前回2011年の114に比べ、ほぼ半減した。
 同年3月発生の東日本大震災の影響で、被害が甚大だった岩手、宮城、福島で選挙の延期が相次いだのが要因。実施数は全地方選(466)の約13%に落ち込んだ。
 統一選前半の3県議選は4月3日告示される。後半実施の3市長選、12市議選は同19日、10町村長選、34町村議選は同21日にそれぞれ告示される。
 統一地方選は1947年、統一率100%で始まり、今回が18回目。市町村合併や首長の死亡・辞職などに伴い、全国の統一率は3割を切る。
 被災3県では、地方選再統一を目指す動きがあったが、昨年の臨時国会では関連法案の提出が見送られた。

◎北上市長選/高橋氏、再選出馬表明

 現職の高橋敏彦氏(59)は昨年の市議会12月定例会で、再選を目指し立候補する意向を表明した。
 高橋氏は前回、前市長の後継を掲げ、元市議との一騎打ちを制した。「北上市をさらに良い街にし、次世代につなぐ」と2期目への意欲を示す。
 現時点でほかに立候補の動きはない。

◎大館市長選/現新一騎打ち公算大

 現職の小畑元氏(66)は昨年12月、7選を目指し立候補することを表明した。元衆院議員秘書で会社役員の福原淳嗣氏(47)も名乗りを上げており、一騎打ちとなる公算が大きい。6期24年にわたる市政継続の是非が争点となりそうだ。
 小畑氏が7選すれば、現役市長として全国最多の当選回数となる。

3386チバQ:2015/01/06(火) 06:17:49
◎上山市長選/横戸氏が3選出馬へ

 現職の横戸長兵衛氏(67)は、昨年9月の市議会定例会で3選立候補を正式表明した。2007年に新人4人の争いを制して初当選し、前回は無投票だった。現時点で表立った対抗馬擁立の動きは出ていない。
 任期満了は3月26日だが、公選法の臨時特例法を適用し、統一地方選で実施する。投開票日までは職務代理者を置く。

◎青森県議選/自民、知事と共闘図る

 自民党は昨年末までに、現職30人、新人2人を公認した。過半数を維持し、県政与党の座をさらに強化できるかどうかが焦点となる。
 最大会派の自民は16選挙区全てに候補者を擁立する。定数が複数の平川市と三戸郡で、さらに候補者を立てる動きがある。
 党県連は6月の知事選で4選を期す三村申吾氏の推薦を決め、政策協定を結んだ。県議選、知事選で連動した戦いを展開し、議席上積みを狙う。
 民主党はこれまで、現職6人、元議員1人、新人2人の公認を決定。10人以上の候補者擁立、全員当選を目指し、意欲のある人材と協議を重ねている。
 民主、維新、社民の3党は昨年10月、民主の呼び掛けで、統一地方選での連携に向けて話し合いを始めた。衆院選で協力関係を築いた実績があり、知事選を含め共闘の在り方を探る方針。
 公明・健政会は現職3人が立候補する。うち、公明党は青森、八戸各市の党内候補2人を公認した。共産党は青森、弘前各市の現職2人に加え、八戸市での議席獲得をうかがう。
 1947年以来、継続して議席を守ってきた社民党は2011年の前回、初めて議席を失った。青森市からの擁立を目指し、人選を急いでいる。青和会の現職3人、無所属の2人も出馬の準備を進めている。

◎秋田県議選/民主、他会派と連携も

 単独過半数を占める最大会派の自民党が現有26議席からの上積みを狙う。衆院選秋田1区で元議員が比例復活した民主党が、流れに乗って地方組織再建の足掛かりをつかめるかが焦点。秋田市と由利本荘市の両区が定数各1減となって初めての選挙となる。
 自民の引退は1人で、全15選挙区中、14選挙区に現職25人が挑む。新人は能代市・山本郡に2人、秋田市に2人が出馬予定のほか、唯一空白区の潟上市でも擁立の動きがある。県連幹部は「政権与党として、地域の足元をしっかりと固めたい」と全員当選を誓う。
 民主は3議席から倍増を目指す。県連幹部は「非自民の選択肢をしっかりと示したい」と他会派との連携も模索する。1区で復活当選した寺田学衆院議員と、学氏の父で維新の党参院議員の典城氏(元知事)が連携し反転攻勢に出るのか注目が集まる。ただ、維新は統一選対応の方針が決まっておらず、候補擁立につながるか見通せない。
 第2会派の新みらいは7人中6人が立候補を予定。以前は民主と統一会派を組んでいたが解消し、非自民の対抗軸となるのか不透明だ。
 1人が引退する社民党は、元議員を立てて勢力維持を目指す。いぶきの2人は議席確保を狙う。公明党は議席堅持に全力を挙げる。共産党は複数の選挙区で擁立作業を進めている。

◎山形県議選/民・社、議席増を目指す

 議席の過半数を占める最大会派の自民党が圧倒的な勢力を維持するか、県政与党会派「県政クラブ」を構成する民主、社民両党が議席を増やせるかが焦点。定数の多い山形市、鶴岡市などの選挙区で激突が予想される。
 自民党は現職3人が不出馬。昨年11月に新人2人を公認し、さらに新人1人の追加公認を予定する。前回と同様、全19選挙区に公認候補を擁立する。12月の衆院選で、県内3議席を独占した余勢を駆る。
 保守系無所属が立候補を表明し、激戦が確実視される選挙区もある。現職が立候補しない村山市(定数1)は、自民党と無所属の3新人が争う構図。南陽市(1)は議長経験者の党現職に、党衆院議員の元秘書が無所属で挑む。
 民主党は09年の知事選で吉村美栄子知事を誕生させ、「与党」を自認する。ただ、再選された13年の知事選は一部の自民党県議が支援に回り、立場はあいまいになった。
 現時点で公認は現職3人にとどまる。今後、新人の擁立作業を進め、前回の4人より増やせるかどうかが鍵。山形市(9)では、社民党の現有2議席と合わせ、非自民勢力の維持を狙う。
 共産党は現職1人と新人2人を公認した。最低5人は擁立する方針で、鶴岡市(5)では議席の奪還に燃える。公明党は山形市で現有1議席堅持を目指す。


2015年01月03日土曜日

3387チバQ:2015/01/06(火) 06:59:19
岩手県議会
いわて県民クラブ 佐々木博
いわて県民クラブ 及川あつし
いわて県民クラブ 小田島峰雄
いわて県民クラブ 飯澤匡
いわて県民クラブ 工藤勝博
いわて県民クラブ 渡辺幸貫
いわて県民クラブ 佐々木努
いわて県民クラブ 大宮惇幸
いわて県民クラブ 高橋昌造

一山会 清水恭一
一山会 五日市王

希望・みらいフォーラム 伊藤勢至
希望・みらいフォーラム 佐々木順一
希望・みらいフォーラム 名須川晋
希望・みらいフォーラム 岩渕誠
希望・みらいフォーラム 郷右近浩
希望・みらいフォーラム 後藤完
希望・みらいフォーラム 及川幸子
希望・みらいフォーラム 喜多正敏
希望・みらいフォーラム 工藤大輔

公明党 小野寺好

自由民主クラブ 樋下正信
自由民主クラブ 福井せいじ
自由民主クラブ 佐々木大和
自由民主クラブ 城内愛彦
自由民主クラブ 郄橋孝眞
自由民主クラブ 嵯峨壱朗
自由民主クラブ 工藤勝子
自由民主クラブ 神粼浩之
自由民主クラブ 佐々木茂光
自由民主クラブ 千葉伝
自由民主クラブ 柳村岩見
自由民主クラブ 岩崎友一

社民党 小西和子
社民党 木村幸弘
社民党 久保孝喜

日本共産党 斉藤信
日本共産党 高田一郎

3388チバQ:2015/01/06(火) 07:03:02
岩手県議会続き

民主党 郄橋但馬
民主党 軽石義則
民主党 田村誠
民主党 郄橋元
民主党 佐々木朋和
民主党 小野共

無所属 吉田敬子

3389チバQ:2015/01/06(火) 19:07:52
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150106ddlk02010011000c.html
選挙:統一地方選 生活の党、民主候補支援も 非自民の結集目指す /青森
毎日新聞 2015年01月06日 地方版

 生活の党県連の平山幸司代表は5日、青森市内で記者会見し、4月の統一地方選で非自民の無所属候補らを支援する考えを明らかにしたうえで、民主や維新の公認候補についても「話があれば、役員会などで決めていくことになると思う」と支援に前向きな姿勢を示した。

 平山氏は会見で、「非自民が結集すれば、自民党に勝てる」と強調。衆院選での民主・維新・社民の3党連携にも触れながら「我々としても精いっぱい、非自民の結集軸を目指しやっている。非自民が結集することが一番重要だ」と述べた。

 県連は18日に常任幹事会を開き、県民局ごとに選対本部を設置する方針。県議選で10人以上の支援候補者当選を目標に掲げる。

 平山氏は2007年の参院選で民主党公認で当選し、12年に離党。13年の参院選で生活の党から出馬し落選した。

 平山氏は昨年末に政党名が「生活の党と山本太郎となかまたち」に変更されたことを受け、5日、県選管に届け出たことも明らかにした。【伊藤奈々恵】

3390チバQ:2015/01/06(火) 19:31:27
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/156166
「ゴチ」で足場固め? 柳葉敏郎の視界の先は“秋田県知事選”

2015年1月6日
 柳葉敏郎(54)が、日本テレビ系バラエティー「ぐるナイ」の人気コーナー「グルメチキンレース ゴチになります!」の新レギュラーになることが、2日に放送された同番組の新春特番で発表された。

 柳葉といえば、現在、出身地の秋田に在住。仕事がある時だけ上京しているため、他のメンバーから「通えるんですか?」と聞かれ、「どうでしょう」と首をかしげていたが、全国放送のレギュラーは願ってもない仕事だったようだ。
「昨年、フジテレビで主演ドラマ『あすなろ三三七拍子』がゴールデンで放送されるも、平均視聴率はわずか5・2%。主役が張れる器でないことを思い知らされた。秋田に居を移してからは基本的に単発の仕事しか入れない方針だったが、今年で俳優生活35周年を迎えるため、もうひと花咲かせようと、仕事を積極的に入れるように方針転換。ゴチのオファーは願ったりかなったりだったようです」(テレビ関係者)


 郷里の秋田に移って以降、ローカル紙でも発言するなど地元意識を強く打ち出し、以前から県知事選への出馬が囁かれ続けている柳葉。今回の「ゴチ」レギュラーゲットで着実にその足場を固めつつあるという。

■2017年出馬が濃厚

「現職の佐竹敬久知事は柳葉が卒業した県立角館高校の先輩で、県内のイベントなどでも一緒になるなど親交があり、対抗馬で出馬することはあり得ない。佐竹知事は現在2期目ですが、健康面に不安を抱え、次回17年の知事選には出馬しない可能性が高い。となると、柳葉の出馬が濃厚なだけに、残り2年はドラマやバラエティーなどで稼げるだけ稼ぐ方針のようです」(事情通)

 知事になった芸能界の先輩といえば、「青春の巨匠」と呼ばれた森田健作千葉県知事がいるが、柳葉が知事になれば、秋田県のPR効果は絶大。「踊る大捜査線」で演じた室井管理官のように「責任を取る。それが私の仕事だ」と県民に胸を張れる知事になれるかどうか注目だ。

3391チバQ:2015/01/06(火) 20:26:25
http://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20150105-OYTNT50050.html
陸前高田市長選に橋詰氏が出馬意向
2015年01月06日
 陸前高田市長選(2月1日告示、8日投開票)で、医療法人元職員の橋詰清氏(48)が5日、無所属で出馬する意向を明らかにした。9日に記者会見を開き正式に表明する。


 橋詰氏は読売新聞の取材に対し、「今後の陸前高田市をどうしていくべきか改めて考えていく必要がある」と抱負を述べた。

 橋詰氏は、東京都の武蔵大卒業後、同市職員、IT会社などを経て、昨年12月までは医療法人に勤務していた。

 同市長選では既に、再選を目指す現職の戸羽太氏(50)が出馬を表明している。

3392チバQ:2015/01/12(月) 10:35:49
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201501119
3氏臨戦態勢 本宮市長選告示まで1週間

任期満了に伴う本宮市長選は18日の告示まで1週間となった。
再選を目指す現職高松義行氏(60)、元県議の新人佐藤政隆氏(61)、本宮市議の新人作田博氏(68)の無所属3人が立候補を表明しており、選挙戦が確実な情勢だ。
高松氏は昨年の9月定例議会で立候補を表明した。
市内の経済人らで組織する後援会を中心に選挙戦に臨む。
除染の推進や定住促進策など市政継続の重要性を訴えている。
佐藤氏は昨年9月、立候補を表明した。
元県議の人脈と経験を生かし、市内全域での支持拡大を目指す。
子育て支援の拡充や除染のスピードアップを公約に打ち出している。
作田氏は昨年10月、立候補を表明した。
市内全域を回る草の根的な運動で政策の浸透を図る。
少子高齢化対策や道の駅整備による6次産業の推進を公約に挙げている。
投票は25日午前7時から午後6時まで市内14カ所で行われ、同日午後8時から市勤労青少年ホームで開票される。
昨年12月14日現在の有権者数は2万4891人(男1万2106人、女1万2785人)。
市長選と同時選で本宮市・安達郡選挙区県議補選(欠員1)が行われる。
これまでに本宮市議の新人矢島義謙氏(66)が立候補を表明している。
2015年01月11日 11時17分 配信

3393チバQ:2015/01/14(水) 21:11:52
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150114ddm041010094000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 アルバイトから発奮、酒田市議に当選 27歳、政策猛勉強
毎日新聞 2015年01月14日 東京朝刊

同世代の住民と打ち合わせをする大壁洋平さん(右)=山形県酒田市で
同世代の住民と打ち合わせをする大壁洋平さん(右)=山形県酒田市で
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 一人の無職の若者が、地方の市議選に立候補した。後援会組織も、政党の支援もカネもない。「就活選挙」。そんな冷やかしをはねのけ、26歳で当選した。地元を何とかしたいとの思いで猛勉強している。人口減に苦しむ地方の議員選挙で、候補の数が議員定数を下回る「欠員無投票」の事態すら起きる一方で、しがらみのない若い世代が地方自治を担う機会も広がっている。【和田浩幸】

 ◇地盤、カネなし 「時代が後押し」
 「すみません。分からないので教えてください」。山形県酒田市の大壁(おおかべ)洋平市議(27)は市の政策を知ろうと担当部署を訪ね、頭を下げる。2013年11月の市議選で初当選を飾った。それ以前は、ハローワークで探した農機具会社の倉庫で部品運びのアルバイトをしていた。パート勤めの母(53)と2人暮らし。立候補に必要な供託金30万円は自衛隊員の弟(25)に借りた。

 酒田に生まれ育ち、石川県の金沢工業大へ進学。リーマン・ショック後の就職難を乗り越え10年春、警視庁に就職した。幼いころからの夢だったが、半年間の警察学校の卒業前日に退職した。研修で孤独死や焼死の遺体搬送を体験し、「耐えられない」と思った。

 市議になろうと思ったのは、東京から地元へ戻る飛行機の中。酒田駅前のさびれた印象がよぎり、何かできないか、と思った。1カ月後、自宅から徒歩3分の山形県議の事務所に事前の約束もなく飛び込んだ。「雪かきさせてください」。職員が「おもしれえやつ」と拾ってくれた。

 13年市議選に向けバイトに精を出していたころ、異変が起きていた。選挙は集落や組織を背負う者同士の激戦となるのが普通で、09年は定数30に対し34人が立候補した。しかし、13年は定数を30から28に減らしたのに名乗りを上げる者が少なく、告示直前まで無投票の観測が流れた。

 最終的に大壁さんを含め29人が立ち、選挙にはなったが、目立った経歴がなくても当選する余地があるとして、「就活選挙」と陰口もたたかれた。大壁さんは自宅を事務所としたが、近所は現職の地盤で相手にされず、自転車で市内を回った。結果は27番目で滑り込んだ。

 投票率は54・36%で09年の72・14%から20ポイント近く急落し、市の停滞を印象づけた。議員歴24年のベテラン小松原俊市議(65)は「昔は住民と食事しながら多数の要望を忘れないよう、割り箸の袋にメモした。政治に活気があった」と振り返る。

 大壁さんは最初の定例会では一般質問ができず、周囲を心配させた。だが、その後はU・Iターンの就職希望者に企業を紹介する市の事業の改善策などを活発に提案。先輩議員に「気づかなかった。おめえの言う通りだ」とほめられた。

 取材を申し込むと市内のファミリーレストランを指定された。大壁さんは、若手経営者たちとのまちづくりの議論を中座して午後10時ごろ現れた。「こういう時代でなければ私は当選できなかった」。ピザ1枚を頼み、ドリンクバーでおかわりしながら、地元への思いを約3時間熱く語った。報酬は月45万円だが、生活は学生時代と大差ないという。酒は飲めず、議員の会合で会費5000円を払う際、つい「2週間は暮らせる」と考えてしまう。

 午前1時に店を出る時、土砂降りだった。レンタカーで家まで送ると提案した。若者は「大丈夫です」と、ずぶぬれになりながら自分の原付きバイクにまたがった。

==============

 ■ことば

 ◇欠員無投票
 市区町村議員選挙で候補の数が議員定数を下回り、欠員を抱えたまま無投票となること。高齢化や人口減を背景に、2013年3月の長野県野沢温泉村議選(定数8に候補7人)など同年に計4件起きていた。公職選挙法の規定では、欠員があっても立候補者は無投票当選となるが、欠員が定数の6分の1を超えれば、補充のための再選挙を速やかに行わなければならない。

3394チバQ:2015/01/14(水) 21:15:52
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150114_23041.html
<平川市長選違反>否認の市議「私は潔白」

 平川市長選の選挙違反事件で20万円を受け取ったとして、公選法違反(被買収)の罪に問われた市議成田敏昭被告(71)=同市碇ケ関湯向川添=の公判が13日、青森地裁弘前支部であった。現金受け取りを否認している成田被告は、買収側の無職水木貞被告(67)=公判中=とは「会っていないし、自宅に来たこともない」とあらためて無罪を主張した。
 弁護側の質問に、成田被告は現金供与があったとされる2013年8月10日ごろは「午前6時すぎから農作業をし、午後7時半ごろ自宅に戻った。その後、妻と温泉に行った」と説明。自宅の駐車場は全て埋まっていたとして、そこに車を止め現金を渡したとする水木被告の証言を否定した。
 検察側は、被告方までの道順を示した水木被告の証言があることを指摘。成田被告は「私は潔白で、何も言うことはない」と述べた。


2015年01月14日水曜日
関連ページ:青森社会

3395チバQ:2015/01/14(水) 22:29:10
社民と共産が連携するって沖縄以外ではいつ以来だ?
http://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-30638804.html
社民、大竹氏を推薦/知事選
東奥日報2015年1月14日(水)08:50
社民、大竹氏を推薦/知事選
(東奥日報)
 社民党県連は13日、青森市で常任幹事会を開き、6月28日の任期満了に伴う知事選で、弘前市の医師大竹進氏(63)を推薦することを決定した。【写真説明】大竹氏の推薦を決めた社民党県連の常任幹事会

3396チバQ:2015/01/16(金) 23:18:35
>>3328
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150116_61035.html
自民福島県連、岩城会長が引責辞任

 自民党福島県連は15日、役員会を開き、昨年10月の知事選の候補者選考をめぐる混乱の責任を取り、岩城光英会長(参院福島選挙区)が提出した辞任届を受理した。後任は、3月の党県連大会までに県選出国会議員から選ぶ。
 県連は知事選で、現職の県政運営への不満から独自候補の擁立を決めたが、党本部は滋賀県知事選に続く連敗を避けるため同意しなかった。党本部は民主、社民両党が推す前副知事の内堀雅雄氏への相乗りを指示し、県連は了承した。
 岩城氏は「党本部の理解を得られなかったのは会長の責任」として、衆院選前に辞表を提出していた。内堀氏が当選したことなどから、国会議員団からは会長続投を望む声も上がっていた。
 ほかの県連幹部の処遇について、杉山純一県連幹事長は「辞任する必要はない」と話した。

3397チバQ:2015/01/20(火) 00:32:29
http://www.sankei.com/affairs/news/150119/afr1501190041-n1.html
2015.1.19 19:18

公選法違反罪などで刑事告発 仙台市の票水増し問題

ブログに書く1





票水増し問題で、県警に刑事告発した仙台市の奥山恵美子市長。自身の責任の取り方については明言を避けた=19日午後、仙台市役所
 昨年12月の衆院選と最高裁判所裁判官の国民審査の開票で仙台市青葉区選挙管理委員会が票を水増ししていた問題で、仙台市の奥山恵美子市長は19日、容疑者不詳のまま公職選挙法と最高裁裁判官国民審査法違反の罪で告発状を宮城県警に提出した。県警は受理し、本格的な捜査に着手する。奥山市長は「市民に深くおわび申し上げる」と市民に陳謝し、捜査に全面的に協力する姿勢を示した。

 これまでの市の調査で、衆院選の開票では、不正に区選管選挙課長と係長級の職員(いずれも肩書は当時)の2人が関わったことを認めているが、国民審査の票水増しに関わった職員は不明で、衆院選についても容疑者を不詳とした。

 刑事告発について、奥山市長は内部調査には限界があると説明。市長自らの責任については「全容解明、再発防止策の提示に取り組みたい」と明言を避けた。

 市などによると、開票作業での集計ミスを隠蔽(いんぺい)するために、職員2人が架空の白票を加えたとみられている。その後の市の調査で、国民審査でも同様の不正が発覚したが、誰が関与したかは不明で、名乗り出る職員はいなかった。

 市選管は第三者委員会を設立し、再発防止策を練ることを表明。同市で実施した過去10年分の選挙についても、再調査を実施する。市は16日付で、事情の公表を遅らせ、虚偽の説明をした区選管事務局長や、水増しへの関与を認めた選挙課長ら区選管の計3人を更迭し、自宅待機としている。

3398チバQ:2015/01/20(火) 00:46:04
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150119ddlk07010128000c.html
選挙:本宮市長選 告示 現新3氏の争い 25日投開票 /福島
毎日新聞 2015年01月19日 地方版

 任期満了に伴う本宮市長選が18日、告示された。いずれも無所属の▽現職、高松義行(ぎぎょう)(60)▽新人で前市議長の作田博(68)▽新人で前県議の佐藤政隆(61)−−の3氏が立候補を届け出た。

 高松氏は1期4年の実績を強調。企業誘致や子育て支援の充実、宅地供給などの人口減対策を打ち出す。

 作田氏は、農作物の製造、加工、販売の拠点となる道の駅の整備や住民主体の地域づくりの必要性を訴える。

 佐藤氏は、除染の早期完了と住環境の整備、企業立地と産業振興による雇用の場の確保などを公約に掲げる。

 投票は25日午前7時〜午後6時まで市内14カ所で行われ、同日午後8時から市勤労青少年ホームで開票される。17日現在の選挙人名簿登録者数は2万4896人(男1万2105人、女1万2791人)。【横田香奈】

==============

 ◇本宮市長選立候補者(届け出順)
高松義行(たかまつ・ぎぎょう) 60 無現(1)

 住職[歴]青年会議所理事長▽ロータリークラブ会長▽市議長▽大正大

作田博(さくた・ひろし) 68 無新

 [元]市議長[歴]会社員▽市議▽県市議会議長会副会長▽日大東北工高

佐藤政隆(さとう・まさたか) 61 無新

 [元]県議▽JAみちのく安達総代[歴]市社会福祉協議会理事▽市議▽国学院大

3399チバQ:2015/01/20(火) 00:52:11
http://www.minpo.jp/news/detail/2015011920458
現新3人立候補 本宮市長選が告示
 任期満了に伴う本宮市長選は18日、告示された。再選を目指す現職高松義行氏(60)、元本宮市議の新人作田博氏(68)、元県議の新人佐藤政隆氏(61)の無所属3人が立候補し、25日の投票に向け、激しい選挙戦がスタートした。
 国が地方創生を重点施策に打ち出す中、県内で今年最初の首長選となる。除染や風評被害対策など東京電力福島第一原発事故からの復興策、東日本大震災発生後の市政運営の方向性が主な争点となる。
 高松候補はこれまで進めてきた除染や定住促進策など市政継続の重要性を訴えている。市内の経済人を中心とした後援会を中心に支持を広げる。
 作田候補は道の駅整備による六次産業化の推進などを打ち出す。市民有志でつくる後援会を軸に、草の根的な運動で政策の浸透を目指している。
 佐藤候補は除染の早期完了や再生可能エネルギーの導入など復興事業の加速化を公約に掲げる。市内全域に設けた後援会組織を足場に選挙戦を進める。
 新人2人の争いとなった前回の市長選の投票率は43・73%だった。3人による選挙戦は平成19年の町村合併による市の誕生以来初めてで、投票率も注目される。
 投票は25日午前7時から午後6時まで市内14カ所で行われ、午後8時から市勤労青少年ホームで開票される。17日現在の有権者数は、2万4896人(男1万2105人、女1万2791人)。
 本宮市長選に立候補した作田氏は18日、公選法の規定により市議を自動失職した。市議補選は行われない。

◆本宮市長選立候補者(届け出順、敬称略)
 高松義行 60無現
 作田博 68無新
 佐藤政隆 61無新

( 2015/01/19 09:01 カテゴリー:主要 )

3400チバQ:2015/01/20(火) 20:50:02
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/587001.html
道知事選、民主もつれる候補選び 佐藤のりゆき氏支援に横路氏難色(01/20 07:00)

 4月の道知事選に向けて民主党北海道の候補者選びが大詰めを迎えている。待望論が強まっていたフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)について政治姿勢の違いなどから横路孝弘代表が難色を示し、代わりに知事選対策責任者の勝部賢志幹事長(55)擁立論が浮上。ただ佐藤、勝部両氏にはそれぞれ賛否があり、候補決定目標の24日の定期大会に向け難しい調整を強いられそうだ。

 「いったん動きを止めてほしい」。1月上旬、ある労組の幹部は民主党関係者から、衆院選後に具体化させた佐藤氏支援の環境整備を中止するよう電話で告げられた。「横路氏がブレーキをかけたのだろう」と幹部は推測する。

 佐藤氏をめぐっては、知名度の高さと高橋はるみ知事への対決姿勢を理由に、昨年11月の出馬表明前後から党北海道内で待望論が起こった。過去3回の道知事選で対抗馬が分散するなどし、高橋知事の当選を許してきた教訓からも「反高橋勢力を一本化するべきだ」との声が広がり、党や連合北海道が水面下で調整に当たっていた。

 横路氏は当初、佐藤氏のキャスター時代の保守的な言動や政治姿勢を疑問視したが、衆院選後から「高橋知事4選阻止の構図をつくる」との意義付けから前向きな姿勢を示していたとされる。有力な独自候補の1人だった逢坂誠二氏が道8区(渡島、檜山管内)で衆院議員に返り咲いたことや、衆院選で選挙協力した新党大地の鈴木宗男代表が佐藤氏に関心を示している点も支援の流れを強めた。

 ただ、横路氏は年明け以降、突如再び慎重姿勢に転じた。あらためて佐藤氏について情報収集する中で、周辺から否定的な反応が寄せられたことが理由とみられる。(報道センター 西依一憲、藤本卓郎)<どうしん電子版に全文掲載>

3401チバQ:2015/01/22(木) 23:24:41
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150120_21003.html
<五所川原市議選>升田氏地元、事件に触れず

 衆院選青森1区で落選し、比例東北で復活当選しながら選挙違反事件で揺れる升田世喜男氏(維新)陣営のお膝元の五所川原市で18日、市議選が告示された。6日の摘発から間もない選挙に、関係者からは投票率低下を懸念する声が上がる。各候補者は投票への悪影響を避けようと、衆院選の結果とは距離を置き選挙戦に臨む。

 「衆院選の話は極力しない。寝た子を起こし、あえてイメージが下がるようなことはしない」
 升田氏派の現職市議は慎重に語る。5度目の国政挑戦でようやく国会に押し上げ、本来なら勢いづくところだが、事件の影響を最小限に抑えようと平静を保つ。
 市議選には定数26に対して現職25、元議員1、新人1の計27人が立候補した。次点のみが落選する現職中心の選挙戦で、余計な波風は立てたくないのが本音だ。
 この市議はむしろ「選挙違反が明るみに出て、誰が市議をやっても同じという意識が市民に広がった。若い人の間で選挙への関心がなくなるのでは」と気に掛ける。
 升田氏は小選挙区で自民党候補に敗れたが、地域別でみると、五所川原市と北津軽郡では約6800票上回る計約2万3000票を集め、比例での復活当選につなげた。
 衆院初当選を足掛かりに、地方選での躍進を期待していた升田氏派だが、そこに運動員の買収事件が起きた。支持してきた県議は「(電話作戦のオペレーターとして)買収に女性を巻き込んだことも悪い印象。投票率低下が心配だ」と憤る。
 一方、自民党支持の市議で構成する与党会派は、市議選の情勢を冷静に見極める。昨年6月の市長選で、共産党を除く全市議が平山誠敏市長の3選支持に回り、無投票でオール与党体制を築いたことが背景にある。
 与党会派の市議は「市議が一丸となっているのに足を引っ張ることはしない。選挙違反を追及しても票にならない」と説明する。
 投票は25日に行われ、即日開票される。17日現在の有権者は4万8873人。

3402チバQ:2015/01/26(月) 07:33:47
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150126ddm002010151000c.html
選挙:福島・本宮市長選 高松氏が再選
毎日新聞 2015年01月26日 東京朝刊

 (25日)

 ◇本宮市長(福島県)
 高松義行氏(60)が再選。前県議の佐藤政隆氏(61)▽前市議長の作田博氏(68)を破る。投票率は59・75%。

 確定得票数次の通り。

当 6649 高松義行<2>無現

  5988 佐藤政隆 無新

  1994 作田博 無新

3403チバQ:2015/01/26(月) 07:35:16
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20150125-OYTNT50217.html
本宮市長 高松氏再選
2015年01月26日

万歳する高松氏(25日、本宮市で)=新妻千秋撮影

 本宮市長選は25日、投開票が行われ、現職の高松義行氏(60)が、前県議の佐藤政隆氏(61)と前市議の作田博氏(68)の新人2人を破って再選を果たした。東日本大震災からの復興策や地域振興、除染の促進などを争点に三つどもえとなった選挙戦で、市民は高松市政の継続を選択した。

 高松氏は今回、地元経済人による後援会を中心にした組織選挙で臨んだ。震災対応や企業誘致による地元の経済対策など、4年の実績を強調。今後も子育て支援や雇用創出による定住促進を強化すると訴え、支持を集めた。

 開票結果が伝えられると、高松氏は本宮市本宮の事務所に姿を現し、「厳しく激しい争いを勝ち抜かせていただいた。ありがとうございます」と喜び、「公約した定住促進を進め、本宮を元気にしていきます」と抱負を述べた。

 佐藤氏は除染の遅れなどを挙げて現市政を批判。元市議会議長の作田氏は市長の退職金廃止を主張して浸透を図ったが、いずれも及ばなかった。

 市選管によると、当日有権者数は2万4667人。投票率は59・75%で、2011年の前回選(43・73%)を16・02ポイント上回った。

3404チバQ:2015/01/30(金) 00:06:19
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150127_11030.html
<富谷町長選>市制移行見据え前哨戦から白熱


早くも高まる決戦ムード。総決起集会の「頑張ろう」コールで拳を突き上げる支持者=富谷町内
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 2016年の単独市制移行を目指す富谷町。事前の準備作業は順調に進んでいるとみられ、今回の選挙は実質的に初代市長選の側面も帯びる。「富谷市」移行後の将来像を見据え、2陣営の前哨戦は白熱している。
 「2期8年間で町人口は約8000増え、市制移行要件の5万人を超した。宅地開発を進め、自治体間競争を勝ち抜き、『選ばれる町』となった結果だ」。現職の若生英俊氏(64)は17日、総決起集会で拳を突き上げた。
 応援弁士の鈴木勝雄利府町長も「富谷発展の立役者をここで変えていいはずがない」と力説。陣営は後援会「100人顧問会議」を組織して実績を強調する方針で、米国系会員制量販店のコストコ・ホールセールジャパン(川崎市)の進出決定なども成果に挙げる。
 政治手腕が時に独断的だと言われることを意識してか、若生英氏が「3期目は多少丸くなり、しかし妥協せずやりたい」と語る場面もあった。
 一方、新人の会社社長若生裕俊氏(50)は25日の総決起集会で「町政は住民、議会、職員皆でつくるもの。意見に耳を傾け、市制移行に反映させる。富谷を仙台のベッドタウンで終わらせない」と声を張り上げた。
 陣営は、現職が町議会と対立し、重要議案が相次ぎ否決されるなど混乱を招いていると批判。立候補を要請した「新生とみやを考える町民の会」の中鉢義徳代表は「現職は対話の姿勢が欠けている。新市に争いや戦いは不要だ」と話し、フェイスブックなども駆使しながら支持拡大を図る。
 現職に請われて就任しながら、昨年末に着任半年で突然辞任した鈴木和夫前副町長も応援に駆け付け、出席者を驚かせた。
 激しい前哨戦に、町議の一人は「政策論争を通じて町の将来像を巡る議論が深まればいい」と期待を込める。

3405チバQ:2015/02/01(日) 16:56:34
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150129_11033.html
<白石市制60年>陳情攻め国を動かす/(上)大事業続々


白石蔵王駅での開業記念式(右)と、現在の同駅(左上)、白石城(左中)、ホワイトキューブ(左下)のコラージュ
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 1971(昭和46)年初秋の早朝。初代市長の麻生寛道は夜行列車で東京から帰宅し、家族をたたき起こした。「白石に新幹線が止まるぞ。総裁と手を握って約束してきた」。苦労が報われ、皆でうれし泣きした。

<新幹線駅設置へ>
 当初、東北新幹線の福島−仙台間に駅を設ける計画はなかった。しかし、線路が市内を通ると聞いた麻生は、白石温麺(うーめん)を手に持ち東京の国鉄本社ビルを毎月のように訪問。総裁の磯崎叡を陳情攻めにした。
 「なかなか面会できず、背広姿にわざとふんどしを出して、総裁室に無理やり入ったこともありました」。麻生の次男の妻で、長く秘書役を務めた靖子(80)は明かす。
 外相などを歴任し権力の階段を駆け上がる衆院議員愛知揆一、県議会の重鎮で後に参院議員となる地元出身の遠藤要も、政治力を発揮した。
 県議会議長の安藤俊威(57)=白石・刈田=は「東北新幹線は1県1駅の構想で始まったが、天皇陛下が那須の御用邸に出掛けられる際、栃木県にもう一つ駅が必要だという議論が起きた。2人はそれに便乗し、国を動かした」と指摘する。
 麻生家の内定祝いから約1カ月後の71年10月。東北新幹線の全線ルートと、新白石駅(仮称)の設置が決まった。
 麻生は82年の開業を見届けることなく、市長6期目の76年に死去。靖子によると、約1キロ離れたJR東北線の白石駅まで大通りを整備し、商店街を張り付かせる青写真を描いていたという。

<負担減らす狙い>
 麻生の行動力は4人目の市長、川井貞一(82)にも見て取れる。母校の東北大で培った人脈、充て職の肩書を貪欲に使い、霞が関の情報収集に傾注。「日本初」「東北初」の取り組みに執心したのには訳がある。
 「威張りたい気持ちもあったが、何でも最初だと国のカネがいいからね」。地元負担がより小さい有利な制度を即座に活用する狙いがあった。
 川井が都市計画の模範としたのは、城壁跡の環状道路沿いに、荘厳な公共建築物が立ち並ぶ芸術の都・ウィーン。
 白石では中心部に白石城を木造で復元し、能楽堂のある「碧水園」を建て、歴史的な景観を形成。郊外にはホワイトキューブ、公立刈田総合病院といったデザインに優れた現代建築を配した。
 トップダウンで時に市民の賛否が二分することもありながら、ビッグプロジェクトを次々と実現させた川井。だが、5期20年で、市の人口は約2000人減った。
 「1000人規模の企業誘致もやったが、まちの魅力を高める文化・教育面の底上げがもっと必要だった。仙台への一極集中も響いた」と川井。充実したインフラを市勢発展に生かしきれていない現状を歯がゆく思う市民は少なくない。
(敬称略)

 本年度、市制施行60周年を迎えた白石市。目覚ましい発展から、緩やかな下り坂に転じる時の流れに、市史に残るドラマが眠る。当時を知る人物の証言を基に、伝統文化薫る城下町の歴史を掘り起こす。
(白石支局・瀬川元章)

3406チバQ:2015/02/01(日) 16:57:17
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150130_11049.html
<白石市制60年>独自に条例、水源守る/(中)産廃闘争


現地に2008年に設置された看板。反対運動の象徴を訪れる人は今や少ない=白石市小原久根山
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 1992年の春。陰のある男たちが住民を伴い、白石市役所を訪れた。
 「ゴルフ場を造りたいので、地形を整えるため産業廃棄物で埋め立てたい」
 応対した一人で、企画財政課の係長に着任したばかりの遠藤篤志(59)=現総務部長=はピンときた。「上戸沢で変なうわさがある。注視してほしい」との引き継ぎがあった。10年を超える産廃闘争はこうして始まった。
 最終処分場の予定地は市の南西部、福島県境に近い上戸沢地区の山林。下流域では白石川から取水し、仙南・仙塩7市10町に水道用水を供給する計画を県が進めていた。
 当時の市長、川井貞一(82)は「水源地につくる施設ではない」と当初から反対し、設置の許認可権を握る知事(当時)の浅野史郎(66)にも同調を働き掛けた。
 県と市の共闘が成立すると、事業者は処分場の設置許可や損害賠償などを求める訴訟を乱発。一審の仙台地裁で、県が敗訴する判決も出た。

<住民投票を実施>
 危機感を募らせた川井は98年、建設の是非を問う住民投票の実施を決断。結果は投票率70%で、反対が94%を占めた。全有権者の3分の2がノーを表明したのに、いかんせん法的拘束力がない。
 「事務屋から見れば、市民の意思で阻止できる法律的な根拠は何もない。万一の時には、取り返しのつかない恐れがある」。廃棄物処理法など関連法令を丹念に調べた遠藤は、市独自の条例制定を川井に進言した。
 2001年施行の「水道水源保護条例」は、水道法に基づき「きれいな水を住民が享受する権利」を全国で初めて明文化。市長が指定した水源保護地域で最終処分場やゴルフ場の設置を禁止し、罰則も盛り込んだ。遠藤は「全国の先例を参考に一からつくった。これなら裁判に負けないと思った」と振り返る。
 最高裁は06年、農業振興地域整備法(農振法)による開発申請の不許可処分を取り消すことを求めた事業者の上告を受理しないと決定。県を支持した仙台高裁判決が確定し、法廷闘争は終止符が打たれた。

<募金で土地取得>
 上戸沢の旧街道から冬季通行止めの林道に入り、歩くこと10分。処分場の旧予定地には、こけむした看板がひっそり立つ。
 題名は「後世に引き継ぐ山林」。市民や経済団体でつくる建設反対期成同盟会が、事業者の税金滞納で公売にかけられた予定地の一部を市民の募金で取得し、市に寄贈した。物理的に着工できないよう封じ込めた。
 同盟会長を務めた市自治会連合会長の鈴木恒秋(83)は「行政主導ではなく、自主的に反対の姿勢を示せた」と胸を張る。同じ仙南地域の竹の内産廃処分場(村田町)では、悪臭や汚水が周囲に流出した。「竹の内のようになる可能性も十分あった」と鈴木。身近な危機感が、市民の行動を後押しした。
 条例の大前提とも言える白石川からの取水は現在、水需要の減少で休止中。県と市の防御策は、ガラス細工のような際どい輝きだった。(敬称略)


2015年01月30日金曜日
関連ページ:宮城政治・行政

3407チバQ:2015/02/01(日) 16:57:56
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150131_11063.html
<白石市制60年>地域の連帯と絆裂く/(下)原発事故


越河保育園で、覆土による園庭の除染に取り組む作業員=12年5月
拡大写真
 2011年の東日本大震災で震度6弱を記録した白石市。激震の被害とは別に、原発事故の放射能汚染と自治体の境界という二つの見えない敵に苦しむ住民がいる。
 震災から4日後の3月15日、福島第1原発から大量の放射性物質が大気中に放出された。南からの風に乗って、福島県境の越河地区にも降り注いだ。
実現しない要望
 「放射線量を調べてください」。正確な情報が入らず、不安を感じた40代の母親は県の相談窓口に電話を入れた。
 「原発から100キロ離れているから大丈夫」。仙台を起点にした担当者の回答に絶句した。越河は原発から70キロ圏内。米国は80キロ圏内の米国民に避難を勧告していた。
 1カ月後の4月下旬。ようやく越河小の校庭で測定した値は毎時0.9マイクロシーベルト(除染の目安は毎時0.23マイクロシーベルト)。震災による断水で、子どもと屋外で給水車を待った日々を悔やんだ。校庭の除染も隣の福島県国見町は11年夏に終わったが、越河ではそれから1年待たなければならなかった。
 「科学的、医学的な観点から健康への悪影響は考えられない」。県の有識者会議が11年10月に出した見解が、金科玉条となった。隣の丸森町では、住民の不安解消を理由に健康調査が行われたが、越河はまたも蚊帳の外に置かれた。
 保護者有志でつくる「こすごう子どもを守る会」はこれまでに2回、独自に子どもの甲状腺検査を実施。積算線量計の配布、地区内の線量調査にも取り組む。子どもの将来を案じた「念のため」の活動だ。
 仕事や家庭を犠牲にして行政に要望を繰り返しても、実現しない現実。「県境がもう少し北にあったら…」。母親の偽らざる思いだ。
問われる自活力
 蔵王連峰山麓の福岡深谷地区でイワナの養殖業を営む村井雄(56)は、風評被害で売り上げが落ち込み、東京電力に損害賠償を独力で請求した。
 大手水産会社で法務を担当した村井でも、賠償が認められるまでには骨を折った。「国の対策が県境1本で縮小するため、東電の対応も県内の個人レベルの請求には厳しくなる」と指摘する。
 一連の経緯を13年に冊子にまとめ、関係者に配ったが、反応はぽつぽつ。丸森町筆甫地区の住民約700人が14年、裁判外紛争解決手続き(ADR)で東電から福島並みの慰謝料増額を勝ち取る一方、白石では集団での行動は起きなかった。
 「あんまり騒ぐな」。市内各地で、有力者の一喝や市の鈍い動きにより、子育て世代の切実な声がかき消されたとの証言は多い。原発事故は市民の連帯や地域の絆も引き裂いた。
 「市内には未救済の実害、風評被害が相当あるはずだが、問題意識が風化し、諦めが生じている」と村井。「地方創生が叫ばれる時代に、自分たちの問題を自分たちで解決する市民の自活力が問われている」と訴える。
(敬称略)


2015年01月31日土曜日
関連ページ:宮城政治・行政

3408チバQ:2015/02/02(月) 20:02:30
>>3372>>3381

http://senkyo.mainichi.jp/news/20150202ddlk02010097000c.html
選挙:三沢市長選 自民支部党員投票、鈴木氏が過半数 種市氏も出馬姿勢 /青森
毎日新聞 2015年02月02日 地方版

 任期満了に伴う三沢市長選(6月7日投開票)で、自民党三沢市支部からの推薦候補を決める党員投票が1日、三沢市内で行われた。同支部に推薦願を提出した2候補が対象で、3選を目指す現職の種市一正氏(73)と、三沢市議の鈴木重正氏(46)の2人のうち、鈴木氏が過半数を占めた。【宮城裕也、塚本弘毅】

 同支部は早期に衆院青森2区支部(支部長=江渡聡徳衆院議員)に鈴木氏の推薦願を提出する。2区支部の了承の上で、最終的には県連が推薦の可否を判断する。ただ、種市氏も立候補を断念しておらず、12年ぶりの選挙戦となる見通しは変わらなさそうだ。

 昨年12月末までの入党者179人が有権者で、午前10時〜午後5時に実施。各党員は、投票所となった「きざん三沢」内の受付で投票用紙を受け取って投票に臨んだ。投票者は170人で鈴木氏103票、種市氏66票、無効1票だった。

 鈴木氏は記者団に「大変ありがたい結果。これまでの党員、議員活動を評価していただいた。しっかり受け止め頑張りたい」と話した。種市氏は毎日新聞の取材に「結果は結果。コメントはしない」と述べるにとどめた。

 両氏はそれぞれ昨年12月に出馬を正式表明し、同支部に推薦願を提出。過去2回の市長選(無投票)で同支部は種市氏を推薦してきたが、鈴木重令前市長の長男の鈴木氏が同支部での幹事長経験を持つ一方、種市氏の入党は昨年10月と党歴が浅く、選定は難航。当初は支部総会で決定する動きもあったが、委任状をどう取り扱うかや、「密室で決めたと言われる」(支部関係者)などの懸念もあり、県内の首長選候補選びでは異例の党員投票となった。

 開票後に記者会見した三沢市支部の小比類巻正規支部長は「今日の結果を(県連に)認めてほしい」と話した。2区支部長の江渡氏は開票前の毎日新聞の取材に「最終決定は県連だ」と述べるにとどめた。

 ◇異例の党員投票 苦し紛れの側面も
 異例の党員投票は、推薦を1人に絞る調整力が党支部にない中、苦し紛れに行われた側面が強い。

 前市長の長男の鈴木氏が立候補に向け動く中、鈴木氏が所属する市議会の自民系会派では「種市氏は(多数派の)非自民会派に足場を置いている」との不満がくすぶっていた。しかし、種市氏の入党申請を断る理由はなく、2人の推薦願に支部が苦慮したあげく、党員投票で地元の意志を示すことになった。

 党員名簿はいずれの陣営にも提供されず、両陣営は手探りで党員を捜して多数派工作にいそしんだという。

 背景には、昨年1月の平川市長選を巡る自民県連の混乱の影響もある。平川市長選では2候補が出馬表明し、合併前の旧町村別の市内3支部が別々の推薦願を県連に提出。当時の木村太郎県連会長の調整が実らず、木村氏が県連会長を辞任する事態に至った。三沢市支部関係者は「平川市の二の舞いにはなりたくない。決定は党員一人一人の民意だから県連も文句は言えないのではないか」と党員投票の理由を話す。

 一方で、昨年6月のむつ市長選では、急逝した前市長の長男と自民県議2人の計3人が公認・推薦を県連に求め、市内4支部や、2区支部長の江渡聡徳衆院議員らの調整で長男での一本化が決まった。昨年3月の自民県連大会で、公認・推薦には所属支部の推薦を得た上で、衆院選挙区支部と調整して県連に申請するよう県連規約が改定された結果だった。【宮城裕也】

3409チバQ:2015/02/02(月) 21:02:31
http://www.sankei.com/region/news/150202/rgn1502020009-n1.html
2015.2.2 07:02

陸前高田市長選は現新の一騎打ち





 任期満了に伴う陸前高田市長選は1日告示され、新人で元医療法人職員の橋詰清氏(48)と現職で再選を目指す戸羽太氏(50)=いずれも無所属=の2人が立候補、現新の一騎打ちとなった。8日に投開票される。

 陸前高田市は東日本大震災の津波で中心部が壊滅、死者・行方不明者が県内最多の1800人を超える大きな被害を受けた。震災後初めてとなる今回の市長選は震災復興が最大の争点。

 新人の橋詰氏は震災復興を加速させるには復旧・復興事業の全体像を市民に分かりやすいように透明化する必要があるとして市政の刷新を訴え、現職の戸羽氏は復旧・復興の陣頭に立ってきた実績を強調、土地かさ上げによる中心部再建など復興計画推進のため市政継続を訴えている。

                   ◇

 ◇陸前高田市長選 届け出順

 橋詰清 48 元団体職員 無新
 戸羽太 50 市長    無現〔1〕


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