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東北 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3228チバQ:2014/09/08(月) 21:58:27
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20140905-OYTNT50131.html
[佐藤知事 不出馬]表明の朝 後援者に電話
2014年09月06日
民主党県連などから出馬要請を受ける佐藤知事(右)(8月29日、県庁で)=岩波友紀撮影 4日夕、「熟慮に熟慮を重ね、今期で身を引く」と語った佐藤知事。出馬か不出馬かで揺れ動いた末の決断を、長年の後援者に伝えたのは、記者会見で表明する9時間前だった。

 この日の朝、二本松市の安田寿男・連合後援会長(82)宅で、居間のテーブルに置かれた携帯電話が鳴った。手にとって立ち上がり、耳にあてる。「2期8年で燃焼し尽くしました。期待に応えられません」。佐藤知事の決意を込めた話しぶりに、安田会長は3選出馬を願って続けた説得が実らなかったことをさとった。1分余りで終わった通話の後、目を潤ませながら「出ねえか。時期が時期だけに、最終判断だろう」とつぶやいた。

     ◇

 東京電力福島第一原発事故の影響で、今も約13万人が県内外で避難生活を送る本県。除染や復興の遅れへの県民の不満は根強く、昨年には、郡山、いわき、福島の主要3市の市長選などで現職が相次いで落選した。佐藤知事は県の事故対応の先頭に立ったが、批判的な県民も少なくなく、今年に入っても逆風を受けかねない情勢が続いていた。

 こうした中、佐藤知事は秘書として仕えた渡部恒三・元衆院副議長に「心身ともに疲れた」と漏らすなど、「不出馬」に傾く姿を見せていた。8月下旬、知事公舎を訪ねた渡部氏が「期待されてありがたいんだから、命をかけてやるべきだ」と出馬を促しても、首を縦に振らなかった。

 一方で、出馬に前向きと受け止められる言動も続いていた。

 佐藤知事は同月29日、民主党県連など4者協議会から出馬要請された際、「皆さんの気持ちはよく分かります。継続性は大事だと、よく承知している」と発言。今月2日深夜、ひそかに知事公舎を訪れた安田連合後援会長から、翌日未明まで熱心に口説かれた直後には、周辺に「やっぱり俺がやるしかないか」と語ったという。

     ◇

 退任を表明した4日夕の記者会見で、佐藤知事は決断の理由の一つとして、就任時にも語った「権不十年(けんぷじゅうねん)」の政治信条を挙げた。おごりや腐敗を防ぐために、権力者は10年ほどで地位を去るべきとの考え方だ。また、除染を進めるのに不可欠とされる中間貯蔵施設の建設受け入れを政府に伝え、計画を前に進めたことも理由とした。

 ただ、佐藤知事に近い関係者の中には、それだけが理由だと受け止める人はほとんどいない。周辺が口をそろえて指摘するのは、東日本大震災や原発事故後の激務で疲弊したことによる、体力や気力の衰えだ。叔父として佐藤知事を見守り続けた渡部氏は推し量る。「あの災害で心身ともにくたびれ果ててしまった。『3・11』がなかったら、3期やっていただろう」


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