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東北 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:15:14

統一地方選スレから東北地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
宮城スレもあったけど政治ネタは引き続き此処へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1212635128/l40
北海道はこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1223878241/l40

2245チバQ:2012/07/06(金) 22:47:14
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201207060168.html
'12/7/6
小沢新党、地元岩手で伸び悩み 県議会第3勢力に転落かシェアする

 新党結成を控える小沢一郎元民主党代表が地元岩手県で、同調者の伸び悩みにより苦戦を強いられている。民主党会派県議23人のうち、新党参加者は民主党残留組よりも少数にとどまる公算が大きい。「小沢王国」と呼ばれてきたが、民主、自民両党に次ぐ県議会第3勢力に転落しそうな情勢だ。

 「知らない番号から携帯に電話がかかってくる」。態度を決めかねている当選1回の民主党県議の携帯には、小沢氏が離党届を提出した2日以降、未登録先からの電話が相次いだ。離党、残留をめぐる綱引きは水面下で活発化している。

 民主党県連幹部は、小沢氏が離党を表明すれば県議の大半が小沢氏と行動を共にすると見込んでいた。だが実際には、有力支持団体の連合出身者をはじめ、少なくとも10人が民主党に残る考えを固めている。5議席を民主党が独占する小沢氏のお膝元、奥州選挙区でも2人が小沢氏からたもとを分かつと明言した。

 奥州選挙区選出で長年小沢氏と政治行動を共にしてきた渡辺幸貫わたなべ・こうかん県議は「(小沢氏のように)大衆迎合ばかりでは、いかがなものかと感じた」。民主党残留を決めた平野達男復興相と同じ高校出身の佐々木努ささき・つとむ県議は「震災復興に取り組んでいくために復興相を支えていきたい」と話す。

 23人の半数以上が民主党にとどまれば、小沢氏の同調者は自民党会派(12人)にも届かずに第3勢力に転落する。

 5日の県議会総務委員会では反消費税増税を掲げる小沢氏の威光に陰りが見えた。消費税増税に反対する請願を協議したが、民主党県議4人のうち賛成したのは1人だけで、3人が反対に回り、不採択となった。

 予想外の事態に小沢氏に近い民主県連関係者は「県議の多くが政権党のうまみから離れられなくなっている」とうらみ節を口にした。

2246チバQ:2012/07/06(金) 22:58:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120706-00000083-mailo-l03
県議会:民主、11人残留へ 「離党組」最大9人程度 /岩手
毎日新聞 7月6日(金)11時40分配信

 民主党の小沢一郎元代表が新党結成を表明したことを受け、分裂が不可避となった県議会最大会派・民主党(23人)で、5日までに11人が党に残留する意向を固めたことが毎日新聞の取材で分かった。小沢氏の結成する新党に合流する「離党組」は、現状では最大9人程度にとどまる見込みで、かつて数の力で絶大な影響力を誇った小沢氏の求心力の低下は一層顕著になるとみられる。
 県連所属の国会議員8人のうち、小沢氏を含む5人が離党、3人が党に残留するなど、足並みの乱れが県議団にも波及している。
 これまで労組系の高橋元県議ら3人が早期に残留の意向を表明していたが、5日には佐々木博議長ら5人が新たに残留を明言。佐々木議長は「新党を結成しても組織を拡大するにはエネルギーが必要。それよりも現在の立場で復旧復興を優先すべきだ」と説明。また、小沢氏の地元・奥州市選出の渡辺幸貫県議も「県議会議員の一員として判断した。消費増税はやむを得ない」と話した。
 当初、「県議会開会中に混乱をきたすのはよくない」などとして、離党か残留かの態度表明について「残留組」で一部慎重な意見もあったが、離党組の水面下での切り崩しがここ数日で激化したことから、早期の態度表明で退路を断ったとみられる。残る数人も既に残留の態度は決めており、地元支持者らへの説明を経て数日中に表明する見通しだ。
 一方、離党組は現時点で8人程度が固まったものの勢力の広がりを欠き、最終的に第2会派・自民民主クラブ(12人)を下回る可能性もある。ただ、まだ4人が流動的であることから多数派形成に向けた水面下での駆け引きが続きそうだ。【金寿英】

7月6日朝刊

2247チバQ:2012/07/07(土) 10:57:01
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120707t31008.htm
小沢氏離党 県内首長に波紋 「復興へ政治の安定を」
 民主党の小沢一郎元代表(衆院岩手4区)らの集団離党をめぐり、地元・岩手県関係の国会議員や県議の対応が真っ二つに割れる中、県内の首長たちには戸惑いや不透明な政局への不安が広がる。小沢氏の行動に理解を示す声がある一方、沿岸被災地の首長たちは「復興に向けて何よりも政治を安定させてほしい」と訴える。

 小沢氏の地盤・奥州市の小沢昌記市長は6日、取材に対し「(消費税増税法案をめぐる)民主党の強引な採決の在り方は正しいのか。小沢先生の行動は国民との約束を果たそうとしたものだ」とのコメントを出した。
 同じ4区内で、離党しなかった平野達男復興相(参院岩手選挙区)の出身地でもある北上市。高橋敏彦市長は3日の定例記者会見で、党分裂について「国への要望ルートが増えてしまうと、一つ一つが実現しにくくなるのではないかという心配がある」と懸念した。
 被災地・陸前高田市の戸羽太市長。5日の定例会見で「小沢さんは信念を通されたんだろう」と受け止めながら「あれだけの離党騒ぎでも、被災地からすれば何も変わっていないし、何も良くなっていない」と、永田町と被災地との距離感をにじませた。
 2009年の宮古市長選で、民主党などが推薦する候補と戦った山本正徳市長は「(小沢氏は)波風立てないでほしい」。釜石市の野田武則市長は「政治状況がどうあれ、復興を停滞させてはならない」と注文を付けた。


2012年07月07日土曜日

2248チバQ:2012/07/08(日) 16:26:49
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120708t11020.htm
対立候補動きなし 角田市長選、告示まで1週間
 任期満了に伴う宮城県角田市長選は、15日の告示まで1週間となった。現職で再選を目指す大友喜助氏(61)=無所属=以外に立候補の動きはなく、無投票になる可能性が高まっている。
 大友氏は昨年12月、市議会定例会で立候補を表明。6月3日に同市角田大町であった事務所開きでは、東日本大震災からの復興や昨年策定した第5次長期総合計画の推進などを掲げ、「角田発展へ共に前進しよう」と再選への意欲を語った。
 一時期、対立候補として市議ら複数の名前が浮上したが擁立には至らず、選挙戦になるムードは見られない。
 大友氏陣営のある市議は「いつ選挙戦になっても対応できるよう準備を進めている」と話す。告示直前に大規模な総決起大会などは開かず、地区単位の市政報告会に力を入れる。
 今回無投票になれば2000年の市長選以来12年ぶり。選挙になった場合、投票は22日に行われ、即日開票される。
 6月1日現在の有権者は2万6344人。


2012年07月08日日曜日

2249チバQ:2012/07/08(日) 16:32:17
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120708_3
「残留」と「離党」、激しい綱引き 県議会民主会派

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   民主党の小沢一郎元代表が離党・新党結成を表明したことを受け、県議会(定数48)は今後の会派勢力をめぐり混沌(こんとん)とした情勢だ。最大会派の民主党(23人)は7日現在、同党残留グループ12人、離党グループ9人、検討中2人と分裂し、第二会派の自民クラブ(12人)とほぼ拮抗(きっこう)。同日も国会議員を含めた残留、離党各グループの綱引きが激しく展開された。達増知事は小沢氏と同一歩調を取る姿勢。震災復興が大きな県政課題となる中で、残留グループが今後、知事とどのようなスタンスを取るかが焦点となりそうだ。

 県議会の会派構成は、現状で民主党23人、自民クラブ12人、地域政党いわて4人、社民党3人、共産党2人、無所属4人。民主党会派が分裂することで、民主残留グループ、自民クラブ、民主離党グループに議席数の大きな差はなくなる。

 震災復興を軸に当面は緩やかな滑り出しの可能性もあるが、残留、離党意向の双方の議員から「次期衆院選で対決する場面が出てくる。徐々に温度差は出てくるのではないか」「選挙が近づけば、対決する局面も十分あるだろう」との見方も出始めている。





(2012/07/08)

2250チバQ:2012/07/08(日) 16:32:48
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20120707-OYT8T01098.htm
民主分裂、県内に余波...離党示唆する市議も

「民主党広報板」の部分が白いテープで消された京野公子衆院議員のポスターの掲示板(6日、湯沢市表町で)  先月末に衆院本会議で採決された税・社会保障一体改革関連法案を巡り、民主党の京野公子氏(62)(秋田3区)と、高松和夫氏(70)(比例東北ブロック)の県関係衆院議員2人を含む小沢一郎元代表のグループが今月2日に同党へ離党届を提出し、除籍(除名)される見通しとなった。秋田3区で京野氏を支援する同党の地元議員らに離党含みの動きが出るなど、民主分裂の兆しが見え始めた。

 京野氏の地元事務所は選挙区に掲示しているポスターの「民主党広報板」の部分に白いテープを張って消す作業を進めている。事務所関係者は「民主党はもう『他党』。京野関係のポスターや看板から早く党名を消さないと」と話す。

 京野氏を支援してきた横手市の小沢秀宏市議(72)(1期)は1日、後援会員との会合で、参加した40人中33人から「次の選挙に民主党公認で出るなら、もう応援しない」との意向を示されたという。

 小沢氏は現段階での離党は保留しつつも、「野田政権が増税やTPP参加の方向性で進めば、次の市議選は民主党からは出ない。支援者の意向を聞いた上で、無所属での出馬もあり得る」と離党の可能性を示唆した。

 また、京野氏の支援を受け、市議選を戦った同市の青山豊市議(40)(同)も「現段階では離党を申し出る意向はない」としながらも「恩義のある京野氏への支援は継続する」と断言。秋田3区で民主党が京野氏の対抗馬を擁立した場合、「自分が離党するか、除籍覚悟で京野氏を応援するかだ」と述べた。

 由利本荘市の作佐部直市議(61)(同)は「京野、高松両氏と考え方は近い」としながらも党に残ると決めた。一方で、「3区に擁立された民主党候補がTPP賛成や消費増税をあくまで主張するなら、選挙応援をサボタージュする党員が続出するだろう」とみている。

 市議らだけでなく、一般党員にも反応が見られる。政権交代に期待し、約4年前に入党した羽後町堀内、農業大日向長作さん(71)は「仲間同士のけんかと排除の論理ばかりの民主党には未来がない」と離党を決めた。「小沢元代表が作る新党に期待したい。今の日本には小沢さんのような強烈なリーダーが必要」と話す。

 同党県連によると、2012年度の県内の党員・サポーターは約3500人。政権交代した09年度の約1670人から2000人近く増えている。

 同党県連の虻川信一代表代行(66)(県議)は「離党や離反の動きに対して慰留はするが、党の方針に納得できないなら、やむを得ない」としている。

(2012年7月8日 読売新聞)

2251チバQ:2012/07/08(日) 20:09:05
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120708-OYT1T00007.htm
小沢氏の影響力、盛岡で低下も…民主4県議残留

 民主党の小沢一郎元代表が結成する新党への不参加を決断した階猛(しなたけし)衆院議員(岩手1区)の地元民主党県議4人のうち、唯一、対応を明らかにしていなかった高橋但馬県議(盛岡)が7日、読売新聞の取材に対して、党に残留する意向を表明した。


 これで、1区の同党県議全員が階氏と行動を共にすることになり、県都・盛岡市で小沢氏や達増知事の影響力が弱まることは必至だ。

 高橋氏は、残留の理由について「後援会と話し合った結果、震災からの復興を進めるため、党に残ることを決めた」と語った。

 さらに、民主党の平野復興相と黄川田徹、階猛の両衆院議員は7日夜、盛岡市内で、民主党に残留する意向を示している県議団と会談した。会合には、渡辺幸貫氏(奥州)、大宮惇幸氏(岩手)ら8県議が出席した。出席者によると、今後も与党として被災地の復興を推進することで一致したという。

 終了後、出席者の1人は、県議会(48人)の会派構成について、民主党(23人)に残留する県議が、第2会派の自民クラブ(12人)を上回り、第1会派を維持できる見通しであることを明らかにした。

(2012年7月8日11時41分 読売新聞)

2252チバQ:2012/07/09(月) 22:42:18
>>2223-2224
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120709_3
山田町長に佐藤氏が初当選 東海林氏に1882票差

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 任期満了に伴う山田町長選は、8日投票が行われ、即日開票の結果、町商工会元専務理事佐藤信逸(しんいつ)氏(57)=無所属=が、元高校教諭東海林(しょうじ)和彦氏(67)=同=を破り、初当選を果たした。

 12年ぶりの新人同士の一騎打ちは1882票差で佐藤氏が制し、本格的な復興のかじ取り役を託された。投票率は過去最低の68・96%だった。


【写真=初当選を果たし、万歳をして喜ぶ佐藤信逸氏と弘子夫人=8日午後8時45分、山田町八幡町の事務所】


(2012/07/09)

2253チバQ:2012/07/09(月) 22:44:21
>>2215>>2218-2221>>2228-2229>>2242
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120708t11029.htm
名取市長に佐々木氏3選 大差で大橋氏下す

3選を決め、支持者らと万歳して喜ぶ佐々木氏(中央)=8日午後10時40分ごろ、名取市増田3丁目の選挙事務所


 任期満了に伴う名取市長選は8日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の佐々木一十郎氏(62)が、無所属新人で自然保護団体代表の大橋信彦氏(68)を退け、3選を果たした。
 名取市増田3丁目の佐々木氏の選挙事務所には午後10時半すぎ、当選確実の知らせが入った。
 佐々木氏は支持者らを前に「多くの被災者が一日も早い復興を願っていることを選挙戦で実感した。相対する意見もしっかり聞きたい。みなさんの熱い思いを市政に反映させていく」と意欲を語った。
 佐々木氏は東日本大震災からの復旧・復興で陣頭指揮を執った経験と、企業誘致や下水道整備促進など2期8年の実績を強調。津波で被災した沿岸部の閖上・下増田地区の早期復興を強く訴えた。
 地元選出国会議員や県議、市議、各種団体かららの応援も得て、幅広い支持を獲得した。
 大橋氏は行政主導の復旧・復興計画の見直しや、内陸部の振興などを公約に掲げたほか「自然と共生する社会の実現」を唱えて草の根運動を展開したが、出馬の出遅れが響いて広がりに欠け、浸透するに至らなかった。
 復興計画の焦点となっている閖上地区の現地再建型復興については、大橋氏が津波浸水がなかった地域への災害公営住宅の早期建設などを主張。
 これに対し、佐々木氏は選挙戦で同地区で個別面談を実施することを表明し、復興プランの一部見直しがあり得ることを示唆したため、対立軸が明確にならなかった。
 当日の有権者は5万6082人。投票率は前回(51.93%)を11.93ポイント下回る40.00%で過去最低だった。
 
◇名取市長選開票結果(選管最終)
当15,616 佐々木一十郎 無現(3)
  6,381 大橋 信彦  無新 

<ささき・いそお>1950年1月10日、仙台市生まれ。東北工大中退。酒造会社社長、名取市選管委員、市議2期、市商工会副会長、幼稚園園長などを経て2004年の市長選で初当選。


2012年07月09日月曜日

2254チバQ:2012/07/09(月) 22:57:06
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012070900727
民主5市議が離党届=消費増税、原発再稼働に反対−福島 福島県の民主党所属の市議5人が9日、消費増税関連法案の衆院通過や関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を決めた民主党の対応に反発し、党福島県連代表宛てに離党届を提出したことが分かった。
 離党届提出者は、郡山市の佐竹伸一市議ら2人と、二本松市の中田凉介市議ら3人の計5人。本宮市議1人も離党を検討している。佐竹氏は取材に対し、消費増税反対の考えを示すとともに、「福島県は原子力災害で大変な被害を受けている。安全性が担保されていない中で大飯原発を再稼働すべきではない」と述べた。(2012/07/09-17:45)

2255チバQ:2012/07/09(月) 22:57:57
http://news24.jp/nnn/news89039513.html
岩手・達増知事、小沢氏の新党に参加へ
(岩手県)
■ 動画をみる  岩手・達増県知事は9日の会見で、今週中に民主党を離党し、小沢一郎議員らが11日に設立する新党に参加する考えを明らかにした。 「『参加します』というふうに明言したい。今週中にも離党の手続きを取りたい」−達増知事は9日の記者会見でこのように述べた上で、新党参加の理由について「民意とともに新しい政治を切り開いていくという運動の母体となる、日本における先頭が新党になる」と述べた。一方で、任期途中での次の衆議院選挙への出馬については「今、頭の中にはない」と述べ、否定した。 達増知事は小沢氏が離党を表明した前日の1日に小沢氏と会談し、今後の協力を要請されていた。
[ 7/9 15:40 NEWS24]

2256チバQ:2012/07/10(火) 22:49:25
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120710t31006.htm
増税反対請願、一転採択 民主党会派で一波乱 県議会定例会
 民主党の小沢一郎元代表らによる集団離党を受け、岩手県議会の最大会派・民主党の分裂が決定的となった影響で、県議会6月定例会最終日の9日、総務委員会で不採択となった消費税増税関連法案に反対する請願2件が本会議で一転、採択される波乱があった。
 総務委員会(10人)は、委員長を除いた民主党の委員4人のうち3人は党「残留組」。5日の採決では自民党の3人と合わせて6人が採択に反対し、不採択となった。
 ところが、本会議(定数48)では民主党23人(議長含む)から「離党組」とみられる議員ら14人と地域政党いわて4人、社民党3人、共産党2人、無所属3人が採択に賛成し、26対21の賛成多数で採択された。
 民主党で採択に反対したのは「残留組」の渡辺幸貫氏(奥州)ら8人にとどまった。党県連幹事長の佐々木順一氏(花巻)ら「離党組」とみられる10人に加え、「残留組」から3人、態度未定議員1人が採択賛成に回った。
 態度未定の佐々木朋和氏(一関)は賛成の理由を「党議拘束もなかったので、被災者や中小企業のことを考えて自分自身で決めた」と説明。「(残留か離党かの)身の処し方とは関係ない」と強調した。
 党残留を明言しながら、採択に賛成した五日市王氏(二戸)は「増税には賛成だが、今はその時期ではない」と話した。
 民主党会派分裂をめぐり、9日は名須川晋氏(花巻)が離党、小野共氏(釜石)が残留の意向を表明。態度未定の1人も含め、党残留が見込まれるのは13人前後とみられ、離党が濃厚なのは10人前後となった。


2012年07月10日火曜日

2257チバQ:2012/07/10(火) 22:49:55
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120710/iwt12071002150001-n1.htm
岩手知事、新党入り 「小沢氏崇拝の表れ」 県議ら批判、県政かじ取り難しく
2012.7.10 02:15
 小沢一郎元代表の民主離党に絡んで、達増拓也知事が9日、「民主離党、新党入り」を表明したことは、県政界に波紋を広げている。県議会の新党会派は、今のところ表明しているのは10人で、自民会派12人、民主残留会派11人に次いで第3会派になる見通し。達増県政は不安定な会派構成の上で、厳しいかじ取りになるのは必至。県議からは「党の代表でなく、県民の代表であることを忘れている」など疑問視する声が出ている。(原圭介)

                   ◇

 達増知事は記者会見で、新党入り表明について、「私本人は何も変わらない。いままでやってきて、これからもやっていこうとする運動の母体となる新党に合わせ、(入党)手続きするだけ」と説明。サポーターとして民主党員だったが新党の党員となっても、県政運営に対する姿勢は変わらないことを強調した。

 しかし、自民党県連幹事長の千葉伝(つとう)県議は「新党の中身がまだはっきりしない段階での新党入り表明は、個人的な小沢崇拝の表れとしか思えない。県民の代表であることをしっかり認識すべきだ」と指摘する。

 自民党のほかの県議は、このタイミングでの表明は「少しでも多く県議を新党会派に引っ張り込むための後押し発言としか思えない」という見方をした。

 最大会派の民主会派が分裂すると、民主、自民、新党の上位3会派の数が拮抗(きっこう)し、政策によっては会派の合従連衡(がっしょうれんこう)となる不安定な政局が続きそうだ。

 キャスチングボートを握りそうな会派の「地域政党いわて」(4人)の飯沢匡代表は「今後、いろいろ連携を模索することになる」と語った。

 この日に開かれた6月県議会最終日の本会議では「消費税増税に反対する請願」「消費税増税関連法案の廃案を求める請願」がともに賛成多数で採択された。採決でも民主会派は賛成、反対に分かれ、民主残留を表明しながら賛成に回った五日市王県議は「残留と消費増税は別」と話した。

 今回は分裂過渡期で許された個別対応も、やがて来る次期衆院選では離党、残留に分かれ、それぞれの党の方針に従って戦うことになりそうだ。

2258チバQ:2012/07/10(火) 22:51:48
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001207100001
小沢王国分裂 議会亀裂、浮き彫りに
2012年07月10日


消費増税反対を求める請願の採決で、民主党会派が真っ二つに割れた=9日、県議会

 達増拓也知事の民主離党と小沢新党への参加の明言は、県議会の亀裂をさらに浮き彫りにした。
 9日の定例会見。達増知事は、相変わらずの言い回しだった。


 「政権交代をやり直そうというところに、何らかの形で微力を尽くしていきたい」「(県議の動きは)特に承知していない。私自身の考え方が大きく変わるわけではない」


 県議らは「議会では態度を明確にしなかったのに。軽視している」「参加するのなら、もう一度政治姿勢を問い直さねば」と緊急質問を申し入れた。


 登壇した3議員からは、「民主党員として知事選を戦ったのではないか」「与党から野党の知事をあえて選択したことに、危惧を覚える」などと、知事の新党入り表明を相次いで批判した。


 しかし達増知事は「有権者の負託に応えるのに、党籍がこうだから、というのはない」。さらには「本会議で、自分が元民主党幹部だったことを言うと、(新党が元の民主党の理念を持つという)大宣伝になるのではないか」。


 そうけむに巻いた達増知事だが、すでに行動は新党幹部なみだ。6日、党県連事務所で、小沢氏に同調する佐々木順一県連幹事長と接触していた。


 9日には態度を明確にしてこなかった1期目の名須川晋氏(花巻選挙区)が「民主党を離党して新党に参加します」と記者団に表明した。名須川氏は、小沢氏の元秘書、木戸口英司元県議の地盤を引き継いで当選した。その木戸口氏は現在、達増知事の秘書だ。これで県議会の民主党会派は離党10人、残留12人、保留1人となった。


 残留組で元議長の渡辺幸貫氏(奥州選挙区)は知事の離党表明に「(新党の)今後の路線について注意深く見守るのが賢明ではないか。国と一体となって県民の思いを知事として成し遂げてもらいたい」と釘を刺した。


 その他にも、消費増税に反対する請願が委員会で不採択相当とされたのに、本会議では民主党会派内で賛成者が出たため、採択されてしまった。県議会最終日は、「小沢王国」の分裂が一気に表面化した1日となった。


 残留組の佐々木博議長は「これからこういったことがたびたび起こるのかな」と今後への不安を漏らした。

2259チバQ:2012/07/10(火) 22:52:32
>>2254
http://www.minpo.jp/news/detail/201207102397
民主県連に離党届 郡山、二本松の5市議
 民主党の太田和美衆院議員(本県2区)の離党に同調し、郡山市議2人、二本松市議3人の計5人が9日、党県連に離党届を提出した。5人は消費税増税と関西電力大飯原発3号機の再稼働への反対を離党理由に挙げ、次期衆院選では太田氏を支持する考えを示した。11日に結成予定の「小沢新党」に参加するかどうかは明確にしていない。
 郡山市議は党県第2区総支部幹事長の佐竹伸一氏(53)=1期=と同事務局長の栗原晃氏(55)=1期=で、2人は今後も、市議会会派・新政会に所属して活動する。二本松市議は総支部政調会長の中田凉介氏(55)=3期=、同総務会長の五十嵐勝蔵氏(69)=3期=、同副幹事長の深谷勇吉氏(63)=1期=。3人は市議会会派・真誠会に引き続き所属し、中田氏は会長を務める。
 県連によると、5人は一般党員のため党籍は持っておらず、除名などの処分はしない。
 佐竹氏が5人を代表し、福島市で佐藤政隆県連筆頭副幹事長(総支部副代表)に離党届を手渡した。
 第2区総支部内では、本宮市議の1人も離党届提出を検討しているもようだ。

( 2012/07/10 09:28 カテゴリー:主要 )

2260チバQ:2012/07/11(水) 23:52:47
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001207110002
民主会派10人新党へ 
2012年07月11日


民主党会派の議員総会。人で集まる最後の機会に=9日、県議会棟

 民主党から除名処分になった小沢一郎元代表は11日、新党を立ち上げる。小沢氏に同調するか残留するかで揺れていた県議会の民主党会派23人の大勢が固まった。いずれも支持母体や系列の国会議員の影響が大きいが、支援者が分裂状態になる悩みを抱える。


 10日現在、離党して新党入りする県議は10人にとどまる見通しで、残留が12人、保留が1人。


 新党入りするのは自由党時代から小沢氏と行動を共にしてきた県議や、小沢氏の後援会組織が強固な衆院岩手4区内を選挙区とする県議ら。小沢氏の元秘書、佐々木順一・民主党県連幹事長が筆頭だ。


 6日に離党表明した関根敏伸氏の地元は、民主党に残留する平野達男復興相(参院岩手選挙区)と同じ北上市。しかし、小沢後援会の強力な支援で3回当選しており、後援会役員に5日、「私の政治の原点である小沢先生と共に行く」と約束した。


 一方、早くから残留が確実視されていたのは、連合岩手を支持母体とする軽石義則、田村誠、高橋元の3氏。高橋但馬、佐々木博、高橋昌造の3氏は階猛衆院議員の岩手1区内の県議で、追随して残留した。高橋但馬氏は階氏の元秘書だ。


 小沢氏の影響力が強いとされる県南で残留した県議は、後援会の説得に苦労した。その一人の若手県議は7日、地元で後援会の会合で「民主党に残りたいと思います」と伝えた。幹部から次の選挙は支援しないことをにおわせる厳しい言葉を浴びた。残留組の別の県議から電話で「俺たちが一生懸命応援するから」と励まされると、若手県議は涙で声を詰まらせ「最後まで頑張る」と答えた。


 残留する県議8人は7日夜、盛岡市内の飲食店で平野、階、黄川田徹(衆院岩手3区)の3氏と会合を持った。国会議員と県議の残留組はこれを含め3回の会合で結束を固めてきた。


 残留組のある県議は「黄川田さんへの対応が分裂を決定づけた」とも言う。


 消費増税法案が国会に提出された際、小沢氏の意向で黄川田氏ら県選出国会議員は政府や党の役職を一斉に辞任した。黄川田氏が辞職に消極的だったと報道されると、小沢氏系県議らは「県連として厳重注意すべきだ」と非難した。


 残留組の県議はその動きに憤っていた。「黄川田さんは家族4人を亡くしながら復興のため政府で頑張っていた。政治の原点は人を大切にすることだ」


■県議会の民主党会派(23人)の分裂状況(敬称略、カッコ内は選挙区)


【新党へ=10人】=衆院議員が新党入りする岩手2・4区中心


伊藤勢至(宮古・下閉伊)、佐々木順一、名須川晋(以上花巻)、関根敏伸(北上)、岩渕誠(一関)、郷右近浩、後藤完、及川幸子(以上奥州)、喜多正敏(岩手)、工藤大輔(九戸)


【残留=12人】=連合系、衆院議員が残留する岩手1・3区中心


高橋但馬、軽石義則、佐々木博(以上盛岡)、田村誠(大船渡)、小田島峰雄(花巻)、高橋元(北上)、小野共(釜石)、五日市王(二戸)、渡辺幸貫、佐々木努(以上奥州)、大宮惇幸(岩手)、高橋昌造(紫波)


【保留=1人】佐々木朋和(一関)

2261チバQ:2012/07/12(木) 21:00:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120711-00000072-san-pol
「小沢王国」崩壊の序章 地元・岩手「政局至上主義」に嫌悪感
産経新聞 7月11日(水)7時55分配信

分裂直前に開かれた民主党岩手県議団の議員総会。まだ小沢一郎元代表のポスターがにらみを利かす=9日午後、盛岡市の岩手県議会(写真:産経新聞)

 ■妻の手紙で不満マグマ噴出

 民主党を除籍され、11日の新党結成に向け、気勢を上げる小沢一郎元代表。だが、地元・岩手で小沢氏を支えてきた人々の胸中は複雑だ。東日本大震災からの復興が進まぬ中での「政局至上主義」に嫌悪感が広がっており、妻・和子さんとの離婚問題も暗い影を落とす。半世紀近く「鉄の結束」を誇った「小沢王国」はいまガラガラと崩れつつある。(水内茂幸)

 「あれは3月か4月か…。和子さんが電話で『もう水沢には戻らない』とはっきりおっしゃったので解散を決めたんです。29年間も続けてきたんですが…」

 小沢氏の故郷である旧水沢市(現奥州市)の「水」と和子さんの「和」から命名した後援会組織「水和(みずわ)会」。その会長を務める岩手県議の及川幸子氏は寂しそうにこう語った。

 かつては女性会員を中心に1千人を超え、小沢氏の選挙の主力部隊としてフル稼働したが、平成15年に和子さんの実弟が54歳で急死した後、和子さんはふっつりと水沢に姿を見せなくなった。以来、年1回の総会も開かれていない。

 及川氏が解散を決めた理由はもう一つある。差出人が和子さん名義の手紙が届き「小沢は放射能汚染を恐れ地元入りを拒んだ」「離婚を決めた」などと記されていたからだ。消印は福島県内だったという。及川氏は「20年前に亡くなった支持者にも手紙が届いた。どこか政局的なにおいを感じる」と漏らしながらも、地元の小沢事務所に水和会解散を申請した。

 めったに地元入りしない小沢氏に代わり、和子さんが地元組織を切り盛りしてきただけに支持者の多くは和子さんに同情的だ。ある民主党県議は「なぜ小沢氏が震災後10カ月も地元入りしなかったのか、手紙を読んで腑(ふ)に落ちた」と漏らした。

 「国民の支持を受けた民主党は終わったのです…」

 9日夜の県議会で、小沢氏側近である達増拓也岩手県知事は民主党を離党し、新党に参加する理由をこう説明した。だが、拍手はまばら。自民党県議は「復興に取り組む中でなぜ与党から野党を選択するのか」と厳しく批判した。

 小沢氏の新党結成宣言に伴い、県議会最大会派の「民主党」も分裂した。

 23人中12人は残留を決め、1人は態度未定。離党者は10人にとどまる。達増氏を支持する小沢系新会派は自民党(12人)よりも少ない県議会第3勢力となってしまった。

 小沢新党の同調者が少ないのは復興が道半ばであることが大きい。小沢氏が選出された衆院岩手4区(奥州市など)内の民主党県議10人のうち4人が民主党に残った。このうちの一人、渡辺幸貫県議は「国と一体となって復興を進めなければならないのに」と小沢氏への不信感を隠さない。

 県議だけではない。岩手選出の衆参民主党8議員のうち階猛衆院議員(岩手1区)、黄川田徹前総務副大臣(岩手3区)、平野達男復興担当相(参院岩手選挙区)は民主党にとどまった。

 中でも黄川田氏は震災で父母と妻、長男を失い、今も仮設住宅で暮らす。小沢氏がその黄川田氏に副大臣辞職を迫ったことが地元の不信感を増幅させた。ある県議は「小沢さんの復興より政局を優先させる姿勢は目に余る」と断じる。

 小沢氏側は次期衆院選で黄川田氏ら3氏の選挙区に刺客を立てる構えを見せるが、これがさらなる反発を呼び、連合岩手も小沢新党との決別を決めた。小沢氏の後援会幹部はこう漏らした。

 「有権者から『小沢王国から普通の県に戻せ』と批判を浴びる。県内には小沢への不満が鬱積しているんだ。和子さんの手紙はたまったマグマを噴出させるきっかけにすぎなかった…」

2262チバQ:2012/07/12(木) 21:01:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120712-00000010-mai-pol
<小沢新党旗揚げ>「小沢王国」岩手も分裂
毎日新聞 7月12日(木)1時41分配信


拡大写真
結党大会に出席し、小沢一郎代表(右)と握手する達増拓也・岩手県知事=東京都千代田区の憲政記念館で2012年7月11日、小出洋平撮影

 新党「国民の生活が第一」が発足した11日、小沢一郎代表の地元・岩手県では県議会(定数48)に23人いた民主会派が残留12、新党10、態度保留1に割れ、達増拓也知事は新党に合流した。「小沢王国」分裂の背景として、民主に残る県議の一人は東日本大震災での小沢氏の対応を挙げる。「被災地を小沢氏が訪れたのは震災の10カ月後。あまりに遅く、これまでの信頼が崩れた」

【小沢新党旗揚げ】党名は「国民の生活が第一」 49議員が参加

 一方、県選出の国会議員8人は残留3、新党5に。次期衆院選は骨肉の争いも予想される。

 「小沢先生とたもとを分かつことになったが、目指す方向は一致している」。盛岡市内で7日、岩手1区選出の階(しな)猛衆院議員は地区後援会の支持者らに、民主に残る経緯を説明した。小沢氏との距離をどうとるか。階氏の言葉には苦悩がにじんでいた。

 岩手1区は元々、新進党時代から小沢氏と行動を共にする達増知事の地盤。07年に衆院議員から知事に転身したのを機に、階氏が受け継いだ。知事の後援会関係者は次期衆院選で新党が、階氏に対立候補を擁立する可能性に言及しており、民主党に残った県議は「階さんの後援会には小沢さんの支持者も多い。次の衆院選はかつてない厳しい戦いになるだろう」と不安をにじませる。【金寿英、宮崎隆】

2263チバQ:2012/07/12(木) 21:02:47
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20120712-OYT8T00046.htm
新党「国民の生活が第一」船出 不安も交錯


結党を祝う小沢代表(前列左から2人目)と達増知事(同3人目)ら(11日、東京・憲政記念館で) 民主党を除籍(除名)された小沢一郎元代表らは11日、新党「国民の生活が第一」の結党大会を東京で開いた。県関係の国会議員では、小沢氏の他、畑浩治氏(2区)と菊池長右ェ門氏(比例東北)の両衆院議員、主浜了氏(岩手選挙区)と藤原良信氏(比例)の両参院議員が参加した。大会終了後、新党への熱い思いを語る議員は多かったが、次期衆院選に向けた準備不足を口にする議員もおり、期待と不安の交錯した「船出」となった。

◆衆院1、3区の人選これから

 畑氏は、政策担当の幹事長補佐として、今後は新党の政策立案を担うことになるという。畑氏は記者団に、「(結党大会は)歴史を作る一場面だった。小さく産んで、大きく育てたい。そのために次期衆院選を勝ち抜きたい」と抱負を語った。

 一方、菊池氏は、次期衆院選に向けて、民主党に残留した階猛氏(1区)と黄川田徹氏(3区)の両衆院議員の選挙区に独自候補者を擁立する考えを示したものの、「時間がない。非常に厳しい。今後、小沢代表の考えも伺って、候補者の選定をしなければいけない」と不安を口にした。

 県連組織の発足についても「まだ、そこまで頭が回っていないのが正直なところだ」と語った。

 一方、藤原氏も1区と3区で候補者を擁立する考えを示したが、自身が参院からくら替えし、地元の3区から出馬する考えについては「私自身は参院で行動していきたい」と語り、現時点では否定した。

 同大会終了後、来賓として出席した達増知事は、記者団に対して、「民主党に残留し、新党に合流しない人は理解できない。綱領を読めば、合流してもらえると期待している」と語り、「残留組」に秋波を送った。

◆市会議員にも民主離党の動き

 民主党を除籍(除名)された小沢一郎元代表らが11日、新党「国民の生活が第一」を結成したことを受けて、民主党籍を持つ県内の市議会議員が、読売新聞の取材に対して、離党や新党参加の意向を表明した。

 一関市議会では、2人が民主党議員として活動しているが、佐藤弘征(ひろゆき)市議は「小沢氏と政治姿勢が合致する」として、新党に参加する方向で調整を進めていることを明らかにした。千葉幸男市議は「新党への参加は政策などを見極めて判断するが、民主党には残らない」と離党を明言した。

 小倉建一・久慈市議は「1週間以内をメドに離党届を出す。(地元選出の)畑浩治衆院議員と行動を共にする」と述べた。

2264チバQ:2012/07/12(木) 21:03:07
◆民主県連代表 黄川田氏が有力

 民主党を除籍(除名)された小沢一郎元代表(4区)が務めていた県連代表の後任として、同党県連が前総務副大臣の黄川田徹衆院議員(3区)の就任を軸に最終調整を進めていることが11日、分かった。複数の県連関係者が明らかにした。

 党に残留する3人の国会議員のうち、大臣と副大臣は県連代表に就任できないという内規があるため、平野復興相(参院岩手選挙区)に資格はない。階猛衆院議員(1区)は、衆院の社会保障・税一体改革関連法案の採決で造反し、党本部から党員資格停止2か月の処分を受けており、処分期間中は県連代表になることはできない。

 分裂した県連組織を建て直すため、早急に県連代表を決める必要があることから、3人の中で当選回数が最も多く、就任への障害が少ない黄川田氏を軸に最終調整を進めることになった。早ければ、来週中にも決定する方針だ。

◆県議会 民主が最大会派を維持へ

 県議会の民主党会派(23人)のうち、これまで唯一態度を明らかにしていなかった佐々木朋和県議(一関選挙区)が11日、党にとどまる意向を固めた。同会派は13人となり、県議会第2会派の自由民主クラブ(12人)を上回り、第1会派を維持する見通しとなった。一方、民主党県連幹事長を務める佐々木順一県議(花巻選挙区)は同日、達増知事と県議10人分の離党届を県連に提出し、新党参加を明言した。

 佐々木朋和氏はこれまで、新党参加を求める声が後援会に根強く、調整が難航していた。しかし同日、読売新聞の取材に対し、「被災直後の初志を大切にし、現状のまま動かずに地域課題に取り組みたい」と述べ、党に残る方向で最終調整していることを明らかにした。

 一方、佐々木順一氏らは同日、離党届提出後、県庁で記者会見した。佐々木順一氏は「もう1回、政権交代のやり直しをしないといけない」と述べ、離党届を提出した10人で月内にも新会派を作る方針を表明。民主党会派との統一会派結成は否定した。

 県議会の会派構成は、民主党13人、自由民主クラブ12人、新会派10人、地域政党いわて4人、社民党3人、共産党2人、公明党1人、無所属3人となる。達増知事を支える新会派は第3会派となるため、厳しい県政運営が予想される。

(2012年7月12日 読売新聞)

2265チバQ:2012/07/12(木) 21:08:51
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120712t71017.htm
離党議員への追随限定的 3県連で市議1〜5人ずつ
 小沢一郎元民主党代表が旗揚げした新党「国民の生活が第一」に合流する離党議員が出た民主党青森、秋田、福島3県連では11日現在、離党意向を示す地方議員は各県で市議1〜5人にとどまり、追随の動きは限定的だ。次期衆院選をにらみ、3県連は離党議員への対立候補擁立を含む選挙態勢の再構築に着手。新党の影響を最低限に押さえ込む構えだ。
 石原洋三郎(福島1区)、太田和美(福島2区)両衆院議員が新党に参加した福島県連。このうち太田氏に近い郡山、二本松両市の市議5人が離党届を提出した。党県2区総支部幹事長も含まれている。
 秋田県連は衆院議員2人が離党したが、同調したのは大館市議の1人。国会議員5人中、衆参両院議員3人が離党した青森県連では、五所川原、弘前両市議の計2人が離党する見込みだ。3県連とも、所属県議に離党の動きは表立っていない。
 福島県連の宗方保幹事長は「市議の集団離党の動きはあったが局部的。追随の動きは広がらない」と強気な見方を示す。秋田県連の沼谷純政調会長は「地方議員が新党について行っても未来はない」と冷ややかだ。
 3県連は次期衆院選に向け、新たに生じた空白区の解消を迫られる。
 青森県連は14日に常任幹事会を開催する。田名部定男副代表は、離党した横山北斗氏(青森1区)を念頭に「全区に候補者を立てるつもりで取り組まなければならない」と力を込める。
 秋田県連は早期解散も視野に入れ、京野公子氏(秋田3区)に替わる候補者擁立の準備を進める。一方、2選挙区が空白となった福島県連の宗方幹事長は「全くの白紙。13日の全国幹事長会議で(党本部の)見通しが示されてから検討したい」と慎重に話した。
 たもとを分かった身内との対決が必至となる中、3県連とも組織の分裂回避と、新党との対立軸の設定に力を入れる。
 青森県連の田名部副代表は「党に残った者のプライドもある。今こそ一つにならなければならない」と結束を呼び掛ける。秋田県連の沼谷政調会長は「新党は無責任な漂流政党だ」と批判を強め、「増税、反増税は争点にならない。将来世代の社会保障に責任を示せるか否かが対立軸だ」と話した。


2012年07月12日木曜日

2266チバQ:2012/07/12(木) 21:09:40
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001207120001
小沢王国分裂 知事の県政運営 焦点
2012年07月12日


新党結成大会で小沢一郎氏(右)と握手する達増拓也知事=東京・憲政記念館、福留庸友撮影

 小沢一郎氏らの新党「国民の生活が第一」結成に合わせ、同調する民主党の県議10人と達増拓也知事が11日、県連に離党届を提出した。7月中にも県議会で新たな会派を届けるほか、新党の地方組織を作って次期総選挙に臨むという。今後は、新党や民主党の総選挙戦略のほか、国政与党から野党に転じた達増知事の県政運営が焦点になる。


 民主党県連から新党に参加した国会議員は小沢氏のほか、畑浩治、菊池長右エ門両衆院議員、主浜了、藤原良信両参院議員。公務で上京していた達増知事も新党結成大会に参加。「消費増税にひた走る姿勢は復興に目を背ける姿勢だ。新党は私たちにとって大きな希望だ」とあいさつした。


    ◇


【新党結成に向けた11日の主な動き】


 10・00前 盛岡市大通3丁目の民主党県連事務所に佐々木順一・民主党県連幹事長が入る


 11・00 小沢一郎氏の地元奥州市の小沢昌記市長が定例記者会見。「小沢氏の行動は理解できる。仲間を増やし、本来あるべき政党政治を早期に作り上げていただきたい」


 11・25 小沢氏、議員会館の事務所に入る


 11・50 佐々木氏、県連事務所を出る。「自分を含めた県議10人と達増知事の離党届をまとめて出してきた」


 正午 「ここ数日は市民の問い合わせを含め電話が多いので、早朝から来て対応している。忙しい」と県連事務所職員


 14・00 佐々木氏と工藤大輔幹事長代行が県庁で会見。「県議10人分と達増知事から預かった離党届を県連の高橋重幸副幹事長(盛岡市議)に提出した」。10人は両氏のほか、伊藤勢至、及川幸子、関根敏伸、喜多正敏、郷右近浩、岩渕誠、後藤完、名須川晋の各氏。「県議会で月内にも新会派を結成したい。地方組織を作って党勢を拡大し、総選挙に備える。届が受理されようが除名だろうが、もう私は幹事長ではない。心、民主党にあらず、だ」


 14・20 議員会館の小沢事務所に新党の幹部議員が続々


 18・00 新党結党大会開会


 18・05 小沢氏の代表就任を承認


 18・10 党名は「国民の生活が第一」に。小沢代表があいさつ。「原点に立ち返った政策を国民に示し実現する」


 18・26 達増拓也知事があいさつ。「今日、離党届を出しました」「地方から新しい党に期待している。全力で応援することをお誓い申し上げます」


 19・10 大会終了後、菊池長右エ門衆院議員は「組織として全てのところ(選挙区)に党の候補を立てなければならないのは自明の理。代表のお考えもうかがいながら候補を選定する」

2267チバQ:2012/07/12(木) 21:11:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120712-00000027-mailo-l02
小沢新党:結成、県選出3議員が参加 市議ら対応割れる 当面、静観の構えも /青森
毎日新聞 7月12日(木)11時1分配信

 民主党を離党した小沢一郎元代表らによる新党「国民の生活が第一」が11日結成され、県選出の国会議員では、横山北斗衆院議員(青森1区)、中野渡詔子衆院議員(比例東北)、平山幸司参院議員(青森選挙区)の離党組3人がすべて参加した。民主党の現職や元職の県、市議らにも離党に同調する動きが出ている一方、先行き不透明な新党への参加には二の足を踏む議員もおり、混迷の度を深めている。【酒造唯、高橋真志、鈴木久美、松山彦蔵、神崎修一】
 新党参加を巡り、民主党に離党届を提出するなどした県内の市議らの対応は大きく割れている。先行きが不透明な中、新党の打ち出す政策が今後の動向に影響を与えそうだ。
 民主党県連副幹事長の桑田茂・五所川原市議は「近く離党届を出す予定。新党にも入ると思う。横山北斗衆院議員と行動をともにする」と語った。参加時期は、政策を見極めて判断するという。
 9日に離党届を提出した元県議の山内正孝氏は「民主や自民など既成政党に所属するつもりはない。これからは(大阪維新の会のような)地域政党の活躍に期待する」と説明。新党には、TPPなど政策を見守る姿勢で、参加については明言を避けた。
 既に離党届を出した松橋武史・元弘前市議は新党参加を見送る。後援会や支持団体の意向を聞いて決断したという。松橋氏は「横山衆院議員の政策集団の中で、県内の問題を吸い上げながら、無所属で活動を続けていきたい」と話した。
 横山衆院議員の政策集団の会合に参加した民主党県連常任幹事の秋村光男・青森市議は「離党の意志はなく、新党に入るつもりもない」と明言。民主党の地域支部で役員を務めていることが理由という。今後は時間をかけて決める考えだ。
 ◇「脱原発」に微妙なずれ
 新党の政策担当に就任する横山氏は、新党結成大会の直前に報道各社の取材に応じ「新党は消費増税、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)に反対する武器になる。増税派と反増税派の戦いだ」と語気を強めた。
 横山氏は7日、地元の市町村議らを集め政策集団を発足させた。しかし、「新党の県連としてではなく、同じ思いを持つすべての人に入ってほしい」と述べ、新党との関連を否定。「特定の支持母体はない」と話した。
 中野渡氏も大会前に取材に応じ、「この新党で政権を取る。不安はありません」ときっぱりと言い切った。
 選挙地盤の青森2区は核燃料サイクル施設や東通、大間原発がある下北半島を抱える。新党が掲げる「脱原発」について「“脱”という言葉を使わないでほしい」と小沢元代表に直談判したことを明かし、「原発や核燃料サイクルは、なくてはならない存在。原発は40年間維持し、その間に雇用を生む産業を下北に持ってくる」と強調。新党の主張とは微妙なずれをみせた。
 平山氏は結党大会の終了後に取材に応じ、「県民本意の政治を実現する固い覚悟だ。極めて厳しい道だが、県民の期待に応えたい」と話した。原発政策では「青森は立地県で関連する人も多い。依存度を徐々に減らす『計画的脱原発依存』を目指す」と述べた。
 消費増税法案は現在参院で審議中。平山氏は「早期の解散も求めていく必要があると思う」と述べ、廃案を目指して、法案審議中にも解散総選挙を求める可能性に言及した。
 ◇民主党県連「とても残念」
 県内で離党届提出が相次いでいることを受け、民主党県連代表の田名部匡代衆院議員は「一緒に頑張ってきたので残念。党員に動揺もあるが、法案を通すなど結果を出し頑張っていく」と話した。離党した議員らの新党参加については「コメントすることではない」との見解を示した。

7月12日朝刊

2268チバQ:2012/07/12(木) 21:32:06
http://www.iwanichi.co.jp/ken/item_30319.html
県議10人が離党届 民主会派分裂 (07/12)


 小沢一郎衆院議員が11日結成した新党に賛同する県議10人は同日、民主党県連に離党届を提出した。県議会の最大会派であった民主党会派が分裂し、これまで23人で構成していたが、離党する10人が近く新会派を形成することになる。併せて、民主党籍を持っていた達増拓也知事の離党届も県連に提出された。

 離党届を提出した県議は佐々木順一氏、名須川晋氏(以上花巻選挙区)、関根敏伸氏(北上選挙区)、及川幸子氏、郷右近浩氏、後藤完氏(以上奥州選挙区)、岩渕誠氏(一関選挙区)、喜多正敏氏(岩手選挙区)、伊藤勢至氏(宮古・下閉伊選挙区)、工藤大輔氏(九戸選挙区)。

 佐々木氏は同日午前11時に党県連に県議10人と達増知事の離党届を提出した後、工藤氏と一緒に盛岡市の県政記者クラブで会見した。

 佐々木氏は「新党が結成される中で、10人の離党届を出したわけだが、今後は10人と相談しながら、県議会での会派結成をしなければならない」と語り、7月中に新会派を届け出る考え。並行して新党の県連の立ち上げに力を注ぐが、「国民の受け皿となって党勢拡大に努める。与党から野党になるが、迎え来る選挙に備え、目標である政権奪還に全力を傾注する」と今後の展開を示した。振り返って、今回の会派分裂については「残念である」と総括した。

 離党の10人はいずれも小沢氏の新党結成に賛同し、手続きを踏まえて入党する方向という。同じく新党入りする達増知事を少数与党として支える。

 一方、民主党会派は佐々木博議長(盛岡選挙区)や田村誠氏(大船渡選挙区)ら12人が残留することを表明、佐々木朋和氏(一関選挙区)のみが態度を保留している。現時点で自民会派(12人)と並ぶが、佐々木氏の態度の行方によっては、民主が最大会派を維持する可能性がある。

【写真】離党届後に記者会見する佐々木順一県議(右)と工藤大輔県議=県政記者クラブ

2269チバQ:2012/07/12(木) 21:33:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120712-00000051-mailo-l03
小沢民主の行方:新党結成 県連「一枚岩」に亀裂 求心力低下、残留組が結束 /岩手
毎日新聞 7月12日(木)11時28分配信

 11日に新党を結成した小沢一郎元民主党代表。おひざ元の岩手では、新党合流と残留で国会議員、県議共に対応が二分した。「小沢民主党県連」が分裂した最後の20日間を振り返る。【宮崎隆、金寿英】
 「政権奪還を目指して全力を傾注する」。新党に合流する佐々木順一・前民主党県連幹事長は、11日、県庁で開いた記者会見で小沢新党への期待感をにじませた。この日、佐々木氏は達増知事と県議10人の離党届を県連に提出。民主県連は完全に分裂した。
 衆院での消費税増税法案の採決を控えた先月26日午前、畑浩治議員は、階猛議員らと共に、衆院議員会館の小沢元代表の部屋を訪れていた。「小沢先生が新党やむなしと判断されても、岩手がまとまる事が大切です」。地元の県議や支持者の分裂に不安を抱き、説明を尽くすように促す畑氏の言葉に、元代表は「もっともだ」と応じた。
 午後の採決では、畑、階氏を含む県連所属の衆院議員5人全員が反対票を投じるか棄権した。法案は可決されたが、野田政権との対決姿勢を強める元代表の下、県連の「一枚岩」は揺るぎないかに見えた。
 だが、畑氏の言葉は単なる杞憂(きゆう)ではなかった。既に水面下では、元代表と距離を置く県議たちが、採決の約1カ月前から動き始めていた。ある県議は「もしもの時の対応を協議していた。最初の会合には(県議が)11人も来た」と明かす。
 元代表は離党前日の今月1日、急きょ県内入り。達増知事や佐々木氏ら県連幹部と会談して引き締めを図った。しかし、かねてあつれきがささやかれていた平野達男復興相、黄川田徹議員の両氏だけでなく、一度は離党届を元代表に預けた、階氏までが党への残留を決断した。
 元代表周辺は焦りを募らせた。ある県議の元には、4日に元代表の秘書から「次の選挙で刺客を送り込む。国民は民主党を見限っていて、選挙では一票も入らない」と、電話があった。離党組の国会議員や県議も残留組の切り崩しをはかったが、県連分裂の流れは変わらなかった。7日夜には、盛岡市内で平野復興相が、黄川田、階の両氏や数人の県議と会食し、残留組は結束を強めた。
 元代表の出身地、奥州市選出の及川幸子県議は「今までは小沢先生が号令をかけたら皆ついてきたが、それがもうできなくなった」と、元代表の求心力低下を嘆く。
 「小沢一郎は国の中枢を担う人だと思って支えてきた」。残留を決めた県議の1人は言う。しかし、震災後、いつまでたっても被災地を訪れない元代表の姿勢は、県民を失望させ、反感を招いた。「本当に岩手を良くしようと考えた時、このまま小沢さんに任せるべきなのか。私たちはそんな過渡期にいる」
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 ◇最後の20日間
6・21 東京都内のホテルで小沢グループの国会議員が小沢一郎元代表に離党届を預ける。黄川田徹議員は提出せず
6・26 衆院で消費増税法案が可決。民主党県連所属の衆院議員5人は全員が反対または棄権
6・28 階猛議員が辻恵議員(衆院・大阪17区)と共に小沢元代表と面談し、民主党に残留するよう説得
6・30 階議員と畑浩治議員が地元入りし、それぞれ支持者らに「最善の策は民主党に残って中から変えること」と訴える
7・1  小沢元代表が急きょ来県。盛岡市内で県連幹部や達増拓也知事と会談
7・2  小沢グループが民主党から離党。県連所属の国会議員は階議員、黄川田議員、平野達男復興相の3人が残留。小沢元代表ら5人が離党
7・6  盛岡市内で残留派の県議が集まる。離党派の佐々木順一・県連幹事長と達増知事らは県連事務所で会合。
7・7  平野復興相が来県し、盛岡市内で階、黄川田の両議員、残留派の県議と会合
7・9  達増知事が記者会見で民主党から離党し、小沢新党へ合流すると明言。県議会の野党会派が緊急質問
7・11 小沢新党結成。民主党県連からは国会議員5人、県議10人、達増知事が合流

7月12日朝刊

2270とはずがたり:2012/07/13(金) 15:25:12
>>2269
選挙でもないのに表に出たりはしないのが小沢流なんかも知れないけど。。
>震災後、いつまでたっても被災地を訪れない元代表の姿勢は、県民を失望させ、反感を招いた。

2271チバQ:2012/07/13(金) 22:26:20
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001207130003
小沢王国分裂 民主残留は13人
2012年07月13日

 民主党会派だった県議23人のうち、離党か残留か態度を明らかにしていなかった佐々木朋和県議(一関選挙区)は12日、現会派に残る意向を明らかにした。民主党は13人となり、かろうじて最大会派にとどまる。一方、同党を離党して新党「国民の生活が第一」に参加する議員らの会派は10人となり、自由民主クラブの12人に次ぎ第
3会派となる。


 佐々木県議は取材に「震災直後に持った思いを大切にして、今の会派で復興に取り組むことを後援会幹部に説明した」と話した。


 民主党県連は代表の小沢一郎氏と幹事長の佐々木順一県議が離党したため、新たに代表を国会議員から、幹事長を県議から選ぶ予定だ。13日に東京で開かれる全国幹事長会議には県議会議長経験者の渡辺幸貫県議が出席する。


 今後県議会では新党の会派結成届が提出され次第、各委員会の構成や、会派控室のレイアウト変更が行われる。


 5常任委員会と5特別委員会の委員長ポストは現在、民主が7、自民が3。これとは別に議会運営委員会の委員長も民主党が持っている。今後は、代表者会議と議運委で各委員会の構成を決め直す。委員長ポストはこれらとは別の場で協議し、まとまらない場合は、委員会で互選する。


 会派控室の再編では他会派に影響がないようにするのが原則だが「分裂した会派同士を隣り合わせにしていいのか議論が出る」と話す県議もいる。

2272チバQ:2012/07/14(土) 01:43:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120713-00000010-maiall-soci
<小沢氏地元の岩手>民主県連分裂 政治手法に不満くすぶる
毎日新聞 7月13日(金)17時2分配信


一関市選出の県議の結婚式に参加し、会場を後にする小沢代表(中央)。地元選挙区選出の黄川田徹衆院議員の姿はなかった。左は側近で共に新党に参加した藤原良信参院議員=一関市で、6月10日

 岩手県内の国会議員4人、県議10人、達増拓也知事らを引き連れて11日に新党を旗揚げした小沢一郎代表。衆院の消費増税法案採決を引き金に一枚岩とみられた「小沢民主県連」は分裂したが、県連内では小沢代表らの政治手法に対する不満が以前からくすぶっていた。

【写真特集・民主分裂】離党届を提出した顔ぶれ(敬称略)

 「小沢(代表)は自分に従わない者はバッサリ切る。県連幹部も小沢の意をそんたくして行動し、密室の県連運営をしてきた」。民主党に残ったある県議は痛烈に批判する。

 民主党県連は昨年11月の県議選総括で、小沢系議員が倒閣をもくろんだ菅内閣で、復興相に就任した平野達男参院議員を「菅政権の延命を後押しした上、その後の(民主党)代表選でも独自に活動した」と名指しで批判。今年3月、消費増税法案の閣議決定で、小沢代表に副総務相の辞任を迫られた黄川田徹衆院議員が不満をぶちまけたことに対し、「民主党県連としてこれ以上責任は持てない」などとする最後通告の文書を突きつけようとした県連幹部の強引な手法に反発が広がった。

 また、小沢代表が国政ばかりか地方選挙にまで落下傘候補を投入するなど過度に介入する姿勢に、以前から首をかしげる県議も少なくなかった。別の県議は「これまで岩手の選挙では、周囲が全く知らない人が天からぽんと降って預けられ、県議も片棒を担がされた。勝てばいいという事とは別の次元で、地域の人たちが選ぶのが本来の民主主義のはずだという思いがずっとあった」と明かした。

 民主党に残留した黄川田議員と階猛議員は5日、国会内で輿石東幹事長と面会。分裂した県連の再構築を党本部としても支援するよう要請し、県連としてより一層結束することを報告した。

 ただ、民主党を取り巻く情勢について、小田島峰雄県議は「世論の厳しい風にさらされている」と冷静に分析する。また、9日の県議会最終日では消費増税に反対する二つの請願の採択で、民主党に残留する4人が賛成に回るなど、民主党内部で抱える矛盾を露呈した。

 新党に参加した菊池長右エ門議員は「かつての仲間であっても当然対抗馬を検討する」と対決姿勢をあらわにし、次期衆院選では骨肉の争いも予想される。ある自民党県議はこう分析した。「これまでの民主候補者たちは公認を得た瞬間、小沢さんの力で多くの票を得ることができた。小沢さんとたもとを分かったこれからが正念場ではないか」【金寿英、宮崎隆】

2273チバQ:2012/07/16(月) 15:59:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120716-00000093-mailo-l07
選挙:須賀川市長選/須賀川市議補選 橋本氏、無投票再選 政治の安定求め−−市長選 /福島
毎日新聞 7月16日(月)12時31分配信

 ◇市議補選に3人
 任期満了に伴う須賀川市長選は15日に告示され、現職の橋本克也氏(49)=無所属=が立候補を届け出た。他に立候補者はなく、橋本氏が無投票で再選を果たした。一方、議員辞職に伴う須賀川市議の補欠選挙(改選数1)も15日に告示され、政党役員の横田洋子氏(53)=共産党▽会社役員の中山雄一氏(47)=無所属▽元市議の相楽健雄氏(63)=同=の計3人が立候補し、選挙戦となった。
 1954年の市制施行以来、市長選は17回行われ、うち無投票はこれで7回目。今回は、東日本大震災と福島第1原発事故の影響が続く中、市民が政治の安定を求めた結果ともいえそうだ。
 橋本氏は立候補が締め切られた15日夕、市役所仮庁舎近くに設置された選挙事務所に現れ、約200人の支持者を前に「復興はまさにこれからが正念場。その力を市民の皆さんから与えられた」と感謝の言葉を述べた。
 橋本氏は08年、任期満了で市長を引退した相楽新平氏の全面支援を受けて出馬。県議4期を務めた実績などが評価され初当選した。震災後は放射能への市民の不安を払拭(ふっしょく)するため市内の放射線観測データを積極的に公表、農産物の風評被害対策にも力を入れてきた。
 2期目に当たり、子ども病院の設立や震災で壊れた市庁舎の早期再建、ダムの決壊で多くの死傷者が出た藤沼湖周辺の地域再生などを掲げている。
 市議補選は22日に投票があり、即日開票される。14日現在の有権者数は6万3765人(男性3万915人、女性3万2850人)。【栗田慎一】
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 ■ことば
 ◇須賀川市長の2期目
 初代市長の岡部宗城氏が1期で引退後、激しい市長選が5回続いたが、72年の選挙戦を制した澤田三郎氏を含めた歴代3市長(高木博氏、相楽新平氏)の2期目はいずれも無投票で再選。相楽氏は3期目も無投票だった。市議会の野党幹部は「市民は長期的な視点で市政を評価する傾向がある」と分析する。
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 ◇須賀川市長略歴
橋本克也(はしもと・かつや)49 無現(2)
 [元]県議[歴]自民党県連政調会長・幹事長▽不動産会社社長▽駒大
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 ◇須賀川市議補選立候補者(改選数1−3、届け出順)
横田洋子 53 政党役員   共新
中山雄一 47 自営業    無新
相楽健雄 63 会社役員(2)無元

7月16日朝刊

2274チバQ:2012/07/16(月) 16:03:52
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120716t31007.htm
求心力低下「小沢王国」揺らぐ たもと分かつ議員続々

集団離党届の提出前日、岩手県入りしインタビューに答える小沢氏。右隣は新党入りを表明した達増知事=1日、県庁


 民主党を集団離党し、新党「国民の生活が第一」代表となった小沢一郎氏の地元・岩手県で、小沢氏の求心力が低下している。達増拓也知事は民主党を離党し、新党入りを表明したが、県選出の国会議員や県議らには「小沢離れ」が広がる。1993年の自民党離党以降、新生、新進、自由、民主の各党を率い、政界再編を主導してきた小沢氏。強い結束力で同氏を支えてきた「小沢王国」が揺らいでいる。

<異例の地元配慮>
 岩手県関係の民主党国会議員8人のうち、新党参加は5人、3人が民主党にとどまった。県議会の民主党会派(23人)のうち、新党同調者は10人と半数以下だった。
 王国のほころびの予兆は、小沢氏自身の行動にみられた。
 集団離党届の提出を翌日に控えた今月1日。小沢氏は岩手県庁で達増知事と会談し、「大きな理想と夢の実現に向け、共に力を携えていこう」と協力を呼び掛けた。
 その日の夜は盛岡市内のすし屋で、小沢氏系県議ら県連幹部と懇談し、離党と新党結成に向け結束を図った。
 政局絡みで決断する前に、小沢氏が地元にこうした配慮をするのは珍しい。新進党を解党し98年に自由党を結成する際は、小沢氏の秘書が県議全員を集め、入党届にサインを迫ったとされる。
 当時、新進党系会派22人のうち15人が自由党系会派に移行した。この時を経験した元県議は「強引な手法が許されるほど、小沢さんには勢いがあった」と振り返る。
 2009年衆院選で政権交代を実現し、さらに勢いを増した岩手の民主党は、批判的な首長たちに次々と対抗馬を立てて全面対決を仕掛けた。それが地域と県連内に禍根を残した。
 今回、小沢氏とたもとを分かった県議13人には、小沢氏に近い一部の県連幹部の強引な戦い方と平穏を望む地元との板挟みで悩んだ人も多い。「無用な政争の片棒を担がされてしまった」との声が漏れた。

<「説得力がない」>
 こうした不満は東日本大震災をきっかけに高まり、小沢氏のカリスマ性は徐々に崩れ始めていた。小沢氏が岩手の沿岸被災地を初めて訪れたのは、震災発生から約10カ月後のことし1月。住民からは「今ごろ来ても遅い」と冷ややかな声が上がった。
 「小沢氏に異論を唱えても許される雰囲気になってきた」。元新進党県議で自由党には加わらなかった田村正彦八幡平市長は今回の分裂劇をこう読み解く。民主党にとどまる県議たちは今、「王国から普通の県にしたい」と口をそろえる。
 「自民党を離党した93年は、55年体制や自民党政治を終わらせようという小沢氏の主張に説得力があった。今回は先立つ政策がない」と指摘するのは小沢氏の地盤・奥州選挙区選出の県議で、残留組リーダー格の渡辺幸貫氏。「『先生、これ(新党結成)は違うでしょう』と言いたい」
 民主党会派を離脱した小沢氏系の県議10人は近く新会派を結成する。最大会派から第3会派に転落するが、党県連で幹事長の要職にあった佐々木順一氏は「与党から野党になる時、最初は従う人が少ないものだ」と冷静を装っている。


2012年07月16日月曜日

2275チバQ:2012/07/18(水) 22:45:49
>>627前任の梅原克彦も尿道欠席で入院してたらしい・・・

>>2226から半月入院ですね
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120718/myg12071802090000-n1.htm

仙台市長が公務復帰
2012.7.18 02:09
 尿管結石で入院していた仙台市の奥山恵美子市長は17日、公務に復帰し、記者会見で「これを新しいスタートとし、復興に向けてしっかり仕事をしていきたい」と語った。

 奥山市長は「入院によっていくつかのイベントや行事に出席できなくなり、市民や関係者に迷惑をかけたことをおわびしたい」と述べた。入院中に各種の検査を行ったことも明らかにし、「結石以外は120%元気だというお墨付きをいただいた」と笑顔で語った。

 結石そのものは除去しておらず、時期をみて手術する可能性もあるという。

2276名無しさん:2012/07/20(金) 20:32:15
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120719-OYT1T00441.htm
民主党籍市議、集団離党を検討…花巻市や奥州市




民主党

 民主党を除籍(除名)処分になり、新党を結成した小沢一郎元代表(岩手4区)の影響力が強い岩手県花巻市や奥州市で、民主党籍を持つ市議が集団離党を検討していることが18日、読売新聞の調べで分かった。




 同党籍の市議が9人いる花巻市議会では、同党県連副代表で小沢一郎花巻後援会長の高橋浩市議が18日、読売新聞の取材に対し、県連副代表の辞任と離党の意向を表明。高橋氏を中心に今月中の集団離党に向けて準備中といい、多くの市議が同調する可能性がある。

 奥州市議会でも、同党籍の市議17人のうち、11人が離党の意向であることが読売新聞の調べで判明。連合系の1人が残留の意向で、小沢氏と党に残留する県議の双方の後援会に所属し、対応に悩む市議もいる。

 一関市議会では、民主党系会派に所属する市議11人のうち、既に2人が離党の意向を示している。

(2012年7月19日10時57分 読売新聞)

2277チバQ:2012/07/21(土) 12:05:54
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012072102000113.html
小沢王国 真っ二つ
2012年7月21日 朝刊

 政権与党・民主党を離脱した「国民の生活が第一」の小沢一郎新党代表。新党を立ち上げ「最後の戦い」を始めた。お膝元の岩手県内を歩くと、聞こえてくるのは「小沢流」への失望と反感。「王国」の足元は揺らぎ始めているが、その一方で脱原発を掲げる「生活」が、従来の「小沢支持層」にはない連携を模索する動きも出てきている。

  (上野実輝彦)

 「小沢さんにはがっかりしている」

 岩手県釜石市の中心部から約五キロ南の高台にある平田(へいた)地区の仮設住宅。長年の小沢ファンだったという主婦(60)は「政治家は誰も頼れない」と失望感を漂わせた。

 被災から一年四カ月。野田佳彦首相がやっと地元釜石市に入った。その「遅さ」も不満だが、小沢代表が岩手のために働いた痕跡は見えない。

 「小沢王国」と呼ばれた岩手政界。かつては国政、県議会などで系列議員は多数派を占めた。小沢代表が新たな党をつくれば、系列議員の多くが行動を共にした。ところが今回は真っ二つに割れた。

 民主党国会議員八人のうち新党参加は五人。県議会も分裂し、民主党議員二十三人の中で離党は十人にとどまった。県議会では小沢代表が自民党離党後、小沢系が第一または第二会派を維持してきたが、ついに第三会派に転落した。

 民主党に残った渡辺幸貫県議(奥州市)は「被災地が切実な状況なのに与党を離れるとは、地元を考えているのか理解に苦しむ」と首をかしげる。次期衆院選に向け対立候補擁立も視野に入れる。

 一方、代表と今回も行動を共にした及川幸子県議(奥州市)は「今まで『小沢』の名前で選挙をしてきた人が、こんなに簡単に反旗を翻すなんて」と怒りを隠さない。

 地盤沈下はもっと以前から見えていた。二〇〇九年の政権交代以後、八幡平(はちまんたい)、久慈、陸前高田の各市長選で、民主党は独自候補を擁立。相乗りせず対決姿勢を徹底する「小沢流」を貫いた末に敗れ、有権者に違和感が広がっていたのだ。

 それでも小沢代表は強気だ。後継と目される達増拓也岩手県知事が新党に加わり、次期衆院選にくら替えする構想も伝わってくる。

 脱原発や消費税増税の反対を訴える「生活」に対し、社民党県議は党としての連携は否定しつつも「政策分野に限って共同歩調をとることはあり得る」との立場を示す。

 一方で、小沢代表なき民主党には「どれだけ支持が集まるのか」(県議)との不安も漏れる。盛岡市中心部にある党県連事務所は、小沢代表との関係が深く、新党に明け渡さざるを得ない状況だ。

 小沢代表は七十歳。新党結党で多忙が続いたせいか、最近は腰の痛みを気にするそぶりも目立つ。年齢的にも体調的にも、これが最後の挑戦だろう。民主党が政権交代で訴えた「国民の生活が第一」は、再び政治の大きな動きとなるのか−。

2278チバQ:2012/07/21(土) 12:46:22
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20120718-OYT8T01569.htm
新会派代表に佐々木氏…新党参加の県議ら


. 民主党に離党届を提出し、小沢一郎元代表(4区)らが設立した新党「国民の生活が第一」への参加を決めている県議10人が18日、盛岡市内で会合を開き、県議会の新会派代表に、民主党県連幹事長だった佐々木順一氏(花巻)、代表代行に同党県連政調会長だった工藤大輔氏(九戸)の就任を内定した。

 会派名については、「『国民の生活が第一』は長すぎる」「スローガンのようだ」といった意見が出て、独自の名前を検討。「復興」を冠することも提案されたが、「(震災復興を終えるまでの)時限的な名称になる可能性がある」などの異論が出て、まとまらなかった。26日にも再協議し、決定する予定で、月内には新会派を届け出る方針だ。

 一方、民主党とは対立だけでなく、政策によって連携していく方向でほぼ一致。盛岡市大通の同党県連事務所については、「これまで、小沢先生が使用してきた歴史がある。民主党も『出ましょう』という話になっている」との報告があった。

(2012年7月19日 読売新聞)

2279チバQ:2012/07/22(日) 12:32:36
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001207210004
小沢王国分裂 小沢氏が県内入り
2012年07月21日


新党結成後、初めて岩手入りした小沢一郎代表(左)=20日、盛岡市

 「国民の生活が第一」の小沢一郎代表が20日、結党後初めて県内入りした。新党組の結束を図るためという。小沢氏の県内入りは今月2回目。東日本大震災の発生後、盛岡に入ったのが18日目、被災地入りは今年1月だったことと比べると、異例の頻度。突然の訪問によるてこ入れに、配下の県議すら驚きを隠さなかった。


 午後6時。盛岡市内のホテルに民主党を離党した達増拓也知事、県連を離れた国会議員4人と県議10人が集まった。


 ある県議は「何も聞いていないよ」と足早にホテルの1室に入った。別の県議も「今日、県議らで会合をする予定はあったが、まさか御大(小沢氏)が来るとは。急だったからネクタイを用意できなかった」。


 同6時半。小沢氏が到着すると出席者から拍手が起こった。小沢氏は同7時半ごろ、記者団には何も語らずホテルを後にした。


 会合後、佐々木順一県議は「新党の県連をつくるための準備会であり、『結団式』だった」と説明。小沢氏は「必ず政権を奪還する」と述べたという。主浜了参院議員は「新党入りした人、離党した人の心合わせ。(中央)本部を整備した後、地方組織をどうするかという話になる」と話した。

2280チバQ:2012/07/23(月) 21:52:46
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001207230003
小沢王国分裂 民主県連、事務所移転へ
2012年07月22日
民主党県連が明け渡す事務所のあるビル=21日、盛岡市大通3丁目

 民主党県連の「残留組」が、小沢一郎氏への対立色を見せない。


 盛岡市大通3丁目の民主党県連事務所を明け渡すことが21日明らかになった。中にあった階猛衆院議員(岩手1区)と平野達男復興相(参院岩手選挙区)の事務所とともに、同市中央通3丁目に移る。小沢一郎氏の新党「国民の生活が第一」の事務所になる
かは未定だが、旧自由党時代から使われ「小沢色」が強く、配慮して自発的に譲った。


 同日、盛岡市であった県連総務会には県選出の国会議員3人と県議13人、盛岡市議2人、一戸町議1人の計19人が出席。幹事長に大宮惇幸県議(岩手選挙区)が就任することを決めた。会合後の会見では小沢新党に対抗する言葉もなく、残留組の「にらまれたくない」との思いがにじむ。


 代表に正式決定した黄川田徹衆院議員(岩手3区)は「震災からの復旧復興に一丸となって取り組むことを確認した」と話したが、総選挙で小沢新党の議員に対立候補を擁立するかについては「これから党本部と協議する」と、白紙を強調した。


 その他、副代表には平野氏が就任。階氏は党員資格停止2カ月の処分期間中のためオブザーバーとして出席したが、黄川田氏は「しかるべき役割を担ってほしい」と話した。県議会の最大会派を維持した民主党会派の代表には、元議長の渡辺幸貫県議(奥州選挙区)が就任することも決めた。

2281チバQ:2012/07/26(木) 00:02:06
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120725/mcb1207251432028-n1.htm
水産特区で注目 宮城海区漁業調整委選挙 競争回避無投票
 任期満了に伴う宮城海区漁業調整委員選挙が24日告示され、定数と同じ9人が立候補を届け出た。立候補は同日締め切られ、9人の無投票当選が決まった。無投票となったのは1984年以来、8回連続。任期は8月8日から4年間。
 公選法が準用される今回の海区選挙は、東日本大震災後に村井嘉浩宮城県知事が打ち出した沿岸漁業権を民間に開放する「水産業復興特区」構想が争点に浮上。一時、定数を上回る人数が名乗りを上げ、選挙戦となる公算が大きくなっていた。
 村井知事は2013年の漁業権免許更新期に合わせ特区を導入する方針。今回の選出委員は、知事の権限で与えられる免許の是非を審議する。
 19日現在の有権者数は3301人。東日本大震災前(10年12月現在)と比べ1452人減少した。選挙権・被選挙権があるのは県内沿岸15市町に住所があり、年間90日以上、漁業に従事する20歳以上の人か法人。

◎地域バランス、漁協調整

 宮城海区漁業調整委員選挙(定数9)は24日告示され、立候補は9人にとどまり無投票となった。一時は11人が立候補に意欲を示し、1980年以来、32年ぶりの選挙戦が濃厚とみられたが、急速にしぼんだ。衝突回避を狙った漁協組織による水面下の調整が、威力を発揮した格好だ。
 「知事ではなく、漁業者主導の水産業復興を目指すべきだ。そのためにも、この選挙を開かれたものにする」
 立候補を届け出た塩釜市の男性新人(63)は24日、海区選挙としては異例の第一声を同市内のホテルで行い、40人の支持者に熱っぽく訴えた。
 男性は立候補者の中で唯一、漁協に所属せず、推薦も受けない「純粋無所属」。塩釜市からは当初、別の漁協関係の新人も立候補予定だったが、「集票に自信がない」と直前に辞退したという。
 男性は無投票当選で「議席」は得たが、「漁業の将来像を懸け、徹底議論する好機だったのに」と残念がる。
 選挙戦を求める意見に対し、宮城県漁協幹部は「震災からの復興を目指している時に争っている場合ではない。大事なのは競争よりも共存だ」と強調する。
 漁協組織が重視するのは委員の「すみ分け」だ。当選者9人の内訳は石巻、気仙沼が各2人、塩釜、南三陸、女川、七ケ浜、亘理が各1人。結果的に地域バランスがとれた形になった。当選した一人は「漁協の推薦という形で、今回も地域ごとの調整機能が働いた」と振り返る。
 震災で有権者数は1452人減り、3301人に落ち込んだ。票が激減し、同じ市町から複数の候補が立てば共倒れの可能性も高まっていた。
 幹部は「地域に偏りなく委員を選ぶことで、漁業者の声を満遍なく県の施策に反映できる」と安心した様子で語った。

2282チバQ:2012/07/26(木) 00:02:42
http://www.minpo.jp/news/detail/201207252677
9人無投票当選 福島海区漁業調整委選挙
 任期満了に伴う福島海区漁業調整委員会委員の選挙は24日、告示された。定数9に対し9人が立候補し無投票当選が決まった。
 立候補の受け付けは午前8時半から午後5時まで、南相馬市の県南相馬合同庁舎で行われた。届け出た9人のうち、現職は6人、新人は3人。任期は8月15日から4年。
 海区漁業調整委員会は県の行政委員会の1つで、漁業権の決定などを行う。委員は全部で15人。選挙で選ばれる委員9人と、知事選任の委員(学識経験者、公益代表)6人で構成される。

◆福島海区漁業調整委員当選者
佐伯健一 70 現
菊地寛 66 新
小野重美 65 現
松野豊喜 70 現
狩野一美 70 現
高野一郎 65 現
佐藤康徳 66 現
阿野田城次 52 新
馬目祐市 49 新

( 2012/07/25 09:08 カテゴリー:主要 )

2283チバQ:2012/07/26(木) 21:23:21
http://news24.jp/nnn/news8853805.html
県議会新会派は「希望・みらいフォーラム」
(岩手県)民主党を離れた県議10人の新しい会派名は「希望・みらいフォーラム」と決まりました。26日は、新会派の佐々木順一代表と工藤大輔代表代行の2人が県議会を訪れ、小原敏文(としふみ)事務局長に会派の結成届を提出しました。新会派の県議は10人で、13人の民主党、12人の自民クラブに次いで、第3勢力となります。「希望・みらいフォーラム」は30日に記者会見を開き今後の取り組みなどを発表する予定です。
[ 7/26 19:13 テレビ岩手]

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120726/stt12072620330012-n1.htm
岩手県議会「生活」は第3勢力 県議10人が新会派
2012.7.26 20:32
 民主党を離れ新党「国民の生活が第一」に参加した岩手県議10人が26日、県議会(定数48)に新会派「希望・みらいフォーラム」結成を届け出た。岩手は小沢一郎代表の地元だが、民主会派13人、自民会派12人に及ばず第3勢力となる。岩手県議会では、民主残留組が自民や少数会派と議会運営で連携する動きが出ている。新党に加わった達増(たっそ)拓也知事の県政運営にも影響が出そうだ。

2284名無しさん:2012/07/29(日) 19:36:15

90人中66人が民主離党 県内の市町村議

 民主党の分裂を受け、本県の市町村議で党員登録をしていた90人のうち66人が離党したことが同党県連への取材で分かった。同党を除名され新党「国民の生活が第一」を設立した小沢一郎衆院議員(岩手4区)の影響力が強い県南部を中心に7割以上に上る。一定数が新党に合流するとみられるが、「政策を見極めたい」などと様子見の向きもあり、追随の動きがどこまで広がるかは未知数。民主党にとっては年内の衆院解散・総選挙もささやかれる中、組織の再構築が急務となった。

 同党県連によると、5月末の定時登録時点で党員登録されていた市町村議は90人いたが、消費税増税法案の衆院採決に端を発する同党の分裂を受け、各総支部に離党届が相次ぎ、26日までに66人分が受理されたという。

 同党県連は選挙区や市町村別の内訳は「公表できない」としているが、岩手4区と、中選挙区時代に小沢氏の選挙区だった同3区で多いという。(2012/07/29)

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120729_1

2285チバQ:2012/07/30(月) 23:05:47
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20120728ddlk03010009000c.html
県議会:代表者会議 交渉会派要件巡り火花 民主と新会派対立、協議30日以降に /岩手
毎日新聞 2012年07月28日 地方版

 県議会新会派「希望・みらいフォーラム」(10人)が結成されたことに伴い民主(13人)▽自民クラブ(12人)▽新会派の代表者らによる初の代表者会議が27日あった。

 代表質問や議会運営委員会の委員を出すことができる交渉会派の要件を、現行の所属議員5人から4人に引き下げる案を民主から出ている佐々木博議長が提案。新会派代表の佐々木順一県議と工藤大輔議運委員長が反対したが、正副議長を含む他会派の4人が賛成に回り火花を散らした。

 昨年9月の改選後、交渉会派は民主(当時23人)と自民クラブのみとなった。所属議員4人の地域政党いわてなど他会派が引き下げを要求していたが、今年2月までの協議は物別れに終わっていた。

 民主党県連幹事長だった新会派の佐々木順一県議は「半年間協議し、5人で決着が付いている」と述べたが、民主の渡辺幸貫県議は「(勢力が拮抗(きっこう)する中)議運でまず協議しなければ本会議にも臨めない」と主張。両者が対立し、協議は30日以降に持ち越しとなったが、他会派のある県議は「(新会派の)小沢系県議たちはこれまで数の力で強引な議会運営をしてきたがもはや孤立している」と指摘した。【金寿英】

2286チバQ:2012/07/31(火) 23:31:29
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120731/myg12073102240000-n1.htm

石巻市長を証人尋問 百条委 不備の完了書受理で弁明 宮城
2012.7.31 02:24
 東日本大震災によるがれき処理業務を石巻市から受注した同市の建設会社が不適切な会計を行ったなどとされる問題で、市議会の調査特別委員会(百条委員会)は30日、亀山紘(ひろし)市長を証人尋問した。

 亀山市長は、同社の不備のある業務完了報告書が受理されたことについては、「(震災の)混乱の中で職員の手も足りず、(他社も含めて不備のある書類を受理したことは)やむを得ない状況だった」などと述べ、今後のマニュアル作りなどの改善策を挙げた。

 また、建設会社社長が代表理事を務めていた「石巻災害復興支援協議会」から運用を委託された車両の使用経費も含めて市に経費を請求したことなど、不適切な会計が発生したことの背景については「問題が浮上するまで、同社が災害廃棄処理業務を委託されていると知らなかった」と証言した。

2287チバQ:2012/08/01(水) 21:58:07
>>2285
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20120801ddlk03010094000c.html
県議会:議運、交渉会派要件引き下げ 地域政党いわてを認める /岩手
毎日新聞 2012年08月01日 地方版

 県議会の議会運営委員会は31日、代表質問などに立てる交渉会派の要件(所属議員5人以上)を4人以上に引き下げるとする議長提案について協議し、採決の結果、賛成多数で地域政党いわて(同4人)の交渉会派入りを認めた。

 佐々木博議長が「(民主党分裂後の)議会構成を考えれば、意見を公平に出すための適正な形になる」として30日の議運に提案。民主、自民クラブが賛成に回ったが、希望・みらいフォーラムが「時間をかけて議論すべきだ」と反対したため、全会一致を基本とする議運では異例の採決が行われた。

 民主党分裂後、委員数は民主4▽自民3▽希望・みらい3となったが、今後は民主3▽自民3▽希望・みらい3▽地域政党いわて1で構成される。

 また、議運委員長は最大会派から選任することが慣例であることから、工藤大輔県議(希望・みらい)が委員長を辞任。小田島峰雄県議(民主)が後任に選ばれた。【金寿英】

2288チバQ:2012/08/01(水) 22:02:49
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20120801-OYT8T00036.htm
庁舎酒盛り自粛通達 青森市職員


 青森市職員が青森ねぶた祭期間(8月2日〜7日)の勤務時間後、市役所庁舎内で飲酒する「ねぶた飲み」を長年行っていることが分かった。市職員が酒気帯び運転で摘発される事案があり市が31日に各課長に出した通達で明らかになった。通達は今年に限ってねぶた飲みを自粛する内容だが、慣例化している庁舎での酒盛りは議論を呼びそうだ。

 市によると、ねぶた飲みは市職員の間で使っている表現で、期間中、市の大型ねぶたの運行に参加する職員らが、各課に酒を持ち込んで飲酒する行為。長年の慣行として続いてきた。

 市庁舎敷地に隣接する国道7号線が運行コースで、窓からねぶたを眺めて酒盛りする職員もいた。かつては、仕事納めの日などにも庁舎内での飲酒はあったが、最近はねぶた飲み以外、行わなくなったという。

 発端となった酒気帯び運転は、男性職員が28日未明、市内で飲酒後に車で帰宅途中、警察に止められ、発覚した。市は事実関係を確認して、この職員を処分する方針。ねぶた祭直前の不祥事だったため、加賀谷久輝副市長が各課長に通達した。

 ある市職員は「勤務時間外だし、一大イベントの時だけなので許されると思ってきた。今年もねぶた飲みをする予定だったが仕方ない。タイミングが悪かった。職員の連帯責任と考えて我慢しなければ」と話した。

 一方、県庁ねぶた実行委員会によると、県庁職員の間では庁舎でのねぶた飲みの慣例はないという。「県民の目を考えると、常識的に庁舎で飲む訳にいかない」(事務局)としている。

(2012年8月1日 読売新聞)

2289チバQ:2012/08/03(金) 21:04:25
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20120803ddlk06040005000c.html
米沢の新文化施設建設:市長、用地選定を方針転換 「まちの広場」意向表明 /山形
毎日新聞 2012年08月03日 地方版

 用地選定が難航している米沢市の「新文化複合施設(新図書館・市民ギャラリー)」問題で、米沢市議会の全員協議会が2日開かれ、安部三十郎市長20+件は市有地の「まちの広場」に建設する意向を表明した。議会の了承を得れば9月議会にも用地調査、基本設計費2000万円の補正予算案を提案する。市はこれまで民間商業施設「ポポロビル」をメーンに用地選定を進めてきており、方針転換することになる。

 ポポロビルは、土地所有者が市に寄付を表明し動き出したが、テナントの飲食チェーン店が退去要請に応じず、ビル管理会社が5月に立ち退き訴訟を起こした。市はこの訴訟に伴い、急きょ用地の変更案として「まちの広場」案を提示。しかし市議会側がポポロビル用地購入費など2億2000万円の12年度一般会計予算案を可決していたため、市の対応に反発。市は近くの歴史公園用地を含む計3案を提示し全員協議会で協議してきた。3案のうち国の建設補助8億円が使え、事業費20億円と市負担が最小の「まちの広場」案が有力になっていた。ポポロビル用地調査、基本設計費1900万円は無駄になる。

2290チバQ:2012/08/03(金) 21:05:46
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/08/20120803t51006.htm
来年の山形県知事選 全市町村長が吉村氏を支持

吉村氏(左から2人目)に支持の意向を伝える土田氏(左端)ら「市長の会」メンバー=7月4日、山形県庁


 来年2月の任期満了に伴う山形県知事選で、県内の全35市町村長が、再選を目指す現職吉村美栄子氏(61)の支援を表明した。選挙構図が固まる前に、首長が一致して現職支持を打ち出すのは極めて異例だ。「吉村独走」の構図を読み切った上での態度表明といえ、現時点で和戦両様の構えを見せる自民党の対応にも影響を与えかねない。(山形総局・関川洋平、新庄支局・菊地弘志)

<「恩義感じてる」>

 市町村長のうち県市長会は、全13市長による「吉村知事を支持する市長の会」(会長・市川昭男山形市長)を結成し、7月4日、吉村氏に支持の意向を伝えた。
 副会長に就いたのは、前回(2009年)、吉村氏と敵対した土田正剛東根市長。4日は土田氏も同行し、吉村氏との蜜月ぶりを報道陣にアピールした。
 前回は、再選を目指した現職斎藤弘氏(54)と新人の吉村氏が一騎打ちを演じ、小差で吉村氏が勝った。
 政党レベルでは、基本的に自民党が斎藤氏、民主、共産、社民3党が吉村氏の支援に回った。市町村長の対応も分かれたが、半数以上が斎藤氏を支持し、その中心にいたのが元自民党県連幹事長でもある土田氏だった。
 土田氏が吉村氏支持に転じた大きなきっかけは、東根市内に16年度開校予定の県立中高一貫校の建設地が、市の要望通りに決まったことだという。今は「県に恩義を感じている。吉村氏には倍返しの応援をしたい」と言い切る。
 山尾順紀新庄市長も前回は斎藤氏を支援した。「吉村氏に行政経験がなかったことが良い方向に働き、県職員に積極性が出た」と吉村県政を評価。「現職知事を応援するのが首長の基本スタンス」と前回の対応と矛盾しないとの認識を示した。

<選択の幅狭まる>

 市長会に続き、県町村会も吉村氏支持を表明し、6日に推薦状を手渡す。構図が固まった時点で選挙対応を表明するのが首長の常識だが、次期知事選では「誰が出ても(吉村氏に)勝てない。有力な対立候補は出ないだろう」(ある首長)との読みが働いているようだ。
 政党レベルで唯一対立候補を出す可能性がある自民党。県議会の自民党会派が吉村氏との距離を大きく縮めており、選択の幅は徐々に狭まっている。全首長が吉村氏支持を表明したことで「自民党も吉村に乗りやすくなった」(吉村氏周辺)との見方まで出ている。
 自民党県連幹事長の志田英紀県議は「首長が吉村氏支持を決めたからといって、党もそれに傾くということではない。誰であれ支援の打診があれば議論する姿勢に変わりはない。首長個人には(支援に)温度差があるはず」と語っている。


2012年08月03日金曜日

2291名無しさん:2012/08/08(水) 15:57:00
2852 名前:名無しさん 投稿日: 2012/08/08(水) 14:42:02
新党『国民の生活が第一』県連立ち上げ(岩手県)

7月に発足した新党『国民の生活が第一』の県組織が8日設立され、県連の代表に小沢一郎氏が就任した。小沢氏らに同調し、7月、民主党を離党した佐々木順一県議会議員によると、8日午前に県選挙管理委員会に『国民の生活が第一』の岩手県総支部連合会の設立を届け出て、受理されたという。小沢代表が県連の代表を務め、県連には、県議会の新会派『希望・みらいフォーラム』の県議らも今後所属し、市町村議会の議員や一般から党員を募ることにしている。県連では、次の衆議院選挙に備えて設立総会を開く予定で、党の衆議院議員が不在となっている岩手1区と3区について、候補者の人選を急ぐことにしている。
[ 8/8 12:28 テレビ岩手]
http://news24.jp/nnn/news8853871.html

>小沢代表が県連の代表を務め、県連には、県議会の新会派『希望・みらいフォーラム』の県議らも今後所属

2292チバQ:2012/08/10(金) 20:24:26
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120810/crm12081012580009-n1.htm
市長を減給 盛岡市、汚職事件受け
2012.8.10 12:54
 市発注の工事をめぐり元職員が収賄などの罪で有罪判決を受けた汚職事件で、盛岡市は10日、谷藤裕明市長を減給10分の2(3カ月)、当時の建設部長を減給10分の1(同)とすると発表した。

 このほか元職員の上司2人を停職1カ月、もう1人を戒告の懲戒処分にした。

 7月31日の盛岡地裁の判決によると、市道路建設課主任だった元職員は2007年12月、市発注工事で、道路整備会社の元社員に設計金額を教え、見返りにビール券約200枚(13万円相当)を受け取るなどした。

2293チバQ:2012/08/14(火) 16:39:12
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20120813ddlk04010086000c.html
選挙:大河原町長選 「道の駅」反対派、元県議を擁立へ /宮城
毎日新聞 2012年08月13日 地方版

 大河原町「道の駅」構想に反対する住民グループは12日、任意団体「希望と誇りをもって暮らせる福祉の町おおがわらをつくる会」(略称・希望の会)の結成総会を開催。任期満了に伴う同町長選(10月9日告示、同14日投開票)に、元県議の伊勢敏氏(63)を擁立する方向で調整に入った。同町長選で現職の斎清志氏(58)が3選出馬を表明している。【豊田英夫】

2294チバQ:2012/08/14(火) 16:56:39
2007年県議選

柴田 定数2−候補4 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 9,624(26.7%) 須藤哲 63 民主 新 1 (元)大河原町議=大河原地盤
当 9,571(26.6%) 高橋伸二 40 自民 新 1 党県青年部役員・衆院議員秘書(三塚・西村)=大河原地盤
□ 9,090(25.2%) 伊勢敏 58 無所属 現 学習塾代表=フロンティア・大河原地盤
□ 7,739(21.5%) 舟山邦夫 55 自民 新 コンビニ経営=船岡地盤

2295チバQ:2012/08/17(金) 21:50:31
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/08/20120817t41001.htm
初歩的事務ミス続発 秋田県「行革のせい」
 入札工事での積算間違いなど、秋田県で本年度、事務ミスが相次いでいる。県はいずれも初歩的ミスとしながら、原因として挙げているのが「行政改革による職員数の減少」。行革が悪いと言わんばかりの姿勢に、批判の声も出ている。

 ことし5月、入札工事で誤った単価を基にした積算ミスや、県内業者へのイベント案内メールの大量誤送信が発覚。6月には、昨年度用の自動車税納税通知書を本年度用と間違えて発送した。いずれも丁寧にチェックしていれば防げたはずの「初歩的なミス」(佐竹敬久知事)との認識だ。
 県人事課によると、本年度に事務ミスとして報告があったのは7月末現在で4件。既に昨年度の年間報告数6件に近づくペースとなっている。
 ミス頻発について、佐竹知事は県議会で言及。「行政改革で組織が統合され、いい意味での“島意識”がなくなり、責任が不明確になってきている」と述べた。
 県総務課によると、財政健全化を目指す行政改革で、1998年には約4800人だった職員数は現在約3400人。各課内で班の統合が進み、一つの班内での仕事が多岐に及ぶようになった。班内で、職員は畑違いの業務も担当することになったという。
 同課は「昔は『自分の班からは絶対にミスを出さない』という意地や他の班との競争意識があった。班内で一体感がなくなれば責任感は生まれない」と言う。
 こうした県の主張に対し、元県職員の沼谷純県議は「社会情勢に合わせて組織が変わるのは当たり前。『昔は良かった』という考えでは思考停止になってしまう」と批判する。
 行政改革による職員数削減は、まず寺田典城前知事が手掛けた。今は佐竹知事が引き継ぎ、推進する立場にある。沼谷県議は「(事務ミスの原因を)まるで人ごとのように行革のせいにする姿勢は元県職員として情けなく思う。これまでの行革がミスの原因と言うなら、佐竹知事なりの行革を示すべきだ」と話している。


2012年08月17日金曜日

2296チバQ:2012/08/18(土) 10:43:54
http://www.iwate-np.co.jp/senkyo/y2012/m08/1208121.html
花巻市議2人が離党 地域政党いわて

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 本県の政治団体、地域政党いわて(飯沢匡代表)所属の花巻市議2人が離党し、奥州市議1人が離党の意向をを固めたことが11日、分かった。4人だった党所属市町村議は花巻市議1人となる。「地域主権の確立」を掲げた結党から2年余り。全国で地域政党の活動に関心が集まる中、地域政党いわてがどのように存在感を示していくか注目される。

 花巻市議の細川宏幸氏と板垣武美氏は10日に離党届を提出。板垣氏は「(県議と)適切な情報交換ができなくなり在籍理由がなくなった」と語る。奥州市議の佐藤邦夫氏も離党の意向だ。党所属市町村議は花巻市議会の大原健氏のみとなる。

 3人の離党について関係者は「(花巻、奥州選挙区の)県議がいなくなったことが大きい」などと指摘する。

(2012.8.12)

2297チバQ:2012/08/19(日) 10:26:06
いまさら2011年統一地方選の記事
青森県
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1302620610969_02/news/20110413-OYT8T00010.htm
検証・2011県議選

日頃の活動明暗分ける

記者団の質問に浮かぬ表情の横山北斗・民主党県連代表(10日、青森市の渋谷哲一氏の事務所で)  青森市新城にある民主党公認渋谷哲一の事務所。投開票日の10日夜、まんじりともせずテレビの選挙報道を見守っていた渋谷は、当選の連絡が入ると、喜びを爆発させた。同市区で党唯一の議席を守り、安堵(あんど)の表情もまじった。しかし、それを見守っていた同党県連代表横山北斗に喜びの色はなかった。

 今回の県議選で同党が獲得した議席(推薦含む)はわずか7で、現有11議席から4議席減らす惨敗。国政野党時代の前回選で獲得した6議席に、無所属議員を順次引き入れて拡大させた分をすべてはき出すことになった。

 自民党県連幹部の1人はこう高笑いした。「民主党議員は、津軽からほとんどいなくなってしまったじゃないか」。弘前市区では元参院議員の三上隆雄ら2人が、五所川原市区では元県連幹事長で政調会長の今博が落選。青森市区の渋谷以外、津軽地方は全滅だった。

 6月5日投開票の知事選に出馬する県連幹事長山内崇はその地盤を弘前市とし、県連は津軽地方から支持を固めていく青写真を描いていた。それだけに、津軽地方での惨敗は、出鼻をくじかれた格好だ。落選した三上は、「『暗雲立ちこめる』より、もっとひどい状況だ」と率直に困難さを認める。

 山内本人は、「今回の県議選では政策論争の機会が少なかった。政策本位の勝負ができれば知事選での勝機が見えてくる」と意気込むが、弘前市区で三上とともに党公認で出馬した松橋武史は事実上、山内の後継。「後継ぎさえ当選させられないのに知事選に挑戦するのか」(同党関係者)と批判の矛先は山内にも向かってきた。

 辛くも当選を果たした県南の同党県議は、敗因をこう分析する。「今回の選挙は常日頃、どういう政治活動をしているかが問われると実感した。党よりも政治家個人が問われる選挙だったのではないか」。ただでさえ菅政権の低迷で逆風下にあった今回の選挙戦。さらに東日本大震災で選挙ムードは盛り上がりを欠き、終盤には大規模停電にも襲われた。一部は選挙カーも使わず、訴える機会や手段が制限された中で、日頃の活動が明暗を分けたというわけだ。

 2009年の衆院選で政権交代を成し遂げた同党だが、選挙結果を見ると、効果はほとんど出ていない。昨年7月の参院選は、自民党候補に全市町村で敗れる完敗。同10月の青森市議選(定数41)では当選者1人。そして、今回の県議選だ。県連執行部の1人はあきらめ顔で語る。「最初からこうなると思っていた。風任せの選挙をしてきたつけだ」

 落選の憂き目にあった津軽地方のある候補者は11日午前、お礼回りを終えて事務所に戻ってきた。ぼうぜん自失の状態だったが、支持者が声をかけた。「民主党にきていた浮動票を全部もっていかれた。民主党はまだ子ども。自民党は大人だ」。この候補者はうなずくしかなかった。

 (敬称略)

(2011年4月13日 読売新聞)

2298チバQ:2012/08/19(日) 10:26:34
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1302620610969_02/news/20110414-OYT8T00247.htm
検証・2011県議選
震災復旧 自民に追い風

当選を決めて小林真・八戸市長(右)と握手を交わす熊谷雄一氏(10日午後11時10分、八戸市の熊谷氏の事務所で) 「震災の復興に向けてがんばろう」。自民党公認の熊谷雄一は当選が確定した10日夜、八戸市江陽の事務所で右手を高々と突き上げた。

 東日本大震災で最も津波被害が大きかった八戸市選挙区では、沿岸部を中心に有権者から「選挙どころではない」と冷めた声もあがった。そのため水産業界を支持基盤とする熊谷は苦戦必至とみられていたが、ふたを開けてみると、前回選より票を増やしてのトップ当選を果たした。

 熊谷は勝因を、「災害復旧への期待感の表れ」と分析する。震災直後に県議会に新設された特別委員会では委員長に就任。「当選2回の若手では前例がない」(県連幹部)異例の抜てきに応えようと、国への要望活動など先頭に立って活動してきた。それだけに、復旧復興への取り組みが評価されたとの思いは強い。

 しかし、震災後の取り組みが自民党への追い風になるとの予測は選挙期間中から聞かれていた。「自民党には知事とのパイプがあるが、民主党にはない。有権者が欲しいのは、目の前の支援や仕事だ」。津軽地方の民主党候補の陣営幹部は選挙期間中、こう不安を漏らしていた。逆に民主党政権はそれまでの低迷ぶりに加え、東京電力福島第一原子力発電所の事故対応のまずさがクローズアップされた。震災で他の争点がぼやける中、県政与党の「地の利」が発揮された選挙だったというわけだ。

 「これで知事選にも弾みがつくだろう」。県連幹事長の神山久志は強調する。自民党は擁立した計31人(推薦含む)のうち28人が当選。無所属で当選した9人についても、県連執行部は会派入りを働きかけて、さらなる議席増を狙う構えで、知事選への備えは盤石にみえる。一方、同党と公明党から推薦を受ける三村知事側も、震災対応で多忙な公務の合間を縫って、自民党系候補の事務所を激励に回るなど、側面支援に余念がなかった。

 それでも県連会長の木村太郎に近い県議の1人は組織内に広がる楽観ムードをいさめる。「自民党県議が増えても、知事選には関係ない。選挙をするのは知事だ」

 昨年夏の参院選後に発足した木村をトップとする県連執行部と知事側のぎくしゃくさを指摘する声は今もある。昨年秋には、国と核燃料サイクル政策について話し合う会合を開くよう求める木村系県議と難色を示す知事が一時対立。知事選での推薦要請をめぐっては、水面下で駆け引きも演じた。

 「災害をバネに県民は今、一つになろうとしている。新県議を加え、自民党県議団も力を結集する時だ」。神山は選挙後、同党県議が一丸となって震災復興にあたる決意を示した。それは知事選に向けて内部の結束を願うような口調だった。 (敬称略)

(2011年4月14日 読売新聞)

2299チバQ:2012/08/19(日) 10:27:40
ついでに2011年青森県知事選
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1307399954204_02/news/20110608-OYT8T00018.htm
2011知事選 決戦のあと
自民の狙い 主導権の奪取

自民党の谷垣総裁(左)を招いた選挙期間中の街頭演説。党県連会長の木村氏(中)は党あげて三村氏を支援した(5月30日、青森市内で)=三上津与美撮影 満面の笑みが並んだ。候補者の三村申吾(55)(無=自民、公明推薦)をはさみ、左に自民党県連会長の木村太郎、右に党副総裁大島理森。木村の音頭による万歳三唱に続き、大島がマイクを握った。「我々は国政の場で三村県政をバックアップする。市町村長、業界の方々も力を合わせよう。それはイエスマンになることではない。話し合い、協議する。そしてバックアップしようではないか」。老練な政治家が発した強烈なけん制だった。

 過去2回の三村の知事選に比べ、今回は県連が前面に出た。谷垣総裁や石破政調会長ら党幹部を続々と招く一方、木村は連日、三村に付き添ってマイクを握った。組織作りの面でも、三村後援会が仕切っていた一部地域の選挙態勢を県連の指揮下に置き、また正式な出馬表明より前に県連へ推薦願を出させるなど、県連が主導権を握った。「全力で選挙戦を戦うことができた」。木村は当確後、満足そうにあいさつした。

 その視線の先にあるのは衆院選だ。「我々が目指すのは政権交代」。県連幹事長で県議の神山久志は選挙前から繰り返してきた。2009年衆院選では比例復活を含め本県でも多くの民主党議員が誕生しただけに、知事選を足がかりに、保守王国再建の狙いがあった。

 県連の思惑はこれにとどまらない。木村に近い県議は、「三村の3期目の課題は、県議会や我々自民党県議とうまくやること」と言い切る。「後援会の会合をやるにも、自民党関係者に事前に連絡しない」「行財政改革もいいが、もっと投資をしないと民間経済がもたない」。三村への不満はまさに様々。「選挙戦で恩を売り、県政運営でも主導権を奪う」(党関係者)との戦略が働いているというわけだ。

 ただ、三村に考えを変えるつもりはない。「知事としての原点は、県を破綻させないこと」。当選翌日の幹部職員へのあいさつで、今後も財政再建路線を継続させると断言した。

 三村に近い県幹部はこう推し量る。「自民党の支援はありがたいと思っているが、それで票が増えたかというと、それは違う」。今回の三村の得票数は34万9000票で、2007年の前回知事選の35万1000票とほぼ同数。「民主党の支持率は低迷しているが、自民党への支持も回復したわけではない」と支援の効果をアピールする県連に冷や水を浴びせる。

 しかし、4月の県議選を経て議席数を25から30まで伸ばした自民党県議団が県議会の命運を握っているのも事実だ。ベテラン県議は語る。「クリスタルバレイ構想への県費投入や原子力施設の安全確保など県政にはいろいろ課題がある。今まで知事とは対立してこなかったが、これからはそうはいかない」(敬称略)(佐藤純)

(2011年6月8日 読売新聞)

2300チバQ:2012/08/19(日) 10:28:18
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1307399954204_02/news/20110607-OYT8T00167.htm
2011知事選 決戦のあと
民主大敗 責任は県連に

敗戦が決まり、厳しい表情の山内氏(左)と横山氏(右)。県連は体制を立て直すことができるか 青森市青葉の山内崇(56)(無=民主、国民新推薦)の事務所には、鼻白んだムードが漂っていた。報道各社が現職の当選確実を伝えた5日午後8時。あまりに早い当確に、会場はまだ人もまばらだったが、10分ほどたつと、民主党関係者が三々五々と集まってきた。だが、山内の敗戦の弁を聞くと、そそくさと帰路につく。「いやいや、(5月19日の告示から)長かったね」。県連関係者は深いため息をついた。

 現職34万9000票に対し、山内8万3000票という大差での敗戦は、「衝撃的。国政与党とは思えない選挙結果」(ベテラン県議)だ。同じ全県が選挙区の昨夏の参院選では、党公認の新人が次点ながら22万票獲得した。この落下傘候補は東京出身で、地盤も政治経験もない。対する山内は弘前市出身で県議4期、前県連幹事長だが、半数にも届かなかった。

 確かに、民主党への逆風は参院選時より強かった。選挙戦終盤には、内閣不信任決議案をめぐって党内の内紛が表面化。県連代表の横山北斗は投票前日の4日の街頭演説で、「先日はお騒がせいたしました」とまず謝罪せざるを得なかった。

 しかし、県連幹部は強調する。「今回の敗北は中央のせいにできない」。大敗の責任は県連にあるというわけだ。

 一つは候補者選びをめぐるしこり。民間人の名前が水面下で飛び交ったが、議論の俎上(そじょう)に乗るまでには至らず。横山と幹事長だった山内の協議で、「山内出馬」が昨年末になって急きょ内定した。県連関係者の1人はいまだに、「密室談合」と言ってはばからない。ただでさえ、社民、自民両党を渡り歩いてきた山内には組織の内外から厳しい視線が注がれているだけに、ある民主党所属議員は「オープンな議論がなく、応援してやろうという気持ちになれなかった」と語る。

 また、山内主導による選挙戦術を敗因とする声もある。候補者の日程管理や資金の手当のほとんどを山内後援会が握り、各地の選対組織からは、「地元の実情は地元が一番知っている。もっと地元に任せないと」と不満があがった。県連幹事長の松尾和彦も「本当にこの形でよかったのかは話し合わないといけない」と暗に戦術の失敗を認める。

 さらに、動きが鈍いという県選出国会議員への不満はもはや定番で、恨み節はあきらめに変わっている。今回の惨敗で県連は政権交代後、参院選、統一地方選と大型選挙で3連敗。敗戦のたびに、「次は背水の陣」と強調する県連執行部の意気込みは空証文になりつつある。「もう民主党の看板を背負って表は歩けないよ」。県議の1人は自嘲気味に語った。(敬称略)

 (森山雄太)

(2011年6月7日 読売新聞)

2301チバQ:2012/08/19(日) 18:37:41

>>2253
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/feature/tohoku1340637419857_02/news/20120626-OYT8T00051.htm
名取市長選の課題

閖上現地再建が大揺れ…住民に溝

内陸移転望む住民多く


街づくりの方向性について話し合う「こうする閖上」のメンバーら(21日、名取市で)  漁業を中心に江戸時代以前から栄えてきた名取市閖上地区。震災前は人口約5700人が住んでいたが、津波で700人以上が犠牲となった。歴史あるこの街をどう再建するのかを巡り、住民も行政も大揺れに揺れている。

 市は昨年10月、閖上の再建計画について、居住区の地盤を3メートルかさ上げするなどの津波対策を施した上で、元の場所に再建する方針を決めた。5000人という大規模な代替用地の確保が困難であることに加え、伝統のある地域のコミュニティーを維持することなどが理由だ。今年3月には、県の都市計画審議会で土地区画整理事業の区画決定の承認も得た。

 ただ、計画が住民間で十分な意見集約を経て決まったものとは言い難い。

 市が再建方法を決める参考にした、住民代表や学者らでつくる「新たな未来会議」では、現地再建と移転再建とで意見が割れ、多数決で現地再建を選んだ。市が今年2〜5月に実施した意向調査でも、現地再建を希望した住民は4割に過ぎない。

 市が4月下旬から計10回にわたって開いた住民説明会では、内陸側への移転を希望する住民から反発の声が相次いだ。

 「このまま行政に任せっきりにしていたら、話は進まない」。今月21日夜、閖上の街づくりについて話し合う市民グループ「こうする閖上」の会合で、メンバーの一人は、強引に現地再建に突き進んだ市の態度に不信感をあらわにした。

 とはいえ、同グループも結論が出ているわけではない。グループ内には現地再建派も、移転再建派もいて、議論はしばしば行き詰まる。

 住民からの予想以上の反発に、市も軟化の兆しを見せ始めた。7月末に予定していた事業計画の知事への認可申請を先送りし、改めて住民との個別面談を行う方針を明らかにした。現地再建の方針は堅持しつつも、移転再建を望む住民の意向を酌み取る案を模索するという。

 「こうする閖上」の会合では、重たい空気が漂う中、メンバーの一人が口を開いた。「現地再建に賛成している人も、反対している人も、意地の張り合いになりつつある。このままでは、閖上の街が再建される前に、バラバラになってしまう」

 コミュニティーを維持するために選んだ現地再建が、住民間の分裂を生みつつある。

(2012年6月26日 読売新聞)

2302チバQ:2012/08/19(日) 18:38:10
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/feature/tohoku1340637419857_02/news/20120627-OYT8T00189.htm
名取市長選の課題
中心市街地 進む空洞化



JR名取駅近くの増田商店街。行き交う車の脇を歩行者が通っていく(26日、名取市で)  JR名取駅近くの国道4号沿いに、雑貨店や食料品店など30数店舗が並ぶ増田商店街。市の玄関口にある商店街でありながら、アーケードもなければ、目の前の道路には、歩道もない。買い物カートを引いたお年寄りは、ひっきりなしに行き交う車を気にかけながら歩いていた。

 「この頃は危険な商店街とまで言われているんだよね」。同商店街の商店主組合「名取中央商栄会」の大友修一会長(60)は自嘲気味に話す。

 増田商店街は、20年前まで100店舗以上が軒を連ねる同市の中心繁華街だった。しかし、国道4号バイパス沿いなどに大型店が相次いで進出し、客足は遠のいた。2007年には、大手流通イオンが、仙台空港アクセス鉄道の開業に合わせ、名取駅隣の杜せきのした駅前に東北最大級のショッピングモールをオープン。ダメージは決定的となった。

 「市の顔」ともいうべき商店街の衰退に、市は2000年、名取駅前地区の活性化基本計画を策定し、駅舎や駅前広場の整備などを進めてきた。目玉施設として図書館や公民館などからなる複合型拠点施設の計画を盛り込んだが、震災後、復興交付金事業に認められ、ようやく事業着手のめどが立った。

 それでも、大友会長は悲観的だ。懸案の国道4号の歩道整備は、市の基本計画では「国に要望中」というレベルでしかない。「いくら複合施設が出来ても、客足は戻ってこないだろう」と、大友会長のため息は止まらない。

 名取市は、増田町、閖上町、下増田村など2町4村が合併して1958年に誕生。仙台市のベッドタウンとして宅地開発が進み、80年以降の国勢調査では、一貫して増加を続けてきた県内でも数少ない自治体だ。

 それも、東日本大震災を機に様相は変わりつつある。名取市の人口は、震災前の11年2月末の7万3229人から、12年5月末には1177人減った。同市では震災で911人の死者が出たが、人口減はその人数を大幅に上回った。

 今や、市内の売り場面積の9割を大型店が占める状況だが、震災直後には、小さな店舗の多くが、建物に被害があっても店を開け、商品を提供して炊き出しを行うなど、地域の商店街の役割が見直された。名取市商工会の担当者は「大型店だけでは、地域の特色もなければ、街としての発展にも限界がある」と訴える。

 人口増とともに発展してきた名取市にとって、一体感の醸成とともに、バランスのとれた開発は大きな課題となってきた。震災からの復旧・復興でも、その視点は欠かせない。

 (この連載は、上野綾香が担当しました)

(2012年6月27日 読売新聞)

2303名無しさん:2012/08/20(月) 12:02:10
首長と政党/旗幟鮮明にした「岩手の変」

 国政の混迷の深まりを反映して、政党と地方の首長の関係に微妙な変化が生じている。

 石原慎太郎東京都知事や橋下徹大阪市長のように、全国区の知名度を持ち、新党構想が浮上するような首長は別格としても、東北の首長の動向にも影響が見て取れる。

 民主党籍を持っていた達増拓也岩手県知事が離党し、新党「国民の生活が第一」に参加した。師と仰ぐ同党代表の小沢一郎氏が民主党を除名となったことに伴い、政治行動を共にした。

 自身の政治理念に基づき旗幟(きし)を鮮明にすることは、政治家に求められる資質の一つだ。達増氏はこれまで、全国でただ1人の「民主党知事」として発言を繰り返してきた。

 立ち位置は明確で、県政に政党政治の要素を持ち込んだ。「小沢王国」の強力な支持基盤に支えられたことも、県政運営の推進力になったと言える。

 それを踏まえた上で、達増氏の今回の行動はどうだったろうか。ぶれない信念を感じた人はいたと思う。ただ、政権与党から分裂した小党にためらいなく参加したことに、違和感を持った県民も少なくないだろう。

 自由党時代に衆院議員となり、民主党との合併を経て知事に転身した達増氏。政治行動には政権交代の実現を旗印にした「政党色」が前面に出ていた。

 比較して今回は、小沢氏との「師弟関係」だけが際立つ。かつての新進党、自由党と比べ、新党には小沢氏を支える有力幹部は少ない。達増氏は「新党の中で、父親のような役割を果たさなければならない」と党の看板としての役割をにじませる。

 違和感の源はやはり、よって立つ政党の色合いが薄まり、代わって「小沢色」が前面に出た点にあるのではないか。
 新党は「原発ゼロ」「消費税増税廃止」に加え「地方主権改革」を基本政策に掲げた。

 達増氏は「政権交代をやり直す」と地方からうねりを起こす意義を強調するが、新党の政策を県政運営にどう反映させていくのか見えてこない。道筋を示すべきではないだろうか。

 もっとも、達増氏のように政党を基盤とする首長のスタイルは政党政治にとって本来、当然あっていい姿勢とも言える。

 東北の知事の中では、村井嘉浩宮城県知事が自民党出身で政党色が強い。2009年衆院選で村井氏は自民党支持を鮮明にし、達増氏と並んで政党色の強い知事を演じた。ただ直後の宮城県知事選では政党の推薦をもらわず、10年参院選では「中立」を宣言した経緯がある。

 多くの知事らは選挙戦で、政党支持を鮮明にせず「県民党」を主張する。幅広い支持を得るための戦略だが、その分、政党と首長の関係はぼやけ、立ち位置は漠然としたものになる。

 東北では来年、山形、秋田、宮城の順で知事選が予定され、夏には仙台市長選がある。達増氏の行動を「特殊」「突出」と評価するのは簡単だが、首長と政党の在り方について再考するいい機会だと思う。

2012年08月20日月曜日
http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2012/08/20120820s01.htm

2304チバQ:2012/08/20(月) 21:43:09
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20120819-OYT8T00703.htm
中間施設候補地 知事、賛否言及せず



協議会であいさつする佐藤知事(左)(19日、福島市内のホテルで)  中間貯蔵施設の具体的な調査候補地が細野環境相から示された双葉郡8町村と県、政府による19日の協議会。佐藤知事は各町村と県の実務担当者で論点整理する考えを示したものの、賛否については言及を避けた。帰還へのめどが立たない中、出席した各首長も複雑な反応を見せた。

 協議会は、福島市のホテルで約2時間にわたって行われた。政府は調査候補地として双葉町2か所、大熊町9か所、楢葉町1か所を提示。3町の各施設に搬入する汚染土壌の範囲も示した。放射性物質濃度の高いところから低いところに汚染土壌が運ばれることがないよう考慮し、双葉町の施設に伊達や同町など9市町村から、楢葉町の施設にいわきや同町など3市町から、大熊町の施設にはそれ以外の47市町村から、それぞれ汚染土壌が運び込まれる。

 協議会の後、環境相は報道陣に対し、「ようやくスタートラインに立ったに過ぎない」と表情を引き締めた。その上で、「中間貯蔵施設の面積・容積が確保できなければ、除染を確実に実行することは難しい」と重ねて理解を求めた。環境省の工程表では当初、7月の調査開始を予定しており、日程は遅れ気味だ。2015年1月とした汚染土壌の搬入開始時期については「そこまでにスタートできるプロセスを踏んでいきたい」と、変更しない考えを示した。

 これに対し、知事は「まずは預かり、(双葉郡と県との)実務者で論点整理をする。当然、リーダーシップをとっていく」と述べた。

 中間貯蔵施設の候補地に該当しない自治体の受け止め方も複雑だ。浪江町の馬場有町長は、「放射能を浴びせられたのは私たちの方。(施設の設置で)責任を転嫁されてしまうとおかしくなる」と疑問を呈した。富岡町の遠藤勝也町長は「こんな重大な問題は安易に判断できない。持ち帰る。住民への説明をしてもらい、どこまで理解を得られるかが問題だ」と述べた。

◇候補地住民は反発も

 候補地が示された3町の住民からは反発の声も聞かれた。

 楢葉町の農業大和田信さん(56)は、候補地に挙げられた波倉地区の住民。「津波による被災に追い打ちをかけるようなもの。施設があっては住民の帰りたいという気持ちを萎えさせてしまう。国の対応は許せない」と憤る。避難先の会津美里町で農業を再開し、町内やいわき市などで販売している大和田さん。「先頭に立って、町に戻って農業を再開するつもりでいるのに、将来の道筋が立たなくなってしまう」とうなだれた。

 郡山市喜久田町早稲原の仮設住宅で避難生活を送る双葉町下羽鳥の大谷陽子さん(63)の自宅は第一原発から約5キロ。「うちは農家でコメや野菜が作れないと生活できないのに……」と戸惑う。「保管した汚染土壌を誰が引き取るのか。中間貯蔵施設が永久保存施設になる可能性もある。建設はやめてほしい」と訴えた。

 一方、いわき市の仮設住宅に避難している大熊町小入野の山田昭一さん(56)は、「汚染土壌を原発の立地町で保管するのは仕方がない。他に誰も受け入れてくれない」と諦め気味だ。山田さんの自宅は「帰還困難区域」となる見通し。「町に戻るつもりはない。それより賠償をしっかりしてもらい、違う土地で生活するしかないのではないか」と話した。

(2012年8月20日 読売新聞)

2305名無しさん:2012/08/22(水) 13:00:26
地域政党いわて:衆院選候補擁立、行わない見込み /岩手
毎日新聞 2012年08月22日 地方版

 地域政党いわて(飯沢匡代表)は20日県庁で記者会見し、次期衆院選について「単独候補の擁立は現段階では行わない見込み。他党との選挙協力については対応を協議している」と述べた。一部で取りざたされている「大阪維新の会」(代表・橋下徹大阪市長)との連携については「否定も肯定もする段階ではない」と含みを持たせた。

 また、花巻市議と奥州市議の3人が離党の意思を表明したとして、花巻市議1人を除籍処分、残り2人の離党を受理したことを明らかにした。【金寿英】

http://mainichi.jp/area/iwate/news/20120822ddlk03010149000c.html

2306チバQ:2012/08/26(日) 11:56:07
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120825-OYT1T01017.htm?from=main4
「うるさい」…全候補者が選挙カーを自粛

 21日告示された秋田県大潟村議選(定数12、26日投開票)で、立候補した15人が、選挙カーから支持を訴えることを自粛する“紳士協定”を結び、異例の選挙戦を繰り広げた。


 食糧増産を目的に八郎潟を干拓して誕生した村は、職住分離の街づくりで住宅が中心部に集中。選挙カーが頻繁に行き来し、「音がうるさい」という住民の声に配慮したという。

 大潟村は1964年に創設。大部分を農地が占め、村民約3300人の約1090世帯が、役場など公共施設を配した「総合中心地」に集中している。そのため、過去の村議選で「寝ている子供が起きる」「生活に支障をきたす」といった声が上がっていたという。

 候補の一人は、住宅地の空き地で演説を終えると乗用車に乗り込んだが、移動中の拡声機による訴えはなし。「選挙カーを使わないで、どう訴えていけばいいか手探り状態。街頭演説をしていくしかない」と話した。別の候補者は「はがきなどの選挙公報でいかに主張を伝えられるかが(支持拡大の)カギになるのではないか」と話した。

 一方、村内の女性(54)は「小さい村の中で何人もの候補者が名前を連呼していたら、何を話しているのか分からない。静かな選挙は賛成」と歓迎。ただ、ある陣営からは「選挙カーがないと雰囲気が盛り上がらない」と、ぼやきも聞かれた。

 選挙カーの使用自粛は、昨年の統一地方選で、東日本大震災の被災地への配慮を理由に全国各地で広がった。県選挙管理委員会によると、昨年の県議選秋田市選挙区でも夜間の使用が自粛されたが、住宅の集中を理由に全候補者が使用自粛を申し合わせた例は「聞いたことがない」という。

(2012年8月26日09時47分 読売新聞)

2307チバQ:2012/08/26(日) 20:44:14
http://www.asahi.com/national/update/0826/TKY201208260236.html
2012年8月26日20時27分
「宿命」発言、石巻市長に遺族から批判 大川小説明会
 東日本大震災による津波で、宮城県石巻市の大川小学校で児童と教職員合わせて84人が死亡・行方不明となった問題で、市教委による遺族への説明会が26日、市内で行われた。亀山紘市長が約1年3カ月ぶりに出席。昨年の説明会で同小の惨事を「自然災害における宿命」とした発言について「おわび申し上げる」と述べたが、遺族からは「謝罪とは言えない」などと批判が相次いだ。

 昨年6月の説明会で、亀山市長は「もし自分の子どもが亡くなったら、自分自身に問うということしかないと思っております。これが自然災害における宿命だと思っております」と述べたため、学校や行政の責任をあいまいにしているとの批判が出ていた。

 この日も、市長はいったん、「謝罪するのはおかしいのでは」などと発言。しかし、「遺族への説明で使っていい言葉ではない」などと批判を受け、「自分が思い悩むという意味で『宿命』という言葉を出したが、みなさんが憤りを覚えたのであればおわび申し上げる」と述べた。

2308チバQ:2012/08/26(日) 20:45:17
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20120825-OYT8T01159.htm
富樫酒田市議が市長選に出馬へ

 来年11月に任期満了を迎える酒田市長選に、同市議で、前市議会議長の富樫幸宏氏(56)が立候補する方針を固めたことが25日、わかった。

 富樫氏は読売新聞の取材に対し、「以前から出馬の意向は持っていた。9月早々に後援会を集めて、出馬への理解を得て、準備を進めていきたい」と話した。

 富樫氏は同市出身。現在2期目で、2009〜11年に議長を務めた。

 次期市長選に立候補の意向を示したのは、富樫氏が初めて。

(2012年8月26日 読売新聞)

2309チバQ:2012/08/29(水) 22:44:23
>>2222
http://www.asahi.com/national/update/0828/TKY201208280568.html
2012年8月28日21時59分
住民分散型の「仮の町」提案 いわき市長、避難町村長に関連トピックス原子力発電所東京電力
いわき市の渡辺敬夫市長(右端)との意見交換会に参加する双葉町の井戸川克隆町長(右から2人目)ら双葉郡の首長=28日午後、福島県いわき市、長島一浩撮影

 東京電力福島第一原発事故で住民が避難している福島県双葉郡8町村の首長と同県いわき市の渡辺敬夫市長の意見交換会が28日、同市内であった。同市が有力候補地となっている「仮の町」について、渡辺市長はそれぞれの自治体の住民が市内各所に分散して住む「分散型」を提示。双葉郡の首長らは会のあと報道陣に、提案をおおむね受け入れる考えを示した。

 一部の自治体は、住宅や学校などを集約させる「ニュータウン型」による「仮の町」を検討してきた。

 渡辺市長は報道陣に、住宅は県が供給する災害公営住宅で整備する考えを説明。「市の都市計画に沿った形で、それぞれの自治体を分散する形で配置したい」と述べ、ニュータウン型については「いわき市民との交流ができない」と語った。

 双葉郡の首長らは「土地の問題もある。やむをえない」(遠藤勝也・富岡町長)など、市長の考えに一定の理解を示した。

2310チバQ:2012/08/29(水) 22:47:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120829-00000022-mailo-l07
東日本大震災:福島第1原発事故 いわきに「仮の町」 国、県の指導力求める声 3町長に市長「公共サービス限界」 /福島
毎日新聞 8月29日(水)10時54分配信

 「スタートラインに立ったばかり」。福島第1原発事故の影響で長期避難を余儀なくされた大熊、浪江、富岡3町の町民らがいわき市などに移住する「町外コミュニティ(仮の町)」。いわき市で28日開かれた同市と双葉郡8町村との意見交換会後、出席した首長らからは「仮の町」協議が緒に就いたばかりであることを強調しつつ、国や県の強い指導力を求める声があがった。【桐野耕一、北川仁士、安藤龍朗、小林洋子】
 いわき市が主催する意見交換会は昨年8月以来3回目。この日は非公開で行われた。この間、各町村は避難のため県内外を転々とした住民の把握▽仮設住宅や学校、福祉施設の確保など行政サービス提供▽賠償問題▽避難区域の再編−−など、刻々と変化する課題に直面してきた。除染に伴う中間貯蔵施設の建設候補地としても名前が挙がった。
 「避難した方々が古里に戻れるまで支える」。改めて「仮の町」受け入れを明言した渡辺敬夫・いわき市長は、住宅、医療、福祉サービスが受ける受容限度を超え、市民の不満が“沸点”に達している現状を説明。「最低でも10年、双葉郡の方々がいわき市民に溶け込んで交流していただくためにも、ニュータウン方式はだめ」と「分散型」を提案した。復興交付金で県が建設する災害公営住宅を、市内の複数箇所に建設し、各町ごと入居してもらおうとの考えだ。
 これに対し、出席した首長からは、いわき市への感謝の言葉や、国、県のリーダーシップを求める意見が出た。
 遠藤勝也・富岡町長は「いわきでは土地の確保が難しく、(市外からいわき市の仮設住宅に移住するのではなく)いきなり、災害復興住宅に移行してやってはどうかと提言があった。本当に申し訳なく、やむを得ないと思う」。馬場有・浪江町長は「いわきも被災自治体ということを忘れてはならず、私たちもいつまでも避難者という意識ではだめだ。災害公営住宅は国、県の責任で建設し、管理を進める問題だ」。渡辺利綱・大熊町長は「町民の7割がいわきでの生活を希望しており、いわき市に建設をお願いするしかない。土地取得などで厳しい面もあるが、学校などについても今後調整したい」と話した。
 一方、アンケート集計が進んでいないことなどから、双葉町はこの日の要請を見送った。井戸川克隆町長は「今、双葉の校歌を歌えない子どもたちが出てきている。町の中には学校が必要で高齢者と子どもが一緒に住まないと町にはならない」と指摘。今後の協議については「国が前に出てこないといけない。もっと国の役割がある」と言葉に力を込めた。

8月29日朝刊

2311チバQ:2012/08/30(木) 21:42:37
石原信市郎の弟は石原洋三郎(民主離党→生活へ)


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120830-00000006-mailo-l07
県議会:2県議が新会派 民主・県民を退会 /福島
毎日新聞 8月30日(木)10時42分配信

 県議の石原信市郎氏(45)=福島市=と、古市三久氏(63)=いわき市=が29日、所属会派の「民主・県民連合」を退会し、新会派「福島・みどりの風」結成を県議会事務局に届け出た。
 石原氏によると、両氏は6月県議会で環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加反対の請願の採決に、会派の方針に反してそれぞれ賛成、退席した。28日に民主・県民連合幹部から退会勧告を受けたといい、石原氏は「原発再稼働の問題や消費税増税など民主党の方針と一致しない部分があるので受け入れた」と説明した。離党はしない。
 会派構成は、自民28人▽民主・県民連合14人▽未来ネット6人▽共産5人▽公明3人▽みどりの風2人−−となった。【乾達】

8月30日朝刊

2312チバQ:2012/08/30(木) 21:43:43
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2012/08/30/new1208300902.htm
松尾県議、三戸町長選への出馬検討(2012/08/30 09:02)
 任期満了に伴う11月13日告示、同18日投開票の三戸町長選に、民主党青森県連幹事長を務める三戸郡選出県議の松尾和彦氏(49)が出馬を検討していることが29日、分かった。
 松尾氏は本紙取材に、「町内の支持者から打診を受け、誠実に検討している。故郷である三戸町を元気に、生まれ変わらせたいという思いがある」と立候補に前向きな姿勢を示し、「9月中には方向性を固めたい」と述べた。

2313チバQ:2012/08/30(木) 22:58:46
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120830/fks12083002040000-n1.htm
「福島差別発言、訂正を」 生態系協会会長に福島市議会会派
2012.8.30 02:04
 7月9日に東京都内で開かれた公益財団法人「日本生態系協会」の講演会で、池谷奉文会長が「福島での発がん率が上がる」などと不適切な発言をしたとして、福島市議会会派「みらい福島」の4人が29日、発言の訂正を求めることを明らかにした。しかし、池谷会長は差別発言はしていないと反論。9月7日に池谷会長が来県し、市議会と話し合いをすることになった。

 会見した同会派によると、問題となっているのは、同協会主催の「日本をリードする議員のための政策塾」での講演で、同会派の4人を含め、全国から約70人の議員が参加。同会派は、講演冒頭で池谷会長が「福島の人とは結婚しないほうがいい」「今後、福島での発がん率が上がり、奇形児が発生する懸念がある」と発言したと指摘している。

 後日、同会派が真意を確認する確認書を送付すると、池谷会長は「そのような発言はしておらず、事実に反する」と反論し、発言を裏付ける根拠を示すよう求めている。同会派の菅野輝美議員は「メモを取っており、他市の議員も聞いている」と主張している。

 池谷会長が29日に各報道機関などに宛てた文書で「福島の人を差別するようなことは申し上げたことはありません」としている。

2314チバQ:2012/09/03(月) 06:10:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20120902-OYT8T00929.htm
維新旋風 政治塾に7人・・・衆院選へ「勢い魅力」

 次期衆院選に向けた動きが加速する中、民主、自民の2大政党に対する「第3極」として注目を集めるのが、地域政党・大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)。候補者を養成するため維新の会が主宰する「維新政治塾」には、県内からも7人が政治の道を志して通っている。県内選挙区からの立候補に意欲を見せる塾生もおり、出馬すれば選挙戦をかき回すのは必至だ。

 維新塾は3月、約2000人の受講生で始まり、論文などの審査を経て約900人の塾生に絞られた。維新の会は次期衆院選で400人規模の擁立を目指しており、塾生は候補者予備軍とみられている。維新の会が新党を結成する動きも出ている。

 塾生によると、県内から維新塾に通うのは7人。昨年11月の県議選泉選挙区で次点だった峯岸真哉さん(35)や、同若林選挙区で5000票以上を獲得した渡辺勝幸さん(37)といった県議選落選組のほか、学習塾経営、証券マン、医師など職業は様々だ。

 学習塾経営の男性(36)は、維新の会が掲げる「地方分権型教育行政」など教育改革に共鳴し、維新塾の門をたたいた。男性は「ただ学力を高めるのではなく、教育に競争を持ち込むなどして質を高めたい。そのために国会議員になりたい」と意気込む。

 政治にはほとんどかかわったことがなく、選挙は素人。男性は「正式塾生になれると思っていなかったが、ここまで来たら本気で取り組み、公募があれば応募したい」と、衆院選への出馬に意欲を見せる。

 峯岸さんは、県議選ではみんなの党から出馬したが、維新塾に通っている。峯岸さんは「掲げる政策はみんなの党と変わらないが、維新の会の勢いに魅力を感じた」と話し、「自分で決められることではないが、維新の会から衆院選に出たい」と明言する。

 渡辺さんは「民主、自民といった既成政党には根強い不信がある。このままの政治ではダメ」と維新塾に通う理由を説明。「衆院選は今のところ白紙。3年後の県議選に向けて活動している」と話すが、平日朝のつじ立ちを続けている。

(2012年9月3日 読売新聞)

2315チバQ:2012/09/03(月) 22:05:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120903-00000013-mailo-l07
選挙:いわき市議選 告示 41人立候補 /福島
毎日新聞 9月3日(月)10時34分配信

 任期満了に伴ういわき市議選(定数37)は2日告示され、現職30人、元職1人、新人10人の計41人が立候補を届け出た。震災後初となる市議選の定数は前回から3減。高齢や体調不良などで現職4人が引退し、新人10人が加わってしのぎを削る。政党別では自民17人、無所属11人、共産4人、公明4人、民主3人、社民2人。
 各候補は雷雨と曇り空が交錯する荒れ模様の中、出陣式や街宣で震災からの復旧、復興策や生活再建支援策、福島第1、第2原発の完全廃炉などを訴え支持を求めた。
 投票は9日午前7時から市内140カ所で。市選管は震災と原発事故に伴う市内外への避難、転居者にはがきを出し、期日前投票や不在者投票を呼びかけている。開票は9日午後8時から同市平上荒川の市総合体育館であり、翌10日未明に新議員が決まる見通し。
 1日現在の有権者数は、27万6443人(男13万3359人、女14万3084人)。【中尾卓英】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇いわき市議選立候補者(定数37−41、届け出順)
斉藤健吉  69 会社役員   (4)自元
小野茂   53 党支部長   (2)公現
狩野光昭  59 [元]団体職員   社新
溝口民子  65 [元]会社員 (3)共現
渡辺博之  47 党地区役員  (2)共現
蛭田克   62 [元]高校教諭(3)自現
大友康夫  47 会社員    (1)無現
阿部秀文  57 会社員    (2)無現
安田成一  44 会社員    (1)無現
佐藤和美  43 [元]会社役員(3)自現
伊藤浩之  51 党地区委員  (2)共現
吉田実貴人 43 公認会計士     自新
坂本稔   52 企業教育講師 (1)民現
赤津一夫  56 団体役員   (1)自現
遠藤八十八 67 そば屋経営     無新
上壁充   56 党支部副代表 (1)社現
西山一美  52 会社社長      自新
大平洋夫  67 農業     (2)無現
小野潤三  47 会社員       自新
磯上佐太彦 72 団体役員   (5)自現
岩井孝治  56 呉服販売業  (3)自現
蛭田源治  58 農業     (2)自現
大峯英之  51 畳店役員   (1)自現
塩田美枝子 60 党県役員   (3)公現
木田孝司  51 [元]衆議秘書(3)自現
高橋明子  67 党地区委員  (7)共現
柴野美佳  47 党県役員      公新
樫村弘   70 [元]新聞記者(8)無現
小野邦弘  59 高校後援会長 (2)自現
永山宏恵  45 [元]病院職員(1)自現
遊佐勝美  63 会社員    (3)無現
塩沢昭広  42 党支部役員     公新
菅波健   55 会社社長   (2)自現
山守章二  43 [元]会社員    無新
山本健一  44 会社員    (1)民現
福嶋あずさ 39 司会業    (1)民現
佐藤和良  58 [元]生協職員(2)無現
根本茂   61 会社役員   (3)自現
高羽努   36 会社代表      無新
石井敏郎  58 高校同窓会長 (5)自現
木村謙一郎 37 水産会社社長    無新

9月3日朝刊

2316チバQ:2012/09/03(月) 22:06:44
http://mainichi.jp/opinion/news/20120903ddm003040118000c.html
クローズアップ2012:東日本大震災・福島第1原発事故 中間貯蔵、割れる地元−−福島3町
毎日新聞 2012年09月03日 東京朝刊


中間貯蔵施設についての意見や質問が相次いだ福島県大熊町の住民説明会=同県いわき市の市文化センターで2012年8月26日、蓬田正志撮影
拡大写真 東京電力福島第1原発事故に伴う、除染作業で生じる汚染土壌などを保管する「中間貯蔵施設」の現地調査候補地12カ所が8月中旬、国から初めて示された。候補地のある福島県大熊町、双葉町、楢葉町は、いずれも原発立地自治体。原発との共存はあくまでも「安全」が前提だっただけに、戸惑いは隠せない。3町とも調査を受け入れていないが、汚染が深刻で除染を進めたい大熊町と、国への不信感が強い楢葉・双葉2町では事情が異なる。原発賠償や避難区域再編の協議も並行する中、国は難しいかじ取りを迫られている。

 ◆大熊町

 ◇汚染深刻、賛成町民も 「生活再建と引き換えに」
 「中間貯蔵施設ができれば(汚染土壌を搬入する)トラックが町中を走り、もう住めなくなる。国が町全域を買い取ってほしい」

 9カ所の現地調査候補地を抱える大熊町が8月26日、避難先の同県いわき市で開いた住民説明会。参加者の女性の訴えに、町民約500人で埋まった会場は拍手で応えた。

 同25日から9月2日まで続いた説明会は、町内を3分割する避難区域再編や財物賠償基準が本来のテーマ。だが参加者の意見や質問は、政府と双葉郡8町村の会合で8月19日に調査候補地が示された中間貯蔵施設に関するものが多かった。「施設を造るのなら、町全体を(5年以上帰還できない)帰還困難区域に再編してほしい」「最終処分場を県外に持っていく保証はあるのか。沖縄の米軍基地と同じになる」。国策への不信が渦巻く。

 19日の会合後、渡辺利綱町長は「受け入れたわけではないが、否定的に考える必要はない」と柔軟姿勢を見せていた。だが説明会で町民の反発があらわになる中、調査受け入れには至っていない。

 渡辺町長は「避けては通れない問題。反対ばかりでは除染が進まない」が基本的な考え。候補3町で最も深刻な放射能汚染が背景にある。町人口の約95%が住む地域が、放射線量が高いため帰還困難区域になる見通しだ。

 このため、町外で生活再建できるだけの賠償と引き換えに、施設の早期設置を求める住民団体も。環境省に8月22日提出した要望書に添えた署名は、町民の約14%の1626人分に上る。町議会は翌23日の全員協議会で「国は青写真も持っておらず(現地調査しなければ)判断材料がない」(千葉幸生議長)と調査は容認する姿勢を見せた。だが、施設受け入れには慎重で、一部議員は「議会だけでは決められない」と住民投票を主張する。

 町民帰還の前提となる除染に中間貯蔵施設は不可欠だが、町内に施設ができると町民は戻りたがらない。そのジレンマ。町民が賛否に割れる中、渡辺町長は「町単独では決められない。双葉郡や県で協議していく必要がある」と話す。【蓬田正志】

2317チバQ:2012/09/03(月) 22:07:16
◆楢葉町

 ◇「町内限定」無視に怒り 早期本格帰還へ冷や水
 町域の大半を占めていた警戒区域が8月10日に解除され、早期帰還を目指す「避難指示解除準備区域」に再編された楢葉町。お盆に帰宅したり、墓の清掃をして笑顔を見せた町民に、調査候補地指定は冷や水を浴びせた。

 町内を巡回し防犯対策に当たる町商工会副会長、猪狩久市さん(62)は「商工会アンケートでも約150業者のうち『帰ってくる』が半数。最終処分場になってしまう懸念がぬぐえない中間貯蔵施設ができれば、戻ってこない子育て世帯が増え、商売も成り立たなくなる」と語気を強める。

 「施設誘致に動いた」と批判された前町長が今春引退。後を継いだ松本幸英町長は5月の就任当初から「町で出た除染廃棄物は町で責任を持つ」として、町内廃棄物限定の保管庫建設を環境省に提案してきた。隣の広野町やいわき市からも受け入れる今回の案は全く相いれない。「『寝耳に水』とはこのこと」と怒りは収まらない。

 町は再編を機に▽放射線量低下を条件に14年4月をめどに役場機能を戻す▽独自の農地・森林除染▽放射線を可視化するガンマカメラによる除染効果の確認−−などで不安解消に努め町民の本格帰還を目指す。このシナリオを施設は脅かす。

 いわき市とは、仮設住宅や町役場などを受け入れてもらっている関係だけに「外堀を埋められた」と漏らす町幹部も。だが、松本町長は「環境省の話は当分聞かない」と断言しており、国が信頼を得るのは容易ではない。【中尾卓英】

 ◆双葉町

 ◇「説明ない」全面対立
 2候補地が示された双葉町。住民の一部には「除染を進めるためにも受け入れざるを得ない」との意見もあるが、井戸川克隆町長は「迷惑施設」と切り捨てる。「なぜ双葉町に造るのか国が理由をはっきり示さなければ、次世代に説明がつかない。調査も受け入れられない」と反対する。

 避難区域再編でも(1)帰還困難区域(2)帰還まで数年の居住制限区域(3)避難指示解除準備区域−−に3分割する政府方針に、町は反対している。(1)が見込まれる高線量地域が町の中央を縦断しており、仮に他地域が(2)や(3)になっても影響は免れない。このため「賠償も含め、町全体を最も線量の高い地域に合わせるべきだ」と主張する。

 ことごとく政府方針と対立している形で、国の担当者は「ほとんど敷居さえ、またがせてもらえない状態だ」とこぼす。【桐野耕一】

2318チバQ:2012/09/03(月) 22:07:47
 ◇焦る政府、見切り発車 期限迫り、理解得られず
 「何かアドバイスをいただけないでしょうか」

 中間貯蔵施設の現地調査候補地12カ所を提示した3日後、細野豪志環境相は平野達男復興相に電話した。設置場所の決定期限が、あと7カ月と迫る中、展望なきスタートだったことをうかがわせる。

 政府が福島第1原発のある大熊、双葉の両町と、福島第2原発のある楢葉町に中間貯蔵施設建設を提案したのは今年3月。ところが「避難区域の見直しと賠償問題が解決するまで協議には応じられない」と拒否され、話し合いが始まったのは8月19日になってから。

 12カ所の選定理由について、細野氏は「地形やこれからの帰還の状況も含めて、総合的に考えた」と説明したが、地元の反発は依然として強い。

 政府はこれまで除染などの研究開発拠点を設ける計画など、振興策を強調して地元の理解を得ようとしてきたが、進展はない。「除染は福島県全体の話なのだから、県知事はもっと動いてほしい」と、県の指導力に期待する声も出始めた。

 中間貯蔵施設で保管する総容量は約1500万〜2800万立方メートル程度で、総敷地面積は約3〜5平方キロと想定。12年度中に建設場所を選び、13年度中に基本設計や調査、用地取得を終えて、着工する計画だ。設置場所の決定期限まで7カ月となり、政府関係者には焦りも見え始める。

 政府職員の一部には、公共の利益となる事業に必要な土地について、所有者の了解がなくても所有権を取得できる「土地収用法」の適用を検討する動きも一時あったが、平野氏は「目線の高いものであれば(話は)進まない。丁寧が基本だ」と退けた。

 中間貯蔵施設がそのまま最終処分場になるのでは、との地元の懸念にも答えられていない。政府は中間貯蔵施設に運び込んだ汚染土壌などを「30年以内に県外で処分する」と約束した。しかし、細野氏は8月24日の閣議後記者会見で「さまざまな可能性を探っているが、特定の地方公共団体に打診はしていない」と説明。環境省幹部も「(最終処分場を受け入れる自治体は)そう簡単に見つかるはずがない」と打ち明ける。【藤野基文、岡崎大輔】

2319チバQ:2012/09/03(月) 22:18:48
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20120903ddlk07010078000c.html
選挙:棚倉町長選 湯座氏が初当選 観光活性化訴え 投票率77.46% /福島
毎日新聞 2012年09月03日 地方版

 任期満了に伴う棚倉町長選は2日投票され、即日開票の結果、不動産調査士の湯座一平氏(51)=無所属新人=が、前町議で会社社長の宮川政夫氏(53)=同=を破り、初当選を果たした。26票差の辛勝だった。投票率は過去最低だった前回61・04%を大幅に上回る77・46%で、39年ぶりの新人対決で有権者の関心は高かった。

 湯座氏は、町学校PTA連絡協議会会長時代、学校校舎の耐震強化を訴えて町を動かし、東日本大震災前に町内ほとんどの小中学校で工事完了を実現。現職の藤田幸浩町長に手腕を買われ、後継として地盤を引き継ぐ一方、観光活性化策など町の再建案を示し、幅広い層の支持を得た。

 宮川氏は町議2期8カ月務めた実績を訴え、町議6割の支持を取り付け肉薄したが、立候補表明の遅れが響いた。

 当日有権者数は1万1910人(男性5788人、女性6122人)。【栗田慎一】

==============

 ◇棚倉町長選開票結果
 =選管最終発表
当 4577 湯座一平 51 無新
  4551 宮川政夫 53 無新
==============

 ◇棚倉町長略歴
湯座一平(ゆざ・いっぺい) 51 無新(1)

http://www.minpo.jp/news/detail/201208313385
2候補激しい舌戦 棚倉町長選、投票まで2日
 任期満了に伴う福島県棚倉町長選挙は9月2日の投票まであと2日となった。現職の藤田幸治氏(71)の引退表明で39年ぶりの新人同士の争いとなり、元町議の宮川政夫候補(53)=無所属=と土地家屋調査士の湯座一平候補(51)=無所属=が終盤で激しい舌戦を展開している。
 宮川候補は3期8年8カ月の町議経験をアピール。原発事故問題への対策を第一に行政区の機能拡充、地場産業の活性化、福祉および文教面の充実などを訴える。町議時代の基礎票を基に、支援する町議の票の取り込みや町内一円を巡る草の根運動を展開している。
 湯座候補は生きがいのある町づくりをスローガンに、放射線対策をはじめ再生可能エネルギーの活用、介護福祉および子育て支援の充実などを公約する。街頭演説などで支持を訴える一方、5後援会と2つの有志会で組織固めを図り支持拡大を目指している。
 藤田氏の引退表明で町内の支持構図に変化が生じており、票の流れが読みにくい状況。宮川、湯座両陣営とも「(投票率などは)全く読めない」としている。

◇棚倉町長選立候補者(届け出順・敬称略)
宮川[みやかわ] 政夫[まさお] 53 無新
湯座[ゆざ] 一平[いっぺい] 51 無新

( 2012/08/31 09:16 カテゴリー:主要 )

2320チバQ:2012/09/11(火) 22:54:32
>>2315
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120911-00000168-mailo-l07
選挙:いわき市議選 新議員決まる 投票率は過去最低50.05% /福島
毎日新聞 9月11日(火)13時16分配信

 任期満了に伴ういわき市議選は9日、投開票され、新議員の顔ぶれが決まった。投票率は50・05%で、前回08年(58・2%)を下回り、過去最低だった。
 前回から3削減された定数37に対し、41人が立候補した。新旧別では、現職28人▽元職1人▽新人8人−−が当選した。政党別では、自民16人▽無所属9人▽公明4人▽共産4人▽民主2人▽社民2人。
 市役所で10日午後、新議員に当選証書が交付された。
 同市久之浜で経営する水産加工会社を震災による津波で流され、妻子が県外避難した新人で、トップ当選の木村謙一郎氏(37)らが、震災からの復旧、復興に全力で取り組むことを誓った。
 当日有権者数は27万4304人。【中尾卓英】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇いわき市議選開票結果(定数37−41)
当 5581 木村謙一郎 37 無新(1)
当 4888 小野潤三  47 自新(1)
当 4834 柴野美佳  47 公新(1)
当 4743 塩田美枝子 60 公現(4)
当 4418 斉藤健吉  69 自元(5)
当 4204 佐藤和良  58 無現(3)
当 4065 小野茂   53 公現(3)
当 3807 上壁充   56 社現(2)
当 3763 赤津一夫  56 自現(2)
当 3763 塩沢昭広  42 公新(1)
当 3762 伊藤浩之  51 共現(3)
当 3706 山守章二  43 無新(1)
当 3687 安田成一  44 無現(2)
当 3668 阿部秀文  57 無現(3)
当 3663 蛭田源治  58 自現(3)
当 3587 渡辺博之  47 共現(3)
当 3578 菅波健   55 自現(3)
当 3568 樫村弘   70 無現(9)
当 3567 永山宏恵  45 自現(2)
当 3562 石井敏郎  58 自現(6)
当 3555 福嶋あずさ 39 民現(2)
当 3497 高橋明子  67 共現(8)
当 3488 大平洋夫  67 無現(3)
当 3277 西山一美  52 自新(1)
当 3140 溝口民子  65 共現(4)
当 3008 大峯英之  51 自現(2)
当 2887 小野邦弘  59 自現(3)
当 2821 大友康夫  47 無現(2)
当 2817 蛭田克   62 自現(4)
当 2601 磯上佐太彦 72 自現(6)
当 2515 坂本稔   52 民現(2)
当 2506 根本茂   61 自現(4)
当 2397 狩野光昭  59 社新(1)
当 2328 佐藤和美  43 自現(4)
当 2309 吉田実貴人 43 自新(1)
当 2277 岩井孝治  56 自現(4)
当 2232 遊佐勝美  63 無現(4)
  2185 木田孝司  51 自現
  1813 高羽努   36 無新
  1792 山本健一  44 民現
  1330 遠藤八十八 67 無新
 =選管最終発表

9月11日朝刊

2321チバQ:2012/09/12(水) 22:10:56
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001209110001
葛尾村長、引退翻意で7期目出馬へ
2012年09月12日

●「全村避難決意の責任」


 葛尾村の松本允秀(まさひで)村長(74)は11日に開会した村議会で「村民の支援、協力がいただけるならば中断することなく村政を担う決意」と述べ、10月11日に告示される村長選に立候補する意思を表明した。


 一般質問に立った議員3人のうち2人が「賠償問題などで双葉郡各町村と県、国との協議が進む中、経験豊かな松本村長の継続が必要だ」と立候補を促す形で質問した。


 高齢・多選を理由に、周囲に今期限りの引退をほのめかしていた松本村長は取材に対し、「村政を担って6期24年、今期限りの引退は前回選挙時の約束でもあるが、有史以来の全村避難を決意した者の責任として、全村民一体の帰還を目指す」と7期目への意欲を語った。村長選にはほかに元村議会議長の松本信弘氏(66)が立候補の準備を進めている。

2322チバQ:2012/09/12(水) 22:47:42
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120912_8
奥州市長「議員定数20程度に」 大幅な削減提案

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   小沢昌記奥州市長は11日の定例記者会見で、市議会の在り方について「4常任委員会を二つにするのが適当ではないか」と述べ、現行34の議員定数を20程度に削減すべきとの見解を示した。市議会は2014年3月の改選に向けて9月定例会後、定数見直しの本格検討に入ることにしており、異例の市長提案は波紋を広げている。

 小沢市長は4常任委(8〜9人)から2常任委(各10人以下)への再編や市政監視を強める決算調査特別委の常設などを提言。「市が30地区で要望を聞く会を丁寧にやっており、議員削減に対応できる」などと述べた。

 これに対し市議会改革検討委の佐藤克夫委員長(創政会)は「少々乱暴な意見ではないか」と指摘。別の議員も「真意が分からない。今後の議会運営に影響する」と反発する。









(2012/09/12)

2323チバQ:2012/09/13(木) 22:50:43
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120913t11022.htm
震災復旧工事、県外業者の落札急増 県議会で批判や注文
 東日本大震災に伴う宮城県発注の復旧工事で県外建設業者の落札が急増していることをめぐり、12日にあった県議会環境生活農林水産常任委員会で、委員から批判と注文が相次いだ。
 同日審議した漁港復旧に関する工事契約では、9件中4件を県外業者が占めた。横田有史氏(共産党県議団)は「防波堤整備の実績がない業者もある。きちんと工事ができるのか疑問だ」と口火を切った。太田稔郎氏(改革みやぎ)も「県外業者は下請けも県外から連れてくる」と批判した。
 複数の委員は、県外業者が4月に本社を石巻市に移し「県内企業」として落札したことを指摘したり、仙台市に移転した県外業者が3件の入札に参加表明しながら書類の不備で全て「失格」となり「当初から落札の意思がなかったのではないか」と疑問を呈したりし、問題視した。
 池田憲彦氏(自民党・県民会議)は「一度落札すると、それが実績になってしまう」と不安視。内海太氏(改革みやぎ)は「できるだけ(業者の)背景を探ってほしい」と注文を付けた。
 山田義輝県農林水産部長は「資格審査は基準通り実施しており、入札に問題はないと判断している。工事が適正に行われているかどうか、県としてしっかり施工管理をする」と理解を求めた。


2012年09月13日木曜日

2324チバQ:2012/09/14(金) 22:10:33
3302 名前:チバQ 投稿日: 2012/09/14(金) 22:10:00
>>3125>>3266
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120914/elc12091418520000-n1.htm
加藤氏の地元で「乱」酒田市長が山形3区出馬へ
2012.9.14 18:51
 山形県酒田市の阿部寿一市長(53)は14日の記者会見で、次期衆院選で山形3区から出馬する意向を表明した。同日開かれた市議会9月定例会で辞職願を提出、承認された。

 自民党公認を目指す考えだが、山形3区の自民党候補には県連会長で14回目の当選を目指す加藤紘一元幹事長(73)がいる。阿部氏は公認されない場合には無所属で出馬する考えを示した。

 阿部氏は会見で「地方行政で培ってきた知識や経験を生かし、地方の痛みや願いを直接国政へ届けたい」と話した。

2325チバQ:2012/09/14(金) 23:29:38
>>2293-2294
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120914t11028.htm
大河原町長選・投票まで1ヵ月 宙に浮く道の駅構想
 任期満了に伴う宮城県大河原町長選(10月9日告示、14日投票)は、投票まで1カ月に迫った。3選を目指す現職の斎清志氏(58)、2008年の前回選挙で落選した元県議の伊勢敏氏(63)が立候補の意思を表明しており、一騎打ちの公算が大きい。争点の一つは、同町金ケ瀬地区への道の駅整備構想だ。斎氏は推進する考えで、伊勢氏は撤回を求める。賛否が交錯し、混迷を極めた経過を振り返る。
 道の駅整備をめぐるこれまでの動きは表の通り。最初に道の駅構想が浮上したのは5年前にさかのぼる。町長就任3年目の斎氏が07年度当初予算に初めて関連予算を計上し、09年度には道の駅基本計画を作成した。
 基本計画では、概算工事費を8億4080万円と算出した。「事業手法や国の支出額で総事業費や町の負担額は増減する」(町地域整備課)が、町負担は3分の1程度とそろばんをはじく。
 両氏が町長選で戦うのは、三つどもえになった前回に引き続き2度目。前回町長選でも道の駅整備に前向きな姿勢を示していた斎氏が勝利し、一時は整備が加速するかとみられた。
 だが、事業は前進も後退もすることなく、宙に浮いたままとなった。その理由は、町議会が「推進」「反対」と相反する判断をしたためだ。
 伊勢氏は09年7月、住民団体「『(仮称)道の駅おおがわら』整備事業の撤回を求める町民の会」を設立。税の無駄遣いなどを訴え、5275人の署名を添えて町議会に提出した整備撤回を求める請願は、10年3月定例会で採択された。
 一方、ことし3月の議会では、整備予定地の近隣住民らが提出した推進を求める請願が採択され、民意のねじれが顕在化した。「町民の会」は再度署名集めを行い、8月に建設の賛否を問う住民投票条例の制定を直接請求したが、議会は条例案否決の判断を下した。
 整備撤回請願が採択された後、斎氏は慎重な姿勢を貫いてきたが、選挙を前に真っ向対決に打って出た。7日の記者会見では「議会の直近の判断は推進。町長選で道の駅の議論をしたい」と力説。農産物直売所や授産施設、防災拠点など道の駅が担う役割を雄弁に語った。
 対する伊勢氏は8月24日の立候補表明会見で、ともに前回町長選に出馬し、「整備反対」を訴えた町議の堀江一男氏(64)と共に並び、反町長勢力の結集を演出。「たくさんの反対の署名がある中、町民を無視する政治が続いている。公正、公平、クリーンな町政を実現したい」と強調した。

<道の駅整備をめぐる経過>
2008年
 3月   町が(仮称)道の駅「おおがわら」整備基本構想を策定
 10月   道の駅に反対する対立候補2人を退け、斎氏が大河原町長に再選
2009年
 12月   伊勢氏らが代表を務める住民団体が「整備撤回を求める請願」を5275人分の署名を添えて町議会に提出
 12月   町が(仮称)道の駅「おおがわら」基本計画を策定
2010年
 3月   町議会が「整備撤回」の請願を採択
 12月   斎町長が「町民の理解が得られるよう時間をかけて検討する」と整備への意欲を示す
2011年
 12月   整備予定地の周辺住民らが整備推進を求める請願を町議会に提出
2012年
 3月15日 町議会が「整備推進」の請願を採択
 6月12日 住民団体が道の駅建設の賛否を問う住民投票条例の制定を目指し署名集めを開始
 8月10日 住民団体が3010人の署名を添え住民投票条例制定を直接請求
 8月29日 町議会が住民投票条例案を否決
 9月7日 斎町長が道の駅整備方針を明言
 10月14日 大河原町長選投票日


2012年09月14日金曜日

2326チバQ:2012/09/15(土) 00:30:59
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20120914ddlk03040306000c.html
交通事故:市議がバイクで64歳男性はねる 重体−−花巻 /岩手
毎日新聞 2012年09月14日 地方版

 12日午後7時5分ごろ、花巻市花城町の市道で、同市議の阿部一男さん(66)=同市南川原町=運転のオートバイ(90CC)が、近くに住む無職、松田仁志さん(64)をはねた。松田さんは頭を強く打ち、意識不明の重体。

 花巻署によると、現場は片側1車線の直線道路で、緩やかな上り坂。現場に松田さんの自転車があったが、事故当時、自転車に乗っていたか、降りていたかは不明という。現場は街灯があり、見通しが良かった。同署は阿部さんが松田さんに気づくのが遅れたとみて、事故原因を調べる。【安藤いく子】

2327名無しさん:2012/09/15(土) 15:42:13
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/3333

水野さち子県議:みんなの党所属、来週にも離党届 「維新」合流へ /福島
毎日新聞 2012年09月15日 地方版
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20120915ddlk07010212000c.html

 みんなの党所属の水野さち子県議(会津若松市選挙区)は14日、来週にも離党届を出す意向を明らかにした。当面は無所属で活動し、大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)が設立する新党「日本維新の会」の地方組織ができ次第、参加する方針。

 維新に合流する小熊慎司参院議員と県庁で記者会見した。水野氏はみんなの党公認候補として、昨年の県議選で初当選した。「今の党では地域主権や政界再編など日本を変えることは難しい。小熊議員と行動を共にし、大きなうねりにしたい」と話した。【蓬田正志】

2328名無しさん:2012/09/16(日) 17:38:55
選挙:酒田市長選/酒田市議補選 来月28日投開票 /山形
毎日新聞 2012年09月16日 地方版
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20120916ddlk06010014000c.html

 酒田市選挙管理委員会は15日、阿部寿一市長の辞職に伴う市長選の日程を、10月21日告示、同28日投開票と決めた。また、市議補選(改選数1)も同日程で行う。阿部氏は14日付で辞職した。市議補選は石黒覚氏(56)が市議から県議へ転出したことに伴うもの。2日現在の有権者数は9万2038人(男4万3146人、女4万8892人)。【佐藤伸】

2329チバQ:2012/09/17(月) 20:09:37
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120916t21022.htm
原発ゼロ・再処理、矛盾 青森の首長、懸念と不安
 政府の新エネルギー戦略は矛盾しているのではないか−。原子力関連施設が立地する青森県内の市町村長らからは新戦略への懸念や不安が相次いだが、枝野幸男経産相の口から歯切れの良い答えは出なかった。使用済み核燃料の再処理事業の継続方針を歓迎する声もあったが、疑問点は解決されないままだった。

 「何年までにどんなプロセスで原発をゼロにするのかあいまい。原発ゼロと再処理継続は矛盾だ」。15日、青森市で行われた枝野経産相との会談で、越善靖夫東通村長が痛烈に批判した。
 村には建設休止中の東京電力東通1号機、計画段階の同2号機、東北電力2号機の計3機の原発計画がある。少なくとも設置許可を得た1号機は建設可能のはずだ。しかし、枝野経産相は「東電が原発について論議できる段階にない」と述べるにとどまった。
 越善村長は、原発ゼロ方針決定に「すでに原子力雇用の減少など、地域経済は大打撃を受けている。立地地域の思いが無視され、はなはだ遺憾だ」と不快感を示した。
 大間原発の建設再開の言質を取った金沢満春大間町長は「国が設置許可の変更をしないという点は評価できる」と少しほっとした様子。
 使用済み核燃料中間貯蔵施設の建設が進むむつ市の宮下順一郎市長は「貯蔵する燃料は再処理するまでの一時的なものである、と明言してくれたことは評価する」と述べた。
 ただ、原発ゼロになった場合の再処理のあり方を懸念し、「整合性についてはまだ納得できない」と話した。
 古川健治六ケ所村長は、村に施設がある再処理事業が従来通りの継続となった点を強調。「村の事情を理解していただいた。原発30年代ゼロとサイクル継続の整合性に若干疑問はあるが、国や立地自治体と連携して対応したい」と前向きに受け止めた。


2012年09月16日日曜日

2330チバQ:2012/09/20(木) 20:45:57
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20120919-OYT8T01369.htm
自民県議が「知事支援の会」 32人中22人参加

吉村知事(中央奥)を囲んで「がんばろう」と気勢を上げる自民党県議ら(山形市松波のあこや会館で) 来年2月に任期満了を迎える吉村知事の再選を目指し、自民党県議ら24人が19日、「吉村美栄子知事を支援する県議有志の会」を結成した。前回知事選では同党県議の多くが、吉村氏と争った斎藤弘前知事支援に回ったが、今回は3分の2以上が吉村氏支持を打ち出したことで、自民党による対抗馬の擁立は困難な情勢となった。

 同会には、県議会の自民党会派所属の32人のうち22人が参加したほか、公明党の菊池文昭議員、無所属の山科朝則議員も名を連ねた。

 この日の結成総会には、22人が参加。会長に選出された阿部賢一議員が「温かい県政がますます発展するよう力を合わせていきたい」とあいさつすると、吉村氏は「県民の皆さんの前で私を支援すると覚悟を決めてもらった。何よりも力強い」と謝意を示した。

 2009年の前回知事選で、民主、社民、共産各党の支援を受けた吉村氏に対して、自民党県連は自主投票としたものの、県議の大半は斎藤氏を支援した経緯がある。選挙後の09年9月議会などでは、副知事を2人制から1人制にする条例案を巡って、自民党会派と対立する局面もみられた。

 しかし、吉村氏の県政運営が軌道に乗り始めた10年9月、自民党県議ら約20人が「あったかい県政を勉強する議員の会」を結成。年4回程度、吉村氏と意見交換を重ねるなど、吉村氏と協調する動きが強まっていた。今回の「支援する会」にも大半が参加している。

 支援する会の副会長に就任した佐藤藤弥議員は「これだけの議員が集まれば、国会議員が候補を決めて、押しつけることはできない」と述べ、県議主導で知事選候補の支援を進めていく考えを強調する。

 一方、支援する会への参加を見送った自民党県議は、志田英紀県連幹事長、森田広副議長、今井栄喜・前県連幹事長ら10人。中堅県議の一人は「知事の今までの県政運営は8割方支持できるが、民主党との結び付きが深いので簡単には応援できない」と指摘する。

 自民党県連内に知事選の候補者擁立に向けた具体的な動きはなく、現時点で対応は決まっていないが、志田幹事長は「議員個人の判断には意見を言うつもりはないが、次期衆院選をにらむと慎重になる面もある」と話した。

◇51億の補正予算提出 

 県議会9月定例会が19日開会し、メガソーラー(大規模太陽光発電所)の調査費などを盛り込んだ総額51億2800万円の2012年度補正予算案など35議案が提出された。

 吉村知事は本会議で「再生可能エネルギーの導入促進などに取り組むことで、環境先進地・山形の構築を進めたい」などと述べた。

 会期は10月5日までの17日間で、一般質問は9月21、24日に行われる。

(2012年9月20日 読売新聞)

2331チバQ:2012/09/20(木) 21:24:05
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120920t51004.htm
山形知事選 吉村氏再選へ県議の会結成 対立候補擁立難しく

次期知事選で吉村知事(中央)の支援を決めた自民党県議ら


 来年2月の任期満了に伴う山形県知事選で、自民党を中心とした県議24人が19日、再選を目指す現職吉村美栄子氏(61)の支援組織「吉村知事を支援する県議有志の会」を結成した。吉村氏の後援会と連携し選挙に協力する。次期知事選は自民党の対応が最大の焦点になるが、党県議の大部分が吉村氏の支持を表明したことで、対立候補の擁立は極めて難しくなった。

 会に参加した県議は自民党22人、公明党1人、無所属1人。自民党は県議32人のうち約3分の2が入った。全員が吉村氏の後援会の幹事となる。
 山形市内であった結成総会には、吉村氏と後援会幹部も出席。会長に就いた阿部賢一県議(自民)は「吉村知事の政治姿勢や県政運営を評価し、2期目に向けて力になりたいという声が多数ある」とあいさつした。
 吉村氏は「覚悟を決めて支援の意志を示してもらい、心強く思う。(就任後の)3年8カ月で私がどんな人間か分かってもらえた」と話した。
 前回選挙では、自民党は当時現職の斎藤弘氏(54)を支援し、民主、共産、社民3党が吉村氏を支援した。
 次期知事選に向け自民党内ではこれまでも、吉村氏に接近する動きが県議を中心に相次いでいた。対抗馬擁立は困難との見方は既に広がっていたが、次期衆院選が知事選の前に行われ、自民党が県内3選挙区を独占した場合は主戦論が台頭する、との観測もあった。
 会に参加したある自民党県議は「仮に擁立の動きがあっても、こちらが多数派である以上、機関決定はできない。われわれは誰が出てきても吉村知事を応援する」と強気の姿勢を見せた。
 会に不参加の党県連幹事長の志田英紀県議は「現時点では各議員の考えに意見を述べる段階にない。今後、県選出国会議員とも意見交換し、県連としての意思決定を図りたい」と述べ、知事選対応は未確定と強調した。
 次期知事選には吉村氏1人が出馬を表明している。


2012年09月20日木曜日

2332チバQ:2012/09/20(木) 21:24:48
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120920t51004.htm
山形知事選 吉村氏再選へ県議の会結成 対立候補擁立難しく

次期知事選で吉村知事(中央)の支援を決めた自民党県議ら


 来年2月の任期満了に伴う山形県知事選で、自民党を中心とした県議24人が19日、再選を目指す現職吉村美栄子氏(61)の支援組織「吉村知事を支援する県議有志の会」を結成した。吉村氏の後援会と連携し選挙に協力する。次期知事選は自民党の対応が最大の焦点になるが、党県議の大部分が吉村氏の支持を表明したことで、対立候補の擁立は極めて難しくなった。

 会に参加した県議は自民党22人、公明党1人、無所属1人。自民党は県議32人のうち約3分の2が入った。全員が吉村氏の後援会の幹事となる。
 山形市内であった結成総会には、吉村氏と後援会幹部も出席。会長に就いた阿部賢一県議(自民)は「吉村知事の政治姿勢や県政運営を評価し、2期目に向けて力になりたいという声が多数ある」とあいさつした。
 吉村氏は「覚悟を決めて支援の意志を示してもらい、心強く思う。(就任後の)3年8カ月で私がどんな人間か分かってもらえた」と話した。
 前回選挙では、自民党は当時現職の斎藤弘氏(54)を支援し、民主、共産、社民3党が吉村氏を支援した。
 次期知事選に向け自民党内ではこれまでも、吉村氏に接近する動きが県議を中心に相次いでいた。対抗馬擁立は困難との見方は既に広がっていたが、次期衆院選が知事選の前に行われ、自民党が県内3選挙区を独占した場合は主戦論が台頭する、との観測もあった。
 会に参加したある自民党県議は「仮に擁立の動きがあっても、こちらが多数派である以上、機関決定はできない。われわれは誰が出てきても吉村知事を応援する」と強気の姿勢を見せた。
 会に不参加の党県連幹事長の志田英紀県議は「現時点では各議員の考えに意見を述べる段階にない。今後、県選出国会議員とも意見交換し、県連としての意思決定を図りたい」と述べ、知事選対応は未確定と強調した。
 次期知事選には吉村氏1人が出馬を表明している。


2012年09月20日木曜日

2333チバQ:2012/09/20(木) 21:36:34
>>2289
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120920-00000118-mailo-l06
米沢市議会:総務文教委、市長給与20%減額に賛成−−用地急変問題で /山形
毎日新聞 9月20日(木)12時23分配信

 米沢市議会の総務文教常任委員会が19日開かれ、「新文化複合施設」用地の急変問題で市政を混乱させたとして安部三十郎市長の10月給与を20%減額する「市特別職職員給与条例」の一部改正案を審議した。賛成多数で採決し、最終日(28日)の本会議で議決される見通し。委員からの「不祥事では」との質問に安部市長は、不祥事の定義として犯罪的、反社会的行為などの行為を挙げ「用地急変は政策の失敗であって不祥事ではない」と答えた。
 採決は委員8人のうち委員長を除き6対1の賛成多数。委員は「減額率が低く市民が納得しない」「旧用地に昨年度予算で支出した基本設計などの経費約2059万円の税金を無駄にした責任は」などと批判したが減額を認める判断をした。
 これに対し市長は「減額は穴埋めではなく、責任を取るメッセージだ。新文化複合施設を完成させ中心街活性化を果たすのが私の責任」とし、「政策の失敗うんぬんは、任期中に政策を遂行し効果があったもの、なかったもの総合的に判断されるべきもの」とした。【近藤隆志】

9月20日朝刊

2334チバQ:2012/09/22(土) 00:22:57
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/120921/cpb1209211540004-n1.htm
【放射能漏れ】「5年間帰らない」を可決 原発立地の大熊町議会2012.9.21 15:39

 福島県大熊町議会は21日、東京電力福島第1原発事故で役場機能を移した同県会津若松市で9月議会本会議を開き「5年間は帰町しない」とした第1次復興計画案を可決した。

 第1原発がある大熊町は、町民約95%が住む地域が長期避難を余儀なくされる「帰還困難区域」に再編される見通し。残された地域だけでは生活が成り立たないとして「5年間は帰町しない」と明記した。

 町は「仮の町」や中間貯蔵施設など、状況の変化に合わせ2次、3次の計画を立てる方針。

2335チバQ:2012/09/22(土) 00:45:11
http://yamagata-np.jp/news/201209/21/kj_2012092100613.php
中山農業委員選、異例の再選挙へ 定数10に立候補5人のみ
2012年09月21日 11:06
 任期満了に伴う中山町農業委員会委員選挙が20日告示され、同日午後5時で立候補の届け出が締め切られた。その結果、定数10に対して立候補したのは5人にとどまり、異例の再選挙が行われることになった。

 農業委員会法では各自治体の農業委員について、定数の5分の2を超える欠員が生じた場合、再選挙を行うと定めている。同町は4人以上の欠員で再選挙となる。同町では前回も定数10に対して9人のみの立候補で全員が無投票当選だったが、町選挙管理委員会は「再選挙というのは過去に例がないだろう」としている。

 この日届け出た5人全員は無投票当選が決まった。同法に基づき、再選挙は50日以内に行われる予定。

 定数に対して半分の立候補者にとどまったことについて、今回再選となった農業委員の一人は「後継者を見つけてから勇退するのが慣例だが、近年は担い手がいないのが現状。50代前後から委員を務める人が多かったが、現在その年代の人は兼業農家だったり、農業に専念していたりして、引き受けてもらえないのでは」と話している。

 当選者は次の通り。(届け出順、敬称略)

 鈴木一司(63)=長崎、新▽石沢伸悦(57)=同、新▽渡辺桂司(76)=小塩、再▽斎藤政雄(78)=長崎、再▽原田喜勇(85)=柳沢、再

2336チバQ:2012/09/22(土) 00:45:34
http://yamagata-np.jp/news/201209/21/kj_2012092100599.php
酒田市長選、構図固まらず 告示まで1カ月
2012年09月21日 08:07
 前職の辞職に伴う酒田市長選は、10月21日の告示(同28日投開票)まで1カ月に迫った。これまでに保守系市議(56)1人が出馬に意欲を示しており、他に複数の市議らの名前が上がっている。水面下で候補者一本化の動きもあり、選挙戦の構図は固まっていない。

 前職の阿部寿一氏は、次期衆院選への出馬準備のため9月14日、村上栄三郎市議会議長に辞職願を提出。議会同意を得て、同日付で辞職した。任期満了(来年11月12日)まで1年以上任期を残した突然の辞職だったこともあり、市議会各会派や市内の政党、経済団体などの候補者擁立は進んでいない。

 保守系市議は、阿部氏が夏以降、国政転出に意欲を示し始めたことから任期満了前の市長選を想定して準備に入ったが、市議会9月定例会を挟んだことで後援会など関係者との協議が遅れている。

 これとは別に、阿部氏の後援会組織や前回市長選で阿部氏を支援した自民党関係者などに、候補者の一本化を模索する動きがある。だが、次期衆院選で自民現職の加藤紘一氏と阿部氏の対決が予想される中、自民党関係者には阿部氏が市長選に関わることを懸念し、「市長選が阿部氏の選挙活動に利用されかねない」との警戒感が広がっている。

 市長選と同日程で行われる市議補選(欠員1)については、まだ具体的な動きはない。

 9月2日現在の有権者数は9万2038人(男4万3146人、女4万8892人)。

2337名無しさん:2012/09/23(日) 06:09:41

和嶋氏 酒田市長選出馬へ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20120922-OYT8T01018.htm

 民主党の和嶋未希衆院議員(40)(比例東北ブロック)が議員辞職し、来月28日投開票の酒田市長選に出馬する意向を固めたことが分かった。22日、酒田市内で民主党所属の市議らと会合を開き、意向を伝えた。近く正式に出馬を表明する見通しだ。

 複数の出席者によると、和嶋氏は会合で、「県議、国会議員として酒田市を見てきたが、何とかしたいという思いが強くなった。国会議員を辞職し、出馬する決断をした」と説明したという。

 和嶋氏は同日、読売新聞の取材に対し、「民主党代表選が終わったばかりで後援会にも十分な説明が済んでいないので、現時点では何も申し上げられない」と述べた。23日には民主党の山形3区総支部の常任幹事会と後援会の幹事会が同市内で開かれる予定で、和嶋氏はその席で党関係者らに出馬を明らかにし、理解を求めるとみられる。

 酒田市長選を巡っては、阿部寿一前市長が今月14日、次期衆院選に山形3区から出馬する意向を示して辞職。これまでに富樫幸宏酒田市議(56)が出馬の意向を示しているほか、複数の候補者の名前が取り沙汰されている。

 また、和嶋氏の動向は、山形3区を巡る情勢にも影響を与えそうだ。

 これまでに、阿部氏のほか、自民党の加藤紘一衆院議員、社民党の吉泉秀男衆院議員(比例東北ブロック)の現職2人と、みんなの党の佐藤丈晴酒田市議、共産党の長谷川剛氏の計5人が出馬の意向を示している。民主党県連も和嶋氏に代わる候補の擁立を目指す方針だ。

 和嶋氏は酒田市出身で、2003年の県議選(酒田市区)で初当選。09年の前回衆院選で、民主党の比例東北ブロック単独候補として出馬、初当選した。次期衆院選では、8月21日に開かれた党本部の常任幹事会で、山形3区の公認候補に内定したばかりだった。

(2012年9月23日 読売新聞)

2338チバQ:2012/09/23(日) 20:17:04
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120923t61028.htm
「分散」「集約」意向に差 「仮の町」協議会初会合

協議会に出席した受け入れ候補自治体の代表。左から渡辺いわき市長、田辺会津若松副市長、瀬戸福島市長、原郡山市長、三保二本松市長、桜井南相馬市長=22日、郡山市のホテルハマツ


 福島第1原発事故で長期避難を強いられる住民が一定期間まとまって移住する新たな生活拠点(仮の町)の在り方について、避難側と受け入れ側の自治体が22日、協議会の初会合を郡山市で開いた。受け入れ側は仮の町をどう考えているのか、候補地6市の市長らに聞いた。

◎あつれき解消目指す/いわき
 渡辺敬夫市長 町外コミュニティーの定義がない。制度設計を急いでほしい。出だしが何も決まっていない。多くの市民は受け入れを拒否している。ただ、いわき市は双葉郡と歴史的につながりが深い。支援する姿勢に変わりはない。市民とのあつれきを解消するには分散型がいい。

◎希望聞き候補地選定/郡山
 原正夫市長 避難自治体から申し入れはないが、医療福祉が充実している市なので、避難者の受け入れは前向きに検討する。市民にも意見を聞く。避難側と個別に協議をすると混乱するので、国や県を交えて協議したい。受け入れる場合は、避難者から希望を聞いて候補地を選定したい。

◎国と県は枠組み早く/福島
 瀬戸孝則市長 受け入れには賛成だが、分散型にならざるを得ない。受け入れ側にも準備がある。どの自治体にどれだけの人が長期避難するのか国と県は枠組みを早く示してほしい。二重行政の問題解決も急務。福島市からの自主避難者も7000人いる。その救済も重要な検討課題だ。

◎行政サービスに課題/会津若松
 田辺賢行副市長 戊辰戦争で古里を追われた経験があり、できるだけ支援したい。大熊町を中心に受け入れを考える。分散型か集約型かは避難側の話を聞いて判断する。国には避難者の雇用の確保を強く求めた。避難者は市民ではないが住民。行政サービスをどうするかが課題だ。

◎規制緩和実現へ必要/二本松
 三保恵一市長 農地を中心に災害公営住宅の用地確保を進めている。スピード感が必要だ。雇用も確保しなければならない。仮の町実現には規制緩和が不可欠。避難者の立場に寄り添う有事の対応を国に求めた。生活の利便性を考えれば集約型が望ましい。避難側の意向を尊重したい。

◎浪江町民を積極支援/南相馬
 桜井勝延市長 隣人である浪江町の避難者は積極的に災害公営住宅で受け入れる。国と県に支援を求める。当市の避難者については避難先で仮の町を作る考えはない。私たちの課題は避難者の復帰をいかに進めるか。現在の人口は震災前の65%。避難している自治
体のモデルを目指す。


2012年09月23日日曜日

2339チバQ:2012/09/23(日) 20:18:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120923-00000000-mailo-l07
東日本大震災:福島第1原発事故 仮の町へ「一歩前進」 避難・受け入れ市町村初会合 国、県提案に一定の評価 /福島
毎日新聞 9月23日(日)10時18分配信

 「一歩前進。これで協議に入れる」。福島第1原発事故の影響で5年以上の長期避難を強いられる大熊、富岡、浪江、双葉町などと、受け入れ側のいわき、福島、会津若松、二本松市など計18市町村が22日、郡山市のホテルで開いた初の町外コミュニティー(仮の町)に関する検討協議会。首長らは、国や県の案に一定の評価をした。【高橋秀郎、栗田慎一、中尾卓英、馬場直子、深津誠、三村泰揮】
 復興庁は、今月中に仮の町の制度設計などを協議するため、首長らの協議会を設置する案を提示。県は、9月補正予算に500戸の災害公営住宅の整備費を盛り込んだことを報告した。今後、被災自治体ごとに将来的な放射線量予測や除染実施計画を基に、帰還時期を決定。避難区域再編や中間貯蔵施設設置など市町村ごとに異なる課題を整理し復興計画に基づいて、インフラ復旧▽産業再生▽雇用確保▽生活環境整備(除染、モニタリングなど)−−を含むグランドデザインを示す。
 仮の町については受け入れ側の自治体ごとに、避難自治体と国、県を加えた個別部会を設置。避難自治体も入って、世帯数▽用地▽災害公営住宅などの整備方式▽役場機能や医療・福祉、教育施設−−などの整備計画を策定する。今年度中にも、会津若松市といわき市で災害公営住宅整備を始める。
 非公開の協議後、避難側の双葉町の井戸川克隆町長は「受け入れ先となる自治体の事情を十分考えなければならない」と述べ、分散型に前向きな姿勢を見せた。浪江町の馬場有町長は「国、県には医療、福祉のサービスを責任を持って整備してほしいと要請した。(住民が1カ所に移住する)ニュータウン型は難しい」と話した。
 また、いわき、郡山市と町内の低線量地区に仮の町建設を考える富岡町の遠藤勝也町長は「避難先の住民とのあつれき解消に向け、避難先自治体での住民登録や納税負担は必要。避難先の町民は不安でいっぱいで、15年には建設を始めてほしい」。大熊町の渡辺利綱町長は「受け入れ自治体の要望(分散型)に添う形もやむを得ない」と話した。
 一方、受け入れ側の自治体も一定の評価を示した。避難者ら約3万人の人口増に悩むいわき市の渡辺敬夫市長は「市民との交流を促進し都市計画と整合性を持たせるためにも、『分散型』が基本。福島、会津若松市も同意見」と主張。「制度設計の提示がなければ全体会議は意味がないと思ってきたが、県が公営住宅をいわき市に建設すると表明し、復興庁も医師、看護師、介護職員不足を認識するなど一定程度前進」と話した。郡山市の原正夫市長は「正式要請ではないが富岡町長と副市長が仮の町について話した。市民と避難者との間にはあつれきはないが、受け入れにも限界があり、避難自治体との協議は県と国の調整が必要」と話した。

9月23日朝刊

2340チバQ:2012/09/24(月) 21:55:47
>>952とか 地元有力経済人=新田嘉一氏(平田牧場会長)
3538 :名無しさん:2012/09/23(日) 11:54:14
選挙:酒田市長選 民主・和嶋衆院議員、出馬へ 今月中にも議員辞職か /山形
毎日新聞 2012年09月23日 地方版

 ◇国政、市政に波乱の予感
 民主党の和嶋未希衆院議員(40)は酒田市長選(10月21告示、28日投開票)へ立候補する意思を固め22日、関係者らに伝えた。近く正式表明する。今月中にも議員辞職する見通し。和嶋氏は同党の次期衆院選山形3区の公認候補に内定しており、市長選の対決の図式を大きく変えるだけでなく、山形3区にも影響を与えるのは必至だ。和嶋氏は毎日新聞の取材に対し「多くの関係者に説明している最中で何も言えない」と述べるにとどめた。【佐藤伸、浅妻博之】

 関係者らによると22日昼、民主系県議と酒田市議らが出席する会合が同市内で開かれた。席上、和嶋氏は市長選へ立候補する意思を表明。和嶋氏は、山形1区選出の鹿野道彦衆院議員が立候補した同党代表選の投開票が21日にあったことを挙げ、「私事で鹿野氏に迷惑をかけたくないとの思いで伏せてきた」と説明した。また「酒田市は国、県とのパイプが手薄なのではないか」などとも述べ、14日に任期途中で市長を辞職した阿部寿一氏の市政運営を批判した。

 「和嶋氏、市長選へ」の報は22日、「激震」となって市内を駆け巡った。和嶋氏の市長選転出はかねてささやかれていたが、8月に同党の山形3区公認候補に内定し、周囲も準備を進めていたことから市長選出馬はないとみられていた。一方、市長選には複数の保守系市議と本間正巳副市長の名前が取りざたされ、来週中にも出馬の有無が明らかになるとの観測が流れていた。

 中でも阿部氏の後継と目される本間氏の周囲では地元経済界や市議などが中心となって、態度を明確にしていない本間氏が立候補要請を受けやすい環境作りを進めていた。擁立の理由は(1)元県総務部長の肩書を武器にした県とのパイプ(2)地元有力経済人との関係修復−−の2点。長年の「阿部氏(前市長)」対「反阿部氏」の激しい対立に終止符を打つことへの期待を込め、「オール酒田」を標榜(ひょうぼう)していた。ところが、「和嶋氏出馬」でこの2点が意味をなさない事態となった。

 和嶋氏は、吉村美栄子知事誕生の立役者の一人で県とのパイプを持つ。また和嶋氏擁立に動いたのは、以前から和嶋氏を支援してきた地元有力経済人とみられている。有力経済人の眼目は(1)阿部氏の後継者は容認できない(2)不戦敗は避ける−−ことで、それを理由に、和嶋氏擁立へ動いたとの見方が広がっている。有力経済人の交友範囲は党派を超えて広範なため、次期衆院選も絡んで市長選で「民主対自民」の構図が描けるかは微妙だ。

 一方、次期衆院選に関し、社民関係者は「これまでの社民、民主、連合との選挙協力関係を考えれば民主は3区に候補者は立てないのでは」と言う。酒田市の選挙関係者の間では「和嶋氏は次期衆院選に出馬しても勝つのは容易ではないため転出するのでは」との見方が広がっている。

 和嶋氏は酒田市出身。県議2期を経て09年の前回衆院選で民主党比例代表東北ブロックから立候補し、初当選した。その後、党県連会長を務め、現在は同会長代行。

http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20120923ddlk06010002000c.html

2341チバQ:2012/09/25(火) 23:07:13
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120925t11029.htm
風間氏無投票3選か 白石市長選告示まで1ヵ月切る
 任期満了に伴う宮城県白石市長選(10月21日告示、28日投票)は告示まで1カ月を切った。これまでに立候補を表明したのは、3選を目指す無所属現職の風間康静氏(51)だけで、20年ぶりに無投票となる公算が大きい。
 風間氏は23日、白石市本町で事務所開きを行った。支持者約350人を前に、市内への企業誘致を相次いで成功させた実績を訴え、「観光だけでなく、農業や工業、商業が集まる交流拠点都市づくりを進めたい」と抱負を述べた。
 事務所開きには市議18人のうち、15人が出席した。風間氏はことし2月の後援会総会で3選出馬を表明し、各種団体などの推薦も得て着実に足場を固めている。
 東日本大震災からの復旧・復興と、福島第1原発事故を受けた放射能対策は市の最重要課題。支持者の間では「震災対応があり、選挙をやっている場合ではない」との声が大勢で、対抗馬擁立の動きをけん制する。
 市長選をめぐっては、現市政と距離を置く市議ら複数の名前が対立候補として浮上したが、擁立には至っていない。
 一時、自らの出馬を検討し、断念した市議は「白石がどんどんさびれ、人口減少に歯止めがかからない」と現市政を批判。新人候補の擁立は「残された時間が少なく、難しい」としながらも、引き続き模索する考えだ。
 2008年の前回市長選で候補者を擁立した前市長の川井貞一氏(79)は「選挙は政策を市民に訴える絶好の機会だが、白石には人材がいない」と述べ、今回は無投票の可能性が高いとの見方を示す。


2012年09月25日火曜日

2342チバQ:2012/09/26(水) 19:38:54
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120926t51004.htm
酒田市長選 本間副市長が出馬表明 「行政経験生かす」
 阿部寿一前市長の辞職に伴う酒田市長選(10月21日告示、28日投票)で、副市長で元山形県総務部長の本間正巳氏(65)は25日、無所属で立候補する意向を明らかにした。自民党が支援する。同市長選では民主党の和嶋未希衆院議員(40)=比例東北=が既に出馬の意思を固め、26日に正式に出馬を表明する。
 本間氏は25日、自民党の酒田市内4支部から立候補要請を受け、受諾した。市内で記者会見した本間氏は、「県と市での行政経験を生かし、市民みんなが夢を持てる酒田市をつくりたい」と決意を語った。
 阿部市長の後継者として出馬するのか、との記者団の問いには「阿部市政の後継ではなく、新たな酒田をつくりたいとの思いで出馬する」と述べた。
 本間氏は酒田市出身。東北学院大卒。1970年に山形県庁入りし、健康福祉部長や総務部長を歴任。県を退職後、県企業振興公社理事長を経て2009年12月、副市長に就任した。
 党の酒田市内4支部は同日、県議や市議が出席して合同の役員会を開き、本間氏支援を決定した。会見に同席した党酒田支部長の菅井儀一市議は「候補を出したいとの思いから人材を模索していた。本間氏支援に各支部長から異論はなかった」と語った。


2012年09月26日水曜日

2343チバQ:2012/09/26(水) 20:04:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120926-00000088-mailo-l06
選挙:酒田市長選 本間副市長が出馬表明 自民の4支部要請 /山形
毎日新聞 9月26日(水)12時34分配信

 酒田市の本間正巳副市長(65)は25日、同市内で記者会見し、阿部寿一前市長の辞職に伴う同市長選(10月21日告示、同28日投開票)に立候補する意思を表明した。本間氏は「酒田を大きく転換させたい。酒田はひとつになって大きな力を発揮すべきだ」と意欲を語った。26日には比例代表東北ブロック選出の民主党、和嶋未希衆院議員(40)が正式に立候補を表明する。
 25日午前、自民党の市内4支部の合同支部長・幹事長会が開かれ本間氏に立候補要請することを決め、支部長らが市役所を訪れ本間氏に要請。本間氏は「逡巡(しゅんじゅん)してきたが、重く受け止め前向きに検討する」と答えた。この要請が決定打となり同日夕、記者会見。
 本間氏は「ジャンプ酒田、オール酒田で大きく羽ばたく酒田にしたい」と述べた。阿部前市長の後継かとの質問に「後継でないと言っても理解されない。私の気持ちとしては後継ではなく、新たな酒田を作るため頑張りたい」と述べた。後援会組織は、今週中に設立する予定。
 本間氏は47年、同市生まれ。東北学院大卒。県庁入庁後、総務部長や企業管理者など歴任。09年12月から同市副市長。28日付で辞職の予定。
 一方、26日に正式に立候補を表明する和嶋氏は25日、民主党の輿石東幹事長に会い、議員辞職する意向を伝え、了承された。無所属で立候補の意向だが議員辞職前の離党は否定。和嶋氏と本間氏の立候補表明で同市長選は「民主対自民」の対決色が濃厚になった。【佐藤伸、浅妻博之】

9月26日朝刊

2344チバQ:2012/09/26(水) 20:19:45
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2012092600756
秋田県連4役、抗議の辞任へ=自民総裁選「民意反映せず」
 自民党秋田県連会長の大野忠右エ門県議ら幹部4人は26日、総裁選で石破茂前政調会長が党員票の過半数を獲得したにもかかわらず、国会議員による決選投票で安倍晋三元首相が逆転勝利したのは民意を反映していないとして、抗議の意思を示すため県連の役職を辞任する意向を明らかにした。
 秋田県連は持ち票4票のうち3票が石破氏、1票が安倍氏だった。大野氏は決選投票結果について「民意が反映されていなかった。派閥の問題、旧態依然の体制が残っているということだ」と国会議員の判断を批判。ただ、安倍氏に関しては「外交などいろいろな問題に対処できる新総裁だと思う」と評価した。 (2012/09/26-16:39)

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