したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

838チバQ:2010/10/16(土) 12:33:06
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000001010160002
愛宕山売却 賛否問う
2010年10月16日


市街地に隣接した丘陵地に広がる愛宕山地域開発事業跡地=岩国市、本社ヘリから、森下東樹撮影

◆市議選あす告示 市民に温度差
  岩国市議選(定数32)が17日告示される。今のところ計43人が立候補を予定している。米軍住宅や日米共用のスポーツ施設の建設案が示された愛宕山について、防衛省への売却の賛否が主な争点。活発な議論に期待する声がある一方、「基地より身近な問題で選ぶ」と冷めた見方もある。投開票は24日。9月2日現在の有権者数は12万854人(市選管調べ)。
(上遠野郷)



  立候補予定者の内訳は、現職26人、新顔12人、前職5人。党派別では民主2人、自民1人、公明4人、共産4人。残る32人は無所属で、うち1人は民主の推薦を受ける。地域別では7割の有権者が住む旧岩国市が23人、旧7町村が20人で、旧町村部で激戦の様相を呈している。



  旧岩国市と周辺7町村が2006年に合併して発足した新市で2回目の市議選。多額の負債を抱えて放置されている愛宕山地域開発事業跡地の防衛省への売却の是非が問われる。2年後の岩国基地軍民共用化に伴うまちづくりや旧町村部の過疎・高齢化対策なども争点になる。



  立候補の届け出は午前8時半〜午後5時。午前10時までは岩国市今津町の市役所1階多目的ホールで、その後は同4階の市選管で受け付ける。


◆「反対の民意 理解を」
  愛宕山の事業跡地を見渡す広場で11日、計画に反対する団体「愛宕山を守る会」が集会を開いた。「市民の多くは艦載機移転や米軍住宅化に反対しているのに民意がねじ曲げられている」。集まった70人から、反対の姿勢を明確にしない市や市議会を批判する意見が相次いだ。世話人の一人、山本久さん(73)は「地域の思いをまじめに理解してくれる議員が一人でも増えてほしい」と期待する。



◆「運動施設 造る好機」
  一方、タクシー運転手の男性(56)は防衛省の計画を高く評価する。艦載機移転に反対だった前市長が2年前の市長選で敗れ、現市長になって駅前再開発などが動き始めたと指摘。「国とケンカして損するのは地方。運動施設を造ってくれるというのにチャンスをふいにすることはない」



  ある主婦(34)は昨年6月ごろ、「愛宕山にスポーツ施設を」と要望する署名に協力し、名前を書いた。用紙に「米軍」の文字はなく、「愛宕山が基地にならずに済むなら」との思いだった。署名は約5万2千人分が集まり、防衛省が配慮したという「市民の意見」の根拠の一つになった。



  「跡地は自治体が管理する施設になると思っていた。だまされたような気持ちとスポーツ施設がないよりましという気持ちが半々。市議選でしっかりした議論を聞きたい」



  旧町村では基地問題を冷ややかにみる人もいる。同市美和町の60代の農業男性は「艦載機よりイノシシの方が大問題」。今年は動物による農作物の被害が特に深刻という。「合併で町役場がなくなり、市に対策を求めても話が遅い。市議選は地域の候補を勝たせるだけ」



  愛宕山問題に対する意識は地域で温度差があり、防衛省が9月に市内5カ所で開いた住民説明会では計画を評価する意見や、さらなる地域振興策を求める声も目立った。



  福田良彦市長は愛宕山の売却について「施設の具体的な規模など、防衛省からさらに説明がないと判断できない。市議選の結果は気にしない」というが、愛宕山事業の負債は約250億円にのぼり、利息も年3億円ずつ膨らむ。市は「年度内の売却」が本音だ。市幹部は「改選後の市議会が売却に同意するかどうかは当然重要」と明かした。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板