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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

756チバQ:2010/08/21(土) 22:44:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/feature/takamatu1281104672406_02/news/20100806-OYT8T01135.htm
検証・真鍋県政12年 2010知事選を前に
<上>“四国の玄関口”苦戦
県施設経費 赤字年5億円

 高松市の高松シンボルタワー内のかがわ国際会議場に6日午後1時、都市工学や景観デザインの専門家ら10人が集まった。サンポートの活性化策を考えるためこの日発足した「サンポート高松北側街区利活用検討委員会」の初会合。県政策課の榎本典昭課長(54)は「サンポート内のイベント施設の利用率は下がってきている。活性化に向けて協議をお願いします」と述べた。



 JR高松駅や高松港があるサンポート高松の整備計画が発表されたのは1992年4月。「交通拠点」、「新生高松の情報拠点」などを目指した。バブル期の余勢をかって、水族館や美術館の建設などのアイデアが次々と提案され、<四国の玄関口>としての都市未来像が描かれた。だが、バブル崩壊で、それらの案はすぐに立ち消えた。

 それでも98年9月の真鍋知事就任の直後に埋め立てが完了。シンボルタワーや高松港旅客ターミナルなどが建設され、2004年3月にグランドオープンした。



 だが景気低迷が長引き、タワーは“低空飛行”が続く。開業直後の04年度には425万人だった来場者が05年度には269万人に激減。09年度も215万人となかなか回復できない。テナントから退去した物販業の男性社長は「海が見え、美術館のように素晴らしい建物だが、駅からの人の流れができていない。駐車場も有料で、ショッピングのロケーションとしては厳しい」という。1階展示場の稼働率は04年度の65・8%から、09年度は38・4%に落ち込んだ。

 県有施設では、08年度の県の収入が使用料や手数料など約1億1300万円に対し、人件費や光熱費など経費は約6億1400万円。年間約5億円の赤字は、県が毎年、一般会計で補填(ほてん)している。



 “苦戦”するのは施設だけではない。商業施設などの立地を目指して整備した北側街区の2・77ヘクタールは、まだ分譲もされていない。県は、同街区とは別にサンポート内に持つ0・5ヘクタールを01年以降3回売りに出したが、買い手がつかない。県の担当者は「ここが売れなければ、北側街区の分譲は無理」とこぼす。

 埋め立てに県が支出した事業費なども、すべては回収できておらず、一般会計や新たな県債発行で穴埋めしているのが現状だ。

 「今は陸の孤島になっている」、「開発コンセプトを改めて見て、市民目線が足りない」。6日の利活用検討委でも委員から厳しい意見が相次いだ。委員会は来秋までに新たな整備計画を考えるという。<四国の玄関口>の再生は、次の知事の手に委ねられる。

(2010年8月7日 読売新聞)


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