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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ
710
:
チバQ
:2010/05/23(日) 12:05:52
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000001005200004
防府市の課題 市長選を前に【下】
2010年05月20日
大型連休初日、「まちの駅・うめてらす」が多くの関係者の期待を背負ってオープンした=防府市松崎町
◆歴史の街 再生図る機運
まちの活性化の起爆剤となるのか――。大型連休初日の4月29日、防府天満宮参道沿いに観光交流・回遊拠点施設「まちの駅・うめてらす」がオープン。表参道から天神町銀座商店街は久々ににぎわった。
休憩所や土産物売り場、飲食店をそろえた「道の駅」市街地版。「うめてらすを中心市街地の北の拠点、JR防府駅前のルルサス防府を南の拠点として街再生のきっかけにしたい」。防府商工会議所の大村俊雄会頭は話す。
うめてらすから防府駅までは歩いて15〜20分。途中にはかつて門前町で栄えた商店街が広がるが、現在は「シャッター通り」とも呼ばれる閑散とした街並みがたたずむ。防府商工会議所によると、商店街の空き店舗率は19%にもなる(2009年)。関係者は「車社会の進展と共に参拝客が街に降りてこなくなり、近くの大型店やスーパーにも客を奪われた」と嘆く。
一方、防府駅周辺には、しゃれたビル群が並ぶ。鉄道高架事業に伴う区画整理と再開発で、南側にシネコンやスーパーのある大型店、北側に音楽ホールのある市民交流施設ができた。駅北再開発ビル「ルルサス防府」が誕生したのは06年7月のことだ。
14階建ての1〜2階に専門店や銀行、子育て支援組織、3階に図書館、上層階に分譲マンションが一体となった施設。街の再生と、閑散とした商店街へ客を誘導する役割も期待されたが、そう簡単にはいかなかった。2年後、郊外のカネボウ跡地に大型ショッピングセンターが進出すると、ルルサスから流出する店も現れた。営業店舗26店に対し、空き店舗11店と、「一進一退」が続く。
そんななか、うめてらすのオープンを機に、人の流れを呼び戻す機運が盛り上がっている。
ルルサスでは、図書館利用者を対象に「L(ライブラリー)チケット」発行を計画。チケットを店に示すと特典があり、街でも使えるよう検討中。1日千人を超える図書館利用者に商店街を利用してもらう狙いがあるという。
天神町銀座商店街は空き店舗を利用して、「昭和」をキーワードに懐かしい品々を展示する「昭和館」(入館料100円)、隣に無料の「2号館」を同時に開館。坂本恵次・同振興組合理事長は「団塊世代だけでなく若者も含めた世代交流の場に」と話す。
◆観光アピール いま一つ
防府は、地名の語源ともなった地方政庁「周防国府」の置かれた地で、萩往還と旧山陽道が県内で唯一交差する歴史の街。国分寺や毛利氏庭園、阿弥陀寺など、古代から近代まで見どころは豊富だが、観光客へのアピールはいま一つ。県内の08年の観光客は1位が下関市の612万人、2位が山口市の334万人、防府市は72万人の11位にとどまる。
島根県立大総合政策学部の田嶋義介名誉教授は「この2年間で日本では山口県の人口分、県内では美祢市の人口分の働き手が消えた。人口減社会で家屋、車、家電、衣料(ころも)(4K)の在来型需要は減り、観光、環境、健康、介護(新4K)へと少子高齢化の新しい需要にシフトした施策が今後ますます求められている」と話す。
(この連載は川田征男が担当しました)
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