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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ
707
:
チバQ
:2010/05/23(日) 12:04:19
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20100521ddlk35010417000c.html
激動の防府:市長選を前に/下 「防災不信」回復が急務 /山口
◇まち活性化推進も課題
「水没する公民館が避難場所。そもそも建物を造る段階で計画の不備があったのでは」。山すそに住み、農地被害が大きかった防府市小野地区の50代男性は、市が作製したばかりのハザードマップ(避難地図)を手に不信感をあらわにした。
後に災害関連死と認定された5人を含め、市民19人が犠牲になった豪雨災害から10カ月。避難勧告発令の遅れなどを指摘された市は、今年度を「防災元年」と位置づけ、被災後に新設された防災危機管理課を中心として対策を練っている。3月、県から整備を義務づけられていたにもかかわらず未着手だったハザードマップ(避難地図)をようやく完成させた。市は不備を認めた上で「自分の住んでいる場所がどれほど危険かを急いで知らせたかった。今後、避難ルートなどに関する市民の意見を参考に、完全版のマップ作製につなげたい」と釈明する。
男性はまた、田んぼにたまった土砂の自力復旧に対する補助の開始の遅さにも首をかしげる。山口市が災害から1カ月後の8月に一律3万円を補助する要綱を制定したのに対し、防府市は今年3月に農家からの申請の受け付けを開始した。「被害が大きく優先する復旧事業があったのは分かるが遅すぎる。すべてが後手に回ってる感は否めない」といら立ちを隠せない。
有識者らでつくる「市豪雨災害検証委員会」は3月、▽河川の水位上昇を注視しなかった▽現場連絡で無線が使われなかった−−などの新たな問題点を指摘。避難所への救援物資配送の方法や人員配置、医師会との連携強化など未完の課題があり、被災者の心身のケアに関するマニュアル作りも急務だ。検証委員長の瀧本浩一・山口大大学院理工学研究科准教授は「地域で起こりうる災害について学んだ上でしっかり検証しないと同じことを繰り返す。組織としての不備や問題点を洗い出さないといけない」と提言する。
■街を元気に
景気低迷と豪雨災害被害の暗雲を振り払うかのように、新しいまちづくりに向けた動きが市民レベルで活発化している。その一つが、天神町銀座商店街の空き店舗を利用し、商工会議所や経営者らでつくるグループが4月に開館させた「昭和館」だ。昨秋、昭和30年代の地元を舞台としたアニメ映画が全国公開されたのにちなみ、「懐かしさ」をテーマに写真やグッズなどをそろえている。
防府天満宮とJR防府駅を結ぶ同商店街の空洞化は、中心街活性化に向けた重要課題。まちの駅として市が同じ日にオープンした「うめてらす」と連携を図り、回遊性を持たせる計画だ。今後は地元の高校生の意見を取り入れながら商品開発にも当たるという。
有間秀則館長(52)は「展示品のほとんどが市民からの提供品で、まちづくりにかける思いが広がっている。世代を超えたコミュニケーションの場にしたい」と話す。
市民の思いや熱をくみ、後押しするリーダーが期待される。【脇山隆俊】
〔山口版〕
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