したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

664チバQ:2010/04/18(日) 13:32:05
http://mainichi.jp/area/kagawa/news/20100417ddlk37010558000c.html
選挙:さぬき市長選 市の課題 学校再編、失われる地域拠点−−あす告示 /香川
 ◇25日投開票
 任期満了に伴うさぬき市長選は18日告示される。現職の大山茂樹氏(59)=無所属=と新人の三宅恒司氏(55)=共産=が立候補を予定しており、旧5町が合併した02年以来、8年ぶりの選挙戦となりそうだ。次期市長の選択を前に市の課題を探った。【馬渕晶子】

 ◇廃校の活用方法協議を 重くのしかかる財政難
 今春、津田小に統合した旧鶴羽小(同市津田町鶴羽)。誰もいない校舎を見つめ、市連合自治会鶴羽支会長の徳田和明さん(67)は「このまま地域が廃れていくようで、やっぱりさみしい」とぽつり。子どもたちのためにと統合を受け入れ、市教委と保護者、地域住民との話し合いをまとめてきた。しかし、地域住民と小学校の合同運動会を開くなど「地域は学校を中心にまとまっていたのだが……」と胸中は複雑だ。

 市教委が08年6月につくった幼稚園と小中学校の「学校再編計画」。分校・分園の廃止を除けば、津田小と鶴羽小の統合が初の例だ。小学校は13校を6校に統合する方針で協議が進められている。

 少子化で、市内の14歳以下の人口は05年、6992人(全体の12・5%)。55年の約4分の1だ。クラス替えができない小規模校が多く、小学校では40人のクラスが1学年に2、3組できることを適正規模として検討した。中村修・市教委学校再編対策室長(54)は「子どもたちが集団で社会性や基礎学力を身に着けられる環境整備を最優先に考えた結果」と強調する。

 しかし、統合検討中の地域からは「学校は地域の文化拠点だ」などと反対の声が根強い。住民が昔ながらの遊びや伝統行事を教えるなど、地域が教育の一端を担ってきた。学校はコミュニティーの中心だ。

 廃校方針の小中9校は体育館が災害避難所に指定されている。管理運営されなくなれば、防災上の問題も出てくる。だが、見直しをするかどうかも、まだ検討されていない。

 市教委は新たな地域拠点を作るため廃校の活用方法を協議するとしている。だが、具体案はまだなく、財政難が重くのしかかる。

 08年度の実質公債費比率(財政規模に占める借金返済額の割合)は県内最悪の23・4%。旧町の下水道整備時期が集中し、合併後に下水道事業会計の起債残高が膨らんだことなどの影響だと、市は説明する。財政健全化策(08〜11年度)に取り組み、15年度末には18%以下とする計画だが、13年度からは合併特例措置の終了により地方交付金が段階的に縮小される。大幅な歳入減は避けられない。

 中村室長は「廃虚になってはならない」と話す。だが、課外活動施設やスポーツ施設など、文部科学省が紹介する活用例は改築を伴うものばかり。02〜08年に廃校した全国3134校(小中学校・高校)の約4割が手つかずとなっているのが実情だ。

 学校再編で増えた廃校が、地域衰退のシンボルとなってはならない。住民の声に耳を傾けての取り組みが求められる。

   ◇

 立候補届け出は18日午前8時半〜午後5時、同市志度の市役所本庁で受け付ける。投票は25日午前7時〜午後8時、市内36カ所で。午後9時から同市長尾名のツインパルながおで即日開票される。3月2日現在の有権者数は4万5030人(男2万1353人、女2万3677人)。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板