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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

658チバQ:2010/04/16(金) 22:11:02
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news/20100415-OYT8T01127.htm
松山市議選 ムード低調 18日告示
高まる政治不信/議会の存在感希薄

 松山市議選は18日告示、25日投開票される。告示目前となり、定数45に対し50人前後の立候補が見込まれるが、目立った争点がないこともあり、昨年8月の衆院選で見られた選挙戦の盛り上がりはすっかり影を潜めている。(福本雅俊、藤戸健志)

 「いったい、何のあいさつに来られたのですか」

 今月初旬、支援者回りをしていた現職議員は、盆栽の世話をしていた男性にきょとんとした顔で問いかけられ、言葉を失った。

 「名簿が前回の半分も集まらない」「選挙がいつあるかすら知られていない」

 告示目前の今も、立候補予定者たちからは、そんな嘆き節ばかりが漏れる。

 各政党は、政権交代後初の県都の市議選を「参院選の前哨戦」「今後の政局を占うバロメーター」と位置づける。党幹部を応援に呼び、県議が候補に同行するなどするが、高まらない選挙ムードに困惑を隠せない。

 県選出国会議員の数で自民に肩を並べた民主は、地方議員数を増やすことが急務だが、市議選で公認や推薦を予定しているのは計3人。民主現職は1人だけで、横山博幸・県連幹事長は「市議選は地区割りができており、入るスキがない。候補を絞らなければ県連の力も分散する」とする。

 対する自民は、前回より3人多い17人の候補者を見込む。清家俊蔵・県連幹事長は「政権交代があったのに、前回より候補者を増やすことができた」と手応えをにじませるが、「一番身近な選挙のはずなのに、過去最低だった前回の投票率(54・3%)を下回るのでは」と低調さに気をもむ。

 市議選が盛り上がりに欠ける理由として与野党問わず挙げるのが、政治不信の高まりだ。

 政権交代での鳩山政権への熱狂が徐々に失望に変わる一方、内紛を繰り返す自民へと支持が回帰することもない。公明党の笹岡博之・県本部代表は「『政治なんて誰がやっても一緒』と思われているのでは。このまま参院選に進むことは憂うべき状況だ」と懸念する。

■「政策立案能力高めねば」議員■

 市民の冷たい反応を目の当たりにし、現職議員らからは、市議会のあり方への反省の声も聞こえてくる。

 この4年間、理事者側が出した予算案や条例案について、市議会は一切修正を加えることなく可決し、議員提案による条例の新規制定は一例もない。

 松山大法学部の学生(21)は「議会がどういう役割を果たしているのかが見えてこない」と首をひねり、同市南江戸の主婦(70)は「当選することが目的になっていて、議員自身が冷めている印象がある」と批判的だ。

 ある現職議員は「政策立案能力を高めなければ、議会の存在意義が問われる」と話し、別のベテラン議員も「地元への利益誘導ではなく、政策で貢献できる議員が求められている」と力説。中村時広市長も「行政も議会も、地域の課題を解決する具体的な施策の提案ができなければ、市民から振り向いてもらえなくなるのでは」と話す。

 1週間の舌戦で市民の関心をどれだけ引きつけ、棄権という“議会不信任票”を減らすことができるか。立候補者全員に、厳しく突きつけられている。

(2010年4月16日 読売新聞)


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