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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

632チバQ:2010/03/26(金) 22:05:52
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20100325-OYT8T01129.htm
市議「税金の無駄」「残念」 五輪検討費削除修正案 可決
 広島市の2010年度当初予算案で、20年夏季五輪招致の検討費が全額削除された修正案が市議会予算特別委員会で可決された25日、修正案に賛成した市議の多くは財政面の課題を指摘した。一方、修正案に反対した市議からは、「今は検討の入り口。議会がそれを閉ざしたのは残念だ」との声が聞かれた。

 この日の予算特別委員会では、修正案を提出した、山田春男議員(ひろしま政和クラブ)が「財政の課題に納得いく理由が示されず、市民の大切な税金を無駄にすることはできない」と、提案理由を説明。採決では、自民新政クラブやひろしま政和クラブ、公明各会派などの議員が起立して賛成し、修正案が可決されると、出席していた秋葉市長は厳しい表情を見せた。

 委員会終了後、山田議員は「(市からは)五輪がどうしても必要だという熱意を感じなかった。財政状況にも無理がある」と話した。

 一方、修正案に反対した村上厚子議員(共産)は「財政的には困難だと思うが、核廃絶という世界的な課題を目標とした理念は夢があるし、(市民の)賛同も得ている」と述べた。

 秋葉市長はこの日は取材に応じず、26日の市議会本会議終了後に記者会見を行うとした。

(2010年3月26日 読売新聞)


http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201003260051.html
五輪招致 「公明票」見誤る '10/3/26

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 広島市の五輪招致構想に、大きな「壁」が立ちはだかった。25日、広島市議会(定数55人)の予算特別委員会が決めた検討費削除。自民党系2会派が検討費を削る修正案を提出した23日以降、慌てた市は反対派の切り崩しに奔走してきた。しかし、修正案の賛成が、ぎりぎり過半数に達した。本格的な五輪招致の検討に踏み出すか否か―。賛否の攻防は、26日の本会議前夜も続いた。

 予特委前日の24日。「検討費が議会を通らないのか」。市の担当職員は、修正案の賛成が過半数を上回る勢いだと知り、驚きの声を上げた。修正案の提案者には、2会派の幹事長しか名を連ねていなかった。両会派の議員を合わせても18人。過半数には遠く及ばない。市側は、予特委の審議が最終局面を迎えるまで「通る」と踏んでいた。

 市側の読みには、別の根拠もあった。市議会内で議案の可否を左右してきた公明党(8人)は、反対しないと見込んでいた。

 2月の衆院予算委員会。「ぜひ、広島の五輪招致の応援を」。公明党政調会長の斉藤鉄夫衆院議員(比例中国)が、鳩山由紀夫首相に求めた。「私としても大いに背中を押すことができれば」。党幹部として首相から、こうした答弁を引き出していた。

 関係者によると、市議会公明党の反対姿勢を知った斉藤氏は、東京から電話で議員に翻意を促した。が、物別れに終わったという。市議会公明党の幹部が予特委の終了後に語った。「地方のことは独自に判断している」

 今定例会の質疑では、構想を突然打ち上げた秋葉忠利市長の手法への批判や財政的な懸念が相次いだ。市側はしかし、「五輪構想を根本的に否定する議員は大勢ではない」と受け止めていた。

 それだけに、公明党や他会派の一部議員が修正案に同調すると分かった市側の衝撃は大きかった。「完全に見誤っていた」。市幹部の一人が漏らす。

 劣勢に気付いた市側は、予特委採決の前々日から巻き返し策に打って出る。副市長が慌ただしく反対派の議員を回り、市の原案に賛成するよう頼み込む。秋葉市長も直接、議員や後援者に電話をして説得を試みる。

 予特委の採決では、2人が前日までの立場を翻し、修正案の反対に回った。棄権する議員も出た。本会議では予特委で採決に加わらなかった委員長、賛否同数の場合は議長も採決に加わる。2人はともに五輪構想に賛成とみられ、市側はかすかな望みをつなぐ。

 核兵器廃絶を支柱に、秋葉市長が提唱する五輪招致構想。市議会の賛否の振り子は、市長に新たな決断を迫る側へと傾く。


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