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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

596チバQ:2010/01/14(木) 22:50:58
http://mainichi.jp/area/kagawa/news/20100114ddlk37010625000c.html
ルポ香川:三豊市ダブル選、17日告示 域合併から4年、一体感育たないまま /香川
 ◇新たな街の姿描けるか−−マイナスの声も
 三豊市長・市議選が17日告示、24日投開票される。06年1月に7町が広域合併した直後に続きダブル選は2度目だが、市議選は今回から旧町ごとの選挙区が廃止されて「全市1区」に。合併で変わった住民の意識を受け止める初の選挙だ。「寄り合い所帯」といわれながら歩み出して4年。だが、住民の間には、合併に対する不満が少なくなく、一体感に乏しいのが現状のようだ。【松田学】

 同市高瀬町のJR高瀬駅。平屋の小さな駅舎。昼間は特急が止まらない。駅前の狭い道路を車がきゅうくつそうに行き交う。初めてこの駅に降り立った人は「ここが人口約7万人、県内3番目の市の玄関口」と聞いたら驚くだろう。

 同市は高瀬、詫間、豊中、三野、山本、仁尾、財田の7町が広域合併して誕生。3パターンの組み合わせの「合併協議会」が設立されるなど激論の末だったが、いまだに「中心地もなく、中途半端な合併」という指摘も。

 気候が温暖な同市では、稲作だけでなく、花や果樹栽培も盛ん。農業は基幹産業だ。しかし、同市財田町で農業生産法人を経営する星川昭志さん(67)は「農業に関して言えば、市になってからデメリットの方が多い」とため息をつく。「町時代なら、役場の職員とは顔見知りで、個々の農家を手取り足取り指導してくれた。行政についていけば、まず間違いはなかった。ところが、町役場が市の支所になると、人員は減り、権限もなくなり、今は頼るものがない」とこぼす。

 市内には、約2800の事業者(個人経営含む)がある。「商工会商業部会」「町経営者協会」など、経済団体が13もあり、主に旧町単位で活動している。昨年11月、市が音頭を取り、各団体から役員を出し「市中小企業振興協議会」を発足させた。「ばらばらではいい知恵は浮かばない。各団体が情報を共有し、戦略的に市の経済を底上げするのが狙い」(丸戸研二・市政策部次長)。

 会長には市内でヒヨコのふ化場を経営する新延(にいのべ)修さん(62)が就いた。新延さんは「旧町単位に散らばる優秀な頭脳や技術を一本化できる。われわれが率先して一つにまとまった姿を住民に示したい」と意欲的だ。

 2年前、同市にUターンした男性(64)は言う。「住民が『市』に住んでいるという実感が持てるような、都市としてのたたずまいを整える施策も、少しずつでいいから進めていってほしい」

 選挙では、有権者の前に新たな街の姿が描き出されるだろうか。


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