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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

460チバQ:2009/10/21(水) 22:20:35
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20091021ddlk31010404000c.html
漂流斎場:倉吉市長選の焦点/下 灘手、分裂に不安 /鳥取
 新斎場建設予定地の灘手地区は、9集落で構成されている。地区人口は09年2月現在、356世帯1081人。地域社会が健在で、子供からお年寄りまでが全員参加で運動会や文化祭を開催している。ところが、斎場建設問題が原因で昨年、ある集落が文化祭への参加を取りやめた。新斎場は、決して大きくはない地区を2分しようとしている。

 新斎場は、鳥取中部ふるさと広域連合を構成する倉吉▽湯梨浜▽北栄▽三朝の1市3町の住民を対象にしている。年間の受け入れは約1200件。摩瑠山斎場の老朽化は激しく、新斎場を求める声は切実だが、付随する問題を同地区が一手に押しつけられた格好だ。

 元地権者の一人で、斎場建設に反対する谷自治公民館長の長柄收さん(68)は、市に対して土地の譲渡無効を求める訴訟で控訴に踏み切った。06年6月、市に寄付した採石場跡地が予定地に上がっていることを新聞で知り、「行政のやり方は一方的」と不信感を募らせた。

 選挙の結果次第で「数で押されるかもしれない。“灘手の住民対他の市民”となるかもしれない」という不安はある。それでも反対の声を上げ続けるつもりだ。「他の市民にも一緒に考えてほしい」と訴える。

 地区で唯一の市立灘手小学校の児童数は49人。市内14校で最も児童が少ない。地区人口を年代別にみると、0〜14歳の106人に対し65歳以上は3倍以上の355人。高齢過疎化を食い止められないでいる。

 地区住民約40人が参加する容認派の「灘手の明日を語る会」の代表、宮本和正さん(58)は、建設により小学校の存続や雇用創出、路線バスの便数増などに期待している。

 08年に広域連合が開いた新斎場や周辺の整備計画の説明会にも参加した。「建設に反対する気持ちは理解できる。ただ地区の現状を考え、これからも灘手で生活していくためには苦肉の策だ」と斎場と共生する道を選んだ。

 宮本さんも当初は反対だった。今ももろ手を挙げて歓迎しているわけではない。「受け入れるなら最善の形で」と広域連合に対して供用開始後の定期的な環境調査や道路整備などを要望している。

 新斎場の建設計画が持ち上がって3年余り。ずっと地区を揺るがしてきた。住民の男性は「元に収まるのは難しい。溝は簡単には埋まらない」とこぼす。地域の分裂をよそに、計画は「今年度中の着工」を掲げている。【武内彩】


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