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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

453チバQ:2009/10/17(土) 16:59:18
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20091017ddlk32010682000c.html
大田市政の課題:市長選を前に/下 世界遺産・石見銀山遺跡 /島根
 ◇「観光の目玉」は“黄信号” 教材としての活用策急務
 今年9月、大田市の世界遺産・石見銀山遺跡で初めて、「県地球温暖化防止活動推進員」らの研修会が行われた。地球温暖化防止に向け、普及啓発、助言、情報提供をするボランティアとして県が委嘱した推進員らは、山に入り、鉱山と街が一体となった同遺跡を見学。産業と環境の両立について学んだ。

 研修を企画した「しまね自然と環境財団」(県地球温暖化防止活動推進センター)の伊藤はるか企画員は「自然と共生しながら世界経済を動かすだけの銀を産出し続けた石見銀山は、産業、生活と経済のあるべき姿を学ぶいい材料」と語った。

 7月に世界遺産登録2周年を迎えた同遺跡。観光入り込み客数は、登録以前より増えているものの、減少傾向に。市は「世界遺産ブームがようやく落ち着いた」として、単なる観光地でなく、見て、感じて、学ぶ社会教育の「教材」としての位置を強めている。

 すでに、市内外の生徒・児童を中心に、間歩(坑道)内の見学や世界遺産センターでの実習は行われているが、一般の観光客に対しても、昨年からは「歩く観光」を目玉としてアピール。銀山の歴史を事前に“予習”してから、間歩跡や製錬所跡、鉱山とともに栄えた大森の町並みを歩く、という学習志向の観光客も増えている。

 兵庫県尼崎市から銀山を訪れた会社員の和田美佐さん(35)は「毛利氏から徳川幕府の財政を支えた銀山を実際に見られてよかった」と話していた。

 しかし、同遺跡が大田はもちろん島根全体の観光の目玉であることは変わりはない。今年に入って9月までの大森地区の入り込み客は42万6900人で、前年同期比で32%減少しており、観光地としては明らかな“黄信号”だ。市では石見銀山課を中心に、遺跡の調査と保存、より多くの集客ができる遺跡に向けて整備を模索。同遺跡の保存・活用のための「石見銀山基金」の具体的な運用を考えるNPO法人設立の準備に入っている。中世から近代の日本の歴史の証人であり、教材であるこの銀山が再び「埋もれて」しまわないための方策は、早急に求められている。【鈴木健太郎】


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