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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

452チバQ:2009/10/17(土) 16:58:33
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20091016ddlk32010441000c.html
大田市政の課題:市長選を前に/上 止まらぬ人口減少 /島根
 ◇中心街は“シャッター街” 「どこにも元気な場所ない」
 「世界遺産・石見銀山」「国立公園・三瓶山」の案内標識が立つ市の玄関口・JR山陰線大田市駅。市の中心市街地はこの南側に広がる。一番のにぎわいがあるはずの商店街は軒並み“シャッター街”と化し、行き交う人も少ない。朝から晩まで静かな通りになっている。「昔は人がたくさんいて、町中が子どもの遊び場だったんですが」。大田町に住む地元出身の無職女性(69)はため息をつく。

 「市の勢いというのは、その町の中心地、玄関口を見れば分かります。残念ながら、今は市のどこにも元気な場所はありません」と話すのは、大田商店会連合会会長である月森和弘市議(63)。地元の米穀店経営者として、中心市街地最大のイベントである「彼岸市」で街のにぎわいを取り戻そうと図る中心人物の一人だが、「商店主にとって、商圏の縮小は死活問題ですが、進む人口減少に決定的な対策はなかなか見つかりません」とあせりを見せる。

 益田、浜田と並び「石見三田(さんだ)」と呼ばれ、石見地方の主要都市の一つとされる大田だが、人口はこの3市で最も少ない。県内8市の中で唯一、過疎地域自立促進特別措置法(過疎法)に基づき、過疎対策の公債の発行などを認められた「過疎市」だ。

 05年10月、旧大田市、旧仁摩町、旧温泉津町が合併して発足した現在の市だが、合併時(10月1日時点)に4万2046人だった人口は、翌06年4月には4万1564人、08年4月には4万614人と減り続け、今年10月には3万9951人と4万人台を切っている。今年3月には、子どもの減少などを理由に、市内最後の私立幼稚園が閉園。全国的に少子高齢化が問題化しているが、「子どものいない町」に対する危機感は県内市の中でも特に大きい。市は総合計画の中で、「大田ブランド」の確立による地場産業の強化、子育て支援強化などの柱を掲げて人口の増加と流出の阻止を図っており、3歳未満の乳幼児医療無料化など独自の支援策を実施しているが、人口減少の歯止め、にぎわい復活に向けた“特効薬”は見つかっていない。

 5歳児の長女を持つ同市長久町の主婦(30)は「娘がここで大人になった時どれほど街が寂しくなっているのか、と想像してしまうと、少し怖いです。地元に残ってくれるでしょうか」と、次世代の大田に不安を見せていた。

   ◇

 任期満了に伴い、18日告示、25日に投開票が行われる大田市長選。現職、新人の無所属2人が立候補を表明している。次の4年間に向けて解決すべき市政の課題を探る。【鈴木健太郎】


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