したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4239OS5:2023/11/21(火) 16:00:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/240fd992fb77e800a8d243725caf0b5959fa25fe
「安倍王国」長門市長選で林芳正前外相支援の新人が大敗 次期衆院選へ憂い残す
11/21(火) 11:01配信

中国新聞デジタル
落選が決まった南野㊧氏への支援に感謝し、頭を下げる林氏(右)=19日、南野氏の開票事務所

 昨年7月に死去した安倍晋三元首相のお膝元、山口県長門市で19日投開票された市長選は、かつての安倍氏の支持者が分裂する中、現職が再選した。自民党の林芳正前外相が支援した党推薦の新人は大敗。区割りが変わる次期衆院選で同市を含む新山口3区から立つ林氏は、「安倍王国」で一定の存在感を示しつつ、憂いを残す結果となった。

【写真】応援した新人の落選に肩を落とす林芳正氏(その他の写真5枚と衆院選の区割り)

■「時代にそぐわない強引な手法」
 ともに自民党系無所属の現職江原達也氏(60)と元市教委教育部長の新人南野佳子氏(60)の一騎打ちで、敗れた南野氏は公明党と連合山口の推薦も受けていた。「時代にそぐわない強引な手法が市民対自民の戦いとの印象を抱かせてしまった」。自民党県連の関係者は党推薦がプラスにならなかったと敗因を分析する。

 長門市では前回市長選でも自民支持層が割れ、江原氏が当時の現職を破って初当選した。市内には自民党支部が四つあり、今回、江原氏と南野氏は各支部に推薦願いを提出。県連は9月4日、うち3支部が推す南野氏の推薦を決めた。南野氏は8月16日に入党したばかり。「政治経験がなく、入党1カ月に満たない推薦は極めて異例」と複数党員が反発し、2支部に経緯説明の要請書を出す一幕もあった。

 同市は安倍氏が当選を重ねた現4区にある。江原氏の父は、安倍氏の父で党幹事長や外相を歴任した晋太郎氏を支え、安倍氏の地区後援会長も務めた。今回の選挙戦では安倍氏の元秘書が江原氏を応援する一方、南野氏の選対本部長に安倍氏に近かった県議が就くなど、安倍氏を支持した人が分裂した。

 林氏は、宇部、萩、美祢、山陽小野田市、山口市の一部(旧阿東町)、阿武町がエリアの現3区選出。次は宇部市と旧阿東町以外の3区エリアと4区(長門、下関市)が合わさる新3区から立つ。新3区党支部長として市長選は党推薦の南野氏を支援した。安倍家と林家は県政界のライバル。市内に張られた約千枚の南野氏との2連ポスターは安倍派の感情を逆なでした。「林に寝返ったのか」。安倍氏を支持していた県議は南野氏の応援で市内を回った際に批判を浴びた。

■「影響力の強い人をどう口説いていくか」
 衆院選が中選挙区制の時代、長門市は林家の選挙区でもあった。林氏の父で元蔵相の義郎氏は1996年の小選挙区制導入で比例中国に回り、長門などの4区は安倍氏に譲った。林氏は95年に全県が選挙区の参院議員となり、2021年衆院選で3区に転じた。

 「長門は約30年間、安倍さんだった。人のフンドシで相撲を取るのは選挙の鉄則。市長選は林さんが顔を売るまたとない機会になった」(党関係者)。告示日の12日、林氏は南野氏の選挙カーに同乗した。「私は衆院議員の林芳正です」。小さな漁港で支援者の手を力強く握り、繰り返した。「久しぶりに来ました」

 19日、林氏は山陽小野田市で事務所開きをした後、長門市に移動して開票を見守った。対立した江原氏について「溝を作ってはいけない。長門市のためにやっていかないといけない」と述べた。江原氏も「国や県のフォローは必要。しっかり話をしていきたい」。ノーサイドを強調した。

 当選に沸く江原氏の事務所。市議の一人がつぶやいた。「晋三先生、晋三先生と付いて歩いていた人が林さんにころっと変わるのを見たが、あまり票につながらなかったのでは。骨のある、影響力の強い人をどう口説いていくかが大事」。選挙のしこりを解消し、「長門の安倍派」を味方に付ける政治力が林氏に問われる。

中国新聞社


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板