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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4088OS5:2023/04/04(火) 21:07:34
12月の記事
https://www.yomiuri.co.jp/local/tokushima/feature/CO062092/20221229-OYTAT50007/
<4>徳島市政 対立根深く
2022/12/30 05:00
市長リコール署名活動
 徳島市の内藤佐和子市長のリコール(解職請求)を求めた署名活動は、市政を巡る対立の根深さを象徴する出来事となった。リコールは不成立に終わったが、警察が署名簿を押収、捜査が行われる事態に発展した。反市長派は、来年4月に予定される市議選に候補者を擁立する方針を示している。

 「現在の市政では市民の声が届かない。統一地方選は、市長の任期前に市政を変えられる唯一の機会だ」

 今月21日、「内藤市長リコールと議会を変える市民の会」の久次米尚武代表が記者会見で訴えた。久次米氏は、定数30のうち市長派が19人と多数を占める市議会の構成を入れ替えるため、30歳代から60歳代の男女6人を擁立すると発表した。

 同会は内藤市長のリコールを目指した元市議の久次米氏らが結成した団体。内藤市長本人を対象にしたリコールが不発に終わり、議会から圧力をかける方針に転じた。こうした動きに市長派のある市議は「選挙では反対派のもろさが露呈するだろう」と切って捨てた。

■事業中止に反発
 市政を巡る対立は2020年4月の市長選にさかのぼる。地元で長年、まちづくりの活動に取り組んできた内藤氏は、再選を目指していた遠藤彰良市長(当時)を「対話ができておらず、様々な計画が前に進んでいない」と批判。36歳0か月、史上最年少の女性市長として初当選した。

 内藤市長は就任直後に前市政の施策の見直しに着手した。私立の認定こども園と保育園を整備する補助事業の予算を凍結。事業の中止に反発が起き、リコール署名活動のきっかけとなった。

 署名活動は今年1月27日にスタート。久次米氏が代表を務める「内藤市長リコール住民投票の会」が市内の有権者宅への戸別訪問や街頭活動で署名を集めた。団体は3月4日、住民投票の実施に必要な市内有権者の3分の1を超える7万1530人分の署名を市選挙管理委員会に提出した。

 だが、市選管の精査で署名の重複や選挙人名簿に登録のない人の署名が確認され、約5100人分が無効と判断された。必要な署名数に満たず、住民投票実施の可能性はなくなった。

 署名簿は、有権者がその内容を確認することができる手続きに回されていたが、団体は「署名した人が市長の支持者から報復される恐れがある」と主張。突如、署名簿を取り下げ、リコールを目指した活動は終了した。

 一方、内藤市長は既に死亡している人や同じ筆跡とみられる署名があるとして、県警に告訴に向けた相談をしていることを明らかにした。県警は同29日、地方自治法違反(署名偽造)の容疑で、団体が市選管に返却を求めていた署名簿を押収。5月には市選管が刑事告発し、県警による捜査が続けられている。

■都市計画変更でも
 市は今月6日、JR徳島駅に近い新町西地区再開発事業について、都市計画の変更を行った。音楽芸術ホールを中核とした旧来の計画を、民間のマンションやホテル、商業施設を整備する内容に見直すもので、長年の課題となっていた中心市街地の再整備が動き出すことになった。

 だが同21日、計画について「公益性がなく、一部の権利者や企業のための再開発事業になっている」として、約3200人分の反対署名が内藤市長に提出された。地区内の権利者とともに署名を集めたのは、久次米氏らリコール活動に関わってきたメンバーだった。

 前市政を「対話がない」と批判してきた内藤市長だが、反対派との溝は深まり、対話は難しくなっている。

(上田裕子、おわり)


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