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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3044チバQ:2017/11/06(月) 19:36:22
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171104ddlk34010301000c.html
<選挙>呉市長選 駅前活性策、周辺一帯で開発を 人口減対策、若年層流出歯止めを /広島
11月04日 00:00毎日新聞

 呉市長選に立候補を表明している現職と新人3人がいずれも争点に挙げる「JR呉駅前の活性化策」と「人口減少対策」に焦点を当て、23万人都市が直面する課題を探った。

 市の玄関口、JR呉駅前の北口。8階建ての巨大な廃虚が目を引く。旧そごう呉店は、約3万1880万平方メートルの延べ床面積があり、市内随一の集客を誇った。しかし、2004年に駅南側に完成した大型商業施設「ゆめタウン呉」などに客足を取られて13年1月に閉店。呉駅そばの事務所を拠点に観光ボランティアを務める福原実夫さん(81)は「市外から転居した人が、駅前を見て『ゴーストタウンだと思った』という声も聞く」と憂える。

 市は、土地と建物を一括売却する方針で、来年初頭にも事業者の公募を始める。「JRと協議し、駅前一帯での開発を進める」とするが、具体的なかじ取りは市長選を経たリーダーに委ねられる。

 駅北側の六つの商店街もシャッターが目立つ。市中心部で、海軍があった戦前から栄えた呉中通商店街(通称・れんがどおり)の加盟店舗は、1989年の100店から60店(今年5月時点)に減った。空き店舗率は、2010年の9・4%から12・7%(今年8月時点)に広がった。

 市は商店街の活性化策として、05年度から、空き店舗に新規出店する事業者に対し、有識者らで審査した上で原則100万円を助成する制度を設けた。しかし、国からの交付金頼みの事業のため、市商工振興課の担当者は「いつまで続けられるか分からない。活性化策を民間の手で作ってほしい」と話す。

 若年層の市外への流出は深刻だ。15年時点の高齢化率は32・6%と、人口15万人以上の全国の都市で最も高い。若年女性人口は2010年時点で85年の3分の2に減った。20年以上も死亡数が出生数を上回っている。

 13年に総務省がまとめた住民基本台帳人口移動報告によると、年間500人以上が広島市に、200人以上が東広島市に転出していた。市は「就職口の少なさや、傾斜地が多い土地柄による住宅事情の悪さが影響している」と分析。昨年3月、5カ年計画で「呉市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、企業立地の推進や新婚・子育て世帯の定住支援などに力を入れる。

 自身も東京からUターン就職した、まちづくり支援NPO「呉サポートセンターくれシェンド」の小野香澄さん(33)は若年層の流出について「呉でなら自分の子どもが成長できると実感している人は少ない」、まちづくりについても「新たなハコモノを作っても既存の商業地域は活性化しない」と指摘する。そのうえで「埋もれた観光資源の発掘や、市民が本当に必要としているものは何かを丁寧にすくい上げてくれるリーダーが求められている」と強調した。【山田尚弘】


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