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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2636チバQ:2015/05/07(木) 23:13:57
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 いま、高知県内では約100キロの整備が終わっている。それでも当初計画の半分でしかない。
 高知県治山林道課長の安岡泰平さんは「森林率全国一の高知県では今も市町村から要望が強い。高知県も林業振興に必要と考えています」と言いながら、やや複雑そうだ。
 林野庁は1998年から事業の再評価を始め、工事の中止や休止が全国で続いた。おまけに、事業主体だった緑資源機構は2007年に発覚した官製談合事件の影響で、2007年度中に解散。事業は都道府県に移管され、国が補助金を出す形に変わった。
 高知県内の路線も工事途中でぶつ切れになっている箇所が目立つ。
 「『やりくさし』を国から押し付けられた感じはあります」と、安岡さんも口にする。
 高知県内の事業にかかったお金はどうだろう。
 機構解散の2007年度までの事業費は総額540億円余り。このうち高知県は10%、市町村は5%を負担している。事業移管後、高知県は計画を見直し、計23・3キロの整備を取りやめた。「幅7メートル」だった規格も一部で「5メートル」に縮小した。
 高知県主体になってから2013年度までの5年間、計46億円が投じられた。それでも整備は年1キロほどしか進んでいない。
 「国の財源が限られていて、とてもじゃないですが、全体の完成時期なんて言えません」
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 高知県森林組合連合会会長の戸田文友さんを高知市の事務所に訪ね、大規模林道への評価を聞いてみた。
 「確かに今まであまり木材搬出に使われていませんでした。私が行ったことがない路線もあります」
 ただ、と戸田さん。
 「効果はまさにこれからです。高知県内の山が動きだしましたからね」
 長岡郡大豊町で2年前から「高知おおとよ製材」が稼働し、2015年4月には木質バイオマス発電所が高知市に完成した。そうした動きへの期待からだ。
 「東津野・城川線の周辺ではスギやヒノキが樹齢40年を超えて伐期に入ってきた。5年から10年後には、あの道路を使って大型トレーラーで原木を運び出す光景が見られるようになりますよ」
 幡多郡三原村村長の田野正利さんも期待を寄せる。
 「宿毛市にも木質バイオマス発電所ができた。これからは林道としてむちゃくちゃ有効活用されるはず」
 土佐清水市―三原村の区間は、2014年9月に完成したばかりだ。

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 この取材中、「工事を(たくさん)しよったころはバブルやった。地元もかなり潤った。林道としてはどうかと思うけど、“負の遺産”とか記事に書かれんぜ」という声を聞いた。山の仕事が多い建設業者だ。
 しかし、道路の効果はつながってこそ。
 吾川郡仁淀川町に象徴的な場所がある。
 役場から約1時間。未舗装の狭い林道を上りきると、突然、2車線で完全舗装の大規模林道が現れる。その延長はたった1・3キロ。両端の工事は5年ほど止まったままだ。
 近くで伐採作業をしていた仁淀川森林組合の職員(55)がこぼした。
 「林道は1車線で十分。なんでここを優先して2車線にしたのか、全く分からん。自分の生きちゅううちにつながるとは思えんが…」


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