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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2407チバQ:2014/11/07(金) 18:55:08
http://www.yomiuri.co.jp/local/ehime/news/20141103-OYTNT50283.html
<模索する県都 上>ポスト道後本館発掘急ぐ
2014年11月04日
 ◇観光客ピーク時より45万人減

 松山市の観光業が、間もなく試練を迎える。今年、築120年を迎えた道後温泉本館。松山の〈ランドマーク〉が老朽化などのために、2017年秋以降に修復工事に入る。


修復工事に入ることが決まった道後温泉本館。工事中は松山市への観光客減少が懸念される(松山市道後湯之町で)

 「松山を象徴する写真はほかにないのか」

 道後温泉街の旅館経営者ら約10人が今夏、JTB国内旅行企画(東京都)とともに、本館修復中の旅行商品などを協議するプロジェクトチームを設立した。

 大手旅行業界の自主ルールでは、観光地の状況を正確に伝える決まりがある。8〜11年かかるとされる修復中は、本館の写真は使えない。出席者によると、初会合では「松山城や坊っちゃん列車では物足りない」など、パンフレットなどに載せる画像を巡って熱い議論が交わされたという。



 市も、本館に頼らない施策に取り組んでいる。

 新たに狙っているのが、外国人だ。東京―富士山―関西の「ゴールデンルート」に多くの外国人旅行客が訪れるが、観光庁は新たに「京都・広島・松山」の3都市を巡る「新ゴールデンルート」を推奨。さらに格安航空会社(LCC)が松山空港に就航したことも後押しし、13年に松山を訪れた外国人観光客数は推定6万3600人。12年から倍増して過去最高となった。

 市は、道後温泉などに無料でインターネットに接続できる公衆無線LAN「Wi―Fi(ワイファイ)」を整備するなど、外国人観光客を取り込もうと躍起だ。



 だが一方で、市全体の観光客数は伸び悩んでいる。目標の年間600万人を超えたのはしまなみ海道(西瀬戸自動車道)が開通した1999年の609万8000人(推定)だけ。13年は45万5500人減の564万2500人(同)で、10年以降は500万人台後半で推移する。

 修復工事の着工前には、本館の代替施設が近くにできる予定だが、観光客の落ち込みをどれだけ防げるか、全くわからない状況だ。

 地元の不安は大きい。道後商店街で土産物店を営む女性(78)は「新しい入浴場に人が来てくれるか分からない。市には観光客ができるだけ減らないような策を考えてほしい」と訴える。

 愛媛大学法文学部の井口梓准教授(観光文化論)は「本館への依存度が大きかったが、今後は趣のある温泉街の裏道を紹介したり、サイクリングブームを利用したりして、街全体の観光資源を生かして観光客を呼び込んでいくべきだ」と、多面的な観光戦略の必要性を指摘する。

 昨年は松山城二之丸史跡庭園がロマンチックな観光地「恋人の聖地」に認定された。今年はJR四国のレトロな観光列車「伊予灘ものがたり」が運行を始めるなど、新たな観光客の呼び水も生まれている。そうした点在する観光資源をいかに結びつけ、人を呼び込むか。柔軟な発想が求められそうだ。



 松山市長選が9日告示、16日に投開票される。約52万人が居住する四国最大都市の課題を探る。

2014年11月04日 Copyright © The Yomiuri Shimbun


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