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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ
2406
:
チバQ
:2014/11/06(木) 22:59:46
http://www.yomiuri.co.jp/local/ehime/feature/CO011391/20141027-OYTAT50047.html
2014えひめ県政考
<5>キウイ、柑橘、養殖魚生産 全国1位…常勝ブランド 開発躍起
2014年10月28日 05時00分
キウイフルーツの樹木伐採現場を視察する横山政務官ら農水省関係者ら(5月25日、西条市で)
県果樹研究センターの篠崎毅・主任研究員(52)が26日、成田空港からイタリアへ向かった。「有効な防除対策を持ち帰りたい」。日本一の産地を襲った「キウイフルーツかいよう病」の感染防止対策調査のためだ。
5月2日だった。西条、今治両市のキウイ栽培園地の木が、国内初のかいよう病「Psa3系統」に感染していることが判明した。イタリアなどで猛威をふるった感染病で、樹木を枯死させることもある上に感染力も強い。感染木はその後も続々と見つかった。果実を食べても人体に影響はないが、蔓延まんえんすれば風評被害でキウイ離れが起こる恐れもあった。県は、発病した園地の「全伐採」の要請を決定する。
「なんで全部切らにゃいかん。収入はどうなるんだ」。「もっと様子を見てから判断したらええじゃないか」
全伐採を求める県職員らに、農家は猛反発。丹精込めて育て、収入を支える木の伐採は受け入れがたい。県の説得が続けられた。
国も事態を重視し、5月には横山信一・農林水産政務官が西条市の伐採された園地を視察した。生産者や農協関係者らの意見を聞いた。
◇
県内のキウイは1980年前後から、官民一体で育成してきた経緯がある。価格が低迷する温州ミカンの栽培農家などへ、県が奨励金を出して転作を奨励。生産量は昨年まで28年連続日本一を誇り、生産額は約24億円となるまでに成長した。
県は7月、ニュージーランド産の特定の輸入花粉が感染源である可能性が高いと発表した。初期に確認された症状の重い園地は花粉から直接感染し、後発の症状の軽い園地は風雨などで運ばれてきた病原菌で二次感染したとみられた。園地内の一部に限られて被害が軽く、薬剤での対応が可能な場合は、発症した木や枝などを切る部分伐採での対処も可能として当初方針を変更した。
かいよう病はこれまでに、47園地(6・86ヘクタール)に被害を及ぼした。うち全伐採した園地は26園地(4・07ヘクタール)。被害額は最大9480万円と推計される。県は9月の補正予算で、全伐採した農家に営農再開に向けた支援金や施設整備のために2370万円を計上した。
◇
キウイや柑橘かんきつ、養殖魚などは生産量日本一を誇る。しかし取り巻く環境は厳しい。マダイやブリなど魚類養殖の生産量は愛媛が78年から日本一だが、2003年をピークに魚離れの影響で減少。柑橘は、中晩柑類と温州ミカンを合わせた量(11年)は38年連続で全国1位をキープするが、温州ミカンだけで見ると、04年に34年間守り続けたトップの座を和歌山に明け渡して以降、2位に甘んじる。1人あたりの購入量も、75年のピーク時(20キロ)から12年には5分の1(4キロ)にまで減ってしまった。
消費者の好みや選択肢は多様化し、生産量トップにあぐらをかいていられる時代ではなくなった。県は、新たな魚種や高級路線の柑橘の開発などに取り組む。
「ゼリーのような食感」のキャッチコピーで売り出した柑橘「紅まどんな」は、人気ブランドに成長し、贈答用では1個1000円前後の値が付くこともある。イヨカンの果皮から出る油分を餌に加え、マダイなどに柑橘の香りをつけた「みかんフィッシュ」も誕生させた。県ブランド戦略課の松田雄彦主幹は「今の時代、ブランド力を付けなければ競争に打ち勝てない。県産品の売り方を磨いていきたい」と強調する。
豊かな海と山、里の幸を守りながら、いかに厳しい競争の中を勝ち抜くか。県の施策が成長を左右する。(おわり)
◇売り込む余地まだある
益基ますもとい・ひめぎん情報センター長(68)の話「自然に恵まれ、生産者のたゆまぬ努力で質を上げてきたミカンなどの県産品。売り込む余地はまだある。和食ブームが続く海外への売り込み強化はもちろんだが、外国人観光客に愛媛の食をアピールしてファンになってもらうのも一つの方法だ」
(この連載は蛭川眞貴、梅本寛之、梶原善久、北澤慶介が担当しました)
2014年10月28日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbu
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