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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2322チバQ:2014/05/08(木) 20:44:57
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20140508000187
直島町の課題 町長選を前に/芸術の島に過疎の波
2014/05/08 09:41

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大勢の観光客でにぎわった「瀬戸内国際芸術祭2013」。過疎化が懸念される中、いかに定住人口の増加につなげるかが問われている(資料)
 現職の辞職に伴う直島町長選が13日告示、18日投開票される。島を挙げたアートプロジェクトで脚光を浴びている同町。観光振興策が成果を挙げる一方、少子高齢化は着実に進み、過疎化への懸念は一層強まっている。選挙戦を前に町の課題を探った。

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 3174人。町の今年3月末の人口だ。65歳以上の高齢化率は33・87%。町によると、この10年間で人口は1割減り、高齢化率は約6ポイント上昇した。

 「若い子は進学で島を出たら、そのまま島外で就職して家庭を築くケースが多い」。ある男性はこうこぼす。推計では、2024年の町人口は2730人にまで減る見通しだ。

 一方、交流人口は飛躍的に伸びている。町の統計では、11年の観光客数は約40万人と02年(約5万人)の8倍を記録した。背景にあるのがアートだ。1989年に始まったベネッセアートサイト直島や、過去2回の瀬戸内国際芸術祭の効果により、町は県内屈指の観光スポットに。海外からの注目度も高く、大勢の外国人観光客が地中美術館や家プロジェクトなどを訪れている。

 「アートを核にした観光振興策は確実に地域活性化につながっている」(町担当者)。交流人口の増加を若い世代を呼び込む好機ととらえ、人口増にどう結びつけるか。これが島の将来を握っている。

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 人口増につながる施策の一つが、県内外からの移住者の受け入れ。直島町にもここ2年で約50人が移り住んだが、受け入れのネックとなっているのが、住宅の問題だ。

 離島である町内には賃貸住宅が少なく、町が紹介業務を行う住宅も一軒家の売り物件がほとんど。若い世代には資金面のハードルは高く、島で暮らそうと家を探したが、賃貸物件がなく移住を諦めた人もいる。

 このような状況下、町は本年度、島に点在する空き家調査に初めて本格的に着手する。移住者や若い世代が暮らすための住宅整備に本腰を入れる考えだが、島暮らしに注目が集まっているだけに住む場所を提供する体制づくりは急務だ。

 住居と同じく重要なのが就労事情。移住者やUターン希望者にとって、職の情報は得にくい。島での状況が分からなければ、特に若い世代の定住にはつながらない。独自の雇用支援策を示すと同時に、島での働き方が分かるような情報も必要と言える。

 また、子育て環境の充実は欠かせない。現在、町内には産科医はおらず、妊婦は島外の病院で出産しているのが実情。町は4月から妊婦健診の交通費助成を始めたが、より子どもが産みやすく、育てやすい環境づくりをどう進めるか。子育て世代に優しい取り組みも求められる。
(報道部・小川莉奈)


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