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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2303チバQ:2014/04/15(火) 21:24:16
http://www.yomiuri.co.jp/local/hiroshima/feature/CO006513/20140409-OYTAT50064.html
市中心部活性化が急務 商店街「住民の意見聞いて」
2014年04月10日 05時00分
 「こんなに大勢の人で町がにぎわったのは、いつのことだったっけ――」。3月22、23両日に府中市内の3会場で開かれた「2014関西・中国・四国B―1グランプリ(GP)in府中」(同実行委主催)には、2日間で14万8000人(主催者発表)が詰めかけた。地元商店街は、府中味噌(みそ)など特産品を紹介するイベントで来場者を誘導し、空前のにぎわいを見せた。


シャッターの目立つ商店街(府中市府中町で) しかし、その陰で、市は今月、全域が「過疎地域」となった。国勢調査で1985年から2010年の人口減少率が22・5%に達し、基準の19%を超えた。10〜12年度の平均財政力指数も基準(0・49)以下の0・48だった。市は「人口減少の歯止めには、市中心部の活性化が課題」とする。

 このため、市は07年5月から、「中心市街地活性化基本計画」に基づいて取り組み、13年4月からは第2期(18年3月まで)に入っている。08年4月に元町に小中一貫の府中学園を新設したり、商店街にイベントができるスペース「みんなの公園」(府中町)を整備したりといった事業を進めてきた。

 また、同計画の一環で、07年11月、住民有志の設立した会社が、明治時代の料亭旅館をカフェなどに改装し、複合施設「恋しき」(同)をオープンしたほか、府中商工会議所が13年12月から、商店街の空き店舗を改装して貸し出し事業を始めた。

 改装した空き店舗には、広島市内などから2店が進出し、府中学園や「みんなの公園」は、B―1GPの会場として使われた。今後、市はスーパー「府中天満屋」横に「道の駅」や路線バスなどが乗り入れるロータリー整備を予定している。

 一方、これらの施策について、「本当に商店街の活性化につながっているのか」と府中町の「本通り商店街」で商店を経営する男性(65)は疑問を示す。

 同商店街は月1回の特別市や夏季の週末に夜店を開くなど独自の努力を続けてきた。1980年頃には約50店が軒を連ねたが、過去5年で6店が廃業し、現在は25店。ある商店主は「1990年頃と比べると、売り上げは半分以下。私の代で終わり」と寂しそうにつぶやいた。市全域でも2012年の「卸売・小売業」の事業所数は、09年から80か所減って627事業所となった。

 同商店街の平山輝昌代表は、新規開業者や観光客の呼び込みを評価しつつも、「既存の商店主や住民の意見に耳を傾けてほしい」と話した。別の商店経営男性は「新しい客だけでなく、地元高齢者の要望に応えた店を集めるといった構想も必要だ」と訴えた。

 市産業活性課の杉島賢治課長は「住民の意見も参考に、どんな支援ができるのか検討したい」と話す。

 地域活性化には、行政の施策だけでなく、生活する商店主や住民らの視点も不可欠。にぎわい復活のため、官民が一体となった取り組みが求められる。

(この連載は、福本雅俊が担当しました)


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